JPH09324061A - ガスバリアフィルム - Google Patents
ガスバリアフィルムInfo
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- JPH09324061A JPH09324061A JP9076041A JP7604197A JPH09324061A JP H09324061 A JPH09324061 A JP H09324061A JP 9076041 A JP9076041 A JP 9076041A JP 7604197 A JP7604197 A JP 7604197A JP H09324061 A JPH09324061 A JP H09324061A
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Abstract
久性を保有するガスバリアフィルムを提供することを目
的とする。 【解決手段】熱可塑性樹脂基材の少なくとも片面上に粒
子径が200nm以下の無機系層状化合物及び水溶性ま
たは水分散性ポリマーを主たる構成成分とする塗膜を形
成し、かつ該塗膜の表面粗さパラメーターRt/Raが
25以下であるフィルムとする。
Description
に関するものであり、さらに詳しくは高湿度下でのガス
バリア性、基材との密着性及び塗膜の耐久性に優れたガ
スバリアフィルムに関するものである。
らの酸素などの侵入があると内容物の変質によって長期
保存ができないことから、外気の混入を防ぐことができ
るガスバリア性をもったフィルムの開発が行われてい
る。
サイエンス、20巻、22号、1543〜1546頁
(1986年 12月)によると、従来より開発された
ガスバリア性フィルムとしては、ポリ塩化ビニリデン、
ポリアクリロニトリル、ポリビニルアルコールなどがあ
る。しかし、ポリ塩化ビニリデンは塩素原子、ポリアク
リロニトリルは−CN基を含有しているため、廃棄の際
に環境に対する問題が近年持ち上がっている。また、ポ
リビニルアルコールは−OH基を含有しているため、ガ
スバリア性の湿度依存性が大きく、高湿度ではガスバリ
ア性が著しく低下してしまう。ポリビニルアルコールの
湿度依存性を改良したエチレンービニルアルコール共重
合体においても、高湿度でのガスバリア性はまだ十分と
は言えない。
号公報等)や酸化アルミニウム(特開昭62−1799
35号公報等)などの無機物を基材の表面に蒸着したフ
ィルムが開発されている。しかし、これらのフィルムの
形成には蒸着過程が加わるのでコストが非常に高くなる
欠点や、無機被膜の可とう性の無さ、基材との接着性が
悪い等によるフィルムとしての取り扱いにくさの問題が
生じている。
に金属酸化物及びポリビニルアルコールからなる塗膜を
設けたフィルム(特開昭56−4563号公報等)が開
発されているが、高湿度下でのガスバリア性に関しては
まだ満足のいくレベルではない。また、無機層状化合物
及び高水素結合性化合物からなるガスバリア層を有する
フィルム(特開平6−93133公報、特開平7−41
685公報等)があるがハイバリア性を得るにはガスバ
リア層を形成する過程において長時間の乾燥または熱処
理が必要であるので生産性点で大きく不利であり、塗剤
と基材との密着性も低い。なお、基材との密着性が高い
と包装袋などに加工した際に、破袋や、袋の変形などを
生じない信頼性の高い包装材が得られる。
述べた従来のガスバリアフィルムの問題点を解消し、か
つ高湿度下でも高いガスバリア性を有するとともに基材
との高い密着性及び塗膜の耐久性を有するガスバリアフ
ィルムを提供することである。
達成するために、熱可塑性樹脂基材の少なくとも片面上
に粒子径が200nm以下の無機系層状化合物及び水溶
性または水分散性ポリマーを主たる構成成分とする塗膜
を形成したフィルムであり、該塗膜の表面粗さパラメー
ターRt/Raが25以下であることを特徴とするガス
バリアフィルムからなるものである。
層状化合物と水溶性または水分散性ポリマーからなる塗
膜を形成し、該塗膜の表面パラメーターを制御すること
により、高湿度下でのガスバリア性、密着性及び耐久性
を兼ね備えたガスバリアフィルムを開発したものであ
り、保存性に高い信頼性を有する包装材料として有望で
ある。
子径は高湿度下でのガスバリア性、密着性及び塗膜の耐
久性を考慮すると、200nm以下であることが必要で
ある。好ましくは100nm以下、より好ましくは50
nm以下である。
の単位結晶層が重なって一つの層状の粒子を形成してい
る無機化合物のことであり、溶媒に膨潤・へき開するも
のが好ましい。これらの中でも特に溶媒への膨潤性を持
つ粘土化合物が好ましく用いられる。本発明における溶
媒への膨潤性を持つ粘土化合物とは極薄の単位結晶層間
に水を配位、吸収する性質を持つ粘土化合物であり、一
般にはSi4+がO2-対して配位し4面体構造を構成する
層とAl3+、Mg2+、Fe2+、Fe3+、Li+等がO2-
およびOH-に対して配位し8面体構造を構成する層と
が1対1あるいは2対1で結合し積み重なって板状構造
を構成しており、天然のものであっても合成されたもの
でも良い。代表的なものとしては、モンモリロナイト、
バイデライト、サポナイト、ヘクトライト、カオリナイ
ト、ハロイサイト、バーミキュライト、ディッカイト、
ナクライト、アンチゴライト、パイロフィライト、マー
ガライト、タルク、テトラシリリックマイカ、白雲母、
金雲母、緑泥石等が挙げられる。中でも特に、スメクタ
イト群と呼ばれているモンモリロナイト、バイデライ
ト、ヘクトライトやサポナイトが好ましく用いられる。
マーとは、常温で水に完全に溶解もしくは微分散可能な
ポリマーを指し、例えば、ポリビニルアルコール系重合
体またはその誘導体、カルボチシメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、酸
化でんぷん、エーテル化でんぷん、デキストリンなどの
でんぷん類、ポリビニルピロリドン、スルホイソフタル
酸等の極性基を含有する共重合ポリエステル、ポリヒド
ロキシエチルメタクリレートまたはその共重合体などの
ビニル系重合体、アクリル系ポリマー、ウレタン系ポリ
マー、エーテル系ポリマーあるいはこれらの各種重合体
のカルボキシル基、アミノ基、メチロール基など官能基
変性重合体などが挙げられる。好ましくはポリビニルア
ルコール系重合体またはその誘導体であり、特に好まし
くはけん化度80モル%以上のポリビニルアルコール、
ビニルアルコール単位が60モル%以上の共重合ポリビ
ニルアルコールである。ポリビニルアルコール系重合体
またはその誘導体の重合度は、100〜5000が好ま
しく、1200〜2500がさらに好ましい。
ータRt/Raを規定することは未延伸プロピレンフィ
ルムなどと接着剤を介在させてラミネートする際の工程
耐摩耗性が向上しガスバリア性が向上するので好まし
い。Rtは最大高さであり表面粗さ曲線の最大の山と最
深の谷の距離でRaは中心線平均粗さである。表面粗さ
パラメータRt/Raが25以下であることが必要であ
る。より好ましくは20以下である。表面粗さパラメー
タRt/Raが25を越えてしまうとガスバリア性が低
下してしまう。これは高速で塗膜を形成したとき、ロー
ルとの接触や巻取り時のフィルム同士での接触で塗膜面
が削れてしまうためであると考えられる。表面粗さパラ
メータRt/Raを25以下にする方法としては、平滑
な熱可塑性樹脂基材上に、無機系層状化合物の比率を小
さめにして無機系層状化合物及び水溶性または水分散性
ポリマーを塗剤中で均一に分散させた状態の塗剤を塗布
し160℃以下の温度で20秒以内の短時間で乾燥させ
塗膜を形成する方法等が用いられる。なお、パラメータ
の詳細は奈良治朗著「表面粗さの測定法・評価法」(総
合技術センター、1983)等に示されている。
または水分散性ポリマーの混合比率は、重量比で1/9
9〜60/40の範囲内が好ましく、5/95〜45/
55がより好ましい。1/99より小さいときは高湿度
下でのガスバリア性が低下し、60/40より大きいと
きは密着性及び塗膜の耐久性が低下する。
比で0.01〜10%含有させると高湿度下でのガスバ
リア性が向上するので好ましい。さらに好ましくは0.
05〜8%である。
性または水分散性ポリマーと反応性を有するものであれ
ばとくに限定されない。好ましくは、エポキシ系架橋
剤、イソシアネート系架橋剤、メラミン系架橋剤、オキ
サゾリン系架橋剤、シランカップリング剤などが好まし
く使用される。
物及び水溶性または水分散性ポリマーを主たる構成成分
とした塗膜が、少なくとも1方向に配向しているとガス
バリア性が向上するため好ましい。少なくとも1方向に
配向させるにはインラインコート法が好ましく用いられ
る。塗膜の配向状態は公知の技術、例えば、屈折率法、
全反射赤外スペクトル法、全反射ラマンスペクトル法等
を用いて分析できる。
れないが、ガスバリア性フィルムの観点から、0.01
〜15μmが好ましく、0.1〜10μmがより好まし
い。インラインコートの場合は0.01〜0.5μmが
より好ましく、オフラインコートの場合は0.3〜6μ
mがより好ましい。
または水分散性ポリマーを主たる構成成分を塗膜とする
フィルムであり、主たる構成成分とは塗膜構成全成分に
対して無機系層状化合物及び水溶性または水分散性ポリ
マーの重量が70%以上であることを示す。ガスバリア
性及び透明性を損なわない範囲内であれば各種の添加剤
を重量比で30%以下含まれていても良い。該各種の添
加剤としては、酸化防止剤、耐候剤、熱安定剤、滑剤、
結晶核剤、紫外線吸収剤、着色剤等である。また、透明
性及びガスバリア性を損なわない程度であれば、無機ま
たは有機の粒子を重量比で20%以下含まれていても良
い。例えば、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化珪素、
フッ化カルシウム、フッ化リチウム、アルミナ、硫酸バ
リウム、ジルコニア、リン酸カルシウム、架橋ポリスチ
レン系粒子などである。
物−ポリマー間、ポリマー間または層状化合物間等の相
互作用を高めるために、2価以上の金属塩、触媒成分な
どを添加しても良い。カルシウム、マグネシウム、アル
ミニウム元素などを有する酢酸塩、硫酸塩、または硝酸
塩などを用いると耐湿性が向上するので望ましい。その
量としては、塗膜に対して1〜10000ppm程度で
ある。
材は、主として機械的性質やフィルムの加工性等を付与
するために必要であり、一般に市販されている各種の熱
可塑性樹脂フィルムが含まれる。特に限定されないが代
表的なものとして、ポリエチレン、ポリプロピレンなど
のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフ
タレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン12
などのポリアミド、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体またはそのけん化物、ポリスチレン、ポリカ
ーボネート、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイ
ド、ポリフェニレンサルファイド、芳香族ポリアミド、
ポリイミド、ポリアミドイミド、セルロース、酢酸セル
ロース、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリル、
ポリビニルアルコールなど、およびこれらの共重合体が
挙げられる。コストパフォーマンス、透明性、ガスバリ
ア性等の観点から、ポリエチレンテレフタレートなどの
ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポ
リオレフィンが好ましい。
軸延伸、二軸延伸のいずれでもよいが、寸法安定性およ
び機械特性の観点から、二軸延伸されたものが特に好ま
しい。また熱可塑性樹脂基材には、各種の添加剤が含ま
れていても良い。例えば、酸化防止剤、耐候剤、熱安定
剤、滑剤、結晶核剤、紫外線吸収剤、着色剤等である。
また、透明性を損なわない程度であれば、無機または有
機の粒子を含んでいても良い。例えば、タルク、カオリ
ナイト、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化珪素、フッ
化カルシウム、フッ化リチウム、アルミナ、硫酸バリウ
ム、ジルコニア、マイカ、リン酸カルシウム、架橋ポリ
スチレン系粒子などである。平均粒子径としては好まし
くは0.001〜10μm、さらに好ましくは0.00
3〜5μmである。なお、平均粒子径は透過型顕微鏡な
どを用いて10000〜100000倍の写真を撮影
し、数平均により求めた粒子径である。
明であることが好ましい。光線透過率が、40%以上が
好ましく、60%以上がさらに好ましい。また熱可塑性
樹脂基材は、平滑であることが好ましい。Rt/Raが
20以下が好ましく、15以下がさらに好ましい。熱可
塑性樹脂基材の厚さは、特に限定されないが2〜100
0μmが好ましい。
的製造方法について述べる。
は特に限定されず、押し出しラミネート法、メルトコー
ティング法を用いても良いが、高速で薄膜コートする事
が可能である点で、塗膜の構成成分を各種溶媒に分散さ
せた分散溶液をグラビアコート、リバースコート、スプ
レーコート、キッスコート、ダイコート、エアーナイフ
コートあるいはメタリングバーコートするのが好適であ
る。熱可塑性樹脂基材は塗布前に公知の接着促進処理、
例えば空気中、窒素ガス中、窒素/炭酸ガスの混合ガ
ス、その他の雰囲気下でのコロナ放電処理、減圧下での
プラズマ処理、火炎処理、紫外線処理等を施していても
良い。もちろん、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエ
チレンイミンなどの公知のアンカー処理剤を用いてアン
カー処理を施しておいても良い。
レンテレフタレートなどのポリエステル、ポリプロピレ
ンなどのポリオレフィンの二軸延伸フィルムを用いる場
合には、オフラインコート、インラインコートのどちら
の方法でもよい。インラインコートが用いられる場合に
は、フィルムが熱固定される前にコーティングを行うこ
とが好ましい。熱固定とは、公知の技術により延伸した
フィルムを延伸温度より高くかつフィルムの融点より低
い温度でフィルムを保持したまま熱処理することによっ
てフィルムを結晶化させることである。したがって、熱
固定前とは熱処理前のことであるので、未延伸、長手方
向または横手方向への一軸延伸直後、2軸延伸直後のフ
ィルムへのコーティングが好ましい。より好ましくは一
軸延伸直後のフィルムへのコーティングであり、その後
にさらに一軸以上に延伸、熱固定されることが特に好ま
しい。
ル接触法、熱媒(空気、オイル等)接触法、赤外線加熱
法、マイクロ波加熱法等が利用できる。塗膜の乾燥は、
ガスバリア性の観点から、60℃〜180℃の範囲内で
行われることが好ましく、乾燥の時間としては1〜30
秒、好ましくは3〜20秒である。
機系層状化合物が均一に分散もしくは膨潤しかつ水溶性
または水分散性ポリマーが均一に溶解もしくは分散した
溶液が好ましい。溶媒としては、水または水/低級アル
コール混合溶液が用いられるが、高湿度下でのガスバリ
ア性、塗膜の接着性及び生産性の観点で水/低級アルコ
ール混合溶液を用いることが好ましい。低級アルコール
とは炭素数1〜3の直鎖または分岐鎖の脂肪族基を有す
るアルコール性化合物のことであり、例えばメタノー
ル、エタノール、n−またはイソ−プロパノールが好ま
しく用いられる。また、水/アルコールの混合比率は重
量比で99/1〜20/80が好ましい。混合比率が9
9/1より大きいと高湿度下でのガスバリア性不足、塗
膜層と基材との密着不良、生産性の低下等の問題があ
り、20/80より小さいと塗膜構成成分の塗剤中での
分散性が悪化する。
に、分散溶液の安定性が維持される範囲内であれば、混
合溶媒中に第3成分として他の水溶性有機化合物が含ま
れていても良い。上記水溶性有機化合物としては例え
ば、メタノール、エタノール、n−またはイソ−プロパ
ノール等のアルコール類、エチレングリコール、プロピ
レングリコール等のグリコール類、メチルセロソルブ、
エチルセロソルブ、n−ブチルセルソルブ等のグリコー
ル誘導体、グリセリン、ワックス類等の多価アルコール
類、ジオキサン等のエーテル類、酢酸エチル等のエステ
ル類、メチルエチルケトン等のケトン類が挙げられる。
また、分散溶液のpHは溶液の安定性の面から2〜11
が好ましい。
水溶性または水分散性ポリマーを溶媒に均一に溶解させ
た後に層状化合物を均一に分散させた溶液と混合する方
法等が有効に用いられる。特に無機系層状化合物は、分
散液中で二次凝集している可能性があるために、層状化
合物を溶媒に分散させた後に、せん断力、ずり応力のか
かるホモミキサー、ジェットアジター、ボールミル、ニ
ーダー、サンドミル、3本ロール等の装置を用いて機械
的な強制分散処理を行うことにより均一に分散させる方
法が好ましく用いられる。さらに、この溶液に架橋剤、
粒子等を含有させてもよい。
以下の通りである。
PA−700を用いて、ガスバリア塗膜の形成に使用す
る塗剤と同じ溶媒組成の溶液中に無機系層状化合物を分
散させ、室温にて測定した。
て、最大高さRt及び中心線平均粗さRaを測定した。
測定条件は下記の通りであり、20回測定の平均値をも
って値とし、RtとRaの比を計算した。
(モダンコントロール社製、OX−TRAN2/20)
を用いて酸素透過率を測定した。測定条件は温度23
℃、相対湿度80%である。
ルボ繰り返し(往復運動周期:40回/分)を行ったサ
ンプル(250mm×180mm)について、前述の方
法でガスバリア性を測定した。
ィルム(CPP、東レ合成フィルム(株)製T350
1、50μm)を本フィルムの塗剤面と貼り合わせ、4
0℃で48時間放置後に、接着剤に接する面とは反対側
の各面をセロテープで補強し15mm幅に切断してCP
Pと本フィルムの180゜剥離をテンシロンを用いて行
い、その時の剥離強度を求めた。なお、剥離は剥離速度
10cm/分、25℃、相対湿度60%雰囲気下で行っ
た。
工業製、ラポナイトRDS)を3wt%になるようを水
/イソプロピルアルコール(以下IPA)混合溶媒(重
量比90/10)に分散させた(A液)。この粒子径を
混合溶媒中で測定すると、35nmであった。水溶性ま
たは水分散性ポリマーとしてけん化度98.5モル%、
重合度1700のポリビニルアルコール(以下PVOH
と略す)を3wt%になるよう水/IPA混合溶媒(重
量比90/10)に分散させた(B液)。無機系層状化
合物/水溶性または水分散性ポリマーの混合比が重量比
で40/60なるようにA液とB液を混合し、IPAが
全塗剤に対して重量比で10%、固形分濃度2.5%に
なるように塗剤を調製した。該塗剤を厚さ20μmのコ
ロナ放電処理した2軸延伸ポリプロピレンフィルム(炭
酸ガス/窒素混合ガス(体積比83:17)中でコロナ
放電処理(処理強度=60W・min/m2)を行った
もの)にリバースコーター(塗工速度60m/分)にて
塗布後、熱風乾燥式ドライヤー内に導き低張力下で11
0℃、10秒間乾燥し、フィルムを巻取った。得られた
フィルムの特性を表1に示す。ガスバリア性、耐久テス
ト後のガスバリア性、密着性に優れるフィルムが得られ
た。
1と同様にしてフィルムを得た。得られたフィルムの特
性を表1に示す。
にコロナ放電処理(空気中)した2軸延伸ポリエステル
フィルム(東レ製“ルミラー”、厚さ12μm)を用い
て実施例1と同様にして得たところ、ガスバリア性、耐
久テスト後のガスバリア性、密着性に優れるフィルムが
得られた。
に、無機系層状化合物として粒子径が100nmの合成
サポナイト(スメクトンSA、クニミネ工業製)、架橋
剤(γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメト
キシシラン)を用いて表1に示す塗膜を実施例1と同様
にして得たところ、ガスバリア性、耐久テスト後のガス
バリア性、密着性に優れるフィルムが得られた。
ーとしてけん化度88.0モル%、重合度500のPV
OHを用い塗膜組成を変更して、ポリエステルフィルム
上に実施例1と同様に塗膜を形成したところ、ガスバリ
ア性に優れるフィルムが得られた。
(テトラシリリックマイカNa−Ts、トピー工業
製)、水溶性または水分散性ポリマーとしてけん化度8
8.0モル%、重合度500のPVOHを用いてフィル
ムを得た。表1から明らかなように得られたフィルムは
耐久テスト後のガスバリア性、密着性が劣っていること
がわかった。
率が重量比で75/25、固形分濃度8wt%になるよ
うにして調整した塗剤をPETに塗布、熱風乾燥機で1
80℃で30秒間乾燥し、表面粗さパラメータが27.
0となるフィルムを得た。得られたフィルムは、耐久テ
スト後のガスバリア性が大きく劣ることがわかった。
合物/水溶性高分子)に変更したこと以外は実施例1と
同様にして塗剤を作成した。
0.015重量%、および平均粒径1.5μmのコロイ
ダルシリカを0.005重量%含有するポリエチレンテ
レフタレートペレット(極限粘度0.62dl/g)を
充分に真空乾燥した後、押出機に供給し285℃で溶融
し、T字型口金よりシート状に押出し、静電印加キャス
ト法を用いて表面温度25℃の鏡面キャスティングドラ
ムに巻き付けて冷却固化せしめた。この未延伸フィルム
を95℃に加熱して長手方向に3.2倍延伸し、一軸延
伸フィルムとした。このフィルムに空気中でコロナ放電
処理を施し、その処理面に前記塗剤をバーコート方式で
塗布した。塗布された一軸延伸フィルムをクリップで把
持しながら予熱ゾーンに導き、110℃で15秒間乾燥
後、引き続き連続的に125℃の加熱ゾーンで幅方向に
3.2倍延伸し、更に230℃の加熱ゾーンで熱処理を
施し、フィルムを得た。得られたフィルムの塗膜厚さは
0.3μmであった。ガスバリア性、耐久バリア性、密
着性に優れるフィルムが得られた。
物/水溶性高分子)に変更し、水溶性または水分散性ポ
リマーとしてけん化度88.0モル%、重合度500の
PVOHを用いたこと以外は実施例5と同様にしてフィ
ルムを得た。ガスバリア性、耐久バリア性、密着性に優
れるフィルムが得られた。
る。
(厚さ20μm、窒素ガス/炭酸混合ガス(体積比8
3:17)でコロナ放電処理(処理強度=60W・mi
n/m2))、PETは二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートフィルム(厚さ12μm、空気中でコロナ放電処
理)、PVOH1はけん化度98.5モル%、重合度1
700のポリビニルアルコール、PVOH2はけん化度
88.0モル%、重合度500のポリビニルアルコー
ル、架橋剤はγ−(2−アミノエチル)アミノプロピル
トリメトキシシラン、粒子1は粒子径35nmの合成ヘ
クトライト(日本シリカ工業製、ラポナイトRDS)、
粒子2は粒子径100nmの合成サポナイト(クニミネ
工業製、スメクトンSA)、粒子3は粒子径1μmのテ
トラシリリックマイカトピー工業製、NA−TS)であ
る。
ア性に優れるだけでなく、塗膜の密着性と耐久性を有す
ることからあらゆる包装材料として使用することができ
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂基材の少なくとも片面上に
粒子径が200nm以下の無機系層状化合物及び水溶性
または水分散性ポリマーを主たる構成成分とする塗膜を
形成したフィルムであり、該塗膜の表面粗さパラメータ
ーRt/Raが25以下であることを特徴とするガスバ
リアフィルム。 - 【請求項2】 無機系層状化合物と水溶性または水分散
性ポリマーの比率が重量比で1/99〜60/40であ
ることを特徴とする請求項1に記載のガスバリアフィル
ム。 - 【請求項3】 無機系層状化合物と水溶性または水分散
性ポリマーの比率が重量比で5/95〜45/55であ
ることを特徴とする請求項1または2に記載のガスバリ
アフィルム。 - 【請求項4】 該無機系層状化合物の粒子径が50nm
以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載のガスバリアフィルム。 - 【請求項5】 該水溶性または水分散性ポリマーがポリ
ビニルアルコール系重合体またはその誘導体であること
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガスバリ
アフィルム。 - 【請求項6】 塗膜中に架橋剤を塗膜構成成分に対する
重量比で0.01〜10%含有させることを特徴とする
請求項1〜5のいずれかに記載のガスバリアフィルム。 - 【請求項7】 該塗膜層が少なくとも1方向に配向して
いることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
ガスバリアフィルム。 - 【請求項8】 該熱可塑性樹脂基材が、ポリエステルで
あること特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のガ
スバリアフィルム。 - 【請求項9】 該熱可塑性樹脂基材が、オレフィン系樹
脂からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに
記載のガスバリアフィルム。
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|---|---|---|---|
| JP07604197A JP3674228B2 (ja) | 1996-04-05 | 1997-03-27 | ガスバリアフィルム |
Applications Claiming Priority (3)
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|---|---|---|---|
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| JP8371096 | 1996-04-05 | ||
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3674228B2 (ja) |
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