JPH09323269A - シリンダライナの引抜装置 - Google Patents

シリンダライナの引抜装置

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JPH09323269A
JPH09323269A JP14158696A JP14158696A JPH09323269A JP H09323269 A JPH09323269 A JP H09323269A JP 14158696 A JP14158696 A JP 14158696A JP 14158696 A JP14158696 A JP 14158696A JP H09323269 A JPH09323269 A JP H09323269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder liner
block
center shaft
rod
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP14158696A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuki Ozawa
伸樹 男澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダライナを変形させたり欠損させたり
することなく、且つシリンダライナの引抜作業を効率よ
く行い得るシリンダライナの引抜装置を提供する。 【解決手段】 シリンダライナ3内に嵌挿可能な円柱状
の弾性体からなるブロック11の上下面を挟持するよう
に上プレート12と下プレート13とを配設し、ブロッ
ク11と上下プレート12,13の中心部に、センタシ
ャフト15を貫通せしめ、該センタシャフト15と直交
するピン16を介してセンタシャフト15の上端部に、
一端側に上プレート12上面に押し付け可能なカム部1
8が形成されたクレビスジョイント19を枢着し、該ク
レビスジョイント19の他端側にロッド20の基端部を
螺着し、該ロッド20に、ハンマストッパ21に押し当
て可能なスライディングハンマ22をスライド自在に嵌
装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダライナの
引抜装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図3に示される如く、エンジン
1のシリンダブロック2の内部には、耐摩耗性の高い鋳
鉄等からなる円筒状のシリンダライナ3が圧入されてい
るが、このようなエンジン1を分解する際には、先ず、
シリンダブロック2のスカート部から図示していないオ
イルパンを取り外してピストンをシリンダブロック2の
下側から抜き取った後、シリンダブロック2の上にセン
タシャフトガイド4を載せると共に、シリンダライナ3
の長さに合わせて固定ナット5,6の締め付けにより下
端部所要位置にフックプレート7が取り付けられたセン
タシャフト8をシリンダブロック2の下側から挿入し、
該センタシャフト8の上端部を前記センタシャフトガイ
ド4のガイド孔9に挿通して引抜ナット10を螺合させ
る。
【0003】続いて、前記フックプレート7をシリンダ
ライナ3の下端に係合させた状態で、前記引抜ナット1
0を締め付けることにより、センタシャフト8を上昇せ
しめ、フックプレート7を介してシリンダライナ3を、
図3中仮想線で示されるように、引き上げ、この後、前
記引抜ナット10を緩める方向に回転させてセンタシャ
フト8とセンタシャフトガイド4を取り外し、図示して
いない別の工具を使用して、前記上端部がシリンダブロ
ック2から引き上げられたシリンダライナ3を引き抜く
ようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く、フックプレート7をシリンダライナ3の下端に係
合させた状態で、該シリンダライナ3を引き上げるので
は、シリンダライナ3の下端部に部分的に大きな力が加
わり、該シリンダライナ3の下端部が変形したり欠損し
たりする可能性があった。
【0005】又、フックプレート7をセットする際に
は、センタシャフト8に対するフックプレート7の位置
を固定ナット5,6の締め付けによって調整しなければ
ならず、しかも、シリンダライナ3を引き上げる際に
は、引抜ナット10を締め付け、シリンダライナ3の引
き上げ完了後は、引抜ナット10を再び緩めてセンタシ
ャフト8を取り外す必要があり、作業性が非常に悪かっ
た。
【0006】本発明は、斯かる実情に鑑み、シリンダラ
イナを変形させたり欠損させたりすることなく、且つシ
リンダライナの引抜作業を効率よく行い得るシリンダラ
イナの引抜装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダブロ
ックに圧入されたシリンダライナ内に嵌挿可能な円柱状
の弾性体からなるブロックと、該ブロックの上下面を挟
持するように配設される上下プレートと、前記ブロック
と上下プレートの中心部を貫通し且つ下端部に下プレー
トと係合する押上ストッパが設けられたセンタシャフト
