JPH09329249A - 高温用仕切弁 - Google Patents
高温用仕切弁Info
- Publication number
- JPH09329249A JPH09329249A JP14336996A JP14336996A JPH09329249A JP H09329249 A JPH09329249 A JP H09329249A JP 14336996 A JP14336996 A JP 14336996A JP 14336996 A JP14336996 A JP 14336996A JP H09329249 A JPH09329249 A JP H09329249A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- inner cylinder
- high temperature
- outer cylinder
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sliding Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 弁室や弁棒の加熱を抑制できる高温用仕切弁
を提供する。 【解決手段】 外筒2内に内筒4を遊嵌してなる弁箱1
の内部に、内筒4の内側に形成される流路3を横切る方
向に出退する弁体22を設け、弁体22に対向する内筒
4の各端面にシート部23を形成した弁において、シー
ト23部間の間隙を覆う凸部23b,23bをシート部
23の外周縁に沿って周状に形成する。これにより、外
筒2と内筒4との間への高温流体の流入を抑制できる。
を提供する。 【解決手段】 外筒2内に内筒4を遊嵌してなる弁箱1
の内部に、内筒4の内側に形成される流路3を横切る方
向に出退する弁体22を設け、弁体22に対向する内筒
4の各端面にシート部23を形成した弁において、シー
ト23部間の間隙を覆う凸部23b,23bをシート部
23の外周縁に沿って周状に形成する。これにより、外
筒2と内筒4との間への高温流体の流入を抑制できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温の流体に対し
て使用される仕切弁に関する。
て使用される仕切弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、一般的な仕切
弁41については、流体温度および流体の熱伝達率の変化
に伴う弁箱42等の寸法変化を吸収する構造になっておら
ず、このため閉状態で弁座43と弁体44とが噛り付いて作
動不良を起こすことがある。
弁41については、流体温度および流体の熱伝達率の変化
に伴う弁箱42等の寸法変化を吸収する構造になっておら
ず、このため閉状態で弁座43と弁体44とが噛り付いて作
動不良を起こすことがある。
【0003】このような問題を解決するために、図6に
示すように、弁体44を上流側と下流側とに二分割し、一
方の分割弁体44aと他方の分割弁体44bとの間にコイル
スプリング45を挿入したものが考えられた。これによる
と、流体温度および流体の熱伝達率の変化に伴って弁箱
42等の寸法が変化した場合でも、上記コイルスプリング
45がたわんで両分割弁体44a,44b間の間隔が拡縮する
ため、弁箱42等の寸法変化に対応できる。
示すように、弁体44を上流側と下流側とに二分割し、一
方の分割弁体44aと他方の分割弁体44bとの間にコイル
スプリング45を挿入したものが考えられた。これによる
と、流体温度および流体の熱伝達率の変化に伴って弁箱
42等の寸法が変化した場合でも、上記コイルスプリング
45がたわんで両分割弁体44a,44b間の間隔が拡縮する
ため、弁箱42等の寸法変化に対応できる。
【0004】また、図7に示すように、一方の分割弁体
44aの背面に半球状の凸部46を設け、この凸部46を他方
の分割弁体44bの凹部47に嵌入したものが考えられた。
これによると、上記凸部46と凹部47との楔効果を利用し
て安定したシート面圧と開閉操作を可能にした。
44aの背面に半球状の凸部46を設け、この凸部46を他方
の分割弁体44bの凹部47に嵌入したものが考えられた。
これによると、上記凸部46と凹部47との楔効果を利用し
て安定したシート面圧と開閉操作を可能にした。
【0005】また、図8に示すように、弁体44の上下に
それぞれ切欠部48を形成することにより、流体温度およ
び流体の熱伝達率の変化に伴って弁箱42等の寸法が変化
した場合でも、弁体44がたわむため、弁箱42等の寸法変
化に対応できる。
それぞれ切欠部48を形成することにより、流体温度およ
び流体の熱伝達率の変化に伴って弁箱42等の寸法が変化
した場合でも、弁体44がたわむため、弁箱42等の寸法変
化に対応できる。
【0006】さらに、図9に示すように、弁箱42を構成
する外筒49と内筒50との間に、外筒49の内周部と内筒50
の外周部とに連結されるリング状のバネ51を嵌入したも
のが考えられた。これによると、流体温度および流体の
熱伝達率の変化に伴って、弁箱42の外筒49と内筒50とに
熱膨張差または収縮差が生じたりあるいは弁箱42の上流
側と下流側に熱膨張差を生じた場合でも、バネ51がたわ
んでこれら熱膨張差または収縮差を吸収するため、弁箱
42に無理な歪みが生じるのを防止することができ、シー
ル性と操作性が安定する。
する外筒49と内筒50との間に、外筒49の内周部と内筒50
の外周部とに連結されるリング状のバネ51を嵌入したも
のが考えられた。これによると、流体温度および流体の
熱伝達率の変化に伴って、弁箱42の外筒49と内筒50とに
熱膨張差または収縮差が生じたりあるいは弁箱42の上流
側と下流側に熱膨張差を生じた場合でも、バネ51がたわ
んでこれら熱膨張差または収縮差を吸収するため、弁箱
42に無理な歪みが生じるのを防止することができ、シー
ル性と操作性が安定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した各従来例で
は、弁箱42の歪みを各種弁体44などで吸収する構造にし
ていた。ところが、上記の図6に示すものについては、
高温におけるコイルスプリング45の最適な材料が無いと
いった問題があった。また、図7に示すものについて
は、弁箱42等の寸法変化で凸部46と凹部47との接触部に
過大な面圧が作用し、変形するといった問題があった。
さらに、図8に示すものについては、弁体44がたわんだ
状態での開操作には大きな引抜力を要するし、高温では
弁体44が塑性変形してしまうといった問題があった。ま
た、図9に示すものについては、流路が開放された時
に、外筒49と内筒50との間に高温流体が流入し、弁体収
納空間52や弁棒53が加熱されるといった問題があった。
は、弁箱42の歪みを各種弁体44などで吸収する構造にし
ていた。ところが、上記の図6に示すものについては、
高温におけるコイルスプリング45の最適な材料が無いと
いった問題があった。また、図7に示すものについて
は、弁箱42等の寸法変化で凸部46と凹部47との接触部に
過大な面圧が作用し、変形するといった問題があった。
さらに、図8に示すものについては、弁体44がたわんだ
状態での開操作には大きな引抜力を要するし、高温では
弁体44が塑性変形してしまうといった問題があった。ま
た、図9に示すものについては、流路が開放された時
に、外筒49と内筒50との間に高温流体が流入し、弁体収
納空間52や弁棒53が加熱されるといった問題があった。
【0008】本発明は上記問題を解決するもので、流体
温度および流体の熱伝達率の変化に伴う弁箱の寸法変化
を弁箱自身の構造で十分に吸収し得るとともに、弁室や
弁棒の加熱を抑制できる高温用仕切弁を提供することを
目的とするものである。
温度および流体の熱伝達率の変化に伴う弁箱の寸法変化
を弁箱自身の構造で十分に吸収し得るとともに、弁室や
弁棒の加熱を抑制できる高温用仕切弁を提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の高温用仕切弁は、外筒内に
内筒を遊嵌してなる弁箱の内部に、前記内筒の内側に形
成される流路を横切る方向に出退する弁体を設け、弁体
に対向する内筒の各端面に、弁体に圧接するシート部を
形成した高温用仕切弁において、前記シート部間の間隙
を覆う閉塞部をシート部の外周縁に沿って周状に形成し
たものである。
に、本発明の請求項1記載の高温用仕切弁は、外筒内に
内筒を遊嵌してなる弁箱の内部に、前記内筒の内側に形
成される流路を横切る方向に出退する弁体を設け、弁体
に対向する内筒の各端面に、弁体に圧接するシート部を
形成した高温用仕切弁において、前記シート部間の間隙
を覆う閉塞部をシート部の外周縁に沿って周状に形成し
たものである。
【0010】請求項2記載の高温用仕切弁は、少なくと
も一方のシート部に、シート面より他方のシート部に向
かう方向に突出した凸部をシート部の外周縁に沿って周
状に形成し、シート部間より弁体が退出した流路の開放
時に前記凸部が他方のシート部に当接するように構成し
たものである。
も一方のシート部に、シート面より他方のシート部に向
かう方向に突出した凸部をシート部の外周縁に沿って周
状に形成し、シート部間より弁体が退出した流路の開放
時に前記凸部が他方のシート部に当接するように構成し
たものである。
【0011】請求項3記載の高温用仕切弁は、外筒と内
筒との間に、外筒の内周部と内筒の外周部とに連結され
るリング状の弾性体を嵌入し、外筒と内筒との間をシー
ルするシール材を設けたものである。
筒との間に、外筒の内周部と内筒の外周部とに連結され
るリング状の弾性体を嵌入し、外筒と内筒との間をシー
ルするシール材を設けたものである。
【0012】請求項4記載の高温用仕切弁は、シール材
が、弾性体と内筒との接触部に全周にわたり設けられた
熱伝導率の低い第1パッキンと、弾性体と外筒との接触
部に全周にわたり設けられた熱伝導率の高い第2パッキ
ンとから成るものである。
が、弾性体と内筒との接触部に全周にわたり設けられた
熱伝導率の低い第1パッキンと、弾性体と外筒との接触
部に全周にわたり設けられた熱伝導率の高い第2パッキ
ンとから成るものである。
【0013】上記請求項1記載の構成によれば、外筒と
内筒との間への高温流体の流入が抑制され、弁室や弁棒
の加熱が防止される。請求項2記載の構成は、請求項1
記載の閉塞部を分割形成したものなので、流路の閉塞時
にシート面への弁体の圧接が確実になるとともに、製作
が容易である。
内筒との間への高温流体の流入が抑制され、弁室や弁棒
の加熱が防止される。請求項2記載の構成は、請求項1
記載の閉塞部を分割形成したものなので、流路の閉塞時
にシート面への弁体の圧接が確実になるとともに、製作
が容易である。
【0014】請求項3記載の構成によれば、弁箱の内筒
と外筒とに熱膨張差または収縮差が生じたり、あるいは
弁箱の上流側と下流側に熱膨張差を生じた場合でも、弾
性体がたわんでこれら熱膨張差または収縮差を吸収する
ため、弁箱に無理な歪みが生じることを防止できる。
と外筒とに熱膨張差または収縮差が生じたり、あるいは
弁箱の上流側と下流側に熱膨張差を生じた場合でも、弾
性体がたわんでこれら熱膨張差または収縮差を吸収する
ため、弁箱に無理な歪みが生じることを防止できる。
【0015】請求項4記載の構成によれば、弾性体と内
筒との接触部に熱伝導率の低い第1パッキンを設けたた
め、内筒の熱が弾性体に伝わりにくい。また、弾性体と
外筒との接触部に熱伝導率の高い第2パッキンを設けた
ため、弾性体の熱は第2パッキンを通って外筒に逃がさ
れる。このことから、高温流体が流れても、弾性体の温
度は比較的低下し、したがって、弾性体の設計温度を低
くし得るため、材料の選定が容易となり、設計が簡単に
なる。
筒との接触部に熱伝導率の低い第1パッキンを設けたた
め、内筒の熱が弾性体に伝わりにくい。また、弾性体と
外筒との接触部に熱伝導率の高い第2パッキンを設けた
ため、弾性体の熱は第2パッキンを通って外筒に逃がさ
れる。このことから、高温流体が流れても、弾性体の温
度は比較的低下し、したがって、弾性体の設計温度を低
くし得るため、材料の選定が容易となり、設計が簡単に
なる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図4に基づいて説明する。1は弁箱であり、外筒2と、
この外筒2の内部に遊嵌されて弁箱流路3を有する内筒
4とにより構成されている。上記外筒2の両端取合部は
フランジ5が設けられている。また、外筒2の中央部に
は、内部に弁体収納空間6を有する筒状の弁体収納部7
が設けられている。
図4に基づいて説明する。1は弁箱であり、外筒2と、
この外筒2の内部に遊嵌されて弁箱流路3を有する内筒
4とにより構成されている。上記外筒2の両端取合部は
フランジ5が設けられている。また、外筒2の中央部に
は、内部に弁体収納空間6を有する筒状の弁体収納部7
が設けられている。
【0017】上記外筒2の両端面には、外筒2の内周面
から内筒4の両端外周面へ中心に向かって張り出した円
板状の端部壁8が形成されている。また、内筒4の中央
部外周面には、外筒2の内周面へ外側に向かって張り出
した円板状の中間部壁9が一対形成されている。これら
両中間部壁9の間隔は上記弁体収納空間6の流路方向幅
とほぼ同一に形成されている。
から内筒4の両端外周面へ中心に向かって張り出した円
板状の端部壁8が形成されている。また、内筒4の中央
部外周面には、外筒2の内周面へ外側に向かって張り出
した円板状の中間部壁9が一対形成されている。これら
両中間部壁9の間隔は上記弁体収納空間6の流路方向幅
とほぼ同一に形成されている。
【0018】上記外筒2と内筒4との間には、外筒2の
内周部と内筒4の外周部とに連結されるリング状のバネ
11(弾性体の一例)が一対嵌入されている。これらバネ
11の内周部は、内筒4の外周面に全周にわたり形成され
て外周方へ張り出した第1取付部12に当接し、円環状の
第1パッキン13を介して全周にわたりシールされてい
る。また、上記バネ11の外周部は、外筒2の内周面に全
周にわたり形成されて内周方へ張り出した第2取付部14
に当接し、円環状の第2パッキン15を介して全周にわた
りシールされている。
内周部と内筒4の外周部とに連結されるリング状のバネ
11(弾性体の一例)が一対嵌入されている。これらバネ
11の内周部は、内筒4の外周面に全周にわたり形成され
て外周方へ張り出した第1取付部12に当接し、円環状の
第1パッキン13を介して全周にわたりシールされてい
る。また、上記バネ11の外周部は、外筒2の内周面に全
周にわたり形成されて内周方へ張り出した第2取付部14
に当接し、円環状の第2パッキン15を介して全周にわた
りシールされている。
【0019】上記第1パッキン13と第2パッキン15と
は、外筒2と内筒4との間をシールするシール材の一例
であり、第1パッキン13は熱伝導率の低い黒鉛系(グラ
ファイト等)のパッキンが使用され、第2パッキン15は
熱伝導率の高い金属系等のパッキンが使用されている。
上記バネ11の内周部は複数の皿小ねじ16を介して第1取
付部12に連結され、バネ11の外周部は複数の皿小ねじ16
を介して第2取付部14に連結されている。
は、外筒2と内筒4との間をシールするシール材の一例
であり、第1パッキン13は熱伝導率の低い黒鉛系(グラ
ファイト等)のパッキンが使用され、第2パッキン15は
熱伝導率の高い金属系等のパッキンが使用されている。
上記バネ11の内周部は複数の皿小ねじ16を介して第1取
付部12に連結され、バネ11の外周部は複数の皿小ねじ16
を介して第2取付部14に連結されている。
【0020】また、外筒2と内筒4との間には、外筒2
の端部内周面と、内筒4の端部外周面と、相対向する端
部壁8とバネ11とに囲まれた第1断熱材収納空間17が全
周にわたり形成されており、さらに、外筒2の中央部内
周面と、内筒4の中央部外周面と、相対向する中間部壁
9とバネ11とに囲まれた第2断熱材収納空間18が全周に
わたり形成されている。これら第1断熱材収納空間17と
第2断熱材収納空間18とにはそれぞれ、第1断熱材19
(グラスウール)と第2断熱材20(グラスウール)とが
収納されている。
の端部内周面と、内筒4の端部外周面と、相対向する端
部壁8とバネ11とに囲まれた第1断熱材収納空間17が全
周にわたり形成されており、さらに、外筒2の中央部内
周面と、内筒4の中央部外周面と、相対向する中間部壁
9とバネ11とに囲まれた第2断熱材収納空間18が全周に
わたり形成されている。これら第1断熱材収納空間17と
第2断熱材収納空間18とにはそれぞれ、第1断熱材19
