JPH09324752A - クラッチレス可変容量圧縮機 - Google Patents
クラッチレス可変容量圧縮機Info
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- JPH09324752A JPH09324752A JP8145765A JP14576596A JPH09324752A JP H09324752 A JPH09324752 A JP H09324752A JP 8145765 A JP8145765 A JP 8145765A JP 14576596 A JP14576596 A JP 14576596A JP H09324752 A JPH09324752 A JP H09324752A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/14—Control
- F04B27/16—Control of pumps with stationary cylinders
- F04B27/18—Control of pumps with stationary cylinders by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
- F04B27/1804—Controlled by crankcase pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/10—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
- F04B27/1036—Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
- F04B27/1054—Actuating elements
- F04B27/1072—Pivot mechanisms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
- F04B49/22—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by means of valves
- F04B49/225—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by means of valves with throttling valves or valves varying the pump inlet opening or the outlet opening
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内部圧力のバランス状態で遮断体による吸入
通路の遮断を確保して、再起動時の焼き付き等を抑制可
能なクラッチレス可変容量圧縮機を提供する。 【解決手段】 駆動シャフト16に回転支持体21を介
して一体回転可能かつ揺動可能にカムプレート22を装
着するとともに、その後端に摺動可能に遮断体28を嵌
挿する。吸入通路32を、遮断体28を収容する収容孔
27のリヤ側に開口させる。前記回転支持体21とカム
プレート22との間においてバネ85を、駆動シャフト
16に嵌挿する。前記遮断体28と前記収容孔27の吸
入通路32の開口部の近傍との間にバネ86を介装す
る。一対のバネ85、86の付勢力の合力により、前記
カムプレート22及び遮断体28を前記吸入通路32を
閉止する方向に付勢する。
通路の遮断を確保して、再起動時の焼き付き等を抑制可
能なクラッチレス可変容量圧縮機を提供する。 【解決手段】 駆動シャフト16に回転支持体21を介
して一体回転可能かつ揺動可能にカムプレート22を装
着するとともに、その後端に摺動可能に遮断体28を嵌
挿する。吸入通路32を、遮断体28を収容する収容孔
27のリヤ側に開口させる。前記回転支持体21とカム
プレート22との間においてバネ85を、駆動シャフト
16に嵌挿する。前記遮断体28と前記収容孔27の吸
入通路32の開口部の近傍との間にバネ86を介装す
る。一対のバネ85、86の付勢力の合力により、前記
カムプレート22及び遮断体28を前記吸入通路32を
閉止する方向に付勢する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車両空調
装置に使用されるクラッチレス可変容量圧縮機に関する
ものである。
装置に使用されるクラッチレス可変容量圧縮機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種のクラッチレス可変容量圧縮機に
おいては、圧縮機全体のハウジングの内部に制御圧室及
びクランク室が形成されるとともに、駆動シャフトが回
転可能に支持されている。前記ハウジングの一部を構成
するシリンダブロックには、複数のシリンダボアが形成
されるとともに、収容孔が設けられている。そのシリン
ダボア内には、ピストンが往復動可能に収容されてい
る。前記駆動シャフトには、例えば斜板によりなるカム
プレートが一体回転可能かつ揺動可能に挿着されてい
る。前記収容孔には、外部冷媒回路から吸入圧領域への
吸入通路が開口されているとともに、前記斜板の揺動に
連動してその吸入通路を開閉する遮断体が収容されてい
る。また、吐出圧領域及び吸入圧領域の少なくとも一方
と、前記制御圧室との間の連通路の途中には、容量制御
弁が設けられている。
おいては、圧縮機全体のハウジングの内部に制御圧室及
びクランク室が形成されるとともに、駆動シャフトが回
転可能に支持されている。前記ハウジングの一部を構成
するシリンダブロックには、複数のシリンダボアが形成
されるとともに、収容孔が設けられている。そのシリン
ダボア内には、ピストンが往復動可能に収容されてい
る。前記駆動シャフトには、例えば斜板によりなるカム
プレートが一体回転可能かつ揺動可能に挿着されてい
る。前記収容孔には、外部冷媒回路から吸入圧領域への
吸入通路が開口されているとともに、前記斜板の揺動に
連動してその吸入通路を開閉する遮断体が収容されてい
る。また、吐出圧領域及び吸入圧領域の少なくとも一方
と、前記制御圧室との間の連通路の途中には、容量制御
弁が設けられている。
【0003】この従来構成のクラッチレス可変容量圧縮
機においては、その容量制御弁の開度調整に基づいて前
記制御圧室の圧力が変更される。この制御圧室の圧力の
変更により、前記斜板を収容するクランク室の圧力とシ
リンダボア内の圧力との前記ピストンを介した差が変更
される。そして、その差に応じて、斜板の傾角が変更さ
れて、吐出容量が制御されるようになっている。
機においては、その容量制御弁の開度調整に基づいて前
記制御圧室の圧力が変更される。この制御圧室の圧力の
変更により、前記斜板を収容するクランク室の圧力とシ
リンダボア内の圧力との前記ピストンを介した差が変更
される。そして、その差に応じて、斜板の傾角が変更さ
れて、吐出容量が制御されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧縮機内の
圧力がバランスした状態、つまり圧縮機の運転停止状態
で、遮断体により吸入通路の遮断が確保されていない
と、外部冷媒回路内で凝縮された液冷媒が外気温の変化
等によって圧縮機内に流入することになる。そして、圧
縮機内に貯留された潤滑油が、流入した液冷媒に分散さ
れるとともに、圧縮機の再起動時の液冷媒のフォーミン
グにより一挙に外部冷媒回路に持ち出されることがあ
る。このような、いわゆる液洗い現象が発生すると、圧
縮機内の摺動部分の潤滑が不足がちになって、その摺動
部分において焼き付き等の不具合に至るおそれがある。
圧力がバランスした状態、つまり圧縮機の運転停止状態
で、遮断体により吸入通路の遮断が確保されていない
と、外部冷媒回路内で凝縮された液冷媒が外気温の変化
等によって圧縮機内に流入することになる。そして、圧
縮機内に貯留された潤滑油が、流入した液冷媒に分散さ
れるとともに、圧縮機の再起動時の液冷媒のフォーミン
グにより一挙に外部冷媒回路に持ち出されることがあ
る。このような、いわゆる液洗い現象が発生すると、圧
縮機内の摺動部分の潤滑が不足がちになって、その摺動
部分において焼き付き等の不具合に至るおそれがある。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
しては、圧縮機内の圧力がバランスした状態で、遮断体
による吸入通路の遮断が確保されて、圧縮機の再起動時
の焼き付き等の不具合の起こりにくいクラッチレス可変
容量圧縮機を提供することにある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
しては、圧縮機内の圧力がバランスした状態で、遮断体
による吸入通路の遮断が確保されて、圧縮機の再起動時
の焼き付き等の不具合の起こりにくいクラッチレス可変
容量圧縮機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のクラッチレス可変容量圧縮機の発
明では、ハウジングの内部に制御圧室及びクランク室を
形成するとともに駆動シャフトを回転可能に支持し、前
記ハウジングの一部を構成するシリンダブロックに複数
のシリンダボアを形成するとともに収容孔を設け、前記
駆動シャフトにカムプレートを一体回転可能かつ揺動可
能に挿着し、前記収容孔には外部冷媒回路から吸入圧領
域への吸入通路を開口するとともに、前記カムプレート
の揺動に連動してその吸入通路を開閉する遮断体を収容
し、吐出圧領域及び吸入圧領域の少なくとも一方と制御
圧室との間の連通路の途中には容量制御弁を設け、その
容量制御弁の開度調整に基づいて前記制御圧室の圧力を
変更することにより前記カムプレートを収容するクラン
ク室の圧力とシリンダボア内の圧力との前記ピストンを
介した差を変更し、その差に応じてカムプレートの傾角
を変更して吐出容量を制御するように構成したクラッチ
レス可変容量圧縮機において、圧縮機内の圧力がバラン
スした状態で、前記遮断体は前記吸入通路を閉止する方
向に付勢されるようにしたものである。
に、請求項1に記載のクラッチレス可変容量圧縮機の発
明では、ハウジングの内部に制御圧室及びクランク室を
形成するとともに駆動シャフトを回転可能に支持し、前
記ハウジングの一部を構成するシリンダブロックに複数
のシリンダボアを形成するとともに収容孔を設け、前記
駆動シャフトにカムプレートを一体回転可能かつ揺動可
能に挿着し、前記収容孔には外部冷媒回路から吸入圧領
域への吸入通路を開口するとともに、前記カムプレート
の揺動に連動してその吸入通路を開閉する遮断体を収容
し、吐出圧領域及び吸入圧領域の少なくとも一方と制御
圧室との間の連通路の途中には容量制御弁を設け、その
容量制御弁の開度調整に基づいて前記制御圧室の圧力を
変更することにより前記カムプレートを収容するクラン
ク室の圧力とシリンダボア内の圧力との前記ピストンを
介した差を変更し、その差に応じてカムプレートの傾角
を変更して吐出容量を制御するように構成したクラッチ
レス可変容量圧縮機において、圧縮機内の圧力がバラン
スした状態で、前記遮断体は前記吸入通路を閉止する方
向に付勢されるようにしたものである。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のクラッチレス可変容量圧縮機において、前記クラン
ク室が制御圧室を兼ねるとともに、前記連通路を吐出圧
領域とクランク室とを連通する給気通路としたものであ
る。
載のクラッチレス可変容量圧縮機において、前記クラン
ク室が制御圧室を兼ねるとともに、前記連通路を吐出圧
領域とクランク室とを連通する給気通路としたものであ
る。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載のクラッチレス可変容量圧縮機において、前
記クランク室は制御圧室を兼ねるとともに、前記連通路
をクランク室と吸入圧領域とを連通する抽気通路とした
ものである。
は2に記載のクラッチレス可変容量圧縮機において、前
記クランク室は制御圧室を兼ねるとともに、前記連通路
をクランク室と吸入圧領域とを連通する抽気通路とした
ものである。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項1に記
載のクラッチレス可変容量圧縮機において、前記クラン
ク室は吸入通路を介して外部冷媒回路に接続し、前記ク
ランク室と前記吸入圧領域を構成する吸入室との間に導
入通路を形成し、その導入通路の途中にはその開度を調
節するための調整弁を設け、その調整弁の背面に前記制
御圧室を形成し、前記連通路をその制御圧室と吐出圧領
域とを連通する圧力付与通路としたものである。
載のクラッチレス可変容量圧縮機において、前記クラン
ク室は吸入通路を介して外部冷媒回路に接続し、前記ク
ランク室と前記吸入圧領域を構成する吸入室との間に導
入通路を形成し、その導入通路の途中にはその開度を調
節するための調整弁を設け、その調整弁の背面に前記制
御圧室を形成し、前記連通路をその制御圧室と吐出圧領
域とを連通する圧力付与通路としたものである。
【0010】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のいずれかに記載のクラッチレス可変容量圧縮機におい
て、前記吸入通路を前記収容孔のリヤ側に開口し、前記
カムプレート及び遮断体を介して一対のバネを配置し、
圧縮機内の圧力がバランスした状態で、前記一対のバネ
の付勢力の合力により遮断体が圧縮機のリヤ側方向に付
勢されるようにしたものである。
のいずれかに記載のクラッチレス可変容量圧縮機におい
て、前記吸入通路を前記収容孔のリヤ側に開口し、前記
カムプレート及び遮断体を介して一対のバネを配置し、
圧縮機内の圧力がバランスした状態で、前記一対のバネ
の付勢力の合力により遮断体が圧縮機のリヤ側方向に付
勢されるようにしたものである。
【0011】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載のクラッチレス可変容量圧縮機において、前記一対の
バネのうちカムプレートに対してフロント側のバネを、
前記駆動シャフトに嵌挿したものである。
載のクラッチレス可変容量圧縮機において、前記一対の
バネのうちカムプレートに対してフロント側のバネを、
前記駆動シャフトに嵌挿したものである。
【0012】従って、請求項1及び5に記載のクラッチ
レス可変容量圧縮機では、圧縮機内の圧力がバランスし
た状態において、吸入通路を開閉する遮断体が、その吸
入通路を閉止する方向に付勢される。このため、圧縮機
が停止した状態において、遮断体による吸入通路の遮断
が確保される。そして、長時間にわたる圧縮機の運転停
止状態で外部冷媒回路内において凝縮された液冷媒が、
吸入通路を介して圧縮機内に流入するのを抑制すること
できる。これにより、圧縮機の再起動時における液冷媒
のフォーミングが抑制されて、圧縮機内から外部冷媒回
路に持ち出される潤滑油の量が低減され、圧縮機内の摺
動部分の潤滑が確保される。
レス可変容量圧縮機では、圧縮機内の圧力がバランスし
た状態において、吸入通路を開閉する遮断体が、その吸
入通路を閉止する方向に付勢される。このため、圧縮機
が停止した状態において、遮断体による吸入通路の遮断
が確保される。そして、長時間にわたる圧縮機の運転停
止状態で外部冷媒回路内において凝縮された液冷媒が、
吸入通路を介して圧縮機内に流入するのを抑制すること
できる。これにより、圧縮機の再起動時における液冷媒
のフォーミングが抑制されて、圧縮機内から外部冷媒回
路に持ち出される潤滑油の量が低減され、圧縮機内の摺
動部分の潤滑が確保される。
【0013】請求項2に記載のクラッチレス可変容量圧
縮機においては、容量制御弁の開度調整に基づいて給気
通路の開度が変更されると、吐出圧領域から制御圧室を
兼ねるクランク室への冷媒ガスの導入量が増減される。
これに伴って、カムプレートを収容するクランク室内の
圧力が変更されて、クランク室の圧力とシリンダボア内
の圧力とのピストンを介した差が変更される。そして、
その差に応じてカムプレートの傾角が変更されて、吐出
容量が制御される。
縮機においては、容量制御弁の開度調整に基づいて給気
通路の開度が変更されると、吐出圧領域から制御圧室を
兼ねるクランク室への冷媒ガスの導入量が増減される。
これに伴って、カムプレートを収容するクランク室内の
圧力が変更されて、クランク室の圧力とシリンダボア内
の圧力とのピストンを介した差が変更される。そして、
その差に応じてカムプレートの傾角が変更されて、吐出
容量が制御される。
【0014】請求項3に記載のクラッチレス可変容量圧
縮機においては、容量制御弁の開度調整に基づいて抽気
通路の開度が変更されると、制御圧室を兼ねるクランク
室から吸入圧領域への冷媒ガスの抽出量が増減される。
これに伴って、カムプレートを収容するクランク室内の
圧力が変更されて、クランク室の圧力とシリンダボア内
の圧力とのピストンを介した差が変更される。そして、
その差に応じてカムプレートの傾角が変更されて、吐出
容量が制御される。
縮機においては、容量制御弁の開度調整に基づいて抽気
通路の開度が変更されると、制御圧室を兼ねるクランク
室から吸入圧領域への冷媒ガスの抽出量が増減される。
これに伴って、カムプレートを収容するクランク室内の
圧力が変更されて、クランク室の圧力とシリンダボア内
の圧力とのピストンを介した差が変更される。そして、
その差に応じてカムプレートの傾角が変更されて、吐出
容量が制御される。
【0015】請求項4に記載のクラッチレス可変容量圧
縮機においては、容量制御弁の開度調整に基づいて圧力
付与通路の開度が変更されると、吐出圧領域から制御圧
室への冷媒ガスの導入量が変更される。これに伴って、
制御圧室の圧力が変更されて、その制御圧室の圧力に応
じて調整弁が移動され、前記導入通路の開度が調整され
る。そして、クランク室から吸入圧領域を構成する吸入
室への冷媒ガスの供給量が増減され、吸入室内の圧力が
変更されて、クランク室の圧力とシリンダボア内の圧力
とのピストンを介した差が変更される。そして、その差
に応じてカムプレートの傾角が変更されて、吐出容量が
制御される。
縮機においては、容量制御弁の開度調整に基づいて圧力
付与通路の開度が変更されると、吐出圧領域から制御圧
室への冷媒ガスの導入量が変更される。これに伴って、
制御圧室の圧力が変更されて、その制御圧室の圧力に応
じて調整弁が移動され、前記導入通路の開度が調整され
る。そして、クランク室から吸入圧領域を構成する吸入
室への冷媒ガスの供給量が増減され、吸入室内の圧力が
変更されて、クランク室の圧力とシリンダボア内の圧力
とのピストンを介した差が変更される。そして、その差
に応じてカムプレートの傾角が変更されて、吐出容量が
制御される。
【0016】請求項6に記載のクラッチレス可変容量圧
縮機では、カムプレートに対してフロント側のバネが駆
動シャフトをガイドとして伸縮される。このため、前記
バネのためのガイドを別途設ける必要がなく、簡単な構
成でカムプレート及び遮断体に付勢力を作用させること
ができる。
縮機では、カムプレートに対してフロント側のバネが駆
動シャフトをガイドとして伸縮される。このため、前記
バネのためのガイドを別途設ける必要がなく、簡単な構
成でカムプレート及び遮断体に付勢力を作用させること
ができる。
【0017】
(第1の実施形態)以下に、この発明の第1の実施形態
について図1及び図2に基づいて説明する。
について図1及び図2に基づいて説明する。
【0018】図1に示すように、ハウジングの一部を構
成するシリンダブロック11の前端には、同じくハウジ
ングの一部を構成するフロントハウジング12が接合さ
れている。シリンダブロック11の後端には、同じくハ
ウジングの一部を構成するリヤハウジング13がバルブ
プレート14を介して接合固定されている。制御圧室を
兼ねるクランク室15は、フロントハウジング12とシ
リンダブロック11との間に形成されている。また、フ
ロントハウジング12とシリンダブロック11との間に
は、駆動シャフト16が回転可能に架設支持されてい
る。駆動シャフト16の前端は、クランク室15から外
部へ突出しており、この突出端部にはプーリ17が止着
されている。プーリ17は、ベルト18を介して外部駆
動源をなす車両エンジン(図示略)に常時作動連結され
ている。プーリ17は、アンギュラベアリング19を介
してフロントハウジング12に支持されている。フロン
トハウジング12は、プーリ17に作用するアキシャル
方向の荷重及びラジアル方向の荷重の両方をアンギュラ
ベアリング19を介して受け止める。
成するシリンダブロック11の前端には、同じくハウジ
ングの一部を構成するフロントハウジング12が接合さ
れている。シリンダブロック11の後端には、同じくハ
ウジングの一部を構成するリヤハウジング13がバルブ
プレート14を介して接合固定されている。制御圧室を
兼ねるクランク室15は、フロントハウジング12とシ
リンダブロック11との間に形成されている。また、フ
ロントハウジング12とシリンダブロック11との間に
は、駆動シャフト16が回転可能に架設支持されてい
る。駆動シャフト16の前端は、クランク室15から外
部へ突出しており、この突出端部にはプーリ17が止着
されている。プーリ17は、ベルト18を介して外部駆
動源をなす車両エンジン(図示略)に常時作動連結され
ている。プーリ17は、アンギュラベアリング19を介
してフロントハウジング12に支持されている。フロン
トハウジング12は、プーリ17に作用するアキシャル
方向の荷重及びラジアル方向の荷重の両方をアンギュラ
ベアリング19を介して受け止める。
【0019】駆動シャフト16の前端部とフロントハウ
ジング12との間には、リップシール20が介在されて
いる。リップシール20はクランク室15内の圧力洩れ
を防止する。
ジング12との間には、リップシール20が介在されて
いる。リップシール20はクランク室15内の圧力洩れ
を防止する。
【0020】駆動シャフト16には、回転支持体21が
止着されているとともに、カムプレートとしての斜板2
2が駆動シャフト16の軸線方向へスライド可能かつ傾
動可能に支持されている。斜板22には、先端部が球状
をなす一対のガイドピン23が止着されている。前記回
転支持体21には、支持アーム24が突設されており、
その支持アーム24には一対のガイド孔25が形成され
ている。前記ガイドピン23は、ガイド孔25にスライ
ド可能に嵌入されている。支持アーム24と一対のガイ
ドピン23との連係により、斜板22が駆動シャフト1
6の軸線方向へ傾動可能かつ駆動シャフト16と一体的
に回転可能となっている。斜板22の傾動は、ガイド孔
25とガイドピン23とのスライドガイド関係、駆動シ
ャフト16のスライド支持作用により案内される。斜板
22の半径中心部がシリンダブロック11側へ移動する
と、斜板22の傾角が減少する。また、回転支持体21
の後面には、斜板22の最大傾角を規制するための傾角
規制突部21aが形成されている。
止着されているとともに、カムプレートとしての斜板2
2が駆動シャフト16の軸線方向へスライド可能かつ傾
動可能に支持されている。斜板22には、先端部が球状
をなす一対のガイドピン23が止着されている。前記回
転支持体21には、支持アーム24が突設されており、
その支持アーム24には一対のガイド孔25が形成され
ている。前記ガイドピン23は、ガイド孔25にスライ
ド可能に嵌入されている。支持アーム24と一対のガイ
ドピン23との連係により、斜板22が駆動シャフト1
6の軸線方向へ傾動可能かつ駆動シャフト16と一体的
に回転可能となっている。斜板22の傾動は、ガイド孔
25とガイドピン23とのスライドガイド関係、駆動シ
ャフト16のスライド支持作用により案内される。斜板
22の半径中心部がシリンダブロック11側へ移動する
と、斜板22の傾角が減少する。また、回転支持体21
の後面には、斜板22の最大傾角を規制するための傾角
規制突部21aが形成されている。
【0021】シリンダブロック11の中心部には、収容
孔27が駆動シャフト16の軸線方向に貫設されてい
る。収容孔27内には、筒状の遮断体28がスライド可
能に収容されている。遮断体28は、大径部28aと小
径部28bとからなっている。
孔27が駆動シャフト16の軸線方向に貫設されてい
る。収容孔27内には、筒状の遮断体28がスライド可
能に収容されている。遮断体28は、大径部28aと小
径部28bとからなっている。
【0022】遮断体28の筒内には、駆動シャフト16
の後端部が挿入されている。大径部28aの内周面に
は、ラジアルベアリング30がスライド可能に嵌入支持
されている。ラジアルベアリング30は、大径部28a
の内周面に取りつけられたサークリップ31によって遮
断体28の筒内からの抜けを阻止されている。駆動シャ
フト16の後端部は、ラジアルベアリング30及び遮断
体28を介して収容孔27の周面で支持される。
の後端部が挿入されている。大径部28aの内周面に
は、ラジアルベアリング30がスライド可能に嵌入支持
されている。ラジアルベアリング30は、大径部28a
の内周面に取りつけられたサークリップ31によって遮
断体28の筒内からの抜けを阻止されている。駆動シャ
フト16の後端部は、ラジアルベアリング30及び遮断
体28を介して収容孔27の周面で支持される。
【0023】リヤハウジング13の中心部には、吸入圧
領域を構成する吸入通路32が形成されている。吸入通
路32は、遮断体28の移動経路となる駆動シャフト1
6の延長線上にある。吸入通路32は収容孔27のリヤ
側に開口されており、収容孔27側の吸入通路32の開
口の周囲には位置決め面33が形成されている。位置決
め面33は、バルブプレート14上である。遮断体28
の小径部28bの先端面は、位置決め面33に当接可能
である。小径部28bの先端面が位置決め面33に当接
することにより、遮断体28のリヤ側方向への移動が規
制される。
領域を構成する吸入通路32が形成されている。吸入通
路32は、遮断体28の移動経路となる駆動シャフト1
6の延長線上にある。吸入通路32は収容孔27のリヤ
側に開口されており、収容孔27側の吸入通路32の開
口の周囲には位置決め面33が形成されている。位置決
め面33は、バルブプレート14上である。遮断体28
の小径部28bの先端面は、位置決め面33に当接可能
である。小径部28bの先端面が位置決め面33に当接
することにより、遮断体28のリヤ側方向への移動が規
制される。
【0024】斜板22と遮断体28との間の駆動シャフ
ト16上には、スラストベアリング34が駆動シャフト
16上をスライド可能に支持されている。斜板22の回
転は、スラストベアリング34の存在によって遮断体2
8への伝達を阻止される。
ト16上には、スラストベアリング34が駆動シャフト
16上をスライド可能に支持されている。斜板22の回
転は、スラストベアリング34の存在によって遮断体2
8への伝達を阻止される。
【0025】シリンダブロック11に貫設されたシリン
ダボア11a内には、片頭タイプのピストン35が収容
されている。斜板22の回転運動は、一対のシュー36
を介してピストン35の前後往復揺動に変換され、ピス
トン35がシリンダボア11a内を前後動する。
ダボア11a内には、片頭タイプのピストン35が収容
されている。斜板22の回転運動は、一対のシュー36
を介してピストン35の前後往復揺動に変換され、ピス
トン35がシリンダボア11a内を前後動する。
【0026】リヤハウジング13内には、吸入圧領域を
構成する吸入室37及び吐出圧領域を構成する吐出室3
8が区画形成されている。バルブプレート14上には、
吸入ポート39及び吐出ポート40が形成され、その吸
入ポート39及び吐出ポート40にそれぞれ対応するよ
うに吸入弁41及び吐出弁42が形成されている。吸入
室37内の冷媒ガスは、ピストン35の復動動作により
吸入ポート39から吸入弁41を押し退けてシリンダボ
ア11a内へ流入する。シリンダボア11a内へ流入し
た冷媒ガスは、ピストン35の往動動作により、所定の
圧力に達するまで圧縮された後、吐出ポート40から吐
出弁42を押し退けて吐出室38へ吐出される。吐出弁
42は、リテーナ43に当接して開度規制される。
構成する吸入室37及び吐出圧領域を構成する吐出室3
8が区画形成されている。バルブプレート14上には、
吸入ポート39及び吐出ポート40が形成され、その吸
入ポート39及び吐出ポート40にそれぞれ対応するよ
うに吸入弁41及び吐出弁42が形成されている。吸入
室37内の冷媒ガスは、ピストン35の復動動作により
吸入ポート39から吸入弁41を押し退けてシリンダボ
ア11a内へ流入する。シリンダボア11a内へ流入し
た冷媒ガスは、ピストン35の往動動作により、所定の
圧力に達するまで圧縮された後、吐出ポート40から吐
出弁42を押し退けて吐出室38へ吐出される。吐出弁
42は、リテーナ43に当接して開度規制される。
【0027】回転支持体21とフロントハウジング12
との間には、スラストベアリング44が介在されてい
る。スラストベアリング44は、シリンダボア11aか
らピストン35、シュー36、斜板22及びガイドピン
23を介して回転支持体21に作用する圧縮反力を受け
止める。
との間には、スラストベアリング44が介在されてい
る。スラストベアリング44は、シリンダボア11aか
らピストン35、シュー36、斜板22及びガイドピン
23を介して回転支持体21に作用する圧縮反力を受け
止める。
【0028】吸入室37は、通口45を介して収容孔2
7に連通している。遮断体28が位置決め面33に当接
すると、通口45は吸入通路32から遮断される。駆動
シャフト16内には、軸心通路46が形成されている。
軸心通路46の入口46aはリップシール20付近でク
ランク室15に開口しており、軸心通路46の出口46
bは遮断体28の筒内に開口している。遮断体28の周
面には、放圧通口47が貫設されている。放圧通口47
は、遮断体28の筒内と収容孔27とを連通している。
7に連通している。遮断体28が位置決め面33に当接
すると、通口45は吸入通路32から遮断される。駆動
シャフト16内には、軸心通路46が形成されている。
軸心通路46の入口46aはリップシール20付近でク
ランク室15に開口しており、軸心通路46の出口46
bは遮断体28の筒内に開口している。遮断体28の周
面には、放圧通口47が貫設されている。放圧通口47
は、遮断体28の筒内と収容孔27とを連通している。
【0029】前記吐出室38とクランク室15とは、連
通路としての給気通路48で接続されている。給気通路
48の途中には、その給気通路48を開閉するための容
量制御弁49が設けられている。また、前記吸入通路3
2と容量制御弁49との間には、その制御弁49内に吸
入圧Psを導くための検圧通路50が形成されている。
通路としての給気通路48で接続されている。給気通路
48の途中には、その給気通路48を開閉するための容
量制御弁49が設けられている。また、前記吸入通路3
2と容量制御弁49との間には、その制御弁49内に吸
入圧Psを導くための検圧通路50が形成されている。
【0030】吸入室37へ冷媒ガスを導入する入口とな
る吸入通路32と、吐出室38から冷媒ガスを排出する
吐出フランジ51とは、外部冷媒回路52で接続されて
いる。外部冷媒回路52上には、凝縮器53、膨張弁5
4及び蒸発器55が介在されている。膨張弁54は、蒸
発器55の出口側のガス温度の変動に応じて冷媒流量を
制御する温度式自動膨張弁である。蒸発器55の近傍に
は、温度センサ56が設置されている。温度センサ56
は、蒸発器55における温度を検出し、この検出温度情
報が制御コンピュータ57に送られる。また、制御コン
ピュータ57には、車両の車室内の温度を指定するため
の室温設定器58、室温センサ59、空調装置作動スイ
ッチ60及びエンジン回転数センサ61等が接続されて
いる。
る吸入通路32と、吐出室38から冷媒ガスを排出する
吐出フランジ51とは、外部冷媒回路52で接続されて
いる。外部冷媒回路52上には、凝縮器53、膨張弁5
4及び蒸発器55が介在されている。膨張弁54は、蒸
発器55の出口側のガス温度の変動に応じて冷媒流量を
制御する温度式自動膨張弁である。蒸発器55の近傍に
は、温度センサ56が設置されている。温度センサ56
は、蒸発器55における温度を検出し、この検出温度情
報が制御コンピュータ57に送られる。また、制御コン
ピュータ57には、車両の車室内の温度を指定するため
の室温設定器58、室温センサ59、空調装置作動スイ
ッチ60及びエンジン回転数センサ61等が接続されて
いる。
【0031】制御コンピュータ57は、例えば室温設定
器58によって予め指定された室温、温度センサ56か
ら得られる検出温度、室温センサ59から得られる検出
温度、空調装置作動スイッチ60からのオンあるいはオ
フ信号、及び、エンジン回転数センサ61から得られる
エンジン回転数等の外部信号に基づいて入力電流値を駆
動回路62に指令する。駆動回路62は、指令された入
力電流値を後述する容量制御弁49のソレノイド63に
対して出力する。外部信号としては、その他室外温度セ
ンサからの信号があり、車両の環境に応じて入力電流値
は決定される。
器58によって予め指定された室温、温度センサ56か
ら得られる検出温度、室温センサ59から得られる検出
温度、空調装置作動スイッチ60からのオンあるいはオ
フ信号、及び、エンジン回転数センサ61から得られる
エンジン回転数等の外部信号に基づいて入力電流値を駆
動回路62に指令する。駆動回路62は、指令された入
力電流値を後述する容量制御弁49のソレノイド63に
対して出力する。外部信号としては、その他室外温度セ
ンサからの信号があり、車両の環境に応じて入力電流値
は決定される。
【0032】前記容量制御弁49は、バルブハウジング
64とソレノイド部65とが中央付近において接合され
ている。バルブハウジング64とソレノイド部65との
間には弁室66が区画形成され、その弁室66内に弁体
67が収容されている。弁室66には、弁体67と対向
するように弁孔68が開口されている。この弁孔68
は、バルブハウジング64の軸線方向に延びるように形
成されている。また、弁体67と弁室66の内壁面との
間には、強制開放バネ69が介装され、弁体67は弁孔
68を開放する方向に付勢されている。この弁室66
は、弁室ポート70、及び前記給気通路48を介してリ
ヤハウジング13内の吐出室38に連通されている。
64とソレノイド部65とが中央付近において接合され
ている。バルブハウジング64とソレノイド部65との
間には弁室66が区画形成され、その弁室66内に弁体
67が収容されている。弁室66には、弁体67と対向
するように弁孔68が開口されている。この弁孔68
は、バルブハウジング64の軸線方向に延びるように形
成されている。また、弁体67と弁室66の内壁面との
間には、強制開放バネ69が介装され、弁体67は弁孔
68を開放する方向に付勢されている。この弁室66
は、弁室ポート70、及び前記給気通路48を介してリ
ヤハウジング13内の吐出室38に連通されている。
【0033】バルブハウジング64の上部には、感圧室
71が区画形成されている。この感圧室71は、吸入圧
導入ポート72及び前記検圧通路50を介してリヤハウ
ジング13の吸入通路32に連通されている。感圧室7
1の内部には、ベローズ73が収容されている。バルブ
ハウジング64の感圧室71と前記弁室66との間に
は、前記弁孔68と連続する感圧ロッドガイド74が形
成されている。感圧ロッド75は、感圧ロッドガイド7
4内に摺動可能に挿通されている。この感圧ロッド75
により、前記弁体67と前記ベローズ73とが作動連結
されている。また、感圧ロッド75の弁体67側部分
は、弁孔68内の冷媒ガスの通路を確保するために小径
になっている。
71が区画形成されている。この感圧室71は、吸入圧
導入ポート72及び前記検圧通路50を介してリヤハウ
ジング13の吸入通路32に連通されている。感圧室7
1の内部には、ベローズ73が収容されている。バルブ
ハウジング64の感圧室71と前記弁室66との間に
は、前記弁孔68と連続する感圧ロッドガイド74が形
成されている。感圧ロッド75は、感圧ロッドガイド7
4内に摺動可能に挿通されている。この感圧ロッド75
により、前記弁体67と前記ベローズ73とが作動連結
されている。また、感圧ロッド75の弁体67側部分
は、弁孔68内の冷媒ガスの通路を確保するために小径
になっている。
【0034】バルブハウジング64には、弁室66と感
圧室71との間において、前記弁孔68と直交するよう
に、ポート76が形成されている。ポート76は、給気
通路48を介してクランク室15に連通されている。つ
まり、弁室ポート70、弁室66、弁孔68及びポート
76は、前記給気通路48の一部を構成している。
圧室71との間において、前記弁孔68と直交するよう
に、ポート76が形成されている。ポート76は、給気
通路48を介してクランク室15に連通されている。つ
まり、弁室ポート70、弁室66、弁孔68及びポート
76は、前記給気通路48の一部を構成している。
【0035】前記ソレノイド部65の収容室77の上方
開口部には固定鉄心78が嵌合され、この固定鉄心78
によりソレノイド室79が区画される。ソレノイド室7
9には、略有蓋円筒状をなす可動鉄心80が往復動可能
に収容されている。可動鉄心80と収容室77の底面と
の間には、追従バネ81が介装されている。なお、この
追従バネ81は、前記強制開放バネ69よりも弾性係数
が小さいものとなっている。固定鉄心78には、ソレノ
イド室79と前記弁室66とを連通するソレノイドロッ
ドガイド82が形成されている。ソレノイドロッド83
は、前記弁体67と一体形成されており、ソレノイドロ
ッドガイド82内に摺動可能に挿通されている。ソレノ
イドロッド83の可動鉄心80側端は、前記強制開放バ
ネ69及び追従バネ81の付勢力によって可動鉄心80
に当接される。そして、前記可動鉄心80と弁体67と
が、ソレノイドロッド83を介して作動連結される。
開口部には固定鉄心78が嵌合され、この固定鉄心78
によりソレノイド室79が区画される。ソレノイド室7
9には、略有蓋円筒状をなす可動鉄心80が往復動可能
に収容されている。可動鉄心80と収容室77の底面と
の間には、追従バネ81が介装されている。なお、この
追従バネ81は、前記強制開放バネ69よりも弾性係数
が小さいものとなっている。固定鉄心78には、ソレノ
イド室79と前記弁室66とを連通するソレノイドロッ
ドガイド82が形成されている。ソレノイドロッド83
は、前記弁体67と一体形成されており、ソレノイドロ
ッドガイド82内に摺動可能に挿通されている。ソレノ
イドロッド83の可動鉄心80側端は、前記強制開放バ
ネ69及び追従バネ81の付勢力によって可動鉄心80
に当接される。そして、前記可動鉄心80と弁体67と
が、ソレノイドロッド83を介して作動連結される。
【0036】前記固定鉄心78及び可動鉄心80の外側
には、両鉄心78、80を跨ぐように円筒状のソレノイ
ド63が配置されている。このソレノイド63には前記
制御コンピュータ57の指令に基づいて駆動回路62か
ら所定の電流が供給されるようになっている。
には、両鉄心78、80を跨ぐように円筒状のソレノイ
ド63が配置されている。このソレノイド63には前記
制御コンピュータ57の指令に基づいて駆動回路62か
ら所定の電流が供給されるようになっている。
【0037】前記回転支持体21と前記斜板22との間
には、一対のバネのうち斜板22に対してフロント側の
バネとしての傾角減少バネ85が介在されている。ま
た、前記遮断体28の大径部28aと小径部28bとの
段差と、前記収容孔27の端面との間には、一対のバネ
の他方のバネを構成する吸入通路開放バネ86が介在さ
れている。ここで、吸入通路開放バネ86の弾性係数
は、前記傾角減少バネ85の弾性係数よりも小さくなる
ように設定されており、この一対のバネ85、86の付
勢力の合力は圧縮機のリヤ方向への力となっている。そ
して、この一対のバネ85、86の付勢力の合力が、前
記斜板22、スラストベアリング34及び遮断体28に
作用している。
には、一対のバネのうち斜板22に対してフロント側の
バネとしての傾角減少バネ85が介在されている。ま
た、前記遮断体28の大径部28aと小径部28bとの
段差と、前記収容孔27の端面との間には、一対のバネ
の他方のバネを構成する吸入通路開放バネ86が介在さ
れている。ここで、吸入通路開放バネ86の弾性係数
は、前記傾角減少バネ85の弾性係数よりも小さくなる
ように設定されており、この一対のバネ85、86の付
勢力の合力は圧縮機のリヤ方向への力となっている。そ
して、この一対のバネ85、86の付勢力の合力が、前
記斜板22、スラストベアリング34及び遮断体28に
作用している。
【0038】次に、前記のように構成されたクラッチレ
ス可変容量圧縮機の作用について説明する。空調装置作
動スイッチ60がオン状態のもとで、室温センサ59か
ら得られる検出温度が室温設定器58の設定温度以上で
ある場合には、制御コンピュータ57はソレノイド63
の励磁を指令する。そして、ソレノイド63に駆動回路
62を介して所定の電流が供給され、図1に示すよう
に、両鉄心78、80間に入力電流値に応じた吸引力が
生じる。この吸引力は、強制開放バネ69の付勢力に抗
して、弁開度が減少する方向の力としてソレノイドロッ
ド83を介して弁体67に伝達される。一方、ベローズ
73は、吸入通路32から検圧通路50を介して感圧室
71に導入される吸入圧Psの変動に応じて変位する。
そして、ソレノイド63の励磁状態においては、ベロー
ズ73は吸入圧Psに感応し、ベローズ73の変位が感
圧ロッド75を介して弁体67に伝えられる。そして、
容量制御弁49は、ソレノイド部65からの付勢力、ベ
ローズ73からの付勢力及び強制開放バネ69の付勢力
のバランスにより、弁開度が決定される。
ス可変容量圧縮機の作用について説明する。空調装置作
動スイッチ60がオン状態のもとで、室温センサ59か
ら得られる検出温度が室温設定器58の設定温度以上で
ある場合には、制御コンピュータ57はソレノイド63
の励磁を指令する。そして、ソレノイド63に駆動回路
62を介して所定の電流が供給され、図1に示すよう
に、両鉄心78、80間に入力電流値に応じた吸引力が
生じる。この吸引力は、強制開放バネ69の付勢力に抗
して、弁開度が減少する方向の力としてソレノイドロッ
ド83を介して弁体67に伝達される。一方、ベローズ
73は、吸入通路32から検圧通路50を介して感圧室
71に導入される吸入圧Psの変動に応じて変位する。
そして、ソレノイド63の励磁状態においては、ベロー
ズ73は吸入圧Psに感応し、ベローズ73の変位が感
圧ロッド75を介して弁体67に伝えられる。そして、
容量制御弁49は、ソレノイド部65からの付勢力、ベ
ローズ73からの付勢力及び強制開放バネ69の付勢力
のバランスにより、弁開度が決定される。
【0039】冷房負荷が大きい場合には、例えば室温セ
ンサ59によって検出された温度と室温設定器58の設
定温度との差が大きい。制御コンピュータ57は、検出
温度と設定室温とに基づいて設定吸入圧を変更するよう
に入力電流値を制御する。制御コンピュータ57は、駆
動回路62に対して、検出温度が高いほど入力電流値を
大きくするように指令する。従って、固定鉄心78と可
動鉄心80との間の吸引力が強く、弁体67の弁開度が
小さくなる方向の付勢力が増大する。そして、より低い
吸入圧Psにて、弁体67の開閉が行われる。従って、
容量制御弁49は、電流値が増大されることにより、よ
り低い吸入圧Psを保持するように作動する。
ンサ59によって検出された温度と室温設定器58の設
定温度との差が大きい。制御コンピュータ57は、検出
温度と設定室温とに基づいて設定吸入圧を変更するよう
に入力電流値を制御する。制御コンピュータ57は、駆
動回路62に対して、検出温度が高いほど入力電流値を
大きくするように指令する。従って、固定鉄心78と可
動鉄心80との間の吸引力が強く、弁体67の弁開度が
小さくなる方向の付勢力が増大する。そして、より低い
吸入圧Psにて、弁体67の開閉が行われる。従って、
容量制御弁49は、電流値が増大されることにより、よ
り低い吸入圧Psを保持するように作動する。
【0040】弁体67の弁開度が小さくなれば、吐出室
38から給気通路48を経由してクランク室15へ流入
する冷媒ガス量が少なくなる。この一方で、クランク室
15内の冷媒ガスは、軸心通路46及び放圧通口47を
経由して吸入室37へ流出している。このため、クラン
ク室15内の圧力Pcが低下する。また、冷房負荷が大
きい状態では、シリンダボア11a内の圧力Pも高く、
クランク室15内の圧力Pcとシリンダボア11a内の
圧力Pとの差が小さくなる。そして、斜板22の傾角が
大きくなる。
38から給気通路48を経由してクランク室15へ流入
する冷媒ガス量が少なくなる。この一方で、クランク室
15内の冷媒ガスは、軸心通路46及び放圧通口47を
経由して吸入室37へ流出している。このため、クラン
ク室15内の圧力Pcが低下する。また、冷房負荷が大
きい状態では、シリンダボア11a内の圧力Pも高く、
クランク室15内の圧力Pcとシリンダボア11a内の
圧力Pとの差が小さくなる。そして、斜板22の傾角が
大きくなる。
【0041】給気通路48における通過断面積が零、つ
まり容量制御弁49の弁体67が弁孔68を完全に閉止
した状態になると、吐出室38からクランク室15への
高圧冷媒ガスの供給は行われない。そして、クランク室
15内の圧力Pcは、吸入室37内の圧力Psと略同一
になり、斜板22の傾角は最大となる。斜板22の最大
傾角は、回転支持体21の傾角規制突部21aと斜板2
2との当接によって規制され、吐出容量は最大となる。
まり容量制御弁49の弁体67が弁孔68を完全に閉止
した状態になると、吐出室38からクランク室15への
高圧冷媒ガスの供給は行われない。そして、クランク室
15内の圧力Pcは、吸入室37内の圧力Psと略同一
になり、斜板22の傾角は最大となる。斜板22の最大
傾角は、回転支持体21の傾角規制突部21aと斜板2
2との当接によって規制され、吐出容量は最大となる。
【0042】逆に、冷房負荷が小さい場合には、例えば
室温センサ59によって検出された温度と室温設定器5
8の設定温度との差は小さい。制御コンピュータ57
は、駆動回路62に対して、検出温度が低いほど入力電
流値を小さくするように指令する。このため、固定鉄心
78と可動鉄心80との間の吸引力が弱く、弁体67の
弁開度が小さくなる方向の付勢力が減少する。そして、
より高い吸入圧Psにて、弁体67の開閉が行われる。
従って、容量制御弁49は、電流値が減少されることに
より、より高い吸入圧Psを保持するように作動する。
室温センサ59によって検出された温度と室温設定器5
8の設定温度との差は小さい。制御コンピュータ57
は、駆動回路62に対して、検出温度が低いほど入力電
流値を小さくするように指令する。このため、固定鉄心
78と可動鉄心80との間の吸引力が弱く、弁体67の
弁開度が小さくなる方向の付勢力が減少する。そして、
より高い吸入圧Psにて、弁体67の開閉が行われる。
従って、容量制御弁49は、電流値が減少されることに
より、より高い吸入圧Psを保持するように作動する。
【0043】弁体67の弁開度が大きくなれば、吐出室
38からクランク室15へ流入する冷媒ガス量が多くな
り、クランク室15内の圧力Pcが上昇する。また、こ
の冷房負荷が小さい状態では、シリンダボア11a内の
圧力Pが低く、クランク室15内の圧力Pcとシリンダ
ボア11a内の圧力Pとの差が大きくなる。そして、斜
板22の傾角が小さくなる。
38からクランク室15へ流入する冷媒ガス量が多くな
り、クランク室15内の圧力Pcが上昇する。また、こ
の冷房負荷が小さい状態では、シリンダボア11a内の
圧力Pが低く、クランク室15内の圧力Pcとシリンダ
ボア11a内の圧力Pとの差が大きくなる。そして、斜
板22の傾角が小さくなる。
【0044】冷房負荷がない状態に近づいてゆくと、蒸
発器55における温度がフロスト発生をもたらす温度に
近づくように低下してゆく。温度センサ56からの検出
温度が設定温度以下になると、制御コンピュータ57は
駆動回路62に対してソレノイド63の消磁を指令す
る。前記設定温度は、蒸発器55においてフロストを発
生しそうな状況を反映する。そして、ソレノイド63へ
の電流の供給が停止されて、ソレノイド63が消磁さ
れ、固定鉄心78と可動鉄心80との吸引力が消失す
る。このため、図2に示すように、弁体67は、強制開
放バネ69の付勢力により、可動鉄心80及びソレノイ
ドロッド83を介して作用する追従バネ81の付勢力に
抗して下方に移動される。そして、弁体67が弁孔68
を最大に開いた弁開度位置に移行する。このため、吐出
室38内の高圧冷媒ガスが多量に給気通路48を介して
クランク室15へ供給され、クランク室15内の圧力P
cが高くなる。クランク室15内の圧力上昇により、斜
板22の傾角が最小傾角へ移行する。
発器55における温度がフロスト発生をもたらす温度に
近づくように低下してゆく。温度センサ56からの検出
温度が設定温度以下になると、制御コンピュータ57は
駆動回路62に対してソレノイド63の消磁を指令す
る。前記設定温度は、蒸発器55においてフロストを発
生しそうな状況を反映する。そして、ソレノイド63へ
の電流の供給が停止されて、ソレノイド63が消磁さ
れ、固定鉄心78と可動鉄心80との吸引力が消失す
る。このため、図2に示すように、弁体67は、強制開
放バネ69の付勢力により、可動鉄心80及びソレノイ
ドロッド83を介して作用する追従バネ81の付勢力に
抗して下方に移動される。そして、弁体67が弁孔68
を最大に開いた弁開度位置に移行する。このため、吐出
室38内の高圧冷媒ガスが多量に給気通路48を介して
クランク室15へ供給され、クランク室15内の圧力P
cが高くなる。クランク室15内の圧力上昇により、斜
板22の傾角が最小傾角へ移行する。
【0045】また、空調装置作動スイッチ60のオフ信
号に基づいて、制御コンピュータ57はソレノイド63
の消磁を指令し、この消磁により斜板22の傾角が最小
傾角へ移行する。
号に基づいて、制御コンピュータ57はソレノイド63
の消磁を指令し、この消磁により斜板22の傾角が最小
傾角へ移行する。
【0046】このように、容量制御弁49の開閉動作
は、ソレノイド63に対する入力電流値の大小に応じて
変わる。入力電流値が大きくなると低い吸入圧Psにて
開閉が実行され、入力電流値が小さくなると高い吸入圧
Psにて開閉動作が行われる。圧縮機は、設定された吸
入圧Psを維持すべく、斜板22の傾角を変更し、その
吐出容量を変更する。つまり、容量制御弁49は、入力
電流値を変えて吸入圧Psの設定値を変更する役割、及
び、吸入圧Psに関係なく最小容量運転を行う役割を担
っている。このような容量制御弁49を具備することに
より、圧縮機は冷凍回路の冷凍能力を変更する役割を担
っている。
は、ソレノイド63に対する入力電流値の大小に応じて
変わる。入力電流値が大きくなると低い吸入圧Psにて
開閉が実行され、入力電流値が小さくなると高い吸入圧
Psにて開閉動作が行われる。圧縮機は、設定された吸
入圧Psを維持すべく、斜板22の傾角を変更し、その
吐出容量を変更する。つまり、容量制御弁49は、入力
電流値を変えて吸入圧Psの設定値を変更する役割、及
び、吸入圧Psに関係なく最小容量運転を行う役割を担
っている。このような容量制御弁49を具備することに
より、圧縮機は冷凍回路の冷凍能力を変更する役割を担
っている。
【0047】前記斜板22の遮断体28側への移動に伴
い、斜板22の傾動がスラストベアリング34を介して
遮断体28に伝達される。この傾動伝達により遮断体2
8が、吸入通路開放バネ86の付勢力に抗して位置決め
面33側へ移動される。ここで、遮断体28は、吸入通
路32の通過断面積を徐々に減少してゆく。この緩慢な
通過断面積変化による絞り作用が、吸入通路32から吸
入室37への冷媒ガス流入量を徐々に減少させる。この
ため、吸入室37からシリンダボア11a内へ吸入され
る冷媒ガス量も徐々に減少してゆき、吐出容量が徐々に
減少してゆく。従って、吐出圧Pdが徐々に減少してゆ
き、圧縮機における負荷トルクが短時間で大きく変動す
ることはない。その結果、最大吐出容量から最小吐出容
量に到る間のクラッチレス圧縮機における負荷トルクの
変動が緩慢になり、負荷トルクの変動による衝撃が緩和
される。
い、斜板22の傾動がスラストベアリング34を介して
遮断体28に伝達される。この傾動伝達により遮断体2
8が、吸入通路開放バネ86の付勢力に抗して位置決め
面33側へ移動される。ここで、遮断体28は、吸入通
路32の通過断面積を徐々に減少してゆく。この緩慢な
通過断面積変化による絞り作用が、吸入通路32から吸
入室37への冷媒ガス流入量を徐々に減少させる。この
ため、吸入室37からシリンダボア11a内へ吸入され
る冷媒ガス量も徐々に減少してゆき、吐出容量が徐々に
減少してゆく。従って、吐出圧Pdが徐々に減少してゆ
き、圧縮機における負荷トルクが短時間で大きく変動す
ることはない。その結果、最大吐出容量から最小吐出容
量に到る間のクラッチレス圧縮機における負荷トルクの
変動が緩慢になり、負荷トルクの変動による衝撃が緩和
される。
【0048】斜板22の傾角が最小になると、遮断体2
8が位置決め面33に当接し、吸入通路32が遮断され
る。この状態では、吸入通路32における通過断面積が
零となり、外部冷媒回路52から吸入室37への冷媒ガ
ス流入が阻止される。この斜板22の最小傾角は、0°
よりも僅かに大きくなるように設定されている。この最
小傾角状態は、遮断体28が吸入通路32と収容孔27
との連通を遮断する閉位置に配置されたときにもたらさ
れる。遮断体28は、前記閉位置とこの位置から離間し
た開位置とへ斜板22に連動して切り換え配置される。
8が位置決め面33に当接し、吸入通路32が遮断され
る。この状態では、吸入通路32における通過断面積が
零となり、外部冷媒回路52から吸入室37への冷媒ガ
ス流入が阻止される。この斜板22の最小傾角は、0°
よりも僅かに大きくなるように設定されている。この最
小傾角状態は、遮断体28が吸入通路32と収容孔27
との連通を遮断する閉位置に配置されたときにもたらさ
れる。遮断体28は、前記閉位置とこの位置から離間し
た開位置とへ斜板22に連動して切り換え配置される。
【0049】斜板22の最小傾角は0°ではないため、
最小傾角状態においても、シリンダボア11aから吐出
室38への冷媒ガスの吐出は行われている。シリンダボ
ア11aから吐出室38へ吐出された冷媒ガスは、給気
通路48を通ってクランク室15へ流入する。クランク
室15内の冷媒ガスは、軸心通路46及び放圧通口47
及び通口45を通って吸入室37へ流入する。吸入室3
7内の冷媒ガスは、シリンダボア11a内へ吸入され
て、再度吐出室38へ吐出される。すなわち、最小傾角
状態では、吐出圧領域である吐出室38、給気通路4
8、クランク室15、軸心通路46、放圧通口47、収
容孔27、通口45、吸入圧領域である吸入室37、シ
リンダボア11aを経由する循環通路が圧縮機内に形成
されている。そして、吐出室38、クランク室15及び
吸入室37の間では、圧力差が生じている。従って、冷
媒ガスが前記循環通路を循環し、冷媒ガスとともに流動
する潤滑油が圧縮機内の各摺動部を潤滑する。
最小傾角状態においても、シリンダボア11aから吐出
室38への冷媒ガスの吐出は行われている。シリンダボ
ア11aから吐出室38へ吐出された冷媒ガスは、給気
通路48を通ってクランク室15へ流入する。クランク
室15内の冷媒ガスは、軸心通路46及び放圧通口47
及び通口45を通って吸入室37へ流入する。吸入室3
7内の冷媒ガスは、シリンダボア11a内へ吸入され
て、再度吐出室38へ吐出される。すなわち、最小傾角
状態では、吐出圧領域である吐出室38、給気通路4
8、クランク室15、軸心通路46、放圧通口47、収
容孔27、通口45、吸入圧領域である吸入室37、シ
リンダボア11aを経由する循環通路が圧縮機内に形成
されている。そして、吐出室38、クランク室15及び
吸入室37の間では、圧力差が生じている。従って、冷
媒ガスが前記循環通路を循環し、冷媒ガスとともに流動
する潤滑油が圧縮機内の各摺動部を潤滑する。
【0050】空調装置作動スイッチ60がオン状態にあ
って、斜板22が最小傾角位置にある状態において、車
室内の温度が上昇して冷房負荷が増大すると、室温セン
サ59によって検出された温度が室温設定器58の設定
温度を越える。制御コンピュータ57は、この検出温度
変移に基づいて、ソレノイド63の励磁を指令する。ソ
レノイド63の励磁により、給気通路48が閉じられ、
クランク室15の圧力Pcが軸心通路46及び放圧通口
47を介した放圧に基づいて減圧してゆく。この減圧に
より、吸入通路開放バネ86が図2の縮小状態から伸長
する。そして、遮断体28が、位置決め面33から離間
し、斜板22の傾角が図2の最小傾角状態から増大す
る。遮断体28の離間に伴い、吸入通路32における通
過断面積が緩慢に増大してゆき、吸入通路32から吸入
室37への冷媒ガス流入量は徐々に増えていく。従っ
て、吸入室37からシリンダボア11a内へ吸入される
冷媒ガス量も徐々に増大してゆき、吐出容量が徐々に増
大してゆく。そのため、吐出圧Pdが徐々に増大してゆ
き、圧縮機における負荷トルクが短時間で大きく変動す
ることはない。その結果、最小吐出容量から最大吐出容
量に到る間のクラッチレス可変容量圧縮機における負荷
トルクの変動が緩慢になり、負荷トルクの変動による衝
撃が緩和される。
って、斜板22が最小傾角位置にある状態において、車
室内の温度が上昇して冷房負荷が増大すると、室温セン
サ59によって検出された温度が室温設定器58の設定
温度を越える。制御コンピュータ57は、この検出温度
変移に基づいて、ソレノイド63の励磁を指令する。ソ
レノイド63の励磁により、給気通路48が閉じられ、
クランク室15の圧力Pcが軸心通路46及び放圧通口
47を介した放圧に基づいて減圧してゆく。この減圧に
より、吸入通路開放バネ86が図2の縮小状態から伸長
する。そして、遮断体28が、位置決め面33から離間
し、斜板22の傾角が図2の最小傾角状態から増大す
る。遮断体28の離間に伴い、吸入通路32における通
過断面積が緩慢に増大してゆき、吸入通路32から吸入
室37への冷媒ガス流入量は徐々に増えていく。従っ
て、吸入室37からシリンダボア11a内へ吸入される
冷媒ガス量も徐々に増大してゆき、吐出容量が徐々に増
大してゆく。そのため、吐出圧Pdが徐々に増大してゆ
き、圧縮機における負荷トルクが短時間で大きく変動す
ることはない。その結果、最小吐出容量から最大吐出容
量に到る間のクラッチレス可変容量圧縮機における負荷
トルクの変動が緩慢になり、負荷トルクの変動による衝
撃が緩和される。
【0051】外部駆動源をなす車両エンジンが停止すれ
ば、圧縮機の運転も停止、つまり斜板22の回転も停止
し、容量制御弁49のソレノイド63への通電も停止さ
れる。このため、ソレノイド63が消磁されて、給気通
路48が開放され、斜板22の傾角は最小となる。
ば、圧縮機の運転も停止、つまり斜板22の回転も停止
し、容量制御弁49のソレノイド63への通電も停止さ
れる。このため、ソレノイド63が消磁されて、給気通
路48が開放され、斜板22の傾角は最小となる。
【0052】さて、圧縮機の運転停止状態が続けば、吐
出室38内の高圧の圧縮冷媒ガスは、給気通路48を介
してクランク室15に供給され続けて、吐出室38の圧
力は低下する。また、クランク室15内の冷媒ガスは、
軸心通路46、遮断体28の内部、放圧通口47、収容
孔27の内部及び通口45を介して吸入室37に供給さ
れ続けて、吸入室37の圧力は上昇する。やがて、圧縮
機内の圧力は均一化してバランスした状態となる。ここ
で、前記の一対のバネ85、86の付勢力の合力は圧縮
機のリヤ側方向への力となっており、この合力が斜板2
2及び遮断体28に作用している。
出室38内の高圧の圧縮冷媒ガスは、給気通路48を介
してクランク室15に供給され続けて、吐出室38の圧
力は低下する。また、クランク室15内の冷媒ガスは、
軸心通路46、遮断体28の内部、放圧通口47、収容
孔27の内部及び通口45を介して吸入室37に供給さ
れ続けて、吸入室37の圧力は上昇する。やがて、圧縮
機内の圧力は均一化してバランスした状態となる。ここ
で、前記の一対のバネ85、86の付勢力の合力は圧縮
機のリヤ側方向への力となっており、この合力が斜板2
2及び遮断体28に作用している。
【0053】このため、斜板22は圧縮機のリヤ側に付
勢されて、最小傾角状態に保持される。従って、車両エ
ンジンの起動によって圧縮機の運転が開始されると、斜
板22は、負荷トルクの最も少ない最小傾角状態から回
転開始し、圧縮機の起動時のショックもほとんどない。
勢されて、最小傾角状態に保持される。従って、車両エ
ンジンの起動によって圧縮機の運転が開始されると、斜
板22は、負荷トルクの最も少ない最小傾角状態から回
転開始し、圧縮機の起動時のショックもほとんどない。
【0054】また、吸入通路32は遮断体28の移動方
向のリヤ側の延長線上に設けられているとともに、遮断
体28は圧縮機内の圧力がバランスした状態においてリ
ヤ側に付勢されている。そして、遮断体28が、吸入通
路32の開口面の周囲の位置決め面33に当接すると、
吸入通路32が閉止された状態となる。つまり、圧縮機
内の圧力がバランスした状態において、遮断体28が吸
入通路32を閉止する方向に付勢されている。このた
め、圧縮機が停止した状態において、遮断体28が位置
決め面33に当接した状態に保持されて、吸入通路32
の遮断が確保される。そして、長時間にわたる圧縮機の
運転停止状態で外部冷媒回路52内において凝縮された
液冷媒が、吸入通路32を介して圧縮機内部に流入する
のが抑制される。これにより、圧縮機の再起動時におい
て、その圧縮機内に存在する液冷媒の量が低減されて、
再起動時の圧縮機内での液冷媒のフォーミングが抑制さ
れる。そして、圧縮機内に貯留された潤滑油が、液冷媒
に分散されて外部冷媒回路に持ち出される量が低減され
て、圧縮機内の摺動部分の潤滑が確保される。
向のリヤ側の延長線上に設けられているとともに、遮断
体28は圧縮機内の圧力がバランスした状態においてリ
ヤ側に付勢されている。そして、遮断体28が、吸入通
路32の開口面の周囲の位置決め面33に当接すると、
吸入通路32が閉止された状態となる。つまり、圧縮機
内の圧力がバランスした状態において、遮断体28が吸
入通路32を閉止する方向に付勢されている。このた
め、圧縮機が停止した状態において、遮断体28が位置
決め面33に当接した状態に保持されて、吸入通路32
の遮断が確保される。そして、長時間にわたる圧縮機の
運転停止状態で外部冷媒回路52内において凝縮された
液冷媒が、吸入通路32を介して圧縮機内部に流入する
のが抑制される。これにより、圧縮機の再起動時におい
て、その圧縮機内に存在する液冷媒の量が低減されて、
再起動時の圧縮機内での液冷媒のフォーミングが抑制さ
れる。そして、圧縮機内に貯留された潤滑油が、液冷媒
に分散されて外部冷媒回路に持ち出される量が低減され
て、圧縮機内の摺動部分の潤滑が確保される。
【0055】以上のように構成されたこの第1の実施形
態によれば、以下の効果が期待される。 (a) この圧縮機内の圧力がバランスした状態におい
て、吸入通路32を開閉する遮断体28が、その吸入通
路32を閉止する方向に付勢されている。このため、圧
縮機が停止した状態において、遮断体28による吸入通
路32の遮断が確保されて、外部冷媒回路52内で凝縮
された液冷媒が吸入通路32を介して圧縮機内に流入す
るのが抑制される。従って、圧縮機の再起動時における
液冷媒のフォーミングによる外部冷媒回路52への潤滑
油の持ち出し量が低減される。そして、圧縮機内の摺動
部分の潤滑が確保されて、焼き付き等の不具合の発生を
抑制することができる。
態によれば、以下の効果が期待される。 (a) この圧縮機内の圧力がバランスした状態におい
て、吸入通路32を開閉する遮断体28が、その吸入通
路32を閉止する方向に付勢されている。このため、圧
縮機が停止した状態において、遮断体28による吸入通
路32の遮断が確保されて、外部冷媒回路52内で凝縮
された液冷媒が吸入通路32を介して圧縮機内に流入す
るのが抑制される。従って、圧縮機の再起動時における
液冷媒のフォーミングによる外部冷媒回路52への潤滑
油の持ち出し量が低減される。そして、圧縮機内の摺動
部分の潤滑が確保されて、焼き付き等の不具合の発生を
抑制することができる。
【0056】(b) 容量制御弁49の開度調整に基づ
いて給気通路48の開度が変更されると、吐出室38か
らクランク室15への冷媒ガスの導入量が増減される。
これに伴って、斜板22を収容するクランク室15内の
圧力Pcが変更されて、クランク室15の圧力Pcとシ
リンダボア11a内の圧力Pとのピストン35を介した
差が変更される。そして、その差に応じて斜板22の傾
角が変更されて、圧縮機の吐出容量を制御することがで
きる。
いて給気通路48の開度が変更されると、吐出室38か
らクランク室15への冷媒ガスの導入量が増減される。
これに伴って、斜板22を収容するクランク室15内の
圧力Pcが変更されて、クランク室15の圧力Pcとシ
リンダボア11a内の圧力Pとのピストン35を介した
差が変更される。そして、その差に応じて斜板22の傾
角が変更されて、圧縮機の吐出容量を制御することがで
きる。
【0057】(c) 斜板22に対してフロント側の傾
角減少バネ85は、駆動シャフト16に嵌挿されてい
る。このため、傾角減少バネ85は、駆動シャフト16
をガイドとして伸縮されて、この傾角減少バネ85のた
めのガイドを別途設ける必要がない。従って、簡単な構
成で斜板22及び遮断体28に付勢力を作用させること
ができる。
角減少バネ85は、駆動シャフト16に嵌挿されてい
る。このため、傾角減少バネ85は、駆動シャフト16
をガイドとして伸縮されて、この傾角減少バネ85のた
めのガイドを別途設ける必要がない。従って、簡単な構
成で斜板22及び遮断体28に付勢力を作用させること
ができる。
【0058】(第2の実施形態)つぎに、この発明の第
2の実施形態について、前記第1の実施形態と異なる部
分を中心に説明する。
2の実施形態について、前記第1の実施形態と異なる部
分を中心に説明する。
【0059】この第2の実施形態においては、図3に示
すように、斜板22に対してフロント側の傾角減少バネ
91の配設位置が、前記第1の実施形態とは異なってい
る。回転支持体21上の支持アーム24のガイド孔25
の上面には、橋架部92が突設されている。傾角減少バ
ネ91は、その橋架部92の下面と斜板22の前面上の
ガイドピン23の先端面との間に介装されている。な
お、この第2の実施形態においても、前記第1の実施形
態と同様に、吸入通路開放バネ86の弾性係数が、傾角
減少バネ91の弾性係数よりも小さくなるように設定さ
れている。
すように、斜板22に対してフロント側の傾角減少バネ
91の配設位置が、前記第1の実施形態とは異なってい
る。回転支持体21上の支持アーム24のガイド孔25
の上面には、橋架部92が突設されている。傾角減少バ
ネ91は、その橋架部92の下面と斜板22の前面上の
ガイドピン23の先端面との間に介装されている。な
お、この第2の実施形態においても、前記第1の実施形
態と同様に、吸入通路開放バネ86の弾性係数が、傾角
減少バネ91の弾性係数よりも小さくなるように設定さ
れている。
【0060】以上のように構成されたこの第2の実施形
態によっても、前記第1の実施形態と同様に、圧縮機内
の圧力がバランスした状態において遮断体28による吸
入通路32の遮断が確保される。従って、圧縮機の再起
動時における液冷媒のフォーミングによる外部冷媒回路
52への潤滑油の持ち出し量が低減されて、焼き付き等
の不具合の発生を抑制することができる。
態によっても、前記第1の実施形態と同様に、圧縮機内
の圧力がバランスした状態において遮断体28による吸
入通路32の遮断が確保される。従って、圧縮機の再起
動時における液冷媒のフォーミングによる外部冷媒回路
52への潤滑油の持ち出し量が低減されて、焼き付き等
の不具合の発生を抑制することができる。
【0061】(第3の実施形態)つぎに、この発明の第
3の実施形態について、前記第1の実施形態と異なる部
分を中心に説明する。
3の実施形態について、前記第1の実施形態と異なる部
分を中心に説明する。
【0062】この第3の実施形態においては、図4及び
図5に示すように、クランク室15が吸入通路の一部構
成している。つまり、図4に示すように、第2吸入通路
101は、シリンダブロック11に形成され、その後端
は収容室27に連通されるとともに、前端はクランク室
15に連通されている。そして、吸入通路32から収容
孔27内に供給される冷媒ガスが、この第2吸入通路1
01を介してクランク室15内に導入される。
図5に示すように、クランク室15が吸入通路の一部構
成している。つまり、図4に示すように、第2吸入通路
101は、シリンダブロック11に形成され、その後端
は収容室27に連通されるとともに、前端はクランク室
15に連通されている。そして、吸入通路32から収容
孔27内に供給される冷媒ガスが、この第2吸入通路1
01を介してクランク室15内に導入される。
【0063】導入通路102は、前記クランク室15と
吸入室37との間に貫通形成され、この導入通路102
を介して、冷媒ガスがクランク室15から吸入室37内
に導入されるようになっている。また、この導入通路1
02は、駆動シャフト16の中心に形成された軸心通路
46と、シリンダブロック11からバルブプレート14
及びリヤハウジング13にかけて形成された調整通路1
03とを備えている。そして、軸心通路46は、前端の
入口46aがリップシール20付近のクランク室15内
に開口されるとともに、後端の出口46bが遮断体28
の内部に開口されている。通孔104は、遮断体28の
外周に形成され、この通孔104を介して遮断体28の
内部が調整通路103に連通されている。
吸入室37との間に貫通形成され、この導入通路102
を介して、冷媒ガスがクランク室15から吸入室37内
に導入されるようになっている。また、この導入通路1
02は、駆動シャフト16の中心に形成された軸心通路
46と、シリンダブロック11からバルブプレート14
及びリヤハウジング13にかけて形成された調整通路1
03とを備えている。そして、軸心通路46は、前端の
入口46aがリップシール20付近のクランク室15内
に開口されるとともに、後端の出口46bが遮断体28
の内部に開口されている。通孔104は、遮断体28の
外周に形成され、この通孔104を介して遮断体28の
内部が調整通路103に連通されている。
【0064】調整弁室105は、前記導入通路102に
おける調整通路103の途中に形成され、その前端には
テーパ状の調整弁孔106が形成されている。調整弁と
してのスプール弁107は、調整弁室105内に移動可
能に収容されている。そのスプール弁107の前端には
調整弁孔106に対向して、その調整弁孔106の通路
断面積を調整するためのテーパ状の絞り弁部108が形
成されている。バネ109は、スプール弁107と調整
弁室105の前端との間に介装され、このバネ109に
よりスプール弁107が調整弁孔106から離間する方
向に付勢されている。
おける調整通路103の途中に形成され、その前端には
テーパ状の調整弁孔106が形成されている。調整弁と
してのスプール弁107は、調整弁室105内に移動可
能に収容されている。そのスプール弁107の前端には
調整弁孔106に対向して、その調整弁孔106の通路
断面積を調整するためのテーパ状の絞り弁部108が形
成されている。バネ109は、スプール弁107と調整
弁室105の前端との間に介装され、このバネ109に
よりスプール弁107が調整弁孔106から離間する方
向に付勢されている。
【0065】連通路としての圧力付与通路110は、前
記吐出室38をスプール弁107の背面側の調整弁室1
05内の制御圧室111に連通させるように、リヤハウ
ジング13内に形成されている。放圧通路112は、ス
プール弁107の背面側の制御圧室111をクランク室
15に連通させるように、リヤハウジング13、バルブ
プレート14及びシリンダブロック11に連続して形成
されている。容量制御弁49は、前記圧力付与通路11
0の途中に位置するようにリヤハウジング13に装着さ
れている。
記吐出室38をスプール弁107の背面側の調整弁室1
05内の制御圧室111に連通させるように、リヤハウ
ジング13内に形成されている。放圧通路112は、ス
プール弁107の背面側の制御圧室111をクランク室
15に連通させるように、リヤハウジング13、バルブ
プレート14及びシリンダブロック11に連続して形成
されている。容量制御弁49は、前記圧力付与通路11
0の途中に位置するようにリヤハウジング13に装着さ
れている。
【0066】また、この第3の実施形態においても、前
記第1の実施形態と同様に、吸入通路開放バネ86の弾
性係数が、傾角減少バネ85の弾性係数よりも小さく設
定されている。
記第1の実施形態と同様に、吸入通路開放バネ86の弾
性係数が、傾角減少バネ85の弾性係数よりも小さく設
定されている。
【0067】つぎに、以上のように構成されたクラッチ
レス可変容量圧縮機の動作について説明する。冷房負荷
が大きい場合には、図4に示すように、容量制御弁49
のソレノイド63への入力電流が増大され、そのソレノ
イド63が強く励磁されて、弁体67が弁孔68の開度
を減少する方向に付勢される。弁体67の弁開度が小さ
くなれば、吐出室38から圧力付与通路110を経由し
て、スプール弁107の背面側の制御圧室111内に流
入する冷媒ガス量が少なくなる。この一方で、制御圧室
111内の冷媒ガスは、放圧通路112を経由してクラ
ンク室15に流出している。このため、制御圧室111
内の圧力が低下して、スプール弁107が後方に移動配
置され、絞り弁部108の絞り度が小さくなって、調整
弁孔106の通路断面積が大きくなる。そして、クラン
ク室15から導入通路102を介して吸入室37に流入
する冷媒ガス量が前記絞り弁部108の絞り度に応じて
増大し、吸入室37の圧力が高められる。このため、ピ
ストン35を介して対向するクランク室15の圧力Pc
とシリンダボア11a内の圧力Pとの間の差圧が小さく
なって、斜板22が最大傾角側に傾動される。
レス可変容量圧縮機の動作について説明する。冷房負荷
が大きい場合には、図4に示すように、容量制御弁49
のソレノイド63への入力電流が増大され、そのソレノ
イド63が強く励磁されて、弁体67が弁孔68の開度
を減少する方向に付勢される。弁体67の弁開度が小さ
くなれば、吐出室38から圧力付与通路110を経由し
て、スプール弁107の背面側の制御圧室111内に流
入する冷媒ガス量が少なくなる。この一方で、制御圧室
111内の冷媒ガスは、放圧通路112を経由してクラ
ンク室15に流出している。このため、制御圧室111
内の圧力が低下して、スプール弁107が後方に移動配
置され、絞り弁部108の絞り度が小さくなって、調整
弁孔106の通路断面積が大きくなる。そして、クラン
ク室15から導入通路102を介して吸入室37に流入
する冷媒ガス量が前記絞り弁部108の絞り度に応じて
増大し、吸入室37の圧力が高められる。このため、ピ
ストン35を介して対向するクランク室15の圧力Pc
とシリンダボア11a内の圧力Pとの間の差圧が小さく
なって、斜板22が最大傾角側に傾動される。
【0068】この状態では、外部冷媒回路52から吸入
通路32に供給される冷媒ガスは、収容孔27及び第2
吸入通路101を介してクランク室15内に導入された
後、導入通路102の軸心通路46、遮断体28の内
部、通孔104及び調整通路103を介して吸入室37
内に導入される。
通路32に供給される冷媒ガスは、収容孔27及び第2
吸入通路101を介してクランク室15内に導入された
後、導入通路102の軸心通路46、遮断体28の内
部、通孔104及び調整通路103を介して吸入室37
内に導入される。
【0069】圧力付与通路110の通過断面積が零、つ
まり容量制御弁49の弁体67が弁孔68を完全に閉止
した状態になると、吐出室38から制御圧室111への
冷媒ガスの供給は行われない。そして、シリンダボア1
1a内の圧力Pと、クランク室15内の圧力Pcとがほ
ぼ同一となり、斜板22が最大傾角状態に保持されて、
吐出容量は最大となる。
まり容量制御弁49の弁体67が弁孔68を完全に閉止
した状態になると、吐出室38から制御圧室111への
冷媒ガスの供給は行われない。そして、シリンダボア1
1a内の圧力Pと、クランク室15内の圧力Pcとがほ
ぼ同一となり、斜板22が最大傾角状態に保持されて、
吐出容量は最大となる。
【0070】また、この状態では、容量制御弁49の閉
止により圧力付与通路110が閉じられている。このた
め、吐出室38内に吐出された高圧冷媒ガスは、圧力付
与通路110及び放圧通路112を介してクランク室1
5内に供給されることなく、外部冷媒回路52に供給さ
れる。
止により圧力付与通路110が閉じられている。このた
め、吐出室38内に吐出された高圧冷媒ガスは、圧力付
与通路110及び放圧通路112を介してクランク室1
5内に供給されることなく、外部冷媒回路52に供給さ
れる。
【0071】逆に、冷房負荷が小さい場合には、図5に
示すように、容量制御弁49のソレノイド63への入力
電流が減少され、そのソレノイド63の励磁力が弱くな
って、弁体67の弁開度が小さくなる方向の付勢力が減
少する。弁体67の弁開度が大きくなれば、吐出室38
から圧力付与通路110を経由して、スプール弁107
の背面側の制御圧室111内に流入する冷媒ガス量が多
くなり、制御圧室111内の圧力が上昇する。これによ
り、スプール弁107が前方に移動配置され、絞り弁部
108の絞り度が大きくなって、調整弁孔106の通路
断面積が小さくなる。そして、クランク室15から導入
通路102を介して吸入室37に流入する冷媒ガス量が
前記絞り弁部108の絞り度に応じて減少し、吸入室3
7の圧力が低下する。このため、ピストン35を介して
対向するクランク室15の圧力Pcとシリンダボア11
a内の圧力Pとの間の差圧が大きくなって、斜板22が
最小傾角側に傾動される。
示すように、容量制御弁49のソレノイド63への入力
電流が減少され、そのソレノイド63の励磁力が弱くな
って、弁体67の弁開度が小さくなる方向の付勢力が減
少する。弁体67の弁開度が大きくなれば、吐出室38
から圧力付与通路110を経由して、スプール弁107
の背面側の制御圧室111内に流入する冷媒ガス量が多
くなり、制御圧室111内の圧力が上昇する。これによ
り、スプール弁107が前方に移動配置され、絞り弁部
108の絞り度が大きくなって、調整弁孔106の通路
断面積が小さくなる。そして、クランク室15から導入
通路102を介して吸入室37に流入する冷媒ガス量が
前記絞り弁部108の絞り度に応じて減少し、吸入室3
7の圧力が低下する。このため、ピストン35を介して
対向するクランク室15の圧力Pcとシリンダボア11
a内の圧力Pとの間の差圧が大きくなって、斜板22が
最小傾角側に傾動される。
【0072】冷房負荷がない状態になると、容量制御弁
49のソレノイド63への電流の供給が停止され、その
ソレノイド63が消磁される。このため、弁体67の弁
開度が小さくなる方向の付勢力が消失した状態となっ
て、容量制御弁49が最大開度にて開放された状態とな
る。
49のソレノイド63への電流の供給が停止され、その
ソレノイド63が消磁される。このため、弁体67の弁
開度が小さくなる方向の付勢力が消失した状態となっ
て、容量制御弁49が最大開度にて開放された状態とな
る。
【0073】この圧力付与通路110の最大開放時に
は、吐出室38内の冷媒ガスがスプール弁107の背面
側の制御圧室111に大量に供給され、制御圧室111
内の圧力がさらに上昇する。これにより、スプール弁1
07が最前方に移動配置され、絞り弁部108の絞り度
が最大となって、調整弁孔106の通路断面積が最小に
なる。そして、クランク室15の圧力Pcとシリンダボ
ア11a内の圧力Pとの間の差圧がさらに大きくなっ
て、斜板22が最小傾角位置に保持されて吐出容量が最
小となる。この斜板22の最小傾角状態では、前記第1
の実施形態と同様に吸入通路32が遮断体28により遮
断される。このとき、吐出室38、圧力付与通路11
0、制御圧室111、放圧通路112、クランク室1
5、導入通路102、吸入室37及びシリンダボア11
aにて循環通路が形成され、この循環通路を通して冷媒
ガス及び潤滑油が内部で循環される。
は、吐出室38内の冷媒ガスがスプール弁107の背面
側の制御圧室111に大量に供給され、制御圧室111
内の圧力がさらに上昇する。これにより、スプール弁1
07が最前方に移動配置され、絞り弁部108の絞り度
が最大となって、調整弁孔106の通路断面積が最小に
なる。そして、クランク室15の圧力Pcとシリンダボ
ア11a内の圧力Pとの間の差圧がさらに大きくなっ
て、斜板22が最小傾角位置に保持されて吐出容量が最
小となる。この斜板22の最小傾角状態では、前記第1
の実施形態と同様に吸入通路32が遮断体28により遮
断される。このとき、吐出室38、圧力付与通路11
0、制御圧室111、放圧通路112、クランク室1
5、導入通路102、吸入室37及びシリンダボア11
aにて循環通路が形成され、この循環通路を通して冷媒
ガス及び潤滑油が内部で循環される。
【0074】以上のように構成されたこの第3の実施形
態によっても、前記第1の実施形態と同様に、圧縮機内
の圧力がバランスした状態において遮断体28による吸
入通路32の遮断が確保される。従って、圧縮機の再起
動時における液冷媒のフォーミングによる外部冷媒回路
52への潤滑油の持ち出しが低減されて、焼き付き等の
不具合の発生を抑制することができる。
態によっても、前記第1の実施形態と同様に、圧縮機内
の圧力がバランスした状態において遮断体28による吸
入通路32の遮断が確保される。従って、圧縮機の再起
動時における液冷媒のフォーミングによる外部冷媒回路
52への潤滑油の持ち出しが低減されて、焼き付き等の
不具合の発生を抑制することができる。
【0075】また、この第3の実施形態においては、容
量制御弁49の開度調整に基づいて圧力付与通路110
の開度が変更されると、吐出室38から制御圧室111
への冷媒ガスの導入量が変更される。これに伴って、制
御圧室111の圧力が変更されて、その制御圧室111
の圧力に応じてスプール弁107が移動され、導入通路
102の開度が調整される。そして、クランク室15か
ら吸入室37への冷媒ガスの供給量が増減され、吸入室
37内の圧力が変更されて、クランク室15の圧力Pc
とシリンダボア11a内の圧力Pとのピストン35を介
した差が変更される。そして、その差に応じて斜板22
の傾角が変更されて、吐出容量が制御することができ
る。
量制御弁49の開度調整に基づいて圧力付与通路110
の開度が変更されると、吐出室38から制御圧室111
への冷媒ガスの導入量が変更される。これに伴って、制
御圧室111の圧力が変更されて、その制御圧室111
の圧力に応じてスプール弁107が移動され、導入通路
102の開度が調整される。そして、クランク室15か
ら吸入室37への冷媒ガスの供給量が増減され、吸入室
37内の圧力が変更されて、クランク室15の圧力Pc
とシリンダボア11a内の圧力Pとのピストン35を介
した差が変更される。そして、その差に応じて斜板22
の傾角が変更されて、吐出容量が制御することができ
る。
【0076】なお、この発明は以下のように変更して具
体化することもできる。 (1) 前記第1の実施形態において、傾角減少バネ8
5を回転支持体21の後面の傾角規制突部21aを避け
た部分と、その部分に対向する斜板22の前面との間に
介装すること。
体化することもできる。 (1) 前記第1の実施形態において、傾角減少バネ8
5を回転支持体21の後面の傾角規制突部21aを避け
た部分と、その部分に対向する斜板22の前面との間に
介装すること。
【0077】このように構成しても、前記第1の実施形
態とほぼ同様の効果が得られる。 (2) 前記第1の実施形態において、クランク室15
と吐出圧領域を構成する吐出室38との間に所定の通過
断面積を有する給気通路48を形成する。前記クランク
室15と吸入圧領域を構成する吸入室37との間に連通
路としての抽気通路を形成し、その抽気通路の途中には
その開度を調節するための容量制御弁を設ける。その容
量制御弁は、ソレノイドへの入力電流値が増大するほ
ど、弁体が弁孔の開度を拡大するように構成する。そし
て、圧縮機内の圧力がバランスした状態で遮断体28は
吸入通路32を閉止する方向に付勢されるようにするこ
と。
態とほぼ同様の効果が得られる。 (2) 前記第1の実施形態において、クランク室15
と吐出圧領域を構成する吐出室38との間に所定の通過
断面積を有する給気通路48を形成する。前記クランク
室15と吸入圧領域を構成する吸入室37との間に連通
路としての抽気通路を形成し、その抽気通路の途中には
その開度を調節するための容量制御弁を設ける。その容
量制御弁は、ソレノイドへの入力電流値が増大するほ
ど、弁体が弁孔の開度を拡大するように構成する。そし
て、圧縮機内の圧力がバランスした状態で遮断体28は
吸入通路32を閉止する方向に付勢されるようにするこ
と。
【0078】このように構成しても、前記第1の実施形
態とほぼ同様の効果が得られる。また、容量制御弁の開
度調整に基づいて抽気通路の開度が変更されると、制御
圧室を兼ねるクランク室15から吸入圧領域を構成する
吸入室37への冷媒ガスの抽出量が増減される。これに
伴って、カムプレートとしての斜板22を収容するクラ
ンク室15内の圧力が変更されて、クランク室15の圧
力Pcとシリンダボア11a内の圧力Pとのピストン3
5を介した差が変更される。そして、その差に応じて斜
板22の傾角が変更されて、吐出容量を制御することが
できる。
態とほぼ同様の効果が得られる。また、容量制御弁の開
度調整に基づいて抽気通路の開度が変更されると、制御
圧室を兼ねるクランク室15から吸入圧領域を構成する
吸入室37への冷媒ガスの抽出量が増減される。これに
伴って、カムプレートとしての斜板22を収容するクラ
ンク室15内の圧力が変更されて、クランク室15の圧
力Pcとシリンダボア11a内の圧力Pとのピストン3
5を介した差が変更される。そして、その差に応じて斜
板22の傾角が変更されて、吐出容量を制御することが
できる。
【0079】(3) 前記第1の実施形態において、途
中に容量制御弁49を有する給気通路48を形成すると
ともに、クランク室15と吸入圧領域を構成する吸入室
37との間に連通路としての抽気通路を形成し、その抽
気通路の途中にはその開度を調節するための容量制御弁
を設ける。その容量制御弁は、ソレノイドへの入力電流
値が増大するほど、弁体が弁孔の開度を拡大するように
構成する。そして、圧縮機内の圧力がバランスした状態
で遮断体28は吸入通路32を閉止する方向に付勢され
るようにすること。
中に容量制御弁49を有する給気通路48を形成すると
ともに、クランク室15と吸入圧領域を構成する吸入室
37との間に連通路としての抽気通路を形成し、その抽
気通路の途中にはその開度を調節するための容量制御弁
を設ける。その容量制御弁は、ソレノイドへの入力電流
値が増大するほど、弁体が弁孔の開度を拡大するように
構成する。そして、圧縮機内の圧力がバランスした状態
で遮断体28は吸入通路32を閉止する方向に付勢され
るようにすること。
【0080】このように構成した場合、給気通路48と
抽気通路との両方の連通路の開度を調整することによ
り、クランク室15内の圧力Pcを微妙に制御すること
ができる。そして、より正確な吐出容量の制御を行うこ
とができる。
抽気通路との両方の連通路の開度を調整することによ
り、クランク室15内の圧力Pcを微妙に制御すること
ができる。そして、より正確な吐出容量の制御を行うこ
とができる。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれば
以下の優れた効果を奏する。請求項1〜5に記載の発明
によれば、圧縮機内の圧力がバランスした状態におい
て、吸入通路を開閉する遮断体が、その吸入通路を閉止
する方向に付勢されている。このため、圧縮機が停止し
た状態において、遮断体による吸入通路の遮断が確保さ
れて、外部冷媒回路内で凝縮された液冷媒が吸入通路を
介して圧縮機内に流入するのが抑制される。従って、圧
縮機の再起動時における液冷媒のフォーミングによる外
部冷媒回路への潤滑油の持ち出し量が低減される。そし
て、圧縮機内の摺動部分の潤滑が確保されて、焼き付き
等の不具合の発生を抑制することができる。
以下の優れた効果を奏する。請求項1〜5に記載の発明
によれば、圧縮機内の圧力がバランスした状態におい
て、吸入通路を開閉する遮断体が、その吸入通路を閉止
する方向に付勢されている。このため、圧縮機が停止し
た状態において、遮断体による吸入通路の遮断が確保さ
れて、外部冷媒回路内で凝縮された液冷媒が吸入通路を
介して圧縮機内に流入するのが抑制される。従って、圧
縮機の再起動時における液冷媒のフォーミングによる外
部冷媒回路への潤滑油の持ち出し量が低減される。そし
て、圧縮機内の摺動部分の潤滑が確保されて、焼き付き
等の不具合の発生を抑制することができる。
【0082】請求項6に記載の発明によれば、カムプレ
ートに対してフロント側のバネは、駆動シャフトに嵌挿
されている。従って、このバネのためのガイドを別途設
ける必要がなく、簡単な構成でカムプレート及び遮断体
に付勢力を作用させることができる。
ートに対してフロント側のバネは、駆動シャフトに嵌挿
されている。従って、このバネのためのガイドを別途設
ける必要がなく、簡単な構成でカムプレート及び遮断体
に付勢力を作用させることができる。
【図1】 第1の実施形態の圧縮機の最大傾角状態を示
す断面図。
す断面図。
【図2】 図1の圧縮機の最小傾角状態を示す断面図。
【図3】 第2の実施形態の圧縮機を示す断面図。
【図4】 第3の実施形態の圧縮機の最大傾角状態を示
す断面図。
す断面図。
【図5】 図4の圧縮機の最小傾角状態を示す断面図。
11…ハウジングの一部を構成するシリンダブロック、
11a…シリンダボア、12…ハウジングの一部を構成
するフロントハウジング、13…ハウジングの一部を構
成するリヤハウジング、15…制御圧室を兼ねるクラン
ク室、16…駆動シャフト、22…カムプレートとして
の斜板、27…収容孔、28…遮断体、32…吸入圧領
域を構成する吸入通路、35…ピストン、37…吸入圧
領域を構成する吸入室、38…吐出圧領域を構成する吐
出室、48…連通路としての給気通路、49…容量制御
弁、52…外部冷媒回路、85、91…一対のバネのう
ちカムプレートに対してフロント側のバネとしての傾角
減少バネ、86…一対のバネの他方を構成する吸入通路
開放バネ、101…第2吸入通路、102…導入通路、
107…調整弁としてのスプール弁、110…連通路と
しての圧力付与通路、111…制御圧室。
11a…シリンダボア、12…ハウジングの一部を構成
するフロントハウジング、13…ハウジングの一部を構
成するリヤハウジング、15…制御圧室を兼ねるクラン
ク室、16…駆動シャフト、22…カムプレートとして
の斜板、27…収容孔、28…遮断体、32…吸入圧領
域を構成する吸入通路、35…ピストン、37…吸入圧
領域を構成する吸入室、38…吐出圧領域を構成する吐
出室、48…連通路としての給気通路、49…容量制御
弁、52…外部冷媒回路、85、91…一対のバネのう
ちカムプレートに対してフロント側のバネとしての傾角
減少バネ、86…一対のバネの他方を構成する吸入通路
開放バネ、101…第2吸入通路、102…導入通路、
107…調整弁としてのスプール弁、110…連通路と
しての圧力付与通路、111…制御圧室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 宏幸 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (6)
- 【請求項1】 ハウジングの内部に制御圧室及びクラン
ク室を形成するとともに駆動シャフトを回転可能に支持
し、前記ハウジングの一部を構成するシリンダブロック
に複数のシリンダボアを形成するとともに収容孔を設
け、前記シリンダボア内にはピストンを往復動可能に収
容し、前記駆動シャフトにカムプレートを一体回転可能
かつ揺動可能に挿着し、前記収容孔には外部冷媒回路か
ら吸入圧領域への吸入通路を開口するとともに、前記カ
ムプレートの揺動に連動してその吸入通路を開閉する遮
断体を収容し、吐出圧領域及び吸入圧領域の少なくとも
一方と前記制御圧室との間の連通路の途中には容量制御
弁を設け、その容量制御弁の開度調整に基づいて前記制
御圧室の圧力を変更することにより前記カムプレートを
収容するクランク室の圧力とシリンダボア内の圧力との
前記ピストンを介した差を変更し、その差に応じてカム
プレートの傾角を変更して吐出容量を制御するように構
成したクラッチレス可変容量圧縮機において、 圧縮機内の圧力がバランスした状態で、前記遮断体は前
記吸入通路を閉止する方向に付勢されるようにしたクラ
ッチレス可変容量圧縮機。 - 【請求項2】 前記クランク室が制御圧室を兼ねるとと
もに、前記連通路が吐出圧領域とクランク室とを連通す
る給気通路である請求項1に記載のクラッチレス可変容
量圧縮機。 - 【請求項3】 前記クランク室は制御圧室を兼ねるとと
もに、前記連通路はクランク室と吸入圧領域とを連通す
る抽気通路である請求項1または2に記載のクラッチレ
ス可変容量圧縮機。 - 【請求項4】 前記クランク室は吸入通路を介して外部
冷媒回路に接続し、前記クランク室と前記吸入圧領域を
構成する吸入室との間に導入通路を形成し、その導入通
路の途中にはその開度を調節するための調整弁を設け、
その調整弁の背面に前記制御圧室を形成し、前記連通路
はその制御圧室と吐出圧領域とを連通する圧力付与通路
である請求項1に記載のクラッチレス可変容量圧縮機。 - 【請求項5】 前記吸入通路を前記収容孔のリヤ側に開
口し、前記カムプレート及び遮断体を介して一対のバネ
を配置し、圧縮機内の圧力がバランスした状態で、前記
一対のバネの付勢力の合力により遮断体が圧縮機のリヤ
側方向に付勢されるようにした請求項1〜4のいずれか
に記載のクラッチレス可変容量圧縮機。 - 【請求項6】 前記一対のバネのうちカムプレートに対
してフロント側のバネを、前記駆動シャフトに嵌挿した
請求項5に記載のクラッチレス可変容量圧縮機。
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