JPH0938643A - 油質吸着体の製造方法および油質吸着体 - Google Patents
油質吸着体の製造方法および油質吸着体Info
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- JPH0938643A JPH0938643A JP19273895A JP19273895A JPH0938643A JP H0938643 A JPH0938643 A JP H0938643A JP 19273895 A JP19273895 A JP 19273895A JP 19273895 A JP19273895 A JP 19273895A JP H0938643 A JPH0938643 A JP H0938643A
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Landscapes
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- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】所定形状の成形が簡単となって製作と取り扱い
が容易となると共に、内部の空隙の形成が一定化して、
流水中の使用にあって効率的な油質の除去を行なうこと
ができる油質吸着体の製造方法および油質吸着体を提供
する。 【解決手段】樹皮bを破砕して所定長さの木質繊維状1
として、この木質繊維1に芯鞘型樹脂繊維2を混合して
一定形状に形成し、これを加熱して芯鞘型樹脂繊維2に
より木質繊維1を結合させ一体化させる。
が容易となると共に、内部の空隙の形成が一定化して、
流水中の使用にあって効率的な油質の除去を行なうこと
ができる油質吸着体の製造方法および油質吸着体を提供
する。 【解決手段】樹皮bを破砕して所定長さの木質繊維状1
として、この木質繊維1に芯鞘型樹脂繊維2を混合して
一定形状に形成し、これを加熱して芯鞘型樹脂繊維2に
より木質繊維1を結合させ一体化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木質繊維、特に製材時
等において排出される不要な木材樹皮を原料として用い
た油質吸着体の製造方法に関する。
等において排出される不要な木材樹皮を原料として用い
た油質吸着体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、流水中の油脂や、水面上
に浮遊する油脂等を除去する際には、木材樹皮を用いて
行なうと効果があることが知られているもので、このも
のは、木材樹皮を破砕等の加工を施して繊維状に形成し
たものを、透水性を有する網状や布,不織布等の袋へ所
定量収容してバッグ状に形成したものを、前記流水中や
水面上に設けて、前記した油脂を除去していた。(特開
平6−134299号公報参照) しかしながら、この油吸着材は、繊維状となった樹皮を
単に袋詰めしただけのものであるため、各樹皮間の空隙
の大きさや量がマチマチとなって一定とならないため、
流水中に設置したときは、該流水の圧力により袋の形状
が変化したり、あるいは、樹皮が袋内において移動した
りして目的とする効果が得られない上、水の通過性が良
過ぎて十分な油の吸着力が発揮されないことがある。
に浮遊する油脂等を除去する際には、木材樹皮を用いて
行なうと効果があることが知られているもので、このも
のは、木材樹皮を破砕等の加工を施して繊維状に形成し
たものを、透水性を有する網状や布,不織布等の袋へ所
定量収容してバッグ状に形成したものを、前記流水中や
水面上に設けて、前記した油脂を除去していた。(特開
平6−134299号公報参照) しかしながら、この油吸着材は、繊維状となった樹皮を
単に袋詰めしただけのものであるため、各樹皮間の空隙
の大きさや量がマチマチとなって一定とならないため、
流水中に設置したときは、該流水の圧力により袋の形状
が変化したり、あるいは、樹皮が袋内において移動した
りして目的とする効果が得られない上、水の通過性が良
過ぎて十分な油の吸着力が発揮されないことがある。
【0003】また、この油吸着材の形成にあっては、一
袋づつ手作業により繊維状の樹皮を収容していたため、
生産効率が低く、短時間に大量の製作は行えない。等の
様々な問題点を有するものであった。
袋づつ手作業により繊維状の樹皮を収容していたため、
生産効率が低く、短時間に大量の製作は行えない。等の
様々な問題点を有するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した問題
点を解決するためになされたもので、樹皮を破砕して所
定長さの木質繊維状として、この木質繊維に芯鞘型樹脂
繊維を混合して一定形状に形成し、これを加熱して芯鞘
型樹脂繊維により木質繊維を結合させ一体化させること
により、所定形状の成形が簡単となって製作と取り扱い
が容易となると共に、内部の空隙の形成が一定化して、
流水中の使用にあって効率的な油質の除去を行なうこと
ができる油質吸着体の製造方法および油質吸着体を提供
することを目的としている。
点を解決するためになされたもので、樹皮を破砕して所
定長さの木質繊維状として、この木質繊維に芯鞘型樹脂
繊維を混合して一定形状に形成し、これを加熱して芯鞘
型樹脂繊維により木質繊維を結合させ一体化させること
により、所定形状の成形が簡単となって製作と取り扱い
が容易となると共に、内部の空隙の形成が一定化して、
流水中の使用にあって効率的な油質の除去を行なうこと
ができる油質吸着体の製造方法および油質吸着体を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、樹皮を破砕して所定長さの繊維
状とした木質繊維と、所定長さの芯鞘型樹脂繊維とを混
合して、所定の塊状に形成した後、加熱して前記木質繊
維を結合させ一体化させた油質吸着体の製造方法にあ
る。
ための本発明の手段は、樹皮を破砕して所定長さの繊維
状とした木質繊維と、所定長さの芯鞘型樹脂繊維とを混
合して、所定の塊状に形成した後、加熱して前記木質繊
維を結合させ一体化させた油質吸着体の製造方法にあ
る。
【0006】また、樹皮を破砕して所定長さの繊維状と
した木質繊維を得て、この木質繊維に撥水剤による撥水
処理を施し、この木質繊維と所定長さの芯鞘型樹脂繊維
とを混合して、所定の塊状に形成した後、加熱して前記
木質繊維を結合させ一体化させた油質吸着体の製造方法
にある。
した木質繊維を得て、この木質繊維に撥水剤による撥水
処理を施し、この木質繊維と所定長さの芯鞘型樹脂繊維
とを混合して、所定の塊状に形成した後、加熱して前記
木質繊維を結合させ一体化させた油質吸着体の製造方法
にある。
【0007】更に、樹皮を原料とする木質繊維と、該木
質繊維同士を連結する芯鞘型樹脂繊維と、を備えさせた
油質吸着体の構成にある。
質繊維同士を連結する芯鞘型樹脂繊維と、を備えさせた
油質吸着体の構成にある。
【0008】樹皮を原料とする木質繊維に撥水剤を含浸
させることもある。
させることもある。
【0009】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
作用を奏する。
【0010】樹皮を破砕して所定長さの繊維状とした木
質繊維と、所定長さの芯鞘型樹脂繊維とを混合して、所
定の塊状に形成した後、加熱して前記木質繊維を結合さ
せ一体化させると、油質吸着体が成形される。
質繊維と、所定長さの芯鞘型樹脂繊維とを混合して、所
定の塊状に形成した後、加熱して前記木質繊維を結合さ
せ一体化させると、油質吸着体が成形される。
【0011】このものを、例えば、油質が混在する流水
中に設置すると、水はこの流れにより一定の抵抗を受け
つつも、該油質吸着体に形成された空隙を通過して一側
から他側へと透水するもので、このとき、水中の油質分
は、木質繊維に接触したときこれに吸着される。
中に設置すると、水はこの流れにより一定の抵抗を受け
つつも、該油質吸着体に形成された空隙を通過して一側
から他側へと透水するもので、このとき、水中の油質分
は、木質繊維に接触したときこれに吸着される。
【0012】また、水面に浮遊している油質分は、この
水面にこの油質吸着体をのせると、この油質分は木質繊
維により吸着されていずれも油質分の除去が行なわれ
る。
水面にこの油質吸着体をのせると、この油質分は木質繊
維により吸着されていずれも油質分の除去が行なわれ
る。
【0013】
【実施例】次に本発明に関する油質吸着体の製造方法お
よび油質吸着体の実施の一例を図面に基づいて説明す
る。
よび油質吸着体の実施の一例を図面に基づいて説明す
る。
【0014】図1,図3〜図5においてAは、油質分を
吸着させて取り除くことができる油質吸着体で、木質繊
維1と、芯鞘型樹脂繊維2とにより基本的に構成され
る。
吸着させて取り除くことができる油質吸着体で、木質繊
維1と、芯鞘型樹脂繊維2とにより基本的に構成され
る。
【0015】前記した木質繊維1は、スギやヒノキ等の
製材時に排出される廃棄樹皮を原料bとするもので、自
らの油脂分で他の油質に対して親和力を発揮すること
で、水だけを透して油を吸う働きをなすものであって、
これら木材より剥皮されたものを、ハンマーミル方式等
による破砕機,衝撃破砕機や、ロータリーカッター方式
等による粉砕機等の形状成形手段3により、1〜10c
m程度の繊維長さに調整する。
製材時に排出される廃棄樹皮を原料bとするもので、自
らの油脂分で他の油質に対して親和力を発揮すること
で、水だけを透して油を吸う働きをなすものであって、
これら木材より剥皮されたものを、ハンマーミル方式等
による破砕機,衝撃破砕機や、ロータリーカッター方式
等による粉砕機等の形状成形手段3により、1〜10c
m程度の繊維長さに調整する。
【0016】このとき、所定の網目を有するスクリーン
プレートを設けた円筒状の回転式ふるい選別機4によ
り、破砕処理した樹皮から粉末状となったものや混入し
ている砂等の異物5を除去して、繊維長さを揃える。
プレートを設けた円筒状の回転式ふるい選別機4によ
り、破砕処理した樹皮から粉末状となったものや混入し
ている砂等の異物5を除去して、繊維長さを揃える。
【0017】更に、このふるい選別機4において送風機
6を併用することで、木質繊維1を所定の含水率、例え
ば、30〜40%に調整することができる。
6を併用することで、木質繊維1を所定の含水率、例え
ば、30〜40%に調整することができる。
【0018】なお、この木質繊維1は、撥水性を必要と
するときは、該木質繊維1に水エマルジョン系の撥水剤
7を含浸させることがあるもので、この工程は、浸漬槽
と水切り槽からなる処理槽8内へ、水溶性の撥水剤を3
〜5%に調整された溶液中において1〜12時間浸漬さ
せた後、水切りして、乾燥機9内において50〜90℃
により1〜4時間程度乾燥させると、木質繊維1の全面
にエマルジョンワックス分が付着する。
するときは、該木質繊維1に水エマルジョン系の撥水剤
7を含浸させることがあるもので、この工程は、浸漬槽
と水切り槽からなる処理槽8内へ、水溶性の撥水剤を3
〜5%に調整された溶液中において1〜12時間浸漬さ
せた後、水切りして、乾燥機9内において50〜90℃
により1〜4時間程度乾燥させると、木質繊維1の全面
にエマルジョンワックス分が付着する。
【0019】なお、この撥水処理は、後記する木質繊維
1と芯鞘型樹脂繊維2との混合した後の、結合工程を経
た後に行なってもよい。
1と芯鞘型樹脂繊維2との混合した後の、結合工程を経
た後に行なってもよい。
【0020】前記した芯鞘型樹脂繊維2は、木質繊維1
同士を連結するバインダー繊維であって、慣用の芯鞘型
のポリエステル繊維を用いるもので、繊維径は4デニー
ル以下でよじれがないものを選択することで、後記する
混合工程において均質な混合が得られる。
同士を連結するバインダー繊維であって、慣用の芯鞘型
のポリエステル繊維を用いるもので、繊維径は4デニー
ル以下でよじれがないものを選択することで、後記する
混合工程において均質な混合が得られる。
【0021】また、図2に示すように、芯材10は25
5℃前後の高融点のポリエステルを用い、鞘材11は1
00℃〜130℃の低融点のポリエステルを用いるもの
であり、その長さは、0.5〜10cm程度のものを除
油箇所の状況に応じて適宜選定する。
5℃前後の高融点のポリエステルを用い、鞘材11は1
00℃〜130℃の低融点のポリエステルを用いるもの
であり、その長さは、0.5〜10cm程度のものを除
油箇所の状況に応じて適宜選定する。
【0022】これら木質繊維1と芯鞘型樹脂繊維2とを
混合攪拌機12により万遍なく混合するもので、この混
合攪拌機12は、回転自在の内枠とこの内部の回転自在
の攪拌棒とからなるもので、所定の回転によりブレンド
し混合繊維13を得る。
混合攪拌機12により万遍なく混合するもので、この混
合攪拌機12は、回転自在の内枠とこの内部の回転自在
の攪拌棒とからなるもので、所定の回転によりブレンド
し混合繊維13を得る。
【0023】この混合比率は、芯鞘型樹脂繊維2が多い
ほどバインダー効果が大きく得られるものであるが、木
質繊維1が少ないと油質吸着能力が低下するもので、木
質繊維1と芯鞘型樹脂繊維2との比率は、19:1〜
7:3が適当であるものであって、該比率は用いた各繊
維1,2の長さによっても異なる。
ほどバインダー効果が大きく得られるものであるが、木
質繊維1が少ないと油質吸着能力が低下するもので、木
質繊維1と芯鞘型樹脂繊維2との比率は、19:1〜
7:3が適当であるものであって、該比率は用いた各繊
維1,2の長さによっても異なる。
【0024】そして、この混合繊維13は、所定の塊状
に成形するもので、該成形工程は、図1に示すように、
方形状や円形,多角形等の任意形状の型枠14に収容し
て次工程へ送ったり、図4に示すように、ベルトコンベ
アや板材等の受け手段15上へ、前記した混合攪拌機1
2からの混合繊維13を自然落下させて所定厚の堆積層
13aとなるように成形するものであって、同図に示す
ように連続した堆積層13aに対して方形状で所定寸法
のマット状に裁断したり、図示してないが、所定の方形
状となる単一形状ごと自然落下させるものである。
に成形するもので、該成形工程は、図1に示すように、
方形状や円形,多角形等の任意形状の型枠14に収容し
て次工程へ送ったり、図4に示すように、ベルトコンベ
アや板材等の受け手段15上へ、前記した混合攪拌機1
2からの混合繊維13を自然落下させて所定厚の堆積層
13aとなるように成形するものであって、同図に示す
ように連続した堆積層13aに対して方形状で所定寸法
のマット状に裁断したり、図示してないが、所定の方形
状となる単一形状ごと自然落下させるものである。
【0025】なお、前記した連続する堆積層13aを後
記する結合工程を経た後、図5に示すように、裁断やプ
レス機等の型抜手段20による打抜加工を施して成形品
Aを得てもよい、更に、この成形工程にあって、その保
形性を高めるために、受け手段15の下側に吸引手段1
6を対設して、このバキュームにより所定形状および所
定の硬さに加工するもので、該バキュームの強さや時間
によって、成形後のその硬さあるいは内部に形成される
空隙17の大きさや量に影響するものであって、また、
図示してないが、自動または手動によるプレスによって
一定の成形を行なってもよい。
記する結合工程を経た後、図5に示すように、裁断やプ
レス機等の型抜手段20による打抜加工を施して成形品
Aを得てもよい、更に、この成形工程にあって、その保
形性を高めるために、受け手段15の下側に吸引手段1
6を対設して、このバキュームにより所定形状および所
定の硬さに加工するもので、該バキュームの強さや時間
によって、成形後のその硬さあるいは内部に形成される
空隙17の大きさや量に影響するものであって、また、
図示してないが、自動または手動によるプレスによって
一定の成形を行なってもよい。
【0026】こうして、所定に成形されたものは、結合
工程により型崩れすることなく、しかも、所定の空隙1
7を有するように加工されるので、結合手段18により
行なわれる。
工程により型崩れすることなく、しかも、所定の空隙1
7を有するように加工されるので、結合手段18により
行なわれる。
【0027】該結合工程は、加熱することにより芯鞘型
樹脂繊維2の鞘材11が溶融し、木質繊維1へ絡み付い
て木質繊維1同士を連結すると共に、芯材10との相乗
効果で所定の強度を発揮させるものであって、例えば、
熱風乾燥機やホットプレス機等の慣用の結合手段18が
採用されるもので、熱風乾燥機18の場合は、この槽内
へ前記工程において成形されたマット状のものを収容
し、100〜150℃の温度において10〜60分程度
熱風を供給させることで鞘材11が溶解する。
樹脂繊維2の鞘材11が溶融し、木質繊維1へ絡み付い
て木質繊維1同士を連結すると共に、芯材10との相乗
効果で所定の強度を発揮させるものであって、例えば、
熱風乾燥機やホットプレス機等の慣用の結合手段18が
採用されるもので、熱風乾燥機18の場合は、この槽内
へ前記工程において成形されたマット状のものを収容
し、100〜150℃の温度において10〜60分程度
熱風を供給させることで鞘材11が溶解する。
【0028】また、ホットプレス機18による場合は、
100〜150℃の温度において10〜60分程度加圧
することで鞘材11が溶解するもので、比重が0.1未
満の成形品である油質吸着体Aを得るには、熱風乾燥機
により130℃,30分間の熱処理を行ない、比重が
0.1以上の成形品を得るためには、ホットプレス機に
より150℃,10分間の熱処理を行なう。
100〜150℃の温度において10〜60分程度加圧
することで鞘材11が溶解するもので、比重が0.1未
満の成形品である油質吸着体Aを得るには、熱風乾燥機
により130℃,30分間の熱処理を行ない、比重が
0.1以上の成形品を得るためには、ホットプレス機に
より150℃,10分間の熱処理を行なう。
【0029】この比重値は、油質吸着体A内の空隙度合
(密度)に大きく影響するもので、該油質吸着体Aの使
用用途に応じて適宜選定する。
(密度)に大きく影響するもので、該油質吸着体Aの使
用用途に応じて適宜選定する。
【0030】次に、前記した実施例により成形した油質
吸着体Aの性能試験を行なった例を示す。
吸着体Aの性能試験を行なった例を示す。
【0031】スギ樹皮を破砕機により破砕して木質繊維
を得て、混合攪拌機によりこの木質繊維と、芯鞘型ポリ
エステル繊維とを、繊維長さを3cmに揃え、木質繊維
と、芯鞘型ポリエステル繊維が9:1の割合により混合
繊維を得た。
を得て、混合攪拌機によりこの木質繊維と、芯鞘型ポリ
エステル繊維とを、繊維長さを3cmに揃え、木質繊維
と、芯鞘型ポリエステル繊維が9:1の割合により混合
繊維を得た。
【0032】この混合繊維を32cm×34cmの底無
し型枠へ均一になるように自然落下による充填を行な
い、軽くハンドプレスによりフォーミングを行なった。
し型枠へ均一になるように自然落下による充填を行な
い、軽くハンドプレスによりフォーミングを行なった。
【0033】このものを結合工程により加熱して、型枠
から取り外し第一試料の油質吸着体を得た。
から取り外し第一試料の油質吸着体を得た。
【0034】また、前記木質繊維に水エマルジョン系撥
水剤により撥水処理を施し、同様に芯鞘型ポリエステル
繊維と混合して、結合工程により第二試料の油質吸着体
を得た。
水剤により撥水処理を施し、同様に芯鞘型ポリエステル
繊維と混合して、結合工程により第二試料の油質吸着体
を得た。
【0035】そして、第一および第二の試料共に、A重
油中に5分間浸した後、4分間油を切り、その後の油吸
着重量を測定し、水中に5分間浸した後、4分間水を切
り、その後の水吸着重量を測定した。
油中に5分間浸した後、4分間油を切り、その後の油吸
着重量を測定し、水中に5分間浸した後、4分間水を切
り、その後の水吸着重量を測定した。
【0036】第一試料は、A重油吸着量は大であって、
所期の目的を達しておおむね良好であったが、水吸着量
も多いために結果として十分のものではなかった。第二
試料は、A重油吸着量が大であり、水吸着量も第一試料
と比較して少ないものであったため、十分な使用に対応
できる良好のものであった。
所期の目的を達しておおむね良好であったが、水吸着量
も多いために結果として十分のものではなかった。第二
試料は、A重油吸着量が大であり、水吸着量も第一試料
と比較して少ないものであったため、十分な使用に対応
できる良好のものであった。
【0037】また、比重0.07の油質吸着体では、A
重油吸着量3g/g以上,水吸着量0.01g/g以
下,引張強度3N/cm2 以上,透水係数0.18cm
/secの性能が得られた。
重油吸着量3g/g以上,水吸着量0.01g/g以
下,引張強度3N/cm2 以上,透水係数0.18cm
/secの性能が得られた。
【0038】次に、前記した第一および第二試料共に、
木質繊維の繊維長さを、1〜3cm,3〜5cm,5〜
10cmに調整し、撥水剤により処理してそれぞれの比
重と重油吸着量との関係を求めた。
木質繊維の繊維長さを、1〜3cm,3〜5cm,5〜
10cmに調整し、撥水剤により処理してそれぞれの比
重と重油吸着量との関係を求めた。
【0039】この結果を、図6に示すもので、繊維長さ
1〜3cmの木質繊維による油質吸着体に最も良い結果
が得られた。
1〜3cmの木質繊維による油質吸着体に最も良い結果
が得られた。
【0040】更に、繊維長さ1〜3cmの木質繊維によ
る油質吸着体を作成して、撥水剤による撥水処理の未処
理の場合と、撥水処理のものとの対比結果において、そ
の比重とA重油吸着量との関係を求め、図7にその結果
を示した。
る油質吸着体を作成して、撥水剤による撥水処理の未処
理の場合と、撥水処理のものとの対比結果において、そ
の比重とA重油吸着量との関係を求め、図7にその結果
を示した。
【0041】図7(a)に示すように、g当たりのA重
油の吸着量は、比重が増加するにしたがって減少し、図
7(b)に示すように、cm3 当たりのA重油の吸着量
は、比重が増加するにしたがって増加した。
油の吸着量は、比重が増加するにしたがって減少し、図
7(b)に示すように、cm3 当たりのA重油の吸着量
は、比重が増加するにしたがって増加した。
【0042】
【発明の効果】前述したように本発明の油質吸着体の製
造方法および油質吸着体は、木質繊維と芯鞘型樹脂繊維
とを混合して熱処理を行なうことにより、油質吸着の作
業に必要な所定形状の製作が簡単に行なえると共に、所
定の保形力を有しているため、油質吸着の作業にあって
その取り扱いが容易である。
造方法および油質吸着体は、木質繊維と芯鞘型樹脂繊維
とを混合して熱処理を行なうことにより、油質吸着の作
業に必要な所定形状の製作が簡単に行なえると共に、所
定の保形力を有しているため、油質吸着の作業にあって
その取り扱いが容易である。
【0043】内部に形成される空隙が一定化して、流水
中の使用にあって、流水の抵抗を受けることなく効率的
な油質の除去を行なうことができる。等の格別な効果を
奏するものである。
中の使用にあって、流水の抵抗を受けることなく効率的
な油質の除去を行なうことができる。等の格別な効果を
奏するものである。
【図1】本発明に関する油質吸着体の製造方法を実施し
た油質吸着体の一実施例の製造過程を示す説明図であ
る。
た油質吸着体の一実施例の製造過程を示す説明図であ
る。
【図2】図1における芯鞘型樹脂繊維の一部を破断した
斜視図である。
斜視図である。
【図3】図1における工程により成形された油質吸着体
の一部を破断して示す斜視図である。
の一部を破断して示す斜視図である。
【図4】図1における結合工程の他の例を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】図1における油質吸着体を打ち抜きにより成形
した例を示す説明図である。
した例を示す説明図である。
【図6】図1における油質吸着体において複数の繊維長
による実験例を示すグラフである。
による実験例を示すグラフである。
【図7】図1における油質吸着体において撥水処理を行
なったものと行なわなかったものとの対比例を示す示す
グラフである。
なったものと行なわなかったものとの対比例を示す示す
グラフである。
b 樹皮 1 木質繊維 2 芯鞘型樹脂繊維 7 撥水剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 3/32 ZAB C09K 3/32 ZAB (71)出願人 592199548 株式会社中部・新東海フェルト 静岡県浜松市船越町33番14号 (72)発明者 宮本 忠彦 静岡県静岡市牧ケ谷2078番地 静岡県静岡 工業技術センター内 (72)発明者 櫻川 智史 静岡県静岡市牧ケ谷2078番地 静岡県静岡 工業技術センター内 (72)発明者 遠藤 恭延 静岡県静岡市牧ケ谷2078番地 静岡県静岡 工業技術センター内 (72)発明者 井田 純夫 静岡県静岡市牧ケ谷2310番地静岡製材協同 組合内 (72)発明者 山田 金十 愛知県知多郡阿久比町大字福住字高根台8 番地の1 (72)発明者 松下 佳司 静岡県浜松市船越町33番14号 株式会社中 部・新東海フェルト内
Claims (4)
- 【請求項1】 樹皮を破砕して所定長さの繊維状とした
木質繊維と、所定長さの芯鞘型樹脂繊維とを混合して、
所定の塊状に形成した後、加熱して前記木質繊維を結合
させ一体化させたことを特徴とする油質吸着体の製造方
法。 - 【請求項2】 樹皮を破砕して所定長さの繊維状とした
木質繊維を得て、この木質繊維に撥水剤による撥水処理
を施し、この木質繊維と所定長さの芯鞘型樹脂繊維とを
混合して、所定の塊状に形成した後、加熱して前記木質
繊維を結合させ一体化させたことを特徴とする油質吸着
体の製造方法。 - 【請求項3】 樹皮を原料とする木質繊維と、該木質繊
維同士を連結する芯鞘型樹脂繊維とを備えさせたことを
特徴とする油質吸着体。 - 【請求項4】 樹皮を原料とする木質繊維と、該木質繊
維に含浸させた撥水剤と、この木質繊維同士を連結する
芯鞘型樹脂繊維とを備えさせたことを特徴とする油質吸
着体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19273895A JPH0938643A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 油質吸着体の製造方法および油質吸着体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19273895A JPH0938643A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 油質吸着体の製造方法および油質吸着体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0938643A true JPH0938643A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16296246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19273895A Pending JPH0938643A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 油質吸着体の製造方法および油質吸着体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0938643A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006326406A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Murakami Shoji Kk | 油吸着材及びその製造方法 |
| JP2007038137A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Goto Tekkosho:Kk | ドレン処理装置及びフィルター |
| JP2007216184A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Nippon Petroleum Refining Co Ltd | 油吸着材およびその製造方法 |
| JP2008126182A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Murakami Shoji Kk | 油吸着材及びその製造方法 |
| JP2019120094A (ja) * | 2018-01-10 | 2019-07-22 | みのる産業株式会社 | 油吸収体 |
| JP2021070028A (ja) * | 2021-01-04 | 2021-05-06 | 東洋紡株式会社 | 陰イオン吸着シート |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP19273895A patent/JPH0938643A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006326406A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Murakami Shoji Kk | 油吸着材及びその製造方法 |
| JP2007038137A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Goto Tekkosho:Kk | ドレン処理装置及びフィルター |
| JP2007216184A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Nippon Petroleum Refining Co Ltd | 油吸着材およびその製造方法 |
| JP2008126182A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Murakami Shoji Kk | 油吸着材及びその製造方法 |
| JP2019120094A (ja) * | 2018-01-10 | 2019-07-22 | みのる産業株式会社 | 油吸収体 |
| JP2021070028A (ja) * | 2021-01-04 | 2021-05-06 | 東洋紡株式会社 | 陰イオン吸着シート |
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