(グラスウール)と第2断熱材20(グラスウール)とが
収納されている。
【0021】上記弁箱1の内部には、弁体収納空間6に
挿通された弁棒21を介して、弁体22が設けられている。
この弁体22は、内筒4の中央部かつ両中間部壁9間に設
けられた弁座23,23 間と弁体収納空間6との間を移動自
在であり、流路3を開閉する。上記弁体収納部7の端部
には、弁棒21を弁体22の開閉方向に移動させる駆動装置
24が設けられ、弁棒21は駆動軸25を介して駆動装置24に
連動連結されている。
挿通された弁棒21を介して、弁体22が設けられている。
この弁体22は、内筒4の中央部かつ両中間部壁9間に設
けられた弁座23,23 間と弁体収納空間6との間を移動自
在であり、流路3を開閉する。上記弁体収納部7の端部
には、弁棒21を弁体22の開閉方向に移動させる駆動装置
24が設けられ、弁棒21は駆動軸25を介して駆動装置24に
連動連結されている。
【0022】上記外筒2の両端面には、外筒2の内周面
から内筒4の両端外周面へ中心に向かって張り出した円
板状の端部壁8が形成されている。また、内筒4の中央
部外周面には、外筒2の内周面へ外側に向かって張り出
した円板状の中間部壁9が一対形成されている。これら
両中間部壁9の間隔は上記弁体収納空間6の流路方向幅
とほぼ同一に形成されている。
から内筒4の両端外周面へ中心に向かって張り出した円
板状の端部壁8が形成されている。また、内筒4の中央
部外周面には、外筒2の内周面へ外側に向かって張り出
した円板状の中間部壁9が一対形成されている。これら
両中間部壁9の間隔は上記弁体収納空間6の流路方向幅
とほぼ同一に形成されている。
【0023】弁座23はそれぞれ、内筒4の端面を覆うと
ともに外筒2の内周面へ外側に向かって張り出してお
り、各弁座23には、シート面23a より対向する弁座23に
向かう方向に突出した凸部23b が、外周縁に沿って周状
に、かつ凸部23b どうし当接可能に形成されている。
ともに外筒2の内周面へ外側に向かって張り出してお
り、各弁座23には、シート面23a より対向する弁座23に
向かう方向に突出した凸部23b が、外周縁に沿って周状
に、かつ凸部23b どうし当接可能に形成されている。
【0024】以下、上記構成における作用を説明する。
弁箱流路3の閉塞時には、図1および図2に示したよう
に、弁体22は弁座23,23 間にあってシート面23a,23a に
確実に圧接し、このとき凸部23b どうしは弁体22の嵌入
により離間した状態となる。
弁箱流路3の閉塞時には、図1および図2に示したよう
に、弁体22は弁座23,23 間にあってシート面23a,23a に
確実に圧接し、このとき凸部23b どうしは弁体22の嵌入
により離間した状態となる。
【0025】一方、弁箱流路3の開放時には、図3に示
したように、弁体22は弁座23,23 間より退出し、凸部23
b どうしが当接して、弁座23,23 間はほぼ気密状態とな
る。これにより、弁箱流路3に高温の流体が流れた際
も、弁座23,23 間より外筒2と内筒4との間に高温流体
が流入するのを抑制することができ、弁体収納空間6や
弁棒21が加熱されることを防止できる。
したように、弁体22は弁座23,23 間より退出し、凸部23
b どうしが当接して、弁座23,23 間はほぼ気密状態とな
る。これにより、弁箱流路3に高温の流体が流れた際
も、弁座23,23 間より外筒2と内筒4との間に高温流体
が流入するのを抑制することができ、弁体収納空間6や
弁棒21が加熱されることを防止できる。
【0026】弁箱流路3に高温の流体が流れた際、流体
温度および流体の熱伝達率の変化に伴って、内筒4と外
筒2とに熱膨張差または収縮差が生じたり内筒4あるい
は外筒2の上流側と下流側に熱膨張差を生じた場合、バ
ネ11がたわんでこれら熱膨張差または収縮差を吸収する
ため、弁箱1に無理な歪みが生じることを防止できる。
したがって、安定したシール性と操作性を保つことがで
きる。
温度および流体の熱伝達率の変化に伴って、内筒4と外
筒2とに熱膨張差または収縮差が生じたり内筒4あるい
は外筒2の上流側と下流側に熱膨張差を生じた場合、バ
ネ11がたわんでこれら熱膨張差または収縮差を吸収する
ため、弁箱1に無理な歪みが生じることを防止できる。
したがって、安定したシール性と操作性を保つことがで
きる。
【0027】また、第1パッキン13は熱伝導率が低いた
め、内筒4の熱がバネ11に伝わりにくく、さらに、第2
パッキン15は熱伝導率が高いため、バネ11の熱が第2パ
ッキン15を通って外筒2に逃がされる。このことから、
高温の流体が流れても、バネ11の温度は比較的低下し、
さらに、バネ11の周辺には第1断熱材19と第2断熱材20
とが設けられているため、バネ11が直接に高温流体に曝
されることはなく、したがってバネ11の温度を一層低下
させることができる。これにより、バネ11の設計温度を
低くし得るため、材料の選定が容易となり、設計が簡単
になる。
め、内筒4の熱がバネ11に伝わりにくく、さらに、第2
パッキン15は熱伝導率が高いため、バネ11の熱が第2パ
ッキン15を通って外筒2に逃がされる。このことから、
高温の流体が流れても、バネ11の温度は比較的低下し、
さらに、バネ11の周辺には第1断熱材19と第2断熱材20
とが設けられているため、バネ11が直接に高温流体に曝
されることはなく、したがってバネ11の温度を一層低下
させることができる。これにより、バネ11の設計温度を
低くし得るため、材料の選定が容易となり、設計が簡単
になる。
【0028】また、外筒2と内筒4との間に第1断熱材
19と第2断熱材20とを封入しているため、内筒4に比べ
て外筒2の温度を低下することができる。これにより外
筒2の設計温度も低くし得るため、設計が簡単になる。
19と第2断熱材20とを封入しているため、内筒4に比べ
て外筒2の温度を低下することができる。これにより外
筒2の設計温度も低くし得るため、設計が簡単になる。
【0029】なお、上記においては、弁座23,23 のそれ
ぞれに凸部23b を形成したものを例示したが、一方の弁
座23にのみ凸部23b を形成してもよく、その場合、凸部
23bはシート面23a に当接する。凸部23b の当接は、シ
ート部23自体の弾性や内筒4の膨張などによって生じる
が、外筒2と内筒4との間に別途弾性体を設けて当接を
確実にすることもできる。しかしながら、シート部23ど
うしの間隙を覆う閉塞部をシート部23,23 と一体に形成
しても、外筒2と内筒4との間への高温流体の流入を抑
制できる。
ぞれに凸部23b を形成したものを例示したが、一方の弁
座23にのみ凸部23b を形成してもよく、その場合、凸部
23bはシート面23a に当接する。凸部23b の当接は、シ
ート部23自体の弾性や内筒4の膨張などによって生じる
が、外筒2と内筒4との間に別途弾性体を設けて当接を
確実にすることもできる。しかしながら、シート部23ど
うしの間隙を覆う閉塞部をシート部23,23 と一体に形成
しても、外筒2と内筒4との間への高温流体の流入を抑
制できる。
【0030】また、駆動装置24(電動式や油圧駆動式あ
るいはエア駆動式)を用いて弁体22を開閉する仕切弁26
を挙げたが、手動開閉式の仕切弁であってもよく、第1
断熱材19と第2断熱材20としてグラスウールを挙げた
が、これは空気層やキャスタブル耐火材を用いてもよ
い。また、弁箱1の取合部はフランジ5の形式に代え
て、突合わせ溶接形式や差込み溶接形式にしてもよく、
2本のバネ11を弁体22を中心にして前後両側に振り分け
る構成に代えて、1本のバネ11を前後いずれか片側のみ
に設けた構成であってもよい。
るいはエア駆動式)を用いて弁体22を開閉する仕切弁26
を挙げたが、手動開閉式の仕切弁であってもよく、第1
断熱材19と第2断熱材20としてグラスウールを挙げた
が、これは空気層やキャスタブル耐火材を用いてもよ
い。また、弁箱1の取合部はフランジ5の形式に代え
て、突合わせ溶接形式や差込み溶接形式にしてもよく、
2本のバネ11を弁体22を中心にして前後両側に振り分け
る構成に代えて、1本のバネ11を前後いずれか片側のみ
に設けた構成であってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、シート
部間の間隙を覆う閉塞部を設けることにより、流路の全
開時も外筒と内筒との間に高温流体が流入するのを抑制
することができ、弁体収納空間や弁棒が加熱される心配
がない。このような仕切弁は、同様に弁体収納空間や弁
棒の加熱を防止できるスルーコンジットタイプのものに
比べてコンパクトであり、低コストで製作できる。
部間の間隙を覆う閉塞部を設けることにより、流路の全
開時も外筒と内筒との間に高温流体が流入するのを抑制
することができ、弁体収納空間や弁棒が加熱される心配
がない。このような仕切弁は、同様に弁体収納空間や弁
棒の加熱を防止できるスルーコンジットタイプのものに
比べてコンパクトであり、低コストで製作できる。
【0032】また、外筒と内筒との間にリング状の弾性
体を設けることにより、流体温度や熱伝達率が変化して
弁箱が膨張または収縮した場合も、弾性体のたわみで寸
法差を吸収することができ、弁箱や弁体が変形する心配
がなく、安定したシール性と操作性を保つことができ
る。
体を設けることにより、流体温度や熱伝達率が変化して
弁箱が膨張または収縮した場合も、弾性体のたわみで寸
法差を吸収することができ、弁箱や弁体が変形する心配
がなく、安定したシール性と操作性を保つことができ
る。
【0033】また、弾性体と内筒との接触部に熱伝導率
の低い第1パッキンを設け、弾性体と外筒との接触部に
熱伝導率の高い第2パッキンを設けることにより、高温
流体が流れても、弾性体の温度を比較的低下させること
ができ、それにより、弾性体の設計温度を低くし得るた
め、材料選定等、設計が容易になる。
の低い第1パッキンを設け、弾性体と外筒との接触部に
熱伝導率の高い第2パッキンを設けることにより、高温
流体が流れても、弾性体の温度を比較的低下させること
ができ、それにより、弾性体の設計温度を低くし得るた
め、材料選定等、設計が容易になる。
【図1】本発明の一実施形態における高温用仕切弁の全
体構成を示した断面図である。
体構成を示した断面図である。
【図2】図1の高温用仕切弁の流路全閉時の状態を示し
た要部拡大断面図である。
た要部拡大断面図である。
【図3】図1の高温用仕切弁の流路全開時の状態を示し
た要部拡大断面図である。
た要部拡大断面図である。
【図4】図2に示した流路全閉時の高温用仕切弁のA−
A断面図である。
A断面図である。
【図5】従来の仕切弁の一部断面図である。
【図6】従来の仕切弁であって、弁体を分割したタイプ
の仕切弁の断面図である。
の仕切弁の断面図である。
【図7】従来の仕切弁であって、弁体を分割した他のタ
イプの仕切弁の一部拡大断面図である。
イプの仕切弁の一部拡大断面図である。
【図8】従来の仕切弁であって、弁体に切欠きを設けた
タイプの仕切弁の一部拡大断面図である。
タイプの仕切弁の一部拡大断面図である。
【図9】従来の仕切弁であって、弁箱を外筒と内筒との
二重構造にしたタイプの仕切弁の全体構成を示した断面
図である。
二重構造にしたタイプの仕切弁の全体構成を示した断面
図である。
1 弁箱 2 外筒 3 弁箱流路 4 内筒 11 バネ(弾性体) 13 第1パッキン 15 第2パッキン 22 弁体 23 シート部 23a シート面 23b 凸部 26 高温用仕切弁
Claims (4)
- 【請求項1】 外筒内に内筒を遊嵌してなる弁箱の内部
に、前記内筒の内側に形成される流路を横切る方向に出
退する弁体を設け、弁体に対向する内筒の各端面に、弁
体に圧接するシート部を形成した高温用仕切弁におい
て、前記シート部間の間隙を覆う閉塞部をシート部の外
周縁に沿って周状に形成したことを特徴とする高温用仕
切弁。 - 【請求項2】 少なくとも一方のシート部に、シート面
より他方のシート部に向かう方向に突出した凸部をシー
ト部の外周縁に沿って周状に形成し、シート部間より弁
体が退出した流路の開放時に前記凸部が他方のシート部
に当接するように構成したことを特徴とする請求項1記
載の高温用仕切弁。 - 【請求項3】 外筒と内筒との間に、外筒の内周部と内
筒の外周部とに連結されるリング状の弾性体を嵌入し、
外筒と内筒との間をシールするシール材を設けたことを
特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の
高温用仕切弁。 - 【請求項4】 シール材は、弾性体と内筒との接触部に
全周にわたり設けられた熱伝導率の低い第1パッキン
と、弾性体と外筒との接触部に全周にわたり設けられた
熱伝導率の高い第2パッキンとから成ることを特徴とす
る請求項3記載の高温用仕切弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14336996A JPH09329249A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 高温用仕切弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14336996A JPH09329249A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 高温用仕切弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09329249A true JPH09329249A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15337189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14336996A Pending JPH09329249A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 高温用仕切弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09329249A (ja) |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP14336996A patent/JPH09329249A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2304284B1 (en) | Butterfly valve, valve seat and valve seat retainer | |
| JPH0625599B2 (ja) | 合成ガスケツト及びその製造方法 | |
| US4047740A (en) | Internally insulated bellows assembly | |
| JPH09329249A (ja) | 高温用仕切弁 | |
| JP3325430B2 (ja) | 高温用仕切弁 | |
| JP2002295688A (ja) | ブラシシール装置 | |
| JP7391675B2 (ja) | 密封装置 | |
| JPH1089497A (ja) | 高温用仕切弁 | |
| JPH1038095A (ja) | 高温用仕切弁 | |
| WO2024109423A1 (zh) | 一种三偏心蝶阀 | |
| JP4082551B2 (ja) | 制御マフラ用バルブ | |
| JP2945851B2 (ja) | 弾性シートリングを備えたバタフライ弁 | |
| JP3049638B2 (ja) | 高温用バタフライ弁 | |
| JPH1089519A (ja) | 高温用仕切弁 | |
| JP3290575B2 (ja) | 高温用グローブ弁 | |
| JP3045681B2 (ja) | 弾性シートリングを備えたバタフライ弁 | |
| JP2000240843A (ja) | メカニカルリンク式デュアル高温バタフライ弁 | |
| JPH11248011A (ja) | 高温用仕切弁 | |
| JPS605823B2 (ja) | バタフライ弁 | |
| JP2577883Y2 (ja) | スライドバルブの耐熱構造 | |
| JPH09196189A (ja) | バタフライ弁 | |
| JPH0526994B2 (ja) | ||
| JPH094727A (ja) | 高温用バルブ | |
| JP3095635B2 (ja) | 高温用バタフライ弁 | |
| JPH071364U (ja) | 開閉弁 |