JPH093619A - 帯状鋼板の連続溶融めっき製造方法および装置 - Google Patents
帯状鋼板の連続溶融めっき製造方法および装置Info
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- JPH093619A JPH093619A JP7158179A JP15817995A JPH093619A JP H093619 A JPH093619 A JP H093619A JP 7158179 A JP7158179 A JP 7158179A JP 15817995 A JP15817995 A JP 15817995A JP H093619 A JPH093619 A JP H093619A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 焼鈍不要冷延鋼板や熱延鋼板のめっき鋼板を
安価でかつ高生産性で製造する方法および装置の提供を
する。 【構成】 帯状鋼板の走行方向に、酸洗装置、Ni電気
めっき装置、加熱装置、帯状鋼板表面に溶融金属の微粒
子を吹き付けるスプレーノズルを配置しためっき装置を
順次配置し、帯状鋼板を酸洗後その表面にニッケル被覆
層を0.5〜2.0g/m2 の範囲で形成させ、鋼板表
面のニッケル被覆層を酸化させることなくめっき溶融金
属の融点−200℃〜融点+200℃の範囲に加熱した
後、溶融金属の微粒子をスプレーめっきすることを特徴
とする帯状鋼板の溶融めっき方法および連続溶融めっき
装置。 【効果】 本発明によれば、フルハード材といわれる焼
鈍不要冷延鋼板や酸洗熱延鋼板のめっき鋼板を安価でか
つ生産性高く製造することができる。
安価でかつ高生産性で製造する方法および装置の提供を
する。 【構成】 帯状鋼板の走行方向に、酸洗装置、Ni電気
めっき装置、加熱装置、帯状鋼板表面に溶融金属の微粒
子を吹き付けるスプレーノズルを配置しためっき装置を
順次配置し、帯状鋼板を酸洗後その表面にニッケル被覆
層を0.5〜2.0g/m2 の範囲で形成させ、鋼板表
面のニッケル被覆層を酸化させることなくめっき溶融金
属の融点−200℃〜融点+200℃の範囲に加熱した
後、溶融金属の微粒子をスプレーめっきすることを特徴
とする帯状鋼板の溶融めっき方法および連続溶融めっき
装置。 【効果】 本発明によれば、フルハード材といわれる焼
鈍不要冷延鋼板や酸洗熱延鋼板のめっき鋼板を安価でか
つ生産性高く製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状鋼板の溶融めっき
製造方法および装置、特にフルハード材といわれる焼鈍
不要冷延鋼板や酸洗熱延鋼板の溶融めっき製造方法およ
び装置に関するものである。
製造方法および装置、特にフルハード材といわれる焼鈍
不要冷延鋼板や酸洗熱延鋼板の溶融めっき製造方法およ
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に溶融めっき鋼板は、鋼板
を弱酸化性雰囲気中で加熱処理して鋼板表面を酸化した
後、還元雰囲気中で均熱還元して鋼板表面を活性化さ
せ、還元雰囲気中で溶融めっきに適した温度(通常、溶
融めっき金属の融点以上)まで冷却し、鋼板を溶融めっ
き浴に直接浸漬してめっきする方法で製造されている。
しかしながら、このような方法においては、還元雰囲気
中で均熱還元して活性な鋼板表面を得なければめっき密
着性を確保できないため、フルハード材といわれる焼鈍
不要冷延鋼板や酸洗熱延鋼板を溶融めっきする場合であ
っても、高濃度水素雰囲気、例えば雰囲気N2 +15%
H2 の状態で600℃程度で2〜3分還元しなければな
らない。また、溶融めっき浴に浸漬するに際しては、上
記均熱還元後、還元雰囲気中でめっきに適した温度まで
冷却しなければならない。
を弱酸化性雰囲気中で加熱処理して鋼板表面を酸化した
後、還元雰囲気中で均熱還元して鋼板表面を活性化さ
せ、還元雰囲気中で溶融めっきに適した温度(通常、溶
融めっき金属の融点以上)まで冷却し、鋼板を溶融めっ
き浴に直接浸漬してめっきする方法で製造されている。
しかしながら、このような方法においては、還元雰囲気
中で均熱還元して活性な鋼板表面を得なければめっき密
着性を確保できないため、フルハード材といわれる焼鈍
不要冷延鋼板や酸洗熱延鋼板を溶融めっきする場合であ
っても、高濃度水素雰囲気、例えば雰囲気N2 +15%
H2 の状態で600℃程度で2〜3分還元しなければな
らない。また、溶融めっき浴に浸漬するに際しては、上
記均熱還元後、還元雰囲気中でめっきに適した温度まで
冷却しなければならない。
【0003】フルハード材といわれる焼鈍不要冷延鋼板
や酸洗熱延鋼板を溶融めっきする場合には、上記均熱還
元工程、冷却工程を省略し、溶融めっきに適した温度ま
で加熱して直ちにめっきすることが出来れば、エネルギ
ー原単位、還元ガス原単位が低下し、製造コストを大幅
に低減することができる。また連続式溶融めっき装置の
設備費も大幅に削減することが出来る。
や酸洗熱延鋼板を溶融めっきする場合には、上記均熱還
元工程、冷却工程を省略し、溶融めっきに適した温度ま
で加熱して直ちにめっきすることが出来れば、エネルギ
ー原単位、還元ガス原単位が低下し、製造コストを大幅
に低減することができる。また連続式溶融めっき装置の
設備費も大幅に削減することが出来る。
【0004】このような均熱還元・冷却省略型の溶融め
っき方法が、特公昭63−48925号公報、特開平1
−133106号公報で提案されている。これらの提案
内容は、Niプレめっきを施した後、鋼板を非酸化雰囲
気中で、間接加熱炉を用いて、あるいは、コンダクター
ロールと溶融めっき浴間で鋼板に直接通電し、鋼板温度
を溶融金属の融点以上に加熱した状態で、鋼板を溶融め
っき浴に直接浸漬してめっきするというものである。
っき方法が、特公昭63−48925号公報、特開平1
−133106号公報で提案されている。これらの提案
内容は、Niプレめっきを施した後、鋼板を非酸化雰囲
気中で、間接加熱炉を用いて、あるいは、コンダクター
ロールと溶融めっき浴間で鋼板に直接通電し、鋼板温度
を溶融金属の融点以上に加熱した状態で、鋼板を溶融め
っき浴に直接浸漬してめっきするというものである。
【0005】しかしながら、これらの方法ではいずれ
も、めっきを施す工程は溶融めっき浴に直接浸漬し、ガ
スワイピングにより付着量をコントロールするものであ
り、スプラッシュ等の問題により、ラインスピードを1
50m/min.以上の高速にすることが出来ず、高生
産性を望むことが出来ない。さらには、めっきを施さず
酸洗のみを行った鋼板とめっきを施した鋼板を同一ライ
ンで作り分けるためには、パスラインの変更が必要とな
る。
も、めっきを施す工程は溶融めっき浴に直接浸漬し、ガ
スワイピングにより付着量をコントロールするものであ
り、スプラッシュ等の問題により、ラインスピードを1
50m/min.以上の高速にすることが出来ず、高生
産性を望むことが出来ない。さらには、めっきを施さず
酸洗のみを行った鋼板とめっきを施した鋼板を同一ライ
ンで作り分けるためには、パスラインの変更が必要とな
る。
【0006】一方、溶融亜鉛の如き溶融金属をスプレー
により微粒化し、これを連続的に送られてくる帯状鋼板
の表面に付着させてめっきする、スプレーめっき方法
は、従来から、特開平1−201456号公報、特開平
2−410878号公報、特開平4−52261号公報
で知られている。このスプレーめっき方法は、ガスワイ
ピングを用いないため、過剰膜厚の気体絞りに起因する
スプラッシュの問題もなく高速化が可能である。さら
に、同一パスラインにおいて、スプレーのON、OFF
のみでめっきを施した鋼板とめっきを施さない鋼板を簡
易に作り分けることが出来る。
により微粒化し、これを連続的に送られてくる帯状鋼板
の表面に付着させてめっきする、スプレーめっき方法
は、従来から、特開平1−201456号公報、特開平
2−410878号公報、特開平4−52261号公報
で知られている。このスプレーめっき方法は、ガスワイ
ピングを用いないため、過剰膜厚の気体絞りに起因する
スプラッシュの問題もなく高速化が可能である。さら
に、同一パスラインにおいて、スプレーのON、OFF
のみでめっきを施した鋼板とめっきを施さない鋼板を簡
易に作り分けることが出来る。
【0007】しかし、いずれの提案内容も溶融金属を微
粒化して鋼板表面に付着させるスプレーめっき方法およ
びスプレーめっき装置に関するものであり、均熱還元・
冷却を省略して、スプレーめっき方法にてフルハード材
といわれる焼鈍不要冷延鋼板や酸洗熱延鋼板のめっき鋼
板を製造する方法および装置の具体的な構成については
示されていない。
粒化して鋼板表面に付着させるスプレーめっき方法およ
びスプレーめっき装置に関するものであり、均熱還元・
冷却を省略して、スプレーめっき方法にてフルハード材
といわれる焼鈍不要冷延鋼板や酸洗熱延鋼板のめっき鋼
板を製造する方法および装置の具体的な構成については
示されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、溶融スプレ
ーめっき方法を用いて、安価でかつ高生産性が可能な、
フルハード材といわれる焼鈍不要冷延鋼板や酸洗熱延鋼
板のめっき鋼板を製造する方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
ーめっき方法を用いて、安価でかつ高生産性が可能な、
フルハード材といわれる焼鈍不要冷延鋼板や酸洗熱延鋼
板のめっき鋼板を製造する方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は下記の方法および装置をその要旨とする。 (1)帯状鋼板を、連続的に酸洗してその表面を清浄化
した後、その表面にニッケル被覆層を0.5〜2.0g
/m2 の範囲で形成させ、続いて不活性およびまたは還
元性ガス雰囲気中で鋼板表面のニッケル被覆層を酸化さ
せることなく、めっきしようとする溶融金属の融点−2
00℃〜融点+200℃の範囲に加熱した後、不活性お
よびまたは還元性ガス雰囲気中でめっきしようとする溶
融金属の微粒子をその表面にスプレーめっきすることを
特徴とする帯状鋼板の連続溶融スプレーめっき方法。
に本発明は下記の方法および装置をその要旨とする。 (1)帯状鋼板を、連続的に酸洗してその表面を清浄化
した後、その表面にニッケル被覆層を0.5〜2.0g
/m2 の範囲で形成させ、続いて不活性およびまたは還
元性ガス雰囲気中で鋼板表面のニッケル被覆層を酸化さ
せることなく、めっきしようとする溶融金属の融点−2
00℃〜融点+200℃の範囲に加熱した後、不活性お
よびまたは還元性ガス雰囲気中でめっきしようとする溶
融金属の微粒子をその表面にスプレーめっきすることを
特徴とする帯状鋼板の連続溶融スプレーめっき方法。
【0010】(2)帯状鋼板の走行方向に、酸洗装置、
Ni電気めっき装置、不活性およびまたは還元性ガス雰
囲気中での加熱装置、および既加熱装置に気密に接続さ
れためっき室において内部を連続的に通過する帯状鋼板
表面に溶融金属の微粒子を吹き付けるスプレーノズルを
配置しためっき装置を順次配置したことを特徴とする帯
状鋼板の連続溶融めっき装置にある。
Ni電気めっき装置、不活性およびまたは還元性ガス雰
囲気中での加熱装置、および既加熱装置に気密に接続さ
れためっき室において内部を連続的に通過する帯状鋼板
表面に溶融金属の微粒子を吹き付けるスプレーノズルを
配置しためっき装置を順次配置したことを特徴とする帯
状鋼板の連続溶融めっき装置にある。
【0011】
【作用】以下に本発明を添付図面に基づき詳細に説明す
る。図1は本発明の装置の概略を示したものである。帯
状鋼板1の走行方向に、酸洗装置2、酸洗用リンス装置
3、酸洗用ドライヤー装置4、Ni電気めっき装置5、
電気めっき用リンス装置6、電気めっき用ドライヤー装
置7、不活性およびまたは還元性ガス雰囲気中での加熱
装置8、そしてこの加熱装置8に気密に接続されたスプ
レーノズルを配置しためっき装置9を順次配置した構成
となっており、帯状鋼板1は、酸洗装置2により表面の
酸化スケール等が清浄化され、酸洗用リンス装置3によ
り水洗いされ、酸洗用ドライヤー装置4を通り乾燥され
る。その後Ni電気めっき装置5により、0.5〜2.
0g/m2 のニッケル被覆層を形成させる。このニッケ
ル被覆層は、めっきしようとする溶融金属(例えば溶融
亜鉛)との密着性を高めることに役立ち、厚いほどめっ
き密着性良好な鋼板を得ることが出来る適正帯状鋼板温
度領域が拡がる。しかし、ニッケル被覆層を厚くするほ
ど、電気めっき装置の投入電力コストが増大するため、
ニッケル被覆層の適正範囲は0.5〜2.0g/m2 が
好ましい。
る。図1は本発明の装置の概略を示したものである。帯
状鋼板1の走行方向に、酸洗装置2、酸洗用リンス装置
3、酸洗用ドライヤー装置4、Ni電気めっき装置5、
電気めっき用リンス装置6、電気めっき用ドライヤー装
置7、不活性およびまたは還元性ガス雰囲気中での加熱
装置8、そしてこの加熱装置8に気密に接続されたスプ
レーノズルを配置しためっき装置9を順次配置した構成
となっており、帯状鋼板1は、酸洗装置2により表面の
酸化スケール等が清浄化され、酸洗用リンス装置3によ
り水洗いされ、酸洗用ドライヤー装置4を通り乾燥され
る。その後Ni電気めっき装置5により、0.5〜2.
0g/m2 のニッケル被覆層を形成させる。このニッケ
ル被覆層は、めっきしようとする溶融金属(例えば溶融
亜鉛)との密着性を高めることに役立ち、厚いほどめっ
き密着性良好な鋼板を得ることが出来る適正帯状鋼板温
度領域が拡がる。しかし、ニッケル被覆層を厚くするほ
ど、電気めっき装置の投入電力コストが増大するため、
ニッケル被覆層の適正範囲は0.5〜2.0g/m2 が
好ましい。
【0012】続いて帯状鋼板1は電気めっき用リンス装
置6により水洗い、電気めっき用ドライヤー装置7によ
り乾燥され、その後、不活性およびまたは還元性ガス雰
囲気中での加熱装置8により、鋼板表面のニッケル被覆
層を酸化させることなく所定の温度に加熱し、大気に触
れることなくスプレーノズルを配置しためっき装置9に
導かれる。密着性良好なめっき鋼板を得るためには、帯
状鋼板温度は、ニッケル被覆層の適正範囲である0.5
〜2.0g/m2 においては、めっきしようとする溶融
金属の融点−200℃〜融点+200℃の範囲が適切で
ある。加熱装置8で用いられる加熱方法は、ラジアント
チューブによる間接加熱法、還元式直火加熱法、誘導あ
るいは直接通電による電気加熱法のいずれの方法を用い
ても良いが、設備のコンパクト性、加熱応答性等を考え
た場合、電気加熱法が好ましい。
置6により水洗い、電気めっき用ドライヤー装置7によ
り乾燥され、その後、不活性およびまたは還元性ガス雰
囲気中での加熱装置8により、鋼板表面のニッケル被覆
層を酸化させることなく所定の温度に加熱し、大気に触
れることなくスプレーノズルを配置しためっき装置9に
導かれる。密着性良好なめっき鋼板を得るためには、帯
状鋼板温度は、ニッケル被覆層の適正範囲である0.5
〜2.0g/m2 においては、めっきしようとする溶融
金属の融点−200℃〜融点+200℃の範囲が適切で
ある。加熱装置8で用いられる加熱方法は、ラジアント
チューブによる間接加熱法、還元式直火加熱法、誘導あ
るいは直接通電による電気加熱法のいずれの方法を用い
ても良いが、設備のコンパクト性、加熱応答性等を考え
た場合、電気加熱法が好ましい。
【0013】図2はめっき装置9の詳細説明図であり、
入出側シール室10、11を有するめっき室10、帯状
鋼板1を挟んでほぼ対称な位置に配置されたスプレーノ
ズル12、めっきポット13からめっき溶融金属を該ス
プレーノズル12に供給する溶融金属ポンプ14および
溶融金属用配管15、溶融金属を微粒化するために用い
られる非酸化性の加圧気体を該スプレーノズル12に供
給するための気体用配管16から構成されている。図2
では、スプレーノズルにポンプにより溶融金属を供給す
る方法を示しているが、めっきポット13を加圧して該
スプレーノズル12に供給する方法でもかまわない。溶
融金属の微粒子は累積重量平均粒径が50μm以下にな
るようにするのが好ましく、この粒径は該スプレーノズ
ル12に供給される溶融金属および加圧気体の比により
調整される。また、めっきの目付量は、該スプレーノズ
ル12への溶融金属を供給するためのポンプ回転数ある
いは加圧力や帯状鋼板のライン速度、帯状鋼板長手方向
に並んだノズル本数で調整される。めっき装置9を出た
帯状鋼板1は自然冷却あるいはガスジェットクーラー等
を用いて強制冷却され常温まで戻される。
入出側シール室10、11を有するめっき室10、帯状
鋼板1を挟んでほぼ対称な位置に配置されたスプレーノ
ズル12、めっきポット13からめっき溶融金属を該ス
プレーノズル12に供給する溶融金属ポンプ14および
溶融金属用配管15、溶融金属を微粒化するために用い
られる非酸化性の加圧気体を該スプレーノズル12に供
給するための気体用配管16から構成されている。図2
では、スプレーノズルにポンプにより溶融金属を供給す
る方法を示しているが、めっきポット13を加圧して該
スプレーノズル12に供給する方法でもかまわない。溶
融金属の微粒子は累積重量平均粒径が50μm以下にな
るようにするのが好ましく、この粒径は該スプレーノズ
ル12に供給される溶融金属および加圧気体の比により
調整される。また、めっきの目付量は、該スプレーノズ
ル12への溶融金属を供給するためのポンプ回転数ある
いは加圧力や帯状鋼板のライン速度、帯状鋼板長手方向
に並んだノズル本数で調整される。めっき装置9を出た
帯状鋼板1は自然冷却あるいはガスジェットクーラー等
を用いて強制冷却され常温まで戻される。
【0014】
【実施例】次に、図1および図2に示された本発明のス
プレー溶融めっき装置を用いて、表1〜表3に示した製
造条件に従って溶融亜鉛めっき熱延鋼板を製造し、めっ
き鋼板の品質を調査した。帯状鋼板は、厚さ1.75m
m×幅1200mm、低炭素Alキルド鋼の熱延鋼板を
使用した。ラインスピードは、通常の連続溶融めっきラ
インの約2倍の300m/min.にし、酸洗後、Ni
電気めっき装置により表1〜表3に示された所定のニッ
ケル表皮層厚さに調整され、N2 +5%H2雰囲気中で
誘導加熱により鋼板温度を表1〜表3に示す所定の温度
まで加熱し、めっき室にてスプレーめっきした。めっき
金属は、Zn99.8%、Al0.2%の成分の溶融Z
n−Al合金(融点450℃)を使用した。
プレー溶融めっき装置を用いて、表1〜表3に示した製
造条件に従って溶融亜鉛めっき熱延鋼板を製造し、めっ
き鋼板の品質を調査した。帯状鋼板は、厚さ1.75m
m×幅1200mm、低炭素Alキルド鋼の熱延鋼板を
使用した。ラインスピードは、通常の連続溶融めっきラ
インの約2倍の300m/min.にし、酸洗後、Ni
電気めっき装置により表1〜表3に示された所定のニッ
ケル表皮層厚さに調整され、N2 +5%H2雰囲気中で
誘導加熱により鋼板温度を表1〜表3に示す所定の温度
まで加熱し、めっき室にてスプレーめっきした。めっき
金属は、Zn99.8%、Al0.2%の成分の溶融Z
n−Al合金(融点450℃)を使用した。
【0015】図3に、本実施例によって製造された製品
のめっき密着性を調査した結果を示す。この図より、ニ
ッケル被覆層が厚くなるほど、めっき時の帯状鋼板温度
の範囲が拡がるものの、ニッケル被覆層を0.5〜2.
0g/m2 の範囲で形成させ、かつ、不活性およびまた
は還元性ガス雰囲気中で鋼板表面のニッケル被覆層を酸
化させることなく、めっきしようとする溶融金属の融点
−200℃〜融点+200℃の範囲に帯状鋼板を加熱し
た状態でスプレーめっきすれば、めっき密着性の良い溶
融亜鉛めっき熱延鋼板を通常の連続溶融めっきラインよ
り大幅に速いラインスピードで製造出来ることが分か
る。
のめっき密着性を調査した結果を示す。この図より、ニ
ッケル被覆層が厚くなるほど、めっき時の帯状鋼板温度
の範囲が拡がるものの、ニッケル被覆層を0.5〜2.
0g/m2 の範囲で形成させ、かつ、不活性およびまた
は還元性ガス雰囲気中で鋼板表面のニッケル被覆層を酸
化させることなく、めっきしようとする溶融金属の融点
−200℃〜融点+200℃の範囲に帯状鋼板を加熱し
た状態でスプレーめっきすれば、めっき密着性の良い溶
融亜鉛めっき熱延鋼板を通常の連続溶融めっきラインよ
り大幅に速いラインスピードで製造出来ることが分か
る。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、フルハー
ド材といわれる焼鈍不要冷延鋼板や酸洗熱延鋼板のめっ
き鋼板を、安価で簡易にかつ生産性高く製造する装置を
得ることができる。
ド材といわれる焼鈍不要冷延鋼板や酸洗熱延鋼板のめっ
き鋼板を、安価で簡易にかつ生産性高く製造する装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の設備全体の概略を示す図、
【図2】本発明の設備のスプレーめっき装置の概略を示
す図、
す図、
【図3】本発明によって製造された製品のめっき密着性
を調査した結果を示した図。
を調査した結果を示した図。
【符号の説明】 1 帯状鋼板 2 酸洗装置 3 酸洗用リンス装置 4 酸洗用ドライヤー装置 5 Ni電気めっき装置 6 電気めっき用リンス装置 7 電気めっき用ドライヤー装置 8 加熱装置 9 めっき装置 1 0 めっき室入り側シール室 1 1 めっき室出側シール室 1 2 スプレーノズル 1 3 めっきポット 1 4 溶融金属ポンプ 1 5 溶融金属用配管 1 6 気体用配管
Claims (2)
- 【請求項1】 帯状鋼板を、連続的に酸洗してその表面
を清浄化した後、その表面にニッケル被覆層を0.5〜
2.0g/m2 の範囲で形成させ、続いて不活性および
または還元性ガス雰囲気中で鋼板表面のニッケル被覆層
を酸化させることなく、めっきしようとする溶融金属の
融点−200℃〜融点+200℃の範囲に加熱した後、
不活性およびまたは還元性ガス雰囲気中でめっきしよう
とする溶融金属の微粒子をその表面にスプレーめっきす
ることを特徴とする帯状鋼板の連続溶融スプレーめっき
方法。 - 【請求項2】 帯状鋼板の走行方向に、酸洗装置、Ni
電気めっき装置、不活性およびまたは還元性ガス雰囲気
中での加熱装置、およびこの加熱装置に気密に接続され
ためっき室において内部を連続的に通過する帯状鋼板表
面に溶融金属の微粒子を吹き付けるスプレーノズルを配
置しためっき装置を順次配置したことを特徴とする帯状
鋼板の連続溶融めっき装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158179A JPH093619A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 帯状鋼板の連続溶融めっき製造方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158179A JPH093619A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 帯状鋼板の連続溶融めっき製造方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH093619A true JPH093619A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15666002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7158179A Withdrawn JPH093619A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 帯状鋼板の連続溶融めっき製造方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH093619A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100381520B1 (ko) * | 1998-09-18 | 2003-08-14 | 주식회사 포스코 | 표면외관이우수한전기도금강판의제조방법 |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP7158179A patent/JPH093619A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100381520B1 (ko) * | 1998-09-18 | 2003-08-14 | 주식회사 포스코 | 표면외관이우수한전기도금강판의제조방법 |
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Legal Events
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |