JPH09323648A - 振り子装置を備えた鉄道車両 - Google Patents
振り子装置を備えた鉄道車両Info
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- JPH09323648A JPH09323648A JP14306396A JP14306396A JPH09323648A JP H09323648 A JPH09323648 A JP H09323648A JP 14306396 A JP14306396 A JP 14306396A JP 14306396 A JP14306396 A JP 14306396A JP H09323648 A JPH09323648 A JP H09323648A
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 80
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 60
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 39
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】1機関で1台車を駆動する自然式の振り子装置
を有する気動車を得る。 【解決手段】台車1の第1車軸2には第1減速機4が、
第2車軸3には第2減速機10がある。第1減速機4は、
第1車軸2に連動する動力伝達機構5と、第1車軸2に
連動しない支持伝達機構6を有する。車体に設けられた
機関16は、回転方向が逆の第1出力部18と第2出力部19
を有する。第1出力部18と第1減速機4の動力伝達機構
5は第1推進軸20で連結される。第2出力部19と第1減
速機4の支持伝達機構6は第2推進軸21で連結され、支
持伝達機構6と第2減速機10は第3推進軸22で連結され
る。回転方向が逆向きの2つの回転力を第1減速機4に
同時に入力すると、2回転力に起因する2反力は相殺さ
れ、台車1には反力が生じない。台車1と車体の間に反
力は生じない。減速機の構成を変えれば第3推進軸22
の位置を台車1内で自由に設定でき、台車1内の空間を
有効に利用できる。
を有する気動車を得る。 【解決手段】台車1の第1車軸2には第1減速機4が、
第2車軸3には第2減速機10がある。第1減速機4は、
第1車軸2に連動する動力伝達機構5と、第1車軸2に
連動しない支持伝達機構6を有する。車体に設けられた
機関16は、回転方向が逆の第1出力部18と第2出力部19
を有する。第1出力部18と第1減速機4の動力伝達機構
5は第1推進軸20で連結される。第2出力部19と第1減
速機4の支持伝達機構6は第2推進軸21で連結され、支
持伝達機構6と第2減速機10は第3推進軸22で連結され
る。回転方向が逆向きの2つの回転力を第1減速機4に
同時に入力すると、2回転力に起因する2反力は相殺さ
れ、台車1には反力が生じない。台車1と車体の間に反
力は生じない。減速機の構成を変えれば第3推進軸22
の位置を台車1内で自由に設定でき、台車1内の空間を
有効に利用できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振り子装置を備え
た曲線通過速度が大きい気動車等の鉄道車両に関する。
た曲線通過速度が大きい気動車等の鉄道車両に関する。
【0002】
【従来の技術】図5〜図8は、従来の振り子式でない気
動車の構造を示す。図5に示す気動車50は、2台の台
車51,52上に車体53を取り付けた構造とされてい
る。機関54は車体53に取付けられており、機関54
と台車51は1本の推進軸55で連結されている。即
ち、図6及び図8に示すように、機関54には変速機5
6が設けられており、台車51は第1第減速機57を有
する第1車軸58と第2減速機59を有する第2車軸6
0を有している。そして機関54の変速機56は推進軸
55を介して第1減速機57に連結され、第1減速機5
7は第2推進軸61を介して第2減速機59に連結され
ている。図7及び図8に示すように、第1減速機57に
おいては、前記第1推進軸55に連結された入力軸62
が一対の平歯車63を介して駆動軸64を回転させる。
駆動軸64の一端にあるピニオン65は第1車軸58の
傘歯車66にかみ合い、駆動軸64の他端は前記第2推
進軸61の第2減速機59に連結される。従って、機関
54が駆動されれば、推進軸55が第1減速機57の入
