JPH09323129A - 線状加熱変形算出データのリアルタイム修正方法 - Google Patents
線状加熱変形算出データのリアルタイム修正方法Info
- Publication number
- JPH09323129A JPH09323129A JP14262396A JP14262396A JPH09323129A JP H09323129 A JPH09323129 A JP H09323129A JP 14262396 A JP14262396 A JP 14262396A JP 14262396 A JP14262396 A JP 14262396A JP H09323129 A JPH09323129 A JP H09323129A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- deformation
- shape
- value
- shape deformation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 235
- 238000012937 correction Methods 0.000 title claims abstract description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 10
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 4
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 面内変形δと加熱条件τを示す基本変形式を
加熱中の変形測定により修正する。 【解決手段】 加熱条件τとこの加熱条件により被加熱
板の加熱線に生じる面内変形δとをδ=kf(τ)で表
し、この式に基づいて被加熱板に生じる形状変形を算出
する形状変形算出手段を用い、加熱条件による加熱によ
り発生した被加熱板の任意の位置の形状変形Us を計測
し、形状変形算出手段に被加熱板に加えた加熱条件を代
入して得られる前記任意の位置の形状変形をUc とし、
Us とUcとの差εを求め、前記式のkの値として基準
値k0 を含めその近傍の値をn個設定し、このkを用い
てn通りの差を計算し、差|ε|が最小となるkを修正
係数とする。
加熱中の変形測定により修正する。 【解決手段】 加熱条件τとこの加熱条件により被加熱
板の加熱線に生じる面内変形δとをδ=kf(τ)で表
し、この式に基づいて被加熱板に生じる形状変形を算出
する形状変形算出手段を用い、加熱条件による加熱によ
り発生した被加熱板の任意の位置の形状変形Us を計測
し、形状変形算出手段に被加熱板に加えた加熱条件を代
入して得られる前記任意の位置の形状変形をUc とし、
Us とUcとの差εを求め、前記式のkの値として基準
値k0 を含めその近傍の値をn個設定し、このkを用い
てn通りの差を計算し、差|ε|が最小となるkを修正
係数とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線状加熱による変
形を算出するのに用いられる変形算出データを、加熱に
よって生じる変形を測定して、この測定値に近づけるよ
うに修正する修正方法に関する。
形を算出するのに用いられる変形算出データを、加熱に
よって生じる変形を測定して、この測定値に近づけるよ
うに修正する修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】平板を線状に加熱して収縮変形を生じさ
せ所望の曲板に加工したり、歪んだ面を線状に加熱して
平面とする線状加熱方法が広く行われている。この方法
は従来は経験や勘に頼って行われていたが、コンピュー
タの進歩により数値的に行う方法が開発されている。こ
の方法としては、平板を所定の加熱条件で加熱したとき
の加熱線に生じる変形δと加熱条件τとの関係を基本変
形式δ=f(τ)で表し、この基本変形式に基づき、加
熱条件τを与えると形状変形を算出する形状算出手段
(通常計算プログラム)と、この基本変形式に基づき、
所望の形状変形を与えるとこの変形を実現する加熱条件
を算出する加熱条件算出手段(通常計算プログラム)を
実験や実績データを基にして作成しておく。
せ所望の曲板に加工したり、歪んだ面を線状に加熱して
平面とする線状加熱方法が広く行われている。この方法
は従来は経験や勘に頼って行われていたが、コンピュー
タの進歩により数値的に行う方法が開発されている。こ
の方法としては、平板を所定の加熱条件で加熱したとき
の加熱線に生じる変形δと加熱条件τとの関係を基本変
形式δ=f(τ)で表し、この基本変形式に基づき、加
熱条件τを与えると形状変形を算出する形状算出手段
(通常計算プログラム)と、この基本変形式に基づき、
所望の形状変形を与えるとこの変形を実現する加熱条件
を算出する加熱条件算出手段(通常計算プログラム)を
実験や実績データを基にして作成しておく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】平板、場合によっては
初期曲げを与えた曲板を所望の形状の曲板に線状加熱で
加工する場合、加熱条件算出手段に所望の曲板の形状デ
ータ、初期状態のデータ、板厚等のデータを与えると、
加熱量や加熱密度、加熱方向などの加熱条件τを出力す
る。そこでこの加熱条件τにより加熱を実施する。加熱
後形状変形を実測する。一方加熱条件τを形状変形算出
手段に代入して形状変形を算出する。この形状変形の実
測値と算出値で許容値を越える差が出た場合、基本変形
式δ=f(τ)を実測値に応じて修正する。しかしこの
修正係数が得られるのは被加熱板の加熱加工の終了後で
あり、その被加熱板の加熱条件の修正には間に合わない
という問題点があった。
初期曲げを与えた曲板を所望の形状の曲板に線状加熱で
加工する場合、加熱条件算出手段に所望の曲板の形状デ
ータ、初期状態のデータ、板厚等のデータを与えると、
加熱量や加熱密度、加熱方向などの加熱条件τを出力す
る。そこでこの加熱条件τにより加熱を実施する。加熱
後形状変形を実測する。一方加熱条件τを形状変形算出
手段に代入して形状変形を算出する。この形状変形の実
測値と算出値で許容値を越える差が出た場合、基本変形
式δ=f(τ)を実測値に応じて修正する。しかしこの
修正係数が得られるのは被加熱板の加熱加工の終了後で
あり、その被加熱板の加熱条件の修正には間に合わない
という問題点があった。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、加熱条件や変形形状を求めるための基礎となる
面内変形δと加熱条件τとの関係を表す基本変形式δ=
f(τ)を、加熱加工中の変形測定値により修正する方
法を提供することを目的とする。
もので、加熱条件や変形形状を求めるための基礎となる
面内変形δと加熱条件τとの関係を表す基本変形式δ=
f(τ)を、加熱加工中の変形測定値により修正する方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明では、加熱条件τとこの加熱条件の加熱
により被加熱板の加熱線に生じる面内変形δとをδ=k
f(τ)で表し、この式に基づいて被加熱板に生じる形
状変形を算出する形状変形算出手段を用い、加熱条件に
よる加熱により発生した被加熱板の任意の位置の形状変
形Us を計測し、前記形状変形算出手段に被加熱板に加
えた加熱条件を代入して得られる前記任意の位置の形状
変形をUc とし、Us とUc との差εを求め、前記式の
kの値として基準値ko を含めその近傍の値をn個設定
し、このkを用いてn通りの差εを計算し、差|ε|が
最小となるkを修正係数とする。
請求項1の発明では、加熱条件τとこの加熱条件の加熱
により被加熱板の加熱線に生じる面内変形δとをδ=k
f(τ)で表し、この式に基づいて被加熱板に生じる形
状変形を算出する形状変形算出手段を用い、加熱条件に
よる加熱により発生した被加熱板の任意の位置の形状変
形Us を計測し、前記形状変形算出手段に被加熱板に加
えた加熱条件を代入して得られる前記任意の位置の形状
変形をUc とし、Us とUc との差εを求め、前記式の
kの値として基準値ko を含めその近傍の値をn個設定
し、このkを用いてn通りの差εを計算し、差|ε|が
最小となるkを修正係数とする。
【0006】加熱条件により加熱して発生した被加熱板
の任意位置の形状変形Us を測定し、これと並行して、
または事前にこの加熱条件による形状変形の計算値Uc
を、δ=kf(τ)の式のkの値を基準値k0 とその近
傍の値に設定し、求める。つまりUc の値はkの値とし
て設定したn通りの値が得られる。測定値Us と計算値
Uc の差を比較し、その差の絶対値|ε|が最小となる
kを修正係数とする。これにより修正係数を容易にかつ
迅速に得ることができる。なお、基準値k0 は通常1と
し、修正係数が1のときは無修正となる。
の任意位置の形状変形Us を測定し、これと並行して、
または事前にこの加熱条件による形状変形の計算値Uc
を、δ=kf(τ)の式のkの値を基準値k0 とその近
傍の値に設定し、求める。つまりUc の値はkの値とし
て設定したn通りの値が得られる。測定値Us と計算値
Uc の差を比較し、その差の絶対値|ε|が最小となる
kを修正係数とする。これにより修正係数を容易にかつ
迅速に得ることができる。なお、基準値k0 は通常1と
し、修正係数が1のときは無修正となる。
【0007】請求項2の発明では、加熱条件τとこの加
熱条件の加熱により被加熱板の加熱線に生じる面内変形
δとをδ=kf(τ)で表し、この式に基づいて被加熱
板に生じる形状変形を算出する形状変形算出手段を用
い、m通りの加熱条件に対して、各加熱条件で被加熱板
を加熱したときの任意位置の形状変形 iUs ,(i=1
〜m)を測定し、前記形状変形算出手段に前記各加熱条
件を代入したとき iUsに対応した加熱条件、任意位置
での形状変形の算出値を iUc とし、 iUs と iUc と
の差の絶対値|εi |=| iUs − iUc |の和EをE
=|ε1 |+|ε 2 |+……+|εm |とし、前記式の
kの値として基準値k0 を含めその近傍の値をn個設定
し、このkを用いてn通りの和を算出し和Eが最小とな
るkを修正係数とする。
熱条件の加熱により被加熱板の加熱線に生じる面内変形
δとをδ=kf(τ)で表し、この式に基づいて被加熱
板に生じる形状変形を算出する形状変形算出手段を用
い、m通りの加熱条件に対して、各加熱条件で被加熱板
を加熱したときの任意位置の形状変形 iUs ,(i=1
〜m)を測定し、前記形状変形算出手段に前記各加熱条
件を代入したとき iUsに対応した加熱条件、任意位置
での形状変形の算出値を iUc とし、 iUs と iUc と
の差の絶対値|εi |=| iUs − iUc |の和EをE
=|ε1 |+|ε 2 |+……+|εm |とし、前記式の
kの値として基準値k0 を含めその近傍の値をn個設定
し、このkを用いてn通りの和を算出し和Eが最小とな
るkを修正係数とする。
【0008】本発明はm通りの加熱条件を順次実施して
ゆくとき、加熱条件毎に発生する形状 iUs を測定し、
この加熱条件に対応する計算変形を iUc とし、 iUs
と iUc の差の絶対値の和Eの式に対して、kの値をn
個設定し、各kの値ごとにEを求め、Eが最小となるk
の値を修正係数とする。これによりm個の計測値によっ
て修正係数を求めるので精度が向上する。加熱条件の個
数(通り数)とは同時に加熱する状態を1通りとする。
例えば、2本の加熱を行う場合、同時に行えば1通りと
なるが、1本行った後、次の1本の加熱をする場合、1
本目の加熱が1通りで、さらに1本加熱するのが2通り
目の加熱条件となる。なおm通りとは全体の加熱数より
小さな値とし、例えば、全部で20本の加熱線を順次行
う20通りの加熱条件の内5本加熱したときなどであ
り、この5本のデータから残りの加熱条件を修正できる
ような値がよい。
ゆくとき、加熱条件毎に発生する形状 iUs を測定し、
この加熱条件に対応する計算変形を iUc とし、 iUs
と iUc の差の絶対値の和Eの式に対して、kの値をn
個設定し、各kの値ごとにEを求め、Eが最小となるk
の値を修正係数とする。これによりm個の計測値によっ
て修正係数を求めるので精度が向上する。加熱条件の個
数(通り数)とは同時に加熱する状態を1通りとする。
例えば、2本の加熱を行う場合、同時に行えば1通りと
なるが、1本行った後、次の1本の加熱をする場合、1
本目の加熱が1通りで、さらに1本加熱するのが2通り
目の加熱条件となる。なおm通りとは全体の加熱数より
小さな値とし、例えば、全部で20本の加熱線を順次行
う20通りの加熱条件の内5本加熱したときなどであ
り、この5本のデータから残りの加熱条件を修正できる
ような値がよい。
【0009】請求項3の発明では、加熱条件τとこの加
熱条件の加熱により被加熱板の加熱線に生じる面内変形
δとを下記の(1)式で表し、この(1)式に基づいて
被加熱板に生じる形状変形を算出する形状変形算出手段
を用い、加熱条件による加熱により発生した被加熱板の
任意の位置の形状変形Us を計測し、前記形状変形算出
手段に被加熱板に加えた加熱条件を代入して得られる前
記任意位置の形状変形をUc とし、Us とUc との差ε
を求め、(1)式のCa , Cb , Cc , Cd の各値とし
て基準値C0 を含めその近傍の値をn個設定しn4 通り
の組み合わせを作り、各組み合わせについて前記差εを
算出し、差|ε|が最小となる組み合わせのCa , C
b , Cc , Cd の値を修正係数とする。 記 δmT=Ca fa (τ) δbT=Cb fb (τ) ……(1) δmL=Cc fc (τ) δbL=Cd fd (τ) δmTは加熱線に直角方向の板厚内の一様変形 δbTは加熱線に直角方向の板厚表面の変形 δmLは加熱線方向の板厚内の一様変形 δbLは加熱線方向の板厚表面の変形 Ca , Cb , Cc , Cd は修正係数
熱条件の加熱により被加熱板の加熱線に生じる面内変形
δとを下記の(1)式で表し、この(1)式に基づいて
被加熱板に生じる形状変形を算出する形状変形算出手段
を用い、加熱条件による加熱により発生した被加熱板の
任意の位置の形状変形Us を計測し、前記形状変形算出
手段に被加熱板に加えた加熱条件を代入して得られる前
記任意位置の形状変形をUc とし、Us とUc との差ε
を求め、(1)式のCa , Cb , Cc , Cd の各値とし
て基準値C0 を含めその近傍の値をn個設定しn4 通り
の組み合わせを作り、各組み合わせについて前記差εを
算出し、差|ε|が最小となる組み合わせのCa , C
b , Cc , Cd の値を修正係数とする。 記 δmT=Ca fa (τ) δbT=Cb fb (τ) ……(1) δmL=Cc fc (τ) δbL=Cd fd (τ) δmTは加熱線に直角方向の板厚内の一様変形 δbTは加熱線に直角方向の板厚表面の変形 δmLは加熱線方向の板厚内の一様変形 δbLは加熱線方向の板厚表面の変形 Ca , Cb , Cc , Cd は修正係数
【0010】本発明は、面内変形δを実際に生じる4つ
の値とし、この4つの値を発生する基本変形式の修正係
数を求めるものである。ここで変形は加熱線に直角方向
のδ T と加熱線方向のδL とがあり、板厚方向に一様に
生じる変形δmT, δmLと、曲げ作用による板厚方向に変
化する変形で、最大値となる板表面の変形δbT, δbLで
表す。各変形δmT, δbT, δmL, δbLを表す基本変形式
fa (τ),fb (τ),fc (τ),fd (τ)は修
正係数Ca ,Cb ,Cc ,Cd を有し、それぞれは共通
のn個の値をとる。例えば、n=3とし、1,0.8,
1.2をとる。但し、各Ca ,Cb ,Cc ,Cd は3個
のいずれもとることができるので34 通りの組み合わせ
が生じる。本発明はこの全ての組み合わせn4 について
請求項1の発明と同様にして計測値と計算値との差|ε
|を求めこの差の最小となる組み合わせのCa ,Cb ,
Cc ,Cd を修正係数とする。
の値とし、この4つの値を発生する基本変形式の修正係
数を求めるものである。ここで変形は加熱線に直角方向
のδ T と加熱線方向のδL とがあり、板厚方向に一様に
生じる変形δmT, δmLと、曲げ作用による板厚方向に変
化する変形で、最大値となる板表面の変形δbT, δbLで
表す。各変形δmT, δbT, δmL, δbLを表す基本変形式
fa (τ),fb (τ),fc (τ),fd (τ)は修
正係数Ca ,Cb ,Cc ,Cd を有し、それぞれは共通
のn個の値をとる。例えば、n=3とし、1,0.8,
1.2をとる。但し、各Ca ,Cb ,Cc ,Cd は3個
のいずれもとることができるので34 通りの組み合わせ
が生じる。本発明はこの全ての組み合わせn4 について
請求項1の発明と同様にして計測値と計算値との差|ε
|を求めこの差の最小となる組み合わせのCa ,Cb ,
Cc ,Cd を修正係数とする。
【0011】請求項4の発明では、加熱条件τとこの加
熱条件の加熱により被加熱板の加熱線に生じる面内変形
δとを下記の(1)式で表し、この(1)式に基づいて
被加熱板に生じる形状変形を算出する形状変形算出手段
を用い、加熱条件をm通り設定し、各加熱条件で被加熱
板を加熱したときの任意位置の形状変形 iUs ,(i=
1〜m)を測定し、前記形状変形算出手段に前記各加熱
条件を代入したとき、 iUs に対応した加熱条件、任意
位置での形状変形の算出値を iUc とし、i U s とi U
c との差の絶対値|εi |=| iUs − iUc |の和E
をE=|ε1 |+|ε2 |+……+|εm |とし、前記
(1)式のCa , Cb , Cc , Cd の各値として基準値
C0 を含めその近傍の値をn個設定し、n4 通りの組み
合わせを作り、各組み合わせについて前記和Eを算出
し、和Eが最小となる組み合わせのCa , Cb , Cc ,
Cd の値を修正係数とする。 記 δmT=Ca fa (τ) δbT=Cb fb (τ) ……(1) δmL=Cc fc (τ) δbL=Cd fd (τ) δmTは加熱線に直角方向の板厚内の一様変形 δbTは加熱線に直角方向の板厚表面の変形 δmLは加熱線方向の板厚内の一様変形 δbLは加熱線方向の板厚表面の変形 Ca , Cb , Cc , Cd は修正係数
熱条件の加熱により被加熱板の加熱線に生じる面内変形
δとを下記の(1)式で表し、この(1)式に基づいて
被加熱板に生じる形状変形を算出する形状変形算出手段
を用い、加熱条件をm通り設定し、各加熱条件で被加熱
板を加熱したときの任意位置の形状変形 iUs ,(i=
1〜m)を測定し、前記形状変形算出手段に前記各加熱
条件を代入したとき、 iUs に対応した加熱条件、任意
位置での形状変形の算出値を iUc とし、i U s とi U
c との差の絶対値|εi |=| iUs − iUc |の和E
をE=|ε1 |+|ε2 |+……+|εm |とし、前記
(1)式のCa , Cb , Cc , Cd の各値として基準値
C0 を含めその近傍の値をn個設定し、n4 通りの組み
合わせを作り、各組み合わせについて前記和Eを算出
し、和Eが最小となる組み合わせのCa , Cb , Cc ,
Cd の値を修正係数とする。 記 δmT=Ca fa (τ) δbT=Cb fb (τ) ……(1) δmL=Cc fc (τ) δbL=Cd fd (τ) δmTは加熱線に直角方向の板厚内の一様変形 δbTは加熱線に直角方向の板厚表面の変形 δmLは加熱線方向の板厚内の一様変形 δbLは加熱線方向の板厚表面の変形 Ca , Cb , Cc , Cd は修正係数
【0012】本発明は請求項3の発明と同様に面内変形
δを4つの値とし、この値を4つの基本変形式で表す。
さらに請求項2の発明と同様にm通りの加熱条件を実施
した後に各Ca , Cb , Cc , Cd のn4 通りの組み合
わせの誤差の和Eを求め、和Eが最小となる組み合わせ
のCa , Cb , Cc , Cd を修正係数とする。
δを4つの値とし、この値を4つの基本変形式で表す。
さらに請求項2の発明と同様にm通りの加熱条件を実施
した後に各Ca , Cb , Cc , Cd のn4 通りの組み合
