JPH09323075A - プラスチック・金属積層体廃棄物からの金属回収方法 - Google Patents
プラスチック・金属積層体廃棄物からの金属回収方法Info
- Publication number
- JPH09323075A JPH09323075A JP8165167A JP16516796A JPH09323075A JP H09323075 A JPH09323075 A JP H09323075A JP 8165167 A JP8165167 A JP 8165167A JP 16516796 A JP16516796 A JP 16516796A JP H09323075 A JPH09323075 A JP H09323075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- plastic
- waste
- recovery method
- sand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
ム等の金属をラミネート状に積層した包装材料、電子基
板、電線類等の廃棄物から、金属のみを酸化されないク
リーンな状態で回収することができる金属回収方法を提
供する。 【解決手段】 プラスチック・金属積層体の廃棄物16
を、金属の融点以下の温度及びプラスチックを熱分解1
8する以上の温度の熱媒体17と、伝熱面を介して間接
接触9させることにより、プラスチック分を除去し金属
を回収19することを特徴とする金属回収方法としたも
のであり、前記廃棄物の間接接触は、無酸素雰囲気下で
行うか、又は含酸素ガス供給下に行い、該熱媒体は、移
動層又は流動層を形成している。
Description
属積層体廃棄物からの金属回収方法に係り、特にポリエ
ステル、エポキシ等のプラスチックとアルミニウム及び
鋼、銅等の金属をラミネート状に積層した包装材料の廃
棄物、電線類及び銅箔を内蔵したプラスチック積層の電
子基板の廃棄物を熱処理して、金属のみを酸化されない
クリーンな状態で回収する方法に関する。
ューブ等のラミネート包装材やビール、ジュース等の飲
料缶、食料缶、電子計算機並びに各種制御機の普及に伴
い、容器製造や基板工程において発生する切断片等の廃
棄物が大量に発生し、また、それら容器や電子機器の使
用後廃棄物の大量発生に伴ない、その処理に困窮してい
る。この種の包装材料には高品位のアルミニウムが用い
られることが多く、また、電子用基板には高品位の銅箔
が用いられ、これらの大半は現在埋め立て処分に付され
ており、その有効利用が強く望まれている。従って、プ
ラスチック分のみを熱処理により除去する一方、金属を
高品位を保ったままの状態で回収してリサイクル利用す
れば、資源の有効利用もしくは廃棄物投棄量の低減の上
から大いに有効となる。ポリエステル、エポキシ等のプ
ラスチックとアルミニウムや鋼、銅をラミネート状に積
層した包装材料、缶材、基板材等の廃棄物を燃焼して、
アルミニウム等の金属のみを回収しようとする試みがあ
るが、酸化雰囲気で燃焼させるため金属の一部が酸化さ
れるという問題があった。また、燃焼のために大量の空
気を供給すると、薄い箔状の金属は、燃焼排ガスに同伴
して舞い上がり、煙道やガス処理装置の内部に堆積する
といった問題もあった。
題を解決し、ポリエステル等のプラスチックとアルミニ
ウム等の金属をラミネート状に積層した包装材料、缶
材、電線、基板材等の廃棄物から、金属のみを酸化され
ないクリーンな状態で回収する金属回収方法を提供する
ことを課題とする。
に、本発明では、プラスチック・金属積層体の廃棄物
を、金属の融点以下の温度及びプラスチックを熱分解す
る以上の温度の熱媒体、好ましくは400〜600℃の
熱媒体と、伝熱面を介して間接接触させることにより、
プラスチック分を除去し金属を回収することを特徴とす
る金属回収方法としたものである。前記方法において、
廃棄物の熱分解は、無酸素雰囲気下で行うか、又は含酸
素ガス供給下にて行い、前記金属としてはアルミニウ
ム、鋼、銅、他の積層体を構成する金属が使用でき、ま
た、前記熱媒体は、移動層又は流動層を形成しているの
がよく、そして、金属の回収は、排出した金属とプラス
チックの分解生成物との混合物を篩分け等の分別により
行うことができる。熱媒体としては、上記温度域及びそ
れ以下の温度域において、熱的に不活性なものであれば
いずれも使用できる。形状的には粒状物が好ましく、流
動床炉の流動媒体を用いることができる。例えば、流動
床燃焼炉の流動砂として用いられる珪砂(粒径0.5〜
1mm程度)が好適な熱媒体である。
本発明では、プラスチック・金属積層体廃棄物、例え
ば、包装材料、缶材、電線類、基板材等の廃棄物と、金
属の融点以下の所定温度に制御した砂等の熱媒体を、伝
熱面を介して間接接触させることにより、プラスチック
分のみが熱分解され、残った金属は酸化されないクリー
ンな状態で回収される。具体的には、高温の砂の移動層
あるいは流動層中に、例えば、シェル・アンド・チュー
ブ型の熱交換器を設置し、同チューブ内に送り機構を備
えて外部から駆動し、この中に予め細断しておいたプラ
スチック・金属積層体廃棄物を、空気を断った状態で定
量供給することにより、プラスチック分は無酸素下で熱
分解され、ガス/タールといった気体成分と固体の炭化
物になる。
篩分け等の分別工程を経て、燃料としてガス/タールと
共に別置焼却炉等に送られる。金属箔は、炭化物に比べ
サイズが大きいため、分別工程には篩分けが好適であ
る。あるいは、上記熱交換器のチューブに微量の空気を
供給することにより、細断したプラスチック・金属積層
体廃棄物のプラスチック分は、部分燃焼により熱分解さ
れる。この場合、炭化物はガス化されてCOもしくはC
O2 となるため、回収された金属中にはほとんど残らな
い。従って、金属箔等と炭化物を分別する工程が省略で
きる。
する。図1は、本発明の金属回収方法を適用した燃焼装
置の全体構成図、図2は熱分解部分の部分拡大図であ
る。図1及び図2において、1は流動床燃焼炉、2はそ
の流動層部、3は不燃物排出シュート、4は砂排出機、
5は砂搬送コンベア、6は振動篩、7は砂エレベータ、
8は熱分解用チューブ、9は熱分解炉、10は上限の1
1は下限の検出用レベルスイッチ、12はポリエステル
・アルミニウム積層体廃棄物の供給機、13は砂排出機
である。次に図1及び図2の各構成を具体的に説明する
と、1は積層体廃棄物以外の可燃物を大量に燃焼処理す
るための流動床燃焼炉で、炉底の不燃物排出シュート3
から流動媒体である砂と粗大不燃物22が連続排出され
る。なお、不燃物排出シュート3は水冷ジャケット構造
となっており、排出物は所定の温度まで冷却される。排
出された砂と粗大不燃物22は、搬送コンベア5によ
り、振動篩6に供給され、細かな砂17と粗大な不燃物
23に分別されるか、又は、分別されずにそのまま金属
回収装置である熱分解炉9に搬送される。
おり、炉底に設置された砂排出機13により連続的に排
出される。このため、熱分解炉9の内部には高温の砂の
移動層(移動方向は上から下)が形成されている。熱分
解炉9の側面に設けた砂レベルの上限検出用レベルスイ
ッチ10と下限検出用レベルスイッチ11により、熱分
解炉9内の砂レベルはほぼ一定の高さに保たれる。すな
わち、砂排出機13は能力的に砂搬送コンベア5より低
めに設計されているため、上限レベルスイッチ10が砂
レベルを検知すると、砂搬送コンベア5は自動的に運転
を停止し、砂エレベータ7より砂は、接続パイプを伝わ
って直接燃焼炉1に戻される。この間、砂排出機13は
運転されたままである。
ル・アルミニウム等の積層体廃棄物の破砕物16の供給
機12が接続され、予めせん断破砕機によって細破砕さ
れた積層体廃棄物16が供給される。ガス化炉9に投入
された積層体廃棄物は、高温の砂の移動層中に設備され
たシェル・アンド・チューブ式熱交換チューブ8内に取
り込まれることにより、プラスチック分のみが無酸素下
で速やかに熱分解され、ガス、タールの気体成分と炭化
物になる。一方、アルミ箔等は、酸化を受けない状態で
チューブ中に残る。アルミ箔等と炭化物を含む固体は、
熱分解炉9より排出され、振動篩20によって粗大なア
ルミ箔等19のみが細かな炭化物と分けられ、リサイク
ル可能なクリーンな性状で回収される。熱分解炉9内で
プラスチック分がガス化する際発生する熱分解ガス18
は、直接燃焼炉1の上部に供給され燃焼される。分別さ
れた炭化物は、流動床燃焼炉1に送られ、燃料として燃
焼される。
制御された空気15を送入することも可能である。これ
により、該プラスチック・アルミニウム等積層体廃棄物
のプラスチックは部分燃焼するため、炭化物のガス化が
促進される。空気15の供給制御により、該プラスチッ
ク・アルミニウム等積層体廃棄物の熱分解プロセスの円
滑簡素化を図ることが可能となる。熱分解炉9内では、
送り込まれた空気15中の酸素により、プラスチックの
部分燃焼が起きるが、チューブは還元雰囲気に保たれて
いるので、金属は酸化されない状態で取り出すことがで
きる。
クとアルミニウム等の金属をラミネート状に積層した包
装材料の廃棄物の外、電子基板廃棄物、廃電線等のプラ
スチックの金属積層体を、金属の融点より低い媒体と間
接的に接触することにより熱分解し、金属のみを酸化さ
れないクリーンな、すなわちリサイクル可能な状態で回
収する方法を提供するものである。本発明の適用によ
り、プラスチック・金属積層体廃棄物より金属を高品位
に保ったままの状態で回収出来ることは、資源の有効利
用もしくは廃棄物投棄量の低減の上から大いに有効であ
る。
体構成図。
ート、4:砂排出機、5:砂搬送コンベア、6:振動
篩、7:砂エレベータ、8:熱分解用チューブ、9:熱
分解炉、10:上限検出用レベルスイッチ、11:下限
の検出用レベルスイッチ、12:廃棄物の供給機、1
3:砂排出機、15:部分燃焼用空気、16:積層体廃
棄物、17:砂、18:熱分解ガス、19:回収アルミ
ニウム等金属、20:振動篩、21:燃焼排ガス、2
2:砂+不燃物、23:不燃物、24:空気、
Claims (6)
- 【請求項1】 プラスチック・金属積層体の廃棄物を、
金属の融点以下及びプラスチックを熱分解する以上の温
度の熱媒体と、伝熱面を介して間接接触させることによ
り、プラスチック分を除去し金属を回収することを特徴
とする金属回収方法。 - 【請求項2】 前記廃棄物の熱媒体との間接接触は、無
酸素、又は含酸素ガス供給下の還元雰囲気のもとで行う
ことを特徴とする請求項1記載の金属回収方法。 - 【請求項3】 前記金属が、アルミニウム、鋼、銅、他
の積層体を構成する金属である請求項1又は2記載の金
属回収方法。 - 【請求項4】 前記熱媒体が、移動層又は流動層を形成
していることを特徴とする請求項1、2又は3記載の金
属回収方法。 - 【請求項5】 前記熱媒体が、流動床炉の流動媒体であ
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の
金属回収方法。 - 【請求項6】 前記金属の回収が、排出した金属とプラ
スチックの分解生成物との混合物を分別することにより
行われることを特徴とする請求項1記載の金属回収方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165167A JPH09323075A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | プラスチック・金属積層体廃棄物からの金属回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165167A JPH09323075A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | プラスチック・金属積層体廃棄物からの金属回収方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09323075A true JPH09323075A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15807139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8165167A Pending JPH09323075A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | プラスチック・金属積層体廃棄物からの金属回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09323075A (ja) |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP8165167A patent/JPH09323075A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1979497B1 (en) | Process for recycling aluminium-bearing composite materials | |
| US6336601B1 (en) | Method for separating metallic material from waste printed circuit boards, and dry distillation apparatus used for waste treatment | |
| US4915039A (en) | Process for heat-treating refuse and equipment to carry out the process | |
| NL8600881A (nl) | Afval-vernietiging. | |
| JPH0425078B2 (ja) | ||
| WO1997049953A1 (en) | Method for fusion treating a solid waste for gasification | |
| EP0728221B1 (en) | Process for combined decoating and melting of aluminum scrap contaminated with organics | |
| US20070113705A1 (en) | Process and apparatus for use in recycling composite materials | |
| CN112760119A (zh) | 一种废塑料辐射热裂解工艺及系统 | |
| JPH09279156A (ja) | 廃プラスチックス処理装置と方法 | |
| US4508564A (en) | Scrap metal reclaiming process | |
| JPH09323075A (ja) | プラスチック・金属積層体廃棄物からの金属回収方法 | |
| CN118202021A (zh) | 由废塑料生产热解油的方法 | |
| JPH09170034A (ja) | 廃棄物からの金属回収方法 | |
| JPH09323077A (ja) | プラスチック・金属積層体廃棄物からの金属回収方法 | |
| JP2001517270A (ja) | 金属および有機物質を含有する材料の金属分離を含む処理工程 | |
| JP2001049265A (ja) | 油から汚染要因物を除去する熱的方法 | |
| JPH09323076A (ja) | プラスチック・金属積層体廃棄物からの金属回収方法 | |
| JP2000210650A (ja) | 電子機器廃棄物の処理方法 | |
| JP2003213269A (ja) | 高温炭化装置および高温炭化方法 | |
| JPH04350408A (ja) | 廃棄物処理装置 | |
| JPH0931552A (ja) | 金属容器混合廃棄物の再資源化方法及び装置 | |
| JPS5844112B2 (ja) | 深層流動層型熱分解装置 | |
| WO2004092649A1 (en) | Gasification and slagging combustion method and apparatus | |
| JP2003261887A (ja) | プラスチックの乾留ガス化方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040311 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040407 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040602 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050309 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050706 |