JPH0937733A - 焙焼甘藷粗繊維の製造法 - Google Patents
焙焼甘藷粗繊維の製造法Info
- Publication number
- JPH0937733A JPH0937733A JP7222469A JP22246995A JPH0937733A JP H0937733 A JPH0937733 A JP H0937733A JP 7222469 A JP7222469 A JP 7222469A JP 22246995 A JP22246995 A JP 22246995A JP H0937733 A JPH0937733 A JP H0937733A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sweet potato
- starch
- crude fiber
- dried
- producing roasted
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- Pending
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- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、甘藷の含有する食物繊維を焙焼粉
末として得る方法に関するものであり、澱粉製造工程に
組み入れられることを特徴とする。 【構成】 甘藷澱粉製造工程において澱粉粕として分離
される区分を30メッシュのふるいにかけ、その通過区
分を乾燥し、続いて淡黄褐色になるまで焙焼したのち微
粉とする。
末として得る方法に関するものであり、澱粉製造工程に
組み入れられることを特徴とする。 【構成】 甘藷澱粉製造工程において澱粉粕として分離
される区分を30メッシュのふるいにかけ、その通過区
分を乾燥し、続いて淡黄褐色になるまで焙焼したのち微
粉とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食物繊維に富む優れた
食品素材の製造法に関するものである。またこれが甘藷
澱粉製造工業における副産物として得られることに大き
い意義がある。
食品素材の製造法に関するものである。またこれが甘藷
澱粉製造工業における副産物として得られることに大き
い意義がある。
【0002】
【従来の技術】これまでの甘藷澱粉の製造工業において
は、甘藷中の澱粉以外の成分はすべて廃棄物として処理
されている。このうち細胞壁を主とする粗繊維区分は、
多量の水分を含んだ澱粉粕になっている。
は、甘藷中の澱粉以外の成分はすべて廃棄物として処理
されている。このうち細胞壁を主とする粗繊維区分は、
多量の水分を含んだ澱粉粕になっている。
【0003】澱粉粕はいったん粕溜めに貯溜されるが、
その間に直ちに腐敗がはじまり、酪酸臭を主とする悪臭
が付加される。澱粉粕は重量にして乾物あたり約半分の
澱粉を含み、かつては飼料等に用いられていたが、現在
では畑地に撒布したりあるいはクエン酸製造工場にひき
とってもらうしか方法がなく、経済的にもかなりの負担
となっている。
その間に直ちに腐敗がはじまり、酪酸臭を主とする悪臭
が付加される。澱粉粕は重量にして乾物あたり約半分の
澱粉を含み、かつては飼料等に用いられていたが、現在
では畑地に撒布したりあるいはクエン酸製造工場にひき
とってもらうしか方法がなく、経済的にもかなりの負担
となっている。
【0004】交通不便の地域ではやむなく乾燥して運ん
でいるが、乾燥品も不純物や悪臭があるため、廃油吸着
剤や土木工事の斜面塗布剤などの工業的用途がわずかに
付加される程度である。
でいるが、乾燥品も不純物や悪臭があるため、廃油吸着
剤や土木工事の斜面塗布剤などの工業的用途がわずかに
付加される程度である。
【0005】以上のような事情から甘藷粗繊維の食用素
材への用途は開かれていず、わずかにこれをクエン酸原
料に使用した際に得られる粕をさらに精製したものが、
含水状態の製品として市販されているのみである。
材への用途は開かれていず、わずかにこれをクエン酸原
料に使用した際に得られる粕をさらに精製したものが、
含水状態の製品として市販されているのみである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】甘藷澱粉の製造工業で
は、甘藷に含まれる食物繊維のすべては澱粉粕に移行す
る。しかし現在の澱粉粕を食用可能な状態まで精製する
ことは、所要経費の面からしてもほとんど不可能であ
る。
は、甘藷に含まれる食物繊維のすべては澱粉粕に移行す
る。しかし現在の澱粉粕を食用可能な状態まで精製する
ことは、所要経費の面からしてもほとんど不可能であ
る。
【0007】また食物繊維として広範囲に使用するため
には乾燥と微粉末化が必要であるが、甘藷の粗繊維は乾
燥すれば不可逆的に硬化してしまう。したがって細粉状
にすることが困難になり、食感の悪化とともに食物繊維
としての優れた性質である水和性も失われる。
には乾燥と微粉末化が必要であるが、甘藷の粗繊維は乾
燥すれば不可逆的に硬化してしまう。したがって細粉状
にすることが困難になり、食感の悪化とともに食物繊維
としての優れた性質である水和性も失われる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、まず
澱粉製造工程で澱粉乳と分別された澱粉粕区分を、水洗
しつつさらに30メッシュ前後の篩に通す。
澱粉製造工程で澱粉乳と分別された澱粉粕区分を、水洗
しつつさらに30メッシュ前後の篩に通す。
【0009】つぎに篩通過部を速やかに脱水し乾燥す
る。乾燥にはフラッシュドライヤーなどの方式が好適で
ある。
る。乾燥にはフラッシュドライヤーなどの方式が好適で
ある。
【0010】得られた乾燥物はオーブンなどの設備を用
い、淡黄褐色に着色する時点を目途に加熱する。200
℃の温度であれば約15分で目的を達する。または攪拌
しつつ釜で炒るのもよい。
い、淡黄褐色に着色する時点を目途に加熱する。200
℃の温度であれば約15分で目的を達する。または攪拌
しつつ釜で炒るのもよい。
【0011】さらに適当な着色度が得られた粗繊維は、
磨砕機にかけて微粉状にする。
磨砕機にかけて微粉状にする。
【0012】
【発明の作用】澱粉製造工程における甘藷の磨砕物は、
30メッシュ前後の篩を通すことにより表皮や粗大な繊
維などの不純物が除去され、細胞壁を主とする成分の純
度を高めることができる。
30メッシュ前後の篩を通すことにより表皮や粗大な繊
維などの不純物が除去され、細胞壁を主とする成分の純
度を高めることができる。
【0013】これを脱水乾燥したものは、前述のように
硬化して水和性も失われる。しかしさらに焦げる程度に
焙焼すれば繊維質はもろくなり、微粉状にすることも容
易になる。
硬化して水和性も失われる。しかしさらに焦げる程度に
焙焼すれば繊維質はもろくなり、微粉状にすることも容
易になる。
【0014】また混在する澱粉は熱分解して可溶性のデ
キストリンになるので水和性が生じ、滑らかな舌ざわり
が得られる。焙焼することにより甘藷特有の香ばしい焼
きいも香が生じる点も、食品素材として好ましい変化で
ある。
キストリンになるので水和性が生じ、滑らかな舌ざわり
が得られる。焙焼することにより甘藷特有の香ばしい焼
きいも香が生じる点も、食品素材として好ましい変化で
ある。
【0015】
【実施例1】甘藷澱粉工場において、シーブベント部に
集められた澱粉粕をただちに30メッシュの振動篩にか
け、その通過部を遠心式脱水機を用いて脱水した。脱水
物は遠赤外乾燥装置で乾燥し、つづいて200℃に設定
した通風式乾燥機中に15分間置き、小麦色に着色させ
た。これをボールミル式の粉砕機で微粉状にした。
集められた澱粉粕をただちに30メッシュの振動篩にか
け、その通過部を遠心式脱水機を用いて脱水した。脱水
物は遠赤外乾燥装置で乾燥し、つづいて200℃に設定
した通風式乾燥機中に15分間置き、小麦色に着色させ
た。これをボールミル式の粉砕機で微粉状にした。
【0016】本製品は香ばしい匂いをもち、そのまま口
に含んでもなめらかに溶ける食感を与える。したがって
パンや菓子、麺類などのあらゆる食品に混ぜることが可
能である。
に含んでもなめらかに溶ける食感を与える。したがって
パンや菓子、麺類などのあらゆる食品に混ぜることが可
能である。
【0017】
【発明の効果】甘藷は食物繊維に富む食品としてよく知
られている。しかし一方、甘藷の最大の加工工業である
澱粉製造工業においては、繊維成分は澱粉粕としてすべ
て廃棄物扱いにされており、その処分に多大な経費を要
するのみでなく、環境汚染の原因にもなっている。
られている。しかし一方、甘藷の最大の加工工業である
澱粉製造工業においては、繊維成分は澱粉粕としてすべ
て廃棄物扱いにされており、その処分に多大な経費を要
するのみでなく、環境汚染の原因にもなっている。
【0018】本発明は、これまでほとんど利用できなか
った膨大な量の甘藷粗繊維を優れた食物繊維素材に変え
るものであり、資源の有効利用化としてその経済的効果
は甚大である。
った膨大な量の甘藷粗繊維を優れた食物繊維素材に変え
るものであり、資源の有効利用化としてその経済的効果
は甚大である。
【0019】また微粉状に得られる製品は、従来市販の
食物繊維にはない滑らかさと風味のよさを有しており、
あらゆる食品に使用できる。したがって国民の健康上に
資する点もきわめて大きいといえよう。
食物繊維にはない滑らかさと風味のよさを有しており、
あらゆる食品に使用できる。したがって国民の健康上に
資する点もきわめて大きいといえよう。
Claims (1)
- 【請求項1】 甘藷澱粉製造工業の工程において、澱粉
粕として分離される区分を30メッシュのふるいにか
け、その通過区分を乾燥し、続いて淡黄褐色になるまで
焙焼したのち微粉とすることを特徴とする、焙焼甘藷粗
繊維の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7222469A JPH0937733A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 焙焼甘藷粗繊維の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7222469A JPH0937733A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 焙焼甘藷粗繊維の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0937733A true JPH0937733A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16782910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7222469A Pending JPH0937733A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 焙焼甘藷粗繊維の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0937733A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007031313A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Toyo Shinyaku:Kk | 外用剤用原料 |
| JP2007091717A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-04-12 | Toyo Shinyaku:Kk | スクラブ剤 |
| JP2013063033A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Kirin Beverage Corp | 焙煎コーンパウダーを使用した容器詰め飲料及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP7222469A patent/JPH0937733A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007031313A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Toyo Shinyaku:Kk | 外用剤用原料 |
| JP2007091717A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-04-12 | Toyo Shinyaku:Kk | スクラブ剤 |
| JP2013063033A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Kirin Beverage Corp | 焙煎コーンパウダーを使用した容器詰め飲料及びその製造方法 |
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