わせの誤差の和Eを求め、和Eが最小となる組み合わせ
のCa , Cb , Cc , Cd を修正係数とする。
【0013】請求項5の発明では、前記和Eの計算式の
各差|εi |に重み係数gi を乗じ和E=g1 |ε1 |
+g2 |ε2 |+……+gm |εm |としたものであ
る。
各差|εi |に重み係数gi を乗じ和E=g1 |ε1 |
+g2 |ε2 |+……+gm |εm |としたものであ
る。
【0014】複数の加熱条件により所望の曲板を得る場
合、加熱本数の少ない最初の方の加熱条件によって得ら
れる測定値と計算値の誤差と、多くの加熱を行った後に
得られる誤差とでは、信頼性が異なる。そこで各誤差に
対して重み付けすることにより適切な修正係数を得るこ
とができる。
合、加熱本数の少ない最初の方の加熱条件によって得ら
れる測定値と計算値の誤差と、多くの加熱を行った後に
得られる誤差とでは、信頼性が異なる。そこで各誤差に
対して重み付けすることにより適切な修正係数を得るこ
とができる。
【0015】請求項6の発明では、前記計測値Us ,i
Us は、加熱進行中の形状変形と冷却後の形状変形との
関係を予めデータとして蓄積しておき、加熱進行中の変
形形状をこのデータに基づき修正して冷却後の形状変形
とした値である。
Us は、加熱進行中の形状変形と冷却後の形状変形との
関係を予めデータとして蓄積しておき、加熱進行中の変
形形状をこのデータに基づき修正して冷却後の形状変形
とした値である。
【0016】線状加熱により収縮変形を与え曲げ加工す
る原理は加熱後冷却したときに生じる収縮変形を利用す
る。このため加熱して高温の状態で形状変形を測定した
値は正しい形状変形値を表していない。このため上述の
請求項1〜5で説明した発明では1つの加熱条件で加熱
した後の冷却した状態の形状変形を測定した場合に成立
する。しかし実際の施行では1つの加熱条件が終われ
ば、直ちに次の加熱条件で加熱を開始する。そこで本発
明では、加熱進行中の形状変形と冷却後の形状変形との
関係を実証テストや曲げ加工の実績からデータとに蓄積
しておき、加熱進行中の変形形状の測定値をこのデータ
に基づき修正して冷却後の形状変形とした値を測定値U
s , iUs として用いる。
る原理は加熱後冷却したときに生じる収縮変形を利用す
る。このため加熱して高温の状態で形状変形を測定した
値は正しい形状変形値を表していない。このため上述の
請求項1〜5で説明した発明では1つの加熱条件で加熱
した後の冷却した状態の形状変形を測定した場合に成立
する。しかし実際の施行では1つの加熱条件が終われ
ば、直ちに次の加熱条件で加熱を開始する。そこで本発
明では、加熱進行中の形状変形と冷却後の形状変形との
関係を実証テストや曲げ加工の実績からデータとに蓄積
しておき、加熱進行中の変形形状の測定値をこのデータ
に基づき修正して冷却後の形状変形とした値を測定値U
s , iUs として用いる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は線状加熱装置による
加熱の実施状態を説明する図である。曲げ加工対象の金
属製の被加熱板1に加熱装置2を設定する。加熱装置2
は加熱位置に静止し、所定の加熱線の長さを所定時間加
熱するものと、設定された加熱線上を一定速度で加熱し
ながら移動する2つの形式のものがある。加熱装置2に
は形状変形測定装置3が搭載され被加熱板1の外側に設
置された基準部4との相対変位を測定し、平面位置
(X,Y)と高さ方向Zの位置を測定する。基準部4は
例えばレーザ光を形状変形測定装置3に照射し、高さ方
向Zの変位を測定する基準を与える。
て図面を参照して説明する。図1は線状加熱装置による
加熱の実施状態を説明する図である。曲げ加工対象の金
属製の被加熱板1に加熱装置2を設定する。加熱装置2
は加熱位置に静止し、所定の加熱線の長さを所定時間加
熱するものと、設定された加熱線上を一定速度で加熱し
ながら移動する2つの形式のものがある。加熱装置2に
は形状変形測定装置3が搭載され被加熱板1の外側に設
置された基準部4との相対変位を測定し、平面位置
(X,Y)と高さ方向Zの位置を測定する。基準部4は
例えばレーザ光を形状変形測定装置3に照射し、高さ方
向Zの変位を測定する基準を与える。
【0018】図2は長さlH の線状静止加熱源で一定時
間加熱し冷却した後に板に残留する変形を加熱線lH に
わたり平均した値として求める場合の寸法関係を示す図
である。図3は加熱線Hに直角方向に生じる面内変形δ
T と加熱線Hの方向に生じる面内一様変形δL を説明す
る図である。図4は加熱後の収縮により板厚方向に一様
に発生する板厚内の一様変形δm を示し、図5は加熱後
の曲げ収縮により板厚方向に変化しながら発生する面内
曲げ変形を示す。
間加熱し冷却した後に板に残留する変形を加熱線lH に
わたり平均した値として求める場合の寸法関係を示す図
である。図3は加熱線Hに直角方向に生じる面内変形δ
T と加熱線Hの方向に生じる面内一様変形δL を説明す
る図である。図4は加熱後の収縮により板厚方向に一様
に発生する板厚内の一様変形δm を示し、図5は加熱後
の曲げ収縮により板厚方向に変化しながら発生する面内
曲げ変形を示す。
【0019】図6は図2で示す線状静止加熱源により加
熱し冷却後の面内一様変形を示す。横軸は加熱条件τ
で、入熱量とか加熱時間などで表し、縦軸は面内一様変
形で図3に示した2方向の変形δmT, δmLとを示す。δ
=kf(τ)の式で表され実線がk=1,破線はk=
0.8またはk=1.2の場合を示す。
熱し冷却後の面内一様変形を示す。横軸は加熱条件τ
で、入熱量とか加熱時間などで表し、縦軸は面内一様変
形で図3に示した2方向の変形δmT, δmLとを示す。δ
=kf(τ)の式で表され実線がk=1,破線はk=
0.8またはk=1.2の場合を示す。
【0020】図7は図2で示す線状静止加熱源により加
熱し冷却後の曲げ収縮により面内に発生する曲げ変形
で、横軸は図6と同じ加熱条件τ、縦軸は面内に発生す
る曲げ変形で図3に示した2方向の変形δbT, δbLを示
す。δ=kf(τ)の式で表され実線がk=1,破線は
k=0.8またはk=1.2の場合を示す。
熱し冷却後の曲げ収縮により面内に発生する曲げ変形
で、横軸は図6と同じ加熱条件τ、縦軸は面内に発生す
る曲げ変形で図3に示した2方向の変形δbT, δbLを示
す。δ=kf(τ)の式で表され実線がk=1,破線は
k=0.8またはk=1.2の場合を示す。
【0021】図6,図7に示した変形式は基準変形式と
呼ばれ、本発明では先に示した(1)式で表す。Ca ,
Cb , Cc , Cd はkの値を各式ごとに表したものであ
る。C(Ca , Cb , Cc , Cd の総称)の値を1とし
