JPH09323111A - 圧延機内での材料トラッキング装置及びトラッキング方法 - Google Patents
圧延機内での材料トラッキング装置及びトラッキング方法Info
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- JPH09323111A JPH09323111A JP8159261A JP15926196A JPH09323111A JP H09323111 A JPH09323111 A JP H09323111A JP 8159261 A JP8159261 A JP 8159261A JP 15926196 A JP15926196 A JP 15926196A JP H09323111 A JPH09323111 A JP H09323111A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧延材の溶接部を正確にトラッキングできる
トラッキング装置及びトラッキング方法。 【解決手段】 NOi−1スタンド1a,NOiスタン
ド1bに設置した圧力計2a,2b等により鋼板の溶接
点3の到達を検出し溶接点通過信号を送出する信号監視
装置11と、溶接点通過信号により溶接点の通過を認識
したら板速計6bにより板速を検出してトラッキングの
補正係数による補正を行うトラッキング演算装置10
と、板速計による板速値と設定済みの各圧延機間等の距
離データより誤差比を演算して、次の板速値を補正する
補正係数を決定する学習補正装置8を有している。
トラッキング装置及びトラッキング方法。 【解決手段】 NOi−1スタンド1a,NOiスタン
ド1bに設置した圧力計2a,2b等により鋼板の溶接
点3の到達を検出し溶接点通過信号を送出する信号監視
装置11と、溶接点通過信号により溶接点の通過を認識
したら板速計6bにより板速を検出してトラッキングの
補正係数による補正を行うトラッキング演算装置10
と、板速計による板速値と設定済みの各圧延機間等の距
離データより誤差比を演算して、次の板速値を補正する
補正係数を決定する学習補正装置8を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンデム圧延機に
おいて走間サイズ変更あるいは異鋼種の溶接を行う際
に、これらの圧延サイズ変更点又は材料溶接部の圧延機
内トラッキングに関する。
おいて走間サイズ変更あるいは異鋼種の溶接を行う際
に、これらの圧延サイズ変更点又は材料溶接部の圧延機
内トラッキングに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鋼板の圧延において品質、歩留、
生産原単位及び生産性向上を目的として、圧延機の入側
で先行材の後端と後行材の先端とを接合し、出側で再度
剪断分割することにより、複数の材料に対し圧延を継続
する圧延の連続化が行われている。
生産原単位及び生産性向上を目的として、圧延機の入側
で先行材の後端と後行材の先端とを接合し、出側で再度
剪断分割することにより、複数の材料に対し圧延を継続
する圧延の連続化が行われている。
【0003】このような圧延の連続化では、前記溶接部
が圧延機内のどの位置にあるかのトラッキングを時事刻
々正確に行い、圧延機出側での剪断分割を最適なタイミ
ングで行ったり、先行材と後行材で板厚が異なる差厚鋼
板を圧延する場合には、その接合点でロール間隔を制御
して板厚の変更を実施することが重要である。
が圧延機内のどの位置にあるかのトラッキングを時事刻
々正確に行い、圧延機出側での剪断分割を最適なタイミ
ングで行ったり、先行材と後行材で板厚が異なる差厚鋼
板を圧延する場合には、その接合点でロール間隔を制御
して板厚の変更を実施することが重要である。
【0004】このようなトラッキングに関する技術とし
ては、特公平3−73366号に開示されている方法が
知られている。
ては、特公平3−73366号に開示されている方法が
知られている。
【0005】この技術は、トラッキングを行うべき溶接
部が前段圧延機に到達した時点で、後段圧延機に設置さ
れたパルス発信機からの信号計測を開始し、この計測パ
ルス数がスタンド間距離L、ロール直径R、ロール一回
転あたりのパルス発振数N、後進率bに基づく計数値が
予め次式、K=LN/πR(1−b)、により計算され
た値Kに達した時に溶接部が後段スタンドへ到達したと
みなして、溶接部が第i圧延機に到達した時点から第i
+1圧延機までの溶接部トラッキングを行うもので、こ
の場合は、後行材の進行によるトラッキングではなく、
後進率を用いた先行材進行量によりミル内のトラッキン
グを行うようにすることで、溶接部の移動速度をより実
際に合致推定させて、精度の高いトラッキングを目指す
ものである。
部が前段圧延機に到達した時点で、後段圧延機に設置さ
れたパルス発信機からの信号計測を開始し、この計測パ
ルス数がスタンド間距離L、ロール直径R、ロール一回
転あたりのパルス発振数N、後進率bに基づく計数値が
予め次式、K=LN/πR(1−b)、により計算され
た値Kに達した時に溶接部が後段スタンドへ到達したと
みなして、溶接部が第i圧延機に到達した時点から第i
+1圧延機までの溶接部トラッキングを行うもので、こ
の場合は、後行材の進行によるトラッキングではなく、
後進率を用いた先行材進行量によりミル内のトラッキン
グを行うようにすることで、溶接部の移動速度をより実
際に合致推定させて、精度の高いトラッキングを目指す
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、推定演算式に誤差の大きい先進率に代えて後
進率bを用いてトラッキング精度を改善しようとしてい
るが、後進率bは、先進率f、圧延機入側板厚H、出側
板厚hより、b=h/H・(1+ff)、で与えられる
もので、タンデム圧延では板厚計で計測できる圧延機間
以外の板厚は推定計算で得るしかないが、推定計算の場
合の板厚は圧延中のロールの磨耗や温度膨脹などの動的
な外乱も加わって、その精度は最大4〜5%の誤差を含
むのが通例である。そのために、上記後進率bの演算式
でhやHが5%の相対誤差を含んでいる際には、後進率
bにも同量の相対誤差を含み、これをトラッキングに用
いた場合にはその精度は著しく低下するという問題があ
る。
来例では、推定演算式に誤差の大きい先進率に代えて後
進率bを用いてトラッキング精度を改善しようとしてい
るが、後進率bは、先進率f、圧延機入側板厚H、出側
板厚hより、b=h/H・(1+ff)、で与えられる
もので、タンデム圧延では板厚計で計測できる圧延機間
以外の板厚は推定計算で得るしかないが、推定計算の場
合の板厚は圧延中のロールの磨耗や温度膨脹などの動的
な外乱も加わって、その精度は最大4〜5%の誤差を含
むのが通例である。そのために、上記後進率bの演算式
でhやHが5%の相対誤差を含んでいる際には、後進率
bにも同量の相対誤差を含み、これをトラッキングに用
いた場合にはその精度は著しく低下するという問題があ
る。
【0007】また、トラッキング時にはタンデムの各圧
延機間誤差が生じるが、前段圧延機トラッキング結果を
もとに後段圧延機間のトラッキング開始時点を選択して
いるため、誤差は前段から全て蓄積されて行き、後段に
行くほどトラッキング精度が低下するという問題があ
る。
延機間誤差が生じるが、前段圧延機トラッキング結果を
もとに後段圧延機間のトラッキング開始時点を選択して
いるため、誤差は前段から全て蓄積されて行き、後段に
行くほどトラッキング精度が低下するという問題があ
る。
【0008】依って、請求項1および請求項3,4に記
載の発明の目的は、タンデム圧延機において被圧延材の
溶接部をより正確にトラッキングできる圧延機内での材
料トラッキング装置を提供することにある。
載の発明の目的は、タンデム圧延機において被圧延材の
溶接部をより正確にトラッキングできる圧延機内での材
料トラッキング装置を提供することにある。
【0009】更に、請求項2および請求項5に記載の発
明の目的は、タンデム圧延機内で被圧延材の溶接部をエ
ラーが少なくより正確にトラッキングできる圧延機内で
の材料トラッキング方法を提供することにある。
明の目的は、タンデム圧延機内で被圧延材の溶接部をエ
ラーが少なくより正確にトラッキングできる圧延機内で
の材料トラッキング方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、先行鋼板と後行鋼板を接
合した鋼板をタンデム圧延機で圧延中に、前記鋼板の溶
接部をトラッキングする装置において、各圧延機に設置
した圧力計の検出装置による測定値より前記鋼板の溶接
部の到達を検出して溶接部通過信号を出力する信号監視
装置と、前記溶接部通過信号により溶接部の通過を認識
した圧延機の出側に設けた板速計により板速を検出し、
この検出値に予め定めてある補正係数で補正するトラッ
キング演算装置と、前記板速計により検出した板速の積
分値と予め設定してある圧延機間の距離データの比によ
り誤差比を演算して、次の接合鋼板での前記板速計測値
を補正するための前記補正係数を決定する学習補正装置
を備えている。
め、請求項1に記載の発明は、先行鋼板と後行鋼板を接
合した鋼板をタンデム圧延機で圧延中に、前記鋼板の溶
接部をトラッキングする装置において、各圧延機に設置
した圧力計の検出装置による測定値より前記鋼板の溶接
部の到達を検出して溶接部通過信号を出力する信号監視
装置と、前記溶接部通過信号により溶接部の通過を認識
した圧延機の出側に設けた板速計により板速を検出し、
この検出値に予め定めてある補正係数で補正するトラッ
キング演算装置と、前記板速計により検出した板速の積
分値と予め設定してある圧延機間の距離データの比によ
り誤差比を演算して、次の接合鋼板での前記板速計測値
を補正するための前記補正係数を決定する学習補正装置
を備えている。
【0011】この構成によれば、信号監視装置が圧力計
の荷重変化により接合点を検出したら、トラッキング演
算装置は板速を計測して学習補正装置で学習演算した補
正係数により補正して以降のトラッキングを行うので、
補正係数による精度の高い補正により誤差を低減して、
