JPH085534Y2 - 電力用可変リアクトル - Google Patents

電力用可変リアクトル

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JPH085534Y2
JPH085534Y2 JP71994U JP71994U JPH085534Y2 JP H085534 Y2 JPH085534 Y2 JP H085534Y2 JP 71994 U JP71994 U JP 71994U JP 71994 U JP71994 U JP 71994U JP H085534 Y2 JPH085534 Y2 JP H085534Y2
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core
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JP71994U
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JPH0679118U (ja
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満 前田
宏郎 高橋
紘一 三田村
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Tohoku Electric Power Co Inc
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Tohoku Electric Power Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば静止形無効電
力補償装置等におけるリアクトル制御に用いられる電力
用可変リアクトルに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来のリアクトルには、
鉄心形,空心形及びギャップ付き鉄心形等の種々の形態
のものがあるが、そのインダクタンスはいずれもリアク
トルを構成する巻線の巻数,寸法ならびに磁気回路の材
質,形状及び寸法等によって、固有の値に決められてい
る。
【0003】このため、例えば静止形無効電力補償装置
におけるリアクトル制御では、図4に示すように、例え
ばサイリスタS等の半導体スイッチング素子のオン・オ
フ制御により、リアクトルLに流入する電流の実効値を
調整することによって、リアクトルLの遅相無効電力を
制御している。そして、この静止形無効電力補償装置で
は、制御された遅相無効電力を電力用コンデンサSCに
よる進相無効電力と合わせることで、遅相無効電力から
進相無効電力まで系統の要求する無効電力を連続的に供
給する構成となっている。
【0004】しかしながら、この場合、リアクトルLの
点弧角制御をするので、高調波を抑制するためのフィル
タFが必要となるので、設備構成が複雑になり建設費も
増大する。なお、図4において、Vsは系統電圧、Qs
は無効電力、Tは変圧器である。
【0005】また、例えば特開昭52−41865号公
報や特開昭62−274708号公報等には、磁路の一
部を開路した鉄心の、開路した磁路部に閉磁路構成の鉄
心の1片を挿入し、両鉄心にそれぞれ主巻線,制御巻線
を巻装し、主巻線を巻装したリアクトルの磁路に制御巻
線による磁束を直交させる可変リアクトルが示され、当
該リアクトルを無効電力補償装置に使用することが示さ
れている(特開昭62−274708号公報第6図)
が、これらは鉄心構造が極めて複雑である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】以上のように、従来の
半導体スイッチング素子を用いる静止形無効電力補償装
置は、設備構成が複雑になり設備費も増大するため、フ
リッカ負荷のような特殊負荷にしか適用されていない。
また、上記のような可変リアクトルを使用したものも実
系統での使用例はみられない。
【0007】そこで、この考案は上記事情を考慮してな
されたもので、極めて簡単な構造で製造容易であり、静
止形無効電力補償装置などに使用して好適する電力用可
変リアクトルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案に係る電力用可
変リアクトルは、主巻線の巻回された第1のC形カット
コアと、制御巻線の巻回された第2のC形カットコアと
を、そのカット面同志を互いに対向させた状態で、一方
のカットコアに対して他方のカットコアを捩じれ方向に
90°回転させ、この状態で両カットコア間に非磁性体
でかつ非導電性材料でなる介在物を挟んで微少な間隔を
形成するように構成したものである。
【0009】
【作用】上記のような構成によれば、主巻線に電圧を印
加することにより第1のC形カットコア及び介在物と第
2のC形カットコアとで第1のギャップ付き磁気回路が
構成され、制御巻線に電圧を印加することにより第2の
C形カットコア及び介在物と第1のC形カットコアとで
第2のギャップ付き磁気回路が構成される。そして、第
2のギャップ付き磁気回路の磁束は、第1及び第2のC
形カットコアの対向面で第1のギャップ付き磁気回路の
磁束と同方向または逆方向となり、対向面の透磁率が変
化し第1のギャップ付き磁気回路に影響を与える。
【0010】すなわち、制御巻線への印加電圧を制御し
て第2のギャップ付き磁気回路の磁束を制御すると、こ
の磁束制御が第1のギャップ付き磁気回路の磁気抵抗に
作用して、主巻線のインダクタンスが変化されるもので
ある。このため、制御巻線への印加電圧の値を変えるこ
とにより、主巻線のインダクタンスを変化させることが
できる。したがって、極めて簡単な構造で実現できるの
で製造容易であり、静止形無効電力補償装置などに使用
して非常に好適するものとなる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、11は第1のC
形カットコアで、主巻線12が巻回されている。また、
同図中13は第2のC形カットコアで、制御巻線14が
巻回されている。そして、これら第1及び第2のC形カ
ットコア11,13は、そのカット面同志を互いに対向
させた状態で、第1のC形カットコア11に対して第2
のC形カットコア13を捩じり方向に90°回転させ、
この状態で両カットコア11,13間に、非磁性体でか
つ非導電性材料でなる介在物15を挟んで微少な間隔を
形成するように設定されて、ギャップ付き鉄心形に形成
されている。なお、図2は、図1に示した構造における
等価回路を示している。
【0012】ここで、主巻線12に交流電圧e1 を印加
し、電流i1 が図示矢印方向に流れたとすると、第1の
C形カットコア11の両端部,介在物15及び第2のC
形カットコア13の両端部によって、ギャップ付き閉磁
気回路が構成され、図1に点線矢印で示すように磁束φ
1 が発生する。この場合、磁束φ1 の一部は、制御巻線
14の巻回された第2のC形カットコア13にかかる
が、第2のC形カットコア13は第1のC形カットコア
11に対して捩じり方向に90°回転されているので、
制御巻線14に誘起電圧は発生されない。
【0013】また、同様に、制御巻線14に交流電圧e
2 を印加し、電流i2 が図示矢印方向に流れたとする
と、第2のC形カットコア13の両端部,介在物15及
び第1のC形カットコア11の両端部によって、ギャッ
プ付き閉磁気回路が構成され、図1に点線矢印で示すよ
うに磁束φ2 が発生する。この場合にも、磁束φ2 の一
部は、主巻線12の巻回された第1のC形カットコア1
1にかかるが、第1のC形カットコア11が第2のC形
カットコア13に対して捩じり方向に90°回転されて
いるので、主巻線12に誘起電圧は発生されない。
【0014】つまり、主巻線12に交流電圧e1 を印加
した場合には、ギャップ付き閉磁気回路が構成され磁束
φ1 が発生することになる。また、制御巻線14に交流
電圧e2 を印加した場合には、ギャップ付き閉磁気回路
が構成され磁束φ2 が発生することになる。
【0015】ここで、主巻線12及び制御巻線14にそ
れぞれ交流電圧e1 ,e2 を印加し、その結果生じる磁
束φ1 ,φ2 の瞬時値の方向を図1に矢印で示す方向に
とると、第1及び第2のC形カットコア11,13の対
向面a,dでは、両磁束φ1,φ2 が同方向となり、対
向面b,cでは両磁束φ1 ,φ2 が互いに逆方向となっ
て、このことは両磁束φ1 ,φ2 のいずれの瞬時値にお
いても変わることはない。
【0016】次に、主巻線12に交流電圧e1 を印加
し、その結果生じる磁束φ1 の瞬時値の方向を図1に矢
印で示す方向にとり、制御巻線14に直流電圧e2 を印
加し、その結果生じる磁束φ2 の方向が図1に矢印で示
す方向に一定とすると、対向面a,dでは両磁束φ1 ,
φ2 が同方向となり、対向面b,cでは両磁束φ1 ,φ
2 が互いに逆方向となる。また、磁束φ1 の瞬時値の方
向が逆方向になると、磁束φ2 の方向は変わらないた
め、対向面a,dでは両磁束φ1 ,φ2 が互いに逆方向
となり、対向面b,cでは両磁束φ1 ,φ2 が同方向と
なる。そして、この関係は、磁束φ1 の瞬時値の方向に
よって周期的に繰り返される。
【0017】すなわち、制御巻線14に印加する電圧が
交流であるか直流であるかに無関係に、対向面a,b,
c,d内に両磁束φ1 ,φ2 の方向が同方向と逆方向に
なる対向面ができることになる。このため、両磁束φ1
,φ2 の方向が同方向と逆方向になる対向面の透磁率
を、制御巻線14に印加する電圧で変化させることによ
り、主巻線12のインダクタンスを制御することができ
る。したがって、図3に示すように、制御巻線14への
印加電圧を変化させることにより、主巻線12のインダ
クタンスを変化させることができるようになる。なお、
この考案は上記実施例に限定されるものではなく、この
外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施するこ
とができる。
【0018】
【考案の効果】以上詳述したようにこの考案によれば、
極めて簡単な鉄心構造により静止形無効電力補償装置な
どに使用して好適する電力用可変リアクトルを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る電力用可変リアクトルの一実施
例を示す斜視図。
【図2】同実施例の等価回路を示す回路構成図。
【図3】同実施例における制御巻線印加電圧と主巻線イ
ンダクタンスとの関係を示す特性図。
【図4】従来の半導体スイッチング素子を用いた静止形
無効電力補償装置を示すブロック構成図。
【符号の説明】
11…第1のC形カットコア、12…主巻線、13…第
2のC形カットコア、14…制御巻線、15…介在物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主巻線の巻回された第1のC形カットコ
    アと、制御巻線の巻回された第2のC形カットコアと
    を、そのカット面同志を互いに対向させた状態で、一方
    のカットコアに対して他方のカットコアを捩じれ方向に
    90°回転させ、この状態で両カットコア間に非磁性体
    でかつ非導電性材料でなる介在物を挟んで微少な間隔を
    形成するように構成し、前記制御巻線への印加電圧の値
    を変えて、前記主巻線のインダクタンスを変化させるよ
    うに構成してなることを特徴とする電力用可変リアクト
    ル。
JP71994U 1994-02-17 1994-02-17 電力用可変リアクトル Expired - Lifetime JPH085534Y2 (ja)

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JPH0679118U JPH0679118U (ja) 1994-11-04
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