JPH09327616A - 排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御方法及び装置 - Google Patents
排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御方法及び装置Info
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- JPH09327616A JPH09327616A JP8149214A JP14921496A JPH09327616A JP H09327616 A JPH09327616 A JP H09327616A JP 8149214 A JP8149214 A JP 8149214A JP 14921496 A JP14921496 A JP 14921496A JP H09327616 A JPH09327616 A JP H09327616A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 石炭焚ボイラからの排ガスを脱硫する場合で
も炭種による影響を受けることなく、酸化性物質の濃度
を所定値以下に保持して排水処理装置の機能低下を防止
し得、且つ排水処理装置の吸着樹脂の劣化を抑制し得、
更に、制御系としての遅れをなくして応答性を良好とし
得る排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御方法及び装置を
提供する。 【解決手段】 演算器33で求められた必要酸化空気量
37と合致するよう流量調整ダンパ43の開度調整を行
い、吸収SO2量に対して所要の倍率となるよう、吸収
塔5へ供給する酸化空気の流量を調整する。
も炭種による影響を受けることなく、酸化性物質の濃度
を所定値以下に保持して排水処理装置の機能低下を防止
し得、且つ排水処理装置の吸着樹脂の劣化を抑制し得、
更に、制御系としての遅れをなくして応答性を良好とし
得る排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御方法及び装置を
提供する。 【解決手段】 演算器33で求められた必要酸化空気量
37と合致するよう流量調整ダンパ43の開度調整を行
い、吸収SO2量に対して所要の倍率となるよう、吸収
塔5へ供給する酸化空気の流量を調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排煙脱硫装置の酸
化性物質濃度制御方法及び装置に関するものである。
化性物質濃度制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、吸収剤として石灰(石灰石、消石
灰又は生石灰)を用いた排煙脱硫装置は、一般に図5に
示されるように、下部に形成された液溜り部1の吸収液
2を、循環ポンプ3の作動により、上部に配設されたス
プレーノズル4から噴霧して循環させると共に、外部か
ら供給される排ガスを前記スプレーノズル4から噴霧さ
れた吸収液2と接触せしめた後排出させる吸収塔5の前
記液溜り部1に、酸化用の空気を供給する酸化空気ブロ
ワ6を接続すると共に、液溜り部1内の吸収液2を撹拌
する撹拌機7を設け、後述する母液タンク25から供給
される吸収液23とサイロ8から供給される石灰9を混
練して吸収剤スラリー10を生成し且つ該吸収剤スラリ
ー10を前記吸収塔5の液溜り部1に供給するための吸
収剤スラリーピット11を設け、前記吸収塔5の底部か
ら吸収液2の一部が供給され且つ前記吸収塔5の液溜り
部1へ供給されるカセイソーダ等の中和剤12の一部が
供給され前記吸収液2と中和剤12を混合撹拌する中和
タンク13を設け、該中和タンク13から抽出された吸
収液14を濃縮せしめるシックナ15を設け、該シック
ナ15で濃縮された吸収液16が供給され該吸収液16
を撹拌する石膏分離機供給タンク17を設け、該石膏分
離機供給タンク17から抽出される吸収液16を脱水し
石膏19を生成するための石膏分離機20を設け、該石
膏分離機20で脱水された水21が供給され該水21の
一部を前記シックナ15へ供給するための濾液ピット2
2を設け、更に、前記シックナ15から上澄みの吸収液
23が供給され該吸収液23の一部を排水処理装置24
と吸収剤スラリーピット11へ供給し且つ残りを前記吸
収塔5の液溜り部1へ送るための母液タンク25を設け
てなる構成を有している。
灰又は生石灰)を用いた排煙脱硫装置は、一般に図5に
示されるように、下部に形成された液溜り部1の吸収液
2を、循環ポンプ3の作動により、上部に配設されたス
プレーノズル4から噴霧して循環させると共に、外部か
ら供給される排ガスを前記スプレーノズル4から噴霧さ
れた吸収液2と接触せしめた後排出させる吸収塔5の前
記液溜り部1に、酸化用の空気を供給する酸化空気ブロ
ワ6を接続すると共に、液溜り部1内の吸収液2を撹拌
する撹拌機7を設け、後述する母液タンク25から供給
される吸収液23とサイロ8から供給される石灰9を混
練して吸収剤スラリー10を生成し且つ該吸収剤スラリ
ー10を前記吸収塔5の液溜り部1に供給するための吸
収剤スラリーピット11を設け、前記吸収塔5の底部か
ら吸収液2の一部が供給され且つ前記吸収塔5の液溜り
部1へ供給されるカセイソーダ等の中和剤12の一部が
供給され前記吸収液2と中和剤12を混合撹拌する中和
タンク13を設け、該中和タンク13から抽出された吸
収液14を濃縮せしめるシックナ15を設け、該シック
ナ15で濃縮された吸収液16が供給され該吸収液16
を撹拌する石膏分離機供給タンク17を設け、該石膏分
離機供給タンク17から抽出される吸収液16を脱水し
石膏19を生成するための石膏分離機20を設け、該石
膏分離機20で脱水された水21が供給され該水21の
一部を前記シックナ15へ供給するための濾液ピット2
2を設け、更に、前記シックナ15から上澄みの吸収液
23が供給され該吸収液23の一部を排水処理装置24
と吸収剤スラリーピット11へ供給し且つ残りを前記吸
収塔5の液溜り部1へ送るための母液タンク25を設け
てなる構成を有している。
【0003】尚、図5中、18は吸収塔5へ適宜補給さ
れる補給水である。
れる補給水である。
【0004】前述の如き排煙脱硫装置の場合、吸収液2
が循環ポンプ3の作動により循環しており、吸収塔5に
送り込まれた排ガスは、スプレーノズル4から噴霧され
る吸収液2と接触することにより、SO2(硫黄酸化
物)が吸収除去された後、外部へ排出される。
が循環ポンプ3の作動により循環しており、吸収塔5に
送り込まれた排ガスは、スプレーノズル4から噴霧され
る吸収液2と接触することにより、SO2(硫黄酸化
物)が吸収除去された後、外部へ排出される。
【0005】一方、前記排ガスからSO2を吸収した吸
収液2の一部は、吸収塔5の液溜り部1の底部から中和
タンク13へ供給され、該中和タンク13において中和
剤12と混合撹拌され、該混合撹拌された吸収液14が
シックナ15へ送られ、該シックナ15において濃縮さ
れ、該濃縮された吸収液16が石膏分離機供給タンク1
7を経て石膏分離機20へ送られ、該石膏分離機20に
おいて水分が除去され石膏19が生成される。
収液2の一部は、吸収塔5の液溜り部1の底部から中和
タンク13へ供給され、該中和タンク13において中和
剤12と混合撹拌され、該混合撹拌された吸収液14が
シックナ15へ送られ、該シックナ15において濃縮さ
れ、該濃縮された吸収液16が石膏分離機供給タンク1
7を経て石膏分離機20へ送られ、該石膏分離機20に
おいて水分が除去され石膏19が生成される。
【0006】前記石膏分離機20で脱水された水21
は、濾液ピット22を経て前記シックナ15へ戻され、
又、該シックナ15における前記吸収液14の濃縮時に
出る上澄みの吸収液23は、母液タンク25を経て排水
処理装置24と吸収剤スラリーピット11へ供給される
と共に、前記吸収塔5の液溜り部1へ送られる。
は、濾液ピット22を経て前記シックナ15へ戻され、
又、該シックナ15における前記吸収液14の濃縮時に
出る上澄みの吸収液23は、母液タンク25を経て排水
処理装置24と吸収剤スラリーピット11へ供給される
と共に、前記吸収塔5の液溜り部1へ送られる。
【0007】前記吸収剤スラリーピット11へ供給され
た吸収液23は、該吸収剤スラリーピット11において
サイロ8から供給される石灰9と混練され、吸収剤スラ
リー10として前記吸収塔5の液溜り部1に供給され
る。
た吸収液23は、該吸収剤スラリーピット11において
サイロ8から供給される石灰9と混練され、吸収剤スラ
リー10として前記吸収塔5の液溜り部1に供給され
る。
【0008】前記排水処理装置24へ送られた吸収液2
3は、排水処理装置24の硝化菌の作用により有害な窒
素化合物が分解され、且つCOD(化学的酸素要求量)
で表わされる還元性物質が前記排水処理装置24の高分
子材料からなる吸着樹脂により吸着された後、外部へ排
出される。
3は、排水処理装置24の硝化菌の作用により有害な窒
素化合物が分解され、且つCOD(化学的酸素要求量)
で表わされる還元性物質が前記排水処理装置24の高分
子材料からなる吸着樹脂により吸着された後、外部へ排
出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の如き従来の排煙
脱硫装置においては、脱硫の主反応に必要となる量以上
の酸化空気が供給されると、副反応としてS2O8(過硫
酸)やIO3(ヨウ素酸)等の酸化性物質が生成されて
該酸化性物質の濃度が高まり、排水処理装置24の硝化
菌の活性低下が引き起こされたり、或いは硝化菌が死滅
してしまい、排水処理装置24の機能が低下すると共
に、該排水処理装置24の吸着樹脂の劣化が速まるとい
う問題を有していた。
脱硫装置においては、脱硫の主反応に必要となる量以上
の酸化空気が供給されると、副反応としてS2O8(過硫
酸)やIO3(ヨウ素酸)等の酸化性物質が生成されて
該酸化性物質の濃度が高まり、排水処理装置24の硝化
菌の活性低下が引き起こされたり、或いは硝化菌が死滅
してしまい、排水処理装置24の機能が低下すると共
に、該排水処理装置24の吸着樹脂の劣化が速まるとい
う問題を有していた。
【0010】このため、従来においては、酸化空気ブロ
ワ6によって吸収塔5へ供給される酸化空気量[Nm3
/h]は、吸収液2の酸化還元電位(ORP値)を検出
する酸化還元電位計(図示せず)の指示値を指標として
制御するようにしていた。
ワ6によって吸収塔5へ供給される酸化空気量[Nm3
/h]は、吸収液2の酸化還元電位(ORP値)を検出
する酸化還元電位計(図示せず)の指示値を指標として
制御するようにしていた。
【0011】尚、前記酸化性物質の濃度と酸化還元電位
との関係は、酸化還元電位を小さくするほど、酸化性物
質の濃度は減少するため、酸化還元電位が所定の値とな
るよう、前記酸化空気量を制御してやれば、酸化性物質
の濃度を所定の値以下に抑えることが可能となる。
との関係は、酸化還元電位を小さくするほど、酸化性物
質の濃度は減少するため、酸化還元電位が所定の値とな
るよう、前記酸化空気量を制御してやれば、酸化性物質
の濃度を所定の値以下に抑えることが可能となる。
【0012】しかしながら、前記酸化性物質の濃度と酸
化還元電位との関係は、石炭焚ボイラからの排ガスを脱
硫する場合、炭種によるばらつきが大きく、前記酸化還
元電位を指標とすることは、必ずしも適正であるとは言
えなかった。
化還元電位との関係は、石炭焚ボイラからの排ガスを脱
硫する場合、炭種によるばらつきが大きく、前記酸化還
元電位を指標とすることは、必ずしも適正であるとは言
えなかった。
【0013】又、前記酸化還元電位は、吸収液2中に酸
化空気が供給された結果として既に存在しているもので
あり、このような吸収液2中に既に存在している酸化還
元電位に基づいて新たに供給すべき酸化空気量を制御す
るのでは、その分だけ遅れが生じていることとなり、制
御のやり方としては改善の余地があった。
化空気が供給された結果として既に存在しているもので
あり、このような吸収液2中に既に存在している酸化還
元電位に基づいて新たに供給すべき酸化空気量を制御す
るのでは、その分だけ遅れが生じていることとなり、制
御のやり方としては改善の余地があった。
【0014】本発明は、斯かる実情に鑑み、石炭焚ボイ
ラからの排ガスを脱硫する場合でも炭種による影響を受
けることなく、酸化性物質の濃度を所定値以下に保持し
て排水処理装置の機能低下を防止し得、且つ排水処理装
置の吸着樹脂の劣化を抑制し得、更に、制御系としての
遅れをなくして応答性を良好とし得る排煙脱硫装置の酸
化性物質濃度制御方法及び装置を提供しようとするもの
である。
ラからの排ガスを脱硫する場合でも炭種による影響を受
けることなく、酸化性物質の濃度を所定値以下に保持し
て排水処理装置の機能低下を防止し得、且つ排水処理装
置の吸着樹脂の劣化を抑制し得、更に、制御系としての
遅れをなくして応答性を良好とし得る排煙脱硫装置の酸
化性物質濃度制御方法及び装置を提供しようとするもの
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸収剤として
石灰を用いた吸収液と排ガスを接触せしめて排ガス中の
SO2を吸収除去し該排ガスと接触せしめた吸収液に酸
化空気を吹き込む吸収塔を備えた排煙脱硫装置の酸化性
物質濃度制御方法であって、吸収SO2量に対して所要
の倍率となるよう、吸収塔へ供給する酸化空気の流量を
調整することを特徴とする排煙脱硫装置の酸化性物質濃
度制御方法にかかるものである。
石灰を用いた吸収液と排ガスを接触せしめて排ガス中の
SO2を吸収除去し該排ガスと接触せしめた吸収液に酸
化空気を吹き込む吸収塔を備えた排煙脱硫装置の酸化性
物質濃度制御方法であって、吸収SO2量に対して所要
の倍率となるよう、吸収塔へ供給する酸化空気の流量を
調整することを特徴とする排煙脱硫装置の酸化性物質濃
度制御方法にかかるものである。
【0016】前記排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御方
法においては、吸収SO2量に対する酸化空気の流量の
倍率を2.5〜3.5とすることが有効である。
法においては、吸収SO2量に対する酸化空気の流量の
倍率を2.5〜3.5とすることが有効である。
【0017】又、本発明は、吸収剤として石灰を用いた
吸収液と排ガスを接触せしめて排ガス中のSO2を吸収
除去し該排ガスと接触せしめた吸収液に酸化空気を吹き
込む吸収塔を備えた排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御
装置であって、吸収塔の出口側の排ガス流量を検出する
排ガス流量検出器と、吸収塔の入口側における排ガス中
のSO2濃度を検出する入口側SO2濃度検出器と、吸収
塔の出口側における排ガス中のSO2濃度を検出する出
口側SO2濃度検出器と、前記入口側SO2濃度検出器で
検出されたSO2濃度と出口側SO2濃度検出器で検出さ
れたSO2濃度との差を求めて吸収SO2濃度を求め、該
吸収SO2濃度と前記排ガス流量検出器で検出された排
ガス流量との積を求めて吸収SO2量を求め、該吸収S
O2量に対して所要の倍率となるよう必要酸化空気量を
求めて出力する演算器と、吸収塔へ供給される酸化空気
の流量を調整する流量調整ダンパと、吸収塔へ供給され
る酸化空気の流量を検出し且つ該酸化空気の流量が前記
演算器で求められた必要酸化空気量と合致するよう流量
調整ダンパへ開度指令信号を出力する流量指示調節計と
を備えたことを特徴とする排煙脱硫装置の酸化性物質濃
度制御装置にかかるものである。
吸収液と排ガスを接触せしめて排ガス中のSO2を吸収
除去し該排ガスと接触せしめた吸収液に酸化空気を吹き
込む吸収塔を備えた排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御
装置であって、吸収塔の出口側の排ガス流量を検出する
排ガス流量検出器と、吸収塔の入口側における排ガス中
のSO2濃度を検出する入口側SO2濃度検出器と、吸収
塔の出口側における排ガス中のSO2濃度を検出する出
口側SO2濃度検出器と、前記入口側SO2濃度検出器で
検出されたSO2濃度と出口側SO2濃度検出器で検出さ
れたSO2濃度との差を求めて吸収SO2濃度を求め、該
吸収SO2濃度と前記排ガス流量検出器で検出された排
ガス流量との積を求めて吸収SO2量を求め、該吸収S
O2量に対して所要の倍率となるよう必要酸化空気量を
求めて出力する演算器と、吸収塔へ供給される酸化空気
の流量を調整する流量調整ダンパと、吸収塔へ供給され
る酸化空気の流量を検出し且つ該酸化空気の流量が前記
演算器で求められた必要酸化空気量と合致するよう流量
調整ダンパへ開度指令信号を出力する流量指示調節計と
を備えたことを特徴とする排煙脱硫装置の酸化性物質濃
度制御装置にかかるものである。
【0018】前記排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御装
置においては、吸収SO2量に対する必要酸化空気量の
倍率を2.5〜3.5とすることが有効である。
置においては、吸収SO2量に対する必要酸化空気量の
倍率を2.5〜3.5とすることが有効である。
【0019】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
られる。
【0020】本発明の排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制
御方法の場合、吸収SO2量に対して所要の倍率となる
よう、吸収塔へ供給する酸化空気の流量が調整される。
御方法の場合、吸収SO2量に対して所要の倍率となる
よう、吸収塔へ供給する酸化空気の流量が調整される。
【0021】又、本発明の排煙脱硫装置の酸化性物質濃
度制御装置の場合、排煙脱硫装置の運転時には、入口側
SO2濃度検出器により吸収塔の入口側における排ガス
中のSO2濃度が検出されると共に、出口側SO2濃度検
出器により吸収塔の出口側における排ガス中のSO2濃
度が検出され、更に、排ガス流量検出器により吸収塔の
出口側の排ガス流量が検出され、演算器へ入力され、該
演算器においては、前記入口側SO2濃度検出器で検出
されたSO2濃度と出口側SO2濃度検出器で検出された
SO2濃度との差が求められて吸収SO2濃度が求めら
れ、該吸収SO2濃度と前記排ガス流量検出器で検出さ
れた排ガス流量との積が求められて、吸収SO2量が求
められ、該吸収SO2量に基づき必要酸化空気量が求め
られて流量指示調節計へ出力され、吸収塔へ供給される
酸化空気の流量が前記演算器で求められた必要酸化空気
量と合致するよう流量指示調節計から流量調整ダンパへ
開度指令信号が出力され、吸収SO2量に対して所要の
倍率となるよう、吸収塔へ供給される酸化空気の流量が
調整される。
度制御装置の場合、排煙脱硫装置の運転時には、入口側
SO2濃度検出器により吸収塔の入口側における排ガス
中のSO2濃度が検出されると共に、出口側SO2濃度検
出器により吸収塔の出口側における排ガス中のSO2濃
度が検出され、更に、排ガス流量検出器により吸収塔の
出口側の排ガス流量が検出され、演算器へ入力され、該
演算器においては、前記入口側SO2濃度検出器で検出
されたSO2濃度と出口側SO2濃度検出器で検出された
SO2濃度との差が求められて吸収SO2濃度が求めら
れ、該吸収SO2濃度と前記排ガス流量検出器で検出さ
れた排ガス流量との積が求められて、吸収SO2量が求
められ、該吸収SO2量に基づき必要酸化空気量が求め
られて流量指示調節計へ出力され、吸収塔へ供給される
酸化空気の流量が前記演算器で求められた必要酸化空気
量と合致するよう流量指示調節計から流量調整ダンパへ
開度指令信号が出力され、吸収SO2量に対して所要の
倍率となるよう、吸収塔へ供給される酸化空気の流量が
調整される。
【0022】この結果、本発明の排煙脱硫装置の酸化性
物質濃度制御方法及び装置においては、脱硫の主反応に
対する副反応が起こりにくくなってS2O8やIO3等の
酸化性物質が生成されにくくなり、該酸化性物質の濃度
が高まることが抑制され、排水処理装置の硝化菌の活性
低下が引き起こされたり、或いは硝化菌が死滅してしま
うことがなくなり、排水処理装置の機能が低下せず、該
排水処理装置の吸着樹脂の劣化も抑えられる。
物質濃度制御方法及び装置においては、脱硫の主反応に
対する副反応が起こりにくくなってS2O8やIO3等の
酸化性物質が生成されにくくなり、該酸化性物質の濃度
が高まることが抑制され、排水処理装置の硝化菌の活性
低下が引き起こされたり、或いは硝化菌が死滅してしま
うことがなくなり、排水処理装置の機能が低下せず、該
排水処理装置の吸着樹脂の劣化も抑えられる。
【0023】しかも、吸収SO2量に対して所要の倍率
となるよう、吸収塔へ供給される酸化空気の流量を調整
すると、石炭焚ボイラからの排ガスを脱硫する場合に
も、炭種によるばらつきはほとんどなく、酸化性物質の
濃度が所定の値以下に抑えられ、又、従来のように、吸
収液中に既に存在している酸化還元電位に基づいて新た
に供給すべき酸化空気量を制御するのではなく、吸収S
O2量に応じてフィードフォワード制御的に酸化空気の
流量を調整するため、制御系としての遅れもなくなり、
応答性もよくなる。
となるよう、吸収塔へ供給される酸化空気の流量を調整
すると、石炭焚ボイラからの排ガスを脱硫する場合に
も、炭種によるばらつきはほとんどなく、酸化性物質の
濃度が所定の値以下に抑えられ、又、従来のように、吸
収液中に既に存在している酸化還元電位に基づいて新た
に供給すべき酸化空気量を制御するのではなく、吸収S
O2量に応じてフィードフォワード制御的に酸化空気の
流量を調整するため、制御系としての遅れもなくなり、
応答性もよくなる。
【0024】特に、本発明の排煙脱硫装置の酸化性物質
濃度制御方法及び装置において、吸収SO2量に対する
酸化空気の流量の倍率、即ち吸収SO2量に対する必要
酸化空気量の倍率を2.5〜3.5とすると、要求され
る脱硫性能を確保し且つ酸化性物質濃度を要求される値
以下に減少させることができ、より有効となる。
濃度制御方法及び装置において、吸収SO2量に対する
酸化空気の流量の倍率、即ち吸収SO2量に対する必要
酸化空気量の倍率を2.5〜3.5とすると、要求され
る脱硫性能を確保し且つ酸化性物質濃度を要求される値
以下に減少させることができ、より有効となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
例と共に説明する。
【0026】図1〜図4は本発明を実施する形態の一例
であって、図中、図5と同一の符号を付した部分は同一
物を表わしており、基本的な構成は図5に示す従来のも
のと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図
1〜図4に示す如く、吸収SO2量35に対して所要の
倍率となるよう、吸収塔5へ供給する酸化空気の流量を
調整するA/S制御、即ち吸収SO2量35を指標とし
た酸化空気吹込倍率制御とするよう構成した点にある。
であって、図中、図5と同一の符号を付した部分は同一
物を表わしており、基本的な構成は図5に示す従来のも
のと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図
1〜図4に示す如く、吸収SO2量35に対して所要の
倍率となるよう、吸収塔5へ供給する酸化空気の流量を
調整するA/S制御、即ち吸収SO2量35を指標とし
た酸化空気吹込倍率制御とするよう構成した点にある。
【0027】尚、前記A/S制御における“A”は“A
ir”の略であって必要酸化空気量37を表わし、
“S”は“Sulfur”の略であって吸収SO2量3
5を表わしている。
ir”の略であって必要酸化空気量37を表わし、
“S”は“Sulfur”の略であって吸収SO2量3
5を表わしている。
【0028】図中、26は吸収塔5の出口側の排ガス流
量27を検出する排ガス流量検出器、28は前記吸収塔
5の入口側における排ガス中のSO2濃度29を検出す
る入口側SO2濃度検出器、30は前記吸収塔5の出口
側における排ガス中のSO2濃度31を検出する出口側
SO2濃度検出器、33は入口側SO2濃度検出器28で
検出されたSO2濃度29と出口側SO2濃度検出器30
で検出されたSO2濃度31との差を求めて吸収SO2濃
度32aを求め、該吸収SO2濃度32aと前記排ガス
流量検出器26で検出された排ガス流量27との積を求
めて吸収SO2量35を求め、該吸収SO2量35に対し
て所要の倍率となるよう必要酸化空気量37を求めて出
力する演算器であり、酸化空気ブロワ6の吸込側に、吸
収塔5へ供給される酸化空気の流量を調整する流量調整
ダンパ43を設け、酸化空気ブロワ6の吐出側に、吸収
塔5へ供給される酸化空気の流量を検出し且つ該酸化空
気の流量が前記演算器33で求められた必要酸化空気量
37と合致するよう流量調整ダンパ43へ開度指令信号
42を出力する流量指示調節計41を設けてある。
量27を検出する排ガス流量検出器、28は前記吸収塔
5の入口側における排ガス中のSO2濃度29を検出す
る入口側SO2濃度検出器、30は前記吸収塔5の出口
側における排ガス中のSO2濃度31を検出する出口側
SO2濃度検出器、33は入口側SO2濃度検出器28で
検出されたSO2濃度29と出口側SO2濃度検出器30
で検出されたSO2濃度31との差を求めて吸収SO2濃
度32aを求め、該吸収SO2濃度32aと前記排ガス
流量検出器26で検出された排ガス流量27との積を求
めて吸収SO2量35を求め、該吸収SO2量35に対し
て所要の倍率となるよう必要酸化空気量37を求めて出
力する演算器であり、酸化空気ブロワ6の吸込側に、吸
収塔5へ供給される酸化空気の流量を調整する流量調整
ダンパ43を設け、酸化空気ブロワ6の吐出側に、吸収
塔5へ供給される酸化空気の流量を検出し且つ該酸化空
気の流量が前記演算器33で求められた必要酸化空気量
37と合致するよう流量調整ダンパ43へ開度指令信号
42を出力する流量指示調節計41を設けてある。
【0029】前記演算器33は、図2に示す如く、入口
側SO2濃度検出器28で検出されたSO2濃度29と出
口側SO2濃度検出器30で検出されたSO2濃度31と
の差を求めて吸収SO2濃度32aを求める減算器32
と、該減算器32で求められた吸収SO2濃度32aと
前記排ガス流量検出器26で検出された排ガス流量27
との積を求めて、吸収SO2量35を求める乗算器34
と、該乗算器34で求められた吸収SO2量35に基づ
き必要酸化空気量37を出力する関数発生器36とを備
えてなる構成を有している。
側SO2濃度検出器28で検出されたSO2濃度29と出
口側SO2濃度検出器30で検出されたSO2濃度31と
の差を求めて吸収SO2濃度32aを求める減算器32
と、該減算器32で求められた吸収SO2濃度32aと
前記排ガス流量検出器26で検出された排ガス流量27
との積を求めて、吸収SO2量35を求める乗算器34
と、該乗算器34で求められた吸収SO2量35に基づ
き必要酸化空気量37を出力する関数発生器36とを備
えてなる構成を有している。
【0030】尚、前記関数発生器36には、図3に示す
ような関数が入力されており、該関数は、吸収SO2量
35の増減に対し略比例させて必要酸化空気量37を増
減させることを表わしており、この関数の設定を適宜変
更することにより、酸化性物質とCODの値を所望の値
とすることができる。
ような関数が入力されており、該関数は、吸収SO2量
35の増減に対し略比例させて必要酸化空気量37を増
減させることを表わしており、この関数の設定を適宜変
更することにより、酸化性物質とCODの値を所望の値
とすることができる。
【0031】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0032】排煙脱硫装置の運転時には、入口側SO2
濃度検出器28により吸収塔5の入口側における排ガス
中のSO2濃度29が検出されると共に、出口側SO2濃
度検出器30により吸収塔5の出口側における排ガス中
のSO2濃度31が検出され、更に、排ガス流量検出器
26により吸収塔5の出口側の排ガス流量27が検出さ
れ、演算器33へ入力される。
濃度検出器28により吸収塔5の入口側における排ガス
中のSO2濃度29が検出されると共に、出口側SO2濃
度検出器30により吸収塔5の出口側における排ガス中
のSO2濃度31が検出され、更に、排ガス流量検出器
26により吸収塔5の出口側の排ガス流量27が検出さ
れ、演算器33へ入力される。
【0033】該演算器33においては、前記入口側SO
2濃度検出器28で検出されたSO2濃度29と出口側S
O2濃度検出器30で検出されたSO2濃度31との差が
減算器32で求められて吸収SO2濃度32aが求めら
れ、該吸収SO2濃度32aと前記排ガス流量検出器2
6で検出された排ガス流量27との積が乗算器34で求
められて、吸収SO2量35が求められ、前記乗算器3
4で求められた吸収SO2量35に基づき必要酸化空気
量37が関数発生器36から流量指示調節計41へ出力
され、吸収塔5へ供給される酸化空気の流量が前記演算
器33で求められた必要酸化空気量37と合致するよう
流量指示調節計41から流量調整ダンパ43へ開度指令
信号42が出力され、吸収SO2量35に対して所要の
倍率となるよう、吸収塔5へ供給される酸化空気の流量
が調整される。
2濃度検出器28で検出されたSO2濃度29と出口側S
O2濃度検出器30で検出されたSO2濃度31との差が
減算器32で求められて吸収SO2濃度32aが求めら
れ、該吸収SO2濃度32aと前記排ガス流量検出器2
6で検出された排ガス流量27との積が乗算器34で求
められて、吸収SO2量35が求められ、前記乗算器3
4で求められた吸収SO2量35に基づき必要酸化空気
量37が関数発生器36から流量指示調節計41へ出力
され、吸収塔5へ供給される酸化空気の流量が前記演算
器33で求められた必要酸化空気量37と合致するよう
流量指示調節計41から流量調整ダンパ43へ開度指令
信号42が出力され、吸収SO2量35に対して所要の
倍率となるよう、吸収塔5へ供給される酸化空気の流量
が調整される。
【0034】この結果、脱硫の主反応に対する副反応が
起こりにくくなってS2O8やIO3等の酸化性物質が生
成されにくくなり、該酸化性物質の濃度が高まることが
抑制され、排水処理装置24の硝化菌の活性低下が引き
起こされたり、或いは硝化菌が死滅してしまうことがな
くなり、排水処理装置24の機能が低下せず、該排水処
理装置24の吸着樹脂の劣化も抑えられる。
起こりにくくなってS2O8やIO3等の酸化性物質が生
成されにくくなり、該酸化性物質の濃度が高まることが
抑制され、排水処理装置24の硝化菌の活性低下が引き
起こされたり、或いは硝化菌が死滅してしまうことがな
くなり、排水処理装置24の機能が低下せず、該排水処
理装置24の吸着樹脂の劣化も抑えられる。
【0035】しかも、吸収SO2量35に対して所要の
倍率となるよう、吸収塔5へ供給される酸化空気の流量
を調整すると、石炭焚ボイラからの排ガスを脱硫する場
合にも、炭種によるばらつきはほとんどなく、酸化性物
質の濃度が所定の値以下に抑えられ、又、従来のよう
に、吸収液2中に既に存在している酸化還元電位に基づ
いて新たに供給すべき酸化空気量を制御するのではな
く、吸収SO2量35に応じてフィードフォワード制御
的に酸化空気の流量を調整するため、制御系としての遅
れもなくなり、応答性もよくなる。
倍率となるよう、吸収塔5へ供給される酸化空気の流量
を調整すると、石炭焚ボイラからの排ガスを脱硫する場
合にも、炭種によるばらつきはほとんどなく、酸化性物
質の濃度が所定の値以下に抑えられ、又、従来のよう
に、吸収液2中に既に存在している酸化還元電位に基づ
いて新たに供給すべき酸化空気量を制御するのではな
く、吸収SO2量35に応じてフィードフォワード制御
的に酸化空気の流量を調整するため、制御系としての遅
れもなくなり、応答性もよくなる。
【0036】ここで、A/S(酸化空気吹込倍率)と酸
化性物質濃度との関係は、図4に示す如く、A/Sを小
さくするほど、酸化性物質濃度は減少するため、この関
係より、酸化性物質濃度を5[mg/l]以下にする場
合には、A/Sを3.2以下とすればよいが、A/Sを
小さくしすぎると、酸化空気不足によるSO3が発生し
た場合、脱硫性能が低下するため、該脱硫性能を確保し
且つ酸化性物質濃度を減少させるためには、A/Sの値
を2.8〜3.2程度とすることが好ましい。但し、前
記酸化性物質濃度は、およそ10[mg/l]以下に抑
えればよく、又、要求される脱硫性能は、その設備によ
って異なり、ある程度の幅があるため、こうした点を考
慮した場合、A/Sの値は、およそ2.5〜3.5程度
とすればよい。
化性物質濃度との関係は、図4に示す如く、A/Sを小
さくするほど、酸化性物質濃度は減少するため、この関
係より、酸化性物質濃度を5[mg/l]以下にする場
合には、A/Sを3.2以下とすればよいが、A/Sを
小さくしすぎると、酸化空気不足によるSO3が発生し
た場合、脱硫性能が低下するため、該脱硫性能を確保し
且つ酸化性物質濃度を減少させるためには、A/Sの値
を2.8〜3.2程度とすることが好ましい。但し、前
記酸化性物質濃度は、およそ10[mg/l]以下に抑
えればよく、又、要求される脱硫性能は、その設備によ
って異なり、ある程度の幅があるため、こうした点を考
慮した場合、A/Sの値は、およそ2.5〜3.5程度
とすればよい。
【0037】こうして、石炭焚ボイラからの排ガスを脱
硫する場合でも炭種による影響を受けることなく、酸化
性物質の濃度を所定値以下に保持して排水処理装置24
の機能低下を防止し得、且つ排水処理装置24の吸着樹
脂の劣化を抑制し得、更に、制御系としての遅れをなく
して応答性を良好とし得る。
硫する場合でも炭種による影響を受けることなく、酸化
性物質の濃度を所定値以下に保持して排水処理装置24
の機能低下を防止し得、且つ排水処理装置24の吸着樹
脂の劣化を抑制し得、更に、制御系としての遅れをなく
して応答性を良好とし得る。
【0038】尚、本発明の排煙脱硫装置の酸化性物質濃
度制御方法及び装置は、上述の図示例にのみ限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々変更を加え得ることは勿論である。
度制御方法及び装置は、上述の図示例にのみ限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々変更を加え得ることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜4記載の排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御方法及び
装置によれば、石炭焚ボイラからの排ガスを脱硫する場
合でも炭種による影響を受けることなく、酸化性物質の
濃度を所定値以下に保持して排水処理装置の機能低下を
防止し得、且つ排水処理装置の吸着樹脂の劣化を抑制し
得、更に、制御系としての遅れをなくして応答性を良好
とし得るという優れた効果を奏し得る。
〜4記載の排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御方法及び
装置によれば、石炭焚ボイラからの排ガスを脱硫する場
合でも炭種による影響を受けることなく、酸化性物質の
濃度を所定値以下に保持して排水処理装置の機能低下を
防止し得、且つ排水処理装置の吸着樹脂の劣化を抑制し
得、更に、制御系としての遅れをなくして応答性を良好
とし得るという優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明を実施する形態の一例の全体概要構成図
である。
である。
【図2】図1に示す演算器の詳細を表わすブロック図で
ある。
ある。
【図3】図2に示す関数発生器に設定されている関数を
表わす線図である。
表わす線図である。
【図4】本発明を実施する形態の一例において、A/S
(酸化空気吹込倍率)と酸化性物質濃度との関係を表わ
す線図である。
(酸化空気吹込倍率)と酸化性物質濃度との関係を表わ
す線図である。
【図5】従来例の全体概要構成図である。
2 吸収液 5 吸収塔 6 酸化空気ブロワ 9 石灰 24 排水処理装置 26 排ガス流量検出器 27 排ガス流量 28 入口側SO2濃度検出器 29 SO2濃度 30 出口側SO2濃度検出器 31 SO2濃度 32a 吸収SO2濃度 33 演算器 35 吸収SO2量 37 必要酸化空気量 41 流量指示調節計 42 開度指令信号 43 流量調整ダンパ
Claims (4)
- 【請求項1】 吸収剤として石灰を用いた吸収液と排ガ
スを接触せしめて排ガス中のSO2を吸収除去し該排ガ
スと接触せしめた吸収液に酸化空気を吹き込む吸収塔を
備えた排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御方法であっ
て、 吸収SO2量に対して所要の倍率となるよう、吸収塔へ
供給する酸化空気の流量を調整することを特徴とする排
煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御方法。 - 【請求項2】 吸収SO2量に対する酸化空気の流量の
倍率を2.5〜3.5とした請求項1記載の排煙脱硫装
置の酸化性物質濃度制御方法。 - 【請求項3】 吸収剤として石灰を用いた吸収液と排ガ
スを接触せしめて排ガス中のSO2を吸収除去し該排ガ
スと接触せしめた吸収液に酸化空気を吹き込む吸収塔を
備えた排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御装置であっ
て、 吸収塔の出口側の排ガス流量を検出する排ガス流量検出
器と、 吸収塔の入口側における排ガス中のSO2濃度を検出す
る入口側SO2濃度検出器と、 吸収塔の出口側における排ガス中のSO2濃度を検出す
る出口側SO2濃度検出器と、 前記入口側SO2濃度検出器で検出されたSO2濃度と出
口側SO2濃度検出器で検出されたSO2濃度との差を求
めて吸収SO2濃度を求め、該吸収SO2濃度と前記排ガ
ス流量検出器で検出された排ガス流量との積を求めて吸
収SO2量を求め、該吸収SO2量に対して所要の倍率と
なるよう必要酸化空気量を求めて出力する演算器と、 吸収塔へ供給される酸化空気の流量を調整する流量調整
ダンパと、 吸収塔へ供給される酸化空気の流量を検出し且つ該酸化
空気の流量が前記演算器で求められた必要酸化空気量と
合致するよう流量調整ダンパへ開度指令信号を出力する
流量指示調節計とを備えたことを特徴とする排煙脱硫装
置の酸化性物質濃度制御装置。 - 【請求項4】 吸収SO2量に対する必要酸化空気量の
倍率を2.5〜3.5とした請求項3記載の排煙脱硫装
置の酸化性物質濃度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8149214A JPH09327616A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8149214A JPH09327616A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09327616A true JPH09327616A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15470347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8149214A Pending JPH09327616A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 排煙脱硫装置の酸化性物質濃度制御方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09327616A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6980942B2 (en) | 2000-03-24 | 2005-12-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of simulation of production process of semiconductor device and simulator thereof |
| JP2010240624A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排煙脱硫装置及び排ガス処理方法 |
| EP3326708A4 (en) * | 2015-07-23 | 2018-07-04 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Wet type flue gas desulfurization device and method for operating wet type flue gas desulfurization device |
| CN110721556A (zh) * | 2019-11-22 | 2020-01-24 | 浙江永发合成革有限公司 | 一种合成革生产中混合废气处理装置及其处理方法 |
-
1996
- 1996-06-11 JP JP8149214A patent/JPH09327616A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6980942B2 (en) | 2000-03-24 | 2005-12-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of simulation of production process of semiconductor device and simulator thereof |
| JP2010240624A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排煙脱硫装置及び排ガス処理方法 |
| EP3326708A4 (en) * | 2015-07-23 | 2018-07-04 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Wet type flue gas desulfurization device and method for operating wet type flue gas desulfurization device |
| US10646820B2 (en) | 2015-07-23 | 2020-05-12 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Wet flue gas desulfurization apparatus and operation method for wet flue gas desulfurization apparatus |
| CN110721556A (zh) * | 2019-11-22 | 2020-01-24 | 浙江永发合成革有限公司 | 一种合成革生产中混合废气处理装置及其处理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040802 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050201 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050331 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |