JPH0937019A - シート搬送装置および画像読取装置 - Google Patents

シート搬送装置および画像読取装置

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JPH0937019A
JPH0937019A JP7183985A JP18398595A JPH0937019A JP H0937019 A JPH0937019 A JP H0937019A JP 7183985 A JP7183985 A JP 7183985A JP 18398595 A JP18398595 A JP 18398595A JP H0937019 A JPH0937019 A JP H0937019A
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JP7183985A
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English (en)
Inventor
Akio Okubo
明夫 大久保
Atsushi Saito
篤 齋藤
Noriyuki Aoki
典之 青木
Masakatsu Yamada
昌克 山田
Yasuhiko Ikeda
靖彦 池田
Hideaki Nagahara
英明 永原
Shigeyuki Sugiyama
杉山  茂行
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ユーザの誤操作等によるシートの
不送りや重送を防止することを可能にしたシート搬送装
置を備えた画像読取装置を提供することを可能にするこ
とを目的としている。 【解決手段】 原稿搬送路上において、予備搬送手段よ
りも上流側の第1検出位置E、予備搬送手段と分離手段
との間の第2検出位置F、原稿搬送手段と密着型イメー
ジセンサ5との間の第3検出位置Gの各位置に原稿Dが
あることを第1センサ61,第2センサ63,第3センサ65
の夫々により検出して原稿搬送動作を制御すると共に、
表示部25に原稿Dのセット状態を表示するように構成し
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート搬送装置に
係り、特に原稿上の画像情報を読み取るファクシミリ,
スキャナ,複写機等の画像読取装置に好適なシート搬送
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読取装置の構成を図13を用い
て説明する。図示しない原稿載置台に画像面を下にして
積載された原稿は、挿入口101 より挿入してセットさ
れ、この時、原稿がセンサレバー102 に接触して、該セ
ンサレバー102 を回動し、センサ103 を作動させる。
【0003】原稿がセットされたことが、センサ103 に
より検出されると、予備搬送ローラ104 が回転駆動し、
挿入された原稿を予備搬送押圧片105 と協働して捌いて
繰り出し予備搬送を開始する。
【0004】そして、分離ローラ106 と、これに押圧さ
れた分離押圧片107 との協働作用により、予備搬送され
た原稿を一枚ずつ分離,搬送する。分離された原稿は、
原稿搬送ローラ108 およびこれに押圧された原稿搬送コ
ロ109 によって挟持され、読取位置に搬送される。
【0005】110 は密着型イメージセンサであり、原稿
搬送ローラ108 ,原稿搬送コロ109によって搬送された
原稿の画像情報を読み取る。画像を読み取られた原稿
は、原稿排出ローラ111 およびこれに押圧された原稿排
出コロ112 によって機外へ排出され、図示しない原稿排
出トレイに積載される。
【0006】上記構成において、予備搬送ローラ104
は、楕円形状をしており、その長円方向が原稿搬送方向
と平行になる状態を待機位置としている。前記予備搬送
ローラ104 の回転軸113 の外周には、180°異なる位
置に突起113aが夫々突設されている。
【0007】また、前記予備搬送ローラ104 の近傍上流
側にはマイクロスイッチ等で構成されたセンサ114 が設
けられており、前記回転軸113 のいずれかの突起113aと
の接触の有無により、前記予備搬送ローラ104 の回転角
度の検出を行っている。このセンサ114 の検出信号によ
り、図示しない駆動源であるステッピングモータを停止
させて、予備搬送ローラ104 を正規の停止角度に停止さ
せて待機位置を維持している。
【0008】予備搬送ローラ104 が一回転する間に原稿
を分離ローラ106 と分離押圧片107との当接部115 まで
十分に搬送可能とするため、センサレバー102 は、予備
搬送ローラ104 よりも原稿搬送方向下流側に配置され、
原稿がセンサレバー102 に接触してセンサ103 が原稿の
有無を検出し、この検出信号により予備搬送ローラ104
を回転させて、原稿を予備搬送する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来の技術では、センサレバー102 により原稿の有無を
検出する際に、予備搬送ローラ104 が干渉しないように
予備搬送ローラ104 の停止待機位置をセンサ114 により
検出して予備搬送ローラ104 の姿勢を制御し、原稿が予
備搬送ローラ104 に干渉しない原稿の挿入空間を確保す
る必要があるため、装置が大型化するという問題があっ
た。また、センサ114 を構成するマイクロスイッチ等の
追加によりコストアップする欠点もあった。
【0010】また、原稿がセンサレバー102 に接触する
検出位置と、分離ローラ106 と分離押圧片107 との当接
部115 の位置とが比較的近接して配置されるため、原稿
挿入時にユーザが原稿を分離ローラ106 と分離押圧片10
7 との当接部115 の位置まで押し込んでしまい、分離ロ
ーラ106 と分離押圧片107 とによる分離性能が低下する
という問題があった。
【0011】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、ユーザの誤操作によるシート
の不送りや重送を防止することを可能にしたシート搬送
装置を備えた画像読取装置を提供せんとするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、シートを搬送する予備
搬送手段と、前記予備搬送手段よりもシート搬送方向下
流側に配置され、前記予備搬送手段により搬送されたシ
ートを一枚ずつに分離する分離手段と、前記分離手段よ
りもシート搬送方向下流側に配置され、前記分離手段に
より分離,搬送されたシートに対して所定の機能を発揮
する機能手段と、前記予備搬送手段よりもシート搬送方
向上流側に位置する第1のシート検出位置においてシー
トの有無を検出する第1のシート検出手段と、シート搬
送方向において、前記予備搬送手段と前記分離手段との
間に位置する第2のシート検出位置においてシートの有
無を検出する第2のシート検出手段と、シート搬送方向
において、前記分離手段と前記機能手段との間に位置す
る第3のシート検出位置においてシートの有無を検出す
る第3のシート検出手段と、前記第1、第2、第3のシ
ート検出手段のシート検出信号に基づいて、シート搬送
経路上のシートの位置を表示する表示手段と、を有し、
前記第1のシート検出手段が前記第1のシート検出位置
においてシートを検出した時、前記予備搬送手段を駆動
させてシートを搬送し、前記第2のシート検出手段が前
記第2のシート検出位置においてシートを検出した時、
前記予備搬送手段を停止させると共に、前記表示手段に
シートがシート搬送経路上の所定の位置に有ることを表
示し、前記第3のシート検出手段が前記第3のシート検
出位置においてシートの先端または後端を検出してシー
トに対する前記機能手段の作用範囲を決定するように構
成したことを特徴とするシート搬送装置である。
【0013】また、本発明に係る他の代表的な構成は、
シートを搬送する予備搬送手段と、前記予備搬送手段よ
りもシート搬送方向下流側に配置され、前記予備搬送手
段により搬送されたシートを一枚ずつに分離する分離手
段と、前記分離手段よりもシート搬送方向下流側に配置
され、前記分離手段により分離,搬送されたシートに対
して所定の機能を発揮する機能手段と、前記予備搬送手
段よりもシート搬送方向上流側に位置する第1のシート
検出位置、およびシート搬送方向において前記分離手段
と前記機能手段との間に位置する第3のシート検出位置
においてシートの有無を検出する第1のシート検出手段
と、シート搬送方向において、前記予備搬送手段と前記
分離手段との間に位置する第2のシート検出位置におい
てシートの有無を検出する第2のシート検出手段と、前
記第1、第2のシート検出手段のシート検出信号の組み
合わせに基づいて、シート搬送経路上のシートの位置を
表示する表示手段と、を有し、前記第1のシート検出手
段が前記第1のシート検出位置においてシートを検出し
た時、前記予備搬送手段を駆動させてシートを搬送し、
前記第2のシート検出手段が前記第2のシート検出位置
においてシートを検出した時、前記予備搬送手段を停止
させると共に、前記表示手段にシートがシート搬送経路
上の所定の位置に有ることを表示し、前記第1のシート
検出手段が前記第3のシート検出位置においてシートの
先端または後端を検出してシートに対する前記機能手段
の作用範囲を決定するように構成したことを特徴とする
シート搬送装置である。
【0014】また、前記予備搬送手段は、少なくとも外
周表面が高摩擦部材で形成された円形状ローラを有し、
更に該円形状ローラに付勢される少なくともシートに対
向する表面が高摩擦部材で形成された予備搬送押圧片を
有して構成すれば好ましい。
【0015】また、本発明に係る画像読取装置は、前記
シート搬送装置を備え、前記シートはシート状原稿であ
り、前記機能手段は該シート状原稿に記録された画像情
報を読み取る画像読取手段で構成したことを特徴とす
る。
【0016】本発明に係るシート搬送装置は、上述の如
く構成したので、第1のシート検出位置でシートを検出
した時、検出してから少なくとも数100msec 以内に
予備搬送手段を駆動することにより、ユーザがシートを
装填する時の操作性を向上することが出来る。
【0017】また、確実にシートを搬送できる位置まで
予備搬送手段によりシートを確実に搬送すると共に、確
実に搬送可能な位置にシートがセットされ、第2のシー
ト検出位置でシートの先端を検出した時、予備搬送手段
の駆動を停止させると共に、表示手段によりシートを検
出したことをユーザに知らせることでユーザによる分離
手段へのシートの押し込みを防止することが出来る。
【0018】また、シートに対する機能手段の作用範囲
を第3の検出位置においてシートの先端または後端を検
出した時点からカウントして決定することが出来る。
【0019】また、予備搬送手段を円形状の予備搬送ロ
ーラとこれに付勢される予備搬送押圧片とで構成した場
合には、予備搬送ローラと予備搬送押圧片とによりシー
トが確実に挟持され、予備搬送ローラが停止した時、ユ
ーザによるシート押し込みの防止機能が強化される。
【0020】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るシート搬送
装置を備えた画像読取装置の一例としてファクシミリ装
置の一実施例を具体的に説明する。
【0021】(第1実施例)以下に、本発明に係るシー
ト搬送装置を備えた画像読取装置の第1実施例について
図1〜図4を用いて説明する。図1は本発明に係る画像
読取装置であるファクシミリ装置の全体構成を示す断面
説明図、図2は本発明に係る画像読取装置であるファク
シミリ装置の全体構成を示す斜視図、図3は本発明に係
るシート搬送装置の第1実施例の構成を示す断面説明
図、図4は第1実施例の画像読取装置の画像情報読み取
り動作を示すフローチャートである。
【0022】先ず、図1および図2を参照して本発明に
係る画像読取装置であるファクシミリ装置の概略構成に
ついて説明する。図1において、ファクシミリ装置は、
原稿Dに記録された画像情報を読み取る原稿読取部Aと
画像情報に応じて記録シートに記録を行う記録部Bとを
装備している。
【0023】先ず、原稿読取部Aの構成について説明す
る。図1および図2において、1は原稿載置台であり、
紙や合成樹脂等で構成されるシート状原稿Dを画像面を
下側にして積載する。原稿載置台1に積載された原稿D
は幅方向に移動可能なスライダー1aによって側端の位
置決めが行われる。
【0024】2aは予備搬送回転体としての予備搬送ロ
ーラであり、断面形状が楕円型で構成されている。予備
搬送ローラ2aには、図示しない付勢手段により付勢さ
れた予備搬送押圧片2bが対向して配置されている。こ
の予備搬送ローラ2aと予備搬送押圧片2bとにより予
備搬送手段を構成している。予備搬送押圧片2bは、金
属,プラスチック等の材料で形成されている。
【0025】原稿載置台1に積載された原稿Dは、予備
搬送ローラ2aと予備搬送押圧片2bとの協働作用によ
り原稿D束の先端を捌いて原稿搬送方向下流側(以下、
単に「下流側」という)に予備搬送する。
【0026】3aは分離回転体としての分離ローラであ
り、該分離ローラ3aには、図示しない付勢手段により
付勢された分離押圧片3bが対向して配置されている。
この分離ローラ3aと分離押圧片3bとにより分離手段
を構成している。
【0027】前記分離押圧片3bの少なくとも原稿Dに
対向する表面部は、原稿Dに対して高摩擦係数を有する
ゴム等の可撓性部材で構成されている。前記予備搬送手
段により予備搬送された原稿Dは、分離ローラ3aと分
離押圧片3bとの協働作用により、一枚ずつ分離,搬送
される。
【0028】4a,4bはシート搬送手段となる原稿搬
送ローラ,原稿搬送コロであり、前記分離手段により分
離,搬送された原稿Dを、機能手段となる画像読取手段
としての密着型イメージセンサ5が対向する読取位置に
搬送する。
【0029】前記密着型イメージセンサ5は、前記原稿
搬送ローラ4aおよび原稿搬送コロ4bからなるシート
搬送手段により所定のタイミングで搬送された原稿Dの
画像情報を読み取り、図示しない信号変換器により画像
信号に変換して、電話回線モデム等を介して他機へ送信
するか、或いは、後述する記録部Bの記録ヘッドに画像
信号を転送する。
【0030】6a,6bは、シート排出手段となる原稿
排出ローラ,原稿排出コロであり、画像読取後の原稿D
を機外へ排出して装置上面に形成された原稿排出トレイ
7上に積載する。
【0031】前記原稿読取部Aの上面にはテンキーや各
種ファンクションキーおよびLCD(液晶ディスプレ
イ),LED(発光ダイオードを用いたディスプレイ)
等で構成される表示手段となる表示部25等が配置された
操作パネルCが設けられている。
【0032】操作パネルCの表示部25には、送信先のフ
ァクシミリ番号や、各種ファンクションキーの操作情報
等が表示されると共に、後述するように、予備搬送手段
により正常に原稿Dがセットされた際の「原稿有り」情
報や、原稿Dに搬送不良が発生した際の「原稿点検」等
の原稿搬送経路上における原稿Dの現在状況をユーザに
通知することが出来るようになっている。
【0033】次に記録部Bの構成について説明する。図
1において、8は記録シートPを複数枚積載収納可能な
カセットである。このカセット8は、装置下部に着脱可
能に装着されている。前記カセット8は、記録シートP
を収納する筐体状の本体ケース8a内に記録シートPを
積載する中板8bを装備している。
【0034】この中板8bは給送ローラ9と対向配置さ
れている加圧バネ8cにより裏面より上方に付勢されて
いる。8dは分離爪であり、記録シートPの先端部を係
止する。8eは後端規制板であり、中板8bに積載され
た記録シートPの長さ方向後端位置を規制する。8fは
サイド規制板であり、中板8bに積載された記録シート
Pの幅方向側端位置を規制する。8gはカセット蓋であ
り、記録シート排出トレイの一部を構成している。
【0035】9は給送ローラであり、前記カセット8に
積載収納された記録シートPを前記分離爪8dとの協働
作用によって最上位の一枚のみを分離,給送する。この
給送ローラ9は、半月形状をしており、記録シートPと
接触して給送する円弧面9aと記録シートPに所定の間
隔を隔てて対向する平面部9bとを有しており、給送待
機時においては、平面部9bを記録シートPに対向させ
た状態にある。また、給送時には、図示しない一回転バ
ネクラッチ等により一回転だけ回転して記録シートPを
繰り出す。
【0036】10は搬送ローラであり、前記給送ローラ9
によって分離,給送された記録シートPを巻き付けるよ
うに搬送する。前記搬送ローラ10の周囲には搬送コロ1
1,12が押圧しており、記録シートPを搬送ローラ10に
十分巻き付くように挟持しながら後述する記録手段Hに
搬送する。
【0037】13は反転ガイドであり、前記搬送ローラ10
より所定量大きな曲率を有するガイド面によって反転搬
送される記録シートPをガイドする。この反転ガイド13
は装置本体に対して開閉可能に取り付けられている。
【0038】記録手段Hは、前記搬送ローラ10により搬
送された記録シートPにインク像を記録するものであ
る。この装置における記録手段としては、記録ヘッドか
らインクを吐出して記録するインクジェット記録方式を
用いている。即ち、この記録ヘッドは微細な液体吐出口
(オリフィス)、液路およびこの液路の一部に設けられ
るエネルギー作用部と、該作用部にある液体に作用させ
る液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段を
備えている。
【0039】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザ等の電磁波を照射して発熱させ、
該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発生手
段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する発熱
素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐
出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等があ
る。
【0040】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
が出来るために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用出来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
【0041】本実施例では、記録ヘッド(記録密度36
0dpiで64ノズル)とインクタンクとを一体にした
ディスポーザブルタイプのインクジェットカートリッジ
14が用いられており、該インクジェットカートリッジ14
をキャリッジ15に搭載して記録シートPの幅方向に走査
させて記録を行う。
【0042】16はプラテン板であり、前記インクジェッ
トカートリッジ14に対向して設けられており、記録シー
トPを記録位置において裏面側より支持する。17はプラ
テンローラであり、前記プラテン板16よりシート搬送方
向上流側に配置された記録シートPをプラテン板16上に
搬送する。
【0043】18はプラテンローラ17に押圧して従動する
押圧コロである。19,20は上下ガイド板であり、前記搬
送ローラ10により搬送された記録シートPをプラテンロ
ーラ17および押圧コロ18間に導く。21a,21bは送りロ
ーラ,拍車であり、プラテン板16のシート搬送方向下流
側に配置され、記録終了後の記録シートPを搬送ガイド
22上を下流側に搬送する。
【0044】23a,23bは排出ローラ,拍車であり、前
記送りローラ21aによって搬送された記録シートPを記
録シート排出トレイ24に排出する。前記拍車21b,23b
は記録シートPの記録面に接触してもインクが転写され
ないプラスチック等の溌水性の材質で構成されている。
前記記録シート排出トレイ24は装置本体のフレームによ
り構成されており、積載面には複数の排出リブ24aが形
成されている。
【0045】また、前記記録シート排出トレイ24には前
記カセット8のカセット蓋8gが連続するように配置さ
れており、これらは記録シートPの積載面を形成してい
る。また、27は開閉可能なカバーであり、開放した状態
ではインクジェットカートリッジ14の交換に必要な空間
を形成すると共に、上下ガイド板19,20および搬送ガイ
ド22の上方の空間も開放する。
【0046】次に、本発明の特徴である原稿読取部Aに
設けられたシート搬送装置としての原稿搬送装置につい
て詳細に説明する。図3において、52は、予備搬送ロー
ラ2aに対応して設けられた第1アクチュエータであ
り、先端部が原稿搬送路に突出するように回動可能に取
り付けられている。原稿Dが装填されていない場合の第
1アクチュエータ52の状態位置を図3の実線で示し、原
稿Dが装填された場合の第1アクチュエータ52の状態位
置を図3の二点鎖線で示す。
【0047】第1アクチュエータ52は、原稿Dが原稿挿
入口51から挿入されると、原稿Dに接触して回転中心52
bを中心にして回動し、第1アクチュエータ52の端部に
設けられた遮断部52aにより、第1のシート検出手段で
ある第1センサ61のスリット部61aが遮断されて、第1
センサ61が作動し、原稿Dの有無を検出する。
【0048】前記第1センサ61は、インタラプトタイプ
のセンサであり、スリット部61aは光リレーを構成する
発光部と受光部との光路間に設けられ、第1アクチュエ
ータ52の遮断部52aがスリット部61aに進入することで
発光部と受光部との間の光路を遮断する。ここで、スリ
ット部61a間で光が連通している状態を第1センサ61の
「OFF」状態、光が遮断した状態を第1センサ61の
「ON」状態とする。
【0049】前記第1アクチュエータ52の遮断部52aが
スリット部61a間に進入して光路を遮断するタイミング
に対応する原稿Dの先端位置が第1のシート検出位置と
なる第1検出位置Eであり、該第1検出位置Eは予備搬
送ローラ2aと予備搬送押圧片2bとの当接部53よりも
原稿搬送方向上流側(以下、単に「上流側」という)に
設定されている。
【0050】原稿Dが第1検出位置E上にある時、第1
センサ61が「ON」状態となり、第1検出位置E上に原
稿Dがない時、第1センサ61は「OFF」状態となる。
【0051】また、62は、原稿搬送方向において、予備
搬送ローラ2aと分離ローラ3aとの間に配置された第
2アクチュエータであり、先端部が原稿搬送路に突出す
るように回動可能に取り付けられている。
【0052】この第2アクチュエータ62は、予備搬送ロ
ーラ2aおよび予備搬送押圧片2bにより原稿Dが搬送
されると、原稿Dに接触して回転中心62bを中心にして
回動し、第2アクチュエータ62の端部に設けられた遮断
部62aにより、第2のシート検出手段である第2センサ
63のスリット部63aが遮断されて、第2センサ63が作動
し、原稿Dの有無を検出する。
【0053】尚、第2センサ63のスリット部63aと遮断
部62aとの構成は、前述の第1センサ61のスリット部61
aと遮断部52aとの構成と同様である。
【0054】前記第2アクチュエータ62の遮断部62aが
スリット部63a間に進入して光路を遮断するタイミング
に対応する原稿Dの先端位置が第2のシート検出位置と
なる第2検出位置Fであり、該第2検出位置Fは、原稿
搬送方向において、前記当接部53よりも下流側で、且
つ、分離ローラ3aと分離押圧片3bとの当接部55より
も上流側に設定されている。
【0055】原稿Dが第2検出位置F上にある時、第2
センサ63が「ON」状態となり、第2検出位置F上に原
稿Dがない時、第2センサ63は「OFF」状態となる。
【0056】また、64は、原稿搬送方向において、原稿
搬送ローラ4aと密着型イメージセンサ5との間に配置
された第3アクチュエータであり、先端部が原稿搬送路
に突出するように回動可能に取り付けられている。
【0057】この第3アクチュエータ64は、原稿搬送ロ
ーラ4aおよび原稿搬送コロ4bにより原稿Dが搬送さ
れると、原稿Dに接触して回転中心64bを中心にして回
動し、第3アクチュエータ64の端部に設けられた遮断部
64aにより、第3のシート検出手段である第3センサ65
のスリット部65aが遮断されて、第3センサ65が作動
し、原稿Dの有無および先端/後端の通過タイミングが
検出される。
【0058】尚、第3センサ65のスリット部65aと遮断
部64aとの構成は、前述の第1センサ61のスリット部61
aと遮断部52aとの構成と同様である。
【0059】前記第3アクチュエータ64の遮断部64aが
スリット部65a間に進入して光路を遮断するタイミング
に対応する原稿Dの先端位置が第3のシート検出位置と
なる第3検出位置Gであり、該第3検出位置Gは、原稿
搬送方向において、原稿搬送ローラ4aと原稿搬送コロ
4bとの当接部56より下流側であって、且つ、密着型イ
メージセンサ5よりも上流側に設定されている。
【0060】原稿Dが第3検出位置G上にある時、第3
センサ65が「ON」状態となり、第3検出位置G上に原
稿Dがない時、第3センサ65は「OFF」状態となる。
【0061】前記第1センサ61,第2センサ63,第3セ
ンサ65の検出信号に基づいて、図1に示す制御部(CP
U)44により駆動源であるステッピングモータ26が制御
され、図示しない駆動伝達系により予備搬送ローラ2
a,分離ローラ3a,原稿搬送ローラ4a,原稿排出ロ
ーラ6aが駆動され、これ等各ローラによる原稿Dの搬
送動作に対応して密着型イメージセンサ5が駆動され、
原稿Dの画像情報が読み取られる。
【0062】上記の構成において、原稿Dの後端が前記
各第1、第2、第3検出位置E,F,Gを通過すれば、
前記各第1、第2、第3センサ61,63,65も「ON」の
状態から順次「OFF」の状態に変化する。
【0063】本実施例では、前述したように、第1検出
位置Eを予備搬送ローラ2aと、予備搬送押圧片2bと
の当接部53より原稿Dの搬送方向上流側に配設している
が、図3に示すように、断面形状が楕円型の予備搬送ロ
ーラ2aの最大外形部が回転する時に通過する円を54と
すると、この円54よりも原稿Dの搬送方向上流側に前記
第1検出位置Eを配置しても良い。
【0064】上記のように構成された画像読取装置の画
像情報読み取り動作について、図4を用いて説明する。
図4のステップS1において、原稿挿入口51から原稿D
が挿入され、セットされると、原稿Dの先端が第1アク
チュエータ52に接触して該第1アクチュエータ52を回動
させ、第1アクチュエータ52が第1センサ61を「ON」
にしたかどうかを検出する。
【0065】第1センサ61が「ON」状態になると、ス
テップS2において、予備搬送ローラ2aを図3の矢印
a方向(原稿搬送方向)に回転し、ステップS3におい
て、予備搬送ローラ2aにより搬送された原稿Dの先端
が第2アクチュエータ62に接触して該第2アクチュエー
タ62を回動させ、第2アクチュエータ62が第2センサ63
を「ON」にしたかどうかを検出する。
【0066】次に、ステップS4において、予備搬送ロ
ーラ2aの回転を停止させ、ステップS5において、図
2に示すLCD表示部25に「原稿有り」の情報を表示す
る。次にステップS6において、図示しない制御部から
の原稿Dの画像読み取り命令を受けて、ステップS7に
おいて、予備搬送ローラ2a,分離ローラ3a,原稿搬
送ローラ4aを夫々図3の矢印a方向(原稿搬送方向)
に回転させる。
【0067】次に、ステップS8において、予備搬送ロ
ーラ2a,分離ローラ3a,原稿搬送ローラ4aにより
搬送された原稿Dの先端が第3アクチュエータ64に接触
して該第3アクチュエータ64を回動させ、第3アクチュ
エータ64が第3センサ65を「ON」にしたかどうかを検
出する。
【0068】前記ステップS8において、第3センサ65
が「OFF」状態のままで、予備搬送ローラ2a,分離
ローラ3a,原稿搬送ローラ4aを回転駆動するステッ
ピングモータ26が所定の回転数を越えた場合には(ステ
ップS9参照)、原稿Dに搬送不良が発生したと認識
し、ステップS10において、図2に示すLCD表示部25
に「原稿点検」の情報を表示し、予備搬送ローラ2a,
分離ローラ3a,原稿搬送ローラ4aを停止させて(ス
テップS11参照)待機し、ユーザによるジャム処理作業
を待つ。
【0069】前記ステップS8において、第3センサ65
が「ON」状態になった時点からステップS12におい
て、原稿搬送ローラ4aの回転数をカウントし、原稿D
の密着型イメージセンサ5に対するイニシャライズ動作
を行う。ステップS13において、原稿搬送ローラ4aが
原稿Dの原稿読み取り開始位置に対応する所定の回転数
N1に達した時、ステップS14において、密着型イメー
ジセンサ5により原稿Dの画像情報の読み取りを開始す
る。
【0070】次に、ステップS15において、原稿Dの後
端が第3アクチュエータ64を通過して第3センサ65が
「OFF」状態になったことを検出した時点から、ステ
ップS16において、原稿搬送ローラ4aの回転数をカウ
ントし、ステップS17において、原稿搬送ローラ4aが
原稿Dの原稿読み取り終了位置に対応する所定の回転数
N2に達した時、ステップS18において、密着型イメー
ジセンサ5による原稿Dの画像情報の読み取り動作を終
了する。
【0071】次に、ステップS19において、原稿搬送ロ
ーラ4aが所定の回転数N3に達した時、原稿排出ロー
ラ6a,原稿排出コロ6bにより原稿Dが機外の原稿排
出トレイ7へ排出されたと認識し、ステップS20におい
て、予備搬送ローラ2a,分離ローラ3a,原稿搬送ロ
ーラ4a,原稿排出ローラ6aの回転を停止する。尚、
原稿排出ローラ6aは、原稿Dの読み取りが開始される
と略同時に原稿排出方向へ回転駆動される。
【0072】(第2実施例)次に、本発明に係るシート
搬送装置を備えた画像読取装置の第2実施例について図
5を用いて説明する。図5は本発明に係るシート搬送装
置としての原稿搬送装置の第2実施例の構成を示す断面
説明図である。尚、前記第1実施例と同じ部材で構成し
たものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0073】前記第1実施例では、図3に示すように、
複数枚の原稿Dを分離する手段として分離押圧片3bを
使用したが、本実施例では、図5に示すように、分離手
段として分離回転体としての分離ローラ3aに対向して
配置した逆転回転体としての逆転分離ローラ68を具備し
たものである。
【0074】逆転分離ローラ68は、図示しない駆動源と
駆動手段により、図示しないトルクリミッタを介して図
5の矢印b方向(原稿戻し搬送方向)に回転駆動力が伝
達されるようになっている。他の構成は、前記第1実施
例と略同様に構成される。
【0075】上記構成により、分離ローラ3aと逆転分
離ローラ68とのニップ部に原稿Dが一枚のみ有る時に
は、図5の矢印a方向(原稿搬送方向)に回転する分離
ローラ3aにより搬送力を受ける原稿Dの表面と、逆転
分離ローラ68の外周面との間に作用する摩擦力と、前記
トルクリミッタの設定トルク値とのバランスにより、逆
転分離ローラ68は、通常、停止若しくは図5の矢印a方
向に従動回転する。
【0076】尚、この時、逆転分離ローラ68が矢印b方
向に逆転していても構わないが、この場合、原稿Dは分
離ローラ3aから受ける搬送力のほうが、逆転分離ロー
ラ68から受ける戻し搬送力よりも勝り、確実に下流へと
搬送されるようになっている。
【0077】また、分離ローラ3aと逆転分離ローラ68
とのニップ部に複数枚の原稿Dが有る時には、逆転分離
ローラ68は、図5の矢印b方向に回転し、複数枚の原稿
Dの上位側から順次、上流側に戻し搬送して後退させ、
最下位の原稿Dだけが分離ローラ3aにより下流側に搬
送される。
【0078】本実施例において、第1、第3検出位置
E,Gは、前記第1実施例と同じ位置であり、第2検出
位置Fは、予備搬送ローラ2aと予備搬送押圧片2bと
の当接部53よりも下流側であって、且つ、分離ローラ3
aと逆転分離ローラ68との当接部69より上流側に設定さ
れる。
【0079】また、本実施例における画像読取装置の画
像情報読み取り動作は、前記第1実施例の図4に示した
フローチャートと同じであり、前記第1実施例と同様な
効果を得ることが出来る。
【0080】(第3実施例)次に、本発明に係るシート
搬送装置を備えた画像読取装置の第3実施例について図
6〜図11を用いて説明する。図6〜図10は本発明に係る
シート搬送装置としての原稿搬送装置の第3実施例の構
成を示す断面説明図であって、図6は待機状態を示す
図、図7は原稿Dが第1検出位置Eに進入した状態を示
す図、図8は原稿Dが第2検出位置Fに進入した状態を
示す図、図9は原稿Dが第3検出位置Gに進入した状態
を示す図、図10は原稿Dの後端が第2検出位置Fを通過
した状態を示す図、図11は第3実施例の画像読取装置の
画像情報読み取り動作を示すフローチャートである。
尚、前記第1実施例と同じ部材で構成したものは同一の
符号を付して説明を省略する。
【0081】本実施例では、図6に示すように、第1の
シート検出手段としての第1センサ69および第2のシー
ト検出手段としての第2センサ63の二つの検出手段の検
出信号の組み合わせにより、前述の第1実施例における
第1、第2、第3検出位置E,F,Gに対応する原稿D
の搬送位置を検出するように構成している。
【0082】図6において、第1センサ69には、前述の
第1実施例と同様に、スリット部69aが設けられてい
る。70は第1アクチュエータであって、図6に示す第1
検出位置Eと第3検出位置Gに対応して上流突起部70
c,下流突起部70dの夫々の先端部が原稿搬送路に突出
するように回転中心70bを中心にして回動可能に取り付
けられている。
【0083】上流突起部70c,下流突起部70dが原稿D
に接触して第1アクチュエータ70が所定角度だけ回動す
ると、第1アクチュエータ70の端部に設けられた遮断部
70aにより第1センサ69のスリット部69aが遮断/開放
されて、第1センサ69が作動し、原稿Dの有無を検出す
るようになっている。
【0084】尚、第1センサ69のスリット部69aと遮断
部70aとの構成は、前述の第1実施例における第1セン
サ61のスリット部61aと遮断部52aとの構成と同様であ
る。
【0085】ここで、遮断部70aの移動幅は、原稿Dが
セットされない待機状態にある時には、図6に示すよう
に、第1センサ69のスリット部69aに進入しない図6の
右側位置に退避しており、図7、図8に示すように、原
稿Dが第1検出位置Eを越えて第3検出位置Gよりも上
流側にあるときは、原稿Dに上流突起部70cが接触して
第1アクチュエータ70が所定角度回動し、遮断部70aが
第1センサ69のスリット部69aを遮断する位置に移動す
る。
【0086】また、図9に示すように、原稿Dが第3検
出位置G上にあるときは、原稿Dに下流突起部70dが接
触して第1アクチュエータ70が更に回動し、遮断部70a
が第1センサ69のスリット部69aを通過して図9の左側
位置まで退避してスリット部69aを開放するようになっ
ている。
【0087】第2アクチュエータ62,第2センサ63等の
他の構成は、前記第1実施例と同様に構成されている。
本実施例においても、前記第1実施例と同様に、第1、
第2センサ69,63は、スリット部69a,63aが夫々第
1、第2アクチュエータ70,62の遮断部70a,62aによ
り遮断された時、「ON」状態になるようになってい
る。
【0088】本実施例では、密着型イメージセンサ5に
より原稿Dの画像情報の読み取り動作の範囲位置を、第
2検出位置Fにおける第2センサ63の検出信号と、第1
検出位置E,第3検出位置Gにおける第1センサ69の検
出信号との組み合わせにより認識するようになってい
る。
【0089】以下に、第1センサ69と第2センサ63の検
出信号の組み合わせに対応する原稿搬送経路における原
稿Dの位置と、画像読取装置の動作状態を示す。
【0090】
【表1】
【0091】上記のように構成された画像読取装置の画
像情報読み取り動作について、図11を用いて説明する。
図11のステップS1において、原稿挿入口51から原稿D
が挿入され、セットされると、原稿Dの先端が第1アク
チュエータ70の上流突起部70cに接触して該第1アクチ
ュエータ70を所定角度回動させ、第1アクチュエータ70
が第1センサ69を「ON」にしたかどうかを検出する
(図7参照)。
【0092】第1センサ69が「ON」状態になると、ス
テップS2において、予備搬送ローラ2aを図7の矢印
a方向(原稿搬送方向)に回転し、ステップS3におい
て、予備搬送ローラ2aにより搬送された原稿Dの先端
が第2アクチュエータ62に接触して該第2アクチュエー
タ62を回動させ、第2アクチュエータ62が第2センサ63
を「ON」にしたかどうかを検出する(図8参照)。
【0093】次に、ステップS4において、予備搬送ロ
ーラ2aの回転を停止させ、ステップS5において、図
2に示すLCD表示部25に「原稿有り」の情報を表示す
る。次にステップS6において、図示しない制御部から
の原稿Dの画像読み取り命令を受けて、ステップS7に
おいて、予備搬送ローラ2a,分離ローラ3a,原稿搬
送ローラ4aを夫々図8の矢印a方向(原稿搬送方向)
に回転させる。
【0094】次に、ステップS8において、予備搬送ロ
ーラ2a,分離ローラ3a,原稿搬送ローラ4aにより
搬送された原稿Dの先端が第1アクチュエータ70の下流
突起部70dに接触して該第1アクチュエータ70を更に回
動させ、第1アクチュエータ70が第1センサ69を「OF
F」にしたかどうかを検出する(図9参照)。
【0095】前記ステップS8において、第1センサ69
が「ON」状態のままで、予備搬送ローラ2a,分離ロ
ーラ3a,原稿搬送ローラ4aを回転駆動するステッピ
ングモータ26が所定の回転数を越えた場合には(ステッ
プS9参照)、原稿Dに搬送不良が発生したと認識し、
ステップS10において、図2に示すLCD表示部25に
「原稿点検」の情報を表示し、予備搬送ローラ2a,分
離ローラ3a,原稿搬送ローラ4aを停止させて(ステ
ップS11参照)待機し、ユーザによるジャム処理作業を
待つ。
【0096】前記ステップS8において、第1センサ69
が「OFF」状態になった時点(図9参照)からステッ
プS12において、原稿搬送ローラ4aの回転数をカウン
トし、原稿Dの密着型イメージセンサ5に対するイニシ
ャライズ動作を行う。即ち、ステップS13において、原
稿搬送ローラ4aが原稿Dの原稿読み取り開始位置に対
応する所定の回転数N4に達した時、ステップS14にお
いて、密着型イメージセンサ5により原稿Dの画像情報
の読み取りを開始する。
【0097】次に、ステップS15において、原稿Dの後
端が第2アクチュエータ62を通過して第2センサ63が
「OFF」状態になったことを検出した時点(図10参
照)から、ステップS16において、原稿搬送ローラ4a
の回転数をカウントし、ステップS17において、原稿搬
送ローラ4aが原稿Dの原稿読み取り終了位置に対応す
る所定の回転数N5に達した時、ステップS18におい
て、密着型イメージセンサ5による原稿Dの画像情報の
読み取り動作を終了する。
【0098】次に、ステップS19において、原稿搬送ロ
ーラ4aが所定の回転数N6に達した時、原稿排出ロー
ラ6a,原稿排出コロ6bにより原稿Dが機外の原稿排
出トレイ7へ排出されたと認識し、ステップS20におい
て、予備搬送ローラ2a,分離ローラ3a,原稿搬送ロ
ーラ4a,原稿排出ローラ6aの回転を停止する。尚、
原稿排出ローラ6aは、原稿Dの読み取りが開始される
と略同時に原稿排出方向へ回転駆動される。
【0099】(第4実施例)次に、本発明に係るシート
搬送装置を備えた画像読取装置の第4実施例について図
12を用いて説明する。図12は本発明に係るシート搬送装
置となる原稿搬送装置の第4実施例の構成を示す断面説
明図である。尚、前記第1実施例と同じ部材で構成した
ものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0100】前記第1、第2、第3実施例では、断面形
状が楕円型の予備搬送ローラ2aで構成されていたが、
本実施例では、断面形状が円形型の予備搬送ローラ72で
構成し、該予備搬送ローラ72の外周面はゴム,エラスト
マー等の摩擦係数の高い可撓性の部材で形成されてい
る。他の構成は、前記第1実施例と同様であり、同様な
効果を得ることが出来る。
【0101】また、他の実施例として、前記第4実施例
において、予備搬送押圧片2bの少なくとも原稿Dに当
接する当接部73をゴム,エラストマー等の高摩擦係数部
材で形成すれば好ましい。また、予備搬送押圧片2b全
体を前記高摩擦係数部材で形成することでも良い。
【0102】尚、前記各実施例では、各検出位置E,
F,G上に原稿Dが有る時に、各センサスリットを遮断
するように構成したが、他の実施例として、原稿Dが前
記各検出位置E,F,G上に有る時に、各センサスリッ
トを開放し、原稿Dが各検出位置E,F,G上にない時
に、各センサスリットを遮断するように構成しても良
い。つまり、前述のセンサ状態のON/OFFの定義を
反転しても同様に機能させることが出来るものである。
【0103】また、前記分離手段は、第1、第3、第4
実施例に示した摩擦片となる分離押圧片と分離ローラと
で構成されたデュプロ方式でも良いし、第2実施例に示
したような分離ローラと逆転ローラとで構成されたリタ
ードローラ方式でも良い。
【0104】また、前記第3実施例のように第1、第
2、第3の検出位置E,F,Gにおける原稿Dの検出を
第1、第2の検出手段の検出信号の組み合わせにより検
出するように構成した場合には、マイクロスイッチ,イ
ンタラプトスイッチ等で構成されるシート検出手段を削
減でき、シート検出手段の追加によるコストアップを防
止することが出来る。
【0105】また、前記各実施例では、機能手段として
画像読取手段となる密着型イメージセンサ5を備えたシ
ート状原稿の画像情報を読み取る画像読取装置に対して
本発明のシート搬送装置を適用した場合について説明し
たが、他の機能手段として画像を記録する記録手段を備
えた記録装置に対して本発明に係るシート搬送装置を適
用し、このシート搬送装置により搬送された記録シート
に画像を記録する記録装置として構成することも出来
る。
【0106】
【発明の効果】本発明に係るシート搬送装置は、上述の
如き構成と作用とを有するので、従来のようにユーザが
シートを分離手段まで押し込む等の誤操作を防止するこ
とでシートの不送りや重送を防止でき、装置の信頼性を
向上させることが出来る。
【0107】特に、予備搬送手段を表面が高摩擦部材で
形成された円形状ローラと、表面が高摩擦部材で形成さ
れた予備搬送押圧片とで構成した場合には、ユーザによ
る初期のシートセット時に、前記予備搬送手段がシート
のストッパとしての機能を発揮して、ユーザがシートを
分離手段まで押し込むことを防止でき、重送を防止でき
る。
【0108】また、表示手段によりシートが正常にセッ
トされたことを表示することで、ユーザにシートのセッ
ト完了を知らせることが出来、ユーザがそれ以上シート
を押し込むことを防止することが出来る。
【0109】二つのシート検出手段の検出信号の組み合
わせにより、シート搬送路上の三つの異なる位置におけ
るシートの現在位置を認識できるように構成した場合に
は、シート検出手段を削減して装置の低コスト化を図る
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置であるファクシミリ
装置の全体構成を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係る画像読取装置であるファクシミリ
装置の全体構成を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るシート搬送装置の第1実施例の構
成を示す断面説明図である。
【図4】第1実施例の画像読取装置の画像情報読み取り
動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るシート搬送装置の第2実施例の構
成を示す断面説明図である。
【図6】本発明に係るシート搬送装置の第3実施例の構
成を示す断面説明図であり、待機状態を示す図である。
【図7】第3実施例において、原稿Dが第1検出位置E
に進入した状態を示す図である。
【図8】第3実施例において、原稿Dが第2検出位置F
に進入した状態を示す図である。
【図9】第3実施例において、原稿Dが第3検出位置G
に進入した状態を示す図である。
【図10】第3実施例において、原稿Dの後端が第2検出
位置Fを通過した状態を示す図である。
【図11】第3実施例の画像読取装置の画像情報読み取り
動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係るシート搬送装置の第4実施例の構
成を示す断面説明図である。
【図13】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1…原稿載置台、1a…スライダー、2a,72…予備搬
送ローラ、2b…予備搬送押圧片、3a…分離ローラ、
3b…分離押圧片、4a…原稿搬送ローラ、4b…原稿
搬送コロ、5…密着型イメージセンサ、6a…原稿排出
ローラ、6b…原稿排出コロ、7…原稿排出トレイ、8
…カセット、8a…本体ケース、8b…中板、8c…加
圧バネ、8d…分離爪、8e…後端規制板、8f…サイ
ド規制板、8g…カセット蓋、9…給送ローラ、9a…
円弧面、9b…平面部、10…搬送ローラ、11,12…搬送
コロ、13…反転ガイド、14…インクジェットカートリッ
ジ、15…キャリッジ、16…プラテン板、17…プラテンロ
ーラ、18…押圧コロ、19,20…上下ガイド板、21a…送
りローラ、21b…拍車、22…搬送ガイド、23a…排出ロ
ーラ、23b…拍車、24…記録シート排出トレイ、24a…
排出リブ、25…表示部、26…ステッピングモータ、27…
カバー、51…原稿挿入口、52,62,64…第1、第2、第
3アクチュエータ、52a,62a,64a,70a…遮断部、
52b,62b,64b,70b…回転中心、53,55,56,73…
当接部、54…円、61,63,65…第1、第2、第3セン
サ、61a,63a,65a,69a…スリット部、68…逆転分
離ローラ、69…第1センサ、70…第1アクチュエータ、
70c…上流突起部、70d…下流突起部、A…原稿読取
部、B…記録部、C…操作パネル、D…原稿、E,F,
G…第1、第2、第3検出位置、H…記録手段、P…記
録シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 昌克 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 池田 靖彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 永原 英明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 杉山 茂行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送する予備搬送手段と、 前記予備搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置さ
    れ、前記予備搬送手段により搬送されたシートを一枚ず
    つに分離する分離手段と、 前記分離手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、
    前記分離手段により分離,搬送されたシートに対して所
    定の機能を発揮する機能手段と、 前記予備搬送手段よりもシート搬送方向上流側に位置す
    る第1のシート検出位置においてシートの有無を検出す
    る第1のシート検出手段と、 シート搬送方向において、前記予備搬送手段と前記分離
    手段との間に位置する第2のシート検出位置においてシ
    ートの有無を検出する第2のシート検出手段と、 シート搬送方向において、前記分離手段と前記機能手段
    との間に位置する第3のシート検出位置においてシート
    の有無を検出する第3のシート検出手段と、 前記第1、第2、第3のシート検出手段のシート検出信
    号に基づいて、シート搬送経路上のシートの位置を表示
    する表示手段と、 を有し、 前記第1のシート検出手段が前記第1のシート検出位置
    においてシートを検出した時、前記予備搬送手段を駆動
    させてシートを搬送し、 前記第2のシート検出手段が前記第2のシート検出位置
    においてシートを検出した時、前記予備搬送手段を停止
    させると共に、前記表示手段にシートがシート搬送経路
    上の所定の位置に有ることを表示し、 前記第3のシート検出手段が前記第3のシート検出位置
    においてシートの先端または後端を検出してシートに対
    する前記機能手段の作用範囲を決定するように構成した
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 シートを搬送する予備搬送手段と、 前記予備搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置さ
    れ、前記予備搬送手段により搬送されたシートを一枚ず
    つに分離する分離手段と、 前記分離手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、
    前記分離手段により分離,搬送されたシートに対して所
    定の機能を発揮する機能手段と、 前記予備搬送手段よりもシート搬送方向上流側に位置す
    る第1のシート検出位置、およびシート搬送方向におい
    て前記分離手段と前記機能手段との間に位置する第3の
    シート検出位置においてシートの有無を検出する第1の
    シート検出手段と、 シート搬送方向において、前記予備搬送手段と前記分離
    手段との間に位置する第2のシート検出位置においてシ
    ートの有無を検出する第2のシート検出手段と、 前記第1、第2のシート検出手段のシート検出信号の組
    み合わせに基づいて、シート搬送経路上のシートの位置
    を表示する表示手段と、 を有し、 前記第1のシート検出手段が前記第1のシート検出位置
    においてシートを検出した時、前記予備搬送手段を駆動
    させてシートを搬送し、 前記第2のシート検出手段が前記第2のシート検出位置
    においてシートを検出した時、前記予備搬送手段を停止
    させると共に、前記表示手段にシートがシート搬送経路
    上の所定の位置に有ることを表示し、 前記第1のシート検出手段が前記第3のシート検出位置
    においてシートの先端または後端を検出してシートに対
    する前記機能手段の作用範囲を決定するように構成した
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 シート搬送方向において、前記分離手段
    と前記第3のシート検出位置との間にシート搬送手段を
    配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記機能手段よりもシート搬送方向下流
    側にシート排出手段を配置したことを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記分離手段は、分離回転体と、該分離
    回転体に対して付勢される分離押圧片と、を有して構成
    したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    シート搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記分離押圧片の少なくともシートに対
    向する表面は高摩擦部材で形成されたことを特徴とする
    請求項5に記載のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記分離手段は、分離回転体と、該分離
    回転体に対向して配置された逆転回転体と、を有して構
    成し、前記分離回転体と前記逆転回転体とのニップ部を
    一枚のシートが通過する時は、該逆転回転体を停止また
    はシート搬送方向に回転させ、前記ニップ部を複数のシ
    ートが通過する時は、該逆転回転体をシート搬送方向と
    反対方向に回転するように構成したことを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のシート搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記予備搬送手段は、少なくとも外周表
    面が高摩擦部材で形成された円形状ローラを有して構成
    したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    シート搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記予備搬送手段は、少なくともシート
    に対向する表面が高摩擦部材で形成された予備搬送押圧
    片を有して構成したことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のシート搬送装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    シート搬送装置を備え、 前記シートはシート状原稿であり、前記機能手段は該シ
    ート状原稿に記録された画像情報を読み取る画像読取手
    段で構成したことを特徴とする画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006222642A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Canon Electronics Inc 画像読取装置

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JP2006222642A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Canon Electronics Inc 画像読取装置

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