JPH0932920A - 自動変速機のタンデムピストン構造 - Google Patents
自動変速機のタンデムピストン構造Info
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- JPH0932920A JPH0932920A JP7203915A JP20391595A JPH0932920A JP H0932920 A JPH0932920 A JP H0932920A JP 7203915 A JP7203915 A JP 7203915A JP 20391595 A JP20391595 A JP 20391595A JP H0932920 A JPH0932920 A JP H0932920A
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Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動変速機のケース10と一体に形成された
シリンダ部と、このシリンダ部内に摺動自在に保持され
て、前記シリンダ部との間に形成された液室273dの
圧力により駆動されるピストン273と、このピストン
273の円筒部内に摺動自在に保持され、ピストン27
3との間に形成された液室263aの圧力により駆動さ
れるピストン263とを備える自動変速機のタンデムピ
ストン構造において、内側のピストンにも外周側から油
を供給することができるようにして、加工コスト低減及
び変速性能の向上を図る。 【構成】 シリンダ部の外周部に設けられた液路266
と、ピストン273の円筒部に設けられた液路273a
とを介して、液室263aに圧液を供給する。
シリンダ部と、このシリンダ部内に摺動自在に保持され
て、前記シリンダ部との間に形成された液室273dの
圧力により駆動されるピストン273と、このピストン
273の円筒部内に摺動自在に保持され、ピストン27
3との間に形成された液室263aの圧力により駆動さ
れるピストン263とを備える自動変速機のタンデムピ
ストン構造において、内側のピストンにも外周側から油
を供給することができるようにして、加工コスト低減及
び変速性能の向上を図る。 【構成】 シリンダ部の外周部に設けられた液路266
と、ピストン273の円筒部に設けられた液路273a
とを介して、液室263aに圧液を供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機におい
て隣接して配設されたクラッチ,ブレーキ等の摩擦係合
要素を作動させるタンデムピストンの構造に係わり、特
に自動変速機の部品点数低減及び小型化が可能な自動変
速機の摩擦係合装置に関する。
て隣接して配設されたクラッチ,ブレーキ等の摩擦係合
要素を作動させるタンデムピストンの構造に係わり、特
に自動変速機の部品点数低減及び小型化が可能な自動変
速機の摩擦係合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発明の背景 一般に、車両用の自動変速機としては、エンジンの回転
をトルクコンバータを介して入力し、複数組のプラネタ
リギアを有する補助変速機により変速してプロペラシャ
フト(車軸側)に出力するものが普及している。そし
て、この種の自動変速機における補助変速機には、トル
クコンバータからのインプットシャフトの回転を、シフ
ト位置に応じて、プラネタリギアを構成する特定のギア
又はキャリアに伝動したり、特定のギア又はキャリアの
回転を適宜アウトプットシャフトに伝動したり、あるい
は適宜特定のギア又はキャリアの回転を拘束するため
に、クラッチ又はブレーキからなる摩擦係合要素が設け
られる。これらクラッチ又はブレーキとしては、複数の
摩擦板からなる多板式のものが多く採用され、前記摩擦
板を密着させるアクチュエータとしては、シリンダ内に
摺動自在に保持されたピストンからなる油圧式のものが
通常設けられる。このピストンは、シリンダとの間に形
成された油室にオイルポンプからの圧油が供給されるこ
とにより、前記摩擦板を押圧して密着させる方向に移動
し、前記油室への圧油供給が停止されるとリターンスプ
リングの復元力により前記摩擦板を押圧しない非作動位
置に復帰するものである。ところで、車両の居住スペー
ス等の拡大とともに安全装備等の搭載部品の増加、走行
性能の向上等が求められる近年にあっては、また車両の
さらなるコストパフォーマンス向上が要求される状況に
あっては、自動変速機にもよりきめこまかで円滑な変速
動作が求められるとともに、車両における設置スペース
の縮小を可能とする小型化や部品点数の削減が求められ
ている。
をトルクコンバータを介して入力し、複数組のプラネタ
リギアを有する補助変速機により変速してプロペラシャ
フト(車軸側)に出力するものが普及している。そし
て、この種の自動変速機における補助変速機には、トル
クコンバータからのインプットシャフトの回転を、シフ
ト位置に応じて、プラネタリギアを構成する特定のギア
又はキャリアに伝動したり、特定のギア又はキャリアの
回転を適宜アウトプットシャフトに伝動したり、あるい
は適宜特定のギア又はキャリアの回転を拘束するため
に、クラッチ又はブレーキからなる摩擦係合要素が設け
られる。これらクラッチ又はブレーキとしては、複数の
摩擦板からなる多板式のものが多く採用され、前記摩擦
板を密着させるアクチュエータとしては、シリンダ内に
摺動自在に保持されたピストンからなる油圧式のものが
通常設けられる。このピストンは、シリンダとの間に形
成された油室にオイルポンプからの圧油が供給されるこ
とにより、前記摩擦板を押圧して密着させる方向に移動
し、前記油室への圧油供給が停止されるとリターンスプ
リングの復元力により前記摩擦板を押圧しない非作動位
置に復帰するものである。ところで、車両の居住スペー
ス等の拡大とともに安全装備等の搭載部品の増加、走行
性能の向上等が求められる近年にあっては、また車両の
さらなるコストパフォーマンス向上が要求される状況に
あっては、自動変速機にもよりきめこまかで円滑な変速
動作が求められるとともに、車両における設置スペース
の縮小を可能とする小型化や部品点数の削減が求められ
ている。
【0003】従来の自動変速機 そこで、例えば特開昭62−141343号公報の第1
図に示すように、この種の自動変速機においては、一つ
のシリンダ内に二つのピストンが直列に収納保持され
た、いわゆるタンデム形のピストンにより近接配置され
た二つの摩擦係合要素を作動させる構造がよく採用され
る。これは、径寸法の異なる二つのクラッチC1,C2
を近接して配設し、大径側のクラッチC1を作動させる
有底筒状のピストンと、この外周側のピストン内に保持
されて、この外周側のピストンをシリンダとして摺動す
る内周側のピストンとよりなり、内周側のピストンの前
面側に配置されたリターンスプリングにより両方のピス
トンの復帰動作がなされるものである。ところが、従来
この構造において、各ピストンを駆動するための各油室
に圧油を供給するための油は、上記公報の第1図にも示
されるように、各ピストンの内周側中心軸線上に位置す
るボス(通常ケース側に固設されたもの)に形成された
油路を介して供給されるようになっている。
図に示すように、この種の自動変速機においては、一つ
のシリンダ内に二つのピストンが直列に収納保持され
た、いわゆるタンデム形のピストンにより近接配置され
た二つの摩擦係合要素を作動させる構造がよく採用され
る。これは、径寸法の異なる二つのクラッチC1,C2
を近接して配設し、大径側のクラッチC1を作動させる
有底筒状のピストンと、この外周側のピストン内に保持
されて、この外周側のピストンをシリンダとして摺動す
る内周側のピストンとよりなり、内周側のピストンの前
面側に配置されたリターンスプリングにより両方のピス
トンの復帰動作がなされるものである。ところが、従来
この構造において、各ピストンを駆動するための各油室
に圧油を供給するための油は、上記公報の第1図にも示
されるように、各ピストンの内周側中心軸線上に位置す
るボス(通常ケース側に固設されたもの)に形成された
油路を介して供給されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来のタン
デムピストン構造では、以下のような問題があった。 (イ)油路を構成する穴が部品の内周側に位置する加工
し難いものになり、部品の加工コスト低減の支障になっ
ていた。 (ロ)自動変速機のケースに取付けたバルブから油を導
くのに、一端ボス内部まで油を導いて内周側から各ピス
トンの油室に油を供給する構成であるため、バルブから
油室までの油路全体の長さが相当長くなり、油圧の立上
がりに遅れが生じるので、高い変速性能(速やかな変
速)が達成し難い。なお、一端ボス内部まで油を導いて
内周側から各ピストンの油室に油を供給する構成としな
ければならない理由は、上記公報の従来例の場合、二つ
のピストンを内包するシリンダがクラッチドラムとして
機能しており、軸とともに回転することが第1に挙げら
れるが、たとえ、クラッチドラムがケースと一体的に設
けられたものであっても、外周側(すなわち、ケース
側)から油路を形成することは従来困難であった。なぜ
なら、この場合でも、外周側のピストンに内包される内
周側のピストンに油を供給することができなかったから
である。
デムピストン構造では、以下のような問題があった。 (イ)油路を構成する穴が部品の内周側に位置する加工
し難いものになり、部品の加工コスト低減の支障になっ
ていた。 (ロ)自動変速機のケースに取付けたバルブから油を導
くのに、一端ボス内部まで油を導いて内周側から各ピス
トンの油室に油を供給する構成であるため、バルブから
油室までの油路全体の長さが相当長くなり、油圧の立上
がりに遅れが生じるので、高い変速性能(速やかな変
速)が達成し難い。なお、一端ボス内部まで油を導いて
内周側から各ピストンの油室に油を供給する構成としな
ければならない理由は、上記公報の従来例の場合、二つ
のピストンを内包するシリンダがクラッチドラムとして
機能しており、軸とともに回転することが第1に挙げら
れるが、たとえ、クラッチドラムがケースと一体的に設
けられたものであっても、外周側(すなわち、ケース
側)から油路を形成することは従来困難であった。なぜ
なら、この場合でも、外周側のピストンに内包される内
周側のピストンに油を供給することができなかったから
である。
【0005】そこで本発明は、内側のピストンにも外周
側から油を供給することができて、加工コスト低減及び
変速性能の向上が図れる自動変速機のタンデムピストン
構造を提供することを目的としている。
側から油を供給することができて、加工コスト低減及び
変速性能の向上が図れる自動変速機のタンデムピストン
構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の自動変速機のタンデムピストン構造
は、自動変速機のケース側と一体的に形成されたシリン
ダ部材と、底部の外周側に前記シリンダ部材内周に摺接
する円筒部が形成されてなり、前記シリンダ部材内に摺
動自在に保持されて、底部と前記シリンダ部材との間に
形成された第1液室の圧力により駆動される第1ピスト
ンと、この第1ピストンの円筒部内に摺動自在に保持さ
れ、前記第1ピストンの底部との間に形成された第2液
室の圧力により駆動される第2ピストンとを備える自動
変速機のタンデムピストン構造であって、前記シリンダ
部材の外周部に設けられた第1液路と、前記第1ピスト
ンの円筒部に設けられた第2液路とを介して、前記第2
液室に圧液を供給する構成としたことを特徴とする。
め、請求項1記載の自動変速機のタンデムピストン構造
は、自動変速機のケース側と一体的に形成されたシリン
ダ部材と、底部の外周側に前記シリンダ部材内周に摺接
する円筒部が形成されてなり、前記シリンダ部材内に摺
動自在に保持されて、底部と前記シリンダ部材との間に
形成された第1液室の圧力により駆動される第1ピスト
ンと、この第1ピストンの円筒部内に摺動自在に保持さ
