JPH09323437A - カラー感熱プリンタ - Google Patents

カラー感熱プリンタ

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JPH09323437A
JPH09323437A JP8145625A JP14562596A JPH09323437A JP H09323437 A JPH09323437 A JP H09323437A JP 8145625 A JP8145625 A JP 8145625A JP 14562596 A JP14562596 A JP 14562596A JP H09323437 A JPH09323437 A JP H09323437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
recording paper
coloring layer
paper
thermal
Prior art date
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Application number
JP8145625A
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English (en)
Inventor
Naoki Takatori
直樹 高取
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー感熱記録紙の余白を小さくする。 【解決手段】 搬送ローラ対17の下流側に、主搬送路
29と副搬送路30とを設け、各搬送路29,30に、
マゼンタ用光定着器32とイエロー用光定着器35とを
搬送ローラ対17に近接して配置し、熱記録する感熱発
色層に応じて、上下ペーパーガイド22,23からなる
搬送路切替え手段により、搬送路を切り換える。これに
より、カラー感熱記録紙13の後端側の余白は、搬送ロ
ーラ対17で挟み込まれたニップ代のみとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、往復動方式のカラ
ー感熱プリンタに関し、更に詳しくは、カラー感熱記録
紙の端部近くまで光定着を行うカラー感熱プリンタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】支持体上に、少なくとも3種類の感熱発
色層、例えばシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,
イエロー感熱発色層を順に層設したカラー感熱記録紙を
用いて、フルカラー画像をプリントするカラー感熱プリ
ンタが知られている。このカラー感熱プリンタでは、プ
リントに際してサーマルヘッドをカラー感熱記録紙に押
し付け、熱感度が最も高いイエロー感熱発色層にイエロ
ー画像を1ラインずつ熱記録し、その直後にイエロー感
熱発色層を光定着する。次にマゼンタ感熱発色層にマゼ
ンタ画像を熱記録してから、これを光定着する。最後
に、シアン感熱発色層にシアン画像を熱記録してフルカ
ラー画像が得られる。
【0003】このような熱記録及び光定着は、サーマル
ヘッド及び光定着器に対してカラー感熱記録紙が相対移
動される間に行われるが、カラー感熱記録紙を移動させ
る方式の一つとして、往復動方式がある。この往復動方
式を用いたカラー感熱プリンタは、図5に示すように、
モータ2により回転駆動されるキャプスタン及びピンチ
ローラからなる搬送ローラ対3でカラー感熱記録紙4を
ニップし、給紙側から排紙側へ搬送する順方向と、排紙
側から給紙側へ搬送する逆方向とに交互に搬送しなが
ら、プラテンローラ5とサーマルヘッド6との間にカラ
ー感熱記録紙4を挟み込んで、イエロー,マゼンタ,シ
アンの3色を順次熱記録する。
【0004】また、搬送ローラ対3の順方向の下流側に
は、イエロー感熱発色層とマゼンタ感熱発色層とに、そ
れぞれ特有な紫外線を照射する紫外線ランプからなるイ
エロー用光定着器8と、マゼンタ用光定着器9とが配置
されており、逆方向への搬送時にイエロー用光定着器
8、あるいはマゼンタ用光定着器9を点灯して光定着を
行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記往復動方式のカラ
ー感熱プリンタでは、3色の画素にズレが生じないよう
にするために、全ての感熱発色層への熱記録が終了する
まで搬送ローラ対3でのカラー感熱記録紙4のニップを
解除しない。そのため、カラー感熱記録紙4の後端4a
側には、搬送ローラ対3のニップ代L1が必要となり、
