JPH09329267A - 電磁バルブおよびそれを使用したブレーキ装置 - Google Patents
電磁バルブおよびそれを使用したブレーキ装置Info
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- JPH09329267A JPH09329267A JP14706696A JP14706696A JPH09329267A JP H09329267 A JPH09329267 A JP H09329267A JP 14706696 A JP14706696 A JP 14706696A JP 14706696 A JP14706696 A JP 14706696A JP H09329267 A JPH09329267 A JP H09329267A
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- Regulating Braking Force (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】一端流路を開いた以上は、電流がカットされた
状態になっても流路を開き続けることができる電磁弁を
提供する。 【解決手段】 本体41と、この本体内に摺動自在に設
けたスプール42と、同スプールを作動するソレノイド
43とを備え、本体には、入力ポート44と、出力ポー
ト45とを形成し、前記ソレノイドが非通電の時には前
記入力ポートと出力ポートとを非連通状態とし、前記ソ
レノイドに通電することによりスプールが移動して前記
入力ポートと出力ポートとを連通する電磁バルブにおい
て、前記スプールには、前記入力ポートと出力ポートと
を連通、および、非連通とする状態を維持することがで
きる位置決め機構49〜51が設けられていることを特
徴とする電磁バルブである。
状態になっても流路を開き続けることができる電磁弁を
提供する。 【解決手段】 本体41と、この本体内に摺動自在に設
けたスプール42と、同スプールを作動するソレノイド
43とを備え、本体には、入力ポート44と、出力ポー
ト45とを形成し、前記ソレノイドが非通電の時には前
記入力ポートと出力ポートとを非連通状態とし、前記ソ
レノイドに通電することによりスプールが移動して前記
入力ポートと出力ポートとを連通する電磁バルブにおい
て、前記スプールには、前記入力ポートと出力ポートと
を連通、および、非連通とする状態を維持することがで
きる位置決め機構49〜51が設けられていることを特
徴とする電磁バルブである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両ブレーキ等にお
いて、急ブレーキ(急加圧時)をかけた時に発生する車
輪ロックを制御するブレーキ装置等に好適な電磁バルブ
(フェールセーフバルブ)およびそれを使用したブレー
キ装置に関するものである。
いて、急ブレーキ(急加圧時)をかけた時に発生する車
輪ロックを制御するブレーキ装置等に好適な電磁バルブ
(フェールセーフバルブ)およびそれを使用したブレー
キ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、制動時の操縦安定性を向上させ運
転者の運転操作を容易にすることを目的とした種々のア
ンチロック制御装置(ブレーキ装置)の開発が積極的に
進められている。こうしたアンチロック制御装置の中に
は、ブレーキキャリパ内に区画された液圧室内に調圧ピ
ストンを配置し、アンチロック制御時には遮断弁により
前記液圧室をマスタシリンダから遮断しておき、前記調
圧ピストンをカム機構によって進退させ、液圧室の容積
を制御しながらアンチロック制御を実現するようにした
ものがある。
転者の運転操作を容易にすることを目的とした種々のア
ンチロック制御装置(ブレーキ装置)の開発が積極的に
進められている。こうしたアンチロック制御装置の中に
は、ブレーキキャリパ内に区画された液圧室内に調圧ピ
ストンを配置し、アンチロック制御時には遮断弁により
前記液圧室をマスタシリンダから遮断しておき、前記調
圧ピストンをカム機構によって進退させ、液圧室の容積
を制御しながらアンチロック制御を実現するようにした
ものがある。
【0003】しかし、上記アンチロック制御装置におい
ては、アンチロック制御時に液圧室と液圧源とを遮断す
