JPH09323890A - クレーンのシリンダストローク検出装置 - Google Patents

クレーンのシリンダストローク検出装置

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JPH09323890A
JPH09323890A JP14260296A JP14260296A JPH09323890A JP H09323890 A JPH09323890 A JP H09323890A JP 14260296 A JP14260296 A JP 14260296A JP 14260296 A JP14260296 A JP 14260296A JP H09323890 A JPH09323890 A JP H09323890A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械に使用されているシリンダの伸縮状
態を正確且つ連続的に検出するとともに、外部からの影
響を受けにくく、しかも周囲の人間に対して悪影響を与
えないシリンダストローク検出装置を提供する。 【解決手段】 油圧シリンダ11のピストンロッド12
と平行にセンサロッド13を設け、センサロッドの一端
13aを屈曲してピストンロッドの先端12aに固着す
る。シリンダケース14側方のセンサロッド13の延長
線上に密閉型のセンサチューブ15を固設し、このセン
サチューブの一端15aからセンサチューブ15の内部
へセンサロッドの先端13bを挿入する。更に、センサ
チューブの他端15bに前記センサロッドの先端13b
の位置を非接触で検出する検出部16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクレーンのシリンダ
ストローク検出装置に関するものであり、特に、外部か
らの影響を受けにくくしたシリンダストローク検出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クレーンをはじめとする建設機械には、
多数の油圧シリンダ或いは空気圧シリンダが使用されて
いる。そして、これらのシリンダの伸縮状態を検出する
場合には、必要に応じて、図9乃至図11に示すような
シリンダストローク検出装置を設けている。
【0003】図9のシリンダストローク検出装置は、油
圧シリンダ1のシリンダケース2にポテンショメータや
ロータリエンコーダなどの回転型検出器3を固着し、こ
の回転型検出器3のセンシングロープ4をピストンロッ
ド5の先端5aに繋着してある。油圧シリンダ1が作動
してピストンロッド5が移動すれば、前記センシングロ
ープ4が引き出され、或いは巻き取られる。回転型検出
器3はこのセンシングロープ4の繰り出し量に基づい
て、油圧シリンダ1のストローク位置を演算する。
【0004】図10のシリンダストローク検出装置は、
ピストンロッド5と平行にセンサロッド6を設け、セン
サロッドの一端6aをピストンロッドの先端5aに固着
するとともに、センサロッドの先端6bをシリンダケー
ス2の外側面まで延設してある。また、シリンダケース
2の側方には、センサロッド6の延長線上に、リミット
スイッチや近接センサなどのオンオフ型検出器7,8を
配設する。図示例では、該オンオフ型検出器7,8とし
てリミットスイッチを使用している。
【0005】そして、油圧シリンダ1が作動してピスト
ンロッド5が移動すれば、ピストンロッド5と一体にセ
ンサロッド6も移動する。例えば、油圧シリンダ1が収
縮するときには、センサロッドの先端6bが先ずオンオ
フ型検出器7の直近(イ)位置を通過するので、該オン
オフ型検出器7がオンになる。更に、油圧シリンダ1が
収縮し続けると、センサロッドの先端6bがオンオフ型
検出器8の直近(ロ)位置を通過し、該オンオフ型検出
器8もオンになる。このように、複数のオンオフ型検出
器7,8のオン・オフによりセンサロッドの先端6bの
位置を検出し、油圧シリンダ1のストローク位置を演算
する。
【0006】図11のシリンダストローク検出装置は、
ピストンロッド5にローラ9を接触させ、このローラ9
の回転軸に前記回転型検出器3を接続してある。油圧シ
リンダ1が作動してピストンロッド5が移動すれば、ロ
ーラ9が正逆どちらかに回転する。回転型検出器3はこ
のローラ9の回転数及び回転方向に基づいて、油圧シリ
ンダ1のストローク位置を演算する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した従来のシ
リンダストローク検出装置は、センシングロープが露出
しているのでセンシングロープに他物が接触することが
あり、また、センシングロープが切断することもある。
然るときは検出結果に誤差が生じて、正確なシリンダス
トローク位置を演算できない。
【0008】また、図10に示したシリンダストローク
検出装置は、オンオフ型検出器のオン・オフによりセン
サロッドの先端の位置を検出するので、シリンダストロ
ーク位置が断続的に検出される。従って、シリンダスト
ロークを細かく検出するには多数のオンオフ型検出器を
設置しなければならず、コストアップになるとともにメ
ンテナンスも大変になる。
【0009】一方、図11に示したシリンダストローク
検出装置は、シリンダストロークを連続的に検出できる
が、ピストンロッドにローラを接触させているので、油
などの付着によってローラが滑り易く、然るときは検出
結果に誤差が生じて、正確なシリンダストローク位置を
演算できない。
【0010】このほか、レーザー光の照射によってピス
トンロッドの移動を検出する構成も考えられるが、露出
した個所でレーザー光の照射を行うとレーザー光が周囲
の人間に対して悪影響を与える虞がある。
【0011】そこで、建設機械に使用されているシリン
ダの伸縮状態を正確且つ連続的に検出するとともに、外
部からの影響を受けにくく、しかも周囲の人間に対して
悪影響を与えないシリンダストローク検出装置を提供す
るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、
本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、シリンダのピストン
ロッドと平行にセンサロッドを設け、該センサロッドの
一端をピストンロッドの先端に固着するとともに、該セ
ンサロッドの先端をシリンダケースの外側面まで延設
し、一方、シリンダケースの側方にはセンサロッドの延
長線上に密閉型のセンサチューブを固設し、このセンサ
チューブの一端からセンサチューブの内部へ前記センサ
ロッドの先端を挿入し、該センサロッドの先端がセンサ
チューブの内部を移動自在に形成するとともに、センサ
チューブの内部他端にはセンサロッドの先端の位置を非
接触で検出する検出部を設けたクレーンのシリンダスト
ローク検出装置を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。図1はシリンダストローク検出装置
10を示し、油圧シリンダ11のピストンロッド12と
平行にセンサロッド13を設け、センサロッドの一端1
3aを屈曲してピストンロッドの先端12aに固着す
る。また、センサロッドの先端13bをシリンダケース
14の外側面まで延設する。
【0014】一方、シリンダケース14の側方には、セ
ンサロッド13の延長線上に密閉型のセンサチューブ1
5を固設し、このセンサチューブの一端15aからセン
サチューブ15の内部へ前記センサロッドの先端13b
を挿入する。そして、図2に示すように、油圧シリンダ
11が作動してピストンロッド12が移動すれば、ピス
トンロッド12と一体にセンサロッド13も移動する。
このとき、センサロッドの先端13bがセンサチューブ
15の内部を円滑に移動できるように形成されている。
【0015】更に、センサチューブの他端15bには、
前記センサロッドの先端13bの位置を非接触で検出す
る検出部16が設けられている。この検出部16は、被
測定物に対して超音波やレーザー光を発射し、被測定物
からの反射波の強弱を検出して電圧または電流の変化と
して信号を出力するものであり、この出力信号に基づい
て、制御部(図示せず)にて被測定物までの距離が演算
される。尚、被測定物からの反射波の強弱を検出してA
D変換し、BCD(2進化10進コード)として信号を
出力してもよい。
【0016】即ち、ピストンロッド12が移動してシリ
ンダストロークが変化したときは、これに伴って検出部
16が出力する信号が変化する。例えば、図1に示した
ように、ピストンロッドの先端12aがシリンダケース
14から図中最左端まで突出しているときは、図3のグ
ラフに示すように、検出部16の出力信号Sが最低(M
IN)となり、シリンダストロークTが最長位置である
と演算される。
【0017】そして、図1でピストンロッド12が右方
向へ収縮していくと、図3に示すように、検出部16の
出力信号Sが徐々に減少していく。更に、図2に示した
ように、ピストンロッドの先端12aがシリンダケース
14に最接近する位置まで収縮しているときは、図3に
示すように、検出部16の出力信号Sが最高(MAX)
となり、シリンダストロークTが最短位置であると演算
される。
【0018】尚、図3に於いては、シリンダストローク
Tが長くなるのに伴って出力信号Sが減少するが、図4
に示すように、シリンダストロークTが長くなるのに伴
って出力信号Sが増加するような場合でも、前述と同様
に検出部16からの出力信号Sによりシリンダストロー
クTを演算することができる。また、出力信号Sとシリ
ンダストロークTとの関係は必ずしも直線的に変化する
ものではなく、2次曲線的に変化する場合もある。何れ
の場合であっても、出力信号Sの変化によりシリンダス
トロークTを連続的に検出することができる。
【0019】ここで、作業中断や作業停止などによりシ
リンダストローク検出装置10の電源をオフにしたとき
は、前記検出部16の出力信号Sは零になる。しかし、
作業再開によりシリンダストローク検出装置10の電源
がオンになれば、そのときのセンサロッドの先端13b
の位置に応じて、検出部16から出力信号Sが出力され
るので、一旦電源オフしたにも拘わらず再度電源オンの
ときには、シリンダストロークTが正確に演算される。
【0020】更に、前記センサチューブ15は密閉型で
あるので、検出部16から発射された超音波やレーザー
光がセンサチューブ15の外部へ漏洩する虞はない。ま
た、センサチューブ15に他物が接触したときや、その
ほかの外乱があっても、検出部16での検出信号に影響
を受けることがなく、従来型と比較して信頼性が向上す
る。
【0021】次に、本発明のシリンダストローク検出装
置10をクレーンに適用する例を説明する。図5はクロ
ーラクレーン21を示し、本体22の前部にブーム23
を前後回動自在に装着し、ブーム23の後方位置にマス
トブーム24及びハイマスト25が夫々前後回動自在に
装着されている。本体22の後部にはウエイト台車26
が牽引されている。
【0022】そして、ウインチユニット27からフック
ロープ28を繰り出して、ブーム23の先端にフック2
9を吊り下げ、ブーム23の先端後面とマストブーム2
4の先端前面との間をブームペンダントロープ30にて
連結する。更に、マストブーム24の先端後面と前記ハ
イマスト25とをマストペンダントロープ31にて連結
し、該マストブーム24の先端後面とウエイト台車26
とを懸垂ペンダントロープ32で接続する。
【0023】ここで、前記ブーム23と本体22との間
にはブームバックストップ33が介装されており、ブー
ム23が最大角度を超えないようにブーム23の後面下
部を支承している。図6に示すように、ブームバックス
トップ33は本体22側に連結されたシリンダケース3
4と、該シリンダケース34から突出したピストンロッ
ド35とからなり、ピストンロッドの先端35aをブー
ム23側に連結するとともに、該ピストンロッド35に
コイルバネ36を介装してある。
【0024】このブームバックストップ33には前記シ
リンダストローク検出装置10を装着してあり、センサ
ロッド13の一端13aをピストンロッドの先端35a
に固着するとともに、シリンダケース34の側方にセン
サチューブ15を固設する。そして、前記ブーム23が
起伏するときは、それに追従してロッド35が伸縮し、
該ロッド35と一体にセンサロッド13も伸縮する。従
って、前述したように、検出部16の出力信号に基づい
てブームバックストップ33のシリンダストロークを連
続的に検出できる。
【0025】一方、図5に示したように、クローラクレ
ーン21の本体22の後部にはウエイト台車26が牽引
されており、このウエイト台車26の車輪37には走行
機構とステアリング機構が設けられている。
【0026】図7及び図8は、前記車輪37の走行機構
及びステアリング機構を示し、図7に示すように、台車
フレーム38に旋回ベアリング39を介してブラケット
40が水平方向へ回動自在に枢着され、該ブラケット4
0にサスペンションシリンダ41を下向きに配設すると
ともに、アーム42を横向きに枢着する。このアーム4
2の中間部に前記サスペンションシリンダ41のピスト
ンロッド43を連結し、アーム42の先端部に車輪37
のハブ44を取り付ける。車輪37には油圧モータ45
が装着されている。
【0027】前記サスペンションシリンダ41及び油圧
モータ45には、回転継手46を介して台車フレーム3
8側から圧力油が供給され、車輪37が地面から受ける
上下動をサスペンションシリンダ41によって緩衝する
とともに、車輪37を油圧モータ45により回転駆動す
る。
【0028】また、サスペンションシリンダ41には前
記シリンダストローク検出装置10を装着してあり、セ
ンサロッド13の一端13aをピストンロッドの先端4
3aに接続するとともに、シリンダケース47の側方に
センサチューブ15を固設する。該シリンダストローク
検出装置10によりサスペンションシリンダ41のシリ
ンダストロークを連続的に検出できる。
【0029】図8に示すように、台車フレーム38にリ
ンクアーム52の一端部52aを枢着し、該リンクアー
ム52の他端部52bはリンクアーム53を介してコラ
ム51の上端部に連結されている。また、該リンクアー
ム52の中間部52cにはステアリングシリンダ50の
ピストンロッドの先端54aを枢着する。
【0030】また、ステアリングシリンダ50には前記
シリンダストローク検出装置10を装着してあり、セン
サロッド13の一端13aをピストンロッドの先端54
aに接続するとともに、シリンダケース55の側方にセ
ンサチューブ15を固設する。
【0031】ここで、ステアリングシリンダ50を収縮
すれば、リンクアーム52がその一端部52aを中心に
図中右方向へ回動する。このとき、リンクアーム52の
他端部52bに連結されたリンクアーム53を介して前
記コラム51が右方向へ押圧されるので、同図の二点鎖
線で示すように、コラム51と一体にブラケット40が
回転継手46を中心に時計方向へ回動する。一方、ステ
アリングシリンダ50を伸長すれば、ブラケット38が
回転継手46を中心に反時計方向へ回動する。
【0032】このように、ステアリングシリンダ50の
伸縮によりブラケット40が水平方向に回動し、前記車
輪37を任意の角度だけ回向させることができる。そし
て、ステアリングシリンダ50のストローク変位から、
車輪37の回向角度と回向方向が演算される。
【0033】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではシリン
ダのピストンロッドと一体にセンサロッドが移動し、セ
ンサチューブの内部に設けた検出部によりセンサロッド
の先端の位置が非接触で検出され、該検出部からの出力
信号に基づいてシリンダストロークが演算される。シリ
ンダストローク検出装置の電源がオンであれば、前記検
出部から連続して信号が出力されるので、シリンダスト
ロークを連続的に検出することが可能である。また、一
旦電源をオフにした場合であっても、再度電源をオンに
すれば、そのときのシリンダストロークが正確に演算さ
れる。
【0035】一方、前記検出部からは超音波やレーザー
光などが発射されるが、センサチューブが密閉型である
ので、これら超音波やレーザー光がセンサチューブの外
部へ漏洩することはなく、周囲の人間に対して悪影響を
与える虞がない。また、センサチューブに他物が接触し
たときや、そのほかの外乱があっても、検出部での検出
に影響を受けることがなく、従来型と比較して信頼性が
向上する。
【0036】そして、センサチューブにセンサロッドと
検出部とが一体に設けられているので、シリンダストロ
ーク検出装置の取付作業が極めて簡単であり、且つ、メ
ンテナンスも容易である。また、パイプとロッドの伸縮
物などに装着して全長を検出することもでき、シリンダ
以外の伸縮長さを検出することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、シリンダが伸長し
た状態のシリンダストローク検出装置の側面図。
【図2】シリンダが収縮した状態のシリンダストローク
検出装置の側面図。
【図3】検出部の出力信号とシリンダストロークの関係
の一例を示すグラフ。
【図4】検出部の出力信号とシリンダストロークの関係
の他の例を示すグラフ。
【図5】クローラクレーンの側面図。
【図6】シリンダストローク検出装置を装着したブーム
バックストップの側面図。
【図7】シリンダストローク検出装置を装着したサスペ
ンションシリンダと車輪の走行機構の側面図。
【図8】シリンダストローク検出装置を装着したステア
リングシリンダと車輪のステアリング機構の側面図。
【図9】従来のシリンダストローク検出装置の一例を示
す側面図。
【図10】従来のシリンダストローク検出装置の他の例
を示す側面図。
【図11】従来のシリンダストローク検出装置の更に他
の例を示す側面図。
【符号の説明】 10 シリンダストローク 11 油圧シリンダ 12 ピストンロッド 12a ピストンロッドの先端 13 センサロッド 13a センサロッドの一端 13b センサロッドの先端 14 シリンダケース 15 センサチューブ 15a センサチューブの一端 15b センサチューブの他端 16 検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダのピストンロッドと平行にセン
    サロッドを設け、該センサロッドの一端をピストンロッ
    ドの先端に固着するとともに、該センサロッドの先端を
    シリンダケースの外側面まで延設し、一方、シリンダケ
    ースの側方にはセンサロッドの延長線上に密閉型のセン
    サチューブを固設し、このセンサチューブの一端からセ
    ンサチューブの内部へ前記センサロッドの先端を挿入
    し、該センサロッドの先端がセンサチューブの内部を移
    動自在に形成するとともに、センサチューブの内部他端
    にはセンサロッドの先端の位置を非接触で検出する検出
    部を設けたことを特徴とするクレーンのシリンダストロ
    ーク検出装置。
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