JPH09330678A - モールドx線管の製造方法 - Google Patents
モールドx線管の製造方法Info
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- JPH09330678A JPH09330678A JP17184996A JP17184996A JPH09330678A JP H09330678 A JPH09330678 A JP H09330678A JP 17184996 A JP17184996 A JP 17184996A JP 17184996 A JP17184996 A JP 17184996A JP H09330678 A JPH09330678 A JP H09330678A
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- molded
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Links
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Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガラス製構造物におけるクラックを防止して
電気特性を低下させることなく、絶縁性、防爆性、意匠
性に優れたモールドX線管の製造方法を提供しようとす
るものである。 【解決手段】 ガラス製X線管を熱硬化性樹脂でモール
ドするモールドX線管の製造方法において、ガラス製バ
ルブ(1) が複雑な形状を有する陰極部のみを予め可とう
性樹脂(2) でモールドした後、X線管全体を熱硬化性樹
脂(5) でモールドすることを特徴とするモールドX線管
の製造方法であり、また、陰極部をモールドする可とう
性樹脂(2) のガラス転移温度が、60℃以下であるモール
ドX線管の製造方法である。
電気特性を低下させることなく、絶縁性、防爆性、意匠
性に優れたモールドX線管の製造方法を提供しようとす
るものである。 【解決手段】 ガラス製X線管を熱硬化性樹脂でモール
ドするモールドX線管の製造方法において、ガラス製バ
ルブ(1) が複雑な形状を有する陰極部のみを予め可とう
性樹脂(2) でモールドした後、X線管全体を熱硬化性樹
脂(5) でモールドすることを特徴とするモールドX線管
の製造方法であり、また、陰極部をモールドする可とう
性樹脂(2) のガラス転移温度が、60℃以下であるモール
ドX線管の製造方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス製構造物の
薄肉部分に対する応力を緩和し、クラックを防止したモ
ールドX線管の製造方法に関する。
薄肉部分に対する応力を緩和し、クラックを防止したモ
ールドX線管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、X線発生源として使用
されるX線管は、それを油で絶縁し、また絶縁油の熱容
量と対流を利用しX線管の冷却を行っていた。
されるX線管は、それを油で絶縁し、また絶縁油の熱容
量と対流を利用しX線管の冷却を行っていた。
【0003】これに代わり熱硬化性樹脂でX線管をモー
ルドする方法がある。この方法の利点としては、絶縁
性が向上するため機器がコンパクトになる、防爆対策
ができる、意匠が自在化される等のことが挙げられ
る。また、熱伝導率の高い樹脂を使用してモールドする
ことにより、発熱分を積極的に外部に引き出すことがで
きる。
ルドする方法がある。この方法の利点としては、絶縁
性が向上するため機器がコンパクトになる、防爆対策
ができる、意匠が自在化される等のことが挙げられ
る。また、熱伝導率の高い樹脂を使用してモールドする
ことにより、発熱分を積極的に外部に引き出すことがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、熱硬化性樹脂
でガラス製構造物をモールドする際には、樹脂が硬化す
るときに発生する硬化収縮と、樹脂とガラスとの線膨張
係数の違いによって成形温度から常温への冷却時に発生
する熱収縮とで、ガラス製構造物にはかなりの応力が発
生し、クラックが生じるという欠点があった。このよう
に高電圧が印加されるX線管をこれらの熱硬化性樹脂で
モールドすると、X線管に発生したクラックによりかえ
って電気特性が低下するという欠点があった。これらの
理由が、上記のような利点があるにもかかわらず、X線
管は熱硬化性樹脂でモールドすることができず、上記の
ように絶縁油で絶縁されていた。
でガラス製構造物をモールドする際には、樹脂が硬化す
るときに発生する硬化収縮と、樹脂とガラスとの線膨張
係数の違いによって成形温度から常温への冷却時に発生
する熱収縮とで、ガラス製構造物にはかなりの応力が発
生し、クラックが生じるという欠点があった。このよう
に高電圧が印加されるX線管をこれらの熱硬化性樹脂で
モールドすると、X線管に発生したクラックによりかえ
って電気特性が低下するという欠点があった。これらの
理由が、上記のような利点があるにもかかわらず、X線
管は熱硬化性樹脂でモールドすることができず、上記の
ように絶縁油で絶縁されていた。
【0005】本発明は、上記の欠点を解消するためにな
されたもので、ガラス製構造物におけるクラックを防止
して電気特性を低下させることなく、絶縁性、防爆性、
意匠性に優れたモールドX線管の製造方法を提供しよう
とするものである。
されたもので、ガラス製構造物におけるクラックを防止
して電気特性を低下させることなく、絶縁性、防爆性、
意匠性に優れたモールドX線管の製造方法を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、特に複雑な
形状をした陰極部における応力を緩和させるために、陰
極部のみを予め可とう性樹脂でモールドすることによっ
て、上記の目的を達成できることを見いだし、本発明を
完成したものである。
的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、特に複雑な
形状をした陰極部における応力を緩和させるために、陰
極部のみを予め可とう性樹脂でモールドすることによっ
て、上記の目的を達成できることを見いだし、本発明を
完成したものである。
【0007】即ち、本発明は、ガラス製X線管を熱硬化
性樹脂でモールドするモールドX線管の製造方法におい
て、ガラス製バルブが複雑な形状を有する陰極部のみを
予め可とう性樹脂でモールドした後、X線管全体を熱硬
化性樹脂でモールドすることを特徴とするモールドX線
管の製造方法であり、また、陰極部をモールドする可と
う性樹脂のガラス転移温度が、60℃以下であるモールド
X線管の製造方法である。
性樹脂でモールドするモールドX線管の製造方法におい
て、ガラス製バルブが複雑な形状を有する陰極部のみを
予め可とう性樹脂でモールドした後、X線管全体を熱硬
化性樹脂でモールドすることを特徴とするモールドX線
管の製造方法であり、また、陰極部をモールドする可と
う性樹脂のガラス転移温度が、60℃以下であるモールド
X線管の製造方法である。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明に用いる可とう性樹脂としては、ゴ
ム状であり、X線管全体をモールドする熱硬化性樹脂に
比較して可とう性であればよく、特に限定されるもので
はないが、そのガラス転移温度が60℃以下のものである
のが好ましい。可とう性樹脂はそれ単独、又は他の成分
を含んで樹脂組成物であってもよい。可とう性樹脂の具
体的なものとして、例えばTCG1859(変性エポキ
シ系、東芝ケミカル社製、商品名)等が挙げられ、これ
らは単独又は2 種以上混合して使用することができる。
可とう性樹脂の、ガラス転移温度が60℃を超えると、可
とう性が不足し、クラックが発生しやすくなり好ましく
ない。
ム状であり、X線管全体をモールドする熱硬化性樹脂に
比較して可とう性であればよく、特に限定されるもので
はないが、そのガラス転移温度が60℃以下のものである
のが好ましい。可とう性樹脂はそれ単独、又は他の成分
を含んで樹脂組成物であってもよい。可とう性樹脂の具
体的なものとして、例えばTCG1859(変性エポキ
シ系、東芝ケミカル社製、商品名)等が挙げられ、これ
らは単独又は2 種以上混合して使用することができる。
可とう性樹脂の、ガラス転移温度が60℃を超えると、可
とう性が不足し、クラックが発生しやすくなり好ましく
ない。
【0010】本発明に用いる熱硬化性樹脂としては、通
常、注形用樹脂として使用されるものであればよく、特
に限定されるものではない。具体的な熱硬化性樹脂とし
て、例えばエポキシ樹脂、シリコーン樹脂およびこれら
の樹脂組成物等が挙げられ、これらは単独又は2 種以上
混合して使用することができる。熱硬化性樹脂の硬化
剤、硬化促進剤としては、上記の樹脂用として使用され
るものであれば特に限定されるものではなく、広く使用
することができる。
常、注形用樹脂として使用されるものであればよく、特
に限定されるものではない。具体的な熱硬化性樹脂とし
て、例えばエポキシ樹脂、シリコーン樹脂およびこれら
の樹脂組成物等が挙げられ、これらは単独又は2 種以上
混合して使用することができる。熱硬化性樹脂の硬化
剤、硬化促進剤としては、上記の樹脂用として使用され
るものであれば特に限定されるものではなく、広く使用
することができる。
【0011】ガラス製X線管の陰極部のみを可とう性樹
脂でモールドし、その後、X線管全体を熱硬化性樹脂で
モールドしてモールドX線管を製造することができる。
脂でモールドし、その後、X線管全体を熱硬化性樹脂で
モールドしてモールドX線管を製造することができる。
【0012】本発明のモールドX線管の製造方法によれ
ば、可とう性樹脂でX線管の陰極部のみをモールドする
ことによって、特に複雑な形状の陰極部の応力を緩和
し、クラックの発生を防止することができる。
ば、可とう性樹脂でX線管の陰極部のみをモールドする
ことによって、特に複雑な形状の陰極部の応力を緩和
し、クラックの発生を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面を用
いて説明するが、本発明は、この実施例によって限定さ
れるものではない。
いて説明するが、本発明は、この実施例によって限定さ
れるものではない。
【0014】実施例 図1は、本発明のモールドX線管の断面図である。
【0015】図1において、1はX線管のガラスバルブ
で、バルブ内部の構造は省略されているが、バルブの右
端は陰極部であってステム構造となっている。バルブの
左の部分は陽極部であってバルブ外側にステーターコイ
ル4が固定され、バルブ内の回転子と誘導電動機を構成
し、回転子に直結されたターゲットを回転させる構造に
なっている。なお、3は高圧コネクターであり、6はタ
ーゲットから放射されたX線の照射口である。
で、バルブ内部の構造は省略されているが、バルブの右
端は陰極部であってステム構造となっている。バルブの
左の部分は陽極部であってバルブ外側にステーターコイ
ル4が固定され、バルブ内の回転子と誘導電動機を構成
し、回転子に直結されたターゲットを回転させる構造に
なっている。なお、3は高圧コネクターであり、6はタ
ーゲットから放射されたX線の照射口である。
【0016】可とう性樹脂2として、エポキシ樹脂系の
TCG1859[東芝ケミカル社製、商品名、ガラス転
移温度2 ℃、硬度40(shore D,25℃)]を準備
し、ガラス製X線管1の陰極部に50℃で注入し、100 ℃
で硬化させた。次に高熱伝導性の熱硬化性樹脂5とし
て、エポキシ樹脂系のTCG1837(東芝ケミカル社
製、商品名)をX線管1が入っている円筒状の型に樹脂
温度70℃で注入し、高圧コネクター3、ステーターコイ
ル4とともに全体を100 ℃で硬化させて高熱伝導樹脂5
でモールドした。その後、常温まで冷却し離型を行っ
て、モールドX線管を製造した。このモールドした高熱
伝導樹脂5の一部にはX線がでる照射口6があり、その
部分は透明なエポキシ樹脂系樹脂で覆われている。
TCG1859[東芝ケミカル社製、商品名、ガラス転
移温度2 ℃、硬度40(shore D,25℃)]を準備
し、ガラス製X線管1の陰極部に50℃で注入し、100 ℃
で硬化させた。次に高熱伝導性の熱硬化性樹脂5とし
て、エポキシ樹脂系のTCG1837(東芝ケミカル社
製、商品名)をX線管1が入っている円筒状の型に樹脂
温度70℃で注入し、高圧コネクター3、ステーターコイ
ル4とともに全体を100 ℃で硬化させて高熱伝導樹脂5
でモールドした。その後、常温まで冷却し離型を行っ
て、モールドX線管を製造した。このモールドした高熱
伝導樹脂5の一部にはX線がでる照射口6があり、その
部分は透明なエポキシ樹脂系樹脂で覆われている。
【0017】こうして製造されたモールドX線管は、X
線管にクラックの発生はなく、電気特性、熱的特性等の
諸特性も油絶縁のX線管と同等以上の特性を示した。
線管にクラックの発生はなく、電気特性、熱的特性等の
諸特性も油絶縁のX線管と同等以上の特性を示した。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のモールドX線管の製造方法によれば、陰極部の応力を
緩和し、クラックを防止し、絶縁性、防爆性、意匠性に
優れたモールドX線管を製造することができる。
のモールドX線管の製造方法によれば、陰極部の応力を
緩和し、クラックを防止し、絶縁性、防爆性、意匠性に
優れたモールドX線管を製造することができる。
【図1】本発明のモールドX線管の断面図である。
1 ガラス製X線管 2 可とう性樹脂 3 高圧コネクター 4 ステーターコイル 5 熱硬化性樹脂 6 X線照射口
Claims (2)
- 【請求項1】 ガラス製X線管を熱硬化性樹脂でモール
ドするモールドX線管の製造方法において、ガラス製バ
ルブが複雑な形状を有する陰極部のみを予め可とう性樹
脂でモールドした後、X線管全体を熱硬化性樹脂でモー
ルドすることを特徴とするモールドX線管の製造方法。 - 【請求項2】 陰極部をモールドする可とう性樹脂のガ
ラス転移温度が、60℃以下である請求項1記載のモール
ドX線管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17184996A JPH09330678A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | モールドx線管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17184996A JPH09330678A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | モールドx線管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09330678A true JPH09330678A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15930920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17184996A Pending JPH09330678A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | モールドx線管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09330678A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007528690A (ja) * | 2004-03-11 | 2007-10-11 | バリアン・メディカル・システムズ・テクノロジーズ・インコーポレイテッド | X線管用封入ステータアセンブリ |
-
1996
- 1996-06-11 JP JP17184996A patent/JPH09330678A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007528690A (ja) * | 2004-03-11 | 2007-10-11 | バリアン・メディカル・システムズ・テクノロジーズ・インコーポレイテッド | X線管用封入ステータアセンブリ |
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