れ、前記第1ピストンの底部との間に形成された第2液
室の圧力により駆動される第2ピストンとを備える自動
変速機のタンデムピストン構造であって、前記シリンダ
部材の外周部に設けられた第1液路と、前記第1ピスト
ンの円筒部に設けられた第2液路とを介して、前記第2
液室に圧液を供給する構成としたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の自動変速機のタンデムピス
トン構造は、前記シリンダ部材と前記第1ピストンの円
筒部外周との間に環状液室を隔成する1対のシール部材
を設け、前記環状液室内に前記第1液路及び第2液路を
連通させて、前記環状液室を介して前記第1液路及び第
2液路を接続したことを特徴とする。
トン構造は、前記シリンダ部材と前記第1ピストンの円
筒部外周との間に環状液室を隔成する1対のシール部材
を設け、前記環状液室内に前記第1液路及び第2液路を
連通させて、前記環状液室を介して前記第1液路及び第
2液路を接続したことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の自動変速機のタンデムピス
トン構造は、前記シール部材の一つを前記第1液室を隔
成するシール部材としても機能させたことを特徴とす
る。
トン構造は、前記シール部材の一つを前記第1液室を隔
成するシール部材としても機能させたことを特徴とす
る。
【0009】請求項1記載の発明では、シリンダ部材に
設けられた第1液路と、第1ピストンの円筒部に設けら
れた第2液路とを介して、第2ピストンを駆動する第2
液室に圧液を供給する構成としたから、タンデムピスト
ンにおける内側のピストンである第2ピストンの第2液
室にもケースの外周側に形成した液路によって、圧液を
供給することができるようになる。
設けられた第1液路と、第1ピストンの円筒部に設けら
れた第2液路とを介して、第2ピストンを駆動する第2
液室に圧液を供給する構成としたから、タンデムピスト
ンにおける内側のピストンである第2ピストンの第2液
室にもケースの外周側に形成した液路によって、圧液を
供給することができるようになる。
【0010】請求項2記載の発明では、シリンダ部材内
周と第1ピストンの円筒部外周との間に一対のシール部
材により隔成された環状液室内を介して、前記第1液路
と第2液路を接続したから、相対的に摺動する部材間
(即ちシリンダ部材と第1ピストン間)における液圧供
給が洩れなく円滑に行える。またこの場合、環状の室を
介して接続されるから、第1油路と第2油路は対向位置
に配置しなくてもよくなり、さらに第1ピストンが回転
する場合でも問題なく液圧供給が行える。
周と第1ピストンの円筒部外周との間に一対のシール部
材により隔成された環状液室内を介して、前記第1液路
と第2液路を接続したから、相対的に摺動する部材間
(即ちシリンダ部材と第1ピストン間)における液圧供
給が洩れなく円滑に行える。またこの場合、環状の室を
介して接続されるから、第1油路と第2油路は対向位置
に配置しなくてもよくなり、さらに第1ピストンが回転
する場合でも問題なく液圧供給が行える。
【0011】請求項3記載の発明では、一つのシール部
材が第1液室を隔成するシール部材としても、また環状
液室を隔成するシール部材としても機能する。
材が第1液室を隔成するシール部材としても、また環状
液室を隔成するシール部材としても機能する。
【0012】
【発明の実施の形態】第1実施例 以下、本発明の実施の形態を、自動変速機に適用した一
実施例として、図面に基づいて説明する。図1は本実施
例の自動変速機全体の断面図、図2はこの自動変速機を
構成する補助変速機のスケルトンを示す図、図3乃至図
5は図1の部分拡大図であり、このうち図5は本発明の
要部を示している。なお便宜上、図1乃至図5におい
て、左側(エンジン側)をフロント側、右側(エンジン
から遠い側)をリア側とする。 (A)全体構成 本実施例の自動変速機は、図1に示すように、一体のケ
ース10内にトルクコンバータ20、オイルポンプ5
0、及び補助変速機100を備え、ケース10の下部に
コントロールバルブユニット300を備える。
実施例として、図面に基づいて説明する。図1は本実施
例の自動変速機全体の断面図、図2はこの自動変速機を
構成する補助変速機のスケルトンを示す図、図3乃至図
5は図1の部分拡大図であり、このうち図5は本発明の
要部を示している。なお便宜上、図1乃至図5におい
て、左側(エンジン側)をフロント側、右側(エンジン
から遠い側)をリア側とする。 (A)全体構成 本実施例の自動変速機は、図1に示すように、一体のケ
ース10内にトルクコンバータ20、オイルポンプ5
0、及び補助変速機100を備え、ケース10の下部に
コントロールバルブユニット300を備える。
【0013】トルクコンバータ20は、エンジンのクラ
ンクシャフトに連結されて回転するフロントカバー21
と、フロントカバー21の後部に連結されたリヤカバー
22と、リヤカバー22の内側に形成されたポンプイン
ペラ23と、ポンプインペラ23に対向して配設された
タービンランナ24と、タービンランナ24を保持する
タービンシェル25と、ポンプインペラ23とタービン
ランナ24との間に配設されたステータ26と、ステー
タ26を支持するワンウエイクラッチ27と、フロント
カバー21とタービンシェル25との間に配設されたロ
ックアップピストン28とを備える。トルクコンバータ
20の中心軸線上には、補助変速機100のインプット
シャフト110(入力軸)のフロント側端部が挿通さ
れ、タービンシェル25とロックアップピストン28と
は、その内周部においてこのインプットシャフト110
のフロント側端部に連結されている。ステータ26の内
周は、ワンウエイクラッチ27のアウタレースに連結さ
れ、ワンウエイクラッチ27のインナレースは、後述す
るオイルポンプカバー52のフロント側ボス53の外周
に連結され、固定状態とされている。リヤカバー22に
は、前記フロント側ボス53の外周に隙間を有して嵌挿
されたボス29が固設されている。
ンクシャフトに連結されて回転するフロントカバー21
と、フロントカバー21の後部に連結されたリヤカバー
22と、リヤカバー22の内側に形成されたポンプイン
ペラ23と、ポンプインペラ23に対向して配設された
タービンランナ24と、タービンランナ24を保持する
タービンシェル25と、ポンプインペラ23とタービン
ランナ24との間に配設されたステータ26と、ステー
タ26を支持するワンウエイクラッチ27と、フロント
カバー21とタービンシェル25との間に配設されたロ
ックアップピストン28とを備える。トルクコンバータ
20の中心軸線上には、補助変速機100のインプット
シャフト110(入力軸)のフロント側端部が挿通さ
れ、タービンシェル25とロックアップピストン28と
は、その内周部においてこのインプットシャフト110
のフロント側端部に連結されている。ステータ26の内
周は、ワンウエイクラッチ27のアウタレースに連結さ
れ、ワンウエイクラッチ27のインナレースは、後述す
るオイルポンプカバー52のフロント側ボス53の外周
に連結され、固定状態とされている。リヤカバー22に
は、前記フロント側ボス53の外周に隙間を有して嵌挿
されたボス29が固設されている。
【0014】オイルポンプ50は、オイルポンプハウジ
ング51とオイルポンプカバー52とよりなる外枠内に
ロータ等が収納されたベーン式のポンプで、トルクコン
バータ20のボス29の先端にロータが連結されて駆動
され、ケース10の下面側に取付けられたオイルパン3
01内の油を吸引して所定油圧を発生させる。オイルポ
ンプカバー52には、インプットシャフト110の外周
に沿ってフロント側に伸びるフロント側ボス53と、イ
ンプットシャフト110の外周に沿ってリア側に伸びる
リア側ボス54とが形成され、フロント側ボス53の先
端部には前述のようにワンウエイクラッチ27のインナ
レースが連結されている。このオイルポンプ50のオイ
ルポンプハウジング51とオイルポンプカバー52は、
ボルト55によりケース10に固定されている。
ング51とオイルポンプカバー52とよりなる外枠内に
ロータ等が収納されたベーン式のポンプで、トルクコン
バータ20のボス29の先端にロータが連結されて駆動
され、ケース10の下面側に取付けられたオイルパン3
01内の油を吸引して所定油圧を発生させる。オイルポ
ンプカバー52には、インプットシャフト110の外周
に沿ってフロント側に伸びるフロント側ボス53と、イ
ンプットシャフト110の外周に沿ってリア側に伸びる
リア側ボス54とが形成され、フロント側ボス53の先
端部には前述のようにワンウエイクラッチ27のインナ
レースが連結されている。このオイルポンプ50のオイ
ルポンプハウジング51とオイルポンプカバー52は、
ボルト55によりケース10に固定されている。
【0015】補助変速機100は、図1及び図2に示す
ように、インプットシャフト110、中間シャフト12
0、アウトプットシャフト130、第1プラネタリーギ
ア140、第2プラネタリーギア150、第3プラネタ
リーギア160、ロークラッチ(L/C)170、ハイ
クラッチ(H/C)180、リバースクラッチ(R/
C)190、サードブレーキ(3rd/B)200、サ
ードワンウエイクラッチ(3rd/OWC)210、オ
ーバードライブブレーキ(OD/B)220、セカンド
ブレーキ(2nd/B)230、セカンドワンウエイク
ラッチ(2nd/OWC)240、リバースブレーキ
(R/B)250、ローコーストブレーキ(LOWコー
スト/B)260、ローブレーキ(LOW/B)27
0、及びローワンウエイクラッチ(LOW/OWC)2
80を備える。
ように、インプットシャフト110、中間シャフト12
0、アウトプットシャフト130、第1プラネタリーギ
ア140、第2プラネタリーギア150、第3プラネタ
リーギア160、ロークラッチ(L/C)170、ハイ
クラッチ(H/C)180、リバースクラッチ(R/
C)190、サードブレーキ(3rd/B)200、サ
ードワンウエイクラッチ(3rd/OWC)210、オ
ーバードライブブレーキ(OD/B)220、セカンド
ブレーキ(2nd/B)230、セカンドワンウエイク
ラッチ(2nd/OWC)240、リバースブレーキ
(R/B)250、ローコーストブレーキ(LOWコー
スト/B)260、ローブレーキ(LOW/B)27
0、及びローワンウエイクラッチ(LOW/OWC)2
80を備える。
【0016】インプットシャフト110,中間シャフト
120及びアウトプットシャフト130は、図1に示す
ように、ケース10内の中心軸線上に、フロント側から
リア側に向って順次配設され、それぞれ独立に回転でき
るよう支持されている。中間シャフト120の外周側に
は、図2及び図4に示すように、中空軸部材121,1
22が順次同心円状に配設され、それぞれ独立に回転す
るよう支持されている。ここで、中空軸部材121のフ
ロント側は、後述するハブ182に連結され、またその
リア側には後述する第1キャリア144がスプラインに
より連結されている。また、中空軸部材122のフロン
ト側は、後述するハブ192,222に連結されるとと
もに、サードワンウエイクラッチ210のインナーレー
スとして機能しており、またそのリア側には後述する第
1サンギア141が一体に形成されている。
120及びアウトプットシャフト130は、図1に示す
ように、ケース10内の中心軸線上に、フロント側から
リア側に向って順次配設され、それぞれ独立に回転でき
るよう支持されている。中間シャフト120の外周側に
は、図2及び図4に示すように、中空軸部材121,1
22が順次同心円状に配設され、それぞれ独立に回転す
るよう支持されている。ここで、中空軸部材121のフ
ロント側は、後述するハブ182に連結され、またその
リア側には後述する第1キャリア144がスプラインに
より連結されている。また、中空軸部材122のフロン
ト側は、後述するハブ192,222に連結されるとと
もに、サードワンウエイクラッチ210のインナーレー
スとして機能しており、またそのリア側には後述する第
1サンギア141が一体に形成されている。
【0017】なお、アウトプットシャフト130のリア
側端部は、ケース10のリア側に取付けられたリア側ケ
ース11内を通ってリア側に伸びており、出力フランジ
部材131を介して車両のプロペラシャフトに連結され
る。また、アウトプットシャフト130の略中央部外周
には、パーキングギア132がスプラインにより連結さ
れ、パーキング操作時にセレクトレバーと連動するパー
キングポール(図示省略)がこのパーキングギア132
と噛み合うことにより、アウトプットシャフト130を
機械的にロックする構成となっている。そして、このパ
ーキングギア132の外周面に望む位置には、パーキン
グギア132の外周面の歯を検出することにより、アウ
トプットシャフト130の回転数に応じた周波数のパル
ス信号を出力する車速センサー133が取付けられてい
る。
側端部は、ケース10のリア側に取付けられたリア側ケ
ース11内を通ってリア側に伸びており、出力フランジ
部材131を介して車両のプロペラシャフトに連結され
る。また、アウトプットシャフト130の略中央部外周
には、パーキングギア132がスプラインにより連結さ
れ、パーキング操作時にセレクトレバーと連動するパー
キングポール(図示省略)がこのパーキングギア132
と噛み合うことにより、アウトプットシャフト130を
機械的にロックする構成となっている。そして、このパ
ーキングギア132の外周面に望む位置には、パーキン
グギア132の外周面の歯を検出することにより、アウ
トプットシャフト130の回転数に応じた周波数のパル
ス信号を出力する車速センサー133が取付けられてい
る。
【0018】第1プラネタリーギア140は、図2及び
図4に示すように、第1サンギア(S1)141と、第
1ピニオンギア(P1)142と、第1リングギア(R
1)143とよりなる。第1サンギア141は、図4に
示すように、前述の中空軸部材122のリア側端部に一
体に形成されている。また、第1ピニオンギア142を
支持する第1キャリア(C1)144は、そのリア側端
部内周が、前述の中空軸部材121のリア側端部外周に
スプラインにより連結され、またそのフロント側端部内
周側が、セカンドワンウエイクラッチ240の後述のイ
ンナーレース241にスプラインにより連結され、さら
にそのフロント側端部外周側が、後述のリバースブレー
キドラム251に連結されている。
図4に示すように、第1サンギア(S1)141と、第
1ピニオンギア(P1)142と、第1リングギア(R
1)143とよりなる。第1サンギア141は、図4に
示すように、前述の中空軸部材122のリア側端部に一
体に形成されている。また、第1ピニオンギア142を
支持する第1キャリア(C1)144は、そのリア側端
部内周が、前述の中空軸部材121のリア側端部外周に
スプラインにより連結され、またそのフロント側端部内
周側が、セカンドワンウエイクラッチ240の後述のイ
ンナーレース241にスプラインにより連結され、さら
にそのフロント側端部外周側が、後述のリバースブレー
キドラム251に連結されている。
【0019】第2プラネタリーギア150は、図2及び
図4に示すように、第2サンギア(S2)151と、第
2ピニオンギア(P2)152と、第2リングギア(R
2)153とよりなる。第2サンギア151は、図4に
示すように、第3プラネタリーギア160を構成する後
述の第3サンギア161に連結されて一体に回転する。
また、第2ピニオンギア152を支持する第2キャリア
(C2)154は、そのリア側端部が後述の第3キャリ
ア(C2)164に一体に連結され、またそのフロント
側端部が第1リングギア143に一体に連結されてい
る。
図4に示すように、第2サンギア(S2)151と、第
2ピニオンギア(P2)152と、第2リングギア(R
2)153とよりなる。第2サンギア151は、図4に
示すように、第3プラネタリーギア160を構成する後
述の第3サンギア161に連結されて一体に回転する。
また、第2ピニオンギア152を支持する第2キャリア
(C2)154は、そのリア側端部が後述の第3キャリ
ア(C2)164に一体に連結され、またそのフロント
側端部が第1リングギア143に一体に連結されてい
る。
【0020】第3プラネタリーギア160は、図2及び
図4に示すように、第3サンギア(S3)161と、第
3ピニオンギア(P3)162(図1に示す)と、第3
リングギア(R3)163とよりなる。第3サンギア1
61は、図4に示すように、スプラインにより中間シャ
フト120に連結されるとともに、第2サンギア151
に連結されて一体に回転する。また、第3ピニオンギア
162を支持する第3キャリア(C3)164は、その
リア側端部内周がアウトプットシャフト130のフロン
ト側端部外周にスプラインにより連結され、またそのフ
ロント側端部が第2キャリア154に連結されている。
図4に示すように、第3サンギア(S3)161と、第
3ピニオンギア(P3)162(図1に示す)と、第3
リングギア(R3)163とよりなる。第3サンギア1
61は、図4に示すように、スプラインにより中間シャ
フト120に連結されるとともに、第2サンギア151
に連結されて一体に回転する。また、第3ピニオンギア
162を支持する第3キャリア(C3)164は、その
リア側端部内周がアウトプットシャフト130のフロン
ト側端部外周にスプラインにより連結され、またそのフ
ロント側端部が第2キャリア154に連結されている。
【0021】ロークラッチ(L/C)170(第2摩擦
係合要素)は、図3に示すように、後述する壁部材17
1の円筒部にスプラインで連結されたドリブンプレート
と、ハブ172にスプラインで連結されたドライブプレ
ートとを交互に積層してなる多板式のもので、図3にお
いて左右に(軸方向に)摺動するピストン173(第2
ピストン)により各プレートが密着方向に押し付けられ
て発生する摩擦力により、壁部材171とハブ172と
を接続する。壁部材171はインプットシャフト110
に連結され、ハブ172は中間シャフト120に連結さ
れているため、結局このロークラッチ170は、インプ
ットシャフト110と第2サンギア151又は第3サン
ギア161とを接続する機能を有する。なお、ピストン
173は、壁部材171とこのピストン173との間に
形成された油室173aに、インプットシャフト110
に形成された油路111を介して圧油が供給されること
により作動位置に移動し、リテーナ174とこのピスト
ン173との間に圧縮状態に介装されたスプリング17
5の復元力により非作動位置に復帰する。
係合要素)は、図3に示すように、後述する壁部材17
1の円筒部にスプラインで連結されたドリブンプレート
と、ハブ172にスプラインで連結されたドライブプレ
ートとを交互に積層してなる多板式のもので、図3にお
いて左右に(軸方向に)摺動するピストン173(第2
ピストン)により各プレートが密着方向に押し付けられ
て発生する摩擦力により、壁部材171とハブ172と
を接続する。壁部材171はインプットシャフト110
に連結され、ハブ172は中間シャフト120に連結さ
れているため、結局このロークラッチ170は、インプ
ットシャフト110と第2サンギア151又は第3サン
ギア161とを接続する機能を有する。なお、ピストン
173は、壁部材171とこのピストン173との間に
形成された油室173aに、インプットシャフト110
に形成された油路111を介して圧油が供給されること
により作動位置に移動し、リテーナ174とこのピスト
ン173との間に圧縮状態に介装されたスプリング17
5の復元力により非作動位置に復帰する。
【0022】ハイクラッチ(H/C)180(第1摩擦
係合要素)は、図3に示すように、シリンダ181(第
1シリンダ)の後述する外周側円筒部181a(円筒状
延在部)にスプラインで連結されたドリブンプレート
と、ハブ182(第3円筒部材)にスプラインで連結さ
れたドライブプレートとを交互に積層してなる多板式の
もので、図3において左右に摺動するピストン183
(第1ピストン)により各プレートが密着方向に押し付
けられて発生する摩擦力により、シリンダ181とハブ
182とを接続する。シリンダ181は、インプットシ
ャフト110に連結され、ハブ182は、このハブ18
2と一体的に形成された前述の中空軸部材121を介し
て第1キャリア144に連結されている。このため、結
局このハイクラッチ180は、インプットシャフト11
0と第1キャリア144とを接続する機能を有する。な
お、ピストン183は、シリンダ181の後述の壁状部
181cとこのピストン183との間に形成された油室
183aに、シリンダ181の後述の内周側円筒部18
1bに形成された油路184を介して圧油が供給される
ことにより作動位置に移動し、リテーナ188とこのピ
ストン183との間に圧縮状態に介装された第1図に示
すスプリング187の復元力により非作動位置に復帰す
る。壁部材171とこのピストン183との間に形成さ
れた油室171b(遠心油圧キャンセル室)には、シリ
ンダ181の内周側円筒部181bに形成された油路1
85を介して油が供給される。これにより、壁状部18
1cとピストン183との間に形成された油室183a
に発生する遠心油圧を打ち消すことができ、円滑な変速
のための油圧制御が容易になる。
係合要素)は、図3に示すように、シリンダ181(第
1シリンダ)の後述する外周側円筒部181a(円筒状
延在部)にスプラインで連結されたドリブンプレート
と、ハブ182(第3円筒部材)にスプラインで連結さ
れたドライブプレートとを交互に積層してなる多板式の
もので、図3において左右に摺動するピストン183
(第1ピストン)により各プレートが密着方向に押し付
けられて発生する摩擦力により、シリンダ181とハブ
182とを接続する。シリンダ181は、インプットシ
ャフト110に連結され、ハブ182は、このハブ18
2と一体的に形成された前述の中空軸部材121を介し
て第1キャリア144に連結されている。このため、結
局このハイクラッチ180は、インプットシャフト11
0と第1キャリア144とを接続する機能を有する。な
お、ピストン183は、シリンダ181の後述の壁状部
181cとこのピストン183との間に形成された油室
183aに、シリンダ181の後述の内周側円筒部18
1bに形成された油路184を介して圧油が供給される
ことにより作動位置に移動し、リテーナ188とこのピ
ストン183との間に圧縮状態に介装された第1図に示
すスプリング187の復元力により非作動位置に復帰す
る。壁部材171とこのピストン183との間に形成さ
れた油室171b(遠心油圧キャンセル室)には、シリ
ンダ181の内周側円筒部181bに形成された油路1
85を介して油が供給される。これにより、壁状部18
1cとピストン183との間に形成された油室183a
に発生する遠心油圧を打ち消すことができ、円滑な変速
のための油圧制御が容易になる。
【0023】リバースクラッチ(R/C)190は、図
3に示すように、シリンダ181にスプラインで連結さ
れたドリブンプレートと、ハブ192にスプラインで連
結されたドライブプレートとを交互に積層してなる多板
式のもので、図3において左右に摺動するピストン19
3により押圧フランジ194を介して各プレートが相互
に押し付けられ、これにより発生する摩擦力により、シ
リンダ181とハブ192とを接続する。ここで、シリ
ンダ181は、インプットシャフト110に連結され、
ハブ192は、このハブ192と一体的に形成された前
述の中空軸部材122を介して第1サンギア141に連
結されている。このため、結局このリバースクラッチ1
90は、インプットシャフト110と第1サンギア14
1とを接続する機能を有する。また、ピストン193
は、シリンダ181の後述の壁状部181cとこのピス
トン193との間に形成された油室に、シリンダ181
の内周側円筒部181bに形成された油路186を介し
て圧油が供給されることにより作動位置に移動し、リテ
ーナ195とこのピストン193との間に圧縮状態に介
装されたリターンスプリング196の復元力により非作
動位置に復帰する。
3に示すように、シリンダ181にスプラインで連結さ
れたドリブンプレートと、ハブ192にスプラインで連
結されたドライブプレートとを交互に積層してなる多板
式のもので、図3において左右に摺動するピストン19
3により押圧フランジ194を介して各プレートが相互
に押し付けられ、これにより発生する摩擦力により、シ
リンダ181とハブ192とを接続する。ここで、シリ
ンダ181は、インプットシャフト110に連結され、
ハブ192は、このハブ192と一体的に形成された前
述の中空軸部材122を介して第1サンギア141に連
結されている。このため、結局このリバースクラッチ1
90は、インプットシャフト110と第1サンギア14
1とを接続する機能を有する。また、ピストン193
は、シリンダ181の後述の壁状部181cとこのピス
トン193との間に形成された油室に、シリンダ181
の内周側円筒部181bに形成された油路186を介し
て圧油が供給されることにより作動位置に移動し、リテ
ーナ195とこのピストン193との間に圧縮状態に介
装されたリターンスプリング196の復元力により非作
動位置に復帰する。
【0024】なお、ハイクラッチ180とともにリバー
スクラッチ190を支持するシリンダ181は、外周側
円筒部181aと、内周側円筒部181bと、この内周
側円筒部181bから外周方向に伸びて外周側円筒部1
81aに連結された底部181cとよりなり、底部18
1cには、ハイクラッチ180のピストン183等を高
密度に収納するために、内周側が張出す方向の段部18
1dが形成されたもので、内周側円筒部181bのリア
側においてインプットシャフト110にスプラインで連
結され、内周側円筒部181bのフロント側がオイルポ
ンプカバー52のリア側ボス54の外周に摺接しつつ回
転する部材となっている。そして、このシリンダ181
の外周側円筒部181aのフロント側端部は、矩形の切
り欠き181eが周方向に複数形成された、くし歯状の
形状とされ、くし歯の部分が爪状部181fを構成して
いる。
スクラッチ190を支持するシリンダ181は、外周側
円筒部181aと、内周側円筒部181bと、この内周
側円筒部181bから外周方向に伸びて外周側円筒部1
81aに連結された底部181cとよりなり、底部18
1cには、ハイクラッチ180のピストン183等を高
密度に収納するために、内周側が張出す方向の段部18
1dが形成されたもので、内周側円筒部181bのリア
側においてインプットシャフト110にスプラインで連
結され、内周側円筒部181bのフロント側がオイルポ
ンプカバー52のリア側ボス54の外周に摺接しつつ回
転する部材となっている。そして、このシリンダ181
の外周側円筒部181aのフロント側端部は、矩形の切
り欠き181eが周方向に複数形成された、くし歯状の
形状とされ、くし歯の部分が爪状部181fを構成して
いる。
【0025】また、ピストン193は、外周部がくし歯
状とされて、シリンダ181の切り欠き181eに対応
する位置に矩形の爪状部193aを有し、シリンダ18
1の底部181cの形状に沿うように段部193bを有
する形状となっている。そして、このピストン193を
作動させる油室は、シールリング193c及び193d
でシールされた空間、すなわちピストン193の移動に
伴い摺接又は離間する段部181d及び193bの内面
間に形成されている。一方、押圧フランジ194のフロ
ント側端部には、図3に示す如く、シリンダ181の切
り欠き181eに対応する位置に矩形の切り欠き194
aが形成されている。そして、ピストン193の爪状部
193aは、シリンダ181の切り欠き181eを突き
抜けてこの押圧フランジ194の切り欠き194aには
め込まれ、スナップリング194bにより押圧フランジ
194のフロント側端部に取付けられ、これにより、ピ
ストン193と押圧フランジ194が一体に連結されて
いる。また結果として、シリンダ181の爪状部181
fは、ピストン193の隣り合う爪状部193aの間に
形成された開口を貫通して、ピストン193のフロント
側外方に延在する構成となっている。
状とされて、シリンダ181の切り欠き181eに対応
する位置に矩形の爪状部193aを有し、シリンダ18
1の底部181cの形状に沿うように段部193bを有
する形状となっている。そして、このピストン193を
作動させる油室は、シールリング193c及び193d
でシールされた空間、すなわちピストン193の移動に
伴い摺接又は離間する段部181d及び193bの内面
間に形成されている。一方、押圧フランジ194のフロ
ント側端部には、図3に示す如く、シリンダ181の切
り欠き181eに対応する位置に矩形の切り欠き194
aが形成されている。そして、ピストン193の爪状部
193aは、シリンダ181の切り欠き181eを突き
抜けてこの押圧フランジ194の切り欠き194aには
め込まれ、スナップリング194bにより押圧フランジ
194のフロント側端部に取付けられ、これにより、ピ
ストン193と押圧フランジ194が一体に連結されて
いる。また結果として、シリンダ181の爪状部181
fは、ピストン193の隣り合う爪状部193aの間に
形成された開口を貫通して、ピストン193のフロント
側外方に延在する構成となっている。
【0026】そして、この外方に延在する爪状部181
fに、スナップリング195aによりリテーナ195が
取付けられ、このリテーナ195の内周側とピストン1
93の背面上部(段部193bの外周側凹部分)との間
に、ピストン193を復帰させるリターンスプリング1
96が圧縮状態に介装されている。こうして、リターン
スプリング196は、段部193bの外周側の空間であ
って、シリンダ181の外周側円筒部181aの外径よ
りも内側(内周側)に配置され、ピストン193ととも
に僅かな空間に高密度に配置され、径方向にも軸方向に
も余分に張出す部分を形成しない。
fに、スナップリング195aによりリテーナ195が
取付けられ、このリテーナ195の内周側とピストン1
93の背面上部(段部193bの外周側凹部分)との間
に、ピストン193を復帰させるリターンスプリング1
96が圧縮状態に介装されている。こうして、リターン
スプリング196は、段部193bの外周側の空間であ
って、シリンダ181の外周側円筒部181aの外径よ
りも内側(内周側)に配置され、ピストン193ととも
に僅かな空間に高密度に配置され、径方向にも軸方向に
も余分に張出す部分を形成しない。
【0027】また、リターンスプリング196のリテー
ナ195の外周側端部は、逆L字状のくし歯状部195
bが複数形成されたくし歯状の形状とされ、その逆L字
状のくし歯状部195bがシリンダ181の切り欠き1
81eを突き抜けている。そして、リテーナ195のく
し歯状部195bの外周面に望む位置には、爪状部19
5bを検出することにより、インプットシャフト110
(すなわち、タービンランナー24)の回転数に応じた
周波数のパルス信号を出力する入力軸回転速度センサー
197が取付けられている。このため、リテーナ195
が入力軸回転速度検出のためのロータとしても機能して
いる。
ナ195の外周側端部は、逆L字状のくし歯状部195
bが複数形成されたくし歯状の形状とされ、その逆L字
状のくし歯状部195bがシリンダ181の切り欠き1
81eを突き抜けている。そして、リテーナ195のく
し歯状部195bの外周面に望む位置には、爪状部19
5bを検出することにより、インプットシャフト110
(すなわち、タービンランナー24)の回転数に応じた
周波数のパルス信号を出力する入力軸回転速度センサー
197が取付けられている。このため、リテーナ195
が入力軸回転速度検出のためのロータとしても機能して
いる。
【0028】また、図3に示すように、リバースクラッ
チ190のハブ192は、ロークラッチ170の壁部材
171に対してリア方向及び外周方向に僅かに位置をず
らして近接して配置され、さらにハイクラッチ180の
ハブ182が、これら壁部材171及びハブ192の部
材間に挟まれるようにして、壁部材171の円筒部の外
周側からハブ192の円筒部の内周側に伸びるように近
接して配置されている。そしてこのような構成としたう
えで、ハブ182における壁部材171とハブ192の
端面間の位置には、軸方向に対して斜方向の傾斜部18
2aが形成されており、壁部材171とハブ192の端
部は、図3に示す如く、このハブ182の傾斜部182
aに沿うようにテーパ状とされ、その端部外周にはそれ
ぞれ傾斜面171a,192aが形成されている。これ
により、壁部材171とハブ192の端面とハブ182
との干渉が起き難く、これら部材をより近接させて配置
することが可能となり、各クラッチ170,180,1
90を高密度に配置している。
チ190のハブ192は、ロークラッチ170の壁部材
171に対してリア方向及び外周方向に僅かに位置をず
らして近接して配置され、さらにハイクラッチ180の
ハブ182が、これら壁部材171及びハブ192の部
材間に挟まれるようにして、壁部材171の円筒部の外
周側からハブ192の円筒部の内周側に伸びるように近
接して配置されている。そしてこのような構成としたう
えで、ハブ182における壁部材171とハブ192の
端面間の位置には、軸方向に対して斜方向の傾斜部18
2aが形成されており、壁部材171とハブ192の端
部は、図3に示す如く、このハブ182の傾斜部182
aに沿うようにテーパ状とされ、その端部外周にはそれ
ぞれ傾斜面171a,192aが形成されている。これ
により、壁部材171とハブ192の端面とハブ182
との干渉が起き難く、これら部材をより近接させて配置
することが可能となり、各クラッチ170,180,1
90を高密度に配置している。
【0029】サードブレーキ(3rd/B)200は、
図4に示すように、ケース10に固定された固定ドラム
70にスプラインで連結されたドリブンプレートと、ハ
ブ202にスプラインで連結されたドライブプレートと
を交互に積層してなる多板式のもので、固定ドラム70
のフロント外周側に形成された凹部に収納されて図4に
おいて左右に摺動するピストン203により、各プレー
トが密着方向に押し付けられ、これにより発生する摩擦
力により、ハブ202に制動力を働かせる。ここでハブ
202は、サードワンウエイクラッチ210のアウター
レース211に固定されており、結局このサードブレー
キ200は、サードワンウエイクラッチ210を介して
第1サンギア141が形成された中空軸部材122の一
方向の回転に対して制動力を働かせる機能を有する。な
お、ピストン203は、固定ドラム70とこのピストン
203との間に形成された油室に、固定ドラム70に形
成された油路71を介して圧油が供給されることにより
作動位置に移動し、バネ204の復元力により非作動位
置に復帰する。また、サードワンウエイクラッチ(3r
d/OWC)210は、4速へのシフトアップ時の変速
制御を容易にするもので、後述のようにロークラッチ1
70とサードブレーキ200が作動させられて3速とな
っている時に、ハイクラッチ180を作動させると、こ
のサードワンウエイクラッチ210が開放され、サード
ブレーキ200が作動したままで4速に変速することが
できる。
図4に示すように、ケース10に固定された固定ドラム
70にスプラインで連結されたドリブンプレートと、ハ
ブ202にスプラインで連結されたドライブプレートと
を交互に積層してなる多板式のもので、固定ドラム70
のフロント外周側に形成された凹部に収納されて図4に
おいて左右に摺動するピストン203により、各プレー
トが密着方向に押し付けられ、これにより発生する摩擦
力により、ハブ202に制動力を働かせる。ここでハブ
202は、サードワンウエイクラッチ210のアウター
レース211に固定されており、結局このサードブレー
キ200は、サードワンウエイクラッチ210を介して
第1サンギア141が形成された中空軸部材122の一
方向の回転に対して制動力を働かせる機能を有する。な
お、ピストン203は、固定ドラム70とこのピストン
203との間に形成された油室に、固定ドラム70に形
成された油路71を介して圧油が供給されることにより
作動位置に移動し、バネ204の復元力により非作動位
置に復帰する。また、サードワンウエイクラッチ(3r
d/OWC)210は、4速へのシフトアップ時の変速
制御を容易にするもので、後述のようにロークラッチ1
70とサードブレーキ200が作動させられて3速とな
っている時に、ハイクラッチ180を作動させると、こ
のサードワンウエイクラッチ210が開放され、サード
ブレーキ200が作動したままで4速に変速することが
できる。
【0030】オーバードライブブレーキ(OD/B)2
20は、図4に示すように、ケース10に固定された固
定ドラム70にスプラインで連結されたドリブンプレー
トと、ハブ222にスプラインで連結されたドライブプ
レートとを交互に積層してなる多板式のもので、固定ド
ラム70のフロント内周側に形成された凹部に収納され
て図4において左右に摺動するピストン223により、
各プレートが密着方向に押し付けられ、これにより発生
する摩擦力により、ハブ222に制動力を働かせる。こ
こでハブ222は、第1サンギア141が形成された中
空軸部材122のフロント側端部に連結されており、結
局このオーバードライブブレーキ220は、第1サンギ
ア141に対して制動力を働かせる機能を有する。な
お、ピストン223は、固定ドラム70とこのピストン
223との間に形成された油室に、固定ドラム70に形
成された油路72を介して圧油が供給されることにより
作動位置に移動し、バネ224の復元力により非作動位
置に復帰する。
20は、図4に示すように、ケース10に固定された固
定ドラム70にスプラインで連結されたドリブンプレー
トと、ハブ222にスプラインで連結されたドライブプ
レートとを交互に積層してなる多板式のもので、固定ド
ラム70のフロント内周側に形成された凹部に収納され
て図4において左右に摺動するピストン223により、
各プレートが密着方向に押し付けられ、これにより発生
する摩擦力により、ハブ222に制動力を働かせる。こ
こでハブ222は、第1サンギア141が形成された中
空軸部材122のフロント側端部に連結されており、結
局このオーバードライブブレーキ220は、第1サンギ
ア141に対して制動力を働かせる機能を有する。な
お、ピストン223は、固定ドラム70とこのピストン
223との間に形成された油室に、固定ドラム70に形
成された油路72を介して圧油が供給されることにより
作動位置に移動し、バネ224の復元力により非作動位
置に復帰する。
【0031】セカンドブレーキ(2nd/B)230
は、図4に示すように、ケース10に固定された固定ド
ラム70にスプラインで連結されたドリブンプレート
と、セカンドワンウエイクラッチ240のアウターレー
ス242にスプラインで連結されたドライブプレートと
を交互に積層してなる多板式のもので、固定ドラム70
のリア側に形成された凹部に収納されて図4において左
右に摺動するピストン233により、各プレートが密着
方向に押し付けられ、これにより発生する摩擦力によ
り、アウターレース242に制動力を働かせる。セカン
ドワンウエイクラッチ240のインナーレース241
は、前述したように第1キャリア144に連結されてい
るから、結局このセカンドブレーキ230は、セカンド
ワンウエイクラッチ240を介して第1キャリア144
及び第2リングギア153の一方向の回転に対して制動
力を働かせる機能を有する。なお、ピストン233は、
固定ドラム70とこのピストン233との間に形成され
た油室に、固定ドラム70に形成された油路73を介し
て圧油が供給されることにより作動位置に移動し、バネ
234の復元力により非作動位置に復帰する。また、セ
カンドワンウエイクラッチ(2nd/OWC)240
は、3速へのシフトアップ時の変速制御を容易にするた
めのもので、ロークラッチ170とセカンドブレーキ2
30が作動させられて2速となっている時に、サードブ
レーキ200を作動させると、このセカンドワンウエイ
クラッチ240が開放され、セカンドブレーキ230を
作動したままで3速に変速することができる。
は、図4に示すように、ケース10に固定された固定ド
ラム70にスプラインで連結されたドリブンプレート
と、セカンドワンウエイクラッチ240のアウターレー
ス242にスプラインで連結されたドライブプレートと
を交互に積層してなる多板式のもので、固定ドラム70
のリア側に形成された凹部に収納されて図4において左
右に摺動するピストン233により、各プレートが密着
方向に押し付けられ、これにより発生する摩擦力によ
り、アウターレース242に制動力を働かせる。セカン
ドワンウエイクラッチ240のインナーレース241
は、前述したように第1キャリア144に連結されてい
るから、結局このセカンドブレーキ230は、セカンド
ワンウエイクラッチ240を介して第1キャリア144
及び第2リングギア153の一方向の回転に対して制動
力を働かせる機能を有する。なお、ピストン233は、
固定ドラム70とこのピストン233との間に形成され
た油室に、固定ドラム70に形成された油路73を介し
て圧油が供給されることにより作動位置に移動し、バネ
234の復元力により非作動位置に復帰する。また、セ
カンドワンウエイクラッチ(2nd/OWC)240
は、3速へのシフトアップ時の変速制御を容易にするた
めのもので、ロークラッチ170とセカンドブレーキ2
30が作動させられて2速となっている時に、サードブ
レーキ200を作動させると、このセカンドワンウエイ
クラッチ240が開放され、セカンドブレーキ230を
作動したままで3速に変速することができる。
【0032】リバースブレーキ(R/B)250は、図
4に示すように、リバースブレーキドラム251の外周
に巻回されたブレーキバンドよりなるバンド式のもの
で、図示省略したサーボピストンによりブレーキバンド
が締め付けられることにより、リバースブレーキドラム
251に制動力を働かせる。リバースブレーキドラム2
51は、前述したように第1キャリア144に連結さ
れ、しかも第2リングギア153が一体に形成されてい
るので、結局このリバースブレーキ250は、第1キャ
リア144及び第2リングギア153に対して制動力を
働かせる機能を有する。
4に示すように、リバースブレーキドラム251の外周
に巻回されたブレーキバンドよりなるバンド式のもの
で、図示省略したサーボピストンによりブレーキバンド
が締め付けられることにより、リバースブレーキドラム
251に制動力を働かせる。リバースブレーキドラム2
51は、前述したように第1キャリア144に連結さ
れ、しかも第2リングギア153が一体に形成されてい
るので、結局このリバースブレーキ250は、第1キャ
リア144及び第2リングギア153に対して制動力を
働かせる機能を有する。
【0033】ローコーストブレーキ(LOWコースト/
B)260は、図4又は図5に示すように、ケース10
にスプラインで連結されたドリブンプレートと、ハブ2
62にスプラインで連結されたドライブプレートとを交
互に積層してなる多板式のもので、ピストン263(第
2ピストン)により、各プレートが密着方向に押し付け
られ、これにより発生する摩擦力により、ハブ262に
制動力を働かせる。ハブ262は、ローワンウエイクラ
ッチ280のインナーレース281に固定されており、
さらにインナーレース281は第3リングギア163に
スプラインで連結されているため、結局このローコース
トブレーキ260は、第3リングギア163に対して制
動力を働かせる機能を有する。ここでピストン263
は、ケース10のリア側に軸直角方向に形成された壁状
部10aと、この壁状部10aの内周端部からアウトプ
ットシャフト130の外周に沿ってフロント側へ伸びる
ように形成された内側円筒状部10bとで囲まれた凹部
に、後述のローブレーキ270のピストン273と直列
に収納されて、図4又は図5において左右に摺動する。
そしてこのピストン263は、ピストン273とこのピ
ストン263との間に形成された油室263a(第2液
室)に、ピストン273に形成された油路273a(第
2液路)を介して圧油が供給されることにより作動位置
に移動し、リテーナ264とこのピストン263との間
に介装されたスプリング265の復元力により非作動位
置に復帰する。
B)260は、図4又は図5に示すように、ケース10
にスプラインで連結されたドリブンプレートと、ハブ2
62にスプラインで連結されたドライブプレートとを交
互に積層してなる多板式のもので、ピストン263(第
2ピストン)により、各プレートが密着方向に押し付け
られ、これにより発生する摩擦力により、ハブ262に
制動力を働かせる。ハブ262は、ローワンウエイクラ
ッチ280のインナーレース281に固定されており、
さらにインナーレース281は第3リングギア163に
スプラインで連結されているため、結局このローコース
トブレーキ260は、第3リングギア163に対して制
動力を働かせる機能を有する。ここでピストン263
は、ケース10のリア側に軸直角方向に形成された壁状
部10aと、この壁状部10aの内周端部からアウトプ
ットシャフト130の外周に沿ってフロント側へ伸びる
ように形成された内側円筒状部10bとで囲まれた凹部
に、後述のローブレーキ270のピストン273と直列
に収納されて、図4又は図5において左右に摺動する。
そしてこのピストン263は、ピストン273とこのピ
ストン263との間に形成された油室263a(第2液
室)に、ピストン273に形成された油路273a(第
2液路)を介して圧油が供給されることにより作動位置
に移動し、リテーナ264とこのピストン263との間
に介装されたスプリング265の復元力により非作動位
置に復帰する。
【0034】ローブレーキ(LOW/B)270は、図
4に示すように、ケース10にスプラインで連結された
ドリブンプレートと、ローワンウエイクラッチ280の
アウターレース282にスプラインで連結されたドライ
ブプレートとを交互に積層してなる多板式のもので、ピ
ストン273(第1ピストン)により各プレートが密着
方向に押し付けられて発生する摩擦力により、アウター
レース282に制動力を働かせる。ローワンウエイクラ
ッチ280のインナーレース281は、前述したように
第3リングギア163に連結されているから、結局この
ローブレーキ270は、ローワンウエイクラッチ280
を介して第3リングギア163の一方向の回転に対して
制動力を働かせる機能を有する。ここでピストン273
は、ケース10の前述の壁状部10aと内側円筒状部1
0bとで囲まれた凹部に収納されて図4又は図5におい
て左右に摺動するもので、前述の壁状部10aとこのピ
ストン273との間に形成された油室273d(第1液
室)に、前述の壁状部10aに形成された油路274を
介して圧油が供給されることにより作動位置に移動し、
スプリング265の復元力により非作動位置に復帰す
る。なお、ピストン273の押圧部(各プレートを押圧
する部分)273bは、ローコーストブレーキ260の
各プレートの隙間を突き抜けてローブレーキ270のプ
レート側面(厳密にはディッシュプレート側面)に当接
している。また、ローワンウエイクラッチ(LOW/O
WC)280は、2速へのシフトアップ時の変速制御を
容易にするためのもので、ロークラッチ170とローブ
レーキ270が作動させられて1速となっているとき
に、セカンドブレーキ230を作動させると、このロー
ワンウエイクラッチ280が開放され、ローブレーキ2
70が作動したままで2速に変速できる。
4に示すように、ケース10にスプラインで連結された
ドリブンプレートと、ローワンウエイクラッチ280の
アウターレース282にスプラインで連結されたドライ
ブプレートとを交互に積層してなる多板式のもので、ピ
ストン273(第1ピストン)により各プレートが密着
方向に押し付けられて発生する摩擦力により、アウター
レース282に制動力を働かせる。ローワンウエイクラ
ッチ280のインナーレース281は、前述したように
第3リングギア163に連結されているから、結局この
ローブレーキ270は、ローワンウエイクラッチ280
を介して第3リングギア163の一方向の回転に対して
制動力を働かせる機能を有する。ここでピストン273
は、ケース10の前述の壁状部10aと内側円筒状部1
0bとで囲まれた凹部に収納されて図4又は図5におい
て左右に摺動するもので、前述の壁状部10aとこのピ
ストン273との間に形成された油室273d(第1液
室)に、前述の壁状部10aに形成された油路274を
介して圧油が供給されることにより作動位置に移動し、
スプリング265の復元力により非作動位置に復帰す
る。なお、ピストン273の押圧部(各プレートを押圧
する部分)273bは、ローコーストブレーキ260の
各プレートの隙間を突き抜けてローブレーキ270のプ
レート側面(厳密にはディッシュプレート側面)に当接
している。また、ローワンウエイクラッチ(LOW/O
WC)280は、2速へのシフトアップ時の変速制御を
容易にするためのもので、ロークラッチ170とローブ
レーキ270が作動させられて1速となっているとき
に、セカンドブレーキ230を作動させると、このロー
ワンウエイクラッチ280が開放され、ローブレーキ2
70が作動したままで2速に変速できる。
【0035】コントロールバルブユニット300は、制
御用の油路が形成されたボディ内に、図示省略したコン
トロールユニット(電気回路)により制御される各種ソ
レノイドバルブや、セレクトレバーの操作に応じて作動
するマニュアルバルブ等を含む複数のバルブが取付けら
れて、油圧制御回路を構成するもので、ケース10の下
面側にオイルパン301に覆われた状態で取付けられ、
セレクトレバーの操作やコントロールユニットの制御に
基づき、油圧ポンプ50で発生する圧油を、必要に応じ
て圧力を調整しつつ、ケース10等に形成された所定の
油路を介して、適宜トルクコンバータ20や補助変速機
100の所定の油室等に供給するものである。これによ
り、補助変速機100の各部位の潤滑や冷却等が行われ
るとともに、トルクコンバータ20のロックアップピス
トン28や、補助変速機100の各クラッチ又はブレー
キのピストンが適宜作動する構成となっている。なおこ
の場合、主なセレクトレバーの操作位置(レンジ)又は
Dレンジでのシフト位置に対する補助変速機100の各
クラッチ又はブレーキの作動状態は、図5の如く設定さ
れている。
御用の油路が形成されたボディ内に、図示省略したコン
トロールユニット(電気回路)により制御される各種ソ
レノイドバルブや、セレクトレバーの操作に応じて作動
するマニュアルバルブ等を含む複数のバルブが取付けら
れて、油圧制御回路を構成するもので、ケース10の下
面側にオイルパン301に覆われた状態で取付けられ、
セレクトレバーの操作やコントロールユニットの制御に
基づき、油圧ポンプ50で発生する圧油を、必要に応じ
て圧力を調整しつつ、ケース10等に形成された所定の
油路を介して、適宜トルクコンバータ20や補助変速機
100の所定の油室等に供給するものである。これによ
り、補助変速機100の各部位の潤滑や冷却等が行われ
るとともに、トルクコンバータ20のロックアップピス
トン28や、補助変速機100の各クラッチ又はブレー
キのピストンが適宜作動する構成となっている。なおこ
の場合、主なセレクトレバーの操作位置(レンジ)又は
Dレンジでのシフト位置に対する補助変速機100の各
クラッチ又はブレーキの作動状態は、図5の如く設定さ
れている。
【0036】(B)要部詳細構成 次に、本発明が適用された要部の詳細構成について、図
5により説明する。本発明は、本実施例の場合、ローコ
ーストブレーキ(LOWコースト/B)260及びロー
ブレーキ(LOW/B)270を作動させるタンデムピ
ストン構造(ピストン263,ピストン273を含む構
造)について適用されている。すなわち、ケース10の
外周部、及びケース10に形成された壁状部10a及び
内側円筒状部10bは、本発明のシリンダ部材を構成
し、また、ピストン273は、このシリンダ部材内に保
持された本発明の第1ピストンに相当し、その外周側円
筒部の先端273aがローブレーキ(LOW/B)27
0を押圧する構成となっている。また、ピストン263
は、本発明の第2ピストンに相当し、ピストン273内
に保持されて、ローコーストブレーキ260を押圧して
作動させる。そして、ピストン263(第2ピストン)
を駆動する油室263a(第2液室)には、図5に示す
ように、ケース10に形成された油路266(第1液
路)と、ピストン273に形成された油路273b(第
2液路)とを介して圧油が供給されるよう構成されてい
る。そして、ケース10とピストン273の円筒部外周
との間には、環状液室273cを隔成する1対のシール
部材275,276が設けられ、この環状液室273c
内に油路266及び油路273bを連通させて、環状液
室273cを介して油路266及び油路273bを接続
している。したがって、油を外周側から各油室273
d,263aに供給する構成が達成され、従来のように
内周側に一端油を導いて、内周側(この場合ケース10
の内側円筒状部10b)に設けた油路を介して供給する
構成を回避できる。これにより、油路を形成するための
部品の穴あけ加工が、部品の外周側から行える簡単な加
工になって、加工コスト低減が図れるとともに、コント
ロールバルブユニット300から各油室273d,26
3aまでの油路の全長を格段に短縮でき、しかも相対的
に摺動する部材間(即ちケース10とピストン273
間)における液圧供給が洩れなく円滑に行えるため、迅
速なピストンの動作が可能になり変速性能が向上する。
なおこの場合、図5に示す如く、ピストン273の円筒
部外周には、環状液室273cを拡径するように凹部が
設けられ、流路抵抗の低減が図られている。この、凹部
は、ピストン273が全ストローク範囲を移動しても、
油路266が凹部の外側に外れないような軸方向の長さ
に設定されていることが好ましい。またこの場合、環状
液室273cは全周に渡って形成されているわけである
ので、油路266と油路273bとが必ずしも対向する
位置(周方向に同角度の位置)に形成されている必要は
なく、自由な位置に形成できるので、設計の自由度が高
い。またなお、例えば油路273bは、周方向の複数箇
所に形成されていてもよく、このようにすれば、さらに
油供給時の流路抵抗(圧力損失)が低減され、さらに迅
速な変速動作が可能になり、かつオイルポンプの吐出圧
低減も図れる。さらに、この場合、1対のシール部材2
75,276のうちの一つのシール部材276は、シー
ル部材277とでピストン273の油室273dをも隔
成している。すなわち、シール部材276が環状液室2
73cを隔成するシール部材としても、また油室273
d隔成するシール部材としても機能しており、部品点数
の削減が実現されている。
5により説明する。本発明は、本実施例の場合、ローコ
ーストブレーキ(LOWコースト/B)260及びロー
ブレーキ(LOW/B)270を作動させるタンデムピ
ストン構造(ピストン263,ピストン273を含む構
造)について適用されている。すなわち、ケース10の
外周部、及びケース10に形成された壁状部10a及び
内側円筒状部10bは、本発明のシリンダ部材を構成
し、また、ピストン273は、このシリンダ部材内に保
持された本発明の第1ピストンに相当し、その外周側円
筒部の先端273aがローブレーキ(LOW/B)27
0を押圧する構成となっている。また、ピストン263
は、本発明の第2ピストンに相当し、ピストン273内
に保持されて、ローコーストブレーキ260を押圧して
作動させる。そして、ピストン263(第2ピストン)
を駆動する油室263a(第2液室)には、図5に示す
ように、ケース10に形成された油路266(第1液
路)と、ピストン273に形成された油路273b(第
2液路)とを介して圧油が供給されるよう構成されてい
る。そして、ケース10とピストン273の円筒部外周
との間には、環状液室273cを隔成する1対のシール
部材275,276が設けられ、この環状液室273c
内に油路266及び油路273bを連通させて、環状液
室273cを介して油路266及び油路273bを接続
している。したがって、油を外周側から各油室273
d,263aに供給する構成が達成され、従来のように
内周側に一端油を導いて、内周側(この場合ケース10
の内側円筒状部10b)に設けた油路を介して供給する
構成を回避できる。これにより、油路を形成するための
部品の穴あけ加工が、部品の外周側から行える簡単な加
工になって、加工コスト低減が図れるとともに、コント
ロールバルブユニット300から各油室273d,26
3aまでの油路の全長を格段に短縮でき、しかも相対的
に摺動する部材間(即ちケース10とピストン273
間)における液圧供給が洩れなく円滑に行えるため、迅
速なピストンの動作が可能になり変速性能が向上する。
なおこの場合、図5に示す如く、ピストン273の円筒
部外周には、環状液室273cを拡径するように凹部が
設けられ、流路抵抗の低減が図られている。この、凹部
は、ピストン273が全ストローク範囲を移動しても、
油路266が凹部の外側に外れないような軸方向の長さ
に設定されていることが好ましい。またこの場合、環状
液室273cは全周に渡って形成されているわけである
ので、油路266と油路273bとが必ずしも対向する
位置(周方向に同角度の位置)に形成されている必要は
なく、自由な位置に形成できるので、設計の自由度が高
い。またなお、例えば油路273bは、周方向の複数箇
所に形成されていてもよく、このようにすれば、さらに
油供給時の流路抵抗(圧力損失)が低減され、さらに迅
速な変速動作が可能になり、かつオイルポンプの吐出圧
低減も図れる。さらに、この場合、1対のシール部材2
75,276のうちの一つのシール部材276は、シー
ル部材277とでピストン273の油室273dをも隔
成している。すなわち、シール部材276が環状液室2
73cを隔成するシール部材としても、また油室273
d隔成するシール部材としても機能しており、部品点数
の削減が実現されている。
【0037】(C)全体の動作 次に、上記自動変速機の全体の動作の概略について説明
する。セレクトレバーがPレンジ又はNレンジにあると
きには、コントロールユニット及びコントロールバルブ
ユニット300の制御により、図5に示すように全ての
クラッチ又はブレーキが非作動状態に維持される。この
ため、インプットシャフト110の回転がアウトプット
シャフト130に伝達されず、車両は停止状態に維持さ
れる。なお、セレクトレバーがPレンジに操作される
と、前述したようにパーキングボール(図示略)がパー
キングギア132と噛み合い、アウトプットシャフト1
30が機械的に固定される。
する。セレクトレバーがPレンジ又はNレンジにあると
きには、コントロールユニット及びコントロールバルブ
ユニット300の制御により、図5に示すように全ての
クラッチ又はブレーキが非作動状態に維持される。この
ため、インプットシャフト110の回転がアウトプット
シャフト130に伝達されず、車両は停止状態に維持さ
れる。なお、セレクトレバーがPレンジに操作される
と、前述したようにパーキングボール(図示略)がパー
キングギア132と噛み合い、アウトプットシャフト1
30が機械的に固定される。
【0038】次に、セレクトレバーがDレンジにあると
きには、コントロールユニットが、車速センサ133等
に基づく車速信号や、車両のエンジンに取付けられたス
ロットルセンサ等からのスロットル開度信号等を受け
て、予め設定された変速特性パターンに基づいてシフト
位置(1速乃至5速)を決定し、コントロールユニット
及びコントロールバルブユニット300の制御により、
図5の如く各シフト位置に応じて補助変速機100の所
定のクラッチ又はブレーキを作動させる。
きには、コントロールユニットが、車速センサ133等
に基づく車速信号や、車両のエンジンに取付けられたス
ロットルセンサ等からのスロットル開度信号等を受け
て、予め設定された変速特性パターンに基づいてシフト
位置(1速乃至5速)を決定し、コントロールユニット
及びコントロールバルブユニット300の制御により、
図5の如く各シフト位置に応じて補助変速機100の所
定のクラッチ又はブレーキを作動させる。
【0039】すなわち、1速では、ロークラッチ(L/
C)170と、ローブレーキ(LOW/B)270及び
ローワンウエイクラッチ(LOW/OWC)280とを
無条件で作動させ、さらに所定のエンジンブレーキ作動
条件が満足された場合にローコーストブレーキ(LOW
コースト/B)260を作動させる。これにより、イン
プットシャフト110の駆動力は、中間シャフト120
を介して第3サンギア161に伝達され、第3リングギ
ア163が停止した状態での第3サンギア161の回転
に伴う第3ピニオンギア162の公転(第3キャリア1
64の公転)として、アウトプットシャフト130に大
きくトルク増幅(減速)されて出力される。なお、図6
は、入力(インプットシャフト110)の回転数を一定
とした場合に、縦軸に各プラネタリギアの各要素の回転
数を示した共線図であり、この1速の場合の出力軸(ア
ウトプットシャフト130)の回転数は、符合D1で示
す点が表わしている。
C)170と、ローブレーキ(LOW/B)270及び
ローワンウエイクラッチ(LOW/OWC)280とを
無条件で作動させ、さらに所定のエンジンブレーキ作動
条件が満足された場合にローコーストブレーキ(LOW
コースト/B)260を作動させる。これにより、イン
プットシャフト110の駆動力は、中間シャフト120
を介して第3サンギア161に伝達され、第3リングギ
ア163が停止した状態での第3サンギア161の回転
に伴う第3ピニオンギア162の公転(第3キャリア1
64の公転)として、アウトプットシャフト130に大
きくトルク増幅(減速)されて出力される。なお、図6
は、入力(インプットシャフト110)の回転数を一定
とした場合に、縦軸に各プラネタリギアの各要素の回転
数を示した共線図であり、この1速の場合の出力軸(ア
ウトプットシャフト130)の回転数は、符合D1で示
す点が表わしている。
【0040】またこの際、ローコーストブレーキ(LO
Wコースト/B)260が非作動状態の場合には、第3
リングギア163の一方向への空転により、アウトプッ
トシャフト130からの逆駆動力がインプットシャフト
110に伝達されないので、いわゆるエンジンブレーキ
は働かず、この1速へのシフトダウンもショックなく円
滑に行われる。ただし、エンジンブレーキ作動条件が満
足されローコーストブレーキ260が作動すると、第3
リングギア163はいずれの方向にも制動されるため、
車両の走行状況や操作状況によってはエンジンブレーキ
が働くようになる。エンジンブレーキ作動条件は、例え
ばセレクトレバーに設けられたパワースイッチによりコ
ントロールユニットに対してパワーモード等の特殊モー
ドが設定され、かつアクセル開度が所定値以下である場
合である。
Wコースト/B)260が非作動状態の場合には、第3
リングギア163の一方向への空転により、アウトプッ
トシャフト130からの逆駆動力がインプットシャフト
110に伝達されないので、いわゆるエンジンブレーキ
は働かず、この1速へのシフトダウンもショックなく円
滑に行われる。ただし、エンジンブレーキ作動条件が満
足されローコーストブレーキ260が作動すると、第3
リングギア163はいずれの方向にも制動されるため、
車両の走行状況や操作状況によってはエンジンブレーキ
が働くようになる。エンジンブレーキ作動条件は、例え
ばセレクトレバーに設けられたパワースイッチによりコ
ントロールユニットに対してパワーモード等の特殊モー
ドが設定され、かつアクセル開度が所定値以下である場
合である。
【0041】また、2速では、ロークラッチ(L/C)
170と、セカンドブレーキ(2nd/B)230及び
セカンドワンウエイクラッチ(2nd/OWC)240
とを無条件で作動させ、さらに所定のエンジンブレーキ
作動条件が満足された場合にリバースブレーキ(R/
B)250を作動させる。これにより、インプットシャ
フト110の駆動力は、中間シャフト120を介して第
2サンギア151に伝達され、第2リングギア153が
停止した状態での第2サンギア151の回転に伴う第2
ピニオンギア152の公転(第2キャリア154の公
転)として、アウトプットシャフト130にある程度ト
ルク増幅(減速)されて出力される。なお、図6の共線
図において、この2速の場合の出力軸(アウトプットシ
ャフト130)の回転数は、符合D2で示す点が表わし
ている。
170と、セカンドブレーキ(2nd/B)230及び
セカンドワンウエイクラッチ(2nd/OWC)240
とを無条件で作動させ、さらに所定のエンジンブレーキ
作動条件が満足された場合にリバースブレーキ(R/
B)250を作動させる。これにより、インプットシャ
フト110の駆動力は、中間シャフト120を介して第
2サンギア151に伝達され、第2リングギア153が
停止した状態での第2サンギア151の回転に伴う第2
ピニオンギア152の公転(第2キャリア154の公
転)として、アウトプットシャフト130にある程度ト
ルク増幅(減速)されて出力される。なお、図6の共線
図において、この2速の場合の出力軸(アウトプットシ
ャフト130)の回転数は、符合D2で示す点が表わし
ている。
【0042】またこの際、リバースブレーキ(R/B)
250が非作動状態の場合には、第2リングギア153
の一方向への空転により、アウトプットシャフト130
からの逆駆動力がインプットシャフト110に伝達され
ないので、いわゆるエンジンブレーキは働かず、この2
速へのシフトダウンもショックなく円滑に行われる。た
だし、エンジンブレーキ作動条件が満足されリバースブ
レーキ(R/B)250が作動すると、第2リングギア
153はいずれの方向にも制動されるため、車両の走行
状況や操作状況によってはエンジンブレーキが働くよう
になる。
250が非作動状態の場合には、第2リングギア153
の一方向への空転により、アウトプットシャフト130
からの逆駆動力がインプットシャフト110に伝達され
ないので、いわゆるエンジンブレーキは働かず、この2
速へのシフトダウンもショックなく円滑に行われる。た
だし、エンジンブレーキ作動条件が満足されリバースブ
レーキ(R/B)250が作動すると、第2リングギア
153はいずれの方向にも制動されるため、車両の走行
状況や操作状況によってはエンジンブレーキが働くよう
になる。
【0043】次に、3速では、ロークラッチ(L/C)
170と、サードブレーキ(3rd/B)200及びサ
ードワンウエイクラッチ(3rd/OWC)210とを
無条件で作動させ、さらに所定のエンジンブレーキ作動
条件が満足された場合にオーバードライブブレーキ(O
D/B)220を作動させる。これにより、インプット
シャフト110の駆動力は、中間シャフト120を介し
て第2サンギア151に伝達され、第1サンギア141
が停止した状態での第2サンギア151の回転に伴う第
2ピニオンギア152の公転(第1リングギア143の
回転、第2キャリア154の回転)として、アウトプッ
トシャフト130に僅かにトルク増幅(減速)されて出
力される。なお、図6の共線図において、この3速の場
合の出力軸(アウトプットシャフト130)の回転数
は、符合D3で示す点が表わしている。
170と、サードブレーキ(3rd/B)200及びサ
ードワンウエイクラッチ(3rd/OWC)210とを
無条件で作動させ、さらに所定のエンジンブレーキ作動
条件が満足された場合にオーバードライブブレーキ(O
D/B)220を作動させる。これにより、インプット
シャフト110の駆動力は、中間シャフト120を介し
て第2サンギア151に伝達され、第1サンギア141
が停止した状態での第2サンギア151の回転に伴う第
2ピニオンギア152の公転(第1リングギア143の
回転、第2キャリア154の回転)として、アウトプッ
トシャフト130に僅かにトルク増幅(減速)されて出
力される。なお、図6の共線図において、この3速の場
合の出力軸(アウトプットシャフト130)の回転数
は、符合D3で示す点が表わしている。
【0044】またこの際、オーバードライブブレーキ
(OD/B)220が非作動状態の場合には、第1サン
ギア141の一方向への空転により、アウトプットシャ
フト130からの逆駆動力がインプットシャフト110
に伝達されないので、いわゆるエンジンブレーキは働か
ず、この3速へのシフトダウンもショックなく円滑に行
われる。ただし、エンジンブレーキ作動条件が満足され
オーバードライブブレーキ(OD/B)220が作動す
ると、第1サンギア141はいずれの方向にも制動され
るため、車両の走行状況や操作状況によってはエンジン
ブレーキが働くようになる。
(OD/B)220が非作動状態の場合には、第1サン
ギア141の一方向への空転により、アウトプットシャ
フト130からの逆駆動力がインプットシャフト110
に伝達されないので、いわゆるエンジンブレーキは働か
ず、この3速へのシフトダウンもショックなく円滑に行
われる。ただし、エンジンブレーキ作動条件が満足され
オーバードライブブレーキ(OD/B)220が作動す
ると、第1サンギア141はいずれの方向にも制動され
るため、車両の走行状況や操作状況によってはエンジン
ブレーキが働くようになる。
【0045】また、4速では、ロークラッチ(L/C)
170とハイクラッチ(H/C)180とを無条件で作
動させる。これにより、インプットシャフト110の駆
動力は、中間シャフト120及び中空軸部材121を介
して第2サンギア151,第3サンギア161,第1キ
ャリア144及び第2リングギア153に伝達され、そ
のままアウトプットシャフト130から出力される。こ
の際、結果的に各プラネタリギア140,150,16
0の全てのギア、及びアウトプットシャフト130が、
インプットシャフト110と一体的に回転することにな
る。なお、図6の共線図において、この4速の場合の出
力軸(アウトプットシャフト130)の回転数は、符合
D4で示す点が表わしている。
170とハイクラッチ(H/C)180とを無条件で作
動させる。これにより、インプットシャフト110の駆
動力は、中間シャフト120及び中空軸部材121を介
して第2サンギア151,第3サンギア161,第1キ
ャリア144及び第2リングギア153に伝達され、そ
のままアウトプットシャフト130から出力される。こ
の際、結果的に各プラネタリギア140,150,16
0の全てのギア、及びアウトプットシャフト130が、
インプットシャフト110と一体的に回転することにな
る。なお、図6の共線図において、この4速の場合の出
力軸(アウトプットシャフト130)の回転数は、符合
D4で示す点が表わしている。
【0046】また、5速では、ハイクラッチ(H/C)
180とオーバードライブブレーキ(OD/B)220
とを無条件で作動させる。これにより、インプットシャ
フト110の駆動力は、中空軸部材121を介して第1
キャリア144に伝達され、第1サンギア141が停止
した状態での第1ピニオンギア142の回転に伴う第1
リングギア143の回転(第2キャリア154の回転)
として、アウトプットシャフト130にトルク減幅(増
速)されて出力される。なお、図6の共線図において、
この5速の場合の出力軸(アウトプットシャフト13
0)の回転数は、符合D5で示す点が表わしている。
180とオーバードライブブレーキ(OD/B)220
とを無条件で作動させる。これにより、インプットシャ
フト110の駆動力は、中空軸部材121を介して第1
キャリア144に伝達され、第1サンギア141が停止
した状態での第1ピニオンギア142の回転に伴う第1
リングギア143の回転(第2キャリア154の回転)
として、アウトプットシャフト130にトルク減幅(増
速)されて出力される。なお、図6の共線図において、
この5速の場合の出力軸(アウトプットシャフト13
0)の回転数は、符合D5で示す点が表わしている。
【0047】また、Dレンジの各変速段においては、所
定のロックアップ作動条件が満足されると、トルクコン
バータ20のロックアップピストン28を作動させ、エ
ンジンのクランク軸とインプットシャフト110とを直
結することにより、伝達効率向上、燃費向上が図られ
る。この際、ロックアップピストン28を作動させる油
圧は、例えば入力軸回転速度センサー197の出力信号
によりトルクコンバータ20のタービンランナー24の
回転数を検知しつつ、締結(ポンプインペラー23とタ
ービンランナー24との回転数の一致)が徐々に行われ
るように制御される。また、ロックアップ作動条件は、
例えばパワーモードが設定されておらず、かつ設定車速
以上で設定スロットル開度以下の場合である。
定のロックアップ作動条件が満足されると、トルクコン
バータ20のロックアップピストン28を作動させ、エ
ンジンのクランク軸とインプットシャフト110とを直
結することにより、伝達効率向上、燃費向上が図られ
る。この際、ロックアップピストン28を作動させる油
圧は、例えば入力軸回転速度センサー197の出力信号
によりトルクコンバータ20のタービンランナー24の
回転数を検知しつつ、締結(ポンプインペラー23とタ
ービンランナー24との回転数の一致)が徐々に行われ
るように制御される。また、ロックアップ作動条件は、
例えばパワーモードが設定されておらず、かつ設定車速
以上で設定スロットル開度以下の場合である。
【0048】そして、セレクトレバーがRレンジに操作
されると、コントロールユニット及びコントロールバル
ブユニット300の制御により、リバースクラッチ(R
/C)190及びリバースブレーキ(R/B)250が
無条件で作動する。すると、インプットシャフト110
の駆動力は、中空軸部材122を介して第1サンギア1
41に伝達され、第1キャリア144(第1ピニオンギ
ア142の公転)が停止した状態での第1サンギア14
1の回転に伴う第1リングギア143の逆転(第2キャ
リア154の逆転)として、アウトプットシャフト13
0に回転方向が反転されかつトルク増幅(減速)されて
出力される。このため、車両の後退が可能となる。な
お、図6の共線図において、このRレンジの場合の出力
軸(アウトプットシャフト130)の回転数は、符合R
で示す点が表わしている。
されると、コントロールユニット及びコントロールバル
ブユニット300の制御により、リバースクラッチ(R
/C)190及びリバースブレーキ(R/B)250が
無条件で作動する。すると、インプットシャフト110
の駆動力は、中空軸部材122を介して第1サンギア1
41に伝達され、第1キャリア144(第1ピニオンギ
ア142の公転)が停止した状態での第1サンギア14
1の回転に伴う第1リングギア143の逆転(第2キャ
リア154の逆転)として、アウトプットシャフト13
0に回転方向が反転されかつトルク増幅(減速)されて
出力される。このため、車両の後退が可能となる。な
お、図6の共線図において、このRレンジの場合の出力
軸(アウトプットシャフト130)の回転数は、符合R
で示す点が表わしている。
【0049】なお、本発明は上記各実施例に限られず、
各種の態様があり得る。例えば、本発明のシリンダ部材
は、ケースの一部として形成されている態様に限らず、
別体の部品をケースに固定した構成でもよい。
各種の態様があり得る。例えば、本発明のシリンダ部材
は、ケースの一部として形成されている態様に限らず、
別体の部品をケースに固定した構成でもよい。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、シリンダ
部材に設けられた第1液路と、第1ピストンの円筒部に
設けられた第2液路とを介して、第2ピストンを駆動す
る第2液室に圧液を供給する構成としたから、タンデム
ピストンにおける内側のピストンである第2ピストンの
第2液室にもケースの外周側に形成した液路によって、
圧液を供給することができるようになる。したがって、
油を外周側から各液室に供給する構成が達成され、従来
のように内周側に一端油を導いて、内周側から供給する
構成を回避できる。これにより、油路を形成するための
部品の穴あけ加工が、部品の外周側から行える簡単な加
工になって、加工コスト低減が図れるとともに、コント
ロールバルブから各液室までの油路の全長を格段に短縮
できるため、迅速なピストンの動作が可能になり変速性
能が向上する。
部材に設けられた第1液路と、第1ピストンの円筒部に
設けられた第2液路とを介して、第2ピストンを駆動す
る第2液室に圧液を供給する構成としたから、タンデム
ピストンにおける内側のピストンである第2ピストンの
第2液室にもケースの外周側に形成した液路によって、
圧液を供給することができるようになる。したがって、
油を外周側から各液室に供給する構成が達成され、従来
のように内周側に一端油を導いて、内周側から供給する
構成を回避できる。これにより、油路を形成するための
部品の穴あけ加工が、部品の外周側から行える簡単な加
工になって、加工コスト低減が図れるとともに、コント
ロールバルブから各液室までの油路の全長を格段に短縮
できるため、迅速なピストンの動作が可能になり変速性
能が向上する。
【0051】請求項2記載の発明によれば、シリンダ部
材内周と第1ピストンの円筒部外周との間に一対のシー
ル部材により隔成された環状液室内を介して、前記第1
液路と第2液路を接続したから、相対的に摺動する部材
間(即ちシリンダ部材と第1ピストン間)における液圧
供給が洩れなく円滑に行え、さらに迅速なピストンの動
作が実現できる。またこの場合、環状の室を介して接続
されるから、第1油路と第2油路は対向位置に配置しな
くてもよくなり、さらに第1ピストンが回転する場合で
も問題なく液圧供給が行えるので、設計の自由度が向上
する。
材内周と第1ピストンの円筒部外周との間に一対のシー
ル部材により隔成された環状液室内を介して、前記第1
液路と第2液路を接続したから、相対的に摺動する部材
間(即ちシリンダ部材と第1ピストン間)における液圧
供給が洩れなく円滑に行え、さらに迅速なピストンの動
作が実現できる。またこの場合、環状の室を介して接続
されるから、第1油路と第2油路は対向位置に配置しな
くてもよくなり、さらに第1ピストンが回転する場合で
も問題なく液圧供給が行えるので、設計の自由度が向上
する。
【0052】請求項3記載の発明によれば、一つのシー
ル部材が第1液室を隔成するシール部材としても、また
環状液室を隔成するシール部材としても機能するから、
部品点数の削減がなされ、小型化及びコスト低減に貢献
できる。
ル部材が第1液室を隔成するシール部材としても、また
環状液室を隔成するシール部材としても機能するから、
部品点数の削減がなされ、小型化及びコスト低減に貢献
できる。
【図1】本発明の第1実施例である自動変速機の全体構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例である自動変速機の補助変
速機のスケルトンを示す図である。
速機のスケルトンを示す図である。
【図3】本発明の第1実施例である自動変速機の要部断
面図であって、図1の部分拡大図である。
面図であって、図1の部分拡大図である。
【図4】本発明の第1実施例である自動変速機の部分断
面図であって、図1の部分拡大図である。
面図であって、図1の部分拡大図である。
【図5】本発明の第1実施例である自動変速機の部分断
面図であって、図1の部分拡大図である。
面図であって、図1の部分拡大図である。
【図6】本発明の第1実施例である自動変速機の各摩擦
係合要素の作動状態を示す図である。
係合要素の作動状態を示す図である。
【図7】本発明の第1実施例である自動変速機の変速状
態(プラネタリギアにおける各要素の回転数の関係)を
示す共線図である。
態(プラネタリギアにおける各要素の回転数の関係)を
示す共線図である。
10 ケース(シリンダ部材) 10a 壁状部(シリンダ部材) 10b 内側円筒状部(シリンダ部材) 263 ピストン(第2ピストン) 263a 油室(第2液室) 266 油路(第1液路) 273 ピストン(第1ピストン) 273a 油路(第2液路) 273d 油室(第1液室) 273c 環状液室 275 シール部材 276 シール部材(一つのシール部材)
Claims (3)
- 【請求項1】 自動変速機のケース側と一体的に形成さ
れたシリンダ部材と、底部の外周側に前記シリンダ部材
内周に摺接する円筒部が形成されてなり、前記シリンダ
部材内に摺動自在に保持されて、底部と前記シリンダ部
材との間に形成された第1液室の圧力により駆動される
第1ピストンと、この第1ピストンの円筒部内に摺動自
在に保持され、前記第1ピストンの底部との間に形成さ
れた第2液室の圧力により駆動される第2ピストンとを
備える自動変速機のタンデムピストン構造であって、 前記シリンダ部材の外周部に設けられた第1液路と、前
記第1ピストンの円筒部に設けられた第2液路とを介し
て、前記第2液室に圧液を供給する構成としたことを特
徴とする自動変速機のタンデムピストン構造。 - 【請求項2】 前記シリンダ部材と前記第1ピストンの
円筒部外周との間に環状液室を隔成する1対のシール部
材を設け、前記環状液室内に前記第1液路及び第2液路
を連通させて、前記環状液室を介して前記第1液路及び
第2液路を接続したことを特徴とする請求項1記載の自
動変速機のタンデムピストン構造。 - 【請求項3】 前記シール部材の一つを前記第1液室を
隔成するシール部材としても機能させたことを特徴とす
る請求項2記載の自動変速機のタンデムピストン構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7203915A JPH0932920A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 自動変速機のタンデムピストン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7203915A JPH0932920A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 自動変速機のタンデムピストン構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0932920A true JPH0932920A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16481808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7203915A Pending JPH0932920A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 自動変速機のタンデムピストン構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0932920A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015199391A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両用駆動装置 |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP7203915A patent/JPH0932920A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015199391A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両用駆動装置 |
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