JPH0933475A - 埋設管の損傷監視方法及び装置 - Google Patents
埋設管の損傷監視方法及び装置Info
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- JPH0933475A JPH0933475A JP18122595A JP18122595A JPH0933475A JP H0933475 A JPH0933475 A JP H0933475A JP 18122595 A JP18122595 A JP 18122595A JP 18122595 A JP18122595 A JP 18122595A JP H0933475 A JPH0933475 A JP H0933475A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】掘削機械の掘削刃による埋設管の損傷を誤認な
く検出する。 【構成】埋設管2の送信点Tに印加した監視用交流信号
を、送信点から離れた受信点Rで受信し、受信電圧の低
下により埋設管の損傷を検出する損傷監視システムにお
いて、送信点と受信点間の区間又は近接する位置に設置
された選択排流法の選択排流器8又は外部電源法の外部
電源装置17に流れる電流を監視して監視用交流信号の
受信側に送信し、選択排流器又は外部電源装置に電流が
流れている間は、受信点における受信電圧の低下による
損傷の検出動作を停止する。 【効果】選択排流器や外部電源装置に流れる電流に起因
するノイズによる誤った損傷検出を防止することができ
る。
く検出する。 【構成】埋設管2の送信点Tに印加した監視用交流信号
を、送信点から離れた受信点Rで受信し、受信電圧の低
下により埋設管の損傷を検出する損傷監視システムにお
いて、送信点と受信点間の区間又は近接する位置に設置
された選択排流法の選択排流器8又は外部電源法の外部
電源装置17に流れる電流を監視して監視用交流信号の
受信側に送信し、選択排流器又は外部電源装置に電流が
流れている間は、受信点における受信電圧の低下による
損傷の検出動作を停止する。 【効果】選択排流器や外部電源装置に流れる電流に起因
するノイズによる誤った損傷検出を防止することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、埋設管の損傷監視方法
及び装置に関するものである。
及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】埋設管は、掘削工事において掘削機械に
より損傷を受けることがあり、これを監視するための各
種システムが提案されている。埋設管の損傷を監視する
ための従来のシステムの一つとして、監視対象の埋設管
に、送信点において監視用交流信号を印加し、これを送
信点から離れた受信点において受信して、その受信電圧
の低下から埋設管の損傷の発生を検出する監視システム
がある。
より損傷を受けることがあり、これを監視するための各
種システムが提案されている。埋設管の損傷を監視する
ための従来のシステムの一つとして、監視対象の埋設管
に、送信点において監視用交流信号を印加し、これを送
信点から離れた受信点において受信して、その受信電圧
の低下から埋設管の損傷の発生を検出する監視システム
がある。
【0003】この監視システムは例えば図4の概念図で
示される。符号1は送信側装置であり、この送信側装置
1は送信点Tにおいて埋設管2に監視用交流信号を印加
する。監視用交流信号は、例えば500〜2500Hzの範囲か
ら、525Hz、2025Hz等の適宜の周波数を選択し、また電
圧は埋設管の設置環境に応じて、例えば1.0〜4.0Vの範
囲で適宜設定して印加している。
示される。符号1は送信側装置であり、この送信側装置
1は送信点Tにおいて埋設管2に監視用交流信号を印加
する。監視用交流信号は、例えば500〜2500Hzの範囲か
ら、525Hz、2025Hz等の適宜の周波数を選択し、また電
圧は埋設管の設置環境に応じて、例えば1.0〜4.0Vの範
囲で適宜設定して印加している。
【0004】符号3は送信点Tから、適宜、例えば2〜3
km離れた埋設管2の位置に設定した受信点Rに設置した
受信側装置であり、送信側装置1により送信点Tから送
信した監視用交流信号を、この受信点Rにおいて受信側
装置3により受信し、その受信電圧(実効値)の変動に
より監視を行う。
km離れた埋設管2の位置に設定した受信点Rに設置した
受信側装置であり、送信側装置1により送信点Tから送
信した監視用交流信号を、この受信点Rにおいて受信側
装置3により受信し、その受信電圧(実効値)の変動に
より監視を行う。
【0005】即ち、いま送信点Tと受信点Rの間で施工
されている掘削工事において、掘削機械4の、導電性を
有する掘削刃5が埋設管2の絶縁被覆を損傷すると、そ
の損傷個所は掘削刃5を介して接地されるので、この部
分のインピーダンスが低下して監視用交流信号が地中に
漏洩する。このため受信点Rにおける監視用交流信号の
受信電圧が低下するので、この受信電圧の低下を、例え
ば特開平4-194742号公報に記載されている手法、即ち、
サンプリング時点間の電圧差を設定値と比較する方法等
の適宜の手法を用いて検出することにより埋設管2の損
傷を検出することができる。尚、符号6は電圧検出部、
7は損傷検出部、符号8は鉄道のレール9との間に接続
した選択排流器である。
されている掘削工事において、掘削機械4の、導電性を
有する掘削刃5が埋設管2の絶縁被覆を損傷すると、そ
の損傷個所は掘削刃5を介して接地されるので、この部
分のインピーダンスが低下して監視用交流信号が地中に
漏洩する。このため受信点Rにおける監視用交流信号の
受信電圧が低下するので、この受信電圧の低下を、例え
ば特開平4-194742号公報に記載されている手法、即ち、
サンプリング時点間の電圧差を設定値と比較する方法等
の適宜の手法を用いて検出することにより埋設管2の損
傷を検出することができる。尚、符号6は電圧検出部、
7は損傷検出部、符号8は鉄道のレール9との間に接続
した選択排流器である。
【0006】例えば図5は、送信点Tから受信点Rの間
において埋設管2の一点を適宜時間毎に導電体で接地さ
せることにより損傷の模擬信号を与えた場合の、受信点
Rにおける監視用交流信号の受信電圧レベルの測定結果
を示すものである。尚、この測定は、埋設管2の送信点
Tから受信点Rまでの距離を2.7kmに設定すると共に、
監視用交流信号の周波数を2025Hzとして行ったものであ
る。
において埋設管2の一点を適宜時間毎に導電体で接地さ
せることにより損傷の模擬信号を与えた場合の、受信点
Rにおける監視用交流信号の受信電圧レベルの測定結果
を示すものである。尚、この測定は、埋設管2の送信点
Tから受信点Rまでの距離を2.7kmに設定すると共に、
監視用交流信号の周波数を2025Hzとして行ったものであ
る。
【0007】図5に示されるように埋設管2に損傷の模
擬信号を与えると、受信点Tにおける受信電圧が通常の
値V1からV2へと低下するため、この電圧低下を適宜の手
法を用いて検出することにより埋設管の損傷を検出でき
ることがわかる。
擬信号を与えると、受信点Tにおける受信電圧が通常の
値V1からV2へと低下するため、この電圧低下を適宜の手
法を用いて検出することにより埋設管の損傷を検出でき
ることがわかる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような監視方法に
おいては、防食電流によるノイズに影響されて誤った検
出を行う場合がある点が課題の一つとしてあげられる。
即ち、埋設管を流れる監視用交流信号には、選択排流器
や外部電源装置等により流れる電流に起因するノイズが
混入してくるので、これらに起因する埋設管の電位低下
により、受信点における監視用交流信号の電圧が大きく
変動、即ち低下し、このようなノイズによる電圧変動を
埋設管の損傷の発生と誤認して警報を発生するおそれが
ある。
おいては、防食電流によるノイズに影響されて誤った検
出を行う場合がある点が課題の一つとしてあげられる。
即ち、埋設管を流れる監視用交流信号には、選択排流器
や外部電源装置等により流れる電流に起因するノイズが
混入してくるので、これらに起因する埋設管の電位低下
により、受信点における監視用交流信号の電圧が大きく
