JPH0934849A - 入出力方法 - Google Patents
入出力方法Info
- Publication number
- JPH0934849A JPH0934849A JP7179799A JP17979995A JPH0934849A JP H0934849 A JPH0934849 A JP H0934849A JP 7179799 A JP7179799 A JP 7179799A JP 17979995 A JP17979995 A JP 17979995A JP H0934849 A JPH0934849 A JP H0934849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- output
- request
- node
- division
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】並列コンピュータシステムで、演算ノードから
入出力ノードへのファイル入出力を並列で行い、スルー
プットを向上する。 【構成】演算ノード101のユーザアプリケーションプ
ログラム104から送られてくる入出力要求105は入
出力要求分割管理部106で複数の要求に分割され分割
要求管理ブロック108に登録されて管理される。分割
要求発行部107は分割要求管理ブロック108に登録さ
れた複数の分割された要求を取り出し連続で入出力ノー
ド120に転送する。入出力ノード120ではそれぞれ
の要求の入出力処理を行い、演算ノード101に報告す
る。入出力ノード120からの入出力終了報告は入出力
結果受信部109で受信され入出力結果統合部110に
送られる。入出力結果統合部110で分割する前の要求
に対する入出力結果を作成しユーザアプリケーションプ
ログラム104に報告する。
入出力ノードへのファイル入出力を並列で行い、スルー
プットを向上する。 【構成】演算ノード101のユーザアプリケーションプ
ログラム104から送られてくる入出力要求105は入
出力要求分割管理部106で複数の要求に分割され分割
要求管理ブロック108に登録されて管理される。分割
要求発行部107は分割要求管理ブロック108に登録さ
れた複数の分割された要求を取り出し連続で入出力ノー
ド120に転送する。入出力ノード120ではそれぞれ
の要求の入出力処理を行い、演算ノード101に報告す
る。入出力ノード120からの入出力終了報告は入出力
結果受信部109で受信され入出力結果統合部110に
送られる。入出力結果統合部110で分割する前の要求
に対する入出力結果を作成しユーザアプリケーションプ
ログラム104に報告する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は並列コンピュータの入出
力方法に係り、特にその入出力性能を高める方法に関す
る。
力方法に係り、特にその入出力性能を高める方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】演算ノードと入出力ノードとを有する並
列コンピュータシステムでは、演算ノードは入出力要求
を入出力ノードに転送し、入出力ノードでは入出力要求
を入出力ノード内で実行して処理を完了したあとに、処
理結果もしくはデータを要求元の演算ノードに転送する
ことで分散ファイルシステムを実現している。
列コンピュータシステムでは、演算ノードは入出力要求
を入出力ノードに転送し、入出力ノードでは入出力要求
を入出力ノード内で実行して処理を完了したあとに、処
理結果もしくはデータを要求元の演算ノードに転送する
ことで分散ファイルシステムを実現している。
【0003】こうした機能は、ノード間の要求転送やデ
ータ転送を管理するマイクロカーネル等のオペレーティ
ング・システム(以下OS)を各ノードで実行し、更に
入出力ノードではファイルを管理する入出力機能を持つ
ことによって実現している。
ータ転送を管理するマイクロカーネル等のオペレーティ
ング・システム(以下OS)を各ノードで実行し、更に
入出力ノードではファイルを管理する入出力機能を持つ
ことによって実現している。
【0004】このとき、入出力ノードのOSは自ノード
からの入出力要求と、他ノードである演算ノードからの
入出力要求とを同等に扱うことができるようにしてい
る。この機能により、演算ノードからの入出力要求を入
出力ノードに転送して実行している。例として、演算ノ
ードからのファイル出力では、出力要求は要求とデータ
を一度入出力ノードに転送し、入出力ノードではその要
求を自ノード内での出力要求と同様に処理する。その
後、処理結果を演算ノードに戻している。また、演算ノ
ードでのファイル入力では、入力要求を入出力ノードに
転送し、入出力ノード内で入力処理を行った後に、入出
力ノード内に読み込まれたデータを演算ノードに転送し
ている。
からの入出力要求と、他ノードである演算ノードからの
入出力要求とを同等に扱うことができるようにしてい
る。この機能により、演算ノードからの入出力要求を入
出力ノードに転送して実行している。例として、演算ノ
ードからのファイル出力では、出力要求は要求とデータ
を一度入出力ノードに転送し、入出力ノードではその要
求を自ノード内での出力要求と同様に処理する。その
後、処理結果を演算ノードに戻している。また、演算ノ
ードでのファイル入力では、入力要求を入出力ノードに
転送し、入出力ノード内で入力処理を行った後に、入出
力ノード内に読み込まれたデータを演算ノードに転送し
ている。
【0005】こうしたOSについては、例えば、文献
(Roman Zajcew,Paul Roy, DavidBlack他:“An OSF/1
UNIX for Massively Parallel Multicomputers”,Proc
eedings of the Winter 1993 USENIX conference,San D
iego, January 25−29,1993,pp449−46
8のpp453 File System Enhancements)に説明され
ている。
(Roman Zajcew,Paul Roy, DavidBlack他:“An OSF/1
UNIX for Massively Parallel Multicomputers”,Proc
eedings of the Winter 1993 USENIX conference,San D
iego, January 25−29,1993,pp449−46
8のpp453 File System Enhancements)に説明され
ている。
【0006】このOS機能は並列コンピュータの全ての
ノードで、一つのファイルシステムビューを共有するこ
とを可能にするものである。
ノードで、一つのファイルシステムビューを共有するこ
とを可能にするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】マイクロカーネルOS
を使用した並列コンピュータシステムでは、演算ノード
からの出力要求およびデータは、マイクロカーネルが入
出力ノードに一括転送して実行し、入力要求は入出力ノ
ードで実行し、得た入力データを要求元の演算ノードに
一括転送する。このような方法には次の問題点がある。
を使用した並列コンピュータシステムでは、演算ノード
からの出力要求およびデータは、マイクロカーネルが入
出力ノードに一括転送して実行し、入力要求は入出力ノ
ードで実行し、得た入力データを要求元の演算ノードに
一括転送する。このような方法には次の問題点がある。
【0008】問題は入出力データの転送を一括で行うの
で、データ転送と物理入出力とを並列動作させることが
できないことである。マイクロカーネルは演算ノードの
入出力要求を、入出力ノードに転送したり、逆に読出し
データを演算ノードに転送したりするが、このデータ転
送のフェーズが物理入出力のフェーズとは全く独立して
行われるので、 演算ノードからの入出力時間=データ転送時間+物理入
出力時間 のコストがかかる。
で、データ転送と物理入出力とを並列動作させることが
できないことである。マイクロカーネルは演算ノードの
入出力要求を、入出力ノードに転送したり、逆に読出し
データを演算ノードに転送したりするが、このデータ転
送のフェーズが物理入出力のフェーズとは全く独立して
行われるので、 演算ノードからの入出力時間=データ転送時間+物理入
出力時間 のコストがかかる。
【0009】本発明の目的は、演算ノードと入出力ノー
ドの間の入出力データ転送と、入出力ノードでのデバイ
ス入出力とを並列動作させて、入出力のスループットを
向上し、 演算ノードからの入出力時間 < データ転送時間+物
理入出力時間 にすることにある。
ドの間の入出力データ転送と、入出力ノードでのデバイ
ス入出力とを並列動作させて、入出力のスループットを
向上し、 演算ノードからの入出力時間 < データ転送時間+物
理入出力時間 にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデータ入出力制御方法は、演算を行う単数
または複数の演算ノードと、入出力デバイスを保持して
演算ノードからの要求に応じて入出力を行う単数または
複数の入出力ノードとを有する並列コンピュータで、演
算ノード上のユーザアプリケーションプログラム(以下
UAP)からの入出力要求を複数に分割して入出力ノー
ドへ転送し、転送と入出力ノードにおけるデバイス入出
力とを並列で実行する。
に、本発明のデータ入出力制御方法は、演算を行う単数
または複数の演算ノードと、入出力デバイスを保持して
演算ノードからの要求に応じて入出力を行う単数または
複数の入出力ノードとを有する並列コンピュータで、演
算ノード上のユーザアプリケーションプログラム(以下
UAP)からの入出力要求を複数に分割して入出力ノー
ドへ転送し、転送と入出力ノードにおけるデバイス入出
力とを並列で実行する。
【0011】さらに本発明の望ましい態様では、演算ノ
ードでUAPからの入出力要求データを複数に分割して
入出力ノードへ送出し、送出と入出力ノードにおけるデ
バイス入出力データ送出とを並列で実行する。
ードでUAPからの入出力要求データを複数に分割して
入出力ノードへ送出し、送出と入出力ノードにおけるデ
バイス入出力データ送出とを並列で実行する。
【0012】さらに本発明の望ましい態様では、演算ノ
ードは入出力ノードの処理の終了を待たずに次の分割要
求を入出力ノードに送出する。
ードは入出力ノードの処理の終了を待たずに次の分割要
求を入出力ノードに送出する。
【0013】さらに本発明の望ましい態様では、分割し
た要求の状態を保持してすべての分割した要求が終了し
たことを判定する。
た要求の状態を保持してすべての分割した要求が終了し
たことを判定する。
【0014】さらに本発明の望ましい態様では、演算ノ
ードでの要求分割と分割要求送出および入出力ノードで
の分割入出力に要する総時間が最短になるように、要求
分割の単位を決定する。
ードでの要求分割と分割要求送出および入出力ノードで
の分割入出力に要する総時間が最短になるように、要求
分割の単位を決定する。
【0015】さらに本発明の望ましい態様では、演算ノ
ードでの要求分割と分割要求転送および入出力ノードで
の分割入出力に要する時間が、入出力要求分割無しで転
送および入出力を行った場合よりも所要時間が短い場合
に、要求分割および分割入出力を行う。
ードでの要求分割と分割要求転送および入出力ノードで
の分割入出力に要する時間が、入出力要求分割無しで転
送および入出力を行った場合よりも所要時間が短い場合
に、要求分割および分割入出力を行う。
【0016】
【作用】演算ノードでUAPから要求された入出力要求
は、自ノードのマイクロカーネルOSもしくはそれに準
じるプログラムが複数の入出力要求に分割し、ターゲッ
トの入出力ノードに転送する。このとき、前要求の終了
をまたずに複数の要求を連続発行することで、要求の転
送と入出力ノードにおける物理入出力とを並行動作させ
て、高いスループットを実現できる。このときに、分割
のオーバーヘッドや起動回数に依存するデバイス起動オ
ーバーヘッドが、並列動作の効果よりも大きくならない
ような要求の分割単位を選択する。また、分割のオーバ
ーヘッドが大きく、分割なしの入出力よりも分割した入
出力の方が入出力時間を要するときには、分割を行わな
い。
は、自ノードのマイクロカーネルOSもしくはそれに準
じるプログラムが複数の入出力要求に分割し、ターゲッ
トの入出力ノードに転送する。このとき、前要求の終了
をまたずに複数の要求を連続発行することで、要求の転
送と入出力ノードにおける物理入出力とを並行動作させ
て、高いスループットを実現できる。このときに、分割
のオーバーヘッドや起動回数に依存するデバイス起動オ
ーバーヘッドが、並列動作の効果よりも大きくならない
ような要求の分割単位を選択する。また、分割のオーバ
ーヘッドが大きく、分割なしの入出力よりも分割した入
出力の方が入出力時間を要するときには、分割を行わな
い。
【0017】
[実施例1]図1は本発明による並列コンピュータシス
テムの一実施例のブロック図である。並列コンピュータ
システムは大きく分けて、単数または複数の演算ノード
101,単数または複数の入出力ノード120から構成さ
れ、これらノード間をノード間の通信機構150によっ
て接続されている。並列コンピュータシステムは、演算
ノード101のUAPから入出力要求が発行されると演
算ノード101内で要求を分割し、分割した要求を連続
で入出力ノード120に転送する。入出力ノード120
では演算ノード101から転送されてくる入出力要求を
受けとる動作と並列に、以前に受けとった要求を入出力
デバイスに発行する。
テムの一実施例のブロック図である。並列コンピュータ
システムは大きく分けて、単数または複数の演算ノード
101,単数または複数の入出力ノード120から構成さ
れ、これらノード間をノード間の通信機構150によっ
て接続されている。並列コンピュータシステムは、演算
ノード101のUAPから入出力要求が発行されると演
算ノード101内で要求を分割し、分割した要求を連続
で入出力ノード120に転送する。入出力ノード120
では演算ノード101から転送されてくる入出力要求を
受けとる動作と並列に、以前に受けとった要求を入出力
デバイスに発行する。
【0018】演算ノード101はマイクロカーネル等の
オペレーティング・システム(以下OS)102とUAP1
04等から構成され、UAP104からの入出力要求に従ってOS
102が要求を分割し、入出力ノード120に分割した要
求を転送する。OS102は、データ転送および入出力
管理部103およびノード間通信処理部116等で構成
される。データ転送および入出力管理部103は、入出
力要求分割管理部106,分割要求発行部107,分割要求
管理ブロック108のリスト、入出力結果受信部10
9,入出力結果統合部110等から構成される。また、
データ転送および入出力管理部103で、分割した要求
を管理するために使用する分割要求管理ブロック108
からポイントされる入出力コマンド語112,113の
格納領域、および入出力コマンド語に付随するデータを
格納するデータエリア114,115が確保されている。
オペレーティング・システム(以下OS)102とUAP1
04等から構成され、UAP104からの入出力要求に従ってOS
102が要求を分割し、入出力ノード120に分割した要
求を転送する。OS102は、データ転送および入出力
管理部103およびノード間通信処理部116等で構成
される。データ転送および入出力管理部103は、入出
力要求分割管理部106,分割要求発行部107,分割要求
管理ブロック108のリスト、入出力結果受信部10
9,入出力結果統合部110等から構成される。また、
データ転送および入出力管理部103で、分割した要求
を管理するために使用する分割要求管理ブロック108
からポイントされる入出力コマンド語112,113の
格納領域、および入出力コマンド語に付随するデータを
格納するデータエリア114,115が確保されている。
【0019】演算ノード101とノード間通信機構15
0を介して接続される入出力ノード120は、演算ノー
ド101からの入出力要求に従ってファイル入出力を行
う。入出力ノード120は、ファイルシステム121,
OS125,入出力デバイス130等から構成される。
ファイルシステム121は、ファイル処理部122等か
ら構成される。
0を介して接続される入出力ノード120は、演算ノー
ド101からの入出力要求に従ってファイル入出力を行
う。入出力ノード120は、ファイルシステム121,
OS125,入出力デバイス130等から構成される。
ファイルシステム121は、ファイル処理部122等か
ら構成される。
【0020】OS122は入出力デバイス駆動部12
4,ノード間通信処理部124等から構成される。
4,ノード間通信処理部124等から構成される。
【0021】演算ノード101,入出力ノード120を
構成する特徴となる構成部分の詳細説明は後で行う。
構成する特徴となる構成部分の詳細説明は後で行う。
【0022】図2から図4を参照して、本実施例におけ
る入出力処理の概略について説明する。図2と図4は演
算ノード101内の処理フローを示したものであり、図
3は入出力ノード120内の処理フローを示したもので
ある。
る入出力処理の概略について説明する。図2と図4は演
算ノード101内の処理フローを示したものであり、図
3は入出力ノード120内の処理フローを示したもので
ある。
【0023】演算ノード101のUAP104から発行された
入出力要求105は演算ノード101のOS102内部の
データ転送および入出力管理部103で受け付けられ
る。まず入出力要求分割管理部106で、要求のサイズ
から分割すべきかどうか、また、分割する場合には分割
数が決定される(ステップ202)。この判別はあらか
じめ決定された閾値で行う。ここで、入出力要求105
を分割すると決定していれば複数の要求とデータに分割
する(ステップ203)。
入出力要求105は演算ノード101のOS102内部の
データ転送および入出力管理部103で受け付けられ
る。まず入出力要求分割管理部106で、要求のサイズ
から分割すべきかどうか、また、分割する場合には分割
数が決定される(ステップ202)。この判別はあらか
じめ決定された閾値で行う。ここで、入出力要求105
を分割すると決定していれば複数の要求とデータに分割
する(ステップ203)。
【0024】次に、分割した要求をひとまとめに管理す
る分割要求管理ブロック108を一つ作成し、この分割
要求管理ブロック108にすべての分割した要求の入出
力コマンド語112とデータエリア114を登録する。
る分割要求管理ブロック108を一つ作成し、この分割
要求管理ブロック108にすべての分割した要求の入出
力コマンド語112とデータエリア114を登録する。
【0025】本実施例で従来と大きく異なる所は、元の
要求105を分割してできた全ての要求の入出力コマン
ド語112とデータエリア114を一つの分割要求管理
ブロック108にまとめておくことである。要求105
が分割され複数の要求になっている時には、分割要求管
理ブロック108に複数の入出力コマンド語112と複
数のデータエリア114を登録し(ステップ204)、
要求105が分割されずに一つの要求のままの場合に
は、分割要求管理ブロック108に一つの入出力コマン
ド語112と一つのデータエリア114を登録する(ス
テップ209)。その後、作成した分割要求管理ブロッ
ク108をリストに登録する(ステップ205)。
要求105を分割してできた全ての要求の入出力コマン
ド語112とデータエリア114を一つの分割要求管理
ブロック108にまとめておくことである。要求105
が分割され複数の要求になっている時には、分割要求管
理ブロック108に複数の入出力コマンド語112と複
数のデータエリア114を登録し(ステップ204)、
要求105が分割されずに一つの要求のままの場合に
は、分割要求管理ブロック108に一つの入出力コマン
ド語112と一つのデータエリア114を登録する(ス
テップ209)。その後、作成した分割要求管理ブロッ
ク108をリストに登録する(ステップ205)。
【0026】ステップ206では、管理ブロックリスト
に登録されている管理ブロック108が存在するかどうか
を判定し、管理ブロックが存在しなければ登録されるま
で待つ(ステップ210)。ステップ207で管理ブロ
ック108を一つ取り出し、分割要求発行部107で管
理ブロック108に登録されているすべての入出力コマ
ンド語112およびデータエリア114を入出力ノード
120に転送する(ステップ208)。ノード間通信処
理部116で、転送する要求をノード間の通信形式にま
とめて入出力ノード120に送出する。
に登録されている管理ブロック108が存在するかどうか
を判定し、管理ブロックが存在しなければ登録されるま
で待つ(ステップ210)。ステップ207で管理ブロ
ック108を一つ取り出し、分割要求発行部107で管
理ブロック108に登録されているすべての入出力コマ
ンド語112およびデータエリア114を入出力ノード
120に転送する(ステップ208)。ノード間通信処
理部116で、転送する要求をノード間の通信形式にま
とめて入出力ノード120に送出する。
【0027】入出力ノード120のノード間通信処理部
124で受信した入出力要求は(ステップ301)、入
出力コマンド語112およびデータエリア114の形式
に復元され、ファイルシステム121に送られる。ファ
イル処理部122では、入出力コマンド語112および
データエリア114から、当ファイルの存在する入出力
デバイスへの要求を作成する(ステップ302)。ステ
ップ302で作成した要求をOS125に発行する。O
S125内部の入出力デバイス駆動部123は要求に従
って入出力デバイス131の起動要求を発行する(ステ
ップ304)。ステップ305で非同期要求か、同期要
求かを判定し、非同期要求の場合にはデバイス起動完了
報告を演算ノード101に対して行う(ステップ30
8)。デバイス起動完了報告309後および同期要求で
は、実際のデバイス動作の終了を待って(ステップ30
6)終了報告および必要があればデータの転送を行う
(ステップ307)。これら報告およびデータは、ノー
ド間通信処理部124でノード間の通信形式にまとめて
演算ノード101に送出する。
124で受信した入出力要求は(ステップ301)、入
出力コマンド語112およびデータエリア114の形式
に復元され、ファイルシステム121に送られる。ファ
イル処理部122では、入出力コマンド語112および
データエリア114から、当ファイルの存在する入出力
デバイスへの要求を作成する(ステップ302)。ステ
ップ302で作成した要求をOS125に発行する。O
S125内部の入出力デバイス駆動部123は要求に従
って入出力デバイス131の起動要求を発行する(ステ
ップ304)。ステップ305で非同期要求か、同期要
求かを判定し、非同期要求の場合にはデバイス起動完了
報告を演算ノード101に対して行う(ステップ30
8)。デバイス起動完了報告309後および同期要求で
は、実際のデバイス動作の終了を待って(ステップ30
6)終了報告および必要があればデータの転送を行う
(ステップ307)。これら報告およびデータは、ノー
ド間通信処理部124でノード間の通信形式にまとめて
演算ノード101に送出する。
【0028】入出力ノード120から発行されるデバイ
ス起動完了報告および要求終了報告は、演算ノード10
1のノード間通信処理部116で受信し、入出力結果受
信部109に送る(ステップ401)。次に入出力結果
統合部110では、まず報告を受けた要求が登録されて
いる管理ブロックを見つける(ステップ402)。そし
て、分割要求管理ブロック内の当する要求を示す起動完
了フラグを立て(ステップ403)、その要求の存在す
る管理ブロック108に登録されているすべての要求の
要求終了フラグが立っているかどうか判定する(ステッ
プ405)。全ての要求が終了していなければ次の報告
受付けを待ち、全ての要求が終了していれば、ステップ
405で結果を一括化する。
ス起動完了報告および要求終了報告は、演算ノード10
1のノード間通信処理部116で受信し、入出力結果受
信部109に送る(ステップ401)。次に入出力結果
統合部110では、まず報告を受けた要求が登録されて
いる管理ブロックを見つける(ステップ402)。そし
て、分割要求管理ブロック内の当する要求を示す起動完
了フラグを立て(ステップ403)、その要求の存在す
る管理ブロック108に登録されているすべての要求の
要求終了フラグが立っているかどうか判定する(ステッ
プ405)。全ての要求が終了していなければ次の報告
受付けを待ち、全ての要求が終了していれば、ステップ
405で結果を一括化する。
【0029】次に、この要求が同期要求であるかどうか
を判定する(ステップ406)。非同期要求であった場
合は、UAP104に対してデバイス起動要求終了報告を行い
(ステップ409)、使用した分割要求管理ブロックお
よび分割時に作成した要求を削除する(ステップ40
8)。ステップ406で、同期要求であった場合には、
ステップ407でUAP104に対して入出力結果報告を行う
(ステップ408)。その後、使用完了した管理ブロッ
ク108および分割時に作成した要求を削除する(ステ
ップ409)。
を判定する(ステップ406)。非同期要求であった場
合は、UAP104に対してデバイス起動要求終了報告を行い
(ステップ409)、使用した分割要求管理ブロックお
よび分割時に作成した要求を削除する(ステップ40
8)。ステップ406で、同期要求であった場合には、
ステップ407でUAP104に対して入出力結果報告を行う
(ステップ408)。その後、使用完了した管理ブロッ
ク108および分割時に作成した要求を削除する(ステ
ップ409)。
【0030】本実施例で従来と大きく異なる所は、ノー
ド間通信処理部116とノード間通信処理部124との
ノード間通信と、入出力デバイス131での入出力とを
並列に行うことである。これにより、ノードを隔てたフ
ァイル入出力でネットワークオーバーヘッドを低減し、
高スループットを実現することができる。
ド間通信処理部116とノード間通信処理部124との
ノード間通信と、入出力デバイス131での入出力とを
並列に行うことである。これにより、ノードを隔てたフ
ァイル入出力でネットワークオーバーヘッドを低減し、
高スループットを実現することができる。
【0031】以下、本実施例についてさらに詳細に説明
する。
する。
【0032】まず、本実施例でUAP104から発行される入
出力要求について図5を用いて説明する。図5は演算ノ
ード上のUAPであるファイル入出力を行うプログラム
の一例501と、ファイル入出力要求を受けて要求を転
送するOSおよび実際にデバイスに対して入出力を行う
オペレーティング・システムの動作502〜506の概
略を示したものである。
出力要求について図5を用いて説明する。図5は演算ノ
ード上のUAPであるファイル入出力を行うプログラム
の一例501と、ファイル入出力要求を受けて要求を転
送するOSおよび実際にデバイスに対して入出力を行う
オペレーティング・システムの動作502〜506の概
略を示したものである。
【0033】入出力プログラム501は一般的なファイ
ル入出力プログラムを記述したものであり、ファイル入
出力はWRITE部分で行われ、その前後に入出力を行
うための前後処理(OPEN/CLOSE)が含まれ
る。READ部分ではパラメータとして、入出力を行い
たいファイルの識別子,データエリアおよび他の情報を
指定する。入出力プログラム501のWRITE部分を
受けて同ノード(演算ノード)のOSが起動される。図
2ないし図4を用いて説明したとおりであるが、502
で要求を分割し、分割した要求それぞれに対して503
で要求コマンド語を作成する。ステップ503では複数
作成した要求コマンド語を入出力ノードに転送し、処理
を依頼する。そして、ステップ505で、すべての分割
した要求の入出力が完了するのを待つ。
ル入出力プログラムを記述したものであり、ファイル入
出力はWRITE部分で行われ、その前後に入出力を行
うための前後処理(OPEN/CLOSE)が含まれ
る。READ部分ではパラメータとして、入出力を行い
たいファイルの識別子,データエリアおよび他の情報を
指定する。入出力プログラム501のWRITE部分を
受けて同ノード(演算ノード)のOSが起動される。図
2ないし図4を用いて説明したとおりであるが、502
で要求を分割し、分割した要求それぞれに対して503
で要求コマンド語を作成する。ステップ503では複数
作成した要求コマンド語を入出力ノードに転送し、処理
を依頼する。そして、ステップ505で、すべての分割
した要求の入出力が完了するのを待つ。
【0034】入出力ノードではステップ506で依頼さ
れたファイル入出力を実行し、結果を報告する。この報
告が演算ノードのOSに届くことで、演算ノードのOS
は処理の終了を知る。すべての分割した要求が終了する
と、入出力完了待ちが解除され、入出力プログラム50
1の処理が継続される。
れたファイル入出力を実行し、結果を報告する。この報
告が演算ノードのOSに届くことで、演算ノードのOS
は処理の終了を知る。すべての分割した要求が終了する
と、入出力完了待ちが解除され、入出力プログラム50
1の処理が継続される。
【0035】UAPが発行するファイル入出力要求の一
例を図6に示す。図6では入出力処理に用いられる入出
力要求の基本的な形式のものを示している。
例を図6に示す。図6では入出力処理に用いられる入出
力要求の基本的な形式のものを示している。
【0036】入出力要求には、入出力デバイスにデータ
を書き込む要求WRITEと、入出力デバイスからデー
タを読み出す要求READがある。要求には、対象とな
るファイルを示すファイル識別子601およびデータの
転送対象となる記憶領域上のデータアドレス602と、
入出力すべきデータ長を指定するパラメータ603が指
定される。データアドレスが示す先には、演算ノード1
01上の記憶装置に確保されたデータエリア604が存
在する。この記憶装置はたとえば物理メモリのような記
憶装置でも良いし、仮想化された主記憶装置でも良い。
を書き込む要求WRITEと、入出力デバイスからデー
タを読み出す要求READがある。要求には、対象とな
るファイルを示すファイル識別子601およびデータの
転送対象となる記憶領域上のデータアドレス602と、
入出力すべきデータ長を指定するパラメータ603が指
定される。データアドレスが示す先には、演算ノード1
01上の記憶装置に確保されたデータエリア604が存
在する。この記憶装置はたとえば物理メモリのような記
憶装置でも良いし、仮想化された主記憶装置でも良い。
【0037】次に、演算ノードが使用する主要なリソー
スについて説明する。本発明で使用する主要なリソース
は図1に示す分割要求管理ブロック108のリストであ
る。分割要求管理ブロック108は複数の入出力コマン
ド語112および複数のデータエリア114を管理する
ために用いる。また、同時に複数の要求を受け付けるた
めに分割要求管理ブロック108をリストにして管理す
る。
スについて説明する。本発明で使用する主要なリソース
は図1に示す分割要求管理ブロック108のリストであ
る。分割要求管理ブロック108は複数の入出力コマン
ド語112および複数のデータエリア114を管理する
ために用いる。また、同時に複数の要求を受け付けるた
めに分割要求管理ブロック108をリストにして管理す
る。
【0038】まず、図7を用いて分割要求管理ブロック
108の構造を説明する。分割要求管理ブロック108
は、次の要求ブロックを示す指示子701,分割前の要
求を示す指示子702,非同期要求識別フラグ703,
このブロックに含む分割要求数704と、このブロック
に含む分割要求数704の値をNとするとN個の分割し
た要求を示す指示子を格納するフィールドを有してい
る。分割した要求を示す指示子は、分割した要求1を示
す指示子705,分割した要求2を示す指示子706,
…,分割した要求Nを示す指示子707がある。分割前
の要求を示す指示子とそれぞれの分割した要求を示す指
示子とには、要求終了フラグ708が付加している。
108の構造を説明する。分割要求管理ブロック108
は、次の要求ブロックを示す指示子701,分割前の要
求を示す指示子702,非同期要求識別フラグ703,
このブロックに含む分割要求数704と、このブロック
に含む分割要求数704の値をNとするとN個の分割し
た要求を示す指示子を格納するフィールドを有してい
る。分割した要求を示す指示子は、分割した要求1を示
す指示子705,分割した要求2を示す指示子706,
…,分割した要求Nを示す指示子707がある。分割前
の要求を示す指示子とそれぞれの分割した要求を示す指
示子とには、要求終了フラグ708が付加している。
【0039】単数もしくは複数のユーザが、一つの入出
力要求の終了を待たずに複数個の要求を多重に発行する
場合がある。複数の入出力要求それぞれを分割し、か
つ、それぞれの分割した要求の結果を集めるために、複
数の分割要求管理ブロックを持つ。この複数の分割要求
管理ブロックは、次の要求ブロックを示す指示子701
を使用してリストで管理されている。分割前の元の要求
を示す指示子702は、ユーザが発行した分割前の要求
を保持するためのものである。分割前の要求はユーザが
発行したままの状態で保持される。非同期要求識別フラ
グ703は分割前の要求が非同期要求であるかを識別す
るためのものである。このブロックに含む分割要求数7
04はユーザが発行した要求を分割した個数を保持し、
この個数分の分割した要求を示す指示子が以降に保持さ
れている。ユーザの発行した要求が分割されなかった場
合には、このブロックに含む分割要求数704の値は0
であり分割した要求を示す指示子の領域は確保されな
い。要求終了フラグ708は同期要求および非同期要求
の結果を示すためのものである。
力要求の終了を待たずに複数個の要求を多重に発行する
場合がある。複数の入出力要求それぞれを分割し、か
つ、それぞれの分割した要求の結果を集めるために、複
数の分割要求管理ブロックを持つ。この複数の分割要求
管理ブロックは、次の要求ブロックを示す指示子701
を使用してリストで管理されている。分割前の元の要求
を示す指示子702は、ユーザが発行した分割前の要求
を保持するためのものである。分割前の要求はユーザが
発行したままの状態で保持される。非同期要求識別フラ
グ703は分割前の要求が非同期要求であるかを識別す
るためのものである。このブロックに含む分割要求数7
04はユーザが発行した要求を分割した個数を保持し、
この個数分の分割した要求を示す指示子が以降に保持さ
れている。ユーザの発行した要求が分割されなかった場
合には、このブロックに含む分割要求数704の値は0
であり分割した要求を示す指示子の領域は確保されな
い。要求終了フラグ708は同期要求および非同期要求
の結果を示すためのものである。
【0040】分割前の要求を示す指示子702が示す要
求および分割した要求を示す指示子705,706,7
07が示す要求はともに、図6に示した入出力要求の構
造を持つ。分割前の要求を示す指示子702が示す要求
は、ユーザが要求した要求をそのまま保持している。分
割した要求を示す指示子705,706,707が示す
要求はユーザが要求した要求と同じファイル識別子60
1を持ち、データアドレス602とデータ長603は分
割したデータのアドレスとデータ長を保持する。
求および分割した要求を示す指示子705,706,7
07が示す要求はともに、図6に示した入出力要求の構
造を持つ。分割前の要求を示す指示子702が示す要求
は、ユーザが要求した要求をそのまま保持している。分
割した要求を示す指示子705,706,707が示す
要求はユーザが要求した要求と同じファイル識別子60
1を持ち、データアドレス602とデータ長603は分
割したデータのアドレスとデータ長を保持する。
【0041】入出力分割管理部106における要求分割
処理は本発明の特徴の一つであり、次に説明する。
処理は本発明の特徴の一つであり、次に説明する。
【0042】入出力分割管理部106は、ユーザからの
入出力要求によって起動される。ユーザからの入出力要
求801を受け取ると(ステップ201)、入出力分割
管理部はその要求が分割すべき要求かどうか調べる(ス
テップ202)。分割すべき要求かどうか調べる際に
は、要求のデータ長603を参照し、分割単位よりも大
きければ分割単位ごとに要求のデータを分割することを
決定する。この分割単位は分割オーバーヘッドおよび転
送準備のオーバーヘッドから算出するものであり、転送
とデバイス入出力とが並列動作できる単位を使用する。
単位が大きすぎると並列度が下がり、単位が小さすぎる
と、ノード間転送の回数に依存するオーバーヘッドが大
きくなってスループットが低下する。
入出力要求によって起動される。ユーザからの入出力要
求801を受け取ると(ステップ201)、入出力分割
管理部はその要求が分割すべき要求かどうか調べる(ス
テップ202)。分割すべき要求かどうか調べる際に
は、要求のデータ長603を参照し、分割単位よりも大
きければ分割単位ごとに要求のデータを分割することを
決定する。この分割単位は分割オーバーヘッドおよび転
送準備のオーバーヘッドから算出するものであり、転送
とデバイス入出力とが並列動作できる単位を使用する。
単位が大きすぎると並列度が下がり、単位が小さすぎる
と、ノード間転送の回数に依存するオーバーヘッドが大
きくなってスループットが低下する。
【0043】分割することが決定すると、データアドレ
ス602から始まりデータ長603の大きさで示される
データエリア805を分割単位で割り、N個に分割する
(806〜807)(処理203)。次に、分割したデ
ータを管理するための入出力要求をN個作成する(80
9〜811)。分割した入出力要求を示す指示子705
〜707のデータアドレスはそれぞれ分割したデータエ
リア806〜808を指すようにする。また、分割した
入出力要求のそれぞれのデータ長は、データアドレスが
指し示すデータエリアのデータ長を保持するようにす
る。次に、分割要求管理ブロックを一つ確保し、N個の
分割した入出力要求とユーザが発行した分割前の要求を
登録する。その際、そのユーザの要求が非同期要求であ
れば、分割要求管理ブロック108内部の非同期要求識
別フラグ703に1を立て、同期要求であれば0を設定
する。その後、作成した分割要求管理ブロックをリスト
に登録し(ステップ205)、分割要求発行部107に
制御を移す。
ス602から始まりデータ長603の大きさで示される
データエリア805を分割単位で割り、N個に分割する
(806〜807)(処理203)。次に、分割したデ
ータを管理するための入出力要求をN個作成する(80
9〜811)。分割した入出力要求を示す指示子705
〜707のデータアドレスはそれぞれ分割したデータエ
リア806〜808を指すようにする。また、分割した
入出力要求のそれぞれのデータ長は、データアドレスが
指し示すデータエリアのデータ長を保持するようにす
る。次に、分割要求管理ブロックを一つ確保し、N個の
分割した入出力要求とユーザが発行した分割前の要求を
登録する。その際、そのユーザの要求が非同期要求であ
れば、分割要求管理ブロック108内部の非同期要求識
別フラグ703に1を立て、同期要求であれば0を設定
する。その後、作成した分割要求管理ブロックをリスト
に登録し(ステップ205)、分割要求発行部107に
制御を移す。
【0044】次に分割要求発行部107について説明す
る。
る。
【0045】入出力要求分割管理部106から、入出力
要求である分割要求管理ブロック108を受け取った分
割要求発行部107は、その分割要求管理ブロック10
8に登録されている全ての分割した要求を発行する。通
常のユーザアプリケーションプログラムの場合、連続し
た同期要求は一つの要求の終了を待って次の要求を発行
するが、本発明の方法ではノード間転送とデバイス入出
力を並列で動作させるために要求の終了をまたずに連続
で要求を発行する。分割要求発行部107で、それぞれ
の分割された要求を発行すると、その要求はノード間通
信処理部116を経由して入出力ノード120に伝えら
れる。入出力ノード120における処理は前述したとお
りである。
要求である分割要求管理ブロック108を受け取った分
割要求発行部107は、その分割要求管理ブロック10
8に登録されている全ての分割した要求を発行する。通
常のユーザアプリケーションプログラムの場合、連続し
た同期要求は一つの要求の終了を待って次の要求を発行
するが、本発明の方法ではノード間転送とデバイス入出
力を並列で動作させるために要求の終了をまたずに連続
で要求を発行する。分割要求発行部107で、それぞれ
の分割された要求を発行すると、その要求はノード間通
信処理部116を経由して入出力ノード120に伝えら
れる。入出力ノード120における処理は前述したとお
りである。
【0046】次に、本発明の特徴の一つである入出力結
果統合部110について説明する。
果統合部110について説明する。
【0047】入出力ノード120から戻ってくる入出力
要求のリプライには、READ等の同期要求の結果(入
出力終了または失敗)と読出したデータ,WRITE等
の非同期要求のデバイス起動の結果(起動要求完了また
は失敗)がある。これらのリプライ(これを報告と呼
ぶ)は、演算ノード101で、ノード間通信処理部116
と入出力結果受信部109を経由して入出力結果統合部
110にわたる。
要求のリプライには、READ等の同期要求の結果(入
出力終了または失敗)と読出したデータ,WRITE等
の非同期要求のデバイス起動の結果(起動要求完了また
は失敗)がある。これらのリプライ(これを報告と呼
ぶ)は、演算ノード101で、ノード間通信処理部116
と入出力結果受信部109を経由して入出力結果統合部
110にわたる。
【0048】入出力結果統合部110では、報告の対象
となる要求を含む分割要求管理ブロック108を捜す。
捜す方法は、全ての分割要求管理ブロック108を検索
しても良いし、ハッシュテーブルを用いて検索をしても
良い(ステップ403)。次に、要求が正常終了してい
れば、分割要求管理ブロック108内部にある報告され
た要求に対応する要求終了フラグ708に1を立て、要
求が失敗していれば2を立てる。
となる要求を含む分割要求管理ブロック108を捜す。
捜す方法は、全ての分割要求管理ブロック108を検索
しても良いし、ハッシュテーブルを用いて検索をしても
良い(ステップ403)。次に、要求が正常終了してい
れば、分割要求管理ブロック108内部にある報告され
た要求に対応する要求終了フラグ708に1を立て、要
求が失敗していれば2を立てる。
【0049】この要求終了フラグ708は対応する要求
が終了していれば値が入っており、まだ終了していなけ
れば0である。そして、現在対象としている分割要求管
理ブロック108内のすべての要求終了フラグが立って
いるかどうか判定する。判定方法は、全てのフラグが立
っているかどうかを確かめても良いし、フラグが0であ
る要求があるかどうかを確かめても良い。また、全ての
フラグの値を乗じて0かどうかを判定してもよい。0な
らば終了していない要求が存在することが分る。
が終了していれば値が入っており、まだ終了していなけ
れば0である。そして、現在対象としている分割要求管
理ブロック108内のすべての要求終了フラグが立って
いるかどうか判定する。判定方法は、全てのフラグが立
っているかどうかを確かめても良いし、フラグが0であ
る要求があるかどうかを確かめても良い。また、全ての
フラグの値を乗じて0かどうかを判定してもよい。0な
らば終了していない要求が存在することが分る。
【0050】現在対象としている分割要求管理ブロック
108内のすべての要求が終了していなければ新たな終
了報告を待つ(ステップ405)。すべての要求が終了
していた場合には、ステップ405で結果を一括化す
る。結果の一括化では、すべての分割した要求が成功し
ていれば、ユーザが要求した分割前の要求も成功であ
り、この場合には、分割要求管理ブロック108内部の
分割前の要求を示す指示子702に対応する要求終了フ
ラグ708に1を立てる。もし、いずれか一つでも要求
が失敗していれば、ユーザが要求した分割前の要求は失
敗であり、要求終了フラグ708に2を立てる。
108内のすべての要求が終了していなければ新たな終
了報告を待つ(ステップ405)。すべての要求が終了
していた場合には、ステップ405で結果を一括化す
る。結果の一括化では、すべての分割した要求が成功し
ていれば、ユーザが要求した分割前の要求も成功であ
り、この場合には、分割要求管理ブロック108内部の
分割前の要求を示す指示子702に対応する要求終了フ
ラグ708に1を立てる。もし、いずれか一つでも要求
が失敗していれば、ユーザが要求した分割前の要求は失
敗であり、要求終了フラグ708に2を立てる。
【0051】次に、その要求が同期要求であるかどうか
を判定する(ステップ406)。判定は、報告対象とな
った要求を管理する分割要求管理ブロック108内部の
非同期要求識別フラグ703で行う。この識別フラグに
1が立っていると非同期要求であり、フラグが0ならば
同期要求である。非同期要求であった場合には、UAPに
対して非同期要求が終了したことを報告する(ステップ
409)。ステップ406で要求が同期要求であった場
合には、UAPに対して同期要求が終了したことを報告
する(ステップ407)。入出力要求発行時に止まって
いたUAPは要求終了報告でふたたび動作することにな
る。最後に、入出力結果統合部110は、使用完了マた
分割要求管理ブロック108をリストから外し、分割時
に生成した要求と共に削除する(ステップ408)。
を判定する(ステップ406)。判定は、報告対象とな
った要求を管理する分割要求管理ブロック108内部の
非同期要求識別フラグ703で行う。この識別フラグに
1が立っていると非同期要求であり、フラグが0ならば
同期要求である。非同期要求であった場合には、UAPに
対して非同期要求が終了したことを報告する(ステップ
409)。ステップ406で要求が同期要求であった場
合には、UAPに対して同期要求が終了したことを報告
する(ステップ407)。入出力要求発行時に止まって
いたUAPは要求終了報告でふたたび動作することにな
る。最後に、入出力結果統合部110は、使用完了マた
分割要求管理ブロック108をリストから外し、分割時
に生成した要求と共に削除する(ステップ408)。
【0052】次に図9を用いて演算ノード101,入出
力ノード120間のデータ転送と入出力ノード120で
のデバイス入出力との関係を、従来方式と比較する。従
来のノードを隔てた入出力では、入出力データの転送が
完全に終了した後に実際の入出力が行われていた。した
がって、ノードを隔てた入出力にかかる時間は、データ
転送時間902+データ入出力時間903+データ転送
オーバーヘッド904+入出力オーバーヘッド905で
あった。これに対して、本実施例のデータ転送方法およ
び入出力方法では、入出力要求を分割して発行すること
から、907と912あるいは908と913で見られ
るように、データ転送およびデバイス入出力を並列で行
われる所が出てくる。分割単位の最適値は分割して要求
するオーバーヘッドにより異なり、分割単位を細かくし
すぎると、分割回数に依存するコストが増大する。ま
た、分割単位を大きくしすぎると並列度が低下する。並
列に動作すると、最高では、Max(ノード間転送時
間,デバイス入出力時間)+分割オーバーヘッドの時間
で要求が完了する。ノード間転送時間がデバイス入出力
時間よりも小さいとすると、デバイス入出力時間+分割
オーバーヘッドの時間である。このとき、分割して要求
するコストが低いほど効果が大きくなる。これは、分割
単位をより細かくできることで並列度が向上するからで
ある。更に今後は高速プロセッサを搭載した並列コンピ
ュータ,超並列コンピュータでノードを隔てた通信及
び、入出力のスループットが望まれることが望像され
る。このような場合にも、分割するオーバーヘッドを低
く抑え、ノードを隔てた入出力のスループットを向上す
ることが可能である。
力ノード120間のデータ転送と入出力ノード120で
のデバイス入出力との関係を、従来方式と比較する。従
来のノードを隔てた入出力では、入出力データの転送が
完全に終了した後に実際の入出力が行われていた。した
がって、ノードを隔てた入出力にかかる時間は、データ
転送時間902+データ入出力時間903+データ転送
オーバーヘッド904+入出力オーバーヘッド905で
あった。これに対して、本実施例のデータ転送方法およ
び入出力方法では、入出力要求を分割して発行すること
から、907と912あるいは908と913で見られ
るように、データ転送およびデバイス入出力を並列で行
われる所が出てくる。分割単位の最適値は分割して要求
するオーバーヘッドにより異なり、分割単位を細かくし
すぎると、分割回数に依存するコストが増大する。ま
た、分割単位を大きくしすぎると並列度が低下する。並
列に動作すると、最高では、Max(ノード間転送時
間,デバイス入出力時間)+分割オーバーヘッドの時間
で要求が完了する。ノード間転送時間がデバイス入出力
時間よりも小さいとすると、デバイス入出力時間+分割
オーバーヘッドの時間である。このとき、分割して要求
するコストが低いほど効果が大きくなる。これは、分割
単位をより細かくできることで並列度が向上するからで
ある。更に今後は高速プロセッサを搭載した並列コンピ
ュータ,超並列コンピュータでノードを隔てた通信及
び、入出力のスループットが望まれることが望像され
る。このような場合にも、分割するオーバーヘッドを低
く抑え、ノードを隔てた入出力のスループットを向上す
ることが可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、演算ノードから入出力
ノードにデータを転送して入出力する時間を短縮するこ
とが可能になる。
ノードにデータを転送して入出力する時間を短縮するこ
とが可能になる。
【図1】本発明による並列コンピュータシステムの実施
例1のブロック図。
例1のブロック図。
【図2】実施例1の演算ノード内の要求発行処理を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図3】実施例1の入出力ノード内の処理を示すフロー
チャート。
チャート。
【図4】実施例1の演算ノード内の要求受信処理を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図5】実施例1の入出力要求処理の一例の説明図。
【図6】実施例1の入出力要求処理の一例の説明図。
【図7】実施例1の分割要求ブロックの一例の説明図。
【図8】実施例1の入出力要求分割の一例のブロック
図。
図。
【図9】実施例1の従来の入出力と本発明の入出力の説
明図。
明図。
101…演算ノード、104…ユーザアプリケーション
プログラム、105…入出力要求、106…入出力要求
分割管理部、107…分割要求発行部、108…分割要
求管理ブロック、109…入出力結果受信部、110…
入出力結果統合部、120…入出力ノード。
プログラム、105…入出力要求、106…入出力要求
分割管理部、107…分割要求発行部、108…分割要
求管理ブロック、109…入出力結果受信部、110…
入出力結果統合部、120…入出力ノード。
フロントページの続き (72)発明者 鍵政 豊彦 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】演算を行う単数または複数の演算ノード
と、入出力デバイスを保持して前記演算ノードからの要
求に応じて入出力を行う単数または複数の入出力ノード
とを有する並列コンピュータにおいて、前記演算ノード
上のユーザアプリケーションプログラムからの入出力要
求を複数に分割して前記入出力ノードへ転送し、前記転
送と前記入出力ノードにおけるデバイス入出力とを並列
に実行することを特徴とする入出力方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記演算ノードで前記
ユーザアプリケーションプログラムからの入出力要求を
複数に分割して前記入出力ノードへ送出し、前記送出と
前記入出力ノードにおけるデバイス入出力とを並列に実
行する入出力方法。 - 【請求項3】請求項1において、前記演算ノードは、前
記入出力ノードの処理の終了を待たずに次の分割要求を
前記入出力ノードに送出する入出力方法。 - 【請求項4】請求項1において、前記演算ノードは分割
した要求の状態を保持して、すべての分割した要求が終
了したことを判定する入出力方法。 - 【請求項5】請求項1において、前記演算ノードでの要
求分割と分割要求送出および前記入出力ノードでの分割
入出力に要する総時間が最短になるように、要求分割の
単位を決定する入出力方法。 - 【請求項6】請求項1において、前記演算ノードでの要
求分割と分割要求転送および前記入出力ノードでの分割
入出力に要する時間が、入出力要求分割なしで転送およ
び入出力を行った場合よりも所要時間が短い場合に、前
記要求分割および前記分割入出力を行う入出力方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7179799A JPH0934849A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 入出力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7179799A JPH0934849A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 入出力方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0934849A true JPH0934849A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16072104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7179799A Pending JPH0934849A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 入出力方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0934849A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7376948B2 (en) | 2003-04-24 | 2008-05-20 | International Business Machines Corporation | Selective generation of an asynchronous notification for a partition management operation in a logically-partitioned computer |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP7179799A patent/JPH0934849A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7840965B2 (en) | 2003-04-24 | 2010-11-23 | International Business Machines Corporation | Selective generation of an asynchronous notification for a partition management operation in a logically-partitioned computer |
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