JPH0937040A - 画像走査装置 - Google Patents
画像走査装置Info
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- JPH0937040A JPH0937040A JP7187193A JP18719395A JPH0937040A JP H0937040 A JPH0937040 A JP H0937040A JP 7187193 A JP7187193 A JP 7187193A JP 18719395 A JP18719395 A JP 18719395A JP H0937040 A JPH0937040 A JP H0937040A
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- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/48—Picture signal generators
- H04N1/486—Picture signal generators with separate detectors, each detector being used for one specific colour component
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- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/70—SSIS architectures; Circuits associated therewith
- H04N25/701—Line sensors
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/12—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using the sheet-feed movement or the medium-advance or the drum-rotation movement as the slow scanning component, e.g. arrangements for the main-scanning
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- H04N1/19—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
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- H04N1/192—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line
- H04N1/193—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/04—Scanning arrangements
- H04N2201/0402—Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207
- H04N2201/0458—Additional arrangements for improving or optimising scanning resolution or quality
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像走査装置の高精細性と高速走査性を両立
させ、かつ装置のコンパクト性やローコスト性を維持追
求しながら実現していくこと。 【解決手段】 被写体の撮像光の少なくとも一部を結像
する結像光学系と、前記結像光学系により結像された光
像を光電変換するイメージセンサと、前記光像と前記イ
メージセンサとを相対的に移動させる移動手段とを備え
た画像走査装置において、前記イメージセンサは、隣接
して配置された複数の光電変換手段と、前記複数の光電
変換手段で発生した電荷を転送する電荷転送手段と、前
記電荷転送手段により転送された電荷を加算する電荷加
算手段とから成り、前記電荷転送手段が前記移動手段に
よる光像移動に略同期して電荷を転送し、前記電荷加算
手段が前記電荷転送手段の転送動作に従って異なる前記
複数の光電変換手段からの電荷を加算するように制御す
る制御手段を有することを特徴とする。
させ、かつ装置のコンパクト性やローコスト性を維持追
求しながら実現していくこと。 【解決手段】 被写体の撮像光の少なくとも一部を結像
する結像光学系と、前記結像光学系により結像された光
像を光電変換するイメージセンサと、前記光像と前記イ
メージセンサとを相対的に移動させる移動手段とを備え
た画像走査装置において、前記イメージセンサは、隣接
して配置された複数の光電変換手段と、前記複数の光電
変換手段で発生した電荷を転送する電荷転送手段と、前
記電荷転送手段により転送された電荷を加算する電荷加
算手段とから成り、前記電荷転送手段が前記移動手段に
よる光像移動に略同期して電荷を転送し、前記電荷加算
手段が前記電荷転送手段の転送動作に従って異なる前記
複数の光電変換手段からの電荷を加算するように制御す
る制御手段を有することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、フィルム等の
媒体上に表現された被写体の画像を光電的に走査し、電
気的情報に変換する画像読取装置としての画像スキャナ
ーである画像走査装置に関するものである。
媒体上に表現された被写体の画像を光電的に走査し、電
気的情報に変換する画像読取装置としての画像スキャナ
ーである画像走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像を光電変換し走査して電
気的情報に変換するための画像スキャナーは多くの方法
が提案され、また実用化されている。これらの内、レー
ザービームのように細く絞った光束で、原稿を照明走査
し、反射光量または透過光量を測定する類のものを除外
し、イメージセンサを用いるものについてその方法と問
題点をここでは要約する。
気的情報に変換するための画像スキャナーは多くの方法
が提案され、また実用化されている。これらの内、レー
ザービームのように細く絞った光束で、原稿を照明走査
し、反射光量または透過光量を測定する類のものを除外
し、イメージセンサを用いるものについてその方法と問
題点をここでは要約する。
【0003】従来技術の一例を図22に示す。同図
(a)は画像走査装置全体の斜視図、同図(b)はイメ
ージセンサ部を示す図である。図において、被写体の原
稿221は、その長辺方向227bに平行な細長い小領
域221Rの部分のみが管状の光源222により照明さ
れている。光源222は、白色の蛍光灯やキセノンラン
プ等が通例用いられる。光源222は照明光の利用効率
を改善したり、不要光の機器内部への散乱を防止するた
め、反射鏡223等が背面に置かれることが多い。照明
された小領域221Rの反射光は、結像レンズ224に
よりイメージセンサ225の光電変換面上に縮小結像さ
れる。一般にイメージセンサ225はその生産コストを
減少させるため、生産プロセスにて可能なかぎり微細化
され、チップサイズを小さくして設計されており、原稿
サイズよりずっと小さいことが多いので、この結像は縮
小となるのである。
(a)は画像走査装置全体の斜視図、同図(b)はイメ
ージセンサ部を示す図である。図において、被写体の原
稿221は、その長辺方向227bに平行な細長い小領
域221Rの部分のみが管状の光源222により照明さ
れている。光源222は、白色の蛍光灯やキセノンラン
プ等が通例用いられる。光源222は照明光の利用効率
を改善したり、不要光の機器内部への散乱を防止するた
め、反射鏡223等が背面に置かれることが多い。照明
された小領域221Rの反射光は、結像レンズ224に
よりイメージセンサ225の光電変換面上に縮小結像さ
れる。一般にイメージセンサ225はその生産コストを
減少させるため、生産プロセスにて可能なかぎり微細化
され、チップサイズを小さくして設計されており、原稿
サイズよりずっと小さいことが多いので、この結像は縮
小となるのである。
【0004】イメージセンサ225は3本のラインイメ
ージセンサよりなり、各ラインはR,G,B各色のカラ
ーフィルタが光電変換素子の感光部上に積層されてい
る。このようにして、分光感度特性の異なる(通常はR
GB構成)3本のラインセンサー225a,225b,
225cが間隔Aにて隣接して配置され、イメージセン
サ225の1セットを構成する。原稿221は矢印22
7aの方向へ順次メカニカルに送られるものであるが、
原稿のある現在位置で矢印227aと直交する矢印22
7bの方向について、イメージセンサ225により電気
的に主走査方向に走査され、その動作の完了に伴って、
矢印227aの副走査方向へ1ピッチ分だけ送られ、以
下この動作を原稿の終了まで繰り返す。
ージセンサよりなり、各ラインはR,G,B各色のカラ
ーフィルタが光電変換素子の感光部上に積層されてい
る。このようにして、分光感度特性の異なる(通常はR
GB構成)3本のラインセンサー225a,225b,
225cが間隔Aにて隣接して配置され、イメージセン
サ225の1セットを構成する。原稿221は矢印22
7aの方向へ順次メカニカルに送られるものであるが、
原稿のある現在位置で矢印227aと直交する矢印22
7bの方向について、イメージセンサ225により電気
的に主走査方向に走査され、その動作の完了に伴って、
矢印227aの副走査方向へ1ピッチ分だけ送られ、以
下この動作を原稿の終了まで繰り返す。
【0005】3本のラインセンサー225a,b,c
は、隣接ライン間距離Aだけ原稿の異なる位置を検出す
るが、これは方向227aへの原稿のメカニカルな送り
により、異なる時点で同一の位置のサンプリングができ
るので、後続するデータ処理回路226でこの点を考慮
するようになっていれば特に問題ではない。
は、隣接ライン間距離Aだけ原稿の異なる位置を検出す
るが、これは方向227aへの原稿のメカニカルな送り
により、異なる時点で同一の位置のサンプリングができ
るので、後続するデータ処理回路226でこの点を考慮
するようになっていれば特に問題ではない。
【0006】処理回路226は、増幅器、AD変換器、
メモリー、タイミング発生回路等を含む。この種のスキ
ャナは図22に示した反射原稿用以外にも、現像済写真
フィルム等の透過原稿を走査するものがある。透過原稿
の場合には光源とセンサーとが原稿に対し反対側に配置
されることになるが、他の点では大きな差異はない。
メモリー、タイミング発生回路等を含む。この種のスキ
ャナは図22に示した反射原稿用以外にも、現像済写真
フィルム等の透過原稿を走査するものがある。透過原稿
の場合には光源とセンサーとが原稿に対し反対側に配置
されることになるが、他の点では大きな差異はない。
【0007】これとは異なるカラースキャナの構成とし
ては、光源がRGBの3色を持ち、これらを順次各色毎
に発光させて、モノクロのラインイメージセンサで光電
変換するというものもある。この場合には、センサーの
構造は1ラインでよいので単純化されるが、3色各々で
異なる蓄積期間を順次に要するので画面全体の走査に要
する時間も3倍される。
ては、光源がRGBの3色を持ち、これらを順次各色毎
に発光させて、モノクロのラインイメージセンサで光電
変換するというものもある。この場合には、センサーの
構造は1ラインでよいので単純化されるが、3色各々で
異なる蓄積期間を順次に要するので画面全体の走査に要
する時間も3倍される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この種の画像スキャナ
ー装置の基本的問題は、1画面を走査終了するまでに時
間がかかることである。一般に高精細画像の走査では、
227a,227b各々の方向に数千の分解能を必要と
する。電気的に走査される227bの方向はラインセン
サー上の各画素は同時に光電蓄積されるので、出力時の
電気的動作を高速化することで動作時間の短縮に対処で
きる。しかしメカニカルに送りを行う227aの方向に
は、1ピッチ進むごとにイメージセンサは直前の位置で
の光電荷を出力し、新たに光電荷の蓄積動作を行わなく
てはならない。光電荷蓄積に要する時間は原稿の濃度、
光源や結像光学系の明るさ、センサーの感度等光学的パ
ラメータなどで決まる物理量で回路の高速化だけでは対
処できない。また、ネガフィルム等の透過原稿の場合に
は、原稿の平均濃度が反射原稿に比べ濃いものが多く、
走査に要する時間はますます延長される傾向にある。
ー装置の基本的問題は、1画面を走査終了するまでに時
間がかかることである。一般に高精細画像の走査では、
227a,227b各々の方向に数千の分解能を必要と
する。電気的に走査される227bの方向はラインセン
サー上の各画素は同時に光電蓄積されるので、出力時の
電気的動作を高速化することで動作時間の短縮に対処で
きる。しかしメカニカルに送りを行う227aの方向に
は、1ピッチ進むごとにイメージセンサは直前の位置で
の光電荷を出力し、新たに光電荷の蓄積動作を行わなく
てはならない。光電荷蓄積に要する時間は原稿の濃度、
光源や結像光学系の明るさ、センサーの感度等光学的パ
ラメータなどで決まる物理量で回路の高速化だけでは対
処できない。また、ネガフィルム等の透過原稿の場合に
は、原稿の平均濃度が反射原稿に比べ濃いものが多く、
走査に要する時間はますます延長される傾向にある。
【0009】イメージセンサの蓄積にかかる時間を短縮
するひとつの方法は、光源の光強度を増大させることで
ある。光源が明るければ、その強度に反比例して蓄積時
間は短縮される。しかし、光源のパワーアップは同時に
装置の大型化や発熱量の増大、さらにコストアップにつ
ながるので、スキャナーの用途によっては望ましい解決
方法にならないことが多い。もうひとつの方法は、図2
2でも原稿の短辺を副走査方向としているように、原稿
の長辺方向を主走査方向とすることである。このように
するとイメージセンサの必要画素数は若干増加するが、
副走査の回数を減らすことができ、メカニカル的な動作
を減縮できる。実用化されている一般のスキャナーの多
くは、実際このような構成で設計されているが、走査時
間の大幅な縮小には十分ではない。
するひとつの方法は、光源の光強度を増大させることで
ある。光源が明るければ、その強度に反比例して蓄積時
間は短縮される。しかし、光源のパワーアップは同時に
装置の大型化や発熱量の増大、さらにコストアップにつ
ながるので、スキャナーの用途によっては望ましい解決
方法にならないことが多い。もうひとつの方法は、図2
2でも原稿の短辺を副走査方向としているように、原稿
の長辺方向を主走査方向とすることである。このように
するとイメージセンサの必要画素数は若干増加するが、
副走査の回数を減らすことができ、メカニカル的な動作
を減縮できる。実用化されている一般のスキャナーの多
くは、実際このような構成で設計されているが、走査時
間の大幅な縮小には十分ではない。
【0010】また、原稿面全体の光像をカバーするエリ
アイメージセンサを用いれば、全画面を同時に光電変換
できるが、高精細な画像走査には数千万画素以上の分解
能が必要となるので、これをCCD撮像素子で実現する
ことは極めてコスト高となり実用性に欠ける。
アイメージセンサを用いれば、全画面を同時に光電変換
できるが、高精細な画像走査には数千万画素以上の分解
能が必要となるので、これをCCD撮像素子で実現する
ことは極めてコスト高となり実用性に欠ける。
【0011】このように、画像走査の高精細性とそれに
要する走査時間とは全く相容れない従来技術の基本的矛
盾である。本発明はこの従来技術の基本的問題点の解決
を目的とするものである。
要する走査時間とは全く相容れない従来技術の基本的矛
盾である。本発明はこの従来技術の基本的問題点の解決
を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決すべく成されたもので、被写体の撮像光の少なくと
も一部を結像する結像光学系と、上記結像光学系により
結像された光像を光電変換するイメージセンサと、上記
光像と上記イメージセンサとを相対的に移動させる移動
手段とを備えた画像走査装置において、上記イメージセ
ンサは、隣接して配置された複数の光電変換手段と、上
記複数の光電変換手段で発生した電荷を転送する電荷転
送手段と、上記電荷転送手段により転送された電荷を加
算する電荷加算手段とから成り、上記電荷転送手段が上
記移動手段による光像移動に略同期して電荷を転送し、
上記電荷加算手段が上記電荷転送手段の転送動作に従っ
て異なる上記複数の光電変換手段からの電荷を加算する
ように制御する制御手段を有することを特徴とする。本
発明により、移動手段や転送手段等の一連の同期的動作
で画像情報を出力し、被写体画像の高精細走査を極めて
高速に実現でき、高レベルの画像信号を得ることがで
き、かつコンパクト、ローコストな装置が構成できる。
解決すべく成されたもので、被写体の撮像光の少なくと
も一部を結像する結像光学系と、上記結像光学系により
結像された光像を光電変換するイメージセンサと、上記
光像と上記イメージセンサとを相対的に移動させる移動
手段とを備えた画像走査装置において、上記イメージセ
ンサは、隣接して配置された複数の光電変換手段と、上
記複数の光電変換手段で発生した電荷を転送する電荷転
送手段と、上記電荷転送手段により転送された電荷を加
算する電荷加算手段とから成り、上記電荷転送手段が上
記移動手段による光像移動に略同期して電荷を転送し、
上記電荷加算手段が上記電荷転送手段の転送動作に従っ
て異なる上記複数の光電変換手段からの電荷を加算する
ように制御する制御手段を有することを特徴とする。本
発明により、移動手段や転送手段等の一連の同期的動作
で画像情報を出力し、被写体画像の高精細走査を極めて
高速に実現でき、高レベルの画像信号を得ることがで
き、かつコンパクト、ローコストな装置が構成できる。
【0013】また、上記画像走査装置において、上記イ
メージセンサを構成する複数の光電変換手段は、感光面
上に少なくとも第1のカラーフィルタを有する第1の光
電変換手段と、上記第1のカラーフィルタとは異なる色
の第2のカラーフィルタを有する第2の光電変換手段と
からなることを特徴とする。また、上記第1の光電変換
手段と上記第2の光電変換手段を各々複数有し、上記電
荷加算手段は上記複数の第1の光電変換手段で生じた電
荷を加算し、さらに上記複数の第2の光電変換手段で生
じた電荷を加算することを特徴とする。さらに、上記電
荷転送手段の電荷転送の方向と直行する方向に、上記イ
メージセンサが遮光された転送セルの列を有することを
特徴とする。また、上記イメージセンサに蓄積された信
号電荷が上記遮光された転送セルの列にあるときに、上
記被写体の移動が行われることを特徴とする。また、上
記電荷の加算と上記光電変換動作とが上記イメージセン
サの同一の領域において行われることを特徴とする。
メージセンサを構成する複数の光電変換手段は、感光面
上に少なくとも第1のカラーフィルタを有する第1の光
電変換手段と、上記第1のカラーフィルタとは異なる色
の第2のカラーフィルタを有する第2の光電変換手段と
からなることを特徴とする。また、上記第1の光電変換
手段と上記第2の光電変換手段を各々複数有し、上記電
荷加算手段は上記複数の第1の光電変換手段で生じた電
荷を加算し、さらに上記複数の第2の光電変換手段で生
じた電荷を加算することを特徴とする。さらに、上記電
荷転送手段の電荷転送の方向と直行する方向に、上記イ
メージセンサが遮光された転送セルの列を有することを
特徴とする。また、上記イメージセンサに蓄積された信
号電荷が上記遮光された転送セルの列にあるときに、上
記被写体の移動が行われることを特徴とする。また、上
記電荷の加算と上記光電変換動作とが上記イメージセン
サの同一の領域において行われることを特徴とする。
【0014】また、上記画像走査装置において、上記移
動手段による光像とイメージセンサとの相対的な移動を
検出する検出手段を有し、上記検出手段の出力に基づい
て、上記制御手段は、上記光像移動と上記電荷転送の相
対制御を行うことを特徴とする。さらに、上記イメージ
センサのセンサ面に複数の画素に対し同一の屈折要素と
して機能する結像手段を配置したことを特徴とする。ま
た、上記電荷転送手段は信号電荷の光電変換が実質的に
行われない短時間内に複数回の電荷転送を行うことを特
徴とする。
動手段による光像とイメージセンサとの相対的な移動を
検出する検出手段を有し、上記検出手段の出力に基づい
て、上記制御手段は、上記光像移動と上記電荷転送の相
対制御を行うことを特徴とする。さらに、上記イメージ
センサのセンサ面に複数の画素に対し同一の屈折要素と
して機能する結像手段を配置したことを特徴とする。ま
た、上記電荷転送手段は信号電荷の光電変換が実質的に
行われない短時間内に複数回の電荷転送を行うことを特
徴とする。
【0015】さらに、本発明は、被写体の撮像光の少な
くとも一部を結像する結像光学系と、上記結像光学系に
より結像された光像を光電変換するイメージセンサと、
上記光像と上記イメージセンサとを相対的に移動させる
移動手段とを備えた画像走査装置において、上記イメー
ジセンサは、異なる色のカラーフィルタを有する複数の
光電変換手段と上記光電変換手段と交互に配置され遮光
された上記光電変換手段と同数の転送セルとを一組とし
て構成した複数の光電変換部と、上記光電変換手段で発
生した電荷を転送する電荷転送手段と、上記電荷転送手
段により転送された電荷を加算する電荷加算手段とから
成り、上記電荷転送手段が上記移動手段による光像移動
に略同期して電荷を転送し、上記電荷加算手段が上記電
荷転送手段の転送動作に従って異なる上記複数の光電変
換手段からの電荷を加算するように制御する制御手段を
有することを特徴とする。本発明により、移動手段や転
送手段等の一連の同期的動作とともに、被写体のカラー
画像を読み取ってカラー画像情報信号を出力すること
で、モノクロ画像よりも更に被写体画像の高精細走査を
行い、極めて高速に実現でき、高レベルの画像信号を得
ることができ、かつコンパクト、ローコストな装置が構
成できる。
くとも一部を結像する結像光学系と、上記結像光学系に
より結像された光像を光電変換するイメージセンサと、
上記光像と上記イメージセンサとを相対的に移動させる
移動手段とを備えた画像走査装置において、上記イメー
ジセンサは、異なる色のカラーフィルタを有する複数の
光電変換手段と上記光電変換手段と交互に配置され遮光
された上記光電変換手段と同数の転送セルとを一組とし
て構成した複数の光電変換部と、上記光電変換手段で発
生した電荷を転送する電荷転送手段と、上記電荷転送手
段により転送された電荷を加算する電荷加算手段とから
成り、上記電荷転送手段が上記移動手段による光像移動
に略同期して電荷を転送し、上記電荷加算手段が上記電
荷転送手段の転送動作に従って異なる上記複数の光電変
換手段からの電荷を加算するように制御する制御手段を
有することを特徴とする。本発明により、移動手段や転
送手段等の一連の同期的動作とともに、被写体のカラー
画像を読み取ってカラー画像情報信号を出力すること
で、モノクロ画像よりも更に被写体画像の高精細走査を
行い、極めて高速に実現でき、高レベルの画像信号を得
ることができ、かつコンパクト、ローコストな装置が構
成できる。
【0016】また、本発明は、被写体の撮像光の少なく
とも一部を結像する結像光学系と、上記結像光学系によ
り結像された光像を光電変換するイメージセンサと、上
記光像と上記イメージセンサとを相対的に移動させる移
動手段とを備えた画像走査装置において、上記イメージ
センサは、上記光像を電気信号に変換する光電変換手段
と、上記光電変換手段と交互に配置され遮光された転送
セルと、上記光電変換手段で発生した電荷を転送する電
荷転送手段と、上記電荷転送手段により転送された電荷
を加算する電荷加算手段とから成り、上記電荷転送手段
が上記移動手段による光像移動に略同期して電荷を転送
し、上記電荷加算手段が上記電荷転送手段の転送動作に
従って異なる複数の上記光電変換手段からの電荷を加算
するように制御する制御手段と、上記移動手段による光
像とイメージセンサとの相対的な移動を検出する検出手
段とを有し、上記検出手段の出力に基づき上記制御手段
は光像移動と電荷転送の相対制御を行うことを特徴とす
る。かかる構成で、移動手段と電荷転送手段との関連づ
けを精密に行い、より緻密な画像情報信号を得ようとす
るものである。
とも一部を結像する結像光学系と、上記結像光学系によ
り結像された光像を光電変換するイメージセンサと、上
記光像と上記イメージセンサとを相対的に移動させる移
動手段とを備えた画像走査装置において、上記イメージ
センサは、上記光像を電気信号に変換する光電変換手段
と、上記光電変換手段と交互に配置され遮光された転送
セルと、上記光電変換手段で発生した電荷を転送する電
荷転送手段と、上記電荷転送手段により転送された電荷
を加算する電荷加算手段とから成り、上記電荷転送手段
が上記移動手段による光像移動に略同期して電荷を転送
し、上記電荷加算手段が上記電荷転送手段の転送動作に
従って異なる複数の上記光電変換手段からの電荷を加算
するように制御する制御手段と、上記移動手段による光
像とイメージセンサとの相対的な移動を検出する検出手
段とを有し、上記検出手段の出力に基づき上記制御手段
は光像移動と電荷転送の相対制御を行うことを特徴とす
る。かかる構成で、移動手段と電荷転送手段との関連づ
けを精密に行い、より緻密な画像情報信号を得ようとす
るものである。
【0017】加えて、本発明は、被写体を照明する光源
と、上記光源により照明された上記被写体の撮像光の少
なくとも一部を結像する結像光学系と、上記結像光学系
により結像された光像を光電変換するイメージセンサ
と、上記光像と上記イメージセンサとを相対的に移動さ
せる移動手段とを備えた画像走査装置において、上記光
源はN色の異なる色を順次発光し、上記イメージセンサ
は、1列の光電変換手段と上記光電変換手段と隣接して
配置されたN−1列の遮光された転送セルとを一組とし
て構成した複数の光電変換部と上記光電変換手段で発生
した電荷を転送する電荷転送手段と上記電荷転送手段に
より転送された電荷を加算する電荷加算手段とから成
り、上記電荷転送手段が上記移動手段による光像移動に
略同期して電荷を転送し、上記電荷加算手段が上記電荷
転送手段の転送動作に従って異なる上記複数の光電変換
手段からの電荷を加算するように制御する制御手段とを
有することを特徴とする。かかる構成により、例えばフ
ィルターを交換して光源を時系列的にN色発光体とし、
被写体の原稿をN色で読みとり、移動手段と電荷転送手
段等の同期の下で、より精密なカラー画像情報を得るこ
とができる。
と、上記光源により照明された上記被写体の撮像光の少
なくとも一部を結像する結像光学系と、上記結像光学系
により結像された光像を光電変換するイメージセンサ
と、上記光像と上記イメージセンサとを相対的に移動さ
せる移動手段とを備えた画像走査装置において、上記光
源はN色の異なる色を順次発光し、上記イメージセンサ
は、1列の光電変換手段と上記光電変換手段と隣接して
配置されたN−1列の遮光された転送セルとを一組とし
て構成した複数の光電変換部と上記光電変換手段で発生
した電荷を転送する電荷転送手段と上記電荷転送手段に
より転送された電荷を加算する電荷加算手段とから成
り、上記電荷転送手段が上記移動手段による光像移動に
略同期して電荷を転送し、上記電荷加算手段が上記電荷
転送手段の転送動作に従って異なる上記複数の光電変換
手段からの電荷を加算するように制御する制御手段とを
有することを特徴とする。かかる構成により、例えばフ
ィルターを交換して光源を時系列的にN色発光体とし、
被写体の原稿をN色で読みとり、移動手段と電荷転送手
段等の同期の下で、より精密なカラー画像情報を得るこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各種の実施例とと
もに実施の形態について、その作用とともに図面を参照
しつつ、詳細に説明する。
もに実施の形態について、その作用とともに図面を参照
しつつ、詳細に説明する。
【0019】(1)第1の実施例(基本的な構成例) 本発明による画像走査装置の基本的な構成例として、フ
ィルムスキャナに適用した構成図を図1に示す。図にお
いて、このフィルムスキャナは、露光され、現像された
フィルム原稿11を画像走査するものである。フィルム
原稿の露光1駒分の大きさは符号18に示す長方形の枠
内である。透過原稿11は照明用光源12により照明さ
れ、原稿11の反対側に配置された結像レンズ13でイ
メージセンサ14上に結像される。光源12はたとえば
白色の蛍光灯が用いられるが、一方外部からの光を導入
するようにしてもよい。原稿11はゴム等の材質で作ら
れたローラー15a,15bにより挟持され、ローラー
15aはステッピングモーター16により駆動される。
その結果フィルム原稿11は矢印17aの方向に制御さ
れつつ送られる。
ィルムスキャナに適用した構成図を図1に示す。図にお
いて、このフィルムスキャナは、露光され、現像された
フィルム原稿11を画像走査するものである。フィルム
原稿の露光1駒分の大きさは符号18に示す長方形の枠
内である。透過原稿11は照明用光源12により照明さ
れ、原稿11の反対側に配置された結像レンズ13でイ
メージセンサ14上に結像される。光源12はたとえば
白色の蛍光灯が用いられるが、一方外部からの光を導入
するようにしてもよい。原稿11はゴム等の材質で作ら
れたローラー15a,15bにより挟持され、ローラー
15aはステッピングモーター16により駆動される。
その結果フィルム原稿11は矢印17aの方向に制御さ
れつつ送られる。
【0020】イメージセンサ14は図2(a)に示すよ
うな構成を持つものである。また、図3(a)に同イメ
ージセンサの駆動パルスのタイミングチャートを示す。
なお、同図中に示した各タイミングの時間長は理解をた
すける参考のための値であって本発明を限定するもので
はない。本実施例のイメージセンサ14はフレームトラ
ンスファー型(FT型)と呼ばれる構造のCCDデバイ
スである。図1で原稿の方向を示す矢印17a,17b
を図2(a)中にも記入してある。電気的な走査を行う
主走査方向17bは図2(a)では横方向である。主走
査方向と直交する17aの方向へは、光電荷の転送が行
われる。よく知られるように、FT型CCDデバイス1
4では、光電変換部を電荷転送モードでも兼用する構成
としてセンサーの有効開口率を改善している。すなわ
ち、電荷蓄積モードでは各画素に入射した光量に応じた
信号電荷を発生し、その発生電荷を各画素の表面近傍の
空乏層に蓄積する動作を行い、電荷転送モードでは表面
付近のポテンシャルを外部からのクロックに対応して変
化させることにより、上記の電荷を所定の隣接画素に一
斉に移動させることができる。FT型CCDイメージセ
ンサ14の詳細な動作は公知の技術であり、本発明の開
示に直接必要ではないので詳細は省略する。CCD14
は典型的には17bの方向に2000〜3000画素、
17aの方向には数10〜数100列の光電変換画素を
配列している。主走査方向である17b方向への画素数
は原稿読取りの精細度を決定する要因なので、走査装置
に必要とされる精細度に応じて設計される。たとえば、
NTSC程度の画像精細度であれば500画素もあれば
よい。最終的に紙等のメディアに大きな画面サイズで出
力され芸術的鑑賞に供する目的であれば、高精細性が求
められ5000〜10000画素を要することもある。
FT型CCDデバイス14は17b方向にRGB3原色
のストライプ状のカラーフィルタを光電変換部上に形成
されたカラーセンサーである。隣接する3列の光電領域
に各々RGBの純色フィルターを配し、それに隣接する
3列にはブラックの光不透過性のフィルターを配し、こ
れら計6列で基本的な単位構造とする。CCD14はこ
の単位構造が繰り返し配列されてなる。なお、光不透過
性のフィルターに代え、アルミ等の薄膜で覆ってもよ
い。図1では省略されているが、結像系に光学的ローパ
スフィルターが挿入されることが画質上望ましい。な
お、カラーセンサー14上に形成されるべきカラーフィ
ルタは必ずしもRGB純色である必要はなく、CMYに
よる補色系のフィルターでもよい。色空間上で十分な表
現範囲を持つ独立色の組であれば、変換演算することで
どのような色座標系にも換算できるので特にどのカラー
フィルタを用いるかは本発明の主旨とは関係がない。
うな構成を持つものである。また、図3(a)に同イメ
ージセンサの駆動パルスのタイミングチャートを示す。
なお、同図中に示した各タイミングの時間長は理解をた
すける参考のための値であって本発明を限定するもので
はない。本実施例のイメージセンサ14はフレームトラ
ンスファー型(FT型)と呼ばれる構造のCCDデバイ
スである。図1で原稿の方向を示す矢印17a,17b
を図2(a)中にも記入してある。電気的な走査を行う
主走査方向17bは図2(a)では横方向である。主走
査方向と直交する17aの方向へは、光電荷の転送が行
われる。よく知られるように、FT型CCDデバイス1
4では、光電変換部を電荷転送モードでも兼用する構成
としてセンサーの有効開口率を改善している。すなわ
ち、電荷蓄積モードでは各画素に入射した光量に応じた
信号電荷を発生し、その発生電荷を各画素の表面近傍の
空乏層に蓄積する動作を行い、電荷転送モードでは表面
付近のポテンシャルを外部からのクロックに対応して変
化させることにより、上記の電荷を所定の隣接画素に一
斉に移動させることができる。FT型CCDイメージセ
ンサ14の詳細な動作は公知の技術であり、本発明の開
示に直接必要ではないので詳細は省略する。CCD14
は典型的には17bの方向に2000〜3000画素、
17aの方向には数10〜数100列の光電変換画素を
配列している。主走査方向である17b方向への画素数
は原稿読取りの精細度を決定する要因なので、走査装置
に必要とされる精細度に応じて設計される。たとえば、
NTSC程度の画像精細度であれば500画素もあれば
よい。最終的に紙等のメディアに大きな画面サイズで出
力され芸術的鑑賞に供する目的であれば、高精細性が求
められ5000〜10000画素を要することもある。
FT型CCDデバイス14は17b方向にRGB3原色
のストライプ状のカラーフィルタを光電変換部上に形成
されたカラーセンサーである。隣接する3列の光電領域
に各々RGBの純色フィルターを配し、それに隣接する
3列にはブラックの光不透過性のフィルターを配し、こ
れら計6列で基本的な単位構造とする。CCD14はこ
の単位構造が繰り返し配列されてなる。なお、光不透過
性のフィルターに代え、アルミ等の薄膜で覆ってもよ
い。図1では省略されているが、結像系に光学的ローパ
スフィルターが挿入されることが画質上望ましい。な
お、カラーセンサー14上に形成されるべきカラーフィ
ルタは必ずしもRGB純色である必要はなく、CMYに
よる補色系のフィルターでもよい。色空間上で十分な表
現範囲を持つ独立色の組であれば、変換演算することで
どのような色座標系にも換算できるので特にどのカラー
フィルタを用いるかは本発明の主旨とは関係がない。
【0021】以下、図2と図3を用いて、本実施例の動
作を説明する。走査動作の開始にあたり、まずCCDデ
バイス14に残留している不要電荷を捨てるため、クリ
アパルス36によりクリア動作を行う。CCDデバイス
14の構造により、各画素の残留電荷を直近のドレイン
から捨てる方法とか、または高速で全画素を読出すこと
により電荷を掃き捨てる方法とかがあり、実際のCCD
デバイス14の動作としては、1個のパルスとしては表
現できない複雑な動作となることが多いが、公知の技術
であるため詳細は省略する。以下、イメージセンサ14
上に結像された画像の光電荷蓄積と原稿移動とが繰り返
されるが、そのN回目の動作について説明する。時刻T
1N において、すぐ直前の原稿位置での光電荷蓄積を終
了し、電荷転送と原稿移動を開始する。
作を説明する。走査動作の開始にあたり、まずCCDデ
バイス14に残留している不要電荷を捨てるため、クリ
アパルス36によりクリア動作を行う。CCDデバイス
14の構造により、各画素の残留電荷を直近のドレイン
から捨てる方法とか、または高速で全画素を読出すこと
により電荷を掃き捨てる方法とかがあり、実際のCCD
デバイス14の動作としては、1個のパルスとしては表
現できない複雑な動作となることが多いが、公知の技術
であるため詳細は省略する。以下、イメージセンサ14
上に結像された画像の光電荷蓄積と原稿移動とが繰り返
されるが、そのN回目の動作について説明する。時刻T
1N において、すぐ直前の原稿位置での光電荷蓄積を終
了し、電荷転送と原稿移動を開始する。
【0022】時刻T1N の直前の時点では方向17bに
沿った原稿のあるストライプ状の領域がCCDセンサー
14のRN-1 ,GN-1 ,BN-1 上に結像され、その画像
パターンがこれら3列のセンサーで光電変換されてい
る。時刻T1N に、原稿移動パルスがステッピングモー
ター16に通電され、ローラ15aに伝達された動力で
フィルム原稿11を1ステップ移動される。原稿11の
1ステップ移動に要する時間は用いるモーター16や駆
動メカニズム15によるが、時刻T1N 〜T2Nの期間
で1ミリセカンドの程度である。一方、原稿移動の開始
の直前までに、光電変換された電荷を光不透過な領域に
退避させるため、3個の電荷転送パルスの組34により
電荷を転送する。この結果として、列RN-1 にあった信
号電荷は列MRN-1 (マスクされた赤列)に、列GN-1
にあった信号電荷は列MGN-1 に、列BN-1 にあった信
号電荷は列MGN-1 に転送され、原稿移動の期間中異な
る原稿位置からの画像が入らないようにマスクされる。
従って、原稿移動中は画像の光電変換は実質上行われな
い。
沿った原稿のあるストライプ状の領域がCCDセンサー
14のRN-1 ,GN-1 ,BN-1 上に結像され、その画像
パターンがこれら3列のセンサーで光電変換されてい
る。時刻T1N に、原稿移動パルスがステッピングモー
ター16に通電され、ローラ15aに伝達された動力で
フィルム原稿11を1ステップ移動される。原稿11の
1ステップ移動に要する時間は用いるモーター16や駆
動メカニズム15によるが、時刻T1N 〜T2Nの期間
で1ミリセカンドの程度である。一方、原稿移動の開始
の直前までに、光電変換された電荷を光不透過な領域に
退避させるため、3個の電荷転送パルスの組34により
電荷を転送する。この結果として、列RN-1 にあった信
号電荷は列MRN-1 (マスクされた赤列)に、列GN-1
にあった信号電荷は列MGN-1 に、列BN-1 にあった信
号電荷は列MGN-1 に転送され、原稿移動の期間中異な
る原稿位置からの画像が入らないようにマスクされる。
従って、原稿移動中は画像の光電変換は実質上行われな
い。
【0023】なお、厳密には原稿移動の開始に先立って
電荷移動がされるべきであるが、3列分の電荷移動に要
する時間は1マイクロセカンド程度にすることは容易
で、原稿移動に比べ全く無視できるほど短いから、同時
に開始しても差し支えない。原稿移動の終了時点T2N
において、再度3列分の電荷転送パルス35を用い、列
RN ,GN ,BN に信号電荷を転送する。転送終了時点
から次の有効な光電変換期間31となる。この光電変換
動作は次の原稿移動ステップに同期して行われる次の光
マスク領域への電荷転送時点T1N+1 まで継続され、そ
の継続時間は0.01〜100ミリセカンドである。こ
の光電変換(電荷蓄積)の所要時間は、原稿の濃度、光
源の強度、結像系のF値等のパラメータで著しく異な
る。
電荷移動がされるべきであるが、3列分の電荷移動に要
する時間は1マイクロセカンド程度にすることは容易
で、原稿移動に比べ全く無視できるほど短いから、同時
に開始しても差し支えない。原稿移動の終了時点T2N
において、再度3列分の電荷転送パルス35を用い、列
RN ,GN ,BN に信号電荷を転送する。転送終了時点
から次の有効な光電変換期間31となる。この光電変換
動作は次の原稿移動ステップに同期して行われる次の光
マスク領域への電荷転送時点T1N+1 まで継続され、そ
の継続時間は0.01〜100ミリセカンドである。こ
の光電変換(電荷蓄積)の所要時間は、原稿の濃度、光
源の強度、結像系のF値等のパラメータで著しく異な
る。
【0024】列RN ,GN ,BN 上に結像されている画
像は、前回の光電変換期間に列RN- 1,GN-1 ,BN-1
上に結像されていた画像と同一部分となるように、1ス
テップの原稿移動量は設定されている。すなわち、原稿
11と信号電荷は同期して移動するので、信号電荷はC
CDデバイス14の最初の列で発生し最後の列から出力
されるまで、原稿の同一点を見続けながら移動し、異な
るCCDデバイス14上の位置で原稿上の同一点の光電
変換を続けることになる。電荷転送の開始点であるCC
Dデバイス14の最初の列では過去に蓄積された信号電
荷はクリアパルスによってクリアされてゼロであり、異
なる光電変換期間の間で電荷はクリアされないので、次
々と電荷は加算され増大し、最終出力は原稿像の光量に
比例した量となる。このプロセスは回路的な増幅と異な
り、回路雑音の発生を伴わないので著しくSN比が改善
される。
像は、前回の光電変換期間に列RN- 1,GN-1 ,BN-1
上に結像されていた画像と同一部分となるように、1ス
テップの原稿移動量は設定されている。すなわち、原稿
11と信号電荷は同期して移動するので、信号電荷はC
CDデバイス14の最初の列で発生し最後の列から出力
されるまで、原稿の同一点を見続けながら移動し、異な
るCCDデバイス14上の位置で原稿上の同一点の光電
変換を続けることになる。電荷転送の開始点であるCC
Dデバイス14の最初の列では過去に蓄積された信号電
荷はクリアパルスによってクリアされてゼロであり、異
なる光電変換期間の間で電荷はクリアされないので、次
々と電荷は加算され増大し、最終出力は原稿像の光量に
比例した量となる。このプロセスは回路的な増幅と異な
り、回路雑音の発生を伴わないので著しくSN比が改善
される。
【0025】CCDセンサ14の計6列からなる基本単
位1個について1回のカラーの光電変換動作が可能なの
で、たとえば60列のイメージセンサであれば10回の
光電変換が行われ、10列に一度に照射された光電変換
部すべての信号電荷が加算される。つまり従来のライン
センサー構造の画像走査装置に比較し、光源強度を10
倍にしたり、光電変換期間を10倍にしたのと同じ効果
がある。
位1個について1回のカラーの光電変換動作が可能なの
で、たとえば60列のイメージセンサであれば10回の
光電変換が行われ、10列に一度に照射された光電変換
部すべての信号電荷が加算される。つまり従来のライン
センサー構造の画像走査装置に比較し、光源強度を10
倍にしたり、光電変換期間を10倍にしたのと同じ効果
がある。
【0026】本実施例では3列で1セットのセンサー列
RN ,GN ,BN の各々はセンサー列のピッチに相当す
る距離だけ、わずかではあるが異なる位置を見ているこ
とになる。通常のスキャナーの構成としてはこれで十分
であるが、厳密に色ズレをなくすには、3色の各センサ
ーが見る画像の位置を等しくする必要がある。図2
(b)はこれのための方法論を示すもので、センサーの
構造を17cの方向にスライスした断面を図示してい
る。この構成ではセンサーの感光面直前に微小なシリン
ドリカルレンズ21が配置されており、シリンドリカル
レンズ21のパワーにより17cの方向には、センサー
面は結像レンズ13の瞳と略共役関係にある。一方、紙
面に垂直な主走査方向17bにはシリンドリカルレンズ
21の作用は及ばないから、センサー面は結像レンズ1
3により原稿11の面と共役である。このようにする
と、センサー列R,G,Bの各々が見る原稿位置は共通
のものとなる。
RN ,GN ,BN の各々はセンサー列のピッチに相当す
る距離だけ、わずかではあるが異なる位置を見ているこ
とになる。通常のスキャナーの構成としてはこれで十分
であるが、厳密に色ズレをなくすには、3色の各センサ
ーが見る画像の位置を等しくする必要がある。図2
(b)はこれのための方法論を示すもので、センサーの
構造を17cの方向にスライスした断面を図示してい
る。この構成ではセンサーの感光面直前に微小なシリン
ドリカルレンズ21が配置されており、シリンドリカル
レンズ21のパワーにより17cの方向には、センサー
面は結像レンズ13の瞳と略共役関係にある。一方、紙
面に垂直な主走査方向17bにはシリンドリカルレンズ
21の作用は及ばないから、センサー面は結像レンズ1
3により原稿11の面と共役である。このようにする
と、センサー列R,G,Bの各々が見る原稿位置は共通
のものとなる。
【0027】また、シリンドリカルレンズ21の各微小
レンズの境界をマスク部MRN ,MGN ,MBN の中央
に合わせ、結像レンズ13の瞳径がシリンドリカルレン
ズ21でセンサー面に結像された結果R,G,Bの3列
分の幅22と等しくなるよう考慮することにより、シリ
ンドリカルレンズ21がなければ隣接するマスク部に入
射し、無効であった光束をも感光部に導くことができ、
光のロスを軽減できる。シリンドリカルレンズ21は主
走査方向17bにもパワーのあるレンズレット構成であ
ってもよい。この場合、レンズレットのピッチは17b
方向にはセンサーの画素ピッチと整合しなければならな
い。
レンズの境界をマスク部MRN ,MGN ,MBN の中央
に合わせ、結像レンズ13の瞳径がシリンドリカルレン
ズ21でセンサー面に結像された結果R,G,Bの3列
分の幅22と等しくなるよう考慮することにより、シリ
ンドリカルレンズ21がなければ隣接するマスク部に入
射し、無効であった光束をも感光部に導くことができ、
光のロスを軽減できる。シリンドリカルレンズ21は主
走査方向17bにもパワーのあるレンズレット構成であ
ってもよい。この場合、レンズレットのピッチは17b
方向にはセンサーの画素ピッチと整合しなければならな
い。
【0028】本実施例における信号電荷の蓄積と転送に
かかわる動作を図3(b)にミクロ的に図解した。R,
G,B各電荷成分について同様のプロセスが同時的に進
行するので、ここでは赤Rの挙動のみを説明する。第
(N−1)回目までの赤の蓄積電荷QRN-1 は画素R
N-1 から転送パルス群34により3画素先の退避用画素
MRN-1 へと瞬時に転送される。瞬時とは、その間の光
電変換による電荷の発生量が事実上無視できるという意
味である。画素MRN-1 は遮光されているので電荷QR
N-1 は原稿の移動にもかかわらず保存され、次の電荷転
送パルス群35により瞬時に3画素先の画素RN へ転送
される。この位置では31で示される期間光電変換が行
われ、新たな電荷dQRN が発生する。この分はすでに
先行する位置で繰り返し蓄積された電荷の総量QRN-1
に加算され、QRN となる。緑色と青色の動作も全く同
じ仕組で同時的に進行する。
かかわる動作を図3(b)にミクロ的に図解した。R,
G,B各電荷成分について同様のプロセスが同時的に進
行するので、ここでは赤Rの挙動のみを説明する。第
(N−1)回目までの赤の蓄積電荷QRN-1 は画素R
N-1 から転送パルス群34により3画素先の退避用画素
MRN-1 へと瞬時に転送される。瞬時とは、その間の光
電変換による電荷の発生量が事実上無視できるという意
味である。画素MRN-1 は遮光されているので電荷QR
N-1 は原稿の移動にもかかわらず保存され、次の電荷転
送パルス群35により瞬時に3画素先の画素RN へ転送
される。この位置では31で示される期間光電変換が行
われ、新たな電荷dQRN が発生する。この分はすでに
先行する位置で繰り返し蓄積された電荷の総量QRN-1
に加算され、QRN となる。緑色と青色の動作も全く同
じ仕組で同時的に進行する。
【0029】FT型CCDデバイスでは電荷転送と光電
変換と電荷加算のすべての動作が1個のポテンシャル井
戸で規定される共通のセル内で行われるので開口利用率
を著しく高く構成にできる。もちろん、本発明をインタ
ーライントランスファーCCD(IT型CCD)で実施
することも可能である。IT型CCDデバイスで本発明
の画像走査装置を構成すると、光電変換動作を行うセル
と電荷転送、電荷加算を行うセルとが異なる領域に分離
する。この構成は開口率の面では不利だが、デバイス特
性上スミアやブルーミングに対する性能を向上させやす
く、スキャナーに求められる性能によっては用い得る。
IT型CCDデバイスで本発明を実施しても、又はスミ
アを少なくして高画質にするといわれるフレーム・イン
ターライン転送(FIT)型CCDで本発明を実施して
も良い。
変換と電荷加算のすべての動作が1個のポテンシャル井
戸で規定される共通のセル内で行われるので開口利用率
を著しく高く構成にできる。もちろん、本発明をインタ
ーライントランスファーCCD(IT型CCD)で実施
することも可能である。IT型CCDデバイスで本発明
の画像走査装置を構成すると、光電変換動作を行うセル
と電荷転送、電荷加算を行うセルとが異なる領域に分離
する。この構成は開口率の面では不利だが、デバイス特
性上スミアやブルーミングに対する性能を向上させやす
く、スキャナーに求められる性能によっては用い得る。
IT型CCDデバイスで本発明を実施しても、又はスミ
アを少なくして高画質にするといわれるフレーム・イン
ターライン転送(FIT)型CCDで本発明を実施して
も良い。
【0030】最後部の基本単位構造の後ろには、画素ご
との順次読み出しのための水平レジスターが必要であ
る。図4にCCDデバイス14の出力部を示す。垂直転
送方向17aの最後の3列RL,GL,BLは遮光され
た状態にあり、他の遮光部と同様に原稿移動に同期して
最後のRGB感光部から電荷転送されてくる。ただし、
RL,GL,BLの3列は他の列の垂直転送動作とは分
離しても転送動作をさせられるように設計されている。
また、最終列BLは水平転送動作が可能である。図3
(a)のタイミングチャートにおいて、電荷転送パルス
群34によりRL,GL,BLに各列毎に加算されてき
た信号電荷が転送されたのち時点T2Nまでの間に、こ
れらの信号電荷は順次に出力される。
との順次読み出しのための水平レジスターが必要であ
る。図4にCCDデバイス14の出力部を示す。垂直転
送方向17aの最後の3列RL,GL,BLは遮光され
た状態にあり、他の遮光部と同様に原稿移動に同期して
最後のRGB感光部から電荷転送されてくる。ただし、
RL,GL,BLの3列は他の列の垂直転送動作とは分
離しても転送動作をさせられるように設計されている。
また、最終列BLは水平転送動作が可能である。図3
(a)のタイミングチャートにおいて、電荷転送パルス
群34によりRL,GL,BLに各列毎に加算されてき
た信号電荷が転送されたのち時点T2Nまでの間に、こ
れらの信号電荷は順次に出力される。
【0031】すなわち、列BLにある1列分の電荷が水
平転送レジスタ41の制御下で順次右方向に転送され、
電荷電圧変換要素42により電圧変換されたのち、出力
端子43にて外部に出力される。この電圧出力は水平転
送レジスタ41のクロックに同期した不図示のAD変換
器を介し、コンピュータ等のデジタルシステムに取り込
まれる。次にRL,GL,BLの他と分離された垂直転
送機能により、GLの信号電荷をBLに、RLの信号電
荷をGLに垂直転送し、BLを再度順次に水平転送す
る。次にGLの信号電荷をBLに垂直転送し、BLを再
度順次に水平転送する。以上の全動作が時刻T2Nの到
来以前に行われれば、電荷蓄積動作になんらの影響、遅
延も与えずに全信号電荷の逐次的読み出しが可能であ
る。
平転送レジスタ41の制御下で順次右方向に転送され、
電荷電圧変換要素42により電圧変換されたのち、出力
端子43にて外部に出力される。この電圧出力は水平転
送レジスタ41のクロックに同期した不図示のAD変換
器を介し、コンピュータ等のデジタルシステムに取り込
まれる。次にRL,GL,BLの他と分離された垂直転
送機能により、GLの信号電荷をBLに、RLの信号電
荷をGLに垂直転送し、BLを再度順次に水平転送す
る。次にGLの信号電荷をBLに垂直転送し、BLを再
度順次に水平転送する。以上の全動作が時刻T2Nの到
来以前に行われれば、電荷蓄積動作になんらの影響、遅
延も与えずに全信号電荷の逐次的読み出しが可能であ
る。
【0032】本実施例では、垂直方向の列の数は任意の
6の倍数でよい。列の数を6で割った数が実効感度の増
加係数に対応している。たとえば、主走査方向を200
0画素構成とし、垂直方向を240列とすると、本実施
例は40倍の高感度スキャナの系を与える。かつ、その
ときのセンサーの総画素数は48万画素であり、NTS
Cフォーマットのビデオカメラ用CCDデバイスと大差
ない規模である。
6の倍数でよい。列の数を6で割った数が実効感度の増
加係数に対応している。たとえば、主走査方向を200
0画素構成とし、垂直方向を240列とすると、本実施
例は40倍の高感度スキャナの系を与える。かつ、その
ときのセンサーの総画素数は48万画素であり、NTS
Cフォーマットのビデオカメラ用CCDデバイスと大差
ない規模である。
【0033】(2)第2の実施例(モノクロスキャナー
への応用例) 本実施例の考えに基づき、モノクロスキャナーも容易に
構成できる。白色光源を使用する場合はカラーとモノク
ロでスキャナーの光学的、メカ的構成はあまり変わらず
図1と同様なものとなる。モノクロスキャナーを本実施
例で構成した場合のセンサー構成を図5に示す。図にお
いて、センサー51は感光部が露出した光透過性のライ
ンYN ,YN+1 等と、アルミ層または他の遮光性の層で
遮光されたラインYMN ,YMN+1 等とが交互に配置さ
れている。感光部露出のラインは走査原稿の光学像を受
光するため、一方遮光されたラインは原稿の移動中の露
光を避けるために設けられている。本実施例の場合は、
R,G,B等の異なる分光感度のラインセンサーで原稿
の同一位置を見るという要請は発生しないから、図2
(b)のようなセンサー面直前の結像パワーは必ずしも
必要ではない。しかし、遮光部に入射する光束を感光部
に集め実効的に開口率を向上するのは、そのような結像
要素を配置することが望ましい。
への応用例) 本実施例の考えに基づき、モノクロスキャナーも容易に
構成できる。白色光源を使用する場合はカラーとモノク
ロでスキャナーの光学的、メカ的構成はあまり変わらず
図1と同様なものとなる。モノクロスキャナーを本実施
例で構成した場合のセンサー構成を図5に示す。図にお
いて、センサー51は感光部が露出した光透過性のライ
ンYN ,YN+1 等と、アルミ層または他の遮光性の層で
遮光されたラインYMN ,YMN+1 等とが交互に配置さ
れている。感光部露出のラインは走査原稿の光学像を受
光するため、一方遮光されたラインは原稿の移動中の露
光を避けるために設けられている。本実施例の場合は、
R,G,B等の異なる分光感度のラインセンサーで原稿
の同一位置を見るという要請は発生しないから、図2
(b)のようなセンサー面直前の結像パワーは必ずしも
必要ではない。しかし、遮光部に入射する光束を感光部
に集め実効的に開口率を向上するのは、そのような結像
要素を配置することが望ましい。
【0034】以下、図5と図6を用い、モノクロスキャ
ナーの動作を説明する。走査動作の開始にあたり、CC
Dに残留している不要電荷を捨てるためクリアパルス6
6によりクリア動作を行う。以下イメージセンサ上に結
像された画像の光電荷蓄積と原稿移動とが繰り返される
が、そのN回目の動作について説明する。時刻T1Nに
おいて、すぐ直前の原稿位置での光電荷蓄積を終了し、
電荷移動と原稿移動を開始する。時刻T1N の直前の時
点では方向17bに沿った原稿のあるストライプ状の領
域がCCDセンサーの列YN-1 上に結像され、その画像
パターンがこの列のセンサーで光電変換されている。時
刻T1N に、原稿移動パルスがステッピングモーター1
6に通電され、ローラ15aに伝達された動力でフィル
ム原稿を1ステップ移動される。一方、原稿移動の開始
の直前までに光電変換された電荷を光不透過な領域に退
避させるため、電荷転送パルス64により電荷を転送す
る。この結果として、列YN-1 にあった信号電荷は列Y
MN に転送され、原稿移動の期間中異なる原稿位置から
の画像が入らないようにマスクされる。
ナーの動作を説明する。走査動作の開始にあたり、CC
Dに残留している不要電荷を捨てるためクリアパルス6
6によりクリア動作を行う。以下イメージセンサ上に結
像された画像の光電荷蓄積と原稿移動とが繰り返される
が、そのN回目の動作について説明する。時刻T1Nに
おいて、すぐ直前の原稿位置での光電荷蓄積を終了し、
電荷移動と原稿移動を開始する。時刻T1N の直前の時
点では方向17bに沿った原稿のあるストライプ状の領
域がCCDセンサーの列YN-1 上に結像され、その画像
パターンがこの列のセンサーで光電変換されている。時
刻T1N に、原稿移動パルスがステッピングモーター1
6に通電され、ローラ15aに伝達された動力でフィル
ム原稿を1ステップ移動される。一方、原稿移動の開始
の直前までに光電変換された電荷を光不透過な領域に退
避させるため、電荷転送パルス64により電荷を転送す
る。この結果として、列YN-1 にあった信号電荷は列Y
MN に転送され、原稿移動の期間中異なる原稿位置から
の画像が入らないようにマスクされる。
【0035】原稿移動の終了時点T2N において電荷転
送パルス65を用い、列YN に信号電荷を転送する。転
送終了時点から次の有効な光電変換期間61となる。こ
の光電変換動作は次の原稿移動ステップの開始に同期し
て行われる次の光マスク領域への電荷転送時点T1N+1
まで継続され、その継続時間は0.01〜100ミリセ
カンドである。カラーの実施例と同様、列YN 上に結像
されている画像は、前回の光電変換期間に列YN-1 上に
結像されていた画像と同一部分となるように、1ステッ
プの原稿移動量は設定されている。すなわち、原稿と信
号電荷は同期して移動するので、信号電荷はCCDの最
初の列で発生し最後の列から出力されるまで、原稿の同
一点を見続けながら移動し、異なるCCD上の位置で原
稿上の同一点の光電変換を続けるので信号電荷は各位置
で加算され増大する。計2列からなる基本単位1個につ
いて1回の光電変換動作が可能なので、たとえば20列
のイメージセンサであれば10回の光電変換が行われ、
すべての信号電荷が加算される。つまり従来のモノクロ
ラインセンサー構造の画像走査装置に比較し、光源強度
を10倍にしたり、光電変換期間を10倍にしたのと同
じ効果がある。
送パルス65を用い、列YN に信号電荷を転送する。転
送終了時点から次の有効な光電変換期間61となる。こ
の光電変換動作は次の原稿移動ステップの開始に同期し
て行われる次の光マスク領域への電荷転送時点T1N+1
まで継続され、その継続時間は0.01〜100ミリセ
カンドである。カラーの実施例と同様、列YN 上に結像
されている画像は、前回の光電変換期間に列YN-1 上に
結像されていた画像と同一部分となるように、1ステッ
プの原稿移動量は設定されている。すなわち、原稿と信
号電荷は同期して移動するので、信号電荷はCCDの最
初の列で発生し最後の列から出力されるまで、原稿の同
一点を見続けながら移動し、異なるCCD上の位置で原
稿上の同一点の光電変換を続けるので信号電荷は各位置
で加算され増大する。計2列からなる基本単位1個につ
いて1回の光電変換動作が可能なので、たとえば20列
のイメージセンサであれば10回の光電変換が行われ、
すべての信号電荷が加算される。つまり従来のモノクロ
ラインセンサー構造の画像走査装置に比較し、光源強度
を10倍にしたり、光電変換期間を10倍にしたのと同
じ効果がある。
【0036】最後部で画素ごとの順次読み出しのための
水平レジスターが配置されることもカラーの例と同様で
ある。図7にCCD51の出力部を示す。垂直転送方向
17aの最後の列YMLは遮光された状態にあり、他の
遮光部と同様に原稿移動に同期して最後の感光部から電
荷転送されてくる。最終列YMLは水平転送動作が可能
であり、図6のタイミングチャートにおいて、電荷転送
パルス64によりYMLに信号電荷が転送されたのち時
点T2Nまでの間に、YMLの信号電荷は順次に出力さ
れる。すなわち、列YLにある1列分の電荷が水平転送
レジスタ71の制御下で順次右方向に転送され、電荷電
圧変換要素72により電圧変換されたのち、出力端子7
3にて外部に出力される。この電圧出力は水平転送レジ
スタ71のクロックに同期した不図示のAD変換機器を
介し、コンピュータ等のデジタルシステムに取り込まれ
る。以上の全動作が時刻T2Nの到来以前に行われれ
ば、電荷蓄積動作になんらの影響、遅延も与えずに全信
号電荷の逐次的読み出しが可能である。
水平レジスターが配置されることもカラーの例と同様で
ある。図7にCCD51の出力部を示す。垂直転送方向
17aの最後の列YMLは遮光された状態にあり、他の
遮光部と同様に原稿移動に同期して最後の感光部から電
荷転送されてくる。最終列YMLは水平転送動作が可能
であり、図6のタイミングチャートにおいて、電荷転送
パルス64によりYMLに信号電荷が転送されたのち時
点T2Nまでの間に、YMLの信号電荷は順次に出力さ
れる。すなわち、列YLにある1列分の電荷が水平転送
レジスタ71の制御下で順次右方向に転送され、電荷電
圧変換要素72により電圧変換されたのち、出力端子7
3にて外部に出力される。この電圧出力は水平転送レジ
スタ71のクロックに同期した不図示のAD変換機器を
介し、コンピュータ等のデジタルシステムに取り込まれ
る。以上の全動作が時刻T2Nの到来以前に行われれ
ば、電荷蓄積動作になんらの影響、遅延も与えずに全信
号電荷の逐次的読み出しが可能である。
【0037】(3)第3の実施例 上述の例では、原稿の移動中は信号電荷は遮光された列
に退避し、異なる原稿位置からの露光に対し保護される
ものとした。しかし、1ステップの原稿移動量はわずか
なものであるから、最隣接ステップからの画像の混入を
多少許容してもそれほど大きな走査精度の劣化には至ら
ないことが多い。原稿の移動中にも露光を許容する場合
には、信号電荷の発生と蓄積は原稿像の当該部分がセン
サーの感光部内にある間常に行われるので、最も実効感
度の高い構成となる。この考えに基づき、本発明の別の
実施例を以下に説明する。
に退避し、異なる原稿位置からの露光に対し保護される
ものとした。しかし、1ステップの原稿移動量はわずか
なものであるから、最隣接ステップからの画像の混入を
多少許容してもそれほど大きな走査精度の劣化には至ら
ないことが多い。原稿の移動中にも露光を許容する場合
には、信号電荷の発生と蓄積は原稿像の当該部分がセン
サーの感光部内にある間常に行われるので、最も実効感
度の高い構成となる。この考えに基づき、本発明の別の
実施例を以下に説明する。
【0038】図8は、本実施例スキャナーの全体構成を
示す。図1のスキャナーと異なるのは、モーター81と
その他部材により構成される原稿移動系、およびセンサ
ー84である。本実施例の原稿移動系は原稿移動を連続
的もしくは準連続的に行うので、原稿移動速度または原
稿位置のモニターをするエンコーダを持つことが望まし
い。図1の装置では、原稿の送り制御がパルスモーター
16に入力するパルスによっていたので、オープンルー
プ制御が可能であった。しかし図8に示す実施例では、
原稿の移動と電荷の移動を同期させるために原稿の位置
を管理、制御するためのより精密な手段が必要とされ
る。モーター81はパルスモーターであってもよく、ま
たは他のDCモーターであってもよい。モーター81は
駆動ロール15a,15bを介し原稿11を等速に動か
すべく制御される。メカニカル負荷の変動状況や、スタ
ート直後の加速負荷状況等を加味して物体を可能なかぎ
り等速に駆動するには多くの公知の方法があるが、物体
の位置等をモニターし駆動源にフィードバックをかける
のが通常のやり方である。
示す。図1のスキャナーと異なるのは、モーター81と
その他部材により構成される原稿移動系、およびセンサ
ー84である。本実施例の原稿移動系は原稿移動を連続
的もしくは準連続的に行うので、原稿移動速度または原
稿位置のモニターをするエンコーダを持つことが望まし
い。図1の装置では、原稿の送り制御がパルスモーター
16に入力するパルスによっていたので、オープンルー
プ制御が可能であった。しかし図8に示す実施例では、
原稿の移動と電荷の移動を同期させるために原稿の位置
を管理、制御するためのより精密な手段が必要とされ
る。モーター81はパルスモーターであってもよく、ま
たは他のDCモーターであってもよい。モーター81は
駆動ロール15a,15bを介し原稿11を等速に動か
すべく制御される。メカニカル負荷の変動状況や、スタ
ート直後の加速負荷状況等を加味して物体を可能なかぎ
り等速に駆動するには多くの公知の方法があるが、物体
の位置等をモニターし駆動源にフィードバックをかける
のが通常のやり方である。
【0039】図8では駆動ロール15aの周上に、等間
隔にバー83が設けられている。このバーをエンコーダ
の読取部材82で光学的に読み取り、速度検出を行う。
この部分をもう少し詳しく示したものが図9である。バ
ー83上に読取部材82内の発光源91より、可視また
は赤外のスポット状に投影し、その投影領域からの反射
光を受光部材92で検出する。バーの黒色部分では反射
が少ないので、矢印94の方向へのロール回転に伴い、
受光部材92が受ける反射光量は変調される。この変調
信号を回路85により解析し、等速移動となるようにモ
ーター81の駆動にフィードバックする。図9の構成は
速度検出であるが、ロール上のパターンをグレイコード
等にし、受光部材92に複数個のセンサーの組を用いれ
ば位置の絶対値検出も可能である。
隔にバー83が設けられている。このバーをエンコーダ
の読取部材82で光学的に読み取り、速度検出を行う。
この部分をもう少し詳しく示したものが図9である。バ
ー83上に読取部材82内の発光源91より、可視また
は赤外のスポット状に投影し、その投影領域からの反射
光を受光部材92で検出する。バーの黒色部分では反射
が少ないので、矢印94の方向へのロール回転に伴い、
受光部材92が受ける反射光量は変調される。この変調
信号を回路85により解析し、等速移動となるようにモ
ーター81の駆動にフィードバックする。図9の構成は
速度検出であるが、ロール上のパターンをグレイコード
等にし、受光部材92に複数個のセンサーの組を用いれ
ば位置の絶対値検出も可能である。
【0040】本実施例のセンサー84は図10(a)に
示すような構成のものである。このセンサー84は撮像
デバイスとして通常用いられるフレームトランスファー
CCD(FT型CCD)そのままである。センサー駆動
のタイミングチャートを図10(b)に示す。信号電荷
は電荷転送クロック104,105等によりラインY
N-1 からラインYN へ、さらにラインYN からYN+1 へ
と隣接列へ転送される。その間、制御信号101,10
3が示すように電荷蓄積と原稿移動は常時継続される。
電荷転送に要する時間は短いので実質的には動作にあま
り関係しないが、通常のフレームトランスファーCCD
の構成では、厳密には電荷転送の瞬間にも光電変換は継
続されている。
示すような構成のものである。このセンサー84は撮像
デバイスとして通常用いられるフレームトランスファー
CCD(FT型CCD)そのままである。センサー駆動
のタイミングチャートを図10(b)に示す。信号電荷
は電荷転送クロック104,105等によりラインY
N-1 からラインYN へ、さらにラインYN からYN+1 へ
と隣接列へ転送される。その間、制御信号101,10
3が示すように電荷蓄積と原稿移動は常時継続される。
電荷転送に要する時間は短いので実質的には動作にあま
り関係しないが、通常のフレームトランスファーCCD
の構成では、厳密には電荷転送の瞬間にも光電変換は継
続されている。
【0041】最後列YML では画素ごとの順次読み出し
のための水平レジスターが配置され、列YML は遮光さ
れた状態にある。感光部最終列からYML に信号電荷が
転送されたのち、次の信号電荷が感光部最終列からYM
L に電荷転送されるまでの間に、YML に転送された前
回の信号電荷は順次に出力される。すなわち、列YM L
にある1列分の電荷が水平転送レジスタ71の制御下で
順次右方向に転送され、電荷電圧変換要素72により電
圧変換されたのち、出力端子73にて外部に出力され
る。この電圧出力は水平転送レジスタ71のクロックに
同期した不図示のAD変換器を介し、コンピュータ等の
デジタルシステムに取り込まれる。
のための水平レジスターが配置され、列YML は遮光さ
れた状態にある。感光部最終列からYML に信号電荷が
転送されたのち、次の信号電荷が感光部最終列からYM
L に電荷転送されるまでの間に、YML に転送された前
回の信号電荷は順次に出力される。すなわち、列YM L
にある1列分の電荷が水平転送レジスタ71の制御下で
順次右方向に転送され、電荷電圧変換要素72により電
圧変換されたのち、出力端子73にて外部に出力され
る。この電圧出力は水平転送レジスタ71のクロックに
同期した不図示のAD変換器を介し、コンピュータ等の
デジタルシステムに取り込まれる。
【0042】本実施例によれば、センサーの構成は簡略
化され、かつシステムの実効感度は増加する。その代償
として隣接列の画素からの若干の画像の混入を許容しな
ければならないが、そもそもレンズ13の結像の収差が
これより程度が悪いことも多い。また、連続的に原稿を
移動しながら固定されたラインセンサーで原稿像を走査
することは現によく行われる手法であり、本実施例の解
像精度上の問題はこれらの従来手法の問題をこえるもの
ではない。なお、本実施例でセンサー81の隣接列間の
電荷転送とエンコーダ82の出力パルスの間には直接的
なタイミング関係は必要ない。エンコーダ82の基本的
役割は原稿移動を制御するためのモニター手段であるの
でCCDのタイミングとは本来独立している。ただし、
エンコーダ82の出力パルスに同期して(たとえば、バ
ー83を検出するごとに)、センサー84の隣接列間の
電荷転送を制御することは機器設計上は構成の単純化に
寄与する場合が多い。
化され、かつシステムの実効感度は増加する。その代償
として隣接列の画素からの若干の画像の混入を許容しな
ければならないが、そもそもレンズ13の結像の収差が
これより程度が悪いことも多い。また、連続的に原稿を
移動しながら固定されたラインセンサーで原稿像を走査
することは現によく行われる手法であり、本実施例の解
像精度上の問題はこれらの従来手法の問題をこえるもの
ではない。なお、本実施例でセンサー81の隣接列間の
電荷転送とエンコーダ82の出力パルスの間には直接的
なタイミング関係は必要ない。エンコーダ82の基本的
役割は原稿移動を制御するためのモニター手段であるの
でCCDのタイミングとは本来独立している。ただし、
エンコーダ82の出力パルスに同期して(たとえば、バ
ー83を検出するごとに)、センサー84の隣接列間の
電荷転送を制御することは機器設計上は構成の単純化に
寄与する場合が多い。
【0043】(4)第4の実施例 上記実施例の考え方でカラースキャナーを構成すること
もできる。図8〜図10の構成をカラー化する場合、少
なくとも2通りの方法が考えられる。第1の方法は、上
記のモノクロスキャナー簡略形と同様な考えで図2,図
4のカラーセンサーの遮光部分を削除するものである。
そのセンサー構成を図11に示す。水平方向に長いRG
Bのストライプフィルターを施した列の繰り返しから成
る。このセンサー111を図8中のモノクロセンサー8
4に替えて配置すればカラースキャナーの構成となる。
センサーの駆動パルスチャートは図3に類似のものであ
るが、原稿移動の期間中遮光部に電荷を退避する過程を
欠いたものとなる。なお、この方法ではRGB各色のラ
インセンサーが見る原稿位置はラインピッチの分だけず
れているので、フォールスカラー等の画像欠陥が生じや
すく、画質改善手段が加えられることが望ましい。
もできる。図8〜図10の構成をカラー化する場合、少
なくとも2通りの方法が考えられる。第1の方法は、上
記のモノクロスキャナー簡略形と同様な考えで図2,図
4のカラーセンサーの遮光部分を削除するものである。
そのセンサー構成を図11に示す。水平方向に長いRG
Bのストライプフィルターを施した列の繰り返しから成
る。このセンサー111を図8中のモノクロセンサー8
4に替えて配置すればカラースキャナーの構成となる。
センサーの駆動パルスチャートは図3に類似のものであ
るが、原稿移動の期間中遮光部に電荷を退避する過程を
欠いたものとなる。なお、この方法ではRGB各色のラ
インセンサーが見る原稿位置はラインピッチの分だけず
れているので、フォールスカラー等の画像欠陥が生じや
すく、画質改善手段が加えられることが望ましい。
【0044】すなわち、先に示した実施例同様に、図2
(b)のようなシリンドリカルレンズ、レンズレット等
のセンサー面直前の結像パワーが用いられることが望ま
しい。ただし、本実施例の場合には原稿移動中の画像混
入を防止する電荷退避目的の遮光部分が存在しないの
で、上記シリンドリカルレンズ等のセンサーへの位置合
わせが難しい面がある。たとえば図11においては、ラ
インBN とラインRN+1の境界線上に、隣接するシリン
ドリカルレンズの境界線を画素ピッチよりずっと微細な
精度で形成し重ね合わせなければならない。代替手段と
しては、結像系の光路中に光学的ローパスフィルターを
挿入することが考えられる。光学的ローパスフィルター
としては、水晶板の複屈折作用を利用したものがカット
オフ特性の良好なフィルターとしてよく知られるほか、
光の回折現象を利用するグレーティング構造のもの等が
利用できる。
(b)のようなシリンドリカルレンズ、レンズレット等
のセンサー面直前の結像パワーが用いられることが望ま
しい。ただし、本実施例の場合には原稿移動中の画像混
入を防止する電荷退避目的の遮光部分が存在しないの
で、上記シリンドリカルレンズ等のセンサーへの位置合
わせが難しい面がある。たとえば図11においては、ラ
インBN とラインRN+1の境界線上に、隣接するシリン
ドリカルレンズの境界線を画素ピッチよりずっと微細な
精度で形成し重ね合わせなければならない。代替手段と
しては、結像系の光路中に光学的ローパスフィルターを
挿入することが考えられる。光学的ローパスフィルター
としては、水晶板の複屈折作用を利用したものがカット
オフ特性の良好なフィルターとしてよく知られるほか、
光の回折現象を利用するグレーティング構造のもの等が
利用できる。
【0045】(5)第5の実施例 カラー化の第2の方法は、図10のようなモノクロのマ
ルチラインセンサー全体に単色のフィルターを施し、そ
のような系を3色分並列に持つものである。図12に装
置の全体を示す。図8の実施例と異なるのは、センサー
121である。図13にその構造を示すように、センサ
ー121は、図10のモノクロセンサーに単色フィルタ
ーを施した形態の3つの独立したセンサー131R,1
31G,131Bより成る。センサー131Rの感光部
には赤色フィルター、センサー131Gの感光部には緑
色フィルター、センサー131Bの感光部には青色フィ
ルターが各々設けられている。132R,132G,1
32Bは電荷電圧変換手段、133R,133G,13
3Bは各出力端、134R,134G,134Bは各シ
フトレジスターである。
ルチラインセンサー全体に単色のフィルターを施し、そ
のような系を3色分並列に持つものである。図12に装
置の全体を示す。図8の実施例と異なるのは、センサー
121である。図13にその構造を示すように、センサ
ー121は、図10のモノクロセンサーに単色フィルタ
ーを施した形態の3つの独立したセンサー131R,1
31G,131Bより成る。センサー131Rの感光部
には赤色フィルター、センサー131Gの感光部には緑
色フィルター、センサー131Bの感光部には青色フィ
ルターが各々設けられている。132R,132G,1
32Bは電荷電圧変換手段、133R,133G,13
3Bは各出力端、134R,134G,134Bは各シ
フトレジスターである。
【0046】図面を見やすくするために、各センサーは
比較的少数のライン数(5ライン)を持つように描いて
あるが、これは説明の便にすぎない。これら3個のセン
サーの個々の動作は図10センサーで説明した通りであ
る。図10(b)の駆動信号が同期して3個のセンサー
に印加され、各センサーは各々の出力端子133R,1
33G,133Bより順次に画像データを出力する。後
続するデジタルシステムは、これら3個の出力をパラレ
ルに3個の別々の入力ポートから取り込んでもよいし、
シリアルに取り込んでもよい。一般的には、パラレル構
造の方が低速の回路で済むが、AD変換以降のメモリー
管理の統一等が複雑になる傾向がある。いずれにして
も、上記出力端子以降の構造は設計事項である。
比較的少数のライン数(5ライン)を持つように描いて
あるが、これは説明の便にすぎない。これら3個のセン
サーの個々の動作は図10センサーで説明した通りであ
る。図10(b)の駆動信号が同期して3個のセンサー
に印加され、各センサーは各々の出力端子133R,1
33G,133Bより順次に画像データを出力する。後
続するデジタルシステムは、これら3個の出力をパラレ
ルに3個の別々の入力ポートから取り込んでもよいし、
シリアルに取り込んでもよい。一般的には、パラレル構
造の方が低速の回路で済むが、AD変換以降のメモリー
管理の統一等が複雑になる傾向がある。いずれにして
も、上記出力端子以降の構造は設計事項である。
【0047】本実施例で重要なひとつのポイントは、各
色のセンサーが同時に見ている原稿像の位置が相当に離
れており、3色の画像の位置的な統合に工夫を要する点
である。図13において、センサー131Rとセンサー
131Gとは電荷転送方向(原稿移動方向)に間隔13
5を隔たって配置されている。電荷転送パルスの発生周
期をΔTとすると、このΔTは信号電荷がある列に転送
されてから次の列に転送されるまでの期間に静止して光
電変換動作がされる時間長でもある。このΔTの間に原
稿像が移動する距離をΔLとすると、上記の間隔135
をΔLで除した回数分だけ、センサー131Rのサンプ
リングはセンサー131Gのサンプリングより(サンプ
リングの回数を単位として)先行しているといえる。従
って、M=(間隔135)/ΔLを丁度整数値をとるよ
うに設定しておけば、M回ずれたサンプリングデータで
組をつくることにより、原稿像の同一の箇所に関する異
なる色の走査データを得ることができる。間隔136を
考慮することでセンサー131Bのデータも同様に扱う
ことができる。
色のセンサーが同時に見ている原稿像の位置が相当に離
れており、3色の画像の位置的な統合に工夫を要する点
である。図13において、センサー131Rとセンサー
131Gとは電荷転送方向(原稿移動方向)に間隔13
5を隔たって配置されている。電荷転送パルスの発生周
期をΔTとすると、このΔTは信号電荷がある列に転送
されてから次の列に転送されるまでの期間に静止して光
電変換動作がされる時間長でもある。このΔTの間に原
稿像が移動する距離をΔLとすると、上記の間隔135
をΔLで除した回数分だけ、センサー131Rのサンプ
リングはセンサー131Gのサンプリングより(サンプ
リングの回数を単位として)先行しているといえる。従
って、M=(間隔135)/ΔLを丁度整数値をとるよ
うに設定しておけば、M回ずれたサンプリングデータで
組をつくることにより、原稿像の同一の箇所に関する異
なる色の走査データを得ることができる。間隔136を
考慮することでセンサー131Bのデータも同様に扱う
ことができる。
【0048】一般に、異なる色毎のサンプリング位置が
離れていてサンプリング後に電気回路的に3色の画像デ
ータを合成し、統合されたフルカラーの画像データを得
る構成のスキャナーでは、回路的な位置合成と実際に行
われた画像の移動が整合していることがきわめて重要で
ある。センサー面上に結像された画像の実際の移動と回
路処理のために設計上想定されている画像移動にずれを
生じると、これはただちに走査解像度の劣化になる。本
実施例のセンサー間隔135,136は本発明の本質上
基本的に大きく離れており、構成によってはセンサーラ
イン数で数10ないし数100ライン分程度の長さにな
ることもありうる。この量は従来のカラースキャナーに
おいて生じていたセンサー間隔、すなわち図22(b)
中の幅Aに比較し大変に大きい。従来技術におけるA値
は高々センサーの数ライン分程度であり、各センサーで
得られた異なる色の画像データを位置合わせすることは
それほど大きな技術的困難性を伴わなかった。
離れていてサンプリング後に電気回路的に3色の画像デ
ータを合成し、統合されたフルカラーの画像データを得
る構成のスキャナーでは、回路的な位置合成と実際に行
われた画像の移動が整合していることがきわめて重要で
ある。センサー面上に結像された画像の実際の移動と回
路処理のために設計上想定されている画像移動にずれを
生じると、これはただちに走査解像度の劣化になる。本
実施例のセンサー間隔135,136は本発明の本質上
基本的に大きく離れており、構成によってはセンサーラ
イン数で数10ないし数100ライン分程度の長さにな
ることもありうる。この量は従来のカラースキャナーに
おいて生じていたセンサー間隔、すなわち図22(b)
中の幅Aに比較し大変に大きい。従来技術におけるA値
は高々センサーの数ライン分程度であり、各センサーで
得られた異なる色の画像データを位置合わせすることは
それほど大きな技術的困難性を伴わなかった。
【0049】(6)第6の実施例 センサー面上に結像された原稿像の実際上の移動量は、
原稿移動の非等速性や結像倍率のばらつきの影響を受
け、想定値と完全に一致させることはできない。間隔1
35,136のような長距離にわたり、実際の原稿像移
動と電気的動作を整合させるためには新規のスキャナー
構成が必要である。
原稿移動の非等速性や結像倍率のばらつきの影響を受
け、想定値と完全に一致させることはできない。間隔1
35,136のような長距離にわたり、実際の原稿像移
動と電気的動作を整合させるためには新規のスキャナー
構成が必要である。
【0050】図14〜図15はそのような構成の一例で
ある。図14において、原稿11は結像レンズ13によ
りセンサー121の感光面上に結像され、光電変換され
る。一方、図15は電気的なシステムのブロックダイア
グラムである。151は系全体を制御するためのコント
ローラやデジタル画像処理等のシステムの主要部分を示
し、152はエンコーダ157やモータ156の入出
力、制御を行う原稿駆動制御回路、153はセンサー1
21の駆動に入出力に関連するセンサー駆動制御回路で
ある。154はメモリーである。
ある。図14において、原稿11は結像レンズ13によ
りセンサー121の感光面上に結像され、光電変換され
る。一方、図15は電気的なシステムのブロックダイア
グラムである。151は系全体を制御するためのコント
ローラやデジタル画像処理等のシステムの主要部分を示
し、152はエンコーダ157やモータ156の入出
力、制御を行う原稿駆動制御回路、153はセンサー1
21の駆動に入出力に関連するセンサー駆動制御回路で
ある。154はメモリーである。
【0051】図14において、原稿11をあらかじめ画
像パターンの知れた調整用のテストチャートとし、これ
を原稿移動して画像走査する。テストパターンをたとえ
ば黒地に1本の細い白バーを挿入したものとする。ある
時刻における白バーの位置が141にあり、結像された
結果センサー上の位置143に白バーの光像が投影され
ている。ある時間経過後に白バーは位置142にあり、
その光像はセンサー面上で位置144にある。上記2つ
の時点間に生じた原稿移動量145は、エンコーダ15
7の出力から測定することができる。
像パターンの知れた調整用のテストチャートとし、これ
を原稿移動して画像走査する。テストパターンをたとえ
ば黒地に1本の細い白バーを挿入したものとする。ある
時刻における白バーの位置が141にあり、結像された
結果センサー上の位置143に白バーの光像が投影され
ている。ある時間経過後に白バーは位置142にあり、
その光像はセンサー面上で位置144にある。上記2つ
の時点間に生じた原稿移動量145は、エンコーダ15
7の出力から測定することができる。
【0052】一方、この間に生じたセンサー面上の白バ
ーの光像移動量146は、センサー121の画像出力を
パターン解析し計測することができる。既知の比較的シ
ンプルなパターンの移動量や相対距離は相関解析手法で
相当高精度に測定できることが知られており、流量計
測、三角測量、ナビゲーション等の分野で実用化されて
いる。この事前測定により、原稿駆動系のエンコーダ出
力とセンサー受光面上での原稿光像移動の関係を製造上
のばらつきを含めて実測できるので、結果をメモリー1
54にストアする。一旦この関係が確定すれば、センサ
ー上の電荷を1ライン転送するに際しそれと同期した原
稿の動きがエンコーダ出力の変化としてどれだけ必要で
あるかが既知であるので、モーター156を適切に駆動
制御し望ましい動きを維持できる。または逆にエンコー
ダ出力に同期してセンサーの駆動パルスのタイミングを
変化させてもよい。ただし、この方向で制御すると、原
稿駆動系の負荷変動や加減速による非等速運動時に蓄積
時間が変動するという欠点がある。
ーの光像移動量146は、センサー121の画像出力を
パターン解析し計測することができる。既知の比較的シ
ンプルなパターンの移動量や相対距離は相関解析手法で
相当高精度に測定できることが知られており、流量計
測、三角測量、ナビゲーション等の分野で実用化されて
いる。この事前測定により、原稿駆動系のエンコーダ出
力とセンサー受光面上での原稿光像移動の関係を製造上
のばらつきを含めて実測できるので、結果をメモリー1
54にストアする。一旦この関係が確定すれば、センサ
ー上の電荷を1ライン転送するに際しそれと同期した原
稿の動きがエンコーダ出力の変化としてどれだけ必要で
あるかが既知であるので、モーター156を適切に駆動
制御し望ましい動きを維持できる。または逆にエンコー
ダ出力に同期してセンサーの駆動パルスのタイミングを
変化させてもよい。ただし、この方向で制御すると、原
稿駆動系の負荷変動や加減速による非等速運動時に蓄積
時間が変動するという欠点がある。
【0053】本実施例では画像の副走査の方向にも複数
本のラインをもち、これらでは同時的に光電変換蓄積動
作をしており、蓄積時間の変動は全部のラインについて
同時的に同量発生するものなので、蓄積時間の変動が直
接に画像むらとなるわけではない。理想的には、原稿移
動系の情報からセンサーの動作を制御し光像移動と電荷
移動の同期をとる場合、電荷移動と蓄積時間を独立に設
定できるため、センサーは感光部と遮光部を交互に配置
した構成であることが望ましい。たとえば、131R,
131G,131Bの各センサーが図5〜7の構成であ
ることが高精度の走査には望ましい。いずれにしてもこ
れらの新規な構成をとることにより、きわめて長い距離
範囲で光像移動と電荷転送の同期を維持することができ
る。
本のラインをもち、これらでは同時的に光電変換蓄積動
作をしており、蓄積時間の変動は全部のラインについて
同時的に同量発生するものなので、蓄積時間の変動が直
接に画像むらとなるわけではない。理想的には、原稿移
動系の情報からセンサーの動作を制御し光像移動と電荷
移動の同期をとる場合、電荷移動と蓄積時間を独立に設
定できるため、センサーは感光部と遮光部を交互に配置
した構成であることが望ましい。たとえば、131R,
131G,131Bの各センサーが図5〜7の構成であ
ることが高精度の走査には望ましい。いずれにしてもこ
れらの新規な構成をとることにより、きわめて長い距離
範囲で光像移動と電荷転送の同期を維持することができ
る。
【0054】(7)第7の実施例 以下に本発明の異なる実施例を示す。図16はその全体
を示すもので、図8の装置との構成上の差異は、光源1
61とセンサー162にある。光源161は、内部的構
成を図17に示すように3種の異なる色の内部光源を持
つ。すなわち赤色の161R、緑色の161G、青色の
161Bである。これらの内部光源はたとえば各々の色
のLEDのアレーを3個並列したものであってもよく、
EL等の現象を用いるものでもよい。白色の光源にカラ
ーフィルタを施したものでもよい。または、1個の白色
光源を用い光源とセンサーの間の任意の位置にメカ的に
又はその他の手段で透過波長特性が3種に切り替わる光
学フィルターを挿入するのでもよい。
を示すもので、図8の装置との構成上の差異は、光源1
61とセンサー162にある。光源161は、内部的構
成を図17に示すように3種の異なる色の内部光源を持
つ。すなわち赤色の161R、緑色の161G、青色の
161Bである。これらの内部光源はたとえば各々の色
のLEDのアレーを3個並列したものであってもよく、
EL等の現象を用いるものでもよい。白色の光源にカラ
ーフィルタを施したものでもよい。または、1個の白色
光源を用い光源とセンサーの間の任意の位置にメカ的に
又はその他の手段で透過波長特性が3種に切り替わる光
学フィルターを挿入するのでもよい。
【0055】本実施例は3色の光源を順次発光させるこ
とにより、センサーに特段のフィルターを使用せず、実
質的にモノクロのセンサーによってカラースキャナーの
効果を得ようとするものである。3個の内部光源はその
配置される位置が異なるので、各内部光源から発光した
光が原稿11の略同一の位置を照明しかつ照明むらを生
じないようにするには、照明光学系に特別な考慮が必要
である。
とにより、センサーに特段のフィルターを使用せず、実
質的にモノクロのセンサーによってカラースキャナーの
効果を得ようとするものである。3個の内部光源はその
配置される位置が異なるので、各内部光源から発光した
光が原稿11の略同一の位置を照明しかつ照明むらを生
じないようにするには、照明光学系に特別な考慮が必要
である。
【0056】図18は光源161と原稿11の間に1個
のコンデンサーレンズ181を設けた例である。コンデ
ンサーレンズ181は光源161を不図示の結像レンズ
13の入射瞳に結像する。これにより、原稿11には異
なる位置、異なる色の内部光源からの幅広い光束が、ケ
ーラー照明的に導かれ、原稿上の1点を3色の光源で均
一に照らすとともに、照明光は確実に結像レンズ13の
瞳に入射するようにできる。
のコンデンサーレンズ181を設けた例である。コンデ
ンサーレンズ181は光源161を不図示の結像レンズ
13の入射瞳に結像する。これにより、原稿11には異
なる位置、異なる色の内部光源からの幅広い光束が、ケ
ーラー照明的に導かれ、原稿上の1点を3色の光源で均
一に照らすとともに、照明光は確実に結像レンズ13の
瞳に入射するようにできる。
【0057】図19はこれと異なる照明の一方法であ
る。同図の例ではコンデンサーレンズを各内部光源のた
めに別々に設けてあり、これらのレンズ群191により
各内部光源の光源像が原稿11の同一の位置に形成され
る。このような臨界照明的方法は原稿の1点に全照明光
を集中できるが、このままでは結像レンズ13の瞳への
入射を保証できない。そこでフィールドレンズ192等
によりレンズ群191の像が不図示の結像レンズ13の
入射瞳に形成されるようにすることが望ましい。結像レ
ンズ13の入射瞳への結像がケラレると結果的に走査出
力のカラーバランスを失するので、著しく出力の品位を
損なう。これは図18の照明系についてもいえることで
あり、異なる色の光源を併設する場合の重要な設計留意
点である。
る。同図の例ではコンデンサーレンズを各内部光源のた
めに別々に設けてあり、これらのレンズ群191により
各内部光源の光源像が原稿11の同一の位置に形成され
る。このような臨界照明的方法は原稿の1点に全照明光
を集中できるが、このままでは結像レンズ13の瞳への
入射を保証できない。そこでフィールドレンズ192等
によりレンズ群191の像が不図示の結像レンズ13の
入射瞳に形成されるようにすることが望ましい。結像レ
ンズ13の入射瞳への結像がケラレると結果的に走査出
力のカラーバランスを失するので、著しく出力の品位を
損なう。これは図18の照明系についてもいえることで
あり、異なる色の光源を併設する場合の重要な設計留意
点である。
【0058】(8)第8の実施例 図20と図21は本実施例に用いられるセンサー162
の構成と光源161を含むシステム全体の動作タイミン
グとを各々示すものである。センサー162は、入射す
る光に対し露出し光電変換作用を行うラインYN ,Y
N+1 等とそれに引き続く2ライン幅の遮光部分MNA,M
NB等から成り、3ラインで1セットの基本構造を繰り返
すものである。最終ラインYML は遮光された水平レジ
スタである。YML は直前のラインから垂直転送により
信号電荷を受取り次に垂直転送動作が行われるまでの期
間に、隣接するシフトレジスタ201の制御により水平
転送動作で信号電荷を電荷電圧変換手段202に送出す
る。電圧変換された画像信号は出力端203に現われ、
不図示の画像処理回路(最も典型的には、AD変換器を
デジタル化手段として装備したデジタル信号処理回路)
へと伝送される。
の構成と光源161を含むシステム全体の動作タイミン
グとを各々示すものである。センサー162は、入射す
る光に対し露出し光電変換作用を行うラインYN ,Y
N+1 等とそれに引き続く2ライン幅の遮光部分MNA,M
NB等から成り、3ラインで1セットの基本構造を繰り返
すものである。最終ラインYML は遮光された水平レジ
スタである。YML は直前のラインから垂直転送により
信号電荷を受取り次に垂直転送動作が行われるまでの期
間に、隣接するシフトレジスタ201の制御により水平
転送動作で信号電荷を電荷電圧変換手段202に送出す
る。電圧変換された画像信号は出力端203に現われ、
不図示の画像処理回路(最も典型的には、AD変換器を
デジタル化手段として装備したデジタル信号処理回路)
へと伝送される。
【0059】図21により本実施例の動作シーケンスを
説明する。クリアパルス106により全画面の電荷をク
リアし、電荷の蓄積領域を空にする動作は前実施例と同
様である。クリアパルスの出力後でかつ実質的な画像走
査の動作が開始される前に原稿移動信号218がオン
し、原稿移動速度が定常となった後に画像走査のための
電荷蓄積動作が開始される。以下では電荷蓄積の繰り返
し動作の内、第N回目の動作について説明する。図21
のタイミングチャートでいうと時刻TRN 、言い替えれ
ばその瞬間に発生する電荷転送パルス213Rにより、
それ以前の第(N−1)回目の蓄積動作が終了し、第N
回目の蓄積動作が開始される。電荷転送パルス213R
は通例1マイクロセカンド以下の短時間のもので十分で
あり、それと同期して赤色光源161Rを発光させるた
めの光源駆動信号216Rがオンする。電荷蓄積状態を
示す信号212は電荷転送の瞬間だけはパルス215の
ようにオフされることが望ましいが、この期間は実効的
な蓄積時間に比べ無視しうるほど短いので必ずしも絶対
の条件ではない。
説明する。クリアパルス106により全画面の電荷をク
リアし、電荷の蓄積領域を空にする動作は前実施例と同
様である。クリアパルスの出力後でかつ実質的な画像走
査の動作が開始される前に原稿移動信号218がオン
し、原稿移動速度が定常となった後に画像走査のための
電荷蓄積動作が開始される。以下では電荷蓄積の繰り返
し動作の内、第N回目の動作について説明する。図21
のタイミングチャートでいうと時刻TRN 、言い替えれ
ばその瞬間に発生する電荷転送パルス213Rにより、
それ以前の第(N−1)回目の蓄積動作が終了し、第N
回目の蓄積動作が開始される。電荷転送パルス213R
は通例1マイクロセカンド以下の短時間のもので十分で
あり、それと同期して赤色光源161Rを発光させるた
めの光源駆動信号216Rがオンする。電荷蓄積状態を
示す信号212は電荷転送の瞬間だけはパルス215の
ようにオフされることが望ましいが、この期間は実効的
な蓄積時間に比べ無視しうるほど短いので必ずしも絶対
の条件ではない。
【0060】原稿像の移動と電荷転送とが同期している
ために、第(N−1)回目の蓄積動作でラインYN-1 に
おいて光電変換された原稿像の部分が、第N回目の蓄積
動作ではラインYN において光電変換される。通例1〜
100ミリセカンド程度である所定の蓄積時間が経過す
ると赤色の光電変換を終了し、時刻TGN において電荷
転送パルス213Gにより緑色の蓄積動作に移行する。
電荷転送パルス213Gによりすべての画素の電荷は1
列づつ移動するので、ラインYN において赤色光源の照
明下で蓄積された電荷は遮光された次のラインMNAに転
送され、またラインYN の直前の遮光されたラインM
(N-1)Bにあった緑色照明下で繰り返し蓄積されてきた電
荷がラインYN に転送される。電荷転送パルス213G
に同期して緑色光源161Gを発光させるための光源駆
動信号216Gがオンする。
ために、第(N−1)回目の蓄積動作でラインYN-1 に
おいて光電変換された原稿像の部分が、第N回目の蓄積
動作ではラインYN において光電変換される。通例1〜
100ミリセカンド程度である所定の蓄積時間が経過す
ると赤色の光電変換を終了し、時刻TGN において電荷
転送パルス213Gにより緑色の蓄積動作に移行する。
電荷転送パルス213Gによりすべての画素の電荷は1
列づつ移動するので、ラインYN において赤色光源の照
明下で蓄積された電荷は遮光された次のラインMNAに転
送され、またラインYN の直前の遮光されたラインM
(N-1)Bにあった緑色照明下で繰り返し蓄積されてきた電
荷がラインYN に転送される。電荷転送パルス213G
に同期して緑色光源161Gを発光させるための光源駆
動信号216Gがオンする。
【0061】所定の蓄積時間が経過すると緑色の光電変
換を終了し、時刻TBN において電荷転送パルス213
Bにより青色の蓄積動作に移行する。電荷転送パルス2
13Bによりすべての画素の電荷は1列づつ移動するの
で、ラインYN において緑色光源の照明下で蓄積された
電荷は遮光された次のラインMNAに転送され、ラインM
NAにそれまで退避されていた赤色照明下の蓄積電荷は次
の遮光された退避用のラインMNBに転送され、またライ
ンYN の直前の遮光されたラインM(N-1)Bにあった青色
照明下で繰り返し蓄積されてきた電荷がラインYN に転
送される。電荷転送パルス213Bに同期して青色光源
161Bを発光させるための光源駆動信号216Bがオ
ンする。青色照明での蓄積を所定時間行った後、時刻T
RN+1 において第(N+1)回目の蓄積動作に移り、第
(N+1)回目の赤色の蓄積が電荷転送パルス214R
により開始される。このようにすればR,G,B各色の
光源の時系列的照明下で原稿像と同期しながら移動し蓄
積動作を繰り返してきた各信号電荷は、互いに混じり合
うことなく電荷量の増大が可能である。
換を終了し、時刻TBN において電荷転送パルス213
Bにより青色の蓄積動作に移行する。電荷転送パルス2
13Bによりすべての画素の電荷は1列づつ移動するの
で、ラインYN において緑色光源の照明下で蓄積された
電荷は遮光された次のラインMNAに転送され、ラインM
NAにそれまで退避されていた赤色照明下の蓄積電荷は次
の遮光された退避用のラインMNBに転送され、またライ
ンYN の直前の遮光されたラインM(N-1)Bにあった青色
照明下で繰り返し蓄積されてきた電荷がラインYN に転
送される。電荷転送パルス213Bに同期して青色光源
161Bを発光させるための光源駆動信号216Bがオ
ンする。青色照明での蓄積を所定時間行った後、時刻T
RN+1 において第(N+1)回目の蓄積動作に移り、第
(N+1)回目の赤色の蓄積が電荷転送パルス214R
により開始される。このようにすればR,G,B各色の
光源の時系列的照明下で原稿像と同期しながら移動し蓄
積動作を繰り返してきた各信号電荷は、互いに混じり合
うことなく電荷量の増大が可能である。
【0062】本実施例では、センサーの規模を比較的小
さくでき、またセンサーコストの大きな比率を占めるオ
ンチップフィルターを要しないというメリットがある。
またR,G,Bの3色各々の蓄積時間を独立に設定しや
すいというメリットもある。一般にLED等の半導体光
源を用いる場合、発光波長が短いほど発光能力が劣ると
いう問題がある。現在入手可能なデバイスでは赤色LE
Dと青色LEDとでは、同程度の電流を流した場合の発
光量は1〜2桁青色LEDが劣る。本実施例では各色の
蓄積時間は電荷転送パルスTRN ,TGN ,TBN のタ
イミングで自由に変わるので、たとえば青の蓄積時間を
赤の場合の任意の倍数にすることが可能である。
さくでき、またセンサーコストの大きな比率を占めるオ
ンチップフィルターを要しないというメリットがある。
またR,G,Bの3色各々の蓄積時間を独立に設定しや
すいというメリットもある。一般にLED等の半導体光
源を用いる場合、発光波長が短いほど発光能力が劣ると
いう問題がある。現在入手可能なデバイスでは赤色LE
Dと青色LEDとでは、同程度の電流を流した場合の発
光量は1〜2桁青色LEDが劣る。本実施例では各色の
蓄積時間は電荷転送パルスTRN ,TGN ,TBN のタ
イミングで自由に変わるので、たとえば青の蓄積時間を
赤の場合の任意の倍数にすることが可能である。
【0063】本実施例において、色精度を改善するため
の原稿像の移動を連続的でなくステップ毎に行うことも
もちろん可能である。この場合にはR,G,Bの3色1
セットの蓄積動作は同一の原稿位置で動かさずに行い、
1セット終了後に原稿(像)を1ステップ移動させるの
が望ましい。原稿移動時にはどの信号電荷も露光されな
いように遮光部に退避することが望ましいため、そのよ
うに動作させるには遮光部は繰り返しの基本単位構造の
中に3ライン必要である。上記の実施形態においては、
各色のサンプリング位置が完全に一致し、全く色ずれの
ないカラースキャナーが光源順次点灯の方法を用いて可
能である。
の原稿像の移動を連続的でなくステップ毎に行うことも
もちろん可能である。この場合にはR,G,Bの3色1
セットの蓄積動作は同一の原稿位置で動かさずに行い、
1セット終了後に原稿(像)を1ステップ移動させるの
が望ましい。原稿移動時にはどの信号電荷も露光されな
いように遮光部に退避することが望ましいため、そのよ
うに動作させるには遮光部は繰り返しの基本単位構造の
中に3ライン必要である。上記の実施形態においては、
各色のサンプリング位置が完全に一致し、全く色ずれの
ないカラースキャナーが光源順次点灯の方法を用いて可
能である。
【0064】なお、実施例において記述した光源色の組
合わせや光源の構成、カラーフィルタの構成、またセン
サーの方式等は本発明を限定するものではない。
合わせや光源の構成、カラーフィルタの構成、またセン
サーの方式等は本発明を限定するものではない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、光像
の移動に同期し、信号電荷を移動させながら逐次的に新
電荷を発生し加算することにより、従来技術では困難で
あった画像走査装置の高精細性と高速走査性を両立さ
せ、かつこれらの技術課題を装置のコンパクト性やロー
コスト性を維持追求しながら実現していくことができ
る。また、従来出力信号を増幅することにより発生して
いたノイズの発生を伴わずに、モノクロ及びフルカラー
で且つ高レベルの読みとり信号を出力でき、読み取りの
実効感度を向上することができる。さらに、カラー画像
を読み取る場合には、色ズレを減少させ、高画質のカラ
ー画像情報を得ることができる。
の移動に同期し、信号電荷を移動させながら逐次的に新
電荷を発生し加算することにより、従来技術では困難で
あった画像走査装置の高精細性と高速走査性を両立さ
せ、かつこれらの技術課題を装置のコンパクト性やロー
コスト性を維持追求しながら実現していくことができ
る。また、従来出力信号を増幅することにより発生して
いたノイズの発生を伴わずに、モノクロ及びフルカラー
で且つ高レベルの読みとり信号を出力でき、読み取りの
実効感度を向上することができる。さらに、カラー画像
を読み取る場合には、色ズレを減少させ、高画質のカラ
ー画像情報を得ることができる。
【図1】本発明による画像走査装置の概念的構成図であ
る。
る。
【図2】本発明による画像走査装置の図1における光電
変換センサの詳細構成図である。
変換センサの詳細構成図である。
【図3】本発明による図1の画像走査装置の走査タイミ
ングチャートと動作説明図である。
ングチャートと動作説明図である。
【図4】本発明による図1の画像走査装置の光電変換セ
ンサの出力部の概念構成図である。
ンサの出力部の概念構成図である。
【図5】本発明による図1の画像走査装置のセンサの他
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図6】本発明による図5のセンサの動作を説明するタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図7】本発明による図5のセンサの出力段の概略構成
図である。
図である。
【図8】本発明による画像走査装置の他の概念的構成図
である。
である。
【図9】本発明による図8の画像走査装置の原稿移動量
検出部材の概念図である。
検出部材の概念図である。
【図10】本発明による図8の画像走査装置の光電変換
センサの出力部の概念的構成図と該出力部のタイミング
チャートである。
センサの出力部の概念的構成図と該出力部のタイミング
チャートである。
【図11】本発明による図8の画像走査装置の他の光電
変換センサの出力部の概念的構成図である。
変換センサの出力部の概念的構成図である。
【図12】本発明による画像走査装置の他の概念的構成
図である。
図である。
【図13】本発明による図12の画像走査装置の光電変
換センサの概念的構成図である。
換センサの概念的構成図である。
【図14】本発明による画像走査装置の光学系の概念的
構成図である。
構成図である。
【図15】本発明による画像走査装置の原稿移動とセン
サとの電気的処理のブロック図である。
サとの電気的処理のブロック図である。
【図16】本発明による画像走査装置の他の概念的構成
図である。
図である。
【図17】本発明による図16の画像走査装置の光源の
概念的構成図である。
概念的構成図である。
【図18】本発明による図16の光源を含む光学系の概
念的構成図である。
念的構成図である。
【図19】本発明による図16の光源を含む他の光学系
の概念的構成図である。
の概念的構成図である。
【図20】本発明による画像走査装置の他の光電変換セ
ンサ及びその出力部の概念的構成図である。
ンサ及びその出力部の概念的構成図である。
【図21】本発明による図21の画像走査装置の動作を
説明するタイミングチャートである。
説明するタイミングチャートである。
【図22】従来の画像走査装置の主要部の斜視図とその
光電変換センサの概念的構成図である。
光電変換センサの概念的構成図である。
11 フィルム原稿 12,161,222 照明用光源 13,224 結像レンズ 14,84,121,162,225 イメージセンサ 15 ローラー 16,81 ステッピングモーター 41,71,201 シフトレジスタ 42,72 電圧変換要素 43,73,203 出力端子 82,92 検出部材 83 バー 85 回路 91,発光源 151 系制御部 152 原稿駆動制御回路 153 センサー駆動制御回路 154 メモリー 181 コンデンサレンズ 191 レンズ群 192 フィールドレンズ 202 電荷電圧変換手段 221 原稿 226 処理回路
Claims (19)
- 【請求項1】 被写体の撮像光の少なくとも一部を結像
する結像光学系と、前記結像光学系により結像された光
像を光電変換するイメージセンサと、前記光像と前記イ
メージセンサとを相対的に移動させる移動手段とを備え
た画像走査装置において、 前記イメージセンサは、隣接して配置された複数の光電
変換手段と、前記複数の光電変換手段で発生した電荷を
転送する電荷転送手段と、前記電荷転送手段により転送
された電荷を加算する電荷加算手段とから成り、 前記電荷転送手段が前記移動手段による光像移動に略同
期して電荷を転送し、前記電荷加算手段が前記電荷転送
手段の転送動作に従って異なる前記複数の光電変換手段
からの電荷を加算するように制御する制御手段を有する
ことを特徴とする画像走査装置。 - 【請求項2】 前記イメージセンサを構成する複数の光
電変換手段は、感光面上に少なくとも第1のカラーフィ
ルタを有する第1の光電変換手段と、前記第1のカラー
フィルタとは異なる色の第2のカラーフィルタを有する
第2の光電変換手段とからなることを特徴とする請求項
1に記載の画像走査装置。 - 【請求項3】 前記第1の光電変換手段と前記第2の光
電変換手段を各々複数有し、前記電荷加算手段は前記複
数の第1の光電変換手段で生じた電荷を加算し、さらに
前記複数の第2の光電変換手段で生じた電荷を加算する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像走査装置。 - 【請求項4】 前記電荷転送手段の電荷転送の方向と直
行する方向に、前記イメージセンサが遮光された転送セ
ルの列を有することを特徴とする請求項1に記載の画像
走査装置。 - 【請求項5】 前記イメージセンサに蓄積された信号電
荷が前記遮光された転送セルの列にあるときに、前記被
写体の移動が行われることを特徴とする請求項4に記載
の画像走査装置。 - 【請求項6】 前記電荷の加算と前記光電変換動作とが
前記イメージセンサの同一の領域において行われること
を特徴とする請求項1に記載の画像走査装置。 - 【請求項7】 前記移動手段による光像とイメージセン
サとの相対的な移動を検出する検出手段を有し、前記検
出手段の出力に基づいて、前記制御手段は、前記光像移
動と前記電荷転送の相対制御を行うことを特徴とする請
求項1に記載の画像走査装置。 - 【請求項8】 前記イメージセンサのセンサ面に複数の
画素に対し同一の屈折要素として機能する結像手段を配
置したことを特徴とする請求項1に記載の画像走査装
置。 - 【請求項9】 前記電荷転送手段は信号電荷の光電変換
が実質的に行われない短時間内に複数回の電荷転送を行
うことを特徴とする請求項1に記載の画像走査装置。 - 【請求項10】 被写体の撮像光の少なくとも一部を結
像する結像光学系と、前記結像光学系により結像された
光像を光電変換するイメージセンサと、前記光像と前記
イメージセンサとを相対的に移動させる移動手段とを備
えた画像走査装置において、 前記イメージセンサは、異なる色のカラーフィルタを有
する複数の光電変換手段と前記光電変換手段と交互に配
置され遮光された前記光電変換手段と同数の転送セルと
を一組として構成した複数の光電変換部と、前記光電変
換手段で発生した電荷を転送する電荷転送手段と、前記
電荷転送手段により転送された電荷を加算する電荷加算
手段とから成り、 前記電荷転送手段が前記移動手段による光像移動に略同
期して電荷を転送し、前記電荷加算手段が前記電荷転送
手段の転送動作に従って異なる前記複数の光電変換手段
からの電荷を加算するように制御する制御手段を有する
ことを特徴とする画像走査装置。 - 【請求項11】 前記移動手段による光像とイメージセ
ンサとの相対的な移動を検出する検出手段を有し、前記
検出手段の出力に基づいて、前記制御手段は、前記光像
移動と前記電荷転送の相対制御を行うことを特徴とする
請求項10に記載の画像走査装置。 - 【請求項12】 前記イメージセンサに蓄積された信号
電荷が前記遮光された転送セルの列にあるときに、前記
被写体の移動が行われることを特徴とする請求項10に
記載の画像走査装置。 - 【請求項13】 前記イメージセンサのセンサ面に複数
の画素に対し同一の屈折要素として機能する結像手段を
配置したことを特徴とする請求項10に記載の画像走査
装置。 - 【請求項14】 被写体の撮像光の少なくとも一部を結
像する結像光学系と、前記結像光学系により結像された
光像を光電変換するイメージセンサと、前記光像と前記
イメージセンサとを相対的に移動させる移動手段とを備
えた画像走査装置において、 前記イメージセンサは、前記光像を電気信号に変換する
光電変換手段と、前記光電変換手段と交互に配置され遮
光された転送セルと、前記光電変換手段で発生した電荷
を転送する電荷転送手段と、前記電荷転送手段により転
送された電荷を加算する電荷加算手段とから成り、 前記電荷転送手段が前記移動手段による光像移動に略同
期して電荷を転送し、前記電荷加算手段が前記電荷転送
手段の転送動作に従って異なる複数の前記光電変換手段
からの電荷を加算するように制御する制御手段と、前記
移動手段による光像とイメージセンサとの相対的な移動
を検出する検出手段とを有し、 前記検出手段の出力に基づき前記制御手段は光像移動と
電荷転送の相対制御を行うことを特徴とする画像走査装
置。 - 【請求項15】 前記イメージセンサに蓄積された信号
電荷が前記遮光された転送セルにあるときに、前記被写
体の移動が行われることを特徴とする請求項14に記載
の画像走査装置。 - 【請求項16】 前記イメージセンサのセンサ面に複数
の画素に対し同一の屈折要素として機能する結像手段を
配置したことを特徴とする請求項14に記載の画像走査
装置。 - 【請求項17】 被写体を照明する光源と、前記光源に
より照明された前記被写体の撮像光の少なくとも一部を
結像する結像光学系と、前記結像光学系により結像され
た光像を光電変換するイメージセンサと、前記光像と前
記イメージセンサとを相対的に移動させる移動手段とを
備えた画像走査装置において、 前記光源はN色の異なる色を順次発光し、前記イメージ
センサは、1列の光電変換手段と前記光電変換手段と隣
接して配置されたN−1列の遮光された転送セルとを一
組として構成した複数の光電変換部と前記光電変換手段
で発生した電荷を転送する電荷転送手段と前記電荷転送
手段により転送された電荷を加算する電荷加算手段とか
ら成り、 前記電荷転送手段が前記移動手段による光像移動に略同
期して電荷を転送し、前記電荷加算手段が前記電荷転送
手段の転送動作に従って異なる前記複数の光電変換手段
からの電荷を加算するように制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする画像走査装置。 - 【請求項18】 前記移動手段による光像とイメージセ
ンサとの相対的な移動を検出する検出手段を有し、前記
検出手段の出力に基づいて前記制御手段は前記光像移動
と前記電荷転送の相対制御を行うことを特徴とする請求
項17に記載の画像走査装置。 - 【請求項19】 前記イメージセンサのセンサ面に複数
の画素に対し同一の屈折要素として機能する結像手段を
配置したことを特徴とする請求項17に記載の画像走査
装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7187193A JPH0937040A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 画像走査装置 |
| US08/684,963 US5750985A (en) | 1995-07-24 | 1996-07-19 | High speed and high precisioin image scanning apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7187193A JPH0937040A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 画像走査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0937040A true JPH0937040A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16201736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7187193A Pending JPH0937040A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 画像走査装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5750985A (ja) |
| JP (1) | JPH0937040A (ja) |
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1996
- 1996-07-19 US US08/684,963 patent/US5750985A/en not_active Expired - Lifetime
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