より正確なトラッキングを行うことができる。
の荷重変化により接合点を検出したら、トラッキング演
算装置は板速を計測して学習補正装置で学習演算した補
正係数により補正して以降のトラッキングを行うので、
補正係数による精度の高い補正により誤差を低減して、
より正確なトラッキングを行うことができる。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、先行鋼板
と後行鋼板を接合した鋼板をタンデム圧延機で圧延中
に、前記鋼板の溶接部をトラッキングする方法におい
て、各圧延機に設置した圧力計の検出装置による測定値
の変化より各圧延機直下のサイズ変更点又は溶接部の通
過実時間t0を求め、前段圧延機を通過した前記実時間
t0を起点に予め設定したトラッキング演算周期毎に該
圧延機出側のサイズ変更点又は溶接部位置Xを、V
(t)dtを時間t0よりtまでの間積分することによ
って求め、後段圧延機に設けた圧力計によりサイズ変更
点又は溶接部到達時刻t1を検出して、前記演算によっ
て求めた位置Xと前記時刻t1に検出された検出端位置
である機械的圧延機間距離Lから誤差比dをL/Xとし
て求めて記憶し、学習又は/及び統計処理を施すことに
よって得られる経験的誤差比dsを以後の前記X値に乗
じて補正することにより次材のサイズ変更点又は溶接部
位置Xnをトラッキングすることを特徴としている。
と後行鋼板を接合した鋼板をタンデム圧延機で圧延中
に、前記鋼板の溶接部をトラッキングする方法におい
て、各圧延機に設置した圧力計の検出装置による測定値
の変化より各圧延機直下のサイズ変更点又は溶接部の通
過実時間t0を求め、前段圧延機を通過した前記実時間
t0を起点に予め設定したトラッキング演算周期毎に該
圧延機出側のサイズ変更点又は溶接部位置Xを、V
(t)dtを時間t0よりtまでの間積分することによ
って求め、後段圧延機に設けた圧力計によりサイズ変更
点又は溶接部到達時刻t1を検出して、前記演算によっ
て求めた位置Xと前記時刻t1に検出された検出端位置
である機械的圧延機間距離Lから誤差比dをL/Xとし
て求めて記憶し、学習又は/及び統計処理を施すことに
よって得られる経験的誤差比dsを以後の前記X値に乗
じて補正することにより次材のサイズ変更点又は溶接部
位置Xnをトラッキングすることを特徴としている。
【0013】この構成によれば、圧力計より求めた当圧
延機直下の接合点通過時間t0を起点に、予め設定した
演算周期毎に次の圧延機に到達する推定位置Xを鋼板速
度Vの関数積分演算により予測推定し、実際の機械的圧
延機間距離Lとの誤差比d=L/Xを求め学習統計処理
した経験的誤差比dsにより位置データXを補正するの
で、予測推定値を精度の高い経験的誤差比dsにより補
正して、正確な圧延機間距離に基づくトラッキングを行
うことができる。
延機直下の接合点通過時間t0を起点に、予め設定した
演算周期毎に次の圧延機に到達する推定位置Xを鋼板速
度Vの関数積分演算により予測推定し、実際の機械的圧
延機間距離Lとの誤差比d=L/Xを求め学習統計処理
した経験的誤差比dsにより位置データXを補正するの
で、予測推定値を精度の高い経験的誤差比dsにより補
正して、正確な圧延機間距離に基づくトラッキングを行
うことができる。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、前記接合
点の通過を検出する検出装置は圧延機間に設置した板幅
計及び/又は板厚計を含んでいる。
点の通過を検出する検出装置は圧延機間に設置した板幅
計及び/又は板厚計を含んでいる。
【0015】この構成によれば、圧延機直下の圧力計だ
けではなく圧延機間の板幅計の測定値も接合点の位置検
出信号として利用できるので、正確なトラッキングを行
うのに必要な多くの接合点の位置検出データを得ること
ができる。また、圧力計および板幅計の他に板厚の異な
る鋼板を接合した場合には板厚計による検出データも接
合点の位置検出信号として利用できるので、正確なトラ
ッキングを行うのに必要な更に多くの接合点検出データ
を得ることができる。
けではなく圧延機間の板幅計の測定値も接合点の位置検
出信号として利用できるので、正確なトラッキングを行
うのに必要な多くの接合点の位置検出データを得ること
ができる。また、圧力計および板幅計の他に板厚の異な
る鋼板を接合した場合には板厚計による検出データも接
合点の位置検出信号として利用できるので、正確なトラ
ッキングを行うのに必要な更に多くの接合点検出データ
を得ることができる。
【0016】また、請求項4に記載の発明は、前記学習
補正装置は機械的距離データを格納する機器間距離記憶
装置と、誤差比を演算する誤差演算器と、過去の誤差履
歴を格納している誤差履歴記憶装置と、前記誤差演算器
により演算した誤差比と前記過去の誤差履歴との平均処
理により補正係数を決定する平均値演算器を有してい
る。
補正装置は機械的距離データを格納する機器間距離記憶
装置と、誤差比を演算する誤差演算器と、過去の誤差履
歴を格納している誤差履歴記憶装置と、前記誤差演算器
により演算した誤差比と前記過去の誤差履歴との平均処
理により補正係数を決定する平均値演算器を有してい
る。
【0017】この構成によれば、誤差演算器では、検出
装置のデータより演算した予測推定値と機器間距離記憶
装置に格納する機械的距離データより誤差比を演算し、
平均値演算器では、誤差比と誤差履歴記憶装置の過去の
誤差履歴より平均処理を行って補正係数を決定するの
で、トラッキング補正に用いる精度の高い補正係数を得
ることができる。
装置のデータより演算した予測推定値と機器間距離記憶
装置に格納する機械的距離データより誤差比を演算し、
平均値演算器では、誤差比と誤差履歴記憶装置の過去の
誤差履歴より平均処理を行って補正係数を決定するの
で、トラッキング補正に用いる精度の高い補正係数を得
ることができる。
【0018】また、請求項5に記載の発明は、前記経験
的誤差比dsは、機械的圧延機間距離と経過時間の特性
グラフより得られる角度偏差α/α′を基に作成する正
規分布特性より求めることを特徴としている。
的誤差比dsは、機械的圧延機間距離と経過時間の特性
グラフより得られる角度偏差α/α′を基に作成する正
規分布特性より求めることを特徴としている。
【0019】この構成によれば、機械的圧延機間距離と
到達位置推定時間のなす角度α′と実際の到達時間のな
す角度αより角度偏差α/α′を求めて、正規分布曲線
を作成し平均値からの離反度を経験的誤差比dsとする
ので、精度の高い補正が可能なds値を得ることができ
る。
到達位置推定時間のなす角度α′と実際の到達時間のな
す角度αより角度偏差α/α′を求めて、正規分布曲線
を作成し平均値からの離反度を経験的誤差比dsとする
ので、精度の高い補正が可能なds値を得ることができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に
係る圧延機内での材料トラッキング装置のブロック図で
ある。図1において、1は連続圧延を行うタンデム圧延
機で、圧延機2機1a(NOi−1スタンド)と1b
(NOiスタンド)を図示している(通常は7機構成が
多い)。2a,2bはNOi−1スタンド1a,NOi
スタンド1bのバックアップロールに設置された荷重検
出用のロードセル型圧力計であり、3は鋼板の接合点
(溶接部)で左右の鋼帯を溶接した点であり図の右方向
へ進行している。4は圧延機間に設置された板幅計であ
り、5は同じく板厚計(X線板厚計等)である。
て図に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に
係る圧延機内での材料トラッキング装置のブロック図で
ある。図1において、1は連続圧延を行うタンデム圧延
機で、圧延機2機1a(NOi−1スタンド)と1b
(NOiスタンド)を図示している(通常は7機構成が
多い)。2a,2bはNOi−1スタンド1a,NOi
スタンド1bのバックアップロールに設置された荷重検
出用のロードセル型圧力計であり、3は鋼板の接合点
(溶接部)で左右の鋼帯を溶接した点であり図の右方向
へ進行している。4は圧延機間に設置された板幅計であ
り、5は同じく板厚計(X線板厚計等)である。
【0021】6a,6b,6cは各スタンドの出側板速
を検出する板速計である。7a,7b,7cは各板速計
の計測値を補正する補正係数Fをセットする補正係数回
路であり、8は誤差比を求め補正係数F又は経験的誤差
比dsを学習演算する学習補正装置である。9a,9
b,9cは各板速計6a,6b,6cの計測出力Vを積
分して溶接部位置情報Xを出力する積分回路(板速度積
算装置)で、この積分回路出力は圧延機1以外の他の設
備へも、データハイウエイ(施設中の光LANによるプ
ロコン、ビジコン等のネットワーク)12を介し溶接部
位置情報として供給されている。
を検出する板速計である。7a,7b,7cは各板速計
の計測値を補正する補正係数Fをセットする補正係数回
路であり、8は誤差比を求め補正係数F又は経験的誤差
比dsを学習演算する学習補正装置である。9a,9
b,9cは各板速計6a,6b,6cの計測出力Vを積
分して溶接部位置情報Xを出力する積分回路(板速度積
算装置)で、この積分回路出力は圧延機1以外の他の設
備へも、データハイウエイ(施設中の光LANによるプ
ロコン、ビジコン等のネットワーク)12を介し溶接部
位置情報として供給されている。
【0022】10は溶接部3の到達タイミングによりト
ラッキング実行の各種演算処理を行うトラッキング演算
装置であり、11は信号監視装置で圧力計2a,2b
や、板幅計4と板厚計5からの計測入力より溶接部3の
到達を検出して、溶接部通過信号をトラッキング演算装
置10へ送出する信号監視装置である。この信号監視装
置11へは圧力計、板幅計、板厚計、それぞれから計測
値を渡して溶接部の通過を検出し、圧力計と板幅計と板
厚計とで溶接部の検出装置を構成する。
ラッキング実行の各種演算処理を行うトラッキング演算
装置であり、11は信号監視装置で圧力計2a,2b
や、板幅計4と板厚計5からの計測入力より溶接部3の
到達を検出して、溶接部通過信号をトラッキング演算装
置10へ送出する信号監視装置である。この信号監視装
置11へは圧力計、板幅計、板厚計、それぞれから計測
値を渡して溶接部の通過を検出し、圧力計と板幅計と板
厚計とで溶接部の検出装置を構成する。
【0023】図2は図1に示す信号監視装置11の回路
ブロック図である。図2において、20は圧力計等の各
検出装置からの入力信号、21は入力信号の微分器、2
2は微分器21で検出した圧力計2からの荷重変化分の
大きさを、設定したしきい値23と比較して溶接部3の
到達を判定するコンパレータである。
ブロック図である。図2において、20は圧力計等の各
検出装置からの入力信号、21は入力信号の微分器、2
2は微分器21で検出した圧力計2からの荷重変化分の
大きさを、設定したしきい値23と比較して溶接部3の
到達を判定するコンパレータである。
【0024】図3は図1に示す学習補正装置のブロック
図である。図3において、Aは積分回路9a,9b,9
cより入力するトラッキング演算位置情報X、Bは予め
機械的距離データとして圧延機−圧延機間の距離Lや圧
延機−板幅計間の距離あるいは圧延機−板厚計間の距離
等の実際の各距離データを格納している機器間距離記憶
装置、Cは入力位置情報Xと記憶装置Bに記憶している
距離情報から誤差比d=L/Xを演算する誤差演算器、
Eは学習用に過去の誤差履歴データを格納している誤差
履歴記憶装置、Dは誤差演算器Cで求めた誤差比dと誤
差履歴データの平均処理により補正係数Fを決定する平
均値演算器である。
図である。図3において、Aは積分回路9a,9b,9
cより入力するトラッキング演算位置情報X、Bは予め
機械的距離データとして圧延機−圧延機間の距離Lや圧
延機−板幅計間の距離あるいは圧延機−板厚計間の距離
等の実際の各距離データを格納している機器間距離記憶
装置、Cは入力位置情報Xと記憶装置Bに記憶している
距離情報から誤差比d=L/Xを演算する誤差演算器、
Eは学習用に過去の誤差履歴データを格納している誤差
履歴記憶装置、Dは誤差演算器Cで求めた誤差比dと誤
差履歴データの平均処理により補正係数Fを決定する平
均値演算器である。
【0025】つぎに動作について説明する。圧延機1a
直下へ溶接部3が到達すると、圧力計2aの出力荷重値
が変化する。圧力計2aで検出した荷重変化分の信号2
0が図2に示す構成の信号監視装置11へ入力すると、
微分器21で信号の大きさを抽出しコンパレータ22
で、しきい値23と比較して入力の方が大きければ溶接
部到達と判定して、トラッキング装置10へ溶接部通過
信号を送出する。
直下へ溶接部3が到達すると、圧力計2aの出力荷重値
が変化する。圧力計2aで検出した荷重変化分の信号2
0が図2に示す構成の信号監視装置11へ入力すると、
微分器21で信号の大きさを抽出しコンパレータ22
で、しきい値23と比較して入力の方が大きければ溶接
部到達と判定して、トラッキング装置10へ溶接部通過
信号を送出する。
【0026】また、溶接部3の通過検出は圧力計2a,
2bだけではなく、板幅計4および板厚計5による溶接
部3の検出値についても、圧力計の場合と同様な処理を
信号監視装置11でそれぞれ個々に行って、板幅計4や
板厚計5それぞれを溶接部3が通過した位置情報もトラ
ッキング情報として取り込み、検出情報の精度を上げる
ようにしている。
2bだけではなく、板幅計4および板厚計5による溶接
部3の検出値についても、圧力計の場合と同様な処理を
信号監視装置11でそれぞれ個々に行って、板幅計4や
板厚計5それぞれを溶接部3が通過した位置情報もトラ
ッキング情報として取り込み、検出情報の精度を上げる
ようにしている。
【0027】トラッキング演算装置10はNOi−1ス
タンド1aに設けた圧力計2a溶接部通過信号を受信し
て溶接部3の通過が認識されると、NOi−1スタンド
1aの出側に設けた板速計6bにより出側板速Vを検出
し、積分回路9bを動作させる。積分回路9bにおける
積分演算は、次式のように板速計6bで検出した板速V
につき溶接部到達時間t0から、トラッキング演算周期
に基づいて次のNOiスタンド1b圧延機へ溶接部3が
到達する推定時間tまでの積分により、t時間後に溶接
部が到達する推定トラッキング位置Xを求める予測演算
である。
タンド1aに設けた圧力計2a溶接部通過信号を受信し
て溶接部3の通過が認識されると、NOi−1スタンド
1aの出側に設けた板速計6bにより出側板速Vを検出
し、積分回路9bを動作させる。積分回路9bにおける
積分演算は、次式のように板速計6bで検出した板速V
につき溶接部到達時間t0から、トラッキング演算周期
に基づいて次のNOiスタンド1b圧延機へ溶接部3が
到達する推定時間tまでの積分により、t時間後に溶接
部が到達する推定トラッキング位置Xを求める予測演算
である。
【0028】
【数1】 この(1)式で求めたトラッキング演算位置Xは、時間
t0を起点とするトラッキング情報として、データハイ
ウエイ12から他の設備へも供給される。
t0を起点とするトラッキング情報として、データハイ
ウエイ12から他の設備へも供給される。
