JPH09325793A - 音声認識方法及び装置 - Google Patents
音声認識方法及び装置Info
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- JPH09325793A JPH09325793A JP8142551A JP14255196A JPH09325793A JP H09325793 A JPH09325793 A JP H09325793A JP 8142551 A JP8142551 A JP 8142551A JP 14255196 A JP14255196 A JP 14255196A JP H09325793 A JPH09325793 A JP H09325793A
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Abstract
かかる負荷が過大になっている。 【解決手段】 尤度の算出に先立ち、候補単語を、話者
の口許を撮像した撮像画像から求めた発話区間中の口形
情報に基づいて絞り込み、当該絞り込まれた候補単語に
ついて尤度を算出するようにする。これにより、尤度の
算出にかかる回数を減らすことができ、従来に比して、
計算機にかかる負荷を小さくできる。
Description
ータとの対話的な音声インターフェースを実現するのに
用いて好適な音声認識装置に関するものである。
音声が意味する単語や文章を自動認識させようとする技
術の研究及び開発が盛んに行われている。図2に、かか
る自動認識に用いられる音声認識装置の基本構成を示
す。なお、図2は、音声認識装置の中でも、特に単語の
認識処理までを分担する音声認識部108を表してい
る。
ず、音素特徴量抽出部108Aに入力され、一定の短い
時間間隔ごとの特徴量を表した特徴ベクトルに変換され
る。この特徴ベクトルは、時系列順に音素特徴記憶部1
08Bに記憶される。このように記憶された特徴ベクト
ルの時系列の連なりを特徴ベクトル系列と呼ぶことにす
る。
部l08Cにおいて、単語辞書から読み出された単語モ
デルと比較される。ここで、単語辞書には、予め単語毎
に求められておいた全ての単語モデルが記憶されている
ので、当該単語モデルとの比較により、入力音声がその
単語と仮定した場合における信憑性(尤度)が求められ
る。
の単語について求めた信憑性(尤度)が最も高いもの
が、入力音声に対応する単語として認識されるのであ
る。
代表的なものに、DP(Dynamic Programming )マッチ
ング法やHMM(Hidden Markov Model:隠れマルコフモ
デル)法等がある。
は、「北脇信彦:マルチモーダル環境に向けた音声認識
の実現を目指して:NTT R&D Vol.44 No.
111995」等がある。
認識装置では、参照する単語数が多ければ、その分、尤
度算出に必要な計算量(計算回数)が多く、計算機にか
かる負荷が大きいという問題があった。
現する可能性、つまり、誤った単語が認識結果として出
力される可能性もあった。
め、入力音声と候補単語との尤度を求め、入力音声につ
いて最も大きい尤度が得られた候補単語を、入力音声に
ついての認識結果とする音声認識方法及び装置におい
て、次のようにしたことを特徴とする。
を、話者の口許を撮像した撮像画像から求めた発話区間
中の口形情報に基づいて絞り込むことを特徴とする。
より、その後の尤度の算出回数を減らすことができる。
かくして、従来に比して、計算機にかかる負荷を小さく
できる。
置において、次のようにしたことを特徴とする。
ている単語について求めた尤度が高い複数の候補単語に
ついて、話者の口許を撮像した撮像画像から求めた発話
区間中の口形情報との類似度を調べ、複数の候補単語の
うち、類似度と尤度との総合的な類似度が最も高いもの
を、入力音声についての認識結果とすることを特徴とす
る。
ついて、さらに口形情報に基づく類似度を判断するよう
にしたことにより、背景雑音が大きい環境下での音声認
識精度を、さらに高めることができる。
装置において、次のようにしたことを特徴とする。
から求めた発話区間中の口形情報に基づいて、入力音声
と候補単語との尤度の算出に用いる候補単語を単語辞書
に登録されている単語の中から複数絞り込んだ後、さら
に、当該絞り込まれた候補単語について入力音声と高い
尤度が得られた候補単語を複数選択し、当該選択された
候補単語と口形情報との類似度と上記尤度との総合的な
類似度が最も高いものを、入力音声についての認識結果
とすることを特徴とする。
語を絞り込んでから尤度の計算を行うので、処理に要す
る負荷を低減することができる。また、尤度の計算の際
に認識結果を一つに絞り込むのではなく、複数の候補へ
の絞り込みにとどめ、再び、口形情報に基づく類似度を
含めた総合的な類似度で最終的な認識結果を絞り込むの
で、精度をさらに高めることができる。
面を参照しながら詳述する。
構成される音声認識システムを表すブロック図である。
この音声認識装置100は、ビデオカメラ1が撮像した
話者(ユーザ)の唇周辺画像を画像信号S100として
入力し、また、マイクロフォン2で取り込んだ話者(ユ
ーザ)の音声を音声信号S106として入力し、処理し
ている。
を機能ブロックで表した図である。
上、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、ハードディ
スク等の周辺装置を備えたコンピュータ等の情報処理装
置で構成されるものであるが、音声認識機能から構成を
ブロック化すると、図1に示すようになる。
ロック101〜108により構成されている。
た画像信号S100を1画面(フレーム)分記憶する記
憶部である。
ァ101から読み出した顔画像信号S101(撮像され
画像)から発音時の口の形や動きを認識する認識部であ
り、図4に示す機能ブロックにより構成されている。す
なわち、1フレーム分の顔画像信号S101から口形部
分の特徴ベクトル(口形特徴ペクトル)を出力する口形
特徴抽出部102Aと、口形特徴ペクトルを時系列順に
記憶保持する口形特徴記憶部102Bと、口形特徴ペク
トルの系列から口形の動作(口形動作情報)を抽出する
口形動作抽出部102Cとで構成されている。
いて予め求めておいた音節情報と音素モデルとを記憶す
る記憶部である。
104から入力された音節情報と口形の動作から得られ
た音節とのマッチング程度を調ベ、その結果(口形音節
マッチングスコア)を出力するマッチング部である。
チングスコアに応じて単語候補を絞り込み、音声認識部
108における認識処理の際に参照させる単語数を減ら
す部分である。
音声信号を、一定の短い時間間隔の音声データ列(以
下、音声フレームと呼ぶ)に区切り、出力する部分であ
る。
ームS107が有音かそれとも無音かを判定する部分で
ある。ここで、有音であることが判定された場合には、
入力された音声フレーム108がそのまま音声フレーム
S108として音声認識部108に与えられる。また、
この判定結果(現在有音か無音か)は、判定信号S10
9として口形認識部102に与えられる。
の音声フレームS108の列と単語侯補絞り込部105
で紋り込まれた単語の音素モデルS111とを比較し、
最も尤度の高い単語を認識結果として出力するブロック
である。この内部構成は、先に説明した図2と同様であ
る。
を説明する。図5は、かかる音声認識装置100の動作
を示すフローチャートである。
(以下、Pで表す)100から開始される。
われ、フラグ(flag)変数(有音区間が入力されたか否
かを識別する変数)にオフ(OFF) が代入される。このP
101が終わると、次はP102に進む。
た話者(ユーザ)の唇周辺部の画像である画像信号S1
00と、マイクロフォン2で取り込まれた話者(ユー
ザ)の音声信号S106が音声認識装置100に入力さ
れる。この画像信号S100は、図1に示すように、音
声認識装置100内の画像フレームバッファ101に入
力される。
認識装置100内の音声フレーム分割部106に順次入
