JPH09329850A - 圧板開閉機構 - Google Patents

圧板開閉機構

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JPH09329850A
JPH09329850A JP8236003A JP23600396A JPH09329850A JP H09329850 A JPH09329850 A JP H09329850A JP 8236003 A JP8236003 A JP 8236003A JP 23600396 A JP23600396 A JP 23600396A JP H09329850 A JPH09329850 A JP H09329850A
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JP
Japan
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pressure plate
rotation
closing mechanism
main body
opening
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JP8236003A
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English (en)
Inventor
Kotaro Kanatsu
康太郎 金津
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像読取装置の原稿載置台上に圧
板を接離可能に支持する圧板開閉機構に関し、回動可能
に装置本体に支持された部材の先端側で圧板を回動自在
に支持することにより、簡単な部材で厚い原稿にも対応
できるようにして、簡易な構成で安価な圧板開閉機構を
提供することを目的とする。 【解決手段】 装置本体H側の側辺側縁部でコンタクト
ガラス11に接離する圧板12を回動自在に支持する圧板開
閉機構13を、装置本体H側に設けた回動軸15と、圧板12
側に設けた回動軸17と、これら回動軸15、17に摺動可能
に係合する軸受19a、19bを両端側に形成した連結部材
18とから構築し、連結部材18は切欠部20a、20bを拡開
するように軸受19a、19bを弾性変形させることにより
着脱することができる。圧板開閉機構13には、圧板12が
略鉛直状態の姿勢からさらに回動することを制限するス
トッパ部材21を制限部材18と別個に設けるのが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置の原
稿載置台上に圧板を接離可能に支持する圧板開閉機構に
関し、詳しくは、厚い原稿(ブック型原稿)の場合にも
圧板の使用を可能にする圧板開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿を載置台上に載置して処
理する画像読取装置を備える複写機などにおいては、載
置された原稿を載置台上に押える圧板を具備しており、
その圧板は原稿載置台上に接離可能に圧板開閉機構によ
り支持されている。この種の圧板開閉機構としては、原
稿載置台の側辺外方で圧板を回動自在に支持するように
なっており、原稿載置台上にブック型原稿が載置された
場合にも対応できるように工夫されているものもある。
例えば、特開平5−297665号公報に記載されてい
る圧板開閉機構は、原稿載置台の側辺外方で上下方向に
移動可能なスライド部材の上端に圧板を回動自在に支持
するようになっており、ブック型原稿が載置台上に載置
されたときに圧板の回動に伴ってスライド部材が上方に
移動することを許容することによって原稿載置台上に載
置された原稿の厚さに拘らずその画像面を確実に密着さ
せることができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の圧板開閉機構にあっては、原稿載置台上にブ
ック型原稿が載置された場合にも対応できるようにする
と、例えば、上記公報に記載の圧板開閉機構では、圧板
を支持するスライド部材を上下方向にスムーズにスライ
ドさせるためのベアリングやレールなどの構成要素が必
