JPH09328856A - 可動床室用の階段、床下収納部、床下収納家具、及び使い分け家具 - Google Patents

可動床室用の階段、床下収納部、床下収納家具、及び使い分け家具

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JPH09328856A
JPH09328856A JP8146088A JP14608896A JPH09328856A JP H09328856 A JPH09328856 A JP H09328856A JP 8146088 A JP8146088 A JP 8146088A JP 14608896 A JP14608896 A JP 14608896A JP H09328856 A JPH09328856 A JP H09328856A
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JP
Japan
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floor
movable floor
room
staircase
furniture
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Ceased
Application number
JP8146088A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamada
健治 山田
Norio Chiba
範夫 千葉
Katsunori Hashimoto
勝典 橋本
Shunsuke Harada
俊輔 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOMENO SEISAKUSHO KK
Yamada Kensetsu KK
Proterial Ltd
Original Assignee
SOMENO SEISAKUSHO KK
Hitachi Metals Ltd
Yamada Kensetsu KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可動床を有する主室において、階段の設置箇所
を減らして、主室を広く使う。 【解決手段】可動床を上昇位置に配置した場合、主室2
の固定基床16上が生活の場となる。固定基床16と附
随室6の固定床19との間に階段を71を配置して両者
の間の往来に利用する。階段71は、箱形の階段本体7
2の下面にストッパ付きのキャスタを取り付け、移動可
能とする。これにより、階段71を他の階段、例えば、
固定基床16とこれよりも高いベランダとの昇り降りに
利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動床を有する居
室等において使用する可動床室用の階段、床下収納部、
床下収納家具、及び使い分け家具に関する。
【0002】
【従来の技術】台所・トイレ・浴室等の付帯設備が付い
た1室(居室空間)からなるマンションはワンルームマ
ンションと呼ばれ、主に、都市部において、単身者の住
居や事務所として便宜に使用されている。
【0003】ワンルームマンションの特徴の1つは、そ
の専有面積が極めて狭いことにある。例えば、居室空間
はベットを置くだけでほぼいっぱいになってしまい、他
に食卓やソファ等を置くことはほとんど不可能である。
したがって、快適な生活を送るべく、専有面積の増加、
すなわち広い居室空間や更なる1室等が求められてい
る。このような要求は、ワンルームマンションを事務所
として利用する場合もまったく同様である。
【0004】専有面積の増加は、そのまま建築費や土地
代の増加となってワンルームマンションの賃貸価格や販
売価格を引き上げる。特に、土地代の高い都市部におい
ては、著しい価格の増加を招くことになる。
【0005】そこで、専有面積の増加を伴わない、した
がって価格の大幅な増加を伴わないで居室空間を2倍に
利用することができる室装置(可動床室)が提案されて
いる(例えば、特公昭44−7318号公報、実開昭4
8−37531号公報、実開昭60−94507号公
報、実開平1−111963号公報、及び特開平4−2
77247号公報)。
【0006】図21に、室装置をワンルームマンション
の1区画に適用した一例を模式的に示す。
【0007】同図に示す室装置100は、壁101によ
って、居室空間となる主室102と、台所・トイレ・浴
室等の付帯設備を備えた附随室103とに区画されてい
る。
【0008】主室102には、下方に固定基床105
が、また上方に天井106が施工されており、これらの
間には、水平面の間仕切りとしての可動床107が矢印
K方向(上下方向)に昇降自在に配設されている。この
可動床107を上昇位置U(図21中の実線で図示)に
配置した場合には、可動床107の下方と固定基床10
5の上方との間に第1の居室空間R1 が構成され、この
第1の居室空間R1 は、例えば、固定基床105の上面
に食卓109やソファ等を置くことにより昼間用の空間
として使用される。一方、可動床107を下降位置D
(同図中の一点鎖線で図示)に配置した場合には、可動
床107の上方と天井106との間に第2の居室空間R
2 が構成され、この第2の居室空間R2 は、例えば、可
動床107の上面にベッド110等を置くことにより、
夜間用の空間として使用される。
【0009】すなわち、室装置100は、タイムシェア
リングの発想に基づいて、本来1つであった居室空間を
可動床の昇降により昼夜の時間に応じて使い分けるもの
である。これにより、専有面積を増加させずに、実質的
な居室区間をほぼ2倍にすることができる。
【0010】上述の主室102に隣接する付随室103
は、床となる固定床111と、主室102の天井106
に連続する天井115との間に附随空間R3 を構成し、
ここに台所・トイレ・浴室等の付帯設備(不図示)を設
けたものである。固定床111は、下降位置Dに配置し
たときの可動床107とほぼ同じ高さに施工されてい
る。この高さは、固定基床105と下降位置Dにある可
動床107との間に、少なくとも固定基床105上に配
置した食卓109やソファ等が収まるだけの高さを確保
する必要がある。このため、主室102の固定基床10
5と付随室103の固定床111との間には、数段の階
段112が必要となり、これを利用して固定基床105
と固定床111との間を行き来するようにしている。
【0011】また、固定基床105よりも高い位置に施
工された固定床111の下方には、収納部116が形成
されており、季節ごとに入換えをする物や一時的に必要
でない物等の収納に便宜に利用されている。この収納部
116に対する物の出し入れは、固定床111に設けら
れた扉111aを開放して行う。
【0012】さらに、主室102の外側(同図の左側)
にはベランダ117が設けられている。このベランダ1
17は、固定床111よりもさらに高い位置に施工され
ているため、固定基床105とベランダ116との間を
行き来するための別の階段117が必要となる。
【0013】主室102における収納には、使い分け家
具120が利用される。可動床107における、この使
い分け家具120に対応する部分には切欠が設けられて
いるため、使い分け家具120は、可動床107の昇降
の妨げとなることはないが、その使用が制約を受ける。
すなわち、扉が上下に一体に形成されている場合には、
可動床107が下降位置Dに配置された場合に扉を開け
ることができなくなる。このような不都合を防止すべ
く、扉は、上扉121L、121Rと、下扉122L、
122Rとに分割されている。なお、このように分割し
た場合でも、可動床107が下降位置Dに配置された場
合には、下扉122L、122Rは開放することはでき
ない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の可動床室用の階
段、床下収納部、床下収納家具、及び使い分け家具につ
いては、以下のような問題点があった。
【0015】はじめに可動床室用の階段は、固定基床1
05が低く施工されているため、固定基床105と固定
床111との間の階段112以外にも、例えば、上述の
ように、固定基床105とベランダ117との間に階段
119が必要となり、この階段119が主室102を狭
隘にするとともに、主室102での生活のじゃまとなる
という問題がある。
【0016】第2に可動床室用の床下収納部116につ
いては、収納口111aが附随室103側の固定床11
1に設けてあるため、床下収納部116に対する物の出
し入れに煩雑な動作を伴うこと、その物の重量を支えな
がらの動作となることから重量に制限があること、一般
に開口部111aが小さいために収納可能な物の大きさ
に制限があること、主室102側にある物を収納しよう
とした場合に一旦階段112を昇って附随室103に入
ってここから収納をしなければならないこと、収納可能
な物の重量や大きさに制限があるので床下収納部116
を比較的広くとれるにもかかわらずこれを有効に利用で
きないこと、等の問題がある。
【0017】第3の床下収納家具については、第2で既
に述べたように、収納可能な物の、重量や大きさがに制
限があるという問題がある。
【0018】最後に、第4の使い分け家具については、
可動床107を上昇位置Uに配置した場合、図21に示
す使い分け家具120を使おうとすると、上下のすべて
の扉を個別に開放しなければないため、煩雑であるとい
う問題がある。
【0019】そこで、本発明は、可動床室出使用するこ
とに起因する上述の各問題を解決するようにした、可動
床室用の階段、床下収納部、床下収納家具、及び使い分
け家具を提供することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
(可動床室の階段)は、固定基床と天井との間の空間を
上下に仕切る昇降自在な可動床を有する第1の室と、該
第1の室に隣接して施工されるとともに前記固定基床よ
りも高い位置に配置された固定床を有する第2の室とを
備えた可動床室で使用する可動床室用の階段において、
前記可動床を上昇位置に配置して前記固定基床を第1の
居室空間の床として使用する場合に、前記固定基床と前
記固定床との間の第1の位置に配置されてこれら固定基
床と固定床との間の往来の際の昇り降りに供される移動
可能な階段本体と、該階段本体の下部に取り付けられた
ストッパ付きのキャスタと、を備える、ことを特徴とす
る。
【0021】請求項2に係る本発明(可動床室の階段)
は、前記階段本体が、昇り降り方向に向かっての左右両
端のうちの少なくとも一方に、階段昇り時の左右方向の
進行を阻止する袖部を有する、ことを特徴とする。
【0022】請求項3に係る本発明(可動床室の階段)
は、前記袖部の上面を前記固定床と同レベルの平面状に
形成して、該袖部を、前記固定基床と前記固定床よりも
高い箇所との間の昇り降り時のプラス1段として使用す
る、ことを特徴とする。
【0023】請求項4に係る本発明(可動床室用の床下
収納部)は、固定基床と天井との間の空間を上下に仕切
る昇降自在な可動床を有する第1の室と、該第1の室に
隣接して施工されるとともに前記固定基床よりも高い位
置に配置された固定床を有する第2の室とを備えた可動
床室に設けられた可動床室用の床下収納部において、前
記固定床の下方に構成された収納空間と、該収納空間と
第1の室側とを区画する縦方向の収納仕切り部材と、を
備え、該収納仕切り部材の一部に、前記第1の室側に向
けて開口する収納口を設ける、ことを特徴とする。
【0024】請求項5に係る本発明(可動床室用の床下
収納部)は、前記収納口の下端を前記第1の室側の固定
基床と同レベルに下げて、前記固定基床と前記収納空間
の床との段差をなくす、ことを特徴とする。
【0025】請求項6に係る本発明(可動床室用の床下
収納部)は、前記収納口を、上述のいずれか記載の可動
床室用の階段を前記第1の位置に配置することにより閉
鎖する、ことを特徴とする。
【0026】請求項7に係る本発明(可動床室用の床下
収納部)は、前記固定床における前記第1の室側の一部
に、上述のいずれか記載の可動床室用の階段の上面視形
状に対応する形状の切欠部を形成し、該切欠部の下方に
前記可動床室用の階段についての第1の位置を設定す
る、ことを特徴とする。
【0027】請求項8に係る本発明(可動床室用の床下
収納家具)は、固定基床と天井との間の空間を上下に仕
切る昇降自在な可動床を有する第1の室と、該第1の室
に隣接して施工されるとともに前記固定基床よりも高い
位置に配置された固定床を有する第2の室とを備えた可
動床室で使用する可動床室用の床下収納家具において、
家具本体と、該家具本体の下部に取り付けられたストッ
パ付きのキャスタと、を備え、上述のいずれか記載の収
納口を介して、上述のいずれか記載の収納空間に対して
出し入れ可能である、ことを特徴とする。
【0028】請求項9に係る本発明(可動床室用の床下
収納家具)は、前記家具本体が、収納ボックスである、
ことを特徴とする。
【0029】請求項10に係る本発明(可動床室用の床
下収納家具)は、前記家具本体が、ベッドである、こと
を特徴とする。
【0030】請求項11に係る本発明(可動床室用の使
い分け家具)は、固定基床と天井との間の空間を上下に
仕切る昇降自在な可動床を有する第1の室を備えた可動
床室で使用する可動床室用の使い分け家具において、上
下に2分割された上扉と、下扉とを有し、前記可動床が
下方の下降位置に配置された場合に前記上扉が開放可能
で前記下扉が開放不能になる一方、前記可動床が上方の
上昇位置に配置された場合に前記上扉と下扉との双方が
開放可能になるとともに、前記上扉と下扉との間に、該
下扉の開閉動作に連動して前記上扉を開閉させる連動機
構を介装した、ことを特徴とする。
【0031】請求項12に係る本発明(可動床室用の使
い分け家具)は、前記連動機構が、前記上扉と下扉との
間に、前記下扉の開放動作時及び前記上扉の閉鎖動作時
に係合するとともに、前記上扉の開放動作時及び前記下
扉の閉鎖動作時には係合しない段部と、少なくとも、前
記下扉の閉鎖動作時に該下扉と前記上扉との離反を禁止
するとともに前記上扉の単独での開放動作時には該上扉
と前記下扉との離反を許容する磁石部材と、を有する、
ことを特徴とする。
【0032】請求項13に係る本発明(可動床室用の使
い分け家具)は、前記連動機構が、手動操作によって、
前記上扉と下扉とを一体に連結する連結位置と、連結を
解除する解除位置とに切替可能な切替部材を有する、こ
とを特徴とする。
【0033】〔作用〕請求項1の階段によると、キャス
タによって、固定基床上の簡単に移動させることがで
き、かつストッパによって、所定の位置に移動不能にセ
ットすることができる。したがって、固定基床と固定床
との間の昇り降り以外の用途に容易に流用することがで
きる。例えば、固定基床とベランダとの間の昇り降りに
使用することができる。
【0034】請求項2の階段によると、階段の昇りの動
作は、階段の段々に沿った方向のみに限定され、袖部側
への進行は禁止される。
【0035】請求項3の階段によると、上面が平らな袖
部を、階段の1段として使用することができる。
【0036】請求項4の床下収納部によると、床下収納
部の収納空間に対して、第1の室側に向けて開口する収
納口を介して、第1の室側から物の出し入れを行うこと
ができる。
【0037】請求項5の床下収納部によると、固定基床
と床下収納空間の床とが段差のない連続した平面状に構
成される。
【0038】請求項6の床下収納部によると、第1の室
側に開口した収納口を階段によって閉鎖することができ
る。
【0039】請求項7の床下収納部によると、階段を固