と、該センタシャフトと直交するピンを介してセンタシ
ャフトの上端部に枢着され且つ一端側に前記上プレート
上面に押し付け可能なカム部が形成されたクレビスジョ
イントと、該クレビスジョイントの他端側に基端が連結
されたロッドとを備えたことを特徴とするシリンダライ
ナの引抜装置にかかるものである。
【0008】又、前記シリンダライナの引抜装置におい
ては、ロッドの先端に設けたハンマストッパに押し当て
可能なスライディングハンマを、ロッドに対しスライド
自在に嵌装することが望ましい。
【0009】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0010】シリンダライナを引き抜く際には、先ず、
ロッドをセンタシャフトに対して倒し、クレビスジョイ
ントのカム部を上プレート上面から離反させた状態で、
ブロックをシリンダライナの上部に嵌挿する。
【0011】続いて、前記ロッドを持ち上げて行くと、
前記クレビスジョイントのカム部が上プレート上面に近
接して接触し、ピンを支点とするてこの原理により、上
プレートがブロック上面に押し付けられると共に、セン
タシャフトを介して下プレートが引き上げられる形とな
り、前記上プレートと下プレートとの間隔が狭められ、
これにより、ブロックが上下方向に圧縮されて周方向へ
膨張し、シリンダライナ内周面に圧接される。
【0012】前記ロッドをセンタシャフトの延長線上に
位置するよう起立させた状態で、ロッドを引き上げれ
ば、シリンダブロックに圧入されていたシリンダライナ
がシリンダブロックから引き抜かれる。
【0013】前記シリンダライナの引き抜きが完了した
ら、前記ロッドを再びセンタシャフトに対して倒し、ク
レビスジョイントのカム部を上プレート上面から離反さ
せると、前記ブロックのシリンダライナ内周面に対する
圧接状態が解除され、この状態で、前記ブロックをシリ
ンダライナの上部から取り外す。
【0014】このように、本発明においては、シリンダ
ライナの内周面全体にブロックを圧接させるようにして
いるため、従来のように、シリンダライナに部分的に大
きな力が加わるようなことはなく、該シリンダライナが
変形したり欠損したりする心配はない。
【0015】又、シリンダライナに対するブロックの着
脱は、従来のように、センタシャフトに対するフックプ
レートの位置を固定ナットの締め付けによって調整した
り、引抜ナットを締め付けたり緩めたりせずに、ロッド
を単に傾動させるだけでよいため、作業性も非常によく
なる。
【0016】又、ロッドの先端に設けたハンマストッパ
に押し当て可能なスライディングハンマを、ロッドに対
しスライド自在に嵌装するようにすれば、ブロックをシ
リンダライナの上部に嵌挿し、且つロッドをセンタシャ
フトの延長線上に位置するよう起立させた状態で、スラ
イディングハンマをハンマストッパに押し当てるように
ロッドに沿って上下方向へ動かすことにより、シリンダ
ブロックに圧入されていたシリンダライナを更に容易に
シリンダブロックから引き抜くことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0018】図1及び図2は本発明を実施する形態の一
例であって、シリンダブロック2に圧入されたシリンダ
ライナ3内に嵌挿可能な円柱状のゴム等の弾性体からな
るブロック11を形成し、 該ブロック11の上下面を
挟持するように上プレート12と下プレート13とを配
設し、前記ブロック11と上下プレート12,13の中
心部に、下端部に下プレート13と係合する押上ストッ
パ14が設けられたセンタシャフト15を貫通せしめ、
該センタシャフト15と直交するピン16を介してセン
タシャフト15の上端部に、一端側にワッシャ17を介
して前記上プレート12上面に押し付け可能なカム部1
8が形成されたクレビスジョイント19を枢着し、該ク
レビスジョイント19の他端側にロッド20の基端部を
螺着し、該ロッド20に、ロッド20の先端に設けたハ
ンマストッパ21に押し当て可能なスライディングハン
マ22をスライド自在に嵌装する。
【0019】前記押上ストッパ14は、センタシャフト
15下端部に嵌装したワッシャ14aと、センタシャフ
ト15下端部に螺着したナット14b,14cとから構
成してあり、又、前記ハンマストッパ21は、ロッド2
0上端部に螺着したナット21a,21bから構成して
ある。
【0020】尚、図中、23はピン16の抜け止め用の
ピンである。
【0021】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0022】シリンダライナ3を引き抜く際には、先
ず、図2中仮想線で示すように、ロッド20をセンタシ
ャフト15に対して略90゜倒し、クレビスジョイント
19のカム部18を上プレート12上のワッシャ17か
ら離反させた状態で、ブロック11をシリンダライナ3
の上部に嵌挿する。
【0023】続いて、前記ロッド20を図2中仮想線で
示す状態から持ち上げて行くと、前記クレビスジョイン
ト19のカム部18が上プレート12上のワッシャ17
上面に近接して接触し、ピン16を支点とするてこの原
理により、ワッシャ17を介して上プレート12がブロ
ック11上面に押し付けられると共に、センタシャフト
15を介して下プレート13が引き上げられる形とな
り、前記上プレート12と下プレート13との間隔が狭
められ、これにより、ブロック11が上下方向に圧縮さ
れて周方向へ膨張し、シリンダライナ3内周面に圧接さ
れる。
【0024】前記ロッド20を、図1及び図2中実線で
示す如く、センタシャフト15の延長線上に位置するよ
う起立させた状態で、スライディングハンマ22をハン
マストッパ21に押し当てるようにロッド20に沿って
上下方向へ動かすと、シリンダブロック2に圧入されて
いたシリンダライナ3がシリンダブロック2から引き抜
かれる。
【0025】前記シリンダライナ3の引き抜きが完了し
たら、前記ロッド20を図1及び図2中実線で示す状態
から再び図2中仮想線で示すように、センタシャフト1
5に対して略90゜倒し、クレビスジョイント19のカ
ム部18を上プレート12上のワッシャ17から離反さ
せると、前記ブロック11のシリンダライナ3内周面に
対する圧接状態が解除され、この状態で、前記ブロック
11をシリンダライナ3の上部から取り外す。
【0026】このように、本図示例においては、シリン
ダライナ3の内周面全体にブロック11を圧接させるよ
うにしているため、従来のように、シリンダライナ3に
部分的に大きな力が加わるようなことはなく、該シリン
ダライナ3が変形したり欠損したりする心配はない。
【0027】又、シリンダライナ3に対するブロック1
1の着脱は、従来のように、センタシャフト8に対する
フックプレート7の位置を固定ナット5,6の締め付け
によって調整したり、引抜ナット10を締め付けたり緩
めたりせずに、ロッド20を単に傾動させるだけでよい
ため、作業性も非常によくなる。
【0028】こうして、シリンダライナ3を変形させた
り欠損させたりすることなく、且つシリンダライナ3の
引抜作業を効率よく行い得る。
【0029】尚、本発明のシリンダライナの引抜装置
は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項
1,2に記載のシリンダライナの引抜装置によれば、シ
リンダライナを変形させたり欠損させたりすることな
く、且つシリンダライナの引抜作業を効率よく行い得る
という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の側断面図であ
る。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】従来例の側断面図である。
【符号の説明】
2 シリンダブロック 3 シリンダライナ 11 ブロック 12 上プレート 13 下プレート 14 押上ストッパ 15 センタシャフト 16 ピン 18 カム部 19 クレビスジョイント 20 ロッド 21 ハンマストッパ 22 スライディングハンマ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロックに圧入されたシリンダ
    ライナ内に嵌挿可能な円柱状の弾性体からなるブロック
    と、 該ブロックの上下面を挟持するように配設される上下プ
    レートと、 前記ブロックと上下プレートの中心部を貫通し且つ下端
    部に下プレートと係合する押上ストッパが設けられたセ
    ンタシャフトと、 該センタシャフトと直交するピンを介してセンタシャフ
    トの上端部に枢着され且つ一端側に前記上プレート上面
    に押し付け可能なカム部が形成されたクレビスジョイン
    トと、 該クレビスジョイントの他端側に基端が連結されたロッ
    ドとを備えたことを特徴とするシリンダライナの引抜装
    置。
  2. 【請求項2】 ロッドの先端に設けたハンマストッパに
    押し当て可能なスライディングハンマを、ロッドに対し
    スライド自在に嵌装した請求項1記載のシリンダライナ
    の引抜装置。
JP14158696A 1996-06-04 1996-06-04 シリンダライナの引抜装置 Pending JPH09323269A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100371556B1 (ko) * 2000-12-29 2003-02-07 현대자동차주식회사 유압을 이용한 실린더 라이너 탈거 장치
KR20040028191A (ko) * 2002-09-30 2004-04-03 현대모비스 주식회사 인서트 코어 취출기
CN107649873A (zh) * 2017-10-17 2018-02-02 中钢集团西安重机有限公司 油缸活塞杆装配工具及其使用方法
CN111843430A (zh) * 2020-07-20 2020-10-30 王冬梅 一种用于工具锤组装的敲紧设备
CN115533823A (zh) * 2022-11-15 2022-12-30 华能荆门热电有限责任公司 燃煤锅炉低氮旋流燃烧器液压拆装方法

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