JPH09324433A - 切土法面等における既設の土留め傾斜面の補強工法 - Google Patents
切土法面等における既設の土留め傾斜面の補強工法Info
- Publication number
- JPH09324433A JPH09324433A JP16524296A JP16524296A JPH09324433A JP H09324433 A JPH09324433 A JP H09324433A JP 16524296 A JP16524296 A JP 16524296A JP 16524296 A JP16524296 A JP 16524296A JP H09324433 A JPH09324433 A JP H09324433A
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- Japan
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- precast plate
- precast
- retaining wall
- gap
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工期の短縮が図れ、強度が得られて美観も良
好となる既設の土留め傾斜面の補強工法を提供する。 【解決手段】 既設の石壁9の最下段に、コンクリート
プレキャスト板1を間隙をあけて配置し、その取付孔1
0から内部まで削孔して取付孔から異形鉄筋51を挿入
した後、該削孔部5及びプレキャスト板の裏側間隙42
にモルタル61,62を注入し、夫々異形鉄筋51の突
出端部をプレキャスト板1に一体連結し、石壁9に固着
した最下段のプレキャスト板1の上端部に、二段目のプ
レキャスト板1を石壁9の間に間隙をあけて配置し、そ
のプレキャスト板1に透設された取付孔10から削孔し
該削孔部5に異形鉄筋51を挿入した後、該削孔部及び
二段目のプレキャスト板の裏側間隙にモルタルを注入
し、夫々異形鉄筋51の突出端部を二段目のプレキャス
ト板に一体連結し、これを上の段に繰り返すことで複数
段にプレキャスト板1を石壁9の外側に備えた補強傾斜
面を形成する。
好となる既設の土留め傾斜面の補強工法を提供する。 【解決手段】 既設の石壁9の最下段に、コンクリート
プレキャスト板1を間隙をあけて配置し、その取付孔1
0から内部まで削孔して取付孔から異形鉄筋51を挿入
した後、該削孔部5及びプレキャスト板の裏側間隙42
にモルタル61,62を注入し、夫々異形鉄筋51の突
出端部をプレキャスト板1に一体連結し、石壁9に固着
した最下段のプレキャスト板1の上端部に、二段目のプ
レキャスト板1を石壁9の間に間隙をあけて配置し、そ
のプレキャスト板1に透設された取付孔10から削孔し
該削孔部5に異形鉄筋51を挿入した後、該削孔部及び
二段目のプレキャスト板の裏側間隙にモルタルを注入
し、夫々異形鉄筋51の突出端部を二段目のプレキャス
ト板に一体連結し、これを上の段に繰り返すことで複数
段にプレキャスト板1を石壁9の外側に備えた補強傾斜
面を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切土法面等におけ
る既設の土留め傾斜面の補強工法に関するものである。
る既設の土留め傾斜面の補強工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】切土法面等の既設の土留め傾斜面が雨風
にさらされて時間の経過で強度不足となり、或いは地震
対策として一層の補強を必要とされつつある。この場
合、従来では、既設の土留め傾斜面の上からコンクリー
ト打設し、或いは既設の土留め傾斜面を一旦取り除いて
強い土留め傾斜面を新たに構築するものであった。しか
しながら、既設の土留め傾斜面の上からコンクリート打
設するものではコンクリート型枠に大がかりな作業が必
要となり、それに応じた補強強度が得られないのであ
る。また、既設の土留め傾斜面を一旦取り除いて強い土
留め傾斜面を新たに構築する場合も大変な作業となるの
である。
にさらされて時間の経過で強度不足となり、或いは地震
対策として一層の補強を必要とされつつある。この場
合、従来では、既設の土留め傾斜面の上からコンクリー
ト打設し、或いは既設の土留め傾斜面を一旦取り除いて
強い土留め傾斜面を新たに構築するものであった。しか
しながら、既設の土留め傾斜面の上からコンクリート打
設するものではコンクリート型枠に大がかりな作業が必
要となり、それに応じた補強強度が得られないのであ
る。また、既設の土留め傾斜面を一旦取り除いて強い土
留め傾斜面を新たに構築する場合も大変な作業となるの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、経済
的で工期の短縮が図れ、十分な補強強度が得られて美観
も良好となる既設の土留め傾斜面の補強工法を提供する
ものである。
的で工期の短縮が図れ、十分な補強強度が得られて美観
も良好となる既設の土留め傾斜面の補強工法を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明工法は、
補強しようとする傾斜面に土留め配置された石やコンク
リート等の土留壁の外側最下段に、コンクリートプレキ
ャスト板を土留壁の外側との間に少しの間隙をあけて配
置し、ついで該プレキャスト板に透設された取付孔から
土留壁を介しさらに内部まで削孔して取付孔から該削孔
部に鉄筋等の棒状補強材を挿入した後、該削孔部及びプ
レキャスト板の土留壁との裏側間隙にモルタルを注入
し、夫々補強材の突出端部を取付孔部で固着してプレキ
ャスト板に一体連結し、該モルタルの乾燥後、土留壁に
固着した最下段のプレキャスト板の上端部に、二段目の
プレキャスト板を土留壁の外側との間に間隙をあけて仮
止め配置すると共に、二段目のプレキャスト板に透設さ
れた取付孔から土留壁を介しさらに内部まで削孔して取
付孔から該削孔部に棒状補強材を挿入した後、該削孔部
及び二段目のプレキャスト板の裏側間隙にモルタルを注
入し、夫々補強材の突出端部を取付孔部に固着して二段
目のプレキャスト板に一体連結し、これを上の段に繰り
返すことで複数段にプレキャスト板を土留壁の外側に備
えた補強傾斜面を形成する既設の土留め傾斜面の補強工
法である。
補強しようとする傾斜面に土留め配置された石やコンク
リート等の土留壁の外側最下段に、コンクリートプレキ
ャスト板を土留壁の外側との間に少しの間隙をあけて配
置し、ついで該プレキャスト板に透設された取付孔から
土留壁を介しさらに内部まで削孔して取付孔から該削孔
部に鉄筋等の棒状補強材を挿入した後、該削孔部及びプ
レキャスト板の土留壁との裏側間隙にモルタルを注入
し、夫々補強材の突出端部を取付孔部で固着してプレキ
ャスト板に一体連結し、該モルタルの乾燥後、土留壁に
固着した最下段のプレキャスト板の上端部に、二段目の
プレキャスト板を土留壁の外側との間に間隙をあけて仮
止め配置すると共に、二段目のプレキャスト板に透設さ
れた取付孔から土留壁を介しさらに内部まで削孔して取
付孔から該削孔部に棒状補強材を挿入した後、該削孔部
及び二段目のプレキャスト板の裏側間隙にモルタルを注
入し、夫々補強材の突出端部を取付孔部に固着して二段
目のプレキャスト板に一体連結し、これを上の段に繰り
返すことで複数段にプレキャスト板を土留壁の外側に備
えた補強傾斜面を形成する既設の土留め傾斜面の補強工
法である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示した形
態例で説明する。図1は本例工法の施工による既設の土
留め傾斜面の補強を示す縦断面図であり、それに用いる
コンクリートプレキャスト板を図2乃至図5に示す。該
プレキャスト板1は、長さ2m、巾が1.5mで厚みが1
0〜15cmの大きさであり、その中央部には取付孔10
を透設した取付板11がその溶接した支持棒111を縦
横の補強筋13に連結して裏面に露呈した状態で固定さ
れ、取付板11部を前面から開口させて取付欠設孔14
としている。
態例で説明する。図1は本例工法の施工による既設の土
留め傾斜面の補強を示す縦断面図であり、それに用いる
コンクリートプレキャスト板を図2乃至図5に示す。該
プレキャスト板1は、長さ2m、巾が1.5mで厚みが1
0〜15cmの大きさであり、その中央部には取付孔10
を透設した取付板11がその溶接した支持棒111を縦
横の補強筋13に連結して裏面に露呈した状態で固定さ
れ、取付板11部を前面から開口させて取付欠設孔14
としている。
【0006】また、上端面は上下方向の突段部151の
形状として下端面の突段部152と係合できる形状にす
ると共に、両側端部の一側面は横方向の係合段部161
の形状として他側面の係合段部162と係合できる形状
にしてあり、さらに、上の突段部151の低段部に吊下
用フック金具片17を後向きに突出すると共に、吊下孔
181を透設した吊下金具板18が下の突段部152か
ら下向きに突設している。これらの吊下用フック金具片
17及び吊下金具板18は両側端から中央までの間の半
分の位置の上下に一対取り付けてあり、図3のように、
夫々それらに溶接した支持棒170,180を補強筋1
3に連結している。
形状として下端面の突段部152と係合できる形状にす
ると共に、両側端部の一側面は横方向の係合段部161
の形状として他側面の係合段部162と係合できる形状
にしてあり、さらに、上の突段部151の低段部に吊下
用フック金具片17を後向きに突出すると共に、吊下孔
181を透設した吊下金具板18が下の突段部152か
ら下向きに突設している。これらの吊下用フック金具片
17及び吊下金具板18は両側端から中央までの間の半
分の位置の上下に一対取り付けてあり、図3のように、
夫々それらに溶接した支持棒170,180を補強筋1
3に連結している。
【0007】なお、プレキャスト板1の上端両側部には
溶接用の鉄板191,192が裏面に露呈配置され、ま
た下端中央部と下端両側端には溶接用の鉄板193,1
94,195が下向きに突設されている。
溶接用の鉄板191,192が裏面に露呈配置され、ま
た下端中央部と下端両側端には溶接用の鉄板193,1
94,195が下向きに突設されている。
【0008】本例工法は、まず、既設の土留め壁部とな
っている石壁9の最下部に一段目のコンクリートプレキ
ャスト板1を、一側の係合段部161を隣接するプレキ
ャスト板1の他側の係合段部162に係合し当接した鉄
板191,192を溶接して並列配置する。なお、石壁
9とプレキャスト板1との間にスペーサ4を介在して平
均巾5cm位の空隙42を確保する。また、プレキャスト
板1の転倒防止として、プレキャスト板1を係止した楔
材を石壁9に打ち込んで保持する等してもよい。
っている石壁9の最下部に一段目のコンクリートプレキ
ャスト板1を、一側の係合段部161を隣接するプレキ
ャスト板1の他側の係合段部162に係合し当接した鉄
板191,192を溶接して並列配置する。なお、石壁
9とプレキャスト板1との間にスペーサ4を介在して平
均巾5cm位の空隙42を確保する。また、プレキャスト
板1の転倒防止として、プレキャスト板1を係止した楔
材を石壁9に打ち込んで保持する等してもよい。
【0009】ついで、図6のように、削孔機によってプ
レキャスト板1の取付欠設孔14に露呈している取付孔
10から石壁9を通して内部の土に約8mの削孔部5を
削孔し、図7のように、取付孔10から該削孔部5に異
形鉄筋51を挿入した後、取付孔10から該削孔部5に
モルタル61を注入すると共に、石壁9とプレキャスト
板1の裏側空隙42にプレキャスト板1の裏面下端から
モルタル62を注入しグラウトを施す。
レキャスト板1の取付欠設孔14に露呈している取付孔
10から石壁9を通して内部の土に約8mの削孔部5を
削孔し、図7のように、取付孔10から該削孔部5に異
形鉄筋51を挿入した後、取付孔10から該削孔部5に
モルタル61を注入すると共に、石壁9とプレキャスト
板1の裏側空隙42にプレキャスト板1の裏面下端から
モルタル62を注入しグラウトを施す。
【0010】そのグラウト後、図7のように、取付孔1
0に突出している夫々の異形鉄筋51のネジ端部52に
座金を介してナット53を螺着して取付板11に固着す
る。これにより、異形鉄筋5がナット53を介してプレ
キャスト板1に一体連結し、モルタル61,62を介し
てプレキャスト板1が石壁9に定着する。なお、取付孔
10の前部空間部の取付欠設孔14にはモルタルを注入
した後、コンクリートブロックの蓋体141を挿着して
閉塞するのである。
0に突出している夫々の異形鉄筋51のネジ端部52に
座金を介してナット53を螺着して取付板11に固着す
る。これにより、異形鉄筋5がナット53を介してプレ
キャスト板1に一体連結し、モルタル61,62を介し
てプレキャスト板1が石壁9に定着する。なお、取付孔
10の前部空間部の取付欠設孔14にはモルタルを注入
した後、コンクリートブロックの蓋体141を挿着して
閉塞するのである。
【0011】そして、固着した最下段のプレキャスト板
1の上に、二段目のコンクリートプレキャスト板1を図
8のように係止させて仮止め配置する。この状態では、
上のプレキャスト板1の突段部152と下のプレキャス
ト板1の突段部151が係合すると共に、二段目のプレ
キャスト板1を相互に左右の係合段部161,162を
係合させて並列するのであり、図9のように、一段目の
プレキャスト板1の鉄板191,192を二段目のプレ
キャスト板1の当接する鉄板193,194に溶接して
二段目のプレキャスト板1の一層確実な仮止めを行う。
なお、二段目のプレキャスト板1の下部にスペーサ4を
介在させて空隙42を確保している。
1の上に、二段目のコンクリートプレキャスト板1を図
8のように係止させて仮止め配置する。この状態では、
上のプレキャスト板1の突段部152と下のプレキャス
ト板1の突段部151が係合すると共に、二段目のプレ
キャスト板1を相互に左右の係合段部161,162を
係合させて並列するのであり、図9のように、一段目の
プレキャスト板1の鉄板191,192を二段目のプレ
キャスト板1の当接する鉄板193,194に溶接して
二段目のプレキャスト板1の一層確実な仮止めを行う。
なお、二段目のプレキャスト板1の下部にスペーサ4を
介在させて空隙42を確保している。
【0012】そして、同様に、二段目のプレキャスト板
1の取付孔10から石壁9を通して内部の土に削孔部5
を削孔し、該削孔部5に異形鉄筋51を挿入し、前記同
様に、該削孔部5とプレキャスト板1の裏側空隙にモル
タル61,62を注入する。グラウト後、夫々の異形鉄
筋51のネジ端部52に座金を介してナット53を螺着
し、取付欠設孔14にモルタルを注入した後、蓋体14
1を挿着して閉塞することによりモルタル61,62を
介して下から二段目のプレキャスト板1が石壁9に定着
するのである。
1の取付孔10から石壁9を通して内部の土に削孔部5
を削孔し、該削孔部5に異形鉄筋51を挿入し、前記同
様に、該削孔部5とプレキャスト板1の裏側空隙にモル
タル61,62を注入する。グラウト後、夫々の異形鉄
筋51のネジ端部52に座金を介してナット53を螺着
し、取付欠設孔14にモルタルを注入した後、蓋体14
1を挿着して閉塞することによりモルタル61,62を
介して下から二段目のプレキャスト板1が石壁9に定着
するのである。
【0013】さらに、同様に、上から三段目(本形態例
では最上段)にコンクリートプレキャスト板1を二段目
のプレキャスト板上に係止して配置し、当接する鉄板1
91,192,193,194,195での溶接で仮止
め並列し、石壁9を通しての削孔5の穿設、異形鉄筋5
1の挿入、該削孔部5と裏面空隙にモルタル61,62
の注入、養生後異形鉄筋のナット53止めと蓋体141
の挿着の各工程を繰り返すことで、図1のように、複数
段にプレキャスト板1を備えた補強面を形成するのであ
る。
では最上段)にコンクリートプレキャスト板1を二段目
のプレキャスト板上に係止して配置し、当接する鉄板1
91,192,193,194,195での溶接で仮止
め並列し、石壁9を通しての削孔5の穿設、異形鉄筋5
1の挿入、該削孔部5と裏面空隙にモルタル61,62
の注入、養生後異形鉄筋のナット53止めと蓋体141
の挿着の各工程を繰り返すことで、図1のように、複数
段にプレキャスト板1を備えた補強面を形成するのであ
る。
【0014】本例工法によると、プレキャスト板1が石
壁9の外側に固着され、しかも削孔部5に挿入された異
形鉄筋51の端部をナット53止めして取付板11に連
結するため異形鉄筋51がプレキャスト板1に一体連結
できて定着確保できるため、プレキャスト板1が石壁9
と一体になって強く傾斜面を土留めできるのである。
壁9の外側に固着され、しかも削孔部5に挿入された異
形鉄筋51の端部をナット53止めして取付板11に連
結するため異形鉄筋51がプレキャスト板1に一体連結
できて定着確保できるため、プレキャスト板1が石壁9
と一体になって強く傾斜面を土留めできるのである。
【0015】このように本例によると、下から順次プレ
キャスト板を上に据付けする工事であるため工事が容易
となり、プレキャスト板1を用いることから迅速容易に
固着できて工期の短縮が図れるのである。また、土留め
面がプレキャスト板となるため外観が良好で、プレキャ
スト板の仕上げ次第によって美観をさらに良好とするこ
とができるのである。
キャスト板を上に据付けする工事であるため工事が容易
となり、プレキャスト板1を用いることから迅速容易に
固着できて工期の短縮が図れるのである。また、土留め
面がプレキャスト板となるため外観が良好で、プレキャ
スト板の仕上げ次第によって美観をさらに良好とするこ
とができるのである。
【0016】本形態例工法は前記のように構成したが、
本発明においてはこれに限定されない。例えば、補強し
ようとする既設の傾斜面の土留め材は問わず、石材の
他、ブブロック、打設されたコンクリート等でもよい。
また、プレキャスト板の大きさ、形状及び構成も限定さ
れず、それを並列配置及び接合載置するためのプレキャ
スト板に設ける仮止め構成も適宜である。さらに、該削
孔部に挿入する棒状補強材も任意であり、該削孔部及び
プレキャスト板の裏側間隙にモルタルを注入する手段も
問わない。
本発明においてはこれに限定されない。例えば、補強し
ようとする既設の傾斜面の土留め材は問わず、石材の
他、ブブロック、打設されたコンクリート等でもよい。
また、プレキャスト板の大きさ、形状及び構成も限定さ
れず、それを並列配置及び接合載置するためのプレキャ
スト板に設ける仮止め構成も適宜である。さらに、該削
孔部に挿入する棒状補強材も任意であり、該削孔部及び
プレキャスト板の裏側間隙にモルタルを注入する手段も
問わない。
【0017】なお、夫々棒状補強材の突出端部を取付孔
部で固着してプレキャスト板に一体連結する構成も適宜
である。また、コンクリートプレキャスト板において
は、棒状補強材を挿通する取付孔の数及び位置は問わな
い。さらに、棒状補強材を挿通させる削孔部は、既設の
土留め壁材を必ず通過させなくてもよく、土留め壁材が
石材の場合は、その積層の間隙から削孔してもよい。
部で固着してプレキャスト板に一体連結する構成も適宜
である。また、コンクリートプレキャスト板において
は、棒状補強材を挿通する取付孔の数及び位置は問わな
い。さらに、棒状補強材を挿通させる削孔部は、既設の
土留め壁材を必ず通過させなくてもよく、土留め壁材が
石材の場合は、その積層の間隙から削孔してもよい。
【0018】
【発明の効果】本工法発明によると、既設の土留め壁材
をそのままとしてプレキャスト板を定着させ、しかも削
孔部に挿入された棒状補強材の端部を取付板に連結する
ため棒状補強材が土留め壁材を介してプレキャスト板に
一体連結できるため、プレキャスト板が土留め壁材と一
体になって強く傾斜面を土留めできるのである。また、
プレキャスト板を用いることから迅速容易に固着できて
工期の短縮が図れ、表面がプレキャスト板となるため外
観が良好で、プレキャスト板の仕上げ次第によって美観
をさらに良好とすることができるのである。
をそのままとしてプレキャスト板を定着させ、しかも削
孔部に挿入された棒状補強材の端部を取付板に連結する
ため棒状補強材が土留め壁材を介してプレキャスト板に
一体連結できるため、プレキャスト板が土留め壁材と一
体になって強く傾斜面を土留めできるのである。また、
プレキャスト板を用いることから迅速容易に固着できて
工期の短縮が図れ、表面がプレキャスト板となるため外
観が良好で、プレキャスト板の仕上げ次第によって美観
をさらに良好とすることができるのである。
【図1】本発明工法の一実施例を示す要部抽出拡大図を
有する土留め面の縦断面図である。
有する土留め面の縦断面図である。
【図2】コンクリートプレキャスト板の一実施例を示す
背面からの斜視図である。
背面からの斜視図である。
【図3】そのプレキャスト板の一部断面した正面図であ
る。
る。
【図4】そのプレキャスト板の要部縦断側面図である。
【図5】そのプレキャスト板の要部縦断平面図である。
【図6】最下段目にプレキャスト板を配置して削孔した
状態の縦断面図である。
状態の縦断面図である。
【図7】その削孔部に異形鉄筋を挿入してグラウトし、
プレキャスト板の裏面にモルタルを注入した状態の縦断
面図である。
プレキャスト板の裏面にモルタルを注入した状態の縦断
面図である。
【図8】二段目のプレキャスト板を配置して削孔した状
態の縦断面図である。
態の縦断面図である。
【図9】上下のプレキャスト板の吊り下げ及び溶接の連
結状態を示す背面図である。
結状態を示す背面図である。
1 プレキャスト 10 取付孔 11 取付板 13 補強筋 14 取付欠設孔 141 蓋体 42 空隙 5 削孔部 51 異形鉄筋 52 ネジ端部 53 ナット 61,62 モルタル 9 石壁
Claims (1)
- 【請求項1】 補強しようとする傾斜面に土留め配置さ
れた石やコンクリート等の既設の土留壁の外側最下段
に、コンクリートプレキャスト板を土留壁の外側との間
に少しの間隙をあけて配置し、ついで該プレキャスト板
に透設された取付孔から土留壁を介しさらに内部まで削
孔して取付孔から該削孔部に鉄筋等の棒状補強材を挿入
した後、該削孔部及びプレキャスト板の土留壁との裏側
間隙にモルタルを注入し、夫々補強材の突出端部を取付
孔部で固着してプレキャスト板に一体連結し、該モルタ
ルの乾燥後、土留壁に固着した最下段のプレキャスト板
の上端部に、二段目のプレキャスト板を土留壁の外側と
の間に間隙をあけて仮止め配置すると共に、二段目のプ
レキャスト板に透設された取付孔から土留壁を介しさら
に内部まで削孔して取付孔から該削孔部に棒状補強材を
挿入した後、該削孔部及び二段目のプレキャスト板の裏
側間隙にモルタルを注入し、夫々補強材の突出端部を取
付孔部に固着して二段目のプレキャスト板に一体連結
し、これを上の段に繰り返すことで複数段にプレキャス
ト板を土留壁の外側に備えた補強傾斜面を形成すること
を特徴とする切土法面等における既設の土留め傾斜面の
補強工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16524296A JPH09324433A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 切土法面等における既設の土留め傾斜面の補強工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16524296A JPH09324433A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 切土法面等における既設の土留め傾斜面の補強工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09324433A true JPH09324433A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15808582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16524296A Pending JPH09324433A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 切土法面等における既設の土留め傾斜面の補強工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09324433A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1996
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