JPH09331699A - 交流励磁型発電電動装置 - Google Patents
交流励磁型発電電動装置Info
- Publication number
- JPH09331699A JPH09331699A JP8147188A JP14718896A JPH09331699A JP H09331699 A JPH09331699 A JP H09331699A JP 8147188 A JP8147188 A JP 8147188A JP 14718896 A JP14718896 A JP 14718896A JP H09331699 A JPH09331699 A JP H09331699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- output
- phase
- voltage detector
- detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Protection Of Generators And Motors (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】系統電圧の逆相分の大小によって電圧検出演算
経路と電圧制御器のゲインを切替えて、系統が正常な時
の電圧制御性を向上させて、系統電圧の安定化する。 【解決手段】離散フーリエ変換を用いた正相電圧検出器
81と、瞬時電圧検出器82を並列に演算させ、系統電
圧の逆相分の増加により切替信号発生器83より出力さ
れる切替信号に世って、切替器84が電圧検出器の出力
を切り替えるとともに切替信号によりAVRのゲインを
切り替える。系統電圧の逆相分が大きい時の安定な制御
に加えて、逆相分が小さな時の電圧制御の応答性を向上
させる。
経路と電圧制御器のゲインを切替えて、系統が正常な時
の電圧制御性を向上させて、系統電圧の安定化する。 【解決手段】離散フーリエ変換を用いた正相電圧検出器
81と、瞬時電圧検出器82を並列に演算させ、系統電
圧の逆相分の増加により切替信号発生器83より出力さ
れる切替信号に世って、切替器84が電圧検出器の出力
を切り替えるとともに切替信号によりAVRのゲインを
切り替える。系統電圧の逆相分が大きい時の安定な制御
に加えて、逆相分が小さな時の電圧制御の応答性を向上
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交流励磁型発電電動
装置、特に交流電力系統に異常が発生したときに安定に
動作し、かつ通常時は応答性が良い交流励磁型発電電動
装置に関するものである。
装置、特に交流電力系統に異常が発生したときに安定に
動作し、かつ通常時は応答性が良い交流励磁型発電電動
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】励磁制御によって有効電力の制御を行う
交流励磁型同期機を用いた可変速発電装置や、電力系統
のインピーダンスを検出して系統の保護を行う装置で
は、電圧や電流などの交流量の大きさと、位相すなわち
ベクトルを検出することが必要である。
交流励磁型同期機を用いた可変速発電装置や、電力系統
のインピーダンスを検出して系統の保護を行う装置で
は、電圧や電流などの交流量の大きさと、位相すなわち
ベクトルを検出することが必要である。
【0003】従来から系統電圧の正相分を検出、演算
し、その検出電圧に基づいて電圧制御(AVR)を行う
ことが知られている。この方法によれば電力系統に異常
が発生し、系統電圧に含まれる逆相分が増大した場合で
も、正相電圧の検出を行うことによって安定した電圧制
御を行うことが可能である。単に系統電圧を検出してい
る場合は、系統の異常発生時には検出出力電圧が逆相分
によって脈動するために、安定な制御はできなかった。
し、その検出電圧に基づいて電圧制御(AVR)を行う
ことが知られている。この方法によれば電力系統に異常
が発生し、系統電圧に含まれる逆相分が増大した場合で
も、正相電圧の検出を行うことによって安定した電圧制
御を行うことが可能である。単に系統電圧を検出してい
る場合は、系統の異常発生時には検出出力電圧が逆相分
によって脈動するために、安定な制御はできなかった。
【0004】従来の装置を示す図16において、発電電
動機10は、交流電力系統40に接続された励磁用変圧
器32を介して給電されるサイクロコンバータ20によ
り交流励磁される。三相交流電力系統40の各相電圧V
ab、Vbc、Vcaは、計器用変成器50を介して電圧検出
器80内の正相電圧検出器81に供給される。
動機10は、交流電力系統40に接続された励磁用変圧
器32を介して給電されるサイクロコンバータ20によ
り交流励磁される。三相交流電力系統40の各相電圧V
ab、Vbc、Vcaは、計器用変成器50を介して電圧検出
器80内の正相電圧検出器81に供給される。
【0005】一方、交流電力系統40の電流分は変流器
60によって検出される。各相の電流値Ia、Ib、Ic
は、計器用変成器50により検出された電圧Vab、Vb
c、Vcaとともに有効電力センサ70に与えられる。有
効電力センサ70は、三相の入力信号電流Ia、Ib、I
c、入力信号電圧Vab、Vbc、Vcaに基づき有効電力P0
UTを演算し、出力する。
60によって検出される。各相の電流値Ia、Ib、Ic
は、計器用変成器50により検出された電圧Vab、Vb
c、Vcaとともに有効電力センサ70に与えられる。有
効電力センサ70は、三相の入力信号電流Ia、Ib、I
c、入力信号電圧Vab、Vbc、Vcaに基づき有効電力P0
UTを演算し、出力する。
【0006】正相電圧検出器81の出力電圧Eは、電圧
制御を行う電圧制御器(AVR)100に供給される。
有効電力の制御を行う有効電力制御器(APR)90
は、有効電力センサ70の出力信号POUTに基づいて、
電流指令Iqを計算し、電圧制御器100からの電流指
令Idとともに電流制御を行う電流制御器(ACR)1
10へ入力する。
制御を行う電圧制御器(AVR)100に供給される。
有効電力の制御を行う有効電力制御器(APR)90
は、有効電力センサ70の出力信号POUTに基づいて、
電流指令Iqを計算し、電圧制御器100からの電流指
令Idとともに電流制御を行う電流制御器(ACR)1
10へ入力する。
【0007】位相検出器120は、発電電動機(GM)
の回転子の位相を検出するレゾルバ130の出力θrと
出力電圧Vab、Vbc、Vcaの位相θlからすべり位相θc
を演算し、電流制御器(ACR)に供給する。電流制御
器110は、変流器30により検出される励磁電流iq
r、idr、位相検出器120の出力位相θc、電圧制御器
100の電流指令Id、有効電力制御器90の電流指令
Iqに基づいてサイクロコンバータ(CYC)に電圧指
令Vqr、Vdrを与える。
の回転子の位相を検出するレゾルバ130の出力θrと
出力電圧Vab、Vbc、Vcaの位相θlからすべり位相θc
を演算し、電流制御器(ACR)に供給する。電流制御
器110は、変流器30により検出される励磁電流iq
r、idr、位相検出器120の出力位相θc、電圧制御器
100の電流指令Id、有効電力制御器90の電流指令
Iqに基づいてサイクロコンバータ(CYC)に電圧指
令Vqr、Vdrを与える。
【0008】図16に示した正相電圧検出器81は、図
17に示すようにマイクロコンピュータ250内に設け
られたAD変換器241と、正相電圧ベクトル演算部2
42と、振幅演算部243より構成される。正相ベクト
ル演算部242は、正相ベクトルを演算する方法として
米国特許第4148087号に記載された離散的フーリ
エ変換を利用している。
17に示すようにマイクロコンピュータ250内に設け
られたAD変換器241と、正相電圧ベクトル演算部2
42と、振幅演算部243より構成される。正相ベクト
ル演算部242は、正相ベクトルを演算する方法として
米国特許第4148087号に記載された離散的フーリ
エ変換を利用している。
【0009】逆相分が重畳した三相電圧信号ea、e
b、ecは、次式で表される。wlは、系統の角周波数
を、θ1、θ2はそれぞれ正相分、逆相分の初期位相を表
す。また、添字a,b,cはa相、b相、c相を表し、
添字1、2は、正相分、逆相分を表している。
b、ecは、次式で表される。wlは、系統の角周波数
を、θ1、θ2はそれぞれ正相分、逆相分の初期位相を表
す。また、添字a,b,cはa相、b相、c相を表し、
添字1、2は、正相分、逆相分を表している。
【0010】
【数1】
【0011】三相の電圧信号から正相電圧ベクトルを演
算するには次のように行われる。
算するには次のように行われる。
【0012】第一段階 各相の電圧ベクトルを求め
る。
る。
【0013】第二段階 第一段階で得られた3組の電
圧ベクトルから定義にしたがって正相電圧ベクトルを計
算する。
圧ベクトルから定義にしたがって正相電圧ベクトルを計
算する。
【0014】上記第一段階を実現する技術手段として電
気工学ハンドブック(電気学会、1978年発行、p
p.944〜945)にいくつかの例が掲載されてい
る。さらに、離散的フーリエ変換を応用した電圧ベクト
ル演算方法が米国特許第4148087号に記載されて
いる。以下、上記離散的フーリエ変換を応用した電圧ベ
クトルおよび正相電圧ベクトル演算の原理について説明
する。
気工学ハンドブック(電気学会、1978年発行、p
p.944〜945)にいくつかの例が掲載されてい
る。さらに、離散的フーリエ変換を応用した電圧ベクト
ル演算方法が米国特許第4148087号に記載されて
いる。以下、上記離散的フーリエ変換を応用した電圧ベ
クトルおよび正相電圧ベクトル演算の原理について説明
する。
【0015】まず、各相毎に第k番目のフーリエ係数E
ak、Ebk、Eckを計算する。
ak、Ebk、Eckを計算する。
【0016】
【数2】
【0017】次に正相電流ベクトルの定義に従って正相
電圧ベクトルE1kを計算する。
電圧ベクトルE1kを計算する。
【0018】
【数3】
【0019】である。式(7)は、原理的な式であるが
これを漸化式として演算ステップを減らすことができ
る。
これを漸化式として演算ステップを減らすことができ
る。
【0020】隣り合うサンプル点における正相電圧の差
を求めると次式のようになる。
を求めると次式のようになる。
【0021】
【数4】
【0022】したがって、最新のサンプルデータea(1
2+k)〜ec(12+k)と、12サンプル前のサンプル
データeak〜eckだけを使って漸化式として正相電圧
ベクトルE1kが求められる。
2+k)〜ec(12+k)と、12サンプル前のサンプル
データeak〜eckだけを使って漸化式として正相電圧
ベクトルE1kが求められる。
【0023】以下各相電圧ベクトルEa、Eb、Ecにつ
いては求められたものとして説明する。
いては求められたものとして説明する。
【0024】各相電圧ベクトルEa、Eb、Ecは、下式
で求められる。
で求められる。
【0025】
【数5】
【0026】正相電圧ベクトルE1は、次式で表され
る。
る。
【0027】
【数6】
【0028】図18は図17に示した正相電圧ベクトル
演算部242の詳細な構成を示すもので、データメモリ
510a〜510cは最新のデータea、eb、ecを格
納し、メモリアレイ511a〜511cは、過去のサン
プルデータを格納する。左側から新しいデータea、e
b、ecが入る毎に右側へシフトし、もっとも右側、すな
わちもっとも古いデータは廃棄される。
演算部242の詳細な構成を示すもので、データメモリ
510a〜510cは最新のデータea、eb、ecを格
納し、メモリアレイ511a〜511cは、過去のサン
プルデータを格納する。左側から新しいデータea、e
b、ecが入る毎に右側へシフトし、もっとも右側、すな
わちもっとも古いデータは廃棄される。
【0029】メモリアレイ520には30゜毎の正弦波
データがリング状に格納されていて、1サンプル毎に内
容が上にシフトしていき、もっとも上のデータは再びも
っとも下に移される。
データがリング状に格納されていて、1サンプル毎に内
容が上にシフトしていき、もっとも上のデータは再びも
っとも下に移される。
【0030】加算器512は、多相の最新データea、
eb、ecからサンプル前のデータを差し引く。乗算器5
21および加算器522は、加算器512の結果とメモ
リアレイ520に格納されている正弦波データとの間で
積和演算を行い、正相ベクトルの1サンプル前の値から
の変化分を計算する。加算器531は、この変化分とメ
モリ532の納められた1サンプル前の正相電圧ベクト
ルを加え合わせて最新の正相電圧ベクトルE1r、E1
iを演算する。
eb、ecからサンプル前のデータを差し引く。乗算器5
21および加算器522は、加算器512の結果とメモ
リアレイ520に格納されている正弦波データとの間で
積和演算を行い、正相ベクトルの1サンプル前の値から
の変化分を計算する。加算器531は、この変化分とメ
モリ532の納められた1サンプル前の正相電圧ベクト
ルを加え合わせて最新の正相電圧ベクトルE1r、E1
iを演算する。
【0031】振幅演算部243においては、正相電圧ベ
クトルの実数部E1rと虚数部E1iの二乗和の平方根を演
算し、正相電圧検出値E1を求める。
クトルの実数部E1rと虚数部E1iの二乗和の平方根を演
算し、正相電圧検出値E1を求める。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、離
散フーリエ演算を用いているため、基本波分を抽出して
いる。したがって、系統電圧入力ea、eb、ecに逆相
分や直流分、高周波分が重畳している場合でも、歪み、
オフセットのない正相電圧信号を得ることができる。
散フーリエ演算を用いているため、基本波分を抽出して
いる。したがって、系統電圧入力ea、eb、ecに逆相
分や直流分、高周波分が重畳している場合でも、歪み、
オフセットのない正相電圧信号を得ることができる。
【0033】この装置では、入力交流信号の逆相分の大
小に関係なく、離散フーリエ変換を用いた正相電圧検出
を行うので、入力交流信号中に含まれる逆相分を除去で
きる。しかしながら、入力信号を過去1周期に亘って加
重平均演算するアルゴリズムであるので、系統電圧が変
化しても検出出力が追従して変化するまでに1周期を要
し、それ以下には短縮できない。
小に関係なく、離散フーリエ変換を用いた正相電圧検出
を行うので、入力交流信号中に含まれる逆相分を除去で
きる。しかしながら、入力信号を過去1周期に亘って加
重平均演算するアルゴリズムであるので、系統電圧が変
化しても検出出力が追従して変化するまでに1周期を要
し、それ以下には短縮できない。
【0034】他方入力交流信号に逆相分が含まれていな
い場合は、逆相分を除去する目的の正相電圧検出は、瞬
時電圧検出に比べ、定常出力が同一であるのに過渡応答
を改善できないという難点がある。そのために電圧検出
出力を自動電圧制御(AVR)の入力として電圧を制御
する場合、自動電圧制御器(AVR)のゲインを上げて
制御性を向上させるための障害になる。
い場合は、逆相分を除去する目的の正相電圧検出は、瞬
時電圧検出に比べ、定常出力が同一であるのに過渡応答
を改善できないという難点がある。そのために電圧検出
出力を自動電圧制御(AVR)の入力として電圧を制御
する場合、自動電圧制御器(AVR)のゲインを上げて
制御性を向上させるための障害になる。
【0035】したがって、本発明の目的は、交流電力系
統に異常が発生したときに安定に動作し、しかも通常時
は応答性が良い交流励磁型発電電動装置を提供すること
である。
統に異常が発生したときに安定に動作し、しかも通常時
は応答性が良い交流励磁型発電電動装置を提供すること
である。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では正相電圧を検出する電圧検出器に加えて
瞬時電圧を検出する瞬時電圧検出器を設け、交流電力系
統の状態によってそれぞれの出力に対応した大きさに電
圧制御器(AVR)のゲインを替える切替器を設けたも
のである。
め、本発明では正相電圧を検出する電圧検出器に加えて
瞬時電圧を検出する瞬時電圧検出器を設け、交流電力系
統の状態によってそれぞれの出力に対応した大きさに電
圧制御器(AVR)のゲインを替える切替器を設けたも
のである。
【0037】正相電圧検出器と瞬時電圧検出器は、常時
それぞれが電圧検出演算を行うが、系統電圧に含まれる
逆相電圧が小さい場合には切替器は、瞬時電圧検出器出
力を電圧検出器出力として出力する。逆相分が増大した
場合、切替信号発生器には切替信号を発生し、これによ
り切替器は電圧検出器出力を瞬時電圧検出器出力から正
相電圧検出器出力に切り替える。
それぞれが電圧検出演算を行うが、系統電圧に含まれる
逆相電圧が小さい場合には切替器は、瞬時電圧検出器出
力を電圧検出器出力として出力する。逆相分が増大した
場合、切替信号発生器には切替信号を発生し、これによ
り切替器は電圧検出器出力を瞬時電圧検出器出力から正
相電圧検出器出力に切り替える。
【0038】したがって、本発明によれば、系統電圧に
逆相分が少ないときには瞬時電圧の検出を行えるため、
電圧検出器の応答性を向上させることができる。
逆相分が少ないときには瞬時電圧の検出を行えるため、
電圧検出器の応答性を向上させることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】次に本発明を図1に示した一実施
例について詳細に説明する。図1において、発電電動機
10は、交流電力系統に接続された励磁用変圧器32を
介して給電されるサイクロコンバータ20により交流励
磁される。交流電力系統40の各相電圧Vab、Vbc、V
caは、計器用変成器50を介して電圧検出器80内の瞬
時電圧検出器82、正相電圧検出器81、切替信号発生
器83に供給される。
例について詳細に説明する。図1において、発電電動機
10は、交流電力系統に接続された励磁用変圧器32を
介して給電されるサイクロコンバータ20により交流励
磁される。交流電力系統40の各相電圧Vab、Vbc、V
caは、計器用変成器50を介して電圧検出器80内の瞬
時電圧検出器82、正相電圧検出器81、切替信号発生
器83に供給される。
【0040】一方、交流電力系統40と接続された発電
電動機10の出力電流分は変流器60によって検出され
る。各相の電流値Ia、Ib、Icは、計器用変成器50
により検出された電圧Vab、Vbc、Vcaとともに有効電
力センサ70に与えられる。有効電力センサ70は、三
相の入力信号電流Ia、Ib、Ic、入力信号電圧Vab、
Vbc、Vcaに基づき有効電力P0UTを出力する。
電動機10の出力電流分は変流器60によって検出され
る。各相の電流値Ia、Ib、Icは、計器用変成器50
により検出された電圧Vab、Vbc、Vcaとともに有効電
力センサ70に与えられる。有効電力センサ70は、三
相の入力信号電流Ia、Ib、Ic、入力信号電圧Vab、
Vbc、Vcaに基づき有効電力P0UTを出力する。
【0041】切替器84aは、切替信号発生器83の出
力Sに応じて正相電圧検出器81の出力電圧E1と瞬時
電圧検出器82の出力電圧E12を選択し、その出力信号
Eを切替信号発生器83の出力Sとともに電圧制御器
(AVR)100に供給する。
力Sに応じて正相電圧検出器81の出力電圧E1と瞬時
電圧検出器82の出力電圧E12を選択し、その出力信号
Eを切替信号発生器83の出力Sとともに電圧制御器
(AVR)100に供給する。
【0042】有効電力の制御を行う有効電力制御器(A
PR)90は、有効電力センサ70の出力信号POUTに
基づいて、電流指令Iqを計算し、電圧制御器100か
らの電流指令Idとともに電流制御器(ACR)110
へ入力する。
PR)90は、有効電力センサ70の出力信号POUTに
基づいて、電流指令Iqを計算し、電圧制御器100か
らの電流指令Idとともに電流制御器(ACR)110
へ入力する。
【0043】位相検出器120は、発電電動機(GM)
の回転子の位相を検出するレゾルバ130の出力θrと
発電電動機の出力電圧位相θlからすべり位相θcを演算
し、電流制御器(ACR)に供給する。電流制御器11
0は、変流器30により検出される電流iqr、idr、位
相検出器の出力位相θc、電圧制御器100の電流指令
Id、有効電力制御器90の電流指令Iqに基づいてサイ
クロコンバータ(CYC)に電圧指令Vqr、Vdrを与え
る。
の回転子の位相を検出するレゾルバ130の出力θrと
発電電動機の出力電圧位相θlからすべり位相θcを演算
し、電流制御器(ACR)に供給する。電流制御器11
0は、変流器30により検出される電流iqr、idr、位
相検出器の出力位相θc、電圧制御器100の電流指令
Id、有効電力制御器90の電流指令Iqに基づいてサイ
クロコンバータ(CYC)に電圧指令Vqr、Vdrを与え
る。
【0044】図2は、正相電圧検出器81、瞬時電圧検
出器82、切替信号発生器83の詳細を示す図で、正相
電圧検出器81は、既に説明した離散的フーリエ変換の
アルゴリズムにより入力交流信号を一定の周期でサンプ
リングしながら離散フーリエ変換を行う演算器811、
離散的フーリエ変換の基準となる位相基準信号を発生す
る二相発振器812、3つの入力交流信号の離散的フー
リエ変換の結果得られる3つのベクトルを合成し、正相
電圧ベクトルを演算する演算器813、入力ベクトルの
大きさを演算する絶対値演算器814から構成され、正
相電圧の振幅E1を演算する。
出器82、切替信号発生器83の詳細を示す図で、正相
電圧検出器81は、既に説明した離散的フーリエ変換の
アルゴリズムにより入力交流信号を一定の周期でサンプ
リングしながら離散フーリエ変換を行う演算器811、
離散的フーリエ変換の基準となる位相基準信号を発生す
る二相発振器812、3つの入力交流信号の離散的フー
リエ変換の結果得られる3つのベクトルを合成し、正相
電圧ベクトルを演算する演算器813、入力ベクトルの
大きさを演算する絶対値演算器814から構成され、正
相電圧の振幅E1を演算する。
【0045】瞬時電圧検出器82は、ダイオードによる
整流作用を利用して交流を脈動を含んだ直流に変換する
ための多相整流回路821と、多相整流回路の出力の脈
動分を低減するための低域フィルタ822とからなり、
瞬時値電圧振幅E12を演算する。
整流作用を利用して交流を脈動を含んだ直流に変換する
ための多相整流回路821と、多相整流回路の出力の脈
動分を低減するための低域フィルタ822とからなり、
瞬時値電圧振幅E12を演算する。
【0046】また、切替信号発生器83は、演算器81
1の出力である3つのベクトルを合成し、逆相電圧ベク
トルを演算する演算器831a、逆相ベクトルの大きさ
を演算する絶対値演算器832a、絶対値演算器832
aの出力E2が所定値を越えたとき出力を発生する比較
器833からなっている。
1の出力である3つのベクトルを合成し、逆相電圧ベク
トルを演算する演算器831a、逆相ベクトルの大きさ
を演算する絶対値演算器832a、絶対値演算器832
aの出力E2が所定値を越えたとき出力を発生する比較
器833からなっている。
【0047】図3は、図2の瞬時電圧検出器82の構成
を詳細に示すもので、24相整流回路と低域フィルタを
用いた多相整流回路である。3相交流信号Vab、Vbc、
Vcaとその反転信号から電気角60゜間隔の6相信号を
演算する演算器823、6相信号を合成し、30゜間隔
の12相信号を作成する演算器824、演算器824の
出力である12相信号を合成し、15゜間隔の24相信
号を演算する演算器825、この24相信号から最大の
信号を選択する最大値回路826、出力を調整するため
のゲイン回路827から構成され、入力された三相交流
信号Vab、Vbc、Vcaは、入力交流信号周波数の24倍
の周波数の脈動を含んだ直流E12に変換される。
を詳細に示すもので、24相整流回路と低域フィルタを
用いた多相整流回路である。3相交流信号Vab、Vbc、
Vcaとその反転信号から電気角60゜間隔の6相信号を
演算する演算器823、6相信号を合成し、30゜間隔
の12相信号を作成する演算器824、演算器824の
出力である12相信号を合成し、15゜間隔の24相信
号を演算する演算器825、この24相信号から最大の
信号を選択する最大値回路826、出力を調整するため
のゲイン回路827から構成され、入力された三相交流
信号Vab、Vbc、Vcaは、入力交流信号周波数の24倍
の周波数の脈動を含んだ直流E12に変換される。
【0048】低域フィルタ822は、この脈動分を取り
除き、入力交流信号振幅に比例した直流信号E12を出力
する。
除き、入力交流信号振幅に比例した直流信号E12を出力
する。
【0049】交流電力系統の三相交流電圧が逆相分を含
まない場合には、逆相ベクトル演算器831a(図
2)、絶対値演算器832aによる逆相ベクトルの振幅
は0であり、比較器833は動作しないため、切替信号
発生器83は切替信号Sを発生しない。このとき、切替
器84aは瞬時電圧検出器82の出力E12を出力する状
態にある。
まない場合には、逆相ベクトル演算器831a(図
2)、絶対値演算器832aによる逆相ベクトルの振幅
は0であり、比較器833は動作しないため、切替信号
発生器83は切替信号Sを発生しない。このとき、切替
器84aは瞬時電圧検出器82の出力E12を出力する状
態にある。
【0050】系統電圧に逆相分が重畳し、それがある一
定値を越えると逆相電圧ベクトルの振幅の演算結果が大
きくなって比較器833が動作し、切替信号Sが出力さ
れる。これにより切替器84aは出力を瞬時電圧検出器
82の出力から正相電圧検出器81出力E1に切り替え
る。
定値を越えると逆相電圧ベクトルの振幅の演算結果が大
きくなって比較器833が動作し、切替信号Sが出力さ
れる。これにより切替器84aは出力を瞬時電圧検出器
82の出力から正相電圧検出器81出力E1に切り替え
る。
【0051】逆相分が減少すると、切替信号発生器83
は切替信号Sの出力を停止する。これにより切替器84
aは瞬時電圧検出器82の出力を選択する状態に復帰す
る。
は切替信号Sの出力を停止する。これにより切替器84
aは瞬時電圧検出器82の出力を選択する状態に復帰す
る。
【0052】図1において、切替信号Sは電圧制御器
(AVR)100にも出力される。これにより電圧制御
器(AVR)100は、切替器84aの出力電圧の切替
に同期してゲインを瞬時電圧検出器出力用と正相電圧検
出器用に切り替える。上記実施例では入力交流信号が逆
相分を含む場合には正相電圧振幅の検出を行うため、従
来通り安定した出力が得られ、入力交流信号が逆相分を
ほとんど含まない場合には、応答の速い瞬時電圧検出器
出力を用い、電圧制御器(AVR)のゲインを上げるこ
とによって電圧制御系の応答性を高めることができると
いう効果がある。
(AVR)100にも出力される。これにより電圧制御
器(AVR)100は、切替器84aの出力電圧の切替
に同期してゲインを瞬時電圧検出器出力用と正相電圧検
出器用に切り替える。上記実施例では入力交流信号が逆
相分を含む場合には正相電圧振幅の検出を行うため、従
来通り安定した出力が得られ、入力交流信号が逆相分を
ほとんど含まない場合には、応答の速い瞬時電圧検出器
出力を用い、電圧制御器(AVR)のゲインを上げるこ
とによって電圧制御系の応答性を高めることができると
いう効果がある。
【0053】図4は、図2の逆相ベクトル演算器831
aと絶対値演算器832aをそれぞれアナログ逆相ベク
トル演算器831b、アナログ絶対値演算器832bで
置き換えたものである。図5は、アナログ逆相ベクトル
演算器831bとアナログ絶対値演算器832bの構成
を示すブロック線図である。
aと絶対値演算器832aをそれぞれアナログ逆相ベク
トル演算器831b、アナログ絶対値演算器832bで
置き換えたものである。図5は、アナログ逆相ベクトル
演算器831bとアナログ絶対値演算器832bの構成
を示すブロック線図である。
【0054】図5において、アナログ逆相ベクトル演算
器831bは、アナログ乗算器834b、アナログ加算
器836b、は低域フィルタ835bから構成され、図
2に示した逆相ベクトル演算器831aに相当するアナ
ログ逆相ベクトル演算器を構成する。
器831bは、アナログ乗算器834b、アナログ加算
器836b、は低域フィルタ835bから構成され、図
2に示した逆相ベクトル演算器831aに相当するアナ
ログ逆相ベクトル演算器を構成する。
【0055】また、アナログ乗算器834bとアナログ
平方根演算器837bで図2の絶対値演算器832aに
相当するアナログ絶対値演算器を構成する。この実施例
では、逆相振幅の演算にマイクロコンピュータを用いな
いため、マイクロコンピュータの演算時間の分だけ短縮
ができる。
平方根演算器837bで図2の絶対値演算器832aに
相当するアナログ絶対値演算器を構成する。この実施例
では、逆相振幅の演算にマイクロコンピュータを用いな
いため、マイクロコンピュータの演算時間の分だけ短縮
ができる。
【0056】また、離散フーリエ変換を用いる逆相振幅
の演算は、正相分と同様に交流入力信号ベースの1周期
だけの検出時間を必要とするが、この実施例では低域フ
ィルタ835bの時定数を小さく選ぶことによって検出
時間を短くすることができる。
の演算は、正相分と同様に交流入力信号ベースの1周期
だけの検出時間を必要とするが、この実施例では低域フ
ィルタ835bの時定数を小さく選ぶことによって検出
時間を短くすることができる。
【0057】このため、逆相振幅が増大してから切替器
84の動作までの時間が短縮でき、また、正相振幅演算
のためのサンプリング時間を短くできるため、正相演算
側の対ノイズ性が上がるという効果がある。
84の動作までの時間が短縮でき、また、正相振幅演算
のためのサンプリング時間を短くできるため、正相演算
側の対ノイズ性が上がるという効果がある。
【0058】図6は、図2の切替器84aを切替時に段
差が少ないように滑らかに変化させるバンプレス切替8
4bに置き換えたものである。正相電圧検出器81は、
既に説明した離散的フーリエ変換のアルゴリズムにより
入力交流信号を一定の周期でサンプリングしながら離散
フーリエ変換を行う演算器811、離散的フーリエ変換
の基準となる位相基準信号を発生する二相発振器81
2、3つの入力交流信号の離散的フーリエ変換の結果得
られる3つのベクトルを合成し、正相電圧ベクトルを演
算する演算器813、入力ベクトルの大きさを演算する
絶対値演算器814から構成され、正相電圧の振幅E1
を演算する。
差が少ないように滑らかに変化させるバンプレス切替8
4bに置き換えたものである。正相電圧検出器81は、
既に説明した離散的フーリエ変換のアルゴリズムにより
入力交流信号を一定の周期でサンプリングしながら離散
フーリエ変換を行う演算器811、離散的フーリエ変換
の基準となる位相基準信号を発生する二相発振器81
2、3つの入力交流信号の離散的フーリエ変換の結果得
られる3つのベクトルを合成し、正相電圧ベクトルを演
算する演算器813、入力ベクトルの大きさを演算する
絶対値演算器814から構成され、正相電圧の振幅E1
を演算する。
【0059】瞬時電圧検出器82は、ダイオードによる
整流作用を利用して交流を脈動を含んだ直流に変換する
ための多相整流回路821と、多相整流回路の出力の脈
動分を低減するための低域フィルタ822とからなり、
瞬時値電圧振幅E12を演算する。
整流作用を利用して交流を脈動を含んだ直流に変換する
ための多相整流回路821と、多相整流回路の出力の脈
動分を低減するための低域フィルタ822とからなり、
瞬時値電圧振幅E12を演算する。
【0060】また、切替信号発生器83は、演算器81
1の出力である3つのベクトルを合成し、逆相電圧ベク
トルを演算する演算器831a、逆相ベクトルの大きさ
を演算する絶対値演算器832a、絶対値演算器832
aの出力E2が所定値を越えたとき出力を発生する比較
器833からなっている。この実施例によれば電圧検出
器出力を瞬時電圧検出器と正相電圧検出器との間を切り
替える際に、出力の不連続的な変化を防ぐ効果がある。
1の出力である3つのベクトルを合成し、逆相電圧ベク
トルを演算する演算器831a、逆相ベクトルの大きさ
を演算する絶対値演算器832a、絶対値演算器832
aの出力E2が所定値を越えたとき出力を発生する比較
器833からなっている。この実施例によれば電圧検出
器出力を瞬時電圧検出器と正相電圧検出器との間を切り
替える際に、出力の不連続的な変化を防ぐ効果がある。
【0061】図7は、本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図で、図1に示した切替信号発生器83の構成と接続
を変えたものである。図において、発電電動機10は、
交流電力系統に接続された励磁用変圧器32を介して給
電されるサイクロコンバータ20により交流励磁され
る。交流電力系統40に接続される発電電動機10の各
相電圧Vab、Vbc、Vcaは、計器用変成器50を介して
電圧検出器80内の瞬時電圧検出器82、正相電圧検出
器81、切替信号発生器83に供給される。
ク図で、図1に示した切替信号発生器83の構成と接続
を変えたものである。図において、発電電動機10は、
交流電力系統に接続された励磁用変圧器32を介して給
電されるサイクロコンバータ20により交流励磁され
る。交流電力系統40に接続される発電電動機10の各
相電圧Vab、Vbc、Vcaは、計器用変成器50を介して
電圧検出器80内の瞬時電圧検出器82、正相電圧検出
器81、切替信号発生器83に供給される。
【0062】一方、交流電力系統40に接続される出力
電流分は変流器60によって検出される。各相の電流値
Ia、Ib、Icは、計器用変成器50により検出された
電圧Vab、Vbc、Vcaとともに有効電力センサ70に与
えられる。有効電力センサ70は、三相の入力信号電流
Ia、Ib、Ic、入力信号電圧Vab、Vbc、Vcaに基づ
き有効電力P0UTを出力する。
電流分は変流器60によって検出される。各相の電流値
Ia、Ib、Icは、計器用変成器50により検出された
電圧Vab、Vbc、Vcaとともに有効電力センサ70に与
えられる。有効電力センサ70は、三相の入力信号電流
Ia、Ib、Ic、入力信号電圧Vab、Vbc、Vcaに基づ
き有効電力P0UTを出力する。
【0063】切替器84aは、切替信号発生器83の出
力Sに応じて正相電圧検出器81の出力電圧E1と瞬時
電圧検出器82の出力電圧E12を選択し、その出力信号
Eを切替信号発生器83の出力Sとともに電圧制御器
(AVR)100に供給する。切替信号発生器83は、
瞬時電圧検出器82の出力E12’に応じて信号を発生す
る。
力Sに応じて正相電圧検出器81の出力電圧E1と瞬時
電圧検出器82の出力電圧E12を選択し、その出力信号
Eを切替信号発生器83の出力Sとともに電圧制御器
(AVR)100に供給する。切替信号発生器83は、
瞬時電圧検出器82の出力E12’に応じて信号を発生す
る。
【0064】有効電力の制御を行う有効電力制御器(A
PR)90は、有効電力センサ70の出力信号POUTに
基づいて、電流指令Iqを計算し、電圧制御器100か
らの電流指令Idとともに電流制御器(ACR)110
へ入力する。
PR)90は、有効電力センサ70の出力信号POUTに
基づいて、電流指令Iqを計算し、電圧制御器100か
らの電流指令Idとともに電流制御器(ACR)110
へ入力する。
【0065】位相検出器120は、発電電動機(GM)
の回転子の位相を検出するレゾルバ130の出力θrと
発電電動機の出力電圧位相θlからすべり位相θcを演算
し、電流制御器(ACR)に供給する。電流制御器11
0は、変流器30により検出される電流iqr、idr、位
相検出器の出力位相θc、電圧制御器100の電流指令
Id、有効電力制御器90の電流指令Iqに基づいてサイ
クロコンバータ(CYC)に電圧指令Vqr、Vdrを与え
る。
の回転子の位相を検出するレゾルバ130の出力θrと
発電電動機の出力電圧位相θlからすべり位相θcを演算
し、電流制御器(ACR)に供給する。電流制御器11
0は、変流器30により検出される電流iqr、idr、位
相検出器の出力位相θc、電圧制御器100の電流指令
Id、有効電力制御器90の電流指令Iqに基づいてサイ
クロコンバータ(CYC)に電圧指令Vqr、Vdrを与え
る。
【0066】図8にこの切り替え信号発生器83の構成
と瞬時電圧検出器82との接続を示す。この実施例の切
替信号発生器83は、高域フィルタ831Cと振幅検出
器832cと比較器833より構成され、瞬時電圧検出
器82内の多相整流器821の出力が与えられる。
と瞬時電圧検出器82との接続を示す。この実施例の切
替信号発生器83は、高域フィルタ831Cと振幅検出
器832cと比較器833より構成され、瞬時電圧検出
器82内の多相整流器821の出力が与えられる。
【0067】高域フィルタ831cは、多相整流出力器
821の出力E12'の脈動分を交流信号として抽出す
る。振幅検出器832cは、脈動分の交流信号を入力と
して振動振幅を表す信号E2を出力する。比較器833
は、脈動振幅信号E2を基準値と比較し、脈動振幅信号
が大なるときに切替信号Sを出力する。交流系統の3相
交流電圧Vab、Vbc、Vcaが逆相分を含まない場合は、
多相整流器821の出力の脈動分が小さいために振幅検
出器832cの出力は、比較器833の基準値以下とな
り、切替信号Sは出力されない。
821の出力E12'の脈動分を交流信号として抽出す
る。振幅検出器832cは、脈動分の交流信号を入力と
して振動振幅を表す信号E2を出力する。比較器833
は、脈動振幅信号E2を基準値と比較し、脈動振幅信号
が大なるときに切替信号Sを出力する。交流系統の3相
交流電圧Vab、Vbc、Vcaが逆相分を含まない場合は、
多相整流器821の出力の脈動分が小さいために振幅検
出器832cの出力は、比較器833の基準値以下とな
り、切替信号Sは出力されない。
【0068】このとき切替器84aと図7の電圧制御器
(AVR)100のゲインは瞬時電圧検出器82の出力
の状態にある。系統電圧に逆相分が重畳すると、それは
多相整流器821の出力の脈動分の増大となって現れ
る。このため、振幅検出器832cの出力E2が増大
し、比較器833の基準値以上となると、切替信号Sが
出力される。
(AVR)100のゲインは瞬時電圧検出器82の出力
の状態にある。系統電圧に逆相分が重畳すると、それは
多相整流器821の出力の脈動分の増大となって現れ
る。このため、振幅検出器832cの出力E2が増大
し、比較器833の基準値以上となると、切替信号Sが
出力される。
【0069】これにより切替器84aと電圧制御器(A
VR)100のゲインが正相電圧出力用に切替えられ
る。逆相分が減少し、振幅検出器832cの出力が減少
すると比較器833の切替信号84aの出力Sが止ま
る。これにより切替器とAVRのゲインは元の瞬時電圧
検出器出力用の状態に復帰する。
VR)100のゲインが正相電圧出力用に切替えられ
る。逆相分が減少し、振幅検出器832cの出力が減少
すると比較器833の切替信号84aの出力Sが止ま
る。これにより切替器とAVRのゲインは元の瞬時電圧
検出器出力用の状態に復帰する。
【0070】図9は、振幅検出器832cの構成の一例
を表すブロック図で、AD変換器834c、カウンタ8
36c、比較器837c、ラッチ835c、カウンタ用
クロック、838c、0点検出器839cからなってい
る。以下この振幅検出器832cの動作を説明する。
を表すブロック図で、AD変換器834c、カウンタ8
36c、比較器837c、ラッチ835c、カウンタ用
クロック、838c、0点検出器839cからなってい
る。以下この振幅検出器832cの動作を説明する。
【0071】図8に示す高域フィルタ831cで交流信
号E2'として抽出された脈動分は、AD変換器(AD
C)834cによってデジタル信号に変換される。この
信号とカウンタ836cの出力は、比較器835cによ
り比較され、入力が大なる場合には比較器835cより
計数許可信号を出力する。
号E2'として抽出された脈動分は、AD変換器(AD
C)834cによってデジタル信号に変換される。この
信号とカウンタ836cの出力は、比較器835cによ
り比較され、入力が大なる場合には比較器835cより
計数許可信号を出力する。
【0072】この信号により、カウンタ836cは、カ
ウンタ用クロック838に同期して出力を増加させる。
比較器835cにてカウンタ836cの出力が大である
場合は、計数許可信号が止まり、カウンタ836cはそ
の出力を維持する。
ウンタ用クロック838に同期して出力を増加させる。
比較器835cにてカウンタ836cの出力が大である
場合は、計数許可信号が止まり、カウンタ836cはそ
の出力を維持する。
【0073】これにより、カウンタ出力は出力をリセッ
トされてからその時点までの脈流分の最高値をトレース
する。0点検出器839cは、振幅検出器832cの入
力の0点を検出し、0点検出信号を出力する。この信号
により、ラッチ837cは、その時点でのカウンタ83
6cの出力を保持、出力し、カウンタ836cは出力を
0にリセットされる。この結果、ラッチ837cの出力
は脈動分の振幅が保持される。以上述べたような動作に
より、振幅検出器832cは、脈動分の振幅を検出す
る。
トされてからその時点までの脈流分の最高値をトレース
する。0点検出器839cは、振幅検出器832cの入
力の0点を検出し、0点検出信号を出力する。この信号
により、ラッチ837cは、その時点でのカウンタ83
6cの出力を保持、出力し、カウンタ836cは出力を
0にリセットされる。この結果、ラッチ837cの出力
は脈動分の振幅が保持される。以上述べたような動作に
より、振幅検出器832cは、脈動分の振幅を検出す
る。
【0074】図10は、振幅検出器832cの他の構成
例を示すものであり、振幅検出器832dは、演算器8
34D、順方向に一定の電圧効果を持つ整流素子835
d、限流抵抗836d、放電抵抗837d、コンデンサ
838d、絶縁アンプ839dからなっている。
例を示すものであり、振幅検出器832dは、演算器8
34D、順方向に一定の電圧効果を持つ整流素子835
d、限流抵抗836d、放電抵抗837d、コンデンサ
838d、絶縁アンプ839dからなっている。
【0075】振幅検出器832dに入力される脈動分の
交流信号E2は、ブリッジ接続された整流素子835d
よりなる整流回路で整流され、その出力によりコンデン
サ838dが充電され、コンデンサ838dの電圧が脈
動分の交流信号振幅を表す。しかし、整流素子835d
に順電圧降下があるため、脈動分の交流信号振幅がその
順電圧降下に及ばない場合には、コンデンサ832dに
対する充電が起こらない。このため、脈動分が小さい場
合は振幅を検出しない。
交流信号E2は、ブリッジ接続された整流素子835d
よりなる整流回路で整流され、その出力によりコンデン
サ838dが充電され、コンデンサ838dの電圧が脈
動分の交流信号振幅を表す。しかし、整流素子835d
に順電圧降下があるため、脈動分の交流信号振幅がその
順電圧降下に及ばない場合には、コンデンサ832dに
対する充電が起こらない。このため、脈動分が小さい場
合は振幅を検出しない。
【0076】これを利用して演算増幅器834dのゲイ
ンと整流素子835dの順電圧を適当に選ぶことによ
り、脈動分の検出下限を設定できる。整流素子の例とし
てシリコンダイオードを用いるなら順電圧降下は、0.6X
n(v)(シリコンダイオードの電圧降下を0.6vと仮
定、nは直列ダイオードの数)のように与えられ、直列
ダイオードの数を変えることにより順電圧降下を段階的
に選択できる。
ンと整流素子835dの順電圧を適当に選ぶことによ
り、脈動分の検出下限を設定できる。整流素子の例とし
てシリコンダイオードを用いるなら順電圧降下は、0.6X
n(v)(シリコンダイオードの電圧降下を0.6vと仮
定、nは直列ダイオードの数)のように与えられ、直列
ダイオードの数を変えることにより順電圧降下を段階的
に選択できる。
【0077】また、脈動分の振幅が順電圧降下以上であ
る場合、振幅が大きいほどコンデンサ電圧の上昇が速
い。このため系統に重畳した逆相分の大小により比較器
84が切替信号を発するまでの時間が異なる。つまり重
畳した逆相分が大きい場合は速やかに、小さい場合は時
間をおいて検出するという動作遅延が実現できる。
る場合、振幅が大きいほどコンデンサ電圧の上昇が速
い。このため系統に重畳した逆相分の大小により比較器
84が切替信号を発するまでの時間が異なる。つまり重
畳した逆相分が大きい場合は速やかに、小さい場合は時
間をおいて検出するという動作遅延が実現できる。
【0078】この実施例によれば、切替信号発生時には
直接に逆相分を検出する必要がないため、構成が簡単に
なる。また、切替信号発生器83の入力が瞬時電圧検出
器82からの1信号のみであるため、切替信号発生器8
32cを瞬時電圧検出器82と一体化し易い効果があ
る。
直接に逆相分を検出する必要がないため、構成が簡単に
なる。また、切替信号発生器83の入力が瞬時電圧検出
器82からの1信号のみであるため、切替信号発生器8
32cを瞬時電圧検出器82と一体化し易い効果があ
る。
【0079】上記実施例においても図8において切替器
84aをバンプレス切替器にするという構成がとれ、電
圧検出器出力を瞬時電圧検出器82と正相電圧検出器8
1との間を切り替える際に、出力の不連続的な変化を防
ぐ効果がある。
84aをバンプレス切替器にするという構成がとれ、電
圧検出器出力を瞬時電圧検出器82と正相電圧検出器8
1との間を切り替える際に、出力の不連続的な変化を防
ぐ効果がある。
【0080】図11は、本発明の他の実施例を示すブロ
ック図で、図1に示す切替信号発生器83の構成と接続
を変え、切替信号発生器83が正相電圧81の出力E1
に応じて切替信号Sを発生し、その切替信号Sに応じて
切替器84aが瞬時電圧検出器出力E12と正相電圧検出
器出力E1とを選択するようにしたものである。
ック図で、図1に示す切替信号発生器83の構成と接続
を変え、切替信号発生器83が正相電圧81の出力E1
に応じて切替信号Sを発生し、その切替信号Sに応じて
切替器84aが瞬時電圧検出器出力E12と正相電圧検出
器出力E1とを選択するようにしたものである。
【0081】発電電動機10は、交流電力系統に接続さ
れた励磁用変圧器32を介して給電されるサイクロコン
バータ20により交流励磁される。交流電力系統40に
接続される発電電動機10の各相電圧Vab、Vbc、Vca
は、計器用変成器50を介して電圧検出器80内の瞬時
電圧検出器82、正相電圧検出器81に供給される。
れた励磁用変圧器32を介して給電されるサイクロコン
バータ20により交流励磁される。交流電力系統40に
接続される発電電動機10の各相電圧Vab、Vbc、Vca
は、計器用変成器50を介して電圧検出器80内の瞬時
電圧検出器82、正相電圧検出器81に供給される。
【0082】一方、交流電力系統40に接続される発電
電動機10の出力電流分は変流器60によって検出され
る。各相の電流値Ia、Ib、Icは、計器用変成器50
により検出された電圧Vab、Vbc、Vcaとともに有効電
力センサ70に与えられる。有効電力センサ70は、三
相の入力信号電流Ia、Ib、Ic、入力信号電圧Vab、
Vbc、Vcaに基づき有効電力P0UTを出力する。
電動機10の出力電流分は変流器60によって検出され
る。各相の電流値Ia、Ib、Icは、計器用変成器50
により検出された電圧Vab、Vbc、Vcaとともに有効電
力センサ70に与えられる。有効電力センサ70は、三
相の入力信号電流Ia、Ib、Ic、入力信号電圧Vab、
Vbc、Vcaに基づき有効電力P0UTを出力する。
【0083】切替器84aは、正相電圧検出器81の正
相電圧出力に応動する切替信号発生器83の出力Sに応
じて正相電圧検出器81の出力電圧E1と瞬時電圧検出
器82の出力電圧E12を選択し、その出力信号Eを切替
信号発生器83の出力Sとともに電圧制御器(AVR)
100に供給する。
相電圧出力に応動する切替信号発生器83の出力Sに応
じて正相電圧検出器81の出力電圧E1と瞬時電圧検出
器82の出力電圧E12を選択し、その出力信号Eを切替
信号発生器83の出力Sとともに電圧制御器(AVR)
100に供給する。
【0084】有効電力の制御を行う有効電力制御器(A
PR)90は、有効電力センサ70の出力信号POUTに
基づいて、電流指令Iqを計算し、電圧制御器100か
らの電流指令Idとともに電流制御器(ACR)110
へ入力する。
PR)90は、有効電力センサ70の出力信号POUTに
基づいて、電流指令Iqを計算し、電圧制御器100か
らの電流指令Idとともに電流制御器(ACR)110
へ入力する。
【0085】位相検出器120は、発電電動機(GM)
の回転子の位相を検出するレゾルバ130の出力θrと
発電電動機の出力電圧位相θlからすべり位相θcを演算
し、電流制御器(ACR)に供給する。電流制御器11
0は、変流器30により検出される電流iqr、idr、位
相検出器の出力位相θc、電圧制御器100の電流指令
Id、有効電力制御器90の電流指令Iqに基づいてサイ
クロコンバータ(CYC)に電圧指令Vqr、Vdrを与え
る。
の回転子の位相を検出するレゾルバ130の出力θrと
発電電動機の出力電圧位相θlからすべり位相θcを演算
し、電流制御器(ACR)に供給する。電流制御器11
0は、変流器30により検出される電流iqr、idr、位
相検出器の出力位相θc、電圧制御器100の電流指令
Id、有効電力制御器90の電流指令Iqに基づいてサイ
クロコンバータ(CYC)に電圧指令Vqr、Vdrを与え
る。
【0086】図12は、切替信号発生器83の詳細な構
成を示すブロック図である。図において、基準信号源8
34e、比較器835e、動作遅延回路836e,減算
器837eからなる切替信号発生器83は、正相電圧検
出器81の出力を入力とする。交流系統の三相交流電圧
が逆相分を含まない場合には、正相電圧検出器出力は系
統定格電圧相当となり、基準信号源の出力信号の大きさ
に等しい。このとき切替器84aと電圧制御器(AV
R)100のゲインは瞬時電圧検出用の状態にある。
成を示すブロック図である。図において、基準信号源8
34e、比較器835e、動作遅延回路836e,減算
器837eからなる切替信号発生器83は、正相電圧検
出器81の出力を入力とする。交流系統の三相交流電圧
が逆相分を含まない場合には、正相電圧検出器出力は系
統定格電圧相当となり、基準信号源の出力信号の大きさ
に等しい。このとき切替器84aと電圧制御器(AV
R)100のゲインは瞬時電圧検出用の状態にある。
【0087】系統電圧に逆相分が重畳し、正相分が系統
定格電圧から変化し基準信号源834eと正相電圧検出
器81の出力E1との偏差が一定時間以上発生した場
合、比較器835eの出力が正相電圧検出器出力用に切
り替えられる。
定格電圧から変化し基準信号源834eと正相電圧検出
器81の出力E1との偏差が一定時間以上発生した場
合、比較器835eの出力が正相電圧検出器出力用に切
り替えられる。
【0088】正相分が系統定格電圧相当に復帰すると、
正相電圧検出器の出力E1と基準信号源834eの偏差
がなくなるため切替信号発生器83は切替信号Sを止め
る。これにより切替器84aと電圧制御器(AVR)
は、元の瞬時電圧検出器82の選択状態に復帰する。
正相電圧検出器の出力E1と基準信号源834eの偏差
がなくなるため切替信号発生器83は切替信号Sを止め
る。これにより切替器84aと電圧制御器(AVR)
は、元の瞬時電圧検出器82の選択状態に復帰する。
【0089】本実施例では、切替器信号発生器83には
逆相分を直接検出する機能が必要ではなく、また、切替
信号発生器83の入力が正相電圧検出器81の出力E1
のみであるため、正相電圧検出器81と切替信号発生器
83を一体とした構成をとり易く、構成が簡素化できる
効果がある。
逆相分を直接検出する機能が必要ではなく、また、切替
信号発生器83の入力が正相電圧検出器81の出力E1
のみであるため、正相電圧検出器81と切替信号発生器
83を一体とした構成をとり易く、構成が簡素化できる
効果がある。
【0090】図13は、本発明の他の実施例を示すブロ
ック図で、図1の切替信号発生器83の構成と切替器8
4aの接続を変えたものである。切替信号発生器83
は、正相電圧検出器81および瞬時電圧検出器82の出
力E1、E12に応じて切替器84aを制御する。
ック図で、図1の切替信号発生器83の構成と切替器8
4aの接続を変えたものである。切替信号発生器83
は、正相電圧検出器81および瞬時電圧検出器82の出
力E1、E12に応じて切替器84aを制御する。
【0091】出力発電電動機10は、交流電力系統に接
続された励磁用変圧器32を介して給電されるサイクロ
コンバータ20により交流励磁される。交流電力系統4
0に接続される発電電動機10の各相電圧Vab、Vbc、
Vcaは、計器用変成器50を介して電圧検出器80内の
瞬時電圧検出器82、正相電圧検出器81、切替信号発
生器83に供給される。
続された励磁用変圧器32を介して給電されるサイクロ
コンバータ20により交流励磁される。交流電力系統4
0に接続される発電電動機10の各相電圧Vab、Vbc、
Vcaは、計器用変成器50を介して電圧検出器80内の
瞬時電圧検出器82、正相電圧検出器81、切替信号発
生器83に供給される。
【0092】一方、交流電力系統40に接続される発電
電動機10の出力電流分は変流器60によって検出され
る。各相の電流値Ia、Ib、Icは、計器用変成器50
により検出された電圧Vab、Vbc、Vcaとともに有効電
力センサ70に与えられる。有効電力センサ70は、三
相の入力信号電流Ia、Ib、Ic、入力信号電圧Vab、
Vbc、Vcaに基づき有効電力P0UTを出力する。
電動機10の出力電流分は変流器60によって検出され
る。各相の電流値Ia、Ib、Icは、計器用変成器50
により検出された電圧Vab、Vbc、Vcaとともに有効電
力センサ70に与えられる。有効電力センサ70は、三
相の入力信号電流Ia、Ib、Ic、入力信号電圧Vab、
Vbc、Vcaに基づき有効電力P0UTを出力する。
【0093】切替器84aは、切替信号発生器83の出
力Sに応じて正相電圧検出器81の出力電圧E1と瞬時
電圧検出器82の出力電圧E12を選択し、その出力信号
Eを切替信号発生器83の出力Sとともに電圧制御器
(AVR)100に供給する。
力Sに応じて正相電圧検出器81の出力電圧E1と瞬時
電圧検出器82の出力電圧E12を選択し、その出力信号
Eを切替信号発生器83の出力Sとともに電圧制御器
(AVR)100に供給する。
【0094】有効電力の制御を行う有効電力制御器(A
PR)90は、有効電力センサ70の出力信号POUTに
基づいて、電流指令Iqを計算し、電圧制御器100か
らの電流指令Idとともに電流制御器(ACR)110
へ入力する。
PR)90は、有効電力センサ70の出力信号POUTに
基づいて、電流指令Iqを計算し、電圧制御器100か
らの電流指令Idとともに電流制御器(ACR)110
へ入力する。
【0095】位相検出器120は、発電電動機(GM)
の回転子の位相を検出するレゾルバ130の出力θrと
発電電動機の出力電圧位相θlからすべり位相θcを演算
し、電流制御器(ACR)に供給する。電流制御器11
0は、変流器30により検出される電流iqr、idr、位
相検出器の出力位相θc、電圧制御器100の電流指令
Id、有効電力制御器90の電流指令Iqに基づいてサイ
クロコンバータ(CYC)に電圧指令Vqr、Vdrを与え
る。
の回転子の位相を検出するレゾルバ130の出力θrと
発電電動機の出力電圧位相θlからすべり位相θcを演算
し、電流制御器(ACR)に供給する。電流制御器11
0は、変流器30により検出される電流iqr、idr、位
相検出器の出力位相θc、電圧制御器100の電流指令
Id、有効電力制御器90の電流指令Iqに基づいてサイ
クロコンバータ(CYC)に電圧指令Vqr、Vdrを与え
る。
【0096】図14は図13の切替信号発生器83の詳
細な構成を示すブロック図である。差動増幅器834
f、比較器835f、動作・復帰遅延回路836fから
なる切替信号発生器83は、瞬時電圧検出器82の出力
E12と正相電圧検出器81の出力E1を入力とする。
細な構成を示すブロック図である。差動増幅器834
f、比較器835f、動作・復帰遅延回路836fから
なる切替信号発生器83は、瞬時電圧検出器82の出力
E12と正相電圧検出器81の出力E1を入力とする。
【0097】交流系統の三相交流電圧が逆相分を含まな
い場合には、差動増幅器834fを出力が0となるよう
に調整する。このとき切替器84aは、瞬時電圧検出器
出力E12を出力する。系統電圧に逆相分が重畳すると二
つの電圧検出器81、82の出力に偏差が生じる。この
偏差が一定値に達し、かつ一定時間継続した場合に切替
信号発生器83は切替信号Sを発生する。
い場合には、差動増幅器834fを出力が0となるよう
に調整する。このとき切替器84aは、瞬時電圧検出器
出力E12を出力する。系統電圧に逆相分が重畳すると二
つの電圧検出器81、82の出力に偏差が生じる。この
偏差が一定値に達し、かつ一定時間継続した場合に切替
信号発生器83は切替信号Sを発生する。
【0098】これにより切替器84aは出力を正相電圧
検出器出力E1に切替え、電圧制御器(AVR)100
はゲインを瞬時電圧検出器用のゲインに切り替える。逆
相分が減少し、二つの電圧検出器の出力の偏差が小さく
なり、それが一定時間継続した場合、切替信号発生器8
3は切替信号Sを止める。これにより切替器84a、電
圧制御器(AVR)のゲインは元の瞬時電圧検出器用に
復帰する。本実施例では切替信号発生器83には逆相分
を直接検出する機能が必要でないため、切替信号発生器
83の構成を図1の実施例に比べて簡素化できる。
検出器出力E1に切替え、電圧制御器(AVR)100
はゲインを瞬時電圧検出器用のゲインに切り替える。逆
相分が減少し、二つの電圧検出器の出力の偏差が小さく
なり、それが一定時間継続した場合、切替信号発生器8
3は切替信号Sを止める。これにより切替器84a、電
圧制御器(AVR)のゲインは元の瞬時電圧検出器用に
復帰する。本実施例では切替信号発生器83には逆相分
を直接検出する機能が必要でないため、切替信号発生器
83の構成を図1の実施例に比べて簡素化できる。
【0099】図15は、図1における瞬時電圧検出器8
2の他の実施例を示すもので、乗算器823b、減算器
824b、固定ゲイン825b、加算器826b、平方
根演算器827bから構成される。この構成は瞬時電圧
検出が式(14)によっても可能であることに基づいて
いる。
2の他の実施例を示すもので、乗算器823b、減算器
824b、固定ゲイン825b、加算器826b、平方
根演算器827bから構成される。この構成は瞬時電圧
検出が式(14)によっても可能であることに基づいて
いる。
【0100】
【数7】
【0101】この構成による瞬時電圧検出器82は、ア
ナログ信号の演算で実現されるが、マイクロコンピュー
タなどを用いたデジタル演算としても実現可能である。
図3の構成では回路にダイオードを用いていたため、順
電圧効果による誤差が発生するが、上記実施例ではその
誤差なしで電圧検出ができる効果がある。
ナログ信号の演算で実現されるが、マイクロコンピュー
タなどを用いたデジタル演算としても実現可能である。
図3の構成では回路にダイオードを用いていたため、順
電圧効果による誤差が発生するが、上記実施例ではその
誤差なしで電圧検出ができる効果がある。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、入力交流信号に含まれ
るの逆相分の大きさによって電圧検出器を切り替える事
ができるので、逆相分が小さいときは瞬時電圧検出器の
出力を用い、て電圧制御(AVR)のゲインを上げるこ
とにより応答性の良い制御ができる。
るの逆相分の大きさによって電圧検出器を切り替える事
ができるので、逆相分が小さいときは瞬時電圧検出器の
出力を用い、て電圧制御(AVR)のゲインを上げるこ
とにより応答性の良い制御ができる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック線図である。
【図2】図1の正相電圧検出器、瞬時電圧検出器、切替
信号発生器、切替器の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
信号発生器、切替器の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図1の瞬時電圧検出器の詳細な構成を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図4】図2の切替信号検出器を別の構成とした実施例
を示すブロック線図である。
を示すブロック線図である。
【図5】図4のアナログ逆相ベクトル演算器を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図6】図2の切替器をバンプレス切替とした実施例を
示すブロック線図である。
示すブロック線図である。
【図7】本発明の他の一実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図8】図7の正相電圧検出器、瞬時電圧検出器、切替
器、切替信号発生器の詳細構成を示すブロック線図であ
る。
器、切替信号発生器の詳細構成を示すブロック線図であ
る。
【図9】図8の振幅検出器の詳細構成を示すブロック線
図である。
図である。
【図10】図8の振幅検出器の別の構成例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図11】本発明の他の一実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図12】図11の切替信号発生器の詳細な構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図13】本発明の他の一実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図14】図13の切替信号発生器の詳細な構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図15】図1の瞬時電圧検出器の他の構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図16】電圧検出器として正相電圧検出器のみを用い
る従来装置の構成を示すとしたブロック図である。
る従来装置の構成を示すとしたブロック図である。
【図17】図16に示したすべり位相演算器の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図18】図16の正相電圧ベクトル演算部分の構成を
示すブロック線図である。
示すブロック線図である。
10…発電電動機、20…サイクロコンバータ、32…
励磁用変圧器、40…交流系統、50…計器用変成器、
60…変流器、70…有効電力センサ、80…電圧検出
器、81…正相電圧検出器、82…瞬時電圧検出器、8
3…切替信号発生器、84…切替器、90…有効電力制
御器、100…電圧制御器(AVR)、110…電流制
御器、120…位相検出器、130…レゾルバ。
励磁用変圧器、40…交流系統、50…計器用変成器、
60…変流器、70…有効電力センサ、80…電圧検出
器、81…正相電圧検出器、82…瞬時電圧検出器、8
3…切替信号発生器、84…切替器、90…有効電力制
御器、100…電圧制御器(AVR)、110…電流制
御器、120…位相検出器、130…レゾルバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 9/14 H02P 9/14 D (72)発明者 蓑口 潔 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 交流電力系統と、一次巻線、二次巻線を
有し、一次巻線側を前記交流電力系統に接続された交流
励磁型発電電動機と、前記交流電力系統から変圧器を介
して給電され、出力側が前記交流励磁型発電電動機の二
次巻線に接続され可変周波数の交流電流を供給する周波
数変換器と、前記周波数変換器に接続され電流指令を出
力する電流制御器と、前記電流制御器に接続され、出力
電圧指令を出力する電圧制御器と、前記電圧制御器に接
続され、前記交流電力系統の電圧振幅を検出、出力する
電圧検出器と、前記交流電力系統より三相交流電圧信号
を前記電圧制御器に供給する計器用変成器を有する交流
励磁型発電電動機において,前記電圧検出器に前記交流
電力系統の正相電圧振幅を検出する正相電圧検出器と、
前記交流電力系統の瞬時電圧振幅を検出する瞬時電圧検
出器と、前記電圧検出器の出力を前記正相電圧検出器の
出力、または前記瞬時電圧検出器の出力のいずれかを選
択する切替器と、前記切替器および前記電圧制御器に接
続され、前記計器用変成器の出力する三相交流信号から
切替信号を演算し、前記切替器及び前記電圧制御器に切
替信号を出力する切替信号発生器を設け、前記交流電力
系統の三相交流電圧に含まれる逆相分の大きさによっ
て、前記電圧検出器の出力を前記正相電圧検出器の出
力、または前記瞬時電圧検出器の出力のいずれかを選択
するとともに前記電圧制御器のゲインを切り替えること
を特徴とする交流励磁型発電電動装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載した交流励磁型発電電動
装置において、前記瞬時電圧検出器を前記切替信号発生
器に接続して切替信号を出力することにより前記切替器
と前記電圧制御器のゲインを切り替える交流励磁型発電
電動装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載した交流励磁型発電電動
装置において、前記正相電圧検出器を前記切替信号発生
器に接続して切替信号を出力することにより前記切替器
と前記電圧制御器のゲインを切り替える交流励磁型発電
電動装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載した交流励磁型発電電動
装置において、前記正相電圧検出器及び前記瞬時電圧検
出器を前記切替信号発生器に接続して切替信号を出力す
ることにより前記切替器と前記電圧制御器のゲインを切
り替える交流励磁型発電電動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8147188A JPH09331699A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 交流励磁型発電電動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8147188A JPH09331699A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 交流励磁型発電電動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09331699A true JPH09331699A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15424562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8147188A Pending JPH09331699A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 交流励磁型発電電動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09331699A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000134996A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-12 | Hitachi Ltd | 可変速発電電動機システム |
| JP2008099350A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 誘導電動機のベクトル制御装置 |
| CN111781419A (zh) * | 2020-07-08 | 2020-10-16 | 上海马拉松·革新电气有限公司 | 一种中高压发电机用集成式电压检测与信号采集系统 |
| JP2021151012A (ja) * | 2020-03-17 | 2021-09-27 | 九電テクノシステムズ株式会社 | 配電線電圧調整装置 |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP8147188A patent/JPH09331699A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000134996A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-12 | Hitachi Ltd | 可変速発電電動機システム |
| JP2008099350A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 誘導電動機のベクトル制御装置 |
| JP2021151012A (ja) * | 2020-03-17 | 2021-09-27 | 九電テクノシステムズ株式会社 | 配電線電圧調整装置 |
| CN111781419A (zh) * | 2020-07-08 | 2020-10-16 | 上海马拉松·革新电气有限公司 | 一种中高压发电机用集成式电压检测与信号采集系统 |
| CN111781419B (zh) * | 2020-07-08 | 2022-10-28 | 上海马拉松·革新电气有限公司 | 一种中高压发电机用集成式电压检测与信号采集系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6768284B2 (en) | Method and compensation modulator for dynamically controlling induction machine regenerating energy flow and direct current bus voltage for an adjustable frequency drive system | |
| JP5500141B2 (ja) | 電力変換装置 | |
| US20020024828A1 (en) | Inverter suitable for use with portable AC power supply unit | |
| CN111837327B (zh) | 电力转换装置、电动机驱动系统及控制方法 | |
| US20060215429A1 (en) | Power inverter system and method of correcting supply voltage of the same | |
| US8867247B2 (en) | DC/AC power converter with DC side double frequency pulsation suppression caused by AC side faults | |
| KR20130078380A (ko) | 회생형 고압 인버터의 제어장치 | |
| JPH07200084A (ja) | 電力変換装置 | |
| JPH09331699A (ja) | 交流励磁型発電電動装置 | |
| JPH07170799A (ja) | 交流電動機の制御方法と装置および電動機電流の補正方法 | |
| JP3226257B2 (ja) | 電力変換装置の制御装置 | |
| CN104541222A (zh) | 静止型无功功率补偿装置和电压控制方法 | |
| JP2003134843A (ja) | Pwm電力変換装置の制御方法 | |
| JP3632451B2 (ja) | 周波数検出装置 | |
| JP3336586B2 (ja) | 電力変換装置 | |
| KR930010644B1 (ko) | 인버터 전류제어장치 | |
| JP3655058B2 (ja) | 自励式交直変換器の制御装置 | |
| JPH10243655A (ja) | 電力変換装置 | |
| JP2916091B2 (ja) | 多相交流より直流を得る電流形コンバータの制御装置 | |
| Hunter et al. | New improved modulation method for a cycloconvertor driving an induction motor | |
| JP2774246B2 (ja) | 電流形コンバータの制御装置 | |
| US20220014139A1 (en) | Inverter control device | |
| JP3505626B2 (ja) | 電力変換装置と電力変換器の制御装置 | |
| JP3205855B2 (ja) | 電力変換装置 | |
| JPH0738978Y2 (ja) | 電圧変動抑制装置 |