JPH09324771A - スクロール部材の成形方法 - Google Patents
スクロール部材の成形方法Info
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- JPH09324771A JPH09324771A JP14256596A JP14256596A JPH09324771A JP H09324771 A JPH09324771 A JP H09324771A JP 14256596 A JP14256596 A JP 14256596A JP 14256596 A JP14256596 A JP 14256596A JP H09324771 A JPH09324771 A JP H09324771A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0246—Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
- F04C18/0253—Details concerning the base
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スクロール圧縮機の主要部材である旋回及び固
定スクロールを高精度に、かつ短時間で成形する方法を
提供する。 【解決手段】旋回スクロール1及び固定スクロールの素
形材を精密鋳造法で成形する際、渦巻状のラップ2が形
成されていない鏡板3面に断面が矩形状の溝5を複数個
同心円状に設けてラップを高精度に成形する。
定スクロールを高精度に、かつ短時間で成形する方法を
提供する。 【解決手段】旋回スクロール1及び固定スクロールの素
形材を精密鋳造法で成形する際、渦巻状のラップ2が形
成されていない鏡板3面に断面が矩形状の溝5を複数個
同心円状に設けてラップを高精度に成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクロール部材の加
工方法に関する。
工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スクロール圧縮機の主要部材である固定
スクロール及び旋回スクロールは、特開平5−79478号公
報に記載のように重力鋳造による鋳鉄で成形されてい
る。また、特開平2−197506 号公報に記載のように粉末
冶金法による鉄系及びアルミニウム系焼結体で成形され
ている。
スクロール及び旋回スクロールは、特開平5−79478号公
報に記載のように重力鋳造による鋳鉄で成形されてい
る。また、特開平2−197506 号公報に記載のように粉末
冶金法による鉄系及びアルミニウム系焼結体で成形され
ている。
【0003】一方、固定スクロール及び旋回スクロール
の塑性加工法として、特開昭59−13541 号公報に記載の
冷間鍛造法及び特開昭64−54806 号公報に記載の熱間鍛
造法が一般的に用いられている。また、特殊な例として
特開平6−339740 号公報に記載のようにプレス加工後サ
イジング加工したり、特開平2−173378 号公報に記載の
ようにラップを板巻き成形した後に鏡板にろう付して一
体にする方法、特開平3−121201号及び特開平4−143478
号公報に記載のようにラップを押出し成形した後に鏡板
にろう付や摩擦圧接して一体にする方法などが発明され
ている。
の塑性加工法として、特開昭59−13541 号公報に記載の
冷間鍛造法及び特開昭64−54806 号公報に記載の熱間鍛
造法が一般的に用いられている。また、特殊な例として
特開平6−339740 号公報に記載のようにプレス加工後サ
イジング加工したり、特開平2−173378 号公報に記載の
ようにラップを板巻き成形した後に鏡板にろう付して一
体にする方法、特開平3−121201号及び特開平4−143478
号公報に記載のようにラップを押出し成形した後に鏡板
にろう付や摩擦圧接して一体にする方法などが発明され
ている。
【0004】さらに、特開昭64−379 号及び特開平5−3
32270 号公報に記載のように熱硬化性及び熱可塑性樹脂
で射出成形されている。
32270 号公報に記載のように熱硬化性及び熱可塑性樹脂
で射出成形されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】固定スクロール及び旋
回スクロールを重力鋳造で成形した場合、成形品の離型
を容易にするためにラップの高さ方向に0.5〜1.0°
の抜き勾配を設けるので、製品寸法に対する成形品寸法
(以後、成形精度と記述する)がラップの片肉で0.8
〜1.6mm大きくなる。また、砂型鋳物などでは冷却速
度との関係で表面にチル層が生じる。このため、成形
後、荒加工−中仕上げ−上仕上げの3工程の機械加工
(精度約5μm)で製品寸法に仕上げなければならない
問題があった。
回スクロールを重力鋳造で成形した場合、成形品の離型
を容易にするためにラップの高さ方向に0.5〜1.0°
の抜き勾配を設けるので、製品寸法に対する成形品寸法
(以後、成形精度と記述する)がラップの片肉で0.8
〜1.6mm大きくなる。また、砂型鋳物などでは冷却速
度との関係で表面にチル層が生じる。このため、成形
後、荒加工−中仕上げ−上仕上げの3工程の機械加工
(精度約5μm)で製品寸法に仕上げなければならない
問題があった。
【0006】同様に金型を用いて成形する粉末冶金法,
冷間及び熱間鍛造法でも、金型の加工精度,抜き勾配,
成形条件の変動要因から成形精度は0.3〜0.5mmで、
2〜3工程の機械加工仕上げが必要であった。
冷間及び熱間鍛造法でも、金型の加工精度,抜き勾配,
成形条件の変動要因から成形精度は0.3〜0.5mmで、
2〜3工程の機械加工仕上げが必要であった。
【0007】また、ラップを板巻きや押出し成形した後
に鏡板にろう付及び摩擦圧接して一体にする方法では、
ラップ単体の成形精度が悪い上に、接合時の変形及び位
置ずれなどの影響により精度が低下し、一体で成形した
物よりも機械加工代が大きくなる。
に鏡板にろう付及び摩擦圧接して一体にする方法では、
ラップ単体の成形精度が悪い上に、接合時の変形及び位
置ずれなどの影響により精度が低下し、一体で成形した
物よりも機械加工代が大きくなる。
【0008】さらに、熱硬化性及び熱可塑性樹脂の射出
成形で一体成形される方法では、成形精度が0.2〜0.
3mmであり、このままスクロール部材として用いること
ができず、切削性が悪いので機械加工で仕上げるにも困
難である。
成形で一体成形される方法では、成形精度が0.2〜0.
3mmであり、このままスクロール部材として用いること
ができず、切削性が悪いので機械加工で仕上げるにも困
難である。
【0009】以上述べたように、何れの方法でスクロー
ル部材を成形しても成形後の機械加工代が大きくなり、
加工時間が長いことなどの理由から製造コストが高価に
なる問題があった。
ル部材を成形しても成形後の機械加工代が大きくなり、
加工時間が長いことなどの理由から製造コストが高価に
なる問題があった。
【0010】また、部材の機械加工時間が長くなると、
加工機の占有時間が長くなり、量産品のスクロール圧縮
機を生産する場合には、膨大な台数の加工機が必要とな
り、設備投資が多大になる問題があった。
加工機の占有時間が長くなり、量産品のスクロール圧縮
機を生産する場合には、膨大な台数の加工機が必要とな
り、設備投資が多大になる問題があった。
【0011】本発明の目的は、従来技術の問題点を解決
したスクロール部材の成形方法を提供することにある。
したスクロール部材の成形方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はスクロール圧縮機の主要部材である旋回及
び固定スクロールの素形材を抜き勾配を設けなくて良い
精密鋳造法(ロストワックス)で成形し、この際に渦巻
状のラップが形成されていない鏡板面に断面が矩形状の
溝を複数個同心円状に設ける。また、製品寸法より0.
05mm 程度小さく(以後、成形精度−0.05mm 以下
と記述する)成形し、該旋回及び固定スクロールの素形
材のラップ表面に非常になじみ性が良い材料で膜厚0.
05mm 以上の表面処理を施し、その後両部材を組み合
わせ、前記旋回スクロールを前記固定スクロールに押し
付けながら旋回運動させてすり合わせ加工することによ
り、製品の寸法精度(0.005mm 以下)を達成でき
る。
め、本発明はスクロール圧縮機の主要部材である旋回及
び固定スクロールの素形材を抜き勾配を設けなくて良い
精密鋳造法(ロストワックス)で成形し、この際に渦巻
状のラップが形成されていない鏡板面に断面が矩形状の
溝を複数個同心円状に設ける。また、製品寸法より0.
