JPH09327794A - 溶接用トーチ走行装置におけるレールの角度調整装置 - Google Patents
溶接用トーチ走行装置におけるレールの角度調整装置Info
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- JPH09327794A JPH09327794A JP16845296A JP16845296A JPH09327794A JP H09327794 A JPH09327794 A JP H09327794A JP 16845296 A JP16845296 A JP 16845296A JP 16845296 A JP16845296 A JP 16845296A JP H09327794 A JPH09327794 A JP H09327794A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被溶接物の溶接線と溶接トーチの走行軌跡の
調整を溶接作業の開始前に簡単にできること。 【解決手段】 溶接トーチ4を備えた走行台車10が走
行するレール7の両端の下面と固定具21との間にスラ
イド機構装置20をそれぞれ介設する。レール7とスラ
イド機構装置20とは軸ピン32を介してそれぞれ回転
可能となっている。スライド機構装置20のスライド調
整ハンドル24を回転させて内部の送りネジを回転させ
る。送りネジが回転すると、この送りネジと螺合してい
る駆動体が移動する。駆動体と軸ピン32とは連結され
ているので、駆動体の移動によりレール7は、他方の軸
ピン32を軸としてスライドする。したがって、溶接線
3とレール7とを平行にできて、溶接線3に応じた溶接
トーチ4の移動軌跡の調整をトーチ走行装置の固定後で
も、簡単に行なうことができる。
調整を溶接作業の開始前に簡単にできること。 【解決手段】 溶接トーチ4を備えた走行台車10が走
行するレール7の両端の下面と固定具21との間にスラ
イド機構装置20をそれぞれ介設する。レール7とスラ
イド機構装置20とは軸ピン32を介してそれぞれ回転
可能となっている。スライド機構装置20のスライド調
整ハンドル24を回転させて内部の送りネジを回転させ
る。送りネジが回転すると、この送りネジと螺合してい
る駆動体が移動する。駆動体と軸ピン32とは連結され
ているので、駆動体の移動によりレール7は、他方の軸
ピン32を軸としてスライドする。したがって、溶接線
3とレール7とを平行にできて、溶接線3に応じた溶接
トーチ4の移動軌跡の調整をトーチ走行装置の固定後で
も、簡単に行なうことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被溶接物間の溶接
線と平行にレールを配設し、このレール上を台車を走行
させることにより、溶接トーチにて被溶接物を溶接する
溶接用トーチ走行装置におけるレールの角度調整装置に
関するものである。
線と平行にレールを配設し、このレール上を台車を走行
させることにより、溶接トーチにて被溶接物を溶接する
溶接用トーチ走行装置におけるレールの角度調整装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のアーク溶接用のトーチ走行
装置を示し、被溶接物1,2間の溶接線3に沿って溶接
トーチ4を移動させながらアーク溶接を行なうものであ
る。被溶接物1,2が大型である等により被溶接物1,
2の移動が困難な場合、溶接線3と溶接トーチ4の走行
軌跡の調整は、トーチ走行装置にて行なう必要がある。
そこで、従来では、被溶接物1,2上、あるいは別個の
ワーク台上に一対の固定具5,6を固定し、この一対の
固定具5,6の上に細長いレール7を架橋し、さらに、
このレール7上に上記溶接トーチ4を備えた走行台車1
0が移動自在に設けられている。
装置を示し、被溶接物1,2間の溶接線3に沿って溶接
トーチ4を移動させながらアーク溶接を行なうものであ
る。被溶接物1,2が大型である等により被溶接物1,
2の移動が困難な場合、溶接線3と溶接トーチ4の走行
軌跡の調整は、トーチ走行装置にて行なう必要がある。
そこで、従来では、被溶接物1,2上、あるいは別個の
ワーク台上に一対の固定具5,6を固定し、この一対の
固定具5,6の上に細長いレール7を架橋し、さらに、
このレール7上に上記溶接トーチ4を備えた走行台車1
0が移動自在に設けられている。
【0003】上記走行台車10にはモータ等の走行用動
力源が備えられ、走行台車10自体がレール7上を走行
可能となっており、この走行台車10に上記溶接トーチ
4がトーチ位置調整装置11を介して設けられている。
上記トーチ位置調整装置11を構成する支持部材12が
上記走行台車10の側面に固定されていて、この支持部
材12内を水平方向に移動自在な水平アーム13が挿通
されている。そして、この水平アーム13は固定ハンド
ル14にて任意の位置に固定されるようになっている。
力源が備えられ、走行台車10自体がレール7上を走行
可能となっており、この走行台車10に上記溶接トーチ
4がトーチ位置調整装置11を介して設けられている。
上記トーチ位置調整装置11を構成する支持部材12が
上記走行台車10の側面に固定されていて、この支持部
材12内を水平方向に移動自在な水平アーム13が挿通
されている。そして、この水平アーム13は固定ハンド
ル14にて任意の位置に固定されるようになっている。
【0004】また、上記水平アーム13の一端には支持
部材15が固着されており、この支持部材15内を垂直
方向に移動自在な垂直アーム16が挿通され、この垂直
アーム16は固定ハンドル17にて任意の位置に固定さ
れるようになっている。そして、この固定ハンドル17
の下端部に上記溶接トーチ4が固定されている。
部材15が固着されており、この支持部材15内を垂直
方向に移動自在な垂直アーム16が挿通され、この垂直
アーム16は固定ハンドル17にて任意の位置に固定さ
れるようになっている。そして、この固定ハンドル17
の下端部に上記溶接トーチ4が固定されている。
【0005】したがって、被溶接物1,2の溶接線3に
沿って溶接トーチ4の軌跡が略平行に描くようにレール
7を固定具5,6により固定し、固定ハンドル14を緩
めて溶接トーチ4の水平位置を溶接線3とを対応させる
ように水平アーム13を水平に移動させる。そして、そ
の位置で固定ハンドル14を締めることで、溶接トーチ
4が水平面上で溶接線3に対応した位置で固定されるこ
とになる。次に、固定ハンドル17を緩めて垂直アーム
16を垂直方向に移動自在として、溶接トーチ4の先端
部が溶接線3に対して所定の間隔を持たせた位置で固定
ハンドル17を締める。これにより溶接トーチ4は溶接
線3に対して垂直方向の位置決めが行なえることにな
る。そして、走行台車10を移動させながら溶接トーチ
4により被溶接物1,2をアーク溶接するようになって
いる。
沿って溶接トーチ4の軌跡が略平行に描くようにレール
7を固定具5,6により固定し、固定ハンドル14を緩
めて溶接トーチ4の水平位置を溶接線3とを対応させる
ように水平アーム13を水平に移動させる。そして、そ
の位置で固定ハンドル14を締めることで、溶接トーチ
4が水平面上で溶接線3に対応した位置で固定されるこ
とになる。次に、固定ハンドル17を緩めて垂直アーム
16を垂直方向に移動自在として、溶接トーチ4の先端
部が溶接線3に対して所定の間隔を持たせた位置で固定
ハンドル17を締める。これにより溶接トーチ4は溶接
線3に対して垂直方向の位置決めが行なえることにな
る。そして、走行台車10を移動させながら溶接トーチ
4により被溶接物1,2をアーク溶接するようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の図5に示
すようなトーチ走行装置において溶接を行なう場合にお
いて、その溶接前に溶接トーチ4の移動軌跡と溶接線3
とが平行になるように調整する方法としては、以下の3
つの方法がある。 トーチ走行装置に倣い装置を付加する。 作業者が、トーチ位置調整装置11を溶接中に操作
して調整する。 トーチ走行装置の固定時に注意しながら固定する。
そして、調整が必要な場合には、その固定を外し、再度
固定を行なう。つまり、固定のやり直しを行なう。
すようなトーチ走行装置において溶接を行なう場合にお
いて、その溶接前に溶接トーチ4の移動軌跡と溶接線3
とが平行になるように調整する方法としては、以下の3
つの方法がある。 トーチ走行装置に倣い装置を付加する。 作業者が、トーチ位置調整装置11を溶接中に操作
して調整する。 トーチ走行装置の固定時に注意しながら固定する。
そして、調整が必要な場合には、その固定を外し、再度
固定を行なう。つまり、固定のやり直しを行なう。
【0007】ところが、上記倣い装置を付加した場合、
該倣い装置自体が高価なので、トーチ走行装置全体が高
価な装置となり、しかも、全体の重量も重くなるという
問題がある。また、被溶接物の開先状態によって倣い装
置でも使用できない場合もある。さらに、作業者が溶接
中に操作、調整する場合では、作業者が常時監視する必
要があり、作業者の技量により溶接結果が左右されると
いう問題があった。また、トーチ走行装置の固定後に、
調整が必要な場合に再度固定をやり直す場合には、作業
能率が悪くなり、作業性の点で問題がある。
該倣い装置自体が高価なので、トーチ走行装置全体が高
価な装置となり、しかも、全体の重量も重くなるという
問題がある。また、被溶接物の開先状態によって倣い装
置でも使用できない場合もある。さらに、作業者が溶接
中に操作、調整する場合では、作業者が常時監視する必
要があり、作業者の技量により溶接結果が左右されると
いう問題があった。また、トーチ走行装置の固定後に、
調整が必要な場合に再度固定をやり直す場合には、作業
能率が悪くなり、作業性の点で問題がある。
【0008】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、被溶接物の溶接線と溶接トーチの走行軌跡の調
整を溶接作業の開始前に簡単にできるようにした溶接用
トーチ走行装置におけるレールの角度調整装置を提供す
ることを目的としたものである。
あって、被溶接物の溶接線と溶接トーチの走行軌跡の調
整を溶接作業の開始前に簡単にできるようにした溶接用
トーチ走行装置におけるレールの角度調整装置を提供す
ることを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載の溶接用トーチ走行装置におけるレールの角度調
整装置では、被溶接物1,2あるいはワーク台に配置さ
れるレール7と、このレール7の長手方向に移動自在に
走行可能に配置される走行台車10と、この走行台車1
0に配設される溶接トーチ4とを備え、上記走行台車1
0の走行により上記溶接トーチ4を被溶接物1,2の溶
接線3に沿って走行させるようにした溶接用トーチ走行
装置であって、上記レール7の一端側を軸支し、レール
7の他端側を溶接線3と略直交させる方向にスライドさ
せるスライド機構装置20を該レール7の他端側に設け
ていることを特徴としている。
1記載の溶接用トーチ走行装置におけるレールの角度調
整装置では、被溶接物1,2あるいはワーク台に配置さ
れるレール7と、このレール7の長手方向に移動自在に
走行可能に配置される走行台車10と、この走行台車1
0に配設される溶接トーチ4とを備え、上記走行台車1
0の走行により上記溶接トーチ4を被溶接物1,2の溶
接線3に沿って走行させるようにした溶接用トーチ走行
装置であって、上記レール7の一端側を軸支し、レール
7の他端側を溶接線3と略直交させる方向にスライドさ
せるスライド機構装置20を該レール7の他端側に設け
ていることを特徴としている。
【0010】また、請求項2記載の溶接用トーチ走行装
置におけるレールの角度調整装置では、上記スライド機
構装置20をレール7の両端にそれぞれ設けていること
を特徴としている。
置におけるレールの角度調整装置では、上記スライド機
構装置20をレール7の両端にそれぞれ設けていること
を特徴としている。
【0011】さらに、請求項3記載の溶接用トーチ走行
装置におけるレールの角度調整装置では、上記スライド
機構装置20を、スライド調整ハンドル24の操作によ
り回転する送りネジ23と、この送りネジ23と螺合し
該送りネジ23の回転により送りネジ23の軸方向に移
動する駆動体30と、レール7に対しては遊嵌し該レー
ル7と上記駆動体30とを連結する軸ピン32とで構成
していることを特徴としている。
装置におけるレールの角度調整装置では、上記スライド
機構装置20を、スライド調整ハンドル24の操作によ
り回転する送りネジ23と、この送りネジ23と螺合し
該送りネジ23の回転により送りネジ23の軸方向に移
動する駆動体30と、レール7に対しては遊嵌し該レー
ル7と上記駆動体30とを連結する軸ピン32とで構成
していることを特徴としている。
【0012】請求項4記載の溶接用トーチ走行装置にお
けるレールの角度調整装置では、上記スライド機構装置
20を上下方向にスライドさせる上下スライド機構装置
40を、該スライド機構装置20に設けていることを特
徴としている。
けるレールの角度調整装置では、上記スライド機構装置
20を上下方向にスライドさせる上下スライド機構装置
40を、該スライド機構装置20に設けていることを特
徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1(a)は本発明のトーチ走行
装置の平面図を示し、図1(b)はトーチ走行装置の側
面図を示している。また、図2は図1(a)のA−A断
面の拡大断面図を示している。なお、従来と同一の機能
を発揮する要素には同一の番号を付して説明を省略し、
本発明の特徴の部分について詳述する。
を参照して説明する。図1(a)は本発明のトーチ走行
装置の平面図を示し、図1(b)はトーチ走行装置の側
面図を示している。また、図2は図1(a)のA−A断
面の拡大断面図を示している。なお、従来と同一の機能
を発揮する要素には同一の番号を付して説明を省略し、
本発明の特徴の部分について詳述する。
【0014】溶接トーチ4、トーチ位置調整装置11、
走行台車10及びレール7等の構成は従来と同じ構成で
あり、レール7の両端に、溶接線3と該レール7とが平
行になるように簡易に調整可能なスライド機構装置20
をそれぞれ設けている。このスライド機構装置20は、
被溶接物1,2あるいはワーク台の上に固定される固定
具21の上面とレール7の下面との間に介設されてい
る。
走行台車10及びレール7等の構成は従来と同じ構成で
あり、レール7の両端に、溶接線3と該レール7とが平
行になるように簡易に調整可能なスライド機構装置20
をそれぞれ設けている。このスライド機構装置20は、
被溶接物1,2あるいはワーク台の上に固定される固定
具21の上面とレール7の下面との間に介設されてい
る。
【0015】スライド機構装置20の断面を示す図2に
おいて、外殻を構成するケーシング22内には横方向に
送りネジ23が回転自在に配設されていて、この送りネ
ジ23の基部にはスライド調整ハンドル24が一体に形
成されている。また、送りネジ23の基部には略C型の
ロック部25が設けられており、ロックハンドル26を
操作することで、ロック部25が送りネジ23を締め付
けて、送りネジ23の回転をロックするようになってい
る。なお、図2では、送りネジ23の先端は自由端とな
っているが、該先端をケーシング22の側壁まで伸長さ
せて、ケーシング22の両側の側壁で送りネジ23を回
転自在に支持するようにしても良い。
おいて、外殻を構成するケーシング22内には横方向に
送りネジ23が回転自在に配設されていて、この送りネ
ジ23の基部にはスライド調整ハンドル24が一体に形
成されている。また、送りネジ23の基部には略C型の
ロック部25が設けられており、ロックハンドル26を
操作することで、ロック部25が送りネジ23を締め付
けて、送りネジ23の回転をロックするようになってい
る。なお、図2では、送りネジ23の先端は自由端とな
っているが、該先端をケーシング22の側壁まで伸長さ
せて、ケーシング22の両側の側壁で送りネジ23を回
転自在に支持するようにしても良い。
【0016】上記送りネジ23と螺合する駆動体30が
ケーシング22内に配設されていて、スライド調整ハン
ドル24でもって送りネジ23を回転させることで、上
記駆動体30が図2に示す左右方向に移動自在となって
いる。この駆動体30の上面にはネジ穴31が凹設され
ており、このネジ穴31に軸ピン32の先端が螺着する
ようになっている。
ケーシング22内に配設されていて、スライド調整ハン
ドル24でもって送りネジ23を回転させることで、上
記駆動体30が図2に示す左右方向に移動自在となって
いる。この駆動体30の上面にはネジ穴31が凹設され
ており、このネジ穴31に軸ピン32の先端が螺着する
ようになっている。
【0017】レール7の端部には上下に貫通する挿通孔
33が穿孔されていて、この挿通孔33及び部材34を
介して上記軸ピン32が駆動体30に螺着されている。
そして、軸ピン32の上部とレール7の挿通孔33とは
遊嵌しており、つまり、軸ピン32の上部の外径より挿
通孔33の内径の寸法を大きくしている。したがって、
軸ピン32を中心にレール7が回転可能となっており、
且つ、送りネジ23の回転により駆動体30が左右に移
動しても軸ピン32を介してレール7をねじれさせるこ
となく左右方向に移動させることができる。
33が穿孔されていて、この挿通孔33及び部材34を
介して上記軸ピン32が駆動体30に螺着されている。
そして、軸ピン32の上部とレール7の挿通孔33とは
遊嵌しており、つまり、軸ピン32の上部の外径より挿
通孔33の内径の寸法を大きくしている。したがって、
軸ピン32を中心にレール7が回転可能となっており、
且つ、送りネジ23の回転により駆動体30が左右に移
動しても軸ピン32を介してレール7をねじれさせるこ
となく左右方向に移動させることができる。
【0018】ここで、図1及び図2において、溶接線3
に沿ってトーチ走行装置を配置する場合、溶接線3と溶
接トーチ4の移動軌跡を平行になるようにやや大まかに
被溶接物1,2あるいはワーク台上に配置する。そし
て、レール7の一方のスライド機構装置20あるいは両
方のスライド機構装置20,20のスライド調整ハンド
ル24を回転させてレール7と溶接線3とは平行になる
ように調整を行なう。すなわち、スライド調整ハンドル
24を回転させることで、送りネジ23が回転し、この
送りネジ23の回転により駆動体30が移動する。駆動
体30が移動すると、操作しているスライド機構装置2
0とは反対側の軸ピン32を軸として駆動体30と一体
化したレール7が回転する形でスライドする。そして、
レール7の端部をスライドさせた後にロックハンドル2
6にて送りネジ23を固定して、レール7を固定する。
に沿ってトーチ走行装置を配置する場合、溶接線3と溶
接トーチ4の移動軌跡を平行になるようにやや大まかに
被溶接物1,2あるいはワーク台上に配置する。そし
て、レール7の一方のスライド機構装置20あるいは両
方のスライド機構装置20,20のスライド調整ハンド
ル24を回転させてレール7と溶接線3とは平行になる
ように調整を行なう。すなわち、スライド調整ハンドル
24を回転させることで、送りネジ23が回転し、この
送りネジ23の回転により駆動体30が移動する。駆動
体30が移動すると、操作しているスライド機構装置2
0とは反対側の軸ピン32を軸として駆動体30と一体
化したレール7が回転する形でスライドする。そして、
レール7の端部をスライドさせた後にロックハンドル2
6にて送りネジ23を固定して、レール7を固定する。
【0019】これにより、トーチ走行装置を固定した後
も、トーチ走行装置のレール7(溶接トーチ4の走行軌
跡)と溶接線3とを平行にする調整を、アーク溶接作業
の前に簡単にすることができる。したがって、溶接前
に、溶接トーチ4を走行台車10により一度走行させる
ことで、溶接線3と溶接トーチ4の移動軌跡が合致して
いるか否かを容易に確認することができる。また、確認
走行中において溶接トーチ4が溶接線3の途中で少し合
致しなくなれば、スライド機構装置20をスライド調整
することで、溶接トーチ4の走行軌跡を溶接線3に容易
に合致させることができる。
も、トーチ走行装置のレール7(溶接トーチ4の走行軌
跡)と溶接線3とを平行にする調整を、アーク溶接作業
の前に簡単にすることができる。したがって、溶接前
に、溶接トーチ4を走行台車10により一度走行させる
ことで、溶接線3と溶接トーチ4の移動軌跡が合致して
いるか否かを容易に確認することができる。また、確認
走行中において溶接トーチ4が溶接線3の途中で少し合
致しなくなれば、スライド機構装置20をスライド調整
することで、溶接トーチ4の走行軌跡を溶接線3に容易
に合致させることができる。
【0020】ここで、上述したように、軸ピン32の外
径と挿通孔33の内径とをラフにすることにより、レー
ル7に角度がついた場合でも寸法差を吸収することがで
きる。また、スライド機構装置20におけるスライド調
整をレール7の一方のみで行なっても良く、また、両方
のスライド機構装置20をレール7を互いに異なる方向
にスライド調整するようにしても良い。また、図1の場
合では、レール7の両端にスライド機構装置20をそれ
ぞれ設けたが、レール7の一方のみスライド機構装置2
0を設け、レール7の他方には、レール7と被溶接物
1,2とが垂直方向で平行になるような部材(図示せ
ず)を介設させて、レール7と固定具21とを軸支構造
とするようにしても良い。さらに、上記スライド機構装
置20におけるスライド機構は、送りネジ23と駆動体
30との、いわゆる送りネジ式としていたが、ラックと
ピニオン方式によるスライド機構にしても良い。
径と挿通孔33の内径とをラフにすることにより、レー
ル7に角度がついた場合でも寸法差を吸収することがで
きる。また、スライド機構装置20におけるスライド調
整をレール7の一方のみで行なっても良く、また、両方
のスライド機構装置20をレール7を互いに異なる方向
にスライド調整するようにしても良い。また、図1の場
合では、レール7の両端にスライド機構装置20をそれ
ぞれ設けたが、レール7の一方のみスライド機構装置2
0を設け、レール7の他方には、レール7と被溶接物
1,2とが垂直方向で平行になるような部材(図示せ
ず)を介設させて、レール7と固定具21とを軸支構造
とするようにしても良い。さらに、上記スライド機構装
置20におけるスライド機構は、送りネジ23と駆動体
30との、いわゆる送りネジ式としていたが、ラックと
ピニオン方式によるスライド機構にしても良い。
【0021】ところで、図1及び図2の場合では、レー
ル7の移動を被溶接物1,2の面に対して水平方向の移
動としていたが、さらにレール7を水平方向以外に垂直
方向に移動させる機構を付加することで、レール7の三
次元の調整も可能とすることができる。図3及び図4に
レール7を三次元的に調整可能とした実施の形態を示
す。基本的には上記スライド機構装置20と同じ構成の
上下スライド機構装置40を固定具21に立設し、この
上下スライド機構装置40の側面に上記スライド機構装
置20を連結したものである。また、このスライド機構
装置20とレール7とは先の実施の形態と同様の構成で
連結してある。
ル7の移動を被溶接物1,2の面に対して水平方向の移
動としていたが、さらにレール7を水平方向以外に垂直
方向に移動させる機構を付加することで、レール7の三
次元の調整も可能とすることができる。図3及び図4に
レール7を三次元的に調整可能とした実施の形態を示
す。基本的には上記スライド機構装置20と同じ構成の
上下スライド機構装置40を固定具21に立設し、この
上下スライド機構装置40の側面に上記スライド機構装
置20を連結したものである。また、このスライド機構
装置20とレール7とは先の実施の形態と同様の構成で
連結してある。
【0022】図4に示すように、この上下スライド機構
装置40は、スライド機構装置20を立てた状態で用い
ており、番号は異なるものの実質的にはスライド機構装
置20と同じ構成である。すなわち、ケーシング42に
は送りネジ43が上下方向に配置され、この送りネジ4
3に螺合する駆動体50が設けられている。送りネジ4
3の上部にはスライド調整ハンドル44が一体に形成さ
れ、ロック部45を締め付けるロックハンドル46も設
けられている。スライド機構装置20と上記駆動体50
とは連結ピン52にて連結されており、この連結ピン5
2が駆動体50のネジ穴51に螺着して、スライド機構
装置20と上下スライド機構装置40とを連結してい
る。
装置40は、スライド機構装置20を立てた状態で用い
ており、番号は異なるものの実質的にはスライド機構装
置20と同じ構成である。すなわち、ケーシング42に
は送りネジ43が上下方向に配置され、この送りネジ4
3に螺合する駆動体50が設けられている。送りネジ4
3の上部にはスライド調整ハンドル44が一体に形成さ
れ、ロック部45を締め付けるロックハンドル46も設
けられている。スライド機構装置20と上記駆動体50
とは連結ピン52にて連結されており、この連結ピン5
2が駆動体50のネジ穴51に螺着して、スライド機構
装置20と上下スライド機構装置40とを連結してい
る。
【0023】上下スライド機構装置40のスライド調整
ハンドル44を回転させて送りネジ43を回転させるこ
とで、駆動体50は送りネジ43に沿って上下方向に移
動する。駆動体50が上下方向に移動することで、スラ
イド機構装置20も上下方向に移動し、レール7の上下
方向の位置を容易に決めることができる。そして、レー
ル7の被溶接物1,2に対しての高さ調整を行なった後
に、上記と同様にスライド機構装置20によりレール7
の水平方向の移動調整を行なう。これにより、スライド
機構装置20及び上下スライド機構装置40とで、レー
ル7の移動調整を三次元的に容易に行なうことができ
る。なお、軸ピン32とレール7の挿通孔33とは遊嵌
しているので、レール7を三次元的に調整してもレール
7が捩じれることはない。また、スライド機構装置20
と上下スライド機構装置40との調整の順番は特に限定
はされない。
ハンドル44を回転させて送りネジ43を回転させるこ
とで、駆動体50は送りネジ43に沿って上下方向に移
動する。駆動体50が上下方向に移動することで、スラ
イド機構装置20も上下方向に移動し、レール7の上下
方向の位置を容易に決めることができる。そして、レー
ル7の被溶接物1,2に対しての高さ調整を行なった後
に、上記と同様にスライド機構装置20によりレール7
の水平方向の移動調整を行なう。これにより、スライド
機構装置20及び上下スライド機構装置40とで、レー
ル7の移動調整を三次元的に容易に行なうことができ
る。なお、軸ピン32とレール7の挿通孔33とは遊嵌
しているので、レール7を三次元的に調整してもレール
7が捩じれることはない。また、スライド機構装置20
と上下スライド機構装置40との調整の順番は特に限定
はされない。
【0024】また、上記各実施の形態では、スライド機
構装置20あるいは上下スライド機構装置40を固定具
21を用いて配設していたが、固定具21を用いずに、
被溶接物1,2あるいはワーク台にスライド機構装置2
0,40を直接固定するようにしても良い。
構装置20あるいは上下スライド機構装置40を固定具
21を用いて配設していたが、固定具21を用いずに、
被溶接物1,2あるいはワーク台にスライド機構装置2
0,40を直接固定するようにしても良い。
【0025】なお、上記の各実施の形態では、アーク溶
接を行なう場合の溶接トーチの移動軌跡の調整の場合に
ついて説明したが、アーク溶接に限られるものではな
く、溶接線に対する溶接トーチの移動軌跡の調整を行な
うものであれば、どのような溶接方法の場合にでも本発
明を適用することができるものである。
接を行なう場合の溶接トーチの移動軌跡の調整の場合に
ついて説明したが、アーク溶接に限られるものではな
く、溶接線に対する溶接トーチの移動軌跡の調整を行な
うものであれば、どのような溶接方法の場合にでも本発
明を適用することができるものである。
【0026】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の溶接用トーチ走
行装置におけるレールの角度調整装置によれば、トーチ
走行装置を固定した後も、トーチ走行装置のレールと溶
接線とを平行にする調整を、アーク溶接作業の前に簡単
にすることができる。したがって、従来とは異なり倣い
装置を付加する必要もなく、安価に構成でき、しかも、
作業者が溶接中に操作や調整をする必要がなく、作業者
の技量により溶接結果が左右されることもないので、一
定の溶接品質を得ることができる。また、トーチ走行装
置を固定した後に、スライド機構装置により溶接トーチ
の移動軌跡の調整ができるので、従来とは異なり、トー
チ走行装置の固定のやり直しが無くなり、作業性が飛躍
的に向上するものである。
行装置におけるレールの角度調整装置によれば、トーチ
走行装置を固定した後も、トーチ走行装置のレールと溶
接線とを平行にする調整を、アーク溶接作業の前に簡単
にすることができる。したがって、従来とは異なり倣い
装置を付加する必要もなく、安価に構成でき、しかも、
作業者が溶接中に操作や調整をする必要がなく、作業者
の技量により溶接結果が左右されることもないので、一
定の溶接品質を得ることができる。また、トーチ走行装
置を固定した後に、スライド機構装置により溶接トーチ
の移動軌跡の調整ができるので、従来とは異なり、トー
チ走行装置の固定のやり直しが無くなり、作業性が飛躍
的に向上するものである。
【0027】また、請求項2記載の溶接用トーチ走行装
置におけるレールの角度調整装置によれば、スライド機
構装置をレールの両端に設けているので、レールの両側
から溶接トーチの移動軌跡の調整ができるため、調整作
業を迅速に行なうことができる。
置におけるレールの角度調整装置によれば、スライド機
構装置をレールの両端に設けているので、レールの両側
から溶接トーチの移動軌跡の調整ができるため、調整作
業を迅速に行なうことができる。
【0028】請求項3記載の溶接用トーチ走行装置にお
けるレールの角度調整装置によれば、スライド機構装置
は、送りネジ、駆動体及び軸ピン等からなる送りネジ方
式としているので、スライド機構装置の構成を簡素化で
き、そのため、コストも安価にできる。
けるレールの角度調整装置によれば、スライド機構装置
は、送りネジ、駆動体及び軸ピン等からなる送りネジ方
式としているので、スライド機構装置の構成を簡素化で
き、そのため、コストも安価にできる。
【0029】さらに、請求項4記載の溶接用トーチ走行
装置におけるレールの角度調整装置によれば、上下方向
にスライド可能な上下スライド機構装置を設けているの
で、トーチ走行装置の平面的な調整だけでなく、三次元
の調整も容易に行なうことができる。
装置におけるレールの角度調整装置によれば、上下方向
にスライド可能な上下スライド機構装置を設けているの
で、トーチ走行装置の平面的な調整だけでなく、三次元
の調整も容易に行なうことができる。
【図1】(a)は本発明の実施の形態のトーチ走行装置
の平面図である。(b)は本発明の実施の形態のトーチ
走行装置の側面図である。
の平面図である。(b)は本発明の実施の形態のトーチ
走行装置の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態の図1(a)のA−A断面
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図3】(a)は本発明の三次元的調整を行なう場合の
実施の形態のトーチ走行装置の平面図である。(b)は
本発明の三次元的調整を行なう場合の実施の形態のトー
チ走行装置の側面図である。
実施の形態のトーチ走行装置の平面図である。(b)は
本発明の三次元的調整を行なう場合の実施の形態のトー
チ走行装置の側面図である。
【図4】本発明の実施の形態の要部拡大断面図である。
【図5】(a)は従来例のトーチ走行装置の平面図であ
る。(b)は従来例のトーチ走行装置の側面図である。
る。(b)は従来例のトーチ走行装置の側面図である。
1 被溶接物 2 被溶接物 3 溶接線 4 溶接トーチ 7 レール 10 走行台車 20 スライド機構装置 23 送りネジ 24 スライド調整ハンドル 30 駆動体 32 軸ピン 40 上下スライド機構装置
Claims (4)
- 【請求項1】 被溶接物(1)(2)あるいはワーク台
に配置されるレール(7)と、このレール(7)の長手
方向に移動自在に走行可能に配置される走行台車(1
0)と、この走行台車(10)に配設される溶接トーチ
(4)とを備え、上記走行台車(10)の走行により上
記溶接トーチ(4)を被溶接物(1)(2)の溶接線
(3)に沿って走行させるようにした溶接用トーチ走行
装置であって、上記レール(7)の一端側を軸支し、レ
ール(7)の他端側を溶接線(3)と略直交させる方向
にスライドさせるスライド機構装置(20)を該レール
(7)の他端側に設けていることを特徴とする溶接用ト
ーチ走行装置におけるレールの角度調整装置。 - 【請求項2】 上記スライド機構装置(20)をレール
(7)の両端にそれぞれ設けていることを特徴とする請
求項1記載の溶接用トーチ走行装置におけるレールの角
度調整装置。 - 【請求項3】 上記スライド機構装置(20)を、スラ
イド調整ハンドル(24)の操作により回転する送りネ
ジ(23)と、この送りネジ(23)と螺合し該送りネ
ジ(23)の回転により送りネジ(23)の軸方向に移
動する駆動体(30)と、レール(7)に対しては遊嵌
し該レール(7)と上記駆動体(30)とを連結する軸
ピン(32)とで構成していることを特徴とする請求項
1または請求項2記載の溶接用トーチ走行装置における
レールの角度調整装置。 - 【請求項4】 上記スライド機構装置(20)を上下方
向にスライドさせる上下スライド機構装置(40)を、
該スライド機構装置(20)に設けていることを特徴と
する請求項2記載の溶接用トーチ走行装置におけるレー
ルの角度調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16845296A JPH09327794A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 溶接用トーチ走行装置におけるレールの角度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16845296A JPH09327794A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 溶接用トーチ走行装置におけるレールの角度調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09327794A true JPH09327794A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15868379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16845296A Withdrawn JPH09327794A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 溶接用トーチ走行装置におけるレールの角度調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09327794A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009538740A (ja) * | 2006-05-29 | 2009-11-12 | タイ ムン,ジョン | 切断装置 |
| KR200449431Y1 (ko) * | 2007-10-26 | 2010-07-08 | 에스티엑스조선해양 주식회사 | 선박의 해치커버 피팅용 용접케리지 주행레일 |
| CN105033525A (zh) * | 2015-07-24 | 2015-11-11 | 南通福通机床有限公司 | 一种焊接机床 |
| CN105834631A (zh) * | 2016-04-28 | 2016-08-10 | 上海鼎经自动化科技有限公司 | 中缝焊接系统 |
| CN107116323A (zh) * | 2017-07-10 | 2017-09-01 | 南通福通机床有限公司 | 一种用于大型精密钢结构焊接的装置 |
-
1996
- 1996-06-07 JP JP16845296A patent/JPH09327794A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009538740A (ja) * | 2006-05-29 | 2009-11-12 | タイ ムン,ジョン | 切断装置 |
| KR200449431Y1 (ko) * | 2007-10-26 | 2010-07-08 | 에스티엑스조선해양 주식회사 | 선박의 해치커버 피팅용 용접케리지 주행레일 |
| CN105033525A (zh) * | 2015-07-24 | 2015-11-11 | 南通福通机床有限公司 | 一种焊接机床 |
| CN105834631A (zh) * | 2016-04-28 | 2016-08-10 | 上海鼎经自动化科技有限公司 | 中缝焊接系统 |
| CN107116323A (zh) * | 2017-07-10 | 2017-09-01 | 南通福通机床有限公司 | 一种用于大型精密钢结构焊接的装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |