JPH0625723Y2 - バンドブレーキ装置 - Google Patents

バンドブレーキ装置

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JPH0625723Y2
JPH0625723Y2 JP1987165291U JP16529187U JPH0625723Y2 JP H0625723 Y2 JPH0625723 Y2 JP H0625723Y2 JP 1987165291 U JP1987165291 U JP 1987165291U JP 16529187 U JP16529187 U JP 16529187U JP H0625723 Y2 JPH0625723 Y2 JP H0625723Y2
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JP
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speed
piston
band
hydraulic
hydraulic pressure
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JP1987165291U
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JPH0169944U (ja
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一彦 菅野
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、バンドブレーキ装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来のバンドブレーキ装置として、例えば特開昭60−
84452号公報に示されるものがある。これに示され
るバンドブレーキ装置は、第2速時及び第4速時の2つ
の変速段で締結される。このために油圧サーボ装置は2
速用ピストン及び4速用ピストンの2つのピストンを有
している。第2速時には2速用ピストンのみが作用し、
第4速時には2速用ピストン及び4速用ピストンの両方
に油圧が作用する。2つのピストンは同軸上に配置され
ており、バンドの一端に押し力を作用し、バンドに作用
する反力はバンドの他端側を支持するアンカーピンによ
って支持される。上述のように2つの油圧ピストンを用
いるのは、第2速時と第4速時とでバンドブレーキのト
ルク容量が相違しているからである。すなわち、第4速
時に回転ドラムを停止させるために必要なトルク容量は
第2速時に必要なトルク容量よりも小さくなっている
が、第4速時にはエンジン側からの駆動時における回転
ドラムの反力支持方向が油圧ピストンに対してトレーリ
ング側になるのに対して、第2速時にはこれと逆向きで
リーディング側となるので、第4速時の油圧ピストン押
し力は大きくする必要がある。このため、4速用ピスト
ンの直径を大きくする必要があり、油圧サーボ装置全体
として大きいスペースを必要としている。本考案は、こ
のような問題点を解決することを目的としている。な
お、特開昭60−37444号公報には、サーボピスト
ンが設けられた側とは反対側のアンカ部にブレーキバン
ドの反力を検出する油圧装置を設けたものが示されてい
るが、これは変速タイミングを適切となるように完全同
期状態を上記油圧装置によって検出しようとするもので
あり、上述のような問題点を解決するためのものではな
い。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、2つの油圧ピストンを互いに逆向きに配置
し、いずれの変速の場合にもリーディングブレーキとし
て作動させることにより上記問題点を解決する。すなわ
ち、本考案によるバンドブレーキ装置は、バンドの両端
にそれぞれ押し力を作用可能な油圧サーボピストンが設
けられており、上記2以上の変速段のうちの一方の変速
段において一方の油圧サーボピストンに油圧を供給し、
他方の油圧サーボピストンには油圧を供給せず固定側支
点として作動させ、上記2以上の変速段のうちの他方の
変速段では他方の油圧サーボピストンに油圧を供給し、
一方の油圧サーボピストンに油圧を供給せず固定側支点
として作動させるように油圧を供給する油圧制御装置が
設けられており、これによってバンドは作動する変速段
においていずれもリーディング状態で締結されるように
構成される。
(ホ)作用 第2速時には2速用ピストンからバンドに押し力が作用
し、4速用ピストンは反力を支持する固定側支点として
作用する。これによりバンドはリーディング状態で作動
し、所定のトルク容量が得られる。次に第4速時には、
4速用ピストンに油圧が作用し、これからバンドに押し
力が作用する。一方、2速用ピストン側は固定側支点と
なる。これにより第4速時にもバンドはリーディング状
態で作動する。これによりいずれの場合にもバンドはリ
ーディング状態で作動するため、4速用ピストンの受圧
面積は比較的小さくてもよく、必要スペースが縮小され
る。
(ヘ)実施例 第2図に自動変速機(オートマチックトランスアクス
ル)の骨組図を示す。車両に対して横向き、すなわち車
両前後方向に直交する向きに搭載されたエンジン10に
連結される自動変速機は、トルクコンバータ12、遊星
歯車変速機構14、差動機構16などを有している。エ
ンジン10からの回転が入力されるトルクコンバータ1
2はポンプインペラー18、タービンランナー20、ス
テータ22及びロックアップクラッチ24を有してい
る。タービンランナー20は入力軸26と連結されてお
り、ロックアップクラッチ24が解放された状態ではポ
ンプインペラー18から入力軸26へ流体を介して回転
力が伝達され、またロックアップクラッチ24が締結さ
れると機械的に入力軸26へ回転力が入力される。ロッ
クアップクラッチ24はアプライ室T/A及びレリーズ
室T/Rの差圧により作動する。なお、トルクコンバー
タ12はオイルポンプ28を駆動するように構成されて
いる。遊星歯車変速機構14は第1遊星歯車組G及び
第2遊星歯車組Gを有しており、第1遊星歯車組G
は、第1サンギアSと、第1インターナルギアR
と、両ギアS及びRと同時にかみ合う第1ピニオ
ンギアRを支持する第1ピニオンキャリアPCとか
ら構成されており、また第2遊星歯車組Gは、第2サ
ンギアSと、第2インターナルギアRと、両ギアS
及びRと同時にかみ合う第2ピニオンギアPを支
持する第2ピニオンキャリアPCとから構成されてい
る。第1サンギアSは入力軸26と常時連結されてお
り、また第1ピニオンキャリアPC及び第2インター
ナルギアRは出力側30と常に連結されている。第1
インターナルギアRは、直列に配置されたフォワード
ワンウェイクラッチF/O及びフォワードクラッチF/
Cを介して、またこれらに並列に配置されたオーバラン
クラッチO/Cを介して第2ピニオンキャリアPC
連結可能である。第2サンギアSはリバースクラッチ
R/Cを介して入力軸26と連結可能であり、また第2
ピニオンキャリアPCはハイクラッチH/Cを介して
入力軸26と連結可能である。第2サンギアSはバン
ドブレーキB/Bによって静止部に対して固定可能であ
り、また第2ピニオンキャリアPCは互いに並列に配
置されたローワンウェイクラッチL/Oとローアンドリ
バースブレーキL&R/Bとを介して静止部に対して固
定可能である。出力軸30と一体に出力ギア32が設け
られている。出力ギア32とかみ合うようにアイドラギ
ア34が設けられており、アイドラギア34にはアイド
ラ軸35を介してリダクションギア36が一体に回転す
るように連結されている。リダクションギア36は差動
機構16のリングギア38とかみ合っている。差動機構
16から左右に駆動軸40及び42が突出しており、こ
れに左右の前輪が連結される。
この遊星歯車変装機構14は、クラッチF/C、H/
C、O/C及びR/C、ブレーキB/B及びL&R/
B、及びワンウェイクラッチF/O及びL/Oを種々の
組合せで作動させることによって遊星歯車組G及びG
の各要素(S、S、R、R、PC及びPC
)の回転状態を変えることができ、これによって入力
軸26に対する出力軸30の回転速度を種々変えること
ができる。すなわち、各クラッチ、ブレーキなどを第3
図に示すような組合わせで作動させることにより前進4
速後退1速を得ることができる。なお、第3図中で○印
はクラッチ及びブレーキが締結していることを示し、ま
たワンウェイクラッチの場合は係合状態を示す。また、
バンドブレーキB/B欄に2A、3R及び4Aとあるの
はそれぞれ、バンドブレーキB/Bを作動させる油圧サ
ーボ装置の2速用アプライ室2A、3速用レリーズ室3
R及び4速用アプライ室4Aを示し、○印は油圧が供給
されていることを示す。また、α及びαはそれぞれ
インターナルギアR及びRの歯数の対するサンギア
及びRの歯数の比であり、またギア比は出力軸3
0の回転数に対する入力軸26の回転数の比である。
上記のような遊星歯車変速機構14の作動により、入力
軸26の回転は所定の変速をされ出力軸30へ出力され
る。出力軸30の回転力は出力ギア32、アイドラギア
34及びリダクションギア36を介して差動機構16の
リングギア38に伝達される。これにより駆動軸40及
び42を介して左右の前輪を駆動することができる。こ
うすることによってオーバドライブ付き前進4速の自動
変速を行わせることができる。
第4図に上記動力伝達機構を制御するための油圧制御装
置の油圧回路を示す。
この油圧制御装置は、プレッシャーレギュレータバルブ
50、マニアルバルブ52、スロットルバルブ54、ス
ロットルモディファイアバルブ56、プレッシャモディ
ファイアバルブ58、ロックアップコントロールバルブ
60、ガバナバルブ62、1−2シフトバルブ64、2
−3シフトバルブ66、3−4シフトバルブ68、3−
2タイミングバルブ70、4−2シーケンスバルブ7
2、1速固定レンジ減圧バルブ74、スピードカットバ
ルブ76、オーバランクラッチコントロールバルブ7
8、1−2アキュムレータバルブ80、キックダウンモ
ディファイアバルブ82、オーバドライブインヒビタソ
レノイド84、N−Dアキュムレータ88、及びサーボ
レリーズアキュムレータ90を有しており、これらの各
バルブなどは互いに第4図に示すように接続され、また
オイルポンプO/P、トルクコンバータ12のアプライ
室T/A及びレリーズ室T/R、クラッチR/C、H/
C、O/C及びF/C、ブレーキL&R/B、及びバン
ドブレーキB/Bの3つの室2A、3R及び4Aとも図
示のように接続されている。このような構成によって、
車速及びエンジンのスロットル開度に応じて、クラッチ
R/C、H/C、O/C及びF/C、及びブレーキL&
R/B及びB/Bが前述の表のように作動する。
第1図にバンドブレーキ装置B/Bを示す。ケーシング
100内の回転ドラム102の外周にバンド104が巻
き掛けてある。バンド104の一端104aに2速用ピ
ストンステム106の先端が押し当てられ、他方の端部
104bに4速用ピストンステム108の先端が押し当
てられている。4速用ピストンステム108は、ケーシ
ング100に設けたシリンダ110内に設けられた4速
用ピストン112と一体に移動するように連結されてい
る。4速用ピストン112はリターンスプリング114
によって常に戻し力を受けている。シリンダ110はス
ナップリング116によって固定されたカバー118に
よって封鎖されている。これにより4速用ピストン11
2のカバー118側に4速用アプライ室4Aが形成され
る。なお、4速用ピストン112の反対側の室119は
常にドレーンされている。前述のピストンステム106
には2速用ピストン120が連結されている。2速用ピ
ストン120は大径部と小径部とを有しており、大径部
がケーシング100に形成されたシリンダ122にはめ
合わされ、また小径部がケーシング100に組み付けら
れたサーボリテーナ124にはめ合わされている。2速
用ピストン120の大径部側に3速用レリーズ室3Rが
形成され、2速用ピストン120の大径部と小径部との
間に2速用アプライ室2Aが形成される。2速用ピスト
ン120はリターンスプリング126によって常に戻し
力を受けている。
次にこの実施例の作用について説明する。第2速時には
2速用アプライ室2Aに油圧が供給され、一方3速用レ
リーズ室3Rはドレーンされている。また、4速用アプ
ライ室4Aもドレーンされている。従って、この状態で
は2速用ピストン120に作用する油圧力がピストンス
テム106を介してバンド104に作用し、これを回転
ドラム102に締付ける。なお、第2速時のエンジン駆
動状態では回転ドラム102は第1図中で時計方向のト
ルクを受けている。バンド104に作用する力の反力は
4速用ピストンステム108及び4速用ピストン112
を介して機械的に支持されることになる。すなわち、4
速用ピストンステム108はアンカーピンとして作用す
ることになる。従って、バンド104はリーディング状
態で締結されており、回転ドラム102に作用するトル
クによる倍力作用が得られるため、十分なトルク容量が
得られる。
第3速時には、2速用アプライ室2Aに油圧が供給され
た状態で3速用レリーズ室3Rにも油圧が供給される。
3速用レリーズ室3Rの油圧は2速用ピストン120の
大径部に作用し、一方2速用アプライ室2Aの油圧は2
速用ピストン120の大径部と小径部との間に作用する
ため、2速用ピストン120は解放側に移動しバンド1
04が解放される。
第4速時には、2速用アプライ室2A及び3速用レリー
ズ室3Rの油圧供給状態は第3速時のまま、すなわち両
室に油圧が供給された状態で、4速用アプライ室4Aに
油圧が供給される。4速用アプライ室4Aの油圧は4速
用ピストン112に作用し、これによる油圧力を4速用
ピストンステム108を介してバンド104に作用す
る。一方、2速用ピストンステム106は2速用ピスト
ン120を介してケーシング100に機械的に支持され
た状態となっている。従って、この場合には4速用ピス
トンステム108が押し力作用側となり、2速用ピスト
ンステム106が固定側となる。第4速時のエンジン駆
動状態では回転ドラム102は第1図中で反時計方向の
トルクを受けている。従って、この場合にもバンド10
4はリーディング状態で作動することになる。
結局、第2速時には2速用ピストン120に作用する油
圧によってバンド104がリーディング状態で作動し、
また第4速時には4速用ピストン112に作用する油圧
によって同様にバンド104がリーディング状態で作動
する。従って、いずれの場合にもトルク容量の大きいリ
ーディング状態でバンド104が作動するので、2速用
ピストン120及び4速用ピストン112の受圧面積は
比較的小さくてよく、これらのために必要なスペースが
減少する。特に4速用ピストン112の径は小さくな
り、しかも従来のように2速用ピストン120と4速用
ピストン112とを同じ側に2段に重ねて配置していた
場合と比較してケーシング100の両側に配置されるこ
とになるので、側方へのケーシング100の張り出しが
小さくなり、自動変速機の搭載性能が向上する。
(ト)考案の効果 以上説明してきたように、本考案によると、2つの油圧
サーボピストンをバンドの両端にそれぞれ逆向きに押し
力を作用可能に配置したので、2つの変速段でバンドを
リーディング状態で作動させることができ、油圧サーボ
ピストンの径を縮小して自動変速機を小型化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す図、第2図は自動変速機
の骨組図、第3図は各変速段で作動する要素の組合せを
示す図、第4図は油圧回路を示す図である。 102…回転ドラム、104…バンド、112…4速用
ピストン、120…2速用ピストン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動変速機の回転部材を2以上の変速段に
    おいて固定するためのバンドブレーキ装置であって、上
    記2以上の変速段のうちに回転部材からの反力作用状態
    が互いに逆になる変速段があるバンドブレーキ装置にお
    いて、 バンドの両端にそれぞれ押し力を作用可能な油圧サーボ
    ピストンが設けられており、上記2以上の変速段のうち
    の一方の変速段において一方の油圧サーボピストンに油
    圧を供給し、他方の油圧サーボピストンには油圧を供給
    せず固定側支点として作動させ、上記2以上の変速段の
    うちの他方の変速段では他方の油圧サーボピストンに油
    圧を供給し、一方の油圧サーボピストンに油圧を供給せ
    ず固定側支点として作動させるように油圧を供給する油
    圧制御装置が設けられており、これによってバンドは作
    動する変速段においていずれもリーディング状態で締結
    されるように構成されることを特徴とするバンドブレー
    キ装置。
JP1987165291U 1987-10-30 1987-10-30 バンドブレーキ装置 Expired - Lifetime JPH0625723Y2 (ja)

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JPH0169944U JPH0169944U (ja) 1989-05-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6037444A (ja) * 1983-08-08 1985-02-26 Mitsubishi Motors Corp 自動変速機の油圧制御装置

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JPH0169944U (ja) 1989-05-10

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