定床の一部(床下収納部の一部)に配置することができ
る。
【0040】請求項8の床下収納家具によると、第1の
室側に開口した収納口を介して、床下収納部に出し入れ
が容易となる。
【0041】請求項9、請求項10のように、床下収納
家具としては、収納ボックスやベッドとすることができ
る。
【0042】請求項11の使い分け家具によると、下扉
の開閉動作に連動して上扉が開閉される。
【0043】請求項12の使い分け家具によると、上述
の連動を、磁石部材によって実現する。
【0044】請求項13の使い分け家具によると、上述
の連動を、切替部材によって実現する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る階段
によると、移動可能なため、例えば、固定基床とベラン
ダとの間に昇り降り等、他の階段としても使用すること
ができ、階段の数を減らしてその分、固定基床上を広く
使用することが可能となる。また、例えば、階段の上方
に頭をぶつけやすい物がある場合に、その直下に袖部が
位置するように階段を設置する。階段の昇り時に袖部側
に進行できないので、頭をぶつけることもない。さら
に、袖部上面を平面状に形成するときは、これを階段の
段部の一部、しかも最上段として使用することができ、
固定床よりも高い場所に対する昇り降りが容易となる。
【0046】次に、本発明に係る床下収納部によると、
第1の室側からの物の出し入れを行うことができるの
で、重量物や大きい物の出し入れが容易となる。また、
固定基床と床下収納部の床との間の段差がないので、物
の出し入れに際し、物を単に水平方向に移動させればよ
く、また、キャスタ付の物の出し入れも可能となるの
で、これによっても重量物の収納が可能となる。さら
に、階段を床下収納部の収納口の蓋として利用すること
ができる。加えて、固定床側の切欠部に階段を配置する
ことで、固定基床上から階段をなくして広く使用するこ
とができる。
【0047】次に、本発明に係る床下収納家具による
と、床下収納部に対する第1の室側からの出し入れが容
易であるので、固定基床で使用する重量のある大きな
物、例えばベッド等の大物をその収納対象とすることが
できる。
【0048】次に、本発明に係る使い分け家具による
と、上扉と下扉との双方を開閉する際、下扉のみの開閉
動作ですみ、上扉を開閉する煩雑な動作から解放され
る。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。 〈実施の形態1〉図1ないし図5に、本発明に係る、可
動床室用の階段、床下収納部、床下収納家具、及び使い
分け家具が使用される室装置(可動床室)1を示す。な
お、これらの図は、室装置1をワンルームマンションの
1区画に適用した例を示し、図1は透視斜視図、図2は
平面断面図、図3は図2のA−A線による断面図、図4
は図2のB−B線による断面図、そして図5は図2のC
−C線による断面図である。ただし、図1及び図5にお
いて、可動床17が上昇位置Uにある場合の階段蓋51
は、階段蓋の自動開閉機構50を適用したときには、本
来直立姿勢をとるが、これらの図では便宜上、ほぼ水平
に図示している。これは、後述の図8、図9においても
同様である。
【0050】室装置1は、図2に示すように、居室空間
となる主室(第1の室)2と、トイレを有するユニット
バス3及びキッチンセット5を備えた付随室(第2の
室)6とからなる。この室装置1は、隣接区画との間が
コンクリート壁7によって仕切られているともに、主室
2と付随室6とが仕切り板4により仕切られており、ま
た主室2には窓8が設けられており、付随室6には玄関
9及び玄関ドア10が設けられている。なお、図2中、
11は主室2に配置された収納装置、12は収納用の棚
であり、また、14はベランダ、15はメータ室であ
る。
【0051】そして、図3及び図5に詳示するように、
主室2は、コンクリートスラブ7′上に配置されたフロ
ーリング等からなる固定基床16と、昇降自在に設けら
れた可動床17とを有しており、また付随室6には、コ
ンクリートスラブ7′より所定間隔離れて、すなわち、
前述可動床17が下降位置Dにある場合とほぼ同一レベ
ルにて固定床19が設置されている。該固定床19は前
記玄関9を構成する1段下り部分19aを有し、該1段
下り部分19aに対応して廊下13が設置され、かつ該
固定床19とコンクリートスラブ7′との間に所定の床
下空間S1 を構成している。該床下空間S1 は、図2に
示す開閉床部19bによって開閉することができ、後述
する可動床昇降用の機械室を構成するとともに床下収納
部を構成する。なお、床下収納部については後に詳述す
る。
【0052】さらに、図1、図2及び図5に詳示するよ
うに、付随室6の一部は主室2部分から突出して階段室
20が仕切られており、該階段室20は出入用ドア21
(ただし、図1には不図示)を有するとともに、固定床
19から1段下がった踊り場20aそして前記主室2の
固定基床16に向かって下る階段20bが形成されてい
る。なお、階段20bについては、後に詳述する。
【0053】また、可動床17は、平面視図6に示すよ
うに、主室2に対応した矩形形状に対して、前記収納装
置11に対応する部分が切欠かれている(K部分)とと
もに、前記階段室20の階段20bに対応する階段蓋5
1が突出して形成され、凹凸形状となっている。なお、
階段蓋51については後に詳述する。さらに、可動床1
7には、垂直面内に回転面を有するローラ22が水平方
向に突出するようにして複数箇所に適宜に配設されてお
り、これらローラ22がコンクリート壁7等に沿って上
下方向に設けられた断面コ字形のガイド24に案内され
ることにより、可動床17全体として滑らかに昇降する
ことができる。なお、図6中、一点鎖線32で示すもの
は、コンクリート壁7(及び仕切り板4)に設けられた
可動床支持用桟であり、該桟32は、可動床17が下降
位置Dに配置されたとき、すなわち該可動床17が床と
して機能する状態において、該可動床17の縁部を下方
から支持するためのものである。
【0054】また、上記可動床17の階段蓋51は、図
5に示すように、階段室20における踊り場20aの端
部に整列する長さからなり、したがって可動床17が下
降位置Dにある場合、踊り場20aから1段の上り段と
なる一方、上昇位置Uにある場合、居住者が階段29b
を昇降する際の頭上位置での障害となるため、後述のよ
うに、階段20b上方から退避するように構成されてい
る。
【0055】そして、図1ないし図4に示すように、可
動床17の4隅部分にはワイヤ23a、23b、23
c、23dが連結されており、これらワイヤ23…は、
構造体を構成するコンクリートスラブ7′又は壁7に支
持されている滑車25…を介して付随室6側に導かれて
いる。これらワイヤ23…が導かれる部分は、前記仕切
り板4と所定間隔を隔てて平行に延びている仕切り板2
8により幅狭の空間S2(図2、図3参照)が形成され
ており、該空間S2 部分に各ワイヤ23…が導かれ、か
つ各ワイヤ23…はそれぞれバランスウェイト26a、
26b、26c、26dの上端に連通している。さら
に、各バランスウェイト26…の他端は、1本のプレー
ト27(図4参照)を介して1本のワイヤ29に連結さ
れており、該ワイヤ29の他端は滑車25を介して電動
ウインチ30に連結されている。なお、前記各ワイヤ2
3…は、可動床17の昇降部分では前記ガイド24内に
案内され、また天井部分ではコンジェット(不図示)に
案内されている。
【0056】前記各バランスウェイト26…は、可動床
17から各ワイヤ23…に作用する張力よりも僅かに軽
くなるように構成されており、したがって前記電動ウイ
ンチ30は、前記バランスウェイト26…と可動床17
から作用する張力との差分だけの巻上げ力を有する比較
的小容量のもので足り、かつ可動床17を上昇位置Uに
て保持すべくブレーキ機能を備えている。
【0057】そして、電動ウインチ30は、小容量のも
のであっても、比較的カサが大きくかつ重量物からなる
が、該電動ウインチ30は、その制御盤とともに前記床
下空間S1 に配置され、かつコンクリートスラブ7′上
に防振ゴム等を介して設置されている。なお、図4にお
いて、31は、停電等の非常時に用いる手動巻上げ機を
示す。
【0058】そして、図7に示すように、前記可動床1
7と各バランスウェイト26…とを連結する各ワイヤ2
3…にはそれぞれターンバックル等の長さ調整機構33
が介装されており、各ワイヤ23…の伸びを調節し得
る。また、各ワイヤ23…にそれぞれ転接してワイヤ切
断検知ローラ35が配設されており、これら各ワイヤ切
断検知ローラ35は、ワイヤ23…が切断されると倒れ
て、安全スイッチ36をONする。また、可動床17が
昇降して、上昇位置U又は下降位置Dに位置すると、バ
ランスウェイト26…を介してそれぞれONする上限ス
イッチ37及び下限スイッチ38が設けられている。な
お、図2において39で示すものは、主室2に居住者が
いることを検知する赤外線センサであり、また図2及び
図3において40で示すものは、可動床17の昇降スイ
ッチを有する操作盤である。
【0059】次に、階段蓋の自動開閉機構について説明
を行う。
【0060】階段蓋の自動開閉機構は、前述のように、
階段室20に踊り場20aを有する室装置1に対して
も、また、後述のように、踊り場20aを有しない室装
置1Aに対しても同様に適用することができる。以下に
おいては、後者の踊り場20aのない室装置1Aに適用
した場合を説明する。
【0061】まず、踊り場20aを有しない室装置1A
について、図8の透視斜視図及び図9の断面図を参照し
て簡単に説明する。なお、図8においては、図1では4
個あったバランスウェイト26…を1個のバランスウェ
イト26にまとめている。
【0062】図1及び図5に示す室装置1が、付随室6
の固定床19を、主室2の可動床17の下降位置Dに面
一に配置したのに対し、図8及び図9に示す室装置1A
では、附随室6の固定床19を、下降位置Dにある可動
床17に対して1段低い位置に設定している。これによ
り、室装置1では階段室20に、固定床19に対して1
段低い踊り場20aを設けたのに対し、室装置1Aでは
該踊り場20aを必要とせず、階段室20の入口部分2
0a′は、固定床19と面一になる。
【0063】したがって、居住者は、出入用ドア21を
開けて、固定床19と同一レベルからなる階段室20に
出入りができ、可動床17が下降位置Dにある状態で
は、可動床17の厚さに相当する段差部aを1段登って
可動床17上に上がり、また可動床17が上昇位置Uに
ある場合、階段20bを所定段(例えば3段)下って、
固定基床16に下りることになる。
【0064】さらに、本発明に係る階段蓋の自動開閉機
構は、階段室20の位置にかかわらず、適用することが
できる。以下では、図10、図11の模式斜視図に示す
ように、階段室20が、主室2と附随室6との境界にお
けるほぼ中央に配置された場合、したがって、階段蓋の
自動開閉機構(以下単に「自動開閉機構」という)50
が同じく境界のほぼ中央に配置された場合について説明
するものとする。
【0065】自動開閉機構50は、図10ないし図13
に示すように、可動床17に支持された階段蓋51と、
連動機構52とを主要構成要素として構成されている。
ここで、図10は、可動床17を上昇位置Uに配置した
ときの自動開閉機構50全体の状態を模式的に示す斜視
図であり、図12は、同じ状態を図10の矢印X方向か
ら見た図である。また、図11は、可動床17を下降位
置Dに配置したときの自動開閉機構50全体の状態を模
式的に示す斜視図であり、図13は、同じ状態を図11
の矢印X方向から見た図である。ただし、図13は、階
段蓋51を断面で示している。
【0066】階段蓋51は、断面コ字形のフレーム材と
板状のパネル材とを組み合わせて全体として、図10に
示すように幅W、長さL、厚さtの方形の板状に構成さ
れている。可動床17の1つの側面17aからは附随室
6側に向けて軸A1 が突設されており、この軸A1 は、
階段蓋51の幅W方向の一端部を、長さL方向に貫通し
ている。階段蓋51は、この軸A1 によって揺動自在に
支持されている。さらに、軸A1 は、図12に示すよう
に、階段蓋51の厚さt方向のほぼ中心を貫通している
ため、可動床17が上昇位置Uに配置されて軸A1 によ
って支持された状態の階段蓋51は、その自重により、
ほぼ直立姿勢で安定して静止する。
【0067】連動機構52は、連結ロッドによって形成
されており、その先端部が、上述の直立姿勢における階
段蓋51の下端部に回動自在に連結されて連結部A2
構成するとともに、その基端部が、附随室6の固定床1
9に回動自在に連結されて連結部A3 を構成する。さら
に、連結ロッド52は、そのほぼ中央で、上ロッド52
aと下ロッド52bとに2分割されており、下ロッド5
2bの先端には筒状の受け部52cが形成されている。
この受け部52cには、上ロッド52aの下端部が挿入
されており、上ロッド52aの最下端と、受け部52c
の底部との間には、図2に示す状態、すなわち可動床1
7が上昇位置Uにあって階段蓋51が直立姿勢で安定下
状態で、ギャップgが確保されている。これにより、上
ロッド52aは、下ロッド52bの受け部52cにガイ
ドされてその長手方向にギャップgに相当する距離だけ
移動することができ、連結ロッド52全体としては、図
12の最も延びた状態から、gだけ短縮されることが可
能である。このギャップgは、具体的には、20〜40
mm設けてある。
【0068】図14を参照して、さらに自動開閉機構5
0について説明する。なお、同図は、図13の状態の自
動開閉機構をさらに具体的に示す図であり、開閉蓋51
をその長さL方向(図10参照)ほぼ中央で切断したと
きの図である。
【0069】階段蓋51は、図14中の上部において、
その長さL方向の中央部に、幅W方向に沿って配置した
形鋼51aを有する。この形鋼51aは、断面コ字形の
形鋼であり、その開口部を下方に向けて配置されてい
る。形鋼51aの裏面側には、二股の支持部52dが固
定されており、その間に、連結ロッド52の上ロッド5
2aの先端に固定された板状回動部52fが挿入され
て、ピンを介して回動自在に連結されている。一方、連
結ロッド52の下ロッド52bの基端に固定された板状
回動部52gは、附随室6の固定床19に固定された二
股の支持部52eの間にピンを介して回動自在に連結さ
れている。なお、階段蓋51においては、形鋼51aの
下方に、図14に示す状態の連結ロッド52及び支持部
52d、52eが収まる空間が設けてある。
【0070】上述のように、階段蓋51は、軸A1 によ
って揺動自在に支持されるとともに、連結ロッド52の
先端部に連結部A2 を介して連結され、また連結ロッド
52の基端部は、連結部A3 を介して固定床19に連結
されている。
【0071】さらに、図12に示すように、上述の連結
ロッド52の延長線と、階段蓋51の揺動の中心となる
軸A1 とは、距離dだけずれている。これにより、後述
のように、可動床17を下降させて、連結ロッド52か
ら連結部A2 に対してその延長方向に力Fが作用したと
きに、このとからFと距離dとの積が階段蓋51を矢印
R51方向に回転させる力となって作用する。この距離
dを大きくとると、可動床17の下降開始時の階段蓋5
1の初期動作を円滑に行うことができるため、この距離
dは、可及的大きいのが好ましい。距離dは、図12中
の連結部A2 の位置を左方に移動させたり、連結部A3
を右方に移動させたりすることで実現することができる
が、構造上(設計上)等の制約によって、連結部A2
連結部A3 の移動が困難な場合には、ばね等の付勢部材
によって、連結部A2 を図12中の左方に積極的に付勢
するようにしてもよい。なお、上述の軸A1 、連結部A
2、A3 の位置関係は、図示のものに限定されるもので
はなく、階段蓋51の、可動床17の上昇動作に連動し
た退避動作、及び可動床17の下降動作に連動した閉鎖
動作が円滑に行われることを条件にそれぞれを適宜な位
置に設定すればよい。
【0072】図12中の階段室20の左右には、附随室
6から階段室20を区画する右側壁20c及び左側壁2
0dを備えている。そして、可動床17が上昇位置Uに
配置されて直立姿勢をとる階段蓋51は、階段20bの
上方区間から完全に退避しており、しかも、右側壁20
cに沿って配置されているので、居住者が階段20bを
昇り降りする際のじゃまになることはない。さらに、連
結ロッド51も右側壁20cにほぼ沿って配置されるの
で、これが居住者の階段昇降の妨げとなることはない。
【0073】なお、図11及び図13に示す、階段蓋5
1が階段20bの開口部20eを覆ったときの状態につ
いては、階段蓋の自動開閉機構50の動作説明の後に行
う。
【0074】ついで、上述の実施の形態の、可動床17
の昇降動作及びこれに連動する自動開閉機構50の階段
蓋開閉動作について説明する。
【0075】図15(a)、図16(a)の平面断面図
に示すように、主室2を、専ら昼間時においてダイニン
グ、居間又はオフィスとして使用する場合、主室2にお
ける可動床17は上昇位置U(図9の一点鎖線参照)に
保持され、固定基床16を使用してその上方が第1の居
室空間R1 となるとともに、可動床17は該居室空間R
1 の天井を構成する。すなわち、主室2における下方の
固定基床16と上方の可動床17との間に第1の居室空
間R1 が形成される。この状態では、付随室6の固定床
19上にいる居住者は、出入用ドア21を開閉して、階
段室20の入口部分20a′及び階段20bを利用して
主室2の固定基床16上に出入りすることになる。
【0076】これに対し、図15(b)、図16(b)
に示すように、主室2を、専ら夜間において寝室として
使用する場合、可動床17は下降位置D(図9の実線参
照)に保持され、該可動床17を使用してその上方が第
2の居室空間R2 となるとともにコンクリートスラブ
7′が天井7aを構成する。すなわち、主室2における
下方の可動床17と上方の天井7aとの間に第2の居室
空間R2 が形成される。この状態では、付随室6の固定
床19上にいる居住者は、出入用ドア21を開閉して、
階段室20の入口部分20a′から1段上がって主室2
の可動床17上に出入りすることになる。
【0077】図17のフローチャートに示すように、朝
起床して、下降位置Dにある可動床17を上昇させて固
定基床16上の第1の居室空間R1 を利用する際、居住
者は寝室となっている主室2の第2の居室空間R2 から
付随室6に出て、操作盤40の昇降スイッチを上昇側に
操作する(F3)。すると、電動ウインチ30のモータ
が正方向に回転し(F4)、ワイヤ29を巻上げること
により、可動床17は、バランスウェイト26によりア
シストされつつ各ワイヤ23…により引張られて上昇す
る。なお、この際、主室2に居住者がいると、これを赤
外線センサ39が感知してONとなり(F1)、昇降ス
イッチは作動せず、またワイヤ23…の一本でも切断さ
れているか又は過度に伸びて張力が作用しないかする場
合には、ワイヤ切断検知ローラ35により安全スイッチ
36がONとなり(F2)、昇降スイッチは作動せず、
これにより安全が確保されている。そして、可動床17
が上昇して、上限スイッチ37がONすると(F4)、
モータの回転が停止され(F5)、電動ウインチ30が
自動的にブレーキされることにより、可動床17は、上
昇位置Uに保持される。これにより、固定基床16上
に、昼間用の第1の居室空間R1 が形成される。
【0078】一方、夜間、可動床17を下降させて第2
の居室空間R2 を寝室として用いる場合、付随室6にお
いて操作盤40の昇降スイッチを上述とは逆に下降側に
操作する(F3)。この際も同様に、主室2に居住者が
残っていたり、ワイヤ23が切断していたりする場合、
該昇降スイッチによる操作は停止される。そして、該昇
降スイッチの操作により、電動ウインチ30のモータを
逆方向に回転してワイヤ29を緩め(F7)、可動床1
7は、その重力により、各ワイヤ23…を介してバラン
スウェイト26…を持上げながらゆっくりと下降する。
そして、該可動床17が下降して可動床支持用桟32に
当接すると同時に、下限スイッチ38がONすると(F
8)、モータの回転が停止される(F6)。この状態で
は、可動床17は、コンクリート壁7等に固定されてい
る可動床支持用桟32によりその四辺をしっかりと支持
されており、該可動床17に居住者が乗っても確実かつ
安全に機能する。
【0079】自動開閉機構50は、上述の可動床17の
昇降動作に連動して、開閉動作を行うことができる。図
18(a)、(b)、(c)に可動床17の下降動作に
連動して行われる自動開閉機構50の開閉蓋52の閉鎖
動作について模式的に示す。なお、同図において、可動
床17の下降動作は、これと一体の軸A1 の下降動作で
示している。
【0080】図18(a)に示すように、軸A1 (可動
床17)が下降を開始すると、これに伴って、連結部A
2 も下降を開始する。連結部A2 の下降により、連結ロ
ッド52の受け部52cのギャップgが同図(b)に示
すように徐々に小さくなって、連結ロッド52全体の長
さ(連結部A2 と連結部A3 との間の距離)が短縮され
ていく。そして、このギャップgがなくなると、連結ロ
ッド52は、それ以上には短縮せず、連結部A2 に対し
て、同図(c)に示す矢印方向の力Fを付与する。この
力Fにより、階段蓋51は、軸A1 を中心にして、同図
中の矢印R51方向に回転し、閉鎖動作が行われる。さ
らに、軸A1 が下降をつづけると、階段蓋51は、矢印
R51方向の回転をさらにつづけて閉鎖動作を続行す
る。そして、図13に示すように、可動床17が下降位
置Dに配置されて、可動床17の下面が固定床19と一
致すると、階段床51は水平になって、階段20bの開
口部20aを上方から覆って閉鎖する。このとき、階段
蓋51の下面の4辺のうちの3辺が、固定床19におけ
る開口部20eの周縁に位置する部分に載る。これによ
り、階段20bを閉鎖時の階段蓋51は、階段20bの
開口部20eを閉鎖するとともに、固定床19によって
確実に支持されることになり、居住者が固定床19と可
動床17との間の行き来すべく階段蓋51に載った場合
でも、居住者を確実に支えることができる。
【0081】図13に示す閉鎖状態の階段蓋51は、可
動床17を上昇させることにより、これに連動して、自
動的に開放される。可動床17が徐々に上昇すると、階
段蓋51は、閉鎖動作時とは逆に、図18(c)、
(b)、(a)のように動作し、可動床17がその上昇
位置Uで停止すると、図12に示す開放位置をとり、階
段20bの上方空間から退避する。退避した階段蓋51
及び連結ロッド52は、居住者が階段20bを昇り降り
する際の妨げとなることはない。
【0082】なお、連結ロッド52は、上述のように、
上ロッド52aと下ロッド52bとの2分割構造となっ
て降り、両者は、単に下ロッド52b先端の円筒状の受
け部52cに、上ロッド52aの下端部が挿入されてい
るだけの構成となっているため、万一、可動床17が上
昇位置Uで停止しないでさらに上昇した場合において
も、ギャップgが大きくなるだけで、階段蓋51や連結
ロッド52に不測の力が作用することを防止して、自動
開閉機構50の破損を防止している。
【0083】以上で説明した自動開閉機構50は、可動
床17によって揺動自在に支持された階段蓋51と、こ
の階段蓋51及び固定床19を連結する連結ロッド52
とを備えた極めて簡単な構成でありながら、可動床17
の昇降動作に連動して自動的に階段20bを開閉するこ
とができ、しかも居住者が階段20bを昇り降りする際
のじゃまになることもない。
【0084】以上の説明では、自動開閉機構50を踊り
場20aのない階段室20に対して適用した例について
説明したが、本発明に係る自動開閉機構50は、踊り場
20aの有無等の階段室の構成や階段の形状等によっ
て、その作用が制約されるものではなく、他の任意の構
成や形状の階段室や階段に対しても、自動開閉機構50
の基本的な構成はそのままで流用することができ、同等
の作用効果を期待することができるものである。例え
ば、階段室を設けない室装置に対しても、また、階段を
附随室6側でなく主室2側に設けた室装置に対しても適
用することができる。
【0085】自動開閉機構50を備えた室装置1Aの具
体的な使用例を簡単に説明する。室装置(1区画)1A
は、図19に示すように、多数に細かく区画された集合
住宅、いわゆるワンルームマンションビル60に適用し
得る。該ビル60の各区画1Aにおける主室2は、可動
床17を備えており、該可動床17は、昼間(DAYT
IME)には上昇位置Uに保持され、固定基床16が使
用床となり、また夜間(NIGHT TIME)には下
降位置Dに保持され、該可動床17が使用床となる。
【0086】そして、上記区画1の使用例を図15
(a)、(b)、及び図16(a)、(b)に示す。図
15に示す使用例は、固定基床16上に応接セット61
を置いて、昼間時リビングルーム2aとして用い
((a)参照)、また可動床17上にベット62を置い
て、夜間時ベットルーム2bとして用いる((b)参
照)。一方、図16のものは、固定基床16上にデスク
63を置いて、昼間時オフィス2cとして用い((a)
参照)、また可動床17上にベット62を置いて、夜間
時ベットルーム2bとして使用する((b)参照)。
なお、この際、応接セット61の背もたれを折り畳むと
か、またデスク63上のOA機器をデスク内に収納する
とかして、可動床17の下降位置Dを確保することが好
ましい。また、図20(a)、(b)に示すように、収
納装置11は、上下方向3段に区分され、同図(a)の
ように、可動床17が上昇位置Uにある場合、1番上の
収納部11aのみが使用不能となり、また同図(b)の
ように、可動床17が下降位置Dにある場合、1番下の
収納部11bのみが使用不能となり、そして可動床17
の上昇位置U及び下降位置Dにかかわらず、中段収納部
11cは常に使用可能となる。すなわち、上段の収納部
11aは、可動床17が下降位置Dにある場合のみ使用
可能であり、下段の収納部11bは、可動床17が上昇
位置Uにある場合のみ使用可能であり、そして中段の収
納部11cは、可動床17が上昇位置Uにあっても下降
位置Dにあっても共通して使用可能である。
【0087】次に、図22の斜視図を参照して本発明に
係る可動床室用の階段(以下単に「階段」という)71
について説明する。
【0088】階段71は、移動可能な階段本体72とそ
の下面に固定された複数のキャスタ73とを主要構成部
材として構成されている。なお、上述では説明の便宜
上、階段20bが、固定基床16と固定床19との間に
固定されているものとして説明している。
【0089】階段本体72は、上面視、正面視、及び側
面視がそれぞれ方形であり、全体としてほぼ箱形に構成
されている。同図では2段の段部72a1 、72a2
有する階段71を例示しているが、これは2段に限られ
るのもではなく、主室2側の固定基床16と附随室6側
の固定床19との高低差に応じて適宜な段数を設定すれ
ばよい。階段本体72の、昇り方向に向かって左側に
は、袖部72bが設けられている。袖部72bは、その
上面が平面状に形成されて降り、しかもその高さが、固
定床19とほぼ同レベルに設定されている。このような
袖部72bを設けた2つの理由については後に述べる。
【0090】階段本体72の下面に取り付けられたキャ
スタ73には、ストッパが設けられており、このストッ
パを解除して階段71を所定の箇所に移動した後、スト
ッパを効かすことで、昇り降り時に階段71が動かない
ようにしっかりと固定することができる。すなわち階段
71は固定基床16上の任意の位置に簡単に移動するこ
とができ、また、この階段71自体を移動可能な椅子と
しても使用することができる。
【0091】階段71は、固定基床16と固定床19と
の間の昇り降り供されるときには、切欠部19c(同図
では方形の点線で図示)下方の第1の位置に配置され
る。切欠部19cは、固定床19における主室2側の一
部に、階段71の上面視形状に応じて形成されたもので
あり、その間口W1 は、階段71の昇り方向に向かって
の左右幅よりも少し大きく設定されている。
【0092】階段71に上述の袖部72bを設けた1つ
の理由は、階段昇り降り時の居住者が、段部72a1
72a2 を真っ直ぐに昇り降りせずに横方向に昇り降り
することを防止するためである。前述の図10に示すよ
うに、可動床17が上昇位置Uにある場合には、階段7
1(同図では、階段20b)の昇り方向に向かっての左
側には、直立姿勢の階段蓋51が配置される。したがっ
て、袖部72bがない場合、段部72a1 、72a2
真っ直ぐに昇った後、左側に進行方向を代えて固定床1
9の上がろうとすると、階段蓋51に頭をぶつけるおそ
れがある。そこで階段蓋51の直下に袖部72bを設
け、左側から固定床19の上がれないようにしてこれを
防止する。なお、階段蓋51が右側に配置される場合に
は、袖部72bも右側に設けるのはもちろんである。ま
た、図12に示すように、階段20bの昇り方向に向か
っての左側(同図の右側)に右側壁20cがあって、か
つ直立姿勢の階段蓋51がこれに沿って配置されている
場合には、階段の昇り降りは真っ直ぐに行うほかはない
ので、このような場合には、特に袖部72bを設ける必
要はない。。
【0093】図23を参照してもう1つの理由を示す。
室装置1においては、逆ばり構造となるため、ベランダ
14の床14aが固定基床16よりも高い位置に施工さ
れ、さらに、固定床19よりも高く施工されることもあ
る。上述のように、階段71は、移動自在に構成されて
いるので、固定基床16からベランダ14の床14aに
昇る際に、第1の位置にあった階段71を矢印K1方向
に移動させてきてこれを利用することができる。このと
き、袖部72bの平面状の上面を第3段目として利用す
る。すなわち、段部72a1 を1段目、段部72a2
2段目、そして、袖部72bを最上段の3段目として利
用するのである。これにより、ベランダ14の床14a
に対する昇り降りを容易にすることができる。なお、同
図中4bは、ベランダ14の手すりである。
【0094】以上のように、階段71を移動自在の構成
とすることで、階段71を本来の固定基床16と固定床
19との間の昇り降りに使用する以外に、上述のように
ベランダ14の床14aに対する昇り降りに利用した
り、高いところにあるものをとる際に脚立(不図示)の
代わりとして利用したりすることができる。これによ
り、余分な階段や脚立をなくして、固定基床16上を広
く活用することができる。
【0095】次に、図22を参照して本発明に係る可動
床室用の床下収納部について説明する。
【0096】床下収納部は、固定床19下方に構成され
た収納空間S1 と、この収納空間S1 と主室2側とを区
画する縦方向の収納仕切り部材19dとを備えている。
収納仕切り部材19dの一部には、主室2側に向けて開
口する収納口19e(図22の斜線部分)が設けてあ
る。この収納口19eは、その下端19e1 を固定基床
16と同レベルとして段差ができないようにしてあり、
これにより、固定基床16と収納空間S1 の床とが連続
した平面状に構成される。したがって、主室2側から収
納口19eを介して、収納空間S1 に対して物を出し入
れする際には、そのものを持ち上げることなく、単に横
方向に滑らせるようにして出し入れを行うことができ
る。また、その物がキャスタ付の場合には、キャスタが
引っかかることなく出し入れを行うことができる。これ
により、収納空間S1 に対して重量物や大きい物を簡単
に収納することができる。このとき、図21に示す従来
のように、階段112を利用して一旦、固定床111に
昇り、ここの扉111aをあけて収納を行うといった煩
わしさを伴わない。また、実際、従来は重量物や大物を
収納するのは不可能であった。
【0097】次に、同じく図22を参照して本発明に係
る可動床室用の床下収納家具について説明する。
【0098】同図に示す床下収納家具75は、ベッドで
ある。このベッド75は、直方体状のベッド本体(家具
本体)76と、その下面に取り付けられた複数のキャス
タ77とを備えている。なお、ベッド75の大きさは、
上述の床下収納部の収納口19eを通過することができ
る大きさであれば、任意に設定することができる。床下
収納家具としては、上述のベッド75の他に例えば、収
納ボックスとすることができる。上述のように、収納空
間S1 の収納口19eが主室2側に開口していて、出し
入れが容易であるので、床下収納家具としては、固定基
床16上で使用する上述のベッド75のような重量があ
って大きい物をもその対象とすることができる。
【0099】次に、図24(a)の正面図、同図(b)
の側面断面図を参照して、可動床室用の使い分け家具に
ついて説明する。
【0100】使い分け家具91は、可動床17の上昇位
置U(同図の実線)よりも低い高さに設定された家具本
体91と、その前面を開閉自在に覆う扉とを備えてい
る。扉は、可動床17が下降位置D(同図に一点鎖線)
に配置された場合に、使い分け家具91の上半部の使用
が可能となるように、上下に2分割されていて、上扉9
3L、93R、下扉95L、95Rとがそれぞれ観音開
き可能となっている。すなわち、可動床17の上昇位置
Uでは、すべての扉が開閉可能で、使い分け家具91全
体を使用することが可能であるが、可動床17の下降位
置Dでは、使い分け家具91の下半部が使用不能、上半
部が使用可能となる。なお、97、99はそれぞれの扉
に取り付けられた把手である。
【0101】上扉93Lと下扉95Lとの境界には、図
24(b)に示すように、連動機構が構成されている。
なお、上扉93Rと下扉95Rとについても同様なの
で、以下では、上扉93L及び下扉95Lについてのみ
説明する。上扉93Lの下端部の前面側には段部93a
が形成されており、一方、下扉95Lの上端部の背面側
には段部95aが形成されており、両段部93a、95
aは、使い分け家具91の正面視においては重なるよう
に構成されている。さらに、段部93aと段部95aと
のそれぞれが対向する面には、磁石(磁石部材)96、
96が取り付けられている。上述のように、段部93
a、95a、及び磁石96、96によって連動機構は構
成されている。なお、以上の構成において、閉鎖時の上
扉93L及び下扉95Lを開放するには、磁力を上回る
力が必要であるものとする。
【0102】いま、可動床17が下降位置Dに配置され
た場合、下扉95Lは開放不能であり、上扉93Lを開
放するには、把手97をもって上扉93Lを手前に引く
と、下扉95Lは開放されず、上扉93Lは磁石96の
磁力を振りきって(離反が許容され)開放される。閉鎖
動作はこの逆となる。
【0103】一方、可動床17が上昇位置Uに配置され
た場合、上扉93Lも下扉95Lも開放可能であるが、
下扉95Lの開閉動作に連動して上扉93Lも開閉動作
を行うことになる。すなわち、下扉95Lの開放動作時
には、その段部95aが上扉93Lの段部93aに係合
するため、下扉95Lの開放動作に伴って上扉93Lも
開放される。これに対し、下扉95Lの閉鎖動作時に
は、相互の磁石96、96によって、下扉95Lと上扉
93Lとが一体に接合されている(離反が禁止される)
ので、開放動作時と同様に、下扉95Lの閉鎖動作に伴
って上扉93Lも閉鎖動作を行う。すなわち、上扉93
Lの開閉動作を行わなくても、下扉95Lの開閉動作を
行うことで、上扉93Lも開閉することができ、開閉動
作の簡略化が図れる。
【0104】図25(a)、(b)に、連動機構の別な
例を示す。なお、これらの図は、上扉101と下扉10
2との境界の断面図である。
【0105】上扉101の下端部と、下扉102の上端
部とには、それぞれの閉鎖時に相互に連通するさや管1
01a、102aが形成されている。これらさや管10
1a、102a内にはロッド103bが昇降自在に収納
されており、ロッド103bには、開口部101bを貫
通して把手103aが固定されている。
【0106】可動床17が、同図(b)に示すように、
下降位置Uにある場合には、把手103aを持ち上げる
(解除位置に配置する)。すると、ロッド103bの下
端部が下扉102のさや部102aから外れる。この把
手103aを持ち上げたまま手前に引くと、上扉101
のみが開放される。一方、可動床17が上昇位置(不図
示)にある場合、把手103を同図(a)の連結位置に
降ろす(持ち上げるのを止めると自重で下に降りる)
と、ロッド13bはその上端部が上のさや管101a
に、またその下端部が下のさや管102aに入った状態
(連結された状態)となる。この状態で、把手103a
を手前に引くと、上扉101と下扉102とが一体とな
って開放される。また閉鎖時にも一体となって閉鎖され
る。この例では、連動機構は、把手103a付きのロッ
ド103b(切替部材)と、上下のさや管101a、1
02aと、開口部101bとによって構成されている。
【0107】なお、以上の説明では、本発明に係る、可
動床室用の階段、床下収納部、床下収納家具、及び使い
分け家具が、室装置(可動床室)1としてのワンルーム
マンションの1区画に適用された例を示したが、本発明
に係るこれらのものは、ワンルームマンションに限ら
ず、可動床を有する一般住宅及びバー等の飲食店等にお
いても同様に使用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワンルームマンションの1区画を
示す透視斜視図。
【図2】その平面断面図。
【図3】図2のA−A線による断面図。
【図4】図2のB−B線による断面図。
【図5】図2のC−C線により断面図。
【図6】可動床を示す平面図。
【図7】可動床の昇降装置を示す概略図。
【図8】本発明に係る他のワンルームマンションの1区
画を示す透視斜視図。
【図9】その階段室を含む断面図。
【図10】可動床が上昇位置Uにあるときの自動開閉機
構の状態を示す模式斜視図。
【図11】可動床が下降位置Dにあるときの自動開閉機
構の状態を示す模式斜視図。
【図12】図10の矢印X方向から見た図。
【図13】図11の矢印X方向から見た図。
【図14】階段蓋及び連結ロッドの具体的な構成を示す
縦断面図。
【図15】本発明の適用例を示す図で、(a)は昼間
時、(b)は夜間時を示す。
【図16】本発明の他の適用例を示す図で、(a)は昼
間時、(b)は夜間時を示す。
【図17】可動床の昇降作動を示すフローチャート。
【図18】(a)、(b)、(c)は、自動開閉機構の
動作を示す図。
【図19】本発明が適用された室装置を具体化したワン
ルームマンションビルを示す一部切欠いた斜視図。
【図20】(a)は上昇位置にある可動床と収納装置と
の位置関係を示す斜視図。(b)は下降位置にある可動
床と収納装置との位置関係を示す斜視図。
【図21】従来の室装置における、階段蓋を示す断面
図。
【図22】本発明に係る可動床室の階段、床下収納部、
及び床下収納家具の構成を示す斜視図。
【図23】階段の動作説明図。
【図24】(a)は、使い分け家具の正面図。(b)
は、使い分け家具の側面断面図。
【図25】(a)は、使い分け家具の上扉と下扉がロッ
ドによって連結された状態を示す拡大断面図。(b)
は、使い分け家具の上扉と下扉との連結が解除された状
態を示す拡大断面図。
【符号の説明】
1 室装置(可動床室、ワンルームマンション
の1区画) 2 第1の室(主室) 2a 居間 2b 寝室 2c オフィス 4 仕切り板 6 第2の室(付随室) 7 (コンクリート)側壁 7′ コンクリートスラブ 11 収納装置 11a 上段収納部 11b 下段収納部 11c 中段収納部 14 ベランダ 16 固定基床 17 可動床 19 固定床 19c 切欠部 19d 収納仕切り部材 19e 収納口 19e1 収納口の端部 20 階段室 20a 踊り場 20a′ 入口部分 20b 階段 20e 降り口 23 ワイヤ 25 滑車 26 バランスウェイト 30 電動ウインチ 50 階段蓋の自動開閉機構 51 階段蓋 52 連動機構(連結ロッド) 52a 上ロッド 52b 下ロッド 52c 受け部 60 ワンルームマンションビル 71 階段 72 階段本体 72a1 、72a2 段部 72b 袖部 73 キャスタ 75 床下収納家具(ベッド) 76 家具本体(ベッド本体) 77 キャスタ 91 使い分け家具家具 93a、95a連結機構(段部) 93L、93R、101上扉 95L、95R、102下扉 96 連結機構(磁石部材) 101a、102aさや部 103 連結機構(切替部材) 103b 連結機構(ロッド) A1 軸 A2 、A3 連結部 D 下降位置 d 距離 g ギャップ S1 床下空間 U 上昇位置
フロントページの続き (72)発明者 千葉 範夫 神奈川県川崎市麻生区片平4−17−8 (72)発明者 橋本 勝典 神奈川県川崎市高津区末長1443−1−103 (72)発明者 原田 俊輔 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地 日立金属株 式会社熊谷工場内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定基床と天井との間の空間を上下に仕
    切る昇降自在な可動床を有する第1の室と、該第1の室
    に隣接して施工されるとともに前記固定基床よりも高い
    位置に配置された固定床を有する第2の室とを備えた可
    動床室で使用する可動床室用の階段において、 前記可動床を上昇位置に配置して前記固定基床を第1の
    居室空間の床として使用する場合に、前記固定基床と前
    記固定床との間の第1の位置に配置されてこれら固定基
    床と固定床との間の往来の際の昇り降りに供される移動
    可能な階段本体と、 該階段本体の下部に取り付けられたストッパ付きのキャ
    スタと、を備える、 ことを特徴とする可動床室用の階段。
  2. 【請求項2】 前記階段本体が、昇り降り方向に向かっ
    ての左右両端のうちの少なくとも一方に、階段昇り時の
    左右方向の進行を阻止する袖部を有する、 ことを特徴とする請求項1記載の可動床室用の階段。
  3. 【請求項3】 前記袖部の上面を前記固定床と同レベル
    の平面状に形成して、該袖部を、前記固定基床と前記固
    定床よりも高い箇所との間の昇り降り時のプラス1段と
    して使用する、 ことを特徴とする請求項2記載の可動床室用の階段。
  4. 【請求項4】 固定基床と天井との間の空間を上下に仕
    切る昇降自在な可動床を有する第1の室と、該第1の室
    に隣接して施工されるとともに前記固定基床よりも高い
    位置に配置された固定床を有する第2の室とを備えた可
    動床室に設けられた可動床室用の床下収納部において、 前記固定床の下方に構成された収納空間と、 該収納空間と第1の室側とを区画する縦方向の収納仕切
    り部材と、を備え、 該収納仕切り部材の一部に、前記第1の室側に向けて開
    口する収納口を設ける、 ことを特徴とする可動床室用の床下収納部。
  5. 【請求項5】 前記収納口の下端を前記第1の室側の固
    定基床と同レベルに下げて、前記固定基床と前記収納空
    間の床との段差をなくす、 ことを特徴とする請求項4記載の可動床室用の床下収納
    部。
  6. 【請求項6】 前記収納口を、請求項1ないし請求項3
    のいずれか記載の可動床室用の階段を前記第1の位置に
    配置することにより閉鎖する、 ことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の可動床室
    用の床下収納部。
  7. 【請求項7】 前記固定床における前記第1の室側の一
    部に、請求項1ないし請求項3のいずれか記載の可動床
    室用の階段の上面視形状に対応する形状の切欠部を形成
    し、該切欠部の下方に前記可動床室用の階段についての
    第1の位置を設定する、 ことを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1
    項記載の可動床室の床下収納部。
  8. 【請求項8】 固定基床と天井との間の空間を上下に仕
    切る昇降自在な可動床を有する第1の室と、該第1の室
    に隣接して施工されるとともに前記固定基床よりも高い
    位置に配置された固定床を有する第2の室とを備えた可
    動床室で使用する可動床室用の床下収納家具において、 家具本体と、 該家具本体の下部に取り付けられたストッパ付きのキャ
    スタと、を備え、 請求項4ないし請求項7のいずれか記載の収納口を介し
    て、請求項4ないし請求項7のいずれか記載の収納空間
    に対して出し入れ可能である、 ことを特徴とする可動床室用の床下収納家具。
  9. 【請求項9】 前記家具本体が、収納ボックスである、 ことを特徴とする請求項8記載の可動床室用の床下収納
    家具。
  10. 【請求項10】 前記家具本体が、ベッドである、 ことを特徴とする請求項8記載の可動床室用の床下収納
    家具。
  11. 【請求項11】 固定基床と天井との間の空間を上下に
    仕切る昇降自在な可動床を有する第1の室を備えた可動
    床室で使用する可動床室用の使い分け家具において、 上下に2分割された上扉と、下扉とを有し、 前記可動床が下方の下降位置に配置された場合に前記上
    扉が開放可能で前記下扉が開放不能になる一方、前記可
    動床が上方の上昇位置に配置された場合に前記上扉と下
    扉との双方が開放可能になるとともに、 前記上扉と下扉との間に、該下扉の開閉動作に連動して
    前記上扉を開閉させる連動機構を介装した、 ことを特徴とする可動床室用の使い分け家具。
  12. 【請求項12】 前記連動機構が、 前記上扉と下扉との間に、前記下扉の開放動作時及び前
    記上扉の閉鎖動作時に係合するとともに、前記上扉の開
    放動作時及び前記下扉の閉鎖動作時には係合しない段部
    と、 少なくとも、前記下扉の閉鎖動作時に該下扉と前記上扉
    との離反を禁止するとともに前記上扉の単独での開放動
    作時には該上扉と前記下扉との離反を許容する磁石部材
    と、を有する、 ことを特徴とする請求項11記載の可動床室用の使い分
    け家具。
  13. 【請求項13】 前記連動機構が、 手動操作によって、前記上扉と下扉とを一体に連結する
    連結位置と、連結を解除する解除位置とに切替可能な切
    替部材を有する、 ことを特徴とする請求項11記載の可動床室用の使い分
    け家具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004141653A (ja) * 2002-10-01 2004-05-20 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

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