JPH09326323A - 電流検出機能を有するコイル部品 - Google Patents
電流検出機能を有するコイル部品Info
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- JPH09326323A JPH09326323A JP8144396A JP14439696A JPH09326323A JP H09326323 A JPH09326323 A JP H09326323A JP 8144396 A JP8144396 A JP 8144396A JP 14439696 A JP14439696 A JP 14439696A JP H09326323 A JPH09326323 A JP H09326323A
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- winding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 それぞれ別個の電子部品が果たしていた2つ
の機能を新規な単体のコイル部品で達成することによ
り、これを組み込んだ電子回路の小型・軽量・低コスト
化及び消費電力低減や回路動作の信頼性向上、また組立
性向上が図れる電流検出機能を有するコイル部品を提供
する。 【解決手段】 本発明の電流検出機能を有するコイル部
品は、ループ方向を捲回中心として巻線10bが螺旋状
に捲回されたチョークコイル10の中心部に、長手方向
を捲回中心として巻線20bが螺旋状に捲回されたアン
テナコイル20を挿入し、チョークコイル10の巻線1
0bに流れる電流の変化によって励磁された磁束の変化
をアンテナコイル20で電気信号として取り出す。
の機能を新規な単体のコイル部品で達成することによ
り、これを組み込んだ電子回路の小型・軽量・低コスト
化及び消費電力低減や回路動作の信頼性向上、また組立
性向上が図れる電流検出機能を有するコイル部品を提供
する。 【解決手段】 本発明の電流検出機能を有するコイル部
品は、ループ方向を捲回中心として巻線10bが螺旋状
に捲回されたチョークコイル10の中心部に、長手方向
を捲回中心として巻線20bが螺旋状に捲回されたアン
テナコイル20を挿入し、チョークコイル10の巻線1
0bに流れる電流の変化によって励磁された磁束の変化
をアンテナコイル20で電気信号として取り出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路の各部を
流れる電流を検出する機能を有する電子部品に関する。
流れる電流を検出する機能を有する電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、様々な用途で用いられる電子回路
にあっては、所望の回路動作を得るために各部を流れる
電流を適宜検出している。その検出にあたりカレントセ
ンサーとしてカレントトランスや電流検出用抵抗等の電
子部品が用いられている。例えば、DC−DCコンバー
タ等の電源回路において過電流保護用にカレントトラン
スを出力ラインに介挿したり、また力率改善回路におい
て入力電流波形と入力電圧波形との同期をとるにあたり
スイッチングトランジスタに流れる電流の瞬時値を電流
検出用抵抗で検出したりしている。さらに、多出力型D
C−DCコンバータにおいてカレントシェアリングを行
うにあたり、出力電流を検出する際にもカレントトラン
スが用いられる。
にあっては、所望の回路動作を得るために各部を流れる
電流を適宜検出している。その検出にあたりカレントセ
ンサーとしてカレントトランスや電流検出用抵抗等の電
子部品が用いられている。例えば、DC−DCコンバー
タ等の電源回路において過電流保護用にカレントトラン
スを出力ラインに介挿したり、また力率改善回路におい
て入力電流波形と入力電圧波形との同期をとるにあたり
スイッチングトランジスタに流れる電流の瞬時値を電流
検出用抵抗で検出したりしている。さらに、多出力型D
C−DCコンバータにおいてカレントシェアリングを行
うにあたり、出力電流を検出する際にもカレントトラン
スが用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カレン
トセンサーとしてカレントトランスを用いると、これは
電子部品として比較的重いものであるため回路全体が重
量化してしまうのである。中でも電源回路にあっては様
々な装置の内部に組み込まれるため小型軽量化が迫られ
ており、その意味で重いカレントトランスの存在は好ま
しくない。
トセンサーとしてカレントトランスを用いると、これは
電子部品として比較的重いものであるため回路全体が重
量化してしまうのである。中でも電源回路にあっては様
々な装置の内部に組み込まれるため小型軽量化が迫られ
ており、その意味で重いカレントトランスの存在は好ま
しくない。
【0004】また、カレントセンサーとして電流検出用
抵抗を用いるとその電圧降下による電力損失が問題とな
るのである。特に電源回路においては高効率化が極めて
要求されるため電力が損失するような要因はできるだけ
排除することが望ましい。例えば、前記の多出力型DC
−DCコンバータの場合において50Aと60Aとの2
系統の出力を行うものでは、カレントシェアリングをす
るために各系統の出力ラインにそれぞれ100mVの電
圧降下を生じる電流検出用抵抗を介装すると、合計10
W以上の大きな電力損失が発生することになり大きな問
題となる。
抵抗を用いるとその電圧降下による電力損失が問題とな
るのである。特に電源回路においては高効率化が極めて
要求されるため電力が損失するような要因はできるだけ
排除することが望ましい。例えば、前記の多出力型DC
−DCコンバータの場合において50Aと60Aとの2
系統の出力を行うものでは、カレントシェアリングをす
るために各系統の出力ラインにそれぞれ100mVの電
圧降下を生じる電流検出用抵抗を介装すると、合計10
W以上の大きな電力損失が発生することになり大きな問
題となる。
【0005】さらに、電流検出用抵抗の大きな電力損失
による発熱の問題も無視できない。この発熱によって温
度が上昇すれば周辺素子の動作が乱れる可能性も出てく
るため回路動作の信頼性が低下してしまうのである。し
たがって、電子回路において大きな電力損失及び発熱要
因となる電流検出用抵抗は使いたくない。
による発熱の問題も無視できない。この発熱によって温
度が上昇すれば周辺素子の動作が乱れる可能性も出てく
るため回路動作の信頼性が低下してしまうのである。し
たがって、電子回路において大きな電力損失及び発熱要
因となる電流検出用抵抗は使いたくない。
【0006】本発明はこのような従来の課題を背景とし
てなされたものであり、その目的は、それぞれ別個の電
子部品が果たしていた2つの機能を新規な単体のコイル
部品で達成することにより、これを組み込んだ電子回路
の小型・軽量・低コスト化及び消費電力低減や回路動作
の信頼性向上、また組立性向上が図れる電流検出機能を
有するコイル部品を提供することにある。
てなされたものであり、その目的は、それぞれ別個の電
子部品が果たしていた2つの機能を新規な単体のコイル
部品で達成することにより、これを組み込んだ電子回路
の小型・軽量・低コスト化及び消費電力低減や回路動作
の信頼性向上、また組立性向上が図れる電流検出機能を
有するコイル部品を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、ルー
プ方向を捲回中心として巻線が螺旋状に捲回されたルー
プ状コイルの中心部に、長手方向を捲回中心として巻線
が螺旋状に捲回された棒状コイルを挿入してなり、前記
ループ状コイルの前記巻線に流れる電流の変化によって
励磁された磁束の変化を前記棒状コイルで電気信号とし
て取り出してなることを特徴とする電流検出機能を有す
る。
プ方向を捲回中心として巻線が螺旋状に捲回されたルー
プ状コイルの中心部に、長手方向を捲回中心として巻線
が螺旋状に捲回された棒状コイルを挿入してなり、前記
ループ状コイルの前記巻線に流れる電流の変化によって
励磁された磁束の変化を前記棒状コイルで電気信号とし
て取り出してなることを特徴とする電流検出機能を有す
る。
【0008】また、前記ループ状コイルをチョークコイ
ルとすることが好ましい。さらに好ましくは、前記ルー
プ状コイルをノイズフィルタ用コイルあるいはマグアン
プ用コイルの何れかとする。
ルとすることが好ましい。さらに好ましくは、前記ルー
プ状コイルをノイズフィルタ用コイルあるいはマグアン
プ用コイルの何れかとする。
【0009】本発明に係るループ状コイルはループ方向
を捲回中心として巻線が螺旋状に捲回された構成となっ
ているが、巨視的には螺旋状に捲回された巻線を一つの
太巻線とみなすことができる。即ち、この太巻線がルー
プ方向に捲回されたループ状コイルの中心部に棒状コイ
ルが挿入されることによって、ループ状コイルの巻線に
流れる電流の変化によって励磁された磁束は棒状コイル
の長手方向を貫き、この棒状コイルの巻線には起電力が
発生することになる。
を捲回中心として巻線が螺旋状に捲回された構成となっ
ているが、巨視的には螺旋状に捲回された巻線を一つの
太巻線とみなすことができる。即ち、この太巻線がルー
プ方向に捲回されたループ状コイルの中心部に棒状コイ
ルが挿入されることによって、ループ状コイルの巻線に
流れる電流の変化によって励磁された磁束は棒状コイル
の長手方向を貫き、この棒状コイルの巻線には起電力が
発生することになる。
【0010】即ち、本発明の電流検出機能を有するコイ
ル部品にあっては、例えば電子回路のリプル電圧等を下
げたりする等の本来ある機能を有するループ状コイルに
対して、棒状コイルを組み合わせた構成とすることによ
って、前記ループ状コイルの巻線に流れる電流の変化に
よって励磁された磁束の変化を前記棒状コイルで電気信
号として取り出す。よって本発明のコイル部品は、ルー
プ状コイルが有する本来の機能の他に電流検出機能をも
兼備した新規な単体のコイル部品となる。このコイル部
品を電子回路に用いることにより、電流検出のために重
いカレントトランスや大きな電力損失及び発熱要因とな
る電流検出用抵抗等の電流検出用の部品をわざわざあら
ためて使わなくても済むようになる。
ル部品にあっては、例えば電子回路のリプル電圧等を下
げたりする等の本来ある機能を有するループ状コイルに
対して、棒状コイルを組み合わせた構成とすることによ
って、前記ループ状コイルの巻線に流れる電流の変化に
よって励磁された磁束の変化を前記棒状コイルで電気信
号として取り出す。よって本発明のコイル部品は、ルー
プ状コイルが有する本来の機能の他に電流検出機能をも
兼備した新規な単体のコイル部品となる。このコイル部
品を電子回路に用いることにより、電流検出のために重
いカレントトランスや大きな電力損失及び発熱要因とな
る電流検出用抵抗等の電流検出用の部品をわざわざあら
ためて使わなくても済むようになる。
【0011】特にループ状コイルがチョークコイル、ノ
イズフィルタ用コイル、あるいはマグアンプ用コイルの
うちの何れかである場合には、電子回路のリプル電圧等
を下げたりするチョークコイルの機能、ノイズを低減す
るノイズフィルタ用コイルの機能、あるいはスイッチン
グ電源等で用いられる磁気増幅器としてのマグアンプ用
コイルの機能といった、それぞれ本来の機能と電流検出
機能との双方を兼ね備えた単体のコイル部品となる。
イズフィルタ用コイル、あるいはマグアンプ用コイルの
うちの何れかである場合には、電子回路のリプル電圧等
を下げたりするチョークコイルの機能、ノイズを低減す
るノイズフィルタ用コイルの機能、あるいはスイッチン
グ電源等で用いられる磁気増幅器としてのマグアンプ用
コイルの機能といった、それぞれ本来の機能と電流検出
機能との双方を兼ね備えた単体のコイル部品となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の好適な一形態としての電
流検出機能を有するコイル部品を図1〜7を参照にして
説明する。先ず本形態で対象とするのは、図7(a)の
正面図及び(b)の側面図に示すような一般的なトロイ
ダル型チョークコイル10についてであり、このチョー
クコイル10は、ループ状のトロイダル型コア10aに
対してそのループ方向を捲回中心として螺旋状に巻線1
0bが捲回された構成となっている。この構成におい
て、巻線10bに流れる電流の向きによってコア10a
を貫く磁束(磁界)の向きが10cの向きあるいは反対
の10dの向きとなる。このような構成のチョークコイ
ルは電源回路等に用いられて出力電圧リプルを下げた
り、入力コンデンサのリプル電流を下げたりするなどの
フィルタ機能を果たす。
流検出機能を有するコイル部品を図1〜7を参照にして
説明する。先ず本形態で対象とするのは、図7(a)の
正面図及び(b)の側面図に示すような一般的なトロイ
ダル型チョークコイル10についてであり、このチョー
クコイル10は、ループ状のトロイダル型コア10aに
対してそのループ方向を捲回中心として螺旋状に巻線1
0bが捲回された構成となっている。この構成におい
て、巻線10bに流れる電流の向きによってコア10a
を貫く磁束(磁界)の向きが10cの向きあるいは反対
の10dの向きとなる。このような構成のチョークコイ
ルは電源回路等に用いられて出力電圧リプルを下げた
り、入力コンデンサのリプル電流を下げたりするなどの
フィルタ機能を果たす。
【0013】本形態のコイル部品にあっては、このよう
な一般的なトロイダル型チョークコイル10の中心部
に、図1及び図2(a)、(b)に示すように、一般的
な棒状のアンテナコイル20を挿入した構成になってい
る。このアンテナコイル20にあっては、棒状のコア2
0aに巻線20bがその長手方向に螺旋状に捲回された
構成となっている。
な一般的なトロイダル型チョークコイル10の中心部
に、図1及び図2(a)、(b)に示すように、一般的
な棒状のアンテナコイル20を挿入した構成になってい
る。このアンテナコイル20にあっては、棒状のコア2
0aに巻線20bがその長手方向に螺旋状に捲回された
構成となっている。
【0014】このチョークコイル10にあっては、トロ
イダルコア10aのループ方向、即ちコアの中心軸方向
を捲回中心として巻線10bが螺旋状に捲回された構成
となっているが、これを巨視的には螺旋状に捲回された
巻線10bを一つの太巻線とみなすことができる。つま
り、チョークコイル10は一本の太巻線がループ方向に
1ターン捲回されたものとみなし、その中心部にアンテ
ナコイル20が挿入されることによって、チョークコイ
ル10の巻線10bに流れる電流の変化により励磁され
た磁束はアンテナコイル20の長手方向を貫き、このア
ンテナコイル20の巻線20bには起電力が発生するこ
とになる。
イダルコア10aのループ方向、即ちコアの中心軸方向
を捲回中心として巻線10bが螺旋状に捲回された構成
となっているが、これを巨視的には螺旋状に捲回された
巻線10bを一つの太巻線とみなすことができる。つま
り、チョークコイル10は一本の太巻線がループ方向に
1ターン捲回されたものとみなし、その中心部にアンテ
ナコイル20が挿入されることによって、チョークコイ
ル10の巻線10bに流れる電流の変化により励磁され
た磁束はアンテナコイル20の長手方向を貫き、このア
ンテナコイル20の巻線20bには起電力が発生するこ
とになる。
【0015】よって、チョークコイル10の巻線10b
に流れる電流の変化によって励磁された磁束の変化をア
ンテナコイル20で電気信号として取り出せる。したが
って、本形態のコイル部品はチョークコイル本来のフィ
ルタ機能と電流検出機能との双方を兼ね備えた単体のコ
イル部品となる。
に流れる電流の変化によって励磁された磁束の変化をア
ンテナコイル20で電気信号として取り出せる。したが
って、本形態のコイル部品はチョークコイル本来のフィ
ルタ機能と電流検出機能との双方を兼ね備えた単体のコ
イル部品となる。
【0016】このようなコイル部品の電流検出機能の有
効性を確認するため、図3に示すような試験回路を用い
て市販のチョークコイルの巻線に流れる電流I0 に対す
る試験回路の出力電圧V0 を測定した。試験回路として
は、アンテナコイル20の巻線20aの出力端子に抵抗
やダイオード及びコンデンサを接続した出力電圧検出回
路とした。またアンテナコイル20としては2種類の規
格のものを用いた。
効性を確認するため、図3に示すような試験回路を用い
て市販のチョークコイルの巻線に流れる電流I0 に対す
る試験回路の出力電圧V0 を測定した。試験回路として
は、アンテナコイル20の巻線20aの出力端子に抵抗
やダイオード及びコンデンサを接続した出力電圧検出回
路とした。またアンテナコイル20としては2種類の規
格のものを用いた。
【0017】その結果、2種類のアンテナコイル20に
対してそれぞれ図4(a)および(b)に示すように、
チョークコイル10の巻線10bに流れる電流I0 に対
してアンテナコイル20からはほぼリニアな出力電圧特
性が得られ、本形態のコイル部品は良好な電流検出機能
を有する実用的なコイル部品であることが確認された。
対してそれぞれ図4(a)および(b)に示すように、
チョークコイル10の巻線10bに流れる電流I0 に対
してアンテナコイル20からはほぼリニアな出力電圧特
性が得られ、本形態のコイル部品は良好な電流検出機能
を有する実用的なコイル部品であることが確認された。
【0018】特に図4(b)ではチョークコイル10の
巻線10bに流れる電流I0 がほぼ5Aを過ぎたあたり
から精度の良い直線状となっており、電子回路に組み込
むにあたってはこの部分の特性を用いる。
巻線10bに流れる電流I0 がほぼ5Aを過ぎたあたり
から精度の良い直線状となっており、電子回路に組み込
むにあたってはこの部分の特性を用いる。
【0019】次に、以上のようなコイル部品を現実の電
子回路に用いた例を実施例1、2として説明する。
子回路に用いた例を実施例1、2として説明する。
【0020】[実施例1]本実施例は、図5の回路図に
示すようなDC−DCコンバータに対して、本形態のコ
イル部品(破線で囲まれた部分)をチョークコイルとし
て、またその過電流保護回路(OCP:Over Current Protec
tor)の電流検出素子として適用したものであり、トラン
スTrの二次側から整流回路を介して出力される電流I
1 をチョークコイル10に流してそのリプル成分を下げ
るとともにアンテナコイル20の出力端子A,Bから電
流I1 に対応した出力を得るようになっている。
示すようなDC−DCコンバータに対して、本形態のコ
イル部品(破線で囲まれた部分)をチョークコイルとし
て、またその過電流保護回路(OCP:Over Current Protec
tor)の電流検出素子として適用したものであり、トラン
スTrの二次側から整流回路を介して出力される電流I
1 をチョークコイル10に流してそのリプル成分を下げ
るとともにアンテナコイル20の出力端子A,Bから電
流I1 に対応した出力を得るようになっている。
【0021】得られた出力を、ダイオードD1で整流す
るとともにコンデンサC1で平滑してスイッチング素子
FET(電界効果トランジスタ)のパルス幅制御を行う
PWM制御ICの16番ピンに入力する。入力された信
号は15番ピンから入力される基準電圧と比較される。
そして、もし過電流状態に陥りそうになってトランスT
rの出力電流I1 が所定値を越えるとPWM制御ICは
スイッチング素子FETのパルス幅を絞り込んで過電流
状態に陥ることを回避する。
るとともにコンデンサC1で平滑してスイッチング素子
FET(電界効果トランジスタ)のパルス幅制御を行う
PWM制御ICの16番ピンに入力する。入力された信
号は15番ピンから入力される基準電圧と比較される。
そして、もし過電流状態に陥りそうになってトランスT
rの出力電流I1 が所定値を越えるとPWM制御ICは
スイッチング素子FETのパルス幅を絞り込んで過電流
状態に陥ることを回避する。
【0022】[実施例2]本実施例は、図6の回路図に
示すようなDC−DCコンバータモジュールを複数台並
列に接続してなるコンバータシステムの各モジュールに
対して、本形態のコイル部品(破線で囲まれた部分)を
チョークコイルとして、またその電流バランス制御を行
うカレントシェアリングの電流検出素子として適用した
ものであり、トランスTrの二次側から整流回路を介し
て出力される電流I1 をチョークコイル10に流してそ
のリプル成分を下げるとともにアンテナコイル20の出
力端子A,Bから電流I1 に対応した出力を得るように
なっている。
示すようなDC−DCコンバータモジュールを複数台並
列に接続してなるコンバータシステムの各モジュールに
対して、本形態のコイル部品(破線で囲まれた部分)を
チョークコイルとして、またその電流バランス制御を行
うカレントシェアリングの電流検出素子として適用した
ものであり、トランスTrの二次側から整流回路を介し
て出力される電流I1 をチョークコイル10に流してそ
のリプル成分を下げるとともにアンテナコイル20の出
力端子A,Bから電流I1 に対応した出力を得るように
なっている。
【0023】このようにして得られた出力は、ダイオー
ドD1及びコンデンサC1で整流平滑されて負帰還増幅
器AMP1によってインピーダンス変換され、スイッチ
ング素子FETのパルス幅制御を行うPWM制御ICに
出力される。AMP1の出力端子とPWM制御ICとの
間には抵抗を介してCS端子、即ちカレントシェアリン
グ端子が接続されている。このCS端子が他のコンバー
タモジュールの各CS端子と接続されることによってP
WM制御ICに入力される信号が制御IC内の電圧アン
プの基準電圧となり、各モジュール間の電流バランス制
御、即ちカレントシェアリングが行われる。
ドD1及びコンデンサC1で整流平滑されて負帰還増幅
器AMP1によってインピーダンス変換され、スイッチ
ング素子FETのパルス幅制御を行うPWM制御ICに
出力される。AMP1の出力端子とPWM制御ICとの
間には抵抗を介してCS端子、即ちカレントシェアリン
グ端子が接続されている。このCS端子が他のコンバー
タモジュールの各CS端子と接続されることによってP
WM制御ICに入力される信号が制御IC内の電圧アン
プの基準電圧となり、各モジュール間の電流バランス制
御、即ちカレントシェアリングが行われる。
【0024】以上、説明した実施例1、2のDC−DC
コンバータにあっては、小型軽量低コスト化、低消費電
力、低発熱、動作の高信頼性等といった厳しい性能が要
求されるものであるが、本形態のコイル部品を用いるこ
とにより電流検出用に従来用いられてきたカレントトラ
ンスや電流検出用抵抗等のカレントセンサー部品を省略
できるため、これら厳しい性能に対応できることにな
る。
コンバータにあっては、小型軽量低コスト化、低消費電
力、低発熱、動作の高信頼性等といった厳しい性能が要
求されるものであるが、本形態のコイル部品を用いるこ
とにより電流検出用に従来用いられてきたカレントトラ
ンスや電流検出用抵抗等のカレントセンサー部品を省略
できるため、これら厳しい性能に対応できることにな
る。
【0025】なお、本発明のコイル部品にあっては、チ
ョークコイルに限らず、本発明が適用できれば電子回路
全般で用いられるコイル部品全てがその対象となる。例
えば、コイル部品がノイズフィルタ用コイルあるいはマ
グアンプ用コイルである場合には、ノイズを低減するノ
イズフィルタ用コイルの機能、あるいはスイッチング電
源等で用いられる磁気増幅器としてのマグアンプ用コイ
ルの機能といった、それぞれ本来の機能と電流検出機能
との双方を兼ね備えた単体のコイル部品となる。
ョークコイルに限らず、本発明が適用できれば電子回路
全般で用いられるコイル部品全てがその対象となる。例
えば、コイル部品がノイズフィルタ用コイルあるいはマ
グアンプ用コイルである場合には、ノイズを低減するノ
イズフィルタ用コイルの機能、あるいはスイッチング電
源等で用いられる磁気増幅器としてのマグアンプ用コイ
ルの機能といった、それぞれ本来の機能と電流検出機能
との双方を兼ね備えた単体のコイル部品となる。
【0026】また、本発明に係るループ状コイルにあっ
ては、円環状のトロイダル型に限らずに他の形状、例え
ば矩形のE型コイルでもよく、また挿入された棒状コイ
ルがループ状コイルに流れる電流を検出、即ちカレント
センスできれば閉ループ状でも開ループ状でもよい。
ては、円環状のトロイダル型に限らずに他の形状、例え
ば矩形のE型コイルでもよく、また挿入された棒状コイ
ルがループ状コイルに流れる電流を検出、即ちカレント
センスできれば閉ループ状でも開ループ状でもよい。
【0027】さらに、本発明に係るループ状コイルまた
は棒状コイルにあってはコアがなくても良いが、あれば
各コイル内を貫く磁束による起電力の発生を効率よく行
えるためコイル部品としての性能向上が図れる。
は棒状コイルにあってはコアがなくても良いが、あれば
各コイル内を貫く磁束による起電力の発生を効率よく行
えるためコイル部品としての性能向上が図れる。
【0028】さらにまた、本発明に係るループ状コイル
の螺旋状に捲回した巻線を重ね巻きとすれば、巨視的に
見た前述の太巻線がループ方向に重ねて捲回されたこと
になるため、棒状コイルの長手方向に貫く磁束がより大
きくなり電流検出機能が向上する。
の螺旋状に捲回した巻線を重ね巻きとすれば、巨視的に
見た前述の太巻線がループ方向に重ねて捲回されたこと
になるため、棒状コイルの長手方向に貫く磁束がより大
きくなり電流検出機能が向上する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電流検出
機能を有するコイル部品にあっては、ループ状コイルが
有する本来ある機能の他に電流検出機能をも発揮でき
る。したがって、本発明のコイル部品を電子回路に組み
込むと、従来用いられてきたカレントトランスや電流検
出用抵抗等のカレントセンサー部品を省略できる。この
ことにより、これを組み込んだ電子回路の小型・軽量・
低コスト化及び消費電力低減や回路動作の信頼性向上、
また部品点数が減ることによる組立性向上といった多く
の効果をもたらすのである。
機能を有するコイル部品にあっては、ループ状コイルが
有する本来ある機能の他に電流検出機能をも発揮でき
る。したがって、本発明のコイル部品を電子回路に組み
込むと、従来用いられてきたカレントトランスや電流検
出用抵抗等のカレントセンサー部品を省略できる。この
ことにより、これを組み込んだ電子回路の小型・軽量・
低コスト化及び消費電力低減や回路動作の信頼性向上、
また部品点数が減ることによる組立性向上といった多く
の効果をもたらすのである。
【図1】本発明の一形態による電流検出機能を有するコ
イル部品の各構成要素を組合わせる様子を示した説明図
である。
イル部品の各構成要素を組合わせる様子を示した説明図
である。
【図2】本発明の一形態による電流検出機能を有するコ
イル部品を示し、(a)は正面図、(b)は側面図であ
る。
イル部品を示し、(a)は正面図、(b)は側面図であ
る。
【図3】本発明の一形態による電流検出機能を有するコ
イル部品の棒状コイルからの出力を得る試験回路図であ
る。
