JPH09325105A - 顕微鏡標本のカバーガラス取出し及び取付け方法 - Google Patents

顕微鏡標本のカバーガラス取出し及び取付け方法

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JPH09325105A
JPH09325105A JP14192096A JP14192096A JPH09325105A JP H09325105 A JPH09325105 A JP H09325105A JP 14192096 A JP14192096 A JP 14192096A JP 14192096 A JP14192096 A JP 14192096A JP H09325105 A JPH09325105 A JP H09325105A
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glass
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積重ねられて密着しているカバーガラスのブ
ロックからカバーガラスを1枚ずつ取出し、これをスラ
イドガラスに気泡を残留させることなく重ねる方法を得
る。 【構成】 水平軸22を中心として上下方向に回動自在
な腕16で吸着パット3を支持する。カバーガラスブロ
ックの最上層カバーガラス1aの軸22から遠い1端部
をパット3で吸着し、他端を次層のカバーガラス1cに
押当ててカバーガラス1aを下方凸に変形させつつ腕1
6を上方に回動させて最上層カバーガラス1aを取出
す。カバーガラス1aをスライドガラスに重ねるとき
は、自由端を下にして傾斜させてパット3で吊下げたカ
バーガラス1aを腕16を反時計方向に回動させて自由
端を先ずスライドガラスに当接させ、吸着端を徐々にス
ライドガラスに近づけて吸着を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、顕微鏡標本に作製し
ようとする試料をスライドガラスに貼着し、染色し、封
入剤(接着剤)を加えた後、薄いカバーガラスを重ねて
顕微鏡標本を作製する際に、多数のカバーガラスを重ね
たカバーガラスブロックからカバーガラスを1枚ずつ取
出す操作、及びスライドガラスへカバーガラスを取付け
る操作を確実にかつ能率よく行なえるカバーガラス取出
し及び取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】積重ねられたカバーガラスのブロックか
ら、カバーガラスを1枚ずつを取出し、これを試料、封
入剤を覆ってスライドガラスに取付ける際には、次の点
に留意しなければならない。
【0003】(1) カバーガラスは、厚さ0.01〜0.
1mm程度の極めて薄いガラス板を数百枚重ねブロック状
にして市販されている。使用時には、このガラス板のブ
ロックをケースに入れ、ガラス板の重なりから1枚ずつ
取出すのであるが、薄いガラス板は互いに強固に密着状
態となっているので、ガラス板を破損させることなく1
枚ずつ取出すのは容易ではない。
【0004】(2) 又、カバーガラスを試料及び封入剤を
覆ってスライドガラスに重ねるときに、両ガラス板の間
に空気(気泡)が残ると、顕微鏡観察を阻害するので、
気泡の残留をなくさなければならない。
【0005】これらの点を解決するために、従来から種
々の方法が考えられている。それらの主なものを図9〜
図16により次に例示する。
【0006】実開昭61−176434号公報に記載さ
れた方法は、図9に略示するように、積重ねられたカバ
ーガラス1、1の端面をフェルト片2で抑え、最上層の
カバーガラス1aを吸着パット3で吸引し上昇させるこ
とにより最上層のカバーガラス1aのみを持上げ、他の
カバーガラスはフェルト片2とガラス端面との摩擦によ
り抑えて持上げられないようにしてカバーガラスを最上
層から1枚ずつ取出すものである。
【0007】特開昭59−157535号公報に記載さ
れた方法は、図10(側面図)、図11(正面図)に略
示するように、支持板4の上に底の開いたケース(スト
ッカ)5を載せ、その前壁5aと支持板4との間に、カ
バーガラス1枚のみを通過させる隙間6を設け、上面が
支持板4の上面に一致し支持板4から出入する吸着具7
を設けたもので、吸着具7で最下層のカバーガラス1b
を吸着しつつ吸着具7を支持板4から左方へ進出させる
ことにより最下層のカバーガラス1bのみを隙間6を通
