JPH09324852A - 車両用変速機の変速制御装置 - Google Patents
車両用変速機の変速制御装置Info
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- JPH09324852A JPH09324852A JP8142006A JP14200696A JPH09324852A JP H09324852 A JPH09324852 A JP H09324852A JP 8142006 A JP8142006 A JP 8142006A JP 14200696 A JP14200696 A JP 14200696A JP H09324852 A JPH09324852 A JP H09324852A
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Abstract
接操作されている場合であっても適正に変速制御を遂行
可能な車両用変速機の変速制御装置を提供する。 【解決手段】 エンジンから変速機への動力伝達を断接
するクラッチと、変速開始指令に基づき、適切な変速段
となるよう変速機を変速制御する変速制御手段(S23)
と、これと連動し、変速開始指令が出力された後変速が
開始される前にクラッチを切断状態に制御し、変速が終
了した後に接続状態に制御するクラッチ制御手段(S23)
と、クラッチ制御手段とは独立してクラッチを断接操作
するクラッチペダルとを備え、変速制御手段は、変速開
始指令が出力された時点でクラッチペダルがクラッチの
半クラッチ相当領域を越えて(領域C)踏込まれている
ときには変速制御を行う(S22、S23)。
Description
速制御装置に係り、詳しくは、自動のみならず手動でも
断接操作可能なクラッチを有した車両用変速機の変速制
御装置に関する。
て、変速操作を自動化した自動変速機が多用されてい
る。この自動変速機は、小型車の場合にあっては、クラ
ッチに代えてトルクコンバータを採用したものが主流に
なっている。しかしながら、バスやトラック等の大型車
にあっては、駆動トルクの伝達量が大きいため、トルク
コンバータではその駆動トルクを充分に伝達するのが困
難となっている。
機を用い、この変速機に自動的に断接可能なクラッチ装
置を接続した構成の自動変速機が大型車用に開発されて
いる。これにより、伝達駆動トルクが大きい場合であっ
ても、変速タイミングに合わせてクラッチを自動制御
し、変速を自動で行うことが可能とされている。また、
運転者の意思を好適に反映すべく、上記のような自動制
御のみならず、クラッチペダルを備えて手動でも操作可
能なクラッチ装置を接続した自動変速機が併せて開発さ
れている。
な、手動でも操作可能なクラッチ装置を伴う自動変速機
では、通常、自動変速モードで走行し変速開始指令が出
力されたときであっても、上記クラッチペダルが踏込ま
れている場合には、半クラッチ等の運転者の意思を優先
すべく、クラッチの自動制御や自動変速制御を行わない
ようにしている場合が多い。
ルが踏込まれているときに自動変速が一切実施されない
ようにすると、例えば、クラッチペダルを大きく踏込み
ながら急制動を行ったような場合には、変速段がもはや
適正な変速段ではなくなったとしても変速が行われない
ことになる。従って、このような場合にあっては、クラ
ッチペダルを戻して車両を再び加速しようとしても、変
速段が車速に適合しておらずスムースな加速を行えない
ことになり、好ましいことではない。
もので、その目的とするところは、クラッチペダルの踏
込によってクラッチが断接操作されている場合であって
も適正に変速制御を遂行可能な車両用変速機の変速制御
装置を提供することにある。
め、請求項1の発明では、エンジンと変速機との間に設
けられ、前記エンジンから前記変速機への動力伝達を断
接するクラッチと、前記エンジンの運転状態に応じて適
切な変速段を設定し、変速開始指令を出力する指令手段
と、前記変速開始指令に基づき、前記適切な変速段とな
るよう前記変速機を変速制御する変速制御手段と、前記
変速制御手段と連動し、前記変速開始指令が出力された
後変速が開始される前に前記クラッチを切断状態に制御
し、前記変速が終了した後に接続状態に制御するクラッ
チ制御手段と、前記クラッチ制御手段とは独立して前記
クラッチを断接操作するクラッチペダルとを備え、前記
変速制御手段は、前記変速開始指令が出力された時点で
前記クラッチペダルが前記クラッチの半クラッチ相当領
域を越えて踏込まれているときには前記変速制御を行う
ことを特徴としている。
で、クラッチペダルが踏込まれていない場合のみなら
ず、半クラッチ相当領域を越えて踏込まれているときで
あっても、変速制御は良好に行われる。これにより、そ
の後、クラッチペダルが踏込まれない状態に戻されて再
びクラッチが接続状態とされたときには、適切な変速段
が設定されていることになり、車両はスムース且つ良好
に走行可能とされる。
手段は、前記変速開始指令が出力された時点で前記クラ
ッチペダルが前記クラッチの半クラッチ相当領域の踏込
であるときには前記変速制御を行わないことを特徴とし
ている。従って、変速開始指令が出力された時点でクラ
ッチペダルがクラッチの半クラッチ相当領域の踏込であ
る場合には、運転者が意図してクラッチを半クラッチ状
態にしている可能性が高く、このような半クラッチ状態
では、運転者の意思が優先され、無闇に変速制御が実施
されることなく変速が開始されず、車両の走行性が損な
われることがない。
制御手段は、前記クラッチペダルが前記クラッチの半ク
ラッチ相当領域を越えて踏込まれているときでも、前記
変速制御手段と連動して前記クラッチの断接制御を行う
ことを特徴としている。従って、クラッチペダルがクラ
ッチの半クラッチ相当領域を越えて踏込まれているとき
でも、変速制御が実施されるときには、変速制御と連動
してクラッチの断接制御が良好に行われる。
制御手段は、前記クラッチの断接制御を開始したときに
は、前記クラッチペダルが前記クラッチの半クラッチ相
当領域の踏込とされても前記断接制御を継続することを
特徴としている。従って、クラッチの断接制御が一旦開
始されると、その後、クラッチペダルが半クラッチ相当
領域の踏込とされても、断接制御は良好に継続される。
これにより、変速制御が実施されている間は、クラッチ
は切断状態に保持されることになり、変速が良好に完了
し、変速制御は良好に終了する。
実施の形態としての実施例を詳細に説明する。図1に
は、本発明に係る変速機の変速制御装置の適用される車
両(トラック、バス等)の駆動系の全体構成が示されて
いる。以下、同図に基づき、車両の変速機を含む車両の
駆動系の構成を説明する。
(以下、エンジンという)1からは、エンジン出力軸2
が延びており、このエンジン出力軸2は、クラッチ装置
3を介して歯車式変速機(以下、単に変速機という)4
に接続されている。これにより、エンジン1の出力が変
速機4に伝達され、この変速機4において変速が実施さ
れる。変速機4は、後退段の他に前進7段の変速段(1
速段〜7速段)を有した自動変速式の変速機である。ク
ラッチ装置3は、変速機4が自動変速される際には、こ
れに伴い自動的に断接制御されるように構成されてお
り、詳細については後述する。
するための燃料噴射ポンプ(以下、噴射ポンプという)
6が設けられている。この噴射ポンプ6は、ポンプ入力
軸(図示せず)を介して伝達されるエンジン1の出力に
よりポンプを作動させ、燃料を噴射する装置である。こ
の噴射ポンプ6には、燃料噴射量を調節するためのコン
トロールラック(図示せず)が備えられており、さら
に、コントロールラックのラック位置(コントロールラ
ック位置)RWを検出するラック位置センサ9が設けら
れている。また、ポンプ入力軸近傍には、ポンプ入力軸
の回転数を検出し、この回転数に基づきエンジン1の出
力軸2の回転数、即ちエンジン回転数Neを検出するエ
ンジン回転センサ8が付設されている。
クラッチ板12をプレッシャスプリング11により圧接
させて接続状態とする一方、フライホイール10からク
ラッチ板12を離間させることで切断状態とするような
通常の機械摩擦式クラッチの操作を、手動のみならず自
動でも実施可能としたものである。つまり、クラッチ板
12には、アウタレバー12aを介し、クラッチペダル
13と連動するとともにクラッチ断接用アクチュエータ
として機能するエアシリンダユニット16が接続されて
いる。そして、このエアシリンダユニット16には、エ
ア供給通路であるエア通路30を介してエアタンク34
が接続されている。従って、このエア通路30を介して
エアタンク34からエアが供給されることによってエア
シリンダユニット16が自動的に作動する。これによ
り、クラッチ板12が移動し、クラッチの断接が自動的
に実施される。
作動状態から作動状態に移行すると、クラッチ板12が
フライホイール10から離間する方向に移動し、これに
より、クラッチ装置3は接続状態から切断状態に変化す
る。一方、エアシリンダユニット16が非作動状態にあ
っては、クラッチ板12はプレッシャスプリング11に
よってフライホイール10に圧接状態とされ、クラッチ
装置3は接続状態に保持される。なお、この自動による
クラッチの断接は、上述したように、変速機4の自動変
速に合わせて行われる。
13の踏込操作に連動するようにして油圧マスタシリン
ダ13aが接続されており、この油圧マスタシリンダ1
3aには、油路13bが接続されている。そして、油路
13bはエアシリンダユニット16に接続されている。
従って、クラッチペダル13が踏まれると、油圧マスタ
シリンダ13aから作動油が油路13bを介してエアシ
リンダユニット16側に供給され、これにより、クラッ
チ板12がエアシリンダユニット16を介して作動し、
クラッチ装置3は、自動のみならず手動でも作動可能と
される。
16の詳細図が示されており、以下、同図に基づき、エ
アシリンダユニット16の構成の詳細について説明す
る。同図に示すように、エアシリンダユニット16の主
要部であるエアシリンダ本体100には、エアシリンダ
部102が設けられており、このエアシリンダ部102
の内部には、パワーピストン104が摺動自在に嵌装さ
れている。これにより、エアシリンダ部102の内部が
室102aと室102bとに分割されている。パワーピ
ストン104には、ロッド106が略一体にして結合さ
れており、このロッド106はクラッチ12に接続され
ている。従って、パワーピストン104がエアシリンダ
部102内を摺動すると、これに応じてロッド106が
移動し、これにより、クラッチ12がアウタレバー12
aを介して断接作動可能とされる。
シリンダ部102と一体にして油圧シリンダ部108が
形成されている。この油圧シリンダ部108内には、油
圧ピストン110が設けられており、この油圧ピストン
110は、上記ロッド106と同一軸線を有する油圧ロ
ッド112によってパワーピストン104を押すように
構成されている。
には、油圧シリンダ部108内部と連通する分流管11
4が接続されており、この分流管114の一端には、上
記油路13bが接続されており、他端には、油路116
が接続されている。従って、上述したように、クラッチ
ペダル13が踏まれると、油圧マスタシリンダ13aか
ら油路13bを介して作動油が分流管114に供給さ
れ、作動油が油圧シリンダ部108内と油路116とに
分流することになる。
レーバルブ120が一体に設けられており、このリレー
バルブ120内には、リレーバルブ120内を摺動自在
にしてリレーピストン122が嵌装されている。そし
て、リレーバルブ120には、エア通路124,12
6,128の3つのエア通路が接続されている。詳しく
は、これらは、エア通路128を中央にリレーバルブ1
20の軸線方向で所定の間隔を有して接続されている。
従って、このリレーバルブ120は、リレーピストン1
22の摺動位置に応じて、エア通路124とエア通路1
28の連通及びエア通路126とエア通路128の連通
を切換える切換弁としての機能を有している。
0内を延びており、その先端は上記エアシリンダ部10
2内部の室102aに臨んで開口している。また、エア
通路126は、やはりエアシリンダ本体100内を延び
ており、エアシリンダ本体100に接続されたエア通路
130に連通可能とされている。このエア通路130
は、上記エア通路30に接続されている。また、エア通
路128は、ダブルチェックバルブとしてのシャトル弁
132に接続されている。また、電磁式の3ウェイバル
ブ140は、エア通路134を介してシャトル弁132
に接続されている。
36が延びており、このエア通路136の先端は上記エ
アシリンダ部102に接続されている。これにより、エ
ア通路136とエアシリンダ部102内部の室102b
とが連通されている。つまり、このシャトル弁132
は、エア通路128或いはエア通路134内を流れるエ
アの圧力に応じて、エア通路128とエア通路136の
連通及びエア通路134とエア通路136の連通を自動
的に切換える働きをしている。
30が接続されており、さらにはエア通路138が接続
されている。エア通路138は、エアシリンダ本体10
0に接続されており、エアシリンダ本体100内部を延
びて室102aに臨んで開口するエア通路142と連通
している。3ウェイバルブ140は、ECU80に電気
的に接続され、ECU80からの駆動信号によって、エ
ア通路30とエア通路134の連通及びエア通路134
とエア通路138の連通が切換え可能とされている。
部102内部の室102a内のエアを大気中に逃がすエ
キゾーストポートである。このように構成されたエアシ
リンダユニット16では、例えば、3ウェイバルブ14
0がエア通路30とエア通路134とを連通し、エアが
実線矢印のように流れて室102b内に供給される。従
って、この場合には、パワーピストン104が室102
a側に押されることになり、これに応じてロッド106
が突出方向に移動する。これにより、クラッチ12が切
断状態とされる。
134とエア通路138とを連通すると、クラッチ板1
2がプレッシャスプリング11によって接続側に押し戻
されることでパワーピストン104が室102b側に押
される。そして、室102b内のエアが図中二重実線矢
印のように流れて室102a内に供給される。これによ
り、室102a内のエア圧が室102b内のエア圧に略
等しくされ、故に、パワーピストン104はエアシリン
ダ部102内で抵抗なく滑らかに摺動する。
で、クラッチペダル13が踏まれると、油圧マスタシリ
ンダ13aから油路13bを介して作動油が油圧シリン
ダ部108内に供給される。これにより、油圧ピストン
110が押されることになり、同期してロッド106が
突出方向に移動し、クラッチ12が切断状態とされる。
また、同時に作動油は油路116を介してリレーバルブ
120内にも供給され、作動油はリレーピストン122
を作動させてエア通路126とエア通路128の連通を
可能にする。これにより、エアが、図中破線矢印で示す
ように、エア通路30からエア通路130、エア通路1
26、エア通路128及びエア通路136を介して室1
02b内に導かれてパワーピストン104が押される。
従って、クラッチペダル13が踏まれた場合には、作動
油の圧力のみならず、エアの圧力によっても良好にロッ
ド106が突出方向に押されることになる。
除されると、クラッチ板12がプレッシャスプリング1
1によって接続側に押し戻されることでパワーピストン
104が室102b側に押され、油圧シリンダ部108
内及びリレーバルブ120内の作動油は油圧マスタシリ
ンダ13a内に戻される。これに伴いリレーピストン1
22も戻され、エア通路124とエア通路128の連通
が可能とされる。これにより、室102b内のエアが、
図中二重破線矢印で示すように、エア通路136からエ
ア通路128、エア通路124を介して室102a内に
供給される。故に、上記自動作動状態の場合と同様にし
て、室102a内のエア圧が室102b内のエア圧に略
等しくされ、パワーピストン104はエアシリンダ部1
02内で抵抗なく滑らかに摺動する。
3には、クラッチペダル13の踏込量を検出する一対の
クラッチ踏込センサCL1 14及びCL2 15が設け
られている。このように、2個のクラッチ踏込センサC
L1 14、CL2 15が設けられていることにより、
クラッチペダル13の踏込量が良好に検出可能とされて
いる。
移動に伴うこれらCL1 14、CL2 15の機能が示
されており、以下同図に基づき説明する。図3中、符号
P1乃至P4は、それぞれクラッチペダル13が踏み込ま
れる過程でのクラッチペダル13の位置を示している。
位置P1はクラッチペダル13が踏まれておらず、実線
で示すように解放状態にある位置を示し、位置P4はク
ラッチペダル13が破線で示すように最大限踏込まれた
位置を示している。
には、クラッチ踏込センサCL1 14がオンとされ、
一方、クラッチ踏込センサCL2 15はオフとされて
いる。この組み合わせ状態は、クラッチペダル13が位
置P2となるまで維持される。これにより、クラッチペ
ダル13が解放状態にあり、クラッチが接続状態にある
ことが良好に検出される。以下、クラッチペダル13が
解放状態にある位置P1から位置P2までの範囲を領域A
という。
に至るまでの範囲では、CL1 14、CL2 15とも
にオフとされる。これにより、クラッチが半クラッチ相
当領域を含む状態にあることが検出される。以下、位置
P2から位置P3までの範囲を領域Bという。クラッチペ
ダル13が位置P3から位置P4の範囲では、CL1 1
4はオフとされる一方、CL2 15はオンとされる。
これにより、クラッチペダル13が最大限踏込まれた状
態にあり、クラッチが切断状態にあることが検出され
る。以下、クラッチペダル13が最大限踏込まれた位置
P3から位置P4までの範囲を領域Cという。
ット16には、クラッチ板12の移動量、即ちクラッチ
ストロークSCLを検出するクラッチストロークセンサ1
7が取付けられている。さらには、クラッチ板12とフ
ライホイール10との接続状態を検出するクラッチタッ
チセンサ18が設けられている。また、変速機4の入力
軸20には、入力軸20の回転数、即ちクラッチ回転数
NCLを検出するクラッチ回転センサ22が付設されてい
る。
トレバーであって、変速段選択スイッチ62が接続され
ている。この変速段選択スイッチ62は、チェンジレバ
ー60が操作されたときにチェンジレバー60の各レン
ジを検出するものである。変速段選択スイッチ62はE
CU80に接続されており、また、後述するように、E
CU80は、変速機4のギヤの噛み合い、即ちギヤ位置
を切換えるためのギヤシフトユニット64に接続されて
いる。これにより、各レンジの検出信号が変速段選択ス
イッチ62からECU80に供給されると、この信号に
応じてギヤシフトユニット64が作動し、変速機4のギ
ヤ位置が切換えられるようにされている。
らの作動信号により作動する複数個の電磁弁(図1では
1つのみ示した)66と、変速機4内のシフトフォーク
(図示せず)を作動させる複数のパワーシリンダ(図示
せず)とを有している。ギヤシフトユニット64のこれ
らのパワーシリンダは、上記電磁弁66、エア通路67
を介して前述のエア通路30に接続されており、従っ
て、エアタンク34から高圧作動エアが供給されること
により作動する。つまり、上記電磁弁66にECU80
から作動信号が与えられると、各パワーシリンダが作動
信号に応じて作動し、これにより歯車式変速機4の噛み
合い状態が適宜変更される。
は、各変速段を検出するギヤ位置センサとしてのギヤ位
置スイッチ68が付設されており、このギヤ位置スイッ
チ68からは現在のギヤ位置信号がECU80に向けて
出力される。アクセルペダル70にはアクセル開度セン
サ72が備えられている。また、変速機4の出力軸76
には、車速Vを検出する車速センサ78が付設されてい
る。
けられたエンジンコントロールユニットを示している。
エンジンコントロールユニット82は、噴射ポンプ6内
の電子ガバナ(図示せず)に対し、各センサからの情報
やアクセル開度情報VA等に応じたECU80からの信
号を供給する装置であり、エンジン1の駆動制御を行う
ものである。即ち、エンジンコントロールユニット82
から電子ガバナに指令信号が供給されると、コントロー
ルラックが作動して燃料の増減操作が実施され、エンジ
ン回転数Neの増減が制御される。
PU)、メモリ及び入力出力信号処理回路としてのイン
タフェイスとで構成されている。ECU80の入力側に
は、上述のエンジン回転センサ8、ラック位置センサ
9、クラッチ踏込センサ14,15、クラッチストロー
クセンサ17、クラッチタッチセンサ18、クラッチ回
転センサ22、変速段選択スイッチ62、ギヤ位置スイ
ッチ68、アクセル開度センサ72及び車速センサ78
等がそれぞれ接続されており、これら各センサ等からの
情報が入力される。
磁弁66、エンジンコントロールユニット82及び3ウ
ェイバルブ140等が接続されている。ところで、EC
U80のメモリは、図示しないフローチャートをプログ
ラムやデータとして書き込んだ読み出し専用のROMと
書き込み可能なRAMとで構成されている。
ッチ62はレンジ信号を出力するのであるが、ROMに
は、レンジ位置がDレンジとされているとき、車速V、
アクセル開度VAやエンジン回転数Neの各値に基づい
て目標変速段を決定するためのシフトマップが記憶され
ている。これにより、レンジ位置がDレンジのときに
は、先ず適正なシフトマップが選択され、このシフトマ
ップから車速V、アクセル開度VA或いはエンジン回転
数Neに基づいて目標変速段が決定される。そして、E
CU80は、この目標変速段に応じたシフト信号をギヤ
シフトユニット64の各電磁弁66に与え、目標変速段
にギヤを合わせることになる。これにより、自動変速制
御が実施される。
置の自動変速制御についてより詳しく説明する。目標変
速段が一義に決定されると、ECU80は、クラッチペ
ダル13の踏込状況に応じて、目標変速段に応じたシフ
ト信号をギヤシフトユニット64の各電磁弁66に与え
る。これと同時に、3ウェイバルブ140に駆動信号を
供給する。つまり、シフト信号が供給されて変速制御が
開始されると、これと同期して3ウェイバルブ140が
切換制御されるようにされている。
リンダユニット16が自動的に作動してクラッチ板12
がフライホイール10から離れ、クラッチ装置3が切断
状態とされる。その後、変速が略達成されると、3ウェ
イバルブ140は良好に制御され、これにより、クラッ
チ板12が徐々にフライホイール10に圧接されること
になり、クラッチ装置3は再び接続状態とされる。
するにあたっては、クラッチペダル13の踏込状況を考
慮するようにしている。これは、Dレンジにおいては、
通常、クラッチペダル13の操作をせずとも自動的にエ
アシリンダユニット16が作動して変速が達成されるの
であるが、エアシリンダユニット16は、上述したよう
に、クラッチペダル13の踏込みによっても作動可能で
あることに起因している。即ち、クラッチペダル13の
踏込状況に応じて、自動変速操作の実施可否判別をして
いるのである。
操作と自動変速操作及び自動クラッチ断接制御(表1中
では、単に自動クラッチと示す)との対応関係が示され
ている。なお、表1中、領域A,領域B,領域Cは、上
記図3に示すクラッチペダル13の位置を示しており、
○印が自動変速操作或いは自動クラッチの実施を、−印
が非実施を意味している。
ダル13が上記領域Aの範囲にあるときには、クラッチ
ペダル13は踏まれておらず解放状態と判定できるた
め、この場合には、自動変速操作と自動クラッチ断接制
御とは常に良好に実施される。また、クラッチペダル1
3が最大限踏込まれて上記領域Cの範囲にあるときに
は、クラッチペダル13の踏込にも拘わらず、自動変速
操作と自動クラッチ断接制御とはやはり良好に実施され
る。これは、即ち、クラッチペダル13が解放状態であ
ろうが最大限踏込まれていようが、自動クラッチ断接制
御が常にクラッチペダル13の手動クラッチ断接操作に
優先して実施され、自動変速操作がやはり良好に実施さ
れることを示している。
は、運転者は意図して半クラッチ状態にしていると考え
られる。従って、この場合には、クラッチペダル13の
操作を優先して自動クラッチ断接制御を実施せず、自動
変速操作を禁止して変速制御が不用意に実施されないよ
うにするのである。図4を参照すると、ECU80が実
行する、本発明に係る変速制御装置の自動変速制御ルー
チンのフローチャートが示されており、以下、同図に基
づき、当該変速機の自動変速制御手順について説明す
る。なお、ここでは、変速がシフトダウンである場合の
自動変速制御を例に説明するが、アップシフトについて
も同様である。
を行うにあたり、上記シフトマップの読取を行い、目標
変速段を求める。そして、次のステップS11におい
て、目標変速段が現在の変速段(現段と略す)であるか
否かが判別される。ステップS11の判別結果が真(Y
es)で、目標変速段が現段である場合には(目標変速
段=現段)、変速の必要はなく、何もせず当該ルーチン
を抜ける。一方、ステップS11の判別結果が偽(N
o)で、目標変速段が現段と異なる場合には、変速制御
を開始する(指令手段)。
ルユニット82に対し、疑似アクセル開度信号VACを
供給する。この疑似アクセル開度信号VACは、変速制
御中のエンジン回転数Neを所定の好適な回転状態に制
御するための信号であり、ここでは、先ず、少なくとも
現在のエンジン回転数Ne1を保持可能なアクセル開度信
号VAに相当する疑似アクセル開度信号VACを出力す
る。これにより、アクセル開度信号VAが疑似アクセル
開度信号VACに置き換えられ、故に、エンジン回転数
Neが好適に自動制御され、変速が良好に進行可能とさ
れる。
70が踏込まれているか否かが判別される。判別結果が
偽(No)で、アクセルペダル70が踏込まれていない
と判定される場合には、次にステップS16に進み、上
記ステップS12で設定した疑似アクセル開度信号VA
Cを、より現実的なものとすべくクラッチ回転数NCLに
対応させる。ここでは、疑似アクセル開度信号VACを
現在のクラッチ回転数NCL1に相当する値とする。
es)で、アクセルペダル70が踏込まれているような
場合には、運転者が変速制御終了後直ぐに高駆動トルク
を必要としている状況とみなせ、この場合には、次にス
テップS18に進み、疑似アクセル開度信号VACを、
変速制御終了後に到達すると予測される変速後のクラッ
チ回転数NCL2に相当する値とする。これにより、変速
制御終了直後において良好な加速が実現可能とされる。
13が踏込まれておらず、上記領域Aの範囲にあるか否
かが判別される。判別結果が真で、クラッチペダル13
が解放状態とされて踏込まれておらず、領域Aの範囲に
あると判定される場合には、上記表1に従い、次にステ
ップS23に進み、クラッチ、変速制御を実行する。一
方、ステップS20の判別結果が偽の場合には、次にス
テップS22に進む。ここでは、今度は、クラッチペダ
ル13が上記領域Cの範囲にあるか否かが判別される。
は、クラッチペダル13が最大限踏込まれており、領域
Cの範囲にあると判定でき、この場合にも、上記表1に
従って、次にステップS24に進み、クラッチ切断指令
を出力する(クラッチ制御手段)。これにより、エアシ
リンダユニット16が作動し、クラッチが自動切断され
る。
ち、変速制御が開始された時点でクラッチペダル13が
領域Aでも領域Cでもなく領域Bの範囲にある場合に
は、上述したように、以降、自動変速操作を行うことな
く当該ルーチンを抜ける。ステップS23では、図5に
示すような、クラッチ、変速制御のサブルーチンのフロ
ーチャートが実行される。
指令に応じた駆動信号を3ウェイバルブ140に出力す
る。これにより、上述したように、3ウェイバルブ14
0がオン状態とされ、これにより、エアシリンダユニッ
ト16が作動し、クラッチが自動切断される。ステップ
S24が実行されたら、次に、ステップS26に進む。
うべく、先ず、現在の変速段で噛み合っているギヤのギ
ヤ抜き開始指令を出力する。具体的には、ギヤシフトユ
ニット64の対応する電磁弁66に駆動信号を出力す
る。そして、次のステップS28において、上記目標変
速段に向け変速するよう、ギヤ入れ開始指令を出力し、
やはりギヤシフトユニット64の対応する電磁弁66に
駆動信号を出力する(変速制御手段)。
し、変速段が目標変速段とされたか否かが判別される。
ここでは、ギヤ位置スイッチ68からギヤ位置信号が出
力され、このギヤ位置信号に基づいて判別が行われる。
判別結果が偽で、ギヤ入れが未だ完了していない場合に
は、ギヤ入れが完了するのを待つ。一方、ギヤ入れが完
了し、変速段が目標変速段にされたと判定された場合に
は、次にステップS34に進む。
を出力する(クラッチ制御手段)。具体的には、上記ス
テップS24の実行に基づき3ウェイバルブ140に出
力していた駆動信号の供給を停止する。これにより、エ
アシリンダユニット16のロッド106がプレッシャス
プリング11に押し戻され、クラッチは再び接続状態と
される。
チの接続指令に合わせ、エンジンコントロールユニット
82に出力していた疑似アクセル開度信号VACを徐々
に変化させて現在のアクセル開度信号VAに一致させ
る。これにより、変速がショックなく滑らかに完了す
る。図6を参照すると、上記ステップS22の判別結果
が真の場合、即ち、クラッチペダル13が最大限踏込ま
れ、領域Cの範囲にあるときに変速制御が実施された場
合の、クラッチストロークSCL及び変速段の時間変化が
グラフで示されている。ここでは、特に、変速開始指令
の出力直前にクラッチペダル13の解放が開始されたと
きのクラッチの断接状況を示してある。なお、同図で
は、例えば、3速段から2速段へのシフトダウン制御が
示されている。また、図中の符号A,B,Cはそれぞれ
クラッチペダル13の位置を示す上記領域A、領域B、
領域Cに対応した領域を示している。
破線のようにして切断状態から接続状態に戻され始める
と、エアシリンダユニット16は、実線で示すように、
一旦クラッチペダル13の操作に追従して作動する。と
ころが、その後、変速開始指令が出力されたときには、
クラッチペダル13は未だ領域Cにあるため、エアシリ
ンダユニット16は、上述した表1に従い、今度は二点
鎖線で示すクラッチ段接指令に基づいて再びクラッチを
切断する側に作動する。これにより、クラッチペダル1
3がそのまま領域Bを経て領域Aまで戻されても、変速
制御が実施されている間は、エアシリンダユニット16
は、クラッチペダル13の操作に拘わらず、二点鎖線で
示すクラッチ段接指令に応じて良好に切断状態とされる
ことになる。
が領域Cにある場合においても、クラッチペダル13が
領域Aにある場合と同様にして自動クラッチ断接操作が
好適に実施されるので、例えば、運転者がクラッチペダ
ル13を踏込みながら制動を行い車速Vを低下させてし
まうような場合において、変速開始指令が出力されたと
きには、たとえクラッチペダル13が戻され始めていた
としても、変速制御が途中で中断することはなく、常に
確実且つ良好に変速が達成されることになる。
速制御装置では、上記表1及び図4のステップS22の
実行結果から明らかなように、Dレンジにあるときにお
いて、クラッチペダル13が領域Aにあるときのみなら
ず、踏込まれて領域Cにある場合においても自動クラッ
チ断接操作及び自動変速操作が実施されるようにされて
いる。
た直後に変速が開始された場合であっても、この時点で
クラッチペダル13が領域Cにあれば、クラッチペダル
13の解放操作に拘わらず、変速は、途中で中断される
こともなく確実に完了することになる。故に、例えば、
運転者がクラッチペダル13を踏込んで制動を行い車速
Vを低下させてしまうような場合であっても、変速開始
指令が出力されたときには、変速が途中で中断すること
もなく常に確実且つ良好に達成されることになる。よっ
て、クラッチペダル13が完全に解放状態に戻されたと
きには、変速段は、車速Vやアクセル開度VAに応じた
目標変速段、即ち適正な変速段とされていることにな
り、ドライバビリティが向上することになる。
請求項1の車両用変速機の変速制御装置によれば、エン
ジンと変速機との間に設けられ、エンジンから変速機へ
の動力伝達を断接するクラッチと、エンジンの運転状態
に応じて適切な変速段を設定し、変速開始指令を出力す
る指令手段と、変速開始指令に基づき、適切な変速段と
なるよう変速機を変速制御する変速制御手段と、変速制
御手段と連動し、変速開始指令が出力された後変速が開
始される前にクラッチを切断状態に制御し、変速が終了
した後に接続状態に制御するクラッチ制御手段と、クラ
ッチ制御手段とは独立してクラッチを断接操作するクラ
ッチペダルとを備え、変速制御手段は、変速開始指令が
出力された時点でクラッチペダルがクラッチの半クラッ
チ相当領域を越えて踏込まれているときには変速制御を
行うようにしたので、変速開始指令が出力された時点
で、クラッチペダルがクラッチの半クラッチ相当領域を
越えて踏込まれているときであっても、変速制御を良好
に行うことができる。従って、その後、クラッチペダル
が踏込まれない状態に戻されて再びクラッチが接続状態
とされたときには、適切な変速段が設定されていること
になり、車両をスムース且つ良好に走行させることがで
きる。
装置によれば、変速制御手段は、変速開始指令が出力さ
れた時点でクラッチペダルがクラッチの半クラッチ相当
領域の踏込であるときには変速制御を行わないので、変
速開始指令が出力された時点でクラッチペダルがクラッ
チの半クラッチ相当領域の踏込である場合には、運転者
が意図してクラッチを半クラッチ状態にしている可能性
が高いとみなせ、この場合には、運転者の意思を優先し
て無闇に変速制御を実施させないようにでき、車両の走
行性の悪化を防止できる。
装置によれば、クラッチ制御手段は、クラッチペダルが
クラッチの半クラッチ相当領域を越えて踏込まれている
ときでも、変速制御手段と連動してクラッチの断接制御
を行うので、クラッチペダルがクラッチの半クラッチ相
当領域を越えて踏込まれているときでも、変速制御の実
施時には、クラッチの断接制御を好適に行うようにで
き、変速制御を良好に実施することができる。
装置によれば、クラッチ制御手段は、クラッチの断接制
御を開始したときには、クラッチペダルがクラッチの半
クラッチ相当領域の踏込とされても断接制御を継続する
ので、クラッチの断接制御が一旦開始されると、その
後、クラッチペダルが半クラッチ相当領域の踏込とされ
ても、断接制御を良好に継続することができる。従っ
て、変速制御が実施されている間は、クラッチが切断状
態に保持され、変速を完了して変速制御を確実且つ良好
に終了することができる。
駆動系の全体構成を示す図である。
ある。
サCL2との検出結果に基づき区分される領域A、領域
B及び領域Cを示す図である。
ーチンを示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
場合のクラッチストロークSCL及び変速段の時間変化を
示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジンと変速機との間に設けられ、前
記エンジンから前記変速機への動力伝達を断接するクラ
ッチと、 前記エンジンの運転状態に応じて適切な変速段を設定
し、変速開始指令を出力する指令手段と、 前記変速開始指令に基づき、前記適切な変速段となるよ
う前記変速機を変速制御する変速制御手段と、 前記変速制御手段と連動し、前記変速開始指令が出力さ
れた後変速が開始される前に前記クラッチを切断状態に
制御し、前記変速が終了した後に接続状態に制御するク
ラッチ制御手段と、 前記クラッチ制御手段とは独立して前記クラッチを断接
操作するクラッチペダルとを備え、 前記変速制御手段は、前記変速開始指令が出力された時
点で前記クラッチペダルが前記クラッチの半クラッチ相
当領域を越えて踏込まれているときには前記変速制御を
行うことを特徴とする車両用変速機の変速制御装置。 - 【請求項2】 前記変速制御手段は、前記変速開始指令
が出力された時点で前記クラッチペダルが前記クラッチ
の半クラッチ相当領域の踏込であるときには前記変速制
御を行わないことを特徴とする、請求項1記載の車両用
変速機の変速制御装置。 - 【請求項3】 前記クラッチ制御手段は、前記クラッチ
ペダルが前記クラッチの半クラッチ相当領域を越えて踏
込まれているときでも、前記変速制御手段と連動して前
記クラッチの断接制御を行うことを特徴とする、請求項
1または2記載の車両用変速機の変速制御装置。 - 【請求項4】 前記クラッチ制御手段は、前記クラッチ
の断接制御を開始したときには、前記クラッチペダルが
前記クラッチの半クラッチ相当領域の踏込とされても前
記断接制御を継続することを特徴とする、請求項1乃至
3のいずれか記載の車両用変速機の変速制御装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8142006A JP2867959B2 (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 車両用変速機の変速制御装置 |
| KR1019970021470A KR100253713B1 (ko) | 1996-06-04 | 1997-05-29 | 변속 제어장치 |
| US08/868,989 US5957806A (en) | 1996-06-04 | 1997-06-04 | Apparatus and method for disengaging a clutch after a shift command unless a clutch pedal is in a clutch slipping state |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8142006A JP2867959B2 (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 車両用変速機の変速制御装置 |
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Family
ID=15305195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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