変動、即ち低下し、このようなノイズによる電圧変動を
埋設管の損傷の発生と誤認して警報を発生するおそれが
ある。
【0009】例えば、ノイズ源の一つとしての選択排流
器は電気的にはダイオードであって、電車の通過等によ
りONとなると監視用交流信号に対するインピーダンス
も急に低下して、そこから監視用交流電流が漏洩するた
め受信電圧が大きく変動する。例えば図6は、電車の運
行が終わり、排流器が全く動作していない時点での受信
部における監視用交流信号の受信電圧レベルの測定結
果、図7は昼間、電車が頻繁に運行されていて選択排流
器が頻繁に動作している場合の、受信点における監視用
交流信号の受信電圧レベルの測定結果を示すもので、こ
れらの図から選択排流器の動作により受信電圧が大きく
変動することがわかる。
器は電気的にはダイオードであって、電車の通過等によ
りONとなると監視用交流信号に対するインピーダンス
も急に低下して、そこから監視用交流電流が漏洩するた
め受信電圧が大きく変動する。例えば図6は、電車の運
行が終わり、排流器が全く動作していない時点での受信
部における監視用交流信号の受信電圧レベルの測定結
果、図7は昼間、電車が頻繁に運行されていて選択排流
器が頻繁に動作している場合の、受信点における監視用
交流信号の受信電圧レベルの測定結果を示すもので、こ
れらの図から選択排流器の動作により受信電圧が大きく
変動することがわかる。
【0010】掘削機械、特にボーリングマシンでは、埋
設管の絶縁被覆を損傷した時点の接地抵抗値が大きい場
合があり、この場合には損傷による受信点の電圧低下も
小さくなるので、この電圧低下が、上記ノイズによる電
圧変動に埋もれてしまって、損傷の検出ができないおそ
れがある。本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、
即ち、選択排流器や外部電源装置によるノイズに起因す
る誤検出の発生を防止することを目的とするものであ
る。
設管の絶縁被覆を損傷した時点の接地抵抗値が大きい場
合があり、この場合には損傷による受信点の電圧低下も
小さくなるので、この電圧低下が、上記ノイズによる電
圧変動に埋もれてしまって、損傷の検出ができないおそ
れがある。本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、
即ち、選択排流器や外部電源装置によるノイズに起因す
る誤検出の発生を防止することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、まず、埋設管の送信点に印加した監
視用交流信号を、送信点から離れた受信点で受信し、受
信電圧の低下により埋設管の損傷を検出する損傷監視シ
ステムにおいて、送信点と受信点間の区間又は近接する
位置に設置された選択排流法の選択排流器に流れる電流
を監視して監視用交流信号の受信側に送信し、選択排流
器に電流が流れている間は、受信電圧の低下による損傷
の検出動作を停止する損傷監視方法を提案する。
ために本発明では、まず、埋設管の送信点に印加した監
視用交流信号を、送信点から離れた受信点で受信し、受
信電圧の低下により埋設管の損傷を検出する損傷監視シ
ステムにおいて、送信点と受信点間の区間又は近接する
位置に設置された選択排流法の選択排流器に流れる電流
を監視して監視用交流信号の受信側に送信し、選択排流
器に電流が流れている間は、受信電圧の低下による損傷
の検出動作を停止する損傷監視方法を提案する。
【0012】また本発明では、埋設管の送信点に印加し
た監視用交流信号を送信点から離れた受信点で受信し、
受信電圧の低下により埋設管の損傷を検出する損傷監視
システムにおいて、送信点と受信点間の区間又は近接す
る位置に設置された防食用の外部電源装置に流れる電流
を監視して監視用交流信号の受信側に送信し、外部電源
装置に電流が流れている間は、受信電圧の低下による損
傷の検出動作を停止する埋設管の損傷監視方法を提案す
る。
た監視用交流信号を送信点から離れた受信点で受信し、
受信電圧の低下により埋設管の損傷を検出する損傷監視
システムにおいて、送信点と受信点間の区間又は近接す
る位置に設置された防食用の外部電源装置に流れる電流
を監視して監視用交流信号の受信側に送信し、外部電源
装置に電流が流れている間は、受信電圧の低下による損
傷の検出動作を停止する埋設管の損傷監視方法を提案す
る。
【0013】また本発明では、埋設管の送信点に対応し
て設けた送信側装置と、送信点から離れた受信点に対応
して設けた受信側装置と、送信点と受信点間又は近接す
る位置に設置された防食用の選択排流器に構成した電流
監視装置と、受信側装置と電流監視装置間の通信装置と
から構成し、受信側装置には、受信電圧の低下を検出し
て損傷検出信号を出力する損傷検出部を構成すると共
に、この損傷検出部は、電流監視装置からの電流検出信
号の存在化においては損傷検出動作を停止する構成とし
た損傷監視装置を提案する。
て設けた送信側装置と、送信点から離れた受信点に対応
して設けた受信側装置と、送信点と受信点間又は近接す
る位置に設置された防食用の選択排流器に構成した電流
監視装置と、受信側装置と電流監視装置間の通信装置と
から構成し、受信側装置には、受信電圧の低下を検出し
て損傷検出信号を出力する損傷検出部を構成すると共
に、この損傷検出部は、電流監視装置からの電流検出信
号の存在化においては損傷検出動作を停止する構成とし
た損傷監視装置を提案する。
【0014】更に本発明では、埋設管の送信点に対応し
て設けた送信側装置と、送信点から離れた受信点に対応
して設けた受信側装置と、送信点と受信点間又は近接す
る位置に設置された防食用の外部電源装置に構成した電
流監視装置と、受信側装置と電流監視装置間の通信装置
とから構成し、受信側装置には、受信電圧の低下を検出
して損傷検出信号を出力する損傷検出部を構成すると共
に、この損傷検出部は、電流監視装置からの電流検出信
号の存在化においては損傷検出動作を停止する構成とし
た損傷監視装置を提案する。
て設けた送信側装置と、送信点から離れた受信点に対応
して設けた受信側装置と、送信点と受信点間又は近接す
る位置に設置された防食用の外部電源装置に構成した電
流監視装置と、受信側装置と電流監視装置間の通信装置
とから構成し、受信側装置には、受信電圧の低下を検出
して損傷検出信号を出力する損傷検出部を構成すると共
に、この損傷検出部は、電流監視装置からの電流検出信
号の存在化においては損傷検出動作を停止する構成とし
た損傷監視装置を提案する。
【0015】
【作用】選択排流器や外部電源装置に電流が流れている
場合には、受信点において受信している監視用交流電流
の電圧が低下しても埋設管の損傷と判定せず、損傷検出
信号を出力しない。こうすることにより、選択排流器や
外部電源装置に電流が流れて埋設管の電位が低下するこ
とに起因する監視用交流電流の受信電圧の低下を、損傷
発生と誤認しない。
場合には、受信点において受信している監視用交流電流
の電圧が低下しても埋設管の損傷と判定せず、損傷検出
信号を出力しない。こうすることにより、選択排流器や
外部電源装置に電流が流れて埋設管の電位が低下するこ
とに起因する監視用交流電流の受信電圧の低下を、損傷
発生と誤認しない。
【0016】選択排流器や外部電源装置に電流が流れる
時点と、掘削機械の掘削刃により埋設管が損傷を受ける
時点は、必ずしも一致するとはかぎらない。例えば、電
車の運行間隔が長くなる夜間では、むしろ一致しない場
合が多い。従って選択排流器や外部電源装置に電流が流
れている間は損傷の判定を行わなくても、埋設管の損傷
に起因する受信電圧の低下を見逃す可能性は低い。
時点と、掘削機械の掘削刃により埋設管が損傷を受ける
時点は、必ずしも一致するとはかぎらない。例えば、電
車の運行間隔が長くなる夜間では、むしろ一致しない場
合が多い。従って選択排流器や外部電源装置に電流が流
れている間は損傷の判定を行わなくても、埋設管の損傷
に起因する受信電圧の低下を見逃す可能性は低い。
【0017】選択排流器や外部電源装置に電流が流れて
いるか否かは、これらに電流監視装置を設置し、この電
流監視装置の電流検出信号を通信装置を介して受信側装
置に伝達することにより、受信側装置において検出する
ことができる。
いるか否かは、これらに電流監視装置を設置し、この電
流監視装置の電流検出信号を通信装置を介して受信側装
置に伝達することにより、受信側装置において検出する
ことができる。
【0018】
【実施例】次に本発明の実施例を図について説明する。
図1は本発明の第1実施例の構成を概念的に示したもの
で、上述した図4の構成と同様な要素には同一の符号を
付して、重複する説明は省略する。符号10は選択排流
器8に流れる電流を監視する電流監視装置であり、この
電流監視装置10は、電流検出部11と、電流検出部1
1により検出した電流が設定値以上の場合に電流検出信
号をONとする検出出力部12と、電流検出信号の通信
装置13とから構成している。一方、受信側装置3は、
埋設管2の受信点Rの電圧を検出する電圧検出部14
と、電流監視装置9の通信装置13と通信する通信装置
15と、通信装置15で受信した電流検出信号と、電圧
検出部14により検出した受信電圧レベルの変化とから
埋設管2の損傷を検出する損傷検出部16とから構成し
ている。
図1は本発明の第1実施例の構成を概念的に示したもの
で、上述した図4の構成と同様な要素には同一の符号を
付して、重複する説明は省略する。符号10は選択排流
器8に流れる電流を監視する電流監視装置であり、この
電流監視装置10は、電流検出部11と、電流検出部1
1により検出した電流が設定値以上の場合に電流検出信
号をONとする検出出力部12と、電流検出信号の通信
装置13とから構成している。一方、受信側装置3は、
埋設管2の受信点Rの電圧を検出する電圧検出部14
と、電流監視装置9の通信装置13と通信する通信装置
15と、通信装置15で受信した電流検出信号と、電圧
検出部14により検出した受信電圧レベルの変化とから
埋設管2の損傷を検出する損傷検出部16とから構成し
ている。
【0019】図2は図1の構成の動作例を説明するタイ
ムチャートで、(a)は電圧検出部14で検出した受信
点Rの受信電圧の推移、(b)は検出出力部12の出力
信号の推移を示すものである。図中、時点t1からt2ま
での期間には選択排流器8にある設定値以上の電流が流
れたため、(b)に示すように検出出力部12の電流検
出信号がONとなっている。一方、この期間における受
信点Rの受信電圧は、(a)に示すように大きく上下に
変動している。また時点t3では掘削機械4の掘削刃5
が埋設管2の絶縁被覆を損傷したため、受信電圧が急激
に低下し、掘削刃5が埋設管2に接触している間、即ち
時点t4で掘削刃5が埋設管2から離れるまでの間、電
圧が低下した状態が継続している。この時点t3からt4
までの間には選択排流器8に電流が流れていないため、
電流検出信号はOFFである。
ムチャートで、(a)は電圧検出部14で検出した受信
点Rの受信電圧の推移、(b)は検出出力部12の出力
信号の推移を示すものである。図中、時点t1からt2ま
での期間には選択排流器8にある設定値以上の電流が流
れたため、(b)に示すように検出出力部12の電流検
出信号がONとなっている。一方、この期間における受
信点Rの受信電圧は、(a)に示すように大きく上下に
変動している。また時点t3では掘削機械4の掘削刃5
が埋設管2の絶縁被覆を損傷したため、受信電圧が急激
に低下し、掘削刃5が埋設管2に接触している間、即ち
時点t4で掘削刃5が埋設管2から離れるまでの間、電
圧が低下した状態が継続している。この時点t3からt4
までの間には選択排流器8に電流が流れていないため、
電流検出信号はOFFである。
【0020】(d)は受信側装置3の損傷検出部16に
おける受信電圧レベルの低下検出信号の推移を示すもの
で、この例では損傷検出部16は受信電圧レベルの低下
を立ち下がりエッジにおいてデジタル又はアナログの微
分手段により検出する。即ち、損傷検出手段16は、ま
ず、原因の如何にかかわらず、受信電圧レベルが所定以
上の変化率で低下した場合、即ち、時点t1,t2間に2
つ、t3時点に1つの電圧低下検出信号を発する。これ
と同時に損傷検出部16は電流監視装置9の電流検出信
号を通信装置15を介して監視し、電流検出信号がON
となっている時点t1からt2間の期間は損傷検出動作を
停止する。即ち、(c)は損傷検出動作のON−OFF
を設定する信号で、(b)の電流検出信号がONとなっ
ている時点t1からt2間の期間はOFFとなり、損傷検
出部16は、論理積動作により、損傷検出動作がONと
なっている期間の電圧低下検出信号のみを有効なものと
して出力し、この出力を損傷検出信号として、警報の発
生等の対処処理を行う。即ち、(e)は損傷検出信号を
示すもので、損傷検出動作信号がOFFの期間の電圧低
下検出信号は出力されず、時点t3における電圧低下検
出信号のみが出力される。この損傷検出信号、即ち、出
力された電圧低下検出信号は、所定の検出レベルと比較
され、所定以上であった場合に、埋設管2の損傷と判定
され、警報の発生等の対応処理が行われる。尚、受信側
装置3の損傷検出部16における以上の信号処理は一例
であって、具体的な回路構成及び処理手順等は適宜であ
る。
おける受信電圧レベルの低下検出信号の推移を示すもの
で、この例では損傷検出部16は受信電圧レベルの低下
を立ち下がりエッジにおいてデジタル又はアナログの微
分手段により検出する。即ち、損傷検出手段16は、ま
ず、原因の如何にかかわらず、受信電圧レベルが所定以
上の変化率で低下した場合、即ち、時点t1,t2間に2
つ、t3時点に1つの電圧低下検出信号を発する。これ
と同時に損傷検出部16は電流監視装置9の電流検出信
号を通信装置15を介して監視し、電流検出信号がON
となっている時点t1からt2間の期間は損傷検出動作を
停止する。即ち、(c)は損傷検出動作のON−OFF
を設定する信号で、(b)の電流検出信号がONとなっ
ている時点t1からt2間の期間はOFFとなり、損傷検
出部16は、論理積動作により、損傷検出動作がONと
なっている期間の電圧低下検出信号のみを有効なものと
して出力し、この出力を損傷検出信号として、警報の発
生等の対処処理を行う。即ち、(e)は損傷検出信号を
示すもので、損傷検出動作信号がOFFの期間の電圧低
下検出信号は出力されず、時点t3における電圧低下検
出信号のみが出力される。この損傷検出信号、即ち、出
力された電圧低下検出信号は、所定の検出レベルと比較
され、所定以上であった場合に、埋設管2の損傷と判定
され、警報の発生等の対応処理が行われる。尚、受信側
装置3の損傷検出部16における以上の信号処理は一例
であって、具体的な回路構成及び処理手順等は適宜であ
る。
【0021】次に図3は本発明の第2実施例の構成を概
念的に示したもので、図1の構成と同様な要素には同一
の符号を付して、重複する説明は省略する。符号17は
防食用の外部電源装置であり、符号18は外部電源装置
17を流れる電流を監視する電流監視装置である。この
電流監視装置18は、図1の電流監視装置10と同様
に、電流検出部11と、検出出力部12と、通信装置1
3とから構成しており、その動作も同様である。
念的に示したもので、図1の構成と同様な要素には同一
の符号を付して、重複する説明は省略する。符号17は
防食用の外部電源装置であり、符号18は外部電源装置
17を流れる電流を監視する電流監視装置である。この
電流監視装置18は、図1の電流監視装置10と同様
に、電流検出部11と、検出出力部12と、通信装置1
3とから構成しており、その動作も同様である。
【0022】上記の構成では、外部電源装置17に、あ
る設定値以上の電流が流れた場合に、図1の構成と同様
に、電流検出信号を通信装置13により受信側装置3に
伝達して、損傷検出部16における損傷検出動作を停止
する。従って外部電源装置17により埋設管2に所定以
上の電流が流れることによる電位の低下に起因する監視
用交流電流の受信電圧の低下を損傷発生と誤認しない。
る設定値以上の電流が流れた場合に、図1の構成と同様
に、電流検出信号を通信装置13により受信側装置3に
伝達して、損傷検出部16における損傷検出動作を停止
する。従って外部電源装置17により埋設管2に所定以
上の電流が流れることによる電位の低下に起因する監視
用交流電流の受信電圧の低下を損傷発生と誤認しない。
【0023】尚、図1、図3においては、通信装置1
3,15は、無線通信装置を表しているが、本発明装置
は、有線通信装置を適用することもできるものである。
また損傷監視システムにおけるノイズ抑制のための手法
も、ロックイン法等の適宜の手法を利用することができ
るものである。
3,15は、無線通信装置を表しているが、本発明装置
は、有線通信装置を適用することもできるものである。
また損傷監視システムにおけるノイズ抑制のための手法
も、ロックイン法等の適宜の手法を利用することができ
るものである。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、埋設
管の送信点に印加した監視用交流信号を、送信点から離
れた受信点で受信し、受信電圧の低下により埋設管の損
傷を検出する損傷監視システムにおいて、選択排流器や
外部電源装置に流れる電流に起因するノイズによる誤っ
た損傷検出を防止することができるという効果がある。
管の送信点に印加した監視用交流信号を、送信点から離
れた受信点で受信し、受信電圧の低下により埋設管の損
傷を検出する損傷監視システムにおいて、選択排流器や
外部電源装置に流れる電流に起因するノイズによる誤っ
た損傷検出を防止することができるという効果がある。
【図1】本発明を適用した埋設管損傷監視システムの第
1実施例を示す概念的説明図である。
1実施例を示す概念的説明図である。
【図2】図1の構成の動作例を示すタイムチャートであ
る。
る。
【図3】本発明を適用した埋設管損傷監視システムの第
2実施例を示す概念的説明図である。
2実施例を示す概念的説明図である。
【図4】従来の埋設管損傷監視システムの構成例を示す
概念的説明図である。
概念的説明図である。
【図5】図4のシステムにおいて損傷の模擬信号を埋設
管に印加した場合の、受信部における監視用交流信号の
受信電圧レベルの変動の測定結果を示すものである。
管に印加した場合の、受信部における監視用交流信号の
受信電圧レベルの変動の測定結果を示すものである。
【図6】図4のシステムにおいて電車の運行が終わり、
排流器が全く動作していない時点での受信部における監
視用交流信号の受信電圧レベルの測定結果を示すもので
ある。
排流器が全く動作していない時点での受信部における監
視用交流信号の受信電圧レベルの測定結果を示すもので
ある。
【図7】図4のシステムにおいて、昼間、電車が頻繁に
運行されていて排流器が頻繁に動作している場合の、受
信部における監視用交流信号の電圧レベルの測定結果を
示すものである。
運行されていて排流器が頻繁に動作している場合の、受
信部における監視用交流信号の電圧レベルの測定結果を
示すものである。
1 送信側装置 2 埋設管 3 受信側装置 4 掘削機械 5 掘削刃 6 電圧検出部 7 損傷検出部 8 選択排流器 9 レール 10 電流監視装置 11 電流検出部 12 検出出力部 13 通信装置 14 電圧検出部 15 通信装置 16 損傷検出部 17 外部電源装置 18 電流監視装置
Claims (6)
- 【請求項1】 埋設管の送信点に印加した監視用交流信
号を、送信点から離れた受信点で受信し、受信電圧の低
下により埋設管の損傷を検出する損傷監視システムにお
いて、送信点と受信点間の区間又は近接する位置に設置
された選択排流法の選択排流器に流れる電流を監視して
監視用交流信号の受信側に送信し、選択排流器に電流が
流れている間は、受信点における受信電圧の低下による
損傷の検出動作を停止することを特徴とする埋設管の損
傷監視方法。 - 【請求項2】 埋設管の送信点に印加した監視用交流信
号を、送信点から離れた受信点で受信し、受信電圧の低
下により埋設管の損傷を検出する損傷監視システムにお
いて、送信点と受信点間の区間又は近接する位置に設置
された防食用の外部電源装置に流れる電流を監視して監
視用交流信号の受信側に送信し、外部電源装置に電流が
流れている間は、受信点における受信電圧の低下による
損傷の検出動作を停止することを特徴とする埋設管の損
傷監視方法。 - 【請求項3】 埋設管の送信点に対応して設けた送信側
装置と、送信点から離れた受信点に対応して設けた受信
側装置と、送信点と受信点間又は近接する位置に設置さ
れた防食用の選択排流器に構成した電流監視装置と、受
信側装置と電流監視装置間の通信装置とから構成し、受
信側装置には、受信電圧の低下を検出して損傷検出信号
を出力する損傷検出部を構成すると共に、この損傷検出
部は、電流監視装置からの電流検出信号の存在化におい
ては損傷検出動作を停止する構成としたことを特徴とす
る埋設管の損傷監視装置。 - 【請求項4】 埋設管の送信点に対応して設けた送信側
装置と、送信点から離れた受信点に対応して設けた受信
側装置と、送信点と受信点間又は近接する位置に設置さ
れた防食用の外部電源装置に構成した電流監視装置と、
受信側装置と電流監視装置間の通信装置とから構成し、
受信側装置には、受信電圧の低下を検出して損傷検出信
号を出力する損傷検出部を構成すると共に、この損傷検
出部は、電流監視装置からの電流検出信号の存在化にお
いては損傷検出動作を停止する構成としたことを特徴と
する埋設管の損傷監視装置。 - 【請求項5】 通信装置は無線通信装置としたことを特
徴とする請求項3又は4記載の埋設管の損傷監視装置。 - 【請求項6】 通信装置は有線通信装置としたことを特
徴とする請求項3又は4記載の埋設管の損傷監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18122595A JPH0933475A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 埋設管の損傷監視方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18122595A JPH0933475A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 埋設管の損傷監視方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0933475A true JPH0933475A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16097006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18122595A Pending JPH0933475A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 埋設管の損傷監視方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0933475A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107727970A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-02-23 | 青岛钢研纳克检测防护技术有限公司 | 一种埋地钢制管道交流排流装置的检测方法和系统 |
| CN109577449A (zh) * | 2018-12-03 | 2019-04-05 | 肖修军 | 一种基于大数据的城市排水网络监控控制系统 |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP18122595A patent/JPH0933475A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107727970A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-02-23 | 青岛钢研纳克检测防护技术有限公司 | 一种埋地钢制管道交流排流装置的检测方法和系统 |
| CN107727970B (zh) * | 2017-10-27 | 2024-02-06 | 青岛钢研纳克检测防护技术有限公司 | 一种埋地钢制管道交流排流装置的检测方法和系统 |
| CN109577449A (zh) * | 2018-12-03 | 2019-04-05 | 肖修军 | 一种基于大数据的城市排水网络监控控制系统 |
| CN109577449B (zh) * | 2018-12-03 | 2019-11-26 | 哈尔滨学院 | 一种基于大数据的城市排水网络监控控制系统 |
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