イル部品の棒状コイルからの出力を得る試験回路図であ
る。
【図4】(a)、(b)は図3の試験回路から得られた
出力電圧V0 の入力電流I0 に対する特性を示す特性図
である。
出力電圧V0 の入力電流I0 に対する特性を示す特性図
である。
【図5】本発明のコイル部品をDC−DCコンバータに
適用した一実施例を示す回路図である。
適用した一実施例を示す回路図である。
【図6】本発明のコイル部品をDC−DCコンバータモ
ジュールに適用した一実施例を示す回路図である。
ジュールに適用した一実施例を示す回路図である。
【図7】本形態で用いられる一般的なトロイダル型チョ
ークコイルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図で
ある。
ークコイルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図で
ある。
10 トロイダル型チョークコイル 10a トロイダル型コア 10b 巻線 10c、10d 磁束(磁界)の向き 20 アンテナコイル 20a 棒状コア 20b 巻線 Tr トランス FET スイッチング素子 AMP1 負帰還増幅器
Claims (3)
- 【請求項1】 ループ方向を捲回中心として巻線(10
b)が螺旋状に捲回されたループ状コイル(10)の中
心部に、長手方向を捲回中心として巻線(20b)が螺
旋状に捲回された棒状コイル(20)を挿入してなり、
該ループ状コイル(10)の該巻線(10b)に流れる
電流の変化によって励磁された磁束の変化を該棒状コイ
ル(20)で電気信号として取り出してなることを特徴
とする電流検出機能を有するコイル部品。 - 【請求項2】 前記ループ状コイル(10)はチョーク
コイルであることを特徴とする請求項1記載の電流検出
機能を有するコイル部品。 - 【請求項3】 前記ループ状コイル(10)はノイズフ
ィルタ用コイルあるいはマグアンプ用コイルの何れかで
あることを特徴とする請求項1記載の電流検出機能を有
するコイル部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8144396A JPH09326323A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 電流検出機能を有するコイル部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8144396A JPH09326323A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 電流検出機能を有するコイル部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09326323A true JPH09326323A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15361191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8144396A Pending JPH09326323A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 電流検出機能を有するコイル部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09326323A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11688541B2 (en) * | 2019-01-18 | 2023-06-27 | Det International Holding Limited | Integrated magnetic component |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP8144396A patent/JPH09326323A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11688541B2 (en) * | 2019-01-18 | 2023-06-27 | Det International Holding Limited | Integrated magnetic component |
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