JPH0935112A - 硬貨読取装置および硬貨模様読取装置 - Google Patents

硬貨読取装置および硬貨模様読取装置

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JPH0935112A
JPH0935112A JP7201495A JP20149595A JPH0935112A JP H0935112 A JPH0935112 A JP H0935112A JP 7201495 A JP7201495 A JP 7201495A JP 20149595 A JP20149595 A JP 20149595A JP H0935112 A JPH0935112 A JP H0935112A
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JP
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coin
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pattern
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JP7201495A
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English (en)
Inventor
Masahiro Nishigaki
雅弘 西垣
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、硬貨の金種判定に際して、前段で
検知した硬貨検知信号に基づいて後段の検知条件を調整
することにより、後段で正確に金種判定できるようにし
た硬貨読取装置および硬貨模様読取装置の提供を目的と
する。 【構成】この発明は、硬貨の種別データを読取って金種
判定する硬貨読取装置であって、上記硬貨の種別データ
を読取る第1の硬貨読取手段と、この第1の硬貨読取手
段で読取った種別データに対応する硬貨読取条件に設定
変更する読取条件設定変更手段と、この読取条件設定変
更手段で変更した硬貨読取条件で硬貨の種別データを読
取る第2の硬貨読取手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、硬貨を取扱う各種の
自動取引機に内部構成されるような硬貨読取装置に関
し、さらに詳しくは硬貨の種別を高精度に判別する高判
別性能の硬貨読取装置および硬貨模様読取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の硬貨読取装置は、図1
9に示すように、搬送ベルト191,192、搬送ロー
ラ193、タッチローラ194…等の搬送部材を組合わ
せて水平方向に硬貨195を挟持搬送する硬貨搬送路1
96を構成し、この硬貨搬送路196に沿って硬貨読取
検知センサ197、材質検知センサ198、厚さ検知セ
ンサ199等の各種センサを配設して、ここに導かれた
硬貨195の金種判別を行っている。
【0003】この場合、硬貨読取検知センサ197は、
模様検知用LED197aの照射光を硬貨表面に照射さ
せ、その凹凸模様の反射光をCCDイメージセンサ19
7bで検知して硬貨の表面模様を読取っている。また、
直径検知用LED197cを併設した場合は、この直径
検知用LED197cで照射した照射光を同じくCCD
197bで読取検知して硬貨の直径を求めている。この
とき、CCDイメージセンサ197bで高コントラスト
の画像が得られるように傾斜照射させ、その正反射光を
受光している。
【0004】しかし、検出条件が一定の場合は、硬貨の
材質毎に正反射率が異なるため、金種毎に受光レベルが
大きく異なり、全ての金種に対して最適な条件で画像を
取込めなかった。
【0005】例えば、図20に示すように、投光側の光
量、受光側の増幅率が一定のとき、CCDイメージセン
サの出力波形は、青銅、白銅、アルミニウムの反射率の
違いによりCCDイメージセンサの出力波形レベルが大
きく異なり、検出データを2値化処理して金種判定する
場合、しきい値(スレッショルダレベル)V0 を白銅に
設定すると、この同一検出条件ではアルミニウムの模様
信号は全体的に白レベルとなり、青銅の模様信号は全体
的に黒レベルとなり、模様の情報が殆ど無くなってしま
い識別不能となる。
【0006】また、A/D(アナログ/ディジタル)変
換により多値化画像処理して金種判定する場合、最も反
射率の高い金種材質(アルミニウム)に合せてスレッシ
ョルダレベルを設定すると、このアルミニウムの信号波
形が飽和消滅しないように光量や増幅率を設定変更する
必要があり、このときは反射率の低い金種材質(青銅)
の信号波形が非常に小さくなってしまい、A/D変換後
の模様情報が不足して識別不能となる。それゆえ、高分
解能のA/D変換器を要して十分な識別精度を確保する
ことが考えられるが、この場合はコスト高となる問題を
有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、硬
貨の金種判定に際して、前段で検知した硬貨検知信号に
基づいて後段の検知条件を調整することにより、後段で
正確に金種判定できるようにした硬貨読取装置および硬
貨模様読取装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
硬貨の種別データを読取って金種判定する硬貨読取装置
であって、上記硬貨の種別データを読取る第1の硬貨読
取手段と、この第1の硬貨読取手段で読取った種別デー
タに対応する硬貨読取条件に設定変更する読取条件設定
変更手段と、この読取条件設定変更手段で変更した硬貨
読取条件で硬貨の種別データを読取る第2の硬貨読取手
段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、読取条件設定変更
手段は、第1の硬貨読取手段で読取った種別データに適
した硬貨読取反射条件に設定変更することを特徴とす
る。
【0010】請求項3記載の発明は、硬貨の種別データ
を読取って金種判定する硬貨読取装置であって、硬貨の
読取基準が異なる複数種類の読取手段と、これら複数種
類の読取手段で硬貨の模様データを並行して読取処理す
る並行読取手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、並行読取手段で読
取った硬貨の種別に対応する読取データを選択する選択
手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明によれば、硬貨の金種を判別する際、
先ず、第1硬貨読取手段で硬貨の種別データを読取り、
この読取った種別データに対応する硬貨読取条件に読取
条件設定変更手段が設定変更し、この設定変更した硬貨
読取条件で第2硬貨読取手段が硬貨の種別データを読取
って金種判定する。
【0013】同じく、硬貨の金種を判別する際、第1硬
貨読取手段で硬貨の種別データを読取り、この読取った
種別データに適した硬貨読取反射条件に読取条件設定変
更手段が設定変更し、この設定変更した硬貨読取条件で
第2硬貨読取手段が硬貨の種別データを読取って金種判
定する。
【0014】また、硬貨の表面模様を読取る場合は、硬
貨の読取基準が異なる複数種類の読取手段を用いて並行
読取手段が硬貨の模様データを並行して読取る。
【0015】さらに、複数種類の読取手段を用いて並行
読取手段が硬貨の模様データを並行して読取処理したと
き、この読取った硬貨の種別に対応する読取データを選
択手段が選択する。
【0016】
【発明の効果】この結果、硬貨を金種判定するときは、
第1硬貨読取手段により事前に金種判定に必要な硬貨の
読取条件を抽出し、この抽出した最適な硬貨読取条件に
切換えて第2硬貨読取手段により硬貨の種別データを読
取るため、この第2硬貨読取手段では最適な読取条件で
金種を正確に判定することができる。例えば、先に材質
や外径を検知した場合は、その材質や外径に応じた金種
の反射率の読取反射条件に切換えてから硬貨を読取り処
理する。このように、最適な検知条件に調整して絞り込
んでから読取り開始する2段階の読取構成のため、的確
に識別精度が向上し、また無駄な読取が解消される。
【0017】また、硬貨の読取基準が異なる複数種類の
読取手段を用いれば、模様、材質、外径、厚み等を金種
別に専用に特定する並行検知データの中から照合対応す
る最適な金種を選択して金種を容易に特定することがで
きる。また、この場合は各種の読取手段の配置の順序や
配置間隔に制約を受けないため読取配置構成の小型化を
図ることができ、また能率よく読取って検知時間の短縮
を図ることができる。
【0018】
【実施例】この発明の実施例を以下図面に基づいて詳述
する。図1は第1実施例の硬貨読取装置11を示し、こ
の硬貨読取装置11は硬貨搬送路12の前段に配設した
材質検知センサ13と、後段に配設した模様読取検知セ
ンサ14とを備えて構成される。
【0019】材質検知センサ13は、硬貨搬送路12の
両側に金属検出用の一対のコイルを配設し、この一対の
コイル対向部間に硬貨Cが搬送されて通過した時、その
材質を電磁的に検出する。この前段の材質の読取が完全
に終了する後段位置に模様読取検知センサ14を配設
し、この後段で表面模様の読取を検知開始する。
【0020】この模様読取検知センサ14は、模様検知
用LEDアレイ14aから平行光化用セルフォックレン
ズ14bを介して硬貨Cの片面を照射し、この硬貨Cか
らの反射光を結像用セルフォックレンズ14cを介して
CCDイメージセンサ14dで検知して硬貨の表面模様
を読取っている。
【0021】図2は硬貨読取装置11の制御回路ブロッ
ク図を示し、CPU21はROM22に格納されたプロ
グラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データを
RAM23で読出し可能に記憶する。
【0022】CPU21は材質検知センサ13で検知し
た材質検知データをインタフェース24を介して取込
み、この取込んだ材質検知データから材質を判定し、判
定した材質に対応する最適な模様読取条件をROM22
から読出して模様読取条件を設定し、この設定した模様
読取条件を模様読取検知センサ14に出力して硬貨の表
面模様を読取る。
【0023】この設定変更に際しては、 1、模様読取用制御回路25から駆動回路26を介して
模様検知用LEDアレイ14aに出力して、その光量を
設定変更する。 2、模様読取用制御回路25からCCDイメージセンサ
14dに出力して、そのデータ増幅率を設定変更する。 3、増幅器27で増幅したデータを2値化処理回路28
で処理する場合に、そのスレッショルダレベルを設定変
更する。
【0024】これらの模様読取条件の内、少なくとも一
つを設定変更許容し、また各種の材質毎の設定値を予め
ROM22に記憶させておき、模様読取時に材質に応じ
た最適な設定条件に変更して模様を読取る。また、模様
の読取時には、データ処理回路29で検知した材質デー
タから金種の絞り込みを行い、続いて取得した画像デー
タと照合用の基準データとを照合して金種を判定する。
【0025】このように、金種を判定するときは、最適
な検知条件に設定変更して絞り込んでから、読取り開始
する2段階の読取構成のため識別精度が確実に向上す
る。
【0026】図3は模様検知用LEDアレイ14aの投
光側の光量を設定変更した場合を示し、青銅硬貨、白銅
硬貨、アルミニウム硬貨のように材質が異なっても、各
材質に適した反射率が得られる光量に設定変更すること
により、模様読取時には十分な画像データが得られる。
【0027】図4は第2実施例の硬貨読取装置41を示
し、これは材質検知センサ42と模様読取検知センサ4
3だけでなく、厚さ検知センサ44と、CCDイメージ
センサ兼用形の外径検知用LEDアレイ45とを組込ん
で構成すれば、複数の硬貨検知情報が得られ、この検知
情報から金種判定をさらに絞り込んで金種判定の識別精
度を一層高めることができる。
【0028】図5は第3実施例の硬貨読取装置51を示
し、これは材質検知センサ52と模様読取検知センサ5
3だけでなく、厚さ検知センサ54と、模様検知用LE
Dアレイ兼用形の外径検知用CCDイメージセンサ55
とを組込んで配置構成することができ、この場合は同様
に複数の硬貨検知情報が得られ、この検知情報から金種
判定をさらに絞り込んで金種判定の識別精度を高めるこ
とができる。
【0029】図6は第4実施例の硬貨読取装置61を示
し、これは材質検知センサ62と模様読取検知センサ6
3だけでなく、厚さ検知センサ64と、独立した外径検
知センサ65とを組込んで配置構成することができ、こ
の場合も同様に複数の硬貨検知情報が得られ、この検知
情報から金種判定をさらに絞り込んで金種判定の識別精
度を高めることができる。
【0030】図7は第2〜第4実施例の硬貨読取装置4
1,51,61に対応する制御回路ブロック図を示し、
CPU71はROM72に格納されたプログラムに沿っ
て各回路装置を制御し、その制御データをRAM73で
読出し可能に記憶する。
【0031】CPU71は材質検知センサ42,52,
62で検知した材質検知データをインタフェース74を
介して取込み、また厚さ検知センサ44,54,64を
備えた場合は、この厚さ検知センサで検知した厚さ検知
データをインタフェース75を介して取込む。この取込
んだ検知データから材質を判定し、判定した材質に対応
する最適な模様読取条件をROM72から読出して模様
読取条件を設定し、この設定した模様読取条件を模様読
取検知センサ43,53,63に出力して硬貨の表面模
様を読取る。
【0032】この設定変更に際して、増幅率を設定変更
する場合について説明すると、CPU71は模様読取用
制御回路76を介して受光側のCCDイメージセンサ7
7で検知した検知データの増幅率を材質に応じた最適な
増幅率が得られる第1〜第3増幅器78〜80の1つを
選択して硬貨の凹凸模様を読取る。また、模様の読取時
には、入力信号切換え回路81、A/D回路または2値
化処理回路82を介してデータ処理回路83で金種の絞
り込みを行い、続いて取得した画像データと照合用の基
準データとを照合して金種を判定する。
【0033】図8は受光側のスレッショルダレベルV1
〜V3 および増幅率A1 〜A3 を設定変更した場合を示
し、例えば2値化処理する場合、青銅硬貨のスレッショ
ルダレベルV1 、白銅硬貨のスレッショルダレベルV2
、アルミニウム硬貨のスレッショルダレベルV3 を各
材質毎に適した画像レベルのスレッショルダレベルV1
〜V3 に設定変更する。これにより、各材質に応じたバ
ランスの良い2値化画像が得られる。
【0034】また、金種判定が容易となるスレッショル
ダレベルV3 に固定した場合は、青銅硬貨の増幅率をA
1 、白銅硬貨の増幅率をA2 、アルミニウム硬貨の増幅
率をA3 に設定変更することで、材質が異なっても各出
力波形レベルを一定に揃えることができる。この結果、
硬貨表面の模様読取時には十分な読取条件の画像データ
を得ることができる。
【0035】さらに、多値化処理する場合は、A/D変
換の入力レンジを限度一杯に使って信号を取込むように
すれば、硬貨の模様情報を多く、しかも正確に得ること
ができる。
【0036】このように構成された第1〜第4実施例の
硬貨読取装置の処理動作を図9のフローチャートを参照
して説明する。今、硬貨を金種判定する場合、搬送され
て来た硬貨Cが材質検知センサ13,42,52,62
の位置に導かれた時、その材質を検知判定し(ステップ
n1 〜n2 )、判定すべき適用硬貨以外の材質を検出す
れば偽硬貨と判定し、適用硬貨の材質と判定すれば、正
硬貨と判定してCPU21,71は材質検知データから
材質に対応する最適な模様読取条件をROM22,72
から読出して設定する(ステップn3 〜n4 )。
【0037】この設定した模様読取条件を模様読取検知
センサ14,43,53,63に出力して硬貨の表面模
様を読取る(ステップn5 )。
【0038】このとき、厚さ検知センサや外径検知セン
サの他の硬貨検知情報があれば、その検知特性を検出し
て金種判定の絞り込みを行い、矛盾した異常がなければ
正硬貨と判定して金種判定時の識別を促進する(ステッ
プn6 )。
【0039】これらの取得した情報から金種を推定し、
異常があれば偽硬貨と判定し、正硬貨と推定すれば、こ
の推定したデータと基準データとを照合して最終的に金
種を判定する(ステップn7 〜n10)。
【0040】図10は第5実施例の硬貨読取装置101
を示し、この硬貨読取装置101は硬貨搬送路102の
前段に配設した外径検知センサ103と、後段に配設し
た模様読取検知センサ104とを備えて構成される。
【0041】この両センサ103,104以外に材質検
知センサ105と厚み検知センサ106とを併設しても
よく、この場合は多くの硬貨検知情報が得られ、金種判
定の絞り込みを促進することができる。
【0042】外径検知センサ103は、外径検知用LE
Dアレイ103aから検知位置に向けて照射した照射光
を、結像用セルフォックレンズ103bを介して外径検
知用のCCDイメージセンサ103cで、硬貨Cの外形
状とその大きさを検知して外径を読取る。
【0043】また、模様読取検知センサ104は、既述
した実施例と同検知構造を有し、模様検知用LEDアレ
イ104aから平行光化用セルフォックレンズ104b
を介して硬貨Cの片面を照射し、この硬貨Cからの反射
光を結像用セルフォックレンズ104cを介してCCD
イメージセンサ104dで検知して硬貨の表面模様を読
取っている。
【0044】また、外径検知センサ103は光電検知型
に限らず、図11の第6実施例に示すように、硬貨搬送
路111を挟む両側位置に一対のコイル112,112
を配設して金属反応する円形硬貨の外径を検出する電磁
検知型の外形検知センサ113を用いてもよい。
【0045】図12は第5実施例の硬貨読取装置101
の制御回路ブロック図を示し、CPU121はROM1
22に格納されたプログラムに沿って各回路装置を制御
し、その制御データをRAM123で読出し可能に記憶
する。
【0046】CPU101は外径検知センサ103で検
知した外径検知データから外径を判定し、判定した外径
に対応する最適な模様読取条件をROM122から読出
して模様読取条件を設定し、この設定した模様読取条件
を模様読取検知センサ104に出力して硬貨Cの表面模
様を読取る。
【0047】また、CPU121には材質検知センサ1
05を備えた場合に、このセンサ105で検知した材質
検知データをインタフェース124を介して取込み、ま
た厚さ検知センサ106を備えた場合は、この厚さ検知
センサ106で検知した厚さ検知データをインタフェー
ス125を介して取込み、この取込んだ検知データから
金種判定の絞り込みを行って金種判定の識別精度を促進
する。
【0048】ところで、硬貨の模様読取条件を設定変更
する際は、前段に配設した外径検知センサ103の検知
データに基づいて、模様読取用制御回路126から駆動
回路127を介して投光側の模様検知用LEDアレイ1
04aに出力して、その光量を設定変更する。また、模
様読取用制御回路126から受光側の模様読取用のCC
Dイメージセンサ104dに出力して、そのデータ増幅
率の変更、あるいは増幅器128で増幅した検知データ
をA/Dまたは2値化処理回路129で処理する場合
に、そのスレッショルダレベルを設定変更して読取を明
確にする。この設定変更条件に設定して読取ったデータ
を、最後にデータ処理回路130で基準データとを照合
して金種を判定する。
【0049】このように構成された第5実施例の硬貨読
取装置101の処理動作を図13のフローチャートを参
照して説明する。今、硬貨を金種判定する場合、搬送さ
れて来た硬貨Cが外径検知センサ103の位置に導かれ
た時、その外径を検知判定し(ステップn11)、適用硬
貨以外の外径を検出すれば偽硬貨と判定し、適用硬貨の
外径と判定すれば、正硬貨と判定してCPUa121は
外径検知データから材質を仮定すると共に対応する最適
な模様読取条件をROM122から読出して設定する
(ステップn12〜n14)。
【0050】この設定した模様読取条件を模様読取検知
センサ104に出力して硬貨の表面模様を読取る(ステ
ップn15)。
【0051】このとき、材質検知センサ105や厚さ検
知センサ106の他の硬貨検知情報があれば、その検知
特性を検出して金種判定の絞り込みを行い、矛盾した異
常がなければ正硬貨と判定して金種判定時の識別を促進
する(ステップn16)。
【0052】これらの取得した情報から金種を推定し、
異常があれば偽硬貨と判定し、正硬貨と推定すれば、こ
の推定したデータと基準データとを照合して最終的に金
種を判定する(ステップn17〜n20)。
【0053】このように、前段の外径検知要素を基にし
て後段の模様読取検知条件を設定変更したときは、特に
外国硬貨等で材質そのものを検出できない場合や材質に
は殆ど差がなく表面反射率が大きく異なる金種の場合に
効果的である。
【0054】図14は第7実施例の硬貨読取装置141
を示し、これは模様読取検知センサ142と、材質検知
センサ143、また必要に応じて厚さ検知センサ144
やCCDイメージセンサ兼用形の外径検知用LEDアレ
イ145とを配設して構成し、このうち判定すべき全金
種数に応じた複数の読取基準を模様読取検知センサ14
2に備えて、読取った検知データと金種毎に予め設定し
た金種別基準データとを照合して金種判定する。
【0055】また、各検知センサの組合わせはこれに限
らず、図15に示す第8実施例のように、模様読取検知
センサ151と材質検知センサ152に加えて、厚さ検
知センサ153と、模様検知用LEDアレイ兼用形の外
径検知用CCDイメージセンサ154を組込んで配置構
成したり、また図16に示す第9実施例のように、模様
読取検知センサ161と材質検知センサ162に加え
て、外径検知センサ163と厚さ検知センサ164とを
組込んで配置構成することができ、この場合も同様に複
数の硬貨検知情報が得られる。
【0056】図17は第7〜第9実施例に対応する硬貨
読取装置の制御回路ブロック図を示し、CPU171は
ROM172に格納されたプログラムに沿って各回路装
置を制御し、その制御データをRAM173で読出し可
能に記憶する。
【0057】模様読取用制御回路174は、CPU17
1の制御信号に基づいて模様読取検知センサ142を制
御し、このうち模様読取用のCCDイメージセンサ14
2aに対しては、このイメージセンサ142aから検知
データを分配出力して金種判定するように構成してい
る。
【0058】これは、金種判定すべき全金種の硬貨に対
し、その全金種の材質別に適した増幅率、スレッショル
ダレベルの各最適な読取処理条件を設定した読取基準の
異なる各々専用の各増幅器174…と、A/Dまたは2
値化処理回路175…と、メモリ176…とを備え、金
種判定時には模様読取用のCCDイメージセンサ142
aで読取った検知データを分配出力して、各々の読取処
理条件で一斉に並行処理して金種別に対応する専用のメ
モリ176…に格納し、この格納したデータを、最後に
データ処理回路177で基準データと照合して金種を判
定する。
【0059】また、このときCPU171には、材質検
知センサ143、152,162で検知した材質検知デ
ータをインタフェース178を介して取込み、また厚さ
検知センサ144,153,164で検知した厚さ検知
データをインタフェース179を介して取込み、検知時
に模様読取検知センサ142とは別に硬貨データを絞り
込んで金種判定を促進する。
【0060】このように、全金種に対応させて読取基準
を独立してそれぞれ設定した処理構成のため、専用に金
種を特定でき、この並行処理して求めた検知データの中
から照合対応する最適な金種を選択して金種を容易に特
定することができる。また、この場合は前段でのデータ
を要しないため、各種センサの配置順序や配置間隔等に
制約を受けないため、検知構造の小型化を図ることがで
き、また硬貨検知データを即座に読取って検知時間の短
縮を図ることができる。
【0061】このように構成された第7〜第9実施例の
硬貨読取装置の処理動作を図18のフローチャートを参
照して説明する。今、硬貨を金種判定する場合、搬送さ
れて来た硬貨Cが各検知センサの位置に導かれた時、そ
の硬貨の種別データを各センサ142〜145,151
〜154,161〜164で検知し、このうち模様読取
検知センサ142,151,161は硬貨の表面模様を
読取ると同時に、その読取ったデータを金種対応別の読
取基準が異なる複数の処理系に分配出力して、各専用の
読取処理条件で一斉に処理して金種別に対応するメモリ
176…に格納する(ステップn21)。
【0062】またこのとき、材質検知センサ143,1
52,162や厚さ検知センサ144,153,16
4、外径検知センサ145,154,163等の他の硬
貨検知情報は、その検知特性を検出して金種判定の絞り
込みを行い、矛盾した異常がなければ正硬貨と判定して
金種判定時の識別を促進する(ステップn22)。
【0063】この結果、取得した情報から金種を推定
し、異常があれば偽硬貨と判定し(ステップn23〜n2
4)、正硬貨と推定すれば、最も適した条件で取込んだ
金種対応するメモリ176から画像データを呼出し、基
準データと照合して最終的に金種を判定する(ステップ
n25〜n27)。
【0064】上述のように、硬貨を金種判定するとき
は、前段の材質検知センサあるいは外径検知センサで事
前に金種判定に必要な硬貨の読取条件を抽出し、この抽
出した最適な硬貨読取条件に切換えて後段の模様読取検
知センサで硬貨の種別データを読取るため、この後段の
模様読取検知センサでは最適な読取条件で硬貨を正確に
金種判定することができる。このように、最適な模様読
取検知条件に絞り込んでから読取り開始する2段階の読
取構成のため、的確に識別精度が向上する。
【0065】また、硬貨の読取基準が異なる複数種類の
読取判定回路を用いれば、専用に特定する並行検知デー
タの中から照合対応する最適な金種を選択して金種を容
易に特定することができる。また、この場合は各種セン
サの配置の順序や配置間隔に制約を受けないため読取配
置構成の小型化を図ることができ、また能率よく読取っ
て検知時間の短縮を図ることができる。
【0066】この発明と、上述の実施例の構成との対応
において、この発明の第1の硬貨読取手段は、実施例の
材質検知センサ13,42,52,62と外径検知セン
サ103,113に対応し、以下同様に、硬貨読取条件
は、投光側の光量、受光側のスレッショルダレベルV1
〜V3 または増幅率A1 〜A3 に対応し、読取条件設定
変更手段は、CPU21,71,121に対応し、第2
の硬貨読取手段は、模様読取検知センサ14,43,5
3,63,104に対応し、硬貨読取反射条件は、投光
側の光量出力に対応し、複数種類の読取手段は、各検知
センサ142〜145、151〜154、161〜16
4に対応し、並行読取手段は、模様読取用のCCDイメ
ージセンサ142aから分配出力される各回路系174
〜176に対応し、選択手段は、CPU171に対応す
るも、この発明は上述の実施例の構成のみに限定される
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の硬貨読取装置を示す要
部側面図。
【図2】この発明の第1実施例の硬貨読取装置の制御回
路ブロック図。
【図3】この発明の材質別に光量変更したCCDイメー
ジセンサの出力波形図。
【図4】この発明の第2実施例の硬貨読取装置の要部側
面図。
【図5】この発明の第3実施例の硬貨読取装置の要部側
面図。
【図6】この発明の第4実施例の硬貨読取装置の要部側
面図。
【図7】この発明の第2〜第4実施例の硬貨読取装置の
制御回路ブロック図。
【図8】この発明の材質別にスレッショルダレベルある
いは増幅率を設定変更したCCDイメージセンサの出力
波形図。
【図9】この発明の第1〜第4実施例の硬貨読取装置の
処理動作を示すフローチャート。
【図10】この発明の第5実施例の硬貨読取装置の要部
側面図。
【図11】この発明の第6実施例の硬貨読取装置の要部
側面図。
【図12】この発明の第5実施例の硬貨読取装置の制御
回路ブロック図。
【図13】この発明の第5〜第6実施例の硬貨読取装置
の処理動作を示すフローチャート。
【図14】この発明の第7実施例の硬貨読取装置の要部
側面図。
【図15】この発明の第8実施例の硬貨読取装置の要部
側面図。
【図16】この発明の第9実施例の硬貨読取装置の要部
側面図。
【図17】この発明の第7〜第9実施例の硬貨読取装置
の制御回路ブロック図。
【図18】この発明の第7〜第9実施例の硬貨読取装置
の処理動作を示すフローチャート。
【図19】従来の硬貨読取装置の概略側面図。
【図20】従来の硬貨読取装置の検出条件が一定の場合
の出力波形図。
【符号の説明】
11,41,51,61,101,141…硬貨読取装
置 13,42,52,62…材質検知センサ 14,43,53,63,104…模様読取検知センサ 21,71,121,171…CPU 103,113,163…外径検知センサ 142,151,161…模様読取検知センサ 143,152,162…材質検知センサ 144,153,164…厚さ検知センサ 145…外径検知用LEDアレイ 154…外径検知用CCDイメージセンサ V1 〜V3 …スレッショルダレベル A1 〜A3 …増幅率 C…硬 貨

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨の種別データを読取って金種判定する
    硬貨読取装置であって、上記硬貨の種別データを読取る
    第1の硬貨読取手段と、上記第1の硬貨読取手段で読取
    った種別データに対応する硬貨読取条件に設定変更する
    読取条件設定変更手段と、上記読取条件設定変更手段で
    変更した硬貨読取条件で硬貨の種別データを読取る第2
    の硬貨読取手段とを備えた硬貨読取装置。
  2. 【請求項2】読取条件設定変更手段は、第1の硬貨読取
    手段で読取った種別データに適した硬貨読取反射条件に
    設定変更する請求項1記載の硬貨読取装置。
  3. 【請求項3】硬貨の種別データを読取って金種判定する
    硬貨読取装置であって、硬貨の読取基準が異なる複数種
    類の読取手段と、上記複数種類の読取手段で硬貨の模様
    データを並行して読取処理する並行読取手段とを備えた
    硬貨模様読取装置。
  4. 【請求項4】並行読取手段で読取った硬貨の種別に対応
    する読取データを選択する選択手段を備えた請求項3記
    載の硬貨模様読取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI559261B (zh) * 2014-12-08 2016-11-21 Identify methods of forging coins
TWI611375B (zh) * 2014-12-08 2018-01-11 判斷偽造錢幣的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI559261B (zh) * 2014-12-08 2016-11-21 Identify methods of forging coins
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