このニップ代L1は光定着できないので、熱記録ができ
ない余白部分となる。また、ニップ代L1に連なる範囲
L2は、マゼンタ用光定着器9で光定着できないので、
やはり余白部分となる。このように、往復動方式のカラ
ー感熱プリンタでは、カラー感熱記録紙4の後端4a側
の熱記録のできない余白部分がL1+L2となり、記録
エリアが狭くなってしまうという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、カラー感熱記録紙の余白部分を小さくすることの
できる往復動方式のカラー感熱プリンタを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のカラー感熱プリンタは、搬送ローラ対の
順方向の下流側に、搬送ローラ対に近接して各光定着器
がそれぞれ配置された少なくとも2種類の搬送路を設
け、熱記録する感熱発色層に応じてカラー感熱記録紙を
受け入れる搬送路を切り換えるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】カラー感熱プリンタの概略を示す
図1において、給紙ローラ11により給紙カセット12
から送り出されたカラー感熱記録紙13は、給紙通路1
4を通って上方に向かって搬送される。この給紙通路1
4は、緩やかに湾曲して図中左方に向かい、その下流側
にはプラテンローラ15とサーマルヘッド16とが対向
して配置され、さらにその下流側には搬送ローラ対17
が配置されている。
【0009】給紙ローラ11は、プリント操作がなされ
ると図中反時計方向に回転する。また給紙カセット12
は、積み重ねられたカラー感熱記録紙13の先端側を持
ち上げて、最上部のカラー感熱記録紙を給紙ローラ11
に接触させる。カラー感熱記録紙が搬送ローラ対17に
達し、搬送ローラ対で先端部がニップされると、積み重
ねられたカラー感熱記録紙13の先端側が下ろされる。
この給紙カセット12は、カラー感熱記録紙13のサイ
ズに応じて用意されており、記録画像のサイズに応じて
入れ換える。
【0010】搬送ローラ対17は、カラー感熱記録紙1
3の搬送方向に対して直交する方向に移動自在で回転自
在とされたピンチローラ19と、モータによって駆動回
転されるキャプスタンローラ20とからなる。カラー感
熱記録紙13が搬送されてくると、ピンチローラ19は
キャプスタンローラ20に向けて移動し、キャプスタン
ローラ20とでカラー感熱記録紙13の先端をニップす
る。カラー感熱記録紙13は、キャプスタンローラ20
の駆動回転により、給紙方向に沿った順方向と、給紙通
路14側に戻る逆方向とに搬送される。
【0011】図2に示すように、搬送ローラ対17のピ
ンチローラ19とキャプスタローラ20は、それぞれ回
転軸19a,20aの両端側にローラ部19b,20b
が分割して設けられており、カラー感熱記録紙13の両
側端縁をニップして順方向と逆方向とに搬送する。ま
た、分割されたローラ部19b,20bの間には、搬送
時にカラー感熱記録紙13の搬送路を切り換える搬送路
切替え手段を構成する上下ペーパーガイド22,23が
配置されている。
【0012】サーマルヘッド16は、多数の発熱素子が
カラー感熱記録紙13の搬送方向と直交する方向にライ
ン状に配列された発熱素子アレイ16aを備えており、
カラー感熱記録紙13に圧接する熱記録位置と、圧接を
解除する退避位置との間で軸25を中心に回動自在とさ
れている。発熱素子アレイ16aは、カラー感熱記録紙
13の各感熱発色層に適した熱エネルギーを発生する。
プラテンローラ15は、プラテン軸26によって回転自
在とされており、カラー感熱記録紙13の移送に従動し
て回転する。
【0013】カラー感熱記録紙13は、周知のように、
支持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イ
エロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となる
イエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネ
ルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱
発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシア
ンに発色する。また、イエロー感熱発色層は、420n
mの近紫外線が照射されたときに、発色能力が消失す
る。マゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシア
ン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに
発色し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能
力が消失する。カラー感熱記録紙13に、例えばブラッ
ク感熱発色層を設けて4層構造にしてもよい。
【0014】搬送ローラ対17の順方向の下流側には、
カラー感熱記録紙13を迎え入れる2種類の搬送路と、
これらの搬送路を切り換える搬送路切替え手段とが配置
されている。2種類の搬送路は、マゼンタ感熱発色層及
びシアン感熱発色層への熱記録時にカラー感熱記録紙1
3が送り込まれるとともに、熱記録済みのカラー感熱記
録紙13を収納する排紙トレイ28が下流側に接続され
た主搬送路29と、イエロー感熱発色層への熱記録時に
のみカラー感熱記録紙13が送り込まれる副搬送路30
とからなる。
【0015】図3及び図4に示すように、主搬送路29
には、搬送ローラ対17のキャプスタンローラ20に近
接してマゼンタ用光定着器32が配置されている。この
マゼンタ用光定着器32は、365nmの紫外線を放射
する紫外線ランプ32aと、この紫外線ランプ32aか
ら放射された紫外線をカラー感熱記録紙13に向けて反
射するリフレクタ32bと、紫外線ランプ32a及びリ
フレクタ32bからの紫外線を透過する透光板32cと
からなる。リフレクタ32bと透光板32cとは、副搬
送路30と主搬送路29との一部をそれぞれ構成してい
る。
【0016】この主搬送路29は、下方に向けてほぼ垂
直に設けられ、緩やかに湾曲して排紙トレイ29に接続
されている。また、その途中には、カラー感熱記録紙1
3の搬送方向に対し、直交する方向で移動自在とされた
排紙ローラ33が配置されている。この排紙ローラ33
は、熱記録済みのカラー感熱記録紙13を給紙ローラ1
1とで挟み込んで回転し、排紙トレイ28に向けて搬送
する。
【0017】副搬送路30には、搬送ローラ対17のピ
ンチローラ19に近接してイエロー用光定着器35が配
置されている。イエロー用光定着器35は、420nm
の近紫外線を放射する紫外線ランプ35a、リフレクタ
35b,透光板35cから構成されており、カラー感熱
記録紙13のイエロー感熱発色層を光定着する。透光板
35cは、副搬送路30の一部をそれぞれ構成してい
る。この副搬送路30は、給紙方向に沿った水平な方向
から下方,右方に向けて2度屈曲されており、カラー感
熱記録紙13を収容できるだけの長さを有している。
【0018】このように、イエロー用各光定着器32,
マゼンタ用光定着器35は、異なる搬送路上で搬送ロー
ラ対17に近接して配置されているので、カラー感熱記
録紙13の後端側に発生する余白部分は、搬送ローラ対
17でニップされるニップ代のみとなり、カラー感熱記
録紙13の記録エリアを広くすることができる。
【0019】搬送路切替え手段を構成する上下ペーパー
ガイド22,23は、断面が略L字型の板部材で構成さ
れており、水平な一端側がそれぞれソレノイド37,3
8によって保持されて上下方向でスライド自在とされて
おり、更にバネ39,40によって下方に向けて付勢さ
れている。垂直な他端側には、円弧形状のガイド部22
aと、突起23aとがそれぞれ形成されている。
【0020】搬送路切替え手段の各ソレノイド37,3
8が通電されていない際には、図3に示すように、上下
ペーパーガイド22,23の一端側はバネ39,40の
付勢によってそれぞれ下方にスライドされている。この
状態では、上ペーパーガイド22のガイド部22aが副
搬送路30内に突出して塞ぎ、下ペーパーガイド23の
突起23aは、キャプスタンローラ20のローラ部20
bの間に退避して、主搬送路29を開放する。これによ
り、搬送ローラ対17によって搬送されてきたカラー感
熱記録紙13は、上ペーパーガイド22のガイド部22
aに沿って主搬送経29路に入り込む。
【0021】また、各ソレノイド37,38が通電され
ている際には、図4に示すように、上下ペーパーガイド
22,23は、バネ39,40の付勢に抗してそれぞれ
上方にスライドされる。この状態では、上ペーパーガイ
ド22のガイド部22aが副搬送路30から退避し、下
ペーパーガイド23の突起23aが主搬送路29を塞
ぐ。これにより、搬送ローラ対17によって搬送されて
きたカラー感熱記録紙13は、そのまま副搬送路30に
入り込む。
【0022】次に上記実施形態の作用について説明す
る。先ず、記録画像のサイズに合ったカラー感熱記録紙
13を選択し、このサイズのカラー感熱記録紙13を収
納した給紙カセット12をセットする。プリント操作を
行うと、給紙カセット12内に積み重ねられているカラ
ー感熱記録紙13の先端側が持ち上げられ、最上部にあ
るカラー感熱記録紙13が給紙ローラ11によって給紙
通路14に送り出される。
【0023】給紙通路14に送り出されたカラー感熱記
録紙13は、サーマルヘッド16とプラテンローラ15
との間を通過して、先端部が搬送ローラ対17のピンチ
ローラ19とキャプスタンローラ20とによってニップ
される。これと同時に、サーマルヘッド16は、軸25
を中心に熱記録位置に回動し、発熱素子アレイ16aで
プラテンローラ15上のカラー感熱記録紙13を押圧す
る。また、給紙カセット12内で持ち上げられていたカ
ラー感熱記録紙13は下ろされる。
【0024】また、図4に示すように、搬送路切替え手
段の各ソレノイド37,38が通電され、バネ39,4
0の付勢に抗して上下ペーパーガイド22,23が上方
にスライドされる。これにより、上ペーパーガイド22
のガイド部22aが副搬送路30から退避し、下ペーパ
ーガイド23の突起23aが主搬送路29を塞ぐ。
【0025】カラー感熱記録紙13は、搬送ローラ対1
7の正回転駆動によって順方向の下流側に配置されてい
る副搬送路30内に送り込まれる。プラテンローラ15
は、カラー感熱記録紙12の移送に従動して、プラテン
軸22を中心に反時計方向に回転する。このカラー感熱
記録紙13の搬送中に、記録エリアの先端縁が発熱素子
アレイ16aに到達すると、各発熱素子がイエロー画像
の各画素に応じた熱エネルギーを発生してイエロー感熱
発色層にイエロー画像を1ラインずつ熱記録する。
【0026】このイエロー画像の熱記録では、イエロー
用光定着器35が搬送ローラ対17に近接して配置され
ているので、カラー感熱記録紙13の後端側のニップ代
のみを余白部分として熱記録を行うことができる。
【0027】カラー感熱記録紙13のイエロー感熱発色
層への熱記録が終了すると、サーマルヘッド16の駆動
が停止し、退避位置に回動する。搬送ローラ対17は、
カラー感熱記録紙13の順方向への搬送を続け、ニップ
代分だけカラー感熱記録紙13の後端側を挟み込んだ回
転駆動を停止する。この直後にイエロー用光定着器35
の紫外線ランプ35aが点灯し、更に搬送ローラ対17
が逆回転を開始して、カラー感熱記録紙13を後端側か
ら給紙通路14に向かって搬送する。
【0028】このカラー感熱記録紙13の逆方向への搬
送時に、イエロー用光定着器35の紫外線ランプ35a
から放射された420nmの近紫外線は、リフレクタ3
5bの内面で反射され、副搬送通路30の一部を構成す
る透光板35cを透過してカラー感熱記録紙13を照射
し、次のマゼンタ感熱発色層への熱記録時にイエローが
発色しないように定着する。
【0029】カラー感熱記録紙13の記録エリアの先端
縁が、再び発熱素子アレイ16aの位置まで搬送される
と、搬送ローラ対17がいったん停止し、イエロー用紫
外線ランプ35が消灯する。そして、サーマルヘッド1
6が再び熱記録位置に復帰し、搬送ローラ対17が正回
転してカラー感熱記録紙13を順方向に搬送する。サー
マルヘッド16はマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像に
応じた熱エネルギーを与えて熱記録を行う。
【0030】また、サーマルヘッド16の熱記録位置へ
の復帰とともに、搬送路切替え手段の各ソレノイド3
7,38への通電が解除される。これにより、上下ペー
パーガイド22,23は、バネ39,40の付勢によっ
て下方に向けてスライドする。すると、図3に示すよう
に、上ペーパーガイド22のガイド部22aが副搬送路
30内に入り込み、下ペーパーガイド23の突起23a
がキャプスタンローラ20のローラ部20bの間に入り
込むので、副搬送路30が塞がれ、主搬送路29が開放
される。カラー感熱記録紙13は、サーマルヘッド16
によってマゼンタ感熱発色層に熱記録されながら、主搬
送路29に送り込まれる。
【0031】このマゼンタ画像の熱記録では、マゼンタ
用光定着器32が搬送ローラ対17に近接して配置され
ているので、イエロー画像の熱記録と同様に、カラー感
熱記録紙13の後端側のニップ代のみを余白部分として
熱記録を行うことができる。
【0032】カラー感熱記録紙13の順方向の後端まで
マゼンタ画像の熱記録が行われると、サーマルヘッド1
6が再び退避位置に移動してカラー感熱記録紙13への
押圧を解除し、搬送ローラ対17がいったん停止され
る。イエローの場合と同様に、この直後に搬送ローラ対
17が逆方向の回転を開始し、これと同時にマゼンタ用
光定着器32の紫外線ランプ32aが点灯する。この紫
外線ランプ32aにより、ほぼ365nm付近の紫外線
がカラー感熱記録紙13に照射され、次のシアン感熱発
色層の熱記録時にマゼンタが発色しないように光定着さ
れる。
【0033】カラー感熱記録紙13の記録エリアの先端
縁が発熱素子アレイ16aの位置まで搬送されると、サ
ーマルヘッド16は前述と同様に熱記録位置に復帰す
る。これとともに、搬送ローラ対17が正回転してカラ
ー感熱記録紙13を順方向へ搬送する。この搬送中にサ
ーマルヘッド16は、シアン感熱発色層にシアン画像を
熱記録し、カラー感熱記録紙13は再び主搬送路29に
送り込まれる。なお、シアン感熱発色層は、発色熱エネ
ルギーが通常の保管状態では発色しない値となっている
ので熱定着性は与えられておらず、各光定着器32,3
5は点灯しない。
【0034】このシアン画像の熱記録では、イエロー画
像,マゼンタ画像の熱記録と同様に、カラー感熱記録紙
13の後端側のニップ代のみを余白部分として熱記録を
行うことができる。
【0035】全ての感熱発色層への熱記録が行われる
と、搬送ローラ対17はそのまま回転を続ける。主搬送
路29に送り込まれたカラー感熱記録紙13は、排紙ロ
ーラ33と給紙ローラ11とにニップされて排紙トレイ
28に排出される。なお、このときには、搬送ローラ対
17に挟み込まれていたニップ代を漂白するために、マ
ゼンタ用紫外線ランプ32が点灯される。
【0036】なお、上記実施形態の光定着は、逆方向へ
の搬送時に行うようにしたが、熱記録中の順方向への搬
送時に行ってもよい。また、シアン感熱発色層にも光定
着を行う場合や、ブラック感熱発色層を備えたカラー感
熱記録紙を用いる場合には、光定着する感熱発色層の数
に応じて搬送路を増減する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラー感
熱プリンタは、2種類の光定着器が搬送ローラ対に近接
してそれぞれ配置された少なくとも2種類の搬送路と、
これらの搬送路を切り換える搬送路切替え手段とを設
け、熱記録する感熱発色層に応じてカラー感熱記録紙を
受け入れる搬送路を切り換えるようにしたので、カラー
感熱記録紙の後端側の余白を搬送ローラ対で挟み込まれ
るニップ代のみとすることができ、記録エリアを有効に
利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー感熱プリンタの概略図である。
【図2】搬送ローラ対及び搬送路切替え手段の構成を示
す斜視図である。
【図3】主搬送路を開放している状態の搬送路切替え手
段の概略図である。
【図4】副搬送路を開放している状態の搬送路切替え手
段の概略図である。
【図5】カラー感熱プリンタの従来例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
13 カラー感熱記録紙 15 プラテンローラ 16 サーマルヘッド 17 搬送ローラ対 22 上ペーパーガイド 23 下ペーパーガイド 29 主搬送路 30 副搬送路 32 イエロー用光定着器 35 マゼンタ用光定着器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なった色に発色する少なくとも第1〜
    第3の感熱発色層が層設されたカラー感熱記録紙を用
    い、このカラー感熱記録紙をニップして順方向と逆方向
    とに往復動させる搬送ローラ対と、順方向への搬送時に
    1種類の感熱発色層を選択的に発色させるサーマルヘッ
    ドと、異なる感熱発色層にそれぞれ対応し、次の感熱発
    色層を発色させる前に、発色済みの感熱発色層を光定着
    する少なくとも2種類の光定着器とを備え、面順次でフ
    ルカラー画像を熱記録するカラー感熱プリンタにおい
    て、 前記搬送ローラ対の順方向の下流側に、該搬送ローラ対
    に近接して各光定着器がそれぞれ配置された少なくとも
    2種類の搬送路と、これらの搬送路を切り換える搬送路
    切替え手段とを設け、熱記録する感熱発色層に応じてカ
    ラー感熱記録紙を受け入れる搬送路を切り換えるように
    したことを特徴とするカラー感熱プリンタ。
JP8145625A 1996-06-07 1996-06-07 カラー感熱プリンタ Pending JPH09323437A (ja)

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JP8145625A JPH09323437A (ja) 1996-06-07 1996-06-07 カラー感熱プリンタ

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