JPH09330032A - ドラム缶用ラベル - Google Patents
ドラム缶用ラベルInfo
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- JPH09330032A JPH09330032A JP15214596A JP15214596A JPH09330032A JP H09330032 A JPH09330032 A JP H09330032A JP 15214596 A JP15214596 A JP 15214596A JP 15214596 A JP15214596 A JP 15214596A JP H09330032 A JPH09330032 A JP H09330032A
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- JP
- Japan
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- label
- drum
- synthetic paper
- paper
- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドラム缶の流通過程や保管過程においてラベ
ルがドラム缶から脱落することがなく、しかもドラム缶
の再生過程において加熱工程に付すことにより極めて容
易に剥がすことができ、かつドラム缶表面に糊残りを起
こすことのないドラム缶用ラべルを提供する。 【解決手段】 合成紙の片面に粘着剤層が設けられ、前
記粘着剤層に剥離紙が貼り合わせられてなるドラム缶用
ラべルにおいて、前記粘着剤層が積層される側の合成紙
表面がコロナ放電処理され、かつJIS K 6768
に準じる前記合成紙表面のぬれ指数が50〜70(dy
ne/cm)であることを特徴とするドラム缶用ラベ
ル。
ルがドラム缶から脱落することがなく、しかもドラム缶
の再生過程において加熱工程に付すことにより極めて容
易に剥がすことができ、かつドラム缶表面に糊残りを起
こすことのないドラム缶用ラべルを提供する。 【解決手段】 合成紙の片面に粘着剤層が設けられ、前
記粘着剤層に剥離紙が貼り合わせられてなるドラム缶用
ラべルにおいて、前記粘着剤層が積層される側の合成紙
表面がコロナ放電処理され、かつJIS K 6768
に準じる前記合成紙表面のぬれ指数が50〜70(dy
ne/cm)であることを特徴とするドラム缶用ラベ
ル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム缶の物流管
理に使用する粘着ラベルに関するものである。
理に使用する粘着ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、石油製品や化学薬品等の製造メー
カーがドラム缶内に内容物を充填後、顧客に対してこれ
を出荷する際には、内容物の種類、製造番号、製造業者
名、注意事項等の情報を直接ドラム缶の表面にペンキで
記入したり、あるいはこれらの情報を印刷等によって記
載した紙ラベルをドラム缶の表面に貼着したりしてい
る。一般にドラム缶は、缶内の内容物が消費された後に
回収業者によって回収され、ドラム缶再生工場において
ドラム缶の外部及び内部が洗浄され、さらにサンドブラ
スト処理により古い塗装が剥がされ、再塗装されて再生
ドラム缶として再利用されている。
カーがドラム缶内に内容物を充填後、顧客に対してこれ
を出荷する際には、内容物の種類、製造番号、製造業者
名、注意事項等の情報を直接ドラム缶の表面にペンキで
記入したり、あるいはこれらの情報を印刷等によって記
載した紙ラベルをドラム缶の表面に貼着したりしてい
る。一般にドラム缶は、缶内の内容物が消費された後に
回収業者によって回収され、ドラム缶再生工場において
ドラム缶の外部及び内部が洗浄され、さらにサンドブラ
スト処理により古い塗装が剥がされ、再塗装されて再生
ドラム缶として再利用されている。
【0003】ドラム缶の表面にペンキ等で情報を記入す
る方式の場合には、ドラム缶再生工場にて再塗装を行な
うに際して、外装の古い塗装をサンドブラスト処理によ
って剥がすことにより、ペンキ等で書かれた情報を完全
に消去することができるが、かかる方式は、ドラム缶表
面への諸情報のペンキによる記載操作が煩雑であるだけ
でなく、バーコード等の細かい印字は難しく、バーコー
ドを使ったコンピューター物流管理を行う場合の障害と
なっている。
る方式の場合には、ドラム缶再生工場にて再塗装を行な
うに際して、外装の古い塗装をサンドブラスト処理によ
って剥がすことにより、ペンキ等で書かれた情報を完全
に消去することができるが、かかる方式は、ドラム缶表
面への諸情報のペンキによる記載操作が煩雑であるだけ
でなく、バーコード等の細かい印字は難しく、バーコー
ドを使ったコンピューター物流管理を行う場合の障害と
なっている。
【0004】また、ドラム缶内の品名やバーコード等の
情報を印刷等によって記載した紙ラベルをドラム缶の表
面に貼着するものは、ドラム缶が野積みの状況下になる
ため、該紙ラベルに耐水性を付与する必要があり、紙ラ
ベル表面に透明プラスチックフィルムを表面基材とした
オーバーラミ用ラベルを貼着し、紙ラベルの耐水化を図
る必要があり、そのための手間が煩雑である。さらにこ
の紙ラベルの場合には、ドラム缶を回収、再生する際の
サンドブラスト処理では、紙ラベルをドラム缶の表面か
ら取り除くことができないために、回収したドラム缶に
貼着してある紙ラベルの端部を人手により、へら等で引
き起こして削り取ったり、あるいは有機溶剤を利用して
剥がさなければならず、この引き剥がし操作が非常に煩
雑であるだけでなく、紙ラベルの引き剥がし途中で紙破
れを生じたり、さらに粘着剤がドラム缶の表面に残るい
わゆる糊残りが発生する等の現象があり、紙ラベルを引
き剥がすための操作を極めて煩雑にしている。
情報を印刷等によって記載した紙ラベルをドラム缶の表
面に貼着するものは、ドラム缶が野積みの状況下になる
ため、該紙ラベルに耐水性を付与する必要があり、紙ラ
ベル表面に透明プラスチックフィルムを表面基材とした
オーバーラミ用ラベルを貼着し、紙ラベルの耐水化を図
る必要があり、そのための手間が煩雑である。さらにこ
の紙ラベルの場合には、ドラム缶を回収、再生する際の
サンドブラスト処理では、紙ラベルをドラム缶の表面か
ら取り除くことができないために、回収したドラム缶に
貼着してある紙ラベルの端部を人手により、へら等で引
き起こして削り取ったり、あるいは有機溶剤を利用して
剥がさなければならず、この引き剥がし操作が非常に煩
雑であるだけでなく、紙ラベルの引き剥がし途中で紙破
れを生じたり、さらに粘着剤がドラム缶の表面に残るい
わゆる糊残りが発生する等の現象があり、紙ラベルを引
き剥がすための操作を極めて煩雑にしている。
【0005】これに対しては、実開平7−5170号公
報に於いて、表面基材として合成紙を使用し、ドラム缶
再生工場の乾燥炉内で150℃、10分間加熱すること
により、合成紙を収縮させてラベルの一部に剥がれを発
生させることにより、引き剥がしを容易に行うことので
きるラベルが提案されている。しかしながら、係るラベ
ルにおいて、ドラム缶用途として粘着剤層の粘着力を十
分に高くした場合(例えば、JIS Z 0237に規
定する粘着力を500gf/25mm以上にした場合な
ど)には、150℃、10分間程度加熱した後、ラベル
を剥がす際に、表面基材と粘着剤が分かれてドラム缶表
面に糊が残るという問題点を有している。
報に於いて、表面基材として合成紙を使用し、ドラム缶
再生工場の乾燥炉内で150℃、10分間加熱すること
により、合成紙を収縮させてラベルの一部に剥がれを発
生させることにより、引き剥がしを容易に行うことので
きるラベルが提案されている。しかしながら、係るラベ
ルにおいて、ドラム缶用途として粘着剤層の粘着力を十
分に高くした場合(例えば、JIS Z 0237に規
定する粘着力を500gf/25mm以上にした場合な
ど)には、150℃、10分間程度加熱した後、ラベル
を剥がす際に、表面基材と粘着剤が分かれてドラム缶表
面に糊が残るという問題点を有している。
【0006】一方、上記ラベルの接着剤層の粘着力を5
00gf/25mm未満にすると、150℃、10分間
程度の加熱を行ってもラベルは糊残りなく剥がすことが
できるが、ドラム缶に内容物を充填後の流通過程や保管
過程、あるいは数カ月〜2年程度の野積みの状態の間
に、ラベルの剥がれを生じ易く、また、ドラム缶再生工
場の乾燥炉内でラベルが落下する場合もあり、乾燥路内
の汚れや機械トラブル等の原因となる場合がある。
00gf/25mm未満にすると、150℃、10分間
程度の加熱を行ってもラベルは糊残りなく剥がすことが
できるが、ドラム缶に内容物を充填後の流通過程や保管
過程、あるいは数カ月〜2年程度の野積みの状態の間
に、ラベルの剥がれを生じ易く、また、ドラム缶再生工
場の乾燥炉内でラベルが落下する場合もあり、乾燥路内
の汚れや機械トラブル等の原因となる場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ドラ
ム缶の流通過程や保管過程においてはラベルがドラム缶
から脱落することがなく、しかもドラム缶の再生過程に
おいては容易に剥がすことが出来、ドラム缶表面に糊残
りを起こすことないドラム缶用ラベルを提供することに
ある。
ム缶の流通過程や保管過程においてはラベルがドラム缶
から脱落することがなく、しかもドラム缶の再生過程に
おいては容易に剥がすことが出来、ドラム缶表面に糊残
りを起こすことないドラム缶用ラベルを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のドラム缶用ラベ
ルは、合成紙の片面に粘着剤層が設けられ、前記粘着剤
層に剥離紙が貼り合わせられてなるドラム缶用ラベルに
おいて、前記粘着剤層が積層される側の合成紙表面がコ
ロナ放電処理され、かつJIS K 6768に準じる
前記合成紙表面のぬれ指数が50〜70(dyne/c
m)であることを特徴とするものである。本発明のドラ
ム缶用ラベルにおいては、前記合成紙が、表面層と裏面
層のミクロボイド数が異なる多層構造の熱可塑性樹脂を
主成分とする合成紙であり、かつ前記粘着剤層にアクリ
ル系粘着剤を用い、JIS Z 0237に基づく粘着
力が500〜1000gf/25mmであることが好ま
しい。
ルは、合成紙の片面に粘着剤層が設けられ、前記粘着剤
層に剥離紙が貼り合わせられてなるドラム缶用ラベルに
おいて、前記粘着剤層が積層される側の合成紙表面がコ
ロナ放電処理され、かつJIS K 6768に準じる
前記合成紙表面のぬれ指数が50〜70(dyne/c
m)であることを特徴とするものである。本発明のドラ
ム缶用ラベルにおいては、前記合成紙が、表面層と裏面
層のミクロボイド数が異なる多層構造の熱可塑性樹脂を
主成分とする合成紙であり、かつ前記粘着剤層にアクリ
ル系粘着剤を用い、JIS Z 0237に基づく粘着
力が500〜1000gf/25mmであることが好ま
しい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のドラム缶用ラベルは、ラ
ベル用表面基材として合成紙を用い、その一方の面に粘
着剤層を形成し、この粘着面の保護を目的として剥離紙
と貼り合わせた構成のもので、ラベルの剥離紙を剥がし
粘着面を露出させた後、ドラム缶表面に貼着させて使用
される。本発明のドラム缶とは、例えば、鉄板を太鼓型
状に成形して塗装などを施したスチールドラム缶、プラ
スチックを成形したプラスチックドラム缶や、ペール
缶、石油缶等のことである。
ベル用表面基材として合成紙を用い、その一方の面に粘
着剤層を形成し、この粘着面の保護を目的として剥離紙
と貼り合わせた構成のもので、ラベルの剥離紙を剥がし
粘着面を露出させた後、ドラム缶表面に貼着させて使用
される。本発明のドラム缶とは、例えば、鉄板を太鼓型
状に成形して塗装などを施したスチールドラム缶、プラ
スチックを成形したプラスチックドラム缶や、ペール
缶、石油缶等のことである。
【0010】本発明者等は、特にドラム缶表面に貼着し
たラベルを引き剥がす際のドラム缶表面への糊残りを少
なくするために、鋭意研究を重ねた結果、粘着剤層を形
成する側の合成紙の表面にコロナ放電処理を施す方法が
極めて効果的であることを見出し、この合成紙のコロナ
放電処理された表面と、剥離紙上に形成した粘着剤層と
を貼り合わせることにより、合成紙と粘着剤層との密着
性を向上させて糊残りを無くすことが可能となり、流通
過程、保管過程においてもラベルの脱落がなく、かつド
ラム缶再生過程においては容易にラベルを剥がすことが
出来るドラム缶用ラベルを完成するに至った。ここで、
コロナ放電処理の代わりに、プラズマ処理あるいはフレ
ーム処理等を用いてもよい。
たラベルを引き剥がす際のドラム缶表面への糊残りを少
なくするために、鋭意研究を重ねた結果、粘着剤層を形
成する側の合成紙の表面にコロナ放電処理を施す方法が
極めて効果的であることを見出し、この合成紙のコロナ
放電処理された表面と、剥離紙上に形成した粘着剤層と
を貼り合わせることにより、合成紙と粘着剤層との密着
性を向上させて糊残りを無くすことが可能となり、流通
過程、保管過程においてもラベルの脱落がなく、かつド
ラム缶再生過程においては容易にラベルを剥がすことが
出来るドラム缶用ラベルを完成するに至った。ここで、
コロナ放電処理の代わりに、プラズマ処理あるいはフレ
ーム処理等を用いてもよい。
【0011】ラベル用表面基材の合成紙と、この合成紙
の一方の面に積層されている粘着剤層と、粘着剤層を被
覆している剥離紙とを有するラベルは、剥離紙の剥離剤
処理面に粘着剤層を形成したシートを合成紙の一方の面
に積層するか、合成紙の一方の面に粘着剤層を形成した
後、剥離紙の剥離剤処理面と積層するか2つの方法のど
ちらかで得られ、適宜選択される。
の一方の面に積層されている粘着剤層と、粘着剤層を被
覆している剥離紙とを有するラベルは、剥離紙の剥離剤
処理面に粘着剤層を形成したシートを合成紙の一方の面
に積層するか、合成紙の一方の面に粘着剤層を形成した
後、剥離紙の剥離剤処理面と積層するか2つの方法のど
ちらかで得られ、適宜選択される。
【0012】本発明のラベル用表面基材の合成紙におい
ては、コロナ放電処理により、粘着剤層が形成される側
の合成紙表面のぬれ指数を50〜70(dyne/c
m)の範囲に調整することが重要であり、好ましくは6
0〜70(dyne/cm)である。ぬれ指数が50
(dyne/cm)未満の場合には合成紙表面と粘着剤
層との密着性が不十分となり、ドラム缶の再生過程にお
いて粘着剤がドラム缶表面に残ってしまい、さらに洗浄
などが必要となり作業性が著しく低下する。一方、ぬれ
指数が70(dyne/cm)を越える場合には、合成
紙表面が損傷を受けクラック(割れ)などを生じる場合
がある。上記のコロナ放電処理には、例えば春日電気
(株)製のコロナ表面処理装置が使用され、本発明の範
囲のぬれ指数を得るためには、処理量5〜50W/m2
の範囲で処理するのが好ましい。なお、本発明のぬれ指
数は、JIS K 6788に準じて求められ、56
(dyne/cm)を越える場合には、試験用標準液と
してエチレングリコールモノエチルエーテルと水の混合
液を用いて求められる。
ては、コロナ放電処理により、粘着剤層が形成される側
の合成紙表面のぬれ指数を50〜70(dyne/c
m)の範囲に調整することが重要であり、好ましくは6
0〜70(dyne/cm)である。ぬれ指数が50
(dyne/cm)未満の場合には合成紙表面と粘着剤
層との密着性が不十分となり、ドラム缶の再生過程にお
いて粘着剤がドラム缶表面に残ってしまい、さらに洗浄
などが必要となり作業性が著しく低下する。一方、ぬれ
指数が70(dyne/cm)を越える場合には、合成
紙表面が損傷を受けクラック(割れ)などを生じる場合
がある。上記のコロナ放電処理には、例えば春日電気
(株)製のコロナ表面処理装置が使用され、本発明の範
囲のぬれ指数を得るためには、処理量5〜50W/m2
の範囲で処理するのが好ましい。なお、本発明のぬれ指
数は、JIS K 6788に準じて求められ、56
(dyne/cm)を越える場合には、試験用標準液と
してエチレングリコールモノエチルエーテルと水の混合
液を用いて求められる。
【0013】本発明のラベル用表面基材として用いられ
る合成紙には、内部紙化法や表面塗工法等により製造さ
れた合成紙であり、好ましくは、内部紙化法による合成
紙が用いられる。内部紙化法による合成紙には、例え
ば、王子油化合成紙(株)製のユポ、東洋紡(株)製の
クリスパー等が挙げられる。表面塗工法による合成紙に
は、例えば、日清紡(株)製のピーチコート等が挙げら
れる。
る合成紙には、内部紙化法や表面塗工法等により製造さ
れた合成紙であり、好ましくは、内部紙化法による合成
紙が用いられる。内部紙化法による合成紙には、例え
ば、王子油化合成紙(株)製のユポ、東洋紡(株)製の
クリスパー等が挙げられる。表面塗工法による合成紙に
は、例えば、日清紡(株)製のピーチコート等が挙げら
れる。
【0014】通常の内部紙化法による合成紙は、縦及び
横方向に延伸配向されている基層と、基層の表面側およ
び裏面側に存在する横方向のみに延伸配向されている紙
状層との3層構造からなり、紙状層は熱可塑性樹脂に無
機充填剤を配合し、延伸させることにより生じた多数の
ミクロボイドが有り、係るミクロボイドの存在により、
白色不透明、及び印刷や筆記適性が得られ、また、基層
により機械的強度が得られる。さらに、本発明で使用で
きる内部紙化法による合成紙の中でも、表面側と裏面側
の紙状層のミクロボイドの数が異なるものが好ましく、
片面(表面側)はミクロボイドが多く印刷や筆記適性の
良い面であり、もう一方の面(裏面側)はミクロボイド
が少なく表面強度の強いパール状の面となっているもの
である。好ましくは、粘着剤層はミクロボイド数の少な
い方の裏面層表面に形成される。例えば、この合成紙を
130℃で10分以上加熱すると、ミクロボイドの収縮
が起こり、ミクロボイドの多い表面層側がより収縮する
ため、表面側にカールしてラベル端部が浮き、ラベルを
剥がし易くする作用を持つものである。例えば、王子油
化合成紙(株)製のユポSGU、SGE、VESなどの
グレードが挙げられる。
横方向に延伸配向されている基層と、基層の表面側およ
び裏面側に存在する横方向のみに延伸配向されている紙
状層との3層構造からなり、紙状層は熱可塑性樹脂に無
機充填剤を配合し、延伸させることにより生じた多数の
ミクロボイドが有り、係るミクロボイドの存在により、
白色不透明、及び印刷や筆記適性が得られ、また、基層
により機械的強度が得られる。さらに、本発明で使用で
きる内部紙化法による合成紙の中でも、表面側と裏面側
の紙状層のミクロボイドの数が異なるものが好ましく、
片面(表面側)はミクロボイドが多く印刷や筆記適性の
良い面であり、もう一方の面(裏面側)はミクロボイド
が少なく表面強度の強いパール状の面となっているもの
である。好ましくは、粘着剤層はミクロボイド数の少な
い方の裏面層表面に形成される。例えば、この合成紙を
130℃で10分以上加熱すると、ミクロボイドの収縮
が起こり、ミクロボイドの多い表面層側がより収縮する
ため、表面側にカールしてラベル端部が浮き、ラベルを
剥がし易くする作用を持つものである。例えば、王子油
化合成紙(株)製のユポSGU、SGE、VESなどの
グレードが挙げられる。
【0015】また、本発明のドラム缶用ラベルおいて
は、JIS Z 0237に規定する粘着力を500〜
1000gf/25mmとすることが好ましく、ドラム
缶の通常の流通段階、保管状態ではラベルがドラム缶の
表面から脱落することがない。さらに、ラベルエッジ部
を確実に浮かせるためには、600〜800gf/25
mmがより好ましい。ここで、粘着力が500gf/2
5mm未満では流通過程、保管過程で剥がれを生じ易
く、粘着力が1000gf/25mmを越える場合には
接着力が強過ぎ合成紙ラベルのカールによるラベル端部
の浮きが起こらず、合成紙ラベルの端部引き起こしが困
難であるばかりか、表面基材の強度より粘着力が強くな
り引き剥がし時に裂ける等の問題もある。また、粘着力
が500gf/25mm未満の場合、加熱によるカール
が大きくなり過ぎ、ドラム缶再生工場の乾燥炉内で合成
紙ラベルが落下する場合もあり、乾燥炉内の汚れや機械
トラブル等の原因となる。ここで、JIS Z 023
7に規定する粘着力とは、23℃で65%RHの雰囲気
中で、ラベルをステンレススチール板に貼着した20〜
40分の後に、180度方向に300mm/分の速さで
ラベルを剥離させるときの力の値である。
は、JIS Z 0237に規定する粘着力を500〜
1000gf/25mmとすることが好ましく、ドラム
缶の通常の流通段階、保管状態ではラベルがドラム缶の
表面から脱落することがない。さらに、ラベルエッジ部
を確実に浮かせるためには、600〜800gf/25
mmがより好ましい。ここで、粘着力が500gf/2
5mm未満では流通過程、保管過程で剥がれを生じ易
く、粘着力が1000gf/25mmを越える場合には
接着力が強過ぎ合成紙ラベルのカールによるラベル端部
の浮きが起こらず、合成紙ラベルの端部引き起こしが困
難であるばかりか、表面基材の強度より粘着力が強くな
り引き剥がし時に裂ける等の問題もある。また、粘着力
が500gf/25mm未満の場合、加熱によるカール
が大きくなり過ぎ、ドラム缶再生工場の乾燥炉内で合成
紙ラベルが落下する場合もあり、乾燥炉内の汚れや機械
トラブル等の原因となる。ここで、JIS Z 023
7に規定する粘着力とは、23℃で65%RHの雰囲気
中で、ラベルをステンレススチール板に貼着した20〜
40分の後に、180度方向に300mm/分の速さで
ラベルを剥離させるときの力の値である。
【0016】本発明において粘着剤としては、特に限定
するものではないが、例えば、アクリル酸エステルと官
能基を有するアクリル系化合物の共重合体などのアクリ
ル系粘着剤、天然ゴムあるいは合成ゴムと粘着付与剤樹
脂、軟化剤との混合体などのゴム系粘着剤、及びシリコ
ーンゴムとシリコーン樹脂との混合体などのシリコーン
系粘着剤などが使用できる。コストと耐候性の面よりア
クリル系粘着剤が好ましく用いられ、粘着剤の特性とし
て、表面基材と粘着剤の密着を良くし、更に粘着剤の内
部凝集力を向上させ糊残りを防止する観点から架橋剤を
添加する2液架橋型アクリル系粘着剤がより好ましい。
このような粘着剤成分としては、例えば、イソシアネー
ト、メラミン、エポキシ等により架橋したものが挙げら
れる。
するものではないが、例えば、アクリル酸エステルと官
能基を有するアクリル系化合物の共重合体などのアクリ
ル系粘着剤、天然ゴムあるいは合成ゴムと粘着付与剤樹
脂、軟化剤との混合体などのゴム系粘着剤、及びシリコ
ーンゴムとシリコーン樹脂との混合体などのシリコーン
系粘着剤などが使用できる。コストと耐候性の面よりア
クリル系粘着剤が好ましく用いられ、粘着剤の特性とし
て、表面基材と粘着剤の密着を良くし、更に粘着剤の内
部凝集力を向上させ糊残りを防止する観点から架橋剤を
添加する2液架橋型アクリル系粘着剤がより好ましい。
このような粘着剤成分としては、例えば、イソシアネー
ト、メラミン、エポキシ等により架橋したものが挙げら
れる。
【0017】本発明のドラム缶用ラベルは、ドラム缶内
の内容物を消費後、空ドラムをドラム缶再生業者により
回収された後、回収されたドラム缶を洗浄後乾燥する際
の加熱工程、例えば、130℃で10分間以上、一般的
には150℃で15分間程度の加熱による乾燥工程で、
本発明に使用した表裏のミクロボイドの数の異なる多層
構造の合成紙と特定の粘着力を持つ粘着剤との相互作用
により、ラベルのエッジ部分が浮き上がり、ラベルの引
き剥がしを極めて容易に行うことが出来、しかも粘着層
には十分な耐熱凝集力があるため、ラベルの引き剥がし
時、粘着剤がドラム缶表面に糊残りするようなことが無
い。
の内容物を消費後、空ドラムをドラム缶再生業者により
回収された後、回収されたドラム缶を洗浄後乾燥する際
の加熱工程、例えば、130℃で10分間以上、一般的
には150℃で15分間程度の加熱による乾燥工程で、
本発明に使用した表裏のミクロボイドの数の異なる多層
構造の合成紙と特定の粘着力を持つ粘着剤との相互作用
により、ラベルのエッジ部分が浮き上がり、ラベルの引
き剥がしを極めて容易に行うことが出来、しかも粘着層
には十分な耐熱凝集力があるため、ラベルの引き剥がし
時、粘着剤がドラム缶表面に糊残りするようなことが無
い。
【0018】粘着剤層を被覆する剥離紙には、例えばポ
リエチレンラミネート紙やグラシン紙にシリコーン系剥
離剤を塗布した一般的な剥離紙を利用し得る。本発明の
ラベルは、表面基材にミクロボイドを持つ合成紙を使用
しているため、ラベル表面に品名や各種情報を入れたバ
ーコードまたは製造企業の商標等を印刷等によって直接
記録することができ、しかも、ラベル用基材の合成紙自
体が優れた耐水性を有するものであることから、透明プ
ラスチックフィルムを表面基材に使ったオーバーラミ用
ラベルを貼着して耐水化を図る必要がない。ラベル用表
面基材の合成紙の一方の面には粘着剤が積層されるが、
この合成紙の他方の面(粘着剤を積層していない面)に
は、さらに易印刷適性を付与するための塗工層を形成し
ても良い。
リエチレンラミネート紙やグラシン紙にシリコーン系剥
離剤を塗布した一般的な剥離紙を利用し得る。本発明の
ラベルは、表面基材にミクロボイドを持つ合成紙を使用
しているため、ラベル表面に品名や各種情報を入れたバ
ーコードまたは製造企業の商標等を印刷等によって直接
記録することができ、しかも、ラベル用基材の合成紙自
体が優れた耐水性を有するものであることから、透明プ
ラスチックフィルムを表面基材に使ったオーバーラミ用
ラベルを貼着して耐水化を図る必要がない。ラベル用表
面基材の合成紙の一方の面には粘着剤が積層されるが、
この合成紙の他方の面(粘着剤を積層していない面)に
は、さらに易印刷適性を付与するための塗工層を形成し
ても良い。
【0019】
【実施例】以下、実施例を比較例と対照して示すことに
より本発明を一層具体的に説明するが、本発明はこれに
限定されるものでない。 実施例1 第1図において、82g/m2 の青色グラシン紙にシリ
コーン系剥離剤(商標:KS−772、信越化学(株)
製)を1.0g/m2 となるようメイヤバーで塗布し剥
離剤層を持つ剥離紙3を得た。続いて、粘着剤としてブ
チルアクリレート85重量部、ブチルメタクリレート1
0重量部、アクリル酸5重量部を酢酸エチル中にて、開
始剤として過酸化ベンゾイル1重量部を用い溶液重合
し、濃度40重量%の粘着剤主剤を得た。この粘着剤主
剤に対し架橋剤として多官能性芳香族イソシアネート
(商標:コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)
製)を2重量部添加したものを、前記剥離紙上にアプリ
ケーターを用いて乾燥重量25g/m2 なるように塗布
した後、100℃で2分間乾燥し、粘着剤層2を形成し
た。しかる後に、表面基材である多層構造を持ち且つ表
面層と裏面層のミクロボイドの数の異なる厚さ110μ
mの合成紙1(商標:ユポSGU#110、王子油化合
成紙(株)製)のミクロボイドの少ない裏面層表面(パ
ール面)に、春日電気(株)製のコロナ表面処理装置を
用いて、30W/m2 の処理量でコロナ放電処理したも
のを粘着剤層2に貼り合わせ積層することにより、本発
明のドラム缶用ラベルを得た。
より本発明を一層具体的に説明するが、本発明はこれに
限定されるものでない。 実施例1 第1図において、82g/m2 の青色グラシン紙にシリ
コーン系剥離剤(商標:KS−772、信越化学(株)
製)を1.0g/m2 となるようメイヤバーで塗布し剥
離剤層を持つ剥離紙3を得た。続いて、粘着剤としてブ
チルアクリレート85重量部、ブチルメタクリレート1
0重量部、アクリル酸5重量部を酢酸エチル中にて、開
始剤として過酸化ベンゾイル1重量部を用い溶液重合
し、濃度40重量%の粘着剤主剤を得た。この粘着剤主
剤に対し架橋剤として多官能性芳香族イソシアネート
(商標:コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)
製)を2重量部添加したものを、前記剥離紙上にアプリ
ケーターを用いて乾燥重量25g/m2 なるように塗布
した後、100℃で2分間乾燥し、粘着剤層2を形成し
た。しかる後に、表面基材である多層構造を持ち且つ表
面層と裏面層のミクロボイドの数の異なる厚さ110μ
mの合成紙1(商標:ユポSGU#110、王子油化合
成紙(株)製)のミクロボイドの少ない裏面層表面(パ
ール面)に、春日電気(株)製のコロナ表面処理装置を
用いて、30W/m2 の処理量でコロナ放電処理したも
のを粘着剤層2に貼り合わせ積層することにより、本発
明のドラム缶用ラベルを得た。
【0020】実施例2 粘着剤として、2−エチルヘキシルアクリレート50重
量部、ブチルアクリレート35重量部、ブチルメタクリ
レート10重量部、アクリル酸5重量部を酢酸エチル中
で溶液重合した濃度40重量%の粘着剤主剤に対しイソ
シアネート系架橋剤(商標:コロネートL、日本ポリウ
レタン工業(株)製)を5重量部添加したものを使用し
た以外は、実施例1と同様の処方により本発明のドラム
缶用ラベルを得た。
量部、ブチルアクリレート35重量部、ブチルメタクリ
レート10重量部、アクリル酸5重量部を酢酸エチル中
で溶液重合した濃度40重量%の粘着剤主剤に対しイソ
シアネート系架橋剤(商標:コロネートL、日本ポリウ
レタン工業(株)製)を5重量部添加したものを使用し
た以外は、実施例1と同様の処方により本発明のドラム
缶用ラベルを得た。
【0021】実施例3 粘着剤として、2−エチルヘキシルアクリレート75重
量部、ブチルアクリレート10重量部、ブチルメタクリ
レート10重量部、アクリル酸5重量部を酢酸エチル中
で溶液重合した濃度40重量%の粘着剤主剤に対しイソ
シアネート系架橋剤(商標:コロネートL、日本ポリウ
レタン工業(株)製)を8重量部添加したものを使用し
た以外は、実施例1と同様の処方により本発明のドラム
缶用ラベルを得た。
量部、ブチルアクリレート10重量部、ブチルメタクリ
レート10重量部、アクリル酸5重量部を酢酸エチル中
で溶液重合した濃度40重量%の粘着剤主剤に対しイソ
シアネート系架橋剤(商標:コロネートL、日本ポリウ
レタン工業(株)製)を8重量部添加したものを使用し
た以外は、実施例1と同様の処方により本発明のドラム
缶用ラベルを得た。
【0022】実施例4 表面基材として、表面層と裏面層のミクロボイド数の異
なる合成紙(商標:ユポVES#115、王子油化合成
紙(株)製、厚さ115μm)のミクロボイドの少ない
面(パール面)に30W/m2 の処理量でコロナ放電処
理したものを用いた以外は、実施例2と同様の処方によ
り本発明のドラム缶用ラベルを得た。
なる合成紙(商標:ユポVES#115、王子油化合成
紙(株)製、厚さ115μm)のミクロボイドの少ない
面(パール面)に30W/m2 の処理量でコロナ放電処
理したものを用いた以外は、実施例2と同様の処方によ
り本発明のドラム缶用ラベルを得た。
【0023】実施例5 表面基材として、表面層と裏面層のミクロボイドの数の
異なる合成紙(商標:ユポSGE#110、王子油化合
成紙(株)製、厚さ110μm)のミクロボイドの少な
い面(パール面)に30W/m2 の処理量でコロナ放電
処理したものを用いた以外は、実施例3と同様の処方に
より本発明のドラム缶用ラベルを得た。
異なる合成紙(商標:ユポSGE#110、王子油化合
成紙(株)製、厚さ110μm)のミクロボイドの少な
い面(パール面)に30W/m2 の処理量でコロナ放電
処理したものを用いた以外は、実施例3と同様の処方に
より本発明のドラム缶用ラベルを得た。
【0024】実施例6 表面基材として、表面層と裏面層のミクロボイドの数の
異なる合成紙(商標:ユポSGU#110、王子油化合
成紙(株)製、厚さ110μm)のミクロボイドの少な
い面(パール面)に15W/m2 の処理量でコロナ放電
処理したものを用いた以外は、実施例3と同様の処方に
より本発明のドラム缶用ラベルを得た。
異なる合成紙(商標:ユポSGU#110、王子油化合
成紙(株)製、厚さ110μm)のミクロボイドの少な
い面(パール面)に15W/m2 の処理量でコロナ放電
処理したものを用いた以外は、実施例3と同様の処方に
より本発明のドラム缶用ラベルを得た。
【0025】比較例1 表面基材として、表面層と裏面層のミクロボイドの数の
異なる合成紙(商標:ユポSGU#110、王子油化合
成紙(株)製、厚さ110μm)のコロナ放電処理を省
略して用いた以外は、実施例1と同様の処方により比較
例のラベルを得た。
異なる合成紙(商標:ユポSGU#110、王子油化合
成紙(株)製、厚さ110μm)のコロナ放電処理を省
略して用いた以外は、実施例1と同様の処方により比較
例のラベルを得た。
【0026】比較例2 表面基材として、表面層と裏面層のミクロボイドの数の
異なる合成紙(商標:ユポSGU#110、王子油化合
成紙(株)製、厚さ110μm)のコロナ放電処理を省
略して用いた以外は、実施例3と同様の処方により比較
例のラベルを得た。
異なる合成紙(商標:ユポSGU#110、王子油化合
成紙(株)製、厚さ110μm)のコロナ放電処理を省
略して用いた以外は、実施例3と同様の処方により比較
例のラベルを得た。
【0027】テスト 上記各実施例および比較例で使用した表面基材、および
得られたドラム缶用ラベルについて、それぞれ下記の方
法により評価を行い、それらの結果を表1に示した。 〔ぬれ指数測定〕表面基材の粘着剤を貼り合わせる面の
コロナ放電処理後のぬれ指数は、JISK 6768に
準じて、23℃、65%RHの雰囲気中で測定した。な
お、ぬれ指数が56(dyne/cm)を越えるものに
ついては、試験用標準液としてエチレングリコールモノ
エチルエーテル(表面張力:56dyne/cm)と水
(表面張力:72dyne/cm)の混合液を用いて求
めた。 〔粘着力測定〕得られたラベルの粘着力は、JIS Z
0237に基づき、ステンレススチール板に対する粘
着力を測定した。
得られたドラム缶用ラベルについて、それぞれ下記の方
法により評価を行い、それらの結果を表1に示した。 〔ぬれ指数測定〕表面基材の粘着剤を貼り合わせる面の
コロナ放電処理後のぬれ指数は、JISK 6768に
準じて、23℃、65%RHの雰囲気中で測定した。な
お、ぬれ指数が56(dyne/cm)を越えるものに
ついては、試験用標準液としてエチレングリコールモノ
エチルエーテル(表面張力:56dyne/cm)と水
(表面張力:72dyne/cm)の混合液を用いて求
めた。 〔粘着力測定〕得られたラベルの粘着力は、JIS Z
0237に基づき、ステンレススチール板に対する粘
着力を測定した。
【0028】〔ラベルの浮き上がり状態、糊残り、ラベ
ル破れ評価〕ラベルをドラム缶の表面に貼着し、一定期
間後(1カ月、1年後)、ドラム缶再生工場にてドラム
缶を洗浄後、150℃の乾燥炉を15分間通し、乾燥炉
の出口でのドラム缶表面に貼着したラベルの浮き上がり
状態を4段階で評価した。さらに、ドラム缶表面からラ
ベルを引き剥がす際に、ドラム缶表面における糊残りの
有無、およびラベル破れの発生の有無を観察した。な
お、ラベルの浮き上がり状態については、貼着1年後の
ラベルについて、下記基準で評価した。 1…ラベルの浮き上がりが全くない。 2…ラベルのエッジが浮き上がり、ラベルの引き剥がし
が容易に行える。 3…ラベルが半分程浮き上がり、ラベルの引き剥がしが
容易に行える。 4…ラベルが乾燥炉中で剥がれ落ちて残っていない。 ここで、ラベルの浮き上がり状態の評価2〜3が、実用
的には良好な評価である。一方、1または4は実用的に
は不十分なものである。また、ラベルを引き剥がす際の
糊残りの評価については、糊残りの無い場合を○、有る
場合を×で表し、ラベル破れについては、ラベル破れの
無い場合を○、有る場合を×で表した。なお、これらの
評価においては、○が実用的に良好なレベルであり、×
は実用的には不十分である。
ル破れ評価〕ラベルをドラム缶の表面に貼着し、一定期
間後(1カ月、1年後)、ドラム缶再生工場にてドラム
缶を洗浄後、150℃の乾燥炉を15分間通し、乾燥炉
の出口でのドラム缶表面に貼着したラベルの浮き上がり
状態を4段階で評価した。さらに、ドラム缶表面からラ
ベルを引き剥がす際に、ドラム缶表面における糊残りの
有無、およびラベル破れの発生の有無を観察した。な
お、ラベルの浮き上がり状態については、貼着1年後の
ラベルについて、下記基準で評価した。 1…ラベルの浮き上がりが全くない。 2…ラベルのエッジが浮き上がり、ラベルの引き剥がし
が容易に行える。 3…ラベルが半分程浮き上がり、ラベルの引き剥がしが
容易に行える。 4…ラベルが乾燥炉中で剥がれ落ちて残っていない。 ここで、ラベルの浮き上がり状態の評価2〜3が、実用
的には良好な評価である。一方、1または4は実用的に
は不十分なものである。また、ラベルを引き剥がす際の
糊残りの評価については、糊残りの無い場合を○、有る
場合を×で表し、ラベル破れについては、ラベル破れの
無い場合を○、有る場合を×で表した。なお、これらの
評価においては、○が実用的に良好なレベルであり、×
は実用的には不十分である。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明のドラム缶用ラベルは、耐水性が
良好であることから、透明プラスチックフィルムを表面
基材としたオーバーラミ用ラベルが必要でなく、しか
も、該ラベルは、流通・保管過程およびドラム缶再生工
場で再利用に供する際の洗浄、乾燥工程中でドラム缶表
面から剥がれ落ちることが無く、乾燥炉中の熱によりラ
ベルの端部が浮き上がるため、乾燥工程後に容易に引き
剥がすことができ、またドラム缶表面に糊残りを起こす
ことなく、かつ表面基材に紙破れを生じること無く引き
剥がすことができ、実用面において優れた効果を奏す
る。
良好であることから、透明プラスチックフィルムを表面
基材としたオーバーラミ用ラベルが必要でなく、しか
も、該ラベルは、流通・保管過程およびドラム缶再生工
場で再利用に供する際の洗浄、乾燥工程中でドラム缶表
面から剥がれ落ちることが無く、乾燥炉中の熱によりラ
ベルの端部が浮き上がるため、乾燥工程後に容易に引き
剥がすことができ、またドラム缶表面に糊残りを起こす
ことなく、かつ表面基材に紙破れを生じること無く引き
剥がすことができ、実用面において優れた効果を奏す
る。
【図1】第1図は本発明のドラム缶ラベルの具体例を示
す断面の説明図である。もちろんシート構成はこの具体
例に限られるものではない。
す断面の説明図である。もちろんシート構成はこの具体
例に限られるものではない。
1……合成紙からなる表面基材層 1a…表面側紙状層 1b…合成紙の基層 1c…裏面側紙状層(パール面) 2……粘着剤層 3……剥離紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 邦子 栃木県宇都宮市平出工業団地27番地の2 新王子製紙株式会社宇都宮研究センター内
Claims (2)
- 【請求項1】 合成紙の片面に粘着剤層が設けられ、前
記粘着剤層に剥離紙が貼り合わせられてなるドラム缶用
ラベルにおいて、前記粘着剤層が積層される側の合成紙
表面がコロナ放電処理され、かつJIS K 6768
に準じる前記合成紙表面のぬれ指数が50〜70(dy
ne/cm)であることを特徴とするドラム缶用ラベ
ル。 - 【請求項2】 前記合成紙が、表面層と裏面層のミクロ
ボイド数が異なる多層構造の熱可塑性樹脂を主成分とす
る合成紙であり、かつ前記粘着剤層にアクリル系粘着剤
を用い、JIS Z 0237に基づく粘着力が500
〜1000gf/25mmである請求項1記載のドラム
缶用ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15214596A JPH09330032A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | ドラム缶用ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15214596A JPH09330032A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | ドラム缶用ラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09330032A true JPH09330032A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15534028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15214596A Pending JPH09330032A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | ドラム缶用ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09330032A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007140118A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Toppan Printing Co Ltd | 紙ラベル |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP15214596A patent/JPH09330032A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007140118A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Toppan Printing Co Ltd | 紙ラベル |
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