JPH0933742A - 光導波路の製造方法 - Google Patents
光導波路の製造方法Info
- Publication number
- JPH0933742A JPH0933742A JP7181195A JP18119595A JPH0933742A JP H0933742 A JPH0933742 A JP H0933742A JP 7181195 A JP7181195 A JP 7181195A JP 18119595 A JP18119595 A JP 18119595A JP H0933742 A JPH0933742 A JP H0933742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass layer
- optical waveguide
- core pattern
- silicate glass
- photosensitive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光導波路のコア部の光吸収損失が少なくかつ
製造工程を低減した光導波路の製造方法を提供する。 【構成】 基板10上に第1感光性塗布ガラス層を形成
した後、該第1感光性塗布ガラス層に対し加熱および光
照射を同時に行って下側けい酸ガラス層14を形成する
工程と、下側けい酸ガラス層上に第2感光性塗布ガラス
層を形成した後、第2感光性塗布ガラス層に対し部分的
光照射および現像を行ってコアパターン18を形成する
工程と、コアパターンを重水で処理して重水処理済みコ
アパターン20を形成する工程と、その後、重水処理済
みコアパターンを含む下側けい酸ガラス層の表面全体に
重水処理済みコアパターンを埋め込むようにして第3感
光性塗布ガラス層22を形成した後、第3感光性塗布ガ
ラス層に対し加熱および光照射を同時に行って上側けい
酸ガラス層24を形成して重水処理済みコアパターン、
下側けい酸ガラス層および上側けい酸ガラス層からなる
光導波路25を形成する工程を含む。
製造工程を低減した光導波路の製造方法を提供する。 【構成】 基板10上に第1感光性塗布ガラス層を形成
した後、該第1感光性塗布ガラス層に対し加熱および光
照射を同時に行って下側けい酸ガラス層14を形成する
工程と、下側けい酸ガラス層上に第2感光性塗布ガラス
層を形成した後、第2感光性塗布ガラス層に対し部分的
光照射および現像を行ってコアパターン18を形成する
工程と、コアパターンを重水で処理して重水処理済みコ
アパターン20を形成する工程と、その後、重水処理済
みコアパターンを含む下側けい酸ガラス層の表面全体に
重水処理済みコアパターンを埋め込むようにして第3感
光性塗布ガラス層22を形成した後、第3感光性塗布ガ
ラス層に対し加熱および光照射を同時に行って上側けい
酸ガラス層24を形成して重水処理済みコアパターン、
下側けい酸ガラス層および上側けい酸ガラス層からなる
光導波路25を形成する工程を含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光、電子ビーム、X
線、イオンビーム等の放射線に感応する新規な感光性塗
布ガラスを用いた光導波路の製造方法に関するものであ
る。
線、イオンビーム等の放射線に感応する新規な感光性塗
布ガラスを用いた光導波路の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報通信社会を迎えて光通信
技術が急速に進展している。その中でも低損失で光信号
を伝達する光伝送技術は、モジュール化された装置での
装置間を結ぶ幹線系あるいは光から電気または電気から
光へ変換する種々の部品および変換素子を結ぶ光アクセ
ス系での低損失化が極めて重要である。
技術が急速に進展している。その中でも低損失で光信号
を伝達する光伝送技術は、モジュール化された装置での
装置間を結ぶ幹線系あるいは光から電気または電気から
光へ変換する種々の部品および変換素子を結ぶ光アクセ
ス系での低損失化が極めて重要である。
【0003】光伝送技術において、光の損失原因の1つ
として、光伝送に用いられる媒体材料による光吸収損失
がある。モジュール化された装置間で光を伝送する幹線
系については、火炎堆積法の技術的進歩によりほぼ理論
値の限界に近い低損失の光ファイバが製造されている。
しかしながら、光アクセス系については、光が光導波路
を構成している伝送媒体材料により光吸収があるため低
損失化が難しく、未だ満足すべき低損失特性が得られて
いないのが現状である。また、光アクセス系において
は、ハイブリッド光集積技術の採用に伴い基板に搭載さ
れる光部品や電気部品間を光伝送させるため、光導波路
の低損失化を図る技術が必要となり、このため、低損失
の光導波路の製造方法が進展している。その1つの方法
として、文献(Japanese Journal o
f Applied Physics,Vol29,N
o.12,1990,pp.2868−2874)に開
示されたものがある。
として、光伝送に用いられる媒体材料による光吸収損失
がある。モジュール化された装置間で光を伝送する幹線
系については、火炎堆積法の技術的進歩によりほぼ理論
値の限界に近い低損失の光ファイバが製造されている。
しかしながら、光アクセス系については、光が光導波路
を構成している伝送媒体材料により光吸収があるため低
損失化が難しく、未だ満足すべき低損失特性が得られて
いないのが現状である。また、光アクセス系において
は、ハイブリッド光集積技術の採用に伴い基板に搭載さ
れる光部品や電気部品間を光伝送させるため、光導波路
の低損失化を図る技術が必要となり、このため、低損失
の光導波路の製造方法が進展している。その1つの方法
として、文献(Japanese Journal o
f Applied Physics,Vol29,N
o.12,1990,pp.2868−2874)に開
示されたものがある。
【0004】この文献によると、テトラメトキシシラン
を用いてゾルゲル法により基板上に光導波路を形成し、
得られたSiO2 −GeO2 光導波路は、低損失化が実
現できると報告されている。
を用いてゾルゲル法により基板上に光導波路を形成し、
得られたSiO2 −GeO2 光導波路は、低損失化が実
現できると報告されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ゾルゲル法により形成された光導波路は、光導波路に所
定の光を入射して出射光を測定すると、1dB/cm程
度の光吸収損失量がある。しかし、今後の光集積回路の
高集積化、高機能化に対応するには、1dB/cm以下
に光吸収損失量を低減する必要がある。
ゾルゲル法により形成された光導波路は、光導波路に所
定の光を入射して出射光を測定すると、1dB/cm程
度の光吸収損失量がある。しかし、今後の光集積回路の
高集積化、高機能化に対応するには、1dB/cm以下
に光吸収損失量を低減する必要がある。
【0006】また、従来の製造方法では、少なくとも1
1工程を必要とし、更に、モノマーやドーパントや水の
吸着および脱着工程に長時間を必要とするため、作業性
が悪く、従って量産性を図ることができなかった。図8
〜図10は、従来の光導波路を形成する工程を説明する
ための断面図である。
1工程を必要とし、更に、モノマーやドーパントや水の
吸着および脱着工程に長時間を必要とするため、作業性
が悪く、従って量産性を図ることができなかった。図8
〜図10は、従来の光導波路を形成する工程を説明する
ための断面図である。
【0007】従来の光導波路の製造方法では、まず、基
板50を用意しておき(図8の(A))、この基板50
上に、テトラメトキシシラン、メタノール、塩酸および
アンモニアを含むゾルを塗布してゲル化させた多孔質け
い酸ガラス層52を形成する(図8の(B))。
板50を用意しておき(図8の(A))、この基板50
上に、テトラメトキシシラン、メタノール、塩酸および
アンモニアを含むゾルを塗布してゲル化させた多孔質け
い酸ガラス層52を形成する(図8の(B))。
【0008】次に、多孔質けい酸ガラス層52に含まれ
ている吸着水を加温減圧のもとで除去してけい酸ガラス
層54を形成する(図8の(C))。
ている吸着水を加温減圧のもとで除去してけい酸ガラス
層54を形成する(図8の(C))。
【0009】次に、けい酸ガラス層54に増感剤を含ん
だメチルアクリラートモノマに含漬させてモノマ入りけ
い酸ガラス層56を形成する(図8の(D))。
だメチルアクリラートモノマに含漬させてモノマ入りけ
い酸ガラス層56を形成する(図8の(D))。
【0010】次に、モノマ入りけい酸ガラス層56に対
し選択的に光照射してモノマを重合させて(ポリマにな
る)一部けい酸ガラス層56を有する潜像けい酸ガラス
層58を形成する(図9の(A))。
し選択的に光照射してモノマを重合させて(ポリマにな
る)一部けい酸ガラス層56を有する潜像けい酸ガラス
層58を形成する(図9の(A))。
【0011】次に、潜像けい酸ガラス層58中の過剰モ
ノマを減圧除去してモノマの少ない潜像けい酸ガラス層
60を形成する(図9の(B))。
ノマを減圧除去してモノマの少ない潜像けい酸ガラス層
60を形成する(図9の(B))。
【0012】次に、光照射しない部分(未露光部、コア
となる部分)に四塩化ゲルマニウムをドーピングしてゲ
ルマニウムを含有するけい酸ガラス層62を形成する
(図9の(C))。
となる部分)に四塩化ゲルマニウムをドーピングしてゲ
ルマニウムを含有するけい酸ガラス層62を形成する
(図9の(C))。
【0013】次に、四塩化ゲルマニウムをドープしたけ
い酸ガラス層62の四塩化ゲルマニウムの一部を脱離さ
せてコア部分64を有するけい酸ガラス層66を形成す
る(図9の(D))。
い酸ガラス層62の四塩化ゲルマニウムの一部を脱離さ
せてコア部分64を有するけい酸ガラス層66を形成す
る(図9の(D))。
【0014】次に、図9の(D)の構造体を水に含浸さ
せてコア部分64にある四塩化ゲルマニウムを加水分解
して固定化されたコア70を有するけい酸ガラス層68
を形成する(図10の(A))。
せてコア部分64にある四塩化ゲルマニウムを加水分解
して固定化されたコア70を有するけい酸ガラス層68
を形成する(図10の(A))。
【0015】次に、けい酸ガラス層68に含まれている
吸着水を除去してコア70付き膜72を形成する(図1
0の(B))。
吸着水を除去してコア70付き膜72を形成する(図1
0の(B))。
【0016】次に、ポリマ(メチルアクリレートが重合
したもの)を熱分解して除去しクラッド層74を形成す
る(図10の(C))。
したもの)を熱分解して除去しクラッド層74を形成す
る(図10の(C))。
【0017】次に、得られた構造体をホットプレート上
でベークしてゲルマニウムコア72を有する光導波路7
5を形成する(図10の(D))。
でベークしてゲルマニウムコア72を有する光導波路7
5を形成する(図10の(D))。
【0018】上述した工程から理解できるように、従来
の光導波路を形成するためには、製造するプロセスとし
て11工程が必要であった。また、プロセス工程中には
脱着および吸着工程を含んでいるため、製造時間が長く
なるという問題がある。そこで、光導波路のコア部の光
吸収損失が少なくかつ製造工程を低減した光導波路の製
造方法が望まれていた。
の光導波路を形成するためには、製造するプロセスとし
て11工程が必要であった。また、プロセス工程中には
脱着および吸着工程を含んでいるため、製造時間が長く
なるという問題がある。そこで、光導波路のコア部の光
吸収損失が少なくかつ製造工程を低減した光導波路の製
造方法が望まれていた。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1発明の光導波路の製
造方法によれば、基板上に第1感光性塗布ガラス層を形
成した後、この第1感光性塗布ガラス層に対し加熱およ
び光照射を同時に行って下側けい酸ガラス層を形成する
工程と、下側けい酸ガラス層上に第2感光性塗布ガラス
層を形成した後、この下側けい酸ガラス層に対し部分的
光照射および現像を行ってコアパターンを形成する工程
と、コアパターンを重水で処理して重水処理済みコアパ
ターンを得る工程と、その後、重水処理済みコアパター
ンを含む下側けい酸ガラス層の表面全体に重水処理済み
コアパターンを埋め込むようにして第3感光性塗布ガラ
ス層を形成した後、第3感光性塗布ガラス層に対し加熱
および光照射を同時に行って上側けい酸ガラス層を形成
することにより、重水処理済みコアパターン、下側けい
酸ガラス層および上側けい酸ガラス層からなる光導波路
を形成する工程とを含むことを特徴とする。
造方法によれば、基板上に第1感光性塗布ガラス層を形
成した後、この第1感光性塗布ガラス層に対し加熱およ
び光照射を同時に行って下側けい酸ガラス層を形成する
工程と、下側けい酸ガラス層上に第2感光性塗布ガラス
層を形成した後、この下側けい酸ガラス層に対し部分的
光照射および現像を行ってコアパターンを形成する工程
と、コアパターンを重水で処理して重水処理済みコアパ
ターンを得る工程と、その後、重水処理済みコアパター
ンを含む下側けい酸ガラス層の表面全体に重水処理済み
コアパターンを埋め込むようにして第3感光性塗布ガラ
ス層を形成した後、第3感光性塗布ガラス層に対し加熱
および光照射を同時に行って上側けい酸ガラス層を形成
することにより、重水処理済みコアパターン、下側けい
酸ガラス層および上側けい酸ガラス層からなる光導波路
を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0020】一方、第2発明の光導波路の製造方法によ
れば、基板上に第1感光性塗布ガラス層を形成する工程
と、この第1感光性塗布ガラス層に対し加熱および光照
射を同時に行って下側けい酸ガラス層を形成する工程
と、この下側けい酸ガラス層上に第2感光性塗布ガラス
層を形成する工程と、第2感光性塗布ガラス層に対し部
分的光照射および現像を行ってコアパターンを形成する
工程と、コアパターンを含む下側けい酸ガラス層の表面
全体にコアパターンを埋め込むようにして第3感光性塗
布ガラス層を形成する工程と、第3感光性塗布ガラス層
に対し加熱および光照射を同時に行って上側けい酸ガラ
ス層を形成することにより、コアパターン、下側けい酸
ガラス層および上側けい酸ガラス層からなる光導波路を
形成する工程と、光導波路を無機化するための加熱と、
緻密化するための加熱とを順次に行う工程とを含むこと
を特徴とする。
れば、基板上に第1感光性塗布ガラス層を形成する工程
と、この第1感光性塗布ガラス層に対し加熱および光照
射を同時に行って下側けい酸ガラス層を形成する工程
と、この下側けい酸ガラス層上に第2感光性塗布ガラス
層を形成する工程と、第2感光性塗布ガラス層に対し部
分的光照射および現像を行ってコアパターンを形成する
工程と、コアパターンを含む下側けい酸ガラス層の表面
全体にコアパターンを埋め込むようにして第3感光性塗
布ガラス層を形成する工程と、第3感光性塗布ガラス層
に対し加熱および光照射を同時に行って上側けい酸ガラ
ス層を形成することにより、コアパターン、下側けい酸
ガラス層および上側けい酸ガラス層からなる光導波路を
形成する工程と、光導波路を無機化するための加熱と、
緻密化するための加熱とを順次に行う工程とを含むこと
を特徴とする。
【0021】また、第1および第2発明の実施に当た
り、好ましくは第1および第3感光性塗布ガラス層を、
アルコキシシランを加水分解した後、縮合して得られた
ポリ(シロキサン)と酸発生剤とを含む材料で形成する
のが良い。
り、好ましくは第1および第3感光性塗布ガラス層を、
アルコキシシランを加水分解した後、縮合して得られた
ポリ(シロキサン)と酸発生剤とを含む材料で形成する
のが良い。
【0022】また、第1および第2発明の実施に当た
り、好ましくは第2感光性塗布ガラス層を、アルコキシ
シランおよびIV族系金属アルコキシドを共重合して得
られたメタロシロキサンと酸発生剤とを含む材料で形成
するのが良い。
り、好ましくは第2感光性塗布ガラス層を、アルコキシ
シランおよびIV族系金属アルコキシドを共重合して得
られたメタロシロキサンと酸発生剤とを含む材料で形成
するのが良い。
【0023】
【作用】この第1発明の光導波路の製造方法によれば、
基板上に第1感光性塗布ガラス層を形成した後、この塗
布ガラス層に対し加熱および光照射を同時に行って下側
けい酸ガラス層を形成する。ここで用いる第1感光性塗
布ガラス層はポリ(シロキサン)と酸発生剤とを含んで
いるので、光を照射することにより酸が発生する。この
発生した酸とポリ(シロキサン)とが反応してけい酸ガ
ラスになる。このけい酸ガラスに対して加熱処理を施す
ことにより更にポリ(シロキサン)のシラノール化が促
進されて無機質のけい酸ガラスとなる。
基板上に第1感光性塗布ガラス層を形成した後、この塗
布ガラス層に対し加熱および光照射を同時に行って下側
けい酸ガラス層を形成する。ここで用いる第1感光性塗
布ガラス層はポリ(シロキサン)と酸発生剤とを含んで
いるので、光を照射することにより酸が発生する。この
発生した酸とポリ(シロキサン)とが反応してけい酸ガ
ラスになる。このけい酸ガラスに対して加熱処理を施す
ことにより更にポリ(シロキサン)のシラノール化が促
進されて無機質のけい酸ガラスとなる。
【0024】次に、下側けい酸ガラス層上に第2感光性
塗布ガラス層を形成した後、第2感光性塗布ガラス層に
対し部分的光照射および現像を行ってコアパターンを形
成する。第2感光性塗布ガラス層はメタロポリシロキサ
ンと酸発生剤とを含んでいるので、部分的光照射を行う
ことにより露光された部分が酸とメタロポリシロキサン
とが反応してシラノールが生成され、IV族系金属がド
ープされたけい酸となる。このけい酸は、現像溶液には
不溶となり、一方、第2感光性塗布ガラス層の露光され
ない部分は現像溶液に可溶となるので、コアパターンが
形成できる。また、コアパターンを重水で処理して重水
処理済みコアパターンを得る。コアパターンは、けい酸
により構成されているので、このコアパターンを例えば
重水中に浸漬することによって処理すると、ポリ(シロ
キサン)と重水(D2 O)とが反応してけい酸の水酸基
(OH基)がOD基に置換されて重水処理済みコアパタ
ーンを得ることができる。コアパターンをOH基からO
D基に置換することにより光吸収波長のピーク位置が
1.3μmの通信波長から長波長側にずれることになる
ので、従来のように1.3μm波長領域での光吸収損失
ピーク波長との重なりを回避することができる。従っ
て、重水処理済みコアパターン中に光を入射した場合の
光吸収損失量を低減することができる。
塗布ガラス層を形成した後、第2感光性塗布ガラス層に
対し部分的光照射および現像を行ってコアパターンを形
成する。第2感光性塗布ガラス層はメタロポリシロキサ
ンと酸発生剤とを含んでいるので、部分的光照射を行う
ことにより露光された部分が酸とメタロポリシロキサン
とが反応してシラノールが生成され、IV族系金属がド
ープされたけい酸となる。このけい酸は、現像溶液には
不溶となり、一方、第2感光性塗布ガラス層の露光され
ない部分は現像溶液に可溶となるので、コアパターンが
形成できる。また、コアパターンを重水で処理して重水
処理済みコアパターンを得る。コアパターンは、けい酸
により構成されているので、このコアパターンを例えば
重水中に浸漬することによって処理すると、ポリ(シロ
キサン)と重水(D2 O)とが反応してけい酸の水酸基
(OH基)がOD基に置換されて重水処理済みコアパタ
ーンを得ることができる。コアパターンをOH基からO
D基に置換することにより光吸収波長のピーク位置が
1.3μmの通信波長から長波長側にずれることになる
ので、従来のように1.3μm波長領域での光吸収損失
ピーク波長との重なりを回避することができる。従っ
て、重水処理済みコアパターン中に光を入射した場合の
光吸収損失量を低減することができる。
【0025】また、重水処理済みコアパターンを含む構
造体の表面に、この重水処理済みコアパターンを埋め込
むようにして第3感光性塗布ガラス層を形成した後、こ
の第3感光性塗布ガラス層に対し加熱および光照射を同
時に行って上側けい酸ガラス層を形成することにより、
重水処理済みコアパターン、下側けい酸ガラス層および
上側けい酸ガラス層からなる光導波路を形成する。この
第3感光性塗布ガラス層は上述した第1感光性塗布ガラ
ス層と同様な層を用いるので、光照射することによりシ
ラノールが生成されてけい酸となる。また、加熱を行う
ことにより、更にシラノール化が促進されて無機質のけ
い酸ガラスとなる。
造体の表面に、この重水処理済みコアパターンを埋め込
むようにして第3感光性塗布ガラス層を形成した後、こ
の第3感光性塗布ガラス層に対し加熱および光照射を同
時に行って上側けい酸ガラス層を形成することにより、
重水処理済みコアパターン、下側けい酸ガラス層および
上側けい酸ガラス層からなる光導波路を形成する。この
第3感光性塗布ガラス層は上述した第1感光性塗布ガラ
ス層と同様な層を用いるので、光照射することによりシ
ラノールが生成されてけい酸となる。また、加熱を行う
ことにより、更にシラノール化が促進されて無機質のけ
い酸ガラスとなる。
【0026】また、第2発明の光導波路の製造方法によ
れば、基板上に第1感光性塗布ガラス層を形成する工程
と、この第1感光性塗布ガラス層に対し加熱および光照
射を同時に行って下側けい酸ガラス層を形成する工程
と、下側けい酸ガラス層上に第2感光性塗布ガラス層を
形成する工程と、第2感光性塗布ガラス層に対し部分的
光照射および現像を行ってコアパターンを形成する工程
と、コアパターンを含む下側けい酸ガラス層の表面全体
にコアパターンを埋め込むようにして第3感光性塗布ガ
ラス層を形成する工程と、第3感光性塗布ガラス層に対
し加熱および光照射を同時に行って上側けい酸ガラス層
を形成することにより、コアパターン、下側けい酸ガラ
ス層および上側けい酸ガラス層からなる光導波路を形成
する工程と、光導波路を無機化するための加熱と、緻密
化するための加熱を順次に行う工程とを含んでいる。こ
のように、第2発明の工程数は8工程となり、従来の1
1工程に比べて工程数が3工程低減する。また、第2発
明の製造工程には、従来のように吸着および脱着工程を
含んでいないため、製造時間も従来より短縮できる。
れば、基板上に第1感光性塗布ガラス層を形成する工程
と、この第1感光性塗布ガラス層に対し加熱および光照
射を同時に行って下側けい酸ガラス層を形成する工程
と、下側けい酸ガラス層上に第2感光性塗布ガラス層を
形成する工程と、第2感光性塗布ガラス層に対し部分的
光照射および現像を行ってコアパターンを形成する工程
と、コアパターンを含む下側けい酸ガラス層の表面全体
にコアパターンを埋め込むようにして第3感光性塗布ガ
ラス層を形成する工程と、第3感光性塗布ガラス層に対
し加熱および光照射を同時に行って上側けい酸ガラス層
を形成することにより、コアパターン、下側けい酸ガラ
ス層および上側けい酸ガラス層からなる光導波路を形成
する工程と、光導波路を無機化するための加熱と、緻密
化するための加熱を順次に行う工程とを含んでいる。こ
のように、第2発明の工程数は8工程となり、従来の1
1工程に比べて工程数が3工程低減する。また、第2発
明の製造工程には、従来のように吸着および脱着工程を
含んでいないため、製造時間も従来より短縮できる。
【0027】
【実施例】以下、各図を参照して、この発明の光導波路
の製造方法の実施例につき説明する。なお、以下の説明
中で述べる、使用材料及び材料の使用量、処理時間、温
度、膜厚等の数値的条件は、この発明の範囲内の好適例
にすぎない。従って、この発明がこれら条件にのみ限定
されるものでないことは理解されたい。
の製造方法の実施例につき説明する。なお、以下の説明
中で述べる、使用材料及び材料の使用量、処理時間、温
度、膜厚等の数値的条件は、この発明の範囲内の好適例
にすぎない。従って、この発明がこれら条件にのみ限定
されるものでないことは理解されたい。
【0028】1.第1発明の光導波路の製造方法 1−1.第1実施例 この発明の第1実施例では、光導波路の低損失化を図る
目的に光導波路を製造する方法につき説明する。
目的に光導波路を製造する方法につき説明する。
【0029】1−1−1.レジスト溶液の調製 まず、この実施例に用いる第1、第2および第3感光性
塗布ガラス層のレジスト溶液の調製について説明してお
く。尚、ここでは、第1および第3感光性塗布ガラス層
に用いる塗布ガラス溶液は同一のものを使用するので、
一括して説明することにする。
塗布ガラス層のレジスト溶液の調製について説明してお
く。尚、ここでは、第1および第3感光性塗布ガラス層
に用いる塗布ガラス溶液は同一のものを使用するので、
一括して説明することにする。
【0030】第1および第3感光性塗布ガラス層に用い
る塗布ガラスは、テトラメトキシシランを部分的に加水
分解し、その後、縮合させたポリ(シロキサン)と、酸
発生剤である4−フェニルチオフェニルジフェニルスル
ホニウムトリフラートとをメチルイソブチルケトン(M
IBK:溶剤)に溶解して混合する。この混合液を塗布
ガラス溶液とする。尚、4−フェニルチオフェニルジフ
ェニルスルホニウムトリフラートはポリ(シロキサン)
に対し5wt%の割合とする。
る塗布ガラスは、テトラメトキシシランを部分的に加水
分解し、その後、縮合させたポリ(シロキサン)と、酸
発生剤である4−フェニルチオフェニルジフェニルスル
ホニウムトリフラートとをメチルイソブチルケトン(M
IBK:溶剤)に溶解して混合する。この混合液を塗布
ガラス溶液とする。尚、4−フェニルチオフェニルジフ
ェニルスルホニウムトリフラートはポリ(シロキサン)
に対し5wt%の割合とする。
【0031】次に、第2感光性塗布ガラス層に用いるレ
ジストは、以下のようにして調製する。
ジストは、以下のようにして調製する。
【0032】テトラメトキシシラン80モル%とテトラ
メトキシゲルマン20モル%とを部分的に加水分解し、
その後、縮合させたメタロポリシロキサンと、このメタ
ロポリシロキサンに対して酸発生剤である4−フェニル
チオフェニルジフェニルスルホニウムトリフラートとを
MIBKに溶解して混合する。この混合液を第2感光性
塗布ガラス層を形成するときのレジスト溶液とする。こ
のとき、4−フェニルチオフェニルジフェニルスルホニ
ウムトリフラートは、メタロポリシロキサンに対し5w
t%の割合とする。
メトキシゲルマン20モル%とを部分的に加水分解し、
その後、縮合させたメタロポリシロキサンと、このメタ
ロポリシロキサンに対して酸発生剤である4−フェニル
チオフェニルジフェニルスルホニウムトリフラートとを
MIBKに溶解して混合する。この混合液を第2感光性
塗布ガラス層を形成するときのレジスト溶液とする。こ
のとき、4−フェニルチオフェニルジフェニルスルホニ
ウムトリフラートは、メタロポリシロキサンに対し5w
t%の割合とする。
【0033】1−1−2.光導波路の製造方法 この実施例では、基板10としてシリコン基板を用いる
(図1の(A))。この基板10上に1−1−1項で説
明した第1感光性塗布ガラス層のレジスト溶液を回転塗
布した後、塗布膜を含む基板をホットプレート上でプリ
ベーク(100℃、2分間)して第1感光性塗布ガラス
層12を形成する。尚、ここでは、第1感光性塗布ガラ
ス層12の膜厚を約0.6μmとする(図1の
(B))。
(図1の(A))。この基板10上に1−1−1項で説
明した第1感光性塗布ガラス層のレジスト溶液を回転塗
布した後、塗布膜を含む基板をホットプレート上でプリ
ベーク(100℃、2分間)して第1感光性塗布ガラス
層12を形成する。尚、ここでは、第1感光性塗布ガラ
ス層12の膜厚を約0.6μmとする(図1の
(B))。
【0034】次に、得られた第1感光性塗布ガラス層1
2を含む構造体を加熱(150℃)しながら紫外線(U
V)硬化装置を用いて第1感光性塗布ガラス層12の表
面全体を光照射(10分間)して下側けい酸ガラス層1
4を形成する(図1の(C))。尚、ここでは下側けい
酸ガラス層14の膜厚を約5.0μmとする。また、こ
の実施例では、下側けい酸ガラス層14をアンダークラ
ッド層とも称する。
2を含む構造体を加熱(150℃)しながら紫外線(U
V)硬化装置を用いて第1感光性塗布ガラス層12の表
面全体を光照射(10分間)して下側けい酸ガラス層1
4を形成する(図1の(C))。尚、ここでは下側けい
酸ガラス層14の膜厚を約5.0μmとする。また、こ
の実施例では、下側けい酸ガラス層14をアンダークラ
ッド層とも称する。
【0035】次に、下側けい酸ガラス層14上に、1−
1−1項で説明した第2感光性塗布ガラス層の塗布ガラ
ス溶液を回転塗布した後、塗布膜を含む基板をホットプ
レート上でプリベーク(100℃、2分間)して第2感
光性塗布ガラス層16を形成する(図1の(D))。
尚、ここでは、プリベーク後の第2感光性塗布ガラス層
16の膜厚を約1.2μmとする。
1−1項で説明した第2感光性塗布ガラス層の塗布ガラ
ス溶液を回転塗布した後、塗布膜を含む基板をホットプ
レート上でプリベーク(100℃、2分間)して第2感
光性塗布ガラス層16を形成する(図1の(D))。
尚、ここでは、プリベーク後の第2感光性塗布ガラス層
16の膜厚を約1.2μmとする。
【0036】次に、deepUV露光機を用いて露光量
10mJ/cm2 の紫外線を第2感光性塗布ガラス層に
部分的に照射して評価図形を描画する。その後、得られ
た試料をホットプレート上でベーク(120℃、2分
間)した後、アニソール(現像液)中で現像する。この
とき、光露光した部分は現像液に溶解せずに残り、未露
光の部分は除去されてコアパターン18が形成される
(図2の(A))。尚、ここではコアパターン18の膜
厚を約1.0μmとする。
10mJ/cm2 の紫外線を第2感光性塗布ガラス層に
部分的に照射して評価図形を描画する。その後、得られ
た試料をホットプレート上でベーク(120℃、2分
間)した後、アニソール(現像液)中で現像する。この
とき、光露光した部分は現像液に溶解せずに残り、未露
光の部分は除去されてコアパターン18が形成される
(図2の(A))。尚、ここではコアパターン18の膜
厚を約1.0μmとする。
【0037】次に、コアパターン18を重水で浸漬処理
する。そのため、この実施例では、このコアパターン1
8を含む構造体を沸騰した重水中に約50時間浸漬した
後、重水から取り出してこの構造体をホットプレート上
でベーク(200℃、10分間)して重水処理済みコア
パターン20を形成する(図2の(B))。ここで得ら
れた重水処理済みコアパターン20は、例えば半導体レ
ーザ光(1.3μmの波長)を入射した場合、光吸収ピ
ーク波長の位置を長波長側にずらす性質を有している。
尚、この実施例では、沸騰した重水中に構造体を浸漬し
たが、置換反応時間を短縮するために以下のような処理
を行っても良い。
する。そのため、この実施例では、このコアパターン1
8を含む構造体を沸騰した重水中に約50時間浸漬した
後、重水から取り出してこの構造体をホットプレート上
でベーク(200℃、10分間)して重水処理済みコア
パターン20を形成する(図2の(B))。ここで得ら
れた重水処理済みコアパターン20は、例えば半導体レ
ーザ光(1.3μmの波長)を入射した場合、光吸収ピ
ーク波長の位置を長波長側にずらす性質を有している。
尚、この実施例では、沸騰した重水中に構造体を浸漬し
たが、置換反応時間を短縮するために以下のような処理
を行っても良い。
【0038】コアパターンの材料であるけい酸に含まれ
ているOH基をOD基に置換する反応を加速するため
に、コアパターンを含む構造体を加圧しながら温度を上
昇させる。このような方法により、OD置換に要する時
間を短縮出来る。図4は、コアパターン18の材料であ
るけい酸が重水と反応して重水素に置換される過程を説
明するための図である。
ているOH基をOD基に置換する反応を加速するため
に、コアパターンを含む構造体を加圧しながら温度を上
昇させる。このような方法により、OD置換に要する時
間を短縮出来る。図4は、コアパターン18の材料であ
るけい酸が重水と反応して重水素に置換される過程を説
明するための図である。
【0039】けい酸と重水とが反応してけい酸中のシラ
ノールの水素原子が平衡反応により重水素に置換され
て、重水素に置換されたけい酸と重水を含む水とが生成
する。このとき、けい酸と重水との平衡反応は、図4に
示すように圧倒的に右に偏っているので、沸騰した重水
中に長時間浸漬することによりシラノール中の水素原子
を実質的にすべて重水素に置換することができる。この
ように、重水素により置換された重水処理済みコアパタ
ーン20に例えば半導体レーザ光(1.3μm波長)を
入射させると、光吸収波長のピーク位置が長波長側にず
れるため、1.3μmの通信波長との重なりを回避でき
るため、出射される光強度の損失も低減される。
ノールの水素原子が平衡反応により重水素に置換され
て、重水素に置換されたけい酸と重水を含む水とが生成
する。このとき、けい酸と重水との平衡反応は、図4に
示すように圧倒的に右に偏っているので、沸騰した重水
中に長時間浸漬することによりシラノール中の水素原子
を実質的にすべて重水素に置換することができる。この
ように、重水素により置換された重水処理済みコアパタ
ーン20に例えば半導体レーザ光(1.3μm波長)を
入射させると、光吸収波長のピーク位置が長波長側にず
れるため、1.3μmの通信波長との重なりを回避でき
るため、出射される光強度の損失も低減される。
【0040】次に、重水処理済みコアパターン20を有
する構造体の表面全体に重水処理済みコアパターン20
を埋め込むようにして第3感光性塗布ガラス層22を埋
込み形成する(図2の(C))。このとき用いる第3感
光性塗布ガラス層の材料は、既に説明した第1感光性塗
布ガラス層12と同一なので、レジスト溶液や塗布方法
も図1の(B)の条件と同様にする。
する構造体の表面全体に重水処理済みコアパターン20
を埋め込むようにして第3感光性塗布ガラス層22を埋
込み形成する(図2の(C))。このとき用いる第3感
光性塗布ガラス層の材料は、既に説明した第1感光性塗
布ガラス層12と同一なので、レジスト溶液や塗布方法
も図1の(B)の条件と同様にする。
【0041】次に、得られた第3感光性塗布ガラス層2
2を含む構造体を加熱(150℃)しながら全面露光
(10分間)して上側けい酸ガラス層24を形成する
(図2の(D))。尚、ここでは、上側けい酸ガラス層
24の膜厚を5μmより多少厚めに形成するのが良い。
また、この実施例では、上側けい酸ガラス層24をオー
バクラッド層とも称する。また、ここでは、下側けい酸
ガラス層14、上側けい酸ガラス層24および重水処理
済みコアパターン20を総称して光導波路25と称す
る。
2を含む構造体を加熱(150℃)しながら全面露光
(10分間)して上側けい酸ガラス層24を形成する
(図2の(D))。尚、ここでは、上側けい酸ガラス層
24の膜厚を5μmより多少厚めに形成するのが良い。
また、この実施例では、上側けい酸ガラス層24をオー
バクラッド層とも称する。また、ここでは、下側けい酸
ガラス層14、上側けい酸ガラス層24および重水処理
済みコアパターン20を総称して光導波路25と称す
る。
【0042】次に、重水処理済みコアパターン20およ
び上側けい酸ガラス層24には微量の有機分が含まれて
いるため、上側けい酸ガラス層24を含む構造体をホッ
トプレート上でベーク(400℃、10分間)して有機
分を除いた有機分除去済みコアパターン20aおよび上
側けい酸ガラス層26を形成する(図3の(A))。
尚、ここでは、有機分を除いた上側けい酸ガラス層26
を有機分除去済みクラッド層とも称する。
び上側けい酸ガラス層24には微量の有機分が含まれて
いるため、上側けい酸ガラス層24を含む構造体をホッ
トプレート上でベーク(400℃、10分間)して有機
分を除いた有機分除去済みコアパターン20aおよび上
側けい酸ガラス層26を形成する(図3の(A))。
尚、ここでは、有機分を除いた上側けい酸ガラス層26
を有機分除去済みクラッド層とも称する。
【0043】次に、光導波路27を含む基板10を酸素
雰囲気中のアニール炉内に搬入して加熱(850℃、1
時間)を行って緻密化した緻密けい酸ガラス層(緻密ク
ラッド層とも称する。)26aおよび緻密化した緻密コ
アパターン20bからなる緻密化した光導波路28を形
成する(図3の(B))。
雰囲気中のアニール炉内に搬入して加熱(850℃、1
時間)を行って緻密化した緻密けい酸ガラス層(緻密ク
ラッド層とも称する。)26aおよび緻密化した緻密コ
アパターン20bからなる緻密化した光導波路28を形
成する(図3の(B))。
【0044】得られた光導波路を部品に組み立てた後、
1.3μmの波長を有する半導体レーザ光を用いて光導
波路の評価試験を行った。その評価方法としては、光導
波路の一方の端面からレーザ光を入射させ、光導波路の
他方の端面から出射する光強度を測定して光吸収損失を
測定する。この結果、光吸収損失量は0.05dB/c
mの値が得られた。
1.3μmの波長を有する半導体レーザ光を用いて光導
波路の評価試験を行った。その評価方法としては、光導
波路の一方の端面からレーザ光を入射させ、光導波路の
他方の端面から出射する光強度を測定して光吸収損失を
測定する。この結果、光吸収損失量は0.05dB/c
mの値が得られた。
【0045】この結果からも理解できるように、光吸収
損失は従来に比べ20分の1に低下していることがわか
った。
損失は従来に比べ20分の1に低下していることがわか
った。
【0046】2.第2発明の光導波路の製造方法 次に、図5〜図7を参照して、第2発明の実施例につき
説明する。この実施例では、光吸収損失は第1発明第1
実施例よりも多少大きくなるが、工程数を低減すること
を目的としている。尚、図5、図6および図7は、この
実施例の光導波路を製造する工程を説明するための断面
図である。
説明する。この実施例では、光吸収損失は第1発明第1
実施例よりも多少大きくなるが、工程数を低減すること
を目的としている。尚、図5、図6および図7は、この
実施例の光導波路を製造する工程を説明するための断面
図である。
【0047】第2実施例では、基板10としてシリコン
基板を用いる(図5の(A))。この基板10上に第1
発明第1実施例で説明した1−1−1項で調製した塗布
ガラス溶液を用いて第1感光性塗布ガラス層12を形成
し(図5の(B))、その後、加熱露光を同時に行って
下側けい酸ガラス層14を形成する(図5の(C))。
基板を用いる(図5の(A))。この基板10上に第1
発明第1実施例で説明した1−1−1項で調製した塗布
ガラス溶液を用いて第1感光性塗布ガラス層12を形成
し(図5の(B))、その後、加熱露光を同時に行って
下側けい酸ガラス層14を形成する(図5の(C))。
【0048】次に、下側けい酸ガラス層14上に第2感
光性塗布ガラス層16を形成した後、部分的に光照射を
行った後、第2感光性塗布ガラス層16を現像してコア
パターン18を形成する(図6の(A))。ここまでの
工程は、第1発明第1実施例の工程と同一である。従っ
て、ここでは、詳細な説明を省略する。
光性塗布ガラス層16を形成した後、部分的に光照射を
行った後、第2感光性塗布ガラス層16を現像してコア
パターン18を形成する(図6の(A))。ここまでの
工程は、第1発明第1実施例の工程と同一である。従っ
て、ここでは、詳細な説明を省略する。
【0049】次に、この実施例では、第1発明第1実施
例で説明した1−1−1項で調製した第3感光性塗布ガ
ラス層用のレジスト溶液を、コアパターン18を含む下
側けい酸ガラス層14の表面全体にコアパターン18を
埋込むようにして回転塗布し、塗布膜を含む構造体をホ
ットプレート上でベーク(100℃、2分間)して第2
感光性塗布ガラス層22を形成する(図6の(B))。
例で説明した1−1−1項で調製した第3感光性塗布ガ
ラス層用のレジスト溶液を、コアパターン18を含む下
側けい酸ガラス層14の表面全体にコアパターン18を
埋込むようにして回転塗布し、塗布膜を含む構造体をホ
ットプレート上でベーク(100℃、2分間)して第2
感光性塗布ガラス層22を形成する(図6の(B))。
【0050】次に、紫外線(UV)硬化装置を用いて加
熱(150℃)しながら第3感光性塗布ガラス層22の
表面を全面光照射(10分間)して上側けい酸ガラス層
24を形成する(図6の(C))。尚、ここでは、下側
けい酸ガラス層14、上側けい酸ガラス層24およびコ
アパターン18を総称して光導波路25と称する。
熱(150℃)しながら第3感光性塗布ガラス層22の
表面を全面光照射(10分間)して上側けい酸ガラス層
24を形成する(図6の(C))。尚、ここでは、下側
けい酸ガラス層14、上側けい酸ガラス層24およびコ
アパターン18を総称して光導波路25と称する。
【0051】次に、上側けい酸ガラス層24を含む構造
体をホットプレート上でベーク(400℃、10分間)
して有機分を除いたコアパターン(有機分除去済みコア
パターンとも称する。)19およびけい酸ガラス層26
を形成する(図7の(A))。尚、ここでは有機分を除
いたけい酸ガラス層26をクラッド層とも称する。ま
た、この実施例では、有機分除去済みコアパターン19
とクラッド層26を総称して有機分除去済み光導波路2
9と称する。
体をホットプレート上でベーク(400℃、10分間)
して有機分を除いたコアパターン(有機分除去済みコア
パターンとも称する。)19およびけい酸ガラス層26
を形成する(図7の(A))。尚、ここでは有機分を除
いたけい酸ガラス層26をクラッド層とも称する。ま
た、この実施例では、有機分除去済みコアパターン19
とクラッド層26を総称して有機分除去済み光導波路2
9と称する。
【0052】次に、光導波路29を含む構造体をアニー
ル炉に搬入した後、炉内を酸素雰囲気とし加熱(850
℃、1時間)を行って緻密化したコアパターン(緻密化
済みコアパターンとも称する。)19aおよび緻密化し
たけい酸ガラス層(緻密クラッド層とも称する。)26
aを形成する(図7の(B))。尚、ここでは、緻密化
済みコアパターン19aと緻密クラッド層26aとを総
称して緻密化した光導波路30と称する。
ル炉に搬入した後、炉内を酸素雰囲気とし加熱(850
℃、1時間)を行って緻密化したコアパターン(緻密化
済みコアパターンとも称する。)19aおよび緻密化し
たけい酸ガラス層(緻密クラッド層とも称する。)26
aを形成する(図7の(B))。尚、ここでは、緻密化
済みコアパターン19aと緻密クラッド層26aとを総
称して緻密化した光導波路30と称する。
【0053】上述した工程から理解できるように、第2
発明の実施例では、第1発明の第1実施例の重水中への
浸漬する工程を除いてある分、光導波路の製造工程数を
低減することができる。また、この実施例では、8工程
で光導波路を形成することが出来る。従って、従来例
(11工程)よりも3工程だけ工程数が低減することが
できる。更に、この実施例の工程中には従来のように吸
着および脱着工程が含まれていないので、工程時間を短
縮することができる。従って、製品の量産化を図ること
ができる。
発明の実施例では、第1発明の第1実施例の重水中への
浸漬する工程を除いてある分、光導波路の製造工程数を
低減することができる。また、この実施例では、8工程
で光導波路を形成することが出来る。従って、従来例
(11工程)よりも3工程だけ工程数が低減することが
できる。更に、この実施例の工程中には従来のように吸
着および脱着工程が含まれていないので、工程時間を短
縮することができる。従って、製品の量産化を図ること
ができる。
【0054】また、この実施例で得られた光導波路を部
品に組み立てた後、1.3μmの波長を有する半導体レ
ーザ光を用いて光導波路の評価試験を行った。光導波路
の一方の端面からレーザ光を入射させ、光導波路の他方
の端面から光強度を測定して光吸収損失を測定した。そ
の結果、光吸収損失量は0.1dB/cmの値が得られ
た。
品に組み立てた後、1.3μmの波長を有する半導体レ
ーザ光を用いて光導波路の評価試験を行った。光導波路
の一方の端面からレーザ光を入射させ、光導波路の他方
の端面から光強度を測定して光吸収損失を測定した。そ
の結果、光吸収損失量は0.1dB/cmの値が得られ
た。
【0055】この結果より理解できるように、第2発明
の実施例では重水による重水素置換を行わない分、光吸
収損失量の値は高くなるが、実用上何ら問題となる値で
はない。
の実施例では重水による重水素置換を行わない分、光吸
収損失量の値は高くなるが、実用上何ら問題となる値で
はない。
【0056】上述した実施例では、第3感光性塗布ガラ
ス層を形成するための塗布ガラス溶液にテトラアルキシ
ゲルマンを混入させて調製したゲルマニウムを用いた
が、何らこの材料に限定されるものではなく、例えばI
V族金属としてチタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)
および錫(Sn)の中から選ばれた1種類の元素を含む
金属アルコキシドを用いてアルコキシシランに共重合さ
せたメタロポリシロキサンを用いても良い。
ス層を形成するための塗布ガラス溶液にテトラアルキシ
ゲルマンを混入させて調製したゲルマニウムを用いた
が、何らこの材料に限定されるものではなく、例えばI
V族金属としてチタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)
および錫(Sn)の中から選ばれた1種類の元素を含む
金属アルコキシドを用いてアルコキシシランに共重合さ
せたメタロポリシロキサンを用いても良い。
【0057】また、第1および第3感光性塗布ガラス層
のレジスト材料にテトラアルコキシシランを用いたが、
この材料に何ら限定されるものではなく、テトラアルコ
キシシランと同等な性質をもつ四官能性シランを用いて
これを部分的加水分解させた後、縮合させてポリ(シロ
キサン)を生成しても良い。
のレジスト材料にテトラアルコキシシランを用いたが、
この材料に何ら限定されるものではなく、テトラアルコ
キシシランと同等な性質をもつ四官能性シランを用いて
これを部分的加水分解させた後、縮合させてポリ(シロ
キサン)を生成しても良い。
【0058】また、第1および第3感光性塗布ガラス層
のレジストとしては、市販の塗布ガラス、例えば、OC
D(東京応化社製)とかアクグラス(アライドシグナル
社製)を用いてこの材料と酸発生剤とをMISKに溶解
させてレジスト溶液を調製しても良い。
のレジストとしては、市販の塗布ガラス、例えば、OC
D(東京応化社製)とかアクグラス(アライドシグナル
社製)を用いてこの材料と酸発生剤とをMISKに溶解
させてレジスト溶液を調製しても良い。
【0059】また、第1および第3感光性塗布ガラス層
のレジストとしては、この出願に係る発明者らによる特
願平6−54224号によるシリコン樹脂組成物と酸発
生剤とを用いても良い。
のレジストとしては、この出願に係る発明者らによる特
願平6−54224号によるシリコン樹脂組成物と酸発
生剤とを用いても良い。
【0060】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の第1発明の光導波路の製造方法では、コアパターンを
形成した後に、このコアパターンを重水で処理する。こ
のような工程において、コアパターンを構成しているけ
い酸が重水と反応して水酸基の水素原子を重水素に置換
して重水処理済みコアパターンを得ることができる。こ
のため、重水処理済みコアパターンを下側けい酸ガラス
層および上側けい酸ガラス層により埋め込んで光導波路
を形成した場合、コアパターンに1.3μmの通信波長
を入射させると、光吸収損失ピークが1.3μmの波長
よりも長波長側にずれるため、低損失の光導波路を形成
することができる。また、光導波路を無機化するための
加熱と緻密化するための加熱を順次に行うことにより、
光導波路中に含まれる有機分の除去または光導波路の緻
密化を図ることができる。
の第1発明の光導波路の製造方法では、コアパターンを
形成した後に、このコアパターンを重水で処理する。こ
のような工程において、コアパターンを構成しているけ
い酸が重水と反応して水酸基の水素原子を重水素に置換
して重水処理済みコアパターンを得ることができる。こ
のため、重水処理済みコアパターンを下側けい酸ガラス
層および上側けい酸ガラス層により埋め込んで光導波路
を形成した場合、コアパターンに1.3μmの通信波長
を入射させると、光吸収損失ピークが1.3μmの波長
よりも長波長側にずれるため、低損失の光導波路を形成
することができる。また、光導波路を無機化するための
加熱と緻密化するための加熱を順次に行うことにより、
光導波路中に含まれる有機分の除去または光導波路の緻
密化を図ることができる。
【0061】また、第2発明の光導波路の製造方法によ
れば、上述したように8工程で光導波路を製造すること
ができるので、従来(11工程)に比べて工程数を低減
することができる。従って、工程数および工程時間が低
減される分、量産化を図ることができるので、製品のコ
ストダウンを図ることができる。また、第2発明の実施
例の工程には、従来のような吸着および脱着工程を必要
としないので、工程時間が大幅に短縮することができ
る。
れば、上述したように8工程で光導波路を製造すること
ができるので、従来(11工程)に比べて工程数を低減
することができる。従って、工程数および工程時間が低
減される分、量産化を図ることができるので、製品のコ
ストダウンを図ることができる。また、第2発明の実施
例の工程には、従来のような吸着および脱着工程を必要
としないので、工程時間が大幅に短縮することができ
る。
【図1】(A)〜(D)は、第1発明の第1実施例の光
導波路の製造工程を説明するために供する工程図であ
る。
導波路の製造工程を説明するために供する工程図であ
る。
【図2】(A)〜(D)は、図1に続く、光導波路の製
造工程を説明するために供する工程図である。
造工程を説明するために供する工程図である。
【図3】(A)〜(B)は、図2に続く、光導波路の製
造工程を説明するために供する工程図である。
造工程を説明するために供する工程図である。
【図4】けい酸と重水から重水素置換されたけい酸を生
成する反応を説明するための図である。
成する反応を説明するための図である。
【図5】(A)〜(D)は、第2発明の実施例の光導波
路の製造工程を説明するために供する工程図である。
路の製造工程を説明するために供する工程図である。
【図6】(A)〜(C)は、図5に続く、光導波路の製
造工程を説明するために供する工程図である。
造工程を説明するために供する工程図である。
【図7】(A)〜(B)は、図6に続く、光導波路の製
造工程を説明するために供する工程図である。
造工程を説明するために供する工程図である。
【図8】(A)〜(D)は、従来の光導波路の製造工程
を説明するために供する工程図である。
を説明するために供する工程図である。
【図9】(A)〜(D)は、図8に続く、製造工程を説
明するために供する工程図である。
明するために供する工程図である。
【図10】(A)〜(D)は、図9に続く、製造工程を
説明するために供する工程図である。
説明するために供する工程図である。
10:シリコン基板 12:第1感光性塗布ガラス層 14:下側けい酸ガラス層 16:第2感光性塗布ガラス層 18:コアパターン 20:重水処理済みコアパターン 22:第3感光性塗布ガラス層 24:上側けい酸ガラス層 26:有機分を除いたけい酸ガラス層 26a:緻密化したけい酸ガラス層 27:有機分除去済み光導波路 30:緻密化した光導波路
Claims (4)
- 【請求項1】 (a)基板上に第1感光性塗布ガラス層
を形成した後、該第1感光性塗布ガラス層に対し加熱お
よび光照射を同時に行って下側けい酸ガラス層を形成す
る工程と、 (b)該下側けい酸ガラス層上に第2感光性塗布ガラス
層を形成した後、該第2感光性塗布ガラス層に対し部分
的光照射および現像を行ってコアパターンを形成する工
程と、 (c)前記コアパターンを重水で処理して重水処理済み
コアパターンを得る工程と、 (d)その後、前記重水処理済みコアパターンを含む前
記下側けい酸ガラス層の表面全体に前記重水処理済みコ
アパターンを埋め込むようにして第3感光性塗布ガラス
層を形成した後、該第3感光性塗布ガラス層に対し加熱
および光照射を同時に行って上側けい酸ガラス層を形成
することにより、前記重水処理済みコアパターン、前記
下側けい酸ガラス層および上側けい酸ガラス層からなる
光導波路を形成する工程とを含むことを特徴とする光導
波路の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光導波路の製造方法に
おいて、 前記(d)の後工程として、前記光導波路を無機化する
ための加熱と、緻密化するための加熱とを順次に行う工
程を含むことを特徴とする光導波路の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の光導波路の製造方法に
おいて、 前記(b)工程の第2感光性塗布ガラス層を、アルコキ
シシランおよびIV族系金属アルコキシドを共重合して
得られたメタロポリシロキサンと酸発生剤とを含む材料
で形成したことを特徴とする光導波路の製造方法。 - 【請求項4】 (a)基板上に第1感光性塗布ガラス層
を形成する工程と、 (b)該第1感光性塗布ガラス層に対し加熱および光照
射を同時に行って下側けい酸ガラス層を形成する工程
と、 (c)該下側けい酸ガラス層上に第2感光性塗布ガラス
層を形成する工程と、 (d)該第2感光性塗布ガラス層に対し部分的光照射お
よび現像を行ってコアパターンを形成する工程と、 (e)該コアパターンを含む前記下側けい酸ガラス層の
表面全体に前記コアパターンを埋め込むようにして前記
第3感光性塗布ガラス層を形成する工程と、 (f)該第3感光性塗布ガラス層に対し加熱および光照
射を同時に行って上側けい酸ガラス層を形成することに
より、前記コアパターン、前記下側けい酸ガラス層およ
び上側けい酸ガラス層からなる光導波路を形成する工程
と、 (g)前記光導波路を無機化するための加熱と、緻密化
するための加熱とを順次に行う工程とを含むことを特徴
とする光導波路の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7181195A JPH0933742A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 光導波路の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7181195A JPH0933742A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 光導波路の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0933742A true JPH0933742A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16096516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7181195A Pending JPH0933742A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 光導波路の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0933742A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0880036A3 (en) * | 1997-05-23 | 1999-12-15 | Lucent Technologies Inc. | Method for altering the temperature dependence of optical waveguide devices |
| WO2001092923A1 (en) * | 2000-05-29 | 2001-12-06 | Zenastra Photonics Inc. | Application of deuterium oxide in producing silicon containing and metal containing materials for optical communication |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP7181195A patent/JPH0933742A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0880036A3 (en) * | 1997-05-23 | 1999-12-15 | Lucent Technologies Inc. | Method for altering the temperature dependence of optical waveguide devices |
| WO2001092923A1 (en) * | 2000-05-29 | 2001-12-06 | Zenastra Photonics Inc. | Application of deuterium oxide in producing silicon containing and metal containing materials for optical communication |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7358582B2 (en) | Planar optical waveguide assembly | |
| EP1523525B1 (en) | Planar optical waveguide assembly and method of preparing same | |
| JP2004012635A (ja) | 光電気配線複合実装基板及びその製造方法 | |
| JP2004010849A (ja) | 光学材料用硬化性組成物 | |
| US7006745B2 (en) | Method for manufacturing an optical waveguide component and an optical waveguide component produced using the method | |
| Du et al. | Sol-gel waveguide fabrication parameters: an experimental investigation | |
| EP0466025B1 (en) | Resist material, method for the production of the same and process of forming resist patterns using the same | |
| JP2599497B2 (ja) | 平板型プラスチック光導波路 | |
| JP3273519B2 (ja) | ポリシロキサン系光導波路の製造方法 | |
| Bae et al. | Direct laser writing of self-developed waveguides in benzyldimethylketal-doped sol-gel hybrid glass | |
| JP3706496B2 (ja) | 光導波路の製造方法 | |
| WO2003087905A1 (en) | Polysilane thin films for directly patternable waveguides | |
| JPH0933742A (ja) | 光導波路の製造方法 | |
| US20110177259A1 (en) | Method for manufacturing optical waveguide | |
| Moreira et al. | Hybrid sol-gel channel waveguide patterning using photoinitiator-free materials | |
| TW200306438A (en) | Method for making polymer-based rare earth-doped waveguide | |
| KR100705759B1 (ko) | 직접 광패터닝에 의한 평판형 멀티모드 광도파로 제조방법 | |
| JP5130671B2 (ja) | 有機高分子組成物及び光導波路並びに光導波路の製造方法 | |
| JPH08334641A (ja) | 光導波路作製方法 | |
| CN114911003B (zh) | 一种基于包层紫外光刻的光波导制备方法 | |
| CN114935793B (zh) | 一种对光波导材料进行紫外光刻的方法及光波导制备方法 | |
| EP1451622B1 (en) | Method of producing planar waveguides | |
| JPH08286002A (ja) | マイクロレンズの製造方法 | |
| US20070253668A1 (en) | Method of Producing Germanosilicate with a High Refractive Index Change | |
| JPH11287917A (ja) | 平面導波路型光回路およびその製造方法 |