JPH0938348A - 理髪用鋏における枢着部の構造 - Google Patents
理髪用鋏における枢着部の構造Info
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- JPH0938348A JPH0938348A JP21819895A JP21819895A JPH0938348A JP H0938348 A JPH0938348 A JP H0938348A JP 21819895 A JP21819895 A JP 21819895A JP 21819895 A JP21819895 A JP 21819895A JP H0938348 A JPH0938348 A JP H0938348A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 理髪用鋏の刃体のこじれを防止すると共に両
刃体同士の噛合圧力を簡単且つ確実に調整でき、且つ円
滑な開閉操作を可能にする。 【構成】 刃体1、2の枢着部である平部1a、2aを小間
隔11を存して枢軸3により回動自在に枢着するに際し
て、該枢軸3の下端部を下側の刃体2の平部2aに固着
し、この枢軸3の上部を上側の刃体1の平部1aに上下移
動可能に嵌合している短筒体4にベアリング13を介して
挿通、支持させることにより、両刃体1、2の軽快な開
閉操作を可能にし、さらに、短筒体4の後方における上
側の刃体1の平部1aに螺軸5を固着して該螺軸5に螺合
したナット体6と上記短筒体4とをこじれ規制板片7に
より連結すると共にこのこじれ規制板片7の先端屈曲部
7aを上側の刃体1の平部1aに当接させ、この当接部を支
点として上記ナット体6の回動操作によりこじれ規制板
片7と共に短筒体4を上下動させることにより、両刃体
1、2の噛合圧力を調整するように構成している。
刃体同士の噛合圧力を簡単且つ確実に調整でき、且つ円
滑な開閉操作を可能にする。 【構成】 刃体1、2の枢着部である平部1a、2aを小間
隔11を存して枢軸3により回動自在に枢着するに際し
て、該枢軸3の下端部を下側の刃体2の平部2aに固着
し、この枢軸3の上部を上側の刃体1の平部1aに上下移
動可能に嵌合している短筒体4にベアリング13を介して
挿通、支持させることにより、両刃体1、2の軽快な開
閉操作を可能にし、さらに、短筒体4の後方における上
側の刃体1の平部1aに螺軸5を固着して該螺軸5に螺合
したナット体6と上記短筒体4とをこじれ規制板片7に
より連結すると共にこのこじれ規制板片7の先端屈曲部
7aを上側の刃体1の平部1aに当接させ、この当接部を支
点として上記ナット体6の回動操作によりこじれ規制板
片7と共に短筒体4を上下動させることにより、両刃体
1、2の噛合圧力を調整するように構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、理容店や美容店で
使用される理髪用鋏の改良に関する。
使用される理髪用鋏の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の理髪用鋏は、刃体の基部に形成し
ている平部同士を互いに接触した状態にして枢軸により
回動自在に枢着してなる構造のものが広く採用されてい
るが、両刃体の平部同士を接触させていると、開閉操作
が重くなって疲労が増大し、長時間の理髪作業に適さな
いばかりでなく、使用者の癖や開閉操作力によって両刃
体間にこじれ現象が生じ、頭髪を円滑に且つ均一な条件
で切断することができないという問題点があった。
ている平部同士を互いに接触した状態にして枢軸により
回動自在に枢着してなる構造のものが広く採用されてい
るが、両刃体の平部同士を接触させていると、開閉操作
が重くなって疲労が増大し、長時間の理髪作業に適さな
いばかりでなく、使用者の癖や開閉操作力によって両刃
体間にこじれ現象が生じ、頭髪を円滑に且つ均一な条件
で切断することができないという問題点があった。
【0003】このため、本願出願人は実開平5ー853
66号に記載しているように、両刃体の平部を小間隔を
存した状態で枢軸により回動自在に枢着すると共にこの
枢軸を上側の刃体の平部上に突出させてその突出端部を
該平部上に重ね合わせている支持板片の中央部に固着
し、さらに、この支持板片の先端を上側の刃体の平部に
軸着すると共に基端部に調節螺子を螺入して該螺軸の下
端を上側の刃体の平部に受止させた枢着構造を案出し
た。
66号に記載しているように、両刃体の平部を小間隔を
存した状態で枢軸により回動自在に枢着すると共にこの
枢軸を上側の刃体の平部上に突出させてその突出端部を
該平部上に重ね合わせている支持板片の中央部に固着
し、さらに、この支持板片の先端を上側の刃体の平部に
軸着すると共に基端部に調節螺子を螺入して該螺軸の下
端を上側の刃体の平部に受止させた枢着構造を案出し
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の枢着構造によれ
ば、刃体同士を枢着している枢軸とこの枢軸の上端に固
着した平板上の支持板片によって刃体の開閉操作時にお
けるこじれ現象を防止することができると共に、螺子の
回動により両刃体の平部間の隙間を変化させて両刃体の
噛合圧力を使用者に応じて調整し得るが、支持板片の先
端部を上側の刃体の平部に一体に軸着しているために、
該支持板片の基端側に螺合した螺子を回動操作して枢軸
を介して上下刃体の平部間の隙間を調整する操作が軽快
に行えず、両刃体の噛合圧力を微妙に調整することが難
しくなるという問題点があった。本発明はこのような問
題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、両刃体のこじれ防止と共に使用者に応じた両刃体の
噛合圧力の微調整が円滑に行えるようにした理髪用鋏に
おける枢着部の構造を提供するものである。
ば、刃体同士を枢着している枢軸とこの枢軸の上端に固
着した平板上の支持板片によって刃体の開閉操作時にお
けるこじれ現象を防止することができると共に、螺子の
回動により両刃体の平部間の隙間を変化させて両刃体の
噛合圧力を使用者に応じて調整し得るが、支持板片の先
端部を上側の刃体の平部に一体に軸着しているために、
該支持板片の基端側に螺合した螺子を回動操作して枢軸
を介して上下刃体の平部間の隙間を調整する操作が軽快
に行えず、両刃体の噛合圧力を微妙に調整することが難
しくなるという問題点があった。本発明はこのような問
題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、両刃体のこじれ防止と共に使用者に応じた両刃体の
噛合圧力の微調整が円滑に行えるようにした理髪用鋏に
おける枢着部の構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の理髪用鋏の枢着部は、一対の刃体の基部に形
成している平部を上下に小間隔を存して枢軸によって回
動自在に枢着してなる理髪用鋏において、上記枢軸の下
端部を下側の刃体の平部に螺着すると共に、上側の刃体
の平部に該枢軸を中心とする貫通孔を穿設してこの貫通
孔に上半部を平部から上方に突出させた短筒体の下半部
を上下摺動自在に嵌合させ、この短筒体の中心部に上記
枢軸の上部をベアリングを介して挿通して該枢軸の上端
大径頭部を短筒体の上端面に当接させ、さらに、上記短
筒体から後方に小間隔を存した上側の刃体の上記平部に
螺軸の下半部を固着して該螺軸の上半部にナット体を螺
合させ、このナット体と上記短筒体との間にこじれ規制
板片を配設して該こじれ規制板の前端を短筒体に一体に
設けると共に後端をナット体に支持させ、短筒体の前端
に平部上に当接、支持させた支点部を設けてなる構造を
有する。
に本発明の理髪用鋏の枢着部は、一対の刃体の基部に形
成している平部を上下に小間隔を存して枢軸によって回
動自在に枢着してなる理髪用鋏において、上記枢軸の下
端部を下側の刃体の平部に螺着すると共に、上側の刃体
の平部に該枢軸を中心とする貫通孔を穿設してこの貫通
孔に上半部を平部から上方に突出させた短筒体の下半部
を上下摺動自在に嵌合させ、この短筒体の中心部に上記
枢軸の上部をベアリングを介して挿通して該枢軸の上端
大径頭部を短筒体の上端面に当接させ、さらに、上記短
筒体から後方に小間隔を存した上側の刃体の上記平部に
螺軸の下半部を固着して該螺軸の上半部にナット体を螺
合させ、このナット体と上記短筒体との間にこじれ規制
板片を配設して該こじれ規制板の前端を短筒体に一体に
設けると共に後端をナット体に支持させ、短筒体の前端
に平部上に当接、支持させた支点部を設けてなる構造を
有する。
【0006】
【発明の実施の形態】両刃体の平部は、小間隙を存した
状態で枢軸と短筒体内のベアリングとによって回動自在
に枢着されているので、開閉操作が軽快に行えて長時間
の理髪作業においても疲労が少なくなる。又、枢軸の下
端を下側の刃体に螺着し、上端をベアリングを介して上
側刃体の貫通孔に嵌合している短筒体に挿通、支持させ
ていると共に短筒体と平部に固着した螺軸に螺合してい
るナット体間をこじれ規制板片により一体に連結してい
るから、上下刃体を常に平行状態に固定してこじれが生
じるのを阻止し得る。
状態で枢軸と短筒体内のベアリングとによって回動自在
に枢着されているので、開閉操作が軽快に行えて長時間
の理髪作業においても疲労が少なくなる。又、枢軸の下
端を下側の刃体に螺着し、上端をベアリングを介して上
側刃体の貫通孔に嵌合している短筒体に挿通、支持させ
ていると共に短筒体と平部に固着した螺軸に螺合してい
るナット体間をこじれ規制板片により一体に連結してい
るから、上下刃体を常に平行状態に固定してこじれが生
じるのを阻止し得る。
【0007】さらに、ナット体を回動操作すると、こじ
れ規制板片は平部上に支持されている支点部の先端を支
点として上下方向に移動し、該こじれ規制板片と一体に
上下動する短筒体を介して両刃体間の隙間が調整され、
従って、両刃体の刃噛合部の噛合圧力を使用者に最適な
圧力に調整し得る。
れ規制板片は平部上に支持されている支点部の先端を支
点として上下方向に移動し、該こじれ規制板片と一体に
上下動する短筒体を介して両刃体間の隙間が調整され、
従って、両刃体の刃噛合部の噛合圧力を使用者に最適な
圧力に調整し得る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面について説明す
ると、1、2は理髪鋏の上下刃体で、その基部は枢軸3
によって互いに回動自在に枢着された平部1a、2aにそれ
ぞれ形成してあり、これらの平部1a、2aは対向面間に小
間隔部11を設けていると共に該平部1a、2aから先端に向
かって互いに接近する方向に僅かに撓ませることによ
り、両刃体1、2の刃噛合部Aを設けている。さらに、
平部1a、2aから夫々後方に向かって公知のように、指掛
輪1bと親指輪2bを夫々延設してある。
ると、1、2は理髪鋏の上下刃体で、その基部は枢軸3
によって互いに回動自在に枢着された平部1a、2aにそれ
ぞれ形成してあり、これらの平部1a、2aは対向面間に小
間隔部11を設けていると共に該平部1a、2aから先端に向
かって互いに接近する方向に僅かに撓ませることによ
り、両刃体1、2の刃噛合部Aを設けている。さらに、
平部1a、2aから夫々後方に向かって公知のように、指掛
輪1bと親指輪2bを夫々延設してある。
【0009】上記上側の刃体1の平部1aには図2に示す
ように、上記枢軸3を中心する一定径の貫通孔12が上下
面間に亘って穿設されてあり、この貫通孔12に短筒体4
の下部を上下摺動移動可能に嵌合していると共に平部1a
から上方に突出した該短筒体4の上部を拡大頭部4aに形
成している。さらに、上記上下刃体1、2の平部1a、2a
の枢軸3は、その下端部を下側の刃体2の平部2aに設け
た螺子孔10に螺合していると共に上部を上記短筒体4の
中心部に挿通させ、その上端に形成した大径頭部3aの下
面を上記短筒体4の拡大頭部4aの上端面に係止状態で当
接させている。また、この枢軸3と短筒体4の内周面間
にベアリング13を介在させている。14は短筒体4の拡大
頭部4aの下面と上側刃体1の平部1aとの間に設けている
す小間隔部である。
ように、上記枢軸3を中心する一定径の貫通孔12が上下
面間に亘って穿設されてあり、この貫通孔12に短筒体4
の下部を上下摺動移動可能に嵌合していると共に平部1a
から上方に突出した該短筒体4の上部を拡大頭部4aに形
成している。さらに、上記上下刃体1、2の平部1a、2a
の枢軸3は、その下端部を下側の刃体2の平部2aに設け
た螺子孔10に螺合していると共に上部を上記短筒体4の
中心部に挿通させ、その上端に形成した大径頭部3aの下
面を上記短筒体4の拡大頭部4aの上端面に係止状態で当
接させている。また、この枢軸3と短筒体4の内周面間
にベアリング13を介在させている。14は短筒体4の拡大
頭部4aの下面と上側刃体1の平部1aとの間に設けている
す小間隔部である。
【0010】5は上記短筒体4から刃体1の基端側(後
方)に向かって一定の間隔を存した位置における平部1a
に設けた螺子孔9に貫通状態で螺着して該刃体1の平部
1aと一体化している螺軸で、その上部を平部4から垂直
上方に突出させてあり、その突出部にナット体6を螺合
させていると共に該ナット体6の周面に周溝6aを設けて
いる。また、このナット体6の下端面は平部1aの上面に
対して小間隔15を存して対向している。
方)に向かって一定の間隔を存した位置における平部1a
に設けた螺子孔9に貫通状態で螺着して該刃体1の平部
1aと一体化している螺軸で、その上部を平部4から垂直
上方に突出させてあり、その突出部にナット体6を螺合
させていると共に該ナット体6の周面に周溝6aを設けて
いる。また、このナット体6の下端面は平部1aの上面に
対して小間隔15を存して対向している。
【0011】7は前半部を上記短筒体4の拡大頭部4aに
一体的に設けたこじれ規制板片で、その前端部は拡大頭
部4aの前側周面の中央から前方に突出した小幅の支点片
7aに形成してあり、該支点片7aを下方に屈曲させてその
先端を上側刃体1の平部1a上に当接、支持させてある。
さらに、拡大頭部4aから後方に延設した該こじれ規制板
片7の後端部を図3に示すように二股形状の連結片7b、
7bに形成し、この連結片7b、7bの端部をナット体6の上
記周溝6a内に両側から挿嵌、係止させている。8は周溝
6a内に配設したC字形状の弾性クリップ体で、周溝6aの
周面に弾接していると共にその両端部は上記連結片7b、
7bの端面により挟持状態に固定されている。
一体的に設けたこじれ規制板片で、その前端部は拡大頭
部4aの前側周面の中央から前方に突出した小幅の支点片
7aに形成してあり、該支点片7aを下方に屈曲させてその
先端を上側刃体1の平部1a上に当接、支持させてある。
さらに、拡大頭部4aから後方に延設した該こじれ規制板
片7の後端部を図3に示すように二股形状の連結片7b、
7bに形成し、この連結片7b、7bの端部をナット体6の上
記周溝6a内に両側から挿嵌、係止させている。8は周溝
6a内に配設したC字形状の弾性クリップ体で、周溝6aの
周面に弾接していると共にその両端部は上記連結片7b、
7bの端面により挟持状態に固定されている。
【0012】両刃体1、2を上記構成の枢着手段によっ
て回動自在に枢着するには、こじれ規制板片7を一体に
設けた短筒体4を上側の刃体1の貫通孔12に挿嵌させた
状態にして短筒体4にベアリング13を介して枢軸3を挿
通し、その下端螺子部を下側の刃体2に螺着させると共
に、上側の刃体1の平部1aに設けた螺子孔9に螺軸5の
下部を螺着し、この螺軸5にナット体6を螺合させる。
その際、該ナット体6の周溝6aにクリップ体8をはめ込
んでおく。そして、このナット体6の周溝6aに上記こじ
れ規制板片7の基端部連結片7b、7bを両側から挿嵌、係
止させることによって理髪用鋏が組立てられるものであ
る。
て回動自在に枢着するには、こじれ規制板片7を一体に
設けた短筒体4を上側の刃体1の貫通孔12に挿嵌させた
状態にして短筒体4にベアリング13を介して枢軸3を挿
通し、その下端螺子部を下側の刃体2に螺着させると共
に、上側の刃体1の平部1aに設けた螺子孔9に螺軸5の
下部を螺着し、この螺軸5にナット体6を螺合させる。
その際、該ナット体6の周溝6aにクリップ体8をはめ込
んでおく。そして、このナット体6の周溝6aに上記こじ
れ規制板片7の基端部連結片7b、7bを両側から挿嵌、係
止させることによって理髪用鋏が組立てられるものであ
る。
【0013】このように構成したので、両刃体1、2の
指掛輪1bと親指輪2bに指を入れて開閉操作する際に、両
刃体1、2が互いにこじれる方向に操作すると、枢軸3
と短筒体4とによってのみ両刃体1、2を枢着している
場合には、上側刃体1の貫通孔12と短筒体4との嵌合精
度の度合い等によって上側刃体1を下側刃体2に対して
無理にこじらせることができるが、短筒体4はこじれ規
制板片7を介して上側刃体1の平部1aに螺着した螺軸5
に螺合しているナット体6に連結、支持されているから
こじれ方向に作動するのを確実に阻止することができ、
従って、両刃体1、2の刃噛合部Aを一定の噛合力に維
持し得るものである。
指掛輪1bと親指輪2bに指を入れて開閉操作する際に、両
刃体1、2が互いにこじれる方向に操作すると、枢軸3
と短筒体4とによってのみ両刃体1、2を枢着している
場合には、上側刃体1の貫通孔12と短筒体4との嵌合精
度の度合い等によって上側刃体1を下側刃体2に対して
無理にこじらせることができるが、短筒体4はこじれ規
制板片7を介して上側刃体1の平部1aに螺着した螺軸5
に螺合しているナット体6に連結、支持されているから
こじれ方向に作動するのを確実に阻止することができ、
従って、両刃体1、2の刃噛合部Aを一定の噛合力に維
持し得るものである。
【0014】また、ナット体6を螺軸5に対して上方に
回動移動、即ち螺退させると、こじれ規制板片7は上側
刃体1の平部1aに当接した支点片7aの先端を支点として
上方に移動し、こじれ規制板片7と一体の短筒体4がそ
の移動量に応じて持ち上げられる。従って、該短筒体4
の拡大頭部4aに大径頭部3aを受止させている枢軸3が一
体に上動し、上側刃体1に対して下側刃体2が小間隔部
11を狭める方向に引き寄せられる。
回動移動、即ち螺退させると、こじれ規制板片7は上側
刃体1の平部1aに当接した支点片7aの先端を支点として
上方に移動し、こじれ規制板片7と一体の短筒体4がそ
の移動量に応じて持ち上げられる。従って、該短筒体4
の拡大頭部4aに大径頭部3aを受止させている枢軸3が一
体に上動し、上側刃体1に対して下側刃体2が小間隔部
11を狭める方向に引き寄せられる。
【0015】反対に、ナット体6を螺進させると、こじ
れ規制板片7が支点片7aの先端を支点として下方に移動
し、短筒体4が下動してその拡大頭部4aと枢軸3の大径
頭部3aとの間に隙間が生じようとするが、刃噛合部Aが
接する圧力によって常にその隙間が生じさせないように
枢軸3の大径頭部3aが一定圧力でもって短筒体4の拡大
頭部4aに押接しているため、上側刃体1に対して下側刃
体2が小間隔部11を拡げる方向に離間するものである。
れ規制板片7が支点片7aの先端を支点として下方に移動
し、短筒体4が下動してその拡大頭部4aと枢軸3の大径
頭部3aとの間に隙間が生じようとするが、刃噛合部Aが
接する圧力によって常にその隙間が生じさせないように
枢軸3の大径頭部3aが一定圧力でもって短筒体4の拡大
頭部4aに押接しているため、上側刃体1に対して下側刃
体2が小間隔部11を拡げる方向に離間するものである。
【0016】従って、両刃体1、2が接近する方向に移
動すると、刃噛合部Aの噛合圧力が増大し、離間する方
向に移動すると刃噛合部Aの噛合圧力が減少することに
なり、使用者に適した噛合圧力に調整できるものであ
る。また、ナット体6はこじれ規制板片7の基端連結片
7b、7bによって固定されたC字状の弾性クリップ体8に
よって挟着されているので、この弾性クリップ体8によ
り回動操作時以外の不測の回動が阻止され、使用時には
両刃体1、2を常に所定の小間隔部11を存した状態とし
ておくことができる。
動すると、刃噛合部Aの噛合圧力が増大し、離間する方
向に移動すると刃噛合部Aの噛合圧力が減少することに
なり、使用者に適した噛合圧力に調整できるものであ
る。また、ナット体6はこじれ規制板片7の基端連結片
7b、7bによって固定されたC字状の弾性クリップ体8に
よって挟着されているので、この弾性クリップ体8によ
り回動操作時以外の不測の回動が阻止され、使用時には
両刃体1、2を常に所定の小間隔部11を存した状態とし
ておくことができる。
【0017】以上の実施例においては、こじれ規制板片
7の支点片7aを下方に屈曲させて上側の刃体1の平部1a
の上面に支持させることにより支点部を形成したが、支
点片7aを屈曲させることなく、図4に示すように、上側
刃体1の平部1aに小軸体16を突設し、該小軸体16の上端
で短筒体4から突設した支点片7aを支持させることによ
り支点部としてもよく、さらに、図5に示すように、上
側刃体1の平部1aに凹所17を設けておき、この凹所17内
に短筒体4の拡大頭部4aの下半部を没入状態に配設して
支点片7aを該凹所17の周壁上端面に当接させることによ
り支点部としてもよい。また、このような支点片7aによ
る支点部を形成することなく、図6に示すように、上側
刃体1の平部1aに凹所17を設け、この凹所17の前周縁部
上に短筒体4の拡大頭部4aの前端下面を当接させ、その
当接部を支点部としてもよい。
7の支点片7aを下方に屈曲させて上側の刃体1の平部1a
の上面に支持させることにより支点部を形成したが、支
点片7aを屈曲させることなく、図4に示すように、上側
刃体1の平部1aに小軸体16を突設し、該小軸体16の上端
で短筒体4から突設した支点片7aを支持させることによ
り支点部としてもよく、さらに、図5に示すように、上
側刃体1の平部1aに凹所17を設けておき、この凹所17内
に短筒体4の拡大頭部4aの下半部を没入状態に配設して
支点片7aを該凹所17の周壁上端面に当接させることによ
り支点部としてもよい。また、このような支点片7aによ
る支点部を形成することなく、図6に示すように、上側
刃体1の平部1aに凹所17を設け、この凹所17の前周縁部
上に短筒体4の拡大頭部4aの前端下面を当接させ、その
当接部を支点部としてもよい。
【0018】また、上記いずれの実施例においてもこじ
れ規制板片7を短筒体4と一体的に形成したが、図7に
示すように、別体に形成して、先端に支点片7aを突設し
ているこじれ規制板片7を短筒体4に固着した構造とし
てもよい。即ち、こじれ規制板片7の前半中央部に貫通
孔7dを設けておき、この貫通孔7dを短筒体4に被嵌して
該貫通孔7dの周囲上面を短筒体4の拡大頭部4aの下面に
当接させていると共にこの貫通孔7dの周囲下面を短筒体
4に一体に固着したリング片4bによって挟着させた構造
としておいてもよい。
れ規制板片7を短筒体4と一体的に形成したが、図7に
示すように、別体に形成して、先端に支点片7aを突設し
ているこじれ規制板片7を短筒体4に固着した構造とし
てもよい。即ち、こじれ規制板片7の前半中央部に貫通
孔7dを設けておき、この貫通孔7dを短筒体4に被嵌して
該貫通孔7dの周囲上面を短筒体4の拡大頭部4aの下面に
当接させていると共にこの貫通孔7dの周囲下面を短筒体
4に一体に固着したリング片4bによって挟着させた構造
としておいてもよい。
【0019】さらに、図8に示すように、短筒体4には
その拡大頭部4aの前端から支点片7aを一体的に突設させ
ると共に該拡大頭部4aに周溝等の凹部4bを設けておく一
方、この短筒体4とは別体のこじれ規制板片7の前後端
部に二股形状の連結片7b、7b、および7c、7cを形成して
おき、前側の連結片7c、7cを短筒体4の上記凹部4bに係
合、支持させると共に後側の連結片7b、7bをナット体6
の周溝6aの両側部内に係合、支持させて短筒体4とナッ
ト6間にこじれ規制板片7を水平状態に連結させた構造
としておいてもよい。なお、図7、図8において、支点
部の構造は支点片7aによりことなく、図6に示す支点部
の構造を採用してもよい。
その拡大頭部4aの前端から支点片7aを一体的に突設させ
ると共に該拡大頭部4aに周溝等の凹部4bを設けておく一
方、この短筒体4とは別体のこじれ規制板片7の前後端
部に二股形状の連結片7b、7b、および7c、7cを形成して
おき、前側の連結片7c、7cを短筒体4の上記凹部4bに係
合、支持させると共に後側の連結片7b、7bをナット体6
の周溝6aの両側部内に係合、支持させて短筒体4とナッ
ト6間にこじれ規制板片7を水平状態に連結させた構造
としておいてもよい。なお、図7、図8において、支点
部の構造は支点片7aによりことなく、図6に示す支点部
の構造を採用してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本考案の理髪用鋏における
枢着部の構造によれば、刃体の基部に形成している平部
を小間隔を存して枢軸によって回動自在に枢着してなる
理髪用鋏において、上記枢軸の下端部を下側の刃体の平
部に螺着すると共に、該枢軸の上部を上側の刃体の平部
に上下摺動可能に挿嵌している短筒体の中心部にベアリ
ングを介して挿通してその上端大径頭部を短筒体の上端
面に当接させているので、両刃体の平部同士が摺接して
いないから、軋みの発生をなくすることができるばかり
でなく、刃体の開閉操作がベアリングを介して軽快に行
うことができるものであり、従って長時間の理髪作業に
おいても疲労を軽減させることができる。
枢着部の構造によれば、刃体の基部に形成している平部
を小間隔を存して枢軸によって回動自在に枢着してなる
理髪用鋏において、上記枢軸の下端部を下側の刃体の平
部に螺着すると共に、該枢軸の上部を上側の刃体の平部
に上下摺動可能に挿嵌している短筒体の中心部にベアリ
ングを介して挿通してその上端大径頭部を短筒体の上端
面に当接させているので、両刃体の平部同士が摺接して
いないから、軋みの発生をなくすることができるばかり
でなく、刃体の開閉操作がベアリングを介して軽快に行
うことができるものであり、従って長時間の理髪作業に
おいても疲労を軽減させることができる。
【0021】さらに、短筒体から後方に小間隔を存した
上方の刃体の上記平部に螺軸を螺着し、この螺軸に螺合
したナット体と上記短筒体間をこじれ規制板片によって
一体的に連結しているので、このこじれ規制板片を介し
て枢軸及び短筒体が後方のナット体に一体的に固定され
た構造となって使用者の癖などによる開閉操作時のこじ
れ現象を確実に防止し、一定の刃噛合力でもって軽快に
理髪作業が行えるものである。
上方の刃体の上記平部に螺軸を螺着し、この螺軸に螺合
したナット体と上記短筒体間をこじれ規制板片によって
一体的に連結しているので、このこじれ規制板片を介し
て枢軸及び短筒体が後方のナット体に一体的に固定され
た構造となって使用者の癖などによる開閉操作時のこじ
れ現象を確実に防止し、一定の刃噛合力でもって軽快に
理髪作業が行えるものである。
【0022】また、上記短筒体の前端に先端を平部上に
当接、支持させた支点部を設けているので、ナット体を
回動操作することにより、支点部を支点としてこじれ規
制板片を円滑に上下動させることができ、この上下動を
短筒体を介して上側刃体に伝達して下側刃体との隙間を
微妙に調整することができ、その調整により両刃体の刃
噛合部の噛合圧力を使用者に適した噛合圧力に正確に調
整することができ、理髪作業が能率よく行えるものであ
る。
当接、支持させた支点部を設けているので、ナット体を
回動操作することにより、支点部を支点としてこじれ規
制板片を円滑に上下動させることができ、この上下動を
短筒体を介して上側刃体に伝達して下側刃体との隙間を
微妙に調整することができ、その調整により両刃体の刃
噛合部の噛合圧力を使用者に適した噛合圧力に正確に調
整することができ、理髪作業が能率よく行えるものであ
る。
【図1】本考案の枢着部の構造を備えた理髪用鋏の簡略
平面図、
平面図、
【図2】その枢着構造の拡大縦断側面図、
【図3】その平面図、
【図4】支点部の別の構造を示す一部分の断面図、
【図5】支点部のさらに別の構造を示す一部分の断面
図、
図、
【図6】支点片を有しない支点部の構造を示す一部分の
断面図、
断面図、
【図7】短筒体とこじれ規制板片とを別体に形成した場
合の枢着部の拡大縦断側面図、
合の枢着部の拡大縦断側面図、
【図8】短筒体とこじれ規制板片とを別体に形成した場
合のさらに別な枢着部の構造を示す平面図。
合のさらに別な枢着部の構造を示す平面図。
1、2 上下刃体、 1a、2a 平部 3 枢軸 3a 大径頭部 4 短筒体 5 螺軸 6 ナット体 7 こじれ規制板片 7a 支点片 11 小間隔部 12 貫通孔 13 ベアリング
Claims (6)
- 【請求項1】 一対の刃体の基部に形成している平部を
上下に小間隔を存して枢軸によって回動自在に枢着して
なる理髪用鋏において、上記枢軸の下端部を下側の刃体
の平部に螺着すると共に、上側の刃体の平部に該枢軸を
中心とする貫通孔を穿設してこの貫通孔に上半部を平部
から上方に突出させた短筒体の下半部を上下摺動自在に
嵌合させ、この短筒体の中心部に上記枢軸の上部をベア
リングを介して挿通して該枢軸の上端大径頭部を短筒体
の上端面に当接させ、さらに、上記短筒体から後方に小
間隔を存した上側の刃体の上記平部に螺軸の下半部を固
着して該螺軸の上半部にナット体を螺合させ、このナッ
ト体と上記短筒体との間にこじれ規制板片を配設して該
こじれ規制板の前端を短筒体に一体に設けると共に後端
をナット体に支持させ、短筒体の前端に平部上に当接、
支持させた支点部を設けている理髪用鋏における枢着部
の構造。 - 【請求項2】 上記支点部は短筒体の前端から下方に屈
曲した支点片を突設し、その屈曲部の先端を上側刃体の
平部に当接、支持させてなることを特徴とする請求項1
記載の理髪用鋏における枢着部の構造。 - 【請求項3】 上記支点部は短筒体の前端から前方に向
かって支点片を突設し、その下面を上側刃体の平部に突
設した小軸体の上端に支持させてなることを特徴とする
請求項1記載の理髪用鋏における枢着部の構造。 - 【請求項4】 上記支点部は短筒体の上端を拡大頭部に
形成してその前端下面を上側刃体の平部に支持させてな
ることを特徴とする請求項1記載の理髪用鋏における枢
着部の構造。 - 【請求項5】 こじれ規制板片は短筒体とは別体に形成
され、短筒体に嵌着することによって短筒体と一体化し
ていることを特徴とする請求項1ないし請求4のうち、
いずれか一項に記載の理髪用鋏における枢着部の構造。 - 【請求項6】 こじれ規制板片は短筒体とは別体に形成
され、短筒体に設けた凹部にその前端部を係合、支持さ
せてなることを特徴とする請求項1ないし請求4のう
ち、いずれか一項に記載の理髪用鋏における枢着部の構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21819895A JPH0938348A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 理髪用鋏における枢着部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21819895A JPH0938348A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 理髪用鋏における枢着部の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0938348A true JPH0938348A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16716161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21819895A Pending JPH0938348A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 理髪用鋏における枢着部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0938348A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005261441A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Yagyu:Kk | 理髪用鋏 |
| CN107614219A (zh) * | 2015-07-06 | 2018-01-19 | 精工电子有限公司 | 切断机和剪刀 |
| JP2018079186A (ja) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | 足立工業株式会社 | 理美容鋏 |
| CN109822626A (zh) * | 2018-09-13 | 2019-05-31 | 阳江市港富实业有限公司 | 剪刀 |
| CN110893625A (zh) * | 2018-09-13 | 2020-03-20 | 阳江市港富实业有限公司 | 剪刀 |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP21819895A patent/JPH0938348A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005261441A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Yagyu:Kk | 理髪用鋏 |
| CN107614219A (zh) * | 2015-07-06 | 2018-01-19 | 精工电子有限公司 | 切断机和剪刀 |
| CN107614219B (zh) * | 2015-07-06 | 2019-07-23 | 精工电子有限公司 | 切断机和剪刀 |
| JP2018079186A (ja) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | 足立工業株式会社 | 理美容鋏 |
| CN109822626A (zh) * | 2018-09-13 | 2019-05-31 | 阳江市港富实业有限公司 | 剪刀 |
| CN110893625A (zh) * | 2018-09-13 | 2020-03-20 | 阳江市港富实业有限公司 | 剪刀 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040422 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |