JPH09323673A - ゴムクローラ用の芯金 - Google Patents
ゴムクローラ用の芯金Info
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- JPH09323673A JPH09323673A JP16246296A JP16246296A JPH09323673A JP H09323673 A JPH09323673 A JP H09323673A JP 16246296 A JP16246296 A JP 16246296A JP 16246296 A JP16246296 A JP 16246296A JP H09323673 A JPH09323673 A JP H09323673A
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- JP
- Japan
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- rubber crawler
- stoppers
- protrusions
- height
- core
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D55/00—Endless track vehicles
- B62D55/08—Endless track units; Parts thereof
- B62D55/18—Tracks
- B62D55/24—Tracks of continuously flexible type, e.g. rubber belts
- B62D55/244—Moulded in one piece, with either smooth surfaces or surfaces having projections, e.g. incorporating reinforcing elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 傾斜地や凹凸のある路面での作業中に上下、
横方向および捩じれ方向から加わる荷重に対して、履帯
外れが発生しないようにする。 【解決手段】 互いに隣接する芯金2,2は、一方の芯
金2の突起部4C,4Dおよび他方の芯金2のストッパ
5a,5bとを互いに係合するように突出させて、スト
ッパ5a,5bはゴムクローラ内周面より上方に配設
し、かつ、突出部4A,4Bの高さhとストッパ5a,
5bの高さh1 との関係をh≧h1 に構成したものであ
る。
横方向および捩じれ方向から加わる荷重に対して、履帯
外れが発生しないようにする。 【解決手段】 互いに隣接する芯金2,2は、一方の芯
金2の突起部4C,4Dおよび他方の芯金2のストッパ
5a,5bとを互いに係合するように突出させて、スト
ッパ5a,5bはゴムクローラ内周面より上方に配設
し、かつ、突出部4A,4Bの高さhとストッパ5a,
5bの高さh1 との関係をh≧h1 に構成したものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルやブ
ルドーザ等の建設機械の装軌式車両に用いるゴムクロー
ラに係り、特に、傾斜地や凹凸のある路面でゴムクロー
ラに加わる横荷重及び捩じり荷重による芯金相互の変位
を低減し、ゴム履帯の外れ及びそれに起因するゴムの損
傷等を防止するゴムクローラ用の芯金に関する。
ルドーザ等の建設機械の装軌式車両に用いるゴムクロー
ラに係り、特に、傾斜地や凹凸のある路面でゴムクロー
ラに加わる横荷重及び捩じり荷重による芯金相互の変位
を低減し、ゴム履帯の外れ及びそれに起因するゴムの損
傷等を防止するゴムクローラ用の芯金に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から図6に示すようにブルドーザ等
の建設車両においては、遊動輪23と駆動輪22との間
に配設されたトラックフレーム24の上下に、上転輪2
5および下転輪26(以下、転動輪25,26と言
う。)とを配設している。これらの各転動輪25,26
に履帯21を巻装して駆動輪22に伝達された動力によ
り車両が走行するようになっている。最近は、鉄製の履
帯に換えて、振動や騒音の低減用としてゴムクローラが
使用されている。
の建設車両においては、遊動輪23と駆動輪22との間
に配設されたトラックフレーム24の上下に、上転輪2
5および下転輪26(以下、転動輪25,26と言
う。)とを配設している。これらの各転動輪25,26
に履帯21を巻装して駆動輪22に伝達された動力によ
り車両が走行するようになっている。最近は、鉄製の履
帯に換えて、振動や騒音の低減用としてゴムクローラが
使用されている。
【0003】ところで、ゴムクローラは、横剛性が少な
いために傾斜地や凹凸のある路面では隣接する芯金の横
ずれが発生し、そのずれた芯金頂部に転動輪が乗り上げ
て履帯外れが頻繁に発生する。度重なるとゴムが剥離や
損傷するとの問題がある。このような問題を解決するた
めに、出願人は実願平1−49905号を出願してい
る。この出願内容は、各芯金を複数配列し、かつ、各芯
金に複数の転動レールを有するゴムクローラ用芯金にお
いて、前後に隣接して配設した芯金のうちの前方側の芯
金の一端側の転動レールの突出部とを係合状態にし、か
つ、前記前方の芯金の他端側の転動レールの突出部と前
記後方の芯金の他端側の転動レールの凹欠部とを係合状
態にしたものである。
いために傾斜地や凹凸のある路面では隣接する芯金の横
ずれが発生し、そのずれた芯金頂部に転動輪が乗り上げ
て履帯外れが頻繁に発生する。度重なるとゴムが剥離や
損傷するとの問題がある。このような問題を解決するた
めに、出願人は実願平1−49905号を出願してい
る。この出願内容は、各芯金を複数配列し、かつ、各芯
金に複数の転動レールを有するゴムクローラ用芯金にお
いて、前後に隣接して配設した芯金のうちの前方側の芯
金の一端側の転動レールの突出部とを係合状態にし、か
つ、前記前方の芯金の他端側の転動レールの突出部と前
記後方の芯金の他端側の転動レールの凹欠部とを係合状
態にしたものである。
【0004】また、ゴムクローラの履帯外れを防止する
先行技術として、実公平6−37030号が出願されて
いる。同公報によれば、例えば、図7に示すように、芯
金30はその中央部に於いて転動輪が転動する一対の角
部31a,31bを突出する状態に設け、この角部31
a,31bの外側に形成してなる一対の肩段部32a,
32bを配設し、隣接する芯金間を係合状態にするもの
が記載されている。
先行技術として、実公平6−37030号が出願されて
いる。同公報によれば、例えば、図7に示すように、芯
金30はその中央部に於いて転動輪が転動する一対の角
部31a,31bを突出する状態に設け、この角部31
a,31bの外側に形成してなる一対の肩段部32a,
32bを配設し、隣接する芯金間を係合状態にするもの
が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術の実願平1−49905号および実公平6−3
7030号公報に記載のゴムクローラ用芯金は図8乃至
図9に示すように、同一平面での横方向のみの負荷に対
しては横ずれを防止できるようになっているが、例え
ば、図8に示す芯金30は、角部31a,31bの高さ
と肩段部32a,32bの高さとの差Δhが大きいので
傾斜地や凹凸のある路面において、上下方向の荷重
(F)が加わった時は横ずれ防止ができない。このため
隣接する芯金間の肩段部32a,32bで履帯外れが発
生する。更に、実公平6−37030号公報に記載のゴ
ムクローラ用芯金を図9により詳しく説明する。肩段部
32a,32b(本願発明のストッパに相当する。)と
角部31a,31b(本願発明の突出部に相当する。)
との間はゴム履帯が駆動輪または遊動輪に巻装するとき
に肩段部とが互いに接触することなく滑らかに巻き付
き、横ずれを防止するために必要な隙間Δtが設けられ
ている。肩段部32a,32bの上面はゴムクローラ内
周面とほぼ同一面となるようにしてあり、一方、角部3
1a,31bは該内周面上に所定高さ突出するものとし
てある。この構成によれば、ゴムクローラシュー端Oを
中心として、芯金30が上方に変位したときは肩段部3
2a,32bがA点からB点(隣接する芯金の角部31
a,31bに接する点)に上方に変位する。図に示すθ
1 は隣接する芯金との角度差(=捩じり角)である。こ
れにより、角部31a,31bのC点は、C1 点に移動
し、この移動量ΔTが前記角部31a,31bと肩段部
32a,32bとの隙間Δtより大きいので前述のよう
に捩じれと横ずれの複合作用により、さらに横ずれがし
易くなって履帯外れが発生する。
従来技術の実願平1−49905号および実公平6−3
7030号公報に記載のゴムクローラ用芯金は図8乃至
図9に示すように、同一平面での横方向のみの負荷に対
しては横ずれを防止できるようになっているが、例え
ば、図8に示す芯金30は、角部31a,31bの高さ
と肩段部32a,32bの高さとの差Δhが大きいので
傾斜地や凹凸のある路面において、上下方向の荷重
(F)が加わった時は横ずれ防止ができない。このため
隣接する芯金間の肩段部32a,32bで履帯外れが発
生する。更に、実公平6−37030号公報に記載のゴ
ムクローラ用芯金を図9により詳しく説明する。肩段部
32a,32b(本願発明のストッパに相当する。)と
角部31a,31b(本願発明の突出部に相当する。)
との間はゴム履帯が駆動輪または遊動輪に巻装するとき
に肩段部とが互いに接触することなく滑らかに巻き付
き、横ずれを防止するために必要な隙間Δtが設けられ
ている。肩段部32a,32bの上面はゴムクローラ内
周面とほぼ同一面となるようにしてあり、一方、角部3
1a,31bは該内周面上に所定高さ突出するものとし
てある。この構成によれば、ゴムクローラシュー端Oを
中心として、芯金30が上方に変位したときは肩段部3
2a,32bがA点からB点(隣接する芯金の角部31
a,31bに接する点)に上方に変位する。図に示すθ
1 は隣接する芯金との角度差(=捩じり角)である。こ
れにより、角部31a,31bのC点は、C1 点に移動
し、この移動量ΔTが前記角部31a,31bと肩段部
32a,32bとの隙間Δtより大きいので前述のよう
に捩じれと横ずれの複合作用により、さらに横ずれがし
易くなって履帯外れが発生する。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点に着目
し、ブルドーザ等の建設車両の作業現場において、傾斜
地や凹凸のある路面での作業中に上下、横方向および捩
じれ方向から加わる荷重に対して、履帯外れが発生しな
いゴムクローラ用芯金を提供することを目的とする。
し、ブルドーザ等の建設車両の作業現場において、傾斜
地や凹凸のある路面での作業中に上下、横方向および捩
じれ方向から加わる荷重に対して、履帯外れが発生しな
いゴムクローラ用芯金を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するため、本発明に係るゴムクローラ用の芯金の
第1発明は、帯状の長手方向へ並列間隔で、転動輪を転
動させる左右一対の突出部と、前記左右一対の突出部の
外側の近傍に配設するストッパとを有する芯金をゴムに
埋設したゴムクローラにおいて、互いに隣接する芯金
2,2は、一方の芯金2の突起部4c,4dおよび他方
の芯金2のストッパ5a,5bとを互いに係合するよう
に突出させて配設すると共に、前記ストッパ5a,5b
はゴムクローラ内周面より上方に配設し、かつ、前記左
右一対の突出部4A,4Bの高さhと前記ストッパ5
a,5bの高さh1 との関係をh≧h1 としたことを特
徴とする。上記構成によれば、ブルドーザ等の建設車両
が傾斜地や凹凸のある路面で作業中に転石等を乗り上げ
て、上下、横方向あるいは捩じれ方向に荷重を受けて
も、突出部4A,4Bの高さhと前記ストッパ5a,5
bの高さh1 との関係をh≧h1 あるいはh≦h1 とし
たので、ストッパ5a,5bは隣接する芯金2の突起部
4C,4Dに接触して係合することにより上下、横方向
の変位は抑えられる。また、上記突出部4A,4Bの高
さhと前記ストッパ5a,5bの高さh1 との関係をh
≦h1 としても同様に上下、横方向あるいは捩じれ方向
に荷重を受けても、上下、横方向の変位は抑えられる。
したがって、隣接する前後の芯金間の横ずれによる転動
輪の乗り上げを防止し、履帯外れによるゴムの剥離や損
傷がなくなるのでゴムクローラの耐久性が向上する。
を達成するため、本発明に係るゴムクローラ用の芯金の
第1発明は、帯状の長手方向へ並列間隔で、転動輪を転
動させる左右一対の突出部と、前記左右一対の突出部の
外側の近傍に配設するストッパとを有する芯金をゴムに
埋設したゴムクローラにおいて、互いに隣接する芯金
2,2は、一方の芯金2の突起部4c,4dおよび他方
の芯金2のストッパ5a,5bとを互いに係合するよう
に突出させて配設すると共に、前記ストッパ5a,5b
はゴムクローラ内周面より上方に配設し、かつ、前記左
右一対の突出部4A,4Bの高さhと前記ストッパ5
a,5bの高さh1 との関係をh≧h1 としたことを特
徴とする。上記構成によれば、ブルドーザ等の建設車両
が傾斜地や凹凸のある路面で作業中に転石等を乗り上げ
て、上下、横方向あるいは捩じれ方向に荷重を受けて
も、突出部4A,4Bの高さhと前記ストッパ5a,5
bの高さh1 との関係をh≧h1 あるいはh≦h1 とし
たので、ストッパ5a,5bは隣接する芯金2の突起部
4C,4Dに接触して係合することにより上下、横方向
の変位は抑えられる。また、上記突出部4A,4Bの高
さhと前記ストッパ5a,5bの高さh1 との関係をh
≦h1 としても同様に上下、横方向あるいは捩じれ方向
に荷重を受けても、上下、横方向の変位は抑えられる。
したがって、隣接する前後の芯金間の横ずれによる転動
輪の乗り上げを防止し、履帯外れによるゴムの剥離や損
傷がなくなるのでゴムクローラの耐久性が向上する。
【0008】第2発明は、第1発明の構成において、前
記左右一対の突出部4A,4Bの高さhと前記ストッパ
5a,5bの高さh1 との差Δh(=h−h1 )を小さ
くするようにし、かつ、前記芯金2,2に横方向の荷重
Fが加わったときに、前記突出部4A,4Bの移動量Δ
Tと前記突出部4A,4Bと前記ストッパ5a,5bと
の隙間Δtとの関係をΔT≒Δtとしたことを特徴とす
る。上記構成によれば、ブルドーザ等の建設車両が傾斜
地や凹凸のある路面で作業中に転石等を乗り上げて、上
下、横方向あるいは捩じれ方向に荷重を受けても、突出
部4A,4Bの高さhと前記ストッパ5a,5bの高さ
h1 との差Δhを小さくすると共に、突出部4A,4B
の移動量ΔTと前記突出部4A,4Bと前記ストッパ5
a,5bとの隙間Δtとの関係をΔT≒Δtとしたの
で、ストッパ5a,5bは隣接する芯金2の突起部4
C,4Dに接触して係合することにより上下、横方向の
変位は抑えられる。したがって、隣接する前後の芯金間
の横ずれによる転動輪の乗り上げを防止し、履帯外れに
よるゴムの剥離や損傷がなくなるのでゴムクローラの耐
久性が向上する。
記左右一対の突出部4A,4Bの高さhと前記ストッパ
5a,5bの高さh1 との差Δh(=h−h1 )を小さ
くするようにし、かつ、前記芯金2,2に横方向の荷重
Fが加わったときに、前記突出部4A,4Bの移動量Δ
Tと前記突出部4A,4Bと前記ストッパ5a,5bと
の隙間Δtとの関係をΔT≒Δtとしたことを特徴とす
る。上記構成によれば、ブルドーザ等の建設車両が傾斜
地や凹凸のある路面で作業中に転石等を乗り上げて、上
下、横方向あるいは捩じれ方向に荷重を受けても、突出
部4A,4Bの高さhと前記ストッパ5a,5bの高さ
h1 との差Δhを小さくすると共に、突出部4A,4B
の移動量ΔTと前記突出部4A,4Bと前記ストッパ5
a,5bとの隙間Δtとの関係をΔT≒Δtとしたの
で、ストッパ5a,5bは隣接する芯金2の突起部4
C,4Dに接触して係合することにより上下、横方向の
変位は抑えられる。したがって、隣接する前後の芯金間
の横ずれによる転動輪の乗り上げを防止し、履帯外れに
よるゴムの剥離や損傷がなくなるのでゴムクローラの耐
久性が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るゴムクロー
ラ用の芯金について図1乃至図5により説明する。先
ず、図1に示すゴムクローラ1は転動輪10を転動させ
る転動面(図4に示す4a,4b)をもつ左右一対の突
出部4A,4Bを備えた芯金2を備えている。この芯金
2の左右に翼部3を設けている。この翼部3の上側また
は下側に金属芯線6,7をゴムクローラ1の帯状方向に
埋設している。前記突出部4Aと突出部4Bとの間に転
動輪10が係合するようになっている。この突出部4
A,4Bの外側の近傍にストッパ5a,5bが設けられ
ている。
ラ用の芯金について図1乃至図5により説明する。先
ず、図1に示すゴムクローラ1は転動輪10を転動させ
る転動面(図4に示す4a,4b)をもつ左右一対の突
出部4A,4Bを備えた芯金2を備えている。この芯金
2の左右に翼部3を設けている。この翼部3の上側また
は下側に金属芯線6,7をゴムクローラ1の帯状方向に
埋設している。前記突出部4Aと突出部4Bとの間に転
動輪10が係合するようになっている。この突出部4
A,4Bの外側の近傍にストッパ5a,5bが設けられ
ている。
【0010】このゴムクローラ1に埋設された芯金につ
いて図2により説明する。前後に隣接する芯金2,2が
配設されている。この芯金2は左右一対の突出部4A,
4Bを配設している。この芯金2の進行方向に対して、
前記突出部4A,4Bは後側に一対の係合突起部4C,
4Dを有している。この突出部4A,4Bの外側の近傍
に同方向に突出した一対のストッパ5a,5bを配設し
ている。前後に隣接する芯金2,2(以下、図2に示す
上の芯金2を前方側の芯金2と言う、下の芯金2を後方
側の芯金2と言う。)のうちの前方側の芯金2と後方側
の芯金2に配設した前記係合突起部4C,4Dと前記ス
トッパ5a,5bとを重なり合って芯金2,2同志を係
合状態にしている。この芯金2,2同志の係合状態は図
2のZ視図の図3により説明する。前方側の芯金2の突
出部4Bに凸設する突起部4Dと後方側の芯金2のスト
ッパ5bとが重なり合って係合している。この反対側も
同様に、前方側の芯金2の突出部4Aに凸設する突起部
4Cと後方側の芯金2のストッパ5aとが重なり合って
係合している。このようにして、ゴムクローラ1に複数
の芯金2,2同志が係合状態にして埋設されている。図
4は、芯金2の斜視図である。芯金2のほぼ中央部に突
出部4A,4Bが設けられている。この突出部4A,4
Bの外側の近傍に、同方向に突出したストッパ5a,5
bが設けられている。
いて図2により説明する。前後に隣接する芯金2,2が
配設されている。この芯金2は左右一対の突出部4A,
4Bを配設している。この芯金2の進行方向に対して、
前記突出部4A,4Bは後側に一対の係合突起部4C,
4Dを有している。この突出部4A,4Bの外側の近傍
に同方向に突出した一対のストッパ5a,5bを配設し
ている。前後に隣接する芯金2,2(以下、図2に示す
上の芯金2を前方側の芯金2と言う、下の芯金2を後方
側の芯金2と言う。)のうちの前方側の芯金2と後方側
の芯金2に配設した前記係合突起部4C,4Dと前記ス
トッパ5a,5bとを重なり合って芯金2,2同志を係
合状態にしている。この芯金2,2同志の係合状態は図
2のZ視図の図3により説明する。前方側の芯金2の突
出部4Bに凸設する突起部4Dと後方側の芯金2のスト
ッパ5bとが重なり合って係合している。この反対側も
同様に、前方側の芯金2の突出部4Aに凸設する突起部
4Cと後方側の芯金2のストッパ5aとが重なり合って
係合している。このようにして、ゴムクローラ1に複数
の芯金2,2同志が係合状態にして埋設されている。図
4は、芯金2の斜視図である。芯金2のほぼ中央部に突
出部4A,4Bが設けられている。この突出部4A,4
Bの外側の近傍に、同方向に突出したストッパ5a,5
bが設けられている。
【0011】次に、本発明のゴムクローラ用の芯金の2
の突出部4A,4Bとストッパ5a,5bとの関係につ
いて図5により説明する。突出部4A,4Bとストッパ
5a,5bとの間には、ゴム履帯が駆動輪または遊動輪
に巻装するときに突出部4A,4Bとストッパ5a,5
bとが互いに接触することなく滑らかに巻き付き、横ず
れを防止するために必要な隙間Δtが設けられている。
ゴムクローラシュー端をO,ゴムクローラシュー端Oか
らストッパ5bの端部Rまでの距離をl1,ゴムクローラ
シュー端Oからストッパ5bの端部Aまでの距離をl2,
ゴムクローラ内周面からストッパ5bの高さh1 ,角δ
(角AOR)としたときは、 δ=tan-1(h1/l1) …………(1) l2 =l1 /cosδ …………(2) よって、 Δt=Δt1 +Δt2 =l2 sinθ2 ・sinδ +l2 (1−cosθ2 )/cosδ …………(3) ここで、図5に示す点Aと点Bとは、ゴムクローラシュ
ー端のOを中心として線分OAを半径とする円弧で結ば
れている。したがって、角δが大きいほど角θ2(角AO
B)は小さいので、ゴムクローラシュー端Oを中心とし
て、芯金2が上方に変位したときはストッパ5a,5b
がA点からB点(突出部4A,4Bに接する点)へ上方
に変位する。図に示すθ2は隣接する芯金との角度差
(=捩じり角)である。これにより、本願発明の芯金
は、突出部4A,4BのC点からC1 点への移動量ΔT
が、図9の従来技術に比して小さく、上下、横方向およ
び捩じれ方向の荷重が加わっても、履帯外れが発生する
ことがない。即ち、ゴムクローラの内周面より上方にス
トッパ5a,5bを突出させる高さh1 は、上記
(1),(2),(3)式によりゴムクローラシュー端
Oからストッパ5a,5bまでの距離l1 と、突出部4
A,4Bとストッパとの隙間Δtと、角θ2 および線分
OA(=線分OB)の距離l2 から求めることができ
る。
の突出部4A,4Bとストッパ5a,5bとの関係につ
いて図5により説明する。突出部4A,4Bとストッパ
5a,5bとの間には、ゴム履帯が駆動輪または遊動輪
に巻装するときに突出部4A,4Bとストッパ5a,5
bとが互いに接触することなく滑らかに巻き付き、横ず
れを防止するために必要な隙間Δtが設けられている。
ゴムクローラシュー端をO,ゴムクローラシュー端Oか
らストッパ5bの端部Rまでの距離をl1,ゴムクローラ
シュー端Oからストッパ5bの端部Aまでの距離をl2,
ゴムクローラ内周面からストッパ5bの高さh1 ,角δ
(角AOR)としたときは、 δ=tan-1(h1/l1) …………(1) l2 =l1 /cosδ …………(2) よって、 Δt=Δt1 +Δt2 =l2 sinθ2 ・sinδ +l2 (1−cosθ2 )/cosδ …………(3) ここで、図5に示す点Aと点Bとは、ゴムクローラシュ
ー端のOを中心として線分OAを半径とする円弧で結ば
れている。したがって、角δが大きいほど角θ2(角AO
B)は小さいので、ゴムクローラシュー端Oを中心とし
て、芯金2が上方に変位したときはストッパ5a,5b
がA点からB点(突出部4A,4Bに接する点)へ上方
に変位する。図に示すθ2は隣接する芯金との角度差
(=捩じり角)である。これにより、本願発明の芯金
は、突出部4A,4BのC点からC1 点への移動量ΔT
が、図9の従来技術に比して小さく、上下、横方向およ
び捩じれ方向の荷重が加わっても、履帯外れが発生する
ことがない。即ち、ゴムクローラの内周面より上方にス
トッパ5a,5bを突出させる高さh1 は、上記
(1),(2),(3)式によりゴムクローラシュー端
Oからストッパ5a,5bまでの距離l1 と、突出部4
A,4Bとストッパとの隙間Δtと、角θ2 および線分
OA(=線分OB)の距離l2 から求めることができ
る。
【0012】本願発明の図5に示す芯金の製作手順は以
下の通りである。 (1) 突出部4A,4Bの水平・垂直方向の位置を転動輪
の転動部としてゴムクローラシュー端Oから突出部4
A,4BのR1 までの距離l0,突出部4A,4Bの高さ
hを設定する。 (2) 突出部4A,4Bとストッパ5a,5bとの隙間Δ
tは製造上及び小型から大型のゴム履帯によって巻装す
るための所定の基準値により設定する。 (3) ゴム履帯が転動輪から外れないようにするために所
定値としてΔTを設定する。 (4) 上記ΔTから所定の捩じれ角θ2 を設定する。 (5) 上記θ2 を確保するためのストッパ5a,5bの高
さh1 を設定する。
下の通りである。 (1) 突出部4A,4Bの水平・垂直方向の位置を転動輪
の転動部としてゴムクローラシュー端Oから突出部4
A,4BのR1 までの距離l0,突出部4A,4Bの高さ
hを設定する。 (2) 突出部4A,4Bとストッパ5a,5bとの隙間Δ
tは製造上及び小型から大型のゴム履帯によって巻装す
るための所定の基準値により設定する。 (3) ゴム履帯が転動輪から外れないようにするために所
定値としてΔTを設定する。 (4) 上記ΔTから所定の捩じれ角θ2 を設定する。 (5) 上記θ2 を確保するためのストッパ5a,5bの高
さh1 を設定する。
【0013】次に、図1乃至図5に示すゴムクローラ用
の芯金の捩じれ作動について説明する。本願発明によれ
ば、前述の従来技術である図9に示す実公平6−370
30号公報に記載の芯金と本願発明の芯金を比較する
と、図5,図9に示すΔtを同一とした場合は、ストッ
パ5a,5bの高さh1 を高くすることにより捩じれ角
θ2 は小さくなる。これにより、従来の図9に示す捩じ
れ角θ1 に対する本願発明の図5に示す捩じれ角θ2 は
θ2 <θ1 である。この捩じれ角θ2 を小さくすること
によりΔT(突出部4A,4Bの移動量)が小さくな
る。即ち、図5に示すように上下、横方向および捩じれ
方向の荷重が加わっても、突出部4a,4bのC点から
C1 点への移動量ΔTが、図9の従来技術に比して小さ
く設定されており、ブルドーザ等の建設車両が傾斜地や
凹凸のある路面で作業中に転石等を乗り上げて、上下、
横方向あるいは捩じれ方向に荷重を受けても、ストッパ
5a,5bは隣接する芯金2の突出部4A,4Bに凸設
する突起部4C,4Dに接触して係合することにより上
下、横方向の変位は抑えられるので、ゴム履帯外れを防
止することができる。
の芯金の捩じれ作動について説明する。本願発明によれ
ば、前述の従来技術である図9に示す実公平6−370
30号公報に記載の芯金と本願発明の芯金を比較する
と、図5,図9に示すΔtを同一とした場合は、ストッ
パ5a,5bの高さh1 を高くすることにより捩じれ角
θ2 は小さくなる。これにより、従来の図9に示す捩じ
れ角θ1 に対する本願発明の図5に示す捩じれ角θ2 は
θ2 <θ1 である。この捩じれ角θ2 を小さくすること
によりΔT(突出部4A,4Bの移動量)が小さくな
る。即ち、図5に示すように上下、横方向および捩じれ
方向の荷重が加わっても、突出部4a,4bのC点から
C1 点への移動量ΔTが、図9の従来技術に比して小さ
く設定されており、ブルドーザ等の建設車両が傾斜地や
凹凸のある路面で作業中に転石等を乗り上げて、上下、
横方向あるいは捩じれ方向に荷重を受けても、ストッパ
5a,5bは隣接する芯金2の突出部4A,4Bに凸設
する突起部4C,4Dに接触して係合することにより上
下、横方向の変位は抑えられるので、ゴム履帯外れを防
止することができる。
【0014】本発明は、前述の如く構成により、従来の
技術に比してゴムクローラに加わる上下、横方向および
捩じれ方向の荷重に対して履帯外れを防止するのに優れ
た効果がある。これにより、小型〜大型の建設機械に適
用できると共に、建設機械以外の産業機械や農業機械の
ゴムクローラ用の芯金に適用できることは言うまでもな
い。
技術に比してゴムクローラに加わる上下、横方向および
捩じれ方向の荷重に対して履帯外れを防止するのに優れ
た効果がある。これにより、小型〜大型の建設機械に適
用できると共に、建設機械以外の産業機械や農業機械の
ゴムクローラ用の芯金に適用できることは言うまでもな
い。
【図1】本発明に係る第1実施例のゴムクローラ用芯金
の説明図である。
の説明図である。
【図2】同、隣接する芯金の係合状態の説明図である。
【図3】同、図2のZ視図である。
【図4】同、芯金の斜視図である。
【図5】同、芯金の突出部とストッパとの関係説明図で
ある。
ある。
【図6】ゴムクローラの側面図である。
【図7】従来のゴムクローラ用芯金の説明図である。
【図8】同、芯金の作動説明図である。
【図9】同、芯金の突出部とストッパとの関係説明図で
ある。
ある。
1 ゴムクローラ 2 芯金 4A,4B 突出部 4C,4D 突起部 4a,4b 転動面 5a,5b ストッパ 10 転動輪
Claims (2)
- 【請求項1】 帯状の長手方向へ並列間隔で、転動輪を
転動させる左右一対の突出部と、前記左右一対の突出部
の外側の近傍に配設するストッパとを有する芯金をゴム
に埋設したゴムクローラにおいて、互いに隣接する芯金
(2,2) は、一方の芯金(2) の突起部(4c,4d) および他方
の芯金(2) のストッパ(5a,5b) とを互いに係合するよう
に突出させて配設すると共に、前記ストッパ(5a,5b) は
ゴムクローラ内周面より上方に配設し、かつ、前記左右
一対の突出部(4A,4B) の高さhと前記ストッパ(5a,5b)
の高さh1 との関係をh≧h1 としたことを特徴とする
ゴムクローラ用の芯金。 - 【請求項2】 請求項1記載のゴムクローラ用の芯金に
おいて、前記左右一対の突出部(4A,4B) の高さhと前記
ストッパ(5a,5b) の高さh1 との差Δh(=h−h1 )
を小さくするようにし、かつ、前記芯金(2,2) に横方向
の荷重(F) が加わったときに、前記突出部(4A,4B) の移
動量ΔTと前記突出部(4A,4B) と前記ストッパ(5a,5b)
との隙間Δtとの関係をΔT≒Δtとしたことを特徴と
するゴムクローラ用の芯金。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16246296A JPH09323673A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | ゴムクローラ用の芯金 |
| PCT/JP1997/001882 WO1997046441A1 (en) | 1996-06-04 | 1997-06-03 | Core bar for rubber crawlers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16246296A JPH09323673A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | ゴムクローラ用の芯金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09323673A true JPH09323673A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15755085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16246296A Pending JPH09323673A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | ゴムクローラ用の芯金 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09323673A (ja) |
| WO (1) | WO1997046441A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007056584A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Tonneru No Rental:Kk | ゴムクローラ式エレクター |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102481957B (zh) * | 2009-10-13 | 2014-12-24 | 株式会社久保田 | 履带式行进装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2714788B2 (ja) * | 1987-04-07 | 1998-02-16 | 株式会社ブリヂストン | ゴムクローラ |
| JPH0637030Y2 (ja) * | 1988-09-12 | 1994-09-28 | 福山ゴム工業株式会社 | ゴムクローラ |
| JPH061154U (ja) * | 1992-06-22 | 1994-01-11 | 株式会社小松製作所 | ゴム履帯 |
| JP2601105Y2 (ja) * | 1992-06-22 | 1999-11-08 | 株式会社小松製作所 | ゴム履帯 |
-
1996
- 1996-06-04 JP JP16246296A patent/JPH09323673A/ja active Pending
-
1997
- 1997-06-03 WO PCT/JP1997/001882 patent/WO1997046441A1/ja not_active Ceased
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007056584A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Tonneru No Rental:Kk | ゴムクローラ式エレクター |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1997046441A1 (en) | 1997-12-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050524 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050930 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |