JPH09327299A - 血中脂質測定用標準食 - Google Patents
血中脂質測定用標準食Info
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- JPH09327299A JPH09327299A JP9031179A JP3117997A JPH09327299A JP H09327299 A JPH09327299 A JP H09327299A JP 9031179 A JP9031179 A JP 9031179A JP 3117997 A JP3117997 A JP 3117997A JP H09327299 A JPH09327299 A JP H09327299A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高脂血症等の診断・治療の目的で行われる血
中脂質測定に用いられる脂肪標準食の提供。 【解決手段】 本発明の脂肪標準食は、全脂肪中の脂肪
酸組成が、飽和脂肪酸として40〜85%、一価不飽和
脂肪酸として10〜40%、多価不飽和脂肪酸として1
〜25%から構成されるものである。本標準食の形態は
カスタードクリーム状、アイスクリーム状、ソーセージ
状、マーガリン状、バター状、フレッシュクリーム状、
マヨネーズ状、チョコレート状などであり、その脂肪総
量は本標準食重量の30〜60%、その比容積は90〜
150%である。本標準食は、被験者に抵抗少なく受け
入れられ、かつ上述の目的達成において、安定した血中
脂質濃度を得るのに好適なものである。
中脂質測定に用いられる脂肪標準食の提供。 【解決手段】 本発明の脂肪標準食は、全脂肪中の脂肪
酸組成が、飽和脂肪酸として40〜85%、一価不飽和
脂肪酸として10〜40%、多価不飽和脂肪酸として1
〜25%から構成されるものである。本標準食の形態は
カスタードクリーム状、アイスクリーム状、ソーセージ
状、マーガリン状、バター状、フレッシュクリーム状、
マヨネーズ状、チョコレート状などであり、その脂肪総
量は本標準食重量の30〜60%、その比容積は90〜
150%である。本標準食は、被験者に抵抗少なく受け
入れられ、かつ上述の目的達成において、安定した血中
脂質濃度を得るのに好適なものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血中脂質測定用標準
食に関する。より詳細には、本発明は狭心症や心筋梗塞
などの虚血性心疾患の最大危険因子である高脂血症及び
近年特に動脈硬化との関連が取りざたされている食後高
脂血症の診断を行うための基準となる臨床検査薬として
使用される血中脂質測定用標準食及びこれを用いた血中
脂質の測定方法に関する。
食に関する。より詳細には、本発明は狭心症や心筋梗塞
などの虚血性心疾患の最大危険因子である高脂血症及び
近年特に動脈硬化との関連が取りざたされている食後高
脂血症の診断を行うための基準となる臨床検査薬として
使用される血中脂質測定用標準食及びこれを用いた血中
脂質の測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高脂血症(Hyperlipidemia)とは、血漿
(血清)中の脂質、即ち総コレステロール・トリグリセ
リド・リン脂質・遊離脂肪酸のうち、少なくとも一つが
正常範囲を越えた病態の総称と定義されているが、臨床
的には血清中の総コレステロールとトリグリセリドのい
ずれか一方、又は双方が正常範囲を越えた状態を指して
いる。高脂血症は糖尿病や高血圧と並んでもっとも頻度
が高い成人病の一つであり、その臨床的な重要性は動脈
硬化性虚血性心疾患の最大の危険因子であるという点に
ある。すなわち、多くの疫学的統計は、高脂血症のコン
トロールにより虚血性心疾患が確実に減少することを示
している。欧米では狭心症、心筋梗塞などの心臓病が死
因の第一位を占めているが、わが国においても近年食生
活の欧米化に従って虚血性心疾患が増加し、社会的にも
大きな問題となっている。臨床検査における血中脂質レ
ベルの正常域の上限については、虚血性心疾患などの動
脈硬化性疾患の発症を予防ないしその進展を抑制するた
めの判定基準となる脂質レベルの上限値が疫学データな
どに基づいて検討されているところ、米国コレステロー
ル教育専門部会(National Cholesterol Program Expert
Panel)は1987年、治療を必要とする高コレステロール
血症に対しての診断基準を設け、その治療指針を示して
おり(Arch. Intern. Med., 148, 36-69, 1988)、また日
本では1987年の日本動脈硬化学会冬季大会のコンセンサ
ス・カンファレンスにおいて、食事療法、薬物療法など
による治療の対象となる高脂血症における血清コレステ
ロール値を220mg/dl以上とする基準が採択され
ている(表1参照)。
(血清)中の脂質、即ち総コレステロール・トリグリセ
リド・リン脂質・遊離脂肪酸のうち、少なくとも一つが
正常範囲を越えた病態の総称と定義されているが、臨床
的には血清中の総コレステロールとトリグリセリドのい
ずれか一方、又は双方が正常範囲を越えた状態を指して
いる。高脂血症は糖尿病や高血圧と並んでもっとも頻度
が高い成人病の一つであり、その臨床的な重要性は動脈
硬化性虚血性心疾患の最大の危険因子であるという点に
ある。すなわち、多くの疫学的統計は、高脂血症のコン
トロールにより虚血性心疾患が確実に減少することを示
している。欧米では狭心症、心筋梗塞などの心臓病が死
因の第一位を占めているが、わが国においても近年食生
活の欧米化に従って虚血性心疾患が増加し、社会的にも
大きな問題となっている。臨床検査における血中脂質レ
ベルの正常域の上限については、虚血性心疾患などの動
脈硬化性疾患の発症を予防ないしその進展を抑制するた
めの判定基準となる脂質レベルの上限値が疫学データな
どに基づいて検討されているところ、米国コレステロー
ル教育専門部会(National Cholesterol Program Expert
Panel)は1987年、治療を必要とする高コレステロール
血症に対しての診断基準を設け、その治療指針を示して
おり(Arch. Intern. Med., 148, 36-69, 1988)、また日
本では1987年の日本動脈硬化学会冬季大会のコンセンサ
ス・カンファレンスにおいて、食事療法、薬物療法など
による治療の対象となる高脂血症における血清コレステ
ロール値を220mg/dl以上とする基準が採択され
ている(表1参照)。
【0003】
【表1】
【0004】一方、トリグリセリド値(「トリグリセリ
ド濃度」ともいう)に関しては、表1の基準に関連し
て、血清総コレステロール値が正常で血清トリグリセ
リドのみが正常よりやや高値の場合は特に治療する意義
は低いと言われており、またHDLコレステロールに
ついても血清トリグリセリド値との関係をみて判定する
と言われているが、その診断基準・治療の指針について
は前出の総コレステロールの場合ほど明確ではない。し
かし、動脈硬化との関連において、III型高脂血症、家
族性複合型高脂血症における高トリグリセリド血症の治
療意義は大きく、特に後者では高コレステロール血症が
存在しない場合にもその治療が必要とされ、高トリグリ
セリドが動脈硬化の危険因子であることが示唆されてい
る(現代医療, 22, 2065-2070, 1990)。以上のように、
高脂血症、動脈硬化症、虚血性心疾患などの診断におい
て、血中の総コレステロール値と共にトリグリセリド値
を把握することが重要である。しかしながら、血中トリ
グリセリド値は極めて変動が激しく、特に食事摂取によ
って容易に上昇をきたす。このため、現在では血清脂質
測定の前に12〜16時間の絶食、一般には朝食を摂取
しない条件が必要とされているが、それでも血中脂質に
対する前夜の食事の影響を排除することは困難である。
すなわち、一般に脂質の吸収から排泄には約8時間を必
要とし、また一度肝臓に取り込まれた外因性脂質は次に
内因性脂質として分泌されることになり、これらを統合
すると、血中脂質の量は24時間程度にわたって食事に
よる影響を受けると考えられている。また、前夜食事と
ともに過量のアルコールを摂取した場合には、翌朝高度
の高トリグリセリド血症をきたすことも知られている
(Monday morning hypertriglyceridemia)。更に、空腹
時の血中脂質の値に対して、食事の後急激に又は長期に
わたって血中脂質が上昇する状態としては、すでに1979
年にZilversmitが食後高脂血症(Postpradial hyperlipi
demia)の存在を指摘している(Circulation, 60, 473-47
7, 1979)。この食後高脂血症は生理的な一過性の症状と
も考えられるが、それ自体が病態の発生と密接な関連を
持つ場合が見い出されており、特に食事の後絶えず変動
を繰り返す血中脂質の種類と濃度によっては高脂血症が
動脈硬化の原因となる可能性が強く疑われている。
ド濃度」ともいう)に関しては、表1の基準に関連し
て、血清総コレステロール値が正常で血清トリグリセ
リドのみが正常よりやや高値の場合は特に治療する意義
は低いと言われており、またHDLコレステロールに
ついても血清トリグリセリド値との関係をみて判定する
と言われているが、その診断基準・治療の指針について
は前出の総コレステロールの場合ほど明確ではない。し
かし、動脈硬化との関連において、III型高脂血症、家
族性複合型高脂血症における高トリグリセリド血症の治
療意義は大きく、特に後者では高コレステロール血症が
存在しない場合にもその治療が必要とされ、高トリグリ
セリドが動脈硬化の危険因子であることが示唆されてい
る(現代医療, 22, 2065-2070, 1990)。以上のように、
高脂血症、動脈硬化症、虚血性心疾患などの診断におい
て、血中の総コレステロール値と共にトリグリセリド値
を把握することが重要である。しかしながら、血中トリ
グリセリド値は極めて変動が激しく、特に食事摂取によ
って容易に上昇をきたす。このため、現在では血清脂質
測定の前に12〜16時間の絶食、一般には朝食を摂取
しない条件が必要とされているが、それでも血中脂質に
対する前夜の食事の影響を排除することは困難である。
すなわち、一般に脂質の吸収から排泄には約8時間を必
要とし、また一度肝臓に取り込まれた外因性脂質は次に
内因性脂質として分泌されることになり、これらを統合
すると、血中脂質の量は24時間程度にわたって食事に
よる影響を受けると考えられている。また、前夜食事と
ともに過量のアルコールを摂取した場合には、翌朝高度
の高トリグリセリド血症をきたすことも知られている
(Monday morning hypertriglyceridemia)。更に、空腹
時の血中脂質の値に対して、食事の後急激に又は長期に
わたって血中脂質が上昇する状態としては、すでに1979
年にZilversmitが食後高脂血症(Postpradial hyperlipi
demia)の存在を指摘している(Circulation, 60, 473-47
7, 1979)。この食後高脂血症は生理的な一過性の症状と
も考えられるが、それ自体が病態の発生と密接な関連を
持つ場合が見い出されており、特に食事の後絶えず変動
を繰り返す血中脂質の種類と濃度によっては高脂血症が
動脈硬化の原因となる可能性が強く疑われている。
【0005】以上で述べたように、空腹時に実施すると
いう従来の血中脂質の測定では、臨床上、一概に一夜の
絶食と言っても個人差や前夜の食事の内容や量によって
様々な変動要因が関与していると考えられる。また、食
後高脂血症の診断に関しても、どの程度まで脂質、特に
コレステロールやトリグリセリドの濃度上昇があれば異
常と判定するかについては一定した見解は見あたらな
い。従来、診断を行う上で脂肪の負荷試験による血中脂
質濃度の経時的な測定が必要な場合、例えば、フレッシ
ュクリーム(動脈硬化, 18, 887, 1990)、アイスクリー
ム(Nutr. Rep. Intern., 26, 207-214, 1982)、バター
(臨床栄養, 68, 401, 1986)、マヨネーズ(動脈硬化, 1
4, 723, 1986)、マーガリン(Annals of the New York A
cademy of Science, 683, 302, 1993)などの脂肪含有量
の高い一般食品、又は脂肪酸組成を調整した液状試験食
を調製して用いられていた。後者の試験食は、各研究者
によって独自に購入もしくは調製されたものであり、そ
の配合や脂肪酸量、脂肪酸組成についても規格化されて
おらず、その一般的な有用性は明らかではない。また、
前者の一般食品は負荷食として特に調製されたものでは
ないので、所定量の脂質を被験者に投与するには、重量
的又は容量的に多量の投与を必要とし、被験者の肉体的
・精神的苦痛を非常に大きなものにしており、場合によ
っては下痢などの吸収障害を伴うことも問題となってい
た。さらに、前述のように、一般的には脂質の吸収から
排泄に約8時間を必要とするため、これらの負荷食を被
験者に投与し、これらの負荷食に含まれている脂質が被
験者の体内に吸収され、血漿中のトリグリセリド値を上
昇させ、その最高値に到達するまでに要する時間、また
トリグリセリドが代謝され減少し、負荷食を投与する前
の水準に復帰するまでには長時間を要するため、検査の
ために被験者を拘束する時間が長時間となり、被験者の
肉体的・精神的苦痛を大きなものにしていた。
いう従来の血中脂質の測定では、臨床上、一概に一夜の
絶食と言っても個人差や前夜の食事の内容や量によって
様々な変動要因が関与していると考えられる。また、食
後高脂血症の診断に関しても、どの程度まで脂質、特に
コレステロールやトリグリセリドの濃度上昇があれば異
常と判定するかについては一定した見解は見あたらな
い。従来、診断を行う上で脂肪の負荷試験による血中脂
質濃度の経時的な測定が必要な場合、例えば、フレッシ
ュクリーム(動脈硬化, 18, 887, 1990)、アイスクリー
ム(Nutr. Rep. Intern., 26, 207-214, 1982)、バター
(臨床栄養, 68, 401, 1986)、マヨネーズ(動脈硬化, 1
4, 723, 1986)、マーガリン(Annals of the New York A
cademy of Science, 683, 302, 1993)などの脂肪含有量
の高い一般食品、又は脂肪酸組成を調整した液状試験食
を調製して用いられていた。後者の試験食は、各研究者
によって独自に購入もしくは調製されたものであり、そ
の配合や脂肪酸量、脂肪酸組成についても規格化されて
おらず、その一般的な有用性は明らかではない。また、
前者の一般食品は負荷食として特に調製されたものでは
ないので、所定量の脂質を被験者に投与するには、重量
的又は容量的に多量の投与を必要とし、被験者の肉体的
・精神的苦痛を非常に大きなものにしており、場合によ
っては下痢などの吸収障害を伴うことも問題となってい
た。さらに、前述のように、一般的には脂質の吸収から
排泄に約8時間を必要とするため、これらの負荷食を被
験者に投与し、これらの負荷食に含まれている脂質が被
験者の体内に吸収され、血漿中のトリグリセリド値を上
昇させ、その最高値に到達するまでに要する時間、また
トリグリセリドが代謝され減少し、負荷食を投与する前
の水準に復帰するまでには長時間を要するため、検査の
ために被験者を拘束する時間が長時間となり、被験者の
肉体的・精神的苦痛を大きなものにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、前夜の食
事の影響を受けずに高脂血症を診断する方法や、食後高
脂血症そのものを診断する方法がなかったことや、摂食
時の血中脂質を測定するための基準となり、かつ摂取し
やすい標準食が存在しないことは非常に大きな問題であ
り、このような問題を解決することが強く切望されてい
た。また、従来の一般食品や調製された試験食の使用に
おいては、含有する脂肪酸の量や組成が不明又は不定で
あるため、これらを一定化ないし標準化することも課題
であった。更に、高脂血症や食後高脂血症(特に高トリ
グリセリド血症)の診断のために被験者を拘束する場合
でも、その拘束時間を可能な限り短縮化することも課題
であった。本発明者等はかかる問題を解決するため高脂
血症、食後高脂血症などの診断に有用な血中脂質測定用
標準食を得るべく鋭意検討した結果、特定の脂肪含有量
及び脂肪酸組成を有する脂肪含有組成物が所期の目的を
達成できると共に被験者に苦痛及び時間的拘束などの負
担をもたらさないことを見い出して本発明を完成した。
即ち、本発明は高脂血症等の診断を行う際に有用な特定
の血中脂質測定用標準食及びそれを用いた血中脂質の測
定方法を提供することを目的とする。
事の影響を受けずに高脂血症を診断する方法や、食後高
脂血症そのものを診断する方法がなかったことや、摂食
時の血中脂質を測定するための基準となり、かつ摂取し
やすい標準食が存在しないことは非常に大きな問題であ
り、このような問題を解決することが強く切望されてい
た。また、従来の一般食品や調製された試験食の使用に
おいては、含有する脂肪酸の量や組成が不明又は不定で
あるため、これらを一定化ないし標準化することも課題
であった。更に、高脂血症や食後高脂血症(特に高トリ
グリセリド血症)の診断のために被験者を拘束する場合
でも、その拘束時間を可能な限り短縮化することも課題
であった。本発明者等はかかる問題を解決するため高脂
血症、食後高脂血症などの診断に有用な血中脂質測定用
標準食を得るべく鋭意検討した結果、特定の脂肪含有量
及び脂肪酸組成を有する脂肪含有組成物が所期の目的を
達成できると共に被験者に苦痛及び時間的拘束などの負
担をもたらさないことを見い出して本発明を完成した。
即ち、本発明は高脂血症等の診断を行う際に有用な特定
の血中脂質測定用標準食及びそれを用いた血中脂質の測
定方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めの本発明の血中脂質測定用標準食は、 脂肪を含有する血中脂質測定用標準食であって、全脂
肪中の脂肪酸組成が、飽和脂肪酸として40〜85%
(重量%;以下、脂肪量及び脂肪酸組成については特に
明示のない限り同様)、一価不飽和脂肪酸として10〜
40%、多価不飽和脂肪酸として1〜25%から構成さ
れていることを特徴とする血中脂質測定用標準食; 脂肪総量として30〜60%の脂肪を含有する上記
記載の血中脂質測定用標準食; C10ないしC20の脂肪酸から構成される脂肪を含有す
る上記記載の血中脂質測定用標準食; 比容積が90%(0.9ml/g)〜150%(1.
5ml/g)である上記又はに記載の血中脂質測定
用標準食; 形態がカスタードクリーム状、アイスクリーム状、ソ
ーセージ状、マーガリン状、バター状、フレッシュクリ
ーム状、マヨネーズ状及びチョコレート状である上記
からに記載の血中脂質測定用標準食; 上記〜の何れかに記載の血中脂質がトリグリセリ
ドである血中脂質測定用標準食; 飽和脂肪酸のうち、ラウリン酸及びミリスチン酸の含
量の合計が20〜70%である上記記載の血中脂質測
定用標準食;である。また、本発明の標準食を使用した
血中脂質の測定方法は、上記〜に記載の血中脂質測
定用標準食を経口投与した被験者から採血した血液を用
いて血中脂質濃度を測定することからなり、特に被験者
の体表面積1m2当り、通常20〜50g(好ましくは
30〜40g)相当の脂肪を含む血中脂質測定用標準食
を投与するとよい。
めの本発明の血中脂質測定用標準食は、 脂肪を含有する血中脂質測定用標準食であって、全脂
肪中の脂肪酸組成が、飽和脂肪酸として40〜85%
(重量%;以下、脂肪量及び脂肪酸組成については特に
明示のない限り同様)、一価不飽和脂肪酸として10〜
40%、多価不飽和脂肪酸として1〜25%から構成さ
れていることを特徴とする血中脂質測定用標準食; 脂肪総量として30〜60%の脂肪を含有する上記
記載の血中脂質測定用標準食; C10ないしC20の脂肪酸から構成される脂肪を含有す
る上記記載の血中脂質測定用標準食; 比容積が90%(0.9ml/g)〜150%(1.
5ml/g)である上記又はに記載の血中脂質測定
用標準食; 形態がカスタードクリーム状、アイスクリーム状、ソ
ーセージ状、マーガリン状、バター状、フレッシュクリ
ーム状、マヨネーズ状及びチョコレート状である上記
からに記載の血中脂質測定用標準食; 上記〜の何れかに記載の血中脂質がトリグリセリ
ドである血中脂質測定用標準食; 飽和脂肪酸のうち、ラウリン酸及びミリスチン酸の含
量の合計が20〜70%である上記記載の血中脂質測
定用標準食;である。また、本発明の標準食を使用した
血中脂質の測定方法は、上記〜に記載の血中脂質測
定用標準食を経口投与した被験者から採血した血液を用
いて血中脂質濃度を測定することからなり、特に被験者
の体表面積1m2当り、通常20〜50g(好ましくは
30〜40g)相当の脂肪を含む血中脂質測定用標準食
を投与するとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の血中脂質測定用標準食は
脂肪すなわち脂肪酸のグリセリドを含有するものである
が、当該脂肪酸としては、飽和脂肪酸及び一価ないし多
価の不飽和脂肪酸が挙げられる。通常、炭素数が10ない
し20(C10〜C20)の中鎖ないし長鎖の脂肪酸が多用さ
れ、その具体的なものとして、デカン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、ヘプタ
デカン酸、ステアリン酸、アラキジン酸などの飽和脂肪
酸;ミリストレイン酸、ペンタデセン酸、パルミトレイ
ン酸、ヘプタデセン酸、オレイン酸などの一価不飽和脂
肪酸;及びリノール酸、リノレン酸などの多価不飽和脂
肪酸などを好適なものとして挙げることができるが、な
かでもC12ないしC20の脂肪酸が好ましいものとして用
いられる。本発明では、これらの脂肪酸(炭素数10以
上のもの)のグリセリド(その多くは複数種の脂肪酸の
トリグリセリド)である脂肪を本発明の目的に合致する
ように配合したものが用いられ、便宜的には天然由来の
油脂又は脂肪を利用することができる。
脂肪すなわち脂肪酸のグリセリドを含有するものである
が、当該脂肪酸としては、飽和脂肪酸及び一価ないし多
価の不飽和脂肪酸が挙げられる。通常、炭素数が10ない
し20(C10〜C20)の中鎖ないし長鎖の脂肪酸が多用さ
れ、その具体的なものとして、デカン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、ヘプタ
デカン酸、ステアリン酸、アラキジン酸などの飽和脂肪
酸;ミリストレイン酸、ペンタデセン酸、パルミトレイ
ン酸、ヘプタデセン酸、オレイン酸などの一価不飽和脂
肪酸;及びリノール酸、リノレン酸などの多価不飽和脂
肪酸などを好適なものとして挙げることができるが、な
かでもC12ないしC20の脂肪酸が好ましいものとして用
いられる。本発明では、これらの脂肪酸(炭素数10以
上のもの)のグリセリド(その多くは複数種の脂肪酸の
トリグリセリド)である脂肪を本発明の目的に合致する
ように配合したものが用いられ、便宜的には天然由来の
油脂又は脂肪を利用することができる。
【0009】本発明において使用する脂肪の脂肪酸組成
は、飽和脂肪酸が40〜85%、一価不飽和脂肪酸が1
0〜40%、多価不飽和脂肪酸が1〜25%;好ましく
は飽和脂肪酸が45〜80%、一価不飽和脂肪酸が15
〜30%、多価不飽和脂肪酸が2〜20%で構成されて
いる。更に、本発明の目的達成のためには、含有する飽
和脂肪酸の種類と量も重要である。従来、脂質負荷試験
に使用されているオリーブ油、ひまわり油等の食品又は
これらに加工を施した代用物においては、飽和脂肪酸と
してラウリン酸やミリスチン酸を全く含まないか、せい
ぜいその含有量は10数%であり、本発明のような目的
達成に不適当なものであった。これに対して、本発明の
標準食においては、ラウリン酸(C12:0)及びミリスチン
酸(C14:0)の両者を含み、その合計含有量は脂肪酸総量
に対して通常20〜70%(好ましくは30〜60%)
の範囲である。例えば、実施例1及び8に準じて製造し
たカスタードクリーム及びチョコレートにおけるラウリ
ン酸及びミリスチン酸の合計含量(測定値)は、それぞ
れ33.7%(ラウリン酸22.3%;ミリスチン酸1
1.4%)及び55.9%(ラウリン酸39.3%;ミ
リスチン酸16.6%)であった。このことは、特にミ
リスチン酸が脂肪酸トリグリセリドの早期吸収と排泄に
関与する事実と一部符合するものである。即ち、本発明
者らが種々検討した結果、上記の脂肪酸組成を採用する
と、負荷試験において被験者に投与した際の血中脂質濃
度が高脂血症及び食後高脂血症の判断基準と相関するこ
とを見出し、更にその摂取によって被験者が下痢などの
吸収障害を受けないこと、また血漿中のトリグリセリド
値が摂取後短時間(例えば、2時間程度)で最高値に到
達し、その後の数時間以内に最高値より減少し始めるこ
と、一方、本発明品を投与しても被験者のコレステロー
ル値は影響を受けないことを見出したものであり、上記
の脂肪酸組成を外れると本発明の目的を達成できず、ま
た吸収阻害などの障害、更に血漿中のトリグリセリド値
の最高値に到達するのに要する時間及びその後に最高値
から減少を開始するまでの時間が遅延するなどの問題を
生ずるので好ましくない。
は、飽和脂肪酸が40〜85%、一価不飽和脂肪酸が1
0〜40%、多価不飽和脂肪酸が1〜25%;好ましく
は飽和脂肪酸が45〜80%、一価不飽和脂肪酸が15
〜30%、多価不飽和脂肪酸が2〜20%で構成されて
いる。更に、本発明の目的達成のためには、含有する飽
和脂肪酸の種類と量も重要である。従来、脂質負荷試験
に使用されているオリーブ油、ひまわり油等の食品又は
これらに加工を施した代用物においては、飽和脂肪酸と
してラウリン酸やミリスチン酸を全く含まないか、せい
ぜいその含有量は10数%であり、本発明のような目的
達成に不適当なものであった。これに対して、本発明の
標準食においては、ラウリン酸(C12:0)及びミリスチン
酸(C14:0)の両者を含み、その合計含有量は脂肪酸総量
に対して通常20〜70%(好ましくは30〜60%)
の範囲である。例えば、実施例1及び8に準じて製造し
たカスタードクリーム及びチョコレートにおけるラウリ
ン酸及びミリスチン酸の合計含量(測定値)は、それぞ
れ33.7%(ラウリン酸22.3%;ミリスチン酸1
1.4%)及び55.9%(ラウリン酸39.3%;ミ
リスチン酸16.6%)であった。このことは、特にミ
リスチン酸が脂肪酸トリグリセリドの早期吸収と排泄に
関与する事実と一部符合するものである。即ち、本発明
者らが種々検討した結果、上記の脂肪酸組成を採用する
と、負荷試験において被験者に投与した際の血中脂質濃
度が高脂血症及び食後高脂血症の判断基準と相関するこ
とを見出し、更にその摂取によって被験者が下痢などの
吸収障害を受けないこと、また血漿中のトリグリセリド
値が摂取後短時間(例えば、2時間程度)で最高値に到
達し、その後の数時間以内に最高値より減少し始めるこ
と、一方、本発明品を投与しても被験者のコレステロー
ル値は影響を受けないことを見出したものであり、上記
の脂肪酸組成を外れると本発明の目的を達成できず、ま
た吸収阻害などの障害、更に血漿中のトリグリセリド値
の最高値に到達するのに要する時間及びその後に最高値
から減少を開始するまでの時間が遅延するなどの問題を
生ずるので好ましくない。
【0010】また、本発明の標準食は、脂肪総量として
30〜60%、好ましくは35〜55%、より好ましく
は40〜50%の脂肪を含有する。すなわち、負荷試験
による血中脂質の測定においては、一般に脂肪総量とし
て約30〜60gの脂肪を被験者へ投与する必要がある
ので、標準食中の脂肪総量が30%未満であると、投与
量が多くなり、被験者の肉体的・精神的苦痛が大きくな
る。一方、脂肪総量が60%を超えると、食品中の脂肪
分が過多になり、被験者の嗜好を満足させ得る標準食を
調製することが困難になるので好ましくない。更に、本
発明の標準食は、比容積を90%(0.9ml/g)〜
150%(1.5ml/g)に調整することが好まし
い。ここで、比容積とは、いわゆるオーバーラン量を指
し、標準食の容積量÷標準食の重量×100(%)で定
義することができる。このオーバーラン量が大きくなる
と、被験者が摂取しなければならない容積量が多くなる
ので、被験者の受ける苦痛が大きくなる。
30〜60%、好ましくは35〜55%、より好ましく
は40〜50%の脂肪を含有する。すなわち、負荷試験
による血中脂質の測定においては、一般に脂肪総量とし
て約30〜60gの脂肪を被験者へ投与する必要がある
ので、標準食中の脂肪総量が30%未満であると、投与
量が多くなり、被験者の肉体的・精神的苦痛が大きくな
る。一方、脂肪総量が60%を超えると、食品中の脂肪
分が過多になり、被験者の嗜好を満足させ得る標準食を
調製することが困難になるので好ましくない。更に、本
発明の標準食は、比容積を90%(0.9ml/g)〜
150%(1.5ml/g)に調整することが好まし
い。ここで、比容積とは、いわゆるオーバーラン量を指
し、標準食の容積量÷標準食の重量×100(%)で定
義することができる。このオーバーラン量が大きくなる
と、被験者が摂取しなければならない容積量が多くなる
ので、被験者の受ける苦痛が大きくなる。
【0011】より詳細には、本発明の血中脂質測定用標
準食における摂取脂肪総量としては約30g〜60g
(好ましくは40〜50g程度)を必要とするところ、
一般食品でこの脂肪量を得るためには、アイスクリーム
(高脂肪プレミアムタイプ:脂肪11.06%)で45
0g、生クリーム(高脂肪タイプ:脂肪41.50%)
で120gを一度に摂取する必要がある。しかし、アイ
スクリーム、生クリームなどの乳製品では製造中に舌触
りの向上を主な目的として気泡を含有させるため、その
重量に対して容量は非常に大きくなり、実際の摂取量は
容量で表すとそれぞれ720ml、180mlとなる。
即ち、オーバーラン量が大きいと、これだけの量を一度
に摂取する必要があり、被験者の受ける苦痛が大きくな
り、好ましくない。
準食における摂取脂肪総量としては約30g〜60g
(好ましくは40〜50g程度)を必要とするところ、
一般食品でこの脂肪量を得るためには、アイスクリーム
(高脂肪プレミアムタイプ:脂肪11.06%)で45
0g、生クリーム(高脂肪タイプ:脂肪41.50%)
で120gを一度に摂取する必要がある。しかし、アイ
スクリーム、生クリームなどの乳製品では製造中に舌触
りの向上を主な目的として気泡を含有させるため、その
重量に対して容量は非常に大きくなり、実際の摂取量は
容量で表すとそれぞれ720ml、180mlとなる。
即ち、オーバーラン量が大きいと、これだけの量を一度
に摂取する必要があり、被験者の受ける苦痛が大きくな
り、好ましくない。
【0012】なお、脂肪含有量の多い固形食品であるソ
ーセージ(脂肪22.92%)では218gの摂取が必
要となり、この場合も多量に摂取しなければならない。
また、より脂肪含有量の多い市販バター(脂肪74.7
7%)では66.9gの摂取で足りるが、これだけの量
のバターのみを摂取させることは被験者に多大の苦痛を
もたらすので、実質的に使用することはできない。本発
明の標準食の形態としては、本発明の目的に沿うものと
して通常の食品、菓子類にみられるような種々の形態の
ものを採用できる。その具体的なものとして、例えば、
カスタードクリーム状、フレッシュクリーム状、アイス
クリーム状、ソーセージ状、バター状、マーガリン状、
マヨネーズ状、チョコレート状などの種々の形態のもの
を採用することができる。これらは、いずれもその外
観、味、香り、舌触りなどにおいて、それぞれカスター
ドクリーム、フレッシュクリームなどに酷似するよう調
製されたものであるが、なかでも、呈味性、香り、舌触
りなどの点で被験者の嗜好を満足させ得ること;比容積
を小さくできると共に吸収障害を生じないので、被験者
の肉体的・精神的苦痛を軽減できること;保存性に優れ
ることなどからカスタードクリーム状、チョコレート状
などの形態に調製することが好ましい。
ーセージ(脂肪22.92%)では218gの摂取が必
要となり、この場合も多量に摂取しなければならない。
また、より脂肪含有量の多い市販バター(脂肪74.7
7%)では66.9gの摂取で足りるが、これだけの量
のバターのみを摂取させることは被験者に多大の苦痛を
もたらすので、実質的に使用することはできない。本発
明の標準食の形態としては、本発明の目的に沿うものと
して通常の食品、菓子類にみられるような種々の形態の
ものを採用できる。その具体的なものとして、例えば、
カスタードクリーム状、フレッシュクリーム状、アイス
クリーム状、ソーセージ状、バター状、マーガリン状、
マヨネーズ状、チョコレート状などの種々の形態のもの
を採用することができる。これらは、いずれもその外
観、味、香り、舌触りなどにおいて、それぞれカスター
ドクリーム、フレッシュクリームなどに酷似するよう調
製されたものであるが、なかでも、呈味性、香り、舌触
りなどの点で被験者の嗜好を満足させ得ること;比容積
を小さくできると共に吸収障害を生じないので、被験者
の肉体的・精神的苦痛を軽減できること;保存性に優れ
ることなどからカスタードクリーム状、チョコレート状
などの形態に調製することが好ましい。
【0013】本発明の標準食の調製法は特に限定されな
いが、好ましくは、原料脂肪に必要に応じて水、乳化
剤、甘味料、調味料、酸化防止剤、抗酸化剤、着色料、
香料などを添加して、前述の脂肪含有量及び脂肪酸組成
となるように調整した後、製剤上ないし食品加工上の慣
用の方法に準じて、所望する形態、剤形に調製すること
により得ることができる。上記原料脂肪としては各種の
脂肪を用いることができるが、天然油脂を用いるのが好
ましく、例えば、サフラワー油、オリーブ油、椰子油、
ひまわり油、パーム核油、パーム油、ラード、卵脂肪、
乳脂肪などが例示できる。脂肪酸組成の調整において
は、まず、使用する原料油脂の飽和脂肪酸、一価不飽和
脂肪酸及び多価不飽和脂肪酸含有量をガスクロマトグラ
フィなどの方法により測定し、次いで、この測定値に基
づいて、数種の原料油脂を前述の脂肪酸組成の範囲で適
宜組み合わせて配合することにより行うことができる。
なお、原料油脂の配合の決定には、常法に準じて回帰式
プログラムを作成し、この式を用いて、上記の原料油脂
を組み合わせて規格に適合した各原料油脂の比率を求め
ることが可能である。
いが、好ましくは、原料脂肪に必要に応じて水、乳化
剤、甘味料、調味料、酸化防止剤、抗酸化剤、着色料、
香料などを添加して、前述の脂肪含有量及び脂肪酸組成
となるように調整した後、製剤上ないし食品加工上の慣
用の方法に準じて、所望する形態、剤形に調製すること
により得ることができる。上記原料脂肪としては各種の
脂肪を用いることができるが、天然油脂を用いるのが好
ましく、例えば、サフラワー油、オリーブ油、椰子油、
ひまわり油、パーム核油、パーム油、ラード、卵脂肪、
乳脂肪などが例示できる。脂肪酸組成の調整において
は、まず、使用する原料油脂の飽和脂肪酸、一価不飽和
脂肪酸及び多価不飽和脂肪酸含有量をガスクロマトグラ
フィなどの方法により測定し、次いで、この測定値に基
づいて、数種の原料油脂を前述の脂肪酸組成の範囲で適
宜組み合わせて配合することにより行うことができる。
なお、原料油脂の配合の決定には、常法に準じて回帰式
プログラムを作成し、この式を用いて、上記の原料油脂
を組み合わせて規格に適合した各原料油脂の比率を求め
ることが可能である。
【0014】本発明の標準食を用いた血中脂質の測定方
法としては、上記所定量の当該標準食を被験者に投与
し、投与後に経時的又は所定時間経過後に採血して、血
漿中のトリグリセリド濃度を測定することからなり、更
に総コレステロールなどの血中脂質の濃度を測定するこ
ともできる。この血中脂質の測定自体は、常法に準じて
行うことができ、例えば、総コレステロール、トリグリ
セリドやリン脂質は酵素法などにより行うことができ
る。なお、本発明の標準食の投与量に関して、本発明者
等は、被験者の体表面積1m2当り20〜50g(好ま
しくは30〜40g)相当の脂肪を含む標準食を投与す
ることが好適であることを見出している。この知見は、
以下の検討に基づくものである。即ち、脂肪の投与量を
多くすればするほど、血漿中のトリグリセリド上昇は速
やかになるが、逆に投与前の水準に復帰するまでに要す
る時間も長期化する。一方、脂肪の投与量が少ない場
合、現在用いられているトリグリセリド測定法の検出感
度では、生じる血漿中のトリグリセリド上昇を検出でき
ない又は検出し難いという問題がある。このような問題
から、本発明者等は、脂肪投与量の最適化(即ち、拘束
時間の短縮化)を検討した結果、被験者の体表面積が指
標となり得ることを見出したものである。
法としては、上記所定量の当該標準食を被験者に投与
し、投与後に経時的又は所定時間経過後に採血して、血
漿中のトリグリセリド濃度を測定することからなり、更
に総コレステロールなどの血中脂質の濃度を測定するこ
ともできる。この血中脂質の測定自体は、常法に準じて
行うことができ、例えば、総コレステロール、トリグリ
セリドやリン脂質は酵素法などにより行うことができ
る。なお、本発明の標準食の投与量に関して、本発明者
等は、被験者の体表面積1m2当り20〜50g(好ま
しくは30〜40g)相当の脂肪を含む標準食を投与す
ることが好適であることを見出している。この知見は、
以下の検討に基づくものである。即ち、脂肪の投与量を
多くすればするほど、血漿中のトリグリセリド上昇は速
やかになるが、逆に投与前の水準に復帰するまでに要す
る時間も長期化する。一方、脂肪の投与量が少ない場
合、現在用いられているトリグリセリド測定法の検出感
度では、生じる血漿中のトリグリセリド上昇を検出でき
ない又は検出し難いという問題がある。このような問題
から、本発明者等は、脂肪投与量の最適化(即ち、拘束
時間の短縮化)を検討した結果、被験者の体表面積が指
標となり得ることを見出したものである。
【0015】
【発明の効果】本発明は前述の効果を有するほか、従来
存在しない血中脂質測定用標準食を提供するものであ
り、本標準食は、高脂血症、食後高脂血症の診断のため
の脂肪標準食として有用であり、特に、被験者が量的に
多量すぎて完全に摂取することができないなどの苦痛を
感じることなく、かつその摂取によって下痢などの吸収
障害を受けないという特長、利点を有する。また、検査
に要する時間、特に検査のために被験者を拘束する時間
の短縮化が図れるという特長、利点を有する。従って、
本発明の標準食を採用することによって、従来、診断基
準のあいまいであった高脂血症、食後高脂血症などの診
断における標準食を統一し、これらの疾患の診断基準・
治療方針の確立及びその予防・治療に大きく貢献するこ
とができる。
存在しない血中脂質測定用標準食を提供するものであ
り、本標準食は、高脂血症、食後高脂血症の診断のため
の脂肪標準食として有用であり、特に、被験者が量的に
多量すぎて完全に摂取することができないなどの苦痛を
感じることなく、かつその摂取によって下痢などの吸収
障害を受けないという特長、利点を有する。また、検査
に要する時間、特に検査のために被験者を拘束する時間
の短縮化が図れるという特長、利点を有する。従って、
本発明の標準食を採用することによって、従来、診断基
準のあいまいであった高脂血症、食後高脂血症などの診
断における標準食を統一し、これらの疾患の診断基準・
治療方針の確立及びその予防・治療に大きく貢献するこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例及び試験例に基づいて本発明を
より詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定され
るものではない。なお、調製した標準食の官能検査は以
下の方法で行った。
より詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定され
るものではない。なお、調製した標準食の官能検査は以
下の方法で行った。
【0017】官能検査方法 パネラーとして練習を積んだ10名(25歳〜40歳の
男子5名、女子5名)を対象に、一夜の絶食の後、調製
した本発明標準食について官能検査を実施した。それぞ
れ食品の形態が異なるために、試料の摂取温度としては
各食品の一般的な、又は最も摂取しやすい温度でテスト
に供した。また、各標準食に対してその嗜好を測定する
ために嗜好意欲尺度(Fact尺度)を用いて、量につい
ては摂取量を5点評価(過多・多い・適量・少ない・過
少)で、味・香り・総合評価については5点評価(極めて
良い・良い・普通・悪い・極めて悪い)で評価した。ま
た吸収性については摂取後のコメントをまとめて、それ
ぞれの項目ごとに判定した。
男子5名、女子5名)を対象に、一夜の絶食の後、調製
した本発明標準食について官能検査を実施した。それぞ
れ食品の形態が異なるために、試料の摂取温度としては
各食品の一般的な、又は最も摂取しやすい温度でテスト
に供した。また、各標準食に対してその嗜好を測定する
ために嗜好意欲尺度(Fact尺度)を用いて、量につい
ては摂取量を5点評価(過多・多い・適量・少ない・過
少)で、味・香り・総合評価については5点評価(極めて
良い・良い・普通・悪い・極めて悪い)で評価した。ま
た吸収性については摂取後のコメントをまとめて、それ
ぞれの項目ごとに判定した。
【0018】実施例1(カスタードクリーム) 精製ラード(飽和脂肪酸組成:42%、一価不飽和脂肪
酸組成:48%、多価不飽和脂肪酸組成:10%)及び
精製ヤシ油(飽和脂肪酸組成:91%、一価不飽和脂肪
酸組成:7%、多価不飽和脂肪酸組成:2%)を原料油
脂として使用して、カスタードクリーム状の血中脂質測
定用標準食(脂肪酸組成が、飽和脂肪酸約70%、一価
不飽和脂肪酸約25%、多価不飽和脂肪酸約5%)を調
製した。即ち、上記原料油脂に、乳化剤として卵黄(全
配合組成中約15%)、調味料として生クリーム(乳脂
肪45重量%のうちの脂肪酸組成は飽和脂肪酸:70
%、一価不飽和脂肪酸:27%、多価不飽和脂肪酸:3
%)、糖類及び香料としてバニラエッセンスを加え、混
合槽にて70℃で60分間加熱、混合した後に、ホモミ
キサーにて45℃、60分間撹拌してエマルジョンを作
成した。このエマルジョン中の異物を取り除くために、
チューブタイプフィルター(Alfa-Laval社製)を通過さ
せた後に、低温式連続フリーザー(Creamery Package社
製)で品温が3〜5℃になる迄急速に低下させ、自動カ
ップ充填機(Hoyer社製)にて130ccずつカップに充
填し、上部をシールした。次いで、−30℃以下に保持
された冷凍庫で品温−18℃以下にて保存した。得られ
たカスタードクリームの脂肪酸組成を表2に示す。ま
た、本カスタードクリームについて、前記の方法で官能
検査を行った。その結果を表3に示す。
酸組成:48%、多価不飽和脂肪酸組成:10%)及び
精製ヤシ油(飽和脂肪酸組成:91%、一価不飽和脂肪
酸組成:7%、多価不飽和脂肪酸組成:2%)を原料油
脂として使用して、カスタードクリーム状の血中脂質測
定用標準食(脂肪酸組成が、飽和脂肪酸約70%、一価
不飽和脂肪酸約25%、多価不飽和脂肪酸約5%)を調
製した。即ち、上記原料油脂に、乳化剤として卵黄(全
配合組成中約15%)、調味料として生クリーム(乳脂
肪45重量%のうちの脂肪酸組成は飽和脂肪酸:70
%、一価不飽和脂肪酸:27%、多価不飽和脂肪酸:3
%)、糖類及び香料としてバニラエッセンスを加え、混
合槽にて70℃で60分間加熱、混合した後に、ホモミ
キサーにて45℃、60分間撹拌してエマルジョンを作
成した。このエマルジョン中の異物を取り除くために、
チューブタイプフィルター(Alfa-Laval社製)を通過さ
せた後に、低温式連続フリーザー(Creamery Package社
製)で品温が3〜5℃になる迄急速に低下させ、自動カ
ップ充填機(Hoyer社製)にて130ccずつカップに充
填し、上部をシールした。次いで、−30℃以下に保持
された冷凍庫で品温−18℃以下にて保存した。得られ
たカスタードクリームの脂肪酸組成を表2に示す。ま
た、本カスタードクリームについて、前記の方法で官能
検査を行った。その結果を表3に示す。
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】表3の官能検査の結果に示されるように、
本カスタードクリームは呈味性、香り、舌触りが非常に
良好で、被験者がおいしく摂取できるという特長を有し
ていた。また、当該カスタードクリームの脂肪含有量は
38.14%であり、卵黄の強い乳化力を利用すること
によりオーバーランの発生が抑制されており、オーバー
ラン量はほぼ100%であった。従って、脂肪標準食と
して摂取脂肪総量を50g得るためには製品として13
0g(130ml)/1回の摂取でよく、被験者の苦痛
の軽減を図ることができる。
本カスタードクリームは呈味性、香り、舌触りが非常に
良好で、被験者がおいしく摂取できるという特長を有し
ていた。また、当該カスタードクリームの脂肪含有量は
38.14%であり、卵黄の強い乳化力を利用すること
によりオーバーランの発生が抑制されており、オーバー
ラン量はほぼ100%であった。従って、脂肪標準食と
して摂取脂肪総量を50g得るためには製品として13
0g(130ml)/1回の摂取でよく、被験者の苦痛
の軽減を図ることができる。
【0022】なお、本カスタードクリームの製品及び製
法上の特徴として以下の点が挙げられる。 1)通常室温では粘性の高い液状であり、そのままの摂
取も可能であるが、舌触りや味を良好にするためには冷
凍状態、特に製品温度で−13℃〜−15℃での摂取が
望ましい。 2)解凍(液状化)と凍結(固形化)を繰り返しても乳
化安定性は良好であった。つまり、保存性の問題がある
ために液状での長期保管は不適であるが、物流時での冷
蔵輸送は可能である。 3)表3の官能検査の結果に示されるように、舌触り・
香り・味について極めて良好であった。
法上の特徴として以下の点が挙げられる。 1)通常室温では粘性の高い液状であり、そのままの摂
取も可能であるが、舌触りや味を良好にするためには冷
凍状態、特に製品温度で−13℃〜−15℃での摂取が
望ましい。 2)解凍(液状化)と凍結(固形化)を繰り返しても乳
化安定性は良好であった。つまり、保存性の問題がある
ために液状での長期保管は不適であるが、物流時での冷
蔵輸送は可能である。 3)表3の官能検査の結果に示されるように、舌触り・
香り・味について極めて良好であった。
【0023】実施例2(バター) 実施例1に記載の原料油脂を用いて家庭用有塩バターを
作製し、本バター123.4gを用いて実施例1と同様
の試験を行った。その結果、本バターも血中脂質測定法
標準食として好適であることが分かった。なお、本バタ
ーの脂肪含有量は40.5%であり、飽和脂肪酸、一価
不飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪酸組成は、それぞれ7
0%、25%、5%であり、比容積は100%であっ
た。一方、市販の家庭用有塩バター(脂肪含有量が8
1.0%、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多価不飽
和脂肪酸組成が、それぞれ68.8%、28.7%、
2.5%)の61.7gを被験者に供したところ、脂濃
くヘビー感があると評価され全量は摂取されなかった。
作製し、本バター123.4gを用いて実施例1と同様
の試験を行った。その結果、本バターも血中脂質測定法
標準食として好適であることが分かった。なお、本バタ
ーの脂肪含有量は40.5%であり、飽和脂肪酸、一価
不飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪酸組成は、それぞれ7
0%、25%、5%であり、比容積は100%であっ
た。一方、市販の家庭用有塩バター(脂肪含有量が8
1.0%、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多価不飽
和脂肪酸組成が、それぞれ68.8%、28.7%、
2.5%)の61.7gを被験者に供したところ、脂濃
くヘビー感があると評価され全量は摂取されなかった。
【0024】実施例3(マーガリン) 実施例1に記載の原料油脂を用いて家庭用マーガリン
(ソフトタイプ)を作製し、本マーガリン121.8g
を用いて実施例1と同様の試験を行った。その結果、本
マーガリンも血中脂質測定用標準食として好適であるこ
とが分かった。なお、本マーガリンの脂肪含有量は4
1.1%であり、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多
価不飽和脂肪酸組成は、それぞれ68%、25%、7%
であり、比容積は110%であった。一方、市販のマー
ガリン(ソフトタイプ)(脂肪含有量が82.1%、飽
和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪酸組成
が、それぞれ23.0%、41.9%、35.1%)の
60.9gを被験者に供したところ、脂濃くヘビー感が
あると評価され全量は摂取されなかった。
(ソフトタイプ)を作製し、本マーガリン121.8g
を用いて実施例1と同様の試験を行った。その結果、本
マーガリンも血中脂質測定用標準食として好適であるこ
とが分かった。なお、本マーガリンの脂肪含有量は4
1.1%であり、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多
価不飽和脂肪酸組成は、それぞれ68%、25%、7%
であり、比容積は110%であった。一方、市販のマー
ガリン(ソフトタイプ)(脂肪含有量が82.1%、飽
和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪酸組成
が、それぞれ23.0%、41.9%、35.1%)の
60.9gを被験者に供したところ、脂濃くヘビー感が
あると評価され全量は摂取されなかった。
【0025】実施例4(マヨネーズ) 実施例1に記載の原料油脂を用いてマヨネーズ(全卵
型)を作製し、本マヨネーズ132.6gを用いて実施
例1と同様の試験を行った。その結果、本マヨネーズも
血中脂質測定用標準食として好適であることが分かっ
た。なお、本マヨネーズの脂肪含有量は37.7%であ
り、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪
酸組成は、それぞれ50%、25%、25%であり、比
容積は110%であった。一方、市販のマヨネーズ(脂
肪含有量が75.4%、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸
及び多価不飽和脂肪酸組成が、それぞれ10.3%、4
6.3%、43.4%)の66.3gを被験者に供した
ところ、脂濃くヘビー感があると評価され全量は摂取さ
れなかった。
型)を作製し、本マヨネーズ132.6gを用いて実施
例1と同様の試験を行った。その結果、本マヨネーズも
血中脂質測定用標準食として好適であることが分かっ
た。なお、本マヨネーズの脂肪含有量は37.7%であ
り、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪
酸組成は、それぞれ50%、25%、25%であり、比
容積は110%であった。一方、市販のマヨネーズ(脂
肪含有量が75.4%、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸
及び多価不飽和脂肪酸組成が、それぞれ10.3%、4
6.3%、43.4%)の66.3gを被験者に供した
ところ、脂濃くヘビー感があると評価され全量は摂取さ
れなかった。
【0026】実施例5(フレッシュクリーム) 実施例1に記載の原料油脂を用いてフレッシュクリーム
(高脂肪タイプ)を作製し、本フレッシュクリーム11
1.1gを用いて実施例1と同様の試験を行った。その
結果、本フレッシュクリームも血中脂質測定用標準食と
して好適であることが分かった。なお、本フレッシュク
リームの脂肪含有量は45.0%であり、飽和脂肪酸、
一価不飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪酸組成は、それぞ
れ70%、25%、5%であり、比容積は110%であ
った。一方、市販のフレッシュクリーム(脂肪含有量が
45.0%、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多価不
飽和脂肪酸組成が、それぞれ69.8%、27.7%、
2.5%、比容積が160%)の111.1g(178
ml)を被験者に供したところ、ボリュームが多いと評
価され全量は摂取されなかった。
(高脂肪タイプ)を作製し、本フレッシュクリーム11
1.1gを用いて実施例1と同様の試験を行った。その
結果、本フレッシュクリームも血中脂質測定用標準食と
して好適であることが分かった。なお、本フレッシュク
リームの脂肪含有量は45.0%であり、飽和脂肪酸、
一価不飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪酸組成は、それぞ
れ70%、25%、5%であり、比容積は110%であ
った。一方、市販のフレッシュクリーム(脂肪含有量が
45.0%、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多価不
飽和脂肪酸組成が、それぞれ69.8%、27.7%、
2.5%、比容積が160%)の111.1g(178
ml)を被験者に供したところ、ボリュームが多いと評
価され全量は摂取されなかった。
【0027】実施例6(アイスクリーム) 実施例1に記載の原料油脂を用いてアイスクリーム(高
脂肪プレミアムタイプ)を作製し、本アイスクリーム1
38.9gを用いて実施例1と同様の試験を行った。そ
の結果、本アイスクリームも血中脂質測定用標準食とし
て好適であることが分かった。なお、本アイスクリーム
の脂肪含有量は36.0%であり、飽和脂肪酸、一価不
飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪酸組成は、それぞれ70
%、25%、5%であり、比容積は130%であった。
一方、市販のアイスクリーム(脂肪含有量が12.0
%、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪
酸組成が、それぞれ69.5%、28.2%、2.3
%、比容積が160%)の416.9g(667ml)
を被験者に供したところ、ボリュームが多いと評価され
全量は摂取されなかった。
脂肪プレミアムタイプ)を作製し、本アイスクリーム1
38.9gを用いて実施例1と同様の試験を行った。そ
の結果、本アイスクリームも血中脂質測定用標準食とし
て好適であることが分かった。なお、本アイスクリーム
の脂肪含有量は36.0%であり、飽和脂肪酸、一価不
飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪酸組成は、それぞれ70
%、25%、5%であり、比容積は130%であった。
一方、市販のアイスクリーム(脂肪含有量が12.0
%、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪
酸組成が、それぞれ69.5%、28.2%、2.3
%、比容積が160%)の416.9g(667ml)
を被験者に供したところ、ボリュームが多いと評価され
全量は摂取されなかった。
【0028】実施例7(ソーセージ) 実施例1に記載の原料油脂を用い、且つ真空カッター、
真空ミキサー、真空充填機等を用いて常法通りソーセー
ジを作製し、本ソーセージ166.7gを用いて実施例
1と同様の試験を行った。その結果、本ソーセージも血
中脂質測定用標準食として好適であることが分かった。
なお、本ソーセージの脂肪含有量は30.0%であり、
飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪酸組
成は、それぞれ60%、25%、15%であり、比容積
は93%であった。一方、市販のソーセージ(脂肪含有
量が24.5%、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多
価不飽和脂肪酸組成が、それぞれ38.5%、48.0
%、13.5%)の204gを被験者に供したところ、
ボリュームが多いと評価され全量は摂取されなかった。
真空ミキサー、真空充填機等を用いて常法通りソーセー
ジを作製し、本ソーセージ166.7gを用いて実施例
1と同様の試験を行った。その結果、本ソーセージも血
中脂質測定用標準食として好適であることが分かった。
なお、本ソーセージの脂肪含有量は30.0%であり、
飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多価不飽和脂肪酸組
成は、それぞれ60%、25%、15%であり、比容積
は93%であった。一方、市販のソーセージ(脂肪含有
量が24.5%、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸及び多
価不飽和脂肪酸組成が、それぞれ38.5%、48.0
%、13.5%)の204gを被験者に供したところ、
ボリュームが多いと評価され全量は摂取されなかった。
【0029】実施例8(チョコレート) 精製パーム核油(飽和脂肪酸組成:80.7%、一価不
飽和脂肪酸組成;16.5%、多価不飽和脂肪酸組成:
2.8%)及び精製ひまわり油(飽和脂肪酸組成:1
0.4%、一価不飽和脂肪酸組成:19.0%、多価不
飽和脂肪酸組成:70.6%)を原料油脂として使用し
て、チョコレート状の血中脂質測定用標準食(脂肪酸組
成が、飽和脂肪酸:78.0%、一価不飽和脂肪酸:1
9.3%、多価不飽和脂肪酸:2.7%)を調整した。
即ち、上記原料油脂の半量に、カカオマス(全配合組成
中約5%)、ココアパウダー、全粉乳(乳脂肪26重量
%のうち脂肪酸組成は飽和脂肪酸:67.5%、一価不
飽和脂肪酸:29.6%、多価不飽和脂肪酸:2.9
%)、糖類及び香料としてバニラエッセンスを加え、混
合ミキサーにて60℃で10分加熱、混合した後に、ロ
ールレファイナー(BUHLER社製)にて微粒化を行
った。60℃で1時間のコンチングを行った後、残り半
量の原料油脂と、乳化剤としてレシチン(全配合組成中
約0.3%)を加え、更に1時間コンチングを行った。
作成したエマルジョン中の異物を取り除くために、ステ
ンレス製ふるいを通過させた後に自動充填機にて仕切り
のあるプラスチックトレー型に5gずつ充填し、冷却コ
ンベアにて品温が5℃になるまで冷却し固めた。ついで
ラッピングマシーンにて包装を行った。得られたチョコ
レートの脂肪酸組成を表4に示す。また、本チョコレー
トについて、前記の方法で官能検査を行った。その結果
を表5に示す。
飽和脂肪酸組成;16.5%、多価不飽和脂肪酸組成:
2.8%)及び精製ひまわり油(飽和脂肪酸組成:1
0.4%、一価不飽和脂肪酸組成:19.0%、多価不
飽和脂肪酸組成:70.6%)を原料油脂として使用し
て、チョコレート状の血中脂質測定用標準食(脂肪酸組
成が、飽和脂肪酸:78.0%、一価不飽和脂肪酸:1
9.3%、多価不飽和脂肪酸:2.7%)を調整した。
即ち、上記原料油脂の半量に、カカオマス(全配合組成
中約5%)、ココアパウダー、全粉乳(乳脂肪26重量
%のうち脂肪酸組成は飽和脂肪酸:67.5%、一価不
飽和脂肪酸:29.6%、多価不飽和脂肪酸:2.9
%)、糖類及び香料としてバニラエッセンスを加え、混
合ミキサーにて60℃で10分加熱、混合した後に、ロ
ールレファイナー(BUHLER社製)にて微粒化を行
った。60℃で1時間のコンチングを行った後、残り半
量の原料油脂と、乳化剤としてレシチン(全配合組成中
約0.3%)を加え、更に1時間コンチングを行った。
作成したエマルジョン中の異物を取り除くために、ステ
ンレス製ふるいを通過させた後に自動充填機にて仕切り
のあるプラスチックトレー型に5gずつ充填し、冷却コ
ンベアにて品温が5℃になるまで冷却し固めた。ついで
ラッピングマシーンにて包装を行った。得られたチョコ
レートの脂肪酸組成を表4に示す。また、本チョコレー
トについて、前記の方法で官能検査を行った。その結果
を表5に示す。
【0030】
【表4】
【0031】
【表5】
【0032】表5の官能検査の結果に示されるように、
本チョコレートは呈味性、かおり、舌触りが非常に良好
で、被験者がおいしく摂取できるという特長を有してい
た。また、当該チョコレートの脂肪含有量は50.0%
である。従って、脂肪標準食として摂取脂肪量を50g
得るためには製品として100g/1回の摂取でよく、
被験者の苦痛の軽減を図ることができる。なお、本チョ
コレートの製品及び製法上の特徴として以下の点が挙げ
られる。 1)通常室温では固形であり、そのままの摂取も可能で
あるが、湯に溶解又は懸濁しての摂取も可能である。ま
た、水、冷水、炭酸水に溶解又は懸濁させて摂取するこ
と、更には、固形物の半量と溶液状に懸濁させた物を併
用して摂取することも可能である。 2)常温での流通・保存が可能である(品質保持期限:
常温で1年間)。 3)表5の官能検査の結果に示されるように、舌触り・
香り・味について極めて良好であった。 4)グラム単位の充填、分別包装が可能なため、体表面
積(投与量)に合わせて使用できる。
本チョコレートは呈味性、かおり、舌触りが非常に良好
で、被験者がおいしく摂取できるという特長を有してい
た。また、当該チョコレートの脂肪含有量は50.0%
である。従って、脂肪標準食として摂取脂肪量を50g
得るためには製品として100g/1回の摂取でよく、
被験者の苦痛の軽減を図ることができる。なお、本チョ
コレートの製品及び製法上の特徴として以下の点が挙げ
られる。 1)通常室温では固形であり、そのままの摂取も可能で
あるが、湯に溶解又は懸濁しての摂取も可能である。ま
た、水、冷水、炭酸水に溶解又は懸濁させて摂取するこ
と、更には、固形物の半量と溶液状に懸濁させた物を併
用して摂取することも可能である。 2)常温での流通・保存が可能である(品質保持期限:
常温で1年間)。 3)表5の官能検査の結果に示されるように、舌触り・
香り・味について極めて良好であった。 4)グラム単位の充填、分別包装が可能なため、体表面
積(投与量)に合わせて使用できる。
【0033】試験例1(脂質負荷試験) Syrian系雄性ハムスター[標準飼料CE−2(日本クレ
ア製)を与え1週間以上飼育したハムスター3匹]に本
発明標準食(実施例1と同様な脂肪酸組成の脂肪食)を
飼料と共に与えた。対照群(3匹)には飼料のみを与え
た。なお、両群とも水は自由摂取とした。上記の飼育3
日後に採血し、酵素法キット(ベーリンガー・マンハイ
ム社;モノテストTMトリグリ・カラー)を用いて血清ト
リグリセリド濃度を測定したところ、脂肪食群において
594mg/dl(平均値)であったのに対し、対照群では
313mg/dl(平均値)であり、両群間に有意な差が認
められた。また、各群においては個体間のバラツキも少
なく安定したトリグリセリド値を示した。なお、上記飼
料に1%コレステロールを添加し同様に試験を行い、血
清コレステロール濃度を測定したところ(ベーリンガー
・マンハイム社;モノテストTMコレステロール使用)、
それぞれ脂肪食群;386mg/dl(平均値)及び対照
群;217mg/dl(平均値)であり、測定値のバラツキ
も少なかった。以上のことから、本発明標準食は、血中
脂質(特にトリグリセリド値、必要に応じてコレステロ
ール値)の把握を容易にし前記諸疾患の診断・治療の場
において有用であることが示唆された。
ア製)を与え1週間以上飼育したハムスター3匹]に本
発明標準食(実施例1と同様な脂肪酸組成の脂肪食)を
飼料と共に与えた。対照群(3匹)には飼料のみを与え
た。なお、両群とも水は自由摂取とした。上記の飼育3
日後に採血し、酵素法キット(ベーリンガー・マンハイ
ム社;モノテストTMトリグリ・カラー)を用いて血清ト
リグリセリド濃度を測定したところ、脂肪食群において
594mg/dl(平均値)であったのに対し、対照群では
313mg/dl(平均値)であり、両群間に有意な差が認
められた。また、各群においては個体間のバラツキも少
なく安定したトリグリセリド値を示した。なお、上記飼
料に1%コレステロールを添加し同様に試験を行い、血
清コレステロール濃度を測定したところ(ベーリンガー
・マンハイム社;モノテストTMコレステロール使用)、
それぞれ脂肪食群;386mg/dl(平均値)及び対照
群;217mg/dl(平均値)であり、測定値のバラツキ
も少なかった。以上のことから、本発明標準食は、血中
脂質(特にトリグリセリド値、必要に応じてコレステロ
ール値)の把握を容易にし前記諸疾患の診断・治療の場
において有用であることが示唆された。
【0034】試験例2(ラットにおける脂質負荷試験
1) 試験例1と同一条件で飼育した7週齢のSD系雄性ラッ
ト(1群4匹)に本発明標準食(実施例1と同様の脂肪
酸組成の脂肪食)1mg/kg、3mg/kgをそれぞれ経口投与
した。投与前及び投与1,2,4,6時間後に採血し、
常法に従い血清を分離し、酵素法キットを用いて血清中
の総コレステロール濃度(ベーリンガーマンハイム社、
モノテストTMコレステロール使用)及びトリグリセリド
濃度(協和メディックス社、デタミナーTMTG−S55
5使用)を測定した。その結果を図1(血清トリグリセ
リド濃度)及び図2(血清総コレステロール濃度)に示
した。図1に示されるように、血清トリグリセリド濃度
は1mg/kg投与群では投与1時間後にピークに達し、3m
g/kg投与群では2時間でピークに達し、コントロール群
と比較して有意な上昇が認められた。また、図2に示さ
れるように、血清総コレステロール濃度については、本
発明標準食投与(1mg/kg、3mg/kg)による変化は特に
認められなかった。
1) 試験例1と同一条件で飼育した7週齢のSD系雄性ラッ
ト(1群4匹)に本発明標準食(実施例1と同様の脂肪
酸組成の脂肪食)1mg/kg、3mg/kgをそれぞれ経口投与
した。投与前及び投与1,2,4,6時間後に採血し、
常法に従い血清を分離し、酵素法キットを用いて血清中
の総コレステロール濃度(ベーリンガーマンハイム社、
モノテストTMコレステロール使用)及びトリグリセリド
濃度(協和メディックス社、デタミナーTMTG−S55
5使用)を測定した。その結果を図1(血清トリグリセ
リド濃度)及び図2(血清総コレステロール濃度)に示
した。図1に示されるように、血清トリグリセリド濃度
は1mg/kg投与群では投与1時間後にピークに達し、3m
g/kg投与群では2時間でピークに達し、コントロール群
と比較して有意な上昇が認められた。また、図2に示さ
れるように、血清総コレステロール濃度については、本
発明標準食投与(1mg/kg、3mg/kg)による変化は特に
認められなかった。
【0035】試験例3(ラットにおける脂質負荷試験
2) 試験例1と同一条件で飼育した7週齢のSD系雄性ラッ
ト(1群4匹)に本発明標準食(実施例1と同様の脂肪
酸組成の脂肪食)又は1%コレステロールを含有する前
記標準食を3mg/kg経口投与し、投与前及び投与後2、
4、6時間後に採血し、試験例2と同様の方法により、
血清総コレステロール濃度及びトリグリセリド濃度を測
定した。その結果を、図3(血清トリグリセリド濃度)
及び図4(血清総コレステロール濃度)に示す。図3に
示されるように、血清トリグリセリド濃度については、
本発明標準食投与後2時間でピークに達し、コントロー
ル群と比較して有意な上昇が認められたが、一方、1%
コレステロール含有標準食投与群ではコレステロール負
荷の影響は認められなかった。図4に示されるように、
血清総コレステロール濃度は、本発明標準食及び1%コ
レステロール投与群共に影響は特に認められなかった。
2) 試験例1と同一条件で飼育した7週齢のSD系雄性ラッ
ト(1群4匹)に本発明標準食(実施例1と同様の脂肪
酸組成の脂肪食)又は1%コレステロールを含有する前
記標準食を3mg/kg経口投与し、投与前及び投与後2、
4、6時間後に採血し、試験例2と同様の方法により、
血清総コレステロール濃度及びトリグリセリド濃度を測
定した。その結果を、図3(血清トリグリセリド濃度)
及び図4(血清総コレステロール濃度)に示す。図3に
示されるように、血清トリグリセリド濃度については、
本発明標準食投与後2時間でピークに達し、コントロー
ル群と比較して有意な上昇が認められたが、一方、1%
コレステロール含有標準食投与群ではコレステロール負
荷の影響は認められなかった。図4に示されるように、
血清総コレステロール濃度は、本発明標準食及び1%コ
レステロール投与群共に影響は特に認められなかった。
【0036】試験例4(ヒトにおける脂質負荷試験) 被験者(12時間絶食した正常人、30名)に本発明標
準食(実施例1のカスタードクリーム)を体表面積1m
2当り80g(脂肪相当量30.5g)の投与量でそれ
ぞれに摂取させた。摂取前及び摂取後2、4、6時間毎
に採血し、常法に従い血清を分離し、血清中の総コレス
テロール濃度(TC)、トリグリセリド濃度(TG)、
HDL−コレステロール濃度(HDL−C)をそれぞれ
測定した。TC、TG及びHDL−Cの各濃度の平均値
を図5に示した。この図5から理解されるように、T
Gについては、投与後2時間でピークに達し、有意な上
昇がみられ、その後ピーク値より有意な下降がみられ
たが、TC及びHDL−Cについては、本発明標準食
摂取による影響は認められなかった。以上の事実から
も、本発明標準食は、高脂血症、特にTGに係る食後高
脂血症等を従来より短時間で診断するために用いられる
標準食として有用なものであることが明らかになった。
準食(実施例1のカスタードクリーム)を体表面積1m
2当り80g(脂肪相当量30.5g)の投与量でそれ
ぞれに摂取させた。摂取前及び摂取後2、4、6時間毎
に採血し、常法に従い血清を分離し、血清中の総コレス
テロール濃度(TC)、トリグリセリド濃度(TG)、
HDL−コレステロール濃度(HDL−C)をそれぞれ
測定した。TC、TG及びHDL−Cの各濃度の平均値
を図5に示した。この図5から理解されるように、T
Gについては、投与後2時間でピークに達し、有意な上
昇がみられ、その後ピーク値より有意な下降がみられ
たが、TC及びHDL−Cについては、本発明標準食
摂取による影響は認められなかった。以上の事実から
も、本発明標準食は、高脂血症、特にTGに係る食後高
脂血症等を従来より短時間で診断するために用いられる
標準食として有用なものであることが明らかになった。
【図1】本発明の標準食投与後のラット血清トリグリセ
リド濃度の経時変化を示す図である。
リド濃度の経時変化を示す図である。
【図2】本発明の標準食投与後のラット血清総コレステ
ロール濃度の経時変化を示す図である。
ロール濃度の経時変化を示す図である。
【図3】本発明の標準食又はコレステロール付加標準食
投与後のラット血清トリグリセリド濃度の経時変化を示
す図である。
投与後のラット血清トリグリセリド濃度の経時変化を示
す図である。
【図4】本発明の標準食又はコレステロール付加標準食
投与後のラット血清総コレステロール濃度の経時変化を
示す図である。
投与後のラット血清総コレステロール濃度の経時変化を
示す図である。
【図5】本発明の標準食投与後のヒト血中の総コレステ
ロール濃度(TC)、トリグリセリド濃度(TG)及び
HDL−コレステロール濃度(HDL−C)の経時変化
を示す図である。
ロール濃度(TC)、トリグリセリド濃度(TG)及び
HDL−コレステロール濃度(HDL−C)の経時変化
を示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23G 3/00 A23G 3/00 9/02 9/02 A23L 1/19 A23L 1/19 1/24 1/24 A 1/317 1/317 A 1/32 1/32 D A61K 49/00 A61K 49/00 Z (72)発明者 中上 辰芳 茨城県つくば市緑ケ原3丁目3番 日本ハ ム株式会社中央研究所内 (72)発明者 斎藤 清 東京都世田谷区上馬一丁目15番15号
Claims (9)
- 【請求項1】 脂肪を含有する血中脂質測定用標準
食であって、全脂肪中の脂肪酸組成が、飽和脂肪酸とし
て40〜85重量%、一価不飽和脂肪酸として10〜4
0重量%、多価不飽和脂肪酸として1〜25重量%から
構成されていることを特徴とする血中脂質測定用標準
食。 - 【請求項2】 脂肪総量として30〜60重量%の
脂肪を含有する請求項1記載の血中脂質測定用標準食。 - 【請求項3】 C10ないしC20の脂肪酸から構成さ
れる脂肪を含有する請求項1記載の血中脂質測定用標準
食。 - 【請求項4】 比容積が90%(0.9ml/g)〜
150%(1.5ml/g)である請求項1又は2に記載
の血中脂質測定用標準食。 - 【請求項5】 形態が、カスタードクリーム状、ア
イスクリーム状、ソーセージ状、マーガリン状、バター
状、フレッシュクリーム状、マヨネーズ状及びチョコレ
ート状のなかから選択されたものである請求項1から4
の何れかに記載の血中脂質測定用標準食。 - 【請求項6】 請求項1から5の何れかに記載の血
中脂質がトリグリセリドである血中脂質測定用標準食。 - 【請求項7】 飽和脂肪酸のうち、ラウリン酸及び
ミリスチン酸の含量の合計が20〜70重量%である請
求項1記載の血中脂質測定用標準食。 - 【請求項8】 請求項1から7の何れかに記載の血
中脂質測定用標準食を経口投与した被験者から採血した
血液を用いて血中脂質濃度を測定することからなる血中
脂質の測定方法。 - 【請求項9】 被験者の体表面積1m2当り20〜
50g相当の脂肪を含む血中脂質測定用標準食を投与す
る請求項8記載の血中脂質の測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9031179A JPH09327299A (ja) | 1996-01-30 | 1997-01-29 | 血中脂質測定用標準食 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-37252 | 1996-01-30 | ||
| JP3725296 | 1996-01-30 | ||
| JP9031179A JPH09327299A (ja) | 1996-01-30 | 1997-01-29 | 血中脂質測定用標準食 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09327299A true JPH09327299A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=26369628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9031179A Pending JPH09327299A (ja) | 1996-01-30 | 1997-01-29 | 血中脂質測定用標準食 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09327299A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2007060947A1 (ja) * | 2005-11-22 | 2009-05-07 | サンスター株式会社 | 健康食用組成物並びにそれを用いた健康食及び健康食セット |
| JP2009133706A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Q P Corp | コレステロール応答性評価試験用食品及びコレステロール応答性の評価方法 |
| JP2015515258A (ja) * | 2012-01-23 | 2015-05-28 | デリス・メディカル・リサーチ・ソシエテ・アノニム | トリグリセリド負荷試験食 |
| CN114225052A (zh) * | 2021-11-17 | 2022-03-25 | 河北省人民医院 | 一种脂肪耐量试验的高脂餐配方 |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP9031179A patent/JPH09327299A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2007060947A1 (ja) * | 2005-11-22 | 2009-05-07 | サンスター株式会社 | 健康食用組成物並びにそれを用いた健康食及び健康食セット |
| JP2009133706A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Q P Corp | コレステロール応答性評価試験用食品及びコレステロール応答性の評価方法 |
| JP2015515258A (ja) * | 2012-01-23 | 2015-05-28 | デリス・メディカル・リサーチ・ソシエテ・アノニム | トリグリセリド負荷試験食 |
| CN114225052A (zh) * | 2021-11-17 | 2022-03-25 | 河北省人民医院 | 一种脂肪耐量试验的高脂餐配方 |
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