JPH0936372A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0936372A JPH0936372A JP18265295A JP18265295A JPH0936372A JP H0936372 A JPH0936372 A JP H0936372A JP 18265295 A JP18265295 A JP 18265295A JP 18265295 A JP18265295 A JP 18265295A JP H0936372 A JPH0936372 A JP H0936372A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 陽極酸化時に電流を流すための端子を、アセ
トン等の有機溶媒で有機材料をふき取って確保する必要
があった。 【課題解決手段】 絶縁基板1上に、酸化ケイ素膜2、
多結晶シリコン膜3、ゲート絶縁膜4、電極配線5の材
料膜を順次形成する。次に、フォトレジストを全面に塗
布した後、フォトリソグラフィ工程により、レジストパ
ターン6を形成し、レジストパターン6をマスクに、上
記電極配線材料膜をエッチングし、電極配線5を形成す
る。次に、少なくとも電極配線5の側面の一部を覆うよ
うに、導電性樹脂7を形成し、導電性樹脂7を端子とし
て、多孔質の陽極酸化膜8を形成する。
トン等の有機溶媒で有機材料をふき取って確保する必要
があった。 【課題解決手段】 絶縁基板1上に、酸化ケイ素膜2、
多結晶シリコン膜3、ゲート絶縁膜4、電極配線5の材
料膜を順次形成する。次に、フォトレジストを全面に塗
布した後、フォトリソグラフィ工程により、レジストパ
ターン6を形成し、レジストパターン6をマスクに、上
記電極配線材料膜をエッチングし、電極配線5を形成す
る。次に、少なくとも電極配線5の側面の一部を覆うよ
うに、導電性樹脂7を形成し、導電性樹脂7を端子とし
て、多孔質の陽極酸化膜8を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁基板上に設け
られた薄膜トランジスタ等の半導体装置の製造方法に関
するものである。
られた薄膜トランジスタ等の半導体装置の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、薄膜トランジスタ等の半導体
装置においては、ソース領域及びドレイン領域上にゲー
ト電極が位置しないように、オフセット領域を設けるこ
とで、ソース領域とドレイン領域との間のリーク電流を
低減することができることが知られている。
装置においては、ソース領域及びドレイン領域上にゲー
ト電極が位置しないように、オフセット領域を設けるこ
とで、ソース領域とドレイン領域との間のリーク電流を
低減することができることが知られている。
【0003】しかし、高性能な半導体装置を形成するた
め、微細加工が必要となるにつれ、旧来からのレジスト
マスクを用いてオフセットを形成する方法では、エッチ
ングでのシフトやフォトリソグラフィ工程での精度の不
均一さの為、ゲート電極とソース領域及びドレイン領域
との位置関係を充分に制御ができなかった。そのため、
陽極酸化可能な材料を用いてゲート電極を形成した後、
酒石酸のエチレングリコール溶液中でゲート電極の周囲
(ゲート電極の側面及び上面)に無孔質の陽極酸化膜を
形成し、陽極感化されたゲート電極をマスクにイオンド
ーピングにより、ソース領域及びドレイン領域の形成を
行うことで、ゲート電極とソース領域及びドレイン領域
とにおけるオフセットを得る方法が提案されている。
め、微細加工が必要となるにつれ、旧来からのレジスト
マスクを用いてオフセットを形成する方法では、エッチ
ングでのシフトやフォトリソグラフィ工程での精度の不
均一さの為、ゲート電極とソース領域及びドレイン領域
との位置関係を充分に制御ができなかった。そのため、
陽極酸化可能な材料を用いてゲート電極を形成した後、
酒石酸のエチレングリコール溶液中でゲート電極の周囲
(ゲート電極の側面及び上面)に無孔質の陽極酸化膜を
形成し、陽極感化されたゲート電極をマスクにイオンド
ーピングにより、ソース領域及びドレイン領域の形成を
行うことで、ゲート電極とソース領域及びドレイン領域
とにおけるオフセットを得る方法が提案されている。
【0004】しかし、上記方法では、0.5μmのオフ
セットを得るためには、380Vもの高圧を陽極酸化時
にゲート電極に印加する必要がある。この場合、電圧の
一部はソース領域及びドレイン領域が形成される半導体
層とゲート電極との間にかかることになり、ゲート絶縁
膜の永久破壊や、界面準位密度の増加が生じることが指
摘されている。一方、一般的にオフセット幅は大きい
程、リーク電流が減少することが知られており、好まし
くは、オフセット幅が0.5μm以上という結果が得ら
れている。
セットを得るためには、380Vもの高圧を陽極酸化時
にゲート電極に印加する必要がある。この場合、電圧の
一部はソース領域及びドレイン領域が形成される半導体
層とゲート電極との間にかかることになり、ゲート絶縁
膜の永久破壊や、界面準位密度の増加が生じることが指
摘されている。一方、一般的にオフセット幅は大きい
程、リーク電流が減少することが知られており、好まし
くは、オフセット幅が0.5μm以上という結果が得ら
れている。
【0005】上述の問題点に対して、例えば、特開平6
−338612号公報に記載の方法では、陽極酸化時の
電解溶液を10%のクエン酸溶液中で化成電圧を120
Vとして、陽極酸化を行うことで、膜厚が0.5μm以
上の多孔質の陽極酸化膜を得ることを提案している。こ
の場合、ゲート電極の形成後、このゲート電極のパター
ンを形成するためのレジストが、ゲート電極の上面に形
成された状態のままで、多孔質の陽極酸化を行うことが
望まれる。なぜならば、レジストがない状態では、ゲー
ト電極の上面にも多孔質陽極酸化膜が形成され、多孔質
の陽極酸化膜の膨らみによってかなり大きな段差が形成
され、後の工程(例えば、ソースの配線形成)で、断線
やカバレッジ不良が発生するからである。
−338612号公報に記載の方法では、陽極酸化時の
電解溶液を10%のクエン酸溶液中で化成電圧を120
Vとして、陽極酸化を行うことで、膜厚が0.5μm以
上の多孔質の陽極酸化膜を得ることを提案している。こ
の場合、ゲート電極の形成後、このゲート電極のパター
ンを形成するためのレジストが、ゲート電極の上面に形
成された状態のままで、多孔質の陽極酸化を行うことが
望まれる。なぜならば、レジストがない状態では、ゲー
ト電極の上面にも多孔質陽極酸化膜が形成され、多孔質
の陽極酸化膜の膨らみによってかなり大きな段差が形成
され、後の工程(例えば、ソースの配線形成)で、断線
やカバレッジ不良が発生するからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構造を有する半導体装置を形成する場合におい
て、ゲート電極の側面のみに陽極酸化を行いたい場合に
は、ゲート電極上面は絶縁性の有機材料で覆われてい
た。そのため、陽極酸化時に電流を流すための端子が確
保できず、アセトン等の有機溶媒を用いてこの有機材料
の一部を拭き取って、ゲート電極等の電極配線となる金
属材料膜を露出させることで、陽極酸化時の端子を確保
していた。
たような構造を有する半導体装置を形成する場合におい
て、ゲート電極の側面のみに陽極酸化を行いたい場合に
は、ゲート電極上面は絶縁性の有機材料で覆われてい
た。そのため、陽極酸化時に電流を流すための端子が確
保できず、アセトン等の有機溶媒を用いてこの有機材料
の一部を拭き取って、ゲート電極等の電極配線となる金
属材料膜を露出させることで、陽極酸化時の端子を確保
していた。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑み、人手により
レジストパターンの一部をアセトン等の有機溶媒で拭き
取ることなく、陽極酸化時の端子を確保する手段を提供
することを目的とする。
レジストパターンの一部をアセトン等の有機溶媒で拭き
取ることなく、陽極酸化時の端子を確保する手段を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
半導体装置の製造方法は、絶縁基板上に第1の絶縁膜、
活性領域となる半導体層、第2の絶縁膜及び陽極酸化可
能な電極配線材料膜を順次形成する工程と、フォトレジ
ストを全面に塗布した後、フォトリソグラフィ工程によ
り、電極配線パターンを形成し、該パターンをマスク
に、上記電極配線材料膜をエッチングし、電極配線を形
成する工程と、少なくとも上記電極配線の側面の一部を
覆うように、導電性樹脂膜を形成し、該導電性樹脂膜を
端子として、上記電極配線の側面に陽極酸化膜を形成す
る工程とを有することを特徴とするものである。
半導体装置の製造方法は、絶縁基板上に第1の絶縁膜、
活性領域となる半導体層、第2の絶縁膜及び陽極酸化可
能な電極配線材料膜を順次形成する工程と、フォトレジ
ストを全面に塗布した後、フォトリソグラフィ工程によ
り、電極配線パターンを形成し、該パターンをマスク
に、上記電極配線材料膜をエッチングし、電極配線を形
成する工程と、少なくとも上記電極配線の側面の一部を
覆うように、導電性樹脂膜を形成し、該導電性樹脂膜を
端子として、上記電極配線の側面に陽極酸化膜を形成す
る工程とを有することを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2記載の本発明の半導体装置
の製造方法は、絶縁基板上に第1の絶縁膜、活性領域と
なる半導体層、第2の絶縁膜及び陽極酸化可能な電極配
線材料膜を順次形成する工程と、電極配線パターンを有
する導電性樹脂膜を上記電極配線材料膜上に形成し、上
記導電性樹脂膜をマスクに、上記電極配線材料膜をエッ
チングし、電極配線を形成する工程と、該導電性樹脂膜
を端子として、上記電極配線の側面に陽極酸化膜を形成
する工程を有することを特徴とするものである。
の製造方法は、絶縁基板上に第1の絶縁膜、活性領域と
なる半導体層、第2の絶縁膜及び陽極酸化可能な電極配
線材料膜を順次形成する工程と、電極配線パターンを有
する導電性樹脂膜を上記電極配線材料膜上に形成し、上
記導電性樹脂膜をマスクに、上記電極配線材料膜をエッ
チングし、電極配線を形成する工程と、該導電性樹脂膜
を端子として、上記電極配線の側面に陽極酸化膜を形成
する工程を有することを特徴とするものである。
【0010】更に、請求項3記載の本発明の半導体装置
の製造方法は、上記陽極酸化膜形成工程により、多孔質
陽極酸化膜を形成した後、上記多孔質陽極酸化膜と上記
電極配線との間、及び上記電極配線の上面に無孔質陽極
酸化膜を形成する工程を有することを特徴とする、請求
項1又は請求項2記載の半導体装置の製造方法である。
の製造方法は、上記陽極酸化膜形成工程により、多孔質
陽極酸化膜を形成した後、上記多孔質陽極酸化膜と上記
電極配線との間、及び上記電極配線の上面に無孔質陽極
酸化膜を形成する工程を有することを特徴とする、請求
項1又は請求項2記載の半導体装置の製造方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態に基づい
て、本発明について詳細に説明する。
て、本発明について詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施の形態の製造工
程図であり、図2は本発明の第2の実施の形態の製造工
程図であり、図3(a)は図1(b)に示す工程と図1
(c)に示す工程との間の導電性樹脂7を塗布した状態
における半導体装置の一部平面図を示し、図3(b)は
同(a)におけるA−A断面図であり、図4は図2
(b)に示す工程時の半導体装置の平面図であり、図4
(b)は同(a)におけるB−B断面図であり、図5は
導電性樹脂を塗布するスクリーン印刷工程の概略図であ
り、図6は導電性樹脂を塗布するディスベンサ塗布工程
の概略図である。
程図であり、図2は本発明の第2の実施の形態の製造工
程図であり、図3(a)は図1(b)に示す工程と図1
(c)に示す工程との間の導電性樹脂7を塗布した状態
における半導体装置の一部平面図を示し、図3(b)は
同(a)におけるA−A断面図であり、図4は図2
(b)に示す工程時の半導体装置の平面図であり、図4
(b)は同(a)におけるB−B断面図であり、図5は
導電性樹脂を塗布するスクリーン印刷工程の概略図であ
り、図6は導電性樹脂を塗布するディスベンサ塗布工程
の概略図である。
【0013】以下、図1を用いて本発明の第1の実施の
形態の半導体装置の製造工程について説明する。
形態の半導体装置の製造工程について説明する。
【0014】まず、充分に洗浄したガラス等の絶縁基板
1(例えば、コーニング社製「#7059」)上に絶縁
基板1に含まれる不純物がチャネル領域、ソース領域、
ドレイン領域が形成される半導体層に拡散するのを防止
する膜としてスパッタリング法にて100〜500nm
の酸化ケイ素膜2等の絶縁膜を成膜する。その後、絶縁
基板1に半導体層をプラズマCVD法や減圧CVD法に
より膜厚が30〜200nmとなるよう、本実施例で
は、真性半導体の非晶質シリコン膜を膜厚が50nmと
なるように成膜する。
1(例えば、コーニング社製「#7059」)上に絶縁
基板1に含まれる不純物がチャネル領域、ソース領域、
ドレイン領域が形成される半導体層に拡散するのを防止
する膜としてスパッタリング法にて100〜500nm
の酸化ケイ素膜2等の絶縁膜を成膜する。その後、絶縁
基板1に半導体層をプラズマCVD法や減圧CVD法に
より膜厚が30〜200nmとなるよう、本実施例で
は、真性半導体の非晶質シリコン膜を膜厚が50nmと
なるように成膜する。
【0015】その後、レーザー照射を行い、非晶質シリ
コン膜を多結晶シリコン膜3に結晶化する。レーザーに
よる結晶化後、CF4ガス、O2ガスを用いたドライエッ
チング等により、多結晶シリコン膜3を島状にパターン
形成する。その後、プラズマCVD法やスパッタ法を用
いて、膜厚が50〜200nm、例えば100nmの酸
化ケイ素を形成し、ゲート絶縁膜4とする(図1
(a))。
コン膜を多結晶シリコン膜3に結晶化する。レーザーに
よる結晶化後、CF4ガス、O2ガスを用いたドライエッ
チング等により、多結晶シリコン膜3を島状にパターン
形成する。その後、プラズマCVD法やスパッタ法を用
いて、膜厚が50〜200nm、例えば100nmの酸
化ケイ素を形成し、ゲート絶縁膜4とする(図1
(a))。
【0016】次に、スパッタリング法を用いて、膜厚が
300〜800nmの陽極酸化が可能な金属材料膜を成
膜する。金属材料としては、比抵抗が低いことや加工の
しやすさからアルミニウム又はアルミニウム合金を用い
ている。その後、電極配線形成のためのレジストパター
ン6を形成し、このレジストパターン6をマスクに金属
材料膜をエッチングし、電極配線5を形成する(図1
(b))。
300〜800nmの陽極酸化が可能な金属材料膜を成
膜する。金属材料としては、比抵抗が低いことや加工の
しやすさからアルミニウム又はアルミニウム合金を用い
ている。その後、電極配線形成のためのレジストパター
ン6を形成し、このレジストパターン6をマスクに金属
材料膜をエッチングし、電極配線5を形成する(図1
(b))。
【0017】次に、電極配線5の側面に酸化膜を形成す
る陽極酸化工程を行うが、図1(b)に示す工程によ
り、パターニングされた電極配線5の上面には絶縁性の
レジストパターン6はあるため、このままでは陽極酸化
の際の端子を取ることができない。そこで、図3
(a)、(b)に示すように、端子となる領域に導電性
樹脂7を塗布し、電極配線5と導通をとる。この際、電
極配線5は、側面にて導電性樹脂7と導通するので、導
電性樹脂7を端子として、電極配線5を陽極酸化するこ
とが可能となる。
る陽極酸化工程を行うが、図1(b)に示す工程によ
り、パターニングされた電極配線5の上面には絶縁性の
レジストパターン6はあるため、このままでは陽極酸化
の際の端子を取ることができない。そこで、図3
(a)、(b)に示すように、端子となる領域に導電性
樹脂7を塗布し、電極配線5と導通をとる。この際、電
極配線5は、側面にて導電性樹脂7と導通するので、導
電性樹脂7を端子として、電極配線5を陽極酸化するこ
とが可能となる。
【0018】また、導電性樹脂7の塗布方法としては、
スクリーン印刷法やディスペンサ塗布法等により行うこ
とができる。図5に示すように、スクリーン印刷法は、
導電性樹脂7を塗布する基板20上に、マスクとなるス
クリーン21を置き、版枠22内に導電性樹脂7を入
れ、スクィージと称するヘラ状のゴム板23で加圧す
る。この結果、導電性樹脂7はスクリーン21を通して
基板20上に押し出され、導電性樹脂7のパターンが、
例えば図3(a)に示すように形成される。また、図6
に示すように、ディスペンサ塗布法は、導電性樹脂7を
注射器状の容器24に入れ、窒素により導電性樹脂7を
定量押し出し、基板20に塗布する。パターン精度は、
スクリーン印刷法に比べて良くないが、陽極酸化時の端
子程度のパターンであれは充分に形成可能である。
スクリーン印刷法やディスペンサ塗布法等により行うこ
とができる。図5に示すように、スクリーン印刷法は、
導電性樹脂7を塗布する基板20上に、マスクとなるス
クリーン21を置き、版枠22内に導電性樹脂7を入
れ、スクィージと称するヘラ状のゴム板23で加圧す
る。この結果、導電性樹脂7はスクリーン21を通して
基板20上に押し出され、導電性樹脂7のパターンが、
例えば図3(a)に示すように形成される。また、図6
に示すように、ディスペンサ塗布法は、導電性樹脂7を
注射器状の容器24に入れ、窒素により導電性樹脂7を
定量押し出し、基板20に塗布する。パターン精度は、
スクリーン印刷法に比べて良くないが、陽極酸化時の端
子程度のパターンであれは充分に形成可能である。
【0019】次に、陽極酸化の際の端子を形成した後、
導電性樹脂7をクリップで挟み、3〜20%、例えば3
%のシュウ酸水溶液中で陽極酸化を行った。この陽極酸
化は、5〜50V、例えば8Vの定電圧下で、10〜2
00分間、例えば45分間の条件で行った。その結果、
電極配線5の上面には陽極酸化膜が形成されることな
く、側面のみに、膜厚が0.5〜2.0μm程度の多孔
質の陽極酸化膜8が均一に形成された。その後、レジス
トパターン6及び導電性樹脂7を通常の剥離液で除去す
る(図1(c))。
導電性樹脂7をクリップで挟み、3〜20%、例えば3
%のシュウ酸水溶液中で陽極酸化を行った。この陽極酸
化は、5〜50V、例えば8Vの定電圧下で、10〜2
00分間、例えば45分間の条件で行った。その結果、
電極配線5の上面には陽極酸化膜が形成されることな
く、側面のみに、膜厚が0.5〜2.0μm程度の多孔
質の陽極酸化膜8が均一に形成された。その後、レジス
トパターン6及び導電性樹脂7を通常の剥離液で除去す
る(図1(c))。
【0020】次に、3%酒石酸のエチレングリコール溶
液中で、再び陽極酸化を行い、電極配線5の側面及び上
面に緻密な無孔質の陽極酸化膜9が形成される。この無
孔質の陽極酸化膜9により、後の熱工程でのヒロックや
多孔質の陽極酸化膜8の剥がれ等を抑制することができ
る。尚、上記無孔質の陽極酸化膜9形成工程は省略する
ことも可能である。
液中で、再び陽極酸化を行い、電極配線5の側面及び上
面に緻密な無孔質の陽極酸化膜9が形成される。この無
孔質の陽極酸化膜9により、後の熱工程でのヒロックや
多孔質の陽極酸化膜8の剥がれ等を抑制することができ
る。尚、上記無孔質の陽極酸化膜9形成工程は省略する
ことも可能である。
【0021】その後、イオンドーピング法でドーピング
ガスとしてフォスフィン(PH3)を用いて、加速電圧
を60〜80KV、例えば65KV、ドーズ量を1×1
015〜8×1015cm-2、例えば5×1015cm-2で、
活性領域である多結晶シリコン膜3に不純物を注入す
る。この際、陽極酸化膜8、9及び電極配線5はイオン
注入の際のマスクとして働き、ソース領域及びドレイン
領域となる不純物領域10が形成される。その後、レー
ザー光の照射によってアニールを行い、不純物領域10
を活性化する(図1(d))。尚、図1(d)におい
て、3aはオフセット領域である。このオフセット領域
3a、リーク電流の低減に非常に効果的であり、更に、
陽極酸化時の化成電圧を変えることにより、オフセット
長さを自由に設定することが可能となる。
ガスとしてフォスフィン(PH3)を用いて、加速電圧
を60〜80KV、例えば65KV、ドーズ量を1×1
015〜8×1015cm-2、例えば5×1015cm-2で、
活性領域である多結晶シリコン膜3に不純物を注入す
る。この際、陽極酸化膜8、9及び電極配線5はイオン
注入の際のマスクとして働き、ソース領域及びドレイン
領域となる不純物領域10が形成される。その後、レー
ザー光の照射によってアニールを行い、不純物領域10
を活性化する(図1(d))。尚、図1(d)におい
て、3aはオフセット領域である。このオフセット領域
3a、リーク電流の低減に非常に効果的であり、更に、
陽極酸化時の化成電圧を変えることにより、オフセット
長さを自由に設定することが可能となる。
【0022】次に、膜厚が300〜800nmの、酸化
ケイ素または窒化ケイ素から成る層間絶縁膜11を形成
する。その後、液晶ディスプレイを形成する場合、画素
の形成が必要となるので、画素部に該当する部分に透明
電極12を形成する。その後、不純物領域10上の層間
絶縁膜11及びゲート絶縁膜4の一部をエッチングし
て、コンタクトホールを形成し、スパッタリング法によ
り金属材料、例えばアルミニウム合金を堆積させ、配線
13を形成する(図1(e))。
ケイ素または窒化ケイ素から成る層間絶縁膜11を形成
する。その後、液晶ディスプレイを形成する場合、画素
の形成が必要となるので、画素部に該当する部分に透明
電極12を形成する。その後、不純物領域10上の層間
絶縁膜11及びゲート絶縁膜4の一部をエッチングし
て、コンタクトホールを形成し、スパッタリング法によ
り金属材料、例えばアルミニウム合金を堆積させ、配線
13を形成する(図1(e))。
【0023】以下、図2を用いて本発明の第2の実施の
形態の半導体装置の製造工程について説明する。
形態の半導体装置の製造工程について説明する。
【0024】まず、上述の本発明の第1の実施の形態の
製造工程と同様に、充分に洗浄したガラス等の絶縁基板
1上に酸化ケイ素膜2、多結晶シリコン膜3、ゲート絶
縁膜4を順次成膜する(図2(a))。
製造工程と同様に、充分に洗浄したガラス等の絶縁基板
1上に酸化ケイ素膜2、多結晶シリコン膜3、ゲート絶
縁膜4を順次成膜する(図2(a))。
【0025】次に、スパッタリング法を用いて、膜厚が
300〜800nmの陽極酸化が可能な、上記第1の実
施の形態の場合と同様の金属材料膜を成膜する。その
後、図4(a)、(b)に示すように、金属材料膜上に
ゲート電極形成用のマスクとして、スクリーン印刷によ
ってパターニングした導電性膜を形成する(図2
(b))。この際、電極配線5は導電性樹脂7と直接接
触しており、電気的に導通している。その後、導電性樹
脂7をマスクとして、金属膜をエッチングし、ゲート電
極をパターニングする。
300〜800nmの陽極酸化が可能な、上記第1の実
施の形態の場合と同様の金属材料膜を成膜する。その
後、図4(a)、(b)に示すように、金属材料膜上に
ゲート電極形成用のマスクとして、スクリーン印刷によ
ってパターニングした導電性膜を形成する(図2
(b))。この際、電極配線5は導電性樹脂7と直接接
触しており、電気的に導通している。その後、導電性樹
脂7をマスクとして、金属膜をエッチングし、ゲート電
極をパターニングする。
【0026】次に、上記の状態で、導電性樹脂の一部を
端子として、陽極酸化を行う。条件は第1の実施の形態
の場合と同じであり、電極配線5の側面に陽極酸化膜8
が形成される(図2(c))。本実施の形態において
は、スクリーン印刷法を用いたが、全面に、例えば感光
性樹脂として商品名「OFPR−800/10cp」
(東京応化製)を用い、且つ、これに対して、3%の割
合でテトラシアノキノジメタンとテトラチオフルバレン
をモル比で等量混合したものからなる導電性樹脂を塗布
した後、通常のフォトリソグラフィ工程を用いて所望の
電極配線パターン形成することも可能である。
端子として、陽極酸化を行う。条件は第1の実施の形態
の場合と同じであり、電極配線5の側面に陽極酸化膜8
が形成される(図2(c))。本実施の形態において
は、スクリーン印刷法を用いたが、全面に、例えば感光
性樹脂として商品名「OFPR−800/10cp」
(東京応化製)を用い、且つ、これに対して、3%の割
合でテトラシアノキノジメタンとテトラチオフルバレン
をモル比で等量混合したものからなる導電性樹脂を塗布
した後、通常のフォトリソグラフィ工程を用いて所望の
電極配線パターン形成することも可能である。
【0027】次に、第1の実施の形態と同様の工程、即
ち、再び陽極酸化を行い、電極配線5の側面及び上面に
緻密な無孔質の酸化膜を形成し、その後、イオンドーピ
ング法で、活性領域である多結晶シリコン膜3に不純物
を注入し、ソース領域及びドレイン領域となる不純物領
域10が形成される。その後、レーザー光の照射によっ
てアニールを行い、不純物領域10を活性化する(図2
(d))。
ち、再び陽極酸化を行い、電極配線5の側面及び上面に
緻密な無孔質の酸化膜を形成し、その後、イオンドーピ
ング法で、活性領域である多結晶シリコン膜3に不純物
を注入し、ソース領域及びドレイン領域となる不純物領
域10が形成される。その後、レーザー光の照射によっ
てアニールを行い、不純物領域10を活性化する(図2
(d))。
【0028】次に、膜厚が300〜800nmの、酸化
ケイ素または窒化ケイ素から成る層間絶縁膜11を形成
する。その後、LEDを形成する場合、画素の形成が必
要となるので、画素部に該当する部分に透明電極12を
形成する。その後、不純物領域10上の層間絶縁膜11
及びゲート絶縁膜4の一部をエッチングして、コンタク
トホールを形成し、スパッタリング法により金属材料、
例えばアルミニウム合金を堆積させ、配線13を形成す
る(図2(e))。
ケイ素または窒化ケイ素から成る層間絶縁膜11を形成
する。その後、LEDを形成する場合、画素の形成が必
要となるので、画素部に該当する部分に透明電極12を
形成する。その後、不純物領域10上の層間絶縁膜11
及びゲート絶縁膜4の一部をエッチングして、コンタク
トホールを形成し、スパッタリング法により金属材料、
例えばアルミニウム合金を堆積させ、配線13を形成す
る(図2(e))。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、陽極酸化
の端子を確保するための、人間が直接基板に触れてい
た、レジスト除去工程が自動化されるため、量産性が大
幅に向上し、機械化されるため、人体から発生するダス
ト低減され、良品率の向上も見込める。
の端子を確保するための、人間が直接基板に触れてい
た、レジスト除去工程が自動化されるため、量産性が大
幅に向上し、機械化されるため、人体から発生するダス
ト低減され、良品率の向上も見込める。
【0030】更に、レジストをアセトン等の溶媒でふき
取る工程を行う必要がないため、溶媒の揮発等による、
溶解していた有機材料の素子上の再付着によって生じる
陽極酸化不良の抑制ができる。
取る工程を行う必要がないため、溶媒の揮発等による、
溶解していた有機材料の素子上の再付着によって生じる
陽極酸化不良の抑制ができる。
【0031】したがって、製造コストの低減が課題であ
るLCDをはじめとする半導体装置の製造に貢献でき
る。
るLCDをはじめとする半導体装置の製造に貢献でき
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態の製造工程図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態の製造工程図であ
る。
る。
【図3】(a)は図1(b)に示す工程と図1(c)に
示す工程との間の導電性樹脂塗布工程における半導体装
置の平面図であり、(b)は同(a)のA−A断面図で
ある。
示す工程との間の導電性樹脂塗布工程における半導体装
置の平面図であり、(b)は同(a)のA−A断面図で
ある。
【図4】(a)は図2(b)に示す工程時の半導体装置
の平面図であり、(b)は同(a)のB−B断面図であ
る。
の平面図であり、(b)は同(a)のB−B断面図であ
る。
【図5】導電性樹脂を塗布するスクリーン印刷工程の概
略図である。
略図である。
【図6】導電性樹脂を塗布するディスベンサ塗布工程の
概略図である。
概略図である。
1 絶縁基板 2 酸化ケイ素膜 3 多結晶シリコン膜 3a オフセット領域 4 ゲート絶縁膜 5 電極配線 6 レジストパターン 7 導電性樹脂 8 多孔質の陽極酸化膜 9 無孔質の陽極酸化膜 10 不純物領域 11 層間絶縁膜 12 透明電極 13 配線 20 基板 21 スクリーン 22 版枠 23 ヘラ状のゴム板 24 注射器状の容器
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁基板上に第1の絶縁膜、活性領域と
なる半導体層、第2の絶縁膜及び陽極酸化可能な電極配
線材料膜を順次形成する工程と、 フォトレジストを全面に塗布した後、フォトリソグラフ
ィ工程により、電極配線パターンを形成し、該パターン
をマスクに、上記電極配線材料膜をエッチングし、電極
配線を形成する工程と、 少なくとも上記電極配線の側面の一部を覆うように、導
電性樹脂膜を形成し、該導電性樹脂膜を端子として、上
記電極配線の側面に陽極酸化膜を形成する工程とを有す
ることを特徴とする、半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 絶縁基板上に第1の絶縁膜、活性領域と
なる半導体層、第2の絶縁膜及び陽極酸化可能な電極配
線材料膜を順次形成する工程と、 電極配線パターンを有する導電性樹脂膜を上記電極配線
材料膜上に形成し、上記導電性樹脂膜をマスクに、上記
電極配線材料膜をエッチングし、電極配線を形成する工
程と、 該導電性樹脂膜を端子として、上記電極配線の側面に陽
極酸化膜を形成する工程を有することを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項3】 上記陽極酸化膜形成工程により、多孔質
陽極酸化膜を形成した後、上記多孔質陽極酸化膜と上記
電極配線との間、及び上記電極配線の上面に無孔質陽極
酸化膜を形成する工程とを有することを特徴とする、請
求項1又は請求項2記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18265295A JPH0936372A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18265295A JPH0936372A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0936372A true JPH0936372A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16122065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18265295A Pending JPH0936372A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0936372A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006286719A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toppan Printing Co Ltd | 薄膜トランジスタの製造方法 |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP18265295A patent/JPH0936372A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006286719A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toppan Printing Co Ltd | 薄膜トランジスタの製造方法 |
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