JPH09323660A - パワーステアリング装置 - Google Patents
パワーステアリング装置Info
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- JPH09323660A JPH09323660A JP16851796A JP16851796A JPH09323660A JP H09323660 A JPH09323660 A JP H09323660A JP 16851796 A JP16851796 A JP 16851796A JP 16851796 A JP16851796 A JP 16851796A JP H09323660 A JPH09323660 A JP H09323660A
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- synthetic resin
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Links
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Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】操舵補助力発生用の油圧の受圧部を合成樹脂材
と金属材の2重構造として軽量化を図り、作動油のポー
トに接続される配管の固定を強固に行ない、製造コスト
を増加させることなく圧油の漏れを防止できるパワース
テアリング装置を提供する。 【解決手段】操舵補助力発生用の油圧アクチュエータ
と、油圧制御バルブのハウジングの少なくとも一方にお
ける油圧の受圧部分は、合成樹脂製の外側部材6a、19a
と金属製の内側部材6b、19b とを有する。その外側部材
6a、19a から外方に突出する筒状の合成樹脂製突出部5
1、77内に、金属製筒状配管連結具52、78が固定され
る。その連結具52、78と突出部51、77との対向間より
も、その連結具52、78の内周孔により構成される作動油
のポート32、34、36、40、75、76の内部側において、そ
の連結具52、78に挿入される配管71、72、73、74の外周
と突出部51、77の内周とにより、環状のシール部材85が
挟み込まれる。
と金属材の2重構造として軽量化を図り、作動油のポー
トに接続される配管の固定を強固に行ない、製造コスト
を増加させることなく圧油の漏れを防止できるパワース
テアリング装置を提供する。 【解決手段】操舵補助力発生用の油圧アクチュエータ
と、油圧制御バルブのハウジングの少なくとも一方にお
ける油圧の受圧部分は、合成樹脂製の外側部材6a、19a
と金属製の内側部材6b、19b とを有する。その外側部材
6a、19a から外方に突出する筒状の合成樹脂製突出部5
1、77内に、金属製筒状配管連結具52、78が固定され
る。その連結具52、78と突出部51、77との対向間より
も、その連結具52、78の内周孔により構成される作動油
のポート32、34、36、40、75、76の内部側において、そ
の連結具52、78に挿入される配管71、72、73、74の外周
と突出部51、77の内周とにより、環状のシール部材85が
挟み込まれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧油によって操舵
補助力を発生させるパワーステアリング装置に関する。
補助力を発生させるパワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーステアリング装置として、操舵補
助力発生用の油圧シリンダと、その油圧シリンダのシリ
ンダチューブ内を仕切るピストンに作用する油圧を、バ
ルブハウジング内のバルブ部材の動きにより制御する制
御バルブとを備えるものが用いられている。
助力発生用の油圧シリンダと、その油圧シリンダのシリ
ンダチューブ内を仕切るピストンに作用する油圧を、バ
ルブハウジング内のバルブ部材の動きにより制御する制
御バルブとを備えるものが用いられている。
【0003】従来、そのシリンダチューブやバルブハウ
ジングは金属製とされていたため、車両重量を大きくす
る一因となっていた。
ジングは金属製とされていたため、車両重量を大きくす
る一因となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのシリンダチューブ
やバルブハウジングを、重量軽減のために合成樹脂製と
することが考えられている。
やバルブハウジングを、重量軽減のために合成樹脂製と
することが考えられている。
【0005】しかし、パワーステアリング装置の周囲温
度は120℃程度にもなることから、シリンダチューブ
やバルブハウジングの内部の圧油は高温、高圧になる。
そのため、そのシリンダチューブやバルブハウジングを
合成樹脂製とすると熱変形量が大きくなり、内部のピス
トンやバルブ部材との間のクリアランスが許容値を超
え、操舵補助を適正に行なえなくなる。
度は120℃程度にもなることから、シリンダチューブ
やバルブハウジングの内部の圧油は高温、高圧になる。
そのため、そのシリンダチューブやバルブハウジングを
合成樹脂製とすると熱変形量が大きくなり、内部のピス
トンやバルブ部材との間のクリアランスが許容値を超
え、操舵補助を適正に行なえなくなる。
【0006】また、シリンダチューブやバルブハウジン
グを合成樹脂材から型成形する場合、その内周側におけ
る真円度等の寸法精度が低くなるため、内部のピストン
やバルブ部材との間で油漏れが生じないように型成形後
の機械加工が必要になり、製造コストが増大する。
グを合成樹脂材から型成形する場合、その内周側におけ
る真円度等の寸法精度が低くなるため、内部のピストン
やバルブ部材との間で油漏れが生じないように型成形後
の機械加工が必要になり、製造コストが増大する。
【0007】そこで、シリンダチューブやバルブハウジ
ングにおける油圧の受圧部分を、合成樹脂製の外側部材
と金属製の内側部材とで構成することが考えられる。こ
れにより、金属のみから成形するのに比べ軽量化でき
る。また、内側部材を金属製として熱変形量を小さくす
ることで、内部のピストンやバルブ部材との間のクリア
ランスが許容値を超えるのを防止できる。さらに、その
外側部材を合成樹脂材から型成形した後に機械加工しな
くても、その内側部材における真円度等の寸法精度が低
くなることはなく、油圧の受圧部分とピストンやバルブ
部材との間で油漏れが生じるのを防止できる。
ングにおける油圧の受圧部分を、合成樹脂製の外側部材
と金属製の内側部材とで構成することが考えられる。こ
れにより、金属のみから成形するのに比べ軽量化でき
る。また、内側部材を金属製として熱変形量を小さくす
ることで、内部のピストンやバルブ部材との間のクリア
ランスが許容値を超えるのを防止できる。さらに、その
外側部材を合成樹脂材から型成形した後に機械加工しな
くても、その内側部材における真円度等の寸法精度が低
くなることはなく、油圧の受圧部分とピストンやバルブ
部材との間で油漏れが生じるのを防止できる。
【0008】しかし、シリンダチューブやバルブハウジ
ングにおける外側部材を合成樹脂製とした場合、作動油
のポートに接続される配管の固定を強固に行なうのが困
難になる。すなわち、配管の固定は、例えばフレア管継
手による場合は、配管側の雄ねじとポート側の雌ねじと
をねじ合わせることで行なう。そのため、ポート側が合
成樹脂製であると、充分な固定トルクを確保することが
できないという問題がある。
ングにおける外側部材を合成樹脂製とした場合、作動油
のポートに接続される配管の固定を強固に行なうのが困
難になる。すなわち、配管の固定は、例えばフレア管継
手による場合は、配管側の雄ねじとポート側の雌ねじと
をねじ合わせることで行なう。そのため、ポート側が合
成樹脂製であると、充分な固定トルクを確保することが
できないという問題がある。
【0009】本発明は、上記課題を解決することのでき
るパワーステアリング装置を提供することを目的とす
る。
るパワーステアリング装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、操舵補助力発
生用の油圧アクチュエータと、その油圧アクチュエータ
に作用する油圧の制御バルブとを備え、そのアクチュエ
ータハウジングとバルブハウジングの少なくとも一方に
おける油圧の受圧部分は、合成樹脂製の外側部材と金属
製の内側部材とを有し、その外側部材から外方に突出す
る筒状の合成樹脂製突出部が設けられ、その突出部内に
固定される金属製筒状配管連結具が設けられ、その連結
具の内周孔は、そのアクチュエータハウジングとバルブ
ハウジングの少なくとも一方における作動油のポートを
構成するパワーステアリング装置に適用される。
生用の油圧アクチュエータと、その油圧アクチュエータ
に作用する油圧の制御バルブとを備え、そのアクチュエ
ータハウジングとバルブハウジングの少なくとも一方に
おける油圧の受圧部分は、合成樹脂製の外側部材と金属
製の内側部材とを有し、その外側部材から外方に突出す
る筒状の合成樹脂製突出部が設けられ、その突出部内に
固定される金属製筒状配管連結具が設けられ、その連結
具の内周孔は、そのアクチュエータハウジングとバルブ
ハウジングの少なくとも一方における作動油のポートを
構成するパワーステアリング装置に適用される。
【0011】そのアクチュエータハウジングとバルブハ
ウジングの少なくとも一方における油圧の受圧部分を、
合成樹脂材と金属材によって形成することで、金属のみ
から形成するのに比べ軽量化できる。また、油圧の受圧
部分を金属製として熱変形量を小さくすることで、内部
のピストンやバルブ部材との間のクリアランスが許容値
を超えるのを防止できる。さらに、その外側部材を合成
樹脂材から型成形した後に機械加工しなくても、その内
側部材における真円度等の寸法精度が低くなることはな
く、油圧の受圧部分とピストンやバルブ部材との間で油
漏れが生じるのを防止できる。その外側部材から外方へ
の突出部内に金属製配管連結具を固定し、その連結具の
内方を作動油のポートとすることで、そのポートに接続
される配管を金属製である連結具に強固に固定できる。
ウジングの少なくとも一方における油圧の受圧部分を、
合成樹脂材と金属材によって形成することで、金属のみ
から形成するのに比べ軽量化できる。また、油圧の受圧
部分を金属製として熱変形量を小さくすることで、内部
のピストンやバルブ部材との間のクリアランスが許容値
を超えるのを防止できる。さらに、その外側部材を合成
樹脂材から型成形した後に機械加工しなくても、その内
側部材における真円度等の寸法精度が低くなることはな
く、油圧の受圧部分とピストンやバルブ部材との間で油
漏れが生じるのを防止できる。その外側部材から外方へ
の突出部内に金属製配管連結具を固定し、その連結具の
内方を作動油のポートとすることで、そのポートに接続
される配管を金属製である連結具に強固に固定できる。
【0012】本発明においては、その連結具と突出部と
の対向間よりもポートの内部側において、その連結具に
挿入される配管の外周と突出部の内周とにより、環状の
シール部材が挟み込まれることを特徴とする。これによ
り、その突出部と連結具との対向間の隙間にポートから
圧油が流入するのを、そのシール部材により阻止でき
る。
の対向間よりもポートの内部側において、その連結具に
挿入される配管の外周と突出部の内周とにより、環状の
シール部材が挟み込まれることを特徴とする。これによ
り、その突出部と連結具との対向間の隙間にポートから
圧油が流入するのを、そのシール部材により阻止でき
る。
【0013】その連結具の内端側は突出部の内周側に形
成された環状溝に挿入され、その連結具の内周に形成さ
れた雌ねじに締め込み具がねじ込まれることで、その環
状溝の内側における突出部の内周と配管の外周とにより
シール部材が挟み込まれるのが好ましい。これにより、
配管をポートに接続すると同時に、そのシール部材を挟
み込むことができる。
成された環状溝に挿入され、その連結具の内周に形成さ
れた雌ねじに締め込み具がねじ込まれることで、その環
状溝の内側における突出部の内周と配管の外周とにより
シール部材が挟み込まれるのが好ましい。これにより、
配管をポートに接続すると同時に、そのシール部材を挟
み込むことができる。
【0014】また、本発明においては、その外側部材と
突出部とは、その突出部と内側部材とにより環状のシー
ル部材が挟み込まれた後に一体化されていることを特徴
とする。これにより、そのポートから外側部材と金属製
の内側部材との間の隙間を介して外部に圧油が漏れるの
を、そのシール部材により阻止できる。
突出部とは、その突出部と内側部材とにより環状のシー
ル部材が挟み込まれた後に一体化されていることを特徴
とする。これにより、そのポートから外側部材と金属製
の内側部材との間の隙間を介して外部に圧油が漏れるの
を、そのシール部材により阻止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
施形態について説明する。
【0016】図1に示すラックピニオン式油圧パワース
テアリング装置1は、ステアリングホイール(図示省
略)に連結される入力軸2と、この入力軸2にトーショ
ンバー3を介して操舵抵抗に応じて相対回転可能に連結
される出力軸4とを備えている。その出力軸4にピニオ
ン7が形成され、このピニオン7に噛み合うラック8が
操舵用車輪(図示省略)に連結される。その入力軸2は
ベアリング5を介してバルブハウジング6に支持され
る。その出力軸4はボールベアリング12とニードルベ
アリング13を介してラックハウジング11に支持され
る。そのラックハウジング11から突出するラック8の
一端はシリンダチューブ(アクチュエータハウジング)
19により覆われる。その入力軸2の操舵による回転が
トーションバー3を介しピニオン7に伝達されること
で、そのラック8が車両幅方向に移動する。このラック
8の移動により車輪が操舵される。なお、その入出力軸
2、4とバルブハウジング6との間にオイルシール1
4、15が設けられている。また、そのラック8を支持
するサポートヨーク16がラックハウジング11に支持
される。
テアリング装置1は、ステアリングホイール(図示省
略)に連結される入力軸2と、この入力軸2にトーショ
ンバー3を介して操舵抵抗に応じて相対回転可能に連結
される出力軸4とを備えている。その出力軸4にピニオ
ン7が形成され、このピニオン7に噛み合うラック8が
操舵用車輪(図示省略)に連結される。その入力軸2は
ベアリング5を介してバルブハウジング6に支持され
る。その出力軸4はボールベアリング12とニードルベ
アリング13を介してラックハウジング11に支持され
る。そのラックハウジング11から突出するラック8の
一端はシリンダチューブ(アクチュエータハウジング)
19により覆われる。その入力軸2の操舵による回転が
トーションバー3を介しピニオン7に伝達されること
で、そのラック8が車両幅方向に移動する。このラック
8の移動により車輪が操舵される。なお、その入出力軸
2、4とバルブハウジング6との間にオイルシール1
4、15が設けられている。また、そのラック8を支持
するサポートヨーク16がラックハウジング11に支持
される。
【0017】操舵補助力を付与する油圧アクチュエータ
として油圧シリンダ18が設けられている。その油圧シ
リンダ18は、上記シリンダチューブ19と、ラック8
に一体化されたピストン20とにより主構成される。そ
のピストン20によりシリンダチューブ19内を仕切る
ことで一対の油室21、22を形成する。一方の油室2
1の端部において、ラック8とシリンダチューブ19と
の間にオイルシール45が配置される。他方の油室22
の端部において、ラック8とシリンダチューブ19との
間にラックブッシュ46が配置される。このラックブッ
シュ46とラック8との間にオイルシール47が配置さ
れ、そのラックブッシュとシリンダチューブ19との間
にOリング48が配置される。そのラックブッシュ46
は止め輪49によりシリンダチューブ19に連結され
る。
として油圧シリンダ18が設けられている。その油圧シ
リンダ18は、上記シリンダチューブ19と、ラック8
に一体化されたピストン20とにより主構成される。そ
のピストン20によりシリンダチューブ19内を仕切る
ことで一対の油室21、22を形成する。一方の油室2
1の端部において、ラック8とシリンダチューブ19と
の間にオイルシール45が配置される。他方の油室22
の端部において、ラック8とシリンダチューブ19との
間にラックブッシュ46が配置される。このラックブッ
シュ46とラック8との間にオイルシール47が配置さ
れ、そのラックブッシュとシリンダチューブ19との間
にOリング48が配置される。そのラックブッシュ46
は止め輪49によりシリンダチューブ19に連結され
る。
【0018】その油圧シリンダ18の各油室21、22
に、ロータリー式油圧制御バルブ23が接続されてい
る。その制御バルブ23は、上記バルブハウジング6
と、筒状の第1バルブ部材24と、この第1バルブ部材
24に相対回転可能に挿入される第2バルブ部材25と
を備えている。その第1バルブ部材24は出力軸4に同
行回転可能に取り付けられている。その第2バルブ部材
25は入力軸2の外周に一体に形成されている。
に、ロータリー式油圧制御バルブ23が接続されてい
る。その制御バルブ23は、上記バルブハウジング6
と、筒状の第1バルブ部材24と、この第1バルブ部材
24に相対回転可能に挿入される第2バルブ部材25と
を備えている。その第1バルブ部材24は出力軸4に同
行回転可能に取り付けられている。その第2バルブ部材
25は入力軸2の外周に一体に形成されている。
【0019】図2に示すように、第1バルブ部材24の
内周と第2バルブ部材25の外周とに、軸方向に沿う複
数の凹部が周方向等間隔に形成されている。その第1バ
ルブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する4つ
の右操舵用凹部27と、互いに周方向等間隔に位置する
4つの左操舵用凹部28とで構成される。その第2バル
ブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する4つの
圧油供給用凹部29と、互いに周方向等間隔に位置する
4つの圧油排出用凹部30とで構成される。各右操舵用
凹部27と各左操舵用凹部28とは周方向に交互に配置
され、各圧油供給用凹部29と各圧油排出用凹部30と
は周方向に交互に配置される。各右操舵用凹部27は、
第1バルブ部材24に形成された第1流路31、および
図1に示すように、バルブハウジング6に形成された第
1ポート34とシリンダチューブ19に形成された第1
シリンダポート75とに接続される配管72を介して、
油圧シリンダ18の一方の油室21に通じる。各左操舵
用凹部28は、第1バルブ部材24に形成された第2流
路33、およびバルブハウジング6に形成された第2ポ
ート32とシリンダチューブ19に形成された第2シリ
ンダポート76に接続される配管71を介して、油圧シ
リンダ18の他方の油室22に通じる。各圧油供給用凹
部29は、第1バルブ部材24に形成された第3流路3
5およびバルブハウジング6に形成された入口ポート3
6に接続される配管73を介し、ポンプ37に通じる。
各圧油排出用凹部30は、第2バルブ部材25に形成さ
れた第1排出路38、入力軸2とトーションバー3の内
外周間の通路47、入力軸2に形成された第2排出路
(図示省略)、及びバルブハウジング6に形成された排
出ポート40に接続される配管74を介してタンク41
に通じる。これにより、そのポンプ37、タンク41、
及び油圧シリンダ18の各油室21、22は、第1バル
ブ部材24と第2バルブ部材25の内外周間の弁間流路
42を通じ連通する。その弁間流路42における第1バ
ルブ部材側凹部と第2バルブ部材側凹部の間は、両バル
ブ部材24、25の相対回転により開度が変化する絞り
部A、B、C、Dとされ、その絞り部A、B、C、Dの
開度変化により油圧シリンダ18に作用する油圧が制御
される。
内周と第2バルブ部材25の外周とに、軸方向に沿う複
数の凹部が周方向等間隔に形成されている。その第1バ
ルブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する4つ
の右操舵用凹部27と、互いに周方向等間隔に位置する
4つの左操舵用凹部28とで構成される。その第2バル
ブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する4つの
圧油供給用凹部29と、互いに周方向等間隔に位置する
4つの圧油排出用凹部30とで構成される。各右操舵用
凹部27と各左操舵用凹部28とは周方向に交互に配置
され、各圧油供給用凹部29と各圧油排出用凹部30と
は周方向に交互に配置される。各右操舵用凹部27は、
第1バルブ部材24に形成された第1流路31、および
図1に示すように、バルブハウジング6に形成された第
1ポート34とシリンダチューブ19に形成された第1
シリンダポート75とに接続される配管72を介して、
油圧シリンダ18の一方の油室21に通じる。各左操舵
用凹部28は、第1バルブ部材24に形成された第2流
路33、およびバルブハウジング6に形成された第2ポ
ート32とシリンダチューブ19に形成された第2シリ
ンダポート76に接続される配管71を介して、油圧シ
リンダ18の他方の油室22に通じる。各圧油供給用凹
部29は、第1バルブ部材24に形成された第3流路3
5およびバルブハウジング6に形成された入口ポート3
6に接続される配管73を介し、ポンプ37に通じる。
各圧油排出用凹部30は、第2バルブ部材25に形成さ
れた第1排出路38、入力軸2とトーションバー3の内
外周間の通路47、入力軸2に形成された第2排出路
(図示省略)、及びバルブハウジング6に形成された排
出ポート40に接続される配管74を介してタンク41
に通じる。これにより、そのポンプ37、タンク41、
及び油圧シリンダ18の各油室21、22は、第1バル
ブ部材24と第2バルブ部材25の内外周間の弁間流路
42を通じ連通する。その弁間流路42における第1バ
ルブ部材側凹部と第2バルブ部材側凹部の間は、両バル
ブ部材24、25の相対回転により開度が変化する絞り
部A、B、C、Dとされ、その絞り部A、B、C、Dの
開度変化により油圧シリンダ18に作用する油圧が制御
される。
【0020】図1に示すように、上記各ポート32、3
4、36、40の各間と第2ポート32の図中下方にお
いて、第1バルブ部材24の外周とバルブハウジング6
の内周との間にシールリング39が配置されている。
4、36、40の各間と第2ポート32の図中下方にお
いて、第1バルブ部材24の外周とバルブハウジング6
の内周との間にシールリング39が配置されている。
【0021】図2は、操舵が行なわれていない舵角中点
での両バルブ部材24、25の相対位置を示しており、
この状態においては各圧油供給用凹部29と各圧油排出
用凹部30とが全絞り部A、B、C、Dを介し連通する
ため、ポンプ37から供給された圧油は直接タンク41
へ還流し操舵補助力は発生しない。舵角中点から右方へ
操舵すると、操舵トルクに応じトーションバー3は捩じ
れ、両バルブ部材24、25は相対回転する。その結
果、各右操舵用凹部27と各圧油供給用凹部29との間
の絞り部Aの開度および各左操舵用凹部28と各圧油排
出用凹部30との間の絞り部Bの開度が大きくなり、各
左操舵用凹部28と各圧油供給用凹部29との間の絞り
部Cの開度および各右操舵用凹部27と各圧油排出用凹
部30との間の絞り部Dの開度が小さくなる。これによ
り、ポンプ37から油圧シリンダ18の一方の油室21
へ圧油が供給されてピストン20に油圧が作用し、油圧
シリンダ18の他方の油室22からタンク41へ圧油が
還流され、車両の右方への操舵補助力がラック8に作用
する。舵角中点から左方へ操舵すると、各絞り部A、
B、C、Dの開度は右方へ操舵した場合と逆に変化する
ので、車両の左方への操舵補助力がラック8に作用す
る。
での両バルブ部材24、25の相対位置を示しており、
この状態においては各圧油供給用凹部29と各圧油排出
用凹部30とが全絞り部A、B、C、Dを介し連通する
ため、ポンプ37から供給された圧油は直接タンク41
へ還流し操舵補助力は発生しない。舵角中点から右方へ
操舵すると、操舵トルクに応じトーションバー3は捩じ
れ、両バルブ部材24、25は相対回転する。その結
果、各右操舵用凹部27と各圧油供給用凹部29との間
の絞り部Aの開度および各左操舵用凹部28と各圧油排
出用凹部30との間の絞り部Bの開度が大きくなり、各
左操舵用凹部28と各圧油供給用凹部29との間の絞り
部Cの開度および各右操舵用凹部27と各圧油排出用凹
部30との間の絞り部Dの開度が小さくなる。これによ
り、ポンプ37から油圧シリンダ18の一方の油室21
へ圧油が供給されてピストン20に油圧が作用し、油圧
シリンダ18の他方の油室22からタンク41へ圧油が
還流され、車両の右方への操舵補助力がラック8に作用
する。舵角中点から左方へ操舵すると、各絞り部A、
B、C、Dの開度は右方へ操舵した場合と逆に変化する
ので、車両の左方への操舵補助力がラック8に作用す
る。
【0022】上記バルブハウジング6とラックハウジン
グ11とシリンダチューブ19とは、それぞれ個別に成
形された後に連結されている。
グ11とシリンダチューブ19とは、それぞれ個別に成
形された後に連結されている。
【0023】図3に示すように、そのバルブハウジング
6は、筒状の外側部材6aと、この外側部材6aに挿入
された筒状の内側部材6bとを有する。その外側部材6
aは合成樹脂材によって射出成形され、その内側部材6
bはスチール等の金属材によって成形されている。その
外側部材6aの射出成形時に、成形型内に内側部材6b
が挿入される。その外側部材6aの材料となる合成樹脂
としては、例えば、ポリフェニレンスルフィド(PP
S)にガラスファイバーを40重量%添加したものを用
いることができる。その外側部材6aと内側部材6bと
の間に接着剤を介在させてもよい。その内側部材6bに
上記第1バルブ部材24が挿入されることで、バルブハ
ウジング6における油圧の受圧部分は、外側部材6aと
内側部材6bの2重構造とされる。その内側部材6bに
上記ベアリング5が圧入されると共にオイルシール1
4、15が挿入される。
6は、筒状の外側部材6aと、この外側部材6aに挿入
された筒状の内側部材6bとを有する。その外側部材6
aは合成樹脂材によって射出成形され、その内側部材6
bはスチール等の金属材によって成形されている。その
外側部材6aの射出成形時に、成形型内に内側部材6b
が挿入される。その外側部材6aの材料となる合成樹脂
としては、例えば、ポリフェニレンスルフィド(PP
S)にガラスファイバーを40重量%添加したものを用
いることができる。その外側部材6aと内側部材6bと
の間に接着剤を介在させてもよい。その内側部材6bに
上記第1バルブ部材24が挿入されることで、バルブハ
ウジング6における油圧の受圧部分は、外側部材6aと
内側部材6bの2重構造とされる。その内側部材6bに
上記ベアリング5が圧入されると共にオイルシール1
4、15が挿入される。
【0024】上記バルブハウジング6における作動油の
各ポート32、34、36、40は、それぞれ、外側部
材6aから外方に突出する筒状の合成樹脂製突出部51
内に固定された金属製筒状配管連結具52の内周孔と、
外側部材6aと内側部材6bとを貫通する通孔とにより
構成されている。その連結具52は、突出部51の型成
形時に成形型内に挿入されることで突出部51に固定さ
れる。なお、連結具52の外周にはローレット加工を施
すのが好ましい。
各ポート32、34、36、40は、それぞれ、外側部
材6aから外方に突出する筒状の合成樹脂製突出部51
内に固定された金属製筒状配管連結具52の内周孔と、
外側部材6aと内側部材6bとを貫通する通孔とにより
構成されている。その連結具52は、突出部51の型成
形時に成形型内に挿入されることで突出部51に固定さ
れる。なお、連結具52の外周にはローレット加工を施
すのが好ましい。
【0025】また、その外側部材6aに上記ラックハウ
ジング11との連結用フランジ6dが形成され、このフ
ランジ6dに形成された通孔に金属製の筒状ボルト受け
53が挿入されている。そのフランジ6dとボルト受け
53とは、例えば、ボルト受け53をフランジ6dの通
孔に超音波振動を付与しながら圧入したり、フランジ6
dの型成形時に成形型内に挿入することで一体化され
る。
ジング11との連結用フランジ6dが形成され、このフ
ランジ6dに形成された通孔に金属製の筒状ボルト受け
53が挿入されている。そのフランジ6dとボルト受け
53とは、例えば、ボルト受け53をフランジ6dの通
孔に超音波振動を付与しながら圧入したり、フランジ6
dの型成形時に成形型内に挿入することで一体化され
る。
【0026】図4、図5に示すように、上記ラックハウ
ジング11は合成樹脂材によって射出成形され、出力軸
4の挿入孔11aと、サポートヨーク16の挿入孔11
bと、ラック8の挿入孔11cとを有する。
ジング11は合成樹脂材によって射出成形され、出力軸
4の挿入孔11aと、サポートヨーク16の挿入孔11
bと、ラック8の挿入孔11cとを有する。
【0027】その出力軸4の挿入孔11aの一端に、有
底筒状の金属製支持体56が挿入されている。その支持
体56とラックハウジング11とは、例えば、支持体5
6を挿入孔11aに超音波振動を付与しながら圧入した
り、ラックハウジング11の型成形時に成形型内に挿入
することで一体化される。その挿入孔11aに上記出力
軸4を支持するボールベアリング12が挿入され、その
支持体56に出力軸4を支持する上記ニードルベアリン
グ13が圧入される。その出力軸4の挿入孔11aの他
端外周に、上記バルブハウジング6との連結用フランジ
11dが形成され、このフランジ11dに形成された通
孔に金属製の筒状ボルト受け54が挿入されている。そ
のフランジ11dとボルト受け54とは、例えば、ボル
ト受け54をフランジ11dの通孔に超音波振動を付与
しながら圧入したり、フランジ11dの型成形時に成形
型内に挿入することで一体化される。そのボルト受け5
4と上記バルブハウジング6のボルト受け53とに挿通
される頭部付ボルトにナットがねじ合わされることで、
バルブハウジング6とラックハウジング11とが連結さ
れる。
底筒状の金属製支持体56が挿入されている。その支持
体56とラックハウジング11とは、例えば、支持体5
6を挿入孔11aに超音波振動を付与しながら圧入した
り、ラックハウジング11の型成形時に成形型内に挿入
することで一体化される。その挿入孔11aに上記出力
軸4を支持するボールベアリング12が挿入され、その
支持体56に出力軸4を支持する上記ニードルベアリン
グ13が圧入される。その出力軸4の挿入孔11aの他
端外周に、上記バルブハウジング6との連結用フランジ
11dが形成され、このフランジ11dに形成された通
孔に金属製の筒状ボルト受け54が挿入されている。そ
のフランジ11dとボルト受け54とは、例えば、ボル
ト受け54をフランジ11dの通孔に超音波振動を付与
しながら圧入したり、フランジ11dの型成形時に成形
型内に挿入することで一体化される。そのボルト受け5
4と上記バルブハウジング6のボルト受け53とに挿通
される頭部付ボルトにナットがねじ合わされることで、
バルブハウジング6とラックハウジング11とが連結さ
れる。
【0028】そのサポートヨーク16の挿入孔11b
に、筒状の金属製ガイド57が挿入されている。そのガ
イド57とラックハウジング11とは、例えば、ガイド
57を挿入孔11bに超音波振動を付与しながら圧入し
たり、ラックハウジング11の型成形時に成形型内に挿
入することで一体化される。そのガイド57にサポート
ヨーク16が挿入され、バネ(図示省略)によりラック
8の背面に押し付けられる。
に、筒状の金属製ガイド57が挿入されている。そのガ
イド57とラックハウジング11とは、例えば、ガイド
57を挿入孔11bに超音波振動を付与しながら圧入し
たり、ラックハウジング11の型成形時に成形型内に挿
入することで一体化される。そのガイド57にサポート
ヨーク16が挿入され、バネ(図示省略)によりラック
8の背面に押し付けられる。
【0029】そのラック8の挿入孔11cの一端内周に
は段差11eが形成され、この段差11eにラック8の
一端に連結されるボールジョイント(図示省略)が当た
ることで、ラック8の左右一方への移動が規制される。
そのラック8の挿入孔11cの他端外周にはシリンダチ
ューブ19との連結用フランジ11fが形成される。
は段差11eが形成され、この段差11eにラック8の
一端に連結されるボールジョイント(図示省略)が当た
ることで、ラック8の左右一方への移動が規制される。
そのラック8の挿入孔11cの他端外周にはシリンダチ
ューブ19との連結用フランジ11fが形成される。
【0030】図6に示すように、上記シリンダチューブ
19は、筒状の外側部材19aと、この外側部材19a
に挿入された筒状の内側部材19bとを有する。その外
側部材19aは合成樹脂材によって射出成形され、その
内側部材19bは鋼等の金属材によって成形されてい
る。その外側部材19aの射出成形時に、成形型内に内
側部材19bが挿入される。その外側部材19aの材料
となる合成樹脂としては、例えば、ポリフェニレンスル
フィド(PPS)にガラスファイバーを40重量%添加
したものを用いることができる。その外側部材19aと
内側部材19bとの間に接着剤を介在させてもよい。そ
の内側部材19bに上記ピストン20が挿入されること
で、シリンダチューブ19における油圧の受圧部分は、
外側部材19aと内側部材19bの2重構造とされる。
その内側部材19bとラック8との間に、上記オイルシ
ール45、47、ラックブッシュ46、Oリング48が
配置され、また、その内側部材19bの内周に上記止め
輪49が嵌め合わされる溝61が形成されている。その
内側部材19bの一端は上記オイルシール45の受け用
内向きフランジ19eとされている。その外側部材19
aの一端側に上記ラックハウジング11の他端が挿入さ
れ、その外側部材19aの一端側の内周面と端面とがラ
ックハウジング11の他端側の外周面と上記フランジ1
1fの端面とに溶着されることで、ラックハウジング1
1とシリンダチューブ19とが連結されている。
19は、筒状の外側部材19aと、この外側部材19a
に挿入された筒状の内側部材19bとを有する。その外
側部材19aは合成樹脂材によって射出成形され、その
内側部材19bは鋼等の金属材によって成形されてい
る。その外側部材19aの射出成形時に、成形型内に内
側部材19bが挿入される。その外側部材19aの材料
となる合成樹脂としては、例えば、ポリフェニレンスル
フィド(PPS)にガラスファイバーを40重量%添加
したものを用いることができる。その外側部材19aと
内側部材19bとの間に接着剤を介在させてもよい。そ
の内側部材19bに上記ピストン20が挿入されること
で、シリンダチューブ19における油圧の受圧部分は、
外側部材19aと内側部材19bの2重構造とされる。
その内側部材19bとラック8との間に、上記オイルシ
ール45、47、ラックブッシュ46、Oリング48が
配置され、また、その内側部材19bの内周に上記止め
輪49が嵌め合わされる溝61が形成されている。その
内側部材19bの一端は上記オイルシール45の受け用
内向きフランジ19eとされている。その外側部材19
aの一端側に上記ラックハウジング11の他端が挿入さ
れ、その外側部材19aの一端側の内周面と端面とがラ
ックハウジング11の他端側の外周面と上記フランジ1
1fの端面とに溶着されることで、ラックハウジング1
1とシリンダチューブ19とが連結されている。
【0031】上記シリンダチューブ19における作動油
の各ポート75、76は、それぞれ、外側部材19aか
ら外方に突出する筒状の合成樹脂製突出部77内に固定
された金属製筒状配管連結具78の内周孔と、外側部材
19aと内側部材19bとを貫通する通孔とにより構成
されている。その連結具78は、突出部77の型成形時
に成形型内に挿入することで突出部77に固定される。
なお、連結具78の外周にはローレット加工を施すのが
好ましい。
の各ポート75、76は、それぞれ、外側部材19aか
ら外方に突出する筒状の合成樹脂製突出部77内に固定
された金属製筒状配管連結具78の内周孔と、外側部材
19aと内側部材19bとを貫通する通孔とにより構成
されている。その連結具78は、突出部77の型成形時
に成形型内に挿入することで突出部77に固定される。
なお、連結具78の外周にはローレット加工を施すのが
好ましい。
【0032】図7に示すように、上記バルブハウジング
6とシリンダチューブ19において、作動油の各ポート
32、34、36、40、75、76を構成する連結具
52、78は、その内端側が各突出部51、77の内周
側に形成された環状溝90に挿入される。また、各連結
具52、78の内端部に、内方に突出する環状の凸部9
1aが形成され、その環状溝90の内周に形成された凹
部90aに嵌め合わされる。
6とシリンダチューブ19において、作動油の各ポート
32、34、36、40、75、76を構成する連結具
52、78は、その内端側が各突出部51、77の内周
側に形成された環状溝90に挿入される。また、各連結
具52、78の内端部に、内方に突出する環状の凸部9
1aが形成され、その環状溝90の内周に形成された凹
部90aに嵌め合わされる。
【0033】各ポート32、34、36、40、75、
76と配管71、72、73、74とは、フレア管継手
により接続される。すなわち、各連結具52、78の内
周に雌ねじ80が形成される。また、各突出部51、7
7の内周の上記環状溝の内側に、内方に向かうに従い小
径となるテーパ面81が形成される。各配管71、7
2、73、74に、外周に雄ねじ82が形成された筒状
の金属製締め込み具83が嵌め合わされる。各配管7
1、72、73、74の端部外周にフランジ84が形成
される。その締め込み具83を連結具52、78にねじ
込むことで、各連結具52、78と突出部51、77と
の対向間よりもポート32、34、36、40、75、
76の内部側において、そのテーパ面81とフランジ8
4とにより第1のOリング(環状シール部材)85が挟
み込まれる。これによって、各ポート32、34、3
6、40、75、76と配管71、72、73、74と
が接続される。尚、各突出部51、77は型成形で形成
される。
76と配管71、72、73、74とは、フレア管継手
により接続される。すなわち、各連結具52、78の内
周に雌ねじ80が形成される。また、各突出部51、7
7の内周の上記環状溝の内側に、内方に向かうに従い小
径となるテーパ面81が形成される。各配管71、7
2、73、74に、外周に雄ねじ82が形成された筒状
の金属製締め込み具83が嵌め合わされる。各配管7
1、72、73、74の端部外周にフランジ84が形成
される。その締め込み具83を連結具52、78にねじ
込むことで、各連結具52、78と突出部51、77と
の対向間よりもポート32、34、36、40、75、
76の内部側において、そのテーパ面81とフランジ8
4とにより第1のOリング(環状シール部材)85が挟
み込まれる。これによって、各ポート32、34、3
6、40、75、76と配管71、72、73、74と
が接続される。尚、各突出部51、77は型成形で形成
される。
【0034】上記各突出部51、77と各外側部材6
a、19aとは、各突出部51、77と各内側部材6
b、19bとにより第2のOリング(環状シール部材)
95が挟み込まれた後に一体化される。すなわち、各外
側部材6a、19aに各ポート32、34、36、4
0、75、76を囲むように環状の凸部6a′、19
a′が形成される。各突出部51、77の外周に、その
凸部6a′、19a′の端面に接する第1の段差51
a、77aと、第2のOリング95に接する第2の段差
51b、77bとが形成される。
a、19aとは、各突出部51、77と各内側部材6
b、19bとにより第2のOリング(環状シール部材)
95が挟み込まれた後に一体化される。すなわち、各外
側部材6a、19aに各ポート32、34、36、4
0、75、76を囲むように環状の凸部6a′、19
a′が形成される。各突出部51、77の外周に、その
凸部6a′、19a′の端面に接する第1の段差51
a、77aと、第2のOリング95に接する第2の段差
51b、77bとが形成される。
【0035】図8に示すように、各突出部51、77と
各内側部材6b、19bとは別部材として成形されたも
のが、一体化される。すなわち、各突出部51、77を
環状凸部6a′、19a′に挿入し、その第2のOリン
グ95を各内側部材6b、19bの外周面と各突出部5
1、77の第2の段差51b、77bとで挟み込んだ後
に、その環状凸部6a′、19a′の端面と第1の段差
51a、77aとが溶接されることで、各外側部材6
a、19aと突出部51、77とは一体化される。
各内側部材6b、19bとは別部材として成形されたも
のが、一体化される。すなわち、各突出部51、77を
環状凸部6a′、19a′に挿入し、その第2のOリン
グ95を各内側部材6b、19bの外周面と各突出部5
1、77の第2の段差51b、77bとで挟み込んだ後
に、その環状凸部6a′、19a′の端面と第1の段差
51a、77aとが溶接されることで、各外側部材6
a、19aと突出部51、77とは一体化される。
【0036】上記構成によれば、バルブハウジング6と
シリンダチューブ19それぞれにおける油圧の受圧部分
を、合成樹脂材と金属材によって成形しているので、金
属のみから形成するのに比べ軽量化できる。その油圧の
受圧部分の内周側は金属製であるので、熱変形量は小さ
く、内部の第1バルブ部材24やピストン20との間の
クリアランスが許容値を超えるのを防止できる。また、
その油圧の受圧部分の外周側を合成樹脂材から型成形し
た後に機械加工しなくても、その内周側における真円度
等の寸法精度が低くなることはなく、油圧の受圧部分の
内周と内部の第1バルブ部材24やピストン20との間
で油漏れが生じることはない。また、各内側部材6b、
19bは、内周側が油に接し、外周側が合成樹脂に覆わ
れるため、防錆塗装を行なう必要はなく、コスト低減を
図れる。
シリンダチューブ19それぞれにおける油圧の受圧部分
を、合成樹脂材と金属材によって成形しているので、金
属のみから形成するのに比べ軽量化できる。その油圧の
受圧部分の内周側は金属製であるので、熱変形量は小さ
く、内部の第1バルブ部材24やピストン20との間の
クリアランスが許容値を超えるのを防止できる。また、
その油圧の受圧部分の外周側を合成樹脂材から型成形し
た後に機械加工しなくても、その内周側における真円度
等の寸法精度が低くなることはなく、油圧の受圧部分の
内周と内部の第1バルブ部材24やピストン20との間
で油漏れが生じることはない。また、各内側部材6b、
19bは、内周側が油に接し、外周側が合成樹脂に覆わ
れるため、防錆塗装を行なう必要はなく、コスト低減を
図れる。
【0037】また、バルブハウジング6とシリンダチュ
ーブ19の各外側部材6a、19aから外方へ突出する
合成樹脂製の突出部51、77内に、金属製の連結具5
2、78を固定することで、その連結具52、78の内
方の作動油のポート32、34、36、40、75、7
6に接続される配管71、72、73、74を、金属製
である連結具52、78に強固に固定できる。その固定
をフレア管継手等を用いた従来の固定機構により行える
ので、設計の自由度が制限されない。
ーブ19の各外側部材6a、19aから外方へ突出する
合成樹脂製の突出部51、77内に、金属製の連結具5
2、78を固定することで、その連結具52、78の内
方の作動油のポート32、34、36、40、75、7
6に接続される配管71、72、73、74を、金属製
である連結具52、78に強固に固定できる。その固定
をフレア管継手等を用いた従来の固定機構により行える
ので、設計の自由度が制限されない。
【0038】しかも、その突出部51、77と連結具5
2、78との対向間の隙間にポート32、34、36、
40、75、76から圧油が流入するのを、第1のOリ
ング85により阻止できる。その第1のOリング85
は、締め込み具83の連結具52、78へのねじ込みに
より、配管71、72、73、74をポート32、3
4、36、40、75、76に接続すると同時に挟み込
むことができる。
2、78との対向間の隙間にポート32、34、36、
40、75、76から圧油が流入するのを、第1のOリ
ング85により阻止できる。その第1のOリング85
は、締め込み具83の連結具52、78へのねじ込みに
より、配管71、72、73、74をポート32、3
4、36、40、75、76に接続すると同時に挟み込
むことができる。
【0039】さらに、各突出部51、77と内側部材6
b、19bとの間の第2のOリング95により、ポート
32、34、36、40、75、76から外側部材6
a、19aと内側部材6b、19bとの間の隙間を介し
て外部に圧油が漏れるのを阻止できる。
b、19bとの間の第2のOリング95により、ポート
32、34、36、40、75、76から外側部材6
a、19aと内側部材6b、19bとの間の隙間を介し
て外部に圧油が漏れるのを阻止できる。
【0040】図9は比較例を示す。上記実施形態との相
違は、第1のOリング85を配管71、72、73、7
4の外周と連結具52、78の内周とにより挟み込み、
第2のOリング95を配置していない点にある。この場
合、突出部51、77と連結具52、78との間の隙間
や、外側部材6a、19aと内側部材6b、19bとの
間の隙間を介して外部に圧油が漏れるおそれがある。こ
れに対し、上記実施形態によれば、突出部51、77と
連結具52、78との間に圧油が至ることはないので、
圧油の漏れが生じることはなく、また、突出部51、7
7と連結具52、78との間に別途シール手段を設ける
必要がないのでコストの増加を防止できる。また、各突
出部51、77と内側部材6b、19bとの間に至った
圧油は、第2のOリング95により流動が阻止されるの
で、外部に圧油が漏れるのを阻止できる。
違は、第1のOリング85を配管71、72、73、7
4の外周と連結具52、78の内周とにより挟み込み、
第2のOリング95を配置していない点にある。この場
合、突出部51、77と連結具52、78との間の隙間
や、外側部材6a、19aと内側部材6b、19bとの
間の隙間を介して外部に圧油が漏れるおそれがある。こ
れに対し、上記実施形態によれば、突出部51、77と
連結具52、78との間に圧油が至ることはないので、
圧油の漏れが生じることはなく、また、突出部51、7
7と連結具52、78との間に別途シール手段を設ける
必要がないのでコストの増加を防止できる。また、各突
出部51、77と内側部材6b、19bとの間に至った
圧油は、第2のOリング95により流動が阻止されるの
で、外部に圧油が漏れるのを阻止できる。
【0041】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、上記実施形態では本発明をラックピニオン
式パワーステアリング装置に適用したが、例えば、ボー
ルスクリュー式パワーステアリング装置にも適用でき
る。
い。例えば、上記実施形態では本発明をラックピニオン
式パワーステアリング装置に適用したが、例えば、ボー
ルスクリュー式パワーステアリング装置にも適用でき
る。
【0042】
【発明の効果】本発明のパワーステアリング装置によれ
ば、操舵補助力発生用の油圧の受圧部を合成樹脂材と金
属材の2重構造として軽量化を図ることができ、作動油
のポートに接続される配管の固定を強固に行なうことが
でき、製造コストを増加させることなく圧油の漏れを防
止して操舵補助機能を適正に維持することができる。
ば、操舵補助力発生用の油圧の受圧部を合成樹脂材と金
属材の2重構造として軽量化を図ることができ、作動油
のポートに接続される配管の固定を強固に行なうことが
でき、製造コストを増加させることなく圧油の漏れを防
止して操舵補助機能を適正に維持することができる。
【図1】本発明の実施形態のパワーステアリング装置の
断面図
断面図
【図2】図1のII‐II線断面図
【図3】本発明の実施形態のバルブハウジングの断面図
【図4】本発明の実施形態のラックハウジングの断面図
【図5】図4のV‐V線断面図
【図6】本発明の実施形態のシリンダチューブの断面図
【図7】本発明の実施形態の要部の断面図
【図8】本発明の実施形態の要部の組み立て手順の説明
図
図
【図9】比較例の断面図
1 パワーステアリング装置 6 バルブハウジング 6a 外側部材 6b 内側部材 18 油圧シリンダ(油圧アクチュエータ) 19 シリンダチューブ(アクチュエータハウジング) 19a 外側部材 19b 内側部材 32、34、36、40、75、76 ポート 51、77 突出部 52、78 連結具 71、72、73、74 配管 83 締め込み具 85 Oリング 95 Oリング
Claims (4)
- 【請求項1】 操舵補助力発生用の油圧アクチュエータ
と、 その油圧アクチュエータに作用する油圧の制御バルブと
を備えるパワーステアリング装置において、 そのアクチュエータハウジングとバルブハウジングの少
なくとも一方における油圧の受圧部分は、合成樹脂製の
外側部材と金属製の内側部材とを有し、 その外側部材から外方に突出する筒状の合成樹脂製突出
部が設けられ、 その突出部内に固定される金属製筒状配管連結具が設け
られ、 その連結具の内周孔は、そのアクチュエータハウジング
とバルブハウジングの少なくとも一方における作動油の
ポートを構成し、 その連結具と突出部との対向間よりもポートの内部側に
おいて、その連結具に挿入される配管の外周と突出部の
内周とにより、環状のシール部材が挟み込まれるパワー
ステアリング装置。 - 【請求項2】 その連結具の内端側は突出部の内周側に
形成された環状溝に挿入され、その連結具の内周に形成
された雌ねじに締め込み具がねじ込まれることで、その
環状溝の内側における突出部の内周と配管の外周とによ
りシール部材が挟み込まれる請求項1に記載のパワース
テアリング装置。 - 【請求項3】 その外側部材と突出部とは、その突出部
と内側部材とにより環状のシール部材が挟み込まれた後
に一体化されている請求項1または2に記載のパワース
テアリング装置。 - 【請求項4】 操舵補助力発生用の油圧アクチュエータ
と、 その油圧アクチュエータに作用する油圧の制御バルブと
を備えるパワーステアリング装置において、 そのアクチュエータハウジングとバルブハウジングの少
なくとも一方における油圧の受圧部分は、合成樹脂製の
外側部材と金属製の内側部材とを有し、 その外側部材から外方に突出する筒状の合成樹脂製突出
部が設けられ、 その突出部内に固定される金属製筒状配管連結具が設け
られ、 その連結具の内周孔は、そのアクチュエータハウジング
とバルブハウジングの少なくとも一方における作動油の
ポートを構成し、 その外側部材と突出部とは、その突出部と内側部材とに
より環状のシール部材が挟み込まれた後に一体化されて
いるパワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16851796A JPH09323660A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16851796A JPH09323660A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | パワーステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09323660A true JPH09323660A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15869509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16851796A Pending JPH09323660A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09323660A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2903644A1 (fr) * | 2006-07-11 | 2008-01-18 | Jtekt Europ Soc Par Actions Si | Valve de direction assistee hydraulique de vehicule automobile |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP16851796A patent/JPH09323660A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2903644A1 (fr) * | 2006-07-11 | 2008-01-18 | Jtekt Europ Soc Par Actions Si | Valve de direction assistee hydraulique de vehicule automobile |
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