JPH0935372A - テープ駆動装置 - Google Patents
テープ駆動装置Info
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- JPH0935372A JPH0935372A JP7176053A JP17605395A JPH0935372A JP H0935372 A JPH0935372 A JP H0935372A JP 7176053 A JP7176053 A JP 7176053A JP 17605395 A JP17605395 A JP 17605395A JP H0935372 A JPH0935372 A JP H0935372A
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Abstract
の精度を高め、テープ突入予防やスローダウン位置のば
らつきを抑え、操作性に優れたテープ駆動装置を提供す
る。 【解決手段】 テープ総量残量演算手段9によって得ら
れたテープ総量値は、予め用意し規格で定められた固定
のテープ総量値のデータ群の中から選択された選択値と
比較され、ほぼ等しい値かどうかをシステム制御手段1
3によってチェックされ、両者の差が所定値α以内の場
合は検出したテープ総量値を確定し、差が所定値αより
も大きい場合はピンチローラ圧着手段15を駆動し再度
テープ総量演算を実行したり、最高速度制限を行った
り、異常情報表示手段14を働かせたり、テープ収録時
間その他の外部制御手段16により安全保護モードを用
いることにより、精度のよいテープ総量演算結果を得る
ことが可能となっている。
Description
用いられるテープ駆動装置に関するものである。
と称す)に用いられるテープ駆動装置の一例として、特
公平5−80065号に示されるものがある。図7は従
来のテープ駆動装置の一例を示すブロック図である。こ
のテープ駆動装置は、早送モードや巻戻モード等におけ
るテープ速度の速いテープ移送を行う第1のテープ駆動
モードと、記録モード等におけるテープ速度の遅いテー
プ移送を行う第2のテープ駆動モードとを有している。
ル1に対しテープ供給リール2からテープ3が矢印A方
向に移送される。Tリール回転検出手段4は、巻取リー
ル1の回転量を検出するもの、またSリール回転検出手
段5は、供給リール2の回転量を検出するものである。
6はキャプスタン、7はピンチローラであり、第1のテ
ープ駆動モードではピンチローラ7がキャプスタン6に
当接せず、巻取リール1と供給リール2の間で直接テー
プ移送が行われる。反対にピンチローラ7がキャプスタ
ン6と当接してテープ移送が行われるモードが第2のテ
ープ駆動モードである。
送速度を速くしようとすると、キャプスタン6の回転速
度を速くする必要がある。この場合キャプスタンの軸受
け構造やキャプスタンモータへの供給電圧等に大きな問
題を生じるので、キャプスタン6を高速回転させること
は通常行っていない。このため第2の駆動モードでは、
比較的テープ速度の遅いモード(VTRの記録、再生モ
ード等)を受け持ち、早送モードや巻戻モードのテープ
高速移送を要求されるモードでは、第1の駆動モードの
リール間直接移送の駆動モードがこれを受け持つように
なっている。
度は、移送速度が速いほど使い勝手がよいが、テープの
始終端を検出してからテープを停止するまでのオーバー
ラン量が長くなり、突入をおこしテープダメージやテー
プ駆動装置の損傷を与えてしまう。このため、早送モー
ドでは供給リール2の、また巻戻モードでは巻取リール
1のテープ残量を検出し、テープ始終端から所定位置に
到達したらテープ速度を落とし、始終端での突入を予防
している。
・リールでテープが移送されており、両リールの回転量
の比は検出できるものの、絶対的なテープ速度が検出で
きず、テープ残量を得ることができない。そこで第2の
テープ駆動モードが実行された際、キャプスタン回転量
と両リール回転量からテープ総量Tを求めておき、第1
のテープ駆動モードになった時に、このテープ総量Tと
両リール回転量からテープ残量を演算する方法を採って
いる。
回転量検出手段4の出力情報、Sリール回転量検出手段
5の出力情報、キャプスタン回転検出手段8の出力情
報、それに端子10から、テープ厚、リールハブサイズ
のテープ情報が入力されており、後述するテープ総量演
算処理17、テープ残量演算処理48を行い、Tリール
駆動手段11、Sリール駆動手段12を制御する構成に
なっている。
手順を示したフローチャート図、図9はテープ残量(早
送モードでの供給リール残量)を求める処理手順を示し
たフローチャート図である。図8を用い、テープ総量演
算処理17の処理手順について説明する。第2のテープ
駆動モード実行中に、テープ総量残量演算手段9にはテ
ープ総量演算処理17が起動される。ステップ18にお
いて、キャプスタン駆動モードでテープの移送方向が変
化した時は、ステップ24へ進みテープ総量演算を行わ
ず終了する。テープ移送方向が変化しない際は、ステッ
プ19へ進み、一定量のテープ移送が経過しているかチ
ェックする。テープ移送量が一定量に満たない際は、ス
テップ24へ進み、演算を実行せずに終了する。
テップ20へ進み、テープ供給リール(以下、Sリール
と称す)の断面積ASを求める演算を実行する。Sリー
ルの断面積ASはキャプスタン6の回転量とSリール2
の回転量の比に、キャプスタン6の半径を乗じてSリー
ル半径RSを求め、このSリール半径RSからSリール
断面積ASを演算する。AS=π(RS)2 ステップ21ではテープ巻取リール1(以下、Tリール
と称す)断面積ATを演算する。手順はステップ20と
同様で、キャプスタン6の回転量とTリール1の回転量
の比に、キャプスタン6の半径を乗じてTリール半径R
Tを求め、Tリール断面積ATを演算する。AT=π
(RT)2 ステップ22ではテープ総断面積Aの演算を行う。これ
はステップ20とステップ21で求めた両リールの断面
積ASとATとを加えることで得られる。A=AS+A
T ステップ23ではテープ総量時間Tを導出する演算を行
う。テープ総量残量演算手段9には端子10からテープ
情報が入力されており、テープ厚、リールハブ情報が入
力されている。ステップ22で得られたテープ総断面積
Aから両リールハブ断面積AHを減じ、これをテープ厚
Δで割ればテープ長さを得ることができるので、さらに
これをノーマルテープ速度Vで割れば、テープ総量時間
Tを導出することができる。T=(A−2・AH)/
(Δ・V) そしてステップ24へ進み一連の処理を終了する。
8の処理手順について説明する。この処理48は前述の
テープ総量残量演算手段9において、テープ総量Tが既
に求められており、第1の駆動モードで走行中に起動さ
れる。テープ残量と表現するのは一般的には、Sリール
側の残量であるが、早送モードや巻戻モードにおけるテ
ープ速度のスローダウンの判断に用いられるのは、早送
モードではSリール残量、巻戻モードではTリール残量
であり、本発明におけるテープ残量はこのスローダウン
の判断に用いるためのテープ残量として記載している。
図9では早送モードにおけるテープ残量(Sリール側の
残量)を演算する処理を示している。図示していないが
巻戻モードにおけるテープ残量(Tリール側の残量)
は、図9の処理においてSリール側とTリール側を入れ
替えて処理すればよい。
したかチェックし、移送方向が反転した場合はステップ
50へ進んでテープ残量演算を行わず終了する。テープ
移送が一定方向でかつ一定量の移送が経過すれば、ステ
ップ51からステップ52へ進み、両リール回転量から
両リール巻径比Kが演算される。 K=RT/RS RT:Tリール半径 RS:Sリール半径 ステップ53ではステップ52において求めた両リール
巻径比Kと、テープ総量演算処理17におけるステップ
22で求めたテープ総断面積AをもとにSリール断面積
ASを導出する。
積からテープ残量時間を演算する。これはSリール断面
積からハブ断面積AHを減じ、これをテープ厚Δとノー
マルテープ速度Vで割ることで算出する。 TS=(AS−AH)/(Δ・V) AH:ハブ断面積 Δ:テープ厚 V:ノーマルテープ速度 このような演算を行いテープ残量TSを求め、そしてス
テップ50へ進んでテープ残量処理を終了していいる。
にてテープ移送中、テープ残量が所定時間以下と判断さ
れた場合、図7におけるTリール駆動装置11またはS
リール駆動装置12に減速指令が出力され、テープ速度
が減速されテープ始終端での突入が防止されている。
来のテープ駆動装置では、下記のような問題があった。
テープ走行中にテープテンション変動が発生すると、可
動ポストが動き、両リール回転量に変化が生じ、テープ
総量Tの演算結果がばらつく。実際のテープ総量よりも
長めに検出すると、テープ残量演算してテープ速度をス
ローダウンさせる位置がテープ始終端の方へ移動するこ
とになり、突入やダメージにつながる可能性がある。
りも短めに検出してしまうと、スローダウン位置がテー
プ巻中側に早めにずれ、テープ始終端に近い領域での操
作性が著しく悪くなってしまうという問題があった。本
発明は上記のような問題点を解決するもので、テープ総
量を精度よく求めることのできるテープ駆動装置を提供
することを目的とする。
に本発明は、第1発明では、供給リールの回転量を検出
する供給リール回転検出手段と、巻取リールの回転量を
検出する巻取リール回転検出手段と、キャプスタンの回
転量を検出するキャプスタン回転検出手段を有し、前記
供給リールと巻取リール間で直接テープ移送を行う第1
のテープ駆動モードと、前記キャプスタンとピンチロー
ラによりテープ移送を行う第2のテープ駆動モードとを
持ち、この第2のテープ駆動モードでテープ移送を実行
中に前記両リール回転検出手段とキャプスタン回転検出
手段によりテープ総量Tを演算し、前記第1のテープ駆
動モードによるテープ移送実行中は、前記テープ総量T
と前記両リール回転検出手段の出力情報から巻取られて
いる側のリールのテープ残量を演算するテープ総量残量
演算手段を有するテープ駆動装置であって、前記テープ
総量残量演算手段によって得られたテープ総量Tに最も
近い値を、予め用意しておいた固定のテープ総量値のデ
ータ群(T1,T2,─,Tn )の中から選択し、この選択
されたテープ総量値TFIX (選択値)と前記テープ総量
Tとの差が所定値α以内である時、前記テープ総量Tを
有効とする処理を行うシステム制御手段を具備するテー
プ駆動装置とした。
て、請求項1に記載のシステム制御手段において、前記
選択値TFIX と前記テープ総量Tとの差が前記所定値α
よりも大きいと判断された場合、前記第2のテープ駆動
モードを維持するよう制御し、前記テープ総量残量演算
手段に対してテープ総量演算を再実行するようにする処
理を行うようにした。
制御手段において、前記選択値TFI X と前記テープ総量
Tとの差が前記所定値αよりも大きいと判断された場
合、テープ移送速度の最高速度制限処理を行うテープ駆
動装置とした。第4発明では、請求項1に記載のシステ
ム制御手段において、前記選択値TFI X と前記テープ総
量Tとの差が前記所定値αよりも大きいと判断された場
合、カセットテープを強制排出し、テープ総量演算異常
が発生したことを表示する処理を行うテープ駆動装置と
した。
制御手段は外部制御手段と接続され、実装されたカセッ
トテープの収録時間情報TTVを受信可能なように構成さ
れており、前記選択値TFIX と前記テープ総量Tとの差
が前記所定値αよりも大きいと判断された場合、前記収
録時間TTVよりも長く、かつ最も近い値を前記固定のデ
ータ群の中から選択し、この選択値をテープ総量Tとし
て確定する処理を行うテープ駆動装置とした。
する供給リール回転検出手段と、巻取リールの回転量を
検出する巻取リール回転検出手段と、キャプスタンの回
転量を検出するキャプスタン回転検出手段を有し、前記
供給リールと巻取リール間で直接テープ移送を行う第1
のテープ駆動モードと、前記キャプスタンとピンチロー
ラによりテープ移送を行う第2のテープ駆動モードとを
持ち、この第2のテープ駆動モードでテープ移送を実行
中に前記両リール回転検出手段とキャプスタン回転検出
手段によりテープ総量Tを演算し、前記第1のテープ駆
動モードによるテープ移送実行中は、前記テープ総量T
と前記両リール回転検出手段の出力情報から巻取られて
いる側のリールのテープ残量を演算するテープ総量残量
演算手段を有したテープ駆動装置であって、前記テープ
総量残量演算手段によるテープ総量演算処理を複数回
(n回)実行してそれぞれテープ総量値T1st ,
T2nd ,─,Tnth を検出し、この得られたそれぞれの
テープ総量値の差が所定値β以内である時、前記テープ
総量値T1st ,T2nd ,─,Tnth の中から最小値T
min を選択し、この最小値Tmin をテープ総量Tとして
確定する処理を行うシステム制御手段を具備するテープ
駆動装置とした。
て、請求項6に記載のシステム制御手段において、前記
それぞれのテープ総量値の差が前記所定値βよりも大き
いと判断された場合、前記第2のテープ駆動モードを維
持するようにし、前記テープ総量残量演算手段に対して
テープ総量演算を再実行するようにする処理を行うテー
プ駆動装置とした。
制御手段において、前記それぞれのテープ総量値の差が
前記所定値βよりも大きいと判断された場合、テープ移
送速度の最高速度制限処理を行うテープ駆動装置とし
た。第9発明では、請求項6に記載のシステム制御手段
において、前記それぞれのテープ総量値の差が前記所定
値βよりも大きいと判断された場合、カセットテープを
強制排出し、テープ総量演算異常が発生したことを表示
する処理を行うテープ駆動装置とした。
ム制御手段は外部制御手段と接続され、実装されたカセ
ットテープの収録時間情報TTVを受信可能なように構成
されており、前記それぞれのテープ総量値の差が前記所
定値βよりも大きいと判断された場合、前記収録時間T
TVよりも長く、かつ最も近い値を前記固定のデータ群の
中から選択し、この選択された値をテープ総量Tとして
確定する処理を行うテープ駆動装置とした。
残量演算手段によって得られたテープ総量値Tが、テー
プ長の規格から予め用意された複数の固定のテープ総量
値のデータ群から最も近い値を選択し、この選択値T
FIX との差を取り、この差が所定値α以内であるかどう
かを判定することで、前記検出されたテープ総量値Tの
信憑性をチェックすることができる。そして前記差が所
定値α以内である場合は、テープ総量Tとして確定する
処理を行い、信憑性の高いテープ総量値Tが得られる。
よりも大きい場合、検出したテープ総量値に信頼性が欠
けるものとしてテープ総量演算を再実行し、安全処理が
実行される。従って、テープ突入やスローダウン位置の
精度が高められる。第3発明では、上記差が所定値αよ
りも大きい場合、テープ移送速度を制限し、第4発明で
は、カセットテープの強制排出と異常発生の表示をし、
第5発明では、カセットテープの収録時間情報を外部制
御手段から受信して比較し、安全処理を実行するように
した。
量演算を複数回実行し、これらの検出結果のそれぞれの
差が所定値β以内であるかどうかを調べることで、それ
ぞれのテープ総量データの信憑性をチェックしている。
そうして全てのテープ総量値の差が所定値β以内の場合
は、テープ総量値として複数回検出したテープ総量値の
最小値を選択し、これをテープ総量Tとして確定する処
理を行い、テープ総量値の精度を高め、テープ突入やス
ローダウン位置の精度が向上される。
よりも大きいと判断された場合、検出したテープ総量値
に信頼性が欠けるものとして、テープ総量演算を再実行
し安全処理が実行される。第8発明では、差が所定値β
よりも大きいと判断された場合、テープ移送速度を制御
し、第9発明では、カセットテープの強制排出と異常発
生の表示をし、第10発明では、カセットテープの収録
時間情報を外部制御手段から受信して比較し、安全処理
を実行するようにした。
しながら説明する。図1は、本発明の第1実施例(第1
発明)におけるテープ駆動装置のブロック図である。図
1において、図7と同じ動作を行うブロック1〜12に
は同番号を付与し、説明を省略する。又、図8の符号1
7〜24も引用する。
するシステム制御手段、14は異常情報手段で、システ
ム制御手段13の処理結果を受けてワーニング表示等の
異常情報を外部に表示する。15はピンチローラ圧着手
段で、システム制御手段13によってピンチローラ7を
キャプスタン6に圧着させたり、離したりする制御を行
う。16は外部制御手段で、システム制御手段13と接
続されており、例えば、放送局用のVTRでは再生開始
の信号を外部制御手段16から入力され、自動でオンエ
アーしたり、テープ上に記録されたタイムコード信号を
用いて、所定位置へテープ移送を行う等の動作を行って
いる。
テープ総量演算処理動作を、図2を用いて説明する。図
2は、図1のシステム制御手段13の処理を示すフロー
チャート図である。システム制御手段13では、テープ
総量残量演算手段9のテープ総量演算処理17で得られ
たテープ総量データTを確定するか、再度演算し直すか
を一連の処理25にて行っている。
量演算手段9の処理17にて得られたテープ総量値Tと
最も近い値を、予め用意しておいたデータ群の中から選
択し、この選択値をTFIX とする。一般にVTRに使用
されるカセットテープは、そのテープ総量が予め決まっ
た値のものが普通であり、VTRユーザーがテープをカ
ットして使用してなければ、複数種類の定まった値の中
から選択できる。例えば、放送用D3規格のカセットテ
ープでは、カセットサイズがS、M、Lの3種類あり、
Mサイズのカセットであれば、5分、10分、20分、
30分、60分、90分のテープ総量のカセットが存在
する。そしてこれらのカセットテープのテープ長やハブ
径は、公差についても規格で定められており、テープ総
量値のばらつきも、ほぼ計算できるようになっている。
は、上述した規格上に存在する複数のテープ総量値のデ
ータ群(T1,T2,─,Tn )の1つである。ステップ2
7では、ステップ26で選択された選択値TFIX とテー
プ総量演算処理17で得られたテープ総量データTとの
差をチェックする。前述した公差から計算できるばらつ
き値から決定される判定値αと、TFIX −Tの絶対値の
大小関係をチェックする。|TFIX −T|<α もしTFIX −Tの絶対値が所定値αよりも小さい時は、
テープ総量残量演算手段9のテープ総量演算処理17に
て得たテープ総量値Tが、異常な数値でないと判断さ
れ、ステップ31へ進みテープ総量値としてTを確定
し、ステップ32へ進んで処理25を終了する。
TFIX −Tの絶対値が大きい時は、ステップ28へ進み
ユーザーから設定される安全保護モード設定の有無をチ
ェックする。ここで安全保護モードについて説明する。
演算して得たテープ総量値が実際のテープ総量値と大き
く異なれば、テープ突入の可能性がある。しかし、ユー
ザーによってはテープをカットして使用したり、また放
送局での使用ではオンエアーできることを最優先に考
え、突入の危険性が存在しても、通常操作に制限を加え
る安全保護モードを避けなければならない場合がある。
ステップ28ではこのような安全保護モードを実行する
か否かの判定を行うもので、図示していないがシステム
制御手段13にユーザーから設定可能な安全保護モード
設定がなされているかチェックする。
されていないと判定された場合は、ステップ31へ進み
テープ総量値Tを確定してステップ32へ進み、処理2
5を終了する。ステップ28にて安全保護モード設定を
実行すると判定された場合、ステップ29、ステップ3
0の安全保護処理を実行し、その後ステップ32へ進ん
で一連の処理を終了する。
について説明する。ステップ29ではピンチローラ7が
離れて第1のテープ駆動モードとならないように、ピン
チローラ圧着手段15に対してピンチローラOFF禁止
信号を出力するものである。このようにすることで、ピ
ンチローラ7がキャプスタン6に当接したままの第2の
テープ駆動モードを維持し、テープ速度が突入の危険性
を持った高速状態にならない。そしてステップ30にお
いて、テープ総量演算を再度やり直すため、テープ総量
残量演算手段9に対してテープ総量演算処理17をリト
ライする指示を出力する。
第2例(第3発明)を実行する場合のテープ総量データ
確定処理を示したフローチャート図であり、ステップ3
4が図2におけるステップ29、30と置き換わったも
のである。ステップ34ではテープ最高速度を制限する
処理を行うもので、この処理を実行することにより、テ
ープ突入の可能性はなくなっている。
第3例(第4発明)を実行する場合のテープ総量データ
確定処理を示したフローチャート図である。この例では
ステップ36でカセットテープを強制排出するためイン
ジェクトモードとし、ステップ37ではテープ総量演算
データに異常が発生したことをユーザーに知らせるた
め、ワーニングランプや表示パネル等の異常情報表示手
段14にテープ総量異常発生情報を出力している。
を実行する場合のテープ総量データ確定処理を示したフ
ローチャート図である。放送局用のVTRは自動でオン
エアーしたり、所定位置へサーチしたり、カセット排出
したり、等を外部制御装置16のコントロールによって
実現している。この外部制御装置16とシステム制御手
段13との通信データには、VTR操作コマンド、VT
R動作ステイタス等の他に、VTRに装着したカセット
テープの収録時間データTTVを通信することも可能であ
る。安全保護処理第4例はこの外部制御装置16からシ
ステム制御手段13に送信された収録時間データTTVを
用いる。ステップ39では、収録時間情報TTVより長
く、かつ最も近い値を予め用意しておいた固定のテープ
総量値のデータ群(T1,T2,─,Tn )から選択し、こ
の値をテープ総量値Tとして確定させる。そしてステッ
プ32へ進み一連の処理38を終了する。
発明の実施例のテープ駆動装置では、予め用意しておい
たデータ群と演算して得られたテープ総量データとの差
が、所定値α以内に入った場合に演算して得た結果を確
定することでテープ総量データの信頼性が高いものとな
り、テープ突入予防やスローダウン位置のばらつき防止
に効果がある。
テープ総量データ確定処理40のフローチャート図であ
る。ステップ41においては、テープ総量残量演算手段
9の処理17を2回実行し、第1回目の演算で得られた
テープ総量値をT1st 、第2回目の演算で得られたテー
プ総量値T2nd とする処理を行う。ステップ42では、
第1回目で得られたテープ総量値T1st と第2回目で得
られたテープ総量値T2nd の差をチェックする。両リー
ル回転検出手段の精度、テープ総量残量演算手段9の語
長や演算精度等から決定される所定値βと、前述の第1
回目と第2回目との差T1st −T2ndの絶対値の大小判
定を行う。この差の絶対値が所定値βよりも小さい場
合、第1回目と第2回目の演算結果の差が殆どなく、検
出された演算結果が異常でないと判断しステップ43へ
進む。ステップ43では第1回目と第2回目のテープ総
量値T1st ,T2nd のうち小さい方の総量値を選択し、
この値をテープ総量値Tとして確定し、ステップ44ヘ
進んで処理40を終了する。ステップ43においてテー
プ総量値を確定させるのに小さい方の値を選択するの
は、テープ突入の現象を考えた場合、テープ総量値を実
際よりも小さい目に確定した方がスローダウン位置がテ
ープ巻中方向へ移動し、安全側に働くためである。
1回目と第2回目の検出値の差が所定値βよりも大きか
った場合、テープ総量演算結果の信憑性が乏しいと判断
されステップ45の処理へ進む。テープ総量演算結果の
信憑性が乏しく、安全保護モードが実行される場合は、
ステップ46、47の処理を行う。これは本発明の第1
実施例で説明した処理と同様の安全処理である。
護処理は、第1実施例と同様であり、第8発明として図
3に示したステップ34、第9発明として図4に示した
ステップ36、37、第10発明として図5に示したス
テップ39の各処理を実行するものであり、フローチャ
ート図と説明は省略する。以上のように、第6発明の実
施例によればテープ総量検出処理を2回行い、その2回
のデータの信憑性をチェックすることで、精度のよいテ
ープ総量値を確定しており、第1実施例と同様にテープ
突入予防やスローダウン位置精度向上に対して効果があ
る。
テープ総量検出を2回行う処理で説明したが、さらに安
全度を高めるために3、4回のテープ総量検出を行い、
これらの全ての検出データの差をチェックするようにし
てもよい。
発明から第10発明において、テープ総量検出が精度の
高いものとなり、テープ残量演算が精度よく求まり、安
全保護モードが実行されることによりテープ突入の予防
やスローダウン位置の精度もよいものとなり、操作性を
向上するとともに信頼性も高めることができた。
フローチャート図
ーチャート図
ーチャート図
ーチャート図
び第7発明の安全保護処理のフローチャート図
処理を示すフローチャート図
処理を示すフローチャート図
Claims (10)
- 【請求項1】 供給リールの回転量を検出する供給リー
ル回転検出手段と、巻取リールの回転量を検出する巻取
リール回転検出手段と、キャプスタンの回転量を検出す
るキャプスタン回転検出手段を有し、前記供給リールと
巻取リール間で直接テープ移送を行う第1のテープ駆動
モードと、前記キャプスタンとピンチローラによりテー
プ移送を行う第2のテープ駆動モードとを持ち、この第
2のテープ駆動モードでテープ移送を実行中に前記両リ
ール回転検出手段とキャプスタン回転検出手段によりテ
ープ総量Tを演算し、前記第1のテープ駆動モードによ
るテープ移送実行中は、前記テープ総量Tと前記両リー
ル回転検出手段の出力情報から巻取られている側のリー
ルのテープ残量を演算するテープ総量残量演算手段を有
するテープ駆動装置であって、前記テープ総量残量演算
手段によって得られたテープ総量Tに最も近い値を、予
め用意しておいた固定のテープ総量値のデータ群(T1,
T2,─,Tn )の中から選択し、この選択されたテープ
総量値TFIX (選択値)と前記テープ総量Tとの差が所
定値α以内である時、前記テープ総量Tを有効とする処
理を行うシステム制御手段を具備することを特徴とする
テープ駆動装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のシステム制御手段にお
いて、前記選択値T FIX と前記テープ総量Tとの差が前
記所定値αよりも大きいと判断された場合、前記第2の
テープ駆動モードを維持するよう制御し、前記テープ総
量残量演算手段に対してテープ総量演算を再実行するよ
うにする処理を行うことを特徴とするテープ駆動装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のシステム制御手段にお
いて、前記選択値T FIX と前記テープ総量Tとの差が前
記所定値αよりも大きいと判断された場合、テープ移送
速度の最高速度制限処理を行うことを特徴とするテープ
駆動装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載のシステム制御手段にお
いて、前記選択値T FIX と前記テープ総量Tとの差が前
記所定値αよりも大きいと判断された場合、カセットテ
ープを強制排出し、テープ総量演算異常が発生したこと
を表示する処理を行うことを特徴とするテープ駆動装
置。 - 【請求項5】 請求項1に記載のシステム制御手段は外
部制御手段と接続され、実装されたカセットテープの収
録時間情報TTVを受信可能なように構成されており、前
記選択値TFIX と前記テープ総量Tとの差が前記所定値
αよりも大きいと判断された場合、前記収録時間TTVよ
りも長く、かつ最も近い値を前記固定のデータ群の中か
ら選択し、この選択値をテープ総量Tとして確定する処
理を行うことを特徴とするテープ駆動装置。 - 【請求項6】 供給リールの回転量を検出する供給リー
ル回転検出手段と、巻取リールの回転量を検出する巻取
リール回転検出手段と、キャプスタンの回転量を検出す
るキャプスタン回転検出手段を有し、前記供給リールと
巻取リール間で直接テープ移送を行う第1のテープ駆動
モードと、前記キャプスタンとピンチローラによりテー
プ移送を行う第2のテープ駆動モードとを持ち、この第
2のテープ駆動モードでテープ移送を実行中に前記両リ
ール回転検出手段とキャプスタン回転検出手段によりテ
ープ総量Tを演算し、前記第1のテープ駆動モードによ
るテープ移送実行中は、前記テープ総量Tと前記両リー
ル回転検出手段の出力情報から巻取られている側のリー
ルのテープ残量を演算するテープ総量残量演算手段を有
したテープ駆動装置であって、前記テープ総量残量演算
手段によるテープ総量演算処理を複数回(n回)実行し
てそれぞれテープ総量値T1st ,T2nd ,─,Tnth を
検出し、この得られたそれぞれのテープ総量値の差が所
定値β以内である時、前記テープ総量値T1st ,
T2nd ,─,Tnth の中から最小値Tmin を選択し、こ
の最小値Tmin をテープ総量Tとして確定する処理を行
うシステム制御手段を具備することを特徴とするテープ
駆動装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載のシステム制御手段にお
いて、前記それぞれのテープ総量値の差が前記所定値β
よりも大きいと判断された場合、前記第2のテープ駆動
モードを維持するようにし、前記テープ総量残量演算手
段に対してテープ総量演算を再実行するようにする処理
を行うことを特徴とするテープ駆動装置。 - 【請求項8】 請求項6に記載のシステム制御手段にお
いて、前記それぞれのテープ総量値の差が前記所定値β
よりも大きいと判断された場合、テープ移送速度の最高
速度制限処理を行うことを特徴とするテープ駆動装置。 - 【請求項9】 請求項6に記載のシステム制御手段にお
いて、前記それぞれのテープ総量値の差が前記所定値β
よりも大きいと判断された場合、カセットテープを強制
排出し、テープ総量演算異常が発生したことを表示する
処理を行うことを特徴とするテープ駆動装置。 - 【請求項10】 請求項6に記載のシステム制御手段は
外部制御手段と接続され、実装されたカセットテープの
収録時間情報TTVを受信可能なように構成されており、
前記それぞれのテープ総量値の差が前記所定値βよりも
大きいと判断された場合、前記収録時間TTVよりも長
く、かつ最も近い値を前記固定のデータ群の中から選択
し、この選択された値をテープ総量Tとして確定する処
理を行うことを特徴とするテープ駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17605395A JP3556329B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | テープ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17605395A JP3556329B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | テープ駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0935372A true JPH0935372A (ja) | 1997-02-07 |
| JP3556329B2 JP3556329B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=16006901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17605395A Expired - Fee Related JP3556329B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | テープ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3556329B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP17605395A patent/JP3556329B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3556329B2 (ja) | 2004-08-18 |
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