る弁(電磁弁)が失陥等によって作動不能になった時
に、最低条件として、マスタシリンダからの液圧を直接
液圧室に導入できる配管経路の対応がなされておらず、
安全上で問題が多い。
ては、アンチロック制御時に液圧室と液圧源とを遮断す
る弁(電磁弁)が失陥等によって作動不能になった時
に、最低条件として、マスタシリンダからの液圧を直接
液圧室に導入できる配管経路の対応がなされておらず、
安全上で問題が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、液圧
室と液圧源(マスタシリンダ)とを遮断する弁(電磁
弁)が仮に失陥したとしても、最低条件として、マスタ
シリンダからの液圧を直接液圧室(アクチュエータ)に
導入できるようにした電磁バルブ(フェールセーフバル
ブ)を提供し、一段と安全性の高いブレーキ装置を実現
せんとするものである。本発明に係わる電磁バルブは、
液圧室と液圧源とを遮断する弁(電磁弁)が失陥したこ
とを検知して流路を開き、一端流路を開いた以上は、電
流がカットされた状態になっても流路を開き続けること
ができるものであり、これによって弁が失陥したとして
も、最低条件として、液圧源(マスタシリンダ)からの
液圧を直接液圧室(アクチュエータ)に導入できるよう
にしている。
室と液圧源(マスタシリンダ)とを遮断する弁(電磁
弁)が仮に失陥したとしても、最低条件として、マスタ
シリンダからの液圧を直接液圧室(アクチュエータ)に
導入できるようにした電磁バルブ(フェールセーフバル
ブ)を提供し、一段と安全性の高いブレーキ装置を実現
せんとするものである。本発明に係わる電磁バルブは、
液圧室と液圧源とを遮断する弁(電磁弁)が失陥したこ
とを検知して流路を開き、一端流路を開いた以上は、電
流がカットされた状態になっても流路を開き続けること
ができるものであり、これによって弁が失陥したとして
も、最低条件として、液圧源(マスタシリンダ)からの
液圧を直接液圧室(アクチュエータ)に導入できるよう
にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明が採用し
た技術解決手段は、本体と、この本体内に摺動自在に設
けたスプールと、同スプールを作動するソレノイドとを
備え、本体には、入力ポートと、出力ポートとを形成
し、前記ソレノイドが非通電の時には前記入力ポートと
出力ポートとを非連通状態とし、前記ソレノイドに通電
することによりスプールが移動して前記入力ポートと出
力ポートとを連通する電磁バルブにおいて、前記スプー
ルには、前記入力ポートと出力ポートとを連通、およ
び、非連通とする状態を維持することができる位置決め
機構が設けられていることを特徴とする電磁バルブであ
り、
た技術解決手段は、本体と、この本体内に摺動自在に設
けたスプールと、同スプールを作動するソレノイドとを
備え、本体には、入力ポートと、出力ポートとを形成
し、前記ソレノイドが非通電の時には前記入力ポートと
出力ポートとを非連通状態とし、前記ソレノイドに通電
することによりスプールが移動して前記入力ポートと出
力ポートとを連通する電磁バルブにおいて、前記スプー
ルには、前記入力ポートと出力ポートとを連通、およ
び、非連通とする状態を維持することができる位置決め
機構が設けられていることを特徴とする電磁バルブであ
り、
【0006】ブレーキ装置のキャリパ内に形成したシリ
ンダと、同シリンダ内に配置された摺動自在のブレーキ
ピストンと、前記ピストンによってシリンダ内に区画さ
れた液圧室と、前記液圧室内に配置された調圧機構と、
前記液圧室とマスタシリンダとを連通する流路内に配置
されたカットバルブと、前記カットバルブと並列に設け
た配管中に配置した電磁バルブと、前記調圧機構を制御
する電子制御装置(ECU)とを備えているブレーキ装
置において、前記電磁バルブは、ソレノイドに通電する
ことによりスプールが移動して前記入力ポートと出力ポ
ートとを連通するとともに、その連通状態が位置決め機
構により維持され続けるようにしたことを特徴とするブ
レーキ装置である。
ンダと、同シリンダ内に配置された摺動自在のブレーキ
ピストンと、前記ピストンによってシリンダ内に区画さ
れた液圧室と、前記液圧室内に配置された調圧機構と、
前記液圧室とマスタシリンダとを連通する流路内に配置
されたカットバルブと、前記カットバルブと並列に設け
た配管中に配置した電磁バルブと、前記調圧機構を制御
する電子制御装置(ECU)とを備えているブレーキ装
置において、前記電磁バルブは、ソレノイドに通電する
ことによりスプールが移動して前記入力ポートと出力ポ
ートとを連通するとともに、その連通状態が位置決め機
構により維持され続けるようにしたことを特徴とするブ
レーキ装置である。
【0007】
【実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実施の形
態を説明する。図1は調圧機構をブレーキキャリパ内に
組み込んだ状態の本発明に係わる実施形態としてのブレ
ーキ装置の構成図、図2は図1中の調圧機構部分の拡大
断面図、図3は図2中のA−A断面図、図4は電磁バル
ブの断面図である。
態を説明する。図1は調圧機構をブレーキキャリパ内に
組み込んだ状態の本発明に係わる実施形態としてのブレ
ーキ装置の構成図、図2は図1中の調圧機構部分の拡大
断面図、図3は図2中のA−A断面図、図4は電磁バル
ブの断面図である。
【0008】図1において、1はマスターシリンダ、2
は常開型カットバルブ、3は調圧機構(詳細は後述す
る)、4はブレーキピストン、5は同ブレーキピストン
に設けたディスクパッド、6は調圧機構を駆動するモー
タ、7は電子制御装置(ECU)、10はブレーキキャ
リパ、12はキャリパ内に区画された液圧室、30は液
圧センサ、31は警報器、32はポテンショメータ、3
3はスピードセンサ、40はカットバルブ2と並列に設
けた配管内に配置した常閉型電磁バルブであり、これら
によってブレーキシステムが構成されている。
は常開型カットバルブ、3は調圧機構(詳細は後述す
る)、4はブレーキピストン、5は同ブレーキピストン
に設けたディスクパッド、6は調圧機構を駆動するモー
タ、7は電子制御装置(ECU)、10はブレーキキャ
リパ、12はキャリパ内に区画された液圧室、30は液
圧センサ、31は警報器、32はポテンショメータ、3
3はスピードセンサ、40はカットバルブ2と並列に設
けた配管内に配置した常閉型電磁バルブであり、これら
によってブレーキシステムが構成されている。
【0009】カットバルブ2は図1に示す如く、調圧機
構3を駆動するギヤ24に設けたカム面24aと当接す
るシャフト2aを備えており、ギヤ24が回転すること
によりカム面24aによってシャフト2aを図中左方に
押し出しカットバルブ2を閉じることができる構成とな
っている。なお、このバルブは電子制御装置からの指令
によって流路を閉じることができる電磁バルブを採用す
ることもできる。キャリパ10内の液圧室12内に配置
される調圧機構3は、図2、図3に示すようにキャリパ
10に螺子14によって固定されたカムケース13、カ
ムケース13内に回転自在に配置したカムシャフト1
5、カムシャフト15に設けたカム22a、22b、さ
らに同カム22a、22bにローラ23a、23bを介
して当接している調圧ピストン20a、20b、カムシ
ャフト15に固定したギヤ24、ギヤ24と噛み合うピ
ニオン25、ピニオン25を駆動するモータ6、カムケ
ース13に被覆された可撓性のブーツ26等から構成さ
れている。
構3を駆動するギヤ24に設けたカム面24aと当接す
るシャフト2aを備えており、ギヤ24が回転すること
によりカム面24aによってシャフト2aを図中左方に
押し出しカットバルブ2を閉じることができる構成とな
っている。なお、このバルブは電子制御装置からの指令
によって流路を閉じることができる電磁バルブを採用す
ることもできる。キャリパ10内の液圧室12内に配置
される調圧機構3は、図2、図3に示すようにキャリパ
10に螺子14によって固定されたカムケース13、カ
ムケース13内に回転自在に配置したカムシャフト1
5、カムシャフト15に設けたカム22a、22b、さ
らに同カム22a、22bにローラ23a、23bを介
して当接している調圧ピストン20a、20b、カムシ
ャフト15に固定したギヤ24、ギヤ24と噛み合うピ
ニオン25、ピニオン25を駆動するモータ6、カムケ
ース13に被覆された可撓性のブーツ26等から構成さ
れている。
【0010】この調圧機構3ではモータ6によってカム
シャフト15を図3中反時計方向に回転すると、カム2
2a、22bによって調圧ピストン20がカムケース1
3内に沈み込み、ブーツ26が変形して液圧室12内の
液圧を減圧できるようになっている。なお、ローラ23
a、23bは調圧ピストン20に回転自在に設けられて
おり、このローラによってカム22aと調圧ピストン2
0との間の摩擦を少なくしている。
シャフト15を図3中反時計方向に回転すると、カム2
2a、22bによって調圧ピストン20がカムケース1
3内に沈み込み、ブーツ26が変形して液圧室12内の
液圧を減圧できるようになっている。なお、ローラ23
a、23bは調圧ピストン20に回転自在に設けられて
おり、このローラによってカム22aと調圧ピストン2
0との間の摩擦を少なくしている。
【0011】電磁バルブ40は、図4に示す如く、本体
41と、この本体内に摺動自在に設けたスプール42
と、同スプールを作動するソレノイド43とを備えてお
り、本体には、液圧源(マスタシリンダ)と連通する入
力ポート44と、アクチュエータ(ホイールシリンダ)
に連通する出力ポート45が形成されている。ソレノイ
ド43の中心部にはプッシュロッド46が配置され、プ
ッシュロッド46と本体41との間にはプッシュロッド
46を図中右方に付勢するスプリング47が配置されて
おり、さらに、プッシュロッド46に対向して前述のス
プール42が本体内に摺動自在に配置されている。
41と、この本体内に摺動自在に設けたスプール42
と、同スプールを作動するソレノイド43とを備えてお
り、本体には、液圧源(マスタシリンダ)と連通する入
力ポート44と、アクチュエータ(ホイールシリンダ)
に連通する出力ポート45が形成されている。ソレノイ
ド43の中心部にはプッシュロッド46が配置され、プ
ッシュロッド46と本体41との間にはプッシュロッド
46を図中右方に付勢するスプリング47が配置されて
おり、さらに、プッシュロッド46に対向して前述のス
プール42が本体内に摺動自在に配置されている。
【0012】スプール42には、入力ポート44と出力
ポート45とを断接する溝48が形成されているととも
に、スプール42を位置決めするための二つの切欠4
9、50が形成されている。この切欠49、50はスプ
ール42を非作動時状態に位置決めするための第1切欠
49と、作動状態に位置決めする第2切欠50であり、
各切欠49、50には本体41側に設けたストッパ51
が嵌合するようになっていて、これらの切欠49、50
とストッパ51とによりスプールの位置決め機構を構成
している。なお、位置決め機構は切欠とストッパとの組
み合わせに限らず、同様の効果を奏する機構であればど
のような機構でも採用できる。
ポート45とを断接する溝48が形成されているととも
に、スプール42を位置決めするための二つの切欠4
9、50が形成されている。この切欠49、50はスプ
ール42を非作動時状態に位置決めするための第1切欠
49と、作動状態に位置決めする第2切欠50であり、
各切欠49、50には本体41側に設けたストッパ51
が嵌合するようになっていて、これらの切欠49、50
とストッパ51とによりスプールの位置決め機構を構成
している。なお、位置決め機構は切欠とストッパとの組
み合わせに限らず、同様の効果を奏する機構であればど
のような機構でも採用できる。
【0013】電磁バルブ40は、非作動時(失陥が発生
していない状態の時)には、図4に示すようにスプリン
グ47を撓ませた状態で第1切欠49にストッパ51が
嵌合するようになっており、この時にはスプール42が
入力ポート44と出力ポート45との連通を断ってい
る。また、ソレノイド43に通電すると、ソレノイド4
3によって発生する磁力とスプリング47の付勢力とに
よってプッシュロッド42が図5の位置に移動し、これ
に伴ってスプール42も移動して、第2切欠50にスト
ッパ51が嵌合する。この状態になると、スプール42
に形成した溝48が入力ポート44と出力ポート45と
を連通し、この状態は第2切欠50にストッパ51が嵌
合しているため、その後ソレノイド43に電流が流れな
くなっても維持されつづける。このように、この電磁バ
ルブでは、最初にスプール42を移動させるに足る通電
が確保されれば、以後の作動状態は位置決め装置によっ
て維持され続けるため、スプールを作動させるためのソ
レノイド容量を小型にできる等のメリットがある。ま
た、この電磁バルブは、作動後、スプールを押し込める
だけで再び初期状態(非作動状態)に戻すことが可能で
ある。
していない状態の時)には、図4に示すようにスプリン
グ47を撓ませた状態で第1切欠49にストッパ51が
嵌合するようになっており、この時にはスプール42が
入力ポート44と出力ポート45との連通を断ってい
る。また、ソレノイド43に通電すると、ソレノイド4
3によって発生する磁力とスプリング47の付勢力とに
よってプッシュロッド42が図5の位置に移動し、これ
に伴ってスプール42も移動して、第2切欠50にスト
ッパ51が嵌合する。この状態になると、スプール42
に形成した溝48が入力ポート44と出力ポート45と
を連通し、この状態は第2切欠50にストッパ51が嵌
合しているため、その後ソレノイド43に電流が流れな
くなっても維持されつづける。このように、この電磁バ
ルブでは、最初にスプール42を移動させるに足る通電
が確保されれば、以後の作動状態は位置決め装置によっ
て維持され続けるため、スプールを作動させるためのソ
レノイド容量を小型にできる等のメリットがある。ま
た、この電磁バルブは、作動後、スプールを押し込める
だけで再び初期状態(非作動状態)に戻すことが可能で
ある。
【0014】上記構成に係わるブレーキ装置の作動を説
明する。 〔通常ブレーキ時〕通常ブレーキ時には、電子制御装置
7からの指令がなくモータ6が作動しないため、カット
バルブ2は作動しない。また調圧機構3内のカム22
a、22bは図2、図3に示す初期位置をとっている。
したがって、この状態で、ブレーキぺダルを踏み込みマ
スタシリンダ1に液圧が発生すると、この液圧はマスタ
シリンダ1→開いているカットバルブ2→流路30を通
って液圧室12に供給されブレーキピストン4を移動し
て制動作用を実行する。この時、調圧ピストン20a、
20bはカムシャフト15が回転しないため移動するこ
とは無い。ブレーキぺダルの踏み込みを開放すると、液
圧室内のブレーキ液は前記とは逆の経路でマスタシリン
ダに還流され、ブレーキが緩められる。
明する。 〔通常ブレーキ時〕通常ブレーキ時には、電子制御装置
7からの指令がなくモータ6が作動しないため、カット
バルブ2は作動しない。また調圧機構3内のカム22
a、22bは図2、図3に示す初期位置をとっている。
したがって、この状態で、ブレーキぺダルを踏み込みマ
スタシリンダ1に液圧が発生すると、この液圧はマスタ
シリンダ1→開いているカットバルブ2→流路30を通
って液圧室12に供給されブレーキピストン4を移動し
て制動作用を実行する。この時、調圧ピストン20a、
20bはカムシャフト15が回転しないため移動するこ
とは無い。ブレーキぺダルの踏み込みを開放すると、液
圧室内のブレーキ液は前記とは逆の経路でマスタシリン
ダに還流され、ブレーキが緩められる。
【0015】〔アンチロック制御〕車両にブレーキをか
けるためにブレーキペダルを踏むとマスターシリンダ1
で液圧が発生する。この液圧は前述の通りブレーキ装置
内の液圧室12に供給され、ブレーキピストン4を移動
して車輪に制動力を与える。ところで、この状態の時に
は、車輪の状態はスピードセンサ33等で常時検知され
ており、検知信号が公知の電子制御装置に入力され、電
子制御装置はこの入力に基づいて車輪速度、スリップ
率、減速度などを演算する。そしてこの演算結果により
車輪のスキッド状態を評価し以下のようにカットバルブ
2およびモータ6を制御して、ブレーキ液圧の減圧、保
持、再加圧等の種々の態様を実行する。
けるためにブレーキペダルを踏むとマスターシリンダ1
で液圧が発生する。この液圧は前述の通りブレーキ装置
内の液圧室12に供給され、ブレーキピストン4を移動
して車輪に制動力を与える。ところで、この状態の時に
は、車輪の状態はスピードセンサ33等で常時検知され
ており、検知信号が公知の電子制御装置に入力され、電
子制御装置はこの入力に基づいて車輪速度、スリップ
率、減速度などを演算する。そしてこの演算結果により
車輪のスキッド状態を評価し以下のようにカットバルブ
2およびモータ6を制御して、ブレーキ液圧の減圧、保
持、再加圧等の種々の態様を実行する。
【0016】即ち、走行中に車輪がロックし、前記電子
制御装置(ECU)7からブレーキ緩め信号が出力され
るとモータ6が駆動され、ピニオン25を介してギヤ2
4を回転する。ギヤ24の回転に伴って、カム面24a
によりカットバルブ2が閉じられ、またカムシャフト1
5が図3中、反時計方向に回転する。カムシャフト15
の回転により、ローラ23a、23bは回転しながらカ
ム22a、22bに追従し、これに伴って調圧ピストン
20a、20bがカムケース13内に次第に没して行
く。この結果、液圧室12内の液圧によってブーツ25
を変形しながら液圧室12内の容積が拡大し、ブレーキ
液圧が減圧され、ブレーキ力が弱められ、車輪のロック
状態が解消される。
制御装置(ECU)7からブレーキ緩め信号が出力され
るとモータ6が駆動され、ピニオン25を介してギヤ2
4を回転する。ギヤ24の回転に伴って、カム面24a
によりカットバルブ2が閉じられ、またカムシャフト1
5が図3中、反時計方向に回転する。カムシャフト15
の回転により、ローラ23a、23bは回転しながらカ
ム22a、22bに追従し、これに伴って調圧ピストン
20a、20bがカムケース13内に次第に没して行
く。この結果、液圧室12内の液圧によってブーツ25
を変形しながら液圧室12内の容積が拡大し、ブレーキ
液圧が減圧され、ブレーキ力が弱められ、車輪のロック
状態が解消される。
【0017】さらに、再加圧時には、モータ6を逆転
し、カムシャフト15を初期位置方向に回転させると調
圧ピストン20a、20bは液圧室12内に押し戻さ
れ、再加圧が実行される。また、ブレーキ液圧保持状態
の指令が出されると、モータ6が停止し液圧室のブレー
キ液圧を保持する。
し、カムシャフト15を初期位置方向に回転させると調
圧ピストン20a、20bは液圧室12内に押し戻さ
れ、再加圧が実行される。また、ブレーキ液圧保持状態
の指令が出されると、モータ6が停止し液圧室のブレー
キ液圧を保持する。
【0018】なお、上記モータ6の制御は、液圧センサ
30、ポテンショメータ32、スピードセンサ33等か
らの検出信号により適宜行われ、前記ブレーキ装置の液
圧制御(減圧、保持、再加圧)は各車輪の状態に応じて
それぞれ独立してあるいは各チャンネルの車輪毎に行な
う。アンチロック制御の解除は、電子制御装置からの信
号が無くなることにより行われる。即ち、電子制御装置
からの信号が無くなると、モータ6が逆回転してカット
バルブ2を開くとともに、カム22a、22bを初期位
置に復帰し、さらに調圧ピストン20a、20bも初期
位置に復帰して図1状態となり、通常ブレーキ状態とな
る。
30、ポテンショメータ32、スピードセンサ33等か
らの検出信号により適宜行われ、前記ブレーキ装置の液
圧制御(減圧、保持、再加圧)は各車輪の状態に応じて
それぞれ独立してあるいは各チャンネルの車輪毎に行な
う。アンチロック制御の解除は、電子制御装置からの信
号が無くなることにより行われる。即ち、電子制御装置
からの信号が無くなると、モータ6が逆回転してカット
バルブ2を開くとともに、カム22a、22bを初期位
置に復帰し、さらに調圧ピストン20a、20bも初期
位置に復帰して図1状態となり、通常ブレーキ状態とな
る。
【0019】〔失陥時〕上述のアンチロック制御中にモ
ータやその他の電気的な失陥が発生しカットバルブが働
かずマスタシリンダと液圧室とが遮断したままとなる
と、通常ブレーキ状態に復帰できなくなり安全上に問題
がある。そこで、本例ではこの状態をセンサが検知する
と、電子制御装置から電磁バルブ40に短時間の電流
(信号電流)を流し、プッシュロッド46を働かせてス
プール42を図5状態に移動し、入力ポート44と出力
ポート45を連通状態とする。これと同時にストッパ5
1が第2切欠50に嵌合するため、この連通状態は維持
され続けることになり、この結果、仮にカットバルブが
遮断状態のままであったとしても、マスタシリンダで発
生する液圧が開いている電磁バルブを介して液圧室に供
給され、通常ブレーキ状態を得ることができる。また、
電磁バルブ40の作動状態は、警報器31を介して運転
者に知らせることができる。なお、電磁バルブ40に流
す電流は、スプールを図5状態に移動することができる
電流で足りるため、短時間でよく、またソレノイド容量
もそれに合わせて小さくでき、さらに、作動後、スプー
ルを押し込めるだけで再び初期状態(非作動状態)に戻
すことができる。
ータやその他の電気的な失陥が発生しカットバルブが働
かずマスタシリンダと液圧室とが遮断したままとなる
と、通常ブレーキ状態に復帰できなくなり安全上に問題
がある。そこで、本例ではこの状態をセンサが検知する
と、電子制御装置から電磁バルブ40に短時間の電流
(信号電流)を流し、プッシュロッド46を働かせてス
プール42を図5状態に移動し、入力ポート44と出力
ポート45を連通状態とする。これと同時にストッパ5
1が第2切欠50に嵌合するため、この連通状態は維持
され続けることになり、この結果、仮にカットバルブが
遮断状態のままであったとしても、マスタシリンダで発
生する液圧が開いている電磁バルブを介して液圧室に供
給され、通常ブレーキ状態を得ることができる。また、
電磁バルブ40の作動状態は、警報器31を介して運転
者に知らせることができる。なお、電磁バルブ40に流
す電流は、スプールを図5状態に移動することができる
電流で足りるため、短時間でよく、またソレノイド容量
もそれに合わせて小さくでき、さらに、作動後、スプー
ルを押し込めるだけで再び初期状態(非作動状態)に戻
すことができる。
【0020】上述したようにブレーキ装置において、各
種センサによりモータを駆動し、調圧機構を働かせ、ア
ンチロック制御、トラクション制御、自動ブレーキ制御
等を実行している際に、カットバルブが仮に失陥を発生
したとしても電磁バルブにより、ただちにマスタシリン
ダと液圧室とを連通できるため、極めて安全性の高いブ
レーキ装置を得ることができる。なお、電磁バルブは、
ブレーキ装置ばかりでなく、当然のことながら他の液圧
制御回路内にも利用することができ、汎用性の高いもの
として構成されている。
種センサによりモータを駆動し、調圧機構を働かせ、ア
ンチロック制御、トラクション制御、自動ブレーキ制御
等を実行している際に、カットバルブが仮に失陥を発生
したとしても電磁バルブにより、ただちにマスタシリン
ダと液圧室とを連通できるため、極めて安全性の高いブ
レーキ装置を得ることができる。なお、電磁バルブは、
ブレーキ装置ばかりでなく、当然のことながら他の液圧
制御回路内にも利用することができ、汎用性の高いもの
として構成されている。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明による電磁
バルブは、スプールに位置決め機構を設けたため、一端
流路を開くと、その後流路を開放状態に維持し続けるこ
とができ、ソレノイドに通電し続ける必要がない。その
ため、電磁バルブに使用するソレノイドの容量を小さく
できるとともに使用電流も少なくすみ電磁弁(フェーフ
セーフバルブ)の小型軽量化に寄与ることができる。ま
た、電磁バルブの信頼性も高くなり、さらに失陥が解消
された時にはスプールを初期状態に押し込めるだけで再
び電磁バルブを使用することができ経済的である。等々
の優れた作用効果を奏することができる。
バルブは、スプールに位置決め機構を設けたため、一端
流路を開くと、その後流路を開放状態に維持し続けるこ
とができ、ソレノイドに通電し続ける必要がない。その
ため、電磁バルブに使用するソレノイドの容量を小さく
できるとともに使用電流も少なくすみ電磁弁(フェーフ
セーフバルブ)の小型軽量化に寄与ることができる。ま
た、電磁バルブの信頼性も高くなり、さらに失陥が解消
された時にはスプールを初期状態に押し込めるだけで再
び電磁バルブを使用することができ経済的である。等々
の優れた作用効果を奏することができる。
【図1】本発明に係る第1実施形態としてのブレーキ装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
【図2】図1中の調圧機構の拡大断面図である。
【図3】図2中のA−A断面図である。
【図4】電磁バルブの非作動状態を示す断面図である。
【図5】電磁バルブの作動状態を示す断面図である。
1 液圧発生源(マスタシリンダ) 2 カットバルブ 3 調圧機構 4 ブレーキピストン 5 ディスクパッド 6 電動モータ 7 電子制御装置 10 キャリパ 12 液圧室 13 カムケース 15 カムシャフト 20a、20b 調圧ピストン 22a、22b カム 23a、23b ローラ 25 ブーツ 40 電磁バルブ 41 本体 42 スプール 43 ソレノイド 44 入力ポート 45 出力ポート 49、50 切欠 51 ストッパ
Claims (3)
- 【請求項1】本体41と、この本体内に摺動自在に設け