力軸62を駆動し、入力軸62に連動して駆動軸64が
駆動される。駆動軸64が駆動されれば、第1車軸58
と第2車軸60が共に駆動される。
動車の構造を示す。図5に示す気動車50は、2台の台
車51,52上に車体53を取り付けた構造とされてい
る。機関54は車体53に取付けられており、機関54
と台車51は1本の推進軸55で連結されている。即
ち、図6及び図8に示すように、機関54には変速機5
6が設けられており、台車51は第1第減速機57を有
する第1車軸58と第2減速機59を有する第2車軸6
0を有している。そして機関54の変速機56は推進軸
55を介して第1減速機57に連結され、第1減速機5
7は第2推進軸61を介して第2減速機59に連結され
ている。図7及び図8に示すように、第1減速機57に
おいては、前記第1推進軸55に連結された入力軸62
が一対の平歯車63を介して駆動軸64を回転させる。
駆動軸64の一端にあるピニオン65は第1車軸58の
傘歯車66にかみ合い、駆動軸64の他端は前記第2推
進軸61の第2減速機59に連結される。従って、機関
54が駆動されれば、推進軸55が第1減速機57の入
力軸62を駆動し、入力軸62に連動して駆動軸64が
駆動される。駆動軸64が駆動されれば、第1車軸58
と第2車軸60が共に駆動される。
【0003】ここで、前記推進軸55は機関54と第1
減速機57の間で変位自在となるように構成されている
ため、機関54が推進軸55に与える駆動力によって第
1減速機57の入力部分には反力が発生する。振り子式
でない従来の気動車では、この反力を台車51と車体5
3の間で受ける構成になっていた。
減速機57の間で変位自在となるように構成されている
ため、機関54が推進軸55に与える駆動力によって第
1減速機57の入力部分には反力が発生する。振り子式
でない従来の気動車では、この反力を台車51と車体5
3の間で受ける構成になっていた。
【0004】従来の振り子装置を備えた気動車は、2台
の台車上にそれぞれ振り子装置を介して車体が支持され
た構造であり、車体は進行方向に直交する面内において
所定角度範囲で揺動可能となっている。従って、この気
動車が曲線を通過する時には、車体に遠心力が作用し、
車体は台車に対して傾斜する。しかしながら、動力伝達
機構が図8に示すような前述した構造であると、気動車
の加速時と減速時とでは動力伝達機構に発生する反力の
方向が逆となり、振り子装置の作用を不安定にしてしま
う。
の台車上にそれぞれ振り子装置を介して車体が支持され
た構造であり、車体は進行方向に直交する面内において
所定角度範囲で揺動可能となっている。従って、この気
動車が曲線を通過する時には、車体に遠心力が作用し、
車体は台車に対して傾斜する。しかしながら、動力伝達
機構が図8に示すような前述した構造であると、気動車
の加速時と減速時とでは動力伝達機構に発生する反力の
方向が逆となり、振り子装置の作用を不安定にしてしま
う。
【0005】そこで、このような問題を解決するため
に、自然式の振り子装置を備えた気動車においては図9
に示すような動力伝達機構が採用されることがあった。
これは、1台の台車70の2本の車軸71,72の一方
を1台の機関73で駆動する駆動機構を2組設け、2台
の台車70,70には進行方向について互いに逆となる
回転を伝える。このようにすれば、各台車70,70と
車体74の間にはそれぞれ反力が発生するが、その方向
は互いに逆であり、反力を受ける車体74が共通なので
車体74の有する剛性によって反力は打ち消される。
に、自然式の振り子装置を備えた気動車においては図9
に示すような動力伝達機構が採用されることがあった。
これは、1台の台車70の2本の車軸71,72の一方
を1台の機関73で駆動する駆動機構を2組設け、2台
の台車70,70には進行方向について互いに逆となる
回転を伝える。このようにすれば、各台車70,70と
車体74の間にはそれぞれ反力が発生するが、その方向
は互いに逆であり、反力を受ける車体74が共通なので
車体74の有する剛性によって反力は打ち消される。
【0006】また、前記問題を解決する他の方法とし
て、駆動力で振り子機構を作動させる強制的な振り子装
置も提案されている。これは、台車上に振り子装置を介
して載せられた車体を、駆動シリンダ等の駆動力付与手
段で強制的に傾けるものであり、車体と台車の間に発生
する反力を強制的に押さえ込んで車体を傾けることがで
きるので、1機関で1台車を駆動することが可能であ
る。
て、駆動力で振り子機構を作動させる強制的な振り子装
置も提案されている。これは、台車上に振り子装置を介
して載せられた車体を、駆動シリンダ等の駆動力付与手
段で強制的に傾けるものであり、車体と台車の間に発生
する反力を強制的に押さえ込んで車体を傾けることがで
きるので、1機関で1台車を駆動することが可能であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】自然式の振り子装置で
は、2系統の動力伝達が必要となるため、構成が複雑化
し、重量、スペース、価格面で不利であった。
は、2系統の動力伝達が必要となるため、構成が複雑化
し、重量、スペース、価格面で不利であった。
【0008】強制的な振り子装置では、発生する反力に
振り子傾斜力を加えた大きな力を発生しうる駆動力付与
手段が必要であり、これが構成を複雑化し、重量、スペ
ース、価格面でも自然式の振り子装置と同様に不利であ
った。
振り子傾斜力を加えた大きな力を発生しうる駆動力付与
手段が必要であり、これが構成を複雑化し、重量、スペ
ース、価格面でも自然式の振り子装置と同様に不利であ
った。
【0009】本発明は、台車と車体間で反力が発生しな
いため自然式の振り子装置でも1機関で1台車を駆動で
き、しかも台車と車体の間に設ける振り子装置等の配置
空間に大きな自由度が得られる構成の簡単な振り子装置
を備えた鉄道車両を提供することを目的としている。
いため自然式の振り子装置でも1機関で1台車を駆動で
き、しかも台車と車体の間に設ける振り子装置等の配置
空間に大きな自由度が得られる構成の簡単な振り子装置
を備えた鉄道車両を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された鉄
道車両は、台車上に振り子装置を介して車体が支持され
た振り子装置を備えた鉄道車両において、第1車軸と第
2車軸を有する台車と、回転方向が互いに逆向きとなる
第1の出力部と第2の出力部を有する機関と、前記機関
の前記第1の出力部と前記第1車軸を連結する第1の推
進機構と、前記機関の前記第2の出力部と前記第2車軸
を連結する第2の推進機構とを有している。
道車両は、台車上に振り子装置を介して車体が支持され
た振り子装置を備えた鉄道車両において、第1車軸と第
2車軸を有する台車と、回転方向が互いに逆向きとなる
第1の出力部と第2の出力部を有する機関と、前記機関
の前記第1の出力部と前記第1車軸を連結する第1の推
進機構と、前記機関の前記第2の出力部と前記第2車軸
を連結する第2の推進機構とを有している。
【0011】請求項2に記載された鉄道車両は、台車上
に振り子装置を介して車体が支持された振り子装置を備
えた鉄道車両において、第1車軸と第2車軸を有する台
車と、前記第1車軸に連動する動力伝達機構と前記第1
車軸に連動しない支持伝達機構を有する第1減速機と、
前記第2車軸に連動する第2減速機と、回転方向が互い
に逆向きとなる第1の出力部と第2の出力部を有する機
関と、前記機関の前記第1の出力部と前記第1減速機の
前記動力伝達機構を連結する第1推進軸と、前記機関の
前記第2の出力部と前記第1減速機の前記支持伝達機構
を連結する第2推進軸と、前記第1減速機の前記支持伝
達機構と前記第2減速機を連結する第3推進軸とを有し
ている。
に振り子装置を介して車体が支持された振り子装置を備
えた鉄道車両において、第1車軸と第2車軸を有する台
車と、前記第1車軸に連動する動力伝達機構と前記第1
車軸に連動しない支持伝達機構を有する第1減速機と、
前記第2車軸に連動する第2減速機と、回転方向が互い
に逆向きとなる第1の出力部と第2の出力部を有する機
関と、前記機関の前記第1の出力部と前記第1減速機の
前記動力伝達機構を連結する第1推進軸と、前記機関の
前記第2の出力部と前記第1減速機の前記支持伝達機構
を連結する第2推進軸と、前記第1減速機の前記支持伝
達機構と前記第2減速機を連結する第3推進軸とを有し
ている。
【0012】請求項3に記載された鉄道車両は、請求項
2記載の振り子装置を備えた鉄道車両において、前記第
2推進軸と前記第3推進軸が、実質的に同一軸線上に配
置されないように前記支持伝達機構が構成されている。
2記載の振り子装置を備えた鉄道車両において、前記第
2推進軸と前記第3推進軸が、実質的に同一軸線上に配
置されないように前記支持伝達機構が構成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明の実施の形
態の第1の例を説明する。図1は、本例の振り子装置を
備えた気動車における動力伝達機構の構成を模式的に示
したものである。この気動車は、2台の台車上にそれぞ
れ自然式の振り子装置を介して車体が支持された構造で
あり、1台の機関を有する。この機関は、2台の台車の
一方を2軸駆動するので、他方の台車は従台車でよい。
態の第1の例を説明する。図1は、本例の振り子装置を
備えた気動車における動力伝達機構の構成を模式的に示
したものである。この気動車は、2台の台車上にそれぞ
れ自然式の振り子装置を介して車体が支持された構造で
あり、1台の機関を有する。この機関は、2台の台車の
一方を2軸駆動するので、他方の台車は従台車でよい。
【0014】台車1は第1車軸2と第2車軸3を有して
いる。図示しないが、各車軸2,3の各両端には車輪が
固定されている。第1車軸2には第1減速機4が設けら
れている。第1減速機4は、第1車軸2に連動する動力
伝達機構5と、第1車軸2に連動しない支持伝達機構6
を有している。動力伝達機構5は、駆動軸7と、第1車
軸2に取り付けられて駆動軸7のピニオン8にかみ合う
傘歯車9とを有する。支持伝達機構6は、入力された回
転をそのまま出力する機構である。動力伝達機構5と支
持伝達機構6は連結されていない。
いる。図示しないが、各車軸2,3の各両端には車輪が
固定されている。第1車軸2には第1減速機4が設けら
れている。第1減速機4は、第1車軸2に連動する動力
伝達機構5と、第1車軸2に連動しない支持伝達機構6
を有している。動力伝達機構5は、駆動軸7と、第1車
軸2に取り付けられて駆動軸7のピニオン8にかみ合う
傘歯車9とを有する。支持伝達機構6は、入力された回
転をそのまま出力する機構である。動力伝達機構5と支
持伝達機構6は連結されていない。
【0015】第2車軸3には第2減速機10が設けられ
ている。第2減速機10は、入力軸11と、駆動軸12
と、入力軸11と駆動軸12を連動させる歯車13と、
第2車軸3に取り付けられて駆動軸12のピニオン14
にかみ合う傘歯車15とを有する。
ている。第2減速機10は、入力軸11と、駆動軸12
と、入力軸11と駆動軸12を連動させる歯車13と、
第2車軸3に取り付けられて駆動軸12のピニオン14
にかみ合う傘歯車15とを有する。
【0016】機関16は図示しない車体に設けられてい
る。機関16の出力軸に連結された変速機17は、内部
でかみ合う歯車機構を有しており、この歯車機構は回転
方向が互いに逆向きとなる第1の出力部18と第2の出
力部19を有している。
る。機関16の出力軸に連結された変速機17は、内部
でかみ合う歯車機構を有しており、この歯車機構は回転
方向が互いに逆向きとなる第1の出力部18と第2の出
力部19を有している。
【0017】機関16の第1の出力部18と、第1減速
機4の動力伝達機構5の駆動軸7は、第1推進軸20に
よって連結されている。機関16の第2の出力部19と
第1減速機4の支持伝達機構6は、第2推進軸21によ
って連結されている。
機4の動力伝達機構5の駆動軸7は、第1推進軸20に
よって連結されている。機関16の第2の出力部19と
第1減速機4の支持伝達機構6は、第2推進軸21によ
って連結されている。
【0018】第1減速機4の支持伝達機構6と第2減速
機10の入力軸11は、第3推進軸22によって連結さ
れている。
機10の入力軸11は、第3推進軸22によって連結さ
れている。
【0019】この気動車の駆動機構の作用を説明する。
機関16が駆動されると、第1の出力部18と第2の出
力部19は互いに逆向きに回転する。第1の出力部18
の駆動力は、第1推進軸20を介して第1減速機4の動
力伝達機構5に伝達され、第1車軸2を駆動する。第1
の出力部18とは回転方向が逆である第2の出力部19
の駆動力は、第2推進軸21を介して第1減速機4の支
持伝達機構6に伝達され、さらに第3推進軸22を介し
て第2減速機10に伝達され、第2車軸3を駆動する。
即ち、前記第1減速機4の支持伝達機構6の機能は、機
関16からの回転力を第1減速機4を介して第2減速機
10に伝達するだけである。
機関16が駆動されると、第1の出力部18と第2の出
力部19は互いに逆向きに回転する。第1の出力部18
の駆動力は、第1推進軸20を介して第1減速機4の動
力伝達機構5に伝達され、第1車軸2を駆動する。第1
の出力部18とは回転方向が逆である第2の出力部19
の駆動力は、第2推進軸21を介して第1減速機4の支
持伝達機構6に伝達され、さらに第3推進軸22を介し
て第2減速機10に伝達され、第2車軸3を駆動する。
即ち、前記第1減速機4の支持伝達機構6の機能は、機
関16からの回転力を第1減速機4を介して第2減速機
10に伝達するだけである。
【0020】このように、回転方向が互いに逆向きであ
る2つの回転力を台車1の第1減速機4に同時に入力す
ることにより、2つの回転力に起因する2つの反力は相
殺されるので、機関16の回転力が台車1の部分におい
て反力を発生させることはない。台車1において反力が
発生しなければ、台車1と車体の間においても反力が生
じない。
る2つの回転力を台車1の第1減速機4に同時に入力す
ることにより、2つの回転力に起因する2つの反力は相
殺されるので、機関16の回転力が台車1の部分におい
て反力を発生させることはない。台車1において反力が
発生しなければ、台車1と車体の間においても反力が生
じない。
【0021】図9に示した従来の気動車のように、2台
の台車70,70と車体74の間ではそれぞれ反力が力
として実際に作用しているが、気動車全体としては打ち
消されるように構成したものよりも、本実施例の気動車
の方が実際に台車1に発生する反力を考慮しなくてよい
分だけ構成が容易になる。
の台車70,70と車体74の間ではそれぞれ反力が力
として実際に作用しているが、気動車全体としては打ち
消されるように構成したものよりも、本実施例の気動車
の方が実際に台車1に発生する反力を考慮しなくてよい
分だけ構成が容易になる。
【0022】本例においては、第1車軸2の第1減速機
4において、機関16の駆動力を第1車軸2に伝える動
力伝達機構5と、動力伝達機構5とは連動せずに機関1
6の駆動力をそのまま第2減速機10へ伝達する支持伝
達機構6とが一体構造で設けられているので、台車1の
構成がコンパクトになる。
4において、機関16の駆動力を第1車軸2に伝える動
力伝達機構5と、動力伝達機構5とは連動せずに機関1
6の駆動力をそのまま第2減速機10へ伝達する支持伝
達機構6とが一体構造で設けられているので、台車1の
構成がコンパクトになる。
【0023】第1減速機4内においては、第2減速機1
0へ駆動力を伝える支持伝達機構6を第1車軸2への動
力伝達機構5から分離し、また第2減速機10において
は、入力軸11とは別に入力軸11と連動する駆動軸1
2を設けたので、第1減速機4と第2減速機10を連結
する第3推進軸22の位置を、台車1内において第1推
進軸20の延長線上の位置以外の位置に設定できる。即
ち、本例においては、第3推進軸22が連結される支持
伝達機構6の出力位置は入力位置のすぐ反対側であり、
この出力位置に合わせて第2減速機10の入力軸11を
配置している。従って、第3推進軸22の台車1内での
位置は、軸方向に見て第2推進軸21とほぼ同じ位置で
あり、第1推進軸20とは異なる位置、例えば第1推進
軸20よりも上方の位置となる。このようにすれば、第
1推進軸20の軸線上にある台車1内の空間には余裕が
生まれ、これを利用して振り子装置の構成をより適切に
行うことができる。
0へ駆動力を伝える支持伝達機構6を第1車軸2への動
力伝達機構5から分離し、また第2減速機10において
は、入力軸11とは別に入力軸11と連動する駆動軸1
2を設けたので、第1減速機4と第2減速機10を連結
する第3推進軸22の位置を、台車1内において第1推
進軸20の延長線上の位置以外の位置に設定できる。即
ち、本例においては、第3推進軸22が連結される支持
伝達機構6の出力位置は入力位置のすぐ反対側であり、
この出力位置に合わせて第2減速機10の入力軸11を
配置している。従って、第3推進軸22の台車1内での
位置は、軸方向に見て第2推進軸21とほぼ同じ位置で
あり、第1推進軸20とは異なる位置、例えば第1推進
軸20よりも上方の位置となる。このようにすれば、第
1推進軸20の軸線上にある台車1内の空間には余裕が
生まれ、これを利用して振り子装置の構成をより適切に
行うことができる。
【0024】図2及び図3を参照して本発明の実施の形
態の第2の例を説明する。図2は、本例の振り子装置を
備えた気動車における駆動機構の構成を模式的に示した
ものであり、第1の例と機能上対応する部分には図1中
の符号と同一の符号を付して説明を省略する。図3は、
本例において用いられる第1減速機4aの断面図であ
る。
態の第2の例を説明する。図2は、本例の振り子装置を
備えた気動車における駆動機構の構成を模式的に示した
ものであり、第1の例と機能上対応する部分には図1中
の符号と同一の符号を付して説明を省略する。図3は、
本例において用いられる第1減速機4aの断面図であ
る。
【0025】第1減速機4aは、第1車軸2に連動する
動力伝達機構5と、第1車軸2に連動しない支持伝達機
構6aを有している。動力伝達機構5の構成は第1の例
と同一である。支持伝達機構6aは、入力された回転を
そのまま出力する機構である。本例の支持伝達機構6a
は、入力軸23と、出力軸24と、入力軸23と出力軸
24を連動させる歯車25とを有している。動力伝達機
構5と支持伝達機構6aは連結されていない。
動力伝達機構5と、第1車軸2に連動しない支持伝達機
構6aを有している。動力伝達機構5の構成は第1の例
と同一である。支持伝達機構6aは、入力された回転を
そのまま出力する機構である。本例の支持伝達機構6a
は、入力軸23と、出力軸24と、入力軸23と出力軸
24を連動させる歯車25とを有している。動力伝達機
構5と支持伝達機構6aは連結されていない。
【0026】第2減速機10aは、駆動軸12と、第2
車軸3に取り付けられて駆動軸12のピニオン14にか
み合う傘歯車15とを有する。
車軸3に取り付けられて駆動軸12のピニオン14にか
み合う傘歯車15とを有する。
【0027】第1減速機4a内においては、支持伝達機
構6aの出力軸24を第1推進軸20の延長線上の位置
に配置しており、このため、第3推進軸22を第1の例
よりも下方の位置に配置することができる。このように
すれば、台車1内において第3推進軸22の上方の空間
には余裕が生まれ、これを利用して振り子装置の構成を
適切に行うことができる。
構6aの出力軸24を第1推進軸20の延長線上の位置
に配置しており、このため、第3推進軸22を第1の例
よりも下方の位置に配置することができる。このように
すれば、台車1内において第3推進軸22の上方の空間
には余裕が生まれ、これを利用して振り子装置の構成を
適切に行うことができる。
【0028】図4を参照して本発明の実施の形態の第3
の例を説明する。図4は、本例の振り子装置を備えた気
動車における駆動機構の構成を模式的に示したものであ
り、第1乃至第2の例と機能上対応する部分には図1乃
至図2中の符号と同一の記号を付して説明を省略する。
の例を説明する。図4は、本例の振り子装置を備えた気
動車における駆動機構の構成を模式的に示したものであ
り、第1乃至第2の例と機能上対応する部分には図1乃
至図2中の符号と同一の記号を付して説明を省略する。
【0029】第1減速機4bは、第1車軸2に連動する
動力伝達機構5と、第1車軸2に連動しない支持伝達機
構6bを有している。動力伝達機構5の構成は第1の例
と同一である。支持伝達機構6bは、入力された回転を
そのまま出力する機構である。本例の支持伝達機構6b
は、入力軸23と、中間軸26と、出力軸24と、入力
軸23と中間軸26と出力軸24を連動させる歯車25
とを有している。動力伝達機構5と支持伝達機構6bは
連結されていない。
動力伝達機構5と、第1車軸2に連動しない支持伝達機
構6bを有している。動力伝達機構5の構成は第1の例
と同一である。支持伝達機構6bは、入力された回転を
そのまま出力する機構である。本例の支持伝達機構6b
は、入力軸23と、中間軸26と、出力軸24と、入力
軸23と中間軸26と出力軸24を連動させる歯車25
とを有している。動力伝達機構5と支持伝達機構6bは
連結されていない。
【0030】第2減速機10bは、図1に示した第1の
例における第2減速機10と略同様の構成であるが、入
力軸11の位置が下方になっている。
例における第2減速機10と略同様の構成であるが、入
力軸11の位置が下方になっている。
【0031】第1減速機4bにおいては、支持伝達機構
6bの出力軸24を第2の例よりもさらに下方に設け、
第1推進軸20よりも下方に配置している。また、第2
減速機10bの入力軸11を第2の例よりもさらに下方
に設けている。このため、第3推進軸22は第2の例よ
りもさらに下方の位置に配置することができる。このよ
うにすれば、台車1内において第3推進軸22の上方の
空間にはさらに余裕が生まれ、これを利用して振り子装
置の構成を適切に行うことができる。
6bの出力軸24を第2の例よりもさらに下方に設け、
第1推進軸20よりも下方に配置している。また、第2
減速機10bの入力軸11を第2の例よりもさらに下方
に設けている。このため、第3推進軸22は第2の例よ
りもさらに下方の位置に配置することができる。このよ
うにすれば、台車1内において第3推進軸22の上方の
空間にはさらに余裕が生まれ、これを利用して振り子装
置の構成を適切に行うことができる。
【0032】以上説明した各例においては、第1推進軸
20と第2推進軸21の位置関係と、第1推進軸20に
対する第3推進軸22の位置関係を、台車1内の空間に
おける上下位置関係で説明したが、各減速機を適宜に構
成することにより、各推進軸の相互位置関係は任意に設
定できる。例えば、第1推進軸20と第3推進軸22を
同一高さの平面内において軸線が一致しないような配
置、即ち左右方向の位置が異なる配置とすることもでき
る。即ち、本発明によれば台車1内の任意の位置に第3
推進軸22を通すことができるので、台車1内における
振り子装置等の構成に大きな自由度が得られる等、台車
1付近の機構の構成を目的に応じて最も適切に構成する
ことが可能となる。
20と第2推進軸21の位置関係と、第1推進軸20に
対する第3推進軸22の位置関係を、台車1内の空間に
おける上下位置関係で説明したが、各減速機を適宜に構
成することにより、各推進軸の相互位置関係は任意に設
定できる。例えば、第1推進軸20と第3推進軸22を
同一高さの平面内において軸線が一致しないような配
置、即ち左右方向の位置が異なる配置とすることもでき
る。即ち、本発明によれば台車1内の任意の位置に第3
推進軸22を通すことができるので、台車1内における
振り子装置等の構成に大きな自由度が得られる等、台車
1付近の機構の構成を目的に応じて最も適切に構成する
ことが可能となる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、回転方向が互いに逆向
きとなる第1の出力部と第2の出力部を機関に設け、台
車の第1車軸を第1の出力部からの駆動力で駆動すると
ともに、台車の第2車軸を第2の出力部からの駆動力で
駆動するように構成したので、機関からの回転力が台車
で反力を発生させることがない。このため、自然式の振
り子装置でも1機関で1台車を駆動でき、しかも台車と
車体の間に設ける振り子装置等の配置空間に大きな自由
度が得られるという効果がある。
きとなる第1の出力部と第2の出力部を機関に設け、台
車の第1車軸を第1の出力部からの駆動力で駆動すると
ともに、台車の第2車軸を第2の出力部からの駆動力で
駆動するように構成したので、機関からの回転力が台車
で反力を発生させることがない。このため、自然式の振
り子装置でも1機関で1台車を駆動でき、しかも台車と
車体の間に設ける振り子装置等の配置空間に大きな自由
度が得られるという効果がある。
【図1】本発明の実施の形態の第1の例の全体構成を示
す模式図である。
す模式図である。
【図2】本発明の実施の形態の第2の例の全体構成を示
す模式図である。
す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態の第2の例における第1減
速機の断面図である。
速機の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の第3の例の全体構成を示
す模式図である。
す模式図である。
【図5】従来の気動車の外観とその駆動機構の概略を示
す平面図及び側面図である。
す平面図及び側面図である。
【図6】従来の気動車の駆動機構を示す平面図及び側面
図である。
図である。
【図7】従来の気動車の第1減速機の断面図である。
【図8】従来の気動車の全体構成を示す模式図である。
【図9】従来の気動車の全体構成を示す模式図である。
1 台車 2 第1車軸 3 第2車軸 4,4a,4b 第1減速機 5 第1の推進機構を構成する動力伝達機構 6 第2の推進機構を構成する支持伝達機構 10,10a,10b 第2減速機 16 機関 18 第1の出力部 19 第2の出力部 20 第1の推進機構を構成する第1推進軸 21 第2の推進機構を構成する第2推進軸 22 第2の推進機構を構成する第3推進軸
Claims (3)
- 【請求項1】 台車上に振り子装置を介して車体が支持
された振り子装置を備えた鉄道車両において、 第1車軸と第2車軸を有する台車と、回転方向が互いに
逆向きとなる第1の出力部と第2の出力部を有する機関
と、前記機関の前記第1の出力部と前記第1車軸を連結
する第1の推進機構と、前記機関の前記第2の出力部と
前記第2車軸を連結する第2の推進機構とを有する振り
子装置を備えた鉄道車両。 - 【請求項2】 台車上に振り子装置を介して車体が支持
された振り子装置を備えた鉄道車両において、 第1車軸と第2車軸を有する台車と、前記第1車軸に連
動する動力伝達機構と前記第1車軸に連動しない支持伝
達機構を有する第1減速機と、前記第2車軸に連動する
第2減速機と、回転方向が互いに逆向きとなる第1の出
力部と第2の出力部を有する機関と、前記機関の前記第
1の出力部と前記第1減速機の前記動力伝達機構を連結
する第1推進軸と、前記機関の前記第2の出力部と前記
第1減速機の前記支持伝達機構を連結する第2推進軸
と、前記第1減速機の前記支持伝達機構と前記第2減速
機を連結する第3推進軸とを有する振り子装置を備えた
鉄道車両。 - 【請求項3】 前記第2推進軸と前記第3推進軸が、実
質的に同一軸線上に配置されないように前記支持伝達機
構が構成された請求項2記載の振り子装置を備えた鉄道
車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14306396A JPH09323648A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 振り子装置を備えた鉄道車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14306396A JPH09323648A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 振り子装置を備えた鉄道車両 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09323648A true JPH09323648A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15330057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14306396A Pending JPH09323648A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 振り子装置を備えた鉄道車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09323648A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006347350A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 2輪軸動力伝達装置 |
| JP2006347349A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 2輪軸動力伝達装置 |
| JP2015085895A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 日本車輌製造株式会社 | 気動車 |
| JP2015089689A (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-11 | 日本車輌製造株式会社 | 気動車 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP14306396A patent/JPH09323648A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006347350A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 2輪軸動力伝達装置 |
| JP2006347349A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 2輪軸動力伝達装置 |
| JP2015085895A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 日本車輌製造株式会社 | 気動車 |
| JP2015089689A (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-11 | 日本車輌製造株式会社 | 気動車 |
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