JPH0937269A - 画像圧縮装置 - Google Patents
画像圧縮装置Info
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- JPH0937269A JPH0937269A JP18884095A JP18884095A JPH0937269A JP H0937269 A JPH0937269 A JP H0937269A JP 18884095 A JP18884095 A JP 18884095A JP 18884095 A JP18884095 A JP 18884095A JP H0937269 A JPH0937269 A JP H0937269A
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- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像のデジタル放送及びストレージメディア
記録等に有用な動き補償を利用した画像圧縮に適した画
像圧縮装置を提供する。 【構成】 動きベクトル(MV)の探索範囲を変更可能
なMV検出手段3,4と、MV探索手段4より出力され
るMVベクトルの分布を求めるMV分布検出手段5と、
該MV分布検出手段5から求めたMV分布から最適な探
索領域を算出し算出した探索領域信号を該MV検出手段
3,4に供給するMV探索領域制御手段6と、こうして
最適な領域範囲で求めた該MV探索手段4から出力され
るMVデータにより動き補償を利用した画像の符号化を
行う画像符号化手段1とを有する画像圧縮装置。
記録等に有用な動き補償を利用した画像圧縮に適した画
像圧縮装置を提供する。 【構成】 動きベクトル(MV)の探索範囲を変更可能
なMV検出手段3,4と、MV探索手段4より出力され
るMVベクトルの分布を求めるMV分布検出手段5と、
該MV分布検出手段5から求めたMV分布から最適な探
索領域を算出し算出した探索領域信号を該MV検出手段
3,4に供給するMV探索領域制御手段6と、こうして
最適な領域範囲で求めた該MV探索手段4から出力され
るMVデータにより動き補償を利用した画像の符号化を
行う画像符号化手段1とを有する画像圧縮装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TV電話や画像のデジ
タル放送ならびにデータストレージメディア記録等にお
けるデータ量の削減に有効な動き補償を利用した動画像
圧縮に適した画像圧縮装置に関する。
タル放送ならびにデータストレージメディア記録等にお
けるデータ量の削減に有効な動き補償を利用した動画像
圧縮に適した画像圧縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の急速な進歩、特に、
IC(Integrated Circuit)の製造プロセスの微細化に
より、集積可能な回路規模が増加すると共にまた回路の
高速化が実現された。これにより、以前では考えられな
かったディジタル画像処理をICにおいて行うことが可
能になった。また、ディジタル画像処理が可能となるに
つれ、以前は音声にのみを伝送していた電話において動
画も同時に伝送するTV電話や従来のアナログに比べよ
り高画質な画像の放送を実現するディジタルTV放送な
らびにデータストレージメディアに画像を記録すること
等が検討された。しかし、電送路のデータ転送容量およ
びデータストレージメディアの記憶容量に限りがあるこ
とから、より少ないデータ転送速度または記憶容量で上
記のことを実現するため画像圧縮技術が検討され、分散
コサイン変換:DCT(Discrete Cosine Transform)
等の優れた画像圧縮アルゴリズムが開発された。更に、
これに、動画像の時間軸方向の相関性を使った動き補
償:MC(Motion Compensation)を組み合わせたハイ
ブリッド符号化のMC−DCTハイブリッド符号化アル
ゴリズムが開発された。このMC−DCTハイブリッド
符号化として、TV電話を目的としたH.261、動画
像の放送およびデータストレージメディアへの記録を目
的としたMPEG(Motion Picture Experts Group)等
の規格が規格化され、現在実用化されてる。これらMC
−DCTハイブリッド符号化は、従来技術として、例え
ば「最新MPEG教科書」第1頁〜第22頁(アスキー
出版)等が知られている。
IC(Integrated Circuit)の製造プロセスの微細化に
より、集積可能な回路規模が増加すると共にまた回路の
高速化が実現された。これにより、以前では考えられな
かったディジタル画像処理をICにおいて行うことが可
能になった。また、ディジタル画像処理が可能となるに
つれ、以前は音声にのみを伝送していた電話において動
画も同時に伝送するTV電話や従来のアナログに比べよ
り高画質な画像の放送を実現するディジタルTV放送な
らびにデータストレージメディアに画像を記録すること
等が検討された。しかし、電送路のデータ転送容量およ
びデータストレージメディアの記憶容量に限りがあるこ
とから、より少ないデータ転送速度または記憶容量で上
記のことを実現するため画像圧縮技術が検討され、分散
コサイン変換:DCT(Discrete Cosine Transform)
等の優れた画像圧縮アルゴリズムが開発された。更に、
これに、動画像の時間軸方向の相関性を使った動き補
償:MC(Motion Compensation)を組み合わせたハイ
ブリッド符号化のMC−DCTハイブリッド符号化アル
ゴリズムが開発された。このMC−DCTハイブリッド
符号化として、TV電話を目的としたH.261、動画
像の放送およびデータストレージメディアへの記録を目
的としたMPEG(Motion Picture Experts Group)等
の規格が規格化され、現在実用化されてる。これらMC
−DCTハイブリッド符号化は、従来技術として、例え
ば「最新MPEG教科書」第1頁〜第22頁(アスキー
出版)等が知られている。
【0003】このような動き補償を利用した符号化を実
現する場合、最も問題となるのが動き補償に使用する動
きベクトル:MV(Motion Vector)の検出である。この
動きベクトル検出は、動き補償を行う画像をある単位の
マクロブロック(通常は水平:16画素×垂直:16画
素)に領域分割して、この領域分割したマクロブロック
をテンプレートとして、参照する画面で最も差が少ない
部分を算出して行う。これは膨大な演算を必要とするた
めに、演算量を低減する様々なアルゴリズムが検討され
ている。この動きベクトルの検出アルゴリズムについて
は、例えば「画像符号化技術」第265頁〜第285頁
(オーム社)が知られている。
現する場合、最も問題となるのが動き補償に使用する動
きベクトル:MV(Motion Vector)の検出である。この
動きベクトル検出は、動き補償を行う画像をある単位の
マクロブロック(通常は水平:16画素×垂直:16画
素)に領域分割して、この領域分割したマクロブロック
をテンプレートとして、参照する画面で最も差が少ない
部分を算出して行う。これは膨大な演算を必要とするた
めに、演算量を低減する様々なアルゴリズムが検討され
ている。この動きベクトルの検出アルゴリズムについて
は、例えば「画像符号化技術」第265頁〜第285頁
(オーム社)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の動
き補償を利用した符号化においては、符号化のハード面
およびソフト面の負担を減少させるために、符号化の必
要な演算量のかなりの部分を占める動きベクトル検出に
おいて、様々なアルゴリズムが提案されている。しか
し、これらのアルゴリズムを使用した動きベクトル検出
では、演算量を減少させるたことから、探索領域のすべ
ての点でずれを算出するものではない。したがって、あ
る動画像においては、間違った動きベクトルを算出する
場合があり、復号化された画像のS/Nの低下をまねく
場合がある。また、このようなアルゴリズムを使用しな
い全探索アルゴリズムによっても、画像信号に含まれる
ノイズ等の影響により間違った動きベクトルを検出し
て、同様のS/N低下をまねく場合があるという問題が
あった。
き補償を利用した符号化においては、符号化のハード面
およびソフト面の負担を減少させるために、符号化の必
要な演算量のかなりの部分を占める動きベクトル検出に
おいて、様々なアルゴリズムが提案されている。しか
し、これらのアルゴリズムを使用した動きベクトル検出
では、演算量を減少させるたことから、探索領域のすべ
ての点でずれを算出するものではない。したがって、あ
る動画像においては、間違った動きベクトルを算出する
場合があり、復号化された画像のS/Nの低下をまねく
場合がある。また、このようなアルゴリズムを使用しな
い全探索アルゴリズムによっても、画像信号に含まれる
ノイズ等の影響により間違った動きベクトルを検出し
て、同様のS/N低下をまねく場合があるという問題が
あった。
【0005】また、動き補償を利用した符号化において
は、必ずしも真実の動きベクトルを検出することが、効
率的な符号化を実現するとはいえない。なぜなら真実の
動きベクトルを検出し、これに基づき符号化しても、動
きベクトルに消費する符号量が増大し、画像自体に割り
当てることができる符号量を減少することになった場
合、トータルの画像のS/N低下を招くこととなるから
である。
は、必ずしも真実の動きベクトルを検出することが、効
率的な符号化を実現するとはいえない。なぜなら真実の
動きベクトルを検出し、これに基づき符号化しても、動
きベクトルに消費する符号量が増大し、画像自体に割り
当てることができる符号量を減少することになった場
合、トータルの画像のS/N低下を招くこととなるから
である。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、動きベクトルの誤検出の頻度を低減し、また、符号
化効率を高める動きベクトル検出を行うことにより、符
号化された画像のS/Nを改善することを目的とする。
で、動きベクトルの誤検出の頻度を低減し、また、符号
化効率を高める動きベクトル検出を行うことにより、符
号化された画像のS/Nを改善することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る画像圧縮装置は、動き補償を利用した
符号化手段を、動きベクトルの探索範囲を変更可能な動
きベクトル検出手段と、該動きベクトル検出手段から出
力される動きベクトルを用いてベクトルの分布を求める
動きベクトル分布検出手段と、該動きベクトル分布検出
手段から求めた動きベクトル分布から最適な探索領域を
算出し、該算出した探索領域信号を前記動きベクトル検
出手段へ供給する動きベクトル探索領域制御手段と、前
記動きベクトル探索領域制御手段から出力される動きベ
クトルにより動き補償を利用した画像の符号化を行う画
像符号化手段とにより構成される。
め、本発明に係る画像圧縮装置は、動き補償を利用した
符号化手段を、動きベクトルの探索範囲を変更可能な動
きベクトル検出手段と、該動きベクトル検出手段から出
力される動きベクトルを用いてベクトルの分布を求める
動きベクトル分布検出手段と、該動きベクトル分布検出
手段から求めた動きベクトル分布から最適な探索領域を
算出し、該算出した探索領域信号を前記動きベクトル検
出手段へ供給する動きベクトル探索領域制御手段と、前
記動きベクトル探索領域制御手段から出力される動きベ
クトルにより動き補償を利用した画像の符号化を行う画
像符号化手段とにより構成される。
【0008】可変動きベクトル検出手段は、ある探索領
域において動きべクトルの検出を行い、この検出した動
きベクトルを動きベクトル分布検出手段および動き補償
を利用した画像符号化手段へ供給する。
域において動きべクトルの検出を行い、この検出した動
きベクトルを動きベクトル分布検出手段および動き補償
を利用した画像符号化手段へ供給する。
【0009】動きベクトル分布検出手段は、供給された
動きベクトルから1画面または1画面を幾つかのブロッ
クに領域分割した各ブロック毎にその動きベクトルの分
布を求め、求めた動きベクトルの分布情報を動きベクト
ル探索領域制御手段に供給する。
動きベクトルから1画面または1画面を幾つかのブロッ
クに領域分割した各ブロック毎にその動きベクトルの分
布を求め、求めた動きベクトルの分布情報を動きベクト
ル探索領域制御手段に供給する。
【0010】動きベクトル探索領域制御手段は、供給さ
れた動きベクトルの分布情報から最適な動きベクトルの
探索領域を求め、探索領域制御信号を可変動きベクトル
検出手段に供給する。この際、動きベクトル分布検出手
段において、1画面を幾つかのブロックに領域分割して
動きベクトルの分布を求めた場合は、分割した各ブロッ
ク毎に最適な探索領域を算出して、各ブロック毎の探索
領域制御信号を、可変動きベクトル検出手段に供給す
る。
れた動きベクトルの分布情報から最適な動きベクトルの
探索領域を求め、探索領域制御信号を可変動きベクトル
検出手段に供給する。この際、動きベクトル分布検出手
段において、1画面を幾つかのブロックに領域分割して
動きベクトルの分布を求めた場合は、分割した各ブロッ
ク毎に最適な探索領域を算出して、各ブロック毎の探索
領域制御信号を、可変動きベクトル検出手段に供給す
る。
【0011】また動き補償を利用した画像符号化手段で
は、可変動きベクトル検出手段から供給された動きベク
トルに基づき動画像の符号化を行う。
は、可変動きベクトル検出手段から供給された動きベク
トルに基づき動画像の符号化を行う。
【0012】以上の手段から構成された画像圧縮装置に
よって、可変動きベクトル検出手段では、常に好適な動
きベクトルの探索領域で動きベクトルの検出を行うこと
ができ、さらに、動き補償を利用した画像符号化手段で
は、この好適な動きベクトルの探索範囲で検出した動き
ベクトルに基づき符号化を行うので、効率の良い符号化
を行うことができ、符号化された画像のS/Nを改善す
ることができる。
よって、可変動きベクトル検出手段では、常に好適な動
きベクトルの探索領域で動きベクトルの検出を行うこと
ができ、さらに、動き補償を利用した画像符号化手段で
は、この好適な動きベクトルの探索範囲で検出した動き
ベクトルに基づき符号化を行うので、効率の良い符号化
を行うことができ、符号化された画像のS/Nを改善す
ることができる。
【0013】さらに、可変動きベクトル検出手段におい
て、前述した動きベクトル探索に必要な演算量を低減す
るようなアルゴリズムを用いることによって、本来の動
きベクトルが、ある領域でのみ動き検出を行うことか
ら、誤検出の頻度が減少して符号化された画像のS/N
が改善される。また、階層探索等のアルゴリズムを用い
て動きベクトルを検出している場合には、供給された探
索領域制御信号によって、与えられた探索領域が狭いと
き、粗探索の階層探索において探索点のステップを小さ
くすることで、動きベクトル検出の誤検出の頻度がさら
に減少して、より符号化された画像のS/Nを改善する
ことができる。
て、前述した動きベクトル探索に必要な演算量を低減す
るようなアルゴリズムを用いることによって、本来の動
きベクトルが、ある領域でのみ動き検出を行うことか
ら、誤検出の頻度が減少して符号化された画像のS/N
が改善される。また、階層探索等のアルゴリズムを用い
て動きベクトルを検出している場合には、供給された探
索領域制御信号によって、与えられた探索領域が狭いと
き、粗探索の階層探索において探索点のステップを小さ
くすることで、動きベクトル検出の誤検出の頻度がさら
に減少して、より符号化された画像のS/Nを改善する
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、図1〜4を用いて本発明に係る画像圧
縮装置の実施例を説明する。図1は、本発明に係る画像
圧縮装置の第1の実施例の全体構成図である。本実施例
において、本発明に係る画像圧縮装置は、動き補償を利
用した画像符号化手段1と、メモリ2と、動き評価(M
E)手段3と、動きベクトル(MV)探索手段4、動き
ベクトル(MV)分布検出手段5と、探索領域制御手段
6から構成される。動き評価手段と動きベクトル探索手
段とで動きベクトル検出手段を構成している。前記画像
符号化手段1は、入力処理部11と、メモリ制御部12
と、判定部13と、離散コサイン変換器(DCT)14
と、量子化器(QNT)15と、可変長符号化器(VL
C)16と、逆量子化器(IQNT)17と、逆離散コ
サイン変換器(IDCT)18とからなる。また画像符
号化手段1は、画像入力端子10及び符号化された動画
像を出力するビットストリーム出力端子19と、加算器
20と、選択スイッチ21を有する。
縮装置の実施例を説明する。図1は、本発明に係る画像
圧縮装置の第1の実施例の全体構成図である。本実施例
において、本発明に係る画像圧縮装置は、動き補償を利
用した画像符号化手段1と、メモリ2と、動き評価(M
E)手段3と、動きベクトル(MV)探索手段4、動き
ベクトル(MV)分布検出手段5と、探索領域制御手段
6から構成される。動き評価手段と動きベクトル探索手
段とで動きベクトル検出手段を構成している。前記画像
符号化手段1は、入力処理部11と、メモリ制御部12
と、判定部13と、離散コサイン変換器(DCT)14
と、量子化器(QNT)15と、可変長符号化器(VL
C)16と、逆量子化器(IQNT)17と、逆離散コ
サイン変換器(IDCT)18とからなる。また画像符
号化手段1は、画像入力端子10及び符号化された動画
像を出力するビットストリーム出力端子19と、加算器
20と、選択スイッチ21を有する。
【0015】入力処理手段11は、入力された動画像信
号をフォーマット変換すると共に前フィルター処理を行
なう。メモリ制御手段12は、原画像データおよび参照
画像データのメモリ2への書込みおよび読出しを制御す
ると共に、これらのデータの読出しに当たってマクロブ
ロックデータとして読み出す読出制御を行なう。判定手
段13は、メモリ2から読み出された原画像マクロブロ
ックデータと参照画像マクロブロックデータから、この
データがフレーム内の原画像データ(Intra)であるか
それとも原画像と参照画像のフレーム間の差分データ(I
nter)であるかのIntra/Inter判定、および、動き補償の
必要性の有無、ならびに、符号化するかどうか等の判定
を行う。分散コサイン変換手段14と量子化手段15
は、それぞれ、判定手段からの画像信号を分散コサイン
変換(DCT)し、量子化する。逆量子化手段17と逆
分散コサイン変換手段18は、それぞれ、量子化された
画像信号を逆量子化し、逆分散コサイン変換する。
号をフォーマット変換すると共に前フィルター処理を行
なう。メモリ制御手段12は、原画像データおよび参照
画像データのメモリ2への書込みおよび読出しを制御す
ると共に、これらのデータの読出しに当たってマクロブ
ロックデータとして読み出す読出制御を行なう。判定手
段13は、メモリ2から読み出された原画像マクロブロ
ックデータと参照画像マクロブロックデータから、この
データがフレーム内の原画像データ(Intra)であるか
それとも原画像と参照画像のフレーム間の差分データ(I
nter)であるかのIntra/Inter判定、および、動き補償の
必要性の有無、ならびに、符号化するかどうか等の判定
を行う。分散コサイン変換手段14と量子化手段15
は、それぞれ、判定手段からの画像信号を分散コサイン
変換(DCT)し、量子化する。逆量子化手段17と逆
分散コサイン変換手段18は、それぞれ、量子化された
画像信号を逆量子化し、逆分散コサイン変換する。
【0016】以下、第1の実施例に係る画像圧縮装置の
動作を説明する。まず、符号化を行う動画像信号D1
を、入力端子10を介して入力処理部11に供給する。
動作を説明する。まず、符号化を行う動画像信号D1
を、入力端子10を介して入力処理部11に供給する。
【0017】入力される画像信号D1のフォーマット
は、符号化する画像信号のフォーマットと必ずしも一致
していない。たとえば、画像符号化手段1がH.261
とすれば、符号化を行う画像信号はCIF(Common Int
ermediate Format:352×288画素)またはQCI
F(Quarter CIF:176×144画素)の4:2:0の
フォーマットのノンインターレース画像(フレームレー
トは30Frame/s以下)である。また画像符号化手段1
がMPEG1では、SIF(Source Input Format:3
52×240画素)4:2:0のフォーマットのノンイ
ンターレース画像(フレームレートは30Frame/s)で
ある。しかし一般に入力される画像信号D1のフォーマ
ットは、PAL、NTSC等の4:2:2のフォーマッ
トのインターレース画像であり、フィールドレートがお
よそ60Field/sである。したがって、符号化する前
に、入力画像信号D1のフォーマットから符号化方式に
適合した画像フォーマットに変換する必要がある。
は、符号化する画像信号のフォーマットと必ずしも一致
していない。たとえば、画像符号化手段1がH.261
とすれば、符号化を行う画像信号はCIF(Common Int
ermediate Format:352×288画素)またはQCI
F(Quarter CIF:176×144画素)の4:2:0の
フォーマットのノンインターレース画像(フレームレー
トは30Frame/s以下)である。また画像符号化手段1
がMPEG1では、SIF(Source Input Format:3
52×240画素)4:2:0のフォーマットのノンイ
ンターレース画像(フレームレートは30Frame/s)で
ある。しかし一般に入力される画像信号D1のフォーマ
ットは、PAL、NTSC等の4:2:2のフォーマッ
トのインターレース画像であり、フィールドレートがお
よそ60Field/sである。したがって、符号化する前
に、入力画像信号D1のフォーマットから符号化方式に
適合した画像フォーマットに変換する必要がある。
【0018】入力処理部11は、このフォーマット変換
を行うと共に、画像の符号化効率を高めるための前フィ
ルター処理を行った後、このフォーマット変換された動
画像信号(原画像データ)D2をメモリ制御部12へ供
給する。
を行うと共に、画像の符号化効率を高めるための前フィ
ルター処理を行った後、このフォーマット変換された動
画像信号(原画像データ)D2をメモリ制御部12へ供
給する。
【0019】フォーマット変換または前フィルター処理
を施した画像信号(原画像データ)D2を受けたメモリ
制御部12は、供給された原画像データD2をメモリ2
へ供給し記憶するとともに、後述する動き補償に必要な
逆離散コサイン変換(IDCT:Inverse DCT)器18
から供給される参照画像(または、再生画像:Reconstr
ucted Picture)データD9をメモリ2へ供給し記憶す
る制御を行なう。また、このメモリ制御部12は、動き
ベクトル検出に使用するテンプレート及び探索領域に対
応する参照画像データD9からなるマクロブロックデー
タD10をメモリ2から読み出す読出制御を行ない、動
き評価手段3へ供給する。さらに、メモリ制御手段12
は、符号化時に必要となる符号化する原画像データD2
及び参照画像データD9のマクロブロックデータD10
の読出制御を行い、読み出したテンプレート及び探索領
域に対応する参照画像信号と符号化する原画像信号のマ
クロブロックデータD4を判定部13へ供給する。
を施した画像信号(原画像データ)D2を受けたメモリ
制御部12は、供給された原画像データD2をメモリ2
へ供給し記憶するとともに、後述する動き補償に必要な
逆離散コサイン変換(IDCT:Inverse DCT)器18
から供給される参照画像(または、再生画像:Reconstr
ucted Picture)データD9をメモリ2へ供給し記憶す
る制御を行なう。また、このメモリ制御部12は、動き
ベクトル検出に使用するテンプレート及び探索領域に対
応する参照画像データD9からなるマクロブロックデー
タD10をメモリ2から読み出す読出制御を行ない、動
き評価手段3へ供給する。さらに、メモリ制御手段12
は、符号化時に必要となる符号化する原画像データD2
及び参照画像データD9のマクロブロックデータD10
の読出制御を行い、読み出したテンプレート及び探索領
域に対応する参照画像信号と符号化する原画像信号のマ
クロブロックデータD4を判定部13へ供給する。
【0020】ここで、符号化時に必要となる該参照画像
データのマクロブロックデータD10,D4は、後述の
動きベクトル探索手段4で求めた動きベクトルが示すマ
クロブロックデータD12である。
データのマクロブロックデータD10,D4は、後述の
動きベクトル探索手段4で求めた動きベクトルが示すマ
クロブロックデータD12である。
【0021】動き評価(ME評価)手段3は、メモリ2
から読み出されたテンプレートとこのテンプレートの探
索領域に対応する参照画像からなる参照画像マクロブロ
ックデータD10について、各探索点との「ずれ(ディ
ストーション:歪)」を算出し、全探索点のずれデータ
D11を動きベクトル探索(MV探索)手段4に供給す
る。テンプレートは、メモリ2から読み出す画像の探索
領域を規定する。
から読み出されたテンプレートとこのテンプレートの探
索領域に対応する参照画像からなる参照画像マクロブロ
ックデータD10について、各探索点との「ずれ(ディ
ストーション:歪)」を算出し、全探索点のずれデータ
D11を動きベクトル探索(MV探索)手段4に供給す
る。テンプレートは、メモリ2から読み出す画像の探索
領域を規定する。
【0022】動きベクトル探索手段4は、後述する手法
によって得られた探索領域制御手段6から供給される探
索領域制御信号D16によって示される探索領域内にお
いて、動きベクトルの探索点において「ずれ」が最少と
なる点を探索して、この「ずれ」が最少となる点の動き
ベクトルを算出し、動きベクトル分布検出手段5と判定
部13に動きベクトルD12を供給する。
によって得られた探索領域制御手段6から供給される探
索領域制御信号D16によって示される探索領域内にお
いて、動きベクトルの探索点において「ずれ」が最少と
なる点を探索して、この「ずれ」が最少となる点の動き
ベクトルを算出し、動きベクトル分布検出手段5と判定
部13に動きベクトルD12を供給する。
【0023】動きベクトル分布検出手段5では、動きベ
クトル探索手段4から供給された動きベクトルD12を
1画面全体または幾つかに領域分割されたブロック毎に
動きベクトルの分布を求め、この動きベクトル分布情報
D14を探索領域制御手段6に供給する。
クトル探索手段4から供給された動きベクトルD12を
1画面全体または幾つかに領域分割されたブロック毎に
動きベクトルの分布を求め、この動きベクトル分布情報
D14を探索領域制御手段6に供給する。
【0024】探索領域制御手段6では、動きベクトル分
布検出手段5から与えられた1画面全体または幾つかに
領域分割されたブロック毎の動きベクトル分布情報D1
4から、各動きベクトルがほぼ含まれる探索領域(この
探索領域の全体に対する割合はあらかじめ設定するもの
とし、例えば95%の動きベクトルが含まれるものとす
る。)を求め、動きベクトル探索手段4に探索領域制御
信号D16として探索領域を供給する。ここで、画像の
S/Nが悪い等の理由で動きベクトルのばらつきが大き
くなった場合には、正確な動きベクトル探索ができてい
ないものと判断し、動きベクトルに消費する符号量の増
加を防ぐため、あらかじめ設定していた領域に探索範囲
を制限する。また、探索領域制御手段6は、探索領域制
御信号D15を画像符号化手段1へ供給する。
布検出手段5から与えられた1画面全体または幾つかに
領域分割されたブロック毎の動きベクトル分布情報D1
4から、各動きベクトルがほぼ含まれる探索領域(この
探索領域の全体に対する割合はあらかじめ設定するもの
とし、例えば95%の動きベクトルが含まれるものとす
る。)を求め、動きベクトル探索手段4に探索領域制御
信号D16として探索領域を供給する。ここで、画像の
S/Nが悪い等の理由で動きベクトルのばらつきが大き
くなった場合には、正確な動きベクトル探索ができてい
ないものと判断し、動きベクトルに消費する符号量の増
加を防ぐため、あらかじめ設定していた領域に探索範囲
を制限する。また、探索領域制御手段6は、探索領域制
御信号D15を画像符号化手段1へ供給する。
【0025】ここで、画像中の動きベクトルの探索領域
を図2、図3を用いて説明する。図2、図3は、外枠で
示される最大の動きベクトルの探索領域31内で、探索
領域を制限したときの斜線で示された探索領域32を示
している。図2は、動きベクトル分布検出手段5によっ
て検出した動きベクトルの分布D14が、垂直方向にの
み狭い探索領域A32内に入っている場合である。この
動きベクトル分布情報D14を受けた探索領域制御手段
6は、動きベクトル探索手段14での探索領域が探索領
域A32となるように探索領域制御信号D16を動きベ
クトル探索手段4に供給して、次の動きベクトル探索で
は、探索領域Aとなるように探索領域を制限する。
を図2、図3を用いて説明する。図2、図3は、外枠で
示される最大の動きベクトルの探索領域31内で、探索
領域を制限したときの斜線で示された探索領域32を示
している。図2は、動きベクトル分布検出手段5によっ
て検出した動きベクトルの分布D14が、垂直方向にの
み狭い探索領域A32内に入っている場合である。この
動きベクトル分布情報D14を受けた探索領域制御手段
6は、動きベクトル探索手段14での探索領域が探索領
域A32となるように探索領域制御信号D16を動きベ
クトル探索手段4に供給して、次の動きベクトル探索で
は、探索領域Aとなるように探索領域を制限する。
【0026】図3は、動きベクトル分布検出手段5によ
って検出した動きベクトルの分布D14が垂直方向およ
び水平方向ともに狭い探索領域B32内に入っている場
合である。この動きベクトル分布情報D14を受けた探
索領域制御手段6は、動きベクトル探索手段14での探
索領域が探索領域B32となるように探索領域制御信号
D16を動きベクトル探索手段4に供給して、次の動き
ベクトル探索では、探索領域Bとなるように探索領域を
制限する。
って検出した動きベクトルの分布D14が垂直方向およ
び水平方向ともに狭い探索領域B32内に入っている場
合である。この動きベクトル分布情報D14を受けた探
索領域制御手段6は、動きベクトル探索手段14での探
索領域が探索領域B32となるように探索領域制御信号
D16を動きベクトル探索手段4に供給して、次の動き
ベクトル探索では、探索領域Bとなるように探索領域を
制限する。
【0027】このようにして検出された動きベクトルD
12は、メモリ制御部12に供給されて参照画像の読み
出しに際して探索領域を制限するために使用され、さら
に判定部13に供給される。
12は、メモリ制御部12に供給されて参照画像の読み
出しに際して探索領域を制限するために使用され、さら
に判定部13に供給される。
【0028】判定部13には、上述したメモリ制御部1
2から読み出された符号化を行う原画像のマクロブロッ
クデータD4と、検出した動きベクトルに対応する参照
画像のマクロブロックデータD10が入力される。判定
部13は、この原画像マクロブロックデータD4と参照
画像マクロブロックデータD10から、このデータがフ
レーム内の原画像データ(Intra)であるかそれとも原
画像と参照画像のフレーム間の差分データ(Inter)であ
るかのIntra/Inter判定、および、動き補償の必要性の
有無、ならびに、符号化するかどうか等の判定を行い、
符号化を行う場合には、原画像データ(Intra)または
原画像と参照画像の差分データ(Inter)(原画像/差
分データ)D5を分散コサイン変換器14に供給する。
動き保証の有無および符号化するかどうかの判定は、鵜
後木部黒津探索手段4からの動きベクトルD12によっ
て行なう。
2から読み出された符号化を行う原画像のマクロブロッ
クデータD4と、検出した動きベクトルに対応する参照
画像のマクロブロックデータD10が入力される。判定
部13は、この原画像マクロブロックデータD4と参照
画像マクロブロックデータD10から、このデータがフ
レーム内の原画像データ(Intra)であるかそれとも原
画像と参照画像のフレーム間の差分データ(Inter)であ
るかのIntra/Inter判定、および、動き補償の必要性の
有無、ならびに、符号化するかどうか等の判定を行い、
符号化を行う場合には、原画像データ(Intra)または
原画像と参照画像の差分データ(Inter)(原画像/差
分データ)D5を分散コサイン変換器14に供給する。
動き保証の有無および符号化するかどうかの判定は、鵜
後木部黒津探索手段4からの動きベクトルD12によっ
て行なう。
【0029】分散コサイン変換器14では、供給された
原画像/差分データD5を分散コサイン(DCT)変換
し、分散コサイン変換された分散コサインデータD6を
量子化器15に供給する。
原画像/差分データD5を分散コサイン(DCT)変換
し、分散コサイン変換された分散コサインデータD6を
量子化器15に供給する。
【0030】量子化器15では、分散コサイン変換器1
4から供給された離散コサインデータD6を所定のビッ
トレートにあった量子化ステップによって量子化(QN
T)し、量子化された量子化データD7を可変長符号化
器16及び逆量子化器17に供給する。
4から供給された離散コサインデータD6を所定のビッ
トレートにあった量子化ステップによって量子化(QN
T)し、量子化された量子化データD7を可変長符号化
器16及び逆量子化器17に供給する。
【0031】可変長符号化器16では、供給された量子
化データD7を、規格に基づきハフマン符号化等によっ
て可変長符号化(VLC)を行い、出力端子19からビ
ットストリーム信号として動画像信号D17を出力す
る。
化データD7を、規格に基づきハフマン符号化等によっ
て可変長符号化(VLC)を行い、出力端子19からビ
ットストリーム信号として動画像信号D17を出力す
る。
【0032】一方、逆量子化器17では、量子化器15
から供給された量子化データD7を量子化時の量子化ス
テップに基づき逆量子化(IQNT)し、逆量子化した
DCT係数データD8を逆分散コサイン変換器(IDC
T)18に供給する。よってこの逆量子化器17と逆分
散コサイン変換器18はローカルデコード変換として機
能する。
から供給された量子化データD7を量子化時の量子化ス
テップに基づき逆量子化(IQNT)し、逆量子化した
DCT係数データD8を逆分散コサイン変換器(IDC
T)18に供給する。よってこの逆量子化器17と逆分
散コサイン変換器18はローカルデコード変換として機
能する。
【0033】逆分散コサイン変換器IDCT18では、
逆量子化器17から供給されたDCT係数データD8を
逆分散コサイン変換して、参照画像データD9を得て、
メモリ制御部12に供給する(D9)。
逆量子化器17から供給されたDCT係数データD8を
逆分散コサイン変換して、参照画像データD9を得て、
メモリ制御部12に供給する(D9)。
【0034】メモリ制御部12では、符号化したマクロ
ブロックが原画像データの符号化である場合は、逆量子
化器17から供給されたデータD8をそのままメモリ2
に書き込み、また、符号化したマクロブロックが差分デ
ータの符号化である場合には上記メモリ2から読み出し
た参照画像のマクロブロックと逆分散コサイン変換器I
DCT18から供給された信号をスイッチ21の切り換
えによって加算器20で加算して、その参照画像データ
D9をメモリ2に書き込み、参照画像の更新を行う。
ブロックが原画像データの符号化である場合は、逆量子
化器17から供給されたデータD8をそのままメモリ2
に書き込み、また、符号化したマクロブロックが差分デ
ータの符号化である場合には上記メモリ2から読み出し
た参照画像のマクロブロックと逆分散コサイン変換器I
DCT18から供給された信号をスイッチ21の切り換
えによって加算器20で加算して、その参照画像データ
D9をメモリ2に書き込み、参照画像の更新を行う。
【0035】なお、動きベクトルの1画面中のすべての
マクロブロックの動きベクトルの探索を行なうことで、
全1画面または幾つかの領域に分割されたブロックの動
きベクトルの分布を求めることができ、これから上述の
探索領域制御手段6が探索領域を決定する。
マクロブロックの動きベクトルの探索を行なうことで、
全1画面または幾つかの領域に分割されたブロックの動
きベクトルの分布を求めることができ、これから上述の
探索領域制御手段6が探索領域を決定する。
【0036】さらに、動きベクトルの領域の分布を求め
た画面より、時間的または符号化のタイミングがそれ以
降になる画面の動きベクトル探索時において、探索領域
制御手段6が動きベクトル探索手段4に探索領域制御信
号D16を供給して、動きベクトルの探索領域を制限す
る。
た画面より、時間的または符号化のタイミングがそれ以
降になる画面の動きベクトル探索時において、探索領域
制御手段6が動きベクトル探索手段4に探索領域制御信
号D16を供給して、動きベクトルの探索領域を制限す
る。
【0037】以上説明したとおり、常に適切な探索領域
の範囲で動きベクトルの探索を行うので、動きベクトル
のばらつきを押さえることができ、動きベクトルに消費
する符号量を減らすことができるとともに、DCT係数
により多くの符号を割り当てることができ、トータルの
S/N比を向上させることができる。
の範囲で動きベクトルの探索を行うので、動きベクトル
のばらつきを押さえることができ、動きベクトルに消費
する符号量を減らすことができるとともに、DCT係数
により多くの符号を割り当てることができ、トータルの
S/N比を向上させることができる。
【0038】図4は、本発明に係る画像圧縮装置の他の
実施例の全体構成図を示したものである。図4におい
て、図1に示したブロック図と同様の機能をもつ部分に
対しては同一の記号を付し、その説明を省略する。本実
施例において、先の第1の実施例と異なる箇所は、動き
ベクトル探索において前述した可変動きベクトル検出時
に演算量を低減するアルゴリズムを用いた点であり、即
ち、前記探索領域制御手段6が、探索領域制限において
動きベクトル探索手段4だけではなく動き評価手段3を
も制御するように構成している点である。
実施例の全体構成図を示したものである。図4におい
て、図1に示したブロック図と同様の機能をもつ部分に
対しては同一の記号を付し、その説明を省略する。本実
施例において、先の第1の実施例と異なる箇所は、動き
ベクトル探索において前述した可変動きベクトル検出時
に演算量を低減するアルゴリズムを用いた点であり、即
ち、前記探索領域制御手段6が、探索領域制限において
動きベクトル探索手段4だけではなく動き評価手段3を
も制御するように構成している点である。
【0039】以下に演算量を低減する動きベクトルアル
ゴリズムについてその動作を説明する。まず、探索時に
ある代表の探索点(以下、評価点という。)に対して粗
く評価を行い、次にこの評価点で最も有力な候補点(一
般に、ずれが最小値となる評価点)を選択して、さらに
この候補点の回りの探索点を評価して最終的な動き補償
を行う点を決定する。これをリファイン操作という。
ゴリズムについてその動作を説明する。まず、探索時に
ある代表の探索点(以下、評価点という。)に対して粗
く評価を行い、次にこの評価点で最も有力な候補点(一
般に、ずれが最小値となる評価点)を選択して、さらに
この候補点の回りの探索点を評価して最終的な動き補償
を行う点を決定する。これをリファイン操作という。
【0040】本実施例においては、探索領域制御手段6
が、動きベクトル分布検出手段5から送られてきたベク
トルの分布情報D14を用いてベクトルの分布状態を判
断し、動きベクトルの分布が最大の探索領域31より狭
い領域32に分布している場合、動き評価手段3が処理
できる範囲で粗い探索における探索点の密度を上げるよ
うに制御する。この手法によれば、動きベクトルの分布
範囲が狭い場合、探索の精度を向上することができ、上
述の演算量を低減するようにした動きベクトルアルゴリ
ズムを利用した際に問題となる動きベクトルの誤検出の
頻度を低減することができ、符号化した画像のS/Nを
より向上させることができる。
が、動きベクトル分布検出手段5から送られてきたベク
トルの分布情報D14を用いてベクトルの分布状態を判
断し、動きベクトルの分布が最大の探索領域31より狭
い領域32に分布している場合、動き評価手段3が処理
できる範囲で粗い探索における探索点の密度を上げるよ
うに制御する。この手法によれば、動きベクトルの分布
範囲が狭い場合、探索の精度を向上することができ、上
述の演算量を低減するようにした動きベクトルアルゴリ
ズムを利用した際に問題となる動きベクトルの誤検出の
頻度を低減することができ、符号化した画像のS/Nを
より向上させることができる。
【0041】図5、図6を用いて上記の階層探索による
評価法の動作を具体的に説明する。図5はテンプレート
の粗評価(跳び探索)の手法を示しており、図6は、前
記粗評価に基づくより細かな評価の仕方を示している。
図において、○印はそれぞれ画素(pixel)を示し
ており、その上に重ねられた×印は、探索の対象となら
ない画素を示している。図5においては、例えば、4×
4の画素からなるマクロブロックA内にマクロブロック
Aを代表する4つの画素(P11,P13,P31,P33)を
評価点として設定し、この代表点について動きの評価を
行ない、当該マクロブロック内の他の画素については、
動きの検索を行なわない。このことによって、評価点を
粗く設定することができ、有力な候補点がどの近傍にあ
るかを容易に検出することができる。
評価法の動作を具体的に説明する。図5はテンプレート
の粗評価(跳び探索)の手法を示しており、図6は、前
記粗評価に基づくより細かな評価の仕方を示している。
図において、○印はそれぞれ画素(pixel)を示し
ており、その上に重ねられた×印は、探索の対象となら
ない画素を示している。図5においては、例えば、4×
4の画素からなるマクロブロックA内にマクロブロック
Aを代表する4つの画素(P11,P13,P31,P33)を
評価点として設定し、この代表点について動きの評価を
行ない、当該マクロブロック内の他の画素については、
動きの検索を行なわない。このことによって、評価点を
粗く設定することができ、有力な候補点がどの近傍にあ
るかを容易に検出することができる。
【0042】例えば、いま、動きベクトルの探索を、階
層探索で行い、最初の粗い探索を図5で示すように、×
で示した部分に対しての評価は行わず、それ以外の部
分、即ち、水平方向および垂直方向に代表する2画素
(2pixel)ごと(P11−P13,P11−P31)に探
索を行い、その結果に基づいてリファイン操作を行うア
ルゴリズムを利用した場合を考える。最初の階層の粗探
索によって、動きベクトルの分布領域32が水平垂直共
に最大の探索領域31の半分の範囲にあると判定された
とき、図6に示すように、整数画素(1pixel)の
精度で探索するように探索領域制御部6が動き評価手段
3を制御して最終的な動き補償を行う点を決定する。
層探索で行い、最初の粗い探索を図5で示すように、×
で示した部分に対しての評価は行わず、それ以外の部
分、即ち、水平方向および垂直方向に代表する2画素
(2pixel)ごと(P11−P13,P11−P31)に探
索を行い、その結果に基づいてリファイン操作を行うア
ルゴリズムを利用した場合を考える。最初の階層の粗探
索によって、動きベクトルの分布領域32が水平垂直共
に最大の探索領域31の半分の範囲にあると判定された
とき、図6に示すように、整数画素(1pixel)の
精度で探索するように探索領域制御部6が動き評価手段
3を制御して最終的な動き補償を行う点を決定する。
【0043】この結果、このときの動きベクトルの誤検
出は大幅に減少し、探索精度は改善できる。また、水平
方向または垂直方向どちらかの動きベクトルの分布が最
大の探索範囲の半分以下になった場合も同様に、水平方
向または垂直方向のどちらかの動きベクトルの分布が最
大の探索範囲の半分以下になった方向に対して、最初の
階層の探索において整数画素周期の探索点について評価
を行うことで、やはり動きベクトルの探索精度を向上す
ることできる。このように一番ずれの小さい評価点を中
心とする領域に対して整数画素の精度で探索することに
よって動きベクトルの誤検出を抑えながら演算量を低減
することができる。
出は大幅に減少し、探索精度は改善できる。また、水平
方向または垂直方向どちらかの動きベクトルの分布が最
大の探索範囲の半分以下になった場合も同様に、水平方
向または垂直方向のどちらかの動きベクトルの分布が最
大の探索範囲の半分以下になった方向に対して、最初の
階層の探索において整数画素周期の探索点について評価
を行うことで、やはり動きベクトルの探索精度を向上す
ることできる。このように一番ずれの小さい評価点を中
心とする領域に対して整数画素の精度で探索することに
よって動きベクトルの誤検出を抑えながら演算量を低減
することができる。
【0044】さらに、動き評価を、ディジタル信号プロ
セッサ(Digital Signal Processor)等を用いて行う場
合、動きベクトルの分布が狭い領域において狭い探索領
域のみ探索することによって、この領域での演算量を減
らすことができ、一方動きベクトルの分布が広い領域で
はより多くの演算を行えるようになり、より広い範囲の
動きベクトル探索ができるので、さらに高精度の動きベ
クトルの探索を行える。これにより、符号化された画像
のS/N比はさらに改善される。
セッサ(Digital Signal Processor)等を用いて行う場
合、動きベクトルの分布が狭い領域において狭い探索領
域のみ探索することによって、この領域での演算量を減
らすことができ、一方動きベクトルの分布が広い領域で
はより多くの演算を行えるようになり、より広い範囲の
動きベクトル探索ができるので、さらに高精度の動きベ
クトルの探索を行える。これにより、符号化された画像
のS/N比はさらに改善される。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動き補償を利用した画像圧縮において、動きベクトルに
消費する符号量を低減でき、好適な符号化効率が選られ
るとともに、階層探索等のアルゴリズムを利用した動き
ベクトル検出手段においての誤検出の頻度を減少するこ
とにより検出精度を高め、画質を向上できる。
動き補償を利用した画像圧縮において、動きベクトルに
消費する符号量を低減でき、好適な符号化効率が選られ
るとともに、階層探索等のアルゴリズムを利用した動き
ベクトル検出手段においての誤検出の頻度を減少するこ
とにより検出精度を高め、画質を向上できる。
【図1】本発明に係る画像圧縮装置の全体構成図(第1
の実施例)。
の実施例)。
【図2】動きベクトルの探索領域制御を示した図(その
1)。
1)。
【図3】動きベクトルの探索領域制御を示した図(その
2)。
2)。
【図4】本発明に係る画像圧縮装置の全体構成図(第2
の実施例)。
の実施例)。
【図5】動きベクトルの探索領域制御における探索の仕
方(粗探索)を示した図。
方(粗探索)を示した図。
【図6】動きベクトルの探索領域制御における探索の仕
方(精探索)を示した図。
方(精探索)を示した図。
1 動き補償を利用した画像符号化手段 2 メモリ 3 動き評価手段 4 動きベクトル探索手段 5 動きベクトル分布検出手段 6 探索領域制御手段 7 可変動きベクトル検出手段 10 画像入力端子 11 入力処理部 12 メモリ制御部 13 判定部 14 離散コサイン変換器 15 量子化器 16 可変長符号化器 17 逆量子化器 18 逆離散コサイン変換器 19 ビットストリーム出力端子 31,32 探索領域
Claims (3)
- 【請求項1】 動き補償を利用した画像圧縮装置におい
て、 動きベクトルの探索範囲を変更可能な動きベクトル検出
手段と、 該動きベクトル検出手段から出力される動きベクトルを
用いてベクトルの分布を求める動きベクトル分布検出手
段と、 該動きベクトル分布検出手段によって求めた動きベクト
ルの分布から最適な探索領域を算出し、算出した探索領
域信号を前記動きベクトル検出手段に供給する動きベク
トル探索領域制御手段と、 該動きベクトル探索手段から出力される動きベクトルを
用いて動き補償を利用した画像の符号化を行う画像符号
化手段とにより構成されることを特徴とする画像圧縮装
置。 - 【請求項2】 動き補償を利用した画像圧縮装置におい
て、 符号化を行う領域のテンプレートと参照画像の領域との
誤差を各探索点で算出し、得られた評価情報を出力する
動き評価手段と、 該動き評価手段が出力する評価情報のうち、可変の探索
領域内の探索点の該評価情報を用いて動きベクトルを決
定し、決定した動きベクトルを出力する動きベクトル探
索手段と、 該動きベクトル探索手段から出力される動きベクトルを
用いてベクトルの分布を求める動きベクトル分布検出手
段と、 該動きベクトル分布検出手段により求めた動きベクトル
分布情報を用いて最適な探索領域を算出し、算出した探
索領域信号を前記動きベクトル探索手段に供給する動き
ベクトル探索領域制御手段と、 該動きベクトル探索領域制御手段から出力される動きベ
クトルにより動き補償を利用した画像の符号化を行う画
像符号化手段とにより構成されることを特徴とする画像
圧縮装置。 - 【請求項3】 動き補償を利用した画像圧縮装置におい
て、 探索の手法および探索の範囲が異なる複数の探索手段を
具備し、外部からの探索手段選択信号により選択的に該
それぞれの探索手段によって、各探索点における符号化
を行う領域のテンプレートと参照画像の領域との誤差を
算出し、得られた評価情報を出力する動き評価手段と、 該動き評価手段が出力する評価情報のうち、可変の探索
領域内の探索点の該評価情報を用いて動きベクトルを決
定し、決定した動きベクトルを出力する動きベクトル探
索手段と、 該動きベクトル探索手段から出力される動きベクトルを
用いてベクトルの分布を求める動きベクトル分布検出手
段と、 該動きベクトル分布検出手段によって求めた分布情報を
用いて最適な探索領域を算出し、算出した探索領域信号
を前記動きベクトル探索手段へ供給するとともに、該最
適な探索領域に対応して前記動き評価手段の前記複数の
探索手段から最適な探索手段を選択して探索手段選択信
号を前記動き評価手段へ供給する動きベクトル探索領域
制御手段と、 該動きベクトル探索手段から出力される動きベクトルに
より動き補償を利用した画像の符号化を行う画像符号化
手段とにより構成されることを特徴とする画像圧縮装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18884095A JPH0937269A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 画像圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18884095A JPH0937269A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 画像圧縮装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0937269A true JPH0937269A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16230768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18884095A Pending JPH0937269A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 画像圧縮装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0937269A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1032823A (ja) * | 1996-07-16 | 1998-02-03 | Nec Corp | 動き検出回路 |
| US6259816B1 (en) | 1997-12-04 | 2001-07-10 | Nec Corporation | Moving picture compressing system capable of effectively executing compressive-encoding of a video signal in response to an attitude of a camera platform |
| US6765965B1 (en) * | 1999-04-22 | 2004-07-20 | Renesas Technology Corp. | Motion vector detecting apparatus |
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| JP2011101336A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-05-19 | Nanao Corp | 階層マスク生成装置、フレーム補間処理装置 |
| JP2013165340A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Sony Corp | 画像処理装置と画像処理方法 |
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| US10616588B2 (en) | 2016-03-18 | 2020-04-07 | Fujitsu Limited | Non-transitory computer-readable storage medium, encoding processing method, and encoding processing apparatus |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP18884095A patent/JPH0937269A/ja active Pending
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