た式が実験で得られたものであり、実際の加熱状態が実
験状態と同じであれば、Cは1である。加熱条件τ(こ
の場合加熱条件は加熱時間や入熱量などのみでなく、加
熱位置、加熱線の密度、加熱線の方向などの全ての条件
を表す)を入力すると加熱した後の形状変形を出力する
形状変形手段(通常は計算プログラム)や所望の形状変
形のデータを入力すると、この変形を生じる加熱条件を
出力する加熱条件算出手段(通常計算プログラム)は、
この基本変形式に基づいて作られている。
呼ばれ、本発明では先に示した(1)式で表す。Ca ,
Cb , Cc , Cd はkの値を各式ごとに表したものであ
る。C(Ca , Cb , Cc , Cd の総称)の値を1とし
た式が実験で得られたものであり、実際の加熱状態が実
験状態と同じであれば、Cは1である。加熱条件τ(こ
の場合加熱条件は加熱時間や入熱量などのみでなく、加
熱位置、加熱線の密度、加熱線の方向などの全ての条件
を表す)を入力すると加熱した後の形状変形を出力する
形状変形手段(通常は計算プログラム)や所望の形状変
形のデータを入力すると、この変形を生じる加熱条件を
出力する加熱条件算出手段(通常計算プログラム)は、
この基本変形式に基づいて作られている。
【0022】本実施の形態はこのようにして作成されて
いる形状変形算出手段や加熱条件算出手段に用いられて
いる基本変形式を加熱中に生じる形状変形を計測して、
実際の形状変形や所望の曲面が得られる加熱条件を算出
できるように修正するものである。形状変形算出手段で
算出した形状変形が実測値と合致しない場合や、加熱条
件算出手段で出力された加熱条件で加熱しても所望の曲
面形状とならない場合、実際の加熱条件と、基本変形式
を作成した状態が相違していることが多い。このような
ときには、加熱条件を基本変形式を作成した条件に合わ
せるよりも、実際の作業で実施できる条件とし、基本変
形式の方を修正した方が、現実的である。そこで実験で
求めた式f(τ)に修正係数Cを乗算したCf(τ)を
用いるようにし、Cの値を実際に行っている加熱によっ
て生じる形状変形により求める。
いる形状変形算出手段や加熱条件算出手段に用いられて
いる基本変形式を加熱中に生じる形状変形を計測して、
実際の形状変形や所望の曲面が得られる加熱条件を算出
できるように修正するものである。形状変形算出手段で
算出した形状変形が実測値と合致しない場合や、加熱条
件算出手段で出力された加熱条件で加熱しても所望の曲
面形状とならない場合、実際の加熱条件と、基本変形式
を作成した状態が相違していることが多い。このような
ときには、加熱条件を基本変形式を作成した条件に合わ
せるよりも、実際の作業で実施できる条件とし、基本変
形式の方を修正した方が、現実的である。そこで実験で
求めた式f(τ)に修正係数Cを乗算したCf(τ)を
用いるようにし、Cの値を実際に行っている加熱によっ
て生じる形状変形により求める。
【0023】図8は本実施の形態の動作を説明するフロ
ー図である。本実施の形態では必要な加熱条件がM通り
あり、これを順次1通りづつ行ってM回加熱を行い所望
の曲面形状に加工される場合、その途中で基本変形式の
修正を行い、その結果に基づき加熱条件を修正する場合
の説明をする。まず所望の曲面形状を定め、この形状や
被加熱材の板厚や寸法、などのデータを加熱条件算出手
段に入力し、その結果M通りの加熱条件を1通りづつ順
次実施する。具体的にはある位置を線状に加熱(2本以
上同時に加熱することもある)したら、次の位置の加熱
を行い、これを順次繰り返す。1通りの加熱とは同時に
行われる加熱で、何本同時に加熱しても1通りの加熱で
ある。加熱条件はこの1通り毎の加熱の条件を規定する
と共に、このような加熱を何回(何通り)行うか、その
順序も定めたものである。
ー図である。本実施の形態では必要な加熱条件がM通り
あり、これを順次1通りづつ行ってM回加熱を行い所望
の曲面形状に加工される場合、その途中で基本変形式の
修正を行い、その結果に基づき加熱条件を修正する場合
の説明をする。まず所望の曲面形状を定め、この形状や
被加熱材の板厚や寸法、などのデータを加熱条件算出手
段に入力し、その結果M通りの加熱条件を1通りづつ順
次実施する。具体的にはある位置を線状に加熱(2本以
上同時に加熱することもある)したら、次の位置の加熱
を行い、これを順次繰り返す。1通りの加熱とは同時に
行われる加熱で、何本同時に加熱しても1通りの加熱で
ある。加熱条件はこの1通り毎の加熱の条件を規定する
と共に、このような加熱を何回(何通り)行うか、その
順序も定めたものである。
【0024】1通りづつ加熱条件に従い加熱してゆき、
i通り目の加熱条件τi に従い実施し、その加熱が終わ
った時点で被加熱材1の形状変形、特にZ軸方向の変形
を実測し、この測定値を iUs とする(S1)。なお、
この iUs は被加熱板1が冷却しない状態で計測した値
に修正値を乗じて冷却された状態で生じる変形に修正し
た値としたものである。これと並行して、または事前に
同じ加熱条件τi でかつ、(1)式の修正係数Ca,Cb,
Cc,Cd をそれぞれ1,1.2,0.8とした34 =8
1通りの組み合わせの計算値 iUc j を計算しておく、
ここでj=1〜81で、81通りの iUc が得られる
(S2)。なお、Cを1,1.2,0.8としたのは一
例であり、その他の数字としてもよいし、n=3にする
必要もない。
i通り目の加熱条件τi に従い実施し、その加熱が終わ
った時点で被加熱材1の形状変形、特にZ軸方向の変形
を実測し、この測定値を iUs とする(S1)。なお、
この iUs は被加熱板1が冷却しない状態で計測した値
に修正値を乗じて冷却された状態で生じる変形に修正し
た値としたものである。これと並行して、または事前に
同じ加熱条件τi でかつ、(1)式の修正係数Ca,Cb,
Cc,Cd をそれぞれ1,1.2,0.8とした34 =8
1通りの組み合わせの計算値 iUc j を計算しておく、
ここでj=1〜81で、81通りの iUc が得られる
(S2)。なお、Cを1,1.2,0.8としたのは一
例であり、その他の数字としてもよいし、n=3にする
必要もない。
【0025】このようにして1個の実測値 iUs に対し
て81個の iUc j との差 iεj = iUs − iUj c を
81個求める。このように加熱条件1通り当たりCのと
る値をnとするとN4 個の誤差 iεを求め、(S3)、
このようなことを加熱条件がm通りになるまで繰り返す
(S4)。これによりm×n4 通りの誤差εを得ること
ができる。
て81個の iUc j との差 iεj = iUs − iUj c を
81個求める。このように加熱条件1通り当たりCのと
る値をnとするとN4 個の誤差 iεを求め、(S3)、
このようなことを加熱条件がm通りになるまで繰り返す
(S4)。これによりm×n4 通りの誤差εを得ること
ができる。
【0026】次に1通りのCの組み合わせごとにm通り
の加熱条件で得たm個の差|1 εj|, |2 εj |,…
…|m εj |に重み係数gi を乗じた和Ej =g1 |1
εj|+g2 |2 εj |+……+gm | mεj |を求
め、これをCの組み合わせのj=n4 個求める。つまり
n=3のときはE1 ,E2 ,……E81求める(S5)。
重み係数gi はiの小さな値に対しては小さく、大きな
値に対しては大きくしておく。iが大きくなる程加熱回
数を多くなり、変形も大きくなり、誤差の精度も向上し
ているからである。
の加熱条件で得たm個の差|1 εj|, |2 εj |,…
…|m εj |に重み係数gi を乗じた和Ej =g1 |1
εj|+g2 |2 εj |+……+gm | mεj |を求
め、これをCの組み合わせのj=n4 個求める。つまり
n=3のときはE1 ,E2 ,……E81求める(S5)。
重み係数gi はiの小さな値に対しては小さく、大きな
値に対しては大きくしておく。iが大きくなる程加熱回
数を多くなり、変形も大きくなり、誤差の精度も向上し
ているからである。
【0027】次にこのようにして算出したEj の内最小
になるEj の計算に用いたCa,Cb,Cc , Cd の値を求
める(S6)。このCの値がどれも1に近い時は、基本
変形式の修正は必要ない。このCの値や基本変形式に基
づく加熱条件算出手段と形状変形算出手段に用いる各種
データをデータベースと称し、Cの値に応じてこのデー
タベースの変更が必要か否か判断する(S7)。Cの値
が1と異なる場合は、その値にCを修正し、これに応じ
て加熱条件算出手段を修正する(S8)。この修正した
加熱条件算出手段により再度加熱条件を出力し、今まで
実施してきた加熱条件を修正し(S9)、これに基づき
加熱を続行してゆく。
になるEj の計算に用いたCa,Cb,Cc , Cd の値を求
める(S6)。このCの値がどれも1に近い時は、基本
変形式の修正は必要ない。このCの値や基本変形式に基
づく加熱条件算出手段と形状変形算出手段に用いる各種
データをデータベースと称し、Cの値に応じてこのデー
タベースの変更が必要か否か判断する(S7)。Cの値
が1と異なる場合は、その値にCを修正し、これに応じ
て加熱条件算出手段を修正する(S8)。この修正した
加熱条件算出手段により再度加熱条件を出力し、今まで
実施してきた加熱条件を修正し(S9)、これに基づき
加熱を続行してゆく。
【0028】以上の実施の形態では加熱条件をm通り行
ったときCの値を修正する。mの値としてある数以上、
例えば10通り以上の値とすれば局部的な乱れに左右さ
れず大局的な傾向を把むことができ、大局的に確実に目
標の曲面形状に近づくことができる。
ったときCの値を修正する。mの値としてある数以上、
例えば10通り以上の値とすれば局部的な乱れに左右さ
れず大局的な傾向を把むことができ、大局的に確実に目
標の曲面形状に近づくことができる。
【0029】しかし、逆に局部的な微妙な影響を把むた
めには、同一の属性、または近い属性を持った加熱線の
場合、例えば板端に於ける加熱線だけのデータを抽出し
て測定値と計算値の誤差を求め、Cの値を定めてゆくこ
とも可能である。
めには、同一の属性、または近い属性を持った加熱線の
場合、例えば板端に於ける加熱線だけのデータを抽出し
て測定値と計算値の誤差を求め、Cの値を定めてゆくこ
とも可能である。
【0030】また実施の形態ではn通りの加熱条件を実
施した後修正係数Cの値を決めたが、1回の加熱条件ご
とにCa , Cb , Cc , Cd の値を決め(m=1の場合
に相当)、m通り実施してm個のCa , Cb , Cc , C
d の値を求め、Ca の平均値と分散を求めCa の値を1
から修正するか検討し、Ca , Cb , Cc , Cd につい
ても同様の検討をするようにしてもよい。
施した後修正係数Cの値を決めたが、1回の加熱条件ご
とにCa , Cb , Cc , Cd の値を決め(m=1の場合
に相当)、m通り実施してm個のCa , Cb , Cc , C
d の値を求め、Ca の平均値と分散を求めCa の値を1
から修正するか検討し、Ca , Cb , Cc , Cd につい
ても同様の検討をするようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、加熱中の形状変形の実測値より形状変形や加熱条件
を算出する基となる基本変形式の修正を迅速に行うこと
ができる。これにより実施中の加熱条件を修正データに
基づいて修正することが可能となり、目標の曲げ変形形
状に近づく確率を大きくすることができる。
は、加熱中の形状変形の実測値より形状変形や加熱条件
を算出する基となる基本変形式の修正を迅速に行うこと
ができる。これにより実施中の加熱条件を修正データに
基づいて修正することが可能となり、目標の曲げ変形形
状に近づく確率を大きくすることができる。
【図1】本発明を実施する線状加熱装置の一例を示す図
である。
である。
【図2】基本変形式を導くための加熱線や寸法関係を示
す図である。
す図である。
【図3】加熱線Hに直角方向と同方向の面内変形δT,δ
L を説明する図である。
L を説明する図である。
【図4】加熱後の収縮により板厚方向の一様変形δm を
示す図である。
示す図である。
【図5】加熱後の曲げ収縮により板厚方向に変化しなが
ら発生する面内曲げ変形を示す。
ら発生する面内曲げ変形を示す。
【図6】面内一様変形δmT,δmLと加熱条件の関係を表
す基本変形式を実験的に求めた一例とそれを修正した場
合を示す図である。
す基本変形式を実験的に求めた一例とそれを修正した場
合を示す図である。
【図7】面内曲げ収縮により発生するδbT, δbLと加熱
条件の関係を表す基本変形式を実験的に求めた一例とそ
れを修正した一例を示す図である。
条件の関係を表す基本変形式を実験的に求めた一例とそ
れを修正した一例を示す図である。
【図8】本実施の形態の動作フロー図である。
1 被加熱板 2 加熱装置 3 形状変形測定装置 4 基準部
Claims (6)
- 【請求項1】 加熱条件τとこの加熱条件の加熱により
被加熱板の加熱線に生じる面内変形δとをδ=kf
(τ)で表し、この式に基づいて被加熱板に生じる形状
変形を算出する形状変形算出手段を用い、加熱条件によ
る加熱により発生した被加熱板の任意の位置の形状変形
Us を計測し、前記形状変形算出手段に被加熱板に加え
た加熱条件を代入して得られる前記任意の位置の形状変
形をUc とし、Us とUc との差εを求め、前記式のk
の値として基準値ko を含めその近傍の値をn個設定
し、このkを用いてn通りの差εを計算し、差|ε|が
最小となるkを修正係数とすることを特徴とする線状加
熱変形算出データのリアルタイム修正方法。 - 【請求項2】 加熱条件τとこの加熱条件の加熱により
被加熱板の加熱線に生じる面内変形δとをδ=kf
(τ)で表し、この式に基づいて被加熱板に生じる形状
変形を算出する形状変形算出手段を用い、m通りの加熱
条件に対して、各加熱条件で被加熱板を加熱したときの
任意位置の形状変形 iUs ,(i=1〜m)を測定し、
前記形状変形算出手段に前記各加熱条件を代入したとき
iUs に対応した加熱条件、任意位置での形状変形の算
出値を iUc とし、 iUs と iUcとの差の絶対値|ε
i |=| iUs − iUc |の和EをE=|ε1 |+|ε
2 |+……+|εm |とし、前記式のkの値として基準
値k0 を含めその近傍の値をn個設定し、このkを用い
てn通りの和を算出し和Eが最小となるkを修正係数と
することを特徴とする線状加熱変形算出データのリアル
タイム修正方法。 - 【請求項3】 加熱条件τとこの加熱条件の加熱により
被加熱板の加熱線に生じる面内変形δとを下記の(1)
式で表し、この(1)式に基づいて被加熱板に生じる形
状変形を算出する形状変形算出手段を用い、加熱条件に
よる加熱により発生した被加熱板の任意の位置の形状変
形Us を計測し、前記形状変形算出手段に被加熱板に加
えた加熱条件を代入して得られる前記任意位置の形状変
形をU c とし、Us とUc との差εを求め、(1)式の
Ca , Cb , Cc , Cd の各値として基準値C0 を含め
その近傍の値をn個設定しn4 通りの組み合わせを作
り、各組み合わせについて前記差εを算出し、差|ε|
が最小となる組み合わせのCa , Cb , Cc , Cd の値
を修正係数とすることを特徴とする線状加熱変形算出デ
ータのリアルタイム修正方法。 記 δmT=Ca fa (τ) δbT=Cb fb (τ) ……(1) δmL=Cc fc (τ) δbL=Cd fd (τ) δmTは加熱線に直角方向の板厚内の一様変形 δbTは加熱線に直角方向の板厚表面の変形 δmLは加熱線方向の板厚内の一様変形 δbLは加熱線方向の板厚表面の変形 Ca , Cb , Cc , Cd は修正係数 - 【請求項4】 加熱条件τとこの加熱条件の加熱により
被加熱板の加熱線に生じる面内変形δとを下記の(1)
式で表し、この(1)式に基づいて被加熱板に生じる形
状変形を算出する形状変形算出手段を用い、加熱条件を
m通り設定し、各加熱条件で被加熱板を加熱したときの
任意位置の形状変形 iUs ,(i=1〜m)を測定し、
前記形状変形算出手段に前記各加熱条件を代入したと
き、 iU s に対応した加熱条件、任意位置での形状変形
の算出値を iUc とし、i Us と i Uc との差の絶対値
|εi |=| iUs − iUc |の和EをE=|ε1 |+
|ε2 |+……+|εm |とし、前記(1)式のCa ,
Cb , Cc , Cd の各値として基準値C0 を含めその近
傍の値をn個設定し、n4 通りの組み合わせを作り、各
組み合わせについて前記和Eを算出し、和Eが最小とな
る組み合わせのCa , Cb , Cc , Cd の値を修正係数
とすることを特徴とする線状加熱変形算出データのリア
ルタイム修正方法。 記 δmT=Ca fa (τ) δbT=Cb fb (τ) ……(1) δmL=Cc fc (τ) δbL=Cd fd (τ) δmTは加熱線に直角方向の板厚内の一様変形 δbTは加熱線に直角方向の板厚表面の変形 δmLは加熱線方向の板厚内の一様変形 δbLは加熱線方向の板厚表面の変形 Ca , Cb , Cc , Cd は修正係数 - 【請求項5】 前記和Eの計算式の各差|εi |に重み
係数gi を乗じ和E=g1 |ε1 |+g2 |ε2 |+…
…+gm |εm |としたことを特徴とする請求項2また
は4記載の線状加熱変形算出データのリアルタイム修正
方法。 - 【請求項6】 前記計測値Us ,i Us は、加熱進行中
の形状変形と冷却後の形状変形との関係を予めデータと
して蓄積しておき、加熱進行中の変形形状をこのデータ
に基づき修正して冷却後の形状変形とした値であること
を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の線状
加熱変形算出データのリアルタイム修正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14262396A JPH09323129A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 線状加熱変形算出データのリアルタイム修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14262396A JPH09323129A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 線状加熱変形算出データのリアルタイム修正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09323129A true JPH09323129A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15319653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14262396A Pending JPH09323129A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 線状加熱変形算出データのリアルタイム修正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09323129A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000317530A (ja) * | 1999-05-12 | 2000-11-21 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 線状加熱による金属板の曲げ加工形状評価方法 |
| JP2006218486A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Ihi Marine United Inc | 線状加熱における修正加熱方案の算出方法 |
| JP2007090363A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Nippon Steel Corp | 鋼板の熱加工方法 |
| CN104084451A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-10-08 | 无锡市威海达机械制造有限公司 | 机械零件塑性变形矫正的方法 |
| CN104492861A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-04-08 | 唐山轨道客车有限责任公司 | 焊件焊接变形的矫正装置及矫正方法 |
| CN105598217A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-05-25 | 中国第二重型机械集团德阳万航模锻有限责任公司 | 钛合金模锻件翘曲的恒温恒压校直方法 |
| CN107764231A (zh) * | 2017-10-13 | 2018-03-06 | 天津市勘察院 | 一种基于北斗地基增强的建筑物变形监测系统和方法 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP14262396A patent/JPH09323129A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000317530A (ja) * | 1999-05-12 | 2000-11-21 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 線状加熱による金属板の曲げ加工形状評価方法 |
| JP2006218486A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Ihi Marine United Inc | 線状加熱における修正加熱方案の算出方法 |
| JP2007090363A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Nippon Steel Corp | 鋼板の熱加工方法 |
| CN104084451A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-10-08 | 无锡市威海达机械制造有限公司 | 机械零件塑性变形矫正的方法 |
| CN104084451B (zh) * | 2014-06-30 | 2016-05-11 | 无锡市威海达机械制造有限公司 | 机械零件塑性变形矫正的方法 |
| CN104492861A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-04-08 | 唐山轨道客车有限责任公司 | 焊件焊接变形的矫正装置及矫正方法 |
| CN104492861B (zh) * | 2014-11-25 | 2016-08-24 | 唐山轨道客车有限责任公司 | 焊件焊接变形的矫正装置及矫正方法 |
| CN105598217A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-05-25 | 中国第二重型机械集团德阳万航模锻有限责任公司 | 钛合金模锻件翘曲的恒温恒压校直方法 |
| CN107764231A (zh) * | 2017-10-13 | 2018-03-06 | 天津市勘察院 | 一种基于北斗地基增强的建筑物变形监测系统和方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2799828B1 (en) | System and method for predicting distortion of a workpiece resulting from a peening machine process | |
| US6928636B2 (en) | Rule based OPC evaluating method and simulation-based OPC model evaluating method | |
| US8645086B1 (en) | Stress function calibration method | |
| CN109579733B (zh) | 一种激光3d打印成型尺寸精度快速测算方法 | |
| Aquino et al. | Design of heterogeneous mechanical tests: Numerical methodology and experimental validation | |
| CN109834136A (zh) | 自动矫直焊接组件的方法 | |
| CN110570478B (zh) | 一种空间光学遥感相机反射镜的热稳定性定标方法 | |
| CN1695040B (zh) | 用于计量仪器的评估和优化方法 | |
| CN115876593B (zh) | 一种金属板材压缩过程各向异性r值测定方法 | |
| CN119887780A (zh) | 一种led倒装芯片的封装测试方法及相关设备 | |
| JPH09323129A (ja) | 線状加熱変形算出データのリアルタイム修正方法 | |
| Smit et al. | Use of power series expansion for residual stress determination by the incremental hole-drilling technique | |
| JP2006000879A (ja) | 変形推定方法、プログラムおよび記録媒体 | |
| JPH05223661A (ja) | 残留応力の測定方法 | |
| CN113787101B (zh) | 一种热轧带钢的板型凸度控制方法和装置 | |
| JP5399938B2 (ja) | 推定用多項式生成装置、推定装置、推定用多項式生成方法および推定方法 | |
| JP4047005B2 (ja) | 熱処理シミュレーションによる歪の解析方法 | |
| Praniewicz et al. | Part Deflection Measurements of AM‑Bench IN718 3D Build Artifacts | |
| JPH0682353A (ja) | 疲労亀裂伝播下限界応力拡大係数範囲の測定方法 | |
| JPS63308317A (ja) | 荷電ビ−ム露光装置 | |
| JPH06264153A (ja) | 連続式加熱炉内のスラブ温度予測方法 | |
| Wiemann et al. | Temperature influence on involute gear measurements | |
| JP3037908B2 (ja) | 変量分布推定方法 | |
| JP2005208735A (ja) | 歯車形状のシミュレーション方法 | |
| CN115358435A (zh) | 一种模型未知工件五轴自适应扫描测量路径规划方法 |