要となるため、部品点数が多くなりコスト高になってし
まうとともに、構成が複雑で組付作業も容易ではないと
いう問題があった。また、構成が複雑であるためそのま
までは見た目が悪く、安っぽく見えるという難点もあっ
た。
【0004】そこで、本発明は、回動可能に装置本体に
支持された部材の先端側で圧板を回動自在に支持するこ
とにより、簡単な部材でも原稿載置台より高い位置で圧
板を回動させることができるようにして、厚い原稿にも
対応できる簡易な構成で安価な圧板開閉機構を提供する
ことを目的とする。また、このように簡易な構成でも確
実に圧板の開放状態を維持できるようにして、操作性お
よび作業性の向上も図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、画像読取装置の装置本体側に設け
られた原稿載置台の一辺側外方で該原稿載置台上に接離
する圧板を回動自在に支持する圧板開閉機構であって、
本体側回動支点部に基端側の回動支持部を回動自在に支
持されるとともに圧板側回動支点部を回動先端側の回動
支持部が回動自在に支持する連結部材を設けたことを特
徴とするものである。
【0006】この請求項1記載の発明では、圧板の回動
支点部は、装置本体の回動支点部に基端側を回動自在に
支持された連結部材の回動先端側に回動自在に支持され
る。したがって、圧板の回動支点部は装置本体の回動支
点部に対して連結部材を介して回動可能に連結される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加
え、前記回動支点部または回動支持部の一方を回動軸と
するとともに他方を該回動軸の軸受とし、該軸受を弾性
変形可能で回動軸の直径より周方向に拡開可能な切欠部
を有することを特徴とするものである。
【0007】この請求項2記載の発明では、回動支点部
または回動支持部の一方が回動軸とされ、他方がその回
動軸の軸受とされ、この軸受は弾性変形させることによ
り切欠部を回動軸の直径以上に拡開させることができ
る。したがって、軸受を弾性変形させるだけで回動軸を
取り付け支持(軸受)させることができる。請求項3記
載の発明は、請求項1または2に記載の発明の構成に加
え、前記圧板が原稿載置台に対して略鉛直状態の姿勢と
なる位置からさらに離隔方向に回動することを制限する
制限部材を設けたことを特徴とするものである。
【0008】この請求項3記載の発明では、圧板の回動
が原稿載置台に対して鉛直となる姿勢程度で制限され
る。したがって、原稿載置台上を開放するために圧板を
回動させたときにその圧板が原稿載置台外方に自重によ
り回動してしまうことがない。請求項4記載の発明は、
請求項3記載の発明の構成に加え、前記制限部材とし
て、前記連結部材と別個に装置本体および圧板に設けら
れた回動保持部に両端側を保持されてこれら本体および
圧板を連結し該圧板の前記位置からの離隔方向への回動
を制限するストッパ部材を設けたことを特徴とするもの
である。
【0009】この請求項4記載の発明では、ストッパ部
材が連結部材と別個に装置本体および圧板の回動保持部
に保持連結される。したがって、連結部材と別体のスト
ッパ部材が制限部材として形成され、別個に取り付けら
れる。請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の構
成に加え、前記ストッパ部材を変形しないように形成す
るとともに該両端側に回動軸を設ける一方、前記回動保
持部として装置本体および圧板の外装カバーに穴形状に
開口し差し込まれた該回動軸を回動自在に保持する保持
穴を設けたことを特徴とするものである。
【0010】この請求項5記載の発明では、変形しない
ストッパ部材両端側の回動軸が装置本体および圧板の外
装カバーに開口する回動保持部の保持穴に差し込まれ回
動自在に保持される。したがって、形状の安定したスト
ッパ部材の両端側を容易に保持穴に差し込み取り付ける
ことができる。請求項6記載の発明は、請求項5記載の
発明の構成に加え、前記装置本体側の保持穴として外装
カバーの一定点に開口する定点穴を形成し、該定点穴内
でストッパ部材の基端側の回動軸をスライド不能に固定
つつ回動自在に保持することを特徴とするものである。
【0011】この請求項6記載の発明では、装置本体の
外装カバーの一定点にストッパ部材の基端側の回動軸を
スライド不能に固定つつ回動自在に保持する定点穴が保
持穴として形成される。したがって、装置本体側の回動
保持部は小さな設置面積とすることができる。請求項7
記載の発明は、請求項5または6に記載の発明の構成に
加え、前記圧板側の保持穴として外装カバー側に該圧板
の平面方向かつ回動面方向に延在する長穴を形成し、該
長穴内でストッパ部材の回動先端側の回動軸をスライド
かつ回動自在に保持することを特徴とするものである。
【0012】この請求項7記載の発明では、圧板の外装
カバー側に、つまり外装カバー自体にあるいは外装カバ
ー内部などにストッパ部材の回動先端側の回動軸をスラ
イドかつ回動自在に保持する長穴を保持穴として形成さ
れる。したがって、ストッパ部材の回動先端側の回動軸
は簡易な構成の圧板側の平面内でスライドされる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図4は本発明に係る圧板開閉機構の第1
実施形態を搭載したスキャナ装置の一例を示す図であ
り、本実施形態は請求項1から4に記載の発明に対応す
る。なお、このスキャナ装置は、独立して用いられ、あ
るいは複写機などに搭載される。
【0014】まず、構成を説明する。図1〜図3におい
て、10はスキャナ装置(画像読取装置)であり、スキャ
ナ装置10はコンタクトガラス(原稿載置台)11上に載置
された原稿の画像面にライン状の光を照射(走査)しそ
の反射光を取り込むことによってその原稿画像を読み取
るようになっており、その画像面は圧板12が原稿を介し
てコンタクトガラス11上に圧接することによりそのコン
タクトガラス11に密着される。
【0015】圧板12は、装置本体H側方上面の縁部(コ
ンタクトガラス11の一側辺外方)に設けられた一対の圧
板開閉機構13により一辺側の2箇所で回動可能に支持さ
れており、コンタクトガラス11に接離する方向に回動さ
せることができる。この圧板12は、コンタクトガラス11
から離隔する方向に回動させることによりそのコンタク
トガラス11上を開放して原稿の載置または取出をするこ
とができ、近接方向に回動させることによりコンタクト
ガラス11上を閉止して原稿の画像面を密着させることが
できる。なお、圧板12はコンタクトガラス11に近接する
方向に回動させたときには所定厚さの弾性変形可能な密
着部12aがそのコンタクトガラス11に密着するようにな
っており、圧板開閉機構13は圧板12の密着部12aに隣接
してコンタクトガラス11上を密着して閉止したときに装
置本体Hの縁部および圧板12の一辺側の間に納まるよう
に構築されている。
【0016】圧板開閉機構13は、装置本体Hの縁部に立
設された支持板14にコンタクトガラス11上面の延長面か
ら一定間隔で離隔するように固設された回動軸15と、圧
板12の一辺側に密着部12aに隣接するように立設された
支持板16に回動軸15と同様に固設された回動軸17と、こ
れら回動軸15、17に両端側の軸受19a、19bを係合して
装置本体Hおよび圧板12を連結する連結部材18と、から
構成されている。
【0017】連結部材18の軸受19a、19bは、各々係合
する回動軸15、17側の一部を切り欠いたリング状に形成
されており、この軸受19a、19bは切欠部20a、20bに
回動軸15、17を押し付る、または切欠部20a、20bから
回動軸15、17を引き抜く方向の一定以上の力を加えられ
たときに弾性変形することによりその切欠部20a、20b
を回動軸15、17の直径程度に拡開して回動軸15、17を着
脱できるように形成されている。すなわち、連結部材18
は所謂スナップフィット形式により容易に着脱すること
ができるように形成されている。
【0018】そして、この連結部材18は、軸受19aが回
動軸15に摺動可能に係合することによりその軸受19aを
基端部として装置本体Hに対し回動自在に支持されると
ともに、その回動先端側となる軸受19bが回動軸17に摺
動可能に係合することにより圧板12をその回動軸17を支
点として回動可能に支持する。すなわち、回動軸15が本
体側回動支点部を、回動軸17が圧板側回動支点部を構成
し、軸受19aが基端側の回動支持部を、軸受19bが回動
先端側の回動支持部を構成している。
【0019】また、圧板開閉機構13は、圧板12の回動方
向に対する両側方側(図3の紙面に対する表裏側)の装
置本体Hおよび密着部12aに連結部材18と別個にストッ
パ部材(制限部材)21が設けられており、ストッパ部材
21は圧板12が鉛直な姿勢より若干コンタクトガラス11か
ら離隔する方向に回動した位置で直線状態となってそれ
以上の回動を制限する一方、圧板12がコンタクトガラス
11に近接する方向に回動する際には中央の折曲部21aが
折れ曲がり密着部12aがコンタクトガラス11に密着する
ことを妨げないようになっている。なお、ストッパ部材
21は装置本体H側に引掛可能に形成された回動保持部22
に基端側のフック21bを引っ掛けて回動可能に保持され
るとともに、圧板12の密着部12aに他端側の先端部21c
を回動可能にねじ(回動保持部)23によりねじ止めされ
て装置本体Hおよび圧板12の密着部12aを連結してい
る。
【0020】次に、コンタクトガラス11上に載置する際
の動作を作用とともに図4を用いて説明する。まず、圧
板12の回動軸17を設けられた一辺側の反対側(他辺側)
を引き上げると、圧板12の自重は一辺側を下げる方向に
加わるため、連結部材18を平行な状態にしあるいはその
状態を維持したまま、装置本体Hの回動軸15を回動支点
として連結部材18の軸受19aが摺動し圧板12の回動を許
容しつつその圧板12を支持することができる。このた
め、図4(a)に示すように、圧板12の姿勢を安定した
状態で支持しつつ密着部12aをコンタクトガラス11から
離隔させてその上方を開放することができる。このと
き、圧板12は鉛直状態となる姿勢から若干さらに回動し
た位置で装置本体Hおよび圧板12の密着部12aに両端側
を回動可能に保持されたストッパ部材21が直線状態とな
って圧板12のそれ以上の回動が制限されている。したが
って、手を添えることなくコンタクトガラス11上を開放
した状態を維持することができ、容易に原稿をセット
(載置)することができる。なお、この動作を行なう前
に、原稿がセットされていない状態または薄い原稿がセ
ットされている状態からコンタクトガラス11上を開放す
る際には、図4(b)に示す状態から圧板12の他辺側が
引き上げられ、また厚い原稿(所謂、ブック型原稿)が
セットされている状態からコンタクトガラス11上を開放
する際には、図4(c)に示す状態から圧板12の他辺側
が引き上げられることになる。
【0021】そして、コンタクトガラス11上に薄い原稿
を載置した後に、圧板12の他辺側を引き下げる方向に回
動させると、このときも同様に、圧板12の自重により連
結部材18の平行な状態が維持されたまま回動軸15を回動
支点として軸受19aが摺動し圧板12の回動を許容しつつ
その圧板12を支持することができる。このため、図4
(b)に示すように、圧板12の姿勢を安定した状態で支
持しつつコンタクトガラス11に密着部12aを原稿を介し
て圧接させその画像面を密着させることができる。この
とき、ストッパ部材21は装置本体Hの回動保持部22およ
び密着部12aのねじ23を中心に回動しつつ折曲部21aで
折れ曲がってコンタクトガラス11上に圧板12の密着部12
aを密着させ閉止することを妨げることがない。したが
って、本実施形態の圧板開閉機構13によっても従来通り
薄い原稿の画像面をコンタクトガラス11に密着させるこ
とができる。なお、図4(b)においてストッパ部材21
は他の部材の状態を判り易くするために一部を省略して
いる。
【0022】一方、コンタクトガラス11上にブック型原
稿を載置した後に、圧板12の他辺側を引き下げる方向に
回動させると、連結部材18の平行な状態を維持したまま
回動軸15を回動支点として軸受19aが摺動し圧板12の回
動を許容するが、圧板12が斜めの状態のときにコンタク
トガラス11上のブック型原稿の角に密着部12aが当接す
る。このため、圧板12の他辺側がさらに引き下げられる
と、回動軸17が軸受19bを回動支点として摺動し圧板12
の一辺側が上昇する方向の回動を許容しつつその圧板12
を支持することができ、図4(c)に示すように、圧板
12がコンタクトガラス11から離隔する位置で平行に対面
する状態となったときに密着部12aがブック型原稿を均
一に押圧しその画像面を密着させることができる。した
がって、装置本体Hおよび圧板12の回動軸15、17を連結
部材18により連結するだけの簡易な構成の圧板開閉機構
13によって確実かつ容易にブック型原稿の画像面をコン
タクトガラス11に密着させることができる。
【0023】このように本実施形態においては、連結部
材18の軸受19aが装置本体Hの回動軸15に回動自在に支
持されるとともに軸受19bにより圧板12の回動軸17を回
動自在に支持するので、圧板12をコンタクトガラス11上
にセットされた原稿の厚さに応じて回動軸15のみ、また
は回動軸15、17の双方を回動支点として回動させ原稿の
厚さに拘らず圧板12の密着部12aをコンタクトガラス11
に対面させることができ、原稿を均一に押えてその画像
面を密着させることができる。したがって、装置本体H
および圧板12の回動軸15、17に連結部材18の軸受19a、
19bが係合し摺動するだけの簡易な構成でブック型原稿
をもコンタクトガラス11に密着させることができるよう
に圧板12を回動させることができ、コストを低減するこ
とができる。
【0024】この連結部材18は、切欠部20a、20bを拡
開させるように軸受19a、19bを弾性変形させることが
できるので、軸受19a、19bは切欠部20a、20bを回動
軸15、17に合わせて押し付けるだけで容易に係合させる
ことができる一方、逆方向に引き抜くだけでその係合を
解除することができ、装置本体Hおよび圧板12へ着脱す
る作業を容易に行なうことができる。
【0025】また、圧板12が鉛直となる姿勢から若干回
動させた位置でストッパ部材21が直線状態となってさら
に回動することを制限するので、コンタクトガラス11上
を開放する際に、圧板12が自重により機外方向に自由に
回動して破損してしまうことを防止することができ、圧
板12がほぼ鉛直となる姿勢を確実に維持してコンタクト
ガラス11上へ原稿を載置する操作性を向上させることも
できる。また、このストッパ部材21は連結部材18と別個
に作製され取り付けられるので、例えば、連結部材18に
ストップ機能を持たせるように構築するよりも簡単な構
成とすることができ、容易に取り付け作業も行なうこと
ができる。
【0026】なお、本実施形態では、装置本体H側およ
び圧板12側に回動軸15、17を配設し、連結部材18に軸受
19a、19bを配設しているが、これに限らず、回動軸1
5、17および軸受19a、19bを逆に配設したり、装置本
体H側または圧板12側の一方のみを逆としてもよいこと
はいうまでもない。また、連結部材18は回動軸15、17に
軸受19a、19bを取り付ける場合に、図2に示す状態と
上下を逆にしてもよく、ストッパ部材21を用いないとき
に回動軸17から軸受19bが抜けることを制限することが
できる。また、軸受19a、19bの切欠部20a、20bは同
一側で開口させてもよいことはいうまでもない。
【0027】また、本実施形態では、連結部材18の軸受
19a、19bは1枚の板状材料により連結して形成してい
るが、図5に示すように、その板状部18aを屈曲させる
とともに支持板14、16と平行なリブ18bを設けることに
よって、強度を向上させることもできる。次に、図6お
よび図7は本発明に係る圧板開閉機構の第2実施形態を
搭載したスキャナ装置の一例を示す図であり、本実施形
態は請求項1から7に記載の発明に対応する。なお、本
実施形態は、上述実施形態と略同様に構成されているの
で、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分のみを
説明する。
【0028】まず、構成を説明する。両図において、31
は連結部材18と別個に圧板12の回動方向に対する両側方
に設けられたストッパ部材(制限部材)であり、ストッ
パ部材31は板状のレバー形状に形成され、その一端側に
は回動軸15、17と平行の回動軸32がその軸方向両側に形
成されているとともに、他端側の片側には回動軸32と同
一方向の回動軸33が形成されている。そして、装置本体
Hには、コンタクトガラス11の側方の外装カバー34上面
にストッパ部材31の回動軸32を挿入(差込み)可能にそ
の一端側と略同一形状に開口するとともに縦断面形状を
略U字形状に形成することによりストッパ部材31の回動
軸32を一定点でスライド不能に固定しつつ回動自在に保
持する軸受穴35が設けられており、ストッパ部材31の回
動面と一致する部位には正逆方向に回動するストッパ部
材31の板状部を衝止しないように切欠36が形成されてい
る。また、圧板12には、密着部12aを収容する外装カバ
ー37の側面(圧板12の回動面と一致)に回動軸33を挿入
(差込み)可能な幅で圧板12の平面方向に延長された長
穴に形成されることによりストッパ部材31の回動軸33を
その延長方向にスライドかつ回動自在に保持する軸受穴
38が設けられている。
【0029】これら軸受穴35、38は、ストッパ部材31の
回動軸32、33を差し込まれることにより軸受してそのス
トッパ部材31が装置本体Hおよび圧板12を連結する状態
で圧板12がコンタクトガラス11から離隔する略鉛直姿勢
となったときに、軸受穴38の端部38aがストッパ部材31
の一端側の回動軸33に当接してこれ以上のスライドを制
限するとともに軸受穴35は他端側の回動軸32が抜けてし
まうことなく保持を維持するようになっており、逆に圧
板12がコンタクトガラス11に近接する方向に回動する際
には、軸受穴35が回動軸32をスライドを制限して回動自
在に保持するとともに軸受穴38が回動軸33を逆方向への
スライドを許容して回動自在に保持しつつ、切欠36がス
トッパ部材31の板状部を収装することにより密着部12a
がコンタクトガラス11に密着することを妨げないように
なっている。すなわち、軸受穴35が定点穴の保持穴を構
成し、軸受穴38が長穴の保持穴を構成している。なお、
軸受穴35は圧板12を略鉛直姿勢としたときに図7中右上
方向に牽引される回動軸32を抜けないように保持すれば
十分であるので、縦断面形状が上方に開口する略U字形
状に形成すればよいが、これに限らず、図7中左上方向
に開口するようにしてもよい。また、軸受穴35内に切欠
20a、20bを有する連結部材18の軸受19a、19bと同様
な部材を設けて回動軸32をスナップフィット可能にして
もよい。
【0030】このように本実施形態では、上述実施形態
の作用効果に加え、ストッパ部材31の回動軸32、33を装
置本体Hおよび圧板12の外装カバー34、37に開口する軸
受穴35、38に差し込むだけでこれら装置本体Hおよび圧
板12を連結し、圧板12の密着部12aがコンタクトガラス
11に密着することを妨げることなく、圧板12の略鉛直姿
勢以上の回動を制限することができる。また、ストッパ
部材31は形状が変化することがないので、回動軸32、33
を軸受穴35、38に容易に差し込むことができる。したが
って、取り付け作業が容易になる。
【0031】また、装置本体H側には一定点に開口する
軸受穴35を、圧板12側には長穴の軸受穴38を設けている
ので、簡易な構成で設置面積を大きく取れる圧板12側で
ストッパ部材31の回動軸33をスライドさせつつ保持する
一方、コンタクトガラス11の近傍で内部に読取手段など
が配置され設置面積を大きく取ることのできない複雑か
つ強度を要する装置本体H側でストッパ部材31の回動軸
33を一定点で保持することができ、設計変更などするこ
となく容易にストッパ部材31を取り付けることができ
る。また、密着部12aをコンタクトガラス11に密着させ
たとき、ストッパ部材31は圧板12の外装カバー37内に収
装されるとともに、側方に撓んでしまうこともないの
で、外観が損なわれることもない。
【0032】なお、上述実施形態では、連結部材を備え
る圧板開閉機構にストッパ部材21、31を適用した一例を
説明しているが、このストッパ部材21、31は他の圧板開
閉機構に適用してもよいことはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、基端側を
装置本体に回動自在に支持された連結部材の回動先端側
に圧板を回動自在に支持させるので、圧板の回動支点部
を装置本体に対して回動させることができ、原稿載置台
上の原稿の厚さに応じた高さの回動支点で圧板を回動さ
せることができる。したがって、装置本体および圧板を
連結部材により連結するだけの簡易な構成とすることが
でき、コストを低減することができる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、弾性変形し
て切欠部を拡開可能な軸受に回動軸を取り付けることに
より圧板および装置本体に連結部材を取り付けることが
できるので、例えば軸受を回動軸に押し付けるだけの所
謂スナップフィット形式により圧板および装置本体を連
結部材により連結することができる。したがって、圧板
および装置本体に連結部材を着脱する作業を容易に行な
うことができる。
【0035】請求項3記載の発明によれば、圧板が原稿
載置台に対してほぼ鉛直となる姿勢からさらに回動する
ことを制限するので、原稿載置台上を開放する際に、圧
板が自重により原稿載置台外方に自由に回動(落下)し
てしまうことがなく、圧板を原稿載置台に対して鉛直と
なる姿勢から若干さらに回動させた位置でその回動を制
限するようにしてその姿勢を維持することができる。し
たがって、圧板の自由落下により損傷してしまうことを
未然に防止することができ、原稿載置台上の開放を維持
可能にして操作性を向上させることもできる。
【0036】請求項4記載の発明によれば、圧板が原稿
載置台に対してほぼ鉛直となる姿勢からさらに回動する
ことを連結部材と別個に装置本体および圧板に保持連結
させるストッパ部材により制限するので、ストッパ部材
を連結部材と別体に作製することができ、連結部材と別
個に取り付けることができる。したがって、連結部材と
制限部材を一体に形成する場合のように構成が複雑にな
ってしまうことがなく、組立や着脱時の作業性を向上さ
せることができる。
【0037】請求項5記載の発明によれば、変形しない
ストッパ部材両端側の回動軸を外装カバーに開口する保
持穴に差し込み装置本体および圧板に連結するので、形
状の安定したストッパ部材の両端側を保持穴に差し込む
だけで容易に取り付けることができる。したがって、作
業性をより向上させることができる。請求項6記載の発
明によれば、装置本体の外装カバーの一定点に開口する
定点穴でストッパ部材の基端側の回動軸をスライド不能
かつ回動自在に保持するので、スライド部材を保持する
回動保持部の設置箇所を大きく確保する必要がなく、複
雑かつ強度を要する装置本体側でも容易に定点穴を形成
することができる。したがって、容易に装置本体側の回
動保持部を設定することができる。
【0038】請求項7記載の発明によれば、圧板の外装
カバー自体あるいは外装カバー内部などに形成した長穴
でストッパ部材の回動先端側の回動軸をスライドかつ回
動自在に保持するので、ストッパ部材の回動先端側を簡
易な構成の圧板内でスライドさせることができ、ストッ
パ部材を変形しないレバー形状などとしても回動先端側
が圧板表面や側面側から出没することがない。したがっ
て、容易に圧板側の回動保持部を形成することができ、
外観が損なわれることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧板開閉機構の第1実施形態を搭
載したスキャナ装置の一例を示す図であり、その要部を
示す斜視図である。
【図2】その一実施形態の分解側面図である。
【図3】その原稿載置台上を開放したときの状態を示す
側面図である。
【図4】その原稿載置台上を開放/閉止する動作を説明
する状態図であり、(a)は原稿載置台上を開放したと
きの側面透視図、(b)、(C)は異なる厚さの原稿を
載置し閉止したときの側面透視図である。
【図5】その他の態様を示す図であり、(a)〜(c)
は図4と同様な動作をさせたときの側面透視図である。
【図6】本発明に係る圧板開閉機構の第2実施形態を搭
載したスキャナ装置の一例を示す図であり、その要部を
示す斜視図である。
【図7】その原稿載置台上を開放/閉止する動作を説明
する状態図であり、(a)は原稿載置台上を開放したと
きの側面透視図、(b)、(C)は異なる厚さの原稿を
載置し閉止したときの側面透視図である。
【符号の説明】
10 スキャナ装置(画像読取装置) 11 コンタクトガラス(原稿載置台) 12 圧板 13 圧板開閉機構 15、17 回動軸(回動支点部) 18 連結部材 19a、19b 軸受(回動支持部) 20a、20b 切欠部 21、31 ストッパ部材(制限部材) 22 回動保持部 23 ねじ(回動保持部) 32、33 回動軸 34、37 外装カバー 35 軸受穴(回動保持部、保持穴、定点穴) 38 軸受穴(回動保持部、保持穴、長穴) H 装置本体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像読取装置の装置本体側に設けられた原
    稿載置台の一辺側外方で該原稿載置台上に接離する圧板
    を回動自在に支持する圧板開閉機構であって、 本体側回動支点部に基端側の回動支持部を回動自在に支
    持されるとともに圧板側回動支点部を回動先端側の回動
    支持部が回動自在に支持する連結部材を設けたことを特
    徴とする圧板開閉機構。
  2. 【請求項2】前記回動支点部または回動支持部の一方を
    回動軸とするとともに他方を該回動軸の軸受とし、 該軸受が弾性変形可能で回動軸の直径より周方向に拡開
    可能な切欠部を有することを特徴とする請求項1記載の
    圧板開閉機構。
  3. 【請求項3】前記圧板が原稿載置台に対して略鉛直状態
    の姿勢となる位置からさらに離隔方向に回動することを
    制限する制限部材を設けたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の圧板開閉機構。
  4. 【請求項4】前記制限部材として、前記連結部材と別個
    に装置本体および圧板に設けられた回動保持部に両端側
    を保持されてこれら本体および圧板を連結し該圧板の前
    記位置からの離隔方向への回動を制限するストッパ部材
    を設けたことを特徴とする請求項3記載の圧板開閉機
    構。
  5. 【請求項5】前記ストッパ部材を変形しないように形成
    するとともに該両端側に回動軸を設ける一方、前記回動
    保持部として装置本体および圧板の外装カバーに穴形状
    に開口し差し込まれた該回動軸を回動自在に保持する保
    持穴を設けたことを特徴とする請求項4記載の圧板開閉
    機構。
  6. 【請求項6】前記装置本体側の保持穴として外装カバー
    の一定点に開口する定点穴を形成し、該定点穴内でスト
    ッパ部材の基端側の回動軸をスライド不能に固定つつ回
    動自在に保持することを特徴とする請求項5記載の圧板
    開閉機構。
  7. 【請求項7】前記圧板側の保持穴として外装カバー側に
    該圧板の平面方向かつ回動面方向に延在する長穴を形成
    し、該長穴内でストッパ部材の回動先端側の回動軸をス
    ライドかつ回動自在に保持することを特徴とする請求項
    5または6に記載の圧板開閉機構。
JP8236003A 1996-04-11 1996-09-06 圧板開閉機構 Pending JPH09329850A (ja)

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JP8236003A JPH09329850A (ja) 1996-04-11 1996-09-06 圧板開閉機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-89335 1996-04-11
JP8933596 1996-04-11
JP8236003A JPH09329850A (ja) 1996-04-11 1996-09-06 圧板開閉機構

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JP8236003A Pending JPH09329850A (ja) 1996-04-11 1996-09-06 圧板開閉機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114543658B (zh) * 2020-11-25 2024-04-30 苏州维嘉科技股份有限公司 一种盖合组件及应用其的检测设备

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