JPH0838113A - 乾燥海苔とその製法 - Google Patents
乾燥海苔とその製法Info
- Publication number
- JPH0838113A JPH0838113A JP6201393A JP20139394A JPH0838113A JP H0838113 A JPH0838113 A JP H0838113A JP 6201393 A JP6201393 A JP 6201393A JP 20139394 A JP20139394 A JP 20139394A JP H0838113 A JPH0838113 A JP H0838113A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laver
- drying
- seaweed
- dried
- water
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- Pending
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- Edible Seaweed (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低価格の装置で海苔を製造でき、また従来の
海苔よりはるかにうま味のある海苔とその製法を提供す
る。 【構成】 摘取った養殖されたアマノリを水洗い・脱水
し、それをバラバラの状態に散布して乾燥させ、水分含
有率を約10%にする。その乾燥は、乾燥ボックスの網棚
の上に水洗い・脱水後の海苔をバラバラの状態に散布
し、50度前後の温風を当てて乾燥させる方法、また冷凍
乾燥、あるいは温熱乾燥によることが好ましい。アマノ
リの形質がそのまま活かされ、うま味の元が残るので非
常に味がよい。
海苔よりはるかにうま味のある海苔とその製法を提供す
る。 【構成】 摘取った養殖されたアマノリを水洗い・脱水
し、それをバラバラの状態に散布して乾燥させ、水分含
有率を約10%にする。その乾燥は、乾燥ボックスの網棚
の上に水洗い・脱水後の海苔をバラバラの状態に散布
し、50度前後の温風を当てて乾燥させる方法、また冷凍
乾燥、あるいは温熱乾燥によることが好ましい。アマノ
リの形質がそのまま活かされ、うま味の元が残るので非
常に味がよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾燥海苔とその製法に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乾燥海苔の製法は、つぎのとおり
である。まず、摘み取った海苔をざるに入れて水切りし
た後、生海苔切裁機で細かく切断する。適量の水と混
ぜ、海苔抄機で抄き、乾燥する。乾燥は古くからの天日
乾燥も一部行われているが、近年はほとんど室内乾燥に
変わっている。抄いた海苔がついている簀を重ねて、脱
水機にかけ水分を減じて、37度前後の乾燥室に入れ、約
4時間で乾燥する。乾燥後、10枚ずつを1帖に結束する
(以上、平凡社大百科事典11− 834頁より)。
である。まず、摘み取った海苔をざるに入れて水切りし
た後、生海苔切裁機で細かく切断する。適量の水と混
ぜ、海苔抄機で抄き、乾燥する。乾燥は古くからの天日
乾燥も一部行われているが、近年はほとんど室内乾燥に
変わっている。抄いた海苔がついている簀を重ねて、脱
水機にかけ水分を減じて、37度前後の乾燥室に入れ、約
4時間で乾燥する。乾燥後、10枚ずつを1帖に結束する
(以上、平凡社大百科事典11− 834頁より)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の製法では、
生海苔切裁機で切断する場合、できるだけ細かく切断す
るように工夫されており、海苔抄機で抄く場合は、でき
るだけ濃密に、隙間の無い製品を作るように心がけてい
た。ところが、上記の工程を高度に達成しようとすれば
するほど、ロスや不完全品が多く出ることになり、歩ど
まりが低いという大きな欠点があった。また、切裁機や
抄機を合わせた板海苔製造装置一式は非常に高価であ
り、時価約2000万円を要している。
生海苔切裁機で切断する場合、できるだけ細かく切断す
るように工夫されており、海苔抄機で抄く場合は、でき
るだけ濃密に、隙間の無い製品を作るように心がけてい
た。ところが、上記の工程を高度に達成しようとすれば
するほど、ロスや不完全品が多く出ることになり、歩ど
まりが低いという大きな欠点があった。また、切裁機や
抄機を合わせた板海苔製造装置一式は非常に高価であ
り、時価約2000万円を要している。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、低価格の装置
で海苔を製造でき、また従来の海苔よりはるかにうま味
のある海苔とその製法を提供することを目的とする。
で海苔を製造でき、また従来の海苔よりはるかにうま味
のある海苔とその製法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の乾燥海苔は、摘
取った海苔を水洗い・脱水し、それをバラバラの状態に
散布して乾燥させ、水分含有率を5〜12%にしたことを
特徴とする。とくに、本発明の乾燥海苔は、養殖された
アマノリであり、水分含有率が約10%であることが好ま
しい。本発明の乾燥海苔の製法は、摘取った海苔を水洗
い・脱水し、それをバラバラの状態に散布して、水分含
有率が5〜12%になるまで乾燥させたことを特徴とす
る。とくに、その乾燥は、乾燥ボックスの網棚の上に水
洗い・脱水後の海苔をバラバラの状態に散布し、50度前
後の温風を当てて乾燥させる方法、また冷凍乾燥、ある
いは温熱乾燥によることが好ましい。
取った海苔を水洗い・脱水し、それをバラバラの状態に
散布して乾燥させ、水分含有率を5〜12%にしたことを
特徴とする。とくに、本発明の乾燥海苔は、養殖された
アマノリであり、水分含有率が約10%であることが好ま
しい。本発明の乾燥海苔の製法は、摘取った海苔を水洗
い・脱水し、それをバラバラの状態に散布して、水分含
有率が5〜12%になるまで乾燥させたことを特徴とす
る。とくに、その乾燥は、乾燥ボックスの網棚の上に水
洗い・脱水後の海苔をバラバラの状態に散布し、50度前
後の温風を当てて乾燥させる方法、また冷凍乾燥、ある
いは温熱乾燥によることが好ましい。
【0006】
【作用】本発明の乾燥海苔およびその製法によれば、海
苔を切断したり抄いたりすることなく、そのまま乾燥さ
せている。したがって、乾燥ボックスがあれば足り、繁
雑な加工を要しないので、その製造装置は極めて低廉と
なる。そして、海苔は物理的な加工を全く施していない
ので、その形質が高度に保持されており、海苔のうま味
の元であるヌクレオチドのイノシン酸、グアニル酸とア
ミノ酸のグルタミン酸、アラニン、グリシンもそのまま
残されており、非常に素晴らしいうま味を味わうことが
できる。
苔を切断したり抄いたりすることなく、そのまま乾燥さ
せている。したがって、乾燥ボックスがあれば足り、繁
雑な加工を要しないので、その製造装置は極めて低廉と
なる。そして、海苔は物理的な加工を全く施していない
ので、その形質が高度に保持されており、海苔のうま味
の元であるヌクレオチドのイノシン酸、グアニル酸とア
ミノ酸のグルタミン酸、アラニン、グリシンもそのまま
残されており、非常に素晴らしいうま味を味わうことが
できる。
【0007】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を説明する。本発明
が製造の対象とする海苔はアマノリである。すなわち、
紅藻類ウシケリ科のアマノリを対象とする。なお、アサ
クサノリはアマノリの俗称である。アマノリは養殖され
たものが用いられ、養殖の方法は現在公知のもの、また
将来開発されるいかなる種類の方法を用いてもよい。
が製造の対象とする海苔はアマノリである。すなわち、
紅藻類ウシケリ科のアマノリを対象とする。なお、アサ
クサノリはアマノリの俗称である。アマノリは養殖され
たものが用いられ、養殖の方法は現在公知のもの、また
将来開発されるいかなる種類の方法を用いてもよい。
【0008】摘取った海苔は、水槽で攪拌、または水を
噴射して水洗いし、その後、遠心分離機等で脱水する。
そして、そのままの状態で、例えば乾燥ボックスの棚や
網の上に散布する。この場合、棚や網上の海苔は海藻そ
のままの形状を呈している。したがって、本発明の海苔
をバラノリともいう。そして、つぎに乾燥させる。乾燥
させる方法は任意であるが、例えば、温風を当てて乾燥
させるのが好ましい。しかし、この方法に限ることな
く、例えば温熱または冷凍で、あるいは自然乾燥させる
方法をとってもよい。乾燥させる時間は、温風の温度や
通風量によって変動する。温風を当てる場合の温度は、
50度前後が好ましい。なお、温度が高すぎると、海苔が
変質するので好ましくない。
噴射して水洗いし、その後、遠心分離機等で脱水する。
そして、そのままの状態で、例えば乾燥ボックスの棚や
網の上に散布する。この場合、棚や網上の海苔は海藻そ
のままの形状を呈している。したがって、本発明の海苔
をバラノリともいう。そして、つぎに乾燥させる。乾燥
させる方法は任意であるが、例えば、温風を当てて乾燥
させるのが好ましい。しかし、この方法に限ることな
く、例えば温熱または冷凍で、あるいは自然乾燥させる
方法をとってもよい。乾燥させる時間は、温風の温度や
通風量によって変動する。温風を当てる場合の温度は、
50度前後が好ましい。なお、温度が高すぎると、海苔が
変質するので好ましくない。
【0009】乾燥後の海苔の水分含有率は5〜12%(重
量%)が好ましく、とくに約10%(重量%)が最も好ま
しい。水分含有率が前記範囲を超える場合は、湿気がも
どりやすく、変色変質が早く、商品価値が失われやすい
という不都合があり、下廻る場合は、ひび折れが生じた
り、粉状となりやすい。したがって、商品価値がいちじ
るしく損なわれるという不都合がある。
量%)が好ましく、とくに約10%(重量%)が最も好ま
しい。水分含有率が前記範囲を超える場合は、湿気がも
どりやすく、変色変質が早く、商品価値が失われやすい
という不都合があり、下廻る場合は、ひび折れが生じた
り、粉状となりやすい。したがって、商品価値がいちじ
るしく損なわれるという不都合がある。
【0010】乾燥を終えた海苔は、適量(例えば4kg)
ずつ箱詰めし、市場に供給することになる。
ずつ箱詰めし、市場に供給することになる。
【0011】上記の製法によれば、海苔切裁機や海苔抄
機が不要であり、水洗い・脱水装置と乾燥ボックスを設
備すれば足りるので、設備が大幅に低減される。そし
て、得られた海苔は、不要な加工を施しておらず、海苔
の形状、性質をそのまま保持しているので、栄養素(ビ
タミンが豊富で、ことにA含有量が高く、トマトの60倍
以上に達する)を豊富に有しており、うま味の元もその
まま残っているので、非常においしく賞味することがで
きる。したがって、とくに、本発明の海苔は、火にあぶ
ってそのまましょうゆを付けて食べ、海苔巻き寿司や海
苔茶漬け、その他各種料理の香味料や、てんぷらの材料
などになる。さらに、ふりかけ、うどんやソバの具、酢
の物、海藻サラダ、菓子の原料としても好適である。
機が不要であり、水洗い・脱水装置と乾燥ボックスを設
備すれば足りるので、設備が大幅に低減される。そし
て、得られた海苔は、不要な加工を施しておらず、海苔
の形状、性質をそのまま保持しているので、栄養素(ビ
タミンが豊富で、ことにA含有量が高く、トマトの60倍
以上に達する)を豊富に有しており、うま味の元もその
まま残っているので、非常においしく賞味することがで
きる。したがって、とくに、本発明の海苔は、火にあぶ
ってそのまましょうゆを付けて食べ、海苔巻き寿司や海
苔茶漬け、その他各種料理の香味料や、てんぷらの材料
などになる。さらに、ふりかけ、うどんやソバの具、酢
の物、海藻サラダ、菓子の原料としても好適である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、低廉な製造設備を提供
し、非常においしい乾燥海苔を提供できる。
し、非常においしい乾燥海苔を提供できる。
Claims (4)
- 【請求項1】摘取った海苔を水洗い・脱水し、それをバ
ラバラの状態に散布して乾燥させ、水分含有率を5〜12
%にした乾燥海苔。 - 【請求項2】前記海苔が、養殖されたアマノリであり、
水分含有率が約10%である請求項1記載の乾燥海苔。 - 【請求項3】摘取った海苔を水洗い・脱水し、それをバ
ラバラの状態に散布して、水分含有率が5〜12%になる
まで乾燥することを特徴とする乾燥海苔の製法。 - 【請求項4】乾燥ボックスの網棚の上に水洗い・脱水後
の海苔をバラバラの状態に散布し、50度前後の温風を当
てるか、冷凍乾燥あるいは温熱乾燥により乾燥させるこ
とを特徴とする乾燥海苔の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6201393A JPH0838113A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 乾燥海苔とその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6201393A JPH0838113A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 乾燥海苔とその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0838113A true JPH0838113A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16440350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6201393A Pending JPH0838113A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 乾燥海苔とその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0838113A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015029498A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 松本 孝 | 非板状乾燥海苔及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP6201393A patent/JPH0838113A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015029498A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 松本 孝 | 非板状乾燥海苔及びその製造方法 |
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