JPH09329143A - 主軸装置 - Google Patents

主軸装置

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JPH09329143A
JPH09329143A JP14764696A JP14764696A JPH09329143A JP H09329143 A JPH09329143 A JP H09329143A JP 14764696 A JP14764696 A JP 14764696A JP 14764696 A JP14764696 A JP 14764696A JP H09329143 A JPH09329143 A JP H09329143A
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井 史 朗 村
Tatsuomi Nakayama
山 達 臣 中
Masaru Owada
優 大和田
Riichi Otani
谷 利 一 大
Katsutoshi Miyahara
原 克 敏 宮
Minoru Ota
田 稔 太
Manabu Wakuta
学 和久田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 すべり軸受から漏洩する流体の装置外部への
流出および装置内部への異物の侵入を防いだうえで、製
作コストの低減および主軸の剛性向上を図る。 【解決手段】 主軸2と、ハウジング3と、主軸2を非
接触状態でラジアル方向に支持する油軸受4を備え、主
軸2の油軸受4と相対する部位よりも軸端2a寄りの部
位に、主軸2の軸端2a側を向く端面11aおよび油軸
受4側を向く端面11bを有する環状突起部11を主軸
2と同心状に設けると共に、ハウジング3に、圧縮気体
供給源Pから供給される圧縮空気を環状突起部11の端
面11a,11bに軸方向に吹き付ける軸端側噴射口1
2Aおよび油軸受側噴射口12Bを設けて、空気スラス
ト軸受10を形成し、主軸2とハウジング3との間に、
空気スラスト軸受10から主軸2の軸端2aおよび油軸
受4に向けて圧縮空気を流出させる軸端側流出路6Aお
よび油軸受側流出路6Bを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸をすべり軸受
により非接触状態でラジアル方向に支持した主軸装置、
例えば、工作機械に用いられる主軸装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した主軸装置としては、例え
ば、図6に示すものがあり、図6に示すように、この主
軸装置101は、主軸102と、この主軸102を収容
するハウジング103と、ハウジング103に設けられ
て主軸102を非接触状態でラジアル方向に支持するす
べり軸受104を備えている。
【0003】この主軸装置101では、ハウジング10
3における主軸102の一端側(図示左端側)に位置す
る小径部102aと対向する部位に、複数の環状溝10
3aを設けて、複数の環状溝103aと主軸102との
間でラビリンスシール105を形成すると共に、ハウジ
ング103にラビリンスシール105と外部との連通孔
103bを設けることにより、このラビリンスシール1
05に入り込んだすべり軸受104からの潤滑油や主軸
102の一端側からの異物をハウジング103の外部に
設けた図外の回収部に連通孔103bを介して流出させ
るようにしている。この場合、複数の環状溝103aと
ともにラビリンスシール105を形成する主軸102の
連通孔103bと対向する部位には、主軸102の一端
側から他端側に向けて直径が漸次大きくなる第1テーパ
部102bおよびこの第1テーパ部102bと傾斜方向
を逆にした第2テーパ102cが設けてあり、遠心力を
受ける潤滑油や異物が連通孔103bに移動しやすくし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の主軸装置101では、すべり軸受104の潤滑油が
装置外部に漏洩したり、主軸102の一端側から異物が
装置内部に侵入したりするのを確実に阻止しようとする
と、主軸102およびハウジング103のラビリンスシ
ール構成部分をいずれも複雑な形状にする必要があり、
その分だけ製作コストが高くなってしまうという問題が
ある。
【0005】加えて、主軸102およびハウジング10
3のラビリンスシール構成部分を複雑化した場合には、
主軸102の軸端部としての小径部102aの長さ(す
べり軸受104から軸端までの距離)を設計の都合上長
くせざるを得ないことから、主軸の剛性が低下してしま
うという問題を有しており、これらの問題を解決するこ
とが従来の課題であった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、すべり軸受から漏洩する流体(すべ
り軸受が油軸受である場合には油)の装置外部への流出
および異物の装置内部への侵入を確実に防止したうえ
で、製作コストの低減および主軸の剛性向上を実現する
主軸装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る発明は、主軸と、前記主軸を収容するハウジングと、
前記ハウジングに設けられて前記主軸を非接触状態でラ
ジアル方向に支持するすべり軸受を備えた主軸装置にお
いて、前記主軸のすべり軸受と相対する部位よりも軸端
寄りの部位に、前記主軸を圧縮気体により非接触状態で
スラスト方向に支持する気体スラスト軸受を設け、前記
気体スラスト軸受から主軸とハウジングとの間を通して
当該主軸の軸端および前記すべり軸受に向けて圧縮気体
を流出させる構成としたことを特徴としており、この主
軸装置の構成を従来の課題を解決するための手段として
いる。
【0008】また、本発明の請求項2に係わる発明は、
主軸と、前記主軸を収容するハウジングと、前記ハウジ
ングに設けられて前記主軸を非接触状態でラジアル方向
に支持するすべり軸受を備えた主軸装置において、前記
主軸のすべり軸受と相対する部位よりも軸端寄りの部位
に、前記主軸の軸端側を向く軸端側受圧面および前記す
べり軸受側を向く軸受側受圧面を有する受圧部を前記主
軸と同心状に設けると共に、前記ハウジングに、圧縮気
体供給源から供給される圧縮気体を前記受圧部の軸端側
受圧面および軸受側受圧面に対して軸方向に吹き付ける
軸端側噴射口およびすべり軸受側噴射口を設けて、前記
主軸を圧縮気体により非接触状態でスラスト方向に支持
する気体スラスト軸受を形成し、前記主軸とハウジング
との間に、前記気体スラスト軸受から主軸の軸端および
前記すべり軸受に向けて圧縮気体をそれぞれ流出させる
軸端側流出路およびすべり軸受側流出路を設けた構成と
したことを特徴としており、この主軸装置の構成を従来
の課題を解決するための手段としている。
【0009】さらに、本発明の請求項3に係わる主軸装
置は、すべり軸受側流出路をハウジングに設けた圧縮気
体回収路と連通させた構成とし、本発明の請求項4に係
わる主軸装置は、ハウジングに気体スラスト軸受から圧
縮気体を外部に排出する排出路を設けた構成とし、本発
明の請求項5に係わる主軸装置は、受圧部を主軸と同心
状に形成した環状をなす突起部とし、軸端側受圧面およ
び軸受側受圧面を前記主軸に対して直交する前記突起部
の両端面とした構成とし、本発明の請求項6に係わる主
軸装置は、ハウジングの前記軸端側受圧面および軸受側
受圧面と相対する対向面に、軸端側噴射口およびすべり
軸受側噴射口から噴出する圧縮気体を主軸の円周方向に
流す環状溝をそれぞれ設けた構成としている。
【0010】さらにまた、本発明の請求項7に係わる主
軸装置において、ハウジングの軸端側噴射口およびすべ
り軸受側噴射口よりも主軸に近い部位に、受圧部の軸端
側受圧面および軸受側受圧面に対して圧縮気体供給源か
ら供給される圧縮気体を軸方向に吹き付ける軸端側補助
噴射口およびすべり軸受側補助噴射口を設け、前記軸端
側補助噴射口およびすべり軸受側補助噴射口から噴出す
る圧縮気体の圧力を前記軸端側噴射口およびすべり軸受
側噴射口から噴出する圧縮気体の圧力よりも低くした構
成とし、本発明の請求項8に係わる主軸装置では、軸端
側補助噴射口およびすべり軸受側補助噴射口の各々の口
径を軸端側噴射口およびすべり軸受側噴射口の各々の口
径よりも小さくして、前記軸端側補助噴射口およびすべ
り軸受側補助噴射口から噴出する圧縮気体の圧力を前記
軸端側噴射口およびすべり軸受側噴射口から噴出する圧
縮気体の圧力よりも低くした構成とし、本発明の請求項
9に係わる主軸装置では、ハウジングの前記軸端側受圧
面および軸受側受圧面と相対する対向面に、軸端側補助
噴射口およびすべり軸受側補助噴射口から噴出する圧縮
気体を円周方向に流す環状補助溝をそれぞれ設け、前記
環状補助溝と受圧部との間の空間容積を、軸端側噴射口
およびすべり軸受側噴射口から噴出する圧縮気体を主軸
の円周方向に流す環状溝と受圧部との間の空間容積より
も広くして、前記軸端側補助噴射口およびすべり軸受側
補助噴射口から噴出する圧縮気体の圧力を前記軸端側噴
射口およびすべり軸受側噴射口から噴出する圧縮気体の
圧力よりも低くした構成としている。
【0011】さらにまた、本発明の請求項10に係わる
主軸装置は、ハウジングの前記軸端側受圧面および軸受
側受圧面と相対する対向面に、環状溝および環状補助溝
の間にそれぞれ位置して気体スラスト軸受の外部に圧縮
気体を排出する環状排出溝を設けた構成としている。
【0012】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる主軸装置にお
いて、気体スラスト軸受から主軸とハウジングとの間を
通してすべり軸受に向けて流れる圧縮気体は、すべり軸
受から漏洩する流体(すべり軸受が油軸受である場合に
は油)が主軸の軸端側へ流れるのを妨げ、一方、気体ス
ラスト軸受から主軸とハウジングとの間を通して主軸の
軸端に向けて流れる圧縮気体は、主軸の軸端から異物が
侵入するのを妨げることから、すべり軸受から漏洩する
流体の装置外部への流出および異物の装置内部への侵入
が確実に阻止されることとなる。
【0013】つまり、気体スラスト軸受がシール機能を
合せ持つことから、シール構造が簡単なものとなるう
え、スラスト軸受およびラビリンスシールなどのシール
機構を個々に設ける場合と比較して、すべり軸受から軸
端までの距離が短くなり、したがって、製作コストの低
減および主軸剛性の向上が図られることとなる。
【0014】本発明の請求項2に係わる主軸装置におい
て、圧縮気体供給源から供給された圧縮気体は、気体ス
ラスト軸受の軸端側噴射口およびすべり軸受側噴射口を
介して受圧部の軸端側受圧面および軸受側受圧面に対し
て軸方向(軸方向の成分をもっていれば、斜めでも可)
にそれぞれ吹き付けられ、主軸をスラスト方向に支持し
つつ軸受側流出路およびすべり軸端側流出路を通して主
軸の軸端およびすべり軸受に向けて流れるので、請求項
1に係わる主軸装置と同様に、すべり軸受から漏洩する
流体の装置外部への流出および異物の装置内部への侵入
が確実に阻止されることとなり、この際、シール構造が
簡単なものとなるのに加えて、すべり軸受から軸端まで
の距離が短くなって、製作コストの低減および主軸剛性
の向上が図られることとなる。
【0015】本発明の請求項3に係わる主軸装置におい
て、気体スラスト軸受からすべり軸受側流出路を通して
すべり軸受に向けて流れる圧縮気体は、すべり軸受から
漏洩する流体が主軸の軸端側へ流れるのを妨げつつ、こ
のすべり軸受から漏洩した流体とともに圧縮気体回収路
に流れ込むので、すべり軸受から漏洩する流体が主軸と
ハウジングとの間から装置外部へ流出することがより一
層確実に阻止されることとなり、本発明の請求項4に係
わる主軸装置では、軸端側噴射口およびすべり軸受側噴
射口を介して供給された圧縮気体が、排出路を通して気
体スラスト軸受から外部(遠心方向)に排出されるの
で、軸受機能に支障を来さずに気体スラスト軸受におけ
る圧力の上昇のし過ぎが回避されることとなる。
【0016】本発明の請求項5に係わる主軸装置では、
主軸に対して直交する受圧部としての突起部の両端面に
対して、軸端側噴射口およびすべり軸受側噴射口から圧
縮気体が軸方向に吹き付けられると、受圧部において方
向が逆向きで大きさが同じ軸方向速度成分が効率よく生
じることとなって、主軸は軸方向にがたつきなく支持さ
れることとなり、本発明の請求項6に係わる主軸装置に
おいて、軸端側噴射口およびすべり軸受側噴射口から噴
出した圧縮気体は、環状溝に沿って主軸の円周方向に流
れることから、受圧部の軸端側受圧面および軸受側受圧
面と、ハウジングにおける軸端側受圧面および軸受側受
圧面に相対する対向面との間の圧力分布が円周方向に均
一となり、その結果、主軸は気体スラスト軸受に対して
傾くことなく支持されることとなる。
【0017】本発明の請求項7に係わる主軸装置では、
軸端側噴射口およびすべり軸受側噴射口から圧縮気体を
受圧部の軸端側受圧面および軸受側受圧面に吹き付ける
と、主軸はスラスト方向に支持されることとなり、この
状態で、軸端側補助噴射口およびすべり軸受側補助噴射
口から上記圧縮気体よりも低圧の圧縮気体を受圧部の軸
端側受圧面および軸受側受圧面に吹き付けると、軸端側
補助噴射口およびすべり軸受側補助噴射口が軸端側噴射
口およびすべり軸受側噴射口よりも主軸に近い部位に位
置している関係上、低圧の圧縮気体は、軸受側流出路お
よびすべり軸端側流出路を通して主軸の軸端およびすべ
り軸受に向けて流れて、すべり軸受から漏洩する流体の
装置外部への流出および異物の装置内部への侵入を阻止
することとなり、このように、軸端側噴射口およびすべ
り軸受側噴射口から噴出する圧縮気体を軸受用として用
い、軸端側補助噴射口およびすべり軸受側補助噴射口か
ら噴出する圧縮気体をシール用として用いることによ
り、スラスト軸受機能およびシール機能がいずれも充実
したものとなる。
【0018】本発明の請求項8に係わる主軸装置では、
軸端側補助噴射口およびすべり軸受側補助噴射口から噴
出する圧縮気体の圧力が簡単に下がることとなり、本発
明の請求項9に係わる主軸装置では、軸端側補助噴射口
およびすべり軸受側補助噴射口から噴出する圧縮気体の
圧力が簡単に下がるうえ、環状補助溝と受圧部との間の
空間容積が環状溝と受圧部との間の空間容積よりも広い
分だけ、圧縮気体の流量が増すこととなり、シール機能
がさらに向上することとなる。
【0019】本発明の請求項10に係わる主軸装置で
は、環状排出溝で仕切られた環状溝側の圧力および環状
補助溝側の圧力が互いに影響を及ぼし合わないため、ス
ラスト軸受機能およびシール機能がいずれも向上するこ
ととなる。
【0020】
【発明の効果】本発明の請求項1および2に係わる主軸
装置では、上記した構成としたため、シール構造を複雑
にしなくても、また、すべり軸受から軸端までの距離を
長くしなくても、すべり軸受から漏洩する流体の装置外
部への流出および異物の装置内部への侵入を確実に防ぐ
ことができるので、製作コストの低減および主軸剛性の
向上を実現することが可能であるという非常に優れた効
果がもたらされる。
【0021】また、本発明の請求項3に係わる主軸装置
では、請求項1および2に係わる主軸装置と同様の効果
が得られるのに加えて、気体スラスト軸受からすべり軸
受に向けて流れる圧縮気体が、このすべり軸受から漏洩
する流体とともに圧縮気体回収路に流れ込むので、すべ
り軸受から漏洩する流体の装置外部への流出をより一層
確実に防ぐことが可能であり、本発明の請求項4に係わ
る主軸装置では、圧縮気体が排出路を通して気体スラス
ト軸受から外部に排出されるため、スラスト軸受機能に
影響を及ぼすことなく気体スラスト軸受の圧力が必要以
上に高くなるのを抑えることができるという非常に優れ
た効果がもたらされる。
【0022】さらに、本発明の請求項5に係わる主軸装
置では、受圧部に大きさな軸方向速度成分を付与するこ
とができるので、主軸を軸方向にがたつきなく支持する
ことが可能であり、本発明の請求項6に係わる主軸装置
では、受圧部の軸端側受圧面および軸受側受圧面と、ハ
ウジングにおける軸端側受圧面および軸受側受圧面に相
対する対向面との間の圧力分布を円周方向に均一にする
ことができるため、主軸を気体スラスト軸受に対して傾
くことなく支持することが可能であるという非常に優れ
た効果がもたらされる。
【0023】さらにまた、本発明の請求項7に係わる主
軸装置では、請求項1および2に係わる主軸装置と同様
の効果が得られるうえ、軸端側噴射口およびすべり軸受
側噴射口から噴出する圧縮気体が主軸をスラスト方向に
支持し、そして、軸端側補助噴射口およびすべり軸受側
補助噴射口から噴出する圧縮気体がすべり軸受から漏洩
する流体の装置外部への流出および異物の装置内部への
侵入を防ぐので、スラスト軸受機能およびシール機能を
いずれも向上させることが可能であるという非常に優れ
た効果がもたらされる。
【0024】さらにまた、本発明の請求項8に係わる主
軸装置では、簡単な構造で軸端側補助噴射口およびすべ
り軸受側補助噴射口から噴出する圧縮気体の圧力を下げ
ることができ、本発明の請求項9に係わる主軸装置で
は、請求項8に係わる主軸装置と同じ効果が得られるう
え、すべり軸受から漏洩する流体の装置外部への流出お
よび異物の装置内部への侵入を防ぐ圧縮気体の流量を増
やせることから、シール機能のより一層の向上を実現で
き、本発明の請求項10に係わる主軸装置では、環状排
出溝で仕切られた環状溝側の圧力および環状補助溝側の
圧力が互いに干渉し合うのを防ぐことができるので、ス
ラスト軸受機能およびシール機能をいずれも向上させる
ことが可能であるという非常に優れた効果がもたらされ
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0026】[第1実施例]図1は本発明の請求項1〜
6に係わる主軸装置の一実施例を示している。
【0027】図1に示すように、この主軸装置1は、主
軸2と、この主軸2を収容するハウジング3と、ハウジ
ング3に設けられて主軸2を非接触状態でラジアル方向
に支持する油軸受(すべり軸受)4を備えていると共
に、主軸2の油軸受4と相対する部位よりも軸端2a寄
りの部位(図示左端寄りの部位)に、空気スラスト軸受
(気体スラスト軸受)10を備えている。
【0028】この空気スラスト軸受10は、主軸2に同
心状に設けられて軸端側受圧面および軸受側受圧面とし
ての端面11a,11bを当該主軸2に直交させた環状
突起部(受圧部)11と、ハウジング3に設けられて圧
縮気体供給源Pと供給路5A,5Bを介して各々連通し
かつ環状突起部11の両端面11a,11bとそれぞれ
対向する軸端側噴射口12Aおよび油軸受側噴射口12
Bと、ハウジング3における環状突起部11の両端面1
1a,11bに相対する対向面3a,3bに円周方向に
沿ってそれぞれ設けられかつ軸端側噴射口12Aおよび
油軸受側噴射口12Bと連通する環状溝13A,13B
を具備しており、供給路5A,5Bを介して供給される
圧縮空気(圧縮気体)を軸端側噴射口12Aおよび油軸
受側噴射口12Bから環状突起部11の両端面11a,
11bに対して軸方向に吹き付けると共に、環状溝13
A,13Bに沿って主軸2の円周方向に流して、主軸2
を圧縮空気により非接触状態でスラスト方向に支持する
ようになっている。
【0029】この場合、主軸2とハウジング3との間に
は、空気スラスト軸受10から主軸2の軸端2aおよび
油軸受4に向けて圧縮空気をそれぞれ流出させる軸端側
流出路6Aおよび油軸受側流出路6Bが設けてあると共
に、油軸受4と空気スラスト軸受10との間には、油軸
受側流出路6Bおよび図外の圧縮空気回収部の双方と連
通しかつ油軸受4の潤滑油および空気スラスト軸受10
の圧縮空気よりも低圧に保たれた圧縮空気回収路7が設
けてあり、一方、ハウジング3における空気スラスト軸
受10の遠心方向に位置する部位には、空気スラスト軸
受10に供給された圧縮空気を装置外部に排出する排出
路8が設けてある。
【0030】この主軸装置1において、圧縮気体供給源
Pから供給路5A,5Bを介して供給された圧縮空気
が、空気スラスト軸受10の軸端側噴射口12Aおよび
油軸受側噴射口12Bから環状突起部11の両端面11
a,11bに対して軸方向に吹き付けられると共に、環
状溝13A,13Bに沿って主軸2の円周方向に流れる
と、環状突起部11において方向が逆向きで大きさが同
じ軸方向速度成分が生じるので、すなわち、環状突起部
11が両側から押圧されるので、主軸2はこの空気スラ
スト軸受10によりスラスト方向に支持されることとな
る。
【0031】このとき、環状突起部11の両端面11
a,11bは、主軸2に対して直交しているので、環状
突起部11に圧縮空気が軸方向に吹き付けられると、大
きな軸方向速度成分が効率よく生じることとなって、主
軸2は軸方向にがたつきなく支持されることとなり、ま
た、軸端側噴射口12Aおよび油軸受側噴射口12Bか
ら噴出した圧縮空気は、環状溝13A,13Bに沿って
主軸2の円周方向に流れるため、環状突起部11の両端
面11a,11bと、ハウジング3におけるこれらの端
面11a,11bに相対する対向面3a,3bとの間の
圧力分布が円周方向に均一となることから、主軸2は空
気スラスト軸受10に対して傾くことなく支持されるこ
ととなる。
【0032】そして、環状溝13A,13Bに沿って主
軸2の円周方向に流れた圧縮空気は、ハウジング3と環
状突起部11との間の僅かな隙間を通って空気スラスト
軸受10の遠心方向および中心方向に流れ、遠心方向に
流れた圧縮空気は、排出路8を通して装置外部に排出さ
れるので、軸受機能に支障を来さずに空気スラスト軸受
10の圧力が必要以上に高くなるのが抑えられることと
なる。
【0033】一方、中心方向に流れた圧縮空気は、軸端
側流出路6Aおよび油軸受側流出路6Bを通して主軸2
の軸端2aおよび油軸受4に向けて流れ、主軸2の軸端
2aに向けて流れた圧縮空気が異物の装置内部への侵入
を妨げ、油軸受4に向けて流れた圧縮空気が油軸受4か
ら漏洩する潤滑油の装置外部への流出を妨げることか
ら、異物の装置内部への侵入および油軸受4から漏洩す
る潤滑油の装置外部への流出が確実に阻止されることと
なり、この際、空気スラスト軸受10から油軸受側流出
路6Bを通して油軸受4に向けて流れる圧縮空気は、油
軸受4からの潤滑油が主軸2の軸端2a側へ流れるのを
妨げつつ、この潤滑油とともに圧縮空気回収路7に流れ
込むので、潤滑油の装置外部への流出がより一層確実に
阻止されることとなる。
【0034】したがって、上記主軸装置1では、空気ス
ラスト軸受10が軸受機能とともにシール機能を合せ持
っているため、シール構造が極めて簡単なものとなるう
え、従来のようにスラスト軸受およびラビリンスシール
