JPH09324723A - 燃料噴射弁 - Google Patents
燃料噴射弁Info
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- JPH09324723A JPH09324723A JP8140050A JP14005096A JPH09324723A JP H09324723 A JPH09324723 A JP H09324723A JP 8140050 A JP8140050 A JP 8140050A JP 14005096 A JP14005096 A JP 14005096A JP H09324723 A JPH09324723 A JP H09324723A
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- valve
- electro
- injection valve
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、磁歪素子を用いる内開き式の
燃料噴射弁において、信頼性の高い燃料噴射弁を提供す
るにある。 【解決手段】燃料噴射弁の筺体1内には、磁場を発生す
る電磁コイル3と、この電磁コイル3により磁場を印加
されると伸長する電気−機械変換素子4が固定されてい
る。さらに、先端に球弁9の固定されたロッド10が、
電気−機械変換素子4によって、下方に押しつけられて
いる。従って、電磁コイル3により、電気−機械変換素
子4に磁場を印加すると、電気−機械変換素子4が変位
し、この変位により、ロッド10が駆動され、燃料が噴
射される。
燃料噴射弁において、信頼性の高い燃料噴射弁を提供す
るにある。 【解決手段】燃料噴射弁の筺体1内には、磁場を発生す
る電磁コイル3と、この電磁コイル3により磁場を印加
されると伸長する電気−機械変換素子4が固定されてい
る。さらに、先端に球弁9の固定されたロッド10が、
電気−機械変換素子4によって、下方に押しつけられて
いる。従って、電磁コイル3により、電気−機械変換素
子4に磁場を印加すると、電気−機械変換素子4が変位
し、この変位により、ロッド10が駆動され、燃料が噴
射される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料噴射弁に係
り、特に、内燃機関に用いるに好適な超磁歪素子を利用
した燃料噴射弁に関する。
り、特に、内燃機関に用いるに好適な超磁歪素子を利用
した燃料噴射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の排気規制は、石油燃料、ガソリン
に依存した車社会が引き起こした地球規模の環境破壊を
是正する意味で必要不可欠である。この規制に伴って、
燃料を少なくして効率よく燃焼するリーンバーンが注視
されている。従来のリーンバーンは、燃料を機関の吸気
ポート部に供給して周囲に発生する吸気行程の気流速度
によって気筒内に持ち込むことを前提にしているので、
液流が発生したり、気筒内での空気との混合がうまくい
かず、混合気形成の限界があって、燃焼改善には寄与し
ていなかった。
に依存した車社会が引き起こした地球規模の環境破壊を
是正する意味で必要不可欠である。この規制に伴って、
燃料を少なくして効率よく燃焼するリーンバーンが注視
されている。従来のリーンバーンは、燃料を機関の吸気
ポート部に供給して周囲に発生する吸気行程の気流速度
によって気筒内に持ち込むことを前提にしているので、
液流が発生したり、気筒内での空気との混合がうまくい
かず、混合気形成の限界があって、燃焼改善には寄与し
ていなかった。
【0003】このリーンバーンを達成するには、燃料付
着が少ない気筒内に直接燃料を供給する直接噴射が有効
である。直接噴射の課題は、噴射弁の応答性,熱耐久な
どがある。従来の噴射弁では、電磁気発生のコイルの熱
寿命がなく、80℃を越えて使用することができなかっ
た。また、内燃機関の筒内に直接燃料を噴射するために
は、燃料噴射弁は、高圧高速噴射が必要となっている。
着が少ない気筒内に直接燃料を供給する直接噴射が有効
である。直接噴射の課題は、噴射弁の応答性,熱耐久な
どがある。従来の噴射弁では、電磁気発生のコイルの熱
寿命がなく、80℃を越えて使用することができなかっ
た。また、内燃機関の筒内に直接燃料を噴射するために
は、燃料噴射弁は、高圧高速噴射が必要となっている。
【0004】ガソリン機関用燃料噴射弁を高圧高速化す
る方式として、各種の方式が検討されている。その方式
としては、従来の電磁式を改良する方式,圧電素子を利
用する方式,磁歪素子を利用する方式が有力視されてい
る。
る方式として、各種の方式が検討されている。その方式
としては、従来の電磁式を改良する方式,圧電素子を利
用する方式,磁歪素子を利用する方式が有力視されてい
る。
【0005】この中で磁歪素子を利用する燃料噴射弁と
して、従来から知られているものは、大部分が外開き方
式の燃料噴射弁である。外開き方式の燃料噴射弁は、弁
体が燃焼室方向に動く構造を有している。磁歪素子に磁
場を印加することにより、磁歪素子が伸び、これによっ
て、弁体を燃焼室方向に動かし、弁体とバルブシートの
間隙から燃料を噴射する。
して、従来から知られているものは、大部分が外開き方
式の燃料噴射弁である。外開き方式の燃料噴射弁は、弁
体が燃焼室方向に動く構造を有している。磁歪素子に磁
場を印加することにより、磁歪素子が伸び、これによっ
て、弁体を燃焼室方向に動かし、弁体とバルブシートの
間隙から燃料を噴射する。
【0006】しかしながら、外開き方式の燃料噴射弁
は、弁体が燃焼室内に位置するため、燃料噴射弁の先端
部の弁体周辺にデポジットが形成される。このデポジッ
トの形成によって、噴霧形状が燃料噴射弁の使用ととも
に経時変化するという問題がある。
は、弁体が燃焼室内に位置するため、燃料噴射弁の先端
部の弁体周辺にデポジットが形成される。このデポジッ
トの形成によって、噴霧形状が燃料噴射弁の使用ととも
に経時変化するという問題がある。
【0007】外開き方式の燃料噴射弁のデポジットの問
題を解決する方式として、内開き方式の燃料噴射弁があ
る。内開き方式の燃料噴射弁としては、例えば、特開平
4−81565号公報や特開平6−9159号公報に記
載のように、磁場を印加することにより、伸びる性質を
有する磁歪素子を使用して弁体を駆動するものが知られ
ている。
題を解決する方式として、内開き方式の燃料噴射弁があ
る。内開き方式の燃料噴射弁としては、例えば、特開平
4−81565号公報や特開平6−9159号公報に記
載のように、磁場を印加することにより、伸びる性質を
有する磁歪素子を使用して弁体を駆動するものが知られ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁歪素子を用いる内開き式の燃料噴射弁では、磁場を印
加することにより、伸びる性質を有する磁歪素子を使用
しているため、特開平4−81565号公報に記載のよ
うに、予め磁場を印加する永久磁石を必要としたり、特
開平6−9159号公報に記載のように、磁歪素子に弁
体をネジにより固定したりする必要があり、構成が複雑
になっていた。その結果、燃料噴射弁のように、高速な
開弁動作を行わせるには信頼性が低いという問題があっ
た。
磁歪素子を用いる内開き式の燃料噴射弁では、磁場を印
加することにより、伸びる性質を有する磁歪素子を使用
しているため、特開平4−81565号公報に記載のよ
うに、予め磁場を印加する永久磁石を必要としたり、特
開平6−9159号公報に記載のように、磁歪素子に弁
体をネジにより固定したりする必要があり、構成が複雑
になっていた。その結果、燃料噴射弁のように、高速な
開弁動作を行わせるには信頼性が低いという問題があっ
た。
【0009】本発明の目的は、電気−機械変換素子であ
る磁歪素子を用いる内開き式の燃料噴射弁において、信
頼性の高い燃料噴射弁を提供するにある。
る磁歪素子を用いる内開き式の燃料噴射弁において、信
頼性の高い燃料噴射弁を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、筺体の先端に固定されたノズルのシート
面に当接する弁を、このシート面から離すことにより開
弁して燃料を噴射する燃料噴射弁において、上記筺体内
に固定収納され、磁場を発生する電磁コイルと、この電
磁コイルにより磁場を印加されると伸びるとともに一端
が固定された電気−機械変換素子と、上記電気−機械変
換素子の他端に附勢力を与える第1のバネとを備え、上
記第1のバネの附勢力により上記弁を上記シート面に押
圧するとともに、上記電磁コイルによって発生する磁場
により上記電気−機械変換素子が伸長することによって
開弁するように構成したものであり、かかる構成によ
り、信頼性を向上し得るものとなる。
に、本発明は、筺体の先端に固定されたノズルのシート
面に当接する弁を、このシート面から離すことにより開
弁して燃料を噴射する燃料噴射弁において、上記筺体内
に固定収納され、磁場を発生する電磁コイルと、この電
磁コイルにより磁場を印加されると伸びるとともに一端
が固定された電気−機械変換素子と、上記電気−機械変
換素子の他端に附勢力を与える第1のバネとを備え、上
記第1のバネの附勢力により上記弁を上記シート面に押
圧するとともに、上記電磁コイルによって発生する磁場
により上記電気−機械変換素子が伸長することによって
開弁するように構成したものであり、かかる構成によ
り、信頼性を向上し得るものとなる。
【0011】上記燃料噴射弁において、好ましくは、上
記弁に固定されたロッドを開弁方向に附勢する第2のバ
ネと、上記電気−機械変換素子の他端側と上記第1のバ
ネの間に介在する板を備え、上記電気−機械変換素子
は、中空の電気−機械変換素子であり、この板を介して
上記第1のバネの附勢力を上記電気−機械変換素子の他
端に加えるとともに、上記弁に固定されたロッドは、上
記電気−機械変換素子の中を貫通して、ロッドの一端
が、上記板に当接するように構成したものであり、かか
る構成により、燃料噴射弁を小型化し得るものとなる。
記弁に固定されたロッドを開弁方向に附勢する第2のバ
ネと、上記電気−機械変換素子の他端側と上記第1のバ
ネの間に介在する板を備え、上記電気−機械変換素子
は、中空の電気−機械変換素子であり、この板を介して
上記第1のバネの附勢力を上記電気−機械変換素子の他
端に加えるとともに、上記弁に固定されたロッドは、上
記電気−機械変換素子の中を貫通して、ロッドの一端
が、上記板に当接するように構成したものであり、かか
る構成により、燃料噴射弁を小型化し得るものとなる。
【0012】上記燃料噴射弁において、好ましくは、上
記弁に固定されたロッドを開弁方向に附勢する第2のバ
ネと、上記電磁コイルを収納するケーシングを備え、上
記電気−機械変換素子は、円柱形の中実の電気−機械変
換素子であり、上記第1のバネの附勢力は、このケーシ
ングの上端側から、上記電気−機械変換素子に加えられ
るとともに、上記弁に固定されたロッドの一端は、上記
ケーシングの下端側に当接するようにしたものであり、
燃料噴射弁の応答性を向上し得るものとなる。
記弁に固定されたロッドを開弁方向に附勢する第2のバ
ネと、上記電磁コイルを収納するケーシングを備え、上
記電気−機械変換素子は、円柱形の中実の電気−機械変
換素子であり、上記第1のバネの附勢力は、このケーシ
ングの上端側から、上記電気−機械変換素子に加えられ
るとともに、上記弁に固定されたロッドの一端は、上記
ケーシングの下端側に当接するようにしたものであり、
燃料噴射弁の応答性を向上し得るものとなる。
【0013】上記燃料噴射弁において、好ましくは、上
記電磁コイルを収納するケーシングを備え、上記電気−
機械変換素子は、円柱形の中実の電気−機械変換素子で
あり、上記第1のバネの附勢力は、このケーシングの上
端側から、上記電気−機械変換素子に加えられるととも
に、上記弁に固定されたロッドの一端は、上記ケーシン
グの下端側に固定するようにしたものであり、かかる構
成により、燃料噴射弁の応答性を向上し得るものとな
る。
記電磁コイルを収納するケーシングを備え、上記電気−
機械変換素子は、円柱形の中実の電気−機械変換素子で
あり、上記第1のバネの附勢力は、このケーシングの上
端側から、上記電気−機械変換素子に加えられるととも
に、上記弁に固定されたロッドの一端は、上記ケーシン
グの下端側に固定するようにしたものであり、かかる構
成により、燃料噴射弁の応答性を向上し得るものとな
る。
【0014】上記燃料噴射弁において、好ましくは、上
記電気−機械変換素子を囲む可動なケーシングを備え、
上記電気−機械変換素子は、円柱形の中実の電気−機械
変換素子であり、その脚部は、このケーシングに形成さ
れた穴を貫通して上記筺体側に固定されるとともに、上
記第1のバネの附勢力は、このケーシングの上端側か
ら、上記電気−機械変換素子に加えられるとともに、上
記弁に固定されたロッドの一端は、上記ケーシングの下
端側に固定するようにしたものであり、かかる構成によ
り、燃料噴射弁の応答性を向上し得るものとなる。
記電気−機械変換素子を囲む可動なケーシングを備え、
上記電気−機械変換素子は、円柱形の中実の電気−機械
変換素子であり、その脚部は、このケーシングに形成さ
れた穴を貫通して上記筺体側に固定されるとともに、上
記第1のバネの附勢力は、このケーシングの上端側か
ら、上記電気−機械変換素子に加えられるとともに、上
記弁に固定されたロッドの一端は、上記ケーシングの下
端側に固定するようにしたものであり、かかる構成によ
り、燃料噴射弁の応答性を向上し得るものとなる。
【0015】上記燃料噴射弁において、好ましくは、上
記弁に固定されたロッドには、突起部が固定され、この
突起部の外周が上記ノズルの内周と係合して、上記ロッ
ドをガイドするようにしたものである。
記弁に固定されたロッドには、突起部が固定され、この
突起部の外周が上記ノズルの内周と係合して、上記ロッ
ドをガイドするようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1,図2を用いて、本発
明の一実施形態による燃料噴射弁について説明する。図
1は、本発明の一実施形態による燃料噴射弁の断面図で
ある。最初に、全体的な構造について説明する。
明の一実施形態による燃料噴射弁について説明する。図
1は、本発明の一実施形態による燃料噴射弁の断面図で
ある。最初に、全体的な構造について説明する。
【0017】円筒形の筺体1の内部には、磁気抵抗部材
2が挿入され、固定されている。円筒形の電磁コイル3
が、円筒形の筺体1の中に挿入されており、その下端
は、磁気抵抗部材2に固定されている。電磁コイル3
は、図示しない円筒のコイル筺体の中に収納されてお
り、コイル筺体の下端が磁気抵抗部材2に固定されてい
る。電磁コイル3の内側には、円筒形の中空の電気−機
械変換素子4が挿入されている。電気−機械変換素子4
は、磁場を印加すると、伸長する性質を有する磁歪素子
である。磁歪素子の材料としては、例えば、鉄(Fe)
とテリビウム(Tb)の合金,鉄(Fe)とジスプロジ
ウム(Dy)の合金,あるいは、鉄(Fe)とテリビウ
ム(Tb)とジスプロジウム(Dy)の合金を使用する
ことにより、かかる磁歪素子に磁場を印加した際、その
全長が伸びる性質を有する。磁歪素子に磁場を印加しな
い時の全長をLとする。磁歪素子の下端面を固定してお
き、磁歪素子の上端面を自由端とすると、この磁歪素子
に磁場を印加することにより、ΔLだけ伸長する。磁歪
素子の歪率ΔL/Lは、磁界の強さHに比例する。
2が挿入され、固定されている。円筒形の電磁コイル3
が、円筒形の筺体1の中に挿入されており、その下端
は、磁気抵抗部材2に固定されている。電磁コイル3
は、図示しない円筒のコイル筺体の中に収納されてお
り、コイル筺体の下端が磁気抵抗部材2に固定されてい
る。電磁コイル3の内側には、円筒形の中空の電気−機
械変換素子4が挿入されている。電気−機械変換素子4
は、磁場を印加すると、伸長する性質を有する磁歪素子
である。磁歪素子の材料としては、例えば、鉄(Fe)
とテリビウム(Tb)の合金,鉄(Fe)とジスプロジ
ウム(Dy)の合金,あるいは、鉄(Fe)とテリビウ
ム(Tb)とジスプロジウム(Dy)の合金を使用する
ことにより、かかる磁歪素子に磁場を印加した際、その
全長が伸びる性質を有する。磁歪素子に磁場を印加しな
い時の全長をLとする。磁歪素子の下端面を固定してお
き、磁歪素子の上端面を自由端とすると、この磁歪素子
に磁場を印加することにより、ΔLだけ伸長する。磁歪
素子の歪率ΔL/Lは、磁界の強さHに比例する。
【0018】電気−機械変換素子4の上端には、磁気抵
抗板6が当接している。磁気抵抗板6と筺体1の内部の
上端の間には、バネ5が挿入されており、磁気抵抗板6
に対して、下方向への強い附勢力を与えている。従っ
て、磁歪素子4の下端面4Bは、ケース1に固定されて
おり、磁歪素子4が伸びる時の固定端として作用する。
磁歪素子4の上側の端面4Aは、磁歪素子4が伸びる時
の自由端として作用する。
抗板6が当接している。磁気抵抗板6と筺体1の内部の
上端の間には、バネ5が挿入されており、磁気抵抗板6
に対して、下方向への強い附勢力を与えている。従っ
て、磁歪素子4の下端面4Bは、ケース1に固定されて
おり、磁歪素子4が伸びる時の固定端として作用する。
磁歪素子4の上側の端面4Aは、磁歪素子4が伸びる時
の自由端として作用する。
【0019】円筒形の筺体1の先端には、円筒形のノズ
ル21が固定されている。ノズル21の内部には、先端
に球形の球弁9が固定されたロッド10が挿入されてい
る。球弁9は、ノズル21の先端に開口したノズル部1
1のシート面に当接している。ロッド10の上部には、
フック7が固定されている。フック7と磁気抵抗部材2
の間には、バネ8が挿入されており、フック7を上方に
附勢しており、ロッド10の上方端部10Aが磁気抵抗
板6に押しつけられている。また、磁気抵抗部材2の貫
通穴2Aは、ロッド10の直径に比して精度よく加工さ
れており、ロッド10の上下方向の移動をガイドする。
ル21が固定されている。ノズル21の内部には、先端
に球形の球弁9が固定されたロッド10が挿入されてい
る。球弁9は、ノズル21の先端に開口したノズル部1
1のシート面に当接している。ロッド10の上部には、
フック7が固定されている。フック7と磁気抵抗部材2
の間には、バネ8が挿入されており、フック7を上方に
附勢しており、ロッド10の上方端部10Aが磁気抵抗
板6に押しつけられている。また、磁気抵抗部材2の貫
通穴2Aは、ロッド10の直径に比して精度よく加工さ
れており、ロッド10の上下方向の移動をガイドする。
【0020】電気−機械変換素子4に磁界を与える磁路
は、筺体1の外周部,磁気抵抗部材2,電気−機械変換
素子4,磁気抵抗板6により構成される。そこで、これ
らの部材については、磁気の流れ易い材質の磁性体とし
ている。磁気の流れ易い材料としては、例えば、フェラ
イト系SUSがある。
は、筺体1の外周部,磁気抵抗部材2,電気−機械変換
素子4,磁気抵抗板6により構成される。そこで、これ
らの部材については、磁気の流れ易い材質の磁性体とし
ている。磁気の流れ易い材料としては、例えば、フェラ
イト系SUSがある。
【0021】一方、電気−機械変換素子4の近傍に位置
するロッド10は、非磁性体としており、例えば、オー
ステナイト系SUSである18−8SUSを使用してい
る。即ち、燃料噴射弁を高速で開閉弁するためには、電
磁コイル3を流れる電流は、開閉弁の過度時に高速で変
化し、応答する必要があるため、コイルのインダクタン
スLをできるかぎり小さくすることが望ましい。ここ
で、コイルのインダクタンスLは、磁路のパーアンスを
Pとすると、L=N2P(Nはコイルの巻数)となる。
ロッド10に磁性体を用いると、パーアンスPの値は著
しく大きくなるため、コイルのインダクタンスLが大き
くなり、高速な開閉弁が困難となるため、ロッド10に
非磁性体を用いるようにしている。
するロッド10は、非磁性体としており、例えば、オー
ステナイト系SUSである18−8SUSを使用してい
る。即ち、燃料噴射弁を高速で開閉弁するためには、電
磁コイル3を流れる電流は、開閉弁の過度時に高速で変
化し、応答する必要があるため、コイルのインダクタン
スLをできるかぎり小さくすることが望ましい。ここ
で、コイルのインダクタンスLは、磁路のパーアンスを
Pとすると、L=N2P(Nはコイルの巻数)となる。
ロッド10に磁性体を用いると、パーアンスPの値は著
しく大きくなるため、コイルのインダクタンスLが大き
くなり、高速な開閉弁が困難となるため、ロッド10に
非磁性体を用いるようにしている。
【0022】次に、動作について説明する。電磁コイル
3に通電しない状態では、電気−機械変換素子4は、収
縮した状態となっている。ロッド10は、磁気抵抗板6
によって下方に押しつけており、球弁9は、ノズル部1
1のシール面に押しつけられている。これによって、球
弁9はノズル部11を塞ぎ、燃料は噴射しない。
3に通電しない状態では、電気−機械変換素子4は、収
縮した状態となっている。ロッド10は、磁気抵抗板6
によって下方に押しつけており、球弁9は、ノズル部1
1のシール面に押しつけられている。これによって、球
弁9はノズル部11を塞ぎ、燃料は噴射しない。
【0023】ここで、電磁コイル3に通電すると、電気
−機械変換素子4は伸長する方向に変位するが、下端4
Bは筺体1に対して固定されているので、上端4Aが上
方に変位する。ロッド10に固定されたフック7は、バ
ネ8によって上方に附勢されているため、ロッド10
は、上方に移動し、ロッド10と一体に動く球弁9も上
方に移動して、球弁9は弁座から離れて、燃料が噴射さ
れる。
−機械変換素子4は伸長する方向に変位するが、下端4
Bは筺体1に対して固定されているので、上端4Aが上
方に変位する。ロッド10に固定されたフック7は、バ
ネ8によって上方に附勢されているため、ロッド10
は、上方に移動し、ロッド10と一体に動く球弁9も上
方に移動して、球弁9は弁座から離れて、燃料が噴射さ
れる。
【0024】更に、ここで、ロッド10の上下直動を補
助する目的で、磁気抵抗部材2のロッド10の貫通部2
Aは、ロッド10の直径に比して精度よく加工され、ガ
イドの役も果たしている。また、磁気抵抗板6は、磁気
が流れ易い材料で構成するとともに、筺体1との間隙が
少なくなるように直径を選定し、磁束の漏れが少なくな
るようにしている。
助する目的で、磁気抵抗部材2のロッド10の貫通部2
Aは、ロッド10の直径に比して精度よく加工され、ガ
イドの役も果たしている。また、磁気抵抗板6は、磁気
が流れ易い材料で構成するとともに、筺体1との間隙が
少なくなるように直径を選定し、磁束の漏れが少なくな
るようにしている。
【0025】次に、図2を用いて、電気−機械変換素子
の特徴について説明する。図2は、本発明の一実施形態
による燃料噴射弁において用いる電気−機械変換素子で
ある超磁歪素子の特性を説明する図である。
の特徴について説明する。図2は、本発明の一実施形態
による燃料噴射弁において用いる電気−機械変換素子で
ある超磁歪素子の特性を説明する図である。
【0026】図2において、横軸は、磁界の強さを示
し、縦軸は、変位量を示している。すなわち、磁界が強
くなるほど正の変位を示すものであり、磁界を印加する
と、伸長する性質を有している。磁界の強さは印加電流
に比例するので、最終的には、コイルに印加する電流量
の大きさが、素子の変位量に関係する。変位限界の領域
では比例関係がくずれ、かつ、ヒステリシスが存在して
磁界の強さを増す場合と減ずる場合で同じ磁界の強さに
対する変位量が異なっている。実際に噴射弁の弁の開閉
に使う場合は、過度的な使用を避けてon−offで使
用することが一般で、このヒステリシスの影響は受けに
くい。
し、縦軸は、変位量を示している。すなわち、磁界が強
くなるほど正の変位を示すものであり、磁界を印加する
と、伸長する性質を有している。磁界の強さは印加電流
に比例するので、最終的には、コイルに印加する電流量
の大きさが、素子の変位量に関係する。変位限界の領域
では比例関係がくずれ、かつ、ヒステリシスが存在して
磁界の強さを増す場合と減ずる場合で同じ磁界の強さに
対する変位量が異なっている。実際に噴射弁の弁の開閉
に使う場合は、過度的な使用を避けてon−offで使
用することが一般で、このヒステリシスの影響は受けに
くい。
【0027】さらに、電気−機械変換素子4の上端から
は、バネ5によって、電気−機械変換素子4に下方向へ
の強い附勢力(プレストレス)を与えている。このプレ
ストレスは、電気−機械変換素子4に対する初期荷重と
して作用し、電気−機械変換素子4は、初期荷重がない
場合に比べて、所定の初期荷重(100−125kg/
cm2を加えることにより、歪み量を増加できるため、
弁の有効ストロークを大きくすることができる。
は、バネ5によって、電気−機械変換素子4に下方向へ
の強い附勢力(プレストレス)を与えている。このプレ
ストレスは、電気−機械変換素子4に対する初期荷重と
して作用し、電気−機械変換素子4は、初期荷重がない
場合に比べて、所定の初期荷重(100−125kg/
cm2を加えることにより、歪み量を増加できるため、
弁の有効ストロークを大きくすることができる。
【0028】以上説明したように、燃料噴射弁の弁を開
閉するために、図1に示すような円筒形状の磁歪素子を
使用することにより、比較的簡単な構造で内開きの燃料
噴射弁を構成することができ、従って、信頼性を向上す
ることができる。
閉するために、図1に示すような円筒形状の磁歪素子を
使用することにより、比較的簡単な構造で内開きの燃料
噴射弁を構成することができ、従って、信頼性を向上す
ることができる。
【0029】一般に、この種の燃料噴射弁には、外開き
弁と内開き弁があるが、燃焼室に直接燃料を噴射する直
噴システムでは、外開き弁の場合は弁の先端が燃焼室に
露出するため、その先端にデポジット(燃焼残渣などの
異物)が埋積し、燃料の噴射形状を変化させ、正当な燃
料の噴射を妨げる恐れがあるが、それに対して、内開き
弁とすることにより、かかる問題が生じなくなる。
弁と内開き弁があるが、燃焼室に直接燃料を噴射する直
噴システムでは、外開き弁の場合は弁の先端が燃焼室に
露出するため、その先端にデポジット(燃焼残渣などの
異物)が埋積し、燃料の噴射形状を変化させ、正当な燃
料の噴射を妨げる恐れがあるが、それに対して、内開き
弁とすることにより、かかる問題が生じなくなる。
【0030】上述したように、直噴システムに使用する
燃料噴射弁は、高圧高速でなければならないが、弁を開
閉するのに使用する超磁歪素子の極めて大きい発生力に
よって達成することができる。超磁歪素子の発生力に関
して重要なことは、素子に与えられる初期応力によって
歪量が左右される点で、噴射弁を設計する際に最適の初
期応力を付与できる構造でなければならない。また、弁
を閉じる力は高圧燃料を遮断し、しかも、高速で閉弁さ
せるためには、十分な力が必要であるが、耐久性の面か
らは自ずと制限があり、最適値に設計する必要がある。
燃料噴射弁は、高圧高速でなければならないが、弁を開
閉するのに使用する超磁歪素子の極めて大きい発生力に
よって達成することができる。超磁歪素子の発生力に関
して重要なことは、素子に与えられる初期応力によって
歪量が左右される点で、噴射弁を設計する際に最適の初
期応力を付与できる構造でなければならない。また、弁
を閉じる力は高圧燃料を遮断し、しかも、高速で閉弁さ
せるためには、十分な力が必要であるが、耐久性の面か
らは自ずと制限があり、最適値に設計する必要がある。
【0031】それらの点において、本実施形態では、電
気−機械変換素子4の初期応力の設定は、バネ5により
与え、弁の閉弁力はバネ8によって、それぞれ最適値に
設定することが可能である。
気−機械変換素子4の初期応力の設定は、バネ5により
与え、弁の閉弁力はバネ8によって、それぞれ最適値に
設定することが可能である。
【0032】また、電気−機械変換素子4とロッド10
は別体構造とし、電気−機械変換素子4は、バネ5によ
って圧縮力を与え、ロッド10は、バネ8により球弁9
を弁座に押圧する構造としているため、弁座に対するロ
ッド10の球弁9の位置調整は、電気−機械変換素子4
の位置調整とは独立して行えるため、弁の計量精度を高
めることができるものである。
は別体構造とし、電気−機械変換素子4は、バネ5によ
って圧縮力を与え、ロッド10は、バネ8により球弁9
を弁座に押圧する構造としているため、弁座に対するロ
ッド10の球弁9の位置調整は、電気−機械変換素子4
の位置調整とは独立して行えるため、弁の計量精度を高
めることができるものである。
【0033】さらに、電気ー機械変換素子4は、中空で
円筒形を呈しており、中をロッド10が貫通すること
で、燃料噴射弁全体を小型化できている。
円筒形を呈しており、中をロッド10が貫通すること
で、燃料噴射弁全体を小型化できている。
【0034】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、磁歪素子を用いる内開き方式の燃料噴射弁における
信頼性を向上することができる。
ば、磁歪素子を用いる内開き方式の燃料噴射弁における
信頼性を向上することができる。
【0035】また、円筒状の電気−機械変換素子を使用
することにより、内開きの燃料噴射弁の構造を比較的簡
単なものとすることができる。
することにより、内開きの燃料噴射弁の構造を比較的簡
単なものとすることができる。
【0036】また、電気−機械変換素子として超磁歪素
子を使用することにより、高圧高速の弁の開閉が可能と
なるため、直噴システムに使用する燃料噴射弁を提供す
ることができる。
子を使用することにより、高圧高速の弁の開閉が可能と
なるため、直噴システムに使用する燃料噴射弁を提供す
ることができる。
【0037】また、その際、電気−機械変換素子に与え
る初期応力を設定と、閉弁力の設定をそれぞれ独立した
スプリングによって行うことが可能となる。
る初期応力を設定と、閉弁力の設定をそれぞれ独立した
スプリングによって行うことが可能となる。
【0038】また、円筒形の電気−機械変換素子を使用
することにより、燃料噴射弁を小型化することができ
る。
することにより、燃料噴射弁を小型化することができ
る。
【0039】次に、図3を用いて、本発明の他の実施形
態による燃料噴射弁について説明する。図3は、本発明
の他の実施形態による燃料噴射弁の断面図である。図1
と同一符号は同一部分を表している。
態による燃料噴射弁について説明する。図3は、本発明
の他の実施形態による燃料噴射弁の断面図である。図1
と同一符号は同一部分を表している。
【0040】超磁歪素子である電気ー機械変換素子4
は、円柱形の中実の変換素子であり、電気−機械変換素
子4の上端4Aは、電磁コイル3のケーシング15と接
するように位置している。ケーシング15は、バネ5に
よって下方に強く圧縮されている。電気ー機械変換素子
4の下端4Bは、磁気抵抗部材2に固定されている。ま
た、ケーシング15の下部は、筺体1には接触しておら
ず、浮いている。
は、円柱形の中実の変換素子であり、電気−機械変換素
子4の上端4Aは、電磁コイル3のケーシング15と接
するように位置している。ケーシング15は、バネ5に
よって下方に強く圧縮されている。電気ー機械変換素子
4の下端4Bは、磁気抵抗部材2に固定されている。ま
た、ケーシング15の下部は、筺体1には接触しておら
ず、浮いている。
【0041】磁気抵抗部材2の下底部中央と、ロッド1
0の上部に固定されたフック14の間には、バネ13が
挿入されており、ロッド10を上方に附勢している。ま
た、ロッド10の求心力を補助する目的で、ロッド10
には、ガイド突起部16を固定している。
0の上部に固定されたフック14の間には、バネ13が
挿入されており、ロッド10を上方に附勢している。ま
た、ロッド10の求心力を補助する目的で、ロッド10
には、ガイド突起部16を固定している。
【0042】電磁コイル3に通電すると、磁界が形成さ
れて電気ー機械変換素子4は、上部に向かって伸び、そ
の結果、ケーシング15が押し上げられ、ケーシング1
5の下底部も一緒に上方に移動する。ロッド10の上端
部もこのケーシング15の下底部と一体になって上方に
引き上げられるので、球弁9は持ち上げられ、燃料が計
量される。
れて電気ー機械変換素子4は、上部に向かって伸び、そ
の結果、ケーシング15が押し上げられ、ケーシング1
5の下底部も一緒に上方に移動する。ロッド10の上端
部もこのケーシング15の下底部と一体になって上方に
引き上げられるので、球弁9は持ち上げられ、燃料が計
量される。
【0043】即ち、本実施形態では、円柱形の中実の電
気ー機械変換素子4用いて弁を引き上げるために、ケー
シングの上端を持ち上げ、ケーシング下底部に接触した
ロッドが可動し、球弁が呼応して可動する。中実の電気
−機械変換素子4は、中空の電気−機械変換素子に比べ
て製作が容易であり、燃料噴射弁を低価格で構成するこ
とができる。
気ー機械変換素子4用いて弁を引き上げるために、ケー
シングの上端を持ち上げ、ケーシング下底部に接触した
ロッドが可動し、球弁が呼応して可動する。中実の電気
−機械変換素子4は、中空の電気−機械変換素子に比べ
て製作が容易であり、燃料噴射弁を低価格で構成するこ
とができる。
【0044】また、ロッドは、ケーシングの下端側と接
触する構造としたため、ロッド10の全長を短くするこ
とができ、ロッドの軽量化を図れるため、応答性を向上
できる。
触する構造としたため、ロッド10の全長を短くするこ
とができ、ロッドの軽量化を図れるため、応答性を向上
できる。
【0045】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、磁歪素子を用いる内開き方式の燃料噴射弁における
信頼性を向上することができる。
ば、磁歪素子を用いる内開き方式の燃料噴射弁における
信頼性を向上することができる。
【0046】また、円柱状の電気−機械変換素子を使用
することにより、内開きの燃料噴射弁を低価格がするこ
とができる。
することにより、内開きの燃料噴射弁を低価格がするこ
とができる。
【0047】また、電気−機械変換素子として超磁歪素
子を使用することにより、高圧高速の弁の開閉が可能と
なるため、直噴システムに使用する燃料噴射弁を提供す
ることができる。
子を使用することにより、高圧高速の弁の開閉が可能と
なるため、直噴システムに使用する燃料噴射弁を提供す
ることができる。
【0048】また、その際、電気−機械変換素子に与え
る初期応力を設定と、閉弁力の設定をそれぞれ独立した
スプリングによって行うことが可能となる。
る初期応力を設定と、閉弁力の設定をそれぞれ独立した
スプリングによって行うことが可能となる。
【0049】また、ロッドを短くすることができるた
め、応答性を向上することができる。
め、応答性を向上することができる。
【0050】次に、図4,図5を用いて、本発明の第3
の実施形態による燃料噴射弁について説明する。図4
は、本発明の第3の実施形態による燃料噴射弁の断面図
であり、図5は、図4のA−A断面図である。図1と同
一符号は同一部分を表している。
の実施形態による燃料噴射弁について説明する。図4
は、本発明の第3の実施形態による燃料噴射弁の断面図
であり、図5は、図4のA−A断面図である。図1と同
一符号は同一部分を表している。
【0051】本実施形態においては、ケーシング15と
ロッド10は一体的に構成されている。ロッド10の上
部17は、ケーシング15に固定されている。電気ー機
械変換素子4は、円柱形の中実である。従って、ロッド
10は、電気−機械変換素子4の伸長によって直接引き
上げられるため、応答性が改善される。
ロッド10は一体的に構成されている。ロッド10の上
部17は、ケーシング15に固定されている。電気ー機
械変換素子4は、円柱形の中実である。従って、ロッド
10は、電気−機械変換素子4の伸長によって直接引き
上げられるため、応答性が改善される。
【0052】電磁コイル3は、ケーシング15と一体で
構成されるため、コイルの挿入後、調整する必要がない
ものである。
構成されるため、コイルの挿入後、調整する必要がない
ものである。
【0053】ロッド10の求心力を増すためには、図5
に示す断面構造を有するガイド突起部16をロッド10
に固定してある。ガイド突起部16の外周面が、ノズル
21の内周面と係合して、摺動する。ガイド突起部16
の切欠部を、燃料が流通する。
に示す断面構造を有するガイド突起部16をロッド10
に固定してある。ガイド突起部16の外周面が、ノズル
21の内周面と係合して、摺動する。ガイド突起部16
の切欠部を、燃料が流通する。
【0054】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、磁歪素子を用いる内開き方式の燃料噴射弁における
信頼性を向上することができる。
ば、磁歪素子を用いる内開き方式の燃料噴射弁における
信頼性を向上することができる。
【0055】また、円柱状の電気−機械変換素子を使用
することにより、内開きの燃料噴射弁を低価格がするこ
とができる。
することにより、内開きの燃料噴射弁を低価格がするこ
とができる。
【0056】また、電気−機械変換素子として超磁歪素
子を使用することにより、高圧高速の弁の開閉が可能と
なるため、直噴システムに使用する燃料噴射弁を提供す
ることができる。
子を使用することにより、高圧高速の弁の開閉が可能と
なるため、直噴システムに使用する燃料噴射弁を提供す
ることができる。
【0057】また、ロッドを短くすることができるた
め、応答性を向上することができる。
め、応答性を向上することができる。
【0058】また、ロッドは、電気−機械変換素子の伸
長によって直接引き上げられるため、応答性が改善され
る。
長によって直接引き上げられるため、応答性が改善され
る。
【0059】さらに、コイルは、ケーシングと一体で構
成されるため、コイルの挿入後、調整する不要となる。
成されるため、コイルの挿入後、調整する不要となる。
【0060】また、ガイド突起部を設けることにより、
ロッドの求心力が増大する。
ロッドの求心力が増大する。
【0061】次に、図6,図7を用いて、本発明の第4
の実施形態による燃料噴射弁について説明する。図6
は、本発明の第4の実施形態による燃料噴射弁の断面図
であり、図7は、図6のB−B断面図である。なお、図
1と同一符号は同一部分を表している。また、図6は、
図7のC−C断面を示している。
の実施形態による燃料噴射弁について説明する。図6
は、本発明の第4の実施形態による燃料噴射弁の断面図
であり、図7は、図6のB−B断面図である。なお、図
1と同一符号は同一部分を表している。また、図6は、
図7のC−C断面を示している。
【0062】ケーシング部18は、電磁コイル3の内側
に配置されている。電気−機械変換素子4の下部には、
3本の脚4Dが形成されており、ケーシング部18に形
成された穴を通過して、脚4Dは、磁気抵抗部材2に固
定されている。即ち、図4において、磁気抵抗部材2と
固定される部分は、電気−機械変換素子4の3本の脚4
Dで、残りの底部部分はどこにも接していない。この空
間部に、ケーシング18のケーシング下底部がどこにも
接することなく位置し、ケーシング下底部の中央にはロ
ッド10の上端部17が固定される構成となっている。
に配置されている。電気−機械変換素子4の下部には、
3本の脚4Dが形成されており、ケーシング部18に形
成された穴を通過して、脚4Dは、磁気抵抗部材2に固
定されている。即ち、図4において、磁気抵抗部材2と
固定される部分は、電気−機械変換素子4の3本の脚4
Dで、残りの底部部分はどこにも接していない。この空
間部に、ケーシング18のケーシング下底部がどこにも
接することなく位置し、ケーシング下底部の中央にはロ
ッド10の上端部17が固定される構成となっている。
【0063】図7に示すように、ケーシング18の底部
には、電気ー機械変換素子4の脚4Dが貫通する3個の
穴19A,19B,19Cがあり(これは任意の個数で
よい)、この穴19A,19B,19Cは、脚4Dに対
応して開けられており、滑合状態で脚4Dはこの穴を貫
通する。すなわち、ケーシング下底部は、電気ー機械変
換素子4と接していないことになる。
には、電気ー機械変換素子4の脚4Dが貫通する3個の
穴19A,19B,19Cがあり(これは任意の個数で
よい)、この穴19A,19B,19Cは、脚4Dに対
応して開けられており、滑合状態で脚4Dはこの穴を貫
通する。すなわち、ケーシング下底部は、電気ー機械変
換素子4と接していないことになる。
【0064】電気−機械変換素子4の伸縮に伴って、ケ
ーシング部18も上下動するが、その際、図4に示す構
成と異なるのは、電磁コイル3は、固定されたままであ
る点である。従って、電磁コイル3の重さが可動部が取
り除かれた構成となっているため、球弁9の上下動の応
答性を早めることができる。
ーシング部18も上下動するが、その際、図4に示す構
成と異なるのは、電磁コイル3は、固定されたままであ
る点である。従って、電磁コイル3の重さが可動部が取
り除かれた構成となっているため、球弁9の上下動の応
答性を早めることができる。
【0065】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、磁歪素子を用いる内開き方式の燃料噴射弁における
信頼性を向上することができる。
ば、磁歪素子を用いる内開き方式の燃料噴射弁における
信頼性を向上することができる。
【0066】また、円柱状の電気−機械変換素子を使用
することにより、内開きの燃料噴射弁を低価格がするこ
とができる。
することにより、内開きの燃料噴射弁を低価格がするこ
とができる。
【0067】また、電気−機械変換素子として超磁歪素
子を使用することにより、高圧高速の弁の開閉が可能と
なるため、直噴システムに使用する燃料噴射弁を提供す
ることができる。
子を使用することにより、高圧高速の弁の開閉が可能と
なるため、直噴システムに使用する燃料噴射弁を提供す
ることができる。
【0068】また、ロッドを短くすることができるた
め、応答性を向上することができる。
め、応答性を向上することができる。
【0069】また、ロッドは、電気−機械変換素子の伸
長によって直接引き上げられるため、応答性が改善され
る。
長によって直接引き上げられるため、応答性が改善され
る。
【0070】さらに、可動部の重量を軽減できるため、
弁の応答性を向上できる。
弁の応答性を向上できる。
【0071】また、ガイド突起部を設けることにより、
ロッドの求心力が増大する。
ロッドの求心力が増大する。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、磁歪素子を用いる内開
き式の燃料噴射弁における信頼性を向上することができ
る。
き式の燃料噴射弁における信頼性を向上することができ
る。
【図1】本発明の一実施形態による燃料噴射弁の断面図
である。
である。
【図2】本発明の一実施形態による燃料噴射弁において
用いる電気−機械変換素子である超磁歪素子の特性を説
明する図である。
用いる電気−機械変換素子である超磁歪素子の特性を説
明する図である。
【図3】本発明の他の実施形態による燃料噴射弁の断面
図である。
図である。
【図4】本発明の第3の実施形態による燃料噴射弁の断
面図である。
面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】本発明の第4の実施形態による燃料噴射弁の断
面図である。
面図である。
【図7】図6のB−B断面図である。
1…筺体 2…磁気抵抗部材 3…コイル 4…電気ー機械変換素子 5…ばね 6…磁気抵抗板 7…フック部 8…ばね 9…球弁 10…ロッド 11…ノズル部 12…燃料注入部 13…ばね 14…フック部 15,18…ケーシング 16…ガイド突起部 19…穴 21…ノズル
Claims (6)
- 【請求項1】 筺体の先端に固定されたノズルのシート
面に当接する弁を、このシート面から離すことにより開
弁して燃料を噴射する燃料噴射弁において、 上記筺体内に固定収納され、磁場を発生する電磁コイル
と、 この電磁コイルにより磁場を印加されると伸びるととも
に一端が固定された電気−機械変換素子と、 上記電気−機械変換素子の他端に附勢力を与える第1の
バネとを備え、 上記第1のバネの附勢力により上記弁を上記シート面に
押圧するとともに、上記電磁コイルによって発生する磁
場により上記電気−機械変換素子が伸長することによっ
て開弁することを特徴とする燃料噴射弁。 - 【請求項2】 請求項1記載の燃料噴射弁において、 上記弁に固定されたロッドを開弁方向に附勢する第2の
バネと、 上記電気−機械変換素子の他端側と上記第1のバネの間
に介在する板を備え、 上記電気−機械変換素子は、中空の電気−機械変換素子
であり、 この板を介して上記第1のバネの附勢力を上記電気−機
械変換素子の他端に加えるとともに、上記弁に固定され
たロッドは、上記電気−機械変換素子の中を貫通して、
ロッドの一端が、上記板に当接していることを特徴とす
る燃料噴射弁。 - 【請求項3】 請求項1記載の燃料噴射弁において、 上記弁に固定されたロッドを開弁方向に附勢する第2の
バネと、 上記電磁コイルを収納するケーシングを備え、 上記電気−機械変換素子は、円柱形の中実の電気−機械
変換素子であり、 上記第1のバネの附勢力は、このケーシングの上端側か
ら、上記電気−機械変換素子に加えられるとともに、上
記弁に固定されたロッドの一端は、上記ケーシングの下
端側に当接していることを特徴とする燃料噴射弁。 - 【請求項4】 請求項1記載の燃料噴射弁において、 上記電磁コイルを収納するケーシングを備え、 上記電気−機械変換素子は、円柱形の中実の電気−機械
変換素子であり、 上記第1のバネの附勢力は、このケーシングの上端側か
ら、上記電気−機械変換素子に加えられるとともに、上
記弁に固定されたロッドの一端は、上記ケーシングの下
端側に固定されていることを特徴とする燃料噴射弁。 - 【請求項5】 請求項1記載の燃料噴射弁において、 上記電気−機械変換素子を囲む可動なケーシングを備
え、 上記電気−機械変換素子は、円柱形の中実の電気−機械
変換素子であり、その脚部は、このケーシングに形成さ
れた穴を貫通して上記筺体側に固定されるとともに、 上記第1のバネの附勢力は、このケーシングの上端側か
ら、上記電気−機械変換素子に加えられるとともに、上
記弁に固定されたロッドの一端は、上記ケーシングの下
端側に固定されていることを特徴とする燃料噴射弁。 - 【請求項6】 請求項1記載の燃料噴射弁において、 上記弁に固定されたロッドには、突起部が固定され、こ
の突起部の外周が上記ノズルの内周と係合して、上記ロ
ッドをガイドすることを特徴とする燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140050A JPH09324723A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140050A JPH09324723A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 燃料噴射弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09324723A true JPH09324723A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15259827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8140050A Pending JPH09324723A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 燃料噴射弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09324723A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000017509A1 (de) * | 1998-09-23 | 2000-03-30 | Robert Bosch Gmbh | Brennstoffeinspritzventil |
| US6298829B1 (en) | 1999-10-15 | 2001-10-09 | Westport Research Inc. | Directly actuated injection valve |
| US6564777B2 (en) | 1999-10-15 | 2003-05-20 | Westport Research Inc. | Directly actuated injection valve with a composite needle |
| US6575138B2 (en) | 1999-10-15 | 2003-06-10 | Westport Research Inc. | Directly actuated injection valve |
| US6584958B2 (en) | 1999-10-15 | 2003-07-01 | Westport Research Inc. | Directly actuated injection valve with a ferromagnetic needle |
| EP1473460A1 (en) * | 1999-10-15 | 2004-11-03 | Westport Research Inc. | Directly actuated injection valve |
| JP2013535619A (ja) * | 2010-08-10 | 2013-09-12 | グレート プレーンズ ディーゼル テクノロジーズ、エル.シー. | プログラム可能なディーゼル燃料噴射装置 |
| CN105978396A (zh) * | 2016-05-10 | 2016-09-28 | 中国人民解放军军械工程学院 | 一种通电时输出杆上行的管式超磁致伸缩致动器 |
-
1996
- 1996-06-03 JP JP8140050A patent/JPH09324723A/ja active Pending
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