JPH09330829A - 線形可変リアクトル - Google Patents

線形可変リアクトル

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JPH09330829A
JPH09330829A JP8314991A JP31499196A JPH09330829A JP H09330829 A JPH09330829 A JP H09330829A JP 8314991 A JP8314991 A JP 8314991A JP 31499196 A JP31499196 A JP 31499196A JP H09330829 A JPH09330829 A JP H09330829A
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Koichi Mitamura
紘一 三田村
Mitsuru Maeda
満 前田
Masaaki Sakamoto
雅昭 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範囲に制御可能で、かつ、高調波歪を改善
した線形可変リアクトルを提供する。 【解決手段】 11は第1のU形カットコアで、主巻線
12が巻回されている。13は第2のU形カットコア
で、制御巻線14が巻回されている。これら第1及び第
2のU形カットコア11,13は、そのカット面同志を
互いに対向させ、かつ、第1のU形カットコア11に対
して第2のU形カットコア13を捩じり方向に90°回
転させた状態で接触されている。この接触部分の4面
は、第1及び第2のU形カットコア11,13の共通磁
気回路になる。この共通磁気回路の一部を切削して楔形
の間隙15を形成する。共通磁気回路に楔形の間隙15
を形成すると、共通磁路は、第1及び第2のU形カット
コア11,13同志の接触部分16と楔形の間隙15の
並列磁路となり、制御巻線14の励磁電流を変えること
により、主巻線12のインダクタンスを線形させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主巻線のインダ
クタンスを制御巻線の励磁電流の値により可変可能とし
た直交磁心形および三脚鉄心形の、高調波電流を低減し
た可変リアクトルに関し、特に、三相で用いることによ
り電流を無歪にすることができるリアクトルに関する。
【0002】
【従来の技術】直交磁心形可変リアクトルの従来の技術
としては、本願出願人が先に提案した特開昭6−364
03号公報に開示された、線形可変リアクトルがある。
図14は、本出願人が先に提案した、線形可変リアクト
ルの一例を説明するための斜視図で、このリアクトル
は、図14に示すように、主巻線12が巻回された第1
のU形カットコア11と、制御巻線14が巻回され、か
つ、カット端面中央に内方に向けて略V字状の間隙15
が形成された第2のU形カットコア13とを、そのカッ
ト面同志を互いに90°回転させて対向させたものであ
る。カット面同志の4面の接触面16は、主巻巻12、
制御巻線14の各々に電圧e1,e2を印加して発生する
磁束φ1,φ2の全てが通る共通磁路となる。そこで、制
御巻線14の電流i2で当該共通磁路を磁気飽和させる
ことにより主巻線12による磁束の磁路を、φ1-1〜φ
1-4にて示すように、V字状間隙に移行させるものであ
る。
【0003】しかしながら、制御巻線14の電流で磁気
飽和するのは磁気回路断面積が最小で磁束密度が最大と
なる箇所の、カット面同志の接触面にあたる共通磁路で
あり、この箇所で漏れ磁束が発生する。この磁気飽和が
生じる箇所がV字状の間隙より主巻線12側の共通磁路
になるためV字状の間隙に移行する主巻線12の磁束は
少ない。従って、主巻線磁束φ1のうち制御巻線電流i2
で制御できる磁束量が少なく、広範囲な線形のインダク
タンスが得られない。インダクタンスを可変とした場合
の主巻線12の電流は第3高調波以外にも多くの高調波
を含んだものとなり、三相回路で使用しても電流波形は
図15に示すような第5高調波を含んだ歪波形となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
線形可変リアクトルでは、磁気飽和特性改善のための間
隙を、主巻線からみて共通磁路の外側にあたる制御巻線
用カットコアのカット端面中央部分の磁気回路上に設け
たため、制御巻線電流により主巻線磁束の通過ルートを
十分に間隙へ移行させる制御ができなかった。
【0005】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、広範囲に制御を可能とすると共に高調波歪
を改善した三相線形可変リアクトルを提供することを目
的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、主巻
線が巻回された第1のU形カットコアと、制御巻線が巻
回された第2のU形カットコアとを有し、前記両カット
コアのカット面同志を互いに対向させ、かつ、一方のカ
ットコアに対して他方のカットコアを捩じれ方向に90
°回転させた状態で接触させ、第1のU形カットコアと
第2のU形カットコアの接触部の一部を切削して楔形の
間隙を作成し、前記制御巻線の励磁電流の値を変えて、
前記主巻線のインダクタンスを変化させるようにしてな
ることを特徴としたものである。
【0007】請求項2の発明は、主巻線が巻回された外
側脚と制御巻線が巻回された中央脚とを有する2個の三
脚鉄心を対向接触させ、前記両外側脚の一部を切削して
楔形の間隙を作成し、前記制御巻線の励磁電流の値を変
えて、前記主巻線のインダクタンスを変化させるように
してなることを特徴としたものである。
【0008】請求項3の発明は、三相電力系統に適用す
るためにコンパクトなコア構成としたものであり、三相
の主巻線が巻回された第1のE形カットコアと、制御巻
線が巻回された第2のU形カットコアとを有し、前記両
カットコアのカット面同志を互いに対向させ、かつ、一
方のカットコアに対して他方のカットコアを捩れ方向に
90゜回転させた状態で接触させ、前記第1のE形カッ
トコアと、第2のU形カットコアとの接触部の一部を切
削して楔形の間隙を作成し、前記制御巻線の励磁電流値
を変えて、前記主巻線のインダクタンスを変化させるよ
うにしてなることを特徴としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
(請求項1の発明)本発明は、磁気飽和特性改善のため
の間隙を、主巻線と制御巻線の磁束の共通磁路であり、
かつ、主巻線から最も近く、磁路断面積が最も小さく、
磁束密度が最大となる箇所である第1と第2のカットコ
アのカット面同志の接触面に形成するもので、具体的に
は、主巻線が巻回された第1のU形カットコアと、制御
巻線が巻回された第2のU形カットコアとを、そのカッ
ト面同志を互いに対向させ、かつ、一方のカットコアに
対して他方のカットコアを捩じれ方向に90°回転させ
た状態で接触させ、この第1のU形カットコアと第2の
U形カットコアとの対向接触部を主巻線の磁束と制御巻
線の磁束の共通磁路とし、この共通磁路を形成する接触
部の一部を切削して楔形の間隙を作成し、もって、第1
のU形カットコアと第2のU形カットコアの磁心同志の
対向接触部に磁心接触面と楔形間隙との複合磁路を形成
したものである。
【0010】上記のような構成によれば、まず、主巻線
に電圧を印加することにより、第1及び第2のU形カッ
トコアの共通磁路を介して磁気回路が構成され、同様に
制御巻線に電圧を印加することにより、第1及び第2の
U形カットコアの共通磁路を介しても、磁気回路が構成
される。従って、制御巻線電流が無い場合、主巻線のイ
ンダクタンスは、主巻線磁束が共通磁路部分の磁気抵抗
の小さい磁心接触面を通り大きな値を示す。一方、制御
巻線に電流が流れると、共通磁路部分の磁心接触部分の
透磁率が低下し、主巻線のインダクタンスは小さくな
る。制御巻線電流を更に増加させて磁心接触部分に磁位
の差が生ずると、主巻線磁束の一部は共通磁路部分の切
削した楔形間隙を通過し、主巻線の磁気回路は共通磁路
部分で、磁心接触部分と楔形間隙部分との並列回路とな
る。この並列回路の磁束制御によって、磁気回路の非線
形特性が改良され、主巻線インダクタンスは、線形変化
されることになる。このため、制御巻線の励磁電流の値
を外部制御によって変えることにより、主巻線のインダ
クタンスを線形変化させることができる。
【0011】図1は、本発明による線形可変リアクトル
の一実施例を説明するための斜視図で、図中、11は第
1のU形カットコアで、主巻線12が巻回されている。
また、13は第2のU形カットコアで、制御巻線14が
巻回されている。これら第1及び第2のU形カットコア
11,13は、そのカット面同志を互いに対向させ、か
つ、第1のU形カットコア11に対して第2のU形カッ
トコア13を捩じり方向に90°回転させた状態で接触
されている。この接触部分の4面は、第1及び第2のU
形カットコア11,13の共通磁気回路になる。この共
通磁気回路の一部を切削して三角形楔形の間隙15を形
成する。このように、共通磁気回路に三角形楔形の間隙
15を形成すると、共通磁路は、第1及び第2のU形カ
ットコア11,13同志の接触部分16と三角形楔形の
間隙15の並列磁路となる。
【0012】図2は、図1に示した構造における磁心回
路素子を等価的に回路表示したもので、×印は2個の磁
心が90°回転させた状態で接触され、巻線12,14
が相互に相手側の巻線が発生する磁束と交わらないこと
を示す記号である。図3は、三相接続した三相リアクト
ルの接続回路例を示す。
【0013】図1において、主巻線12に交番電圧e1
を印加し、電流i1が図示矢印方向に流れたとすると、
第1のU形カットコア11の両端部及び第2のU形カッ
トコア13の両端部共通磁路によって、図1に点線矢印
で示すように磁束φ1が発生する。この場合、磁束φ1
の一部は制御巻線14の巻回された第2のU形カットコ
ア13にかかるが、第2のU形カットコア13は第1の
U形カットコア11に対して捩じり方向に90°回転さ
れているので、制御巻線14に誘起電圧は発生されな
い。そして、主巻線12に交番電圧e1を印加すること
により、主巻線12には交番電圧e1に90°遅れた無
効分交番電流が流れる。また、制御巻線14に一定電圧
e2を印加し、電流i2が図示矢印方向に流れたとする
と、第2のU形カットコア13の両端部及び第1のU形
カットコア11の両端部共通磁路によって、図1に点線
矢印で示すように磁束φ2が発生する。この場合にも、
φ2の一部は主巻線12が巻回された第1のU形カット
コア11にかかるが、第2のU形カットコア13が第1
のU形カットコア11に対して捩じり方向に90°回転
されているので、主巻線12に誘起電圧は発生されな
い。
【0014】主巻線12に交番電圧e1を印加すること
により形成される磁束φ1の磁気回路は共通磁路を通じ
て構成され、また、制御巻線14に一定電圧e2を印加
することにより形成される磁束φ2の磁気回路も共通磁
路を通じて構成される。この時、共通磁路ではφ1とφ
2が混在して通り、互いに影響しあい、第1及び第2の
U形カットコア11,13同志の接触部分16の透磁率
が変化する。従って、制御巻線14に流れる励磁電流の
値によって、磁束φ2を変え、第1及び第2のU形カッ
トコア11,13同志の接触部分16の透磁率を変え、
磁位の差を生じさせることにより三角形楔形の間隙を含
めた共通磁路の磁束制御を行うことにより、磁気飽和特
性の改善と、主巻線12のインダクタンスの可変制御が
可能となる。
【0015】このため、図4に示すように、制御巻線1
4の励磁電流を外部制御によって変化させることによ
り、主巻線12のインダクタンスを変化させることがで
きる。
【0016】上述のように、本発明によれば、第1及び
第2のU形カットコア11,13のカット面の接触部分
の一部を切削することにより、共通磁路が第1及び第2
のU形カットコア11,13のカット面の接触部分16
と三角形楔形間隙15との並列磁路で構成されるので、
磁気特性が改善され、主巻線電流は基本波電流と第3高
調波成分のみの電流歪となる。従って、本可変インダク
タンスを三相接続した三相リアクタンスでは、三相回路
に伴う第3高調波成分のカットにより、三相線電流は、
極めて歪の少い、線形の三相可変リアクトルとして動作
することができる。三相回路で使用した電流波形は、図
10に示すような高調波を含まない正弦波交流波形とな
る。
【0017】図5,図6は、それぞれ本発明の他の実施
例を示す図で、いずれも第1のU形カットコア11と第
2のU形カットコア13のカット面の接触部における楔
形間隙15の形状を変えてカットコア11と13との接
触面16を変えるようにしたものである。その動作は、
図1に関して説明した動作と同じであるので、図1に示
した実施例と同様の作用をする部分には、図1の場合と
同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0018】(請求項2の発明)図7は、請求項2の発
明の一実施例を説明するための全体斜視図で、この発明
は、2個の三脚鉄心を用いて可変リアクトルを構成した
もので、主巻線12が巻回された外側脚と制御巻線14
が巻回された中央脚とを有する三脚鉄心11,13を対
向接触させ、その両外側脚の一部を切削して楔形の間隙
15を作成し、制御巻線14の励磁電流の値を変えて、
主巻線12のインダクタンスを変化させるようにしたも
のである。このように、主巻線磁束φ1と制御巻線磁束
φ2の複数磁気回路の共通磁路における最小断面部分、
即ち、磁束密度が最大となる部分の一部に、楔形間隙を
作り、コア同志の接触部分と楔形間隙とを並列合成した
共通磁路を構成するようにしてもよい。なお、この発明
においても、楔形間隙15の形状は図示例のものに限定
されるものではなく、前述のように種々変えてもよいこ
とは容易に理解できよう。
【0019】(請求項3の発明)図8は、請求項3の発
明の一実施例を説明するための全体斜視図、図中、11
は第1のE形カットコアで、三相主巻線12が巻回され
ている。また、同図中、13は第2のU形カットコア
で、制御巻線14が巻回されている。これら第1のE形
カットコア11と第2のU形カットコア13は、そのカ
ット面同志を互いに対向させ、かつ、第1のE形カット
コア11に対して第2のU形カットコア13を捩じり方
向に90゜回転させた状態で接触させている。この接触
部分の6面は、第1のE形カットコア11と第2のU形
カットコア13との共通磁気回路となる。この共通磁気
回路の一部を切削して三角形楔形の間隙15を形成す
る。共通磁気回路に三角形楔形の間隙15を形成する
と、共通磁路は、第1のE形カットコア11と第2のU
形カットコア13同志の接触部分16と三角形楔形の間
隙15の並列合成した磁路となる。ここで、カット面の
接触部分16は、三相共,同値の接触面積とする。
【0020】図9は、図8に示した構造における磁心回
路素子を等価的に回路表示したものであり、×印は2個
の磁心が90゜回転された状態で接触されていることを
示す記号である。図8において、第1のE形カットコア
11の三脚部に巻回された三相△接続した三相主巻線1
2に三相交番電圧e1を印加し、電流ia,ib,ic
が、図示矢印方向に流れたとすると、第1のE形カット
コア11の各脚部には点線矢印で示すように、磁束φ
a,φb,φcが発生する。各磁束の通過ルートは、第
1のE形カットコア11の端部を抜け、第2のU形カッ
トコア13の脚部を通る磁気回路となる。
【0021】ここで、磁束φa,φb,φcの一部は、
制御巻線14が巻回された第2のU形カットコア13の
脚部にかかるが、第2のU形カットコア13は第1のE
形カットコア11に対して捩じり方向に90゜回転され
ているので、制御巻線14に誘起電圧は発生されない。
そして、三相主巻線12に三相交番電圧e1を印加する
ことにより、三相主巻線12には交番電圧e1に90°
遅れた無効分交番電流が流れる。また、制御巻線14に
一定電圧e2を印加し、電流i2が図示矢印方向に流れ
たとすると、第2のU形カットコア13の脚部から第1
のE形カットコア11の三脚端部の共通磁路によって、
図8に点線矢印で示すように磁束φ2が発生する。この
場合にも、磁束φ2の一部は、三相主巻線12の巻回さ
れた第1のE形カットコア11にかかるが第2のU形カ
ットコア13が第1のE形カットコア11に対して捩じ
り方向90°回転されているので、三相主巻線12に誘
起電圧は発生されない。
【0022】三相主巻線12に三相交番電圧e1を印加
することにより形成される磁束φa,φb,φcの磁気
回路は、共通磁路を通じて構成され、また、制御巻線1
4に一定電圧e2を印加することにより形成される磁束
φ2の磁気回路も共通磁路を通じて構成される。この
時、共通磁路ではφa,φb,φcとφ2が混在して通
り、互いに影響しあい、第1のE形カットコア11と第
2のU形カットコア13のカット面同志の接触部分16
の透磁率が変化する。従って、制御巻線14に流れる励
磁電流i2の値によって、磁束φ2を変え、第1のE形カ
ットコア11と第2のU形カットコア13のカット面同
志の接触部分16の透磁率を変え、磁位の差を生じさせ
ることにより三角形楔形間隙を含めた共通磁路の磁束制
御を行い、磁気飽和特性の改善と、三相主巻線12のイ
ンダクタンスの可変制御ができることになる。三相の各
相を平衡に保つためには、各相のカット面の接触面積及
び間隙部を均等に形成すれば良い。
【0023】次に、本発明による可変リアクトルの電力
系統への適用例について説明する。図11は、本三相形
線形可変リアクトルと電力用コンデンサCとを並列に接
続して、制御巻線14の電流i2によって三相形線形可
変リアクトルを可変し、遅相から進相までの無効電力
を、連続的に高速で制御して交流系統の電圧の安定化に
寄与する無効電力補償装置への適用回路例を示す図、図
12は、本三相形線形可変リアクトルの各相と電力用コ
ンデンサCを並列に接続して各相分離し、交流系統に直
列に挿入する移相器への適用回路例を示す図である。移
相制御は、制御巻線の電流i2によって各相のリアクト
ルを可変し、交流系統に直列に挿入する移相器のインピ
ーダンスを調整して移相制御を行い、交流系統の安定化
をはかる。
【0024】図13は、本三相形線形可変リアクトルを
各相分離し、交流系統に直列に挿入する限流器への適用
回路例を示す図で、限流制御は、常時制御巻線に電流i
2を流しておいて、各相に分離したリアクトルのインダ
クタンスを低減し、負荷電流の流れを容易にする。短絡
事故時は、負荷電流の微分回路で検出して制御巻線の電
流i2を遮断する。すると、リアクトルのインダクタン
スが増加して短絡電流は抑制される。
【0025】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、リアクトルとなる主巻線のインダクタンスを、制御
巻線の励磁電流の値によって変化させることができる、
極めて低歪の良好な三相線形可変リアクトルを構成する
ことが可能であり、交流系統の安定化機器の分野に有効
活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明による線形可変リアクトルの
一実施例を説明するための斜視図である。
【図2】 図1に示した可変リアクトルの電気的等価回
路を示す回路構成図である。
【図3】 図1に示した可変リアクトルを用いて三相結
線した時の回路例を示す図である。
【図4】 図1に示した可変リアクトルの制御巻線電流
に対する主巻線のインダクタンスを示す図である。
【図5】 図1に示した可変リアクトルの変形例を示す
斜視図である。
【図6】 図1に示した可変リアクトルの他の変形例を
示す斜視図である。
【図7】 請求項2の発明の一実施例を説明するための
斜視図である。
【図8】 請求項3の発明による三相可変線形リアクト
ルの一実施例を説明するための斜視図である。
【図9】 図8の三相可変線形リアクトルの等価回路を
示す回路構成図である。
【図10】 本発明による可変リアクトルを用いた場合
の主巻線の電流波形図である。
【図11】 本発明の無効電力補償,装置への適用例を
示す回路構成図である。
【図12】 本発明の移相器への適用例を示す回路構成
図である。
【図13】 本発明の限流器への適用例を示す回路構成
図である。
【図14】 本出願人が先に提案した可変リアクトルの
一例を説明するための斜視図である。
【図15】 従来の可変リアクトルを用いた場合の主巻
線の電流波形図である。
【符号の説明】
11…第1のカットコア、12…主巻線、13…第2の
カットコア、14…制御巻線、15…楔形間隙、16…
カットコア面同志の接触面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主巻線が巻回された第1のU形カットコ
    アと、制御巻線が巻回された第2のU形カットコアとを
    有し、前記両カットコアのカット面同志を互いに対向さ
    せ、かつ、一方のカットコアに対して他方のカットコア
    を捩じれ方向に90°回転させた状態で接触させ、第1
    のU形カットコアと第2のU形カットコアの接触部の一
    部を切削して楔形の間隙を作成し、前記制御巻線の励磁
    電流の値を変えて、前記主巻線のインダクタンスを変化
    させるようにしてなることを特徴とする線形可変リアク
    トル。
  2. 【請求項2】 主巻線が巻回された外側脚と制御巻線が
    巻回された中央脚とを有する2個の三脚鉄心を対向接触
    させ、前記両外側脚の一部を切削して楔形の間隙を作成
    し、前記制御巻線の励磁電流の値を変えて、前記主巻線
    のインダクタンスを変化させるようにしてなることを特
    徴とする線形可変リアクトル。
  3. 【請求項3】 三相の主巻線が巻回された第1のE形カ
    ットコアと、制御巻線が巻回された第2のU形カットコ
    アとを有し、前記両カットコアのカット面同志を互いに
    対向させ、かつ、一方のカットコアに対して他方のカッ
    トコアを捩れ方向に90゜回転させた状態で接触させ、
    前記第1のE形カットコアと、第2のU形カットコアと
    の接触部の一部を切削して楔形の間隙を作成し、前記制
    御巻線の励磁電流の値を変えて、前記主巻線のインダク
    タンスを変化させるようにしてなることを特徴とする三
    相線形可変リアクトル。
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