JPH0935380A - ディスククランパおよびディスク装置 - Google Patents

ディスククランパおよびディスク装置

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Publication number
JPH0935380A
JPH0935380A JP7201609A JP20160995A JPH0935380A JP H0935380 A JPH0935380 A JP H0935380A JP 7201609 A JP7201609 A JP 7201609A JP 20160995 A JP20160995 A JP 20160995A JP H0935380 A JPH0935380 A JP H0935380A
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JP
Japan
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disc
rotor
disk
turntable
clamper
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Application number
JP7201609A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Uchino
勉 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ディスククランパ5は、板状の支持部材50
と、該支持部材50に回転可能に支持される回転子60
とで構成されている。支持部材50は、ディスク装置の
シャーシの上部に架設され、そのほぼ中央部に円形の開
口51が形成されている。回転子60は、開口51に挿
通された回転子本体61と、その内部に収納されたリン
グ状の永久磁石65と、該永久磁石65の上面に設置さ
れたバックヨーク66とで構成されている。回転子本体
61の上部外周には、開口51の縁部53に係合する鍔
状のリブ62が、底部下面には、ターンテーブル26の
センタハブ26aが嵌合するリング状の嵌合溝63が、
中央付近には、バックヨーク66および永久磁石65を
固定するフック部材64がそれぞれ形成されている。 【効果】光ディスクの挟持力の増大を可能とし、構造が
簡単で組み立てが容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクを再生また
は記録・再生するディスク装置に設置されるディスクク
ランパおよびこれを備えるディスク装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM等の光ディスクを再生する
ディスク装置が知られている。図8は、従来のディスク
装置の構造を模式的に示す断面側面図である。同図に示
すように、従来のディスク装置1Bは、装置本体2と該
装置本体2に対し、前後方向(図中横方向)に移動し、
出し入れされるディスクトレイ4とから構成されてい
る。
【0003】装置本体2は、底板11と、該底板11の
上部に設けられたメイン回路基板組立体12と、該メイ
ン回路基板組立体12の上部に設けられた機構組立体1
3と、該機構組立体13の上側を覆うケース14とから
構成されている。ケース14は、天板部14aを有しそ
の下面(内面)側には、ディスククランパ38が後述す
るターンテーブル26と同軸的に回転可能に設置されて
いる。
【0004】機構組立体13は、シャーシ20を有し、
該シャーシ20には、機構ユニット22が上下動可能に
支持されている。この機構ユニット22は、ベース23
を有し、該ベース23には、ターンテーブル回転用のス
ピンドルモータ25と、その回転軸に固定されたターン
テーブル26と、光学ヘッド27と、該光学ヘッド27
を光ディスク3の半径方向に移動する光学ヘッド移動機
構(図示せず)とが設けられている。ターンテーブル2
6には、ディスククランパ38を吸着する磁石が内蔵さ
れている。
【0005】ベース23は、その後方(装置本体2の奥
部側)端部が弾性体(ゴム等)からなるインシュレータ
29aを介して、シャーシ20に対し回動可能に支持さ
れている。図示しない上下動機構の作動により、ベース
23がインシュレータ29aを中心として回動し、機構
ユニット22が上下動する。
【0006】ディスクトレイ4は、光ディスク3を載置
する部材であり、前記上下動機構の作動による機構ユニ
ット22の上下動に伴って、装置本体2に対し前後方向
に、光ディスクの装填位置と光ディスクの排出位置との
間を移動する。
【0007】ディスク装置1Bの非使用時には、ディス
クトレイ4は、装置本体2内に収納された状態(ディス
ク装填位置)にある。この状態でイジェクト操作を行う
と、図示しないモータの駆動によりディスクトレイ4が
前方へ移動し、装置本体2から外側に突出した位置(デ
ィスク排出位置)まで移動するとともに、機構ユニット
22が下降する(図8参照)。
【0008】ディスク3をディスクトレイ4上に載置
し、ローディング操作を行うと、ディスクトレイ4が後
方へ移動し、ディスク装填位置まで移動するとともに、
機構ユニット22が上昇する。これにより、ディスクク
ランパ38がターンテーブル26に磁気的に吸着され、
ディスククランパ38とターンテーブル26との間に光
ディスク3が挟持され、光学ヘッド27による再生が可
能となる。
【0009】イジェクト操作を行うと、ディスク装置1
Bの各機構が前記ローディング時とは逆の順序でかつ逆
方向に作動し、ディスク3は、クランプが解除され、デ
ィスクトレイ4に載って排出される。
【0010】このようなディスク装置1Bにおいて、デ
ィスククランパ38は、板金382と樹脂モールド部3
83とをインサート成形により一体的に形成してなるク
ランプ用円盤381と、板金382の中心にカシメによ
り固着されたカシメピン384とを有し、ケース14に
設けられた絞り部141aの底部に穿設された孔141
bにカシメピン384を挿通し、カシメピン384の絞
り部141a側の端部に、孔141bより大径のフラン
ジ部を有するカシメネジ385を螺入することにより、
ケース14に対し回転可能に支持されている。
【0011】ところで、CD−ROM再生用のディスク
装置においては、光ディスク3の回転速度が、従来の2
倍速に代わり、4倍速が主流となりつつある。このよう
な高速化に伴い、光ディスク3の挟持力の増大が必要と
なるが、前述した従来のディスククランパ38では、光
ディスク3の挟持力が弱く、高速化に対応できない。す
なわち、ディスククランパ38は、ターンテーブル26
側に設置された永久磁石に吸着されて光ディスク3の挟
持力を得るが、ターンテーブル26には、寸法上の制約
等があることから、より強力な永久磁石を設置すること
ができず、また、小型でより強力な永久磁石が設置でき
たとしても、永久磁石が高価なものとなってしまう。
【0012】また、ディスククランパ38では、ケース
14の天板部14aにプレス成形等により絞り部141
aを形成し、さらに孔141bを穿設する工程が必要で
あり、しかも、絞り部141aおよび孔141bの形成
位置をスピンドルモータ25の回転軸に一致させるため
の位置合わせを行わねばならなず、製造工程が複雑であ
るという欠点がある。
【0013】また、ディスククランパ38自体の構造も
複雑であり、特に製造に手間がかかる切削部品であるカ
シメピンや、特殊なクランパネジを用いなければなら
ず、さらに、その取り付け作業にも手間がかかるという
欠点もある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光デ
ィスクの挟持力の増大が可能であるとともに、構造が簡
単で、組み立て作業も容易なディスククランパおよびデ
ィスク装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のディスククランパは、シャーシに対し上下
動可能に搭載されたディスク回転駆動手段を備えるディ
スク装置に設置されるディスククランパであって、前記
シャーシの上部に架設され、開口が形成された板状の支
持部材と、該支持部材に対し回転可能にかつその下端部
が前記開口内からディスク装置内部側へ突出するよう設
置された回転子とを有し、前記回転子は、その外周に前
記開口の縁部に係合するリブを有する回転子本体と、該
回転子本体の内部に収納された永久磁石とを有してな
り、前記永久磁石の吸引力により前記ディスク回転駆動
手段のターンテーブルを吸着し、前記回転子と前記ター
ンテーブルとでディスクを挟持するよう構成したことを
特徴とする。
【0016】また、好ましくは、前記永久磁石は、リン
グ状をなすものであってもよい。
【0017】さらに好ましくは、前記回転子は、前記永
久磁石の前記ターンテーブルと反対側の面に設置された
ヨークを有することができる。
【0018】さらに好ましくは、前記回転子は、前記回
転子本体と前記ヨークとを係合する係合手段を有するこ
とができる。
【0019】さらに好ましくは、前記開口は、円形の開
口であり、その直径は、前記回転子本体の前記開口内に
位置する部分の外径より大きく、前記リブの外径より小
さくすることができる。
【0020】さらに好ましくは、前記ターンテーブルの
吸着時に前記回転子と前記ターンテーブルとの回転中心
を一致させる中心合わせ手段を有してもよい。
【0021】
【作用】本発明のディスククランパは、ディスク装置の
シャーシの上部に架設された板状の支持部材と、該支持
部材のほぼ中央部に形成された円形の開口内からディス
ク装置内部側へ突出するよう設置された回転子とで構成
されている。
【0022】回転子は、前記円形開口内で回転し得るよ
うに支持されているとともに、その外周に形成されたリ
ブが前記円形開口の縁部に係合し、ディスク装置の内部
側に離脱しないようになっている。
【0023】また、回転子は、回転子本体と、該回転子
本体の内部に収納された好ましくはリング状の永久磁石
と、該永久磁石の片面に設置されたヨークとで構成さ
れ、前記永久磁石の吸引力によりディスク回転駆動手段
のターンテーブルを吸着し、前記回転子と前記ターンテ
ーブルとで光ディスクの中央部分を挟持する。
【0024】
【実施例】以下、本発明のディスククランパおよびこれ
を備えたディスク装置を添付図面に示す好適実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明のディスク装置の実施例を
示す分解斜視図、図2は、図1に示すディスク装置の平
面図、図3は、図1に示すディスク装置におけるカムホ
イールの構成を示す斜視図、図4は、図1に示すディス
ク装置におけるディスクトレイの裏面の構成を示す底面
図、図5および図6は、それぞれ、図1に示すディスク
装置の断面側面図、図7は、図1に示すディスク装置に
搭載された本発明のディスククランパの断面側面図であ
る。
【0026】図1に示すように、本発明のディスク装置
1Aは、CD−ROM等の光ディスク3を再生する装置
であって、主に、装置本体2と、該装置本体2に対し、
前後方向(水平方向)に移動し、出し入れされる光ディ
スク搬送用のディスクトレイ4とから構成されている。
【0027】装置本体2は、底板11と、該底板11の
上部に設けられたメイン回路基板組立体12と、該メイ
ン回路基板組立体12の上部に設けられた機構組立体1
3と、該機構組立体13のシャーシ20に取り付けられ
た本発明のディスククランパ5と、機構組立体13の上
側を覆うケース14とから構成されている。
【0028】ケース14は、天板部14aと、左右の側
板部14b、14cと、背板部14dと、前板部14e
とを有する。天板部14aの内側(装置内部側)には、
ディスククランパ5が設置されている。
【0029】前板部14eには、前記ディスクトレイ4
が通る細幅の開口141eが形成されている。この前板
部14eには、スポンジ製等のクッション材よりなる枠
15を介してフロントベゼル16が取り付けられてい
る。フロントベゼル16にも、前記ディスクトレイ4が
出し入れされる細幅の開口16aが形成されている。
【0030】機構組立体13は、略器形状のシャーシ2
0を有している。このシャーシ20は、長方形の略板状
の底部20aと、該底部20aの左右および後方縁部に
沿ってコ字状に立設された壁部20bとから構成されて
いる。シャーシ20のフロントベゼル16側には、壁部
は形成されておらず、開放された状態になっており、ケ
ース14に組み込まれた際に、前記開口141eが位置
するようになっている。
【0031】また、シャーシ20の左右側の壁部20b
には、それぞれ、後述する支持部材50を取り付ける取
り付け部20cが形成されている。
【0032】このシャーシ20には、機構ユニット22
と上下動機構30とが設けられている。このうち、機構
ユニット22は、シャーシ20の底部20aに形成され
た凹没空間21の中央部付近に収まるように配設されて
おり、また上下動機構30は、凹没空間21の前方に収
まるように配設されている。
【0033】機構ユニット22は、ベース23を有し、
該ベース23には、ターンテーブル回転用のスピンドル
モータ25と、該スピンドルモータ25の回転軸251
に固定されたターンテーブル26と、光学ヘッド(アク
チュエータを含む)24と、該光学ヘッド27を光ディ
スク3の半径方向に移動する光学ヘッド移動機構28と
が搭載されている。
【0034】ターンテーブル26は、円盤状の部材であ
って、その全部または一部は、ディスククランパ5の永
久磁石65により吸着し得る金属(強磁性体)で構成さ
れている。ターンテーブル26の中心部には、後述する
回転子本体61の底部に形成された嵌合溝63に嵌合す
るリング状突部よりなるセンタハブ部26aが形成され
ている。このようなターンテーブル26とそれを回転す
るスピンドルモータ25とで、光ディスク3を回転駆動
するディスク回転駆動手段が構成される。
【0035】光学ヘッド27は、光ディスク3からの反
射光をミラー等でほぼ直角に屈曲して受光素子へ導く構
成の横型の光学ヘッドである。
【0036】図2に示すように、光学ヘッド移動機構2
8は、正転/逆転可能なモータ28aと、該モータ28
aの駆動により回転するリードスクリュー28bと、モ
ータ28aの回転を減速してリードスクリュー28bへ
伝達する減速歯車列28cと、リードスクリュー28b
の螺旋状溝に係合する係合部材28dを備えたスライダ
28eと、該スライダ28eの移動方向を規制するガイ
ド棒28gと、光学ヘッド27を搭載し、スライダ28
eと一体的に形成された載置台28fとで構成されてい
る。リードスクリュー28bおよびガイド棒28gは、
それぞれ、その長手方向がディスク装置1Aの前後方向
となるように配置されている。
【0037】このような光学ヘッド移動機構28におい
ては、リードスクリュー28bの螺旋状溝に係合部材2
8dが係合していることから、モータ28aの駆動によ
りリードスクリュー28bが所定方向に回転すると、ス
ライダ28eがガイド棒28gに沿ってディスク装置1
Aの前後方向に移動し、これにより、載置台28fに固
定された光学ヘッド27が、ディスクトレイ4上に載置
された光ディスク3の半径方向に移動する。
【0038】なお、スピンドルモータ25、モータ28
aおよび後述するモータ31の駆動は、メイン回路基板
組立体12に設けられた図示しない制御手段(CPU)
により制御される。
【0039】ベース23は、その後方(装置本体2の奥
部側)端部が弾性体(ゴム等)からなるインシュレータ
29aを介して、シャーシ20に支持されており、該イ
ンシュレータ29aの設置箇所を中心にゴムの弾性変形
の範囲であらゆる方向に変位可能になっている。
【0040】上下動機構30は、シャーシ20上の前方
側部に設けられた正転/逆転可能なモータ31と、該モ
ータ31の回転を減速して伝える減速機構32と、該減
速機構32を介して回転させられるカムホイール(昇降
ギヤ部材)33と、該カムホイール33の回転に伴って
変位(回動)するベース昇降部材35とから構成されて
いる。
【0041】減速機構32は、モータ31の回転軸先端
に固定されたほぼ円錐台状のローラ32aと、上部にロ
ーラ32aの外周円錐面と密着する笠状のゴムシートを
有するホイール32bと、該ホイール32bの下部に設
けられたピニオンギヤ(図示せず)に噛合する大ギヤ3
2cと、大ギヤ32cの上部に同軸で固定された小ギヤ
32dとで構成されている。モータ31の回転は、この
減速機構32により所定の減速比で減速されてカムホイ
ール33に伝達される。
【0042】図3に示すように、カムホイール33は、
前記減速機構32の小ギヤ32dと噛合する下側ギヤ3
3aと、ディスクトレイ4の裏面(下面)に前後方向に
沿って形成されたラックギヤ4bと噛合する上側ギヤ3
3bとを有している。また、両ギヤ33a、33b間の
軸部外周には、円周方向に沿ってカム溝34が形成され
ている。このカム溝34は、両ギヤ33a、33bの中
間に形成されたフランジ331と下側ギヤ33aとの間
に形成された下側カム溝34aと、フランジ331と上
側ギヤ33bとの間に形成された上側カム溝34bと、
両カム溝34a、34bを連結する傾斜カム溝34cと
で構成されている。この場合、上側カム溝34bは、カ
ムホイール33のほぼ全周に渡って形成されており、下
側カム溝34aは、カムホイール33の中心角が10〜
45°程度の角度範囲で形成されている。
【0043】一方、ベース昇降部材35は、図2に示さ
れているように、カムホイール33とベース23との間
に位置している。このベース昇降部材35は、ほぼ平行
に配置された一対のアーム35a、35bとそれらの端
部同士を連結する連結部35cとを一体的に形成してな
るもので、全体として略C字状をなしている。連結部3
5cの両端部には、それぞれ、軸35d、35eが突出
形成されており、これらの軸35d、35eは、シャー
シ20に回動可能に支持されている。そのため、このベ
ース昇降部材35は、軸35d、35eを中心に回動
し、これに伴ってアーム35a、35bも軸35d、3
5eを中心に回動する。
【0044】また、このベース昇降部材35には、アー
ム35a、35bの延出側と反対側に、カムホイール3
3のカム溝34に係合する突起状のフォロアー(従動部
材)36が突出形成されている。図3に示すように、フ
ォロアー36の先端には、球体361が形成され、該球
体361がカム溝34内に挿入され、カムホイール33
の回転に伴って、カム溝34内を摺動する。
【0045】フォロアー36が上側カム溝34bと係合
している状態では、アーム35a、35bは、軸35
d、35eを中心として下側に回動した位置にあり、一
方カムホイール33の回転に伴ってフォロアー36が傾
斜カム溝34cを経て下側カム溝34aに係合すると、
アーム35a、35bは、軸35d、35eを中心とし
て上側に回動した位置へ移動する。
【0046】以上のように構成されたベース昇降部材3
5のアーム35a、35bには、ベース23の前方両側
部に形成された連結部に取り付けられたインシュレータ
29b、29cがそれぞれ連結されている。そのため、
ベース23は、カムホイール33の回転に伴うベース昇
降部材35のアーム35a、35bの上下動に伴い、装
置本体2の奥部側にあるインシュレータ29aの位置を
中心として、その前方部分が上側位置と下側位置との間
で上下動する。
【0047】なお、ディスク装置1Aは、ベース23が
3個のインシュレータ29a、29b、29cを介して
シャーシ20に支持された構造となっているので、シャ
ーシ20からベース23に伝わる振動の影響を極力少な
くすることができる。
【0048】ディスクトレイ4は、図1に示すように、
浅い凹状のディスク載置部4aを有しており、光ディス
ク3は、該ディスク載置部4a上に載置され、所望に位
置規制された状態で搬送される。
【0049】図4に示すように、ディスクトレイ4の裏
面には、カムホイール33の上側ギヤ33bと噛合する
ラックギヤ4bが形成されている。これにより、ディス
クトレイ4は、カムホイール33の回転に伴い、シャー
シ20に対し前後方向に、光ディスクの装填位置と光デ
ィスクの排出位置との間を移動する。そして、光ディス
ク3のローディング操作では、カムホイール33が図2
中時計回りに回転し、それによりディスクトレイ4が後
方に移動し、ディスク3が装置本体2内に運び込まれ
る。
【0050】さて、シャーシ20の上部には、ディスク
クランパ5が設置されている。このディスククランパ5
は、板状の支持部材50と、該支持部材50に回転可能
に支持される回転子60とで構成されている。
【0051】支持部材50は、その両端をそれぞれシャ
ーシ20の取り付け部20cにボス(またはリベット)
で止めることにより、シャーシ20の上部に横方向に架
設されている。この支持部材50のほぼ中央部には、円
形の開口51が形成されている。また、支持部材50の
両側部には、開口51とケース14の天板部14aとの
距離を一定に保つための折り曲げ部52が形成されてい
る。
【0052】一方、回転子60は、図7に示すように、
有底の扁平なドラム状の回転子本体61と、該回転子本
体61の内部に収納されたリング状の永久磁石65と、
該永久磁石65の上面(ターンテーブル26と反対側の
面)に設置されたバックヨーク66とで構成されてい
る。
【0053】回転子本体61の上部外周には、開口51
の縁部53に係合する鍔状のリブ62が形成されてい
る。回転子本体61の底部下面には、回転子60とター
ンテーブル26との中心合わせを行う中心合わせ手段と
して、ターンテーブル26のセンタハブ26aが嵌合す
る嵌合溝63がリング状に形成されている。これによ
り、ターンテーブル26の吸着時に、回転子60とター
ンテーブル26との中心合わせを容易かつ確実に行うこ
とができ、回転時の偏心を防止することができる。
【0054】なお、嵌合溝63の断面形状は、センタハ
ブ26aとの嵌合を容易かつ確実になすために、V字状
をなしている。
【0055】バックヨーク66は、永久磁石65の外径
とほぼ同一の直径を有する金属製の円盤で構成され、そ
の所定位置には、複数の孔67が形成されている。
【0056】また、回転子本体61の中央付近には、バ
ックヨーク66の各孔67にそれぞれ挿通されるフック
部材(係合手段)64が上方へ向けて突出形成されてい
る。各フック部材64の先端に形成された爪部641
は、バックヨーク66の上面に係合し、これにより、バ
ックヨーク66および永久磁石65が回転子本体61に
対し固定される。このようなフック部材(係合手段)6
4を設けることにより、バックヨーク66および永久磁
石65を回転子本体61に対し接着、ネジ止め等により
固定する必要がなく、回転子60の組み立てが容易とな
る。
【0057】このようなディスククランパ5において、
回転子本体61の開口51内に位置する部分の外径をD
1 、開口51の直径をD2 、リブ62の外径をD3 とし
たとき(図7参照)、それらは、D1 <D2 <D3 なる
関係を満足するのが好ましい。これにより、回転子6が
支持部材50から離脱することなく、かつ開口51内で
所定の遊びをもって円滑に回転することができる。
【0058】なお、D1 は、ターンテーブル26の外径
とほぼ等しいかまたはそれより若干大きい程度とするの
が好ましい。
【0059】ディスククランパ5の組み立ては、支持部
材50を取り付け部20cにおいてシャーシ20に固定
し、一方、回転子本体61内に永久磁石65とバックヨ
ーク66とを挿入し、これらをフック部材64により回
転子本体61に対し固定して回転子60を組み立て、こ
の回転子60を底部(下端部)側から支持部材50の開
口51内に挿入し、開口51からディスク装置内部側へ
突出させる。このように、ディスククランパ5の組み立
ては、極めて容易かつ短時間で行うことができる。
【0060】このような構成のディスククランパ5で
は、回転子60の永久磁石65の寸法、磁気特性等の設
計の幅が広く、特に強力な永久磁石65を用いることも
できるので、光ディスク3の挟持力を増大することがで
き、4倍速等のディスク回転速度の高速化に十分対応す
ることができる。
【0061】また、永久磁石65がディスククランパ5
の回転子60に内蔵されているため、ターンテーブル2
6に永久磁石を設置する必要がなく、ターンテーブル2
6の構成を簡素化することができる。
【0062】さらに、ケース14の天板部14aに、前
述した従来技術のような絞り部141aおよび孔141
bを設ける必要がなくなり、ディスク装置の製造が容易
となる。
【0063】また、ディスク装置1Aは、光ディスク3
を回転駆動し再生を行っている最中に停電が生じ、光デ
ィスク3の回転が停止したときに、手動でディスクトレ
イ4を移動し、光ディスク3を排出し得る非常排出機構
40を有している。
【0064】この非常排出機構40は、シャーシ20の
前方部分に回転可能に支持された軸41と、該軸41の
一端に固定されたほぼ円錐台状のローラ42と、軸41
を装置前方側へ付勢する板バネ43とで構成されてい
る。
【0065】通常は、板バネ43の付勢力により軸41
が装置前方側へ移動し、軸41の他端が装置の前面に突
出するとともに、ローラ42は、前記ホイール32bと
非接触の状態にある。なお、軸41の前方側突出端に
は、ドライバー(図示せず)が挿入される一文字状の溝
が形成されている。
【0066】ドライバーを用い、板バネ43の付勢力に
抗して軸41を押し込むと、これに伴ってローラ42が
後方へ移動し、その外周円錐面がホイール32bの上部
のゴムシート(円錐面)に圧着される。この状態を維持
しつつ、ドライバーにより軸41を所定方向に手動で回
転すると、ホイール32bが図2中反時計回りに回転
し、カムホイール33が同方向回転し、ディスクトレイ
4が前方へ移動する。ディスクトレイ4の前方端部を手
で把持して引き出すことにより、それに載置された光デ
ィスク3を取り出すことができる。
【0067】次に、ディスク装置1Aの作用について説
明する。
【0068】ディスク装置1Aの非使用時には、空のデ
ィスクトレイ4は、装置本体2内に収納された状態(デ
ィスク装填位置)にある。
【0069】この状態でイジェクト操作を行うと、モー
タ31が所定方向に回転し、減速機構32を介してカム
ホイール33が図2中反時計回りに回転する。このカム
ホイール33の回転により、上側ギヤ33bとディスク
トレイ4の裏面のラックギヤ4bとが噛合していること
から、ディスクトレイ4は、前方へ移動し、開口141
e、16aを通過して、装置本体2から外側に突出した
位置(ディスク排出位置)まで移動する。
【0070】また同時に、下側カム溝34aに位置して
いた前記ベース昇降部材35のフォロアー36が傾斜カ
ム溝34cを上り、上側カム溝34bへ移動する。これ
により、フォロアー36が上方へ変位し、ベース昇降部
材35が軸35d、35eを中心に回動し、アーム35
a、35bが下方へ揺動する。このアーム35a、35
bの揺動に伴い、各アームに連結されたインシュレータ
29b、29cを介して、ベース23の前方部分がイン
シュレータ29aの位置を中心として回動し、機構ユニ
ット22が下降位置へ移動する。そして、機構ユニット
22に搭載されたターンテーブル26も、下降位置へ移
動し、回転子60から所定距離離間する。
【0071】またこのとき、図5に示すように、ディス
ククランパ5の回転子60は、リブ62が支持部材50
の縁部53に係合し、回転子60の底部(下端部)が開
口51から機構ユニット22側へ突出した状態となてい
る。
【0072】引き出されているディスクトレイ4のディ
スク載置部4aに光ディスク3を載置し、ローディング
操作を行うと、モータ31が前記と逆方向に回転し、減
速機構32を介してカムホイール33が図2中時計回り
に回転(逆回転)する。これに伴い、ディスクトレイ4
が後方へ移動し、開口141e、16aを通過して、前
記ディスク装填位置まで移動する。これにより、ディス
クトレイ4上に位置決めされた状態で載置された光ディ
スク3も、装置本体2内のディスク装填位置へ搬送され
る。
【0073】また、前記カムホイール33の逆回転が開
始されると、前記ベース昇降部材35のフォロアー36
が上側カム溝34bに沿って移動し、光ディスク3の中
心がターンテーブル26のセンタハブ部26aに接近し
たとき、該フォロアー36が傾斜カム溝34cを下り、
下側カム溝34aへ移動する。これにより、フォロアー
36が下方へ変位し、ベース昇降部材35が軸35d、
35eを中心に回動し、アーム35a、35bが上方へ
揺動する。このアーム35a、35bの揺動に伴い、各
アームに連結されたインシュレータ29b、29cを介
して、ベース23の前方部分がインシュレータ29aの
位置を中心として回動し、下降位置から上昇位置へ持ち
上げられ、機構ユニット22はほぼ水平状態となる。
【0074】これにより、ターンテーブル26のセンタ
ハブ部26aが光ディスク3の中心孔3aに嵌合し、タ
ーンテーブル26がディスク3の中心部分を支持して持
ち上げる。
【0075】またこれに伴い、図6および図7に示すよ
うに、ディスククランパ5の回転子60が、内蔵された
永久磁石65によりターンテーブル26を磁気的に吸着
する。これにより、回転子60とターンテーブル26と
の間に光ディスク3の中心部が挟持される。このとき、
嵌合溝63とセンタハブ部26aとが嵌合し、回転子6
0とターンテーブル26との中心が一致する。
【0076】以上のようにして光ディスク3がディスク
装填位置に装着されると、続いてスピンドルモータ25
が作動し、回転子60とターンテーブル26との間に挟
持された光ディスク3が一定の速度で回転する。また、
光学ヘッド27は、光学ヘッド移動機構28により所定
の位置に移動され、トラッキグ制御およびフォーカス制
御がなされつつ光ディスク3の記録面に対し投光・受光
を行って、光ディスク3に記録された情報を再生する。
【0077】再生を中止し、イジェクト操作を行うと、
ディスク装置1Aの各機構が上述したイジェクト操作と
同様に作動し、ディスク3は、回転子60およびターン
テーブル26によるクランプが解除され、ディスクトレ
イ4に載って排出される。
【0078】以上、本発明のディスククランパおよびこ
れを備えるディスク装置を図示の実施例について説明し
たが、本発明は、これに限定されるものではない。例え
ば、ディスククランパにおいて、回転子に設置される永
久磁石は、円盤状、棒状のものであってもよく、また、
複数の永久磁石を設置してもよい。そして、ヨークの形
状も、図示のごとき円盤状に限定されない。さらには、
永久磁石が回転子の底面に露出している構成であっても
よい。
【0079】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、デ
ィスクの挟持力を増大することができ、ディスク回転速
度の高速化に十分対応することができる。また、本発明
のディスククランパは、構造が簡単であり、その組み立
てや取り付け作業も容易である。特に、従来のような、
製造に手間がかかる切削部品であるカシメピンや特殊な
クランパネジが不要となり、製造コストも安価となる。
【0080】また、ケースの天板部に絞り部の形成や孔
あけ等の加工が不要となり、ディスク装置の製造がより
簡素化される。
【0081】回転子とターンテーブルとの回転中心を一
致させる中心合わせ手段を設けた場合には、ディスク回
転時のズレや偏心を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の実施例を示す分解斜視
図である。
【図2】図1に示すディスク装置の平面図である。
【図3】図1に示すディスク装置におけるカムホイール
の構成を示す斜視図である。
【図4】図1に示すディスク装置におけるディスクトレ
イの裏面の構成を示す底面図である。
【図5】図1に示すディスク装置の光ディスク排出時に
おける断面側面図である。
【図6】図1に示すディスク装置の光ディスク再生時に
おける断面側面図である。
【図7】本発明のディスククランパの構成例を示す断面
側面図である。
【図8】従来のディスク装置の断面側面図である。
【符号の説明】
1A、1B ディスク装置 2 装置本体 3 光ディスク 3a 中心孔 4 ディスクトレイ 4a ディスク載置部 4b ラックギヤ 5 ディスククランパ 11 底板 12 メイン回路基板組立体 13 機構組立体 14 ケース 14a 天板部 141a 絞り部 141b 孔 14b、14c 側板部 14d 背板部 14e 前板部 141e 開口 15 枠 16 フロントベゼル 16a 開口 20 シャーシ 20a 底部 20b 壁部 20c 取り付け部 21 凹部 22 機構ユニット 23 ベース 231 開口 25 スピンドルモータ 251 回転軸 26 ターンテーブル 26a センタハブ 27 光学ヘッド 28 光学ヘッド移動機構 28a モータ 28b リードスクリュー 28c 減速歯車列 28d 係合部材 28e スライダ 28f 載置台 28g ガイド棒 29a、29b、29c インシュレータ 30 上下動機構 31 モータ 32 減速機構 32a ローラ 32b ホイール 32c 大ギヤ 32d 小ギヤ 33 カムホイール 331 フランジ 34a 下側カム溝 34b 上側カム溝 34c 傾斜カム溝 35 ベース昇降部材 35a、35b アーム 35c 連結部 35d、35e 軸 36 フォロアー 361 球体 38 ディスククランパ 381 クランプ用円盤 382 板金 383 樹脂モールド部 384 カシメピン 385 カシメネジ 40 非常排出機構 41 軸 42 ローラ 43 板バネ 50 支持部材 51 開口 52 折り曲げ部 53 縁部 60 回転子 61 回転子本体 62 リブ 63 嵌合溝 64 フック部材 641 爪部 65 永久磁石 66 バックヨーク 67 孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシに対し上下動可能に搭載された
    ディスク回転駆動手段を備えるディスク装置に設置され
    るディスククランパであって、 前記シャーシの上部に架設され、開口が形成された板状
    の支持部材と、該支持部材に対し回転可能にかつその下
    端部が前記開口内からディスク装置内部側へ突出するよ
    う設置された回転子とを有し、 前記回転子は、その外周に前記開口の縁部に係合するリ
    ブを有する回転子本体と、該回転子本体の内部に収納さ
    れた永久磁石とを有してなり、 前記永久磁石の吸引力により前記ディスク回転駆動手段
    のターンテーブルを吸着し、前記回転子と前記ターンテ
    ーブルとでディスクを挟持するよう構成したことを特徴
    とするディスククランパ。
  2. 【請求項2】 前記永久磁石は、リング状をなすもので
    ある請求項1に記載のディスククランパ。
  3. 【請求項3】 前記回転子は、前記永久磁石の前記ター
    ンテーブルと反対側の面に設置されたヨークを有する請
    求項1または2に記載のディスククランパ。
  4. 【請求項4】 前記回転子は、前記回転子本体と前記ヨ
    ークとを係合する係合手段を有する請求項3に記載のデ
    ィスククランパ。
  5. 【請求項5】 前記開口は、円形の開口であり、その直
    径は、前記回転子本体の前記開口内に位置する部分の外
    径より大きく、前記リブの外径より小さい請求項1ない
    し4のいずれかに記載のディスククランパ。
  6. 【請求項6】 前記ターンテーブルの吸着時に前記回転
    子と前記ターンテーブルとの回転中心を一致させる中心
    合わせ手段を有する請求項1ないし5のいずれかに記載
    のディスククランパ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載のデ
    ィスククランパを備えることを特徴とするディスク装
    置。
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