たスプール42と、同スプールを作動するソレノイド4
3とを備え、本体には、入力ポート44と、出力ポート
45とを形成し、前記ソレノイドが非通電の時には前記
入力ポートと出力ポートとを非連通状態とし、前記ソレ
ノイドに通電することによりスプールが移動して前記入
力ポートと出力ポートとを連通する電磁バルブにおい
て、前記スプールには、前記入力ポートと出力ポートと
を連通、および、非連通とする状態を維持することがで
きる位置決め機構49〜51が設けられていることを特
徴とする電磁バルブ。 - 【請求項2】ブレーキ装置のキャリパ内に形成したシリ
ンダ11と、 同シリンダ11内に配置された摺動自在のブレーキピス
トン4と、 前記ピストンによってシリンダ11内に区画された液圧
室12と、 前記液圧室12内に配置された調圧機構3と、 前記液圧室12とマスタシリンダとを連通する流路30
内に配置されたカットバルブ2と、 前記カットバルブ2と並列に設けた配管中に配置した電
磁バルブ40と、 前記調圧機構を制御する電子制御装置(ECU)7とを
備えているブレーキ装置において、 前記電磁バルブ40は、ソレノイドに通電することによ
りスプールが移動して前記入力ポートと出力ポートとを
連通するとともに、その連通状態が位置決め機構により
維持され続けるようにしたことを特徴とするブレーキ装
置。 - 【請求項3】前記カットバルブ2は、調圧機構を作動す
るギヤ24に形成したカム面24aにより、弁を開閉す
べく構成されいることを特徴とする請求項2に記載のブ
レーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14706696A JPH09329267A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 電磁バルブおよびそれを使用したブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14706696A JPH09329267A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 電磁バルブおよびそれを使用したブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09329267A true JPH09329267A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15421720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14706696A Withdrawn JPH09329267A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 電磁バルブおよびそれを使用したブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09329267A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100728836B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2007-06-19 | 두산인프라코어 주식회사 | 브레이크 밸브 |
| WO2018016239A1 (ja) * | 2016-07-20 | 2018-01-25 | アイシン精機株式会社 | クラッチ断接装置 |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP14706696A patent/JPH09329267A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100728836B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2007-06-19 | 두산인프라코어 주식회사 | 브레이크 밸브 |
| WO2018016239A1 (ja) * | 2016-07-20 | 2018-01-25 | アイシン精機株式会社 | クラッチ断接装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |