JPH09328074A - 後輪操舵装置 - Google Patents
後輪操舵装置Info
- Publication number
- JPH09328074A JPH09328074A JP14910296A JP14910296A JPH09328074A JP H09328074 A JPH09328074 A JP H09328074A JP 14910296 A JP14910296 A JP 14910296A JP 14910296 A JP14910296 A JP 14910296A JP H09328074 A JPH09328074 A JP H09328074A
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- JP
- Japan
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- rod
- width direction
- vehicle width
- wheel steering
- shaft
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- Pending
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ロッド径が増大してもレイアウトの制約を受け
ずに配置することができ、しかも製作コストの低減を図
ることが可能な後輪操舵装置を提供する。 【解決手段】ロッド46のストローク量を設定するスト
ローク設定手段と、ロッド46を収納しているロッドケ
ース44内への塵や泥水等の浸入を防止するダストシー
ル手段を、後輪操舵装置の内部に設けた。そして、前記
ストローク設定手段は、車幅方向に回動するオフセット
シャフト42の先端部と、その先端部に対して車幅方向
に離間するシャフト係合ケース48の一対の内壁48
a、48bとで構成し、前記先端と内壁との間の距離
を、ロッド46に設定すべきストローク量と同一寸法と
した。また、前記ダストシール手段を、ロッド46の車
幅方向の端部側を収納しているロッドケース44内に係
止し、ロッドケース44及びロッド46の間の空間を閉
塞するリップ型弾性シール部材56により構成した。
ずに配置することができ、しかも製作コストの低減を図
ることが可能な後輪操舵装置を提供する。 【解決手段】ロッド46のストローク量を設定するスト
ローク設定手段と、ロッド46を収納しているロッドケ
ース44内への塵や泥水等の浸入を防止するダストシー
ル手段を、後輪操舵装置の内部に設けた。そして、前記
ストローク設定手段は、車幅方向に回動するオフセット
シャフト42の先端部と、その先端部に対して車幅方向
に離間するシャフト係合ケース48の一対の内壁48
a、48bとで構成し、前記先端と内壁との間の距離
を、ロッド46に設定すべきストローク量と同一寸法と
した。また、前記ダストシール手段を、ロッド46の車
幅方向の端部側を収納しているロッドケース44内に係
止し、ロッドケース44及びロッド46の間の空間を閉
塞するリップ型弾性シール部材56により構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、後輪を転舵する
後輪操舵装置に関し、特に、ロッドのストローク量を設
定する手段と、前記装置ケース内への塵や泥水等の浸入
を防止する手段を備えた後輪操舵装置に関する。
後輪操舵装置に関し、特に、ロッドのストローク量を設
定する手段と、前記装置ケース内への塵や泥水等の浸入
を防止する手段を備えた後輪操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】運転者の操舵入力によって操舵される前
輪操舵装置に対して、車両運動や車体挙動を向上させる
ために後輪を操舵する後輪操舵装置を備えた四輪操舵装
置(4WS)が知られている。
輪操舵装置に対して、車両運動や車体挙動を向上させる
ために後輪を操舵する後輪操舵装置を備えた四輪操舵装
置(4WS)が知られている。
【0003】前述した後輪操舵装置として、例えば特開
平4−8668号公報に記載の電動式後輪操舵装置は、
電動モータの出力軸と一体回転するハイポイドピニオン
と、このハイポイドピニオンに噛み合わせたハイポイド
ギアと、このハイポイドギアを一体形成したハイポイド
ギアホイールと上記ハイポイドギアホイールの回転力を
ロッドに伝達する伝達機構とを備えた後輪操舵装置であ
り、ハイポイドギアホイールの出力側に、球面軸受を一
体に設けるとともに、この球面軸受の軸中心をハイポイ
ドギアホイールの軸中心に対して偏心させ、上記球面軸
受にスタッドシャフトの一側を嵌着する一方、他側をロ
ッドに連結し、上記電動モータの出力をロッドに伝達し
てロッドを車幅方向に移動させる装置である。
平4−8668号公報に記載の電動式後輪操舵装置は、
電動モータの出力軸と一体回転するハイポイドピニオン
と、このハイポイドピニオンに噛み合わせたハイポイド
ギアと、このハイポイドギアを一体形成したハイポイド
ギアホイールと上記ハイポイドギアホイールの回転力を
ロッドに伝達する伝達機構とを備えた後輪操舵装置であ
り、ハイポイドギアホイールの出力側に、球面軸受を一
体に設けるとともに、この球面軸受の軸中心をハイポイ
ドギアホイールの軸中心に対して偏心させ、上記球面軸
受にスタッドシャフトの一側を嵌着する一方、他側をロ
ッドに連結し、上記電動モータの出力をロッドに伝達し
てロッドを車幅方向に移動させる装置である。
【0004】そして、上記構成の後輪操舵装置は、ハイ
ポイドホイールが回転すると、このハイポイドホイール
に対して偏心したスタッドシャフトが回転し、スタッド
シャフトに嵌着しているロッドが軸線に沿った方向以外
の運動が球面軸受によって吸収されながら車幅方向に移
動するので、ロッドの端部に連結したサスペンション部
材を介して後輪が転舵するようになっている。
ポイドホイールが回転すると、このハイポイドホイール
に対して偏心したスタッドシャフトが回転し、スタッド
シャフトに嵌着しているロッドが軸線に沿った方向以外
の運動が球面軸受によって吸収されながら車幅方向に移
動するので、ロッドの端部に連結したサスペンション部
材を介して後輪が転舵するようになっている。
【0005】ところで、図11は、前述した後輪操舵装
置の車幅方向に移動するロッド2と、車輪を回転自在に
支持する車輪キャリア4との間にサスペンションアーム
6を連結した構造を示すものであり、サスペンションア
ーム6は、ロッド12から車輪キャリア4に操舵力を伝
達するとともに、担いバネ(コイルスプリング)8を介
して車体重量を受けている。
置の車幅方向に移動するロッド2と、車輪を回転自在に
支持する車輪キャリア4との間にサスペンションアーム
6を連結した構造を示すものであり、サスペンションア
ーム6は、ロッド12から車輪キャリア4に操舵力を伝
達するとともに、担いバネ(コイルスプリング)8を介
して車体重量を受けている。
【0006】また、ロッドケース10内を車幅方向に移
動するロッド2の端部には、サスペンションアーム6と
連結するジョイント部12aを形成したアイボルト12
が固定されているとともに、このアイボルト12は、ロ
ッドケース10の端部10aの外周より大径に形成され
たロックナット兼用のストッパ部材14により緩みが防
止されている。
動するロッド2の端部には、サスペンションアーム6と
連結するジョイント部12aを形成したアイボルト12
が固定されているとともに、このアイボルト12は、ロ
ッドケース10の端部10aの外周より大径に形成され
たロックナット兼用のストッパ部材14により緩みが防
止されている。
【0007】また、ロッドケース10の外周端部とアイ
ボルト12のジョイント部12a側との間には、ロッド
2の端部及びストッパ部材14を覆った状態で合成樹脂
製等のダストカバー16が装着されている。
ボルト12のジョイント部12a側との間には、ロッド
2の端部及びストッパ部材14を覆った状態で合成樹脂
製等のダストカバー16が装着されている。
【0008】そして、ロッド2が車幅方向に移動して車
輪キャリア4に操舵力を伝達する際には、ストッパ部材
14がロッドケース10の端部10aに当接することで
ロッド2のストローク量を規制している。また、ダスト
カバー16により、ロッドケース10内を摺動するロッ
ド2への塵や泥水の接触を防止している。
輪キャリア4に操舵力を伝達する際には、ストッパ部材
14がロッドケース10の端部10aに当接することで
ロッド2のストローク量を規制している。また、ダスト
カバー16により、ロッドケース10内を摺動するロッ
ド2への塵や泥水の接触を防止している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サスペンシ
ョンアーム6は担いバネ8を介して車体重量を受けてい
るが、このサスペンションアーム6とアイボルト12を
介して連結しているロッド2にも車体重量の一部が加わ
る。そのため、ロッド2に曲げ方向の力が作用すること
によってロッド2がロッドケース10内を局部的に摺動
するのを防止するために、ロッド2の径が大きく設定さ
れている。
ョンアーム6は担いバネ8を介して車体重量を受けてい
るが、このサスペンションアーム6とアイボルト12を
介して連結しているロッド2にも車体重量の一部が加わ
る。そのため、ロッド2に曲げ方向の力が作用すること
によってロッド2がロッドケース10内を局部的に摺動
するのを防止するために、ロッド2の径が大きく設定さ
れている。
【0010】しかしながら、ロッド2のロッド径が大き
くなると、ロッド2のストローク量を規制しているスト
ッパ部材14の外径を増大しなければならず、また、ス
トッパ部材14の外径増大に応じてダストカバー16の
外径寸法も増大するので、レイアウト上不利となる。す
なわち、例えば車体後部に配設されているエキゾースト
パイプに対して、ダストカバー16を充分に離れた位置
に配置しなければならない。また、エキゾーストパイプ
に対して充分に距離を保つことができなければ、エキゾ
ーストパイプの高熱に耐え得る材質のダストカバーを選
択しなければならず、製作コストが高くなるという問題
も発生する。
くなると、ロッド2のストローク量を規制しているスト
ッパ部材14の外径を増大しなければならず、また、ス
トッパ部材14の外径増大に応じてダストカバー16の
外径寸法も増大するので、レイアウト上不利となる。す
なわち、例えば車体後部に配設されているエキゾースト
パイプに対して、ダストカバー16を充分に離れた位置
に配置しなければならない。また、エキゾーストパイプ
に対して充分に距離を保つことができなければ、エキゾ
ーストパイプの高熱に耐え得る材質のダストカバーを選
択しなければならず、製作コストが高くなるという問題
も発生する。
【0011】そこで、この発明は、上記従来技術の未解
決の課題に着目してなされたものであり、ロッド径が増
大してもレイアウトの制約を受けずに配置することがで
き、しかも製作コストの低減を図ることが可能な後輪操
舵装置を提供することを目的としている。
決の課題に着目してなされたものであり、ロッド径が増
大してもレイアウトの制約を受けずに配置することがで
き、しかも製作コストの低減を図ることが可能な後輪操
舵装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の後輪操舵装置は、装置ケース内に、
回転軸が車体前後方向を向く回転駆動部と、前記回転軸
に対して上下方向に偏心した位置を軸中心として前記回
転駆動部に一体に配設した球面軸受と、この球面軸受に
一端部を連結して前記回転軸と略平行に延在するオフセ
ットシャフトと、このオフセットシャフトの他端側に連
結して車幅方向に延在するロッドとを収納し、前記回転
駆動部の回転を前記球面軸受を介して前記オフセットシ
ャフトに伝達し、前記オフセットシャフトの前記回転軸
を中心とした車幅方向の回動に連動して前記ロッドを車
幅方向にストロークさせ、前記ロッドのストローク量に
応じてサスペンションアームを介して後輪を転舵させる
ようにした後輪操舵装置において、前記ロッドのストロ
ーク量を設定するストローク設定手段と、前記ロッドを
収納している前記装置ケース内への塵や泥水等の浸入を
防止するダストシール手段を、前記装置ケース内に設け
た。
に、請求項1記載の後輪操舵装置は、装置ケース内に、
回転軸が車体前後方向を向く回転駆動部と、前記回転軸
に対して上下方向に偏心した位置を軸中心として前記回
転駆動部に一体に配設した球面軸受と、この球面軸受に
一端部を連結して前記回転軸と略平行に延在するオフセ
ットシャフトと、このオフセットシャフトの他端側に連
結して車幅方向に延在するロッドとを収納し、前記回転
駆動部の回転を前記球面軸受を介して前記オフセットシ
ャフトに伝達し、前記オフセットシャフトの前記回転軸
を中心とした車幅方向の回動に連動して前記ロッドを車
幅方向にストロークさせ、前記ロッドのストローク量に
応じてサスペンションアームを介して後輪を転舵させる
ようにした後輪操舵装置において、前記ロッドのストロ
ーク量を設定するストローク設定手段と、前記ロッドを
収納している前記装置ケース内への塵や泥水等の浸入を
防止するダストシール手段を、前記装置ケース内に設け
た。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の後輪操舵装置において、前記ストローク設定手段
を、車幅方向に回動する前記オフセットシャフトの他端
部の先端と、その先端に対して車幅方向に離間する前記
装置ケースの一対の内壁とで構成し、前記先端と前記内
壁との間の距離を、設定すべきストローク量と同一寸法
とした。
載の後輪操舵装置において、前記ストローク設定手段
を、車幅方向に回動する前記オフセットシャフトの他端
部の先端と、その先端に対して車幅方向に離間する前記
装置ケースの一対の内壁とで構成し、前記先端と前記内
壁との間の距離を、設定すべきストローク量と同一寸法
とした。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の後輪操舵装置において、前記ダストシール手
段を、環状のリップ型弾性シール部材により構成し、こ
のリップ型弾性シール部材を前記ロッドの車幅方向の端
部側を収納している装置ケース内に係止し、当該リップ
型弾性シール部材の内周側に形成しているリップを径方
向に弾性変形させた状態で前記ロッドの外周面に当接さ
せた。
は2記載の後輪操舵装置において、前記ダストシール手
段を、環状のリップ型弾性シール部材により構成し、こ
のリップ型弾性シール部材を前記ロッドの車幅方向の端
部側を収納している装置ケース内に係止し、当該リップ
型弾性シール部材の内周側に形成しているリップを径方
向に弾性変形させた状態で前記ロッドの外周面に当接さ
せた。
【0015】さらに、請求項4記載の発明は、請求項1
又は2記載の後輪操舵装置において、前記ダストシール
手段を、外輪部材と、内輪部材と、これら外輪部材及び
内輪部材との間に接合された環状の弾性シール部材とで
構成し、前記ロッドの車幅方向の端部側を収納している
装置ケース内に前記外輪部材を係止し、前記ロッドの外
周に前記内輪部材を係止した。
又は2記載の後輪操舵装置において、前記ダストシール
手段を、外輪部材と、内輪部材と、これら外輪部材及び
内輪部材との間に接合された環状の弾性シール部材とで
構成し、前記ロッドの車幅方向の端部側を収納している
装置ケース内に前記外輪部材を係止し、前記ロッドの外
周に前記内輪部材を係止した。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の後輪操舵装置によれば、
例えばサスペンションアームが担いバネを介して車体重
量を受ける構造とすると、サスペンションアームと連結
しているロッドにも車体重量の一部が加わるので、ロッ
ドに作用する曲げ方向の力の影響を排するためにロッド
の径を増大しなければならない。そこで、本発明では、
従来装置においてロッドの端部に配設されてロッドのス
トローク量を設定していたストッパ部材と、ロッド及び
サスペンションアームの連結部を覆うように配設してい
たダストカバーに替えて、ロッドのストローク量を設定
するストローク設定手段と、ロッドを収納している装置
ケース内への塵や泥水等の浸入を防止するダストシール
手段を、前記装置ケース内に設けた構造とした。これに
より、ロッドの径が増大しても前記ストッパ部材やダス
トカバーのように外径寸法が大きくなる部品が存在せ
ず、しかも、ダストカバーのように車体後部に配設され
ているエキゾーストパイプと距離を充分に保たなければ
ならない部品も存在しない。したがって、レイアウト上
の制約がなくなるとともに、製作コストの低減化を図る
ことができる。
例えばサスペンションアームが担いバネを介して車体重
量を受ける構造とすると、サスペンションアームと連結
しているロッドにも車体重量の一部が加わるので、ロッ
ドに作用する曲げ方向の力の影響を排するためにロッド
の径を増大しなければならない。そこで、本発明では、
従来装置においてロッドの端部に配設されてロッドのス
トローク量を設定していたストッパ部材と、ロッド及び
サスペンションアームの連結部を覆うように配設してい
たダストカバーに替えて、ロッドのストローク量を設定
するストローク設定手段と、ロッドを収納している装置
ケース内への塵や泥水等の浸入を防止するダストシール
手段を、前記装置ケース内に設けた構造とした。これに
より、ロッドの径が増大しても前記ストッパ部材やダス
トカバーのように外径寸法が大きくなる部品が存在せ
ず、しかも、ダストカバーのように車体後部に配設され
ているエキゾーストパイプと距離を充分に保たなければ
ならない部品も存在しない。したがって、レイアウト上
の制約がなくなるとともに、製作コストの低減化を図る
ことができる。
【0017】また、請求項2記載の発明は、ストローク
設定手段を、車幅方向に回動するオフセットシャフトの
他端部の先端と、その先端に対して車幅方向に設定すべ
きストローク量と同一寸法で離間する装置ケースの一対
の内壁とで構成されている。そして、オフセットシャフ
トの先端が一対の内壁とストローク量と同一寸法で離間
した位置から、回転駆動部の回転出力によりオフセット
シャフトが車幅方向の例えば右側に回動すると、ロッド
も連動して車幅方向の右側に移動する。その際、オフセ
ットシャフトの先端が車幅方向の右側に位置している一
方の内壁に当接して移動が拘束されるので、ロッドの車
幅方向の右側へのストローク量が設定される。
設定手段を、車幅方向に回動するオフセットシャフトの
他端部の先端と、その先端に対して車幅方向に設定すべ
きストローク量と同一寸法で離間する装置ケースの一対
の内壁とで構成されている。そして、オフセットシャフ
トの先端が一対の内壁とストローク量と同一寸法で離間
した位置から、回転駆動部の回転出力によりオフセット
シャフトが車幅方向の例えば右側に回動すると、ロッド
も連動して車幅方向の右側に移動する。その際、オフセ
ットシャフトの先端が車幅方向の右側に位置している一
方の内壁に当接して移動が拘束されるので、ロッドの車
幅方向の右側へのストローク量が設定される。
【0018】また、回転駆動部の逆側の回転出力により
オフセットシャフトが車幅方向の左側に回動すると、ロ
ッドも連動して車幅方向の左側に移動する。その際、オ
フセットシャフトの先端が車幅方向の左側に位置してい
る他方の内壁に当接して移動が拘束されるので、ロッド
の車幅方向の左側へのストローク量が設定される。
オフセットシャフトが車幅方向の左側に回動すると、ロ
ッドも連動して車幅方向の左側に移動する。その際、オ
フセットシャフトの先端が車幅方向の左側に位置してい
る他方の内壁に当接して移動が拘束されるので、ロッド
の車幅方向の左側へのストローク量が設定される。
【0019】このように、車幅方向に回動するオフセッ
トシャフトの先端が装置ケースの一対の内壁に係合する
だけでロッドのストローク量を設定することができるの
で、簡便な装置構造となり、請求項1記載の効果を得る
ことができるとともに、さらに製作コストの低減化を図
ることができる。
トシャフトの先端が装置ケースの一対の内壁に係合する
だけでロッドのストローク量を設定することができるの
で、簡便な装置構造となり、請求項1記載の効果を得る
ことができるとともに、さらに製作コストの低減化を図
ることができる。
【0020】また、請求項3記載の発明は、前記ダスト
シール手段を環状のリップ型弾性シール部材により構成
し、このリップ型弾性シール部材を前記ロッドの車幅方
向の端部側を収納している装置ケース内に係止し、当該
リップ型弾性シール部材の内周側に形成しているリップ
を径方向に弾性変形させた状態で前記ロッドの外周面に
当接させた構造としており、ロッドがストロークする際
にはリップがロッドの外周面に密接しながら摺動するの
で、簡便な構造であっても装置ケース内への塵や泥水等
の浸入を確実に防止することができる。
シール手段を環状のリップ型弾性シール部材により構成
し、このリップ型弾性シール部材を前記ロッドの車幅方
向の端部側を収納している装置ケース内に係止し、当該
リップ型弾性シール部材の内周側に形成しているリップ
を径方向に弾性変形させた状態で前記ロッドの外周面に
当接させた構造としており、ロッドがストロークする際
にはリップがロッドの外周面に密接しながら摺動するの
で、簡便な構造であっても装置ケース内への塵や泥水等
の浸入を確実に防止することができる。
【0021】また、従来装置と比較してロッド及びサス
ペンションアームの連結部にダストカバーを配設する作
業等も不要となるので、作業能率を向上させることがで
きる。そして、請求項1又は2記載の効果をも得ること
ができる。
ペンションアームの連結部にダストカバーを配設する作
業等も不要となるので、作業能率を向上させることがで
きる。そして、請求項1又は2記載の効果をも得ること
ができる。
【0022】また、請求項4記載の発明は、前記ダスト
シール手段を、外輪部材と、内輪部材と、これら外輪部
材及び内輪部材との間に接合された環状の弾性シール部
材とで構成し、前記ロッドの車幅方向の端部側を収納し
ている装置ケース内に前記外輪部材を係止し、前記ロッ
ドの外周に前記内輪部材を係止した構造としており、ロ
ッドがストロークする際には、弾性シール部材が弾性変
形状態となりながら装置ケース及びロッドの間の隙間を
閉塞するので、簡便な構造であっても装置ケース内への
塵や泥水等の浸入を確実に防止することができる。ここ
で、後輪操舵装置のロッドのストローク量は小さいの
で、弾性シール部材の弾性変形量はさほど大きくなら
ず、弾性シール部材の耐久性に影響を与えることはな
い。
シール手段を、外輪部材と、内輪部材と、これら外輪部
材及び内輪部材との間に接合された環状の弾性シール部
材とで構成し、前記ロッドの車幅方向の端部側を収納し
ている装置ケース内に前記外輪部材を係止し、前記ロッ
ドの外周に前記内輪部材を係止した構造としており、ロ
ッドがストロークする際には、弾性シール部材が弾性変
形状態となりながら装置ケース及びロッドの間の隙間を
閉塞するので、簡便な構造であっても装置ケース内への
塵や泥水等の浸入を確実に防止することができる。ここ
で、後輪操舵装置のロッドのストローク量は小さいの
で、弾性シール部材の弾性変形量はさほど大きくなら
ず、弾性シール部材の耐久性に影響を与えることはな
い。
【0023】また、従来装置と比較してロッド及びサス
ペンションアームの連結部にダストカバーを配設する作
業等も不要となるので、作業能率を向上させることがで
きる。さらに、ロッドに対して摺動する箇所がないので
摩耗に対する耐久性を向上させることができる。そし
て、請求項1又は2記載の効果をも得ることができる。
ペンションアームの連結部にダストカバーを配設する作
業等も不要となるので、作業能率を向上させることがで
きる。さらに、ロッドに対して摺動する箇所がないので
摩耗に対する耐久性を向上させることができる。そし
て、請求項1又は2記載の効果をも得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る後輪操舵装
置の一実施形態について、図1から図10を参照して説
明する。なお、図11に示した構成と同一構成部分に
は、同一符号を付してその説明を省略する。
置の一実施形態について、図1から図10を参照して説
明する。なお、図11に示した構成と同一構成部分に
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0025】図1は、電動モータを動力源として後輪操
舵装置を構成するアクチュエータユニット20を示すも
のであり、図2は、アクチュエータユニット20の主構
成部品を示す斜視図である。
舵装置を構成するアクチュエータユニット20を示すも
のであり、図2は、アクチュエータユニット20の主構
成部品を示す斜視図である。
【0026】アクチュエータユニット20の装置ケース
としてのユニットケース22内には、軸受部材24a、
24bに回転自在に支持され、外周にハイポイドピニオ
ン26aを形成したハイポイドギアピニオン軸26が配
設されている。また、ハイポイドギアピニオン軸26に
は、ユニットケース22に外付けされた電動モータ28
の回転軸28aが同軸に結合されている。
としてのユニットケース22内には、軸受部材24a、
24bに回転自在に支持され、外周にハイポイドピニオ
ン26aを形成したハイポイドギアピニオン軸26が配
設されている。また、ハイポイドギアピニオン軸26に
は、ユニットケース22に外付けされた電動モータ28
の回転軸28aが同軸に結合されている。
【0027】また、ユニットケース22内には、車体前
後方向を向く回転軸P1 の一端側にハイポイドリングギ
ア30aを形成し、回転軸の他端側に小径部30bを形
成した回転駆動部としてのハイポイドギアホイール30
が配設されているとともに、小径部30bの外周には、
ハイポイドギアホイール30を回転自在に支持する軸受
部材32が配設されている。そして、ハイポイドリング
ギア30aは、ハイポイドギアピニオン軸26のハイポ
イドピニオン26aに噛み合っている。
後方向を向く回転軸P1 の一端側にハイポイドリングギ
ア30aを形成し、回転軸の他端側に小径部30bを形
成した回転駆動部としてのハイポイドギアホイール30
が配設されているとともに、小径部30bの外周には、
ハイポイドギアホイール30を回転自在に支持する軸受
部材32が配設されている。そして、ハイポイドリング
ギア30aは、ハイポイドギアピニオン軸26のハイポ
イドピニオン26aに噛み合っている。
【0028】さらに、ハイポイドギアホイール30の一
端側の軸中心には支持軸34が嵌入されているととも
に、支持軸34の先端部は、ユニットケース22に装着
したカバー部材36の貫通部に軸受部材38を介して回
転自在に支持されている。
端側の軸中心には支持軸34が嵌入されているととも
に、支持軸34の先端部は、ユニットケース22に装着
したカバー部材36の貫通部に軸受部材38を介して回
転自在に支持されている。
【0029】また、前記ハイポイドギアホイール30の
小径部30bには、球面軸受40を介してオフセットシ
ャフト42が装着されている。すなわち、図3及び図4
に示すように、球面軸受40の軸中心P2 は、ハイポイ
ドギアホイール30の回転軸P1 に対して上方に偏心量
eだけ偏心した位置に設定されており、この球面軸受3
3に軸線P3 を一致させてオフセットシャフト42の一
端部42aが嵌入されている。
小径部30bには、球面軸受40を介してオフセットシ
ャフト42が装着されている。すなわち、図3及び図4
に示すように、球面軸受40の軸中心P2 は、ハイポイ
ドギアホイール30の回転軸P1 に対して上方に偏心量
eだけ偏心した位置に設定されており、この球面軸受3
3に軸線P3 を一致させてオフセットシャフト42の一
端部42aが嵌入されている。
【0030】さらに、ユニットケース22には、装置ケ
ースとしての車幅方向に延在するロッドケース44が一
体に取付けられており、このロッドケース44内にロッ
ド46が収納されている。そして、ロッド46には、そ
の軸線P4 と直交する方向に貫通孔46aが形成されて
おり、この貫通孔46aにオフセットシャフト42が嵌
入されている。
ースとしての車幅方向に延在するロッドケース44が一
体に取付けられており、このロッドケース44内にロッ
ド46が収納されている。そして、ロッド46には、そ
の軸線P4 と直交する方向に貫通孔46aが形成されて
おり、この貫通孔46aにオフセットシャフト42が嵌
入されている。
【0031】ここで、ロッド46は、図1に示すよう
に、オフセットシャフト42の軸方向中央位置まで嵌入
されているので、オフセットシャフト42の他端部42
bは、ロッド46との連結位置からさらに車体前方に突
出している。このオフセットシャフト42の他端部42
bを、ロッドケース44の一部に形成したシャフト係合
ケース48が収納している。このシャフト係合ケース4
8は、図1及び図5に示すようにボックス形状に形成さ
れているが、オフセットシャフト48の外周と、車幅方
向に位置する左内壁48a、右内壁48bとの間の車幅
方向の距離を、所定の寸法Sに設定している。
に、オフセットシャフト42の軸方向中央位置まで嵌入
されているので、オフセットシャフト42の他端部42
bは、ロッド46との連結位置からさらに車体前方に突
出している。このオフセットシャフト42の他端部42
bを、ロッドケース44の一部に形成したシャフト係合
ケース48が収納している。このシャフト係合ケース4
8は、図1及び図5に示すようにボックス形状に形成さ
れているが、オフセットシャフト48の外周と、車幅方
向に位置する左内壁48a、右内壁48bとの間の車幅
方向の距離を、所定の寸法Sに設定している。
【0032】また、ハイポイドギアホイール30に嵌入
した支持軸34の先端側には、ハイポイドギアホイール
及びオフセットシャフト42の回転角から電動モータ2
8の回転角、すなわち後輪の実後輪舵角を検出するため
のロータリポテンショメータ等からなる後輪操舵センサ
50が接続されている。また、ロッドケース44には、
ロッド46の車幅方向の移動量から実後輪舵角を検出す
るためのリニアポテンショメータ等からなる後輪操舵セ
ンサ52が外付けされている。このうち、前者の後輪操
舵センサ50がメインセンサとし、検出した実後輪舵角
を後輪舵角制御に使用している。また、サブセンサとな
る後輪操舵センサ52は、検出した実後輪舵角を、後輪
操舵センサ50、52の何れか一方の異常を検出するた
めの比較対象データとして使用している。
した支持軸34の先端側には、ハイポイドギアホイール
及びオフセットシャフト42の回転角から電動モータ2
8の回転角、すなわち後輪の実後輪舵角を検出するため
のロータリポテンショメータ等からなる後輪操舵センサ
50が接続されている。また、ロッドケース44には、
ロッド46の車幅方向の移動量から実後輪舵角を検出す
るためのリニアポテンショメータ等からなる後輪操舵セ
ンサ52が外付けされている。このうち、前者の後輪操
舵センサ50がメインセンサとし、検出した実後輪舵角
を後輪舵角制御に使用している。また、サブセンサとな
る後輪操舵センサ52は、検出した実後輪舵角を、後輪
操舵センサ50、52の何れか一方の異常を検出するた
めの比較対象データとして使用している。
【0033】ところで、ロッドケース44及びロッド4
6の幅方向両端部には、図6にも示すように、ダストカ
バーやストッパー部材を配設していない。つまり、ロッ
ド46の端部46bの軸線P4 に沿って形成したねじ孔
46cに、アイボルト12のねじ部が螺合しているが、
このアイボルト12は、ロッド46の外径と略同一径の
ロックナット54によって緩みが防止されている。した
がって、このロックナット54は、ロッド46のストロ
ーク量を設定するストッパ部材として機能せず、本実施
形態のロッドストローク設定手段は、前述したオフセッ
トシャフト42の他端部42b及びシャフト係合ケース
48が構成している。
6の幅方向両端部には、図6にも示すように、ダストカ
バーやストッパー部材を配設していない。つまり、ロッ
ド46の端部46bの軸線P4 に沿って形成したねじ孔
46cに、アイボルト12のねじ部が螺合しているが、
このアイボルト12は、ロッド46の外径と略同一径の
ロックナット54によって緩みが防止されている。した
がって、このロックナット54は、ロッド46のストロ
ーク量を設定するストッパ部材として機能せず、本実施
形態のロッドストローク設定手段は、前述したオフセッ
トシャフト42の他端部42b及びシャフト係合ケース
48が構成している。
【0034】また、ダストカバーの代替部品として、ロ
ッドケース44の端部内周に係合した環状のダストシー
ル部材56が、ロッドケース44内への塵や泥水等の浸
入を防止している。すなわち、ダストシール部材56
は、環状部56aの内周側に断面U字形状のリップ56
bを形成した弾性部材である。また、ロッドケース44
の端部内周には、周方向に連続する凹部44aが形成さ
れており、前記環状部56aを前記凹部44aに嵌め込
み、環状の係止部材58によって環状部56aの軸方向
の移動を拘束することにより、ロッドケース44の端部
内周にダストシール部材56が装着されている。そし
て、ロッドケース44内にロッド46を収納すると、ダ
ストシール部材56のリップ56bは断面U字形状が押
し広がるように弾性変形しながらロッド46の外周面に
密接する。
ッドケース44の端部内周に係合した環状のダストシー
ル部材56が、ロッドケース44内への塵や泥水等の浸
入を防止している。すなわち、ダストシール部材56
は、環状部56aの内周側に断面U字形状のリップ56
bを形成した弾性部材である。また、ロッドケース44
の端部内周には、周方向に連続する凹部44aが形成さ
れており、前記環状部56aを前記凹部44aに嵌め込
み、環状の係止部材58によって環状部56aの軸方向
の移動を拘束することにより、ロッドケース44の端部
内周にダストシール部材56が装着されている。そし
て、ロッドケース44内にロッド46を収納すると、ダ
ストシール部材56のリップ56bは断面U字形状が押
し広がるように弾性変形しながらロッド46の外周面に
密接する。
【0035】上記構成の後輪操舵装置によると、電動モ
ータ28の駆動によってハイポイドギアピニオン軸26
が正逆方向に回転すると、ハイポイドピニオン26a及
びハイポイドリングギア30aの噛み合いによってハイ
ポイドギアホイール30は、図7(a)に示す状態から
図8(a)又は図9(a)に示す状態に回転する。そし
て、ハイポイドギアホイール30の回転により、オフセ
ットシャフト42はハイポイドギアホイール30の軸線
P1 を中心として回動する。その際、球面軸受40の軸
中心P2 がハイポイドギアホイール27の軸中心に対し
て偏心量eで偏心しているので、オフセットシャフト4
2は、車幅方向以外の運動を球面軸受40を支点として
上下方向に回動しながら、図7(b)に示す状態から図
8(b)又は図9(b)に示す状態でロッド46を車幅
方向に移動させる。
ータ28の駆動によってハイポイドギアピニオン軸26
が正逆方向に回転すると、ハイポイドピニオン26a及
びハイポイドリングギア30aの噛み合いによってハイ
ポイドギアホイール30は、図7(a)に示す状態から
図8(a)又は図9(a)に示す状態に回転する。そし
て、ハイポイドギアホイール30の回転により、オフセ
ットシャフト42はハイポイドギアホイール30の軸線
P1 を中心として回動する。その際、球面軸受40の軸
中心P2 がハイポイドギアホイール27の軸中心に対し
て偏心量eで偏心しているので、オフセットシャフト4
2は、車幅方向以外の運動を球面軸受40を支点として
上下方向に回動しながら、図7(b)に示す状態から図
8(b)又は図9(b)に示す状態でロッド46を車幅
方向に移動させる。
【0036】すなわち、図7は、ハイポイドギアホイー
ル30から回転力が入力されていないノーマル状態、図
8は、ハイポイドギアホイール30が矢印方向に回転す
ることによってロッド46に車幅方向の右側への操舵力
が伝達される状態、図9は、ハイポイドギアホイール3
0が図8と逆方向の矢印方向に回転することによってロ
ッド46に車幅方向の左側への操舵力が伝達される状態
を示す模式図である。
ル30から回転力が入力されていないノーマル状態、図
8は、ハイポイドギアホイール30が矢印方向に回転す
ることによってロッド46に車幅方向の右側への操舵力
が伝達される状態、図9は、ハイポイドギアホイール3
0が図8と逆方向の矢印方向に回転することによってロ
ッド46に車幅方向の左側への操舵力が伝達される状態
を示す模式図である。
【0037】図7のオフセットシャフト48の外周と車
幅方向に位置する左内壁48a、右内壁48bとの間の
車幅方向の距離をSに設定したノーマル状態から、図8
(a)のようにハイポイドギアホイール30が矢印方向
に回転すると、球面軸受40及びオフセットシャフト4
2が回転しながら車幅方向の右側に移動するので、ロッ
ド46も車幅方向の右側に移動する。その際、図8
(b)に示すように、シャフト係合ケース48とでロッ
ドストローク設定手段を構成しているオフセットシャフ
ト42の他端部42bが、右内壁48bに当接する。こ
れにより、ロッド46の車幅方向の右側へのストローク
が規制される。
幅方向に位置する左内壁48a、右内壁48bとの間の
車幅方向の距離をSに設定したノーマル状態から、図8
(a)のようにハイポイドギアホイール30が矢印方向
に回転すると、球面軸受40及びオフセットシャフト4
2が回転しながら車幅方向の右側に移動するので、ロッ
ド46も車幅方向の右側に移動する。その際、図8
(b)に示すように、シャフト係合ケース48とでロッ
ドストローク設定手段を構成しているオフセットシャフ
ト42の他端部42bが、右内壁48bに当接する。こ
れにより、ロッド46の車幅方向の右側へのストローク
が規制される。
【0038】また、図7のノーマル状態から図9(a)
のようにハイポイドギアホイール30が矢印方向に回転
すると、球面軸受40及びオフセットシャフト42が回
転しながら車幅方向の左側に移動するので、ロッド46
も車幅方向の左側に移動する。その際、図9(b)に示
すように、オフセットシャフト42の他端部42bが、
シャフト係合ケース48の左内壁48aに当接する。こ
れにより、ロッド46の車幅方向の左側へのストローク
が規制される。したがって、オフセットシャフト48の
外周とシャフト係合ケース48の左内壁48a、右内壁
48bとの間に設定した車幅方向の距離Sだけロッド4
6が車幅方向に移動するので、距離Sはロッド46のス
トロークを規制するための規制ストローク量となる。
のようにハイポイドギアホイール30が矢印方向に回転
すると、球面軸受40及びオフセットシャフト42が回
転しながら車幅方向の左側に移動するので、ロッド46
も車幅方向の左側に移動する。その際、図9(b)に示
すように、オフセットシャフト42の他端部42bが、
シャフト係合ケース48の左内壁48aに当接する。こ
れにより、ロッド46の車幅方向の左側へのストローク
が規制される。したがって、オフセットシャフト48の
外周とシャフト係合ケース48の左内壁48a、右内壁
48bとの間に設定した車幅方向の距離Sだけロッド4
6が車幅方向に移動するので、距離Sはロッド46のス
トロークを規制するための規制ストローク量となる。
【0039】そして、規制ストローク量Sだけロッド4
6がロッドケース44内を移動すると、ロッド44の端
部46aに固定されたアイボルト12、ジョイント部1
2a、サスペンションアーム6及び車輪キャリア4を介
して後輪に操舵力が伝達される。ここで、ロッドケース
44の端部内周に装着されている環状のダストシール部
材56は、リップ34bが弾性変形しながらロッド46
の外周面に密接しているので、ロッドケース44内への
塵や泥水等の浸入が防止されている。
6がロッドケース44内を移動すると、ロッド44の端
部46aに固定されたアイボルト12、ジョイント部1
2a、サスペンションアーム6及び車輪キャリア4を介
して後輪に操舵力が伝達される。ここで、ロッドケース
44の端部内周に装着されている環状のダストシール部
材56は、リップ34bが弾性変形しながらロッド46
の外周面に密接しているので、ロッドケース44内への
塵や泥水等の浸入が防止されている。
【0040】したがって、サスペンションアーム6が担
いバネ8を介して車体重量を受ける構造とすると、サス
ペンションアーム6と連結しているロッド46にも車体
重量の一部が加わるので、ロッド46の径を増大しなけ
ればならない。そこで、本実施形態では、図11で示し
た従来装置においてロッド2の端部に配設されてストッ
パ部材14と、ロッド2及びサスペンションアーム6の
連結部を覆うように配設していたダストカバー14に替
えて、シャフト係合ケース48内にオフセットシャフト
42の他端部42bを収納してストローク設定手段と
し、ロッドケース44の端部内周にダストシール部材5
6を装着してダストシール手段とした。
いバネ8を介して車体重量を受ける構造とすると、サス
ペンションアーム6と連結しているロッド46にも車体
重量の一部が加わるので、ロッド46の径を増大しなけ
ればならない。そこで、本実施形態では、図11で示し
た従来装置においてロッド2の端部に配設されてストッ
パ部材14と、ロッド2及びサスペンションアーム6の
連結部を覆うように配設していたダストカバー14に替
えて、シャフト係合ケース48内にオフセットシャフト
42の他端部42bを収納してストローク設定手段と
し、ロッドケース44の端部内周にダストシール部材5
6を装着してダストシール手段とした。
【0041】このように、ストローク手段及びダストシ
ール手段を、ユニットケース22及びロッドケース44
内に設けるので、ロッド46の径が増大しても従来装置
のようにストッパ部材やダストカバーのように外径寸法
が大きくなる部品が存在せず、しかも、ダストカバーの
ように車体後部に配設されているエキゾーストパイプと
距離を充分に保たなければならない部品も存在しない。
したがって、レイアウト上の制約がなくなるとともに、
製作コストの低減化を図ることができる。
ール手段を、ユニットケース22及びロッドケース44
内に設けるので、ロッド46の径が増大しても従来装置
のようにストッパ部材やダストカバーのように外径寸法
が大きくなる部品が存在せず、しかも、ダストカバーの
ように車体後部に配設されているエキゾーストパイプと
距離を充分に保たなければならない部品も存在しない。
したがって、レイアウト上の制約がなくなるとともに、
製作コストの低減化を図ることができる。
【0042】また、シャフト係合ケース48内にオフセ
ットシャフト42の他端部42bを収納してなるストロ
ーク設定手段は、電動モータ28の駆動によりハイポイ
ドギアピニオン軸26を介してハイポイドギアホイール
30が回転し、オフセットシャフト42が車幅方向の例
えば右側に回動すると、ロッド46も連動して車幅方向
の右側に移動する。その際、オフセットシャフト42の
先端がシャフト係合ケース48の右内壁48bに当接し
てロッド46の移動が拘束されるので、ロッド46の車
幅方向の右側へのストローク量が設定される。また、ハ
イポイドギアホイール30が逆回転し、オフセットシャ
フト42が車幅方向の左側に回動すると、ロッド46も
連動して車幅方向の左側に移動し、オフセットシャフト
42の先端がシャフト係合ケース48の左内壁48aに
当接してロッド46の移動が拘束されるので、ロッド4
6の車幅方向の左側へのストローク量が設定される。
ットシャフト42の他端部42bを収納してなるストロ
ーク設定手段は、電動モータ28の駆動によりハイポイ
ドギアピニオン軸26を介してハイポイドギアホイール
30が回転し、オフセットシャフト42が車幅方向の例
えば右側に回動すると、ロッド46も連動して車幅方向
の右側に移動する。その際、オフセットシャフト42の
先端がシャフト係合ケース48の右内壁48bに当接し
てロッド46の移動が拘束されるので、ロッド46の車
幅方向の右側へのストローク量が設定される。また、ハ
イポイドギアホイール30が逆回転し、オフセットシャ
フト42が車幅方向の左側に回動すると、ロッド46も
連動して車幅方向の左側に移動し、オフセットシャフト
42の先端がシャフト係合ケース48の左内壁48aに
当接してロッド46の移動が拘束されるので、ロッド4
6の車幅方向の左側へのストローク量が設定される。
【0043】したがって、車幅方向に回動するオフセッ
トシャフト42の先端がシャフト係合ケース48の車幅
方向に位置している一対の内壁48a、48bに係合す
るだけでロッド46のストローク量を設定することがで
きるので、簡便な装置構造となり、製作コストの低減化
を図ることができる。
トシャフト42の先端がシャフト係合ケース48の車幅
方向に位置している一対の内壁48a、48bに係合す
るだけでロッド46のストローク量を設定することがで
きるので、簡便な装置構造となり、製作コストの低減化
を図ることができる。
【0044】また、ダストカバーの代替部品としてロッ
ドケース44の端部内周にダストシール部材56を装着
し、リップ56bを径方向に弾性変形させた状態でロッ
ド46の外周面に当接させた構造としており、ロッド4
6がストロークする際にはリップ56bがロッド46の
外周面に密接しながら摺動するので、簡便な構造であっ
てもロッドケース44への塵や泥水等の浸入を確実に防
止することができる。
ドケース44の端部内周にダストシール部材56を装着
し、リップ56bを径方向に弾性変形させた状態でロッ
ド46の外周面に当接させた構造としており、ロッド4
6がストロークする際にはリップ56bがロッド46の
外周面に密接しながら摺動するので、簡便な構造であっ
てもロッドケース44への塵や泥水等の浸入を確実に防
止することができる。
【0045】また、ロッド46及びサスペンションアー
ム6の連結部にダストカバーを配設する作業等も不要と
なるので、作業能率を向上させることができる。次に、
図10に示すものは、ダストカバーの代替部品として、
ロッドケース44の端部内周に装着したダストシール部
材の変形例を示すものである。なお、図6に示した構成
と同一構成部分には、同一符号を付してその説明を省略
する。
ム6の連結部にダストカバーを配設する作業等も不要と
なるので、作業能率を向上させることができる。次に、
図10に示すものは、ダストカバーの代替部品として、
ロッドケース44の端部内周に装着したダストシール部
材の変形例を示すものである。なお、図6に示した構成
と同一構成部分には、同一符号を付してその説明を省略
する。
【0046】本実施形態のダストシール部材60は、ロ
ッドケース44の端部内周に形成した凹部44aに嵌め
込まれた外輪部材60aと、ロッド46の端部46bの
外周に形成した凹部46dに嵌め込まれた内輪部材60
bと、これら外輪部材60a及び内輪部材60bとの間
に接合された環状の弾性シール部材60cとで構成され
ている。
ッドケース44の端部内周に形成した凹部44aに嵌め
込まれた外輪部材60aと、ロッド46の端部46bの
外周に形成した凹部46dに嵌め込まれた内輪部材60
bと、これら外輪部材60a及び内輪部材60bとの間
に接合された環状の弾性シール部材60cとで構成され
ている。
【0047】そして、外輪部材60aの外周面にはリン
グ溝が形成されており、このリング溝内にOリング60
a1 が装着されて外輪部材60a及び凹部44aの接触
面の液密が保持されている。また、内輪部材60bの内
周面にもリング溝が形成されており、このリング溝内に
Oリング60b1 が装着されて内輪部材60b及びロッ
ド46の接触面の液密が保持されている。また、外輪部
材60a、内輪部材60bは、環状の係止部材62、6
4によって軸方向の移動が拘束されている。
グ溝が形成されており、このリング溝内にOリング60
a1 が装着されて外輪部材60a及び凹部44aの接触
面の液密が保持されている。また、内輪部材60bの内
周面にもリング溝が形成されており、このリング溝内に
Oリング60b1 が装着されて内輪部材60b及びロッ
ド46の接触面の液密が保持されている。また、外輪部
材60a、内輪部材60bは、環状の係止部材62、6
4によって軸方向の移動が拘束されている。
【0048】ここで、弾性シール部材60cは、ロッド
46のストロークに対して弾性領域で変形する弾性部材
を選択している。なお、後輪操舵装置のロッド46のス
トローク量は小さいので、前記弾性シール部材60cの
弾性変形領域はさほど大きな領域ではない。
46のストロークに対して弾性領域で変形する弾性部材
を選択している。なお、後輪操舵装置のロッド46のス
トローク量は小さいので、前記弾性シール部材60cの
弾性変形領域はさほど大きな領域ではない。
【0049】上記構成によると、ロッド46がロッドケ
ース44内を移動すると、内輪部材60bの車幅方向の
右側又は左側の移動によって弾性シール部材50cが弾
性変形状態となる。これにより、ロッドケース44及び
ロッド46の間には隙間が発生しないので、ロッドケー
ス44内への塵や泥水等の浸入を防止することができ
る。
ース44内を移動すると、内輪部材60bの車幅方向の
右側又は左側の移動によって弾性シール部材50cが弾
性変形状態となる。これにより、ロッドケース44及び
ロッド46の間には隙間が発生しないので、ロッドケー
ス44内への塵や泥水等の浸入を防止することができ
る。
【0050】また、後輪操舵装置のロッド46のストロ
ーク量は小さいので、弾性シール部材50cの弾性変形
量はさほど大きくならず、弾性シール部材の耐久性に影
響を与えることはない。
ーク量は小さいので、弾性シール部材50cの弾性変形
量はさほど大きくならず、弾性シール部材の耐久性に影
響を与えることはない。
【0051】また、従来装置のようにロッド46及びサ
スペンションアーム6の連結部にダストカバーを配設す
る作業等も不要となるので、作業能率を向上させること
ができる。さらに、ダストシール部材60は、ロッド4
6に対して摺動する箇所がないので、摩耗に対する耐久
性を向上させることができる。
スペンションアーム6の連結部にダストカバーを配設す
る作業等も不要となるので、作業能率を向上させること
ができる。さらに、ダストシール部材60は、ロッド4
6に対して摺動する箇所がないので、摩耗に対する耐久
性を向上させることができる。
【0052】なお、各部品に対して車幅方向、車体前後
方向及び上下方向の表現により位置や動作の方向を説明
したが、これらは各部品の相対的な位置を示したもので
あり、したがって、他の実施形態では、絶対的な位置や
動作の方向が前記とは異なることもあり得ることは勿論
である。
方向及び上下方向の表現により位置や動作の方向を説明
したが、これらは各部品の相対的な位置を示したもので
あり、したがって、他の実施形態では、絶対的な位置や
動作の方向が前記とは異なることもあり得ることは勿論
である。
【図1】本発明の後輪操舵装置を車体上方から示した図
である
である
【図2】後輪操舵装置のアクチュエータユニットの構成
している主な部品を示す斜視図である。
している主な部品を示す斜視図である。
【図3】アクチュエータユニットを構成しているハイポ
イドギアホイール及びオフセットシャフトが偏心して連
結している状態を車体後方側から示した図である。
イドギアホイール及びオフセットシャフトが偏心して連
結している状態を車体後方側から示した図である。
【図4】ハイポイドギアホイール及びオフセットシャフ
トの間に連結している球面軸受と、オフセットシャフト
に連結しているロッドを車幅方向から示した図である。
トの間に連結している球面軸受と、オフセットシャフト
に連結しているロッドを車幅方向から示した図である。
【図5】図1におけるV −V 線矢視図である。
【図6】後輪操舵装置のロッドにサスペンションアーム
が連結している実施形態を車体後方側から示した図であ
る。
が連結している実施形態を車体後方側から示した図であ
る。
【図7】ハイポイドギアホイールから回転力が入力され
ていないノーマル状態におけるオフセットシャフトとシ
ャフト係合ケースの配置を示す模式図である。
ていないノーマル状態におけるオフセットシャフトとシ
ャフト係合ケースの配置を示す模式図である。
【図8】ハイポイドギアホイールの回転によってロッド
が車幅方向の右側へ移動する際のオフセットシャフトと
シャフト係合ケースの配置示す模式図である。
が車幅方向の右側へ移動する際のオフセットシャフトと
シャフト係合ケースの配置示す模式図である。
【図9】ハイポイドギアホイールの回転によってロッド
が車幅方向の左側へ移動する際のオフセットシャフトと
シャフト係合ケースの配置示す模式図である。
が車幅方向の左側へ移動する際のオフセットシャフトと
シャフト係合ケースの配置示す模式図である。
【図10】後輪操舵装置のロッドにサスペンションアー
ムが連結している他の実施形態を車体後方側から示した
図である。
ムが連結している他の実施形態を車体後方側から示した
図である。
【図11】ロッドとサスペンションアームとの間にスト
ッパ部材及びダストカバーを配設した従来の後輪操舵装
置を示す図である。
ッパ部材及びダストカバーを配設した従来の後輪操舵装
置を示す図である。
4 車輪キャリア 6 サスペンションアーム 22 ユニットケース(装置ケース) 30 ハイポイドギアホイール(回転駆動部) 40 球面軸受 42 オフセットシャフト 42a オフセットシャフトの一端部 42b オフセットシャフトの他端部 44 ロッドケース(装置ケース) 46 ロッド 48 シャフト係合ケース 48a シャフト係合ケースの左内壁 48b シャフト係合ケースの右内壁 56 ダストシール部材(リップ型弾性シール部材) 56b リップ 60 ダストシール部材 60a 外輪部材 60b 内輪部材 60c 弾性シール部材 P1 ハイポイドギアホイールの回転軸 P2 球面軸受の軸中心 P3 オフセットシャフトの軸線 S 規制ストローク量
Claims (4)
- 【請求項1】 装置ケース内に、回転軸が車体前後方向
を向く回転駆動部と、前記回転軸に対して上下方向に偏
心した位置を軸中心として前記回転駆動部に一体に配設
した球面軸受と、この球面軸受に一端部を連結して前記
回転軸と略平行に延在するオフセットシャフトと、この
オフセットシャフトの他端側に連結して車幅方向に延在
するロッドとを収納し、前記回転駆動部の回転を前記球
面軸受を介して前記オフセットシャフトに伝達し、前記
オフセットシャフトの前記回転軸を中心とした車幅方向
の回動に連動して前記ロッドを車幅方向にストロークさ
せ、前記ロッドのストローク量に応じてサスペンション
アームを介して後輪を転舵させるようにした後輪操舵装
置において、 前記ロッドのストローク量を設定するストローク設定手
段と、前記ロッドを収納している前記装置ケース内への
塵や泥水等の浸入を防止するダストシール手段を、前記
装置ケース内に設けたことを特徴とする後輪操舵装置。 - 【請求項2】 前記ストローク設定手段を、車幅方向に
回動する前記オフセットシャフトの他端部の先端と、そ
の先端に対して車幅方向に離間する前記装置ケースの一
対の内壁とで構成し、前記先端と前記内壁との間の距離
を、設定すべきストローク量と同一寸法としたことを特
徴とする請求項1記載の後輪操舵装置。 - 【請求項3】 前記ダストシール手段を、環状のリップ
型弾性シール部材により構成し、このリップ型弾性シー
ル部材を前記ロッドの車幅方向の端部側を収納している
装置ケース内に係止し、当該リップ型弾性シール部材の
内周側に形成しているリップを径方向に弾性変形させた
状態で前記ロッドの外周面に当接させたことを特徴とす
る請求項1又は2記載の後輪操舵装置。 - 【請求項4】 前記ダストシール手段を、外輪部材と、
内輪部材と、これら外輪部材及び内輪部材との間に接合
された環状の弾性シール部材とで構成し、前記ロッドの
車幅方向の端部側を収納している装置ケース内に前記外
輪部材を係止し、前記ロッドの外周に前記内輪部材を係
止したことを特徴とする請求項1又は2記載の後輪操舵
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14910296A JPH09328074A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 後輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14910296A JPH09328074A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 後輪操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09328074A true JPH09328074A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15467748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14910296A Pending JPH09328074A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 後輪操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09328074A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104169688A (zh) * | 2012-03-30 | 2014-11-26 | 萱场工业株式会社 | 旋转变压器 |
-
1996
- 1996-06-11 JP JP14910296A patent/JPH09328074A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104169688A (zh) * | 2012-03-30 | 2014-11-26 | 萱场工业株式会社 | 旋转变压器 |
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