JPH0937178A - 受信レベル表示装置 - Google Patents

受信レベル表示装置

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JPH0937178A
JPH0937178A JP7182439A JP18243995A JPH0937178A JP H0937178 A JPH0937178 A JP H0937178A JP 7182439 A JP7182439 A JP 7182439A JP 18243995 A JP18243995 A JP 18243995A JP H0937178 A JPH0937178 A JP H0937178A
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JP
Japan
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signal
reception level
display
input signal
noise
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Application number
JP7182439A
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English (en)
Inventor
Akihiro Mochida
明宏 持田
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力信号レベルにかかわらず、正確にそのC
/N値に応じた受信レベル表示を行うことができるよう
にする。 【解決手段】 AGC回路14で得られるAGC電圧、
FM復調部16で得られるAFC電圧、BPF18及び
検波回路19で得られるノイズ検波電圧、映像信号検出
部20,21で得られる映像信号検出結果、音声信号検
出部22,23で得られる音声信号検出結果を表示制御
部24に入力する。そして、この表示制御部24にて、
AGC電圧を基に受信機の入力信号レベルを検出し、ノ
イズ検波電圧に入力信号レベルに応じた補正をかけて、
この補正をかけたノイズ検波電圧を基に入力信号のC/
Nを求め、表示部25にその入力信号C/Nに応じた受
信レベル表示を行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛星放送受信機等に
用いられる受信レベル表示装置に係り、特に受信機に入
力される主搬送波信号の電力とその主搬送波信号が占有
する周波数帯域内に含まれる雑音電力との比(以下C/
Nという)を求めて、受信機に入力される信号のC/N
に正確に対応した表示を行えるようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、衛星を用いたテレビジョン放
送に於いては信号を周波数変調して伝送するが、周波数
変調された信号のC/Nとその信号を復調した後の信号
とノイズの電圧振幅比(以下S/Nという)には(1)
式の関係がある。
【0003】
【数1】 尚、(1)式において、IFMとIEMP はそれぞれFM改
善度及びエンファシス改善度である。
【0004】(1)式より、C/NとS/Nは比例関係
にあることがわかり、C/N、S/Nを共に対数軸でプ
ロットすれば、その軌跡は傾き1の直線となる。しか
し、C/Nが悪化してくると、いわゆるスレッショルド
現象によってメダカ状ノイズが急激に増大し、復調信号
のS/Nは傾き1の直線から大きく外れてくる。
【0005】このポイントはノイズの振幅とFM信号の
振幅が同一になる入力信号条件であり、その時のC/N
は約9dBとなる。図6に入力信号C/Nと復調信号S
/Nの関係を示す。
【0006】以上の内容から、高S/Nの映像信号を受
信するためには、受信機に入力される信号のC/Nを高
くとる必要があることがわかるが、入力信号のC/Nは
(2)式で決定される。
【0007】
【数2】
【0008】EIRP:衛星の等価等方放射電力 Lf :自由空間伝搬損失 Gr :アンテナ利得 β :アンテナポインティング損失 R :降雨減衰 Gc :コンバータ利得 Lk :ケーブルによる減衰 k :ボルツマン定数 T :受信機系の総合雑音温度 B :受信帯域幅 尚、降雨減衰R以外のパラメータは受信系固有の定数で
ある。但しアンテナポインティング損失βはアンテナの
設置精度に左右され、電波の到来方向にアンテナ指向特
性の最良角度を合わせることにより0にすることができ
る。
【0009】衛星放送を受信するためのアンテナは、一
般的に半値角が約2度の指向性が非常に鋭いパラボラま
たはオフセットタイプが使用されるため、アンテナを精
度良く設置するためには、アンテナ出力信号のC/Nを
確認しながらのアンテナ微調整が必要となる。
【0010】また、降雨減衰Rは気象条件等により変動
し、受信信号のC/Nを大きく変動させるパラメータで
ある。例えば、晴天時には16dB程度のC/N(この
時約40dBの映像信号S/N(無評価)が得られる)
から、雷雨時には画像が全く受信不能となる0dBのC
/Nまで変動する。よって、放送受信時に随時C/Nを
確認できれば、受信状態を把握する有効な手段となる。
【0011】そこで、従来では図7に示すように構成さ
れる受信レベル表示装置を用いている。図7において、
アンテナ(図示せず)から同軸ケーブルで伝送される1
GHz帯の第1中間周波信号は、受信機の入力端子1に
接続され、選局回路2により特定のチャンネル信号のみ
が抽出され、400MHz帯の第2中間周波信号に変換
される。この第2中間周波信号はFM復調回路3により
復調され、増幅回路4を介してバンドパスフィルタ5、
映像信号処理回路8及びQPSK復調部10に供給され
る。
【0012】バンドパスフィルタ5は、約12MHzの
帯域を持つFM復調信号の中の、4.5MHz以下の映
像信号帯域、及び5.73±0.5MHzの音声信号帯
域を除いた他の周波数帯のノイズ成分を取り出して検波
回路6に出力する。検波回路6は、バンドパスフィルタ
5により取り出されたノイズ成分を検波して、ノイズの
振幅に応じて変動する直流電圧(以降ノイズ検波電圧と
いう)を発生する。このノイズ検波電圧は表示制御部7
に供給される。
【0013】一方、映像信号処理回路8は、FM復調信
号から4.5MHz以下の映像信号を取り出し、ディエ
ンファシス、ディスパーサル除去等の処理をして、テレ
ビ受像機に接続可能な映像信号を発生させる。ここで得
られる映像信号の振幅は、増幅回路4の増幅度を変化さ
せることによって1V(p−p)に調整されるため、ノ
イズ検波電圧はFM復調信号のS/Nに比例した値とな
り、受信機入力信号のC/Nとノイズ検波電圧との関係
も図6の関係で表せる。
【0014】映像信号処理回路8で得られた映像信号は
同期検出回路9に供給される。この同期検出回路9は入
力した映像信号から同期信号を検出する。この同期信号
は表示制御部7に供給される。
【0015】一方、QPSK復調部10はFM復調信号
からPCM変調による音声信号を復調する。このPCM
変調音声信号はPCMデコード部11により復号されて
表示制御部7に供給される。
【0016】ここで、表示制御部7には予め入力信号C
/Nとノイズ検波電圧の関係を記憶させておき、入力信
号C/Nが9dB以上の任意の1ポイントで入力信号C
/Nとノイズ検波電圧の相関を取ることにより、それ以
降、ノイズ検波電圧を基に入力信号C/Nを求めること
ができる。
【0017】表示制御部7は、求めた入力信号C/Nに
応じて表示部12に受信レベルの表示を行う。表示方法
としては、受信機の前面パネル等への表示、または受信
機から出力される映像信号に表示内容を重畳してテレビ
受信機の画面上に表示するオンスクリーン表示等があ
る。また、表示内容に関してはノイズの大きさに応じた
数値表示、また棒グラフ形式のグラフィック表示が一般
的である。
【0018】受信機入力信号のC/Nを決定するノイズ
電力は、アンテナが受信する大気中の雑音及びアンテナ
内部で発生する熱雑音で決定されるため、受信機に信号
が入力されていない時(入力端子にアンテナが接続され
ていない場合も含む)には、FM復調回路3に入力され
るノイズは受信機の内部で発生した雑音のみとなり、復
調信号のノイズのレベルは非常に小さくなる。
【0019】このときに得られるノイズ検波電圧はC/
Nが良い時と同様の値となってしまい、このまま受信レ
ベル表示を行ったのでは、画像品位を確認するという本
来の受信レベル表示の目的に反した表示になってしま
う。
【0020】この問題を解決するため、表示制御部7
は、映像信号及び音声信号有無の検出結果を基に、いず
れの信号も無い時は受信レベル表示が最小値になるよう
に制御する。映像信号の検出は同期検出回路9で行わ
れ、音声信号の検出はPCMデコード部11で行われ
る。
【0021】すなわち、衛星放送の音声伝送方式は、パ
ルス符号変調(PCM)されたディジタル信号とその他
の付加データを多重し、5.727272MHz副搬送
波で4相位相変調(QPSK)とするPCM副搬送波方
式が多く用いられる。
【0022】QPSK復調回路10の出力でのビットス
トリームは、図8(a)に示すように2,048ビット
1msのフレームで構成される。また1フレームは、図
8(b)に示すようにフレーム同期データ、制御符号、
レンジビット、音声データ、独立データ、誤り訂正符号
からなる。このうち、フレーム同期データは図8(c)
に示すような16ビットの固定パターンである。
【0023】PCMデコード部11は、入力信号のビッ
トストリームの中からフレーム同期データを検出するこ
とにより(この動作を以降「フレーム同期を取る」とい
う)、そのデータに続く制御符号、レンジビットを用い
て音声データをサンプリング周波数48kHz(Bモー
ド)または32kHz(Aモード)のPCMデータにデ
コードする。このPCMデコード部11は、フレーム同
期が取れているか否かの識別信号を出力しており、この
信号を検出することにより音声信号の有無がわかる。
【0024】しかしながら、上記のような構成の従来の
受信レベル表示装置では、映像信号が同期信号を含まな
い信号であり、かつ音声信号が上記に説明した方式とは
異なった伝送方式を用いている信号を受信する場合には
(例えばMUSE信号など)、映像・音声共に信号無し
という検出結果になり、表示制御部が入力信号のC/N
に関係なく表示値を最小値にしてしまい、正常な受信レ
ベル表示を行えないという問題がある。
【0025】また、電波技術協会による衛星放送受信技
術調査会報告書によれば、受信機の入力信号レベルは−
28dB(mW)〜−61dB(mW)と決められてお
り、この範囲の入力信号レベルであれば、その変動が映
像及び音声信号の品位に影響を及ぼさないように受信機
を設計するのが一般的である。
【0026】しかしながら、入力信号レベルが上記範囲
以下に下がった時には、復調信号S/Nは入力信号レベ
ルの低下に伴なって悪化していく。図9に入力信号のC
/Nを一定とした時の、入力信号レベルと復調信号S/
Nの関係を示す。つまり、この入力信号レベルの領域で
は、図7の受信レベル表示装置から得られる表示値は入
力信号C/Nと大きくずれた値となってしまうという問
題もあった。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の受信レベル表示装置では、映像信号に同期信号が含ま
れず、かつ音声信号が規定外の伝送方式の信号を受信す
る場合に、正常な受信レベル表示を行えないという問題
があった。また、入力信号レベルが規定範囲以下に下が
った時には、復調信号S/Nが入力信号レベルの低下に
伴なって悪化し、入力信号C/Nと大きくずれた値を表
示してしまうという問題があった。
【0028】本発明の課題は、上記の問題を解決し、入
力信号レベルが低い場合でも正確にそのC/N値に応じ
た受信レベル表示を行うことができ、かつ受信機に信号
が入力されていない状況に於いても適正な受信レベル表
示を行うことができ、特に衛星放送受信アンテナ設置時
の方向調整及び画像品位の確認手段として有効な、受信
レベル表示装置を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の受信レベル表示装置は、 FM変調された中間周波
のテレビジョン信号のレベルを一定レベルに調整すると
共に、その調整に要した利得制御情報を出力する自動利
得制御部と、 この自動利得制御回路から出力される中
間周波信号をFM復調してテレビジョン信号を再生する
FM復調部と、このFM復調部から出力されるテレビジ
ョン信号から映像及び音声信号を除去し、ノイズ成分の
みを取り出し検波してノイズレベルに比例したノイズ検
波情報を得るノイズ検波手段と、前記利得制御情報を基
に受信信号レベルを求め、この受信信号レベルに応じて
前記ノイズ検波情報を補正して受信レベル表示情報を生
成する表示制御部と、この表示制御部で得られた受信レ
ベル表示情報を表示する表示部とを具備して構成され
る。
【0030】特に、前記表示制御部は、さらに、前記F
M復調部の復調に要した周波数制御情報から入力信号の
有無を識別し、その識別結果に応じて前記受信レベル表
示情報を修正するようにしたことを特徴とする。
【0031】また、さらに、前記FM復調部で得られた
テレビジョン信号から映像信号成分の有無を検出する映
像信号検出部を備え、前記表示制御部は、前記映像信号
検出部の検出結果に応じて、前記受信レベル表示情報を
修正するようにしたことを特徴とする。
【0032】あるいは、さらに、前記FM復調部で得ら
れたテレビジョン信号から音声信号成分の有無を検出す
る音声信号検出部を備え、前記表示制御部は、前記音声
信号検出部の検出結果に応じて、前記受信レベル表示情
報を修正するようにしたことを特徴とする。
【0033】また、前記表示制御部は、予め既知の受信
レベルとノイズ検波情報との間の関係式を近似的に求め
て記憶しておき、この関係式を用いて前記ノイズ検波情
報から受信レベル表示情報を得るようにしたことを特徴
とする。
【0034】すなわち、上記構成による受信レベル表示
装置では、自動利得制御部で得られる利得制御情報か
ら、非常に広範囲の受信機の入力信号レベルが検出でき
ることを利用し、表示制御部にて、ノイズ検波手段で得
られるノイズ検波情報を利得制御情報を補正すること
で、入力信号の正確なC/Nを求めることができ、これ
により表示部に適正な受信レベルを表示することができ
る。
【0035】また、FM復調部で得られる周波数制御情
報、映像信号/音声信号検出部で得られる映像/音声検
出情報から受信信号が入力されていない状態を検出で
き、その時の受信レベル表示を適正に制御できる。
【0036】また、表示制御部において、予め既知の受
信レベルとノイズ検波情報との間の関係式を近似的に求
めて記憶しておき、この関係式を用いて前記ノイズ検波
情報から受信レベル表示情報を得ることで、より正確に
入力信号C/Nに対応した受信レベル表示を行うことが
できる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を参照して本
発明に係る実施の形態を詳細に説明する。図1は衛星放
送受信機に用いられる本発明に係る受信レベル表示装置
の一実施形態の構成を示すものである。図1において、
13はアンテナからの同軸ケーブルを接続する受信機の
第1中間周波入力端子であり、この入力端子13から入
力される第1中間周波信号は選局回路14に供給され
る。
【0038】この選局回路14は、第1中間周波信号に
含まれる複数のチャンネル信号から希望チャンネル信号
のみを第2中間周波信号に変換するもので、この第2の
中間周波信号はAGC(自動利得制御)回路15に供給
される。
【0039】このAGC回路15は、選局された第2中
間周波信号を後段のFM復調部16に内蔵されるリミッ
タの動作領域まで増幅すると共に、増幅度を制御する信
号(AGC電圧)を出力するもので、増幅された第2中
間周波信号はFM復調部16に供給され、AGC電圧は
表示制御部24に供給される。
【0040】上記バンドパスフィルタ18は、増幅され
たFM復調信号の中から映像及び音声信号を含まないノ
イズ成分のみを取り出すもので、その出力は検波回路1
9に供給される。この検波回路19はバンドパスフィル
タ18で取り出されたノイズを検波してそのレベルに応
じた直流電圧(ノイズ検波電圧)を出力するもので、こ
のノイズ検波電圧は表示制御部24に供給される。
【0041】上記映像信号処理回路20は、増幅された
FM復調信号の中から映像信号のみを取り出すもので、
この映像信号は同期検出回路21に供給される。この同
期検出回路21は、映像信号から同期信号を検出して映
像信号の有無を判別するもので、その判別結果は表示制
御部24に供給される。
【0042】上記QPSK復調部22は、増幅されたF
M復調信号の中からQPSK信号を取り出しビットスト
リームを復調するもので、この復調信号はPCMデコー
ド部23に供給される。このPCMデコード部23は、
QPSK復調部22から出力されるビットストリームの
中から、16ビットのフレーム同期パターンを検出しP
CM音声信号の有無を検出するもので、そのその検出結
果は表示制御部24に供給される。
【0043】上記表示制御部24は、AGC回路15か
ら出力されるAGC電圧、検波回路19から出力される
ノイズ検波電圧、同期検出回路21から出力される映像
信号検出結果、及びPCMデコード部23から出力され
る音声信号検出結果を入力して、それらの値から受信機
入力信号のC/Nを演算して求め、その結果を表示部2
5に表示制御するものである。
【0044】上記構成において、まずAGC回路15か
ら出力されるAGC電圧について説明する。受信機に入
力される信号のレベルは、アンテナの増幅度及びアンテ
ナと受信機を接続する同軸ケーブルの長さによって変わ
るが、前述のように一般的な衛星受信システムに於いて
は−28dB(mW)〜−61dB(mW)とされてい
る。
【0045】一方、FM信号を復調する場合、中間周波
信号のAMノイズが復調信号のノイズとなることを防ぐ
ため、FM復調部16には復調信号を一定レベルに制限
するリミッタが内蔵される。AGC回路15は入力信号
レベルが変動しても、その出力信号レベルが常にリミッ
タの動作領域に入るように、一定レベルまで信号を増幅
する動作をする。
【0046】図2にAGC回路15の入出力特性を示
す。−28dB(mW)〜−61dB(mW)の入力信
号レベル規定に対して、出力レベルが一定に保たれるA
GC動作領域は−80dB(mW)〜−28dB(m
W)に範囲に設定され、低入力信号レベル時のマージン
を取るのが一般的な設計である。よってAGC電圧か
ら、非常に広範囲の受信機の入力信号レベルが検出でき
る。
【0047】また、AGC電圧から入力信号レベルが約
−80dB(mW)以下であるかどうかの検出も可能で
あり、この範囲に於けるFM復調された後の映像信号及
び音声信号は、共にノイズに埋もれてその内容を識別で
きない状態であり、一括して入力信号が無い状態と判断
して支障はない。
【0048】表示制御部24は、AGC電圧から受信機
入力信号レベルを求め、そのレベルが約−61dB(m
W)以下である場合には、ノイズ検波電圧に補正をかけ
て、補正のかけられたノイズ検波電圧をもとに入力信号
C/Nを求める。これにより正確な受信レベル表示がで
きる。
【0049】また、映像信号検出結果及び音声信号検出
結果を基に、受信機に信号が入力されていない状態を検
出できるので、その時の受信レベル表示を適正に制御す
ることができる。
【0050】また、受信機固有のノイズ検波電圧と入力
信号C/Nを関係式を個々の受信機に記憶させて、この
関係式を用いてノイズ検波電圧から入力信号C/Nを求
めることにより、より正確に入力信号C/Nに対応した
受信レベル表示を行うことができる。
【0051】以上述べた受信レベル表示装置において、
第1の運用例を説明する。受信機に入力された信号か
ら、1チャンネルを選局しFM復調した後、ノイズ検波
電圧、映像信号の同期検出結果、及びPCMデコード部
のフレーム同期検出結果を得るまでは、従来の衛星放送
受信機と同一の動作である。
【0052】さて、前述のように、入力信号C/Nを一
定としたときの、FM復調部16の出力信号S/Nと受
信機入力信号レベルの関係は図9に示した通りである。
つまり、入力信号レベルが−61dB(mW)以上の時
は、受信機に入力されるノイズの電力が、選局回路14
及びAGC回路15で発生する熱雑音よりも十分大きい
ため、FM復調部16の入力での信号のC/Nは入力信
号レベルの変動に影響されず一定となり、復調信号のS
/Nも一定である。
【0053】しかしながら、入力信号レベルが−61d
B(mW)以下の領域では、選局回路14及びAGC回
路15が発生する熱雑音が、受信機に入力される第1中
間周波信号に含まれるノイズ電力に比較して無視できな
くなる。このため、受信機入力信号レベルの低下がその
ままFM復調部16の入力信号のC/Nの低下となり、
結果として復調信号のS/Nの低下を引き起こす。
【0054】この時の復調信号S/Nの悪化度は、入力
信号レベル及び復調信号S/N共に対数軸で表した場
合、ほぼ傾き1の直線で表せる。また、復調信号S/N
と検波回路19から出力されるノイズ検波電圧は、復調
信号S/Nの全領域に於いて比例関係にある。
【0055】以上の性質を基に、表示制御部24は図4
に示すフローチャートに基づいて動作する。表示制御部
24の内部には不揮発性メモリが内蔵されており、AG
C電圧(VAGC )から受信機入力信号レベル(LI )を
求める関数f(LI =f(VAGC ))、受信機入力信号
レベルが−61dB(mW)以下の入力信号レベル(L
I )の変化に対するノイズ検波電圧(VN )の変化の割
合(A)、及びノイズ検波電圧(VI )から受信機入力
信号C/N(CN)を求める関数g(CN=g(VN
))が予め記憶されている。
【0056】ここで、関数gについては、図2に示した
スレッショルド現象による復調信号S/Nの悪化が考慮
されており、入力信号C/N(CN)が9dBより大き
い場合と、9dB以下の場合では関数の傾きが変えられ
ている。
【0057】まず始めに、表示制御部24はAGC回路
15から出力されるAGC電圧(VAGC )を読み(ステ
ップS1)、関係式:LI =f(VAGC )から入力信号
レベル(LI )を求める(ステップS2)。
【0058】次に、検波回路19から出力されるノイズ
検波電圧(VN )を読み(ステップS3)、先ほど求め
た入力信号レベル(LI )が−61dB(mW)以下か
否かを判断する(ステップS4)。ここで、入力信号レ
ベル(LI )が−61dB(mW)より大きい場合には
(NO)、関係式:CN=g(VN )を用いて入力信号
C/N(CN)を求める(ステップS5)。
【0059】ステップS4の処理において、入力信号レ
ベル(LI )が−61dB(mW)以下の場合には(Y
ES)、さらに−80dB(mW)以下か否かを判断す
る(ステップS6)。ここで、入力信号レベル(LI )
が−80dB(mW)以下の場合には(YES)、入力
信号C/N(CN)を0とする(ステップS7)。ま
た、入力信号レベル(LI )が−80dB(mW)より
大きい場合には(NO)、定数Aを用いてノイズ検波電
圧(VN )に補正をかけ、補正後のノイズ検波電圧(V
N ′)を求める。但し、補正を行う時の関係式は、VN
′=VN +A(−61−LI )を用いる(ステップS
8)。その後、補正後のノイズ検波電圧(VN ′)か
ら、関係式:CN=g(VN ′)を用いて受信機入力信
号C/Nを求める(ステップS9)。
【0060】最終的に、ステップS5、S7、S9でそ
れぞれ求められた値CNから表示データを発生させ(ス
テップS10)、表示部25を制御して入力信号C/N
に応じた受信レベル表示を行う(ステップS11)。
【0061】上記の運用例に於いては、入力信号レベル
が低い時でも正確に入力信号C/Nを検出でき、また受
信機入力での無信号状態を正確に判別できるため、常に
適正な受信レベル表示を行える。
【0062】次に、第2の運用例について説明する。第
1の運用例に於いては、ノイズ検波電圧と入力信号C/
Nの関係を、全ての受信機に同一の関数gを用いて表し
ていたが、第2の運用例では、受信機固有の関数g′を
用いる。
【0063】そもそもノイズ検波電圧と入力信号C/N
の関係を特定の関数を用いて表せる根拠は、前述のよう
に入力信号C/Nと復調信号S/Nは図6に示した関係
があり、さらに復調信号S/Nとノイズ検波電圧は比例
関係にあるからである。しかし、入力信号C/Nと復調
信号S/Nとの関係及び復調信号S/Nとノイズ検波電
圧との関係には、受信機固有の特性ばらつきに伴なう微
小なずれがある。この運用例の目的はこのずれを吸収す
ることにある。
【0064】本実施形態に基づく表示制御部24の動作
を図5のフローチャートに示す。尚、ここでは、受信機
の製造工程に於いて、C/Nが予め分かっていてかつそ
れぞれのC/N値が異なった4種類の信号を用意する。
但し、その内2種類の信号のC/Nは、9dBより大き
いC/N(CN1 、CN2 )であり、他の2種類の信号
のC/Nは9dBより小さいC/N(CN3 、CN4 )
とする。
【0065】まず、C/NがCN1 、CN2 の信号を受
信機に入力し、そのときのノイズ検波電圧(VN1、VN
2)を読む(ステップS21、S22)。以上の結果か
ら、C/Nが9dBより大きい時のノイズ検波電圧(V
NU)から入力信号C/N(CNU )求める直線の関数
g′U (CNU =g′U (VNU))を求めて不揮発性メ
モリに記憶する(ステップS23)。
【0066】次に、C/NがCN3 、CN4 の信号を受
信機に入力し、そのときのノイズ検波電圧(VN3、VN
4)を読む(ステップS24、S25)。以上の結果か
ら、C/Nが9dB以下の時のノイズ検波電圧(VNL)
から入力信号C/N(CNL )求める直線の関数g′L
(CNL =gL ′(VNL))を求めて不揮発性メモリに
記憶する(ステップS26)。
【0067】さらに、直線CNU =g′U (VNU)と直
線CNL =g′L (VNL)の交点を求めて、その点での
ノイズ検波電圧(VNTH )をスレッショルドポイントで
のノイズ検波電圧として記憶する(ステップS27)。
【0068】ここまでの工程は受信機の製造工程で行わ
れ、以降はアンテナ設置時、及び画質確認時等の受信機
の一般使用状態での表示制御部24の動作である。ま
ず、ノイズ検波電圧(VN )を読み(ステップS2
8)、記憶されている前記VNTH との比較を行う(ステ
ップS29)。ノイズ検波電圧(VN )がVNTHより大
きい場合(YES)、前記関数g′U を用いてノイズ検
波電圧(VN )から入力信号C/N(CN)を求め(ス
テップS30)、ノイズ検波電圧(VN )がVNTH 以下
の場合(NO)、前記関数g′L を用いてノイズ検波電
圧(VN )から入力信号C/N(CN)を求める(ステ
ップS31)。最後に、入力信号C/N(CN)に応じ
た表示データを発生させ(ステップS32)、表示部2
5を制御して表示を行う(ステップS33)。
【0069】ここで、製造工程で受信機に記憶された関
数g′U 及びg′L は、受信機それぞれの特性ばらつき
を含んだ、ノイズ検波電圧と入力信号C/Nを関係を表
している。よって、この関数を用いてノイズ検波電圧か
ら入力信号S/Nを求めることにより、入力信号レベル
が−61dB(mW)より高い時には、第1の運用例と
比較して、より精度の高い入力信号C/N表示が行え
る。
【0070】但し、入力信号レベルが−61dB(m
W)以下の時には、入力信号レベルの低下によるノイズ
検波電圧への影響が補正できないため、表示値と入力信
号C/Nにずれが生じてしまう。この問題の対策とし
て、第1の運用例と第2の運用例を組み合わせて用いる
ことも有効である。
【0071】このように、FM復調信号のノイズを検波
して得られる電圧を、第2中間周波段AGC回路の制御
電圧、及びFM復調信号を映像信号検出結果、及び音声
信号検出結果を用いて補正をかけ、また受信機の製造工
程に於いて記憶させた各受信機固有の入力信号C/Nと
ノイズ検波電圧との関係式を用いて、ノイズ検波電圧か
ら入力信号C/Nを求めてその値を表示することによ
り、入力信号C/Nを正確に把握でき、そのC/Nに応
じた受信レベル表示を行うことによりアンテナ設置時及
び画質確認時に非常に有効な機能となる。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、入力
信号レベルが低い場合でも正確にそのC/N値に応じた
受信レベル表示を行うことができ、かつ受信機に信号が
入力されていない状況に於いても適正な受信レベル表示
を行うことができ、特に衛星放送受信アンテナ設置時の
方向調整及び画像品位の確認手段として有効な、受信レ
ベル表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る受信レベル表示装置の一実施形
態における構成を示すブロック図。
【図2】 同実施形態における第2中間周波段のAGC
回路の入出力特性を示す図。
【図3】 同実施形態におけるFM復調部の入出力特性
を示す図。
【図4】 同実施形態の第1の運用例における表示制御
部の動作を示すフローチャート。
【図5】 同実施形態の第2の運用例における表示制御
部の動作を示すフローチャート。
【図6】 衛星放送受信機の入力信号C/Nと復調信号
S/Nの関係を示す図。
【図7】 衛星放送受信機に用いられる従来の受信レベ
ル表示装置の構成を示すブロック図。
【図8】 衛星放送受信信号におけるQPSK復調信号
のビットストリームの構成を示す図。
【図9】 衛星放送受信信号のC/Nを一定とした時の
入力信号レベルと復調信号S/Nの関係を示す図。
【符号の説明】
1…受信機入力端子 2…選局回路 3…FM復調部 4…増幅回路 5…バンドパスフィルタ(BPF) 6…検波回路 7…表示制御部 8…映像信号処理回路 9…同期検出回路 10…QPSK復調部 11…PCMデコード部 12…表示部 13…受信機入力端子 14…選局回路 15…第2中間周波段AGC回路 16…FM復調部 17…増幅回路 18…バンドパスフィルタ(BPF) 19…検波回路 20…映像信号処理回路 21…同期検出回路 22…QPSK復調部 23…PCMデコード部 24…表示制御部 25…表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FM変調された中間周波のテレビジョン信
    号のレベルを一定レベルに調整すると共に、その調整に
    要した利得制御情報を出力する自動利得制御部と、 この自動利得制御回路から出力される中間周波信号をF
    M復調してテレビジョン信号を再生するFM復調部と、 このFM復調部から出力されるテレビジョン信号から映
    像及び音声信号を除去し、ノイズ成分のみを取り出し検
    波してノイズレベルに比例したノイズ検波情報を得るノ
    イズ検波手段と、 前記利得制御情報を基に受信信号レベルを求め、この受
    信信号レベルに応じて前記ノイズ検波情報を補正して受
    信レベル表示情報を生成する表示制御部と、 この表示制御部で得られた受信レベル表示情報を表示す
    る表示部とを具備することを特徴とする受信レベル表示
    装置。
  2. 【請求項2】前記表示制御部は、さらに、前記FM復調
    部の復調に要した周波数制御情報から入力信号の有無を
    識別し、その識別結果に応じて前記受信レベル表示情報
    を修正するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    受信レベル表示装置。
  3. 【請求項3】さらに、前記FM復調部で得られたテレビ
    ジョン信号から映像信号成分の有無を検出する映像信号
    検出部を備え、 前記表示制御部は、前記映像信号検出部の検出結果に応
    じて、前記受信レベル表示情報を修正するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の受信レベル表示装置。
  4. 【請求項4】さらに、前記FM復調部で得られたテレビ
    ジョン信号から音声信号成分の有無を検出する音声信号
    検出部を備え、 前記表示制御部は、前記音声信号検出部の検出結果に応
    じて、前記受信レベル表示情報を修正するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の受信レベル表示装置。
  5. 【請求項5】前記表示制御部は、予め既知の受信レベル
    とノイズ検波情報との間の関係式を近似的に求めて記憶
    しておき、この関係式を用いて前記ノイズ検波情報から
    受信レベル表示情報を得るようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の受信レベル表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5966186A (en) * 1996-07-12 1999-10-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital broadcast receiving device capable of indicating a receiving signal strength or quality
JP2010239540A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Maspro Denkoh Corp レベルチェッカ

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US5966186A (en) * 1996-07-12 1999-10-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital broadcast receiving device capable of indicating a receiving signal strength or quality
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