などのシール機構を個別に設ける場合と比べて、油軸受
4から主軸2の軸端2aまでの距離が短くなり、その結
果、製作コストの低減および主軸剛性の大幅な向上が図
られることとなる。
【0035】[第2実施例]図2は本発明の請求項1〜
7に係わる主軸装置の一実施例を示している。
【0036】図2に示すように、この実施例に係わる主
軸装置21が第1実施例における主軸装置1と相違する
ところは、ハウジング3の軸端側噴射口12Aおよび油
軸受側噴射口12Bよりも主軸2に近い部位に、圧縮気
体供給源Pと供給路25A,25Bを介して各々連通し
て環状突起部11の両端面11a,11bに対して圧縮
気体供給源Pから供給される圧縮空気を軸方向に吹き付
ける軸端側補助噴射口22Aおよび油軸受側補助噴射口
22Bを設けると共に、ハウジング3の対向面3a,3
bに、軸端側補助噴射口22Aおよび油軸受側補助噴射
口22Bから噴出する圧縮空気を円周方向に流す環状補
助溝23A,23Bをそれぞれ設けて、空気スラスト軸
受20を構成し、軸端側補助噴射口22Aおよび油軸受
側補助噴射口22Bから噴出する圧縮空気の圧力を軸端
側噴射口12Aおよび油軸受側噴射口12Bから噴出す
る圧縮空気の圧力よりも低く設定した点にあり、他の構
成は第1実施例における主軸装置1と同じである。
【0037】この主軸装置21では、圧縮気体供給源P
から供給路5A,5Bを介して供給された圧縮空気が、
空気スラスト軸受20の軸端側噴射口12Aおよび油軸
受側噴射口12Bから環状突起部11の両端面11a,
11bに対して軸方向に吹き付けられると共に、環状溝
13A,13Bに沿って主軸2の円周方向に流れると、
主軸2は空気スラスト軸受20によりスラスト方向に支
持されることとなる。
【0038】この間、軸端側補助噴射口22Aおよび油
軸受側補助噴射口22Bから上記圧縮空気よりも低圧と
した圧縮空気が、環状突起部11の両端面11a,11
bに対して軸方向に吹き付けられると共に、環状補助溝
23A,23Bに沿って主軸2の円周方向に流れると、
軸端側補助噴射口22Aおよび油軸受側補助噴射口22
Bが軸端側噴射口12Aおよび油軸受側噴射口12Bよ
りも主軸2に近い部位に位置しているため、低圧の圧縮
空気は、ハウジング3と環状突起部11との間の僅かな
隙間を通って空気スラスト軸受20の中心方向に流れ
て、軸端側流出路6Aおよび油軸受側流出路6Bを通し
て主軸2の軸端2aおよび油軸受4に向けて流れること
から、異物の装置内部への侵入および油軸受4から漏洩
する潤滑油の装置外部への流出が確実に阻止されること
となる。
【0039】つまり、この主軸装置21では、第1実施
例における主軸装置1と同様に、空気スラスト軸受20
が軸受機能とともにシール機能を合せ持っていることか
ら、製作コストの低減および主軸剛性の飛躍的な向上が
図られることとなるうえ、上記のように、軸端側噴射口
12Aおよび油軸受側噴射口12Bから噴出する圧縮空
気を軸受用として用い、軸端側補助噴射口22Aおよび
油軸受側補助噴射口22Bから噴出する圧縮気体をシー
ル用として用いるので、スラスト軸受機能およびシール
機能がいずれも効率のよいものとなる。
【0040】[第3実施例]図3は本発明の請求項1〜
8に係わる主軸装置の一実施例を示している。
【0041】図3に示すように、この実施例に係わる主
軸装置31では、空気スラスト軸受30を構成する軸端
側補助噴射口32Aおよび油軸受側補助噴射口32Bの
各々の口径を軸端側噴射口12Aおよび油軸受側噴射口
12Bの各々の口径よりも小さくして、軸端側補助噴射
口32Aおよび油軸受側補助噴射口32Bから噴出する
圧縮空気の圧力を軸端側噴射口12Aおよび油軸受側噴
射口12Bから噴出する圧縮空気の圧力よりも低くする
ようにしており、他の構成は第2実施例における主軸装
置21と同じである。
【0042】つまり、この主軸装置31では、第2実施
例における主軸装置21と同じく、製作コストの上昇お
よび主軸2の剛性低下を招くことなく、異物の装置内部
への侵入および油軸受4から漏洩する潤滑油の装置外部
への流出が確実に阻止されるうえ、簡単な構造で軸端側
補助噴射口32Aおよび油軸受側補助噴射口32Bから
噴出する圧縮空気の圧力を下げることが可能となる。
【0043】[第4実施例]図4は本発明の請求項1〜
7,9に係わる主軸装置の一実施例を示しており、図4
に示すように、この主軸装置41では、空気スラスト軸
受40を構成する環状補助溝23A,23Bと環状突起
部11との間の空間容積S2を、環状溝13A,13B
と環状突起部11との間の空間容積S1よりも広くし
て、軸端側補助噴射口22Aおよび油軸受側補助噴射口
22Bから噴出する圧縮空気の圧力を軸端側噴射口12
Aおよび油軸受側噴射口12Bから噴出する圧縮空気の
圧力よりも低くしており、他の構成は、第2実施例によ
る主軸装置21と同じである。
【0044】したがって、この主軸装置41では、第2
実施例における主軸装置21と同じく、異物の装置内部
への侵入および油軸受4から漏洩する潤滑油の装置外部
への流出を確実に阻止したうえで、製作コストの低減お
よび主軸剛性の著しい向上が図られるうえ、環状補助溝
23A,23Bと環状突起部11との間の空間容積S2
が環状溝13A,13Bと環状突起部11との間の空間
容積S1よりも広い分、圧縮空気の流量が増すこととな
り、シール機能がさらに向上することとなる。
【0045】[第5実施例]図5は本発明の請求項1〜
7,10に係わる主軸装置の一実施例を示しており、図
5に示すように、この主軸装置51が第2実施例におけ
る主軸装置21と異なるところは、空気スラスト軸受5
0を構成するハウジング3の対向面3a,3bに、環状
溝13A,13Bおよび環状補助溝23A,23Bの間
にそれぞれ位置してハウジング3の外部と連通する環状
排出溝9A,9Bを設けた点にあり、他の構成は、第2
実施例による主軸装置21と同じである。
【0046】この主軸装置51において、第2実施例に
おける主軸装置21と同様に、製作コストの上昇および
主軸2の剛性低下を招かずに、異物の装置内部への侵入
および油軸受4から漏洩する潤滑油の装置外部への流出
が確実に阻止され、加えて、環状排出溝9A,9Bで仕
切られた環状溝13A,13B側の圧力および環状補助
溝23A,23B側の圧力が互いに影響を及ぼし合わな
いことから、スラスト軸受機能およびシール機能がいず
れも格段に向上することとなる。
【0047】本発明に係わる主軸装置の詳細な構成は、
上記した第1〜第5実施例に限定されるものではなく、
他の構成として、例えば、受圧部としての環状突起部1
1の端面(軸端側受圧面および軸受側受圧面)をテーパ
面としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる主軸装置の第1実施例を示す断
面説明図(a)および図1(a)におけるA−A線位置
での断面説明図(b)である。
【図2】本発明に係わる主軸装置の第2実施例を示す断
面説明図である。
【図3】本発明に係わる主軸装置の第3実施例を示す断
面説明図である。
【図4】本発明に係わる主軸装置の第4実施例を示す断
面説明図である。
【図5】本発明に係わる主軸装置の第5実施例を示す断
面説明図である。
【図6】従来の主軸装置を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1,21,31,41,51, 主軸装置 2 主軸 2a 軸端 3 ハウジング 3a,3b 対向面 4 油軸受(すべり軸受) 6A 軸端側流出路 6B 油軸受側流出路(すべり軸受側流出路) 7 圧縮気体回収路 8 排出路 9A,9B 環状排出溝 10,20,30,40,50 空気スラスト軸受(気
体スラスト軸受) 11 環状突起部 11a 端面(軸端側受圧面) 11b 端面(軸受側受圧面) 12A 軸端側噴射口 12B 油軸受側噴射口(すべり軸受側噴射口) 13A,13B 環状溝 22A 軸端側補助噴射口 22B 油軸受側補助噴射口(すべり軸受側補助噴射
口) 23A,23B環状補助溝 P 圧縮気体供給源 S1,S2 空間容積
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大和田 優 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 大 谷 利 一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 宮 原 克 敏 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 太 田 稔 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 和久田 学 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸と、前記主軸を収容するハウジング
    と、前記ハウジングに設けられて前記主軸を非接触状態
    でラジアル方向に支持するすべり軸受を備えた主軸装置
    において、前記主軸のすべり軸受と相対する部位よりも
    軸端寄りの部位に、前記主軸を圧縮気体により非接触状
    態でスラスト方向に支持する気体スラスト軸受を設け、
    前記気体スラスト軸受から主軸とハウジングとの間を通
    して当該主軸の軸端および前記すべり軸受に向けて圧縮
    気体を流出させることを特徴とする主軸装置。
  2. 【請求項2】 主軸と、前記主軸を収容するハウジング
    と、前記ハウジングに設けられて前記主軸を非接触状態
    でラジアル方向に支持するすべり軸受を備えた主軸装置
    において、前記主軸のすべり軸受と相対する部位よりも
    軸端寄りの部位に、前記主軸の軸端側を向く軸端側受圧
    面および前記すべり軸受側を向く軸受側受圧面を有する
    受圧部を前記主軸と同心状に設けると共に、前記ハウジ
    ングに、圧縮気体供給源から供給される圧縮気体を前記
    受圧部の軸端側受圧面および軸受側受圧面に対して軸方
    向に吹き付ける軸端側噴射口およびすべり軸受側噴射口
    を設けて、前記主軸を圧縮気体により非接触状態でスラ
    スト方向に支持する気体スラスト軸受を形成し、前記主
    軸とハウジングとの間に、前記気体スラスト軸受から主
    軸の軸端および前記すべり軸受に向けて圧縮気体をそれ
    ぞれ流出させる軸端側流出路およびすべり軸受側流出路
    を設けたことを特徴とする主軸装置。
  3. 【請求項3】 すべり軸受側流出路をハウジングに設け
    た圧縮気体回収路と連通させた請求項2に記載の主軸装
    置。
  4. 【請求項4】 ハウジングに気体スラスト軸受から圧縮
    気体を外部に排出する排出路を設けた請求項2または3
    に記載の主軸装置。
  5. 【請求項5】 受圧部を主軸と同心状に形成した環状を
    なす突起部とし、軸端側受圧面および軸受側受圧面を前
    記主軸に対して直交する前記突起部の両端面とした請求
    項2ないし4のいずれかに記載の主軸装置。
  6. 【請求項6】 ハウジングの前記軸端側受圧面および軸
    受側受圧面と相対する対向面に、軸端側噴射口およびす
    べり軸受側噴射口から噴出する圧縮気体を主軸の円周方
    向に流す環状溝をそれぞれ設けた請求項2ないし5のい
    ずれかに記載の主軸装置。
  7. 【請求項7】 ハウジングの軸端側噴射口およびすべり
    軸受側噴射口よりも主軸に近い部位に、受圧部の軸端側
    受圧面および軸受側受圧面に対して圧縮気体供給源から
    供給される圧縮気体を軸方向に吹き付ける軸端側補助噴
    射口およびすべり軸受側補助噴射口を設け、前記軸端側
    補助噴射口およびすべり軸受側補助噴射口から噴出する
    圧縮気体の圧力を前記軸端側噴射口およびすべり軸受側
    噴射口から噴出する圧縮気体の圧力よりも低くした請求
    項2ないし6のいずれかに記載の主軸装置。
  8. 【請求項8】 軸端側補助噴射口およびすべり軸受側補
    助噴射口の各々の口径を軸端側噴射口およびすべり軸受
    側噴射口の各々の口径よりも小さくして、前記軸端側補
    助噴射口およびすべり軸受側補助噴射口から噴出する圧
    縮気体の圧力を前記軸端側噴射口およびすべり軸受側噴
    射口から噴出する圧縮気体の圧力よりも低くした請求項
    7に記載の主軸装置。
  9. 【請求項9】 ハウジングの前記軸端側受圧面および軸
    受側受圧面と相対する対向面に、軸端側補助噴射口およ
    びすべり軸受側補助噴射口から噴出する圧縮気体を円周
    方向に流す環状補助溝をそれぞれ設け、前記環状補助溝
    と受圧部との間の空間容積を、軸端側噴射口およびすべ
    り軸受側噴射口から噴出する圧縮気体を主軸の円周方向
    に流す環状溝と受圧部との間の空間容積よりも広くし
    て、前記軸端側補助噴射口およびすべり軸受側補助噴射
    口から噴出する圧縮気体の圧力を前記軸端側噴射口およ
    びすべり軸受側噴射口から噴出する圧縮気体の圧力より
    も低くした請求項7に記載の主軸装置。
  10. 【請求項10】 ハウジングの前記軸端側受圧面および
    軸受側受圧面と相対する対向面に、環状溝および環状補
    助溝の間にそれぞれ位置して気体スラスト軸受の外部に
    圧縮気体を排出する環状排出溝を設けた請求項9に記載
    の主軸装置。
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