05mm 程度小さく(以後、成形精度−0.05mm 以下
と記述する)成形し、該旋回及び固定スクロールの素形
材のラップ表面に非常になじみ性が良い材料で膜厚0.
05mm 以上の表面処理を施し、その後両部材を組み合
わせ、前記旋回スクロールを前記固定スクロールに押し
付けながら旋回運動させてすり合わせ加工することによ
り、製品の寸法精度(0.005mm 以下)を達成でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
【0014】(実施例1)図1に精密鋳造で成形した旋
回スクロール1の素形材のラップ側から見た斜視図を示
す。同図からわかるように旋回スクロール1の形状は渦
巻状のラップ2と円板状の鏡板3と円筒状のボス4が組
み合わされた形状である。また、図1に示した旋回スク
ロール1をボス4側から見た斜視図を図2に示している
が、鏡板3のボス4が形成されている面3b(換言すれ
ばラップ2が形成されている面3aと反対の面)には断
面が矩形状の溝5が複数個、同心円状に設けられてい
る。
回スクロール1の素形材のラップ側から見た斜視図を示
す。同図からわかるように旋回スクロール1の形状は渦
巻状のラップ2と円板状の鏡板3と円筒状のボス4が組
み合わされた形状である。また、図1に示した旋回スク
ロール1をボス4側から見た斜視図を図2に示している
が、鏡板3のボス4が形成されている面3b(換言すれ
ばラップ2が形成されている面3aと反対の面)には断
面が矩形状の溝5が複数個、同心円状に設けられてい
る。
【0015】図1及び図2に示した旋回スクロール1の
素形材は、材質に機械構造用炭素鋼(JIS,S25
C)を用いて、図3に示すような精密鋳造工程で成形さ
れている。溶湯金属の冷却時の収縮代を見込んで設計し
た金型でWAX型を製作し、WAX型に耐火物を被覆し
て鋳型を作成する。次に鋳型を加熱してWAXを溶かし
出し、さらに高温で耐火物で形成された鋳型を焼成す
る。最後に約1000℃に加熱した鋳型の中に温度約1
600℃の溶湯金属を鋳込んで旋回シリンダの素形材を
成形している。
素形材は、材質に機械構造用炭素鋼(JIS,S25
C)を用いて、図3に示すような精密鋳造工程で成形さ
れている。溶湯金属の冷却時の収縮代を見込んで設計し
た金型でWAX型を製作し、WAX型に耐火物を被覆し
て鋳型を作成する。次に鋳型を加熱してWAXを溶かし
出し、さらに高温で耐火物で形成された鋳型を焼成す
る。最後に約1000℃に加熱した鋳型の中に温度約1
600℃の溶湯金属を鋳込んで旋回シリンダの素形材を
成形している。
【0016】以上のような精密鋳造工程で成形した旋回
シリンダの素形材は、ラップの高さ方向に抜き勾配を設
ける必要がないので、ラップの成形精度は従来技術より
大幅に向上する。しかし、溶湯金属の冷却時の収縮代を
見込んで金型寸法を設計しているが、渦巻状のラップ2
と円板状の鏡板3と円筒状のボス4が組み合わされた3
次元的な形状である旋回スクロールの場合、さらに複雑
な変形挙動を示す。
シリンダの素形材は、ラップの高さ方向に抜き勾配を設
ける必要がないので、ラップの成形精度は従来技術より
大幅に向上する。しかし、溶湯金属の冷却時の収縮代を
見込んで金型寸法を設計しているが、渦巻状のラップ2
と円板状の鏡板3と円筒状のボス4が組み合わされた3
次元的な形状である旋回スクロールの場合、さらに複雑
な変形挙動を示す。
【0017】本発明の複数個の矩形溝5を鏡板3のボス
4が形成されている面3bに形成しない場合の旋回スク
ロールの変形状態を図4に示す。同図は旋回スクロール
の横断面を示したもので、図のように精密鋳造した旋回
スクロールは、鏡板3の半径方向の熱収縮の影響で、ラ
ップ2の鏡板3との境界部(以後、ラップ根元2aと記
述)が先端部2bに比べて半径方向の収縮が大きくな
り、ラップ2が花びら状に変形(外径側に倒れる)して
成形精度が悪くなる。また、鏡板3は逆にラップ2の拘
束によって、ラップ側の鏡板面3aの半径方向の収縮量
がボス側の面3bに比べて小さくなるので、鏡板は凸状
に変形する。
4が形成されている面3bに形成しない場合の旋回スク
ロールの変形状態を図4に示す。同図は旋回スクロール
の横断面を示したもので、図のように精密鋳造した旋回
スクロールは、鏡板3の半径方向の熱収縮の影響で、ラ
ップ2の鏡板3との境界部(以後、ラップ根元2aと記
述)が先端部2bに比べて半径方向の収縮が大きくな
り、ラップ2が花びら状に変形(外径側に倒れる)して
成形精度が悪くなる。また、鏡板3は逆にラップ2の拘
束によって、ラップ側の鏡板面3aの半径方向の収縮量
がボス側の面3bに比べて小さくなるので、鏡板は凸状
に変形する。
【0018】ラップの肉厚3mm,高さ16mm,鏡板の外
径86mm,肉厚7mmの旋回スクロールを、本発明の複数
個の矩形溝5を鏡板3のボス4が形成されている面3b
に形成しないで精密鋳造で成形した場合のラップの成形
精度の一例を図5に示す。同図はラップの内線側の成形
寸法と設計寸法との誤差をラップの渦巻角度との関係で
示したもので、ラップの高さ方向の位置をパラメタにし
ている。図からわかるようにラップ根元2aは0.05m
m 以下の精度で成形されているが、ラップ先端部2bは
前述のようにラップが花びら状に変形するために精度が
極端に悪くなっている。また、その程度は渦巻角度が大
きくなる程(ラップの巻き終りになる程)、大きくなって
いる。
径86mm,肉厚7mmの旋回スクロールを、本発明の複数
個の矩形溝5を鏡板3のボス4が形成されている面3b
に形成しないで精密鋳造で成形した場合のラップの成形
精度の一例を図5に示す。同図はラップの内線側の成形
寸法と設計寸法との誤差をラップの渦巻角度との関係で
示したもので、ラップの高さ方向の位置をパラメタにし
ている。図からわかるようにラップ根元2aは0.05m
m 以下の精度で成形されているが、ラップ先端部2bは
前述のようにラップが花びら状に変形するために精度が
極端に悪くなっている。また、その程度は渦巻角度が大
きくなる程(ラップの巻き終りになる程)、大きくなって
いる。
【0019】前述の寸法の旋回スクロールに断面の幅が
4mm、深さが3mmの矩形溝5を鏡板3のボス4が形成さ
れている面3bに3個、同心円状に設けて精密鋳造をし
た場合の旋回スクロールの変形状態を図6に示す。図の
ように精密鋳造した旋回スクロールは、矩形溝を設ける
ことにより、ボス側の鏡板面3bの半径方向の収縮量が
緩和され、ラップ2の倒れや鏡板3のそり変形が小さく
なる。
4mm、深さが3mmの矩形溝5を鏡板3のボス4が形成さ
れている面3bに3個、同心円状に設けて精密鋳造をし
た場合の旋回スクロールの変形状態を図6に示す。図の
ように精密鋳造した旋回スクロールは、矩形溝を設ける
ことにより、ボス側の鏡板面3bの半径方向の収縮量が
緩和され、ラップ2の倒れや鏡板3のそり変形が小さく
なる。
【0020】このような矩形溝を設けた場合のラップの
成形精度の一例を図7に示す。図からわかるようにラッ
プ根元2a及びラップ先端部2bともに0.05mm 以下
の精度で成形されている。
成形精度の一例を図7に示す。図からわかるようにラッ
プ根元2a及びラップ先端部2bともに0.05mm 以下
の精度で成形されている。
【0021】本発明の実施例によれば、渦巻状のラップ
2と円板状の鏡板3と円筒状のボス4が組み合わされた
形状の旋回スクロール1を精密鋳造する際に、鏡板3の
ボス4が形成されている面3bに複数個の矩形溝5を同
心円状に形成しているので、半径方向の熱収縮量が鏡板
の表裏でバランスがとれ、ラップが倒れることなく成形
され、高精度に成形できる。
2と円板状の鏡板3と円筒状のボス4が組み合わされた
形状の旋回スクロール1を精密鋳造する際に、鏡板3の
ボス4が形成されている面3bに複数個の矩形溝5を同
心円状に形成しているので、半径方向の熱収縮量が鏡板
の表裏でバランスがとれ、ラップが倒れることなく成形
され、高精度に成形できる。
【0022】(実施例2)実施例1ではスクロール圧縮
機の主要部材である旋回スクロールについて本発明の内
容を示したが、同様な工程で固定スクロールも設計寸法
に対して0〜−0.05mm の精度で成形できる。
機の主要部材である旋回スクロールについて本発明の内
容を示したが、同様な工程で固定スクロールも設計寸法
に対して0〜−0.05mm の精度で成形できる。
【0023】このようにして成形した旋回・固定スクロ
ールのラップ2の内外面及び鏡板3のラップ側の鏡板面
3aに膜厚0〜0.05mm の表面処理を施し、略設計寸
法に仕上げる。表面処理は、塗布型の固体潤滑剤や自己
成長型被膜などなじみ性の良い被膜を選定する。
ールのラップ2の内外面及び鏡板3のラップ側の鏡板面
3aに膜厚0〜0.05mm の表面処理を施し、略設計寸
法に仕上げる。表面処理は、塗布型の固体潤滑剤や自己
成長型被膜などなじみ性の良い被膜を選定する。
【0024】各々表面処理した旋回・固定スクロールを
駆動軸を基準にして組み合わせ、駆動軸を回転させるこ
とにより旋回スクロールを旋回運動させる。これにより
旋回スクロールの表面処理層及び固定スクロールの表面
処理層は摺り合わせ加工され、旋回スクロールが旋回運
動した際の固定スクロールとの相対面はすき間が略零と
なる。また、この場合、表面処理層としてなじみ性の良
い被膜を選定しているので、短時間で摺り合わせ加工が
終了する。
駆動軸を基準にして組み合わせ、駆動軸を回転させるこ
とにより旋回スクロールを旋回運動させる。これにより
旋回スクロールの表面処理層及び固定スクロールの表面
処理層は摺り合わせ加工され、旋回スクロールが旋回運
動した際の固定スクロールとの相対面はすき間が略零と
なる。また、この場合、表面処理層としてなじみ性の良
い被膜を選定しているので、短時間で摺り合わせ加工が
終了する。
【0025】このような本発明のスクロール圧縮機の旋
回・固定スクロールの成形工程をまとめると図8に示す
ようになる。
回・固定スクロールの成形工程をまとめると図8に示す
ようになる。
【0026】本発明の実施例によれば、スクロール圧縮
機の主要部材である旋回スクロール及び固定スクロール
の渦巻状のラップ2を機械加工することなく仕上げるこ
とができるので、短時間で、かつ高精度に成形すること
ができる。
機の主要部材である旋回スクロール及び固定スクロール
の渦巻状のラップ2を機械加工することなく仕上げるこ
とができるので、短時間で、かつ高精度に成形すること
ができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、スクロール圧縮機の旋
回及び固定スクロールを、抜き勾配がなく、高い寸法精
度で成形することができる。また、各部材を設計寸法に
対してマイナス公差で素形材を成形し、表面処理と摺り
合わせ加工で仕上げているので、さらに高い寸法精度を
確保することができる。また、旋回及び固定スクロール
の渦巻状のラップを機械加工しないで仕上げることがで
きるので、短時間で成形することができ、製造コストが
大幅に低減される。
回及び固定スクロールを、抜き勾配がなく、高い寸法精
度で成形することができる。また、各部材を設計寸法に
対してマイナス公差で素形材を成形し、表面処理と摺り
合わせ加工で仕上げているので、さらに高い寸法精度を
確保することができる。また、旋回及び固定スクロール
の渦巻状のラップを機械加工しないで仕上げることがで
きるので、短時間で成形することができ、製造コストが
大幅に低減される。
【0028】また、本発明の工程で成形した旋回及び固
定スクロールをスクロール圧縮機に用いれば、圧縮動作
を行う際の旋回と固定スクロールとの相対面のすき間が
略零となる状態で運転されるので、漏れ損失が低減し、
大幅な性能向上が図れる。
定スクロールをスクロール圧縮機に用いれば、圧縮動作
を行う際の旋回と固定スクロールとの相対面のすき間が
略零となる状態で運転されるので、漏れ損失が低減し、
大幅な性能向上が図れる。
【図1】本発明の旋回スクロールの斜視図。
【図2】本発明の旋回スクロールの斜視図。
【図3】本発明の旋回スクロールの素形材の成形のフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図4】従来形状の旋回スクロールの変形状態を示す説
明図。
明図。
【図5】従来形状の旋回スクロールのラップの成形精度
の説明図。
の説明図。
【図6】本発明の旋回スクロールの変形状態を示す説明
図。
図。
【図7】本発明の旋回スクロールのラップの成形精度の
説明図。
説明図。
【図8】本発明のスクロール圧縮機の主要部材の成形の
フローチャート。
フローチャート。
1…旋回スクロール、2…ラップ、3…鏡板、3a,3
b…鏡板面、4…ボス、5…矩形溝。
b…鏡板面、4…ボス、5…矩形溝。
Claims (3)
- 【請求項1】固定スクロールと駆動要素により回転駆動
される旋回スクロールによって圧縮動作を行うスクロー
ル圧縮機において、前記固定スクロール及び前記旋回ス
クロールの渦巻状のラップが形成されていない鏡板面に
断面が矩形状の円周溝を複数個同心円状に設け、精密鋳
造法で成形することを特徴とするスクロール部材の成形
方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記固定スクロール及
び前記旋回スクロールのラップの外線面は設計寸法に対
してマイナス公差で、内線面は設計寸法に対してプラス
公差で素形材を成形し、各々の面が略設計寸法になるま
で表面処理を施して後、両部材を組み合わせて相対面を
摺り合わせ加工するスクロール部材の成形方法。 - 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記固
定スクロール及び前記旋回スクロールの前記ラップの内
外面は切削工具によって加工されていないスクロール部
材の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14256596A JPH09324771A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | スクロール部材の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14256596A JPH09324771A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | スクロール部材の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09324771A true JPH09324771A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15318292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14256596A Pending JPH09324771A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | スクロール部材の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09324771A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008215090A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Denso Corp | スクロール型圧縮機およびその製造方法 |
| KR100886112B1 (ko) * | 2002-01-24 | 2009-02-27 | 에머슨 클리메이트 테크놀로지즈 인코퍼레이티드 | 분말 금속 스크롤 |
| CN103470500A (zh) * | 2013-09-30 | 2013-12-25 | 柳州易舟汽车空调有限公司 | 涡旋压缩机 |
| US8955220B2 (en) | 2009-03-11 | 2015-02-17 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Powder metal scrolls and sinter-brazing methods for making the same |
| CN113579649A (zh) * | 2021-07-26 | 2021-11-02 | 重庆美心翼申机械股份有限公司 | 一种涡盘加工方法 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP14256596A patent/JPH09324771A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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