力される。ここで、音声フレーム分割部106は、入力
された音声信号S106を、例えぱ8[msec ]毎シフト
しながら32[msec ]分の音声フレームに区切り、互い
に前後の音声フレームと一部が重複した32[msec ]長
の音声フレームを出力する。このP102では音声フレ
ームが一つ完成すると、次のP103に進む。以上がP
102の動作である。
から有音検出部107に入力された音声フレームS10
7が有音か無音かが判定される。この判定結果は判定信
号S109として出力される。なお、音声フレームS1
07が有音であった場合、入力された音声フレームS1
07はそのまま音声認識部108に出力される。
ては、例えぱ、入力された音声フレームS107の内部
サンプル値について求めた絶対値平均Qが閾値Uより大
きいか否かで判定する方法がある。この有音検出部10
7での判定が有音であれぱP104に進み、無音であれ
ぱP106に進む。以上がP103の説明である。
音声フレームS107の各々から口形特徴情報および音
素特徴ペクトルが抽出される。このP104で実行され
る処理の詳細は、後述することにする。P104の処理
を終えるとP105に進む。
(ON)が代入される。P105を終えるとP102に戻
る。
を説明する。
オン(ON)であれぱ、P107に進み、フラグ(flag)
変数の値がオフ(OFF )であればP102に進む。つま
り、音声認識装置100の処理が開始された後、有音区
間が入力されるまではP102→P103→P106→
P102の処理ループを繰り返す。
07では、口形特徴記憶部102Bに記憶されている口
形特徴情報の系列S102Bが口形動作抽出部102C
に入力され、有音区間に口がどのように動いたかが調べ
られる。これには、前後の画像フレーム中の唇の縦・横
の長さが比較され、口が開いたピークや口が閉じたピー
クのフレームとその時の唇の縦・横の長さを調べること
により行われる。この口形動作抽出部102Cの詳細に
ついては、後で詳しく述べることにする。こうして口形
動作情報S103を得る。P107を終えるとP108
に進む。
得られた口形動作情報S103が口形音節マッチング部
103に入力され、口形動作情報S103から特定の音
節部分を検出し、この口形から得られた音節と単語辞書
104に記憶されている単語の音節とのマッチングを調
ベ、そのマッチングの程度を口形音節マッチングスコア
S105として出力する。
04に登録されている全ての単語に対して行なった後、
P110に進む。このP108の詳細についても後で述
べることにする。
入力された各単語の口形音節マッチン7スコアS105
が閾値以上の単語のみ絞り込み、その絞り込まれた単語
の音素モデルS111を単語辞書104から受けとり音
声認識部108にその音素モデルS111を送る。P1
09を終えるとP110に進む。
て、単語侯補絞り込部105から送られてきた音素モデ
ルS111と音声認識部108内部の音素特徴記憶部1
08Bに記憶されている音声信号の音素特徴ベクトルの
系列との間でDPマッチング法やHMM法による尤度が
算出される。P110を終えるとP111に進む。
った各単語に対する尤度の中から最大のものを入力音声
に対する認識単語として出力する。P111を終えると
Pl12に進み、音声認識装置100の処理を終了す
る。
104では、図6に示す通り、画像フレームS101か
ら口形特徴情報を抽出して記憶保持する処理(Pl04
A〜P104C)と、音声フレームS107から音素特
徴ベクトルを抽出して記憶保持する処理(P104D〜
P104E)との2つの処理が並列に行なわれる。
Cの処理 まず、P104A〜P104Cの処理を、図4に示す口
形認識部102の構成図を用いて説明する。
ァ101に画像データが1画面分溜ったか調べられる。
P104Aで画像フレームバッファ101に画像データ
が1画面分あれぱP104Bに進み、そうでなければP
104Cの次の処理(すなわち、P105)に進む。
において、入力された1画面分の画像データから唇領域
の抽出が行われ、唇の縦と横の長さ等が収まった口形特
徴情報S101Aが出カされる。この口形特徴抽出部1
02Aで行われる詳細なフローチャートを図7に示す。
色変換(RGB→HSV[H:色相,S:色彩,V:明
度]が行なわれる。このP104B1が終わると、P1
04B2に進む。
報HSVで表された閾値の範囲(以下、閾値ベクトルと
呼ぶ)を満たす画素を1とし、それ以外の画素を0とし
て2値化する。この閾値ベクトルは、唇領域の色を満た
す範囲であり、2値化された画素の値が1の部分がこの
画像フレームの唇領域になる。P104B2が終わる
と、P104B3に進む。
値が1となった部分の縦と横の長さ(hs,ws)が求
められる。P104B3が終わると、P104B4に進
む。P104B4では、P104B3で求めた唇の縦と
横の長さ(hs,ws)の各々を、予め計測しておいた
口を閉じた状態の唇の縦と横の長さ(Hc,Wc)で引
いて割り、次の(1) 式で表される正規化した値を求め
る。
わるとP104Cに進む。
を時系列順に口形特徴記憶部102Bに記憶させる。こ
の口形特徴記憶部102Bでは、有音区間の最初からの
口形特徴情報が時系列順に記憶される。
Eの処理 次に、P104D〜P104Eまでの処理について、図
2に示す音声認識部108の構成図を用いて説明する。
において、入力された音声フレームS108から例えぱ
周知の「ケプストラム」などの音素特徴ベクトルを抽出
する。P104Dを終えるとP104Eに進む。
特徴記憶部108Bに記憶させる。以上の処理によっ
て、この音素特徴記憶部108Bでは有音区間の最初か
らの音素特徴ベクトルが時系列順に記憶される。
E)の処理の説明である。
細動作を説明する。口形動作抽出部102Cでは、唇の
縦の動きの極点(口の開くピークや口の閉じるピーク)
のフレームが検索され、その時の唇の縦・横の大きさを
抽出した口形動作情報が出力される。図8に、口形動作
抽出部102Cで実行される処理動作のフローチャート
を示す。
の通りとする。n及びiはカウンタのカウント値を表
し、h(n)はn番目の画像フレームの唇の縦の長さを
表し、w(n)はn番目の画像フレームの唇の横の長さ
を表し、dhは現フレームと前フレームの唇の縦の長さ
の差分値を表し、pdhは一つ前のdhの値を表す。
2Cの初期化が行なわれる。ここで、n=1,dph=
0,i=0とそれぞれ代入される。P107Aを終える
と、P107Bに進む。
レームの唇の縦の長さh(n)と、前フレームの唇の縦
の長さh(n−1)についての差分値(=h(n)−h
(n−1))が求められる。P107Bを終えるとP1
07Cに進む。
べられる。ここで、符号とは、dh>0であれば「プラ
ス(+)」、dh<0であれぱ「マイナス(−)」、d
h=0であれば「ゼロ(0)」の三通りの符号であり、
もしdhとpdhの符号が異なっていれば、P107D
に進み、dhとpdhの符号が一致していれぱP107
Fに進む。
ムについての以下の情報を、口形動作情報のi番目の記
憶素子[mlip(i) ]に記憶する。ここで、口形動作情報
の記憶素子[mlip(i) ]は、mlip(i).frame (フレーム番
号n‐1格納用)、mlip(i).h (唇の縦の長さh(n‐
1)格納用)、mlip(i).w(唇の横の長さw(n‐1)
格納用)、mlip(i).pdh(pdhの符号格納用)、mlip
(i).dh(dhの符号格納用)の5つでなる。
む。
る。P107Eを終えるとP107Fに進む。
nの値に1を加える。P107Fを終えると、P107
Gに進む。
最終フレーム番号より小さいか否かを調べる。もし小さ
ければP107Bに戻り、そうでなけれぱP107Hに
進む。
03にこれまで得られた口形動作情報が出力される。以
上が、口形動作抽出部102Cで実行されるP107の
詳細動作である。
08の詳細動作を説明する。
情報から、/m/,/p/,/b/などのように発声に
唇を一瞬閉じる動作を伴う音(以下、両唇音という)の
発生箇所を見つけ、次の(i) 〜(iii) に示す3つの事項
を比較する。
数と、参照する単語内部に含まれる両唇音の個数 (ii) 有音区間中に現れた両唇音の位置と、参照する単
語内部の両唇音の位置 (iii)動作情報から得られる両唇音の前後の母音につい
て発声時の口形と、参照する単語内の両唇音の前後の母
音から導かれるモデル口形 これらの比較処理を行う口形音節マッチング部103の
処理動作を、図9に示すフローチャート(P108)で
説明する。
している箇所(フレーム番号)と、その前後の唇の動き
の極点の口形およぴ両唇音の総個数(ln)が調べられ
る。このP108Aで行われる詳細動作を、図10を用
いて説明する。まず、図10のP108A1では、両唇
音の個数をカウントする変数nに0が代入され、口形動
作情報の各アドレスを示すiに1が代入される。
番目の記憶素子に記憶されている各情報の中からmlip
(i).pdh とmlip(i).dhの符号が調ベられ、mlip(i).pdh
の符号が[−]であり、かつ、mlip(i).dhの符号が[+]で
あるとき、P108A3に進む。それ以外は、P108
A6に進む。
さmlip(i).h 及びmlip(i).w が、口を閉じたときの長さ
を中心に任意の閾値の範囲内にあるか、つまり、両唇音
を発話する瞬間の口の形になっているかを調べる。この
P108A3の条件を満たせばP108A4に進み、そ
うでなければP108A6に進む。
108A5に進む。
憶する。すなわち、フレーム番号(mlip(i).frame)、
一つ前の極点の口形(mlip(i-1).hとmlip(i-1).w )、
一つ後の極点の口形(mlip(i+1).hとmlip(i+1).w)の3
つの情報が記憶される。このP108A5を終えると、
P108A6に進む。
108A7に進む。
で調べたかがチェックされ、最後まで調べた場合は、P
108A8に進み、そうでなけれぱP108A2に戻
る。
検出された両唇音の総個数(ln)にnが代入され、P
108Bに進む。以上がP108Aの説明である。
れている侯補単語の番号に対応する変数iを0に初期北
する。P108Bを終えると、P108Cに進む。
るword(i) に含まれる両唇音の位置と、その前後の
母音と、両唇音の総個数(wn)とが調べられる。これ
は、例えば候補単語word(i) が「くるまえび(ku
rmaebi)」であれぱ、両唇音の総個数(wn)は
2で、最初の両唇音/m/の前後の母音は/u/,/a
/であり、2番目の両唇音/b/の前後の母音は/e
/,/i/である。
uru)」の最初の/p/のように単語の先頭にある両
唇音については、これをカウントしないことにする。従
って、この場合、単語の中間に位置する/p/が両唇音
となり、この/p/の前後の母音は/a/,/u/とな
る。P108Cが終わると、P108Dに進む。
唇音の総個数lnと参照単語word(i) に含まれる両
唇音の総個数wnが等しいかを調べ、等しければP10
8Eに進み、等しくなけれぱP108Mで口形音節マッ
チングスコアSC(i) の値を0にしてからP108Kに
進む。
大きいかを調ベ、大きけれぱP108Fに進み、両唇音
の総個数が0であれぱP108Nで口形音節マッチング
スコアSC(i) の値を1にしてからP108Kに進む。
マッチングを調べる。図11に、P108Fの詳細なフ
ローチャートを示す。
両唇音をカウントする変数jを0に初期化し、位置スコ
アAの初期値を1にする。P108F1を終えると、P
108F2に進む。
ら得た第j番目の両唇音の画像フレームの相対位置sv
(j) を算出する。sv(j) の算出式は、次の(2) 式で与
えられる。
む。
番目の両唇音の相対位置sw(j) を算出する。sw(j)
の算出式は、次の(3) 式のようになる。
番目)の両唇音/m/の相対位置sw(j) は、候補単語
中の音節数5に対して両唇音がある音節位置は2である
ので(位置0が「く」、位置1が「る」)、(3) 式より
2/5=0.4 である。なお、相対位置sw(j) はその都
度算出するのではなく、予め全て求めておいても良く、
また、予め実際の音声から両唇音の位置を求めるように
しても良い。P108F3を終えると、P108F4に
進む。
マッチング度s(j) を算出する。このマッチング度s
(j) は、x=|sv(j) −sw(j) |として、図12に
示す非線形関数f(x)についての出力値で与えられ
る。P108F4を終えると、P108F5に進む。
ング度s(j) を掛け合わせる。Pl08F5を終える
と、P108F6に進む。
108F6を終えると、P108F7に進む。
数)を満たすか否かが判定され、条件を満たしていれば
P108F2に戻り、それ以外はP108Fの処理を終
了して位置スコアAを出力し。P108Gに進む。以上
がP108Fの説明である。
より大きいか否かを調ベ、大きければP108Hに進
み、そうでなければP108Oで口形音節マッチングス
コアSC(i) の値を0にしてからP108Kに進む。
補単語の両唇音の前後の母音を発声している場合のモデ
ル口形との類似度を調べ、前後母音スコアBを算出す
る。なお、予め複数の口形情報から各母音(/a/,/
i/,/u/,/e/,/o/)毎に発声時の唇の縦と
横の長さの平均値と、分散値と、唇の縦と横の長さの相
関係数を求めておく。
種変数の定義をしておく。母音v(=/a/,/i/,
/u/,/e/,/o/)を発声している場合の口形の
平均値、分散値、相関係数を、それぞれ次のように定義
する。
の長さの平均値をμh(v) ,μw(v) とし、母音vにお
ける唇の縦および横の長さの分散の平方根をσh(v),
σw(v)とし、母音vにおける唇の縦と横の長さの相関
係数をρ(v)とする。
の両唇音の前後の口形を、それぞれ次のように定義す
る。
ぴ横の長さをh0(j),w0(j) とし、両唇音の一つ後
の極点の縦およぴ横の長さをh1(j) ,w1(j) とす
る。
検出されたln個の各両唇音について、前母音と後母音
の類似度(スコア)を求め、前母音と後母音のスコアを
線形結合させた値の掛け合わせから求める。
音スコアB(j) を求める方法を述べる。
音v0に対する類似度B0(j) は、次の(4) 式で与えら
れる。
B1(j) は、次の(5)式のようになる。
までの前後母音スコアBは、次の(6) 式で与えられる。
0≦β≦1を満たす任意の定数である。P108Hを終
えると、P108Iに進む。
の処理 P108Iでは、前後母音スコアBが閾値LBより大き
いかを調べる。閾値LBより大きい場合はP108Jに
進み、小さい場合はP108Pで口形音節マッチングス
コアSC(i) の値を0にしてからP108Kに進む。
置スコアAと、P108Hで得られた前後母音スコアB
とで最終的な候補単語word(i) に対する口形音節マ
ッチングスコアSC(i) を算出する。この単語に対する
口形音節マッチングスコアSC(i) の算出式は、次の
(7) 式のようになる。
08Jを終えると、P108Kに進む。
08Kを終えると、P108Lに進む。
いないか、つまりまだ参照していない候補単語があれ
ば、P108Cに戻り、次の候補単語を参照する。もし
全ての候補単語を参照し終っていれぱP108の処理は
終りであり、次のP109に進む。
マッチングスコアSC(i) が、閾値以上の単語のみが音
声認識装置によって認識されるのである。
音声認識で参照する候補単語の絞り込みを行なうので、
従来の音声認識装置の中で最も処理負荷の大きい尤度計
算の回数を減らすことができる。
の口形がはっきりしており、口形からの両唇音の検出は
極めて容易であるので、両唇音の個数や位置には高い信
頼性があり、不特定話者に適応可能である。
語の先頭に両唇音がある場合を除いて、両唇音の前後は
母音である。そして、その母音発声時の口形は、それぞ
れ両唇音の前後の口形動作の極点になる。そこで、前後
母音の類似性を求めることによって、更に精度の高い候
補単語の絞り込みを行なうことができる。
母音の類似性から精度の高い候補単語の絞り込みを行な
うことができる。
面を参照しながら説明する。
に登録されている候補単語の絞り込みを行なった上で、
音素モデルと入力音声の尤度の最も高い単語を認識結果
として出力していたが、第2の実施形態では、第1の実
施形態と逆の処理順序で認識結果を求めていることが異
なる。
語辞書に登録されている候補単語の音素モデルと入力音
声の尤度の計算を行ない、その中から尤度の高いものを
複数絞り込み、その絞り込まれた単語の音節と口形情報
から得られた音節情報とのマッチングに基づいて最も相
応しい単語を認識結果として出力するようにする。
態を説明する。
ク図で表すと、第1の実施形態に係る図1と同様に表す
ことができる。本実施形態に係る音声認識装置200の
構成を表したが図13である。この図13では、図1と
の同一、対応部分に同一、対応符号を付して示してい
る。
込部105がなくなった点、本実施形態ようの音声認識
部202を用いる点、総合マッチングスコア算出部20
3が新たに設けられた点である。ここでは、相違点の構
成についてのみ説明する。
る。この音声認識部202の基本構成は、第1の実施形
態の音声認識部108と同様であり、その詳細構成は図
2に示したものと同じである。ただし、この実施形態に
係る音声認識装置202の場合、入力された音声フレー
ム列と単語辞書104から入力された候補単語の音素モ
デルとを比較し、類似度の高い単語を複数個出力するだ
けで、最終的な認識結果を得るものではない。
は、口形音節マッチング部103のスコアと音声認識部
202の尤度とから総合的なマッチングスコアを算出
し、最も高い総合マッチングスコアが得られた単語を出
力するようになされている。
を説明する。図14は、かかる音声認識装置200の動
作を示すフローチャートである。なお、図14におい
て、P100からP106までの処理は、第1の実施形
態で説明した内容と同じであるので説明を省略し、相違
点のみについて説明する。従って、以下の説明では、P
201以降から説明を始める。
た音素ベクトル系列と単語辞書104に登録されている
候補単語の各音素モデルとの間の尤度を求める。この尤
度を求める方法は、第1の実施形態の場合と同様、HM
M等から求める。P201を終えると、P202に進
む。
が高かった単語を複数選ぶ。これは尤度の高い順に上位
n個までの単語を選ぶようにしても良いし、ある閾値以
上の尤度を持つ単語を選ぶようにしても良い。P202
を終えると、P203に進む。
P107と同様の処理を行なう。つまり、口形特徴情報
から口形動作情報を得る。P203を終えると、P20
4に進む。
語について、その音節情報と口形動作情報から得られた
両唇音を中心とした音節情報とのマッチングを行なう。
このP204で行なうマッチングは、第1の実施形態の
P108で行なったように両唇音の個数と位置と前後の
母音についてマッチングを行ない、口形音節マッチング
スコアSC(i) を出力する。P204を終えると、P2
05に進む。
部203において、P201で得られた尤度Nと、P2
04で得られた口形音節マッチングスコアSC(i) とか
ら、最終的なマッチングスコアLSCを算出し、最も高
いマッチングスコアLSCを得た単語を認識結果として
出力する。
法の例を、次の(8) 式に示す。
補単語の音素モデルとの尤度計算から即座に認識単語を
求めるのではなく、複数の候補を絞り込み、当該絞り込
まれた候補について口形情報を併用して認識単語を決定
することにしたので、従来の音声認識装置に比べて認識
精度を高めることができる。
がはっきりしており、口形からの両唇音の検出は極めて
容易であるので、両唇音の個数や位置には高い信頼性が
あり、不特定話者に適応可能である。特に背景雑音が大
きい環境の中で音声の自動認識を行なう際に有効であ
る。
図面を参照しながら説明する。
施形態と、第2の実施形態とを組み合わせたものであ
り、全体の流れは、おおよそ次の3段階に分けることが
できる。
録されている候補単語の絞り込みを行なう段階と、(2)
絞り込まれた候補単語の音素モデルと入力音声の尤度を
計算し、特に尤度の高かった単語を複数選ぶ段階と、
(3) 先に説明した(2) で選ぱれた単語に対し、その尤度
と(1) で求めた口形音節マッチングスコアから最終的な
認識単語を出力する段階の3つである。以下、この点を
中心に説明する。
ク図で表すと、第1及び第2の実施形態に係る図1及び
図13と同様に表すことができる。本実施形態に係る音
声認識装置300の構成を表したが図15である。この
図15では、図1及び図13との同一、対応部分に同
一、対応符号を付して示している。
たに口形マッチングスコア記憶部301が設けられた点
である。
301は、口形音節マッチング部103で得られた口形
音節マッチングスコアを一時記憶するのに用いられる記
憶部であり、総合マッチングスコア算出部203の処理
が開始されるまで保持する役割を有している。
は、入力された音声フレーム列と、予め単語候補絞り込
部105で絞り込まれた候補単語の音素モデルとを比較
するようになされ、当該比較結果から類似度の高い単語
を複数個出力するようになっている。
ア算出部203は、口形音節マッチングスコア301に
保持されている口形音節マッチングスコアと、音声認識
部202から得られた尤度から総合的なマッチングスコ
アを算出し、総合的なマッチングスコアの一番高かった
単語を認識結果として出力するようになっている。
作の詳細を述べる。図16に、本発明の第3の実施例の
音声認識装置300の動作のフローチャートを示す。な
お、図16において、P100からP110までの処理
は、第1の実施形態の動作を説明した図5の場合と同じ
であるので、その説明は省略する。以下、P301以降
から説明を始める。
たモデル音素との尤度が高かった単語を複数選ぶことに
する。これは尤度の高い順に上位n個までの単語を選ぶ
ようにしても良いし、ある関値以上の尤度の持つ単語を
選ぶようにしても良い。いずれにしても、P301を終
えると、P302に進む。
と、P108で得られた口形音節マッチングスコアSC
(i) とから、総合的なマッチングスコアLSCを算出す
る。この総合マッチングスコアLSCの算出方法は、第
2の実施形態のP205の処理と同様であり、(8) 式を
用いることができる。P302を終えると、P303に
進む。
チングスコアLSCの最も高かった単語を認識結果とし
て出カする。P303を終えると、P304に進み一連
の処理を終える。
の説明である。
報から予め候補単語を絞り込み、絞り込まれた単語につ
いて音声認識を行なうので、音声認識に費やす処理の軽
減を実現できる。
に絞り込むのではなく、更に再ぴ口形情報から求まった
口形音節マッチングスコアLSCも用いて最終的に出力
する認識結果を一つに絞り込むので、音声認識の精度を
高めることが可能になる。
声時の口形がはっきりしている口形の情報を用いて認識
処理するため、背景雑音が大きい環境の中で話者の音声
を高い精度で自動認識することが可能となる。
図面を参照しながら説明する。
変形例とも言うべきものであり、口形音節マッチング部
103が口形音節マッチングスコアを求める際に用いる
処理方法のみを異にするものである。
ッチングスコアを求める際、両唇音の前後に位置する波
形のピーク位置を母音位置と決定する手法を用いていた
が、第4の実施形態においては、発話速度が一定である
との仮定の下に、両唇音から時間的距離がある範囲内で
あり、かつ、唇の開き具合が閾値以上であるような位置
を母音位置として決定する。
を説明する。
ク構成を図17に示す。この図17には、図1との同
一、対応部分に同一、対応符号を付して示している。図
17から分かるように、音声認識装置400の機能ブロ
ック構成は、第1の実施形態で説明した音声認識装置1
00の機能ブロック構成と同じである。異なるのは、入
力された音節情報と、口形の動作から得られた音節との
マッチング程度を調べ、結果を口形音節マッチングスコ
アとして出力する口形音節マッチング部103で行われ
る処理内容のみである。
作の詳細を述べる。参考までに音声認識装置400の動
作のフローチャートを図18に示す。図18からも分か
るように、その内容は第1の実施形態の説明に用いた図
5と同じである。異なるのは、この一連の処理のうち、
P108’に係る部分である。従って、P108’の詳
細のみを説明する。
08’の詳細動作を、図19を用いて説明する。
08’により、口形動作情報から/m/,/p/,/b
/などの両唇音の発生箇所を見つけ、次の(1) 〜(3) に
示す3つの事項を比較する。なお、第1の実施形態の場
合とは、(2) の内容が異なる。
と、参照する単語内部に含まれる両唇音の個数 (2) 有音区間中に現れた両唇音の始端・終端位置と、参
照する単語内の両唇音の始端・終端位置 (3) 動作情報から得られる両唇音の前後の母音について
発声時の口形と、参照する単内の両唇音の前後の母音か
ら導かれるモデル口形 次に、P108’を構成する各処理の内容を説明する。
A’の処理を説明する。
音を発声している始端およぴ終端位置(フレーム番号)
と、両唇音の前後の唇の動きの極点の口形との抽出がな
され、両唇音の総個数lnが調べられる。このPl08
A’の詳細を表したのが図20のフローチャートであ
る。
P108A2’の処理 まず、P108A1’で、両唇音の個数をカウントする
変数lnを0とし、口形動作情報の番号を示すiに1を
代入する。
i番目の口形動作情報 mlip(i)が両唇音の始端のフレー
ムのものであるかを調べる。この判別には、次の(1) 〜
(3)の3つの条件が用いられる。
が、閾値L0=(Lh0,Lw0)〜L1=(Lh1,
Lw1)の範囲に収まっている ここで、口形動作情報 mlip(i)が上記3つの条件を同時
に満たせば、mlip(i).frame は両唇音の始端フレームと
なり、以後、この両唇音の終端、両唇音の直前・直後の
母音の位置検出を行なう。なお、この両唇音の始端のi
を、以下、siとする。このP108A2’で、始端で
あることが確認されれば、P108A3’に進み、そう
でなければ、P108A8’に進む。
P108A4’の処理 P108A3’では、第ln番目の両唇音の始端情報l
vs(ln)に mlip(i)を代入する。P108A3’を
終えると、P108A4’に進む。
母音を発話した時の口形動作情報を捜す処理と、見つか
った口形動作情報を両唇音の直前母音情報lvh(l
n)に代入する処理を行う。図21に、両唇音の直前の
母音位置を検出手順を示す詳細なフローチャートを示
す。
代入する。次に、P108A42’で、mlip(i) が次の
(1) 、(2) の2つの条件を同時に満たすか調べる。
共に閾値の範囲外にある ここで、mlip(i) が上記の2つの条件を同時に満たせ
ば、P108A45’に進み、条件を満たさなければ、
P108A43’に進む。
の直前の母音情報1vh(ln)にmlip(i) を代入し、
P108A5’に進む。
3’に進んだ場合、P108A43’でiから1を減算
し、次のP108A44’でiが閾値MLVHより小さ
いか否か調べる。小さければ、P108A8’に進み、
小さくなければP108A42’に戻る。
直前母音が見つからない場合はP108A8’に進み、
見つかった場合はP108A5’に進む。
処理 Pl08A5’では、両唇音の終端のフレームの捜索が
行われ、その時の口形動作情報を終端情報lve(l
n)に代入する処理がなされる。図22に、両唇音の終
端の位置検出の詳細なフローチャートを示す。
を代入する。次に、P108A52’で、mlip(i).h と
mlip(i).w が共に閾値L0〜Llの範囲にあるかを調べ
る。ここで、閾値の範囲外であれば、P108A55’
に進み、閾値の範囲内であればP108A53’に進
む。
の終端情報lve(ln)にmlip(i-1) を代入し、P1
08A6’に進む。
3’に進んだ場合、Pl08A53’では、iに1を加
算する。
べ、大きければP108A8’に進み、大きくなければ
P108A52’に戻る。なお、P108A55’のと
きのiを、以下、eiとする。
終端が見つからない場合はP108A8’に進み、見つ
からない場合はP108A6’に進む。
処理 P108A6’では、この両唇音の直後の母音を発話し
た時の口形動作情報の探索が行われ、この口形動作情報
を両唇音の直後の母音情報lvt(ln)に代入する処
理を行う。図23に、両唇音の直後の母音位置検出処理
の詳細なフローチャートを示す。
を代入する。次に、P108A62’で、mlip(i) が次
の(1) 、(2) の2つの条件を同時に満たすか調べる。
共に閾値の範囲外にある ここで、mlip(i) が上記の2つの条件を同時に満たせ
ば、P108A65’に進み、条件を満たさなければ、
P108A63’に進む。
の直後の母音情報lvh(ln)にmlip(i) を代入し、
P108A7’に進む。
3’に進んだ場合、P108A63’では、iに1を加
算する。次に、iが閾値MLVTより大きいかを調べ、
大きければP108A8’に進み、大きくなければP1
08A62’に戻る。
直後の母音が見つからない場合はPl08A8’に進
み、見つかった場合はP108A7’に進む。
P108A9’の処理 P108A7’では、lnに1を加える。P108A
7’を終えると、P108A8’に進む。
l08A8’を終えると、P108A9’に進む。
まで調べたかをチェックし、最後まで調べた場合には、
P108Bに進み、そうでなければP108A2’に戻
る。以上がP108A’の説明である。
C’の処理 P108Bでは、単語辞書104に記憶されている候補
単語の番号に対応する変数iの初期化が行われる。初期
化により、変数iは0になる。P108Bを終えると、
P108C’に進む。
あるword(i) に含まれる両唇音の個数wnと、各々
の両唇音の始端と終端の位置と、前後の母音を調べる。
語中における音節位置によって決まる。通常は、第n番
目の音節に両唇音があれば、両唇音の位置は、始端がn
−1、終端がn−1である。
合、両唇音「ま」は第二音節にあるので始端位置は1、
終端位置は1である。但し、「みかん」のように両唇音
「み」が単語の第一音節にある両唇音については、これ
をカウントしない。
まる音」(例えば、パイナップルの場合の「ッ」)や
「はねる音」(例えば、さんまの場合の「ん」)の場合
は、両唇音の始端はこれらの音節の位置になる。つま
り、「パイナップル」の両唇音「ップ」の始端位置は
3、終端位置は4となる。
が「つまる音」や「はねる音」の場合は、これを含めた
両唇音の直前直後の母音をいう。例えば、「さんま」の
場合、「んま」の前の母音は/a/、後の母音は/a/
である。このP108C’を終えると、P108Dに進
む。
F’の処理 P108Dでは、口形動作情報から得た両唇音の総個数
lnと、参照単語Word(i) に含まれる両唇音の総個
数Wnとが等しいかを調ベ、等しければP108Eに進
み、等しくなければP108Mで口形音節マッチングス
コアSC(i) の値を0にしてからP108Kに進む。
より大きいかを調べ、大きければPl08F’に進み、
両唇音の総個数が0であればP108Nで口形音節マッ
チングスコアSC(i) の値を1にしてからP108Kに
進む。
両唇音の位置のマッチングを調べる。図24に、P10
8F’の詳細なフローチャートを示す。
トする変数jを0に初期化し、位置スコアAの初期値を
1にする。P108F1’を終えると、P108F2’
に進む。
から得た第j番目の両唇音の始端・終端の相対位置sv
(j) (=[sv(j).s,sv(j).e])を算出する。この
とき、sv(j) の算出式は、次の(9) 、(10)式で与えら
れる。
を終えると、P108F3’に進む。
の処理で得られた候補単語中の第j番目の始端・終端の
両唇音の位置sw(j) (=[sw(j).s,sw(j).
e])に代入する。P108F3’を終えると、P10
8F4’に進む。
についてのマッチング度s(j) の算出が行われる。ここ
で、マッチング度s(j) は、両唇音の始端相対位置の差
分xs(=|sv(j).s−sw(j).s|)と、両唇音の終
端相対位置の差分xe(=|sv(j).e −sw(j).e|
)とを、図12のような非線形関数f(x) で変換した
出力値f(xs)、f(xe) の積(=f(xs)×f(xe))で与
えられる。マッチング度s(j) は、xs又はxeが小さ
い、つまり、位置のマッチングが合っているほど大き
く、位置のマッチングがずれているほど小さい値にな
る。このP108F4’を終えると、P108F5’に
進む。
チング度s(j) を掛け合わせる。P108F5’を終え
ると、P108F6’に進む。
P108F6’を終えると、P108F7’に進む。
個数)を満たしていればP108F2’に戻り、それ以
外はP108F’の処理を終了し、位置スコアAを出力
してP108Gに進む。以上がP108F’の説明であ
る。
Pの処理 次のP108Gでは、位置スコアAが閾値LAより大き
いかを調べる。ここで大きければP108H’に進み、
小さければP108Oで口形音節マッチングスコアSC
(i) の値を0にしてからP108Kに進む。
唇音について、その前後の口形と候補単語の両唇音の前
後の母音を発声している場合のモデルロ形との類似度を
調べ、前後母音スコアBを算出する。なお、予め、複数
の口形情報から各母音(/a/,/i/,/u/,/e
/,/o/)毎に、発声時の唇の縦と横の大きさの平均
値と、分散値とを求めておく。
各種変数の定義をしておく。母音v(=/a/,/i
/,/u/,/e/,/o/)を発声している場合の口
形の平均値と分散値を、それぞれ次のように定義する。
の長さの平均値をHμ(v) ,Wμ(v) とし、母音vにお
ける唇の縦および横の長さの分散の平方根をHσ(v),
Wσ(v)とする。
の両唇音の前後の口形を、それぞれ次のように定義す
る。
ぴ横の長さをsh0(j) ,sw0(j)とし、両唇音の一つ
後の極点の縦およぴ横の長さをsh1(j) ,sw1(j)
とする。
検出されたln個の各両唇音について、前母音と後母音
の類似度(スコア)を求め、前母音と後母音のスコアを
加重加算させた値より両唇音の前後母音のマッチング程
度を調べる。
母音スコアB(j) を求める方法を述べる。まず、第j番
目の両唇音の前にある母音v0に対する類似度B0(j)
を、次の(11)式で求める。
類似度B1(j) を、次の(12)式で求める。
ln−1番目の両唇音までの前後母音スコアBは、次の
(13)式となる。
例えば 0.5等の任意の定数である。P108H’を終え
ると、P108Iに進む。
LBより大きいかを調べる。ここで閾値LBより大きい
場合はP108Jに進み、小さい場合はP108Pで口
形音節マッチングスコアSC(i) の値を0にしてからP
108Kに進む。。
位置スコアAと、P108H’で得られた前後母音スコ
アBとで最終的な候補単語word(i) に対する口形音
節マッチングスコアSC(i) を算出する。この単語に対
する口形音節マッチングスコアSC(i) の算出式は、次
の(14)式となる。
108Jを終えると、P108Kに進む。
08Kを終えると、P108Lに進む。
いないかを調べる。まだマッチングを行なっていない候
補単語があれば、P108Bに戻り、次の候補単語との
マッチング処理を行なう。もし全ての候補単語とのマッ
チング処理を終了していればP108’の処理は終りで
あり、次のP109に進む。
の場合と同様である。
照する候補単語を予め口形情報で絞り込んでから尤度計
算を実行するので、第1の実施形態の場合と同様、尤度
計算の回数の低減と信頼性の向上を実現することができ
る。
成り立つ環境下では、第4の実施形態の方が高い精度で
両唇音の前後に位置する母音の位置を決定できるので、
第1の実施形態よりも高い認識精度が得られる。
面を参照しながら説明する。
装置500の機能ブロック図である。なお、図25で
は、図13との同一、対応部分に同一、対応符号を付し
て示している。図25から分かるように、第5の実施形
態は、第1の実施形態に対する第2の実施形態と同じ関
係にある実施形態である。
から単語辞書に登録されている候補単語の絞り込みを行
なった後、音素モデルと入力音声の尤度計算を実行して
いたが、第5の実施形態では、単語辞書に登録されてい
る候補単語の音素モデルと入力音声との尤度計算を行な
った後、その中から尤度の高いものを複数絞り込み、そ
の絞り込まれた単語の音節と口形情報から得られた音節
情報とのマッチング処理を行う。
置500の音声認識処理手順は、第2の実施形態で説明
した図14と同じである。
を検出し口形から得られた音節と選ばれた単語の音節情
報との間でマッチングをとるP204の処理において、
両唇音の前後の母音位置の決定する際、第4の実施形態
で説明した方法を用いるようにする。
定の下、両唇音からの時間的な距離がある範囲内であ
り、かつ唇の開き具合が閾値以上であるような音を両唇
音の前後にある母音の位置と決定する。
に構成しても、従来の音声認識装置に比して認識精度の
高い音声認識装置を実現することができる。しかも、発
話速度が一定であるという仮定が成り立つ環境下では、
第5の実施形態の方が高い精度で両唇音の前後に位置す
る母音の位置を決定できるので、第2の実施形態よりも
高い認識精度を得ることが可能である。
面を参照しながら説明する。
装置500の機能ブロック図である。なお、図26で
は、図15との同一、対応部分に同一、対応符号を付し
て示している。図26から分かるように、第6の実施形
態は、第1及び第2の実施形態に対する第3の実施形態
と同じ関係にある実施形態である。
4の実施形態と、第5の実施形態とを組み合わせたもの
であり、(1) 口形情報から単語辞書に登録されている候
補単語の絞り込み処理と、(2) 絞り込まれた候補単語の
音素モデルと入力音声の尤度を計算し、特に尤度の高か
った単語を複数選ぶ処理と、(3) (2) で選ばれた単語に
対し、その尤度と(1) で求めた口形音節マッチングスコ
アから最終的な認識単語を出力する処理の3段階からな
るものである。
置600の音声認識処理手順は、第3の実施形態で説明
した図16と同じである。
口形特徴情報から特定の音節部分を検出し口形から得ら
れた音節と単語辞書104に記憶されている音節情報と
の間でマッチングをとるP108の処理と、口形音節マ
ッチングスコアと音素モデルの尤度から総合的なマッチ
ングスコアを算出するP302の処理とにおいて、両唇
音の前後の母音位置の決定する際、第4の実施形態で説
明した手法を用いるようにする。
定の下、両唇音からの時間的な距離がある範囲内であ
り、かつ唇の開き具合が閾値以上であるような音を両唇
音の前後にある母音の位置と決定する。
比して認識精度の高い音声認識装置を実現することがで
きる。しかも、発話速度が一定であるという仮定が成り
立つ環境下では、第6の実施形態の方が高い精度で両唇
音の前後に位置する母音の位置を決定できるので、第3
の実施形態よりも高い認識精度を得ることが可能であ
る。
面を参照しながら説明する。
おいてマッチング精度が低下したときの補完手法ともい
うべきものである。すなわち、第4〜第6の実施形態に
おいては、口形音節マッチング部103内で両唇音の前
後にある母音のマッチング処理(P108H’)する
際、口形動作情報内の口の縦横の大きさと、予め求めて
ある各母音(/a/、/i/,/u/,/e/,/o
/)毎の発声時の唇の縦と横の長さの平均値と分散値
と、口の縦横の長さの相関係数から両唇音の前後の音を
決定した。
度が高い反面、通常より発話時の声が小さく口の開きが
小さい場合や、逆に、通常より発話時の声が大きく口の
開きが大きい場合、うまくマッチングできないおそれが
ある。
置700では、単に両唇音の直前母音を発声した時の口
の開きと両唇音の直後母音を発声した時の口の開きの大
きさを比較し、どちらが大きいかだけに基づいてマッチ
ングを行なうようにする。
6の実施形態の各構成と基本的に同じであるので、ここ
では省略する。異なる点は、口形音節マッチング部10
3(103’)内の処理のうち、両唇音前後の母音マッ
チング処理(P108H(108H’))以降である。
部103のフローチャートを示す。なお、図27におい
て、P108A’〜P108Gまでの処理については第
4〜第6の実施形態の場合と同様であるので説明を省略
する。従って、P108Gで肯定結果が得られた場合に
実行されるP108Q以降について説明する。
て、両唇音の直前母音を発声したときの口の開きと、両
唇音の直後母音を発声した時の口の開きの大きさを比較
し、どちらが大きいかのマッチングを行なう。
数の定義をする。
番目の両唇音の直前の母音をvtとし、直後の母音をv
cとする。また、VtとVcの縦およぴ横の大小関係を
vch及びvcwとする。さらに、口形動作情報から得
られた第j番目の両唇音の前後の口形については、両唇
音の直前の縦およぴ横の大きさを、それぞれh0(j)お
よびw0(j) とし、両唇音の直後の縦およぴ横の大きさ
を、h1(j) およびw1(j) とする。
手順を図28に示す。
る。
第j番目の両唇音の直前の母音vtと直後の母音vcの
縦方向の大小関係vch(+,−,×の3種類)を図2
9に示す図表(a)から検索する。ここで、'+'は、前
の母音の方が大きいことを意味する。また、'−'は、後
の母音の方が大きいことを意味する。そして、'×'は、
前と後とどちらが大きいかは分からないことを意味す
る。
eが/o/であれば、縦方向の大小関係vchは'+'と
なる。大小関係を表から検索したら、P108Q3に進
む。P108Q3では、縦方向の大小関係vchが'×'
であるか否かを判定し、縦方向の大小関係vchが'×'
であればP108Q5に進む。これに対して、'×'でな
ければ、P108Q4に進む。
及び(2) のうちいづれかが満たされるかを調べる。
chが'+' (2) h0(i) −h1(i) の符号が−で、vchが'−' もし、上記の条件を満たせば、P108Q5に進む。上
記の条件を満たさない場合はP108Pに進む。
んだ場合、P108Q3では、参照単語中の第i番目の
両唇音の直前の母音vtと、直後の母音veの横方向の
大小関係vcwを、図29の図表(b)から検索する。
で、直後の母音veが/o/であれは、vcwは'+'で
ある。検索したら、P108Q6に進む。
あれば、P108Q7に進み、それ以外は、P108Q
8に進む。
及び(2) のうちいづれかが満たされるかを調べる。
cwが'+' (2) w0(i) −w1(i) の符号が−で、vcwが'−' もし、上記条件を満たせば、P108Q8に進む。上記
の条件を満たさない場合は、P108Pに進む。
合、P108Q8で、jに1が加算される。
両唇音数lnを越えているかを調べ、j<lnならP1
08Rに進み、それ以外はP108Q2に戻る。以上が
P108Qで行われる処理の説明である。
P108P、P108Rの処理 続いて、Pl08Q以後の処理を説明する。
候補単語word(i) のマッチングスコアSC(i) の値
を0にしてP108Kに進む。
場合、マッチングスコアSC(i) の候補単語word
(i) に位置スコアAを代入する。以後の処理は第4〜6
の実施形態の場合と同じである。
開きが通常より全体的に大きい場合や小さい場合におけ
る音声認識のように、前後母音のマッチング精度が十分
得られないような環境下では、両唇音の前後の母音の口
形の大小関係の一致具合を考慮し、当該大小関係が一致
している場合には、両唇音の位置マッチングにより得ら
れた位置スコアを候補単語word(i) についての口形
音節マッチングスコアSC(i) として用いるようにした
ことにより、その分、候補単語の絞り込み精度を向上さ
せることができる。
音声認識の対象を単語とする場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、音声認識の対象を文章とする場合
にも適用し得る。
においては、口形音節マッチングの際、両唇音の位置
と、その前後に位置する母音のそれぞれについてマッチ
ング処理を行なったが、いずれか一方の母音についてマ
ッチング処理を行うようにしても良い。
いては、口形音節マッチングにおいて、口形特徴情報か
ら両唇音を検出したが、他にも英語の'v’,'f’のよ
うに発声時の口形が一定の音節があればこれを用いても
良い。更に、同時に複数の音節を用いても良い。
においては、口形特徴抽出部102Aにおける唇領域の
抽出の方法として、画像フレーム中の色成分を2値化す
る方法を採用したが、これに限定するものではない。例
えば、前フレームとの動きベクトルなどから唇特徴を抽
出しても良い。
実施形態においては、音声認識部202で尤度の高い単
語を複数個選び、当該選択された単語を出力する場合に
ついて述べたが、全ての単語を尤度と共に出力するよう
にしても良い。
いては、口形音節マッチングの際、口の縦と横の2つの
大きさを用いる場合について述べたが、口の縦又は横だ
けを用いるようにしても良い。
ては、口形音節マッチング部103において、候補単語
の両唇音の位置を音節位置から求めたが、音声認識装置
108(202)から音節の位置が分かれば、これを用
いても良い。
は、両唇音を挟む前後母音の口の大小関係を表す図表と
して図29を用いたが、本発明はこれに限らず、他の関
係表を用いても良い。
算出に先立ち、候補単語を、話者の口許を撮像した撮像
画像から求めた発話区間中の口形情報に基づいて絞り込
み、当該絞り込まれた候補単語について尤度を算出する
ようにしたことにより、尤度の算出にかかる回数を減ら
すことができ、従来に比して、計算機にかかる負荷を小
さくできる。また、話者が実際に発話したときの口の形
を情報に使用するため、高い精度を実現できる。
書に登録されている単語について求めた尤度が高い複数
の候補単語について、話者の口許を撮像した撮像画像か
ら求めた発話区間中の口形情報との類似度を調べ、複数
の候補単語のうち、類似度と尤度との総合的な類似度が
最も高いものを、入力音声についての認識結果とするこ
とにより、従来に比して、背景雑音が大きい環境下での
音声認識精度を高めることができる。
像した撮像画像から求めた発話区間中の口形情報に基づ
いて、入力音声と候補単語との尤度の算出に用いる候補
単語を単語辞書に登録されている単語の中から複数絞り
込んだ後、さらに、当該絞り込まれた候補単語について
入力音声と高い尤度が得られた候補単語を複数選択し、
当該選択された候補単語と口形情報との類似度と上記尤
度との総合的な類似度が最も高いものを、入力音声につ
いての認識結果とすることにより、処理に要する負荷を
低減することができる。また、尤度の計算の際に認識結
果を一つに絞り込むのではなく、複数の候補への絞り込
みにとどめ、再び、口形情報に基づく類似度を含めた総
合的な類似度で最終的な認識結果を絞り込むので、精度
をさらに高めることができる。
ある。
る。
ーチャートである。
トである。
ートである。
トである。
トである。
ャートである。
ャートである。
を示す説明図である。
である。
ローチャートである。
である。
ローチャートである。
である。
ローチャートである。
ャートである。
チャートである。
ーチャートである。
ートである。
ーチャートである。
チャートである。
である。
である。
理内容を示すフローチャートである。
ャートである。
図である。
200、300、400、500、600、700……
音声認識装置、101……画像フレームバッファ、10
2……口形認識部、102A……口形特徴抽出部、10
2B……口形特徴記憶部、102C……口形動作抽出
部、103……口形音節マッチング部、104……単語
辞書、105……単語候補絞り込部、106……音声フ
レーム分割部、107……有音検出部、108……音声
認識部、108A……音素特徴量抽出部、108B……
音素特徴記憶部、108C……尤度算出部、202……
音声認識部、203……総合マッチングスコア算出部。
Claims (13)
- 【請求項1】 入力音声と候補単語との尤度を求め、上
記入力音声について最も大きい尤度が得られた候補単語
を、上記入力音声についての認識結果とする音声認識方
法において、 上記尤度の算出に先立ち、上記候補単語を、話者の口許
を撮像した撮像画像から求めた発話区間中の口形情報に
基づいて絞り込むことを特徴とする音声認識方法。 - 【請求項2】 入力音声と単語辞書に登録されている単
語について求めた尤度が高い複数の候補単語について、
話者の口許を撮像した撮像画像から求めた発話区間中の
口形情報との類似度を調べ、上記複数の候補単語のう
ち、上記類似度と上記尤度との総合的な類似度が最も高
いものを、入力音声についての認識結果とすることを特
徴とする音声認識方法。 - 【請求項3】 話者の口許を撮像した撮像画像から求め
た発話区間中の口形情報に基づいて、入力音声と候補単
語との尤度の算出に用いる候補単語を単語辞書に登録さ
れている単語の中から複数絞り込んだ後、さらに、当該
絞り込まれた候補単語について入力音声と高い尤度が得
られた候補単語を複数選択し、当該選択された候補単語
と上記口形情報との類似度と上記尤度との総合的な類似
度が最も高いものを、入力音声についての認識結果とす
ることを特徴とする音声認識方法。 - 【請求項4】 発話時の口形に特徴がある特定の音節の
出現情報に基づいて候補単語を絞り込むことを特徴とす
る請求項1、請求項2又は請求項3に記載の音声認識方
法。 - 【請求項5】 上記特定の音節が検出された位置の前後
における口形状態から候補単語を絞り込むことを特等と
する請求項4に記載の音声認識方法。 - 【請求項6】 話者の発話速度が一定であるという条件
で、上記特定の音節が検出された位置の前後における口
形状態を検出することを特徴とする請求項5に記載の音
声認識方法。 - 【請求項7】 話者の口許を撮像した撮像画像から発話
区間中の口の動きや口の開き具合を検出し、これらを収
めた口形動作情報を出力する口形認識部と、 上記口形動作情報と単語辞書に登録されている単語につ
いて、口形動作が単語内の音節に対応しているかの類似
度を調べる口形音節マッチング部と、 上記口形音節マッチング部から得た類似度に基づいて、
上記単語辞書に登録されている単語の絞り込みを行う単
語候補絞り込部と、 入力音声と絞り込まれた候補単語との尤度を求め、上記
入力音声について最も高い尤度が得られた候補単語を、
上記入力音声についての認識結果とする音声認識部とを
備えることを特徴とする音声認識装置。 - 【請求項8】 入力音声と単語辞書に登録されている単
語の音素モデルとの尤度を調べ、高い尤度が得られた複
数又は全ての単語を、候補単語としてその尤度と共に出
力する音声認識部と、 話者の口許を撮像した撮像画像から発話区間中の口の動
きや口の開き具合を検出し、これらを収めた口形動作情
報を出力する口形認識部と、 上記口形動作情報と、上記音声認識部で選ばれた候補単
語について、口形動作が単語内の音節に対応しているか
否かの類似度を調べる口形音節マッチング部と、 上記音声認識部で選ばれた候補単語について、上記音声
認識部から得られた尤度と上記口形音節マッチング部か
ら得た類似度から総合的な類似度を調べ、最も高い総合
類似度を持つ候補単語を、入力音声についての認識結果
とする総合類似度算出部とを備えることを特徴とする音
声認識装置。 - 【請求項9】 話者の口許を撮像した撮像画像から発話
区間中の口の動きや口の開き具合を検出し、これらを収
めた口形動作情報を出力する口形認識部と、 上記口形動作情報と単語辞書に登録されている単語につ
いて、口形動作が単語内の音節に対応しているか否かの
類似度を調べる口形音節マッチング部と、 口形音節マッチング部から得た類似度から単語辞書に登
録されている単語を絞り込む単語候補絞り込部と、 入力音声と上記単語候補絞り込部で絞り込まれた候補単
語について音素モデルの尤度を調べ、高い尤度が得られ
た複数又は全ての候補単語を、その尤度と共に出力する
音声認識部と、 上記音声認識部で選ばれた候補単語について、上記音声
認識部から得られた尤度と上記口形音節マッチング部か
ら得た類似度から総合的な類似度を調べ、最も高い総合
類似度を持つ候補単語を、入力音声についての認識結果
とする総合類似度算出部とを備えることを特徴とする音
声認識装置。 - 【請求項10】 上記口形音節マッチング部は、 上記口形動作情報から特定の音節の個数、位置及び前後
の口形状態を検出し、 その検出された特定音節の個数と入力された候補単語内
にある特定音節の個数とを比較する音節個数比較手段、 上記検出された特定音節と、入力された候補単語内にあ
る特定音節の位置を比較する音節位置比較手段、 上記検出された特定音節と、入力された候補単語内にあ
る特定音節の前後の口形状態を比較する音節前後比較手
段の3つ全て又はその一部を備え、これらの比較結果よ
り上記口形情報と上記候補単語とのマッチング程度を求
めることを特徴とする請求項7、請求項8又は請求項9
に記載の音声認識装置。 - 【請求項11】 上記音節位置比較手段は、それぞれの
特定音節の始端と終端の位置について比較することを特
徴とする請求項10に記載の音声認識装置。 - 【請求項12】 上記音節前後比較手段は、それぞれの
特定音節の前及び後の口形状態の大きさについて各々類
似度を求めることを特徴とする請求項10に記載の音声
認識装置。 - 【請求項13】 上記音節前後比較手段は、それぞれの
特定音節の前及び後口形状態のどちらが大きいかの大小
関係について各々比較することを特徴とする請求項10
に記載の音声認識装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP14255196A JP3710205B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 音声認識装置 |
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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| JP2011053690A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Honda Motor Co Ltd | コマンド認識装置、コマンド認識方法、及びコマンド認識ロボット |
| JP2012118679A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Nec Commun Syst Ltd | 情報処理装置、単語判別装置、画面表示操作装置、単語登録装置およびこれらに関する方法ならびにプログラム |
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-
1996
- 1996-06-05 JP JP14255196A patent/JP3710205B2/ja not_active Expired - Fee Related
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