過させて取出すものである。
【0008】実開昭57−191736号公報に記載さ
れた方法は、図12、図13(共に側面図)に略示する
ように、ブロック状に積重ねられたカバーガラス1の最
上層のカバーガラス1aの両端を吸着する2個の吸着パ
ッド3、3の間に押圧体8を設け、押圧体8を支持する
ねじ棒9を操作して、先ず図12のように吸着パット
3、3、押圧体8を最上層のカバーガラス1aの表面に
均等に当接させた後、図13のように両端のパットを少
し持上げて最上層のカバーガラス1aを下方凸に湾曲さ
せ、次層のカバーガラス1cとの間に間隙を生じさせて
空気を進入させ、最上層のカバーガラスを次層のカバー
ガラス1cから分離して持上げるものである。このカバ
ーガラスをスライドガラスに重ねるときは、カバーガラ
スを下方凸に湾曲させた状態のままスライドガラスに重
ね、吸着パット3、3の吸着を解除して下方凸の湾曲を
水平状態に戻し、このようにして空気をカバーガラスと
スライドガラスとの中央部から両側方へ押出して気泡残
留を防いでいる。
【0009】実開昭58−30636号公報に記載され
た方法は、図14に略示するように、最上層のカバーガ
ラス1aの1端部を押圧体8で抑え、他端部を吸着パッ
ト3で吸引し持上げてカバーガラスを下方凸に湾曲させ
ることにより、最上層のカバーガラス1aを次層のカバ
ーガラス1cから分離するものである。
【0010】このようにカバーガラスの1端を持上げて
から、空気を押出しつつカバーガラスをスライドガラス
に重ねる方法は、特公平3−40367号公報にも記載
されている。
【0011】実開昭61−56620号公報には、図1
5に略示するような、カバーガラスを試料を挟んでスラ
イドガラスに重ねるときに、気泡を残さないための方法
が記載されている。この方法は、吸着パット3で保持し
たカバーガラス1を、スライドガラス10に上方から近
づけ、その1端を係止片11に引掛けて下降を停止さ
せ、他端はスライドガラス10に押付けてカバーガラス
を下方凸に湾曲させ、次に係止片11を引込めてこれに
支えられていたカバーガラス端を解放する方法である。
カバーガラスは右端部からスライドガラスに接近し、両
ガラスの間の空気を左方へ押出す。12は試料、13は
封入剤を示す。
【0012】実開昭61−193354号公報に記載さ
れた方法(図16)は、図15に示したカバーガラス端
の係止を、カバーガラスの両端に設けた揺動係止片14
によって行ない、カバーガラスの中央を下圧してこれを
下方凸に弾性変形させて空気を排出しつつカバーガラス
をスライドガラスに重ねるものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来方法におい
て、図9に略示した端面をフェルトで抑える方法は、フ
ェルトが摩耗すると抑えが不確実になり、又フェルトの
細片がカバーガラスに付着し、そのまま標本に封入され
てしまう危険がある。こうなると標本の検査に重大な悪
影響を及ぼすことになる。
【0014】図10、図11に示した方法では、市販の
カバーガラスの厚さには多くの種類があるため、カバー
ガラスを通す隙間6を一定にすると、厚さの異なるカバ
ーガラスの取出しができなくなるので、ケース前壁を隙
間の異なるものと交換できるようにしなければならな
い。又、重なったカバーガラスは、強く密着しているの
で、これを摺動させることが困難である。
【0015】図12〜図16に略示した方法は、装置が
複雑になるのを避けられない。
【0016】
【課題を解決するための手段】積重ねられたカバーガラ
スブロックの最上層のものを下方凸に湾曲させ、側方か
ら空気を進入させて次層のカバーガラスから剥離する方
法は、最上層のカバーガラス取出しを確実に行ない得さ
せるので有効である。又、カバーガラスをスライドガラ
スに向けて凸に弾性変形させた状態でスライドガラスに
接触させ、変形を回復させて両ガラスの間に介在する空
気を側方へ排除しつつカバーガラスをスライドガラスに
重ねる方法は、空気排除作用が確実である。
【0017】そこで本発明は、カバーガラスを湾曲させ
てカバーガラスブロックから取出し、湾曲状態でスライ
ドガラスに重ねる方法を採用すると共に、簡単な機構で
これが実施できるように考えたものである。
【0018】即ち本発明の方法は、水平軸を中心として
回動自在な腕に吸着パットを取付けた装置を使用して、
積重ねられたカバーガラスのブロックから最上層のカバ
ーガラスを取出すときは、最上層カバーガラスの腕の回
動中心から遠い1端部をパットで吸着して腕を上方に回
動させると共に他端の自由端を次層のカバーガラスに押
当てて最上層カバーガラスを下方凸に弾性湾曲させ、最
上層及び次層のカバーガラスの間に空気を進入させて両
カバーガラスを剥離し、カバーガラスをスライドガラス
に重ねるときは、自由端を下にして吸着パットにより傾
斜状態で吊下げられたカバーガラスを、自由端を先ずス
ライドガラスに当接させ、次いで腕を上記と逆方向に回
動させてカバーガラスを下方凸に弾性湾曲させ、吸着端
をスライドガラスに近づけ、空気を排除しつつカバーガ
ラスをスライドガラスに重ねるものである。
【0019】
【作用】カバーガラスのブロックから前記のようにして
最上層のカバーガラスを取出すと、最上層のカバーガラ
スは腕の回動により吸着端を持上げられるが、自由端は
次層カバーガラスに拘束されるので、下方凸に弾性湾曲
し空気が進入して両カバーガラスは剥離され、最上層カ
バーガラスを容易に取出すことができる。
【0020】又このカバーガラスをスライドガラスに取
付けるときは、水平軸を中心として回動自在な腕に取付
けた吸着パットでカバーガラスの1端部を吸着し、自由
端を下にして傾斜した状態で吊下げたカバーガラスの自
由端を、腕を回動してカバーガラスに当接させ、カバー
ガラスをスライドガラスに向けて凸に弾性湾曲させつつ
スライドガラスに近づけるから、カバーガラスとスライ
ドガラスとの間の空気はパッドに吸着された側に押出さ
れて、空気を残留させることなく、カバーガラスをスラ
イドガラスに重ねることができる。
【0021】このように作用させるためにカバーガラス
ケース、スライドガラス、吸着パットを相対的に移動さ
せる手段は、種々のものが考えられるが、何れも通常の
機構により容易に構成でき、カバーガラスのブロックか
らカバーガラスを1枚ずつ取出したり、取出したカバー
ガラスを気泡を残すことなくスライドガラスに重ねるこ
とを確実に行なうことができる。
【0022】
【実施例】図1は本発明の顕微鏡標本のカバーガラス取
付け方法を行なうための装置の要領を示す略側面図、図
2はカバーガラスのブロックから最上層の1枚を取出す
状況を示す略側面図、図3〜図5はこのカバーガラスを
スライドガラスに重ねて取付ける状況を示す略側面図、
図6は腕の別の構成例を示す側面図、図7はこれの平面
図、図8はカバーガラスをカバーガラスブロックの直下
のスライドガラスに重ねる別の構成例を略示する側面図
で、(a)〜(c)はその途中段階を示す。前述の従来
例と同等部分は同符号を用いて示すと共に説明を省略し
て、次にこれを説明する。
【0023】図1において、支持板15に載せたカバー
ガラス1、1のブロックを入れたケース5のカバーガラ
スの1端部上方に、腕16に支持された吸着パット3が
位置する。パット3を下端に取りつけた支持棒17は、
腕16に縦動自在に嵌合し、上端に、吸着パット内を真
空ポンプに接続する可撓性のパイプ18を連結し、パッ
ト3と腕16との間には緩衝用の圧縮ばね19を介装し
ている。腕16は支柱20に沿って昇降できるスリーブ
21に水平な軸22を中心として時計方向及び反時計方
向にモータ23に駆動されて回動自在である。スリーブ
21は、モータ24の回転により支柱20に形成したラ
ック20aと図示しない歯車との噛合により昇降する。
支柱20は、台25の上に回動自在に支持され、台25
には、試料12を貼着、染色したスライドガラス10が
置かれ、これにはノズル26により封入剤13を滴下す
る。
【0024】支持板15に載せたケース5に入れたカバ
ーガラスブロックの最上層のカバーガラス1aを取出す
には、先ずスリーブ21を支柱20に沿い下降させて、
パット3の下縁のなす平面を水平にして最上層カバーガ
ラス1aの左端部に当接させ、カバーガラスを吸引す
る。次にこの状態においてモータ23を回転させて腕1
6を時計方向に少し回動させる。これによりパット下縁
のなす平面が上昇しつつ右下がりに傾斜するから、これ
に合せてスリーブ21を少し下降させ(又は支持板15
を少し上昇させ)ると、最上層カバーガラス1aは図2
のように右端を次層のカバーガラス1cに衝き当てて下
方凸に湾曲する。これにより最上層及び次層のカバーガ
ラスの間に空気が進入し、両カバーガラスは容易に分離
する。そこでスリーブ21を上昇させ(又は支持板15
を下降させ)ると共に支柱20を回動させてパット3を
ケース5の上方位置から外せば、最上層カバーガラス1
aはパット3に吸着されたまま傾斜して空中に吊下げら
れる。
【0025】次に、このように吊下げられたカバーガラ
ス1aをスライドガラス10に重ねるには、このスライ
ドガラスを、試料12を貼着され封入剤13を滴下され
たスライドガラス10の上方に位置させ、スライドガラ
スに向けてスリーブ21を下降させ、先ず図3のように
傾斜してパット3に吸着されたカバーガラス1aの下っ
た自由端をスライドガラスの右端に当接させる。続いて
スリーブ21を更に少し下降させると、図4のようにカ
バーガラス1aは下方凸に湾曲する。この状態で腕16
を反時計方向に回動させ、最後にパット3による吸着を
解除すると、カバーガラス1aはスライドガラス10と
の間の空気を左方へ徐々に押出しつつスライドガラス1
0に重なりカバーガラス取付けができる。
【0026】上層から次々にカバーガラスを取出すと、
カバーガラスブロックの厚さが小さくなるから、スリー
ブ21又は支持板15を昇降させて最初の状態に戻して
この操作を行う。
【0027】カバーガラスをカバーガラスブロックから
取出すときのカバーガラスの湾曲する状態は、腕16の
回動中心の位置により変化する。例えば図2のように、
回動中心となる軸22がカバーガラス1aの自由端とパ
ット3との中間にある場合は、腕16の時計方向回動に
よりカバーガラス1aの左端、右端は共に時計方向に回
動しようとして、カバーガラスの右端は次層のカバーガ
ラスに押付けられるから、カバーガラスは下方凸に湾曲
する。従って湾曲させるためにスリーブ21又は支持板
15を移動させる必要はなくなる。
【0028】図5のように腕16の回動中心の軸22が
カバーガラスを外れて右方に位置すると、腕16の時計
方向回動により最上層のカバーガラス1aの自由端(右
端)も時計方向に回動しようとして最上層カバーガラス
を下方凸に湾曲させ難くなるから、このときはスリーブ
21又は支持板15を昇降させる。
【0029】図6、図7は腕16の回動中心を上記のよ
うにガラスの吸着端と自由端との間に位置させるための
腕16等の構成を略示する。腕16の基部16aは、ケ
ース5を挟む二又に形成し、スリーブ21からも二又の
ブラケット21aを突出させてケース5の側方で腕の基
部16aを軸22aで枢着する。この軸22aが腕16
の回転中心となる。中心位置はカバーガラスの湾曲が過
度にならないように選択する。基部16aを片持ち式に
すれば、基部16a及びブラケット21aを二又にしな
くてもよい。
【0030】図1の構成は、支柱20を回動させて、吸
着したカバーガラスとケース5、支持板15等との衝突
を避けつつカバーガラスをケース直下のスライドガラス
10に重ねるようにした例であるが、図8(a)〜
(c)は、支柱20を回動させないでこれを行なう構成
例を略示する。
【0031】この構成の場合の動作を次に説明すると、
先ず図8(a)のように吸着パット3で最上層のカバー
ガラス1aの端部を吸着したならば、腕16を時計方向
へ回動させて、ケース5等との衝突を避けられるように
図8(b)の状態にする。この状態のままスリーブ21
を下降させ、カバーガラス1aをケース5、支持板15
の横を通過して下降させる。スリーブ21が十分下降し
たならば、図8(c)のように腕16を反時計方向に回
動させてカバーガラス1aをスライドガラス10に重ね
る。このようにすれば、支柱20を回動させないで装置
を構成することができる。
【0032】以上のように本発明の方法は、吸着パット
3を支持する腕16を回動させることにより、カバーガ
ラス1の腕16の回動中心から遠い端部を吸着するパッ
ト端面を傾斜させると共に、カバーガラスの自由端を次
層のカバーガラス又はスライドガラスで支えてカバーガ
ラスを弾性的に下方凸に湾曲させて、次層のカバーガラ
スとの間に空気を進入させて最上層のカバーガラスを取
出し、又スライドガラスとの間の空気を排出してスライ
ドガラスとの間に気泡を残溜させないでカバーガラスを
取付けるものであるから、吸着パットを取付けた腕1
6、カバーガラスのケース5及びスライドガラスを載せ
る台25の位置関係や運動方式を種々に変えて目的を達
することができる。
【0033】例えば、図1において、最上層のカバーガ
ラス1aを吸着した後、ケース5を載せる支持板15を
左方へ退避させ、スリーブ21を下降させて台25に載
置したスライドガラスにカバーガラスを重ねたり、支持
板15は不動にして、パット3が最上層カバーガラスを
吸着したならば支柱20を回動させ、腕16をケース5
を避けて下降させてカバーガラスをスライドガラスに重
ねたり、支柱20と台25とを結合したまま回動させて
腕16とケース5との衝突を避けたり、定位置で上下に
回動する腕16にケース5、スライドガラス10を別個
に遠近させたり、又は前記のように腕を回動させてケー
ス5、支持板15との衝突を避ける等の機構を組合せて
本発明の方法を実施することができる。
【0034】
【発明の効果】この発明のカバーガラス取付け方法は、
カバーガラスを湾曲させて、次層のカバーガラスとの間
に空気を進入させつつカバーガラスブロックから1枚ず
つ取出し、これを湾曲状態で気泡の残留を防ぎつつスラ
イドガラスに重ねる操作を、吸着パットを支持する腕の
回動により行なうものであるから、これを実施するため
の装置が簡単であり、付随する装置も簡単に構成でき
て、良好な顕微鏡標本作製を能率よく行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する装置の構成例を略示する側面
図。
【図2】最上層カバーガラスを持上げる状況を示す略側
面図。
【図3】カバーガラスの下端をスライドガラスに当接さ
せた状態を示す略側面図。
【図4】この状態からカバーガラスを湾曲させた状態を
示す略側面図。
【図5】カバーガラス取出し時に、腕の回動中心がカバ
ーガラスの外方にある状態を示す略側面図。
【図6】カバーガラスの自由端と吸着パットとの間に腕
の回動の中心を位置させる場合の腕とスリーブとの連結
状態を示す略側面図。
【図7】同上の平面図。
【図8】最上層のカバーガラスを吸着し、下方のスライ
ドガラスに重ねる状態を示す略側面図。
【図9】積重なったカバーガラスブロックの端面をフェ
ルト片で抑えて最上層のガラスを取出す従来装置を示す
略側面図。
【図10】最下層のカバーガラスを取出す従来例を示す
略側面図。
【図11】同上の略正面図。
【図12】カバーガラスの中央を抑え両端を吸着する従
来例を示す略側面図。
【図13】同上の状態からカバーガラスを湾曲させた状
態を示す略側面図。
【図14】カバーガラスの1端部を吸着し他端部を抑え
る従来例を示す略側面図。
【図15】カバーガラスの1端部を引掛けてスライドガ
ラスとの間に空気が残留しないようにする従来例を示す
略側面図。
【図16】この機構をカバーガラスの両端に設けた従来
例を示す略側面図。
【符号の説明】
1 カバーガラス 1a 最上層のカバーガラス 1b 最下層のカバーガラス 1c 次層のカバーガラス 2 フェルト片 3 吸着パット 4 支持板 5 ケース 5a 前壁 6 隙間 7 吸着具 8 押圧体 9 ねじ棒 10 スライドガラス 11 係止片 12 試料 13 封入剤 14 揺動係止片 15 支持板 16 腕 16a 基部 17 支持棒 18 パイプ 19 ばね 20 支柱 20a ラック 21 スリーブ 21a ブラケット 22、22a 軸 23、24 モータ 25 台 26 ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平軸を中心として回動自在の腕で支持
    した吸着パットで複数のカバーガラスを積重ねたカバー
    ガラスブロックの最上層のカバーガラスの、腕の回動中
    心から遠い1端部を吸着し、次いで腕を回動させてこの
    最上層カバーガラスの自由端を次層のカバーガラスに押
    付けつつ吸着端を持上げてカバーガラスを下方凸に弾性
    湾曲させ、最上層及び次層のカバーガラスの間に空気を
    進入させて最上層カバーガラスを次層のカバーガラスと
    剥離して取出すことを特徴とする顕微鏡標本のカバーガ
    ラス取出し方法。
  2. 【請求項2】 水平軸を中心にして回動自在な腕に取付
    けた吸着パットでカバーガラスの腕の回動中心から遠い
    1端を吸着し、腕を回動させてカバーガラスを自由端を
    下にした傾斜状態で支持し、腕を逆方向に回動させてカ
    バーガラスの自由端を先ずスライドガラスに当接させ、
    次いでカバーガラスをスライドガラスに向けて凸に湾曲
    させて空気を排除しつつスライドガラスに接近させ、最
    後にパッドによる吸着を解除してカバーガラスをスライ
    ドガラスに重ねることを特徴とする顕微鏡標本のカバー
    ガラス取付け方法。
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