【0029】続いて、溶接部3が次のNOiスタンド1
bに時間t1に到達し、圧力計2bからの検出値より信
号監視装置11が判断して溶接部通過信号を送出する
と、トラッキング装置10は板速計6cでNOiスタン
ド1bの出側板速V1を検出して積分回路9cを動作さ
せ、上記(1)式によりV1に関する時間t1から次、
次圧延機へ溶接部が到達する推定時間t2間の積分を行
って、次のトラッキング位置X1を求める。
bに時間t1に到達し、圧力計2bからの検出値より信
号監視装置11が判断して溶接部通過信号を送出する
と、トラッキング装置10は板速計6cでNOiスタン
ド1bの出側板速V1を検出して積分回路9cを動作さ
せ、上記(1)式によりV1に関する時間t1から次、
次圧延機へ溶接部が到達する推定時間t2間の積分を行
って、次のトラッキング位置X1を求める。
【0030】同時に、トラッキング演算装置10は、前
圧延機1aの積分回路9bの方の出力トラッキング位置
Xを学習補正装置8に渡す。学習補正装置8では図3に
示すようなトラッキング位置Xの入力Aと、機器間距離
記憶装置Bに記憶しているNOi−1スタンド1a−N
Oiスタンド1b間の距離L、NOi−1スタンド19
と板幅計4との間の距離L1、NOi−1スタンド1a
と板厚計5との間の距離L2により、該当する距離デー
タ(例えば、NOi−1スタンド1a−NOiスタンド
1b間の距離L等)を読出し、誤差演算器Cにおいて誤
差比d=L/Xを演算する。
圧延機1aの積分回路9bの方の出力トラッキング位置
Xを学習補正装置8に渡す。学習補正装置8では図3に
示すようなトラッキング位置Xの入力Aと、機器間距離
記憶装置Bに記憶しているNOi−1スタンド1a−N
Oiスタンド1b間の距離L、NOi−1スタンド19
と板幅計4との間の距離L1、NOi−1スタンド1a
と板厚計5との間の距離L2により、該当する距離デー
タ(例えば、NOi−1スタンド1a−NOiスタンド
1b間の距離L等)を読出し、誤差演算器Cにおいて誤
差比d=L/Xを演算する。
【0031】更に、平均値演算器Dでは、先に求めた誤
差比dと、誤差履歴記憶装置Eに予め記憶している過去
の誤差履歴を用いて、後述するような平均処理を施して
次回の板速計出力に乗ずる補正係数Fを決定する。
差比dと、誤差履歴記憶装置Eに予め記憶している過去
の誤差履歴を用いて、後述するような平均処理を施して
次回の板速計出力に乗ずる補正係数Fを決定する。
【0032】図4は図3に示す誤差演算器による誤差比
演算の説明図である。図4を参照して誤差比dの求め方
について詳しく説明する。図4は縦軸に機器間距離記憶
装置Bより読出した機械的機器間距離をとり、ここでは
例としてNOi−1スタンド1a−NOiスタンド1b
間距離:Lとしている。横軸にトラッキング時間をと
り、溶接部3がNOi−1スタンド1aに到達した時点
t0を起点に、トラッキング距離Xに対する推定時間t
と、実際に次のNOiスタンド1bに溶接部3が到達し
た実時間t1を示している。
演算の説明図である。図4を参照して誤差比dの求め方
について詳しく説明する。図4は縦軸に機器間距離記憶
装置Bより読出した機械的機器間距離をとり、ここでは
例としてNOi−1スタンド1a−NOiスタンド1b
間距離:Lとしている。横軸にトラッキング時間をと
り、溶接部3がNOi−1スタンド1aに到達した時点
t0を起点に、トラッキング距離Xに対する推定時間t
と、実際に次のNOiスタンド1bに溶接部3が到達し
た実時間t1を示している。
【0033】図のグラフ上で時間tと距離Lの交点Q1
と、t1とLの交点Q2の各々と、t0を結ぶ直線a,
bを引き、角Q2−t0−t1をα=L/(t1−t
0)、角Q1−t0−tをα′=L/(t−t0)、と
すると、距離上の誤差比d=L/Xは、等価的に速度的
な誤差比として、角偏差[α′/α]で表すことができ
る。
と、t1とLの交点Q2の各々と、t0を結ぶ直線a,
bを引き、角Q2−t0−t1をα=L/(t1−t
0)、角Q1−t0−tをα′=L/(t−t0)、と
すると、距離上の誤差比d=L/Xは、等価的に速度的
な誤差比として、角偏差[α′/α]で表すことができ
る。
【0034】図5は図3に示す平均値演算器における平
均処理の説明図である。図5を参照して補正係数の演算
について詳しく説明する。誤差履歴記憶装置Eには過去
の計測度数に相当する偏差[α′/α]を記憶している
ので、これらを統計処理して、各偏差データの平方和を
度数で除し、その平方根を演算して、標準偏差「σ」を
求めてプロットし、図5に示すような偏差α′/α=0
となる平均値を中心に、左右に+1.96・σ〜−1.
96・σの範囲をとる正規分布を作成する。
均処理の説明図である。図5を参照して補正係数の演算
について詳しく説明する。誤差履歴記憶装置Eには過去
の計測度数に相当する偏差[α′/α]を記憶している
ので、これらを統計処理して、各偏差データの平方和を
度数で除し、その平方根を演算して、標準偏差「σ」を
求めてプロットし、図5に示すような偏差α′/α=0
となる平均値を中心に、左右に+1.96・σ〜−1.
96・σの範囲をとる正規分布を作成する。
【0035】実際の制御では、溶接部到達時点で、α′
/αを求めたら、図5の正規分布カーブ上より、カーブ
中心の最大値を平均値=1とする縦軸の対応値Fを求め
て±の補正係数Fを決定し、この補正係数Fで補正係数
7bの内容を書換え、それによって次回の板速を、Vs
=V・Fと補正することにより測定誤差は減少する。
/αを求めたら、図5の正規分布カーブ上より、カーブ
中心の最大値を平均値=1とする縦軸の対応値Fを求め
て±の補正係数Fを決定し、この補正係数Fで補正係数
7bの内容を書換え、それによって次回の板速を、Vs
=V・Fと補正することにより測定誤差は減少する。
【0036】また、補正係数Fによる板速Vの補正の割
合と等価の、トラッキング位置の補正係数が(1)式X
を補正する経験的誤差比dsに相当し、それによって溶
接部3のトラッキング位置を制御することが可能とな
る。
合と等価の、トラッキング位置の補正係数が(1)式X
を補正する経験的誤差比dsに相当し、それによって溶
接部3のトラッキング位置を制御することが可能とな
る。
【0037】これら一連の処理を、以上のように溶接部
3が各圧延機に到達した時点、および圧延機間に存在す
る板厚計5や板幅計4等の圧力計2以外の他の検出系の
信号からも、溶接部3が認識される毎に実施してトラッ
キング精度を上げながら、最終圧延機到達までトラッキ
ングを実行する。
3が各圧延機に到達した時点、および圧延機間に存在す
る板厚計5や板幅計4等の圧力計2以外の他の検出系の
信号からも、溶接部3が認識される毎に実施してトラッ
キング精度を上げながら、最終圧延機到達までトラッキ
ングを実行する。
【0038】このように、本実施の形態によれば、図6
のトラッキング結果の比較図に示すように、従来例の場
合は長点線で示すように補正が不適なため、NOi−1
スタンド1aから次のNOiスタンド1bに進むにつれ
て、誤差が蓄積されて大きくトラッキング位置がズレて
行く、それに比較して本実施の形態の場合は、実際の溶
接部の位置推移を示す実線に対し短点線で示すように、
最初のNOi−1スタンド1aで発生するトラッキング
エラーも補正によって低減されるので、次のNOiスタ
ンド1bではトラッキングエラーが小さくなって実線に
近付く最適トラッキングが行われる。
のトラッキング結果の比較図に示すように、従来例の場
合は長点線で示すように補正が不適なため、NOi−1
スタンド1aから次のNOiスタンド1bに進むにつれ
て、誤差が蓄積されて大きくトラッキング位置がズレて
行く、それに比較して本実施の形態の場合は、実際の溶
接部の位置推移を示す実線に対し短点線で示すように、
最初のNOi−1スタンド1aで発生するトラッキング
エラーも補正によって低減されるので、次のNOiスタ
ンド1bではトラッキングエラーが小さくなって実線に
近付く最適トラッキングが行われる。
【0039】また、図1に示す構成の実設備で実際に溶
接部トラッキングを行った結果、数十本程度の実績学習
の後には、走間板厚変更時の張力変動が約半分に低減し
て良好な連続圧延を行うことができた。
接部トラッキングを行った結果、数十本程度の実績学習
の後には、走間板厚変更時の張力変動が約半分に低減し
て良好な連続圧延を行うことができた。
【0040】更に、トラッキング精度の向上によって、
仕上圧延後のコイル剪断、巻取り工程における接合部と
切断点間の長さ、つまり接合部と共に残る他方のコイル
部分を、従来のように、ばらつきの大きさを考慮して長
めに剪断する必要がなくなり、歩留まりを大きく向上す
ることが可能となった。
仕上圧延後のコイル剪断、巻取り工程における接合部と
切断点間の長さ、つまり接合部と共に残る他方のコイル
部分を、従来のように、ばらつきの大きさを考慮して長
めに剪断する必要がなくなり、歩留まりを大きく向上す
ることが可能となった。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タンデム圧延機による連続圧延において、各圧延機直下
の圧力計、圧延機間の板幅計および板厚計等の検出装置
で鋼帯溶接部の通過の実時間t0を検出して、t0を起
点に次の圧延機に溶接部が到達する推定時刻までの間、
検出した板速Vに関しV(t)dtを積分してトラッキ
ング溶接部位置Xを求め、後段圧延機に溶接部が実際に
到達した時間t1を検出して、学習補正装置で機械的な
圧延機間距離Lとのトラッキング推定位置誤差を計算し
て誤差比d=L/Xを求めて記憶し、学習又は/及び統
計処理を施して板速補正値F又は経験的誤差比dsを演
算して、トラッキング演算装置でトラッキング値の補正
を行うようにしたので、タンデム圧延機内で圧延材の走
間サイズ変更点又は溶接部のトラッキングを、エラーを
大幅に低減して正確に行うことが可能になる。
タンデム圧延機による連続圧延において、各圧延機直下
の圧力計、圧延機間の板幅計および板厚計等の検出装置
で鋼帯溶接部の通過の実時間t0を検出して、t0を起
点に次の圧延機に溶接部が到達する推定時刻までの間、
検出した板速Vに関しV(t)dtを積分してトラッキ
ング溶接部位置Xを求め、後段圧延機に溶接部が実際に
到達した時間t1を検出して、学習補正装置で機械的な
圧延機間距離Lとのトラッキング推定位置誤差を計算し
て誤差比d=L/Xを求めて記憶し、学習又は/及び統
計処理を施して板速補正値F又は経験的誤差比dsを演
算して、トラッキング演算装置でトラッキング値の補正
を行うようにしたので、タンデム圧延機内で圧延材の走
間サイズ変更点又は溶接部のトラッキングを、エラーを
大幅に低減して正確に行うことが可能になる。
【図1】本発明の実施の形態に係る圧延機内での材料ト
ラッキング装置のブロック図である。
ラッキング装置のブロック図である。
【図2】図1に示す信号監視装置の回路ブロック図であ
る。
る。
【図3】図1に示す学習補正装置のブロック図である。
【図4】図3に示す誤差演算器による誤差比演算の説明
図である。
図である。
【図5】図3に示す平均値演算器における平均処理の説
明図である。
明図である。
【図6】図1に示すトラッキング装置による溶接部トラ
ッキング結果の比較図である。
ッキング結果の比較図である。
1 タンデム圧延機 2 圧力計 3 溶接部 4 板幅計 5 板厚計 6 板速計 7 補正係数回路 8 学習補正装置 9 板速積分回路 10 トラッキング演算装置 11 信号監視装置 12 データハイウエイ
Claims (5)
- 【請求項1】 先行鋼板と後行鋼板を接合した鋼板をタ
ンデム圧延機で圧延中に、前記鋼板の溶接部をトラッキ
ングする装置において、各圧延機に設置した圧力計の検
出装置による測定値より前記鋼板の溶接部の到達を検出
して溶接部通過信号を出力する信号監視装置と、前記溶
接部通過信号により溶接部の通過を認識した圧延機の出
側に設けた板速計により板速を検出し、この検出値に予
め定めてある補正係数で補正するトラッキング演算装置
と、前記板速計により検出した板速の積分値と予め設定
してある圧延機間の距離データの比により誤差比を演算
して、次の接合鋼板での前記板速計測値を補正するため
の前記補正係数を決定する学習補正装置を備えたことを
特徴とする圧延機内での材料トラッキング装置。 - 【請求項2】 先行鋼板と後行鋼板を接合した鋼板をタ
ンデム圧延機で圧延中に、前記鋼板の溶接部をトラッキ
ングする方法において、各圧延機に設置した圧力計の検
出装置による測定値の変化より各圧延機直下のサイズ変
更点又は溶接部の通過実時間t0を求め、前段圧延機を
通過した前記実時間t0を起点に予め設定したトラッキ
ング演算周期毎に該圧延機出側のサイズ変更点又は溶接
部位置Xを、V(t)dtを時間t0よりtまでの間積
分することによって求め、後段圧延機に設けた圧力計に
よりサイズ変更点又は溶接部到達時刻t1を検出して、
前記演算によって求めた位置Xと前記時刻t1に検出さ
れた検出端位置である機械的圧延機間距離Lから誤差比
dをL/Xとして求めて記憶し、学習又は/及び統計処
理を施すことによって得られる経験的誤差比dsを以後
の前記X値に乗じて補正することにより次材のサイズ変
更点又は溶接部位置Xnをトラッキングすることを特徴
とする圧延機内での材料トラッキング方法。 - 【請求項3】 前記サイズ変更点又は溶接部の通過を検
出する検出装置は圧延機間に設置した板幅計及び/又は
板厚計を含むことを特徴とする請求項1記載の圧延機内
での材料トラッキング装置。 - 【請求項4】 前記学習補正装置は機械的距離データを
格納する機器間距離記憶装置と、誤差比を演算する誤差
演算器と、過去の誤差履歴を格納している誤差履歴記憶
装置と、前記誤差演算器により演算した誤差比と前記過
去の誤差履歴との平均処理により補正係数を決定する平
均値演算器を有することを特徴とする請求項1記載の圧
延機内での材料トラッキング装置。 - 【請求項5】 前記経験的誤差比dsは、機械的圧延機
間距離と経過時間の特性グラフより得られる角度偏差α
/α′を基に作成する正規分布特性より求めることを特
徴とする請求項2記載の圧延機内での材料トラッキング
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8159261A JPH09323111A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 圧延機内での材料トラッキング装置及びトラッキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8159261A JPH09323111A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 圧延機内での材料トラッキング装置及びトラッキング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09323111A true JPH09323111A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15689905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8159261A Withdrawn JPH09323111A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 圧延機内での材料トラッキング装置及びトラッキング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09323111A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100815704B1 (ko) * | 2006-12-26 | 2008-03-20 | 주식회사 포스코 | 연연속 열간 압연에서 접합부 트래킹 및 절단방법 |
| JP2009142899A (ja) * | 2009-03-27 | 2009-07-02 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc | 連続帯鋼の熱間圧延設備及び熱間圧延方法 |
| JP2020104171A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | Jfeスチール株式会社 | 溶接点トラッキング修正方法及び溶接点トラッキング修正装置 |
| CN112474816A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-03-12 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种酸连轧在线修正钢卷信息的方法 |
| CN114425561A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-05-03 | 承德建龙特殊钢有限公司 | 一种无缝钢管逐支跟踪生产系统 |
| CN116917059A (zh) * | 2021-02-15 | 2023-10-20 | 杰富意钢铁株式会社 | 冷轧机的轧制条件计算方法、冷轧机的轧制条件计算装置、冷轧方法、冷轧机及钢板的制造方法 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP8159261A patent/JPH09323111A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100815704B1 (ko) * | 2006-12-26 | 2008-03-20 | 주식회사 포스코 | 연연속 열간 압연에서 접합부 트래킹 및 절단방법 |
| JP2009142899A (ja) * | 2009-03-27 | 2009-07-02 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc | 連続帯鋼の熱間圧延設備及び熱間圧延方法 |
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| CN112474816A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-03-12 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种酸连轧在线修正钢卷信息的方法 |
| CN112474816B (zh) * | 2020-11-16 | 2022-09-13 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种酸连轧在线修正钢卷信息的方法 |
| CN116917059A (zh) * | 2021-02-15 | 2023-10-20 | 杰富意钢铁株式会社 | 冷轧机的轧制条件计算方法、冷轧机的轧制条件计算装置、冷轧方法、冷轧机及钢板的制造方法 |
| CN114425561A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-05-03 | 承德建龙特殊钢有限公司 | 一种无缝钢管逐支跟踪生产系统 |
| CN114425561B (zh) * | 2021-12-15 | 2023-12-05 | 承德建龙特殊钢有限公司 | 一种无